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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

カネキ「SSNOTEの」苗木「忘年会だよ」ジョニィ「今年一年本当にありがとう……それしか言う言葉が見つからない……」

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  1. 1 : : 2015/12/31(木) 17:18:06
    今年一年いろいろありましたが、お疲れ様でした!!これからのnoteの発展と、素晴らしいssとの出会いを心から楽しみにしています!今回は、一度やってみたかったお祭りSSに挑戦します!!最後まで読んでいただいたら感謝感激。
  2. 2 : : 2015/12/31(木) 17:19:33






    カネキ「えー、では、この度、【noteで酷使されたキャラクターによる1年の疲れを癒すための忘年会】に参加していただき、ありがとうございます……」


    苗木「本日、場所を提供してくださった希望ヶ峰学園様に、皆さん拍手をお願いします」



    \パチパチ/


    \カネキグゥーン/


    \ウルサイツキヤマ/




    苗木「司会は【ダンガンロンパ】から、苗木誠、【東京喰種】から金木 研で、進めさせていただきます」


    苗木「……って、なんで僕たち!?」


    カネキ「1番マトモな主人公枠だからじゃない?」


    銀時「ふっざけんなぁぁ!! 1番常識通ってんの俺だろうが!!」バンッ


    神楽「うるさいアルね。野々村記者会見やる奴のどこがマトモアルか」


    ジョニィ「おいおい……喧嘩は止めてくれよ……」


    ジャイロ「そうだそうだ、今日は疲れを取るための忘年会なんだからよぉ〜」


    銀時「うっせぇわぁぁ!!? つーかなんで馬に乗ってる奴らが平然と室内にいんの!? 日本怖ええ!!?」


  3. 3 : : 2015/12/31(木) 17:23:40





    カネキ「……えーっと、じゃあ、早速、出し物をやっていこうかな」


    苗木「おおっ、待ってました」


    カネキ「んーっと、ちょっと待ってね、エントリーカードが司会に配られてるから……」


    カネキ「……よし、エントリーナンバー1番!! 」



    カネキ「【ジョジョの奇妙な冒険】から『DIO』ッ!!」


    カネキ「そして【東方Project】より『十六夜 咲夜』ッ!!」


    苗木「!!? こ、このペアは……!?」




    DIO「フハハハ……取るに足らん人間どもよ……貴様らに最高の余興を見せてやろう……!!」


    DIO「フーフー吹くならファンファーレだッ!!」


    咲夜「では参ります」




    DIO・咲夜「「THE・WORLD(時を操る程度の能力)ッッ!!!!!」」




    DIO「……以上だ」


    咲夜「2人の時を止める能力による、ダブル時止め……どうでしたでしょうか?」




    苗木「いやわかんないよ!? 時が止まってたら何もわからないよ!!?ダブル時止めって……1人の時と何が違うかもわからないし、言えることは僕には何が起こったかさっぱりだってことだよ!!」


  4. 4 : : 2015/12/31(木) 17:25:26
    期待‼
  5. 5 : : 2015/12/31(木) 17:39:27
    >>4
    期待ありがとうございます! なんとか今年中の完結に漕ぎ着けてみせます!
  6. 6 : : 2015/12/31(木) 17:40:38





    DIO「この女と一緒に練習してな……今は二時間ぐらい時を止めれる」


    苗木「微笑ましい練習エピソードなんていらないよ!!? ていうか、二時間もずっとあのままだったの!? 100年生きた吸血鬼と時間止める人の時間感覚怖いよ!!!」



    ペペペペ……



    苗木「ああっ!? いつの間にか、仮装大賞みたいな採点機が設置されている!? まさかその為の微笑ましい練習エピソードだったの!?」



    ……ペペ



    咲夜「……受賞ギリギリで止まってしまいました」


    苗木「そりゃそうだよ!! だって何が起こったか全くわからなかったもん!!ここまで伸びたこと自体奇跡だよ!! 」


    承太郎「……俺も時を止めた」


    苗木「そうだったんだね!? でもごめん!! 2人だろうと3人だろうと、誰も何もわからないよ!!」



    ……ペペペペ



    苗木「あーッ!?点数が上がっていく!? そうか!! これは仮装大賞での友達の協力により点数が上がっていく現象!! ていうか、誰が点数付けてるの!?」


    カネキ「それよりもいいんですか?こんな受賞の仕方で」


    DIO「過程や方法なぞ……どうでもよいのだァーッ!!」


    苗木「闇の帝王がこんなところで、本気出さないでよ!!? でもそこに痺れる憧れるッ!!」


    カネキ「えー、では、素晴らしい余興を披露してくださったお二人方に大きな拍手をお願いします」



    \パチパチ/




  7. 7 : : 2015/12/31(木) 17:41:42



    カネキ「さて、では次の出し物に移りたいと思います」


    カネキ「エントリーナンバー2!!」


    カネキ「肉の調理対決!!出来た肉は、司会で食べて順位をつけます」


    苗木「おおっ!? 待ってました!」


    苗木(あ、でもカネキクン、グールなのに大丈夫なのだろうか……)


    カネキ「では今回の挑戦者は!!」



    カネキ「【進撃の巨人】から『ミカサ・アッカーマン』ッ! 」


    カネキ「【ONE PIECE】から『ロロノア・ゾロ』ッ!!」


    カネキ「【寄生獣】から、『シンイチ』と『ミギー』です!!」




    苗木「なんだこれッ!!?」


    苗木「こんなカードがあるかッ!? なんで誰一人としてまともな料理人がいないんだッ!!?」

  8. 8 : : 2015/12/31(木) 17:57:08
    期待っ……!させていただきます。
  9. 9 : : 2015/12/31(木) 18:07:51
    >>8
    ありがとうございます! 頑張ります!
  10. 10 : : 2015/12/31(木) 18:08:53



    苗木「なんだこの、食中毒が起こるかどうかは神任せみたいな連中はッ……!!」


    ゾロ「俺は神には祈らねえ」


    苗木「知らないよ!!? たとえそうだとしても、君の肉のせいで僕のお腹が死ぬかもしれないんだから、 少しは神に祈ってくれよ!?」


    ミカサ「もういい……不毛……さっそく調理を始めましょう」


    苗木「不毛じゃないよ!? 不毛なのはそっちのキース教官でしょ!? こっちは新年早々入院生活がかかってるんだぞ!?」


    ミギー「シンイチ……辞書で調べたら、一番上手い肉料理は彼女の手料理らしいぞ」


    苗木「なんだその辞書!? それ辞書じゃないよ!!? 今すぐ焼き払え!!」



    カネキ「えー、そして使われる肉は、【モンスターハンター】から『ドスジャギィ』です」



    ドスジャギィ「……」


    苗木「え……丸々あるけど生きてるの?」


    ミカサ「フンッ」ザクッ


    苗木「躊躇ないねッ!!?」


    カネキ「因みに、ドスジャギィの肉を調理するのは一流のコックでも難しいので、頑張ってくださいね」


    苗木「なんで無駄に難易度高い食材扱っちゃったの!? 一流のコックに無理なら、彼らじゃ絶対無理だよ!!?」


  11. 11 : : 2015/12/31(木) 18:15:51


    苗木「左から、100年に一度の巨人殺しの逸材と、世界一の大剣豪を目指す男と、寄生獣だよ!!? 何が出来るっていうんだ!?」


    ルフィ「お前に勝てるッ!」ドンッ


    苗木「いや僕に勝っても何もないよ!!?そもそも君参加者じゃないし!!」






    そして調理対決が始まった……!!


    ミカサは圧倒的なスピードで肉を捌き、ゾロは刀に炎を纏わせ肉を素早く炙り、シンイチはミギーの的確なアドバイスにより味を付け、


    調理はなんと10分後終わった……!!




    ミカサ・ゾロ・シンイチ「「「出来た!!!」」」


    シンイチ「さあ、俺たちの力作だ、食べてみてくれよ」コトッ


    苗木(まさかこいつら、料理対決だってことを忘れているのか……!!?)


    苗木「えーっと、じゃあまあ……いただきまーす」パクッ


    苗木「……ん!?普通に美味しい!?」


    ゾロ「背中の傷は剣士の恥だからな」


    苗木「意味がわからないけど、美味しかったよ!! ありがとう!!」


    カネキ「……」パクッ


    カネキ「〜〜ッ!!?」


    カネキ「豚の内臓を舐めてるみたいだッ!!」オロロッ


    苗木「じゃあ食べるなよ!!?」


  12. 12 : : 2015/12/31(木) 18:53:19



    \パチパチ/



    カネキ「……では気を取り直して、エントリーナンバー3!!」


    カネキ「【ジョジョの奇妙な冒険】から、『ジョニィ・ジョースター』と『ジャイロ・ツェペリ』ッ!!」


    カネキ「愛馬に乗って登場です」



    ジョニィ「行くぞジャイロッ!!」


    ジャイロ「ああッ!! 俺たちの回転の『技術』を見せてやるぜェーッ!!」




    カネキ「的は【ニセコイ】から、『一条 楽』です」


    苗木「的に人間使うのッ!?ていうか、ニセコイってnoteで全然見ないけど!?」


    カネキ「完全に拘束して、喋らせなくしてるので大丈夫です。マリーをフった罪は重い」


    苗木「私怨じゃないか!!」


    楽「……」


  13. 13 : : 2015/12/31(木) 18:55:22


    ジョニィ「よしッ!! タスクact4だッ!!」


    苗木「それ絶対殺すマンじゃないかッ!!?」


    ジャイロ「タスクact4……塵ひとつ残さない気だな〜!!」


    苗木「なんで忘年会で『塵ひとつ残さない』なんてセリフが出てくるんだよ!?」


    ジョニィ「……しまったジャイロッ!? どこにも『黄金長方形』がないッ!!自然が作り出す『黄金長方形』がないから、タスクact4は撃てないッ!!」


    ジャイロ「そうか……!? 室内だから、『黄金長方形』が無いのかッ!!」


    苗木「準備悪すぎるだろッ!!葉っぱでも用意しとけば出来るんだから、それくらい持って来といてよッ!!」


    ジャイロ「おいジョニィ……馬の立て髪とかは『黄金長方形』じゃないのかッ!」


    ジョニィ「済まないジャイロッ!! この間、馬の散髪に失敗してしまったッ!!」


    苗木「準備して無いだけじゃなく、悪化させて来たのかよッ!!?」

  14. 14 : : 2015/12/31(木) 18:56:58



    カフカ「はいはーい、黄金長方形ならここにありますよー」


    カネキ「風浦さん……あなた全然、noteのSSに登場して無いのに喋ってもいいんですか?」


    カフカ「え? やだなぁ眼帯さん。私今年大活躍だったじゃないですか」


    苗木「えええええええいッ!!? ちょ、ちょっと!? 誰かこの人止めて!? やっぱり本体もヤバいッ!!」


    望「すみませんすみませんッ! すぐ連れて帰るんでッ!!」


    カフカ「ダブルチキン」


    苗木「ダブルチキンとか言うなーッ!?」


    望「さっ、カフカさん、邪魔しちゃ悪いですし家に帰りましょう」


    カフカ「そうですね!……あ、黄金長方形ならそこの可愛らしいお嬢さんが持ってますよ」




    \マッテクダサーイ/


    \フネガデルノデイソギマショウ/




    苗木「……なんだったんだ」


  15. 15 : : 2015/12/31(木) 18:58:39


    ジョニィ「でもさっきのオカッパの子可愛かったな」


    ジャイロ「ん? 何言ってんだジョニィ? さっきの子は長髪だっただろ?」


    ジョニィ「……? この感覚、ヴァレンタインのスタンドに似ているな」


    ジョニィ「まさかッ!?」


    カネキ「ヴァレンタイン大統領のスタンドじゃありませんよ。それは置いときましょう。それより、カフカさんが言っていたお嬢さんとは?」


    シルフィン「うまるさんのことですわーッ! 確証は無いけど、きっとそうですわ!」シュバフィーン


    (外)うまる「えっ!? 私!?」ウマルーン


    ジョニィ「おいジャイロッ!? 彼女を見てくれッ!?」


    ジャイロ「ああッ!!? ありゃヤベエぜッ!!」


    ジャイロ「なんという気品ッ! なんという体型ッ!身体の数値が全て黄金比ッ!!」


    ジャイロ「神の体型(ゴッド・プロポーション)だッ!!」


    ジョニィ「これなら……タスクact4を叩き込めるッ……!!」


    苗木「叩き込めちゃうのッ!? 今さらだけどやっぱり止めないッ!?」


    ジョニィ「ありがとううまるちゃん……それしか言う言葉が見つからない。あと、虫に刺されたら是非見せてくれ」ジュギャーン


    苗木「虫刺されフェチ(性癖)バラしながら撃ちやがったァーッ!!?」

  16. 16 : : 2015/12/31(木) 19:02:17


    タスクact4「チュミミーンッ!!」


    ジョニィ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」ババババッ


    楽「……」ボロボロ


    苗木「ああっ!? 一条クンがボロ雑巾みたいにッ!?」


    苗木「って、あれ……? なんでタスクact4の攻撃を受けて原型を留めていられるんだろう? 次元を超えてどこかに吹き飛ばされるはずなのに」


    ジョニィ「アイズオブヘブン仕様だからだな」


    苗木「あっ!? なるほど、ゲームでは1発で死んじゃいけないもんね!!?」


    ジャイロ「つーか、ガチで売れてないらしいからよぉ〜アイズオブヘブン。お年玉でみんな是非買ってくれよなぁ〜」



  17. 17 : : 2015/12/31(木) 20:11:21



    カネキ「えーっと、では次……」


    月山「ガネギグウウウウウウウウウウウウンッ!!」


    苗木「うるさッ!?」


    カネキ「仕込んでおいた月山警報が鳴ったみたいですね」


    苗木「何それ!?」


    カネキ「今、『エレン・イェーガー』及び、『アルミン・アルレルト』がこちらに向かっているそうです」


    カネキ「月山警報はどうやら、彼らの接近に反応したようです」


    苗木「えっ!? 何で!?」


    銀時「それくらい察しろよオオオオオオオオ!!いいか!? 今、noteの作品数はダントツで【進撃の巨人】が多い!!つまり、俺たちみたいな貧弱カテゴリーなんて、奴らのさじ加減1つで吹っ飛ぶぞ!」


    苗木「へ、へ〜」


    銀時「けええええええええいッ!!? 作品数多い【ダンガンロンパ】は余裕かアアアアアアアア!!?」


    苗木「そ、そういうわけじゃないけどさ」


    銀時「だがな……だがな、苗木 誠。奴らのさじ加減で吹っ飛ぶってことは、奴らのさじ加減でカテゴリーの繁栄も可能ってことだ!!」


    銀時「俺たちは媚びて、奴らに気に入られてやる!!」


    銀時「グヘヘ……新年からは、俺たち【銀魂】がnoteの覇権を握る!! 行き遅れ【ダンガンロンパ】はせいぜい、ママのおっぱいでも飲んでるんだな!!」


    銀時「さあ、【進撃の巨人】への媚び媚び合戦の開幕だ!!」





    この銀時の発言により、和気藹々としていた会場の空気は、虫をも殺さん殺伐とした雰囲気となった。


    そして、1ヶ月前から忘年会の企画をしていたカネキは、ショックで寝込んだ。


  18. 18 : : 2015/12/31(木) 20:29:45



    その頃。




    アルミン「急ごうエレン! 忘年会に遅れちゃってる!」


    エレン「そうだな!」


    アルミン「って会話してたら着いたよ!」


    エレン「……なるほど、ここが希望ヶ峰学園か」


    エレン「よし、入るぞ」ガチャ





    \パンパンパーン/





    銀時・神楽「「1年間お疲れ様でした!!」」



    エレン「あ、ああ……ありがとう」


    アルミン「い、いきなりクラッカーとは凝ってますね」


    神楽「どうするアルか銀ちゃん? あいつら戸惑ってるアルよ」ボソボソ


    銀時「知らねえよ。お前が『クラッカーしたいアル! しなきゃお前が死体になるアルよ』って言うからやったんだろーが!!」ボソボソ


    銀時「え、えーっとですね……そう!今年も1番人気だった【進撃の巨人】様に、少しでも楽しんでもらおうと思って、我々でいろいろ用意したんです!」


    銀時「おいチャイナ娘!! とりあえず料理だぜ!!」ボソボソ


    神楽「了解アル」


    神楽「えー、では早速、ディナーと洒落込みましょうか」


    エレン「おっ!? 飯か!?」


    アルミン「やったねエレン! 実は僕もお腹ペコペコでさ」



    神楽「こちらが、『酢昆布のソテー』『酢昆布のパフェ』『酢昆布の酢昆布巻き』です」


    銀時「オイイイイイイイイイイイ!!? この脳味噌酢昆布野郎オオオオオオオオ!! お前の辞書には酢昆布しかねえのか!!?」




  19. 19 : : 2015/12/31(木) 20:45:17


    アルミン「す、酢昆布は……ちょっと……」


    銀時(チッ! やっぱり、奴らの反応も悪い!)


    キルア「フン……やっぱり、【銀魂】じゃそんなもんか」


    銀時「お、お前らは……【HUNTER×HUNTER】ッ!!」


    クラピカ「見せてやろう、我々のおもてなしの力をなッ!」


    神楽「今年、1回もジャンプに載ってない奴らが何言ってるアルか」


    キルア・クラピカ「「シーッ」」


    クラピカ「……で、では気を取り直してどうぞ! 我々の日本食を!」


    アルミン「ジャパニーズフードだって!?」


    エレン「うお、アルミン……お前、そんなに日本食に興味あったっけ?」


    アルミン「もちろん!栄養は満点で、なおかつ美味しいと文献で読んでるよ! 1回は食べてみたいと思ってたんだ!!」


    銀時(クソ……向こうの金髪のガキに好評っぽいぞ)


    キルア「ではどうぞ!」コトッ


    寿司のような固形「……」ピチピチ


    アルミン・エレン「「ヒェ……」」


  20. 20 : : 2015/12/31(木) 20:55:13


    エレン「こ、これは……?」


    クラピカ「寿司です」


    エレン「寿司……!? これがか!?」


    アルミン「……いや、エレン、理に適ってる」


    エレン「え!?」


    アルミン「文献によると、寿司は『新鮮で美味しく、コロッケくらいの大きさの物』とある」


    アルミン「このご飯の上に乗っている魚……ピチピチと跳ねていて、とても新鮮だ」


    エレン「いや新鮮っていうか!? 生きてるよね!!?」


    アルミン「大きさも文献に一致するし……食べてみよう」


    エレン「……正気かお前?」


    アルミン「ええい!! 毒も食らわば皿まで!」


    エレン「毒って言っちゃったよ!!」


    アルミン「オロロロロロッ!!」


    エレン「うおおおおおッ! アルミンッ!」



    カネキ「……彼、食べ物を食べて吐いている。ひょっとしてグール……?」


    苗木「あれは食べ物の方に問題があるので、スルーで大丈夫ですよ」


  21. 21 : : 2015/12/31(木) 21:30:21


    エレン「だ、大丈夫か……アルミン?」


    アルミン「あっ……お父さんとお母さんが見える……」


    エレン「アルミンンンンンッ!!?」


    クラピカ「あの……味はどうでしたか?」


    エレン(こいつッ!?そんなもん最悪に決まってるだろ!? 気づかないのか!?『妖精の霧』とか『天使の雫』って言って欲しいのか!?)


    アルミン「……あ、ああ、美味しかったよ。でももう少し味付けに工夫した方がいいかな?」


    エレン(うおおおおおッ!!アルミンッ!アルミンッ! この金髪男……いや、女か? そういえばアルミンも男か女かわからない金髪だな。じゃあとりあえず鎖野郎って呼ぶか。この鎖野郎を気遣って優しい言葉を……!)


    ゴン「……優しいんだね」


    アルミン(え!? なんだこの子!? 急に前に!?)


    ゴン「血も涙もない奴らだって思ってた。でも他人のために気をつかえるんだね。だったらその膨大な作品数を、ほんのちょっとでいいから、僕たちに分けてやれなかったんだ!!」


    ゴン「ジャンケングー!!」


    アルミン「ヘブッ!?」バチッ


    エレン(ジャンケングーとか言いながらビンタだった……)


    キルア「お前らっ馬鹿!ちょっと来いッ……あ、お騒がせしてすみませんでした」


    エレン(あの白髪の子も大変だなぁ……)


  22. 22 : : 2015/12/31(木) 22:10:43


    苗木「……やれやれ、やっぱり接待なんて止めた方がいいんじゃ」


    霧切「愚問ね、苗木クン」


    苗木「うおッ!? 霧切さん!? いつの間に!?ていうか霧切さんも接待するの?」


    霧切「勿論よ……そのためにこれ、着てきたのよ。メイド服。どう? 萌える?」


    苗木「萌えるけど、そんな霧切さん見たくなかったよ……」


    ジョセフ「フン、メイド服着たくらいでメイド気取りかしら?」


    苗木「うおおおおおッ!? なんだこのいかついメイド!?」


    ジョセフ「メイドじゃあないわ。テキーラ娘よ〜」


    苗木(凄い……文字だけでオカマって伝わってくる……!!)


    霧切「吐き気がするわね」


    ジョセフ「ウッフーン、恥ずかしがらなくていいのよ? みっちりレクチャーしてあげるわ」


    霧切「要らないわ」


    ジョセフ「素直じゃあないのね……でも大丈夫かしら? 他のグループも着々と準備を進めているわよ?」


    霧切「……」チラッ


  23. 23 : : 2015/12/31(木) 22:53:37


    うまる「海老名ちゃん凄い!! メイド服似合ってるよ!!これなら出世間違いなしだね!!」


    海老名「えっと……///」ジュワー


    タイヘイ「うん、凄く似合ってると思うよ」


    海老名「ええええっ!? お、お兄さんんんん!!?いいいいいつからいたんですか!!?」ブッシュー


    タイヘイ「えーっと、黄金長方形がどうこうって辺りからかな……?」


    切絵「結構前から居たんですね」







    カネキ「ねぇトーカちゃん……なんで、接待=メイド服なのかな?」


    トーカ「え……フフッ……その方が……」


    カネキ「ちょっと!? 肩震わせてないでこっち見てよ!? 本当にこれって大丈夫!?」


    西尾「ん〜、やっぱりトニオさんのコーヒーって美味いな。お、カネキとクソトーカじゃん」


    カネキ「ゲッ!?」


    トーカ「あ"?」


    西尾「クソトーカァ……クソみてえな面しやがって……って、カネキ!? なんだその格好!?」


    カネキ「これはトーカちゃんが無理やり……」


    西尾「ハハハッ!?メイド服似合ってんじゃねーか!!」


    カネキ(なんだろう……いつか自分が女装する日が来る気がする……そのための準備と思えば……!!)





    カイジ「な、なんで俺がこんなところに・・・!?」



    戸惑うカイジ・・・!!


    それもそのはず・・・!!


    浮いている・・・圧倒的に・・・!!


    見渡せば学生だらけ・・・!!


    それに自分が着ているのは、メイド服・・・!!


    ゴスロリ・・・!! 圧倒的ゴスロリ・・・!!



    アカギ「ククク・・・カイジさん、確かに俺たちは作品数は少ない」


    カイジ「ああっ・・・!! だったらなぜ、俺たちがこんなところに!?」



    ざわざわ・・・!




    アカギ「けど、擬音だけは異様に使われる・・・!! それが理由での采配・・・!! いわゆる悪魔的采配さ・・・!!」


    アカギ「けどそれこそがSSの本質・・・!!」



    この時、カイジはまた戸惑う・・・!!


    何故なら、アカギもまたメイド服・・・!!


    顎と鼻が尖った男がダブルメイド服・・・!!








    松岡「もっとメイド服着ていけよ!! お前らメイド服着る気あるのか!?」


    アンパンマン「僕のメイド服をお食べ」ブチッ


    松岡「馬鹿野郎!! メイド服が食えるかアンパン人間!! お米食べろ!」








    ジョセフ「……ねぇ? みんな本気でしょう?」


    霧切「いや勝てるわよ」ビシッ


    ジョセフ「オーノー!? このクソアマ!? 俺の股間蹴り飛ばしやがった!!!」


    霧切「苗木クンも勝てると思うわよね?」


    苗木「……え? う、うん、勝てるんじゃないかな?」


    苗木(正直、海老名ちゃんの方が可愛いなんて言えないや)







    月山「ガネギグウウウウウウウウウウウウン!!!」


    エレン「うおっ!? なんだこれ!?」


    カネキ「月山警報だ! おそらく、何か巨大な力がこちらに向かっているッ!」


  24. 24 : : 2015/12/31(木) 22:57:52
    月山警報でしばらく動けなくなりましたwww
    さすが師匠!俺もこんなに面白いSSを書けるようナリタイッス!!
  25. 25 : : 2015/12/31(木) 22:59:01
    >>24
    ありがとうございます! なんとか今年中に終わらせるように頑張ります!
  26. 26 : : 2015/12/31(木) 23:40:23


    ざわざわ・・・!!


    アルミン「な、何が起こるんだ……!?」



    電伝虫「プルプル」


    ルフィ「……ん? サンジが持してくれた電伝虫がなってるな?」ガチャ


    ルフィ「おーい、誰だー!?」


    リヴァイ『……リヴァイという者だが、そっちに【アルミン・アルレルト】はいるか?』


    ルフィ「おお、いるぞ!おーい! アルミン! リヴァイっていうおっさんがお前に用があるらしいぞ!!」


    アルミン「えっ!? リヴァイ兵長が!?か、貸してください!!」




    アルミン「あの……何の用でしょうか?」


    リヴァイ『そっちに超大型巨人と思われる生物と、無数の巨人が向かっている……!』


    アルミン「な、何ですってッ!?」


    リヴァイ『この電報は、変な眉毛の奴から変な通信機を借りて行っている……だから、この情報にタイムラグはない。それを踏まえた上で聞いてほしい』


    リヴァイ『奴らは後、数分でそこに辿り着くだろう……!』


    アルミン「そんなに早く!?」


    リヴァイ『しかも、超大型巨人と思われる生物は1体だけじゃなく、3体いる……!俺たちもなるべくそっちに向かうが……間に合う保障はない』


    リヴァイ『逃げるなら今のうちだぞ』ガチャ


    アルミン「……えーっと、らしいですけど、皆さん……どうします?」





    沈黙が空間を包む。


    さっきまでの楽しい雰囲気が嘘のようだ。






    承太郎「やれやれだが……戦うに決まってるだろう」


    エレン「超大型巨人を駆逐するチャンスだ……!!」


    カネキ「この世の中は奪い合うように出来てる……! だから僕も戦う!!」




    燈「超大型巨人がどうとか知らねえが……!」


    燈「何人もの作家と作品が燃え盛る……」



    燈「『note』を」

    燈「嘗めんなよ……!!」



  27. 27 : : 2015/12/31(木) 23:58:27



    戦いの火蓋が切って落とされる。




    承太郎「いいか!! 非戦闘員は巨人と戦うなッ!! サポートに徹してくれッ!!」


    燈「良し……行くぞッ!!」




    食堂で稲妻が落ちたような発光と爆音が轟くと、瓦礫が舞い上がり、希望ヶ峰学園の一部が崩れ去った。




    巨人エレン「ガァー……」


    仁「私の学校があああああああああ!!?」




    戦士たちが見渡せば、無数の巨人たちが接近してきているのがわかる。


    そしてその向こう側に、3つの大きな人影。





    超大型巨人「ガアアッ!!」


    ライナー「行くぞベルトルトッ!! 座標を奪うんだ!」



    ゴリゴリのマッチョが、筋肉剥き出しの超大型巨人の肩の上に乗っている。



    マルゴリ「……!!」


    フケガオ「よし……なんて大きさだ!! 周りに同じくらいデカイ奴がいるが、関係ない!! 俺たちが世界一だ!!」



    今度は、兄弟のようなペアだ。ガタイのいい弟の肩に兄が乗っている。



    唐沢「当職、年越し蕎麦食べすぎで大きくなったナリ」


    江ノ島「うぷぷ〜絶望的でウケるんですけど!!」



    弁護士バッチを胸元につけた馬鹿でかい人物の肩に、ギャルのように見える女性が腰かけていた。








    ジョニィ「僕たちが道をこじ開けるッ!!」



    ジョニィとジャイロは愛馬を走らせ、巨人の群れへと突っ込む。



    ジョニィ「しまったッ!! 夜だから何も見えないッ!? 黄金長方形がないッ!!」


    ジャイロ「おいおいジョニィ……完璧な黄金長方形ならよぉ〜後ろにあるじゃねえか」



    彼らが後方を確認すると、明かりに灯された土間 うまるが立っていた。



    ジョニィ「なんであそこだけ照明がッ!?」


    ジャイロ「多分、あいつは自分で発光してんだ。得が高い人物は眩しくて見えないって言うがよ〜!! どうやら比喩じゃないらしいぜッ!!」


    ジョニィ・ジャイロ「「そして行くぞッ!!『黄金長方形による無限の回転エネルギー』ッ!!」」



    彼らは同時に飛び道具を放ち、視覚化されたエネルギーで巨人達を薙ぎ倒していった。


  28. 28 : : 2016/01/01(金) 00:19:11



    承太郎「やれやれ……数が多過ぎるな、まだまだ超大型の巨人まで届いてねえ」


    ミカサ「私がッ……!!」



    ミカサが飛び出て立体的な動きに切り替え、流れるように巨人へと刃を突き立てていく。



    承太郎「おい!! 早まるな!!」



    ミカサはみるみるうちに巨人を倒していくが、その分だけ、少しずつガスの消耗をしていった。


    そして、何匹かを地に沈めた後、途切れる。




    ミカサ「しまった……今日は戦闘に来たわけじゃないから、ガスの補給を怠っていたッ!?」




    巨人の中の1匹が、彼女へ向けて腕を伸ばす。




    承太郎「やれやれ……『スタープラチナ・ザ・ワールドッ』!!」




    先ほどまで戦闘音が響いていた空気が、一気に鎮まり変える。全ての物体が動きを止めていた。



    ただし、承太郎とDIOだけは別だったッ!





    承太郎「やれやれ……DIO、気は進まねえが、協力しろ」


    DIO「フン……いいだろう! 俺とお前の今年最後のコンビネーションだッ!!」




    承太郎「オラオラオラオラオラオラッ!!」


    DIO「無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!」




    承太郎とDIOが互いに背を預け、辺りの巨人にラッシュをぶつけていく。



    DIO「そして時は」


    承太郎「刻み始める」




    今までの攻撃の蓄積が一瞬にして解放され、巨人共を肉片へと変えていく。



    ミカサ「はっ……す、凄い……!」


    承太郎「やれやれ……次から気をつけろ」


    ミカサ「す、すみません……」



  29. 29 : : 2016/01/01(金) 00:33:38


    徐倫「やれやれだわ……何これ」


    燈「おい!! ボサッとするな!! 巨人が襲いかかってくるぞッ!!」



    男女の組を、何匹かの巨人が取り囲んでいる。


    そして我先にと彼らに襲いかかり、突っ込んでいった。



    徐倫「『ストーン・フリー』ィィィッ!『糸の結界』ッ!!」



    よく目を凝らして見てみると、糸が彼女達の周りに張り巡らされているのがわかる。


    その糸に触れていった巨人から、動きが封じられていった。




    徐倫「巨人の動きは糸で封じた……ほら、さっさとやっちゃってよ」


    燈「ああ、それならもう終わってる……『巨人』の弱点はうなじだとアルミンから聞いたッ!! うなじに糸の輪っかをかけといたぜッ!!」


    燈「そしてそれから糸を伸ばして一つにまとめたッ!! こいつを引っ張ればッ!!」




    燈が縄のようなものを手繰り寄せると、巨人のうなじが削がれていき、バタバタとドミノのように倒れていった。




    燈「巨人共……まずは服を着るところから始めるんだな」


    徐倫「やれやれだわ」


  30. 30 : : 2016/01/01(金) 09:37:08




    ーーーーーー

    ーーーー

    ーーーーーーーーー




    アルミン「す、凄い……!! どんどん巨人を殲滅していっている……!!」



    アルミンは希望ヶ峰学園跡から戦況を眺めながら、そう感嘆の声をあげる。


    しかしそこに、ヌッと、まるで餌でも見つけた犬のように2匹の巨人が現れた。



    アルミン「イヤーーーッ!!?」


    銀時「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ 発情期ですか コノヤロー」


    ジョセフ「巨人っつっても、所詮、生き物なんだろ? だったら怖い事なんてねえ!」


    銀時・ジョセフ「「あ?」」


    銀時「なんかお前……俺と似てるな……」


    ジョセフ「運命の出会いってか〜? ケーッ! 気持ち悪ぃーぜッ!」



    巨人「ガァッ!」



    巨人の中の1匹が、拳を彼らにむけて振り下ろす。



    ジョセフ「下がってろッ! ぶっ壊すほど……!!」



    それに対しジョセフは、機関銃に波紋を纏わせ思いっきり衝突させたッ!!



    ジョセフ「シュートッ!!」



    怯んだ巨人が数歩引き下がり、それを銀時が追撃する。



    銀時「ジャスタウェイッ!!」



    謎の物体を幾つか宙に放ると、数秒経った後、それらは破裂音を立てて、巨人のうなじ付近で爆風を巻き起こした。



    ジョセフ・銀時「「俺らの勝ちね」」

  31. 31 : : 2016/01/01(金) 09:48:42




    もう片方の巨人は、西尾とトーカへと狙いを定めて襲いかかってきた。


    一方的な攻撃を強いられ、西尾とトーカは徐々に体力を削られていく。



    西尾「クソッ……グールなんて喰ってもうまかねぇぞ!」


    トーカ「ハッ!?」



    慣れない地形での戦闘で、トーカは思わず足を滑らした。


    それを見た巨人は気色の悪い笑みを浮かべ、勢いよくトーカに突っ込んだ。



    ッパァン



    銃声が響き、トーカが吹っ飛ばされることで、トーカが狙撃されたのだと気づく。



    アカギ「ククク・・・グールはこれくらいじゃ死なないでしょ?」


    トーカ「クソッタレ……ありがと」



    トーカを巨人から引き離すために、アカギが拳銃でトーカを撃ち抜いたのだ。


    だが巨人は諦めない。再びトーカを見据え、歩み寄ってくる。




    突如、太刀筋が旋風のように巻き起こり、巨人が斬り刻まれた。





    ゾロ「祭り囃子が聞こえたんで……出てきた!!」ドンッ


    トーカ「遅えよバカッ!!」


    アカギ「まあまあ・・・一見落着ってことで」




  32. 32 : : 2016/01/01(金) 10:57:25



    ーーーーー

    ーーー

    ーーーーーーー




    唐沢「どういうことナリか!? 巨人がバッタバッタと殺されてるナリ!!」


    江ノ島「うるさいな〜、んなこと私に言われたって、どうしようもないって」



    揉める2人を尻目に、巨大な人物のその足元に戦士達が接近していた。



    黒崎「行くぞゴンッ!!」


    ゴン「うんッ!! 最初はグー……!!」


    黒崎「月牙……!!」



    ゴンの拳に黄色のオーラが、黒崎の剣に漆黒のオーラが纏われていく。


    彼らの邪魔をさせないように、クラピカとキルアは辺りの巨人の対処に専念した。



    ゴン「ジャンケンッ!!グーッ!!!!」


    黒崎「天ッ!! 衝ッ!!!!」



    左右の足に1人ずつ攻撃し、巨人人間、唐沢のバランスを崩させる。




    唐沢「ぐおおおおおおおおおッ!?」


    江ノ島「これやっばい!! たいさーん!!」


    唐沢「ちょ!? 当職を置いてどこに行くナリか!?……へ?」





    唐沢の身体を大きな影が埋め尽くす。


    圧倒的恐怖が、唐沢の動きを止めさせた。




    ルフィ「ギア4……『弾む男(バウンドマン)』ッ!」ドンッ


    ルフィ「キングコングガンッ!!」ドドンッ




    唐沢「なッ……仲間になるから許してナリ!!」


    ルフィ「お前はいらねえ!!」ドンッ




    ルフィの渾身の一撃が唐沢の顔面を捉え、そのまま巨人唐沢を数十メートル吹き飛ばし再起不能にさせた。




    ゴン「やったね!」


    黒崎「ジャンプもまだまだ負けてられねえぜ!」


    ルフィ「うおぉおッ!! 勝った!!」


  33. 33 : : 2016/01/01(金) 11:56:03
    いや、うん、すごい、うん(DIO様!)
    いろいろな意味ですごい(DIO様!)
    期待&お気に入りとーろく
  34. 34 : : 2016/01/01(金) 17:24:37
    >>33
    期待ありがとうございます!! アイズオブヘブンでDIO様と承太郎の特殊技が無かったので、勝手にやらせていただきました!!
  35. 35 : : 2016/01/01(金) 17:25:49





    マルゴリ「……!!」


    フケガオ「行け!! 俺たちが世界最強だッ!!」



    その兄弟達は希望ヶ峰学園へ向けての歩みを止めない。


    一歩を踏み出す度に、ただの地響きが辺りを震わせた。



    そんな彼らの元に高速で突っ込んでいく人影が2つ。




    サイタマ「全く……人が忘年会楽しんでる時に……」


    巨人「ガアガッ!!」



    そのうちの禿げた方に、巨人が素早く殴りかかる。おそらく奇行種だろ

    サイタマ「邪魔をするなッ」


    破裂音が轟く。喋る暇もなく、サイタマはその巨人を天高くまで殴り飛ばした。


    アンパンマン「大丈夫?ワンパンマン?」


    サイタマ「おお、ヒーローだからな」


    アンパンマン「それは良かった。じゃあ遊びは終わりだ」


    サイタマ「ああ、さっさと片付けるぞ」




    フケガオ「フハハ……俺たちが最強の……え!?」



    フケガオが驚くのも無理はない。


    全く気づかぬうちに、自らの目の前に二人のヒーローが出現していたのだから。




    サイタマ「よーし、行くぞ……!!」


    アンパンマン「アーン……!!」



    マルゴリ「ガアアアアアアアアッ!!」



    マルゴリの拳が彼らに向けて、鋭く放たれた。


    だが、彼らは空中を蛇行して飛行することで、それをいとも容易く躱し、マルゴリの顔面にそのまま拳を叩き込む。



    サイタマ・アンパンマン「「マジパンチッ!!」」



    フケガオとマルゴリはとてつもない速度で高く身体を舞上げていき、天空に星となって消えた。


    サイタマ「強いってのは……」


    アンパンマン「虚しいものだよ」




  36. 36 : : 2016/01/01(金) 17:41:16






    ーーーーーー

    ーーー


    ーーーーーーーーー




    同時刻、希望ヶ峰学園の屋上に、1人の巨人が戦況を見渡していた。



    巨人エレン(良し……巨人も、もう大分殲滅されてるな……!! これなら本命を……)



    エレンは距離感が狂いそうなほどの大きさの人間を見据え、闘志を燃やす。



    巨人エレン(殺れるッ……!!)








    ーーーー




    ーーーーーーー






    超大型巨人「……ガァ!!」


    ライナー「どうしたベルトルト? 不安か? ハハッ!安心しろよ、いざとなったら俺も戦うさ!!」


    ライナー「それより……エレンの奴、建物の屋上で何をする気だ?」



    ライナーは希望ヶ峰学園のてっぺんに佇むエレンの姿を、奇妙な視線で見ていた。


    しかしそれはすぐ、恐怖に変わる。



    エレンは遠くで腕を振り翳し、物体を此方の方へ向けて投げてきたのだッ!!



    ライナー「しまったッ!?」



    ライナー(ここで巨人化したら、かえってベルトルトの邪魔になっちまう……!!)


    ライナー「ベルトルトッ!! 叩き落とせッ!!」



    彼に言われなくてもわかっていたのか、超大型巨人は既に腕を振り上げている。


    そして向かってきた物体目掛けて、そのまま拳を振り下ろたところで、気づく。



    『これは只の物体じゃないッ!?』









    カネキ「まさか僕たちがエレンさんにぶん投げられるとはね……!!」


    ミギー「シンイチも大胆なことを考える」


    シンイチ「まあ、今年最後くらい無茶しようぜッ……!!」




    飛んできた物体は超大型巨人の拳の上を、衝突の威力を殺しながら転がり、そのスピードのまま巨人の腕を駆け上がっていった。





    ライナー「行かせるかァッ!?」



    彼らの前に『ライナー・ブラウン』がブレードを構え立ち塞がるが、興味ないといった風にカネキは彼を見つめる。



    カネキ「せんひく……ななはッ!!」



    カネキは禍々しい赫色の【鱗赫】を創り出し、そのままライナーへと突っ込んだ。


    お互いに、赫子とブレードが激しくぶつかり合う。


    手数が多いカネキが、鍔競り合いを制した。


    赫子によって弾き飛ばされたライナーは、超大型巨人の腕を転がっていく。


    その転がっていく先に、シンイチとミギーが立っていた。



    シンイチ「せんひくななは……993だな」



    シンイチはライナーを跳んで躱し、前を行くカネキを追いかける。




    カネキ「要領はわかってますね……!?」


    シンイチ「ああっ!! 俺たちが同時に攻撃してッ!!」




    カネキとシンイチは、上手く手と足を繰り出しながら、超大型巨人のうなじの方へと回り込んだ。





    超大型巨人「ガァアアアアッ!!」



    カネキ・シンイチ「「ブレードの要領でうなじを削ぐッ!!!」」




    赫子とミギーで出来た刃を交差させ、超大型巨人のうなじを斬りつける。


    攻撃が入った瞬間、超大型巨人は溢れんばかりの蒸気を放ち出した。




    シンイチ「う、うおッ……!?」


    カネキ「一旦退きましょう!」




    カネキはシンイチを抱きかかえ、超大型巨人の肉体を蹴り飛ばし空中に逃れた。




    シンイチ「ミギー!!」


    ミギー「しょうがないな……パラシュートの構造は確か……」



    シンイチの右手が一気に大きく開き、空気を巻き込むことで落下速度を落としていく。



    カネキ「……殺ったんでしょうか?」


    シンイチ「さあな……まあでも、もう襲ってくる体力はないと思うぜ」


    シンイチ「後は19巻でエレンとアルミンがなんとかするさ」




  37. 37 : : 2016/01/01(金) 19:00:34



    ーーーー

    ーーー

    ーーーーーー




    アルミン「やった……!! 超大型巨人、3体撃退完了ッ!!他の巨人たちもほぼ倒し尽くしているッ!!」


    承太郎「やれやれ……どうやら終わったようだな」




    皆が引き締めていた気を緩め、突っ張っていた腰を落とす。


    しかしそれを許さないかのように、突如、『異変』が発生した。


    夜の空間に、その暗さを上回る漆黒の闇が現れ、そこから蒼色の肌をした奇妙な男が現れた。





    苗木「あっ……あの人は……!?」


    承太郎「……ッ!? まさかッ!?」









    天国へ到達したDIO「……フン」



    DIO「ヌゥ……!? このDIOッ!?」


    ココア「ヴェアアアアアアアアアッ!?」


    承太郎「ザ・ワールド・オーバーヘブン……!」


    苗木「えーっと、親戚さんですか?」


    承太郎「……ちょいと違うな。奴は別次元のDIO。能力は『真実を捻じ曲げる』というものだぜ」


    承太郎「つまりどんなスタンドも、念能力も、悪魔の実も、奴の前では無力というわけだ」


    上条「俺の『幻想殺し(イマジンブレイカー)』でどうにかなんねえか?」


    承太郎「……無理だな。その『異能を打ち消す力がある真実』を捻じ曲げれられる」


    承太郎「野郎……! 巨人共の襲撃も、こいつの差し金か……!」




    天国へ到達したDIO「お前らは所詮、このDIOにとってのモンキーなんだよッ!! この世界を乗っ取り、SSNOTEを我が物としてくれるわッ!!」



    承太郎「来るぞッ!! 下がれッ!!」












    namusyakaさん「アク禁」


    天国へ到達したDIO「」シュンッ




    全員「「「……」」」





    こうして激闘の幕は降りた。





  38. 38 : : 2016/01/01(金) 20:16:40


    ーーーーー

    ーーー

    ーーーーーーー



    アルミン「では気を取り直して!!」


    ルフィ「宴の始まりだッ!!」ドンッ


    (干)うまる「宴なら、コーラは欠かせないよね〜!!はいどうぞ!!」コトッ


    ルフィ「おおっ!! フランキーがいつも飲んでるやつだ!! ありがとな!!」


    うまる「どういたしまして!!」




    海老名「あれ……うまるちゃんは?」


    タイヘイ(あっ!? あいつ!! いつものあの姿に!!)


    タイヘイ「……えーっと、海老名ちゃん、うまるなら別の場所にいると思うからさ、一緒に行かない?」


    海老名「ふえええええッ///!?おおおおおおおおおおおおお、おにいいさあああああん///!? はっ!! はい!! 一緒に行きましょう!!」






    シンイチ「カネキは自分の正体がバレたら……とか考えないの?」


    カネキ「考えますけど、なんていうか……ヒデならきっと赦してくれるんじゃないかって思うんです」


    エレン「俺は速攻で巨人ってバレたしな」


    カネキ「あれは本当にすぐだったね」


    シンイチ「そっか……うーん、俺はバレたかバレてないか微妙なんだよな……」


    カネキ「そういう時はプラス思考で考えましょうよ!」


    シンイチ「……でも、難しいな」


    エレン「人間から化け物になった奴の苦悩ってのは、昭和から平成になってもまだ解決しないんだな」






    リヴァイ「本当に上司ってのはクソ面倒くせえ」


    DIO「フン、だが部下の働きを見れるから明日も頑張れる。そうだろう?」


    松岡「ああ……自分の教え子の成長はッ!! 嬉しくもあり切なくもあるッ!!」


    松岡「だからお前らッ!! 明日からお米食べろッ!!」


    DIO「確かに日本食は美味しい」


    リヴァイ「寿司ってやつが美味いらしい。俺たちも領土を奪還し、外の世界の海に辿り着けたら……いつか作ってみるか」








    徐倫「ホント父親ってのは何でああも自分勝手なのかねェーッ!」


    霧切「自分勝手というか……娘の気持ちなんて考えてないんでしょう」


    切絵「男って基本的に馬鹿ですからね。ウチは兄貴の方ですが」


    徐倫「とりあえずさァ! 何がムカつくかって、この間の私の誕生日すっぽかしたのよ!! だのに連絡一つ入れやしねえッ!!」


    霧切「私も幼少の頃以外、一緒に過ごした記憶がないわ」


    切絵「……」


    霧切「どうしたのかしら? 切絵さん?」


    切絵「いえ……皆さんに比べれば、私は会えるだけ恵まれてるのかな……って」


    徐倫「切絵ちゃん……確かに、今ある幸せは大切にした方がいいかもしれない。これは父親がいなかった私からのアドバイス」


    徐倫「でもねッ! お風呂覗かれたのにはキレていいッ!! グーパンよグーパンッ!!」


    切絵「はっ!! はい!! 帰ってから、また殴ります!!」










    サイタマ「は? 強さの秘訣?」


    ミカサ「今の私では……大切な人を守れない。だから貴方のような力が欲しい」


    サイタマ(秘訣って言ってもな……ジェノスの時もだったけど、別に大したことはしてねえし……)


    サイタマ「あっ! そうだ!! そこのガキたちも強かったからそいつらに聞けよ!!」


    キルア「え? 俺ら?」


    ミカサ「よろしく頼む」


    キルア「えーっと、強さって言われても……」


    ゴン「キルアの家で修行するってのはどうかな?」


    キルア「た、確かに!! 俺ん家なら否が応でも鍛えられる!!」


    ミカサ「では、そこに連れていってください」


    キルア「別にいいけど時間かかるよ?」


    ミカサ「じ、時間……!? それはどのくらい!?」


    サイタマ「……ミカサ、焦って強くならなくてもいいんじゃないか? 強くても失うもんは失うぞ。大切なのは、今、どれだけそいつと一緒に居られるかだろ」


    ミカサ「……確かに私は焦り過ぎていたかもしれない。気づかせてくれてありがとう……礼を言う」


    ゴン「うん!! ミカサさんがそれでいいなら大丈夫だよ!!」









  39. 39 : : 2016/01/01(金) 20:23:30



    承太郎「苗木……そろそろお開きといこうぜ」


    承太郎「テメーが挨拶しな」


    苗木「えっ……僕なんかがいいんですか!?」


    承太郎「いいも何も、お前が最後まで食事運んだり、会場の片付けしてただろ……今日のMVPはお前だよ」


    苗木「あっ、ありがとうございます……!! では……!!」





    苗木「今年一年間、いろいろありましたが、本当にお疲れ様でした!! そしてありがとうござす!!」


    苗木「来年もよろしくお願いします!!」


    苗木「では最後に、掛け声を合わせて締め括りましょう!!」




    \パチパチ/




    苗木「……フゥ〜……よし」



    苗木「一年間お疲れ


    「「「「あけましておめでとうございます!!!!!」」」」





    全員「「「「イェーッ!!!!」」」」




    苗木(……そっか、〆切(大晦日)間に合わなかったのか……)









    仗助「因みに希望ヶ峰学園は俺が直しといたッスよ! グレートだぜッ!」







    終里




  40. 40 : : 2016/01/01(金) 20:24:59
    〆切間に合いませんでした!! スンマセン!! 見てくださった方、どうもありがとうございした!! 今年も一年間よろしくお願いします!! では良いお年を!!
  41. 41 : : 2016/01/01(金) 20:26:48
    お疲れ様です!

    Deさん、今年もよろしくお願いします!
  42. 42 : : 2016/01/01(金) 20:27:31
    >>41
    ありがとうございます!! 今年も一年執筆頑張りましょう!!
  43. 43 : : 2016/01/01(金) 20:28:24
    お疲れ様でした!
    ディ・モールト面白かったです!
  44. 44 : : 2016/01/01(金) 20:31:58
    >>43
    ありがとうございます!!ジョジョからの出演がやけに多い気がしました!!
  45. 45 : : 2016/01/01(金) 23:17:25
    ちなみにキャラの出演の頻度は、作品数によって決めてたりします。とあるとかごちうさの登場がほぼ無かったのは作品が少ないからです。うまるはこれから俺が増やすのでセーフ。
  46. 46 : : 2016/01/03(日) 20:49:23
    乙ゥ!
    オレェノ名はスリップ王ゥ・・・言わずと知れた(脳内)殺し屋サァ・・
  47. 47 : : 2016/01/03(日) 21:03:46
    >>46
    乙ありがとうございます!! いつか本当に殺し屋になれればいいですね!!
  48. 48 : : 2016/01/03(日) 22:16:36
    >>47それ一番ダメじゃねえかwwww

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Koutarou

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