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ミカサ「チビがエレンを殺した」

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  1. 1 : : 2013/12/13(金) 20:53:30

    *わりと暗い
    *原作にない死ネタあり
    *原作にないCP要素あり








    エルヴィン「…どうやらもう、私の役目は終わったようだ」

    ハンジ「エルヴィン…?」

    エルヴィン「すまないが、今日はもう眠るよ。リヴァイとエレンによろしく頼む」

    ハンジ「え? ちょっとなに、どういうこと?」

    エルヴィン「…この書類を見れば君もわかるだろう」

    ピラ…

    ハンジ「ん…? 上からの文章か…」


    ハンジ「『最後の巨人、エレン・イェーガーについて、これを公開斬首刑に処す。また、兵士長リヴァイについて、これの利き手利き足の腱を切る。なお、エレン・イェーガーの斬首執行は、兵士長リヴァイが行うものとする』」


    ハンジ「――…なに、コレ」

    エルヴィン「エレン自身が人類の味方であることは周知の事実だが、巨人化能力に感染能力または遺伝性がないとも限らない。よって当然滅ぼすべき、というのが世の流れだ」

    エルヴィン「リヴァイについては、人類の勝利に大きく貢献した、正真正銘の兵士だ。だが、巨人のいなくなった今、その圧倒的な力と人望は上層部にとって新たな脅威となり得る。『英雄』の手で『最後の巨人』を処刑した後、秘密裏に『英雄』から力を取り上げる」

    エルヴィン「……それが、上の描いたシナリオだ」

    ハンジ「なにそれ! ふざけてるにもほどがある!」

    エルヴィン「ああ全くその通りだ。…本当に、その通りだ」

    ハンジ「まさか諦めるつもりじゃないよね?」

    エルヴィン「…私の役目は終わった。戦いは終わったんだ。もう、調査兵団は必要とされていない。私の意見を聞くものなど、誰もいない」

    ハンジ「そんなの言ってみなけりゃわかんないだろ!」

    エルヴィン「言ったさ。だがその結果がこの文章だ。……微塵も、俺の意見なんて取り入れられてない」

    ハンジ「そんな……」

    エルヴィン「喉も裂けよとばかりに叫んだよ。俺は壁内であんな大声を出したのははじめてだ」

    エルヴィン「俺はここまで、必要とあれば仲間の命も省みず進んできた。……だが、今回は全く性質が違う。この犠牲で得られるものなど何もない」

    エルヴィン「――俺はもう寝る」

    ハンジ「!」

    エルヴィン「リヴァイとエレンに、力及ばず本当に申し訳ないと…伝えてくれ」

    ザッザッ

    ハンジ「エルヴィン!」ガシッ

    ハンジ「……行かせないよ」

    エルヴィン「……」

    ガッ!!

    ハンジ「グッ!!?」ゲホゲホッ

    エルヴィン「すまないな…。もう決めたことなんだ。君にはいままで本当に世話になったね。君の研究のおかげで、我々は勝利することができた。ありがとう。最期に会えたのが君で良かった」


    エルヴィン「おやすみ、ハンジ」


    ザッザッ…


    ハンジ「エルヴィン! あなたは今どれだけバカなことをしようとしてるか、わかってるの!? エルヴィン! エルヴィン!!」ゲホゲホッ


    ザッザッ…


    ハンジ「エルヴィン待て!!」



    ザッザッ…



    ハンジ「エルヴィンーッ!!!」



    キィ…





    パタン




    ハンジ「っ……」



    ハンジ「エルヴィンッ……エル、ヴィン……ッ…――」


    ハンジ「……バカ…エルヴィンのバカぁ……っ」


    ハンジ「うわああああああああ――…ッ」







    調査兵団団長、エルヴィン・スミスの遺体が彼の自室で発見されたのは、それから数十分後のことだった。

    机の上には綺麗な字で書かれた遺書があり、事切れた彼の左手にはブレードが握られていたそうだ。


    そしてその青い瞳は、生前強い意志の光を宿していたのが嘘のように、虚しく、虚しく光を失っていたという。
  2. 2 : : 2013/12/13(金) 20:56:04
    わ…
  3. 3 : : 2013/12/13(金) 21:06:41





    キィ…


    憲兵「…エレン・イェーガー。時間だ」

    エレン「はい…」

    エレン「あの…! ミカサとアルミンは…」

    憲兵「その2人は…、騒ぎを起こして厳重注意を受けたが、いまは同期と部屋で待機している」

    エレン「そうですか…」

    憲兵「…イェーガー」

    エレン「はい」

    憲兵「兵士なら誰しも、お前とリヴァイ兵士長に、希望の光を見た。お前は、人類の希望だった」

    憲兵「…代表して礼を言う。本当に、ありがとう」

    エレン「いえ、そんな…」

    憲兵「…………、……なあ、」

    エレン「はい」

    憲兵「…逃げる、か?」

    エレン「……はい?」

    憲兵「逃げるか? いや、手伝ってやるから逃げろ。いますぐ逃げろ。人類の希望を処刑だなんて狂ってる!」

    憲兵「罰は俺が代わりに受けてやる。いくら腐った憲兵でも…そのくらいの覚悟はある!」

    エレン「あ……」

    エレン「………」

    エレン「ありがとう、ございます」

    憲兵「よし! じゃあいますぐ――」

    エレン「でも、」

    エレン「――……オレは、逃げません」

    憲兵「!? 何言ってるイェーガー! ここで逃げなきゃ、お前は処刑されるんだぞ!?」

    エレン「…はい」

    エレン「オレずっと、外の世界に行きたかったんです。最初この話を聞いた時だって、ふざけるなって思って…」

    エレン「でもオレ、大事な仲間達を人質に取られてるんです。オレが逃げたりしたら、あいつらが死んじまう」

    エレン「だから逃げません」

    憲兵「…………」

    憲兵「…………そう、か」

    エレン「リヴァイ兵長、待ちくたびれてますよね。また怒られちまう。行きましょう」

  4. 4 : : 2013/12/13(金) 21:22:30
    すごい・・・凄すぎる・・・
    超絶期待ワクワク
  5. 5 : : 2013/12/13(金) 21:38:26
    新しいな…
    頑張れ!!
  6. 6 : : 2013/12/13(金) 21:53:18
    頑張ってください
    期待してます
  7. 7 : : 2013/12/13(金) 21:54:38



    キィ…

    憲兵2「執行人、リヴァイ兵士長は処刑台へ」

    リヴァイ「……あ?」

    ハンジ「…」

    リヴァイ「『執行人』、だと…? 俺は『処刑される側』のはずだが…?」

    憲兵2「は? リヴァイ兵士長、貴官はエレン・イェーガー斬首の執行人だが」

    ハンジ「…」

    リヴァイ「……オイ、クソメガネ」

    ハンジ「……」

    リヴァイ「話が違ぇぞ!!」ガンッ!

    ハンジ「…そうだよ。あなたはエレンの首を切る、執行人だ。そしてあなたは死なない。利き手利き足の腱を切られるだけだ」

    リヴァイ「ふっ…ざけんな! エルヴィンを出せ!!」

    ハンジ「――エルヴィンは、死んだよ」

    リヴァイ「!?」

    ハンジ「あなた以外は、もう全員知ってる。エルヴィンは自殺した。……あなたとエレンに、本当に申し訳ない、ってさ」

    リヴァイ「………、嘘、つくんじゃねえよクソメガネ。あの野郎がそんな簡単にくたばるわけねえだろ」

    ハンジ「戦いのなくなった世界に、罪深い自分が生きている資格はない、ってさ。戦いはエルヴィンの生き甲斐でもあったみたいだね。でももう…戦いは終わってしまった」

    リヴァイ「…」

    ハンジ「私たちが必要とされる時代は終わってしまったんだよ、リヴァイ」

    リヴァイ「…。必要かどうかじゃねえだろ。問題は、生きたいかどうかだ。とにかく俺はあいつの処刑なんざまっぴらごめんだ」

    ハンジ「……だってよ、憲兵さん」

    憲兵2「それは困る。これは決定事項だ。どうしてもと言うならば、次に功績のあった『ミカサ・アッカーマン』に処刑人になってもらう」

    リヴァイ「っ!」

    憲兵2「逃げられるとは、思わない方がいい。巨人との戦いで激減した調査兵団とは違って、憲兵は半数以上が無事だ。駐屯兵団の協力もある」

    憲兵2「貴官が処刑を拒否するなら、憲兵団総出で押さえつけてでも、ミカサ・アッカーマンのその手で、処刑をさせよう」

    ハンジ「……リヴァイ。もう、選択肢なんてないんだよ」

    ハンジ「私たちは勝ったはずなのに。こんなの、負けより酷い。仲間を殺さなきゃならないなんて。ねえリヴァイ。私たちが勝ったのは、間違いだったのかな?」

    ハンジ「こんなことなら…勝たなければ良かったのかなあ…?」

    リヴァイ「……、」

    リヴァイ「…――わかった、俺がやる。だから、ミカサ・アッカーマンにエレンの処刑をさせるなんて真似はやめろ…」

    ハンジ「リヴァイ…」

    リヴァイ「ハンジ、てめえの言うとおりだ。俺たちは、勝たなきゃ良かったのかも知れない」

    リヴァイ「自分の部下を殺さなきゃならねえ世界だと知ってたら…勝利なんて望まなかった」

    ハンジ「…」

    リヴァイ「そら、さっさと行くぞ。案内しろ憲兵」

    憲兵2「……こっちだ。ついてこい……――」
  8. 8 : : 2013/12/13(金) 21:55:23
    コメントありがとうございます!
    こんなSSですが大丈夫ですか…(;ω;)
  9. 9 : : 2013/12/13(金) 21:59:41
    最高です!!超面白いです!
  10. 10 : : 2013/12/13(金) 22:02:06
    >>9
    ありがとうございます!すごい嬉しいです!
  11. 11 : : 2013/12/13(金) 22:03:42
    おもしろい!!
    めっちゃ期待!!
  12. 12 : : 2013/12/13(金) 22:35:40




    サアアアアァァァァ…


    「では、エレン・イェーガー。前へ」


    キョジンヲコロセ-!

    サイゴノキョジンヲコロセー!


    エレン「…」スッ…


    「処刑人、兵士長リヴァイ、前へ」


    リヴァイヘイチョー!

    サイゴノキョジンヲコロシテクダサイ!


    リヴァイ「…」スッ…


    エレン「…」

    リヴァイ「…」




    ハンジ「…」

    ジャン「ハンジ分隊長…! もう本当にどうしようもないんすか!?」

    ハンジ「どうしようもないんだよ…もう、本当に、どうしようも…」

    クリスタ「そんなっ…」

    コニー「クッソ…!」


    ハナセ! エレンハワタシガマモル!

    ミカサ! キケンダ!


    サシャ「…ミカサとアルミン…」



    リヴァイ「…」

    エレン「あれは…」

    リヴァイ「…」

    エレン「兵長! あいつきっとこのまま突っ込んできます! さっさと俺の首を切ってください!」

    リヴァイ「…」


    チビ! ソグ! ケンヲハナセ!


    エレン「兵長!」

    リヴァイ「…、エレンよ」

    エレン「はい!」

    リヴァイ「覚悟はいいか」

    エレン「っ……、はい!!!」

    ミカサ「やめろおおおおおお――…っ!!!」

    リヴァイ「――――…いくぞ」

    エレン「ッ…」ギュッ


    エレン(みんな、いままでありがとな……)


    エレン(……ごめんな、ミカサ)



    ザシュッ








    ……





    ワアアアアアァァァァァァ…!


    「やった! ついに最後の巨人が死んだぞ!」

    「これで俺たちは自由だ」


    ワアアアァァァァ…




    ミカサ「あ……ぁ……」



    ミカサ「あああアアアあアああアァぁぁァ!!!」





    アルミン「……」ヘタ…


    ハンジ「…」

    104期「…」




    リヴァイ「…………」


    リヴァイ「……おかしな話だ……俺は巨人を討伐したってのに、部下の血にまみれてやがる。人間の血でべったりだ。なあ、エレンよ」


    リヴァイ「クソが。……いつまで経っても、蒸発しやがらねえ……――」
  13. 13 : : 2013/12/13(金) 22:39:04
    リヴァイ兵長・・・
  14. 14 : : 2013/12/13(金) 22:49:44
    リヴァイ兵長…
    エレン…
  15. 15 : : 2013/12/13(金) 23:15:02



    エレン・イェーガーの処刑後、その遺体は、身寄りのない戦死兵達の共同墓地に埋葬されることが決まっていた

    しかし、その埋葬を目前に控えたある日…



    アルミン「僕、壁の外へ行こうと思うんだ」

    サシャ「え…?」

    アルミン「エレンと一緒に…壁の外へ行こうと思う。そして、エレンを海の近くに埋めてあげるつもりだ」

    ジャン「へっ……いいじゃねえか。あいつ、壁外大好き野郎だったもんな」

    アルミン「ミカサも一緒に行こうよ」

    ミカサ「……私は、いい」

    コニー「は!? なんでだよ。アルミンとエレンと一緒に行ってやれよ」

    ミカサ「……エレンはもういない」

    アルミン「……」

    コニー「……悪ぃ」

    ミカサ「チビがエレンを殺した」

    アルミン「ミカサ…」

    ミカサ「エレンは戻ってこない。チビがエレンを殺した。もうエレンは笑わない。あのチビが、エレンを殺したから」

    アルミン「…」

    リヴァイ「――…呼んだか」

    ジャン「!!」

    アルミン「リヴァイ兵長…」

    リヴァイ「お前らには俺を憎む権利がある。言いたいことがあるのなら、言えばいい」

    ミカサ「なぜエレンを殺した」

    リヴァイ「命令だったからだ。逆らえば殺すと、そう言われた」

    アルミン(…?)

    ミカサ「あなたがエレンの代わりに死ねば良かった」

    リヴァイ「そうだな」

    ミカサ「あなたがエレンを殺した。私はあなたが憎い。とても憎い。のに、どうしてあなたは生きているの」

    リヴァイ「じゃあ殺すか?」

    ミカサ「殺さない。殺したらあなたと同じだ」

    リヴァイ「そうか。言いたいことはそれだけか」

    ミカサ「それだけ。エレンじゃなくあなたが死ねば良かったのに。それだけ」

    リヴァイ「そうか」

    スタスタ…

    アルミン「…」

    アルミン(……兵長、少しだけ歩き方が変だ。一見普通通りに見える。でも、片足だけあまり上がってない)

    アルミン(それに…『逆らえば殺すと言われた』って言ってたけど……兵長が命を惜しんで人殺しをするとは思えない…)

    アルミン(あの人はひょっとして…何かをかばって…――)

  16. 16 : : 2013/12/13(金) 23:18:27
    続きは明日
    明日中に完結できるかな?

    コメント嬉しいです!ありがとうございます!
  17. 17 : : 2013/12/14(土) 00:55:44
    面白過ぎ( ´ ▽ ` )ノ
  18. 18 : : 2013/12/14(土) 07:06:17
    面白いな
  19. 19 : : 2013/12/14(土) 09:32:11
    すごく面白いです!
  20. 20 : : 2013/12/14(土) 21:11:52
    良い話ですね♪期待してますよ。頑張ってくださいね(*≧∀≦*)
  21. 21 : : 2013/12/14(土) 23:11:48
    期待期待!!
  22. 22 : : 2013/12/14(土) 23:33:42
    こういうのが読みたかった!
    期待!
  23. 23 : : 2013/12/15(日) 08:51:43
    いつの間にか寝てしまって昨日中に更新できなかった…!
    続き書きますね
  24. 24 : : 2013/12/15(日) 08:53:54
    あ、こんなにたくさんのコメントありがとうございます!
    初っぱなからエルヴィンが自殺するわ、リヴァイがエレンを処刑するわ、散々なSSで不安でしたが期待してくださる方がいて嬉しいです
  25. 25 : : 2013/12/15(日) 09:17:51

    ※アニメ派の人にはちょこっとネタバレ






    ~アルミンの出発当日~



    ハンジ「いってらっしゃいアルミン。たくさん外の世界を見ておいでよ」

    コニー「お土産話、期待してるからな!」

    サシャ「美味しい食べ物もお待ちしてますよ!」

    ジャン「まなんだ、エレンを頼んだぜ」

    ミカサ「いってらっしゃい、アルミン」

    アルミン「うん。いってきます!」




    パカラッパカラッパカラッパカラッ…




    コニー「…見えなくなっちまった」

    ジャン「信じらんねえよな。壁外にブレードも持たずに行ける日が来るなんてよ」

    ミカサ「…アルミンが心配」

    クリスタ「大丈夫だよ。もう巨人なんかいないんだもん」

    サシャ「…」


    ハンジ(結局リヴァイの奴、見送りにも来なかったなあ)

    ハンジ(まああの足じゃ…難しいか)


    サシャ「!」ビクッ!!

    クリスタ「! どうしたのサシャ!」

    サシャ「…!、!!」ガタガタガタガタガタ

    コニー「お、おいサシャ! どうしたんだ、寒いのか!?」

    ジャン「顔色が尋常じゃねえ! ハンジさん!」

    ハンジ「ちょっとどいて! サシャ、サシャ聞こえるかい?」

    サシャ「は、ハンジさんッ!! あ、あああ」

    ハンジ「うん、聞いてるよ。落ち着いて。どうしたの?」

    サシャ「聞こえるんです…」

    ハンジ「え…?」

    サシャ「聞こえるんです!! きょっ……巨人の、足音が!!」

    一同「!?」

  26. 26 : : 2013/12/15(日) 09:39:53

    ジャン「冗談……ってわけでもねえんだよな」

    コニー「でも…巨人は絶滅しただろ!?」

    ミカサ「サシャ! それはどの方角? アルミンは無事!?」

    サシャ「みっ…南…。波のように進撃してきます…! アルミンは…たぶん、もう…ッ!」

    ミカサ「!!」

    ジャン「おい…マジかよ…」

    コニー「…終わりだ…もう俺たちはこれで終わりだ…」

    ハンジ「ッ…諦める前にすることがあるだろう! 急いで調査兵団本部に向かおう。全員で巨人を討伐しに行く!」

    クリスタ「でもハンジ分隊長…私たちにはもうエレンもいない。エルヴィン団長もいない。アルミンもいない。それにブレードももう、作られなくなって、たくさんはない。それなのに…」

    ミカサ「私がいる」

    ジャン「ミカサ…」

    ミカサ「そしてあのチビもいる。あのチビはエレンを殺した。でも、強い。私より…強い」

    ジャン「そうか…! 俺たちにはまだ人類最強の兵士がついてるじゃねーか!」

    ハンジ「あ…違う、リヴァイは…」

    コニー「そうだ! それならまだ俺たちも戦える! 本部へ戻ろう!」

    ジャン「おう!」

    ミカサ「うん」

    クリスタ「わかった!」

    サシャ「…!」ガタガタガタ

    ダダダダダッ…


    ハンジ「違う…リヴァイの翼は、もう…」

    ハンジ「…」

    ハンジ「いや、今言うべきことじゃない。みんなの戦意を削いでどうするんだ」

    ハンジ「とにかく今は急ごう」


    タッタッタッタッタ…
  27. 27 : : 2013/12/15(日) 10:07:08


    ~兵団本部・リヴァイの部屋~




    ミカサ「巨人が攻めてきます。兵長、戦ってください」

    リヴァイ「…」

    サシャ「…」ガタガタガタガタガタ

    リヴァイ「――…嘘じゃねえみたいだな」

    ミカサ「当然。…あなたは強い。悔しいけれどとても強い。ので、あなたには巨人と戦う義務がある」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「もうみんな、戦闘準備を始めている」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「まさかあなたひとり戦わずに逃げるつもりなの?」

    リヴァイ「…、――――行く」

    ミカサ「わかった。このままここで待つ」

    リヴァイ「勝手にしろ」

    サシャ「あの、ミカサ…」

    ミカサ「サシャは先にみんなと合流して欲しい」

    サシャ「わかりました!」

    バタン!

    リヴァイ「…」ゴソ…

    ミカサ「…」ジーッ

    リヴァイ「男の着替えなんぞ見て楽しいか」バサバサッ

    ミカサ「全然。改めてチビだと実感しただけ」

    リヴァイ「…」カチャ…

    ミカサ「…右腕があまり上がっていない」

    リヴァイ「…」カチャカチャ

    リヴァイ「――寝違えただけだ」シュルッ

    ミカサ「戦えるの?」

    リヴァイ「問題ない」バサッ

    ミカサ「そう」

    リヴァイ「降りるぞ」

    ミカサ「言われなくても」
  28. 28 : : 2013/12/15(日) 19:05:37


    タッタッタッタッタッタッ…


    ハンジ「リヴァイ! ミカサ! 待ってたよ。さあ、門の前まで行くよ」

    リヴァイ「門っつっても、もう扉はねえけどな」

    ハンジ「そう。攻め込まれたら終わりだ。だから巨人達が壁にたどり着く前に倒す」

    ハンジ「ミカサ、私はリヴァイと少し作戦の打ち合わせをしたい。すぐに追いかけるから先に行ってくれないか。みんな門の方にいるから」

    ミカサ「…了解しました」


    ヒヒーン

    パカラッパカラッ…


    リヴァイ「…」

    ハンジ「リヴァイ。立体機動装置をつけてるってことは…もしかして、その身体で戦うつもr、」

    リヴァイ「んなわけねえだろ。あくまで戦う遺志を示さないとあいつが納得しなかったからな」

    ハンジ「…そっか。良かったあ。その身体で立体機動なんてしたら、いくらリヴァイでも一瞬で死んじゃうよ。絶対止めなきゃと思ったから」

    リヴァイ「戦闘に入ったら誰も他のとこなんて見やしねえ。混乱に乗じて上手く隠れるさ」


    ヒヒーン

    パカラッパカラッパカラッ…

  29. 29 : : 2013/12/15(日) 19:48:00


    ~シガンシナ区・城門前~



    ハンジ「みんなそろってるね! じゃあ急いで作戦を説明するよ!」

    ハンジ「門を出たらまず横一直線に並んでくれ! 巨人は波のようにひとかたまりになっているそうだから、遭遇したらそれを囲んで、外側から殲滅する!」

    ハンジ「行くぞ! 我々が人類を守るんだ!」

    一同「おおおおおおおおお!!」

    ヒヒーン!

    パカラッパカラッパカラッ




    ~3分経過~



    サシャ「!」パカラッパカラッ

    サシャ「ハンジ分隊長!」パカラッパカラッ

    ハンジ「どうしたサシャ!」パカラッパカラッ

    サシャ「止まっていた巨人たちがいっせいに動き出しました! 私たちに気がついて…!」パカラッパカラッ

    ハンジ「!? そんな…」パカラッパカラッ

    サシャ「向かってきます!」パカラッパカラッ


    ドドドドドドドドドドド…


    ハンジ「!!」パカラッパカラッ

    リヴァイ「…なんだ、ありゃあ…」パカラッパカラッ

    ジャン「俺たちより圧倒的に多い…! あんなの囲めねえ…!」パカラッパカラッ

    コニー「! おい待てよ、まさかあれ…」パカラッパカラッ

    ミカサ「――――エレン?」パカラッパカラッ

    クリスタ「え!?」パカラッパカラッ

    ミカサ「…巨人のエレン。全部、エレン」パカラッパカラッ

    ジャン「おいおい嘘だろ…!?」パカラッパカラッ

    ハンジ「私たちは…まだ巨人のことをなんにもわかっちゃいなかった。サシャが突然巨人を感知したのは、突如そこに巨人が現れたからだろう」パカラッパカラッ

    コニー「で、でも、もし全部エレンなら、アルミンは助けられてるかも…」パカラッパカラッ

    ハンジ「いや、残念ながらそれはないよ。どうやら見る限り全て奇行種だ。エレンの理性が残っているものがあったとしても、アルミンを守ろうとしたならとっくにやられてる」パカラッパカラッ

    リヴァイ「…目標との距離60」パカラッパカラッ

    ハンジ「総員戦闘準備!」パカラッパカラッ

    一同「!」ザッ

    リヴァイ「目標との距離50」パカラッパカラッ

    リヴァイ「40」パカラッ

    リヴァイ「――30」

    ハンジ「戦闘開始!!」

    一同「おおおおおおおおお!!!」

    バシュンッ

    バシュッ

    ミカサ「…!」

    ミカサ(だめ…エレンを殺せない…どこかに本物のエレンがいるかも知れない…!)

    巨人「」ズッ…

    リヴァイ「!」

    リヴァイ「ミカサ上だ!」バシュッ

    ハンジ「リヴァイ!? ダメだ! 立体機動を使ったりしたら…!」

    リヴァイ「ッ!」バシュッ

    ザシュッ

    ミカサ「!」

    ハンジ「リヴァイ!」

    ハンジ(あいつどんどん奥へ…! まさか戦うつもりなのか!?)

    ハンジ「ミカサ! リヴァイを止めてくれ!」

    ミカサ「え…?」

    ハンジ「あいつは上の命令で利き手利き足の腱を切られてる! もうまともに立体機動なんてできる身体じゃないんだ!」

    ミカサ「…!?」

    バッ

    ミカサ「兵長っ!」

    リヴァイ「!?」

    バシッ

    リヴァイ「おいクソガキ! なにしてる!」

    ミカサ「分隊長の命令! なので、私は悪くない! チビはこのまま木の上でおとなしくしていて欲しい」
  30. 30 : : 2013/12/16(月) 22:43:54
    期待!支援!
  31. 31 : : 2013/12/18(水) 21:25:58
    期待
  32. 32 : : 2013/12/20(金) 23:44:50
    遅くなってすみません…! まだ見てくれる人いるかわかりませんがとりあえず書きます!!
  33. 33 : : 2013/12/21(土) 00:32:12

    リヴァイ「チッ…!」

    ミカサ「…」ゴソゴソ バッ

    リヴァイ「!」

    ミカサ「」バシュッ

    リヴァイ「待て!」

    リヴァイ(ガスとブレード全部持って行きやがった…)

    ウワァァァァァァ!!

    タスケテクレェェェェェ!!

    リヴァイ(…仲間が食われてるってのに見物してろと?)

    サシャ「あああああ!?」ゴシャッ

    サシャ「」

    巨人「」ムシャムシャペッ

    コニー「サシャ!? おい嘘だろ!?」バッ

    巨人「」ブンッグシャッ

    コニー「」

    兵士「サシャ!! コニー!! クッ…もう無理だ…歯が立たないッ!」

    兵士「ハンジ分隊長撤退を、」グワシャ

    クリスタ「イヤ、いや、嫌、あ、みんなぁぁっ!!」

    ミカサ「クリスタ! 危ない!!」

    巨人「」スッ…

    ミカサ(クッ、間に合わない…!) 

    巨人「」ガッ

    クリスタ「」グシャッ

    ミカサ「クリスタ!」

    ジャン「ミカサ後ろだ!!」ビシャアッ!

    ミカサ「!!?」

    ジャン「」ポトッ

    巨人「」ノソリ

    ミカサ「エレン…どうして…」

    巨人「」ゴゴ…

    ミカサ「エレン…」

    ハンジ「クッ…」

    バンッ!

    リヴァイ(青の煙弾…。もう8割は死んだがな)

    リヴァイ(…ハンジがなにか下で騒いでやがる)

    ハンジ「リヴァイ! もう無理だ! 帰ろう!」

    リヴァイ「俺のガスはミカサが全て持って行った! 降りてそこへは行けねえ! 置いていけ!」

    ハンジ「!? …ミカサからガスをもらったらすぐに追いかけてきて! もう足が腕が言ってる場合じゃない!」

    リヴァイ「わかった、早く行け!」

    ハンジ「全軍撤退!!!!」

    ザァァァァァ…

    ヒヒーン!

    巨人「」ジーッ…

    パカラッパカラッパカラッ…

    リヴァイ(逃げろ、とにかく逃げろ、ハンジ…)

    パカラッパカラッパカラッ…

    リヴァイ(…俺はガスもブレードもない…)

    巨人「」クワッ

    パカラッパカラッ…

    リヴァイ(大口開けてこっちを見てるあの巨人に食われてやるのも、悪くないかもな)

    巨人「」ゴゴゴ…

    リヴァイ「…チッ、汚ェな――」

    巨人「」ゴゴゴゴゴ…クワッ

    ミカサ「させない!」ザシュッ!

    リヴァイ「!」

    巨人「」シュゥゥゥゥゥ…

    リヴァイ「…ミカサ?」

    ミカサ「そう、私はミカサ。エレンの家族。あなたの部下」シュタッ

    リヴァイ「なぜまだこんなとこにいる。いますぐハンジたちを追いかけろ」

    ミカサ「それはできない。…今のでガスを使い切ってしまった」

    リヴァイ「バカが」
  34. 34 : : 2013/12/21(土) 00:42:08

    リヴァイ「俺の分もか」

    ミカサ「そう、あなたの分も。だから安心して死んで欲しい」

    リヴァイ「ならなぜそこまでしてかばった」

    ミカサ「かばってない。エレンにあなたなんかを食べさせたりしたらかわいそう。それなら私が殺してあげたほうが100倍マシ」

    リヴァイ「そうか」

    ミカサ「そうだ」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「…」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「…どうして、嘘をついていたの」

    リヴァイ「なんのことだ」

    ミカサ「ハンジ分隊長から聞いた。あなたの利き手利き足の腱は切られている。もうまともに動ける身体ではないと」

    リヴァイ「あのクソメガネ…」

    ミカサ「あなたは寝違えたと言った。事情を知っていたら、私も戦えなんて言わなかった」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「どうして嘘をついたの。どうしてあなたは利き手利き足の腱を切られてしまったの」

    リヴァイ「ガキの気にすることじゃねえ」

    リヴァイ「それより…お前どうするつもりなんだ」

    ミカサ「どうもこうもない。ガスもブレードもない。下には自我のないエレンが集まっている。奇行種とはいえ、降りたら一瞬で終わり。このままここで死を待つだけ」

    リヴァイ「……だな」
  35. 35 : : 2013/12/21(土) 09:13:19
    超期待
  36. 36 : : 2013/12/21(土) 10:26:00
    エレン
  37. 37 : : 2013/12/22(日) 23:04:09
    ワクワク
  38. 38 : : 2013/12/29(日) 11:41:17
    冬休みの課題が鬼すぎて冬休みは更新できそうにないです…
    もし見てくださってる方いたらすみません!遅くなったとしても、絶対に完結させるので!
  39. 39 : : 2014/01/02(木) 08:30:10
    待ってます!
    超期待!!!
  40. 40 : : 2014/01/26(日) 01:56:26
    頑張って下さい! 超面白いです!!
    (・∀・)// 期待!!!
  41. 41 : : 2014/02/01(土) 19:42:41
    ユミルも殺されたのか
  42. 42 : : 2014/02/01(土) 21:35:12
    めっちゃ楽しみです!!!
    少しずつでいいんで、頑張ってくださいね!!!!!
  43. 43 : : 2014/02/01(土) 21:51:23
    42»名前wwwww
  44. 44 : : 2014/02/09(日) 01:28:40
    期待
    頑張って。
    暇だから早目に書いてくれたら嬉しs(ry
  45. 45 : : 2014/02/09(日) 01:51:18
    期待だぁぁぁぁ!
  46. 46 : : 2014/02/09(日) 05:33:58
    ミカサあぁぁあぁあぁあああぁあああああああ死ぬなぁあぁああああああぁ
  47. 47 : : 2014/02/09(日) 07:44:51
    総員!!!!戦闘準備
  48. 48 : : 2014/02/09(日) 10:19:56
    期待です、!


    途中から涙が・・・(´;ω;`)
  49. 49 : : 2014/02/09(日) 10:58:27
    ミカサしゃん・・・いい人・・・(泣)死なないでぇ~
  50. 50 : : 2014/02/09(日) 11:58:25
    期待です
  51. 51 : : 2014/02/09(日) 12:33:33
    期待
  52. 52 : : 2014/02/13(木) 17:57:53
    ↑あなたのも見ています
  53. 53 : : 2014/02/13(木) 18:24:51
    クリスタ…
  54. 54 : : 2014/02/13(木) 18:28:25
    今亡き104期生に心臓を捧げよ!バッ
  55. 55 : : 2014/02/14(金) 22:32:37
    期待、期待(´∀`)
  56. 56 : : 2014/02/14(金) 23:54:48
    早く続きが読みたい×9999999999999999999999
  57. 57 : : 2014/02/15(土) 00:00:01
    めっちゃ期待!!!
  58. 58 : : 2014/02/15(土) 00:42:36
    いたき
    ←←←
  59. 59 : : 2014/02/15(土) 01:11:38
    待ってるwktk
    KI☆TA☆I & SI★E★N
    駆逐うううう↑↑((
  60. 60 : : 2014/02/16(日) 01:19:23
    更新せんかい
  61. 61 : : 2014/02/16(日) 01:45:08
    放置・・・?
  62. 62 : : 2014/02/16(日) 02:35:27
    煮え切らないなぁ
    生きてます??
  63. 63 : : 2014/02/17(月) 15:29:31
    死ねカズナ。氏ねじゃなくて死ね。
  64. 64 : : 2014/02/17(月) 16:55:12
    ………のっとってみてもいいすか?
  65. 65 : : 2014/02/17(月) 17:32:44
    乗っ取ってもいいかもよ
  66. 66 : : 2014/02/17(月) 20:28:09
    よし誰か乗っ取るんだ!
    我高みの見物なり
  67. 67 : : 2014/02/17(月) 20:40:47
    のっとれば?
  68. 68 : : 2014/02/17(月) 21:08:44
    さすがに遅いけど、のっとるのはダメだと思う・・・
  69. 69 : : 2014/02/17(月) 21:22:13
    乗っ取るなよ?それが一番駄目だよ俺達が今すべきことは期待して待つこと、良いね?
  70. 70 : : 2014/02/17(月) 21:23:16
    遅い×9999999999999999999
    はやく×999999999999999999
  71. 71 : : 2014/02/17(月) 21:25:20
    期待している。ので、スレ主ゎ、早く書くべき。
  72. 72 : : 2014/02/17(月) 22:06:56
    確かに泣けるけど、これはSSって考えるとどうってことない
  73. 73 : : 2014/02/17(月) 22:08:19
    小学生は寝た方が良いぞまぁ小学生じゃなかったら悪いけど
  74. 74 : : 2014/02/17(月) 22:09:22
    それと腐女子は来ないで見るだけでイラッと来る
  75. 75 : : 2014/02/17(月) 22:09:42
    お前らゆっくり待てないのか?
  76. 76 : : 2014/02/17(月) 22:11:11
    確かに長期放置されてるけどさそれで待ってそれでも遅いなら見るのを止めたら良い早くしろとかのコメは作者が焦る
  77. 77 : : 2014/02/17(月) 22:23:06
    >>76本当にそれが最善策なのだろうか..?
  78. 78 : : 2014/02/17(月) 23:16:44
    おk。確かに考えてみると乗っとられるって悲しいよな。軽い気持ちでいってた、ごめん。俺も期待して待つことにする
  79. 79 : : 2014/02/19(水) 15:59:40
    みんな、催促コメやめなよ。ssっていうのはあくまで、その随筆者がルールなんだから。見たい人は待つ。それだけだよ。

    もちろん、期待してますよ!
  80. 80 : : 2014/02/19(水) 17:33:48
    >>79同感!期待
  81. 81 : : 2014/03/01(土) 13:58:51
    す、すみませんこんなSSに期待してくれてる人がこんなにもいらっしゃるとは思わず…長い間放置してすみませんでした。
    私は死ぬべきだと私も思いました…

    お待たせして本当に本当にすみませんでした!!
    そして続きを待ってくださってありがとうございます!!

    ルート分岐でおまけのリヴァハン&エレミカ、そのあと本命、その後なにか要望があれば可能な限りやって見たいと思います!

    とりあえずリヴァハン分が投下のめど立ったので投下します
  82. 82 : : 2014/03/01(土) 13:59:17
    巨人「…」

    ドドドドド

    ミカサ「…、むこうのエレンたちが、ものすごいスピードで離れていく」

    リヴァイ「…チッ……」

    ミカサ「! むこうは、みんなの逃げた方角…!」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「兵長…」

    リヴァイ「…、ガスとブレード、返せ」

    ミカサ「!」

    リヴァイ「返せ」

    ミカサ「……、悪、かった」

    リヴァイ「俺は謝れと言ってるんじゃない、返せっつってんだ」

    ミカサ「………あなたの分まで使うつもりじゃ、なかった。のに、仲間が殺されて行くのを見て、黙っていられなかった」

    ミカサ「…ごめん、なさい」

    リヴァイ「………」
  83. 83 : : 2014/03/01(土) 13:59:52
    >>82から分岐
    リヴァハン&エレミカルート



    リヴァイ「……悪いと思うなら、手伝え。装置のワイヤー引きずり出して俺の体に巻きつけろ」

    ミカサ「え…?」

    リヴァイ「俺の腕と脚じゃもうまともに立体機動は出来ねえ。ましてやガスもない。無様でも何でも、体全体で飛ぶしかねえだろ」

    ミカサ「飛、ぶ…? あなたは一体何を、」

    リヴァイ「あのクソメガネを助けに行くに決まってんだろうが」

    ミカサ「! それは…無茶だ。ガスもないのにエレンに追いつけるわけない」

    リヴァイ「だから早くしろ。ヤツの体にアンカーブッ刺せばあとはなんとかなる」

    ミカサ「…あなたは死にたいんですか」

    リヴァイ「ああ、そうだな。あいつの危機を眺めて数分生き残るよりは、その方がずっといい」

    ミカサ「……」

    ミカサ(……そうか、兵長は分隊長のことが……)

    ミカサ「……わかった」シュル

    グルグル

    ギュッ

    ミカサ「……出来た。この残りのブレードも持って行くといい」

    リヴァイ「ん、…悪ィな」

    ミカサ「気にしなくていい。私も最期にあなたといるよりエレンと2人きりになれて嬉しい」

    リヴァイ「ハッ。2人ってレベルじゃねえがな」

    ミカサ「……せいぜい、良い最期を」

    リヴァイ「お前もな、ミカサ」


    バシュッ
  84. 84 : : 2014/03/01(土) 14:05:23




    リヴァイ(…こいつだ…。先頭のこいつに張り付けりゃ…)

    リヴァイ(チッ…これは遠心力でワイヤーごとヤツの体に巻きつくしかないか)シュッ

    ギュルルルルルルル!!

    巨人「アオオオオアアアエ!!」

    リヴァイ「グッ…!!」ギュルルルル

    リヴァイ(ワイヤーが食い込むってレベルじゃねえ…! 体がちぎれそうだ…!)

    ビュンッ

    巨人「オア…アガガガ…」

    リヴァイ「ハァ、ハァ…」

    リヴァイ(なんとか張り付けたな…)

    リヴァイ(まずコイツを潰して、そのあと右のヤツの肩にブレードを刺して飛び移って削ぐ、次は後ろの、そして左…)

    リヴァイ(…切られたのは利き手利き足の腱だけだ。もう片方は残ってる。十分いける、…はずだろ)

    リヴァイ(とりあえず……、ワイヤーで身動きが取れん。切っちまうしかねえな)

    リヴァイ「…ふう……」

    リヴァイ「……」

    リヴァイ「………行くか」





    モブリット「ハンジ分隊長!」パカラッパカラッ

    ハンジ「知ってるよ、見なくてもわかる。エレンたちが追いかけてきているんだろう?」パカラッパカラッ

    モブリット「いえ、そうではなく!」パカラッパカラッ

    ハンジ「?」パカラッパカラッ

    モブリット「リヴァイ兵長が! 我々を追ってくる巨人を削いで回っています!」パカラッパカラッ

    ハンジ「なんだって!?」クルッ

    ハンジ「……」

    ハンジ「……私はリヴァイを救出する! みんなは先に行ってくれ!」

    モブリット「分隊長!?」

    ハンジ「指揮は君に任せたよモブリット!」パカラッパカラッ

    モブリット「分隊長ッ!」

    モブリット「……ッ」

    モブリット「――全軍このまま壁を目指して走れ! 指揮はこのモブリット・バーナーが受け継ぐッ…!!!」
  85. 85 : : 2014/03/01(土) 14:06:05



    ハンジ「リヴァイ!!!」

    リヴァイ「!? バカ野郎、なんで来た!」

    ハンジ「 ……リヴァイあなた、ガスは? それにミカサは?」

    リヴァイ「ッ……」

    ハンジ「……、いや、いい! そんなこと今はどうでもいい! リヴァイ降りてきて! 私の馬に乗ってみんなを追いかけよう!」

    リヴァイ「バカ言え逃げろ! 俺は置いて行け!」

    ハンジ「! リヴァイ後ろ!」

    リヴァイ「ぐあっ!!」ベシャッ

    ハンジ「リヴァイ!!」

    リヴァイ「カハッ……ハンジッ逃げろ! 逃げろ、頼むから…っ、逃げてくれ!」

    リヴァイ(奴らの足の腱を削いで時間を稼ぐくらいなら、まだ、やれる…)ザシュッ、ザシュッ…

    ハンジ「もういい、リヴァイっ、リヴァイィッ!!」パカラッパカラッ…

    リヴァイ(あァ、あいつの声が遠い…。もう行ったのか…?)

    ハンジ「リヴァイ…」スタッ

    ハンジ「バカ…リヴァイのバカ…本当に、あなたバカだよ…」スッ

    リヴァイ「……ん……」

    リヴァイ「ハッ…、どうやら俺はとんでもない物好き、らしいな…。これから死ぬってのに、クソメガネの幻を見るとは…」

    ハンジ「ふふ、酷いなぁ…。私にもあなたが見えるよ、リヴァイ」

    リヴァイ「…」

    ハンジ「…リヴァイ」

    リヴァイ「…ハンジ、もっと、こっちに寄れ…」

    ハンジ「…うん、わかったよ…」


    巨人「」クワッ


    ハンジ「リヴァ…………」


    巨人「」ズンッ


    グシャッ


  86. 86 : : 2014/03/01(土) 14:09:06




    ミカサ「…さて、兵長は分隊長のところへ行ってしまった」

    ミカサ「私はどうするか…」
  87. 87 : : 2014/03/01(土) 14:10:24

    …とりあえずここまでです
    次回はエレミカのターン

    なるべく早く更新できるようにしますね!
  88. 88 : : 2014/03/01(土) 14:27:41
    あれェ!?
  89. 89 : : 2014/03/01(土) 14:27:58
    エレン復活すんの!?
    ザオリクかその前にあらかじめリザオラルを使っていたのか?
  90. 90 : : 2014/03/01(土) 15:03:12
    泣ける(つд⊂)
  91. 91 : : 2014/03/01(土) 15:16:27
    エレンの幽霊の登場か!
  92. 92 : : 2014/03/01(土) 15:28:32
    期待です!
  93. 93 : : 2014/03/01(土) 15:31:56
    期待大でーす!!
  94. 94 : : 2014/03/01(土) 15:35:00
    ここまで進んでいたとわ…期待です
  95. 95 : : 2014/03/02(日) 09:27:47
    あ、そうですね、エレミカというとなんとなく詐欺かもしれない…
    短いけど続き
  96. 96 : : 2014/03/02(日) 09:28:06

    ミカサ「エレン」

    巨人「」クワッ

    ミカサ「あなたは本当のエレン?」

    巨人「」ゴゴゴゴゴゴ…

    ミカサ「…違うみたい」

    ミカサ「本物はどこかにいるんだろうか」

    ミカサ「いや、むしろ全部エレンなのかもしれない」

    ミカサ「たくさんのエレンに囲まれて死ぬのなら怖くない。本望だ」

    ミカサ「ねえ、エレン」

    巨人「」ゴゴゴゴ…

    ミカサ(救援はもう来ない)

    ミカサ(ブレードも全て渡してしまった私はここで死を待つだけ)

    ミカサ(衰弱死よりは、いっそこのまま、)

    ミカサ「ねえ、エレン」

    巨人「イアア!!!! イガア!!!!」ダダダダダダッ

    ミカサ「…?」

    ミカサ(1人、ものすごい勢いで走ってくる。…でもエレンだから怖くない)

    巨人「イガア!!」バッ

    ミカサ(手を伸ばしてる。食べようとしてるのかな)

    ミカサ(…エレンになら食べられても、いい)

    ミカサ(――落ちよう。エレンの手のひらの上に)ヒュンッ


    トサッ


    ミカサ「さあ、エレン。今までありがとう。あなたを守れなかった私を、許して欲しいとは言わない。けど、せめて、最後はあなたの手で終わらせて欲しい」ソッ

    ミカサ(エレン、暖かい)

    ミカサ「あなたはあの時のように、私をわからないかもしれない。私はミカサ。あなたの家族。でも、わからなくてもいい。最期にこれだけ言わせて欲しい」

    ミカサ「あなたは外の世界に行きたがっていた。今ようやくそれが叶う世界になった。あなたは世界を見に行くべきだ。だから、」


    ミカサ「――いってらっしゃい、エレン」


    巨人「イアア…」


    ミカサ(…口が開いた。でもエレンは私を食べる気がないみたい)

    ミカサ(それなら、私から飛び込もう)バッ

    巨人「!?」ゴックン







    巨人「……ゥ、」


    巨人「ゥウ……イアア、イア、ア」


    巨人「オエッ!! オエッ…ゲホゲホッ……イアア、イアア、イアアッ…!!」


    巨人「ゴエンア、イアア、ゴエン、ゴエンア、イアア、イアア…」ポロポロ


    巨人「イアアッ…」


    巨人「ゴエンア、イアア…」








    リヴァハン&エレミカルート
    おわり
  97. 97 : : 2014/03/02(日) 09:38:36
    とりあえずここまで
    次回は本命ルートです
  98. 98 : : 2014/03/02(日) 10:20:37
    ごめんな、ミカサ…?
  99. 99 : : 2014/03/02(日) 10:24:21
    期待×999999999999999999999999
  100. 100 : : 2014/03/02(日) 10:28:17
    あ、期待です!
  101. 101 : : 2014/03/02(日) 10:51:47
    期待
  102. 102 : : 2014/03/02(日) 13:57:41
    期待!
  103. 103 : : 2014/03/05(水) 20:29:59
    とりあえず完結までいきます
  104. 104 : : 2014/03/05(水) 20:31:13
    >>82から分岐

    リヴァイ「……」

    リヴァイ「……冗談だ」

    ミカサ「……私は本気だ」

    リヴァイ「そうか」

    ミカサ「あなたは本当に考えが読めない」

    リヴァイ「それはお前の読解力の問題だろうが」

    ミカサ「違う。あなたの伝える能力の問題だ」

    リヴァイ「チッ…まあいい。どうせ保って数日の命だ。くだらない言い争いは不毛だな」

    ミカサ「…そうですね」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「…」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「…兵長、」

    リヴァイ「なんだ」

    ミカサ「人類は勝利したのだろうか」

    リヴァイ(ハンジも似たようなこと言ってたな)

    リヴァイ「どう見たって負けだろ、こんなもん。逃げたハンジたちもこのままじゃ終わりだ…。それに門のない壁なんぞただの粗大ゴミだ。壁内もすぐにやられちまうだろう」

    ミカサ「人類は終わってしまうのだろうか」

    リヴァイ「ああ、何もかも終わりだな」

    ミカサ「人類最強のくせに諦めるの?」

    リヴァイ「まともに立体機動も出来ねえのに人類最強なわけねえだろうが。…この腱を切られてなけりゃ結果は多少違ったろうけどな」

    ミカサ「それに、まだ壁に門があったなら巨人の侵入を防げた」

    リヴァイ「エルヴィンの野郎が生きていやがったならもっといい作戦が立てられた」

    ミカサ「そもそもエレンを処刑したりしなければこんなことにはならなかった」

    リヴァイ「……完敗だな、人類の」

    ミカサ「人類は人類に負けた。人類は人類によって滅ぶ。…人間は愚かだ」

    リヴァイ「そうだな」

    ミカサ「兵長」

    リヴァイ「なんだ」

    ミカサ「あなたはエレンを殺した」

    リヴァイ「そうだ。…気が変わったのか? それならここで殺されてやっても構わねえぞ。どうせほっといても死ぬがな」

    ミカサ「私はエレンを殺したあなたが憎い。憎くて憎くてたまらない」

    ミカサ「なのに、」

    ミカサ「…」

    ミカサ「…いや、やっぱり、なんでもなかった。私は冷静じゃなかった」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「…」

    リヴァイ「………寒いならこっちに寄れ」

    ミカサ「……言われなくてもそうする」

    リヴァイ「そうか」

    ミカサ「…そうだ」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「…」

    リヴァイ「…」

    ミカサ「…兵長、教えてほしい」
  105. 105 : : 2014/03/05(水) 20:31:56

    リヴァイ「…なんだ」

    ミカサ「恋とは、なんだろうか」

    リヴァイ「……、俺に聞かれてもな」

    ミカサ「あなたは恋をしたことがありますか」

    リヴァイ「………さあな」

    ミカサ「エレンは私の命と引き換えにしてでも守りたかった存在。一緒にいると、すごく安心する。そしてずっとそばにいたいから、守りたいと思う」


    ミカサ「これが……恋、だったのだろうか」


    リヴァイ「そうかもな」



    ミカサ「……なら、」



    ミカサ「私はあなたに恋をしていない」



    リヴァイ「なにを藪から棒に」


    ミカサ「私はあなたを憎んでいる。今この瞬間も、血が煮えたぎっている。エレンといる時とはまるで違って落ち着かない」


    ミカサ「私はあなたを救いたいとは思わない。私はもう死ぬ運命だ。もしあなただけを救う方法があったとしてもそんなものは認めない」


    ミカサ「逆に、私だけが助かる方法があったとしても、私はそれに乗らないだろう」


    リヴァイ「…」



    ミカサ「私はここであなたと死にます、リヴァイ兵長」



    リヴァイ「…」


    ミカサ「…」


    リヴァイ「…そうか」


    ミカサ「はい」


    リヴァイ「……安心しろ。そんな方法はないし、俺もお前だけ生かしてやるなんて気は毛頭ない」



    リヴァイ「お前はここで俺とともに死ぬんだ、ミカサ」



    ミカサ「はい、兵長」
  106. 106 : : 2014/03/05(水) 20:32:50







    ミカサ「……、…」

    リヴァイ「なんだ、もうくたばっちまったのか?」

    ミカサ「…全然、余裕だ。私を見くびらないで欲しい」

    リヴァイ「ふ…、そうか」

    ミカサ「…兵長が笑った」

    リヴァイ「人を化け物みたいに言うんじゃねえよ」

    ミカサ「……ん…」

    リヴァイ「眠いか。…そうだな…、俺も眠くなってきた」

    ミカサ「兵長…」


    ミカサ「もう、眠ってもいいですか」


    リヴァイ「死にてぇのか」

    ミカサ「眠いのだから、仕方がない…。たくさんのエレンに囲まれて死ねるなら本望」


    リヴァイ「……わかった」


    リヴァイ「ゆっくり休め、ミカサ」


    ミカサ「兵長も、眠って構わない」

    リヴァイ「馬鹿野郎、俺が眠っちまったら巨人の口に真っ逆さまだぞ」

    ミカサ「構わない…私が永遠に目覚めなくなる前に…」

    リヴァイ「…………、お前の最期は看取るつもりでいたんだがな。まあ、いい」ギュッ


    リヴァイ「――覚悟は、いいか?」


    ミカサ「」


    リヴァイ「……ミカサ?」


    ミカサ「」


    リヴァイ「ハッ…。急に重くなりやがって。今からてめえの大好きなエレンに喰われに行くっつうのに、ったく気が早い…」

    リヴァイ「…おいエレンよ、味わって食えよ?」


    リヴァイ「……、ああ…」


    リヴァイ「………眠いな…」ガクッ




    リヴァイはミカサの亡骸を抱えたまま、夢を見た。

    それがどんな夢であったのかは、誰も知らない。





    リヴァイ「――2000…後、また…」ズルッ…







    パクッ


















    ミカサ「チビがエレンを殺した」

    おしまい
  107. 107 : : 2014/03/05(水) 20:35:27
    大変グダりましたがこれにて終了です
    オチつけるのが下手ですみません…

    何か「こんなifが見たい!」っていう希望等がありましたら可能な限り書きたいと思いますのでお願いします!
  108. 108 : : 2014/03/05(水) 20:38:23
    そういえばグロテスクな表現を含む作品は設定項目でチェック入れなきゃいけなくなったんですね
    グロというほどではないと思いますが…つけた方がいいのかな…
  109. 109 : : 2014/03/06(木) 07:34:11
    凄かったです!
    もっとss書いてください!
  110. 110 : : 2014/03/06(木) 14:22:33
    エレンが死んで皆ハッピージャン♪
    とても良い感じジャン!
  111. 111 : : 2014/03/06(木) 18:14:38
    はぁ……カズナさんのSS飽きません
  112. 112 : : 2014/03/06(木) 21:13:07
    エレミカの言ってる事と思っている事が真逆になる薬で
    出来たら←ここ重要
    書いて下さい
  113. 113 : : 2014/03/06(木) 22:25:28
    >>112
    全く別世界で書いた方が良いですよね??
    個人的にミカサは思ってること=言ってることっていうイメージなので、難しそうですが…思いついたら新しくスレッド立てて書きたいと思います!


    他のみなさんもコメントありがとうございます!
    暗い作品ですが読んでいただけて嬉しいですー
  114. 114 : : 2014/03/18(火) 00:28:38
    いつの間にか終了してた(・∀・;
    乙です!なかなかこういうssないっすよね!なんか新鮮でしたww
  115. 115 : : 2014/03/26(水) 12:04:02
    ssタイでwwwwwwwwwwwwwww
  116. 116 : : 2014/03/26(水) 18:49:09
    しまったたたたたた多

    めっちゃいい話だったのになんと言うことを
  117. 117 : : 2014/04/17(木) 18:16:30
    なんこも選択肢つくらないほうがいいよ
  118. 118 : : 2014/07/25(金) 20:23:54
    初めまして。   カズナさん、夢小説読ませて頂きました。   私はかなりの進撃の巨人好きですが、これほどまでにおもしろい小説はありませんでした。    エレンやミカサ、リヴァイ兵長たちが死んでしまったのは悲しかったですが、一人で膨大な量の小説を短時間でつくれるのは、ほんとうにすごいと思います。       
  119. 119 : : 2014/07/25(金) 20:24:47
    よかったら、返信おねがいします。
  120. 120 : : 2014/07/25(金) 22:05:08
    >>118>>119
    とてもとてももったいないお言葉です
    ありがとうございます

    私は色々なSSや小説を書いてみたいですし、書くのは大好きなのですが、それがみなさんに楽しんでもらえるものかどうかということは常に考えてしまいます

    感想をいただけて本当に嬉しいです
    しかもお褒めの言葉だなんて大変恐縮です

    こんな鬱SSですみません

    コメント本当にありがとうございました


    普段はあまり返信しないようにしてますが、本当に嬉しいです
    アドバイスも胸に刻んでおります
    みなさんありがとうございます
  121. 121 : : 2014/12/29(月) 12:26:00
    カズナさんありがとう
    これからもよろしく応援してます!
  122. 122 : : 2015/01/31(土) 13:32:50
    すごくいいですね!
  123. 123 : : 2015/03/09(月) 17:34:27
  124. 124 : : 2015/11/30(月) 18:43:15
    ミカサ〜リヴァイ兵長〜死なないでー大好きなのに
  125. 125 : : 2015/11/30(月) 18:45:32
    リヴァイ兵長大好きだから死なないで
  126. 126 : : 2016/01/11(月) 22:22:42
    このssは残酷だ。そして、とても面白く美しい
  127. 127 : : 2016/02/11(木) 22:11:36
    凄い、面白かったです!私にもこんな文才があったら…!
  128. 128 : : 2016/03/06(日) 16:15:12
    面白かったです!!
  129. 129 : : 2017/05/10(水) 14:15:28
    おもしろい❗ドキドキしますね❗
  130. 130 : : 2017/12/28(木) 07:12:24
    何やかんや言って仲がいいミカサとリヴァイ
  131. 131 : : 2018/01/22(月) 16:03:47
    感動……!
    なんか続き読みたい…
  132. 132 : : 2018/04/14(土) 23:47:40
    リヴェイ死ぬなーーミカサエレンも〜ー
    wwwww
  133. 133 : : 2019/02/06(水) 06:38:18
    最後リヴァイとミカサって仲いいんかな。
  134. 134 : : 2019/04/01(月) 20:48:32
    …こんな最高のssを書くなんて才能の無駄遣いだ…(最高の誉め言葉)
  135. 135 : : 2019/05/12(日) 11:34:10
    110氏ね
  136. 136 : : 2020/09/27(日) 16:47:01
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  137. 137 : : 2023/07/04(火) 01:52:32
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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