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エレクリ「二重人格?」

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  1. 1 : : 2016/03/17(木) 22:02:29
    今回も現パロを書かせて頂きます
    CPはエレクリです!初挑戦なので暖かい目で読んでいただければ幸いです笑
    アドバイス・質問・意見等はいつでも募集しておりますので是非コメントお願いします!
    それではよろしくお願いします!
  2. 2 : : 2016/03/17(木) 22:10:24
    期待!
  3. 3 : : 2016/03/17(木) 22:11:42
    グサ...グサ...グサ...


    誰かがナイフを振り下ろしている...


    グサ...グサ...グサ...グサ...


    何度も...何度も...


    グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...


    母...さん...?


    グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...


    刺されているのは母親だった


    グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...


    そして...刺しているのは...


    グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...グサ...



    俺だった......
  4. 4 : : 2016/03/17(木) 22:12:29
    >>2
    ありがとうございます!頑張ります!
  5. 5 : : 2016/03/17(木) 22:16:57
    期待してます
  6. 6 : : 2016/03/17(木) 22:23:44
    ガバッ!!


    そこで一人の少年は目覚めた


    「ちっ...また見たか...」


    一人で毒づく


    そしてカレンダーを見る


    それが今日が高校の入学式を示しているのを理解すると彼はベットから起き上がり準備を始める


    いつも通り朝食を作って食べ、必要な書類をリュックに詰めて持つ


    準備が終わった


    ピンポーン


    呼び出しがかかる


    ???「行きますか!」


    気合を入れてドアを開けた


    ???「おはようエレン!」


    ????「おはよ!」


    ドアの前にいた二人の友達が声をかけてくる


    エレン「おはよ!ミカサ!アルミン!」


    そう言ってエレンは住んでいるアパートを出た
  7. 7 : : 2016/03/17(木) 22:24:40
    >>5
    毎回ありがとうございます!期待に応えられるよう頑張ります!
  8. 8 : : 2016/03/17(木) 22:30:26
    今更ですがキャラ崩壊注意です!

    http://www.ssnote.net/archives/44110#top
    ↑前回作好きだよと伝えればいいのに

    http://www.ssnote.net/series/2856
    ↑現在執筆中エレンの傭兵物語シリーズ


    上記の二つもよろしくお願いします!
  9. 9 : : 2016/03/17(木) 22:38:04
    僕はエレン!今日から進撃高校の1年生になる!


    朝迎えに来てくれたのはミカサとアルミン


    僕が去年ここシガンシナ市に引越してきてできた最初の友達だ!


    2人も僕と同じ進撃高校に入学する!


    2人とも僕の親友だ!だからとても嬉しい!


    けど僕には...誰にも言えない秘密があった...


    え?それはなに?だって?


    それは後後話そう


    とにかく家も近い僕達は一緒に通うことになった
  10. 10 : : 2016/03/18(金) 08:35:00
    続き期待
  11. 11 : : 2016/03/18(金) 19:21:43
    >>10
    ありがとうございます!頑張ります!
  12. 12 : : 2016/03/18(金) 19:41:14
    高校・昇降口にて


    アルミン「あそこにクラスが張り出されてるみたいだね!行こう!」


    ミカサ「ええ!」


    エレン「ああ!」


    僕達はそれぞれ自分の名前を探す


    エレン「あ...あった...!ミカサとアルミンも一緒だ!」


    アルミン「どこどこ?」


    ミカサ「あった...四組だ...!」


    アルミン「やったね!というかやっぱり高校はクラス多いね...全部で八組まであるみたいだ...」


    エレン「うん...すごいね...それより早く教室に行こう!」
  13. 13 : : 2016/03/18(金) 22:05:45
    教室に着くと既に何人か人がいた


    ドアの張り紙で席を確認して座る


    すると隣の女の子が声をかけてきた


    ???「お隣さんだね!私クリスタ・レンズ!よろしくお願いします!」ニコッ


    僕はその子を見た


    そして答える


    エレン「こんにちは!僕はエレン・イェーガー!よろしくね!」ニコッ


    その時...少し違和感を覚えた...



    この笑顔......どこかで見たことある......?



    疑問に思った僕は質問をしようとした


    その時先生が入ってきた


    キース「今日から貴様らの担任をすることになったキース・シャーディスだ!よろしく頼む!」


    オネガイシマス

    キース「それでは早速だが自己紹介をしてもらう!端から言っていけ!」


    キース教官は廊下側に座っていた金髪の子から当てていった


    「マリア中出身アニ・レオンハートです。よろしく」


    ヨロシクオネガイシマース


    アルミン「シガンシナ中出身アルミン・アルレルトです。よろしくお願いします。」ペコ


    一同(男子?女子?)


    「ローゼ中出身コニー・スプリンガーだ!天才だからよろしくな!」


    一同(自分で言う...?馬鹿なの...?)



    〜〜


    そして俺の番が来た


    エレン「シガンシナ中出身エレン・イェーガーです!エレンって呼んでください!よろしくお願いします!」ニコッ


    みんなと同じように自己紹介をする...しかしなぜか反応が他とは違った


    女子(イケメン!!!!!)ガタッ!


    男子(こいつは...敵になるな...)ギリッ


    その不穏な空気のまま自己紹介は進む...だが...ある時を境に完全に空気が変わった


    クリスタ「シーナ中出身のクリスタ・レンズです!よろしくお願いします!」ニコッ


    男子(天使天使天使天使天使天使天使天使天使天使天使天使天使!)


    女子(この子可愛い!)


    そう...この時からクラスの空気は完全に変わった...


    そして今度はその空気のまま


    「ローゼ中出身ユミルだ...よろしく...」


    自己紹介は終わった
  14. 14 : : 2016/03/18(金) 22:52:54
    キース「それではそろそろ入学式が始まる!講堂へ行け!」


    先生の指示通りみんなが教室を出ていく


    アルミン「エレン!行こ!」


    アルミンが声をかけてきた


    その時...


    おい...エレン...話がある...


    声がした


    エレン「アルミンごめん!トイレ行ってくる!」


    そう言い残して僕は教室からでた


    そしてトイレの個室に着く


    エレン「どうしたのイェーガー?」


    そう呟いた


    はははははは!相変わらずぶってんなww


    頭の中に声が聞こえる


    エレン「誰に向かって言ってるの?君も僕なんだよ?」


    はいはい真面目ちゃんは違うねw


    エレン「で、用件は...?」




    この場面を他人が聞いてれば...ただの変人と思われるだろう...


    でもそうじゃない...


    僕はもう一人の僕...イェーガーと喋っている


    そう...エレン・イェーガーは二つの人格...エレンとイェーガーから出来ているのだ


    いわゆる二重人格というものらしい


    本当はイェーガーも僕も脳内で会話をすることが出来る


    でもそうすると著しく脳に負担がかかり頭痛がする


    だから二人で話す時はこうして話すのだ




    イェーガー「お前の隣のヤツ...クリスタって言ったっけ...?」


    エレン「うん...それがどうしたの...?」


    イェーガー「おもしれぇな...!見てて危うく吹くとこだったw」


    エレン「どうしたの?」


    イェーガー「気づかなかったのか?ww流石は仮面だねww」


    エレン「そんな事言うなよ...彼女に何かあるの...?彼女を見てればいいの...?」


    イェーガー「焦んなよwそうだなwそうしてもらえれば退屈しなさそうだなw」


    エレン「わかったよ...」


    そう呟いてエレンはトイレを出た
  15. 15 : : 2016/03/19(土) 02:13:55
    期待
  16. 16 : : 2016/03/19(土) 15:47:56
    >>15
    ありがとうございます!
  17. 17 : : 2016/03/19(土) 16:27:10
    入学式


    校長「であるからしてー」


    校長の長い話の間僕はイェーガーに言われた通りクリスタを見ていた


    エレン ジー


    クリスタ「...」


    エレン(イェーガーが何を言いたいのかわからん...)


    アルミン「ん...?」チラッ


    入学式終了


    教室にて


    キース「それでは今日はこれで解散だ!速やかに帰るように!」


    エレン(結局何もわからなかったな...)


    アルミン「エレン!」


    ミカサ「帰ろう!」


    アルミンとミカサが声をかけてくる


    エレン「いいよ!帰ろう!」ニコッ


    俺は応じる


    その時


    ???「な...なぁ...」


    一人の男子生徒が声をかけてきた


    アルミン「えっと...君は...」


    エレン「ジャン君だったね...?」


    ジャン「ああ...これからクラスで親睦会?的なのをやろうって男子で言ってるんだが...どうだ?」


    エレン「ああ...いいんじゃない?」ニコッ


    女子(馬面ナイス!)


    アルミン「うん!行けるよ!」


    ジャン「そうか...えっと黒髪のア...アンタは...?」


    ミカサ「エレンが行くなら行こう」


    ジャン「そうか!」(キタコレ!!!)


    エレン「(そうだ!)クリスタさん?君もどう?」


    クリスタ「何が?」


    エレン「何かみんなでやるんだって」


    クリスタ「わかった行くよ」ニコッ


    男子(エレンナイス!!!)


    こうしてエレンたち一年四組は全員で遊びに行くことになった
  18. 18 : : 2016/03/19(土) 23:28:17
    面白い!
  19. 19 : : 2016/03/19(土) 23:29:16
    ライナー「結婚したい」
  20. 20 : : 2016/03/20(日) 08:09:38
    >>18
    ありがとうございます!

    >>19
    男子「このホモゴリラァァァァ!我らが天使に何をするー!!!」
  21. 21 : : 2016/03/20(日) 08:11:51
    設定追加!エレンたちの進撃高校は私服登校です!
  22. 22 : : 2016/03/20(日) 08:31:29
    僕達は学校を出てそのまま駅前にでる


    エレン「どこに行くの?ジャン君?」


    ジャン「ジャンでいい。どうするか...おいライナー!どうする?」


    ジャンはガタイのいい男子に声をかける


    ライナー「そうだな...この人数だから...カラオケとかでいいんじゃないか?」


    その子が提案する


    ジャン「だとさ」


    エレン「ありがとう」ニコッ


    エレンが返事をした時イェーガーが話しかけてくる


    イェーガー(カラオケか…いいねいいねwwおいエレン!俺にも歌わせろよ!)


    エレン(ダメだって...バレたら色々と面倒になるから...)


    イェーガー(つまんねぇの)


    ジャン「それより...あの黒髪の女の子...名前なんて言うんだっけ...?」


    突然ジャンが話しかけてくる


    エレン「ん?ミカサのこと?」


    ジャン「そうそう!同じ中学だったのか...?」


    エレン「そうだよ!」


    ジャン「彼氏とかいるのか...?」


    エレン「いや...そんな話聞いたことはないけど...?」


    ジャン「そうか!!」(よし...これなら...ははははははは)


    エレン(なんでこの人にやけてるんだろう)


    ミカサ「エレン!」


    またまた突然話しかけてきたものが一人いた


    ジャン「!?」


    エレン「どうしたの?」


    ミカサ「私と離れちゃダメ!エレンは一人でいると危ない」


    ジャン(!?)


    イェーガー(ちっ...こいつうぜぇ...)


    エレン「(やめろイェーガー)ごめんね…ありがと!」ニコッ


    ジャン(ムカッ)


    その後ジャンがちょっと不機嫌だったが何故だかわからず僕達はカラオケに着いた
  23. 23 : : 2016/03/20(日) 21:33:50
    >>20ライナー「」チーン
  24. 24 : : 2016/03/20(日) 22:00:46
    >>23
    イェーガー「こいつwwざまぁねぇなww」

    エレン「やめなさいイェーガー!!」

    コメントありがとうございます!
  25. 25 : : 2016/03/20(日) 22:33:41
    ライナー「この部屋でいいのかな...?」


    ジャン「ああ...だと思うぜ...?」


    エレン「うわー広いね」


    予め大部屋の予約を入れていたが滅多に入らないところにみんな少し驚いた


    ライナー「よし!じゃあ改めて自己紹介含めて1曲ずつ歌っていきますか!」


    イイネ!ダレカラダ...?


    ジャン「さっきと同じで良くねぇか...?」


    ソウダネソウシヨウ


    ということで自己紹介兼カラオケ大会が始まった


    ライナー「じゃあアニからだな!」


    アニ「はいよ...マリア中出身アニ・レオンハートです。格闘技をやっていたので高校でもやりたいです。それでは聞いてください...」


    こんな感じで会は進行していよいよ俺の番


    エレン「次は俺だな...シガンシナ中出身エレン・イェーガーです。さっきも言ったけどエレンって呼んでね!僕は...部活は特には決まってません!それでは聞いてください!曲は...高校生活開始って事でワンオクのThe beginningです!」


    女子(エレン君が歌う!)ドキドキ


    エレン「♪Just give me a reason to keep my heart beating ...」


    一同(...............激ウマ!!!!!!!!!)


    エレン「♪so where do I begin...ありがとうございました!」


    歌い終わったエレンは気づいた


    周りの異変を...


    みんな......無言で......固まっていた......


    エレン「えっと...みんな...?」ニコッ


    ライナー「ハッ!エレンスゲェな!!」


    ジャン「感動した...」


    女子(素敵!!!)


    エレン「ありがとう」ニコッ


    女子(ズッキュゥゥゥゥン!!!)


    アルミン(これは...やってくれましたね...w)


    コニー「お...おい!点数!」


    画面に表示されたエレンの点数は...何と97点だった...


    イェーガー(はははははははww流石だなww)


    エレン(やりすぎた...かな...?てか話しかけないで!頭痛くなってきた...)コウトウブオサエ


    クリスタ(ん?)チラッ
  26. 26 : : 2016/03/21(月) 00:10:53
    ライナー「結婚しよ(期待してるぜ)」
  27. 27 : : 2016/03/21(月) 03:06:17
    期待してます
  28. 28 : : 2016/03/21(月) 09:01:09
    >>26 >>27
    ありがとうございます!
  29. 29 : : 2016/03/21(月) 09:35:38
    巡り巡ってクリスタの番になる


    クリスタ「シーナ中出身クリスタ・レンズです!中学の時は特に何もやってなかったので部活もまだ決めてません!よろしくお願いします!」ニコッ


    男子(天使!)


    ミカサ「あれ?シーナ中って...あの名門の...?」


    ミカサは疑問を口にする


    クリスタ「あ...うんまぁね...」


    それに対して答えたクリスタの顔は少し曇っていた


    エレン(?名門...)


    クリスタ「それじゃあ歌うね?Miwaのヒカリへ」ニコッ


    そしてそんな顔を瞬時に笑顔に変え曲を入れた


    クリスタ「♪理想現実ワンクリック光の速度に変わっても...」


    一同(うまい............)


    今まで騒いでいた男子も静まるほど精錬された歌声だった


    そしてその歌声を聞いたイェーガーはエレンと思考を遮断しながら思う


    イェーガー(こいつは...いや...こいつも...か......)


    一方でエレンは


    エレン(この声...いや歌声の雰囲気...どこかで...)


    クリスタ「♪What is a meanings of life...ありがとうございました!これからもよろしくね」ニコッ


    歌い終わったと同時に拍手が起きる


    ライナー「天使...結婚したい...(すごく上手かったよクリスタ)」パチパチ


    ジャン「お前何言ってんだ...?」パチパチ


    クリスタ「あ...ありがとう...」ニコッ


    なんやかんやでこうしてカラオケ大会は進んでいった
  30. 30 : : 2016/03/21(月) 15:00:24
    カエローゼ!ジャアナ!コレカラヨロシク!


    カラオケ大会が終わり各自解散となった


    ミカサ「エレン!アルミン!帰ろう!」


    アルミン「うん」


    エレン「わかった!」


    エレン達はそのまま帰路につく


    アルミン「今日は楽しかったね!」


    エレン「そうだね!」


    ミカサ「エレン上手かった...」


    アルミン「そうだね!そういえば僕達今まで一緒にカラオケ行ったことなかったね」


    エレン「確かに...また今度行くか!」


    ミカサ「ええ...」


    アルミン「そういえばみんな気になる人いた?」


    ミカサ「勿論エレン!」


    エレアル「ははは...」


    ミカサ「今日は一際かっこよかった!」


    エレン「ありがと」ニコッ


    アルミン「エレンは?」


    エレン「僕は特にはいないよ!」


    アルミン「嘘だー入学式の時にずっとクリスタのこと見てたのに?」


    ミカサ「本当!!?」


    エレン「(あ...バレてた...)あ...あれは...適当にボーッとしてたら視線の先にいただけだよ!」


    アルミン「ふーん......」ジトー


    ミカサ「エレンは私を好きになる!だから有り得ない!」


    エレン「あははは...ごめんそれもないかも...」


    アルミン「まぁいいや!僕はクリスタがいいと思うけどね...?」


    エレン「へーまぁいいんじゃない?」


    ミカサ「私もお似合いだと思う...」


    そう話してるうちにエレンのアパートに着いた


    エレン「じゃあ二人ともまたね!」


    ミカアル「じゃあね!」


    部屋に入ったエレンは荷物を片付けてソファーに倒れ込んだ
  31. 31 : : 2016/03/21(月) 17:54:50
    ライナー「天使...結婚したい...(期待してます!)」
  32. 32 : : 2016/03/21(月) 19:50:02
    >>31
    ジャン「おいお前言ってることと思ってることが逆だぞ!カラオケでもやってたが...まさか...確信犯か...?」

    何度もありがとうございます!
  33. 33 : : 2016/03/21(月) 20:06:11
    ソファーに倒れ込んだエレンはしばらく目を瞑る


    そして目を開けた時には...雰囲気がすっかり変わっていた


    イェーガー「はぁ今日は面白かったな」


    エレン(珍しいね...君がそういうなんて...)


    イェーガー「あれだけのものを見せられたらなw何かわかったのか?」


    エレン(さっぱり)


    イェーガー「はっ...(あ...いやでも..)」


    エレン(どこかで...見た気がする...あの子じゃなくて...あの子みたいな雰囲気...誰に似てるんだ...?)


    イェーガー「まぁせいぜい頑張って考えな...それで今日の飯は?」


    エレン(あ...そういえば材料切らしてた...買ってこないと...)


    イェーガー「ちぇ...また中かよ...さっさと買って来い...」


    エレン(ごめんね)


    傍目に独り言としか見えない会話を終わらせてエレン・イェーガーは目を瞑る


    次に開けた時には雰囲気は元に戻っていた


    エレン「じゃあさっさと買ってきますか!」


    財布を持ってドアを開ける...その時...


    「キャ!」ドン


    何かにぶつかった音と悲鳴が聞こえた


    エレン「あ...すいません!大丈夫ですか......ってえ!?」


    慌てて手を差しのべたエレンは驚きのあまり硬直する


    そこにいたのは...


    ????「え...エレン君!?」


    ???「おいてめぇ...は!?」


    エレン「え...クリスタさんと...ユミルさん...なんで!?」


    クリスタとユミルだった...
  34. 34 : : 2016/03/21(月) 21:00:43
    期待してます!!!!!
  35. 35 : : 2016/03/21(月) 22:28:12
    >>34
    ありがとうございます!頑張ります!
  36. 36 : : 2016/03/21(月) 22:47:34
    クリスタ「え...なんでって...私の家...この隣なんだけど...」


    ユミル「私はクリスタについてきたんだが...」


    あまりの事に二人とも慌てふためいている


    そして...それは僕も例外ではなかった


    エレン「ああ...そうなんだ...奇遇だね...えっと...うん...」


    ダメだ...何を言っていいのかわからない...


    クリスタ「え...エレン君もここに住んでるの...?」


    エレン「あ...うんそうだよ...あと呼び捨てでいいよ」


    ついさっきまでイェーガーと話をしてたばっかりに鼓動が止まらない


    ユミル「あー...クリスタんちはここなんだな?わかったじゃあ帰る」


    この雰囲気に耐えきれなかったのかユミルは帰っていった


    取り残された僕達はそのまま固まる


    そういえば...ここ最近隣に引っ越してきた人がいるのは知っていたけど...まさか...クリスタだったとは...


    クリスタ「えっと...ホントに奇遇だね...」ニコッ


    エレン「うん...今日はお疲れ様!」ニコッ


    やっと話すことが見つかる


    クリスタ「あ...そうだねお疲れ様!」ニコッ


    クリスタもやっと少し落ち着いた様だ


    エレン「じゃあ僕は行くね!」


    そのまま会話が続かないことを見越して早々に逃げ出そうとする


    クリスタ「あ...うん...なんか...ごめんね?」ニコッ


    エレン「いやいや大丈夫!じゃあ」


    そう言って僕はアパートを出た
  37. 37 : : 2016/03/22(火) 03:56:01
    続きがきになる
    銀魂
  38. 38 : : 2016/03/22(火) 05:31:49
    期待です
  39. 39 : : 2016/03/22(火) 14:35:43
    >>37 >>38
    ありがとうございます!
  40. 40 : : 2016/03/22(火) 14:52:33
    イェーガー(はははははははwwwあの慌てっぷりwwwおもしれーwww)


    アパートを出たところでイェーガーが話しかけてくる


    エレン(びっくりしたよ...まさかクリスタだったとは...)


    スーパーに向かいながらイェーガーに答える


    イェーガー(おい...こりゃいい機会だと思わねぇか...?)


    一転してシリアスに言うイェーガー


    エレン(ああ...そうかもね...)


    相槌をうつ


    イェーガー(まぁどうするかはお前次第だなwww)


    そう言うイェーガーに少し呆れる


    エレン(僕がクリスタに接触すると君の時間が減るけどいいの?)


    少し言い返してみる


    イェーガー(あー...それは面倒だが...何とかなるさw)


    相変わらずイェーガーの言うことはわからない


    エレン(はいはい...そろそろやめて)


    イェーガー(はいよ)


    そう言って会話を終わらせる


    どうするか思念しながらスーパーへの道を歩いた
  41. 41 : : 2016/03/22(火) 21:58:43
    超面白い!期待!
  42. 42 : : 2016/03/22(火) 22:10:14

    続きが気になる!期待してます!!
  43. 43 : : 2016/03/22(火) 22:35:13
    >>41 >>42
    ありがとうございます!
  44. 44 : : 2016/03/22(火) 22:41:33
    ここで僕達の生活を少し説明しよう


    僕には二つの人格がある事はさっき説明したとおりだが僕達はそれぞれが体を使う時間を区切っている


    僕...エレンは主に家の外...昼間に体を使う


    そしてイェーガーは家の中で使う


    少し不公平な感じはするがそのせいで僕は家事の全てを任されている


    イェーガー曰く「俺は面倒くさがりだから対人接触と家事はやれ」とのことらしい...


    同じ僕とは思えないが...何はともあれ上手くやっていけてるのだ
  45. 45 : : 2016/03/22(火) 22:56:04
    スーパーで買い物を終わらせた僕はそのまま真っ直ぐうちに帰った


    そして手早く料理を作って体を渡す


    イェーガー「はぁ...やっとか...」


    そう言ってイェーガーはご飯を食べだした


    その意識の裏で僕はクリスタの事を考えていた


    エレン(うーん...どうしよう...)


    イェーガー「なんだよまだ悩んでるのか...?」


    イェーガーが話しかけてくる


    エレン(半分くらい君のせいだよ...)


    イェーガーが何を言いたいのか皆目見当もつかない...こんなに悩んだのは...あの時以来だ...


    イェーガー「まぁほっとけばいいと思うぞ...そのうちアイツから関わろうとしてくる」


    またまた訳の分からない発言をするイェーガー


    エレン(君は本当に何が言いたいの?)


    問い詰めようとした時


    ピンポーン


    玄関のチャイムが鳴り響く


    イェーガー「ほらな...クリスタだろ?」


    そう言って体を渡してきた


    エレン「本当かな...?」


    疑問を抱きつつ返事をする


    エレン「はい?」


    「あ...クリスタです...」


    イェーガーの言ったとおり...訪ねてきたのはクリスタだった...
  46. 46 : : 2016/03/23(水) 03:48:28
    ライナー「よし!俺もそのアパートに引っ越す!」
  47. 47 : : 2016/03/23(水) 04:12:09


    続き楽しみです!!!

    待ってます!
  48. 48 : : 2016/03/23(水) 13:35:18
    >>46 >>47
    コメントありがとうございます!
  49. 49 : : 2016/03/23(水) 13:51:22
    エレン「あ...どうしたの?」


    ドアを開けて応対に出た


    クリスタ「えっと...よく考えたら引っ越した時に挨拶してなかったなと思って...今更だけど...」


    エレン「別に大丈夫だよ!ありがと!これからもよろしくね!」ニコッ


    クリスタ「うん!こちらこそよろしくお願いします!」


    エレン「いやーでも席どころか家も隣とか...偶然にしちゃできすぎだね」


    クリスタ「だよね!私も思った!そういえば頭大丈夫...?」


    え?頭大丈夫?悪口なの...?


    エレン「はい?えっと...正常だけど...?」


    クリスタ「あ...ごめん!そういうことじゃなくて!カラオケの時頭痛そうだったから...」


    エレン「ああ...」


    どうやらイェーガーと話してた時頭を抑えたのを見られたみたいだ


    エレン「うん大丈夫!ありがと!」ニコッ


    クリスタ「そう...なら良かった...じゃあまた明日ね!」ニコッ


    クリスタが帰ろうと背を向けた時




    イェーガー「おい...クリスタ!少し上がってってよ!」




    イェーガーが勝手に体を乗っ取って言った


    エレン(おい!何をやってるんだ君は!?)


    慌てる僕を無視してイェーガーは続ける


    イェーガー「ちょっと話したいことがある...」
  50. 50 : : 2016/03/23(水) 21:25:17
    期待~✴
  51. 51 : : 2016/03/23(水) 21:45:57
    期待
  52. 52 : : 2016/03/23(水) 21:46:28
    続き今日書きますか?
    期待
  53. 53 : : 2016/03/23(水) 21:56:51
    >>50 >>51 >>52
    ありがとうございます!
    >>52
    これから書かせて頂きます!
  54. 54 : : 2016/03/23(水) 23:00:51
    クリスタをリビングに通してお茶を出す


    これは勿論僕の役目だった


    エレン(君が勝手に呼んだのに...なんで...)


    イェーガー(お前にも関係ある話だ...黙って従え...)


    僕はクリスタの向かいに座る


    そして体を渡した


    クリスタ「あ...あの...親は...?」


    イェーガー「いねぇよ...」


    クリスタ「!そう...ごめんね...」


    イェーガー「別に...」


    そのまましばらく間があく


    クリスタ「それで...話って...?」


    イェーガー「お前さ...もういいよ...わかってんだろ...?もう一人のお前(・・・・・・・・)も...」


    エレクリ(!?)


    クリスタはびっくりしたようで俯いた


    エレン(どういう事!?)


    エレンはイェーガーに問い詰める


    クリスタ?「ははは...流石だね...あたしの方しか気がついてないと思ったよ...」


    エレン(!?クリ...スタ......?)


    イェーガー「ふん...この俺が気付かないと...?舐められたもんだな...」


    クリスタ?「舐めてるって...あたしはアンタのこと知らないんだけどねw」


    イェーガー「お前...名前は...?」


    クリスタ?「あたしはヒストリアだ...アンタは...?」


    イェーガー「イェーガーだ...もう一人がエレンだ...」


    ヒストリア「なるほど...エレンはアンタの仮面なのかい?」


    イェーガー「ああ...お前のはクリスタか...」


    ヒストリア「ああ...見たかい今日の男達ww騙されてるってのにww」


    イェーガー「そうだなwあんなわかりやすい猫被りw」


    ヒストリア「まぁこの子も本気でやってるんだけどねwww」


    他から見たらこれまた異様な光景だろう...


    傍目にイケメンと呼べる男子と可愛いと呼べる女子がバカ笑いしているからだ


    そしてこの空気の中でひたすら困惑している人が二人いた


    エレンとクリスタだ


    エレン(え...?てことは...クリスタも二重人格...!?)


    クリスタ(ヒストリアに言われて来たはいいけど...エレンもなの...!?)


    困惑する二人を置いて時間は流れていった...
  55. 55 : : 2016/03/24(木) 04:09:54
    期待してます
  56. 56 : : 2016/03/24(木) 09:53:09
    >>55
    ありがとうございます!
  57. 57 : : 2016/03/24(木) 10:06:30
    ヒストリア「そういえばアンタの...こうなったきっかけは...?生まれつきじゃないんだろ...?」


    しばらく他愛もない話をしていた二人だったがヒストリアのその質問で空気が一気に重くなる


    イェーガー「......」


    イェーガーは黙っている


    ヒストリア「そう...アンタも色々とあったんだね...」


    沈黙が答えになったのかヒストリアは察したように言う


    イェーガー「...ああ...お前もだろ...?」


    問い返すイェーガーに頷くヒストリア


    ヒストリア「まぁ...なっちまったもんは仕方ないからね…」


    イェーガー「だな...」


    ヒストリアは立ち上がる


    ヒストリア「そんじゃあたしは帰る!じゃなイェーガー!それとエレン!」


    そういうとヒストリアはクリスタと入れ替わった


    それを感じ取ったイェーガーは僕と入れ替わる


    クリスタ「ごめんね…お邪魔しました...」


    相変わらず困惑した顔でドアへ向かうクリスタ


    僕も玄関に出る


    エレン「こっちこそイェーガーが引き止めちゃってごめんね!じゃあまた明日!」


    僕がそう言うとクリスタは頭を下げて隣の部屋へ入っていった
  58. 58 : : 2016/03/24(木) 10:13:22
    死ね死ね光線!
  59. 59 : : 2016/03/24(木) 21:53:06
    >>58
    駄作に付き合っていただき感謝です。具体的にご指摘していただけるとよりありがたいです!よろしくお願いします!
  60. 60 : : 2016/03/24(木) 22:38:46
    こうして僕の...いや僕達の高校生活は始まった


    二日目からはクリスタ、ユミルを含む5人で登校することになり僕達は充実した高校生活を送っていた


    また二人とも家に親がいないため週1くらいでエレンの家で二人でご飯を食べたりしていた


    イェーガーは同じ立場にいるヒストリアと話してとても楽しそうだった


    幸いこの辺りに同級生は住んでいなかったようで特に問題はなかった


    そうして季節は春から夏へと変わっていった


    六月...


    キース「ではホームルームを始める。今日は文化祭についてだ。」


    オオー! ヤッタゼ! ヤットダ!


    歓喜の声が上がる教室は次の瞬間キースの眼力で凍りつく


    キース「黙れ...それにあたって男女一名ずつ実行委員を決める...自薦他薦は問わん...決めろ」


    エレンクンデイインジャナイ? ウン イイトオモウ


    エレンの名が女子の方から上がる
    女子(エレン君と一緒に実行委員キャー)



    対する男子は


    クリスタダロ? ダヨナ! テンシダシ...


    勿論クリスタとの声


    男子(クリスタと実行委員を!!!!!!!!!)


    こちらもこちらの様だ...


    キース「イェーガーとレンズ!名前が出ているがどうだ?」


    エレクリキース以外「!?」(え...普通男子女子分けて決めるでしょ!?)


    どうやら彼らは一気に実行委員を決めるとは思っていなかったようだ


    エレン「あ...はい!やらせてもらいます!」


    クリスタ「私もやります!」


    キース「ではちょっと職員室まで来てくれ」


    こうしてエレンとクリスタが実行委員となった


    余談だが三人が出ていった後の教室は夏が始まったばかりだというのに真冬の様な空気だったという
  61. 61 : : 2016/03/25(金) 01:55:04
    期待してます
  62. 62 : : 2016/03/25(金) 04:41:36
    ブラウン「ウホォ」←二重人格
    ライナー「ブラウンどうしたんだ?」
    ブラウン「ウホォ!(期待)」
  63. 63 : : 2016/03/25(金) 04:42:35
    >>58カウンター!!!!!
    期待
  64. 64 : : 2016/03/25(金) 16:25:18
    >>61 >>62 >>63
    ありがとうございます!頑張っていきます!
  65. 65 : : 2016/03/25(金) 16:50:04
    エレン「それではクラス展示について決めたいと思います!」


    クリスタ「何か意見のある人お願いします!」


    翌週のホームルームの時間...エレンとクリスタは前に立って指揮をとっていた


    ライナー「メイド喫茶とかどうだ?(ふふふ...あわよくばクリスタのメイド姿を...)」


    ジャン「おお!いいんじゃねぇか!?(あわよくばミカサのメイド姿を...)」


    男子「いいと思う」「それしかなくね!?」「賛成!!」


    バーン!!!


    そんな男子の声は一瞬にして潰される


    ユミル「ああぁん...?」ゴキ


    アニ「アンタたちふざけてる...?」ゴキ


    ミカサ「削ぐ」ゴキ


    「やべぇ...」「最恐の三人組が...」「お怒りになってるぞ...」


    殺伐とした雰囲気が漂う


    スッ


    こんな雰囲気の中挙手をする勇気あるものがいた


    エレン「どうぞ」


    サシャ「ははふふうほひっはへんはほうへふは?」ムシャムシャ


    訂正しよう...ただの馬鹿だった...


    パンを貪りながら言ってるので何を言ってるのか全くわからない


    クリスタ「えっとサシャ...食べ終わってからでいいよ...?」ニコッ


    サシャ「はひ......ゴクン......なら普通の喫茶店はどうですか?」


    言い方の割にはかなりまともな提案だった


    男子(クリスタのウエイトレス姿!!)ジョシノホウチラッ


    女子(エレン君のウエイター姿!!)ダンシノホウチラッ


    コクン


    一同「いいと思う!」「サシャ最高!!」「馬鹿じゃなかったんだな!」「いいねやろうぜ!」


    奇妙な間のあと満場一致で喫茶店をやることに決まった


    サシャ「ふっ」ドヤァ
  66. 66 : : 2016/03/25(金) 22:46:39
    エレン「じゃあ喫茶店をやるって事で役割はどうするか…」


    クリスタ「当日はウエイターと厨房に交代で数人ずつ入ればいいと思う。準備は制服と出すスイーツと会場づくりの段取りかな?」


    「いいと思うよ!」「それで行こう!」「頑張ろう!」


    これまたあっさりと決まる


    エレン「じゃあ今日は準備の役割まで決めよう!」


    サシャ「私スイーツの準備します!!!」バッ←挙手


    サシャ以外「却下!」


    サシャ「ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


    いくら叫ぼうとサシャのスイーツ担当は実現しないのであった...


    クリスタ「えっと...どうしよう...」


    エレン「制服とかスイーツは女子の方がセンスありそうだからそっちは女子で会場づくりは男子でって分ければいいんじゃない?」


    ユミル「まぁ基本はそうして希望あれば移動って感じでいいんじゃねぇか?」


    ライナー「そうだな!それぞれの向き不向きに合わせてでいいと思う」


    「賛成」「OK!」


    クリスタ「じゃあ希望がある人はこちらまで伝えに来てください!それでは解散!」


    話し合いを終わらせたクリスタはエレンに向き直る


    クリスタ「私達はどうしよう?」


    エレン「ああ...委員は全体の指揮でいいんじゃない?特に決まった役割をやる必要はないと思うよ?」


    クリスタ「だよね!あ...でもエレンは料理上手だからスイーツの担当にまわって欲しいな...」


    エレン「じゃあ僕はスイーツと会場づくりの監督をやるよ!クリスタは制服をお願い!」


    クリスタ「わかった!二つもやらせてごめんね…」


    エレン「僕は大丈夫だよ!」ニコッ


    そこへジャンがやってくる


    ジャン「エレン!ちょっといいか?」


    エレン「どうしたの?」


    ジャンはエレンの耳元で小声で話す


    ジャン「ミカサって服とスイーツどっちやるんだ?」ヒソヒソ


    エレン「うーん...ミカサってあんまり料理得意じゃないから服じゃないかな...?」ヒソヒソ


    ジャン「そうか!なぁエレン...俺って服のセンス良くねぇか...?」


    エレン「え!?ああ...うんそうだね!」


    ジャン「だろ!?だから俺制服担当をやるぜ!」


    エレン「わかったよ!」


    ジャン「よろしくな!」


    そう言ってジャンは帰っていく


    入れ違いにミカサがきた


    ミカサ「エレン!エレンは料理が上手...のでエレンはスイーツ担当なのでは?」


    エレン「ああ...そうだよ?」


    ミカサ「なら私もスイーツ担当になろう…」


    エレン「ミカサって料理できたっけ?」


    ミカサ「エレンが服担当になるならそうしよう...会場づくりなら私もそうしよう...エレンは私がいないと...」


    イェーガー(鬱陶しいー!!)


    エレン「あはは...ありがとう...」


    こうして各自の役割が決まっていくのであった...


    そして...この出来事があの事件を引き起こすとは...誰も想像出来ないのであった...



    会場づくり:ジャン以外の男子全て

    制服:クリスタ、ユミル、サシャ、ジャン等

    スイーツ:エレン、ミカサ、アニ等

    となります
  67. 67 : : 2016/03/25(金) 22:51:43
    http://www.ssnote.net/groups/2036
    ↑グループ作成しました!参加していただけると幸いです!
  68. 68 : : 2016/03/26(土) 08:27:41
    期待
  69. 69 : : 2016/03/26(土) 13:19:38
    期待
  70. 70 : : 2016/03/26(土) 16:47:04
    >>68 >>69
    ありがとうございます!

    設定追加
    エレン達の教室は三階にあります!
  71. 71 : : 2016/03/26(土) 17:50:38
    その翌週...


    ジャン「なん...だと...」


    実行委員会から配布されたそれぞれの役割のメンバーと仕事内容のプリントを見てジャンは愕然とした


    ジャン(なんで...ミカサがいないんだぁー!!!)


    ナンデアイツクチアケテンダ? ミカサガイナイカラショックダッタンジャネ?


    周りが喋るのも気にせずひたすら考えるジャン


    ジャン(エレンの野郎...嘘を言ったのか...?)チラッ


    ジャンがエレンの方を見た時...運の悪いことに...ミカサとエレンは話していた...


    ジャン(あの野郎......後悔させてやる......)イラァ


    そんなジャンが黒い感情を抱いている事など考えもせずエレン達は準備を進めていた


    エレン「飲み物はジュース、紅茶、コーヒーとかでいいんじゃないかな?」


    アニ「ああ...いいんじゃない?」


    ウン! ソレデイイトオモウ!


    ミカサ「ジュースは何を用意するの?」


    エレン「ああ...そうだね...みんなは何が好きなのかな?」


    話し合いは順調に進んでいった


    そして日は経ち文化祭も一週間前まで迫った
  72. 72 : : 2016/03/26(土) 22:28:12
    帰り道にて


    エレン「後1週間だね!」


    クリスタ「うん!あっという間だね!」


    アルミン「早かったね…会場づくりの準備ももう全部終わったし」


    エレン「そう!大変だったよね!メニュー表とか装飾とかね!」


    クリスタ「大変そー!」


    ユミル「私達も大変だったよなー!!」クリスタノカタクム


    クリスタ「キャ!!もうユミルー!」


    ミカサ「スイーツも作るのが大変...」


    エレン「そうだよね!まぁメニューは決まったから明日から練習するだけだけどね!」


    ミカサ「頑張る!」


    クリスタ「みんなで頑張りましょう!」


    オオー!
  73. 73 : : 2016/03/27(日) 00:25:03
    期待
  74. 74 : : 2016/03/27(日) 08:35:46
    クリスタ「なに...これ...?」


    翌日登校したクリスタ達は目の前に広がる光景に驚いた


    会場づくりが作った道具が全て何者かによって壊されていた


    エレン「なんで...?これ...」


    エ,ナニコレ? コワサレテル? ハ?


    次から次へと登校してくる人達も事態に気づく


    ライナー「おいおい!これどういう事だ!」


    ベルトルト「どうしたの...?」


    クリスタ「せっかく準備したのに...」ポロポロ


    ユミル「私のクリスタを泣かせやがって...」


    エレン(イェーガー...どう思う...?)


    エレンは話しかける


    イェーガー(さぁな...まぁ男子の大半は損をするんだ...普通はそんなことしないだろう...)


    エレン(てことは会場づくり以外の人か...)


    イェーガー(そう考えるのが妥当だろう...)


    エレン「(そうか...)みんな!もう壊れちゃったのはしょうがないよ!まだ時間はあるから直そう!」


    シカタネェナ... アア...ソウダナ...


    エレンの一言で場は収まった
  75. 75 : : 2016/03/27(日) 08:36:09
    >>73
    ありがとうございます!
  76. 76 : : 2016/03/28(月) 09:22:35
    そして文化祭の前日...


    最終準備と確認が進んでいく


    エレン「なんとか間に合ったね」


    ライナー「ああ...よかった」


    アルミン「エレンお疲れ」


    エレン「いやいやみんなこそお疲れ様!」


    エレーン!


    エレン「ん?ミカサか...みんな悪いけど片付けよろしく!終わったら帰っていいよ!」タタタ


    ミカサ「エレン!こっちも最終確認お願い」


    エレン「わかった.........うん!下ごしらえも完璧だし材料も全部揃ってるね!みんなお疲れ様!解散!」


    ジャーネ! アシタガンバロウ!


    ミカサ「エレン!一緒に帰ろう!」


    エレン「悪いけど僕はまだ仕事あるから...アルミンと先に帰って!」タタタ


    エレン「クリスタたちは...もうすぐ終わるかな...行ってみるか...」


    クリスタ「よし!これで完璧だね!じゃあみんな帰っていいよ!明日も頑張ろう!」ニコッ


    次々と人が帰っていき教室にはエレンとクリスタだけになった


    エレン「クリスタお疲れ様!」


    クリスタ「ううんエレンこそ...あんな事があったのに...」


    エレン「まぁ間に合ったからよかったよ!」


    クリスタ「そうだね!」


    エレン(あれから...一週間たった...約一ヶ月の準備の成果を失ってようやく...僕達は尊厳を取り戻しつつある...できる...)


    エレン(僕達の文化祭はこれからだ!)


    ガラガラガラ!!


    エレクリ「!!」


    急な大きな音で驚くエレンとクリスタ


    そこにいたのは...


    キース「終わったのか...?さっさと帰れ...」


    キース先生だった...


    エレン「あ、はい!」


    クリスタ「か、帰ります!」


    こうしてエレンとクリスタは帰路についた
  77. 77 : : 2016/03/29(火) 03:40:02
    期待だァ!
  78. 78 : : 2016/03/29(火) 11:11:50
    >>77
    ありがとうございます!コメント嬉しいです!



    | 壁 |д・)チラ モットコメホシイナー
  79. 79 : : 2016/03/29(火) 11:38:17
    帰り道


    クリスタ「いよいよ明日だねー!」


    エレン「うん!やっとだ!」


    クリスタ「本当にお疲れ様だね!エレン大変だったでしょ?」


    エレン「いやいや皆が頑張ってくれたからだよ!」


    クリスタ「そうだね...私...手伝えなくてごめんね...あの時も...泣いてるだけで何もできなかったし...」


    エレン「そんなことないよ!」


    クリスタ「え?」


    エレン「クリスタたち...クリスタが頑張ってたから...僕も頑張れたんだ!」


    クリスタ「どういう意味...?///」


    エレン「なんかクリスタが頑張ってると...僕もやらなきゃって気持ちになるんだ...だからここまでできたのは君のお陰だよ!」


    クリスタ(うう...そんなことなんで堂々と言えるの...?///)


    ヒストリア(仮面だからだろ?)


    クリスタ(ちょっとヒストリア!」


    思ってたことが口に出てしまう


    イェーガー「ん?ヒストリアがどうかしたのか?」


    ヒストリアと聞いてイェーガーが体を乗っ取って喋る


    エレン(ちょっとイェーガー!勝手に体使わないでよ!)


    クリスタ「あ...ううん...何でもないよイェーガー」ニコッ


    それを見たイェーガーが顔をしかめる


    イェーガー「お前その作り笑いやめないか?そろそろうざったいんだけど...」


    エレン(ちょっとイェーガー!)


    イェーガー「お前もだエレン...俺の体で作り笑いはやめろ...」


    エレン(!?僕は...作り笑いなんて...)


    ヒストリア「うん...もう一人のアンタも変な笑顔だよね…」


    エレン(!?まさかあの時のって...)


    クリスタ「もうヒストリア!わかったごめんねイェーガー」


    イェーガー「ああ...」


    エレン「そうか...君と初めて会った時...なんか笑顔に見覚えがあると思ったんだ...僕自身だったのか...」


    クリスタ「そうなんだ...私も...そう思った...」


    エレン「何でだろうね...?」


    クリスタ「......あのさ...エレン...今日夕ご飯...一緒に食べない...?」


    エレン「?どうしたの...?」


    クリスタ「私...エレンに話したいことがあるの...」
  80. 80 : : 2016/03/29(火) 13:56:09
    エレンの部屋


    イェーガー「よし飯も食い終わったしなんだ?話って?お前の生い立ちか?」


    ヒストリア「私は話すのは反対なんだけどね...代わるよ...」


    クリスタ「イェーガー...エレンに代わってくれる...?同じ仮面であるエレンに...エレンとして聞いて欲しいの...」


    イェーガー「はいよ...」


    エレン「いいよ...なに?」


    クリスタ「私の...生い立ちを...聞いて欲しい...」




    私は...本当の私の名前は...ヒストリア・レイス......


    あの世界的な大企業...レイスグループの会長...ロッド・レイスの娘なの...


    でも私は正式な子供じゃない...


    私はロッド・レイスとその愛人との間にできた子供なの...


    だから...私には自由はなかった...


    そんな事が世間にバレないように...私も母も...ロッド所有のマンションに軟禁されてた...


    そして...ここに引っ越してくる一か月前に母が...殺された...


    私の目の前で...


    あの人は死ぬ間際に言ったの...


    「アンタなんか...産まなければよかった...」


    その後私は...またしばらく軟禁されて...


    新しい戸籍と...バラしたら殺すって脅しを受けて...引っ越してきた...


    私は...結局いらない存在だった...


    だから...私は...必要とされる人になりたかった...


    だから...私はこの作り笑いを身につけたんだと思う...





    クリスタの話が終わった


    クリスタ「ごめんね...こんな話して...」


    そういうクリスタにエレンが抱きつく


    エレン「辛かったね...」ナデナデ


    クリスタ「エレン?」ポロポロ


    エレン「大丈夫...僕には...君が必要だ...」ナデナデ


    ヒストリア(よかったな...わかってくれて...)


    イェーガー「勿論お前もだヒストリア」ナデナデ


    ヒストリア(!?)


    イェーガー「お前がいなかったらつまんねぇからな」ナデナデ


    ヒストリア「あり...がと...」ポロポロ
  81. 81 : : 2016/03/30(水) 18:14:54
    しばらく経つとクリスタは...ヒストリアは泣きつかれて眠ってしまっていた


    エレン「クリスタも大変な思いをしたんだね...」


    寝息をたてる少女を未だに撫でながらエレンは呟いた


    イェーガー(そうだな......)


    エレン「でも...''暴走''しなくてよかった...してたら...会えなかったかもね…」


    イェーガー(なんだ?wこいつの事好きなのか?w)


    からかってくるイェーガーに


    エレン「さぁね...君はそうなんだろう...?」


    そう答える


    イェーガー(ふん...さぁな...)


    まったく...素直じゃない...


    そう考えながらその子をソファに横たわらせる


    その時


    「お母さん...」


    クリスタかヒストリアかはわからないがその少女が呟く


    エレン「!!」ビクッ


    エレンはその言葉に過剰に反応する


    イェーガー(落ち着け...寝言だ...)


    エレン「ああ...ごめん...」


    誰に向けてかわからない謝罪をする


    エレン「お母さん...か......」


    ズキッ!


    エレン「っ!!」


    刺さるような頭痛に呻く


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ???「エレン...あなたはそんな子じゃない...」ポロポロ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ある記憶が頭に浮かぶ


    イェーガー(落ち着け...!忘れろ...!)


    そう言うイェーガーの声も届かず痛みは酷くなっていく


    その時


    「んー...」


    寝返りを打った少女の顔がエレンの目に入った


    エレン「!!」


    それを見た途端痛みは引いていく


    やがて...その場に座り込んだエレンは寝てしまった


    イェーガー(なんだよ...やっぱり好きなんじゃねぇか...)


    そうぼやきながらイェーガーの意識も寝てしまった
  82. 82 : : 2016/03/31(木) 10:16:20
    超期待!
  83. 83 : : 2016/03/31(木) 14:30:27
    >>82
    ありがとうございます!嬉しいです!
  84. 84 : : 2016/03/31(木) 15:01:33
    クリスタが目を覚ますと既に周りは明るくなっていた


    クリスタ(もう朝...?...ていうかここどこ...?)


    寝起きで少し寝ぼけているクリスタが周りを見渡す


    そして七時である事とソファで寝てた事を確認した


    クリスタ(私...ソファで...?やっちゃったな...)


    そう思ったクリスタの目に少年が入ってきた


    クリスタ「え...エレン!?」


    思わず大声で言ってしまう


    イェーガー「ああん...?うっせぇな...」


    その少年も目を覚ます


    クリスタ(え...なんでエレンがここに!?いや...ここ私の部屋じゃない...エレンの部屋!?え...昨日私...?)


    あまりの事にパニックになるクリスタ


    イェーガー(おいエレン...こいつだいぶパニくってるぞ...)


    エレン「クリスター?大丈夫?」


    起きて瞬時にイェーガーと代わったエレンが話しかける


    クリスタ(えっと...昨日は...エレンと帰って...夕ご飯食べて...話をして...)


    そこまで記憶をたどって思い出す


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    エレン「大丈夫...僕には...君が必要だ...」ナデナデ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    クリスタ「///」ボン


    エレン「あ...爆発した...」


    クリスタ「あ...私...もしかして...あのまま寝ちゃった...?///」


    真っ赤になりながらクリスタが尋ねる


    エレン「うん...僕もね...」


    何とも言えない間があく


    エレン「えーっと...朝食も一緒に食べる...?」


    たまらずエレンは言った


    クリスタ「///」コクコク


    真っ赤な顔で頷く


    エレン「じゃあ準備するね...クリスタは一旦自分の部屋に戻って着替えたりしてて」


    エレンは立ち上がるとキッチンの方へ行った


    クリスタも立ち上がる


    クリスタ(うぅ〜〜///恥ずかしい〜〜///あのまま寝ちゃったなんて///)


    ヒストリア(......)


    ヒストリアの意識も起きた


    クリスタ(ちょっとヒストリア!!最後に体使ったのあなたでしょ!?寝ないで何とかしてよ!!)


    恥ずかしさをヒストリアにぶつける


    ヒストリア(悪かったね...私だって...あんなこと言われるなんて...///)


    はぁー


    部屋に着いた少女はどちらのものかわからないため息をついた
  85. 85 : : 2016/03/31(木) 21:07:36
    一方エレンは...


    エレン「昨日...どうしちゃったんだろう...」


    朝食を作りながら呟く


    イェーガー(何がだ?)


    エレン「いつの間にか寝てたなんて...」


    イェーガー(......まぁそんなこともあるさ...)


    歯切れの悪いイェーガーの返事


    エレン「ねぇ...昨日僕に何があったの...?」


    疑問を投げかける


    イェーガー(......昨日はどこまで記憶がある...?)


    イェーガーは逆に聞き返してきた


    エレン「うーん...クリスタをソファに移動した所までだね...イェーガーはなんか知ってるの...?」


    そう呟くと


    イェーガー(......お前は...''暴走''しかけた...)


    少しの沈黙のあとイェーガーは答えた


    エレン「......そうか...迷惑かけたね...」


    イェーガー(ほんと勘弁してくれ...もうあそこには行きたくない...)


    エレン「そうだね...それに.........」


    そこで言うのをやめる


    イェーガー(それに.........なんだ?)


    当然のことながらイェーガーが尋ねてくる


    エレン「何でもないさ...よし朝食できた...僕も着替えよう...」


    イェーガー(なんだよー教えろよー)


    エレン「無理だよ」


    クリスタと...離れたくないなんて...言える訳がない...


    ピンポーン


    ちょうど着替え終わった時クリスタがまた来た
  86. 86 : : 2016/03/31(木) 22:09:15
    期待です
  87. 87 : : 2016/04/01(金) 16:24:48
    >>86
    ありがとうございます!
  88. 88 : : 2016/04/01(金) 16:33:46
    刹那さんこんにちは!
    期待です!
  89. 89 : : 2016/04/01(金) 16:44:36
    僕達は朝食を食べ終えてアルミン達より一足先に学校へ向かった


    クリスタ「やっと文化祭だー!」


    エレン「うん!そうだね!」


    昨日のこともあり二人とも気まずさや恥ずかしさをテンションで乗り切ろうとしていた


    クリスタ「エレンは何時から何時までの役割?」


    エレン「えーっと!開店が9時だからそこから12時までウエイター兼厨房担当になってる!クリスタは?」


    クリスタ「私は1時から閉店の4時までウエイトレスだよ!」


    エレン「へー!クリスタは可愛いからウエイトレスにピッタリだね!」


    案の定エレンの口が滑る


    クリスタ「え!?///」


    イェーガー(おいエレン!)


    エレン(ん?うわっ!まずい!訳わかんない事言っちゃった!!)


    やっと自分が何を言ったのか理解したエレンは顔を真っ赤にしたクリスタに話しかける


    エレン「え、えーっと...クリスタ...?」


    クリスタ「ひゃい!?」


    クリスタも慌てるあまり噛んでしまう


    エレン(噛んだ...可愛い...)


    ヒストリア(クリスタ...落ち着きなよ...)アキレ


    そんなクリスタにヒストリアも言葉をかける


    クリスタ「あ...ごめんエレン...///」


    エレン「ううん...大丈夫だよ...///」


    こんな調子が続き教室につく頃にはどちらも異常に疲れていた...
  90. 90 : : 2016/04/01(金) 19:26:41
    >>88
    ありがとうございます!
  91. 91 : : 2016/04/01(金) 19:54:21
    そして...


    待ちに待った文化祭が始まった


    イラッシャイマセー ナンメイサマデスカ?


    接客係の声が響き渡る


    エレン「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ。」ペコ


    ネェネェ...アノウエイターメッチャイケメンジャナイ? ソレオモッタ-!


    案の定...エレンのウエイター姿に惚れる女性客が開店早々続出する


    ライナー「すげぇ客だな...」


    アルミン「ははは...みんなエレン目当てなんだろうね...」


    ジャン「ケッ客寄せのパンダかよ」


    イケメンウエイターが話題となりたちまち満員となる4組の喫茶店


    エレン「(まずいな...調理が間に合わないかも...)アルミン...僕は厨房にまわるからよろしく」


    アルミン「わかった!」


    エレンが厨房に行くと...そこには非番のはずのクリスタとユミルがいた


    エレン「クリスタにユミル...どうしたの?」


    クリスタ「あ...エレン!お客さんいっぱいだから手伝おうと思って...」


    ユミル「私はクリスタがいるから」


    エレン「ありがとう二人とも!じゃあ簡単に作り方教えるからよろしく!」


    二人ともすぐに覚えて厨房はしっかりと回るようになった


    エレン「じゃあ僕は戻るね!みんなよろしく!」


    そんな感じでエレンは動き回った


    その結果午前中の売上は他のクラスよりぶっちぎりで高かったらしい...
  92. 92 : : 2016/04/01(金) 20:01:31
    すみません教室はドア側と窓側で半分に区切ってドア側を接客、窓側を厨房として使ってるとお考えください!
  93. 93 : : 2016/04/02(土) 00:40:26
    続きが楽しむみです
    クリスタの寝顔見れるなんて...
    死に急ぎ野郎クソッ羨ましい!
  94. 94 : : 2016/04/02(土) 19:28:31
    >>93
    ありがとうございます!
  95. 95 : : 2016/04/02(土) 19:51:59
    午後はクリスタの接客...


    無論午前中と同じく今度は男性客が沢山訪れる


    クリスタ「いらっしゃいませ!何名様ですか?」ニコッ


    男性客(天使......)タラー


    ユミル「可愛い...流石私の天使だな!」


    アニ「すごいお客さん...」


    勿論エレンも厨房で働いていた


    クリスタ「エレン!コーヒー3つとパフェ2つにホットケーキ1つお願い!」


    エレン「............はいどうぞ!」


    クリスタ「ありがとう!」


    ミカサ「エレン...作るの速い...」


    エレン「ありがと!」


    そうして午後もつつがなく終わる...筈だった
  96. 96 : : 2016/04/02(土) 22:18:54
    おもしろいそして期待
  97. 97 : : 2016/04/03(日) 19:21:32
    >>96
    ありがとうございます!
  98. 98 : : 2016/04/03(日) 20:34:50
    クリスタ「いらっしゃ...いま...せ...」


    そろそろ弊店...という時に来た客が...


    不良1「へぇ...綺麗なとこだねぇ...」クチャクチャ


    不良2「ちょ...この娘メッチャかわいくね?」クチャクチャ ペッ!


    不良3「うわーマジじゃん!いいねぇ」


    典型的な不良だったのだ...


    運悪く責任者のエレンは外に出ていた


    クリスタ「あ、あのーお客様ガムは吐き捨てないでくださぃ...」


    クリスタが注意するも...


    不良1「さぃ...だってwwかわいいねww」


    不良2「後で俺達とイイ事しない?www」


    不良「それいいねwww」


    この始末...


    クリスタ「っ!...ご注文は?」


    それでも怯まずに接客をする





    不良1「それでよー」


    不良2「はははマジかよww」


    不良3「やべぇなwww」


    来店してかれこれ三十分...他の客は帰りもう彼らしか残っていない


    ピンポンパンポン♪


    放送が鳴り響く

    放送「そろそろ各クラスの店、展示等は終わらせてください...繰り返します...」

    今日の日程の終了を知らせる放送が校内に流れる

    しかし彼らはそんなことも気にせずペチャクチャと喋っていた

    クリスタ「あ...あの!放送にあったようにもう閉店いたしますのでお帰り下さい...」

    クリスタが声をかける

    不良1「ああん?それはそっちの勝手だろ?知らねぇよ!」


    不良2「なに?お嬢ちゃんがついてきてくれるならいいけど?ww」


    不良3「まぁまぁいいじゃねぇか」


    1人がたしなめて不良たちは席を立つ


    不良3「じゃあな!美味かったぜ!」


    そう言って当然のように出ていこうとした


    クリスタ「え...あの...お金を払っていただけないと...」


    クリスタが呼び止める


    不良1「は?それこそ知らねぇよww」


    不良3「あん?こっちはアンタらの都合で帰らされるんだけど?その分払わなくても良くない?」


    不良2「かわいいからって調子こいてんじゃねぇぞ?」


    ミカサ「でも...困ります...」


    ユミル「アンタら...ふざけんじゃねぇぞ...」


    不良1「だからふざけてんのはそっちだろ!」


    不良2「いい加減にしねぇと...殺すぞ?」ポキポキ


    ヒストリア(クリスタ!そこまでにしときな...危ないよ...)


    ヒストリアも忠告をする


    クリスタ(でも...エレンが頑張ってやってきたのに...これじゃあやだよ...)


    そう言ってクリスタは出口を塞ぐ


    不良3「何やってんだ?このガキが!」


    クリスタ「お金を払ってください!」


    不良2「チッ...痛い目にあいたいらしいな...」


    その不良が拳を振り上げる


    不良2「死ね!」


    拳を振り下ろす!
  99. 99 : : 2016/04/04(月) 16:40:43



    その拳は空を切った


    ヒストリア「女に手を上げるなんて...最低だね...」ギロ


    ヒストリアがかわしたのだ


    不良2「な...この野郎!」ブン


    続けざまの攻撃も余裕でかわしていく


    アニ「なに...?あの動き...?」


    ミカサ「すごい...」


    ユミル「......」


    ヒストリア(流石に攻撃するのはまずい......)


    避けながら冷静に考えるヒストリア


    不良2「クソッ...当たらねぇ...いい加減食らえよ!」ブン


    ガシ!


    渾身の一撃を打った不良の腕を別の腕が捕まえる


    ヒストリア「...遅いよ...イェーガー...」


    ヒストリアが呟く


    エレン「先生!お願いします!」


    エレンが声をかけるとキース先生が教室に入ってきた


    そのまま不良は引きずられるようにキース先生に連れてかれた


    エレン「クリスタ大丈夫!?」


    エレンはクリスタに駆け寄る


    クリスタ「もぅ......遅いよ...」ポロポロ


    ヒストリアから代わったクリスタが泣き出す


    エレン「大丈夫...もう大丈夫...」ナデナデ


    クソ...エレンノヤロウ...グヌヌ...


    周りの声も気にせずエレンはクリスタを撫でる


    クリスタ「もう...大丈夫...ありがとう...」


    しばらくしてクリスタは落ち着いた


    エレン「そう...今日は早く帰りなよ...?よし!じゃあみんな!片付けするよ!」


    エレンはそう言って周りの人に片付けの指示を出していく


    クリスタ(ヒストリア...ありがとう...)


    ヒストリア(気にするな...自分の身を守っただけだよ...)


    そう話してクリスタも片付けを始めた
  100. 100 : : 2016/04/05(火) 01:29:46
    か弱いクリスタもイイが強気のヒストリア
    もイイねグェッヘッヘッ
    あ、期待です
  101. 101 : : 2016/04/05(火) 09:46:53
    >>100
    ありがとうございます!
  102. 102 : : 2016/04/05(火) 15:06:29
    片付けも終わり最後まで残ったエレンとクリスタは一緒に帰る


    エレン「最後まで残らなくていいって言ったのに...」


    エレンが呟く


    クリスタ「エレンにだけ任せるのは悪いよ...私も委員だから...」


    クリスタが笑顔を浮かべながらそう言う


    でもエレンにはそれが無理をしている笑顔だとすぐにわかる


    エレン「はぁ...君と僕は同じなんだからさ...その嘘と笑顔は通じないよ...?」


    ため息混じりにそう言う


    クリスタ「.......ごめんなさい...」


    そう謝るクリスタに言葉を返す


    エレン「僕の前では無理しなくていいんだよ...?一緒だから...」


    クリスタ「ありがとう....エレン...」


    そう言うとクリスタはエレンの手を握る


    エレン「クリスタ!?」


    クリスタ「しばらく...このままでお願い...」


    不安げに見つめるクリスタの手をエレンはしっかりと握る


    エレン「わかったよ」ニコッ


    クリスタ「.......ソレハズルイヨ...///」


    エレン「ん?」


    クリスタ「何でもない///」


    そう言って俯きながら歩くクリスタの横顔をエレンは見ていた
  103. 103 : : 2016/04/06(水) 21:29:47
    学校が始まったのでこれからもしかしたら更新が遅れる事がある思いますが1日1投稿をノルマにして書いていくので引き続きよろしくお願いします!
  104. 104 : : 2016/04/06(水) 22:03:46
    部屋に着いたエレンはなおも不安そうに手を握っているクリスタに声を掛ける


    エレン「大丈夫...?」


    クリスタ「うん...ごめんね...///」


    クリスタは名残惜しそうに手を離す


    そんな姿を見て思わずエレンの口が動いた


    エレン「今日も一緒に食べる?」


    クリスタ「え?」


    イェーガー(なんだよw積極的だなww)


    クリスタ「あ...うん...そうだね///」


    クリスタが頷く


    クリスタ「いつもエレンが作ってくれるからたまには私が作るよ///」


    エレン「そう...ありがとう!」ニカッ


    クリスタ「///」


    クリスタはエレンの部屋に入って料理を始める


    その間エレンはリビングで待つことにした


    イェーガー(どうするんだよエレンww)


    エレン「何を?」


    例によって2人の会話を始める


    イェーガー(認めろよww好きなんだろ?ww)


    エレン「まぁ君に隠してもしょうがないね...そうだよ...」


    イェーガー(告白するのか?ww)


    エレン「そうだね...でも...彼女も僕も...こんな状態だから...」


    イェーガー(は?何言ってんだよ?)


    エレン「ん?」


    イェーガー(それはただお前が逃げているだけだろ?)


    エレン「!?」


    イェーガー(好きな人を...大切な人を...また自分が手をかけてしまうのが怖くて...逃げてるだけだろ?)


    エレン「......君は怖くないのかい?」


    イェーガー(ああ?)


    エレン「君も...もう一人の彼女が好きなんだろ?」


    イェーガー(は?)


    エレン「君はもっと素直になった方がいいよ...君も好きだから僕をけしかけているんでしょ?」


    イェーガー(チッ...そうかもな...)


    エレン「逃げてる...か...君は...覚悟は出来てるんだね...?」


    イェーガー(ああ...あいつもいつ俺達みたいになるかわからないからな...)


    エレン「そうだね...僕も...腹を括るよ...」


    クリスタ「エレン!できたよ!」


    エレンは立ち上がってキッチンに向かった
  105. 106 : : 2016/04/07(木) 18:26:00
    >>105
    折角のコメントありがたいのですが下ネタはお控えください!
    とても心苦しいですが非表示にさせて頂きます。すみません!
  106. 107 : : 2016/04/07(木) 19:20:33
    食事が終わりエレンとクリスタは食器を片付け終えた


    クリスタ「じゃあ私はこれで帰るね!明日は休みだからエレンも休んでね!いっぱい働いたんだから!」


    そう言って部屋から出ていこうとするクリスタの後ろ姿に声を掛ける


    エレン「クリスタ!待って!」


    クリスタ「ん?何?」


    エレン「あのさ...今日は俺から話があるんだ...」


    クリスタ「わかった!いいよ!」


    クリスタが座る


    イェーガー(大丈夫だな?)


    エレン(うん...もう...覚悟は決めた...)


    クリスタ「それで...どんな話?」


    エレン「あ...あのさ...僕は...クリスタのことが好きだ!」


    覚悟なんて仰々しく言った割には案外サラッと言えた


    クリスタ「へ?///」


    真っ赤になるクリスタ


    エレン「僕は...君のことが好きなんだ...」


    エレン「入学式の日から今日まで...君のことずっと見てきてさ...」


    エレン「クリスタが辛いものをずっと抱え込んでいたのを知って...」















    僕が君を守りたいって思った















    エレン「僕でよかったら付き合ってくれないかな?」


    少し恥ずかしかったけどそこまで言えた


    クリスタ「エレン...ありがと!」


    クリスタは笑顔を見せる


    それは...いつものような作り物じゃなくて...


    心からの笑顔だった


    クリスタ「私も好きだよ!エレン!」ダキ


    クリスタが抱きつく


    エレン「...ありがとう!」ギュッ


    エレンがクリスタを抱きしめた時


    ヒストリア「イェーガーはいいのかい?」


    ヒストリアが言う


    イェーガー「ああ...俺も...お前のことが好きだからな...ヒストリア...」


    ヒストリア「ありがと...私もだよ...」


    そうして二人はまた抱き合った
  107. 108 : : 2016/04/08(金) 22:23:22
    期待してるゾエーーー!!!!!!!!!!!!!
  108. 109 : : 2016/04/09(土) 06:06:41
    >>108
    ありがとうございます!
  109. 110 : : 2016/04/09(土) 21:52:18
    期待でーす!
  110. 111 : : 2016/04/10(日) 16:25:24
    >>110
    ありがとうございます!
  111. 112 : : 2016/04/10(日) 16:36:33
    ヒストリア「そういえばあんたの生い立ち聞いてないね...」


    しばらくした後ヒストリアが呟く


    イェーガー「ああ...まぁいいだろ?」


    返すイェーガーを問い詰める


    ヒストリア「教えなよ!私も教えたんだし!あんたの彼女なんだから!」


    イェーガーは何も返さず体を渡してきた


    エレン「ごめんね...今は...まだいい...?」


    代わりに答える


    ヒストリア「...わかったよ」


    ヒストリアはそう言うとクリスタと代わった


    クリスタ「エレンも抱え込まないでよ?」


    心配そうな表情で言ってくる


    エレン「ありがとう...わかったよ...」


    クリスタ「よし!じゃあ明日はどこか出かけようよ!!」


    クリスタが言う


    エレン「え?明日は休むんじゃ...?」


    クリスタ「えー!デートしたいよ!!折角なんだしー!」


    エレン「わかった!どこがいい?」


    エレン達はそのまま次の日のデートの計画をたてた
  112. 113 : : 2016/04/11(月) 22:13:10
    デートどこ行きましょう...?←ネタ思いつかない奴w
    安価取らせていただきます!一つか二つ選ばせて頂きますのでよろしくお願いします!
  113. 114 : : 2016/04/13(水) 23:59:33
    ベタに遊園地とかなら、ネタに困りにくいかも。
    期待です
  114. 115 : : 2016/04/14(木) 22:29:26
    >>114
    ありがとうございます!(実は遊園地行ったことないなんて言えないw)
    がんばって書かせていただきます!
  115. 116 : : 2016/04/14(木) 22:34:36
    富士山はどうですか?(笑)
  116. 117 : : 2016/04/14(木) 22:58:41
    次の日...


    エレン「じゃあ行こうか!」


    クリスタ「うん!」


    俺達は電車で遊園地に出かけた


    エレン「さて...どこから行く?」


    着いたエレン達は何に乗るか話し合う


    クリスタ「何があるの?私...こういう所...連れてきてもらったことないから...」


    エレン「そうか...ごめん...」


    クリスタ「もう!一々謝らなくていいよ!エレンのおすすめは?」


    エレン「うーん...コーヒーカップとかどうかな?」


    地図を見て提案する


    クリスタ「面白そう!行ってみよ!」


    そう言って駆け出すクリスタの後をエレンは追っていった
  117. 118 : : 2016/04/14(木) 23:00:28
    >>116
    それも面白そうですねw今回は申し訳ありませんが見送らせて頂きます。また機会があれば採用させて頂きます!
    (実は富士山も行ったことがないなんて言えないww)
  118. 119 : : 2016/04/14(木) 23:03:39
    >>118いえ、冗談です(笑)
    刹那さん凄く真面目ですよねww
    期待してます、寝ます!
  119. 120 : : 2016/04/19(火) 17:24:15
    >>119
    期待ありがとうございます!
    真面目が一応の取り柄なんですww


    長らくお待たせいたしました!(果たして待っていてくれた読者さんはいるのか...?w)
    続き書いていきます!!
  120. 121 : : 2016/04/19(火) 17:48:25
    俺達はそのまま色んな所を周った


    コーヒーカップ、ジェットコースター、お化け屋敷、メリーゴーランドなどなど...


    遊んでいる時のクリスタはいつもと違って僕にたまに見せる笑顔をいつもしていた


    それを見て思う


    やっぱり可愛い...


    そんな僕を冷やかすイェーガーもどことなく楽しそうだった




    時間は過ぎてもう夕方


    エレン「今日は楽しかったね!」


    クリスタ「うん!!」


    エレン「そろそろ帰るか」


    クリスタ「あ、エレン!待って!!」


    エレン「ん?」


    クリスタ「あれ...乗ってみたい...」


    クリスタが指さす


    その先にあったのは...観覧車だった...


    エレン「ああ...観覧車か...いいよ!」


    僕はクリスタの手を握って歩き出す


    そして観覧車に乗った


    クリスタ「うわー!!」


    遠くなっていく下の景色にクリスタが声をあげる


    クリスタ「ねぇエレン!!すっごい綺麗だね!!」


    そういって笑いかけてくるクリスタをたまらず抱きしめる


    クリスタ「え!エレン!?」


    エレン「ごめんね...クリスタが可愛いすぎて...」


    クリスタ「!?!?!?!?もう...///」


    驚いた様子のクリスタにゆっくりと顔を近づける


    チュ......


    俺達は観覧車のてっぺんでキスをした...


    クリスタ「もう!エレン!」


    プクーっと顔を膨らませて怒るが夕日のせいかその顔は真っ赤で説得力はない


    エレン「ははは」


    俺は笑う


    クリスタも俺につられて笑い出す


    俺達は...多分この時...初めて心から笑った...
  121. 122 : : 2016/04/20(水) 18:56:41
    日は過ぎて翌日


    僕達はいつもの通学路を歩いていた


    今日はミカサ達に先行ってると言われたのでクリスタと二人っきりで歩いていた


    クリスタ「...なんか恥ずかしいねw」


    エレン「まぁ...そうだね...w」


    でも...クリスタといる時間はなんか...満たされてる感じがする...


    僕は口には出さずにそう思う


    クリスタ「でもね...」


    クリスタ「エレンといる時間は...なんだか満たされてる感じがするな...」


    その言葉に驚く


    エレン「!?僕も同じこと考えていた!」


    クリスタ「ホント!?嬉しいなぁー!」


    考えていることが一緒


    そんな些細な事でも嬉しい


    クリスタ「あれ?どうしたんだろう?」


    教室に着いた僕達は中が騒がしい事に気づく


    エレン「おはよー!どうしたの?」


    僕が声をかけると皆が一斉に振り返って後ずさる


    エレン「え??」


    皆が僕を見る目...それは...



    どこか怯えたような...それでいて怒りを灯したような目だった



    ジャン「なぁエレン...お前親がいないんだってな...?」


    ジャンがニヤニヤして言ってくる


    エレン「あ......うん...」


    ジャン「どうしてかなぁ??」


    その表情と...言葉に...僕は全てを悟った...










    バレた......










    僕は何も言えなくなる


    ミカサ「エレン!お願い!!言って!!」


    アルミン「そうだよ!お願いだ...僕達は親友でしょ!?」


    ミカサ達の懇願するような声


    クリスタ「ジャン!!何を言ってるの!?そんな事...エレンがかわいそうでしょ!?」


    俺を庇ってくれるクリスタ


    ライナー「クリスタ!!そいつから離れろ!!」


    ライナーがそんなクリスタの腕を掴んで俺から遠ざける


    クリスタ「ちょっと!!ライナー!?やめて!!何するの!!!」


    そのライナーの手を引き剥がそうとクリスタが暴れる


    ジャン「そうかー自分の口からじゃ言えないか」


    相変わらずニヤニヤした顔つきでジャンが言った


    ジャン「じゃあしょうがないなー」


    そう言ってスマホを突き出す


    その画面には......

























    十四歳の少年、母親を刺殺

























    そんな大見出しが映っていた
  122. 123 : : 2016/04/20(水) 22:56:56
    その記事は名前こそ伏せてはいるもののモザイクがいい加減な写真が使われており見れば一目で僕とわかるものだった


    ジャン「これってどういうこと?」ニヤニヤ


    クリスタ「エレン...?」


    同じものをライナーに見せられたクリスタが不安げな顔をする


    イェーガー(エレン...どうすんだ...?)


    僕の思考は完全に停止していた


    ジャン「『7月14日。シーナ市の住宅街にて14歳の少年が母親を殺害した。警察によれば少年は親から激しい虐待を受けていた。』」


    ジャン「虐待ねーだからって親を殺しちゃうとはねー」ニヤニヤ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ???「エレ...ン......」
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ハァ......ハァ......


    俺の息遣いが荒くなっていく


    ジャン「まぁ仕方ないんですかねー最低の母親を持っちゃったんだからww」ニヤニヤ









    最低の...










    母親...










    ジャン「どうしたんですか?エレンくn(バキッ!


    俺は調子に乗ってペラペラ喋る馬面を殴る


    ジャン「な...おい!!テメェ...殺人犯のくせにいきがってんじゃねぇぞ!」


    倒れたそいつは訳の分からないことを喚いている


    グイ


    その襟を掴み窓際まで運ぶ


    ジャン「おい!離せよ!!」


    俺は開いている窓からそいつの体を出して言った


    「ここからでいいのか...?」


    ジャン「ヒッ......やめろ!やめてくれ!」


    「は?なに言ってんのかわかんねぇよ!」


    俺はそう言って更に窓へと押し出す


    ジャン「うわぁぁぁぁ!!」


    喚くそいつを落とそうと手を離しかけた時


    クリスタ「エレン!!!やめて!!!」


    ''知らない奴''が俺の名前を呼んできた


    俺はそいつを睨みつける


    クリスタ「お願いエレン...」ポロポロ


    そいつは泣き始めた


    なぜか...それがいけないことの様な気がして...


    俺はギャーギャー騒ぐ馬面を床に引きずり倒す


    バキッ!


    そしてその顔を蹴って黙らせた


    パタパタパタ


    教師たちが走ってくる音がする


    「チッ...」


    俺はその窓から身を乗り出す


    クリスタ「エレン!!!」


    さっきの奴が叫んできたが気にせずに俺は跳んだ
  123. 124 : : 2016/04/21(木) 19:40:48
    (クリスタside)


    クリスタ「あれ?どうしたんだろう?」


    私は教室が騒がしいのに気づく


    エレン「おはよー!どうしたの?」


    エレンが教室の皆に声をかける


    すると...


    クラスの人はまるでエレンを避けるかのように後ろに引く


    クリスタ(あれ...?)


    そんな様子におかしな雰囲気を感じた


    ヒストリア(避けられた...?イェーガーならともかくエレンが...?)


    クリスタ(そうだね...何が...?)


    そんな時ジャンが進み出てエレンに質問する


    その内容はエレンの傷口を抉るような酷いものだった


    クリスタ「ジャン!!何を言ってるの!?そんな事...エレンがかわいそうでしょ!?」


    耐えきれなくて私はエレンの前に立って言う


    ライナー「クリスタ!!そいつから離れろ!!」


    ライナーが私の腕を掴んで引っ張る


    クリスタ「ちょっと!!ライナー!?やめて!!何するの!!!」


    私は暴れるがその力の前じゃ無意味だった


    ライナー「これを見ろ」


    そういって渡されたライナーの携帯を見て


    私は動けなくなる





    エレンが......





    人殺し.......?





    目の前が真っ暗になったような感覚


    ライナー「あいつとは関わらないほうがいい...」


    ライナーが言う


    クリスタ「エレン...?」


    私もそんな言葉がつい口から出る


    なんで...?


    その言葉だけが頭の中を回る


    その時


    ヒストリア(しっかりしな!!)


    私はヒストリアにどやされる


    ヒストリア(あんた...あいつを好きなんだろ!?)


    クリスタ(!!)


    ヒストリア(なら信じてあげなよ!!)


    ヒストリア(それが彼女だろ!?)


    その言葉に私は目が覚めた


    クリスタ(そうだね...私は...)


    その時エレンが暴れだす


    ジャンを掴んで落とそうとするエレンに私は叫んだ


    「エレン!!!やめて!!!」


    私が...あなたを信じるから !!


    「お願いエレン...」ポロポロ


    私の目から涙がこぼれ落ちる


    エレンはジャンを落とさず引きずり倒して蹴飛ばす


    よかった...


    そう安堵した時


    先生が駆け寄ってくる音がした


    はっ...とエレンを見ると


    窓から飛び降りようとする


    クリスタ「エレン!!!」


    叫ぶ声も届かずエレンは窓から飛び降りた
  124. 125 : : 2016/04/21(木) 23:12:01
    (エレンside)


    ハァ......ハァ......


    俺は駅前の一角で息を整える


    「うっ.....あ...ぐ...」ズキン


    激しい頭痛に襲われる


    イェーガー「エレン...意識が戻ったか...?」


    エレン(.........)


    イェーガー「寝てんのか...チッ...飲まれるとはね...」


    俺は辺りを見渡した


    イェーガー「さて...どうしようか...」


    俺はまた歩き出した






























    (???side)


    ???「そうか...そろそろ行動に移す...被検体247番を連れてこい...どんな手を使ってもだ...いいな...」ガチャ


    ????「あいつが何か起こしましたか?」


    ???「いや...我々が想像した以上に...進化したみたいだ...」


    ????「!?それは...なら被検体248番もですかね...?」


    ???「あの子は...拒否反応を起こさなかった...どうだろうか...?」


    ????「ですがあなたの部下の報告によると...」


    ???「ああ...」


    ????「では248番を囮にして247番を捕らえればいかがでしょう?」


    ???「なるほど...そうするか...」


    ????「最後の仕事ですからね...頑張りましょう...」
  125. 126 : : 2016/04/22(金) 19:48:28
    (クリスタside)


    私はエレンがした事に必死に弁明した


    あれはジャンが挑発したからだと...


    しかしそれは教師には...


    エレンの記事を見た教師には通じなかった...


    ただ一人を除いて...


    キース先生だけはエレンを庇ったらしい


    放課後に行われた事情聴取で先生本人に聞かされた


    キース「私は...あいつの親と知り合いだった...あの事件の後...あいつは父親に捨てられた...」


    クリスタ「父親に......?」


    キース「そうだ...父親があいつに暴力を振るっていたのだろう.....カルラは...そんな事はしない...」


    クリスタ「じゃあなんで...?」


    キース「わからん......だが貴様はあいつの無実を主張している.....そのままあいつを信じてやれ...」


    クリスタ「!?はい!」


    ヒストリアからも言われた言葉...




    信じる




    その想いを胸に私は家への道を急ぐ


    もしかしたら家に...そんな淡い期待を抱いて.....















    バチッ!!!















    そんな音を聞いて


    私の意識は沈んでいった
  126. 127 : : 2016/04/22(金) 23:01:00
    (エレンside)


    俺は街の中を歩き回る


    これからどうするか...


    あの事が知られたからには...もうここに留まることは出来ないだろう...


    俺もいつ暴走するかわからない...


    なら...ここから消えるか...


    もう...人を傷つけたくないのなら...


    イェーガー「お前ならそうするんだろうな...エレン...」


    一人呟く




















    俺は...お前に......借りがある......





















    俺が...あの事件で.....精神病を疑われ施設に入った時に......




















    俺が...母さんを殺した事に自暴自棄になってた時......お前が助けてくれた...




















    俺の気持ちがわかる...唯一の分身...そんなお前の言葉に...




















    俺は救われたんだ...




















    エレン(例え...僕達が人殺しで...その存在を疎まれようとも...それでも生き続けようよ...)


    エレン(僕達が生まれてきた意味を見つけようよ...母さんはそれを望んでるはずだよ...?)




















    だから...俺は.....お前が望むことをしよう......




















    大切なもう一人の俺なんだから......




















    イェーガー「誰だ!」


    俺は何者かが後をつけているのに気づく


    「流石は''負''だね」


    そう言って物陰から現れたのは


    イェーガー「テメェか...ユミル!!」


    ユミルだった


    ユミル「お前にいい事を教えてやる......」


    その雰囲気にどこか機械のようなものを感じる


    ユミル「クリスタを捕らえた...返して欲しければレイスの屋敷まで来い...」


    イェーガー「なんだと...?」


    ユミル「ああ...お前が好きなのはヒストリアだっけ?イェーガーさん?」


    イェーガー「......何を考えている?」


    ユミル「さぁ?マスターの言う事はわからないさ...ただ従うのみ...さっさと来い...」


    そう言ってユミルは消えた
  127. 128 : : 2016/04/23(土) 17:41:51
    イェーガー「クリスタか...くそ...エレンなら.....チッ...」


    俺は覚悟を決める


    イェーガー「俺のことを知っていたなら...親父が絡んでんのか.....おい!エレン!」


    エレン(く......なんだい...?)


    イェーガー「起きたな...手短に言う...クリスタが攫われたから助けに行く...」


    エレン(はっ!?クリスタが!?誰に!?)


    イェーガー「レイス...あいつの元の家だ...」


    エレン(くっ......わかった...)


    イェーガー「俺らの事を知っていた...親父が絡んでるぞ...怒りに飲まれるな...暴走するなよ...」


    エレン(わかってるよ!)


    俺達は走り出した


    囚われの少女を助けるために
  128. 129 : : 2016/04/23(土) 21:00:10
    (クリスタside)


    (...ろ!...きろ!起きろ!クリスタ!)


    ヒストリアの声で目が覚める


    クリスタ「ん......ここは...?」


    辺りを見渡すと


    ???「目が覚めたようだね...ヒストリア...いや...クリスタか?」


    そう言って男が一人近づいてくる


    その男の人に...


    見覚えがあった...


    クリスタ「お...父さん...?」


    ロッド「久しぶりだな...」


    私''達''の父親......レイスグループの会長...ロッドレイスだった...


    クリスタ「あぁっ!!」ズキンッ


    激しい頭痛に襲われる


    ロッド「心配するな...お前には餌になってもらうだけだ...」


    ヒストリア「ぇ...さ......?」ズキンズキン


    ロッド「ああ...被検体247...エレン・イェーガーをおびき寄せるためのな...」


    ヒストリア「っ!?」


    あまりの衝撃に痛みを忘れる


    ヒストリア「あいつを...どうするつもりだ!!!」ブチッガタン!


    ヒストリアは私の手を結んでた綱を引きちぎり立ち上がる


    ロッド「今度こそ完成品にするのさ...彼は...君もその為に生まれてきた」


    ヒストリア「は!?」


    ロッド「君達はは戦闘マシーンになる為に生まれてきたのだ...」


    ロッドは語った


    ロッド「我々レイスグループがなぜあれだけの企業になったのかわかるか?」


    ロッド「ただ単に仕事をしているだけでは不可能だ...そこで我々は海外のある所に目をつけた」


    ロッド「紛争地域......そこでは優秀な兵士が必要となる...我々はそれを作り海外に売るという事を始めた」


    ロッド「どこかから子供を連れてきては人格を消し薬で肉体を鍛え上げる...そして強くなれば売る」


    ロッド「その収入が今のレイスグループを作り上げた...」


    ロッド「だが...兵士として売る人材がそんなにいるわけがない...それに...そろそろFBIにも目をつけられている」


    ロッド「そこで我々は最後に自分達の子供を最高の兵士に仕立てあげ超高額で売ることにしたのだ」


    ロッド「お前とエレンは...小さい頃から肉体改造をずっと受けてきた...精神が不安定だったから覚えてないだろうがな...」


    ロッド「そしてある程度育った時...躊躇いなく人を殺せるようによう従来とは違うやり方で人格を消そうとした...」


    ロッド「大切な人を目の前で殺す...それによって肉体改造の時に既に崩壊しそうになっていた精神を粉々にして負の感情のみの兵士にするはずだった」


    ロッド「だが...エレンはその時に暴走した...」


    ロッド「母親を殺そうとした奴を半殺しにし...止めようとした母親を殺した...」


    ロッド「内密に処理するはずだったこの事が世間の光を浴び...エレン自身も優秀な兵士とはならなかったため我々はエレンを諦めなくてはならなくなった」


    ロッド「だが...今の彼は...優秀になる...エレンの人格を消せば...」


    ロッド「君達の人格はそれぞれ対極にある...」


    ロッド「君達が仮面と呼ぶ正の人格...そして体を自在に操れる負の人格...」


    ロッド「正の人格を消せば...君達は優秀になれる...」


    ロッド「それが...君たちに与えられた運命だ...」
  129. 130 : : 2016/04/23(土) 22:27:28
    ヒストリア「私が......作られた......?」


    ロッド「そうだ」


    ヒストリア「でも...なんでエレンまで...?」


    ロッド「簡単だ...この研究及び兵士の製造は彼の父...グリシャ・イェーガーが行っていたからだ」


    ヒストリア「!!あいつの...!?」


    ロッド「そうだ...自分の息子だから立派な兵士にしたかったんだろうな...」


    ヒストリア「.........あん...たら......」ハァ...ハァ...




    クリスタ(許せない...エレンまで巻き込んで...)




    ヒストリア「ふざ......けんな.....」ハァ...ハァ...


    息遣いが荒くなっていく


    「ふざけんなぁ!!!!!」シュッ


    ガシッ!!


    ロッドに繰り出した拳を誰かに止められる


    ロッド「遅かったな...ユミル...」


    そう呼ばれた女性に見覚えがあった


    ユミル...?


    私の肉体改造の時に...一緒に受けていた...?


    「ユミ......ル?」


    殴ったそのままの状態で動きが止まる


    ユミル「おやすみ...ヒストリア...」シュッ


    腹に鈍い痛みを感じて意識が落ちた
  130. 131 : : 2016/04/24(日) 18:03:27
    イェーガー「はぁ...はぁ...」


    俺は郊外にあるレイスの屋敷にたどり着いた


    ギィー


    俺の姿を確認したのか扉が開いていく


    エレン(行こう...クリスタを助け出さないと...!)


    イェーガー「ああ...ヒストリアと...お前のために...!」


    俺は躊躇なく中へ入る


    予想に反して中は非常に静かだった


    イェーガー「どこだ......?」


    探し回る俺にスピーカーを通して声が聞こえる


    ????「久しぶりだな...エレン...いや...イェーガーか?」


    その声を俺が忘れたことは...一日たりともない...


    イェーガー「親父!!!」


    俺の...最低の父親...


    グリシャ・イェーガー...


    グリシャ「元気そうだな...そして強くもなった...よくやったな...」


    イェーガー「ヒストリアはどこだ!!!」


    スピーカーに向かって叫ぶ


    グリシャ「ふっ......地下だ...さっさと来い...」


    その声を聞き俺は走り出そうとした


    だがグリシャは続ける


    グリシャ「こいつらを倒せたらな」


    その言葉と同時に壁が回転し屈強な男達が入ってくる


    イェーガー「チッ...」


    俺は戦闘態勢に入り...向かってくる奴らに応戦した
  131. 132 : : 2016/04/24(日) 23:00:41
    (クリスタside)


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    ーーー


    五年前...


    私は...どこかの研究所にいた...


    そこには...私の他にも何人か人がいた...


    ユミルもその一人だった...


    ある日私達は一つの部屋に集められた


    スピーカー「では君達にはこれから対人格闘をしてもらう。始めろ。」


    その合図とともに私達は戦闘を始める


    その時...最後まで生き残ったのが...


    私とユミルだった...


    「はぁ...はぁ...」


    ユミル「...」シュッ


    息切れする私に躊躇なくその拳を向ける彼女


    「クッ...」シュッ


    遅れて反撃する私


    だが悟った


    向こうの方が...速い...?


    バキッ


    そう思った私の拳が彼女の体に入る


    なんで!?


    彼女が崩れ落ちる


    ピーー


    訓練終了を告げる音が鳴り響き白衣を来た人たちが入ってくる


    私達は別々に連れていかれしばらく会うことはなかった
  132. 133 : : 2016/04/25(月) 19:08:24
    数ヵ月後...


    それまで一人一人部屋が与えられていたがその日から相部屋となった


    協調性をうんたらかんたらと長い説明を受け部屋割りを言い渡される


    私の部屋はユミルと同じだった


    その時はわからなかったが部屋に引き上げるとそこにあの時の少女がいることに気づいた


    「あんた......なんであの時......?」


    そう問う私に


    ユミル「さぁな...」


    ぶっきらぼうに彼女が答える


    「そう...私はヒストリア...あんたは?」


    ユミル「.........ユミルだ」


    それが彼女と交わした最初の会話...


    その日から訓練は一層厳しくなった...


    でも...なんでか頑張れた


    それは...ユミルがいたからかな?


    今まで一人で戦っていた私は誰かがいるだけで強くなれた


    でも...


    ある日ユミルは突然いなくなった


    その頃になると昨日までいた誰かが次の日にいなくなってる事なんて普通だった


    でもユミルだけは特別だった


    私の成績はそこから落ちていき


    研究所から追放されどこかで脳手術を受け...


    知らなかった''母親''と暮らすようになった...


    ーーー
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  133. 134 : : 2016/04/25(月) 20:29:53
    「......トリア...起きろ...ヒストリア...!」


    その声で目が覚めた


    その時私は思い出した


    全てを...


    「大丈夫か?」


    そう言って私を起こしてくれたのは


    ユミルだった


    ヒストリア「ユミル...!」


    ユミル「黙ってついてこい」


    彼女は私を拘束していた鎖を解いて歩き出す


    私はなす術もなくついていった


    するとある部屋に入る


    ヒストリア「ここは?」


    ユミル「私の部屋だ...ここなら誰も来ないだろう...隠れてろ...」


    そう言ってユミルは出ていこうとした


    ヒストリア「待って」


    それを私が止める


    ヒストリア「なんで...私を...?」


    ユミル「......あんたは私を救ってくれた」


    ヒストリア「え?」


    私に...その記憶はない...


    ユミル「あんたは...一緒にいてくれた...孤独だった私を...救ってくれた...」


    ユミル「だから私の人格は消えなかった...あのあんたの言葉のおかげで...」


    ヒストリア「私の...言葉...?」


    ユミル「そう...一緒に頑張ろう...私達が同じ部屋になった最初の夜に...」


    そんな些細な事...覚えてるはずがなかった


    ユミル「嬉しかったから.....ずっと一人だった私の孤独を...剥がしてくれた...」


    ユミル「その恩返しだよ...」


    ヒストリア「ユミル......」


    ユミル「もうすぐあんたの大切な人が来る...できるだけ遠くに逃げな...」


    再び私に背を向けた彼女の背中に声をかける


    ヒストリア「ありがとう...」


    彼女は手を挙げて振り返らずに部屋を出ていった
  134. 135 : : 2016/04/25(月) 22:23:44
    (エレンside)


    はぁ...はぁ...


    俺は肩で息をする


    周りには倒れた男達


    俺は全てを倒した


    イェーガー「チッ...行くか...」


    扉に向かって歩き出す


    すると...その扉が開いた


    そこにいたのは


    ユミルだった


    イェーガー「テメェ...」


    ユミル「......」


    数秒見つめあった後


    シュッ!


    お互いの蹴りが交錯した


    イェーガー「ガッ!」


    すでに疲れていた俺の体に入った蹴りは相当効く


    相手にも同じくらいのダメージが入ったようだが堪えた様子はない


    イェーガー「この野郎...」シュッ


    繰り出す俺の攻撃は難なく避けられ反撃が来る


    それに耐えきれず俺は倒れる


    エレン(イェーガー!)


    頭に響く僕の声もただ五月蝿いだけ...


    どうしようもないこの状況に諦めようとしたその時


    ユミル「二階に上がってすぐの部屋にヒストリアがいる...一緒に逃げろ...」


    俺の襟首を掴み耳元で囁く


    イェーガー「ぁぁ...?」


    ユミル「言われた通りにしてくれ...」


    そう言うと彼女は隙を作る


    罠か......?


    そんな考えも頭をよぎるが...


    ユミル「ヒストリアを...助けてくれ...」


    そんなユミルの言葉に...


    シュッ!!バキッ!!


    俺は従うことにした
  135. 136 : : 2016/04/25(月) 22:24:23
    今週中には終わらせます!
    引き続きよろしくお願いします!
  136. 137 : : 2016/04/26(火) 22:21:24
    ダッダッダッダッ


    俺は階段を駆け上がりユミルの言った部屋に辿り着く


    イェーガー「ヒストリア!」バタン!


    俺はドアを勢いよく開けその名を叫ぶ


    そこには...


    銃を突きつけられたヒストリアがいた


    クリスタ「エレン!!」


    グリシャ「遅かったなエレン」


    イェーガー「クッ......」


    ユミルに......嵌められた......?


    エレンが言う


    ロッド「ユミルに嵌められたって顔をしてるな」


    グリシャの隣にいる男が言う


    おそらくはこの屋敷の主...ロッドだろう...


    ロッド「安心しなさい...彼女は我々を裏切った...」


    イェーガー「は?」


    グリシャ「我々の方が彼女より一枚上手だったってことだよ」


    その言葉に少し安心する


    あいつは...ちゃんとヒストリアの事を考えてくれていた...


    と同時に激しい怒りにかられる


    こいつらは......!


    そんな俺にグリシャが告げる


    グリシャ「さて......エレン...君には人格消去の手術を受けてもらおう...」


    その言葉に俺は身構える


    ロッド「無駄な事はやめなさい...」


    ガチャッ


    クリスタに向けられた銃が音を立てる


    ロッド「イェーガー君...エレン君と代わりたまえ...」


    クリスタ「イェーガー!私の事は気にしないで!」


    そう叫ぶクリスタ


    イェーガー「チッ...」


    舌打ちをして俺は代わった
  137. 138 : : 2016/04/27(水) 22:35:09
    エレン「......何?」


    僕は冷ややかな目を向ける


    グリシャ「ついてこい」


    グリシャが扉に向かう


    僕もそれについて行く


    クリスタ「エレン!!」


    背後でクリスタが叫ぶ


    クリスタ「なんで......?なんで私なんかを......?」


    僕は......いや......


    ''僕達''は言った




















    僕には...君が必要だから...




















    立ち止まった僕はグリシャに部屋から引っ張り出される


    扉の外にはまたもや屈強な兵士が数人いた
  138. 139 : : 2016/04/27(水) 23:02:48
    僕は彼らに囲まれ歩かされる


    イェーガー(いいのか?)


    イェーガーが問う


    エレン(仕方ないよ...クリスタが一番大切だ...)


    イェーガー(......本当にそうか?)


    エレン(なに...?)


    イェーガー(お前...本当にクリスタのこと思ってんのか...?)


    エレン(あたりmイェーガー(なら...)


    イェーガー(どうしてお前には...ここから一緒に逃げ出すって選択肢がないんだ...?)


    エレン(!!)


    イェーガー(お前の...俺の力ならできるだろ?)


    エレン(でも...下手に暴れて......そんな事になったら...)


    イェーガー(クリスタが...お前だけが犠牲になることを喜ぶのか?)


    エレン(......)


    イェーガー(お前...下手に暴れてって言ったよな...なら上手く暴れりゃいいんじゃねぇか...?)


    エレン(それは......)


    イェーガー(俺らならできる...そうだろ...?)




















    俺は一人じゃない...俺達は二人で一人......エレン・イェーガーだからな!




















    エレン(......ふふふ)


    イェーガー(何がおかしい?)


    エレン(いや...ついこの前までは僕が色々言ってたのにって...)


    イェーガー(ふん...俺だってね...)


    エレン(......ありがとう...)


    僕達はある部屋の入口にたった


    グリシャが前に立ち鍵を開けようとする


    全員の意識が...そこへ一瞬だが向く...


    エレン(今だ!!)


    ''俺''は周りの奴らに襲いかかった
  139. 140 : : 2016/04/28(木) 19:55:38
    期待です!
  140. 141 : : 2016/04/28(木) 20:31:38
    エレン(右に蹴りを入れてそのまま顔を蹴る!)


    シュッ!バキッ!


    俺の行動に周りが一斉に戦闘態勢に入る


    グリシャ「エレン!無駄なあがきは...」


    イェーガー(!!)


    シュッ!グシャ


    俺はグリシャの取り出した通信機器を蹴飛ばす


    「させねぇよ...」


    周りを睨んで状況を確認する


    グリシャ「チッ......やれ!!」


    その言葉で兵士が襲いかかる


    エレン(左から3右から2...左の方が速い!)


    襲い来る攻撃を次々と回避する


    イェーガー(舐めんなよ!!)


    それらに反撃を加える


    だがそんなのに堪えた様子もなく攻撃を繰り出してくる


    それらを的確に全て避ける


    「やらせない...!僕は...俺は...!クリスタを!!」


    素早く立ち回り攻撃を入れる


    ドサッ!ドサッ!


    俺は順調に...確実に敵を減らしていった
  141. 142 : : 2016/04/28(木) 20:32:42
    >>140
    ありがとうございます!
  142. 143 : : 2016/04/28(木) 22:43:20
    ドゴッ!!!


    最後の一人を倒し終える


    はぁ...はぁ...


    俺は倒れている奴らを見回す


    こいつらも...売られるために育てられた......


    俺と同類...そう思うと少し胸が痛む


    そういえば親父は?


    ガン!!!


    頭に鈍い痛みが走る


    「あぁ......!!」


    俺はよろめく


    グリシャ「甘いな...」


    その言葉を聞きつつ俺の意識は落ちていこうとする


    エレン(イェーガー!!しっかりしろ!!)


    俺はその声に辛うじて意識を保つ


    イェーガー「舐めんなぁ!!!!!」


    グリシャの顎めがけて蹴りを放つ


    グリシャは吹っ飛び呻いたあと静かになった


    イェーガー「クッソ......」


    俺は頭を抑えてうずくまる


    脳へのダメージがひどい


    エレン(イェーガー!!)


    イェーガー「ははは...悪い.....ちょっと...休ませろ...」


    エレン(ダメだ!!そんな......君は!!)


    イェーガー「ちょっとだけだ...」


    エレン(違う!!そのままじゃ...この脳のダメージじゃ君は!!)


    イェーガー「チッ...気づいてんのか...」


    エレン(当たり前だよ!!)


    イェーガー「はっ...お前には俺より大切にしなきゃいけねぇやつがいるだろ......?」


    エレン(でも......!)


    イェーガー「行け!」


    エレン(ッ...!!)


    俺はエレンと代わる


    エレン「わかった......持ちこたえてくれ.....」


    僕は走り出した




















    持ちこたえてくれ...か......


    今度こそ...もうダメだな...


    最初は...最悪だと思ったが...


    そんなに......悪くなかった.....


    エレン...ありがとな...


    あばよ...相棒.....
  143. 144 : : 2016/04/29(金) 00:29:15
    スゲェおもしろい
    期待
  144. 145 : : 2016/04/29(金) 08:03:57
    >>144
    ありがとうございます!


    今日中に書き上げます!
  145. 146 : : 2016/04/29(金) 10:22:41
    僕はさっきの部屋まで戻った


    当然...クリスタ達はもういない


    だが...兵士が一人いた


    エレン「クソ......」


    僕は襲いかかってくる兵士を避ける


    ズキン!!!


    エレン「あっ.....」


    頭が痛む


    それでも...


    なんとか相手を無力化する


    僕はその兵士からクリスタの居場所を聞き出しまた走り出す


    バタン!!!


    扉を蹴破り中へ入る


    そこには横たわったクリスタとそのそばに立つロッドがいた


    ロッド「な...?なんでお前が!!!」


    狼狽えるロッド


    でも僕の視線はクリスタしか捉えない


    エレン「あんた...クリスタに...何をした...!」


    ロッド「...ちょっと寝てもらってるだけだ」


    エレン「そうか...クリスタは返してもらう...」


    ロッド「う...動くな!」


    ロッドが銃を向ける


    エレン「返せ...」


    それを気にもとめず僕は歩み寄る


    パン!!!


    銃が火を吹き俺の腕に痛みがはしる


    エレン「チッ......」


    構わず歩き続ける


    ロッド「お...おい!動くな!」


    エレン「......」


    バン!バン!バン!


    連続で撃ってくるが致命傷とはならない


    ロッド「く...くそ...」カチッカチッ


    エレン「あなたに僕は殺せない...」


    ロッド「な...」


    エレン「人を道具のように扱って...自分で手を汚さず...人を傷つけるような...そんな人に...」


    バタン!!


    扉が勢いよく開き何人もの人が入ってくる





    「警察だ!!銃を捨てろ!!」


    その声に気が抜けたように弾が空の銃がロッドの手から落ちる


    僕はクリスタ元に辿り着く


    よかった...


    そこで意識が落ちた
  146. 147 : : 2016/04/29(金) 10:59:40
    期待!
  147. 148 : : 2016/04/29(金) 12:43:55
    >>147
    ありがとうございます!
  148. 149 : : 2016/04/29(金) 14:54:05
    ......レン!


    ......エレン!


    起きろ!エレン!!


    僕は目を覚ます


    目の前には...










    僕がいた










    エレン「イェーガー...?」


    イェーガー「そうだ...」


    エレン「なんで...?ここは...?」


    イェーガー「さぁな...?」


    エレン「君は...?」


    イェーガー「まぁ細けぇ事は置いとけ...お前に会いたいって奴がいる...」


    イェーガーの後ろから人が来る


    ???「久しぶりね...エレン...」















    エレン「母さん...?」















    カルラ「大きくなったね...」


    エレン「な...なんで...?僕は...死んだの...?」


    イェーガー「いや...お前は死んでねぇ...」


    カルラ「私達は死んでるけどね...」


    エレン「!?ごめん...」


    カルラ「いいのよ...あなたのせいじゃない...」


    エレン「でも...僕は...」


    カルラ「あなたは...あなた達は優しい子に育ってくれた...」


    カルラ「そりゃ人には一回や二回間違いを犯すことはあるわ...でも...あなた達はそれを糧にした...」


    カルラ「だからいいのよ...」


    エレン「母さん...イェーガーも?」


    イェーガー「ああ...」


    エレン「そんな...」


    イェーガー「まぁ...なんだ...色々ありがとな...」


    エレン「イェーガー...」


    イェーガー「まぁお前は一人じゃねぇ...クリスタがいるだろ...?」


    エレン「!!」


    イェーガー「戻れ!」


    カルラ「戻りなさい!」


    エレン「イェーガー...母さん...ありがとう...」


    僕は二人に背を向けて歩き出す
















    戻ろう......クリスタのところに(僕のいるべき場所に)......













  149. 150 : : 2016/04/29(金) 17:43:11
    パチ


    僕は目を覚ます


    見慣れぬ天井


    周りを見ると


    クリスタが椅子に寄りかかって寝息をたてている


    戻れた...


    僕は大きくため息を吐く


    エレン「つっ!!!」


    全身の痛みに呻く


    クリスタ「ん...」


    クリスタが目を覚ます


    エレン「ごめん...起こしちゃった?」


    クリスタ「ん......エ、エレン!!!」


    クリスタは飛び起きて僕の名前を叫ぶ


    エレン「そんなに大声出しちゃダメだよ...病院でしょ?」


    クリスタ「あ...うん...あっ!」


    思い出したようにクリスタがナースコールを押す


    看護師やら医者やらがやってきて僕の軽い検査をする



    医者「とりあえず問題なさそうだから精密検査とかは明日にしますね」


    エレン「はい。ありがとうございます。」


    医者たちが出ていって部屋には僕とクリスタだけになった
  150. 151 : : 2016/04/29(金) 18:33:50
    クリスタ「よかった...大丈夫そうで...」


    ほっとしたようにクリスタが呟く


    エレン「ごめんね心配かけちゃって...」


    ちょっと申し訳なく思ったが


    クリスタ「別にいいよ!エレンは私を助けてくれたんだから!」


    その言葉で救われたような気持ちになる


    エレン「そう......よかったよ......」


    ヒストリア「そういえば...イェーガーは...?」


    ヒストリアと入れ替わり彼女が聞く


    エレン「!!ごめんヒストリア...イェーガーは...」


    ヒストリア「そう...かい......」


    ヒストリアの声がいつもより虚しく響く


    僕は...イェーガーを助けられなかった...


    申し訳なさが広がる


    エレン「そういえば...あの時...なんで警察が...?」


    僕は最大の疑問をぶつける


    クリスタ「ユミルが...呼んだの...それで...」


    クリスタが説明する


    私のお父さんとエレンのお父さんは逮捕されて...兵士は保護された...


    エレンは病院に搬送されて一週間くらい寝てて...


    私はあの後目が覚めて全て教えてもらった


    エレン「そうか...」


    とりあえずは...もう安全か...


    クリスタ「エレンは.....なんで......」


    クリスタが呟く


    エレン「ん?」


    クリスタ「なんでそんな大怪我するくらい...私を...?」


    そんなことか...


    そう思ってその問に答える


    エレン「お前が大切だから...」


    クリスタ「え...?」


    エレン「お前...最初の...カラオケの時さ...''ヒカリへ''歌ったろ...?」


    エレン「あの時...普通はあんまり歌わないとこ...歌ってたじゃん...?」


    What is a meaning of life...


    エレン「それ聞いて思った...生きる意味を...見失ってるのかなって...」


    エレン「だから...お前に生きる意味を見つけてやりたいって...そう思ったから...」




















    お前には...絶対に幸せになってもらいたいんだ




















    エレン「そうして...生きてる意味を見つけて欲しい...」


    クリスタ「エレン...」ポロポロ


    クリスタが静かに涙を流す


    エレン「だからお前を...俺の命にかけても...ってね...」


    クリスタ「......じゃあ...」ポロポロ















    エレンが...私を幸せにして......















    クリスタが俺を見つめる


    エレン「ふふふ...そうだね...」


    クリスタ「ふふふ...」


    まだ涙を浮かべながら笑うクリスタを...





    とても愛おしく思った...




  151. 152 : : 2016/04/29(金) 22:34:55
    クリスタ「そういえば...さ...」


    しばらくした後クリスタが話しかける


    クリスタ「''エレン''はいつから自分の事''俺''って言うようになったの?」


    エレン「え?僕そんなこと言ってた...?」


    ヒストリア「ああ...私も気になってた...その...イェーガーみたいで...」


    エレン「そう......」










    僕は君...俺はお前...










    俺は一人じゃない...俺達は二人で一人......










    エレン「まぁ...俺はエレン・イェーガーだからね!」


    そう言って俺はクリスタに微笑んだ


    クリスタ「そう......」


    エレン「そうさ...俺は......






























    エレン・イェーガー......クリスタの彼氏だ!





























    fin
  152. 153 : : 2016/04/29(金) 22:48:57
    これにて『エレクリ「二重人格?」』を終了とさせていただきます!
    エレクリは初めてだったのでクリスタの可愛さやクールなとこを上手く書けたのかわかりませんが...どうなんでしょう?(笑)
    まだ納得いってない部分もあるので少しずつ編集いたします!
    設定にこりすぎて自分でもなんだかわからないこともありましたが無事(?)書き上げられました!
    ひとえに皆様の応援によるものです!ありがとうございました!

    この作品に関する意見、質問、感想及び次回作への要望等はいつでも募集しておりますのでご気軽にコメントください!
    本当にありがとうございました!
  153. 154 : : 2016/04/29(金) 22:50:45
    また要望があれば後日談を書くかも知れません!
    (回収しきれてない伏線があるとは言えないw)
  154. 155 : : 2016/04/30(土) 12:47:58
    お疲れ様です!楽しませていただきました!
    クリスタとヒストリアもそのうち一緒になれるのでしょうか?
    後日談期待してます!
  155. 156 : : 2016/04/30(土) 13:16:20
    >>155
    u-mopさんありがとうございました!
    クリスタ✕ヒストリアについても色々なストーリー考えています!
    応援ありがとうございました!
  156. 157 : : 2016/09/19(月) 23:15:39
    カラオケが伏線だったとは・・・
    驚きでした!
    ヒストリアが切ないな・・・
    面白かったです、乙!
    ☆しました!
  157. 158 : : 2016/09/23(金) 07:55:03
    >>157
    進撃のショコラさんありがとうございました!
    そう言っていただけて嬉しいです!!
    今手がけてる作品を終わらせたら続編書こうと思ってますので是非ご覧ください!
  158. 159 : : 2018/10/11(木) 22:16:14
    めっちゃよかった
  159. 160 : : 2018/11/03(土) 10:06:22
    >>159
    ここさんありがとうこざいました!!
    古い作品なのに感想までいただけて感激です!
  160. 161 : : 2019/10/16(水) 23:22:02
    面白かった!
  161. 162 : : 2020/10/11(日) 11:07:53
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=53

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=56

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stardust

刹那

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