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十四松「ええーっ本当に離婚!?」一松「どうでもいいよ…」

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  1. 1 : : 2016/06/03(金) 20:30:20
    おそ松さんです。
    好きになってから一ヶ月も経っていない未熟者が書きますけれども温かく見守ってやってください^^

    一応……シリアスです。
  2. 3 : : 2016/06/03(金) 20:59:44
    松造「やっぱり、父さんたちは別れることにした」


    松代「・・・」


    チョロ松「いやまたいきなりなんで!?この間、別の解決策見つけるって……」


    トド松「そーだよ父さん」


    松造「いーや。こいつとは合わん!こんなに性格が悪いとは思わなかった!!」


    松代「そっちこそ!!」


    松造「黙れペチャパイ!話が逸れたが、今回は本当に離婚する」


    おそ松「じゃあ俺達どうなるの?また面接すんの?」


    松代「ぶっちゃけ面接めんどくさいからこの間の三人、引き取るわ」


    チョロ松「ぶっちゃけすぎだよオイ」


    松造「とにかく!母さんについていく息子たちは急いで準備するように。今日中に出ていってもらう!」


    一松「……まじで…」


    おそ松「うへーめんどくせー!手伝ってよトド松~」


    トド松「僕も忙しいよ。チョロ松兄さんに手伝ってもらえば?」

  3. 4 : : 2016/06/03(金) 21:22:06
    おそ松「なーチョロ松~」


    チョロ松「いや嫌だよなんで俺が」


    カラ松「フッ、ブラザー俺が手伝ってやろう……」


    おそ松「仕方ねー自分でやるか~」


    カラ松「フッ……」+


    十四松「じゃあ僕野球してくるねー!行ってきマッスルマッスル!」


    トド松「うー重いよぉー」


    この時は、僕たち六つ子は、呑気な気持ちで考えてたんだ……。

    兄弟が少なくなってケンカも減るし、からかわれることもなくなる。

    でもそれは、本当に幸せではないってどうして気づかなかったんだろう?

  4. 5 : : 2016/06/04(土) 11:36:45

    おそ松「あーもう重い。誰がこんなに溜めたんだよ荷物……」


    チョロ松「(お前だろ!!)」


    トド松「女の子達から貰ったのが沢山すぎ~、カラ松兄さんいる?」


    カラ松「ブラザー、ありがたく頂戴するぜ……」


    トド松「わーいこれで荷物減らせる~♪」


    一松「……」


    チョロ松「一松の荷物少なくね?忘れ物とかしないようにね」


    一松「必要ないね…」


    松代「さぁ私についていくニートたち!準備は出来たわね、出発よ」


    おそ松「母さんもう家獲得したの?」


    松代「いいえ今日は野宿です」


    トド松「僕やだよ~おっさんが野宿した後なんて絶対ムリ」


    チョロ松「おっさんとか誰も言ってないからね?」


    松代「ごちゃごちゃ言ってないで野宿と言ったら野宿!明日は必ず室内だから安心なさい」


    おそ松「今日だけだから頑張ろーぜ」


    一松「トッティー頑張れ」


    トド松「んー!……」

  5. 6 : : 2016/06/04(土) 11:47:46

    こうして、母さん組は呆気なく出ていった。

    長年暮らしてきたこの家に残ったのは父さん、カラ松、僕、十四松だった。

    正直、僕はこの面子でまともに生活出来るとは思えない。とても不安で仕方ない。


    松造「さぁお前たち。わからず屋のお化けが出ていったんだ。今日は記念に寿司に連れていってやろう」


    チョロ松「うそマジで父さん!」


    カラ松「これはブラザーに知らせないとな」


    チョロ松「そうだ、十四松にも知らせないと。どこにいると思う?」


    カラ松「俺のスペシャルな勘ではパークにいるとスィンクだ……」


    チョロ松「公園か……行く途中に知らせればいいか。父さん、ありがとう!」


    カラ松「サンキューパピー」


    父さん「なぁに、遠慮をして食えよ」


  6. 7 : : 2016/06/04(土) 13:23:19









    松代「ねぇニート達、どこに野宿する?」


    トド松「僕やっぱり野宿やだ。前にスタバァで働いた金があるからホテル泊まろ?」


    松代「あらいいの!じゃあホテルにしましょ」


    おそ松「お前まだあの金残ってたの」


    トド松「実は競馬で勝っちゃって☆」


    おそ松「知ってる。だってバレないように少し頂いたから」


    トド松「え、相変わらずのクズだねおそ松兄さん」


    一松「いいから早く中に行きたいんだけど」


    おそ松「あ、あそこに十四松がいる」ピタッ


    一松「……」ピタッ


    十四松「1453!1454!1455!……」


    おそ松「いいよな呑気で」トコトコ


    トド松「十四松兄さん苦労なさそうだもんね」トコトコ


    一松「……」ジーー


    トド松「一松兄さん行くよー?」


    一松「あ、ああ……」トコトコ


  7. 8 : : 2016/06/04(土) 13:29:14


    数分後


    十四松「2384!2385!2386!……」


    チョロ松「おーい十四松!寿司食いに行くよー!」


    十四松「えー!!寿司ー!イィィヤッホォォ!!」


    カラ松「寿司屋という名の素晴らしい場はもうすぐ…松造「人が多くなるからなぁ、急ぐぞ~」


  8. 9 : : 2016/06/04(土) 13:34:33
    寿司屋


    松造「存分に食うがいい!」


    十四松「わーい俺イクラー!」


    カラ松「フッ……俺は美しい輝きのシメサバを…」


    チョロ松「カラ松意外に渋いね!?」


    松造「父さんは炙りサーモンを……」



    ______________________________________



    チョロ松「ふー、食った」


    カラ松「なかなかデリシャスだった……」


    十四松「ごちそうさーん!!」


    松造「さあ帰ろうか」


  9. 10 : : 2016/06/04(土) 13:44:16



    夜23時 布団にて


    カラ松「おいブラザー……俺の周りは間が空きすぎていないかい?」


    チョロ松「仕方ないだろ。三人も一気にいなくなったんだから」


    十四松「初夜だ初夜!!」


    チョロ「うん変な言い方しないでね」


    カラ松「フッ眠れないなら子守唄を…」


    チョロ松「消すよー?」カチ


    カラ松「え…」


    チョロ松「(隣の温もりがないだけで、少し寂しいな…)」


    カラ松「zzz……」


    十四松「ZZZ……」


    チョロ松「てかうるせぇ!」


  10. 13 : : 2016/06/04(土) 20:14:54

    翌日


    松代「さぁニート達!アパート探すわよ!」


    おそ松「母さんまだ10時だよ?もう少し寝かせてよ」


    トド松「ここには起きろ起きろうるさいチョロ松兄さんもいないしね」


    一松「……ん…」


    松代「あら、珍しいわね一松」


    一松「飯は?」


    松代「一階に行ったら500円で食べれるわよ」


    一松「わかった」


    トド松「一松兄さん珍しいねー」


    おそ松「なあなあトッティ」


    トド松「昨日まで普通の名前呼んでたくせに。で何?」


    おそ松「父さんと母さんが離婚したってことは、カラ松とチョロ松と十四松と他人ってことになるのかなぁ」


    トド松「あー確かに」


    おそ松「はっきり言ってあの面接すげークズだったし……特にトッティ」


    トド松「……」イラ


    おそ松「あっちの兄弟怒ってんじゃね?」


    トド松「じゃあどこかで会っても話さない方がいいってこと?」


    おそ松「わかんねーなー」


    松代「ほらあんた達も食べてきなさい」


    トド松「おそ松兄さんの話で目、覚めちゃったし行こうか」


    おそ松「んー」


    松代「ついでに一松にお金渡しといてくれる?」


    おそ松「うん、行ってきまーす」





  11. 14 : : 2016/06/04(土) 20:28:07



    AM11:00


    松代「どこか良い不動産屋はないかしらねぇ」


    トド松「あ!あそこ!」


    【イヤミ不動産屋】
    『物件のことならミーに任せるザンス!』


    おそ松「イヤミじゃん!ラッキー☆」


    おそ松「おーいイヤミー!」


    イヤミ「ゲッ、おそ松ザンスか」


    イヤミ「おや、数が少ないザンスね」


    松代「あーらイヤミ君じゃない」


    イヤミ「おやおや。お母様ザンスか」


    トド松「うち離婚したから、別々になったんだ」


    イヤミ「シエェェェー!!ほ、本当ザンスか!?」


    イヤミ「(六つ子じゃないこいつらはキャラが立たないザンス。今回からミーが主役ザンス)」ニヤニヤ


    おそ松「ん、本当」


    松代「だからおすすめのアパート紹介してちょうだい」


    イヤミ「勿論ザンス(主役になって大儲けザンスからね。お礼をしてあげてもいいザンス)」


    イヤミ「これなんかどうザンスか?」


    松代「あら、月6万!この広さに風呂トイレ付き!いいわね」


    おそ松「母さんここにしようよ!」


    トド松「うんうん僕も賛成!」


    松代「一松は?」


    一松「住めればどこでもいいよ…」


  12. 15 : : 2016/06/04(土) 20:45:07
    松代「ここにするわ」


    イヤミ「じゃあ案内するザンス」


    おそ松「うっひょーイヤミまじ感謝」


    イヤミ「礼に及ばないザンスよ」ククク
















    イヤミ「ここザンス」


    トド松「見た目はちょっとボロいね」


    イヤミ「文句は言うなザンス。ここが最高物件ザンスよ?」


    松代「そうよ。ありがとねイヤミ君」


    イヤミ「いえいえじゃあこれ、鍵ザンス。ミーは仕事があるので失礼するザンス」


    おそ松「ありがとなーイヤミー!」


    松代「さてと。ニート達、ここに住むことになったけどあんた達の食費とかを入れると全然足りないわ。誰か一人、働いてちょうだい」


    おそ松「トッティやりなよ」


    トド松「おそ松兄さんやりなよ」


    おそ松「母さん!トド松がやりたいって!」


    トド松「違うよ母さん!おそ松兄さんがやりたいって」


    一松「……俺がやる」


    おそ松「は!?マジで?一松サンキュー!」


    トド松「一松兄さんサイコー!」


    松代「一松ありがとうね。じゃ、午後は仕事探して来なさい」


    一松「……わかったよ」


    おそ松「俺も行くよ!暇だし」


    トド松「僕も」


    松代「じゃあ母さん荷物整理しとくから。5時まで帰って来ないでね」


    おそ松「お昼はトッテイの奢りだな!」


    トド松「やだよ。おそ松兄さん払ってよ」


    おそ松「オレ金ねぇし」


    一松「俺行くよ」


    トド松「あ待って!」


    おそ松「ちょ、置いていくな!」


  13. 16 : : 2016/06/04(土) 20:57:09








    十四松「今日も行ってきマッスルマッスル!ハッスルハッスル!!」


    カラ松「フッ俺も華麗なるカラ松ガールを探してくるぜ……」


    松造「チョロ松。お前はどうするんだ」


    チョロ松「僕は仕事探そうかな。やっぱり仕事大切だし」


    松造「そうかそうか。やっぱり真面目だだなぁ…」


    松造「(それに比べて、あの二人は……)」チッ


    チョロ松「父さん?仕事行かないの?」


    松造「はっ!いや、行ってくる」


    チョロ松「気をつけてねー」


  14. 17 : : 2016/06/04(土) 21:03:18





    一松「……」


    トド松「うどん屋さんどうだったー?」


    一松「人手、足りてるって……」


    おそ松「でも求人出してるじゃん」


    一松「5分前に来たらしい」


    おそ松「うわ運ねぇ」


    トド松「諦めないで!次行こう!」


  15. 18 : : 2016/06/04(土) 21:29:12



    一松「……」


    トド松「ど、どうだった……?」


    一松「ダメだった」


    おそ松「これで10件目だよー?ヤバくない?」


    おそ松「てか腹減った」


    トド松「じゃああそこのコンビニで買おうよ」


    一松「母さんから金貰ってきた」


    おそ松「おおー!一松なんか変わったなー」


    一松「いいから行くよ……」


  16. 19 : : 2016/06/04(土) 21:35:08
    おそ松「俺トイレしてくる」


    トド松「お弁当のとこいるね」


    おそ松「んー」


    _________________________



    おそ松「ふーすっきりしたー」ジャー


    おそ松「ん?」







    トド松「ぼくこれにしよーっと」


    おそ松「おい!一松!一松!」


    一松「あ?」


    おそ松「ここ、ここのコンビニ!求人してるってしかも夜は時給850円!」


    一松「!」


  17. 20 : : 2016/06/04(土) 21:43:56
    店長「うちは売れ行きいいからねー」


    トド松「き、聞いていたんですか?」


    店長「ああ。私はこのコンビニの店長。得意技は逆転ホームランさ」


    店長「君ら、三つ子?」


    おそ松「いや、六つ子なんですけど親が離婚しちゃって」


    店長「む、六つ子!?」


    一松「……あの求人、してるんですか」


    店長「この間辞めちゃってねぇ。3人」


    おそ松「うわきっつ」


    店長「そうなんだよ。君ら仕事探してるの?」


    おそ松「いや、探してるのはこいつだけ」


    一松「……」


    店長「名前は?」


    一松「松野…一松……」


  18. 21 : : 2016/06/04(土) 22:13:52

    店長「ちょっとこっち来て」


    トド松「頑張れ一松兄さん」


    おそ松「どれにすっかなー」



    別室


    一松「……あの」


    店長「君はどうして働こうと思ったんだい」


    一松「……理由なんてないです」


    店長「いいや。君は何かを求めて仕事を探している」


    一松「……」


    店長「……」


    一松「母さんが、大変だし……」


    店長「……今はそういうことにしておくよ。君、今日からでも来れるかな?」


    一松「……!」


    店長「今は忙しいから、夜に仕事を教えるよ。何かメモするものとバッグ持って10時に来てくれるかな?」


    一松「わかりました」







    トド松「あ、一松兄さんどう!?」


    一松「今日から……働くことになった」


    トド松「今日から!?すごっ」


    おそ松「良かっふぁなー」モグモグ


    一松「あの……ありがとう…ございます」


    店長「いやいや。君はいい仕事をしてくれそうだ」


    トド松「仕事も決まったし、午後どうするー?」


    おそ松「あー5時まで帰れねーな」


    一松「……」トコトコ


    おそ松「一松どこ行くんだよ?」


    一松「散歩」


    トド松「おそ松兄さん漫画喫茶でも行かない?暇だし」


    おそ松「たまにはいーかー。じゃあな一松」


  19. 22 : : 2016/06/04(土) 22:33:15



    十四松「ちぇーボール飛ばしすぎでなくしちゃったー」


    家にて


    チョロ松「いい仕事ないなー」


    十四松「ただいまー!ハッスルハッスル!!」


    チョロ松「おかえり十四松。お昼、どこかで買っておいで」


    十四松「わかりーました!!行ってきマッスル!」


    チョロ松「いいねぇー、十四松は気楽で」


  20. 23 : : 2016/06/04(土) 22:41:31


    十四松「コンビニへ行きましょー!」


    >イラッシャイマセー


    十四松「やっぱりおにぎりだなー!」


    店長「!?、おや、松野君じゃないか」


    十四松「ええー!?どうして僕の名字知ってるんすかー?」


    店長「……?……!ああ、君、松野一松君の兄弟だね?」


    十四松「一松兄さんまで!?すごいっすね!」


    店長「実は彼、今日からここで働くことになったのさ」


    十四松「あ、あの一松兄さんが……!?」


    店長「ああ」


    十四松「一松兄さんすげー!あ、これ買いまーす」


    店長「はい、480円です」


    十四松「一松兄さんによろしくお願いしまーす!」


    店長「わかったよ。ありがとうございました」


  21. 24 : : 2016/06/05(日) 00:10:48







    ______________________________________









    チョロ松「今日はトンカツだ」


    十四松「わーいトンカツトンカツぅ~」


    カラ松「腕によりをかけて作ったぜ……」


    チョロ松「嘘ぉ!これカラ松が作ったの!?」


    カラ松「クッキングは嫌いじゃないぜ…」


    松造「はあぁ……今日は仕事が上手くいかんかった」ブツブツ


    チョロ松「それじゃあ……」


    「「「「いただきます」」」」


    十四松「何これうまー!!」


    カラ松「フッ……我ながら中々デリシャスだ…」


    チョロ松「マジで旨いよカラ松。料理屋でも開いたら?」


    松造「……はぁ…」


    十四松「あ。そーいえばさー」


    チョロ松「どうした十四松?」


    十四松「一松兄さんバイト始めるってさー」


    カラ松「流石だ……俺は信じてたぜ…」


    チョロ松「うわ一松に越されたか……」


    十四松「今日からだってさー!」


  22. 25 : : 2016/06/05(日) 00:42:11
    松造「黙れッッッ!!」


    シーン……


    松造「母さん側についていった奴の話をするな!!」


    十四松「そんなぁ……」シューン


    松造「……」イラッ


    松造「おい十四松……ちょっと来なさい」


    十四松「え?」


    松造「いいから来るんだ!!」











    松造「十四松……お前はチョロ松みたいに就活もしない上にうるさい!」


    十四松「だって明るい方が人生楽しいっしょ~?」


    松造「黙れ!」バキッ


    十四松「!?」


    ドシャアアア


    十四松「と、父さん痛いよ……」ヒリヒリ




  23. 26 : : 2016/06/05(日) 00:49:19
    松造「役立たずの癖に、これ以上父さんをイライラさせるな!!」ドゴッ


    十四松「うっ……」


    松造「わかったのか!?わからんのか!?」グリッ


    十四松「っあ!!痛い!痛いよ父さん!!」


    松造「わしはわかるのか聞いているんだ!!」ガシッ


    松造「十四松……?返事は?」


    十四松「ううっ……」グスッ


    松造「聞いてるか!?」ゴンッッ


    十四松「分かった!わかったよ父さん!だから許して……」


    ドスッ


    松造「役立たずは明日から飯を父さんの金で食うな。カラ松にも言っとくんだ」


    十四松「はいぃ……」


    松造「ふんっっ!」バンッ


    十四松「……どうして…?父さん…」


  24. 27 : : 2016/06/05(日) 00:55:51


    松造「……」


    チョロ松「と、父さん?十四松は?」


    松造「外で寝ておる」


    カラ松「様子を見てくるぜブラザー」


    チョロ松「僕も行くよ」


    松造「チョロ松」


    チョロ松「…父さん?」


    松造「お前はここに残るんだ」


    チョロ松「な、何?父さん」


    松造「お前は、あの無能達と違って有能だ」


    チョロ松「確かに僕はあの二人よりはマシだけど……」


    松造「なら分かるだろう?父さんを敵に回したり、しないよな?」


    チョロ松「言ってる意味が分からないよ父さん」


    松造「あの二人の味方につくのなら、父さんは今後一切チョロ松の面倒をみない」


    松造「お前は分かるよなぁ?チョロ松」


    チョロ松「……」


  25. 28 : : 2016/06/05(日) 01:04:21
    僕は、父さんに脅された。母さんやおそ松兄さんたちが出ていってから父さんは豹変した。

    十四松を外に連れていった時も、鬼のような形相だった。

    僕は父さんに……_______逆らえなかった



    一方


    カラ松「ブラザー!?大丈夫か?」


    十四松「カラ松兄さん……立てないや…。足、強く踏まれちゃって」


    カラ松「何?マイパピーがやったのか?」


    十四松「僕たちが悪いって!あ、カラ松兄さん。明日から父さんのお金でご飯食べちゃダメだって!……言われちゃっ…た……」ガクッ


    カラ松「ブラザー?ブラザー!!」


    十四松「zzz……」


    カラ松「寝ているだけか……」


  26. 29 : : 2016/06/05(日) 01:10:11





    一松「……じゃあ行ってくるよ」


    松代「気を付けるんだよ」


    バタン


    トド松「一松兄さんもニート卒業かぁ」


    おそ松「いや、いつまで続くかな?」ニヤリ


    トド松「うわまじサイテーだよおそ松兄さん」


  27. 30 : : 2016/06/05(日) 01:16:28


    店長「よく来てくれたね、一松君」


    一松「はぁ」


    店長「さぁこれに着替えたまえ。更衣室はこっちだ」


    更衣室


    一松「(俺にこんな仕事続くのか……?)」



    一松「……着替えました」


    店長「おお、中々似合ってるじゃないか」


    一松「……」


    店長「初日だからレジをやってもらおうかな」



    ______________________________________





    一松「……」


    店長「一松君、レジ打ちは完璧だねぇ。じゃ、明日……いや、今日か。は、品だしをしてもらうぞ」


    一松「わかりました」


    店長「じゃ、お疲れ!!」


    一松「お疲れ様…です…」










  28. 32 : : 2016/06/05(日) 11:52:19


    一松「なんで俺が仕事なんか…」


    AM4:20 帰宅


    おそ松「zzz……」


    トド松「zzz……」


    一松「は…寝よ……zzz…」


    ______________________________________



    PM14:00


    一松「う…もう昼か」


    おそ松「なーなートッティ」


    トド松「何?」


    おそ松「お兄ちゃん暇だから遊ぼーよー」


    トド松「なんで嫌だよ」


    一松「……(仲良さげにうるさいな…)」


    おそ松「だって一松寝てるし、金ないからパチンコ行けないし」


    おそ松「俺にはお前だけだよトッティ~」


    トド松「わかったから!べたべたしないでよー」


    一松「……」


  29. 33 : : 2016/06/05(日) 12:03:58







    十四松「ぅ……あ、朝だ!!」


    カラ松「zzz………」


    十四松「カラ松兄さーん!!朝だよ朝だよ!!」


    カラ松「z……おう、グッモーニンブラザー。今日という日を向かえられて最高に幸せだな……」


    十四松「下に行こー!」


    カラ松「あ、そうだブラザー……足の調子は…」


    シーーン……


    カラ松「フッ……」


    十四松「おっはよー!チョロ松兄さん!」


    チョロ松「……」無視


    ____『お前はわかるよなぁ?チョロ松』


    十四松「それじゃあ行ってきマッスルマッスル!!」


    松造「朝からうるさいものだ…」


    カラ松「おはようブラザー」


    チョロ松「……」無視


    カラ松「いいぜ…静寂と孤独を愛する男……」


    チョロ松「ごちそーさま」


    カラ松「……」
  30. 34 : : 2016/06/05(日) 12:14:49


    十四松「……僕のお金が後3000円かぁ!バイトしなきゃね!!」


    十四松「カラ松兄さんに食べ物買ったら料理作ってくれるかな??」













    十四松「ただいマッスル!カラ松兄さん!」


    カラ松「どうしたブラザー?」


    十四松「昨日父さんに食べちゃダメって言われたでしょー!だから、買ってきたんだー!!」


    カラ松「ブラザー……足は大丈夫か?」


    十四松「ちょっと紫色になってるけどね!これなんだろー?」


    カラ松「触るといけないぜブラザー。無理をするんじゃないぞ…」


    十四松「ありがと!!」ニパッ


  31. 35 : : 2016/06/05(日) 12:24:15
    松造「何をやっているかお前達……」


    カラ松「ファz……」


    松造「……」ドゴッ


    カラ松「おぉぅ!……暴力は良くないぞファザー…」


    松造「(カラ松は動じないか……ふん)」


    ギロッ


    十四松「」ギクッ


    松造「……」


    こうして父さんは十四松を睨んだ後、仕事へ行った。

    僕は、影でそれを見ていたんだ。父さんはいってきますも言わずに出掛けた。

    父さんは、カラ松と十四松を自分の子供と思っているのだろうか……?


    チョロ松「……足の怪我、大丈夫か?」


    十四松「あ、チョロ松兄さん!大丈夫!!」


    十四松は、朝無視した僕に笑顔で話してくれた。目は若干腫れていて、見ると心苦しい。

    僕はズルい………奴だ。


  32. 36 : : 2016/06/05(日) 12:30:29

    僕たち六つ子が、こんなに長時間離れたのは初めてだと思う。

    そしてこんなに陰湿に誰かを攻撃するのも、初めてだ。

    父さんが、息子に手を上げるのも初めてだ。

    おそ松兄さん、一松、トド松。そして母さん。彼らは一体どうしてるんだろ

    もしもこんな状態になっても、おそ松兄さんなら……纏めてくれるのかな。


    「嫌だなぁ」






    カラ松「それじゃあ俺はカラ松ガールを探しに行ってくるぜ…」


    十四松「行ってらっしゃい!イタ松兄さん~!」


  33. 37 : : 2016/06/05(日) 12:41:13


    十四松「ね、ね!チョロ松兄さん。野球しよ!野球!」


    チョロ松「……」プイッ


    十四松「え……」


    チョロ松「求人ないかな…」


    十四松「……ほら見て兄さん触手!兄さんできる?」ニュルニュル


    チョロ松「……」


    十四松「触手~」ニュルニュル


    チョロ松「……っ、うっさいな!!気が散るからどっか行けよ!!」


    十四松「」


    十四松「ご、ごめん……」


    チョロ松「……十四松。よく聞くんだ」


    十四松「え?」


    チョロ松「僕はもうこれから、お前を助けることも出来ないし、話しかけることも出来ない」


    十四松「ど、どうしてチョロ松兄さん」


    チョロ松「父さんがそう言ったんだ。でも、僕はお前を殴るはしない。」


    チョロ松「父さんは変わってしまったんだ。十四松、これ以上傷つきたくないならもう誰にも話しかけるな!いいか!?」


    十四松「カラ松兄さんには……?」


    チョロ松「父さんがいつ、お前に対して怒りを抱くか分からない。余計なことはするな!」


    十四松「……はい」


    こんなに酷いことを言ったのに、十四松は笑って去っていった。

    いや、元からあんな顔だったかもしれないけど。

    僕は最低な兄貴だろうな。


  34. 38 : : 2016/06/05(日) 13:50:05
    こんな糞みたいな日々が、一ヶ月も経った。

    父さんは度々、十四松に暴力を奮っている。
    カラ松は鈍いから、その事には気づいていない。父さんも、料理を作るカラ松には優しい。

    十四松は最近何も食べていないらしく、徐々に痩せている。

    僕がこっそり財布にお金を入れようとしたら、父さんに怒られた。

    父さんにもう、この家の鬼だった。

    理不尽な暴力に、今も十四松は耐えている。苦しいはずなのに、ずっと明るい。


    そして、ある日______



    カラ松「おい、ブラザー達よ……ライスとミルクを買ってきてくれないか?」


    チョロ松「ああいいよ」


    十四松「お使い!?お使いッスか!」


    チョロ松「……行くよ十四松」


    十四松「はーい!!行きまーす!!」




  35. 39 : : 2016/06/05(日) 14:00:34



    トコトコトコ……


    十四松「チョロ松兄さんとこんな風に出掛けるの久しぶりだ!!」


    チョロ松「・・・」


    十四松「ははは……」


    トコトコトコ……


    チョロ松「あれ……!」


    おそ松「_______________ww」 


    トド松「wwww」 


    僕らは……再会してしまった。

    おそ松兄さんも気づいたようで、こっちを見ながら、トド松と何かコソコソ話している。


  36. 40 : : 2016/06/05(日) 14:04:17





    おそ松「なぁトッティ……あれ…」


    トド松「シコ松兄さんと十四松兄さん……!」


    おそ松「どうする?どうする?」


    トド松「引き返すのもあれだし……黙ってすれちがおう?」


    おそ松「……だな」


    十四松「あっ、おそ松兄さ______」


    スッ


    おそ松「これでいいんだよな……」


    トド松「うん……」


    おそ松「…」チラッ


  37. 41 : : 2016/06/05(日) 14:17:25


    十四松「……」シュン


    チョロ松「……」

















    その日の夜に、十四松はバイトを始めると言ってきた。

    やっぱり無視して、その場を流した。


    ______________________________________



    一松「……母さん。給料」


    松代「あら一松、初給料じゃない」


    おそ松「じゅ、153000円!?」


    トド松「どんだけ働いたの一松兄さん!?」


    松代「一松、少しぐらい貰ってもいいんだよ」


    一松「いーよ。兄さんにでもやれば?」


    おそ松「は、マジで一松!お前天使か?」


    トド松「僕にも僕にも!」


    一松「……はあ」


    おそ松「……」


  38. 42 : : 2016/06/05(日) 18:18:44



    PM21:30


    一松「行ってくる」


    おそ松「なあ一松」


    一松「何」


    おそ松「バイト終わったら、話あんだけど」


    一松「……帰ってくるの4時過ぎるよ」


    おそ松「起きてるよ。トド松に聞かれたくないから外でな?」


    一松「うん」


    トド松「何々?内緒話?」


    おそ松「何でもねーよ。それよりトド松!お前俺のシュークリーム食ったろ!」


    トド松「うわばれてた」









    ______________________________________





    十四松「カラ松兄さーん!」


    カラ松「どうした十四松?」


    十四松「僕、明日からバイト始めるね!」


    カラ松「フッ…俺もブラザーに貰ってばかりだったからな……恩返しでもするか」


    十四松「ええーっ!?カラ松兄さん働くの?」


    カラ松「仕事のことなら……」


    カラ松「ノープランだ!!」


    十四松「え?」


    カラ松「フフフ……」


    十四松「じゃあそろそろお休みなさい」


    カラ松「お休みブラザー。いい夢を」


  39. 43 : : 2016/06/05(日) 18:30:51






    ______________________________________








    AM4:00


    一松「お疲れ様でした」


    店長「おーお疲れ」


    一松「(あの店長いつ寝てんだろ。いつ来てもいるよな)」


    ウイーン


    おそ松「……よっ」


    一松「…来てたんだ」


    公園


    ギコ…ギコ…


    おそ松「家出ていった時さー、十四松ここで素振りしてたよな」


    一松「……」


    おそ松「1000以上って俺には到底無理だわww」


    一松「兄さん。話って何」


    おそ松「あー……うん。」


  40. 44 : : 2016/06/05(日) 18:57:41

    おそ松「その十四松のことについて何だけど……」


    一松「十四松がどうかしたの」


    おそ松「んー、一松さぁ、最近十四松に会ったことある?」


    一松「…いや。バイトと家に籠ってただけ」


    おそ松「だよなー会わないよな」


    一松「で、十四松が何」


    おそ松「いや。お前今度休み取ったら十四松に会いに行ってよ」


    一松「何で俺が」


    おそ松「お兄ちゃんからのお願いだよー」


    ギコ……ギコ…


    一松「気が向いたらね」


    おそ松「絶対だぞ?」


    一松「うん」


    おそ松「ははは☆兄ちゃんずっと起きてたからお腹空いちゃったな~ラーメン食いにいくか」


    一松「起きたら腹壊すよ」


    おそ松「だよなーはは。帰るか」













    おそ松「何か一ヶ月てあっという間だったよな」


    一松「……」


    おそ松「お兄ちゃんさぁ、正直寂しいんだよ」


    おそ松「イタイけど兄弟思いのカラ松に就活うるさいチョロ松。それにすんごく元気な十四松」


    おそ松「やっぱ俺の弟達は五人じゃないとなー」


    一松「何が言いたいの」


    おそ松「また一緒に暮らしたくない?」


    一松「それは、俺も思う」


    おそ松「ははそっかー!一松いい奴だな!」


    一松「都合のいい」ボソ


    おそ松「何か言った?」


    一松「言ってない」


    おそ松「言ったでしょ?」




  41. 45 : : 2016/06/05(日) 19:30:12




    AM9:00


    十四松「行ってきマッスル!」


    ラーメン屋


    店長「ええと……松野、十四松君?」


    十四松「はい!十四松ですっ!」


    店長「早速だけど、皿洗いから台拭き、注文取りとか任せるよ?」


    十四松「わかりましたっ!」


    十四松「せっせっせっ」


    店長「……」ウンウン




    ______________________________________





    十四松「お疲れ様でしたっ!!」


    店長「十四松君いい働きだし元気も良いねぇ。これからも、頑張ってくれよ?」


    十四松「頑張りますっ!」


  42. 46 : : 2016/06/05(日) 19:51:04
    十四松「お腹空いたー」


    十四松「ただいマッスルマッスル!!」


    カラ松「お帰りブラザー。仕事の調子はどうだった?」


    十四松「うん!良かったよ!!僕、バイト先大好き」


    カラ松「お腹空いてるだろう?出来てるぜ…」


    十四松「カラ松兄さん、ありがとう!!」


    チョロ松「(最近あの二人、仲良いよな……)」


    松造「十四松。ちょっと来なさい」


    十四松「……はい、行きます」


    ガラララ  ピシャン


    カラ松「おいブラザー?」


    チョロ松「何」


    カラ松「十四松のことをどうしてスルーするんだい?」


    チョロ松「……僕が最低の兄貴だからさ」


    カラ松「アンサーになってないぞ?」


    チョロ松「カラ松。もしも僕がお願いすることがあれば、協力してよ」


    カラ松「もちろんだぜ親愛なるブラザー」


    ガラララ  バンッ


    松造「チョロ松。明日は面接だろう?早く寝なさい」


    チョロ松「うん。わかってる」


    松造「それと今日から十四松の隣には寝ないように。寝相と鼾で眠れないだろう」


    チョロ松「それは嫌だ」


    松造「……何?」


    チョロ松「十四松の隣は僕の寝るところだ。他は考えられない」


    松造「……勝手にしろ」


    カラ松「じゅ、十四松?!大丈夫か?」


    十四松「……」


    カラ松「十四松?十四松?!……気絶しているだけか…」


    カラ松「とにかく運ぶか」


  43. 47 : : 2016/06/05(日) 22:17:07
    カラ松「十四松と父さんが外にいくと必ず十四松がケガをしている……何故だ?」


    それはお前がバカだからだカラ松。普通気づくだろ。


    カラ松「……最近軽いな、ブラザー」


    十四松「……」





















    翌日


    十四松「バイトバイトバイトー!行ってきマッスル!!」


    十四松がバイトに行った後、僕はこっそりある計画を進めている。

    父さんが、元に戻ってくれるには何をすればいいのか。

    就活もだけど、そっちの方が今は大事だと思う。


  44. 49 : : 2016/06/06(月) 22:11:30












    一松「店長」


    店長「ん?何だね?」


    一松「休みとっていいですか」


    店長の「ああ、勿論だよ。一松君はよく働いてくれたからね、2日ぐらいあげようか」


    一松「いつ頃ですか」


    店長「今週と来週はニャーちゃんフェアだからね……再来週?」


    一松「分かりました」






















    AM4:00

    一松「お疲れ様でした」


    店長「お疲れー」


    一松「(……別に十四松なんて……休み取ってまで見に行く必要ないだろ)」


    ネコ「ニャー」


    一松「あ……」


    ネコ「ミャー」スリスリ


    一松「……かわいいな」ナデ


    一松「……」ナデナデ


    _______________







    十四松『この一松兄さんはね!全然友達がいないんだ!』

    十四松『だからこのネコと話せるようになったらいいなーって!』

    エスパーニャンコ
    『だって僕には、皆がいるから。』









    一松「……!」ナデ…


    ネコ「ニャ?」


    一松「十四松……!」


  45. 50 : : 2016/06/06(月) 22:20:44

    おそ松「……一松遅いなぁ、何やってんだろ」


    ガチャ


    おそ松「あ、お帰り一松……」


    一松「ちょっと行ってくる」


    おそ松「は?パチンコ?」


    一松「十四松のとこ」


    おそ松「いや今4時過ぎてるんだぞ?昼行けよ」


    一松「今じゃなきゃ駄目なんだ」


    バタン


    おそ松「おい待てよ一松!」


    バタン





    おそ松「一松待てよおい」


    一松「……」


    おそ松「待てっておい!!」グイッ


    一松「……」


    おそ松「……!?」


    おそ松「お前、何で・・・」


    一松「……っ」


    おそ松「泣いてるんだよ……?」


    一松「泣いてない。じゃあ行くから」


    おそ松「お、おい!」


    おそ松「何があった一松?どうしたんだ」


    一松「……何か」


    一松「嫌な予感がした。猫撫でてたら急に」


    一松「これまでも、こんなこと結構あったから」


    おそ松「……ははーん。六つ子テレパシーかぁ」


  46. 51 : : 2016/06/06(月) 22:31:01
    一松「……別に心配なんかしてないけど」


    おそ松「兄ちゃんそーゆーことなら付き合うぞ」


    一松「いいよ。一人で行く」


    おそ松「行きたくなったんだよ、俺も!」
































    松野家


    おそ松「いいか?いくらなんでも不法侵入だからこっそり行くぞ」


    一松「わかってる」


    ガラガラガラ……


    おそ松「……」


    一松「……」


    カラ松「……」


    カラ松「ぶ、ブラザー!?モゴッ」


    おそ松「シーッ、静かにしろ」コソ


    一松「クソ松め。何でここにいる」


    カラ松「ンゴ!モゴゴ!」


    おそ松「上で話そうぜ?な?」


    カラ松「……」b


    一松「…」b



  47. 52 : : 2016/06/06(月) 22:45:16


    十四松「ZZZ……」


    チョロ松「zzz……」スヤスヤ


    カラ松「……で?どうしたんだ?」


    おそ松「いや、別に」


    一松「……」ジーー


    おそ松「十四松の体、ちょっと見てみるぞ?」


    一松「は?キモ……」


    おそ松「違う違う。ちょっと、な」


    カラ松「起こすんじゃないぞ兄貴。こんな天使の寝顔で寝てi…おそ松「あっ…」


    一松「!?」


    一松「何でこんなにボロボロなんだよ……!」


    おそ松「やっぱりかぁ」


    一松「おいクソ松!お前は知っていたのか?」


    カラ松「いや、こんな体になっていたとは。……そういえば」


    カラ松「父さんと十四松が時々外に出るんだ。その後、十四松は立てなくなったりしてたな…」


    おそ松「父さん何やってるんだよ!」


    一松「くそ親父」


    カラ松「この話だけで分かったのか……!?」


    おそ松「いや、俺も分からん☆」


    一松「虐待、に決まってるだろ」


    おそカラ「「え……」」


    一松「今日はここに泊まる。入れ替われクソ松」


    カラ松「俺がかい……?しかし、ブラザーに俺のナイスファッションを真似できるかな……?」


    一松「……」ギロ


    おそ松「カラ松ー、帰るぞー」


    カラ松「え、ちょ、え……?」


    一松「……」


  48. 53 : : 2016/06/06(月) 22:52:05

    カラ松「しかしなぜ一松は入れ替わろうなんて……」


    おそ松「あいつ十四松のこと大好きだからなー。放っておけないんだろう」


    カラ松「ブラザー愛は俺と同様……か」


    おそ松「お前ホント兄弟好きだよな」


    カラ松「神に授かれし六つの魂……それが一度に同じ腹から生まれたんだ。大事にしてやりたいだろう」


    おそ松「うわイタイわー。平常運転じゃん」


    カラ松「俺の愛は他人を傷つけてしまうのか……!」


  49. 54 : : 2016/06/07(火) 22:00:16














    ______________________________________







    翌日



    十四松「ZZ……」パチ


    十四松「起きましたっ!!」


    一松「zzz……」


    十四松「あれ、カラ松兄さん寝てる。めっずらしー!!」


    十四松「カラ松兄さーん!」ユサユサユサユサ


    一松「zzz……」


    十四松「あっれー?兄さん起きないなぁ」


    一松「zzz……」


    十四松「いいや寝かせとこーバイトバイト!!」






    それから暫くして……


    PM14:00


    一松「んにゃ……!?」


    一松「あそっか俺……」


    一松「十四松どこいった…」


  50. 59 : : 2016/06/27(月) 19:35:44

    一松「……」







    チョロ松「あー!んだよくそー!!」


    一松「!」


    チョロ松「ねーカラ松~つまみ作ってよ」


    一松「(昼間から酔ってる……面接失敗したなww)」


    チョロ松「カラ松?」


    一松「ハッ……!どうしたブラザー?俺は何でもないぞ…?」


    チョロ松「いやぁね、うん。それよりつまみ作ってよ~今日は生きる気がしないわ」


    一松「チッチッチッチッブラザー?昼間から酒など体に良くないぜ…」


    チョロ松「んだよくそー!ケツ毛燃えとけクソ兄貴!」


    一松「」


    一松「(落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない落ち着け俺はカラ松イラついてはいけない)」


  51. 60 : : 2016/06/28(火) 15:13:10











    ______________________________________










    松代「おそ松一松!そろそろ起きなさい」


    カラ松「ふっ……俺の辞書に起きるという言葉はないぜマミー」


    松代「」


    トド松「」


    トド松「い、一松兄さん……?」


    カラ松「ハッ……じ、冗談だにゃー」


    松代「」


    トド松「え何?新手のギャグなの!?おかしくなっちゃったの!?」


    おそ松「なんか騒がしいねー」フア


    トド松「聞いてよおそ松兄さん。一松兄さんが何だか気持ち悪いよ」


    おそ松「んー…まー……いいんじゃね?」


    トド松「いや何がいいの!」


    カラ松「……」


    松代「ちょ、ちょっと母さん洗濯物干してくるわ…」


    トド松「母さんの顔青かったよ!!もーなんなのさー」


    おそ松「それよりトド松さー何か飯買ってきてよ」


    トド松「はあ!?」


    おそ松「てきとーでいいからさ。な?」


    トド松「もー分かったよ」


    カラ松「俺の分も頼む…」


    トド松「うーおそ松兄さん、僕が帰って来るまで一松兄さん何とかしててね?」


    おそ松「兄ちゃんに任せとけ」


    トド松「心配だな……行ってきまーす」


    バタン


  52. 61 : : 2016/06/28(火) 15:23:18

    カラ松「助かった……」


    おそ松「お前演技下手だなー。ホントに高校ん時演劇部だったの?ww」


    カラ松「ふっ……役はいつも村人Bだ」


    おそ松「イタイって!そこでカッコつけないで!!」


    カラ松「それより、俺のことはトド松にぐらい教えたっていいんじゃないか?」


    おそ松「んー。でもすぐ元通りだろうからいいんじゃない?説明面倒だしさー」


    カラ松「そうか」


    おそ松「………あ!そうだ」


    おそ松「今一松さバイトしてるんだよね」


    カラ松「ああ……確か十四松が言ってたな……」


    おそ松「へー、十四松が。それでカラ松一松の代わりに行ってくんねーかな」


  53. 62 : : 2016/07/16(土) 15:08:28
    カラ松「一松の代わり……か、いいだろう引き受けた」


    カラ松「俺にできないことはない…フッ」


    おそ松「ありがとカラ松~」


    カラ松「それより兄貴……一松の真似とはどうやったら上手く出来るんだ?」


    おそ松「あいつ普段喋んないし返事だけすればいいよ」


    カラ松「そうか。それは助かった」


    おそ松「なーカラ松~。最近父さんどこかおかしいとか思わなかった?」


    カラ松「・・・」


    カラ松「確かに、最近怒鳴ることが多かったよな。カルシウム不足かも……」


    おそ松「(あーこいつアホでよかった)」


  54. 63 : : 2016/07/16(土) 15:16:27


    ガチャ


    トド松「ただいまー!」


    おそ松「おかえりトド松~!サンキュー」


    トド松「ねーねー聞いてよ!再来週、この辺で祭りがあるって!」


    おそ松「マジ?!じゃあ三人で行くか」


    トド松「うんうん。一松兄さん空いてるかな?」


    カラ松「俺は……」


    おそ松「一松バイトあるかもしれないなーー」


    トド松「あそっかぁ」


    カラ松「あの…俺…」


    おそ松「いちおー、俺とトド松で計画立てるか」


    カラ松「え……」


    トド松「だね!」



  55. 64 : : 2016/07/16(土) 15:26:09
    入れ替わって一週間が過ぎたものの一松は、十四松の実態を知ることはできなかった。

    父は運悪く(?)運良く(?)仕事がうまく行き家では機嫌が良かった。

    しかし、一松は思ったことがある。十四松の元気がない。

    何となく父を恐れているような気がする。


    幸いカラ松一松二人とも、他の家族にバレることなく入れ替わりを済ませたのだった。











    チョロ松「カラ松ー」


    カラ松「どうしたブラザー?」


    チョロ松「来週あっち方面で祭りあるって、父さんが。お金あげるから行っておいでって」


    カラ松「ああ……そのことか…」


    チョロ松「あれ知ってたんだ」


    カラ松「勿論、十四松も連れて行くよな」


    チョロ松「う、うん……。出来たらね」


    チョロ松「(祭りぐらい、一緒に行ってもいいよな…)」


  56. 65 : : 2016/07/18(月) 12:05:55











    AM4:00

    一松「お疲れ様です」


    店長「あ、あのだね一松君……」


    一松「へ?」


    店長「ひ、非情に言いにくいのだけれども……」


    一松「はあ。(俺何かしたっけな)」


    店長「こ、この店舗!潰れることになった!」


    一松「……え」


    店長「本当にすまない。上の者の命令で」


    一松「その……いつからですか」


    店長「三日後」


    一松「早いですね」


    店長「実は結構前から決まっていたんだけど、言いにくくて……」


    店長「他のバイトには伝えたんだけど…」


    一松「そうですか。わかりました」


    一松「(マジかぁ……)」


    店長「はいこれ、今月分の給料。すまないね、短い間だったけど本当にありがとう。明日からは僕だけで大丈夫だから、もう来なくていいよ」


    一松「あ…今まで……ありがとうございました」


    店長「こちらこそありがとう」























    一松「……はぁ」


    おそ松「よお、遅かったじゃん」


    一松「また待ってたの」


    おそ松「いやもう目が冴えちゃってね」


    一松「俺、クビになった」


    おそ松「え!?」


    一松「あそこ潰れるって。今月分貰ってきた」


    おそ松「また仕事探さないとなー」


    一松「おそ松兄さんも働けば」


    おそ松「俺はいいよー。だらだらしてる方が好き」


    一松「そりゃ俺だって」

  57. 66 : : 2016/07/20(水) 21:40:52






    AM4:20 帰宅



    トド松「zzz……」


    おそ松「トド松寝てるなー」


    一松「ていうかこれが普通だし。俺たちがずれてるだけ」


    おそ松「夜更かしは良くないぞ☆」


    一松「……」


    おそ松「……」


    一松「寝るね」


    おそ松「あ……ハイ」


    一松「……お休み」


    おそ松「うん……」


















    おそ松「……何やってんだ俺」








    おそ松「……寝よ」








  58. 67 : : 2016/07/20(水) 21:52:34














    カラ松「十四松~?おーい朝だ起きろ」


    十四松「んう……」グル


    カラ松「!?、おいこれ何だ十四松」


    十四松「なぁに~?カラ松兄さん」


    カラ松「お前、手!!」


    十四松「へ?」


    十四松「え」


    カラ松「どうしたその手!真っ赤に腫れているじゃないか」


    十四松「あは、は、へへへ……」


    十四松「わかんなーい!どうしたんだろ」


    カラ松「何もないのならいいんだが……。ちょっと触るぞ…って熱ッ!」


    十四松「でも全然痛くないよー?」


    カラ松「大丈夫なわけないだろ。ブレッグファーストを食べたらすぐに病院に行くぞ」


    十四松「え、でも僕バイト……」


    カラ松「俺が代わりに行く!わかったか」


    十四松「ごめんね…カラ松兄さん」


    カラ松「ノンノンノン十四松!こういうときはスマイルで礼だけ言っとけばいいんだアンダースタン?」


    十四松「……わかった!」ニパッ


  59. 68 : : 2016/07/20(水) 22:09:39


    _______俺は入れ替わりが終わるとき、兄貴に言われた。


    おそ松『あのさーカラ松』


    カラ松『んー?どうしたんだ兄貴』


    おそ松『その……そっちの家でのお兄ちゃんはお前だからさ、チョロ松と十四松のこと、よろしくな』


    カラ松『フッ心配するなブラザー。俺に任せておけ』


    おそ松『頼んだぞ、ブラザー!』ニッ






    親指をグッと立てて笑ってたけど、目は笑っていなかった。










    チョロ松「カラ松ご飯まだー?」


    カラ松「ああ……少し待ってくれ」


    十四松「僕今日やっぱ朝ごはんいらなーい!」


    カラ松「ど、どうしてだ……?俺の料理は不味いっていうのか…?」


    十四松「んーん!ちょっと食欲ないの!」


    カラ松「そうか……無理するんじゃないぞ十四松」


    十四松「はーい!!」


    チョロ松「……」


    松造「カラ松まだか!」


    カラ松「今出すぜ今日は……」


    チョロ松造「「いただきます」」


    カラ松「……フッ」+






    松造「今日は早めに行ってくる。チョロ松、頑張るんだぞ」


    チョロ松「はーい」


    カラ松「ブラザー……今日は十四松と病院に行ってくるぜ」


    チョロ松「へーどっか悪いの?」


    カラ松「十四松の手がな……腫れていたんだ」


    チョロ松「……僕もちょっと足いたいから一緒に行っていいかな」


    カラ松「オーケーもうすぐで行くから準備しててくれ」

  60. 69 : : 2016/07/26(火) 19:36:09


    十四松「準備完了ったい!」


    カラ松「おぉう十四松。バイト先の連絡を教えてくれ。休むと電話するから」


    十四松「え。代わりに行ってくれるんじゃないのー?」


    カラ松「よく考えたら俺はラーメンのオーダーは取れないからな。バレるだろう」


    十四松「はは、ははは……」


    チョロ松「……?」


    カラ松兄さんが代わりに行けないって分かった瞬間十四松の顔色が変わった。

    青ざめている。

    十四松は最近とても変わった。
    【行ってきます】も【ただいま】も普通に言うようになりつつある。

    そして………僕と目を合わせない。


    カラ松「準備はいいかチョロ松?」


    チョロ松「ん?ああ…」


    十四松「三人で行くんだ!」


    カラ松「そうだ。さぁブラザー混まないうちに行こうじゃないか」


    十四松「はーい」












    赤塚病院


    医者「君は何の異常もないね!ただの捻挫だ」


    チョロ松「はぁ」


    医者「しかし君は……」


    十四松「あはは!原因不明!?」


    医者「火傷っぽいけど火に触れたような感じじゃない。だとすれば……いやしかし」


    チョロ松「げ、原因は?」


    カラ松「?」


    医者「高温のお湯の中に手を入れた……とか」


    十四松「」ビクゥッ


    医者「しかしお湯の中に手を突っ込むなどバカげたこと……」


  61. 70 : : 2016/07/27(水) 19:55:54
    チョロ松「蜂に刺されたとかは?他に原因は!?」


    医者「な、何をそんなに……コホン、いや刺された痕はなかったよ」


    チョロ松「そうですか……」


    医者「薬は出しておくけどくれぐれも、熱いものに触れないこと!」


    十四松「はい!わっかりましたっ!」








    カラ松「これですぐ治るなブラザー」


    十四松「何で火傷したのかなー?」


    チョロ松「……」


    カラ松「そうだ……今日の昼は久々に外食をしないか?俺の奢りだ」


    十四松「まじすかにーさん!ごっそさん」


    チョロ松「金どうしたの」


    カラ松「勝ったぜパチンコ。ヴィーナスが俺に微笑みやがったからな……」


    チョロ松「んじゃ僕は何でもいいや」


    十四松「僕はファミレス!」


    カラ松「じゃあ行くか……いくらでも食っていいぜ」










    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇








    カラ松「」


    十四松「いっぱい食べれたー」


    カラ松「嘘だろ……全部使いきるなんて」


    チョロ松「(バカだなぁ。十四松が大食いなの知ってる癖に)」





  62. 71 : : 2016/08/07(日) 00:22:51



















    一松「……」ズゥゥゥゥン


    トド松「ちょ……一松兄さんどうしたの」


    おそ松「さー?」


    トド松「【さー?】じゃないよね何かあったよね。いつも以上に闇深いんだけど」


    おそ松「俺ニートだからわかんね」


    トド松「僕もニートだから!っておそ松兄さん何かしたでしょ?」


    おそ松「はぁー?なんで俺なんだよ」


    トド松「僕何もしてないしおそ松兄さんしかいないでしょ」


    おそ松「俺じゃねえしあいつバイトクビになっただけだし」


    トド松「え、そうなの」


    一松「……」ズゥゥゥゥゥゥン


    おそ松「あ、やべ」


    トド松「い、一松兄さん?」


    一松「……ちょっと外行ってくる」


    トド松「う、うん……」


    おそ松「人殺らないようにな~」


  63. 73 : : 2016/08/13(土) 03:27:19




    てくてくてく



    一松「(意外に俺、バイト大事だったんだな……)」


    \わいわい/


    一松「あ?……」


















    チョロ松「あ、あれ?一松だ」


    十四松「」ピクッ


    カラ松「おおぅ運命の再会だ…」









    一松「(十四松のこと聞いてみるか)」


    一松「おいクソ松、来い」チョイチョイ









    チョロ松「呼ばれてるよ」


    カラ松「全く……俺が恋しくなったのか。チョロ松と十四松は先に帰っててくれ」


    チョロ松「……うん」


    カラ松「チョロ松?どうした」


    チョロ松「い、いやなんでもない」


    カラ松「十四松、寄り道して帰るんじゃないぞ」


    十四松「わ、わかった!」








    一松「……」


    カラ松「久しぶりだな一松」


    一松「この前会ったじゃん」


    カラ松「そう言えばそうだったな」


    一松「お前は脳みそまでクソ松か」ケッ


    カラ松「それより呼びつけたのはなんだ?俺の愛が欲しいのか?」


    一松「違う」



    一松「十四松どうなってるかって」


    カラ松「ああ十四松か。さっき病院に行ってきたんだがひどく手が腫れててな」


    一松「父さんがやったの」


    カラ松「いや、最近はご機嫌だから可能性はNOだ」


    一松「……あっそ。それが聞けたらもーいいやじゃあな」


    カラ松「な……俺の愛はいらないのか」


    一松「あ、それと」


    一松「俺、バイト辞めたから」


    カラ松「…!」


    一松「……」


    てくてくてく



    カラ松「一松……隈が酷かったな」


  64. 74 : : 2016/08/19(金) 08:46:22
    今度トド松の話も作って下さい‼︎
  65. 75 : : 2016/08/27(土) 13:50:50
    >>74
    わかりました^^








    その日の夜




    カラ松「zzz……」


    チョロ松「(十四松の手、どうしたんだろ……)」


    チョロ松「(父さんは何もやってないっぽいし…)」


    スッ


    チョロ松「(ん?)」


    十四松「……」トコトコ


    チョロ松「(十四松……トイレかな、珍しい)」


    十分後


    チョロ松「(遅いな……何してるんだろ)」


    トコトコ


    台所


    十四松「もうすぐだぁ」


    チョロ松「(お湯を沸かしてる……夜食でも食べるのかな。でもなんで、洗面器?)」


    チョロ松「……!!!!!」


    僕が見たものは……信じられない光景だった。

    お湯を洗面器に移しかえた十四松はその中に手を突っ込んだ。

    沸騰していたすぐにお湯に手をいれたんだから、100度は感じてる筈……。でも、十四松は嬉しそうに笑っていた。


    チョロ松「十四松!!」


    十四松「チョロ松兄さ…」ギョッ


    チョロ松「何やってんの手ぇ出せ!!」


    十四松「あ、え、……ははは…」スッ


    すぐに水を出して手を冷やさせた。腫れていた手はさらに赤く、大きくなっていた。

    そしてやっぱり、目を合わさない。


    チョロ松「昨日から、やってたの」


    十四松「……」


    チョロ松「ねぇ、もう怒らないから。言って」


    十四松「…うん。昨日から」


    十四松「だって気持ちいいんだ。熱くて溶かしてしまいそうで、とっても気持ちいい!」


    チョロ松「ごめん…十四松」


    十四松「何々?チョロ松兄さん何かしたの?」


    チョロ松「もうこんなことするな……。僕が…守るから」


    十四松「…そうしたらチョロ松兄さんがやられちゃうよ?」


    チョロ松「いいんだよ。こんな最低なやつ消えてなくなればいい……」


    僕は十四松をそっと抱きしめた。


    十四松「チョロ松兄さん!?」


    チョロ松「ごめん十四松…こうでもしないと胸が痛い」


    十四松「僕ホモじゃないからね?ね?」


    チョロ松「僕も違うよバカ……」


  66. 76 : : 2016/08/27(土) 14:04:36


    松造「……チョロ松?」


    チョロ松「父さん!?」


    松造「裏切ったのか、チョロ松」


    チョロ松「そんな訳じゃ……」


    松造「じゃあ十四松がわるいんだな?」


    十四松「……」


    チョロ松「違う、違ぇよクソジジイ!!」


    松造「なっ……」


    チョロ松「自分が気に入らないからって散々痛めつけやがって。いい加減にしろよ!!十四松はあんたのおもちゃじゃないしカラ松は料理人じゃないし僕は、出来のいい道具じゃない!!おそ松一松トド松も、カラ松も十四松も僕も、ただのあんたの息子だ!」


    松造「言うようになったじゃないか。しかしお前らはここにいる以上、父さんの金で養うんだぞ?」


    チョロ松「よく言うよバーカ!!出ていってやるよ!ケツ毛燃えとけバーカ!!!」


    チョロ松「行くよ十四松!」


    十四松「え…ハイ」






    カラ松「zzz……」


    チョロ松「おらぁ!起きろカラ松!」


    カラ松「ふぁ!?ん、んん?」


    チョロ松「行くんだよ早く支度しろぉ」


    カラ松「おいおいおいブラザー、まだ夜だぞ…」


    チョロ松「いいからはやく!!」


    カラ松「お、おう」


    こうしてAM1:37残りの兄弟も、松野家から出ていった。


  67. 77 : : 2016/08/27(土) 15:26:01
    チョロさん荒ぶってるなぁ・・・カッケェ・・・
    そしてカラさんの起こし方に吹いてしまった・・・
    引き続き期待してます!
  68. 78 : : 2016/08/27(土) 21:17:58


    AM1:37


    一松「あ”~~~~~」


    トド松「一松兄さーんそろそろやめてーくそ眠い」


    おそ松「トッティ弱w」


    トド松「て言うかおそ松兄さんこの時間寝てる筈なのにやけに平気そうだね。あ、もしかして」


    トド松「最近起きるの遅いのも夜中何かしてるからじゃないのー?」


    おそ松「ちげーよバーカ」


    トド松「じゃあ何さ」フンス


    おそ松「目ぇ覚めてるだけだっつうの」


    トド松「本当に?兄弟に嘘つかないで!」


    一松「あ”~~~~」


    トド松「一松兄さんヤギみたいな声出さないで」


    一松「ざん”ぽじでぐる”」


    おそ松「あ、俺も!」


    トド松「ええっじゃあ僕も!」


    一おそ「「どうぞどうぞ」」


    トド松「っはぁ!?」


    一松「行くよ兄さん」


    おそ松「へーい」


    トド松「僕の扱い酷くない!?カラ松兄さん並」


  69. 79 : : 2016/08/27(土) 21:52:52

    一松「……」


    おそ松「世の中の皆ー!!ニートしようぜー!」


    トド松「うるさい近所迷惑」


    おそ松「ん……?何か足音聞こえない?」


    トド松「はぁ!?ふざけんなびびらせんな!」


    おそ松「いやいやいや。一松止まってみ」


    ……ズンズンズン


    おそ松「なんか踏みしめたような足音…」


    トド松「いやーー!!!」


    一松「…あ?なんか声聞こえない?」


    …ッダヨ!バーロォ


    おそ松「チョロ松が酔ったときみたいだなwww」


    トド松「もー帰ろーよ。怖いよー」


    一松「じゃあおそ松兄さんトッティ連れて帰って」


    おそ松「えー俺も散歩したーい」


    一松「じゃあね」


  70. 80 : : 2016/08/27(土) 22:45:56




















    チョロ松「っだよ!ばーろあのくそ親父!あーもうまぬけまぬけまぬけ!」


    カラ松「ブラザー?酔ってないよな~」


    チョロ松「ああ“!?てめぇの眉毛セットしてやろうかカラ松!?」


    十四松「ち、チョロ松兄さ…」


    チョロ松「大体十四松もくそ親父とか俺とか殴っときゃ良かったじゃんかよばーろぉ!」


    チョロ松「お前のアホ毛三本に増やしたろか!?」


    カラ松「だ、ダメだ。今のこいつには何を言っても文句しか出てこないぜ」


    十四松「どーすんのっ!」


    チョロ松「ホンマ俺あいつのケツ毛燃やしたろか?あー、つーかモヤシのナムル食いてえ」


    カラ松「……」


    チョロ松「あんれぇ!?あそこにいるの四男じゃーんwww」


    十四松「!」


    カラ松「よく会うな」


    チョロ松「ヒャッハーーwwwしゃべろーよしゃべろーよ♪」


    カラ松「狂ってる……完全に」


    十四松「一松兄さん……」












    一松「あれ?」


    チョロ松「よお一松」


    一松「何キモい。つーかこんな時間に何してんの」


    チョロ松「出てきたの!!あの監獄から」


    一松「ふ。で、いく宛あんの」


    チョロ松「ねえよ!」


    カラ松「すまない一松……今……」


    一松「聞いた。前に泊まったホテル近くにあるからそこ行っとく?」


    チョロ松「おなしゃーす!!」


    一松「紹介してほしいならうるさくしないで」


    チョロ松「へーい」




    十四松「……」


    一松「十四松、行くよ」


    十四松「!、うん!」


    チョロ松「……」ニコッ


    十四松は、一松が普通に話しかけてくれたことが嬉しいようだ。

    そりゃそうだよな、あいつら仲良いのに1ヶ月も話せなかったんだから。


  71. 81 : : 2016/08/27(土) 23:08:16


    以前泊まったホテルにて


    一松「あのー急きょ何ですけど2部屋空いてます?」


    一松「六階と七階……あ、はいそれで」


    一松「二万五千…三万から」


    一松「あ…はいりょーかいです」


    カラ松「慣れてるな」


    一松「おいクソ松、お前は兄さんと寝ろ。俺は十四松と寝る」


    カラ松「ああ」


    チョロ松「一松」


    一松「あ?」


    チョロ松「十四松、相当辛いらしいから……話聞いてやって」


    一松「え」


    チョロ松「任せた。ねぇカラ松兄さぁん!お部屋行こうよぉ」


    カラ松「分かったから!大声を出さないでくれ」(泣)





















    十四松「わあー!ホテル初めて!」


    一松「久しぶり、十四松」


    十四松「久しぶり!一松兄さん」ニパッ


    一松「俺がいないのどうだったんや~」


    十四松「ほんま寂しかったでぇ」


    一松「……何してるんだろうな」


    十四松「うん、何してるんだろ」


    一松「寝る?眠いでしょ」


    十四松「兄さんは?寝るの?」


    一松「いや俺は暫くテレビでも見とく」


    十四松「じゃあ僕も」


    >ワアアアアアアアアアア!!キャーワハハハハハ


    一松「wwwwwwwwwwwwwwww」


    十四松「あはは!!あはは!!面白ーい」


    一松「テレビとか久々」


    十四松「あは、僕も!」


    一松「テレビ見なかったのか」


    十四松「……まーね!」


    一松「……父さんに、見るなって言われた?」


    十四松「えっ!?」


  72. 82 : : 2016/08/27(土) 23:20:09


    一松「体の傷、父さんにやられたんだろ」


    十四松「……」


    一松「分かってんだよ十四松」


    十四松「……」


    一松「手もやられたの?父さんに?」


    十四松「違うよ!これは自分で……」ハッ


    一松「……じゃあ仮に、やられてないとする。だったらお前のその顔何。隈出来てるんだけど」


    十四松「それは一松兄さんも一緒だよ」


    一松「じゃあその元気の無さは何。傷だらけの体は何」


    一松「その作り笑顔は、何なの」


    十四松「……んなに」


    一松「ん?」


    十四松「そんなにいっぱい言わないでよ…!一松兄さん変だよ、チョロ松兄さんも!」


    十四松「いつも通りにしてよぉぉ!」グスッ


    一松「わ、悪かった十四松。泣くな」


    十四松「ZZZ……」


    一松「寝るのはやっ」


    一松「…お休み。今日はゆっくり寝なよ」
  73. 83 : : 2016/08/30(火) 15:38:33


    ☆翌日☆



    AM10:00


    「……イチマツ」


    「イチマツ!」


    カラ松「一松!」


    一松「……あ?」


    カラ松「朝だ。起きるんだ」


    一松「うるせぇブチ殺すぞクソ松……」


    十四松「いっち松兄さ~ん!」


    カラ松「ホラ、十四松も起きてる」


    一松「ん……ああ」


    一松「あれ…チョロ松兄さんは」


    カラ松「まだ寝ている。いくら起こしても起きなかった」


    十四松「じゃあ僕!僕が起こしに行ってくる!」


    一松「おいクソ松」


    カラ松「ん?」


    一松「おぶってけ」


    カラ松「朝から嘘だろ?」


    一松「おぶれ。五秒以内におぶらないとコロス」


    カラ松「なんで……?よいしょ」


    一松「GO~」


    カラ松「」


  74. 84 : : 2016/08/30(火) 22:35:08
    期待!
  75. 85 : : 2016/09/03(土) 20:23:10




    チョロ松「zzz……」


    十四松「チョロ松兄さん、朝だよ」


    チョロ松「うう~ん……十四松ぅ?」


    十四松「そだよ!」


    ギュッ


    十四松「ほわ!?」


    チョロ松「十四松~本当にごめんね」ムニャ


    十四松「チョロ松兄さん?寝ぼけてますか!?」


    チョロ松「俺は兄貴失格だよ…」ムニャ


    十四松「兄さ~ん!落ち着いてくださいな!」


    チョロ松「ふふふ、十四松」


    十四松「?」


    チョロ松「お前は暖かいな~!」


    チョロ松「zzz……」


    十四松「は?へ?」





    カラ松「ブラザー……」


    一松「……おいクソ松、もう下ろせ」


    カラ松「え?」


    一松「下ろせって言ってるんだよ」ゲシッ


    カラ松「いてっ」


    一松「十四松、起こせた?」


    十四松「ううん!また寝ちゃった」


    一松「そ。後は俺が起こすからフロント行っといて」


    十四松「わかった!行こ、カラ松兄さん」


    カラ松「おう勿論だ。一松頼んだぞ」


    一松「俺に命令するなクソ松。さっさと行け」



















    一松「チョロ松兄さん、起きろよ」


    チョロ松「zzz……」


    一松「起きろって。」ペシッ


    チョロ松「うぅん……」


    一松「起きて」ペシッペシッペシッ


    チョロ松「ぃったいな…あれ?朝?」


    一松「兄さんさぁ……」グイッ


    一松「あんた気付いてたんでしょ?父さんの暴力」


    チョロ松「え、は!?いきなり何?」


    一松「だからぁ、気付いてただろ?」


    チョロ松「……うん」


    一松「鈍いクソ松には俺、腹立ててないけどあんたにはすんげー、ムカついてる」


    チョロ松「……」


    一松「今すぐ殴りたい気持ち……でもしない」


    一松「あの家を出ていく決心してくれたから。それは俺も感謝してる」


    チョロ松「あんなの、感謝されるべきじゃない」


    一松「俺が言いたいことは言ったから。早く顔洗ったりして。それと……」


    一松「次、兄弟見捨てたらブチ殺すから」


    チョロ松「……わかってる」


  76. 86 : : 2016/09/18(日) 21:28:58

    フロントnow


    カラ松「だからダメだ」


    十四松「僕は喉乾いたの!」


    カラ松「自動販売機よりスーパーの方が安いんだ」


    十四松「僕のお金でしょ!」


    カラ松「ノンノンノンダメだ」


    十四松「ぬぅ……!」


    一松「……」


    チョロ松「は?どしたの」


    一松「……十四松が喉乾いたって。自販機で買うかスーパーで買うか値段の口論」


    チョロ松「ちょっと二人ともやめて。周り見てみなよ」


    カラ十四「「……」」


    ヤダー

    ナニアレー

    プププハズカシー


    カラ松「OhhhhhhhhhhhNoooooooo!!」


    カラ松「カラ松girl'sが……ああ…」


    十四松「マジ?注目浴びてるんすか!?いぇーーい!」


    チョロ松「……何この温度差」


    チョロ松「一松、おそ松兄さんたちと会わせてくれる?」


    一松「もう呼びつけた」


    チョロ松「へ?」


    一松「駅前の方のスタバァで待っとくように言った」


    チョロ松「ま、マジで!?はやく行こう」














    スタバァ 駅前店


    トド松「ふ~やっぱスタバァで優雅にコーヒー……いいよねえ~」


    おそ松「コーヒーとかw俺は断然パフェだね」


    トド松「一松兄さんのお金何だから遠慮しなよねー」


    おそ松「よく言うよ。日頃こっそり少しずつ使ってる癖に」


    トド松「」ドキッッ!!


    おそ松「ケッ!末っ子が」






    十四松「わー、スタバァだスタバァだ!」


    トド松「あっこっちこっち~」


    一松「おそ松兄さん後でそのパフェ分の金返してね」


    おそ松「なっ!?」


    トド松「何か飲む?」


    十四松「ジューーーーース!」


    チョロ松「僕いらない」


    カラ松「フッ…ラテのエスプレッソ……


    一松「自分で買いやがれクソ松」


    おそ松「……と、茶番はこれくらいにして第○回松野家兄弟会議を始めまーす」


    トド松「一松兄さんから話は聞いたよ。その……大変だったね」


    チョロ松「…あれはもう父さんじゃない」


    チョロ松「悪魔だよ・・・」


    カラ松「マミーの様子はどうなんだ」


    おそ松「んー特には分かってねえな」


    一松「円形脱毛症…」


    おそ松「へ?」


    一松「昨日気づいたけど、髪抜けてる」


    十四松「ジュースうまっ」


    トド松「十四松兄さん、座って飲もうn……!?あれ……?」


    チョロ松「どうしたのトッティ」


    トド松「十四松兄さん……頭」


    十四松「へ???」


    カラ松「ちょっと見るぞ」


    カラ松「!」


    おそ松「もしかして、十四松も?」


    カラ松「Yes……うーん…」


    一松「マジ……」


    十四松「僕禿げてるの?ハハハ!」


    おそ松「う~む、どうやらストレスが溜まってうちの家族は皆禿げそうだ……」


    チョロ松「円形脱毛症って別居し始めてからだよね?」


    トド松「んー…そうかも」


    チョロ松「じゃあ母さん、本当は父さんとヨリ戻したいんじゃないの?」


  77. 87 : : 2016/09/19(月) 00:27:41
    期待です!!
  78. 88 : : 2016/09/20(火) 16:56:53
    期待‼︎‼︎
  79. 89 : : 2016/09/20(火) 20:50:50


    おそ松「おーチョロ松ぅ~!たまには役に立つねぇ」


    チョロ松「あ“?」


    トド松「喧嘩しな~い。ほら、本題に戻るよ」


    カラ松「どうやって二人を復縁させるかってことか……フッ」


    カラ松「いいだろう引き受けた。このカラ松が二人を運命に導く方法を考えt……」


    おそ松「あっ、そうだ。祭り!祭りに連れていこう」


    カラ松「」


    一松「クソ松ざまぁwwww」


    十四松「お祭り!明後日、祭り!!」


    チョロ松「俺たちが奢ってあげたりして機嫌を良くして二人を会わせて説得すれば……!」


    トド松「でも僕たち、ニートだよ?そんなお金……ハッ」


    ギランッ


    一松「……!?」


    十四松「へ?」


    おそ松「いるじゃん!ここに今のところ脱ニートの兄弟!!」


    一松「でも俺、母さんにやったし……。」


    おそ松「一松の金だから、多少はくれるだろ!」


    十四松「僕給料まだだよ?」


    カラ松「前借りをすればいいんじゃないか?」


    チョロ松「よし、希望が見えてきた」


    トド松「いける、いけるよ!」


    おそ松「フッフッフッ……この作戦はトッティ、カラ松。お前らにかかってるんだぜ?」


    トド松「へ!?」


    カラ松「?」





















    トド松「か、母さ~ん」


    松代「何?」


    トド松「明後日、お祭りがあるんだけど一緒に行かない?」


    松代「あら、お金はあるの?」


    トド松「一松兄さんが奢ってくれるって。あと、僕らも多少は持ってるし…」


    トド松「ねえ母さん、母さんにお金は一切払わせないから一緒に行こうよ」


    松代「そうねえ……」


    トド松「……」ゴクッ




    ______________________________________




    おそ松『まずトッティは父さんが来ることを諭させないように母さんを祭りに誘うこと』


    トド松『ええー。おそ松兄さんか一松兄さんでもいいじゃん』


    おそ松『俺が誘ったら変に思われるし、一松に出来るとはおもわないんだよー』


    一松『…』シラッ


    トド松『できるかなあ…』


    おそ松『頼む!』


    トド松『もうっ!失敗しても知らないよ』











    トド松「……」


    松代「こっちに来てからゆっくりしてないし、行きますか」


    トド松「ホント!?やったぁ!」


    トド松「(やったよ……おそ松兄さん…!!)」
  80. 90 : : 2016/09/21(水) 14:10:09
    やるなトッティ!!
  81. 91 : : 2016/09/21(水) 22:14:33
    期待
  82. 92 : : 2016/09/24(土) 08:47:15
    >>90 吹いたw











    松野家前


    カラ松「……」ゴク


    チョロ松「……ってなんで僕までここに!?」


    カラ松「ブラザー…よくわからんが兄貴が一緒に行くように言ったんだ」


    チョロ松「あのクソ長男!!」


    カラ松「……」



    ______________________________________



    チョロ松『なんで僕も何だよ』


    おそ松『カラ松』無視


    カラ松『ん?』


    おそ松『ちょっと二人で話あるんだけど』


    トイレ


    おそ松『本当はチョロ松だけにしたかったんだけどさ……』ポリポリ


    カラ松『え……』


    おそ松『やっぱお前いないとダメだわ。あいつ、意外にキレやすいし』


    カラ松『ああ…』


    おそ松『だからよカラ松。お前の力でチョロ松と父さんの機嫌を取ってくれよ』


    カラ松『(……このカラ松の力が必要になった訳か…いいだろう)』


    カラ松『わかった』


    おそ松『さんきゅーw(チョロw)』









    カラ松「さあ突撃だチョロ松!行くぞ」


    チョロ松「何気合い入ってるの…つーかあの親父の顔、二度と見たくないんだけど」


    カラ松「帰ったぜ…」ガラガラ


    チョロ松「てめぇ無視するな」


    松造「……何をしに来たんだ」


    チョロ松「……あの」


    カラ松「この間はすみませんでしたぁぁぁ!!」土下座


    チョロ松「!?」


    松造「!?」


    カラ松「急に出ていって本当にsor…すみませんでした」


    チョロ松「(今こいつsorryて言おうとしたなしかも発音よく)」イラッ


    松造「(ここで英語交ぜるか普通)」イラッ


    カラ松「そ、そのお詫びと言えば何なんだが……明後日、祭りに行かないか」


    松造「……」


    チョロ松「……この間はごめん」


    松造「チョロ松、ちょっと来てくれ」


    チョロ「・・・カラ松兄さん。先に帰ってて」


    カラ松「OK」


    チョロ松「…(妙に発音いいな)」イラッ


    松造「…(妙に発音がいい)」イラッ
































  83. 93 : : 2016/09/25(日) 11:11:26


    翌日



    おそ松「……チョロ松、何やってるんだ」


    松代「……何よコレ」


    カラ松「……」ズウウン


    トド松「だからぁ、カラ松兄さんのせいじゃないって」


    一松「よぅしよしよし」ナデナデ


    十四松「きゃうーん」ハッハッ


    松代「ふ、増えてるわ」


    十四松「あ!母さんちぃッス!」


    松代「あ、はい。ちぃッス」


    コンコン


    トド松「はぁい」ガチャ


    チョロ松「お、ここであってた」


    トド松「ちょ、チョロ松兄さん!?目ぇ腫れてるよ?」


    チョロ松「いやぁ、転けた」


    おそ松「おい皆、集合」


    ササッ


    チョロ松「母さん、牛乳ある?」


    松代「また増えた……」


    おそ松「あの怪我転けて出来ると思う?」コソコソ


    トド松「ま、まさか父さんに?」コソコソ


    カラ松「チョロ松……」ズウウウウウン


    一松「……その割りには平気そうだけど」コソコソ


    おそ松「バカ、強がってるんだよ」コソコソ


    チョロ松「何、皆コソコソしてるの?」


    5人「」ギクッ


    チョロ松「あー疲れた。家の住所聞くの忘れてたからずっと聞いて回ってた」


    トド松「へ、へーソウナンダー」


    チョロ松「つーかうちの家族有名になってたw同じ顔した五人組って言ったらすぐ教えてくれたしw」


    おそ松「ソーカソーカ」


    チョロ松「……ホント何、超棒読みなんだけど」


    十四松「ちょ、チョロ松兄さん!!」


    おそ松「(何を言うつもりだ十四松!?)」


    十四松「口の周り!!牛乳いっぱいついてる!!」


    カラ松「(本当だ)」


    一松「(だっさw)」


    トド松「(気づかなかった)」


    おそ松「(……て言うか)」


    「「「「(だっさwwwww)」」」」


    チョロ松「え、マジ?わかった、皆この事でコソコソ話してたんでしょ」


    おそ松「クフッいくらなんでもそwれwはwww」


    トド松「二十歳過ぎた人がww」
  84. 94 : : 2016/09/27(火) 22:45:03


    チョロ松「そーゆーのコソコソしないで教えてくれればいいのに……感じ悪い」


    おそ松「(とりあえずナイス十四松)」グッ


    十四松「(イェッサー)」ピシッ


    一松「ところで、明日どうなったの」


    チョロ松「ああ、7時に僕とカラ松兄さんと十四松が迎えに行く」


    トド松「は?十四松兄さんも?」


    チョロ松「当たり前だろ。僕らは保留組なんだから」


    一松「……十四松、お前大丈夫なの」


    十四松「大丈夫大丈夫!僕ちょっと野球してくるね!」


    カラ松「おっと待ってくれブラザー、俺もサンシャインを浴びに行くぜ…」


    十四松「じゃ、いこー」


    バタン


    おそ松「いやぁのんびりだなあいつら」


    トド松「ホントにね……」


















    カラ松「いい天気だな」


    十四松「うん、そだね」


    カラ松「?、さっきより元気がないじゃないか」


    十四松「え、えへ、そう?」


    カラ松「悩みがあるならこのカラ松に相談するんだ……俺による導いた答えに間違いはない」


    十四松「じゃ、じゃあ手ぇ、握ってくれる?」スッ


    カラ松「治療中じゃないか」


    十四松「そ、そだよね!ごめんね兄さん」サッ


    カラ松「まぁ、軽くならいいだろう」ニッ


    ギュッ


    カラ松「……手が冷たいな」


    十四松「は、ははははは……!」


    カラ松「それに震えている」


    十四松「あのね兄さん。僕ね、怖いんだ」


    十四松「父さんに会うのが……怖い」


    カラ松「……」


    十四松「平気って言ったけど、でも!怖いよ…」


    カラ松「俺は気づいていた。十四松、お前が怖がっているのをな」


    十四松「へ…?」


    カラ松「きっと他のブラザーも気づいていただろう」


    カラ松「何年兄弟やってきたと思っているんだ。気づいてるさ、みんな」


  85. 95 : : 2016/10/01(土) 13:50:16

    十四松「皆……?」


    カラ松「ああ」



    ______________________________________



    おそ松「おーい、シコ松」


    チョロ松「シコ松って誰だ!!」


    トド松「ねぇシコ松兄さん。十四松兄さんも一緒に連れてくの」


    チョロ松「はあ……。うん、連れてく」


    トド松「何で?よく連れていく気になるよね!?」


    おそ松「トッティ責めんなって。考えがあるんだよ」


    チョロ松「うーん。何て言うかさ十四松は最初から父さんに会わせて、慣れさせないといけないと思う」


    チョロ松「十四松と父さんの間に入ったひびは大きい。その状態でいきなり会わせてハッピーエンドになっても本当に幸せになれるとは限らない」


    トド松「ふぅーん。でも、十四松兄さんがマジで怖がるようなことさせないでよ?」


    一松「大丈夫のはず。兄さんはちゃんと考えてる」


    チョロ松「い、一松……!」


    おそ松「まぁ普段はシコってるけど」
    一松「シコってるけど」
    トド松「いつもシコってるけどね」


    チョロ松「あ"!?」















    十四松「僕は、父さんと会ったら変になるかもしれないよ?」


    カラ松「ならないさ。お前は俺の弟だ信じていいんだぜ……?」


    十四松「……」


    十四松「カラ松兄さんありがとう!すっごくイタイけど、すっごく元気出た!!」


    カラ松「ブラザーよ!トゥモロウは絶対に可憐な花を咲かせるぞ」


    十四松「うん!成功させる!ハッスルハッスル!!マッスルマッスル!!」


  86. 99 : : 2017/07/27(木) 12:17:15
    長らく待たせちゃってごめんなさい


















    そして、お祭り当日………





    十四松「……」ソワソワ


    カラ松「お、おおお落ち着けブラザー!!」ソワソワ


    チョロ松「いやまずお前が落ち着けや!!」


    十四松「大丈夫だよ」ソワソワ


    ピーンポーン


    チョロ松「……」


    カラ松「……」ソワソワ


    十四松「……」ソワソワ


    松造「……」ガララ


    チョロ松「父さんも来たし行こうか」







    テクテクテク……











    十四松「(だ、大丈夫だ!父さんを見ても怖くないな)」


    チョロ松「……あれ?」


    カラ松「どうした?」


    チョロ松「……財布忘れた」


    チョロ松「悪いけどカラ松付いて来てくれる?父さんと十四松は先行ってて」


    カラ松「え、ちよっ」


    チョロ松「ほら早く」グイッ


    カラ松「あがっ」
  87. 100 : : 2017/07/27(木) 20:45:06




    テクテクテクテク……



    カラ松「おい、いきなり2人きりなんて大丈夫なのか……?」


    チョロ松「大丈夫でしょ」


    カラ松「……なぜチョロ松はそんなにケロッとしていられるんだ?」


    チョロ松「……はぁ」


    カラ松「Why!?ため息!?」


    チョロ松「あのさぁ、どんなに傷つけられようがあの2人は家族だよ?」


    チョロ松「僕らだって昔何度も何度も喧嘩したよ、男同士だからえぐいぐらいひどい喧嘩をした時もあったでしょ?特にカラ松。お前の腕力死にかけたから」


    カラ松「あ、ああ……すまないなあの頃は……」


    チョロ松「そーんな環境の中僕らは育ったし殴られたりは平気だよ」


    カラ松「それはそうだが……俺が心配しているのはハートの問題だ」


    チョロ松「何言ってんの?」


    カラ松「!?」


    チョロ松「家族だよ?分かり合えるよ」







































    十四松「……」


    松造「………」


    松造「……十四松」


    十四松「へっ!?!」


    松造「その…すまなかった」


    十四松「……」


    松造「……」


    十四松「……じゃあさ!!今日屋台でいっぱい買ってくれたらいいよ!!!」


    松造「……!十四松…」


    十四松「たこ焼きとかイカ焼きとかお好み焼きとかさ!ほら早く行こ!!」


    松造「焼いたものばっかりだな……」ははっ


    十四松「財布の中身無くなると思ってね!!」






  88. 101 : : 2017/07/28(金) 10:37:23













    十四松「__________!_______。」


    松造「__________。_____w」







    おそ松「あ、チョロりん上手くいったんだ」


    トド松「はぁ?どういうこと?」


    おそ松「実は昨日の夜な……」






















    昨夜






    おそ松「何だよチョロりん〜俺明日のことでもう寝ないといけないんだけどー」


    チョロ松「おそ松兄さん、実は今日父さんと話し合ってきたんだ」


    おそ松「え、そう?(そん時殴られたんかな)」


    チョロ松「カラ松が帰ってからいきなり父さんが僕に土下座してきたんだ」


    おそ松「!?」


    チョロ松「うん、僕も驚いたよ。まさかと思った」


    チョロ松「父さん、母さんと別れたくなくてでもそれを貯め続けてたみたい。なんて言うか……言い方は悪いけど要はストレス発散のために十四松に暴力を振るってたらしい」


    おそ松「んんん!?ちょっとまてよ?だったらお前のそのあざは!?」


    チョロ松「は?だから転けたって言ったじゃん」



    おそ松「(え、じゃあ待って俺の勘違い?)」


    チョロ松「それで十四松と父さんを普通に話させるために明日2人きりに……」




























    トド松「結局兄さんの勘違いかよ!?」


    おそ松「へへ、そういうこった」


    トド松「なんで得意気なのさ……」


    おそ松「おい一松!」


    一松「……あ?」


    おそ松「金は持ってきたか?」


    一松「へーい」


    おそ松「母さんは神社のところ待たせたか?」


    一松「ばっちしべりーぐっど」


    トド松「一松兄さんテンションおかしいよね……?」
  89. 102 : : 2017/07/28(金) 14:55:49






















    おそ松「よし、一松。十四松にテレパシーを送ってくれ」


    一松「あいあいさー」


    トド松「は!?テレパシー!?」














    十四松「次焼きそば行きまっせ!!」


    一松『聞こえますか……?十四松』


    十四松「にーさん!!」


    松造「ん?どうした?」


    一松『バカ、頭ん中で話せ』


    十四松『あいあいさー!』


    十四松「何でもないっす!」


    松造「?、そうか」


    一松『予定通り父さんを神社に連れてこい』


    十四松『了解しやした!!』


    十四松「神社の近くの焼きそば美味いらしいから行きましょーーっ」グイグイ


    松造「そんなに引っ張るんじゃない」ハハハ


  90. 103 : : 2017/07/28(金) 15:02:16
    一松「伝わった、もう向かってる」


    おそ松「じゃあ次はカラ松に頼む」


    一松「へーい」チッ


    トド松「だからテレパシーって何なの」




























    カラ松「〜♪〜〜〜♪♪」


    一松『おいくそまつ!!』


    カラ松「!?ブラザー!?」


    一松『とっとと戻って来い。ダッシュな』


    カラ松「え!?」


    チョロ松「お、一松から連絡きたか」


    カラ松「どう言うことだブラザー?」


    チョロ松「問題児組のテレパシーってやつだよ」


    カラ松「???」






  91. 104 : : 2017/07/28(金) 15:12:44




    一松「……終わった」


    おそ松「よし、じゃあ俺らも神社行きますか」


    おそ松「んじゃ、一芝居頑張るぞお前ら」




































    神社の境内前





    松代「ニートたち待たせてもう何分経ったと思ってるのよ……」


    松代「本当にそういうところはあの人に似てるんだから……」


    松代「……」





    おそ松「母さんお待たせ〜」


    松代「まったく……あら?その他のニートたちは?」


    チョロ松「ごめんごめんー待たせたね」


    カラ松「はぁ…はぁ……速すぎだろ」


    おそ松「十四松もうちょっとしたら来るから待っとこうな」


    一松「……オレ、ハラヘッタ」


    トド松「(え、棒読み過ぎない?)」


    おそ松「じゃあ買って来るか!!母さん十四松待ってて!俺ら行ってくる」


    松代「はいはい行ってらっしゃい」











  92. 105 : : 2017/07/28(金) 17:41:08

    松代「いくつになっても子どもねぇ……」クス


    松代「それにしても十四松、どうしたのかしら遅いわね」



    <マッスルマッスル〜!!



    松代「来たみたいね」


    松代「……!」


























    松造「……」


    松代「あなた……」


    松代「な、何をしに来たの?私はニートたちと用事があるんだけど」


    松造「……まなかった」


    松代「はい?」


    松造「本当にすまなかった!!」


    松代「……!!」


    松造「今回のこと、全てわしが悪かった!!」


    松造「頼む!許してくれ!」


    松代「……」



































    松代「私こそ、ごめんなさい」


    松代「あなたの気持ちも考えずに色々言っちゃって……」


    松造「……!!」


    松造「許して、くれるのか……?」


    松代「あなただけじゃない、私も悪かった。お互い様よ」


    松造「松代……!」


  93. 106 : : 2017/07/28(金) 17:52:10


    おそ松「へへっ、解決しちゃった?」


    チョロ松「もっと酷くなるって予想してたんだけどねw」


    カラ松「フッ……俺は信じてたぜ…?」


    トド松「良かった♪これでまた、一緒に暮らせるよね」


    松造「ああ……!帰って来い!」


    十四松「やったぁ!じゃあ明日!帰って来てね!僕も手伝うから!!」


    一松「感動の再会のところ悪いんだけど俺、腹減った」


    トド松「今度はほんとだね」


    おそ松「うっし!じゃあ屋台回るか!チョロ松の奢りな」


    チョロ松「何で僕!?」


    十四松「れっつごー!!!」


    カラ松「マミーたちは後で家で合流といこうしゃないか」


    松代「そうね、そうしましよ」


    おそ松「じゃあいこー」








  94. 107 : : 2017/07/28(金) 17:57:53
    翌日





    十四松「わっせわっせわっせ!」


    松造「この調子だと、午前中には片付くな」


    トド松「十四松兄さんが7割は働いてるもんね!」


    おそ松「十四松〜!これも運んでいいぞ〜!」


    十四松「あいあいさー!!」


    チョロ松「コラーー!自分でやれよクソ長男!!」


    カラ松「いってぇ!!一松今わざと俺の足踏んだだろ!!」


    一松「……」シラッ


    トド松「もー!こんなクソ忙しい時に喧嘩しないでよね!」


    松代「いい光景ね」


    松造「…そうだなぁ」


  95. 109 : : 2017/07/28(金) 18:02:17



    やっぱりさ、


    幸せってさ、


    喧嘩がないとかもだけどさ


    1番は


    家族が一緒でいられることだよね


    そんなことに気づかなかった僕らは、


    本当にバカだったよ



    今回のことで、


    気づけて本当に


    良かったと思うよ




  96. 110 : : 2017/07/28(金) 18:04:04


    おそ松「とか言って実家から離れたくないだけだろw」


    チョロ松「んだとコラァ!!!?」


    十四松「これが幸せだよねー」


    一松「せやな〜」






    おしまい


  97. 111 : : 2017/08/09(水) 17:57:17
    乙でした!
    おそ松よくやった!
    計画通り( ̄▽ ̄)ニヤリッ

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eremika1

MARIA

@eremika1

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