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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

エレン「お前が、俺のマスターか?」 切嗣「」

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  1. 1 : : 2016/02/07(日) 20:27:47
    はじめまして!マミと申します。

    私の友人がssの続きをなかなか執筆しようとしないので、
    少しでもやる気を出してもらおうと彼の好きなFateジャンルの作品を書いていこうと思います。

    初めての作品なので少し分かりにくい所とかも出てきてしまうかもしれませんが、お付き合い宜しくお願いします(∩´∀`)∩
  2. 2 : : 2016/02/07(日) 20:58:16




    【アインツベルン城】





    ―――礼拝堂――――






    切嗣「――――まさか本当に伝説の聖剣の鞘を見つけてくるなんて...」


    切嗣「傷一つない。これが1500年も前の時代の発掘品だって―――?」


    アイリス「これ自体が一種の概念武装ですもの。物質として当たり前に風化することは無いでしょうね―――」


    アイリス「ただ装備しているだけでこの鞘は伝説の通り持ち主の傷を癒し、老化を停滞させる」


    アイリス「勿論、持ち主からの魔力供給があれば、の話だけど」クスッ


    切嗣「...つまり、呼び出した英霊と対にして運用すれば、これ自体をマスターの宝具として活用できる訳か」


    アイリス「貴方らしいわね。道具はどこまでも道具っていうわけ?」


    切嗣「それを言うなら、サーヴァントにしてもそうだ」フッ


    切嗣「どんな名高い英雄であろうと、サーヴァントとして召喚されればマスターにとっては道具も同然。そこに妙な幻想を持ち込む奴は――――」


    切嗣「―――――きっとこの戦いには勝ち残れない」


    アイリス「そんな貴方にこそ、この鞘は相応しいと―――それが大御爺様の判断なのね」


    切嗣「――――果たしてそうなんだろうか」


    アイリス「大御爺様の贈り物がご不満?」フフッ


    切嗣「フッまさか――――アハト翁はよくやってくれた。これほどの切り札を手にしたマスターはいないだろうさ」


    アイリス「じゃあ、何がいけないの?」


    切嗣「これだけゆかりの品として完璧な聖遺物があるなら、間違いなく召喚に応じるのは目当ての英霊になるだろう」


    切嗣「伝説の騎士王――――アーサー・ペンドラゴン。マスターである僕との相性などは二の次にしてね」フッ


    アイリス「でも、エクスカリバーの担い手となれば、間違いなくセイバーのクラスとしては最高のカードよ」


    切嗣「...そうだな。僕は誰よりも無敵のサーヴァントを得る事になるだろう」


    切嗣「問題はね。その最強戦力を、どう使いこなせばいいかなんだよ。正直なところ、扱いやすさで言えばキャスターかアサシン辺りの方がよほど僕の性に合っている」


    アイリス「召喚する前から不安がっててもしょうがないじゃない。騎士王がどんな人か分からないんですもの。それに―――――」フフッ


    アイリス「貴方の戦法がどうあれ、貴方の夢を、理想を知れば、きっと分かってくれるわ。きっと彼だって―――私のように」


    切嗣「......」ガタッ


    アイリス「ん?なぁに?」


    切嗣「策が閃いたよ。最強のサーヴァントを、最強のままに使い切る方法が」ニッ


    アイリス「そう――――――よかった」ニコッ



  3. 3 : : 2016/02/07(日) 21:08:52



    ――――――――――――――――――


    ―――――――――――――


    ―――――――



    切嗣「サラサラサラ...」(魔法陣お絵かき中♪)


    アイリス「英霊を召還するというのに、こんな単純な儀式で構わないの?」


    切嗣「拍子抜けかもしれないけどね。サーヴァントの召喚には、それほど大きな降霊は必要ないんだ。実際に招き寄せるのは聖杯だからね」


    切嗣「僕はマスターとして現れた英霊をこちらの世界に繋ぎ留め、実体化するだけの魔力を供給しさえすればいい――――」サラサラ





    切嗣「―――――――こんな感じでいいだろう。アイリ、聖遺物を祭壇に置いてくれ。それで準備は完了だ」




  4. 4 : : 2016/02/07(日) 21:13:16




    ―――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――――


    ――――――――――


    ――――



    ――――召喚呪文詠唱中―――――




    切嗣「―――――汝、三大の言霊を纏う七天。抑止の輪より来たれ。天秤の護り手よ――――ッ!」バッ!







    ピカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ.......






    切嗣「――――――――!」グッ!





  5. 5 : : 2016/02/07(日) 21:24:26




    ――――――――――――――――――――









    ―――――――――――――――――ピシッ










    切嗣「――――――――――――――むっ!」ピクッ








    アイリス「――――――――!切嗣、聖遺物が!」ユビサシ






    切嗣「―――――――――――!?」













    ―――――――――――――――――ピシッ、パキパキ...









    切嗣(馬鹿な―――――!?鞘に亀裂が!?)










    ―――――――――――――ピシピシッ...パキ...バキッ...!













    アイリス「そんな...鞘が......」ガクッ









    切嗣(何故だ―――!?召喚の儀式には何の間違いもない筈!魔法陣も、詠唱も確かにッ!―――――――!?)











    ゴパァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ――――――――――――――








    ――――――――――――――――――――――


    ―――――――――――――――


    ――――――――


    ―――――




  6. 6 : : 2016/02/07(日) 21:54:12







    シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ....................





    切嗣「ゲホッ、ゴホッ!召喚はどうなった!?」ガバッ





    ??「・・・・・・・・・・・・ッ」バチバチッ...





    アイリス「―――――――――――――え?」ポカーン





    切嗣「コイツは――――――――――――!?」






    ??「いてて...お、もう召喚の儀は終わったのか......」パンパンパン






    エレン「サーヴァント"セイバー"。真名、【エレン・イェーガー】。召喚に応じ、この時代に介入した―――――」








    切嗣「――――――――――!!?」ピクッ



    アイリス(エレン...?アーサー王じゃないの!?)










    エレン「――――確認する。お前が、俺のマスターか?」








    ―――――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――――


    ――――――――


    ――――





  7. 7 : : 2016/02/07(日) 22:07:20




    切嗣「・・・・・・・・・・・・」



    アイリス「・・・・・・・・・・・・」



    エレン「・・・・・・・・・・・・」



    エレン「あの・・・・・・どうなんだ?お前が俺のマスター・・・・・・」



    切嗣「今から僕が出す質問に嘘偽りなく、本心で答えろ」キリッ



    エレン「え、先に質問したのはこっち・・・」



    切嗣「お前は【アーサー・ペンドラゴン】ではないのか?」



    エレン「あーさー?あぁ、かの有名なアーサー王か。違うぞ」キッパリ!



    切嗣「・・・・・・」



    アイリス「・・・・・・」ワケガワカラナイ



    切嗣「・・・では、二度目の質問だ」



    切嗣「お前の後ろに転がっている聖遺物―――見覚えがあるか?」



    エレン「ん?」クルッ



    全て遠き理想郷(故)「」チーン



    エレン「さぁ・・・見覚えがないな」クビヲカシゲ



    切嗣「・・・・・・」



    切嗣「―――では、最後の質問だ」



    切嗣「単刀直入に聞く。お前の出身は何処だ?」



    エレン「ウォール・マリア。シガンシナ区だ」



    切嗣、アイリス「」







  8. 8 : : 2016/02/07(日) 22:16:59


    切嗣「アイリ......」



    アイリス「...なに?切嗣」



    切嗣「僕は疲れているのだろうか?この男が何を言っているのか、よく理解ができない」



    アイリス「安心して、切嗣。私も正直、訳が分からないわ」



    エレン「分からないのも無理ないか...俺、正史の英雄じゃないしな」



    切嗣、アイリス「「!!?」」



    切嗣「どういう事だセイバー!分かるように説明しろ」



    エレン「簡単に言うと俺、この世界とは違う別次元から来たんだよ」



    切嗣「・・・俺は分かるように説明しろと命じた筈だ。それ以上ふざけたことを抜かすようなら、この令呪を以て――――」スッ



    エレン「ま、待ってくよマスター!これ以上分かりやすく説明することなんて出来ない!俺はこの時代で言う【異世界】から来たんだって!!」



    切嗣「」



  9. 9 : : 2016/02/07(日) 22:36:50




    エレン「―――――何も、そこまで驚かなくても・・・・・・」オロオロ



    切嗣「・・・・・・」



    アイリス「ね、ねぇセイバー?英霊は最盛期の頃の姿で呼び出されると聞いたことがあるのだけれど、貴方の最盛期は子供時代なの?」



    エレン「え?あぁ、そういう事になるな。俺は15で死んだからなぁ・・・」



    切嗣「――――――――!?」



    アイリス「え・・・・・・?」






  10. 10 : : 2016/02/07(日) 22:44:36


    ※エレンの設定は友人のssのものと同じです。一応、許可は取りました(同一人物と認識して頂ければ、幸いです)

    我が唯一無二の友↓↓
    http://www.ssnote.net/users/zzgundam-01



  11. 11 : : 2016/02/07(日) 23:08:56





    ――――エレン、英霊となった大まかな経緯を説明中






    切嗣「・・・・・・」



    アイリス「・・・なるほど。今までの話を纏めると、貴方は【巨人】という怪物と戦う兵士の一人だった。その戦いの中で生前の貴方は戦死してしまい、やがて英霊となったのね?」



    エレン「あぁ・・・」コクッ



    エレン「俺は聖杯を手に入れて、"巨人"という概念そのものを無くし、もう誰も戦わない―――犠牲にならなくて済む世界を作り上げて見せる。そして―――――――――」



    エレン「俺の親友の"外の世界"への夢を、実際に見させてやりたい。叶えさせてやりたい。その為なら、どんなに汚れた血でも浴びてやるさ!"何度"でも――――!」ケイレイ



    アイリス「―――――――?セイバー、そのポーズは?」



    エレン「公に心臓を捧げる決意を示すものだ。俺の命は既にマスターと共にある。この身は既に血に染まったものだ・・・命令とあらば"セイバー"のクラスに捕らわれず、諜報活動だろうが暗殺だろうが何でもしよう。万能の願望器に栄光を―――――!我がマスターには勝利を――――!」ドン!



    アイリス「セイバー・・・・・・」



    切嗣「・・・・・・」


  12. 12 : : 2016/02/07(日) 23:35:39





    ――――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――


    ――――――――――


    ――――――




    【国際空港】


    アイリス「んん~~~~~~~~~~っ//やっぱり、外の空気は気持ちいいわねぇ♪」



    アイリス「飛行機の旅はどうだった?セイバー」クルッ



    エレン「すげぇ・・・・・・知識は一応召喚されるときに身に付いたけど、やっぱり本物はすげぇ・・・!!この時代の外の世界ってこんなにも広いんだな!こんな広い世界を股にかけて行きたい所にひとっとびできる"ヒコーキ"って、本当にすごい乗り物だな!」コーフン



    アイリス「ふふ・・・セイバー、楽しそうね♪」ニコニコ



    エレン「そういうアイリスフィールこそ、俺に負けず劣らず、足取りが随分と軽いじゃないか」



    アイリス「実は私も初めてなのよ!飛行機も、二ホンも!だから、貴方に負けないぐらいワクワクしているわ♪」



    エレン「なるほど。アイリスフィールが楽しいなら何よりだ―――――っと。アレがキリツグの言っていた"迎えの者"の車かな?」



    アイリス「あっ、本当だ!お~い♪」フリフリ



    車「!」ブロロ...



    ――――――――――――――――――――――――


    ―――――――――――――――――


    ――――――――――


    ――――――



  13. 13 : : 2016/02/08(月) 00:05:26



    舞弥「―――――切嗣、マダムとセイバーの姿を確認しました。予定通りの時刻です」



    切嗣『分かった。では早急に合流し、拠点の方に二人を護送しろ。その後、君は例のホテルに向かい僕の到着を待て。予定通り、最終便で冬木に向かう。次の連絡を待て』



    舞弥「・・・了解」ピッ



    アイリス「~~~~~~~~!」コンコン



    舞弥「車のキーは開いてますよ。マダム」



    アイリス「あら、本当!」ガチャッ



    エレン(これが"クルマ"ねぇ・・・)キョウミシンシン



    舞弥「改めまして御挨拶を。久宇舞弥(ひさうまいや)と申します。切嗣の命により、貴女(マダム)の護衛を務めさせて頂きます」ペコリ



    アイリス「切嗣から話は聞いているわ。よろしくお願いしますね、舞弥さん」ニコッ



    エレン(舞弥・・・まぁいいや・・・・・・)



    舞弥「・・・では、早速拠点の方に向かいます」スッ



    アイリス「安全運転でお願いね♪」



    舞弥「・・・・・・分かってます」



    エレン(俺も"クルマ"の運転してみたいな・・・)




  14. 14 : : 2016/02/08(月) 09:35:53


    ――数時間後――



    【冬木版アインツベルン城】


    舞弥「到着しました、マダム」



    エレン「おぉ~・・・二ホンにまでこんな綺麗で立派な城を持っているなんて、アイリスフィールの家凄いな・・・」カンシン



    アイリス「ふふ・・・これでも古いほうよ。でも、セイバーが楽しそうで良かったわ」ニコニコ



    エレン「そりゃもう!見るものほとんど全部が新鮮で、すっごいワクワクする―――――――っと、そろそろ時間かな」腕時計チラッ



    アイリス「あら?もうそんな時間なの?」



    エレン「そうみたいだ。それじゃアイリスフィール、ちょっと行ってきますわ!」フリフリ



    アイリス「私が言うのもあれだけど・・・その、本当に一人で大丈夫なの?」



    エレン「アイリスフィール!確かに俺はまだガキだが、これでもサーヴァントだ!あんま子ども扱いしないでくれ!」



    アイリス「あらあら、ごめんなさいね?―――――それじゃあセイバー、気を付けて行ってきてね」ニコニコ



    エレン「――――――――あぁ、行ってきます!」スッ
  15. 15 : : 2016/02/08(月) 09:49:30



    エレン「――――――で、連絡を取りたいときは、ここのボタンを押してから話し出せばいいんだな?」



    舞弥「えぇ。通信を終えるときは反対側のボタン。切嗣の無線に切り替えるときはこちらのスイッチを上に上げてください。くれぐれも、悪戯目的には使わないように・・・」



    エレン「分かってるって!舞弥さんまで俺を子ども扱いしないでくれよ!あと、そういう舞弥さんこそ、ちゃんとアイリスフィールを守ってくださいよ!?」



    舞弥「・・・失礼。マダムの警護に対しては、ご心配なく」



    エレン「・・・・・・(なんか暗いなこの人・・・それともアレか?俺がただ単に緊張感が無さ過ぎるのか?)」ムムム...



    舞弥「他に何か質問はありますか?セイバー」



    エレン「えっ?あ、いや、特には!」



    舞弥「そうですか。では、任務の方を開始してください」



    エレン「了解!」ケイレイ



  16. 16 : : 2016/02/08(月) 11:32:22




    【切嗣side】


    切嗣「・・・・・・」腕時計ジーッ



    切嗣「そろそろ、セイバーに諜報任務を命じた時間帯になるな」



    切嗣「さて、僕が冬木に着くまでに一体どれだけの情報を入手してくれるか・・・お手並み拝見と行こうか。"少年兵士"さん」ニヤリ



    ――――――――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――――――


    ―――――――――――


    ――――――



    【再びエレンside】


    エレン「ここが冬木市の中心部かな?中々大きな街だな」キョロキョロ



    エレン「これが"ビル"・・・こんな馬鹿でかい建物がこんなに沢山並んでる・・・この時代凄すぎだろ。壁よりもでかいんじゃねぇか?このビル」



    エレン「おっと、観光してる場合じゃないな。俺はキリツグに諜報を命じられているんだった・・・」



    エレン「ここら辺に"魔力"の反応は感じられないな。それじゃ、ちょっくら場所移動するか、っと・・・」トコトコトコ




    ――――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――


    ――――――



    エレン「うん―――――だいぶ市街地から離れたな」フゥ...



    エレン「うっすらだが、この辺りから魔力を感じられる。サーヴァントが潜んでいる可能性大だな。一応、キリツグと舞弥さんに報告しとかないと・・・」メモメモ



    エレン「さて、と。それじゃ早速、"宝具"を使用させて頂きますか、っと―――――」スッ


  17. 17 : : 2016/02/08(月) 12:41:07
    ああ〜あの方のお友達か。お二人の作品両方読ませていただいてます。頑張ってください
  18. 18 : : 2016/02/08(月) 15:43:11
    期待です(*´ω`*)
  19. 19 : : 2016/02/08(月) 22:38:52
    はい、頑張って続き書きます...

    あと、期待!
  20. 20 : : 2016/02/09(火) 09:21:42


    期待ありがとうございます!!

    頑張りますよぉぉ!!
  21. 21 : : 2016/02/09(火) 10:06:40


    【切嗣side】


    切嗣(結局、触媒として使用したアーサー王の鞘、アヴァロンが何故破損したのか、何故まったく違う次元の人間が英霊として召喚されたのか、冬木に向かう便を遅らせて調べても分からなかった――――)



    切嗣(当然、そうなってしまったからには僕は、何の逸話も情報も残されていない、未知の英雄を使いこなさなくてはいけなくなる。本来召喚されるはずだったアーサー・ペンドラゴンは【アーサー王伝説】といった伝記が数多く出ていたり、"聖剣エクスカリバー"の持ち主として極めて有名であったから、大体の人物像や特性は分かっていた)



    切嗣(だが、実際に呼び出されたのはアーサーとは全くもって別人の少年だった。アーサー関連の質問をしても、帰ってくる答えは知らない、分からないの一点張り。とぼけている様子もなかった。ほんと、どうしてこうなった・・・聖杯戦争が始まる前から、僕には多くの不安要素だけが山積みとなった―――――)



    切嗣(――――そう思っていた時期が僕にもあったんだ)



    切嗣(あらかたの質問を終えた後、僕はエレンと名乗るせいばーに"お前の象徴である宝具を見せろ、と言った。少年は頷くと、異形の装置を取り出して、腰に装着して見せた。彼の話によると、この装置は空中での高速移動を可能とするものらしい)



    切嗣(それだけか、という僕の問いに彼は振り、今度は青いロングコートに着替えて見せた。僕は恐る恐る、それが宝具か、と問うた。他にもある、と彼は様々な服に着替えて見せ、これで全部だ、と僕に言った。驚くことに、彼の宝具は腰に付けた妙な装置と、着替えだけのだった)



    切嗣(だが、その後のセイバーの説明が仮に本当であるなら、ただ着替えるだけの宝具は"恐ろしく便利"な代物だ。もし本当であるなら、僕は間違いなく、聖杯戦争において"当たりのカード"を引いたことになる。使いようによっては"アーサー王をも凌ぐ"強力な英霊を手に入れたとこになる―――――)



    切嗣「・・・さて、そろそろセイバーが調査を開始する時刻だな」腕時計チラッ



    切嗣「お前がどれだけの働きを見せてくれるか、僕は楽しみだよ―――」フッ





    ―――――――――――――――――――――――――――


    ―――――――――――――――――――


    ―――――――――――


    ――――――


  22. 22 : : 2016/02/09(火) 13:50:19
    期待
  23. 23 : : 2016/02/09(火) 22:02:41




    【冬木・遠坂邸】




    大正義ジャスティスハサン先生()
    「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」チーン



















    うっかり()時臣「さて、守備は上々―――」フッ



    ??「随分とつまらない些事に(オレ)を煩わせたものだな、時臣」シュン



    時臣「恐縮であります。王の中の王――――」



    時臣「"英雄王"ギルガメッシュ」m(__)mペコリ



    時臣「今宵の仕儀は英雄王の偉功を知らしめ、更に狩り落とす獅子がどれなのかを見定めるべく、今後に備えた露払いでございます。どうか、今しばらくお待ちを」



    慢心王()ギル「よかろう。まだ当分は、散策だけで無聊を慰められそうだ。この時代、なかなかどうして面白い。」フッ



    時臣「お気に召されましたか、現代の世界を」



    ギル「・・・・・・」フッ



    ギル「度し難い程に醜悪だ。―――が、それはそれで愛でようもある。肝心なのは・・・・・・」



    ギル「ここに俺の財に加えるに値するだけの宝があるかどうか、だ。もし我が寵愛に値するものが何一つ無い世界ならば、無益な召喚で我に無駄足を踏ませた罪は重いぞ?時臣―――!」ジロリ



    時臣「御安心を。聖杯は必ずや、英雄王のお気に召す事でしょう」



    ギル「それは我が改めて決めることだ。―――まぁいい、当面はお前の口車に乗ってやろう」



    ギル「この世の全ての財宝は我の物。その聖杯がどの程度の宝であれ、我の赦しも無しに雑種が奪い合うなど見過ごせる話ではないからな・・・時臣、委細は任せておくぞ・・・・・・む?」



    時臣「承知しましt.. ギル「伏せろ、時臣」



    時臣「は・・・?」



    ギル「ガラスを一枚ほど割る事にはなるが、まぁ許せ。時臣。――――さて、身の程を弁えられぬ雑兵がもう一匹迷い込んできたようだ。どれ、我が財の一本でも冥土の土産にくれてやろう―――」ニヤリ



    ギル「"王の財宝(ゲートオブ・バビロン)"」バシュッ!!



    時臣「ぬぉッ―――!?」ガバッ













    シーン............













    時臣「・・・・・・英雄王、侵入者とやらは?」



    ギル「・・・そうか、人間のお前では流石に"気配遮断スキル"を持つ輩の存在には気が付けぬか」ハァ...


    時臣「気配遮断・・・ですか!?」



    ギル「左様―――」



    時臣「ば、馬鹿な!?"気配遮断"のスキルを持つのは基本、アサシンクラスのサーヴァントだけの筈!綺礼が二度に渡って攻めてきた、とでもいうのか・・・?」ムムム...



    ギル「真偽のほどは我の知るところではない。先程の攻撃はあくまで我の気まぐれだ。もしもコトミネとやらの襲撃、という仮説が正しいのであれば、"身内同士"の愚かな争いに我を巻き込むな」シューン...



    時臣「!お、お待ち下さい英雄王・・・ッ!」バッ



    時臣(霊体化してしまった・・・)



    時臣「一体、何が起こったというのだ・・・結界は反応を示さなかった。結界を掻い潜れるほどの英霊・・・考えたくはないが、最悪のケースが・・・・・・」ブツブツ...






    【遠坂邸・庭園】



    噴水『』ボロ...



    ??「噴水が盾になってくれて助かった・・・・・・というか、何でバレた・・・・・・」ゼェゼェ...



    ??「アーチャーのサーヴァント、かなり厄介な相手そうだな・・・」



    ??「さて、こんな恐ろしい屋敷、とっとと脱出してしまおう」カサカサカサ...



  24. 24 : : 2016/02/09(火) 22:29:44
    ??って、エレン!?
  25. 25 : : 2016/02/10(水) 09:09:47
    >>24

    (´∀`*)ウフフ
  26. 26 : : 2016/02/10(水) 09:30:37



    【とある民家】


    ショタ「~~~~~~~ッ!?~~~~~~~ッッッ!!」ジタバタ



    海魔「♪」ムシャムシャ



    ショタ「~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・」チーン



    龍之介「わぉ・・・・・・」メヲカガヤカセ



    キャスター「ふふふ・・・恐怖には鮮度が云々~~~(ここら辺のセリフ忘れてしまった...by作者)」



    龍之介「すげぇ!すげぇよアンタ!!超COOLだ!!」ガッツポーズ




















    ―――――


    アハハハ!ウフフ!.........



    ??「あの野郎、一般人を殺りやがった―――――ッ!!」グッ



    ??「・・・・・・・・・・・・いや、駄目だ。堪えるんだエレン・・・」



    ??「俺の目的は人命救助じゃない、偵察だ。敵の情報をいかに多く仕入れるか、だ。ここで飛び出したら、俺の存在がバレちまう。折角上手く隠れて来たのに、台無しになっちまう」



    ??「キャスターとそのマスターのねぐらが特定した。初日にしては十分すぎる戦果だろう。もうここに滞在する必要は無いな」



    ??「あばよ、安らかに眠ってくれ・・・・・・」バッ



  27. 27 : : 2016/02/10(水) 13:16:21
    期待
  28. 28 : : 2016/02/10(水) 20:41:04


    【アインツベルン城】


    アイリ「んん~~~//このケーキ、甘くて美味しいわぁ♡」モグモグ



    舞弥「・・・・・・」



    エレン「そうか!それは良かった!ちょい時間に余裕ができたから買ってきたんだよ」ニコニコ



    舞弥「セイバー・・・・・・」



    アイリ「このイチゴもとっても甘いわね♪」



    エレン「"とちおとめ"とかいうのを使ってるらしい。イチゴが有名な県なんだってさ!」



    アイリ「それは凄いわねぇ♪」モグモグ



    舞弥「セイバー!」キリッ



    エレン「舞弥さんの分も買ってきたぞ?早く食べよう!」



    舞弥「そ、それはどうも・・・//」



    舞弥「――――ではない!セイバー、切嗣に命じられた任務はどうしたのです?こんな早くに切り上げるとは、不真面目にも程があr・・・」



    エレン「あぁ、ではこれを・・・」スッ



    舞弥「これは、手帳?」



    エレン「先に商店街に立ち寄って用意したんだ。アーチャー、キャスターと・・・クラス不明サーヴァント一体のマスターの隠れ家の住所と、分かるだけの特徴や攻撃手段を書きまとめてある」



    舞弥「は・・・?」キョトン



    エレン「あれ・・・?俺、滑舌悪かった?言い直したほうがいいか?」



    舞弥「いえ、そういう事ではありません・・・」



    舞弥「セイバー、今の話は、本当ですか・・・?」



    エレン「本当ですって!何なら、今から二人でその住所の先に乗り込みましょうか?」



    舞弥「・・・・・・」



    舞弥(この短時間で、三体ものサーヴァントの情報を手に入れるとは・・・このサーヴァント、本当にセイバークラスなのか!?)



    エレン「あら?舞弥さーん?」



    舞弥(凄い・・・このサーヴァントがいれば、切嗣は間違いなくこの聖杯戦争に勝ち抜ける・・・!)グッ!



    エレン「おーい!戻ってきてくださーい!」ブンブン!



    舞弥「あ、あぁ・・・失礼しました。私も、ケーキをいただいて宜しいですか?」



    エレン「勿論!この中からお好きなものを。余ったものはキリツグに差し入れるので!」



    舞弥「・・・では、こちらのモンブランを頂きます・・・」



    アイリス「あっ、ほのモンブランおいひいわよぉ♡(そのモンブラン美味しいわよ-)」モグモグ



    エレン「あぁぁ!!俺もモンブラン食べたくて二つ買ったのにぃぃ!!!!!!!!!」



    舞弥「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」モグモグ



    舞弥「・・・・・・美味しい♪」


  29. 29 : : 2016/02/11(木) 21:06:53


    ――――――――――――――――――――――――――


    ―――――――――――――――――――


    ――――――――――――


    ――――――数日後


    【某ホテルの一室前】


    ??「・・・・・・」



    ??「・・・」コンコン!コン、ココン!(ドアノック)



    ドア「」ガチャッ



    舞弥「お待ちしていました、切嗣」



    切嗣「・・・セイバーの守備の方はどうだ?」



    舞弥「既に三人のマスターの隠れ家を割り出す事に成功したようです。彼から預かったノートに、細かい特徴や住所も記されています。」つ手帳



    切嗣「なるほど。――――ふむ、想像以上の働きだ。あの"少年"がここまでやってくれるなんてね・・・正直、驚いた」



    舞弥「・・・かの有名なアーサー王ではなく、彼が召喚されたのは偶然ではなく、必然だったのかもしれない。私は生まれてこの方、神や仏など信じたことはありませんし、縋ろうと思ったこともありません。ですが、今だけは不思議とこう思える」



    舞弥「きっと神が、切嗣の追い求める理想を具現化すべく、"エレン・イェーガー"という英霊を貴方の元に寄越したのではないか――――と」



    切嗣「・・・・・・」フッ



    切嗣「君が言うと、不思議と強い説得力を感じるよ」



    舞弥「そうですか―――――――。それは良かった」



    切嗣「さて、ではそろそろアイリ達と合流するとしようか」



    舞弥「はい、切嗣」コクッ


  30. 30 : : 2016/02/11(木) 21:17:13



    【アインツベルン城】


    アイリ「あ、切嗣!やっと着いたのね!」パタパタ



    切嗣「やぁ、元気そうで何よりだよ」フッ



    エレン「お待ちしていました、キリツグ」ペコリ



    切嗣「セイバーか・・・」チラッ



    切嗣「敵マスターの情報が記された手帳を読ませてもらったよ。よくやった」煙草スパー



    エレン「――――――――――ッ!」パァァァァ!



    エレン「ありがとうございます!」バッ



    切嗣「早速、今夜にでも窯を掛けてみるとしよう。今後の働きも期待しているぞ」



    エレン「はい、お任せください!」ケイレイ!



    アイリ「切嗣に褒めてもらえて良かったわね、エレン♪」ニコニコ



    エレン「あぁ!何だか俄然、やる気が沸いてきたぜ♪」ニカッ



    切嗣(やれやれ、まだ"子供"だな・・・)ハァ...


  31. 31 : : 2016/02/11(木) 23:15:29
    期待
  32. 32 : : 2016/02/11(木) 23:48:03


    完成が楽しみです^^
  33. 33 : : 2016/02/16(火) 21:08:25
    期待!せずにはいられないッ!
  34. 34 : : 2016/02/18(木) 11:18:34
    >>33

    ありがとうございます(∩´∀`)∩
  35. 35 : : 2016/02/18(木) 12:13:21



    ―――夜


    エレン「いやぁ、"クルマ"の運転って中々楽しいな!」ブロロ...



    アイリ「運転、初めてなのに上手いわねぇ♪」



    エレン「"騎乗スキル"があるからな!これくらいの乗り物なら、何とか扱えそうだ!」



    アイリ「そう。エレンが楽しそうで何よりだわ♪」ニコニコ



    ピピピピ...!



    エレン「!キリツグからの通信か」ピッ



    エレン「はい」



    切嗣『敵サーヴァントの位置は特定できたか?』



    エレン「一応、先日に特定した各マスターの寝ぐら付近を車で周っていますが、どの場所もサーヴァントのものと思われる魔力反応は探知できません」



    エレン「アーチャーとそのマスターが潜んでいる遠坂邸宅にも来ましたが、結界が貼ってあって、"今のフォルム"では確認が取れない状況です」



    切嗣『分かった。では、次の作戦行動に移れ』



    エレン「では、遠坂邸は今晩は無視してしまって構わないのですね?」



    切嗣『やむを得まい。作戦とはその場その状況に合わせて臨機応変に変えていくものだ。軽率な行動は命取りになる。セイバーはそのままアイリと共に・・・』



    アイリ「切嗣?聞こえる!?」ガバッ



    エレン「わっ!アイリスフィール!!?」



    切嗣『・・・アイリか。どうした?』



    アイリ「運転は私が代わるから、エレンを遠坂邸に向かわせて!そこに住まう"遠坂時臣"のサーヴァントは強力なんでしょう?なら、倒せる時にやっつけてしまったほうがいいと思うわ!」ムニュ



    エレン「アイ、リスヴィール・・・胸が当たって、ぐるじ・・・」ギュウゥゥ



    切嗣「・・・・・・」



    アイリ「それに、もし遠坂邸に時臣とアーチャーがいたなら、逆にエレンの魔力が探知されて背中を討たれてしまうかもしれないわ」



    切嗣『―――――――なるほど。確かに、もっともな意見だ』



    エレン「俺の意見ももっともだと思うんですけど・・・アイリスフィール・・・その大きいの、早くどけ・・・ゲホッ!」ギュウゥゥ...


    アイリ「大丈夫。エレンはちょっと特殊だけど、優秀なサーヴァントよ。きっと貴方が出した作戦なら、どんなものでも成功に変えてくれるわ」フッ



    優秀なサーヴァント()エレン「」チーン



    切嗣『・・・そうだな。では、セイバー。これから遠坂t... アイリ「きゃああ!エレン!?どうしたの!?」



    切嗣『どうした!何があった!?』



    アイリ「エレンが気がついたら気を失ってしまっているのよ・・・エレン!?聞こえる?しっかりしてぇぇぇ!!!」ユッサユッサ



    エレン「母さん・・・・・・俺も今から、そっちに・・・・・・・・・・・・」



    アイリ「エレン!気が付いたのね!?」



    エレン「」チーン



    アイリ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



    切嗣『クッ、何者かからの狙撃か!?魔術による遠隔攻撃か!?とにかく、一時撤退だ。アイリ、何とか城まで引き返してくれ!』



    アイリ「エレンが!エレンがぁぁぁぁぁ・・・・・・」ポロポロ



    切嗣『しっかりしろアイリ!クソッ、僕が迎えに行くのが賢明か・・・!?』



    エレン「」




    結局エレンはその日に意識を取り戻すことはなく、作戦は中止となった・・・
  36. 36 : : 2016/02/19(金) 12:29:56


    【アインツベルン城】


    エレン「あの・・・・・・」



    切嗣「・・・・・・」



    エレン「えっと、その・・・・・・」



    切嗣「・・・・・・」タバコスパー



    エレン「ご迷惑をお掛けして、本当にすみませんでした・・・」



    切嗣「・・・・・・・・・・・・」チラッ



    エレン「今後はこのようなことが無いように充分に配慮するので、その・・・・・・お許しくたさい・・・・・・」



    切嗣「・・・・・・・・・・・・」プイッ!



    エレン「あぁぁ・・・・・・」ガクッ



    アイリ「わ、私からも謝るわ!ごめんなさい・・・まさか、私のせいでエレンが窒息してしまうなんて・・・」ペコリ



    切嗣「アイリ・・・慣れない日本の地で気持ちが昂るのは分かる。だが、次からはもう少し、その、抑えてくれ・・・」



    アイリ「はい・・・反省してます・・・・・・」



    エレン「あの、俺は・・・・・・・・・・・・」



    切嗣「・・・・・・」スクッ



    切嗣「衛宮切嗣の名の元に、令呪を以て命ずる―――」カッ!



    エレン「!!!?」



    切嗣「セイバーよ、"二度と"僕の作戦を狂わす様な"ふざけた"真似はするな」ギロリ



    エレン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい」


  37. 37 : : 2016/02/19(金) 14:12:17
    期待
  38. 38 : : 2016/02/23(火) 10:18:05


    【港・貨物置き場】


    キンッ!キンッ!ガキン!!



    ランサー「フッ!ハァァッ!!」ブンッ



    バーサーカー「ア"ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ッッ!!!」ガキン!



    ランサー「ぬぅ、流石は"狂戦士"の名を冠する英霊だ。コイツ、出来る・・・ッ!」ブンッ!



    バーサーカー「ア"ァ”ァ”ァ”ザァ”ァ”ァ”ァ”ッッッッ!!!」ゴォッ



    ランサー「フッッ!!!!」ガッ!




    『ランサーよ、宝具の開帳を許す。早急にバーサーカーめを始末せよ』



    ランサー「了解した、我が主よ」フッ



    バーサーカー「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■――――――ッ!!」



    ランサー「受けるがよい、我が必殺の槍撃をッ!!」カッ!



    ランサー「"必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)"―――――!!!」ゴォッ!



    バーサーカー「■■■■■■■■■――!!!!」











  39. 39 : : 2016/02/23(火) 13:06:31



    ザクッ!!!




    バーサーカー「■■■■■■■■―――!!!」ガクッ



    ランサー「どうやら、"狂化"持ちの貴様でも流石に応えたようだな・・・」スッ



    ランサー「このゲイ・ボウにはとある呪いが込められていてな。この槍によって付けられた傷は我が身を滅ぼすか槍を破壊せぬ限り、一生癒える事は無い・・・」



    ランサー「つまり貴様は、早急に私を仕留めぬ限り、常に痛手を追った状態で戦わねばならぬ、という事だ」



    バーサーカー「グググ・・・アーサァァァ・・・・・・・・・」ギチギチ



    ランサー「・・・久方ぶりに好敵手に出会えたと思ったのだが、やはり貴様は狂犬以外の何者でも無かったらしいな―――――」



    ランサー「主の命に従い、ここで始末させてもらう」



    ランサー「"破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)"ッ!!」ゴォッ



    バーサーカー「ア・・・・・・サザクッ!!



    バーサーカー「」シュゥゥゥゥゥゥゥ...



    『・・・・・・ふむ、よくやったランサー。速やかに帰投せよ』



    ランサー「ハッ、直ちに」スッ



    ――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――


    ―――――――





    舞弥「・・・・・・」ジーッ



    舞弥「切嗣、先程湾港での戦闘が終了しました。勝利したのはランサーのサーヴァントです」ピッ



    『ランサーの宝具の展開は確認したか?』



    舞弥「はい、宝具名は"ゲイ・ジャルグ"とゲイ・ボウの二種類。双方ともに対人宝具。"ゲイ・ジャルグ"の効果は不明ですが、どうやらゲイ・ボウには与えたダメージが回復せず、治癒も遮断する呪いが掛かっているようです」



    『そこまで分かったのなら上出来だ。ランサーのマスターらしき人影は確認できるか?』



    舞弥「はい、高台にて戦闘の様子を見物していたようです。これから撤退するようですが、命令さえあれば今すぐにでも頭を撃ち抜けそうです。ランサーも頻りに辺りを見回しておりますが、私の存在には気が付いていないようです」



    『よし、では予定通り任務を決行しよう。狙撃したらすぐにでも身を引いて―――』



    舞弥「―――――!お待ち下さい。新たなサーヴァントらしき影を確認しました。少々、通信を切断します・・・」ピッ



    舞弥「・・・・・・・・・・・・」ササッ...


  40. 40 : : 2016/02/24(水) 13:55:53


    アサシンB「・・・・・・・・・・・・」ジーッ











    舞弥(馬鹿な・・・!?セイバーの報告では、アサシンはアーチャーに敗れた筈!)



    舞弥「切嗣・・・アサシンです。アサシン思わしきサーヴァントがいます」ゴニョゴニョ...



    『何?アサシンは確か、アーチャーに・・・』



    舞弥「はい、私もそう捉えていました。が、現に視界に確認できるのは間違いなくアサシンです。セイバーの報告にあった通り、髑髏の面を被っている等、特徴も一致しています」



    『アサシンのマスターらしき人影は見えるか?』



    舞弥「いえ、確認できるのはランサーのマスター、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトただ一人です」



    『・・・見動きは取れるか?』



    舞弥「・・・」チラッ



    アサシンB「」キョロキョロ



    舞弥「―――申し訳ありません切嗣・・・アサシンの方でも第三者の存在がある事は察しているようで、周囲を警戒しています。離脱できそうにありません」



    『そうか、分かった。そこから動くなよ』ピッ










    切嗣「・・・・・・」チラッ



    エレン「(´・ω・`)」イジイジ...



    切嗣「セイバー、出番だ」 エレン「!!!?」ガバッ



    切嗣「"お前が本来行うべきだった"任務で、舞弥が見動きを取れずにいる」



    エレン「・・・!!!」ビクッ



    アイリ「舞弥さんが!?大丈夫なの!?」



    切嗣「舞弥が大丈夫かどうかは、今後のセイバーの働き次第だ」ジロッ



    エレン「・・・・・・!」ゴクリ



    切嗣「命令だ、セイバー。ただちに港に向かい、舞弥を救出せよ。現場での行動はお前に任せる」



    エレン「・・・了解しました!」ケイレイ



    アイリ「頼んだわよ、エレン・・・」



    エレン「はい、今度こそお任せください!必ずや、舞弥さんを無事に保護して見せます!!」ドン!


  41. 41 : : 2016/04/25(月) 10:55:24
    まだですか?
  42. 42 : : 2016/05/03(火) 23:42:26
    期待!!
  43. 43 : : 2016/06/02(木) 22:32:37
    かなーーーーーーりお久しぶりです"(-""-)"

    とある事情により、長く続きが書けない状況にあり、本垢が使用できない状況になってしまった為、続きの投稿はこの垢でやっていこうとおもいます。

    期待してくれていた方、待たせてしまって本当にごめんなさい(/_;)
  44. 44 : : 2016/06/10(金) 10:53:05



    ランサー「―――――――主、お待ちを!」バッ


    ケイネス「む、どうした?」


    ランサー「何か、大きい気配が迫ってきています。間違いなく、サーヴァントのものであると思われます」


    ケイネス「何だと―――――?」


    ランサー「主のご命令とあらば今すぐにでも迎撃しますが、いかがなさいますか?」


    ケイネス「ふむ・・・この際だから余分にあと一組潰しておくのも悪くはない、か」





    ケイネス「よろしい、戦闘続行を許可する。宝具を用いて早急に始末せよ」


    ランサー「ハッ!」


  45. 45 : : 2016/06/10(金) 11:26:10



    「アーーーラララララララララーイ!!!!」ドドドド



    『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』ブワッ



    ランサー「・・・・・・」ジリッ...


    ??「"ランサー"の称号を冠する者よ、先の戦い、誠に見事であったぞ!敵の槍術を見てこれ程までにも心が躍ったのは久方ぶりだ!」ガッハッハ!


    ??(なんでわざわざ飛び出したんだよぉぉぉぉぉ・・・油断してたら殺されるぞぉぉぉぉ・・・)ウルウル


    ??「ボウズ、何さっきから余の影で震えておるのだ!余のマスターとなったからには、もっとシャキッとせい!」ガシッ


    ??「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!降ろせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


    ランサー「・・・貴様、その様な茶番を見せる為にわざわざ――――」イラッ


    ??「おぉ、すまぬすまぬ!そう言えば、名乗りがまだであったなァ!」



    イスカンダル「余は"征服王"イスカンダル!此度の聖杯戦争では"ライダー"のクラスを経て馳せ参じた!」ドンッ☆


    ウェイバー「馬鹿ッ!自分から真名を明かしてどーすんだよッ!」ギャーギャー


    ランサー「―――名乗られたからには、こちらも返すとしよう」ハァ...


    ディルムッド「フィオナ騎士団が一番槍、ディルムッド・オディナ。見ての通り"ランサー"のクラスを経て推参した。かの征服王と槍を交えられることを幸運に思う」スッ


    イスカンダル「あー、待て待て!戦うのはいいとして、その前に余から提案があるのだ!」


    ディルムッド「提案―――――?」





  46. 46 : : 2016/06/10(金) 18:30:07
    期待
  47. 47 : : 2016/06/15(水) 12:30:23



    イスカンダル「何度も言うようではあるが、先程の貴様の戦いは誠に見事であった!ただでさえ扱いの難しい長槍を二本も!まるで五体を操るかの如く、ごく自然な槍捌き!これを見事と言わず何と言えよう!?」


    ディルムッド「・・・・・・」(ごく小さく一礼)


    イスカンダル「いやはや、惜しいッ!このような下らぬ戦で貴様のような優秀な戦士を失うのは非常に惜しい!!」


    ウェイバー「下らぬ争いって・・・」ハァ...


    イスカンダル「ディルムッド、と言ったな?ここは一つその槍を収め、余の家来とならんか?」ニッ!


    ディルムッド「―――」ピクッ


    ウェイバー「はぁぁぁぁぁ!?これは戦争だぞ!聖杯戦争だぞ!?敵を倒さなくてどーすんだよぉぉ!!!!!!」ギャーギャー


    イスカンダル「坊主は少し黙っとれ!余は今、ランサーと話をしているのだ!・・・で、どうだ?余の元に就く気はないか?ランサーよ!」



  48. 48 : : 2016/06/16(木) 10:37:08


    ディルムッド「――――その提案には承諾しかねる。俺は既に我が槍を"現主"の為に振るうと誓った身だ。今さら鞍替えするつもりは毛頭無い」キッ!


    イスカンダル「そうか・・・そいつは残念だなァ。お前さんが余の軍勢に加わりさえすれば、世界一周も夢ではないと思ったんだが・・・」タメイキ


    ディルムッド「"提案"とやらはそれだけか?ならば―――そろそろ行かせてもらうぞッ!!!」チャキッ


    イスカンダル「ぬぅ・・・こうなってしまってはもう、殺り合うしかないかのォ」バリバリバリ...










    ???「・・・・・・」サササッ


  49. 49 : : 2016/06/16(木) 14:48:22


    ―――――――――――――――――


    ――――――――――――


    ―――――――



    舞弥(ランサー、アサシンだけでなくライダーまで!?)


    舞弥(いけない・・・ますます身動きが取れなくなってしまった。ここで少しでも動いてしまえば、恐らく私はアサシンに見つかり、殺される・・・そうすれば、いずれは切嗣達の元にも暗殺者の魔の手が――――――)


    『――――――――――ん!―――――――――――やさん!』


    舞弥(肝心な所で足を引っ張ってしまい、申し訳ありません。切嗣・・・)グッ...


    『―――――――やさん・・・まいやさん――――――――!!!』




















    ??「舞弥さんッ―――――!!!」ガシッ!


    舞弥「ひゃんっ!!?」ビクッ!


    エレン「シッ!静かに!俺です、エレンです!迎えに来ましたよ!!」ゴニョゴニョ


    舞弥「せ、セイバー・・・・・・」ホッ


    舞弥「――――って、セイバー・・・その格好は?」


    エレン「説明は城に戻ってからです!さぁ、こちらへ――――」スッ











    ??『そう何度も上手く逃げ切れると思わぬことだぞ?雑種風情が――――――』


    舞弥「―――――――!?」


    エレン「舞弥!伏せろッ!!」バッ!




    <ドドドドドドドドドドドドドドド――――――ッ!!!>










    ドスドスドスドスドスドスドスドス――――――――――――!!!



    舞弥「な、何ッ―――――!?」


    エレン「駄目だ舞弥!まだ顔を上げるな!」グッ!













    アサシンB(――――――――あれは、遠坂時臣の所の・・・)ジッ



















    イスカンダル「むっ――――!」ピクッ


    ディルムッド「何事だッ!!?」




















    ――――――――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――――


    ―――――――――







    ドドドドド――――――――シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ......



    舞弥「とまっ・・・た?」


    エレン(地面に突き刺さった無数の武器・・・1つ1つがどれも異なった宝具じゃないか・・・!)


    舞弥「エr...セイバー、これは――――――!」


    エレン「あぁ、間違いない・・・こんな"ふざけた芸当"が出来るサーヴァントは奴を置いて他にはいない・・・ッ!!」ゴクリ...








    ギルガメッシュ「そのような薄汚い"隠れ蓑"如きで、"英雄王"たるこの我の目を誤魔化せるとでも思ったか?なァ、雑種―――――」ジロリ


    エレン「やっぱりお前か・・・"アーチャー"。幾らEランクとは言え、"気配遮断"を見破るなんてとんでもねぇ奴だ・・・」


    ギルガメッシュ「戯け。口の利き方を弁えよ、"雑兵"」スッ...



    ――――――――ドスッ!




    エレン「ご、はっ・・・」ブワッ...


    舞弥「セイバー!!」


    エレン「ハァ・・ハァ・・・俺の事は、いい――――ッ!!」バッ!


    舞弥「ッ――――――!!」


    エレン「アンタだけでも逃げろ舞弥――――ッ!敵の、サーヴァントは・・・俺が何とか、するッ!」


    エレン「俺の役目はアンタを無事にキリツグ達の元に帰す事・・・!そして、アンタの役目は"生きてキリツグ達の元に帰ること"・・・違うか―――ッ!?」


    舞弥「――――――えぇ、その通りです・・・」


    エレン「―――ここを真っ直ぐ行けば俺が乗ってきた車があります!急いでッ!!アーチャーは辛うじて抑えられたとして、アサシンや他のサーヴァントにまでは手が回るかどうか分かりませんから――――ッ!!」


    ギルガメッシュ「――――――」ピクッ


    舞弥「―――!!」ダッシュ!


    エレン(どうかご無事で・・・舞弥さん)


    ギルガメッシュ「"我の事は抑えられる"だと・・・・・・?」ギロリ


    ギルガメッシュ「"雑種"の分際で戯けた事をッ!!思い上がりも甚だしいッッ!!!!!!」ドドドドドドドドド!






    エレン「【装備変更――――!<機関銃兵>ッッ!】」カッ!

  50. 50 : : 2016/06/17(金) 12:05:00


    エレン「装備変更、完了―――」ドンッ☆







    ギルガメッシュ(身なりが代わり、新たな武装が付与されたか―――雑兵の分際で小賢しいものよ・・・)



    ギルガメッシュ「己が如何に醜悪な存在であるかを悔いて果てろ!"王の財宝(ゲートオブ・バビロン)"ッ!!」ドドドド!




    エレン「機関銃・砲門展開・・・【一斉掃射(フルバースト)】ッッ!!」カチッ!






    ウィィィィィィィィィィィィィン...........................







    ギルガメッシュ「ハッ!せっかく新たな武器を装備したのに使えぬとは、お前は運は愚か自身のs―――――― エレン「馬鹿が。"真打ち"はこれからだッ!!」








    ウィィィィィィィィィィィィィ...【ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ―――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】ゼンダンハッシャ!!








    ギルガメッシュ「ぬォォッ―――!!?」ビクッ!






    エレン「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッ!!!!」ボボボボボボボボボボボボボボ!!!!!!!!!!!








    ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンッッッ!!!――――――――――








    ギルガメッシュ(何と・・・・・我が財が次々と落とされて――――――――――)








    <バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!!!!!!!!!!>




    ビリビリビリビリビリビリビリ――――――――――――――――――――!!







    ギルガメッシュ(なんだこの音は!?そして鎧を通じて我が肉体に通じるこの衝撃は、一体―――――――――――!?)ガバッ







    ギルの金ぴか鎧くん
    「あbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbb!!!!!!!」ベコベコベコッ!!!







    ギルガメッシュ(馬鹿なッ!奴の撃った流れ弾が鎧にぶつかり、着弾地点を凹ませているだとォッ!!!?)











    エレン「まだッ――――――――!まだだぁぁぁぁッッ!」ボボボボボボボボボボボボボ!!!!!!!!







    ギルガメッシュ「おのれ!おのれおのれッ!おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ・・・おのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!!!!!!!!!」







    ギルガメッシュ「何故だ!?我が至宝の鎧は、あらゆる宝具を無効化する力が秘められている筈ッッッ!!それを、あろう事かこのような雑種如きに・・・何故だッッッ!!!!?」バチバチバチバチバチバチ!!







    エレン「ンな事知らねェよ。あらゆる宝具を無効化できる鎧・・・そんな代物でさえ無効にできないなんて、理由は数えるほどしかねェだろ―――――――――」ボボボボボボボボボボ!!!!!!








    ギルガメッシュ「ッッ――――――――――――!!?」バチバチバチバチ!!









    エレン「理由その1、俺が使う宝具に何らかの効果や細工が施してある・・・が、それは有り得ない。使用する俺が保証しよう――――」ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!!!!









    ギルガメッシュ(・・・・・・・・・・・・!!もしそうならばッ!奴の証言が正しいならば、まさか――――ッ!?)バチバチバチバチバチバチ!!











    エレン「そして、理由その2・・・・・・」ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!!









    ギルガメッシュ(馬鹿な・・・・・・まさか、そんな事が・・・・・・馬鹿なッッ!!!?)バチバチバチバチバチバチ!!パキッ...









    エレン「この機関銃、及び銃弾一つ一つのランクは【A+】!お前のその鎧は【全ての攻撃を無効化】できる訳じゃない!つまり超えちまったんだよ!!!俺の宝具が!お前の鎧の"限界"をなァァッ!!!」ドンッ☆











    ギルガメッシュ「馬鹿なァァァァァァァァァァァァァッッッ―――――――!!!」






    パキパキッ!バシィィィィィン..........







    ギルガメッシュ「―――――!鎧が・・・・・・消滅した、だと・・・・・・」








  51. 51 : : 2016/06/17(金) 12:28:15






    エレン「これで終わりだ!!アーチャー!!!!」チャキッ!










    ギルガメッシュ「待て・・・・・・・・・セイバー・・・・・・」











    <ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!!!!!!!!!!!!!>












    ギルガメッシュ「グァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!」ドドドドドドドドド!












    『ぐ、あ・・・あぁ・・・・・・・・・・・・・・』シューン...











    エレン「はぁ・・・はぁ・・・削り切った、か?」ボボ...カラカラカラ......








    機関銃「もう無理もう無理休むわ・・・・・・」シュゥゥゥゥ...カラカラカラ...




    エレン(弾を全弾消費・・・銃身は完全に焼けちまってる・・・もう機関銃は使えないな)ハァ...








    エレン「手強い相手だった。機関銃はここぞという時の為にとっておきたかったが、多分・・・ここで使うのが正しかっただろうな・・・"他の装備"じゃとても奴の攻撃を捌ききれなかった・・・」ハァハァ...









    エレン「はぁ、はぁ・・・クソッ!魔力を、使い過ぎた・・・・・・」ドサッ








    エレン「はぁ・・・はぁ・・・・・・・・・・・・・」











    エレン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」











    ―――――――――――――――――――――――


    ――――――――――――――――


    ――――――――



  52. 52 : : 2016/06/17(金) 13:40:30





    イスカンダル「なァ、ランサーよ。先の戦い、最後までしかと見届けたであろうな?」




    ディルムッド「無論だ・・・言われずとも目が留まるに決まっているだろう」




    イスカンダル「坊主も勿論・・・見ていたであろう?」チラッ



    ウェイバー「あ、あぁ・・・しっかりとこの目で見たさ・・・!空間に突然大量の剣を出して飛ばしたかと思えば、それを瞬く間に撃ち落とし尽くしてあろう事か、剣を飛ばした方が倒されてしまった・・・一体、何が起こったんだ・・・!?」



    イスカンダル「・・・ランサーよ。今宵の戦はここらで終いという形で手をとらんか?」



    ディルムッド「む――――?」



    イスカンダル「先程の大量の剣・・・余にはあれが"一つ一つ異なった宝具"であるように見えたのだ―――」



    ウェイバー「馬鹿な!サーヴァントが持てる宝具は原則、一人一つまでの筈だぞ!2つや3つならまぁ、分からなくもないが・・・あれ一つ一つが違う宝具だなんて・・・!」



    イスカンダル「世界は広いのだぞ?坊主。この世の中、千や二千の切り札を持つものだって幾らでもいよう!」



    ウェイバー「そんな化けモンが幾らもいてたまるかよぉぉ・・・」トホホ...



    イスカンダル「――――――と、話を戻すが、ランサー。此度の聖杯戦争にはあのような怪物も潜んでいることが分かったのだ。考えてみろ。あやつがいきなり、何の前触れもなく、今ここにいる我々を標的として定め、襲撃を掛けて来たらどうする?ここには双方のマスターも揃っていよう?無数の宝具を打ち負かした正体不明の猛攻を確実に防ぎ切り、己のマスターを守り切れる勝算はあるのか?」



    ディルムッド「ある―――――――と、自信を持って言えれば主もさぞ鼻が高かろうが・・・不覚にも、それは少々厳しいな・・・」



    イスカンダル「だろう?それにお前は余との小競り合いに加え、先のバーサーカーとの戦いで負ったダメージがある筈だ。ここは一時休戦。奴が襲ってこないうちに撤退。そして再度作戦を練り直し、再び雌雄を決する!これでよいのではないか?」



    ディルムッド「・・・・・・」



    イスカンダル「一兵の立場で勝手な決断は許されぬ、か・・・では、ランサーのマスターよ。見ているのであろう?どうだ?この提案、乗ってみる気はないかー?」



    ・・・・・・・・・・・・・・・



    『ランサー、撤退だ・・・速やかに拠点に戻るぞ』



    ディルムッド「―――!了解しました。我が主」スッ...



    ウェイバー(この声・・・まさか・・・・・・!)ゴクリ



    イスカンダル「―――――と言う訳だ。坊主も、異論はあるまい?」



    ウェイバー「あ、あぁ・・・!構わない。こんなところで死ぬのはゴメンだからな!」



    イスカンダル「・・・うむ!結構!ではそろそろ退散するかのォ!」



    ディルムッド「待て、ライダー」



    イスカンダル「なんだ?まだ何かあるのか?」



    ディルムッド「――――――ありがとう」ペコリ





    シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン...






    ウェイバー「あ、消えた・・・」



    イスカンダル「さて―――我々も退くとするか!」ニッ



    ウェイバー「・・・・・・あぁ!」コクッ





  53. 53 : : 2016/06/17(金) 19:11:25









    ――――――続け








  54. 54 : : 2016/06/17(金) 19:19:22


    とりあえず、本編はこの辺りで一旦切らせて頂きます!

    本来の私の垢が使えないお陰で【執筆中】のままで紛らわしいのですが、そこら辺はご了承ください・・・


    この話の続き(後編)につきましては、私のサブ垢(これ)の方で出そうと思いますので、宜しければそちらも読んでください!

    初めての作品にも関わらず、多くの方に見て頂けて本当に嬉しいです(●^o^●)
    ここまで読んでくださったみんな、ありがとう!!!

  55. 55 : : 2016/06/17(金) 19:31:38




    アイリ「後編はこっちよ♪」



    【完結編】切嗣「さようなら、エレン・・・」
    http://www.ssnote.net/archives/46572
  56. 56 : : 2016/06/20(月) 00:47:43

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