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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

カネキ「ごちゃごちゃ・・・うるせぇんだよ」

    • Good
    • 26

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  1. 1 : : 2015/12/23(水) 23:45:11



    カネキは捜査官で半喰種じゃないです



  2. 2 : : 2015/12/24(木) 00:39:28







    「かっこよく死にたい!」




    これが僕の子供から思っていた夢・・・



    いいことをいっぱい、いっぱいしてみんなに愛してもらえるようなことをして死にたい・・・そう思っていた














    だけど












    そう簡単にはみんな愛してくれなかった・・・




    僕は小さい頃から周りの人達に比べ、"異質"だった




    別に容姿とか姿形じゃないよ?




    身体能力や考え方や雰囲気・・・




    どれをとっても周りから見てとてもずば抜けていた




    だから




    だから




    だから






















    "喰種"っていう化け物を駆逐する捜査官




    CCG捜査官に齢14歳にして入れてもらった















    カツン




    カツン




    ガチャ




    「失礼します」




    「・・・」




    「和修総議長、この子を捜査官してもよろしいでしょうか」




    和修総議長・・・




    紛れもなくCCGのトップの椅子に座る和修家の者




    過去にはSSSレートの喰種を駆逐した、という数々の経歴を持つご老人




    老いてなおその威厳は衰えるところを知らない




    常吉「貴将・・・コイツがお前の言っていた奴か?」




    有馬貴将・・・




    CCG最強の男で無敗の捜査官




    この男に駆逐された喰種の数は今なお増え続けている




    喰種達からは『CCGの死神』など、呼び名を付けられ恐れられている・・・




    また、謎に包まれた男でもある




    有馬「ええ・・・金木研」




    有馬「わずか、14歳にして素手で喰種を圧倒するなど異色の経歴を持つ男です」




    有馬「その実力は特等捜査官にも引けをとらないかと・・・」




    常吉「・・・」




    パサッ




    常吉「わかった、今すぐ金木研を捜査官にしろ・・・あと」




    常吉「有馬・・・お前の班に入れさせろ」




    有馬「・・・わかりました」




    有馬「では・・・」




    バタン




    有馬「・・・」パサッ




    金木研に関するデータ




    ・4歳の時に父親を亡くす

    ・6歳の時に行方不明になる

    ・3年後、24区にて見つかる

    ※その時、喰種を駆逐して飢えを凌ぐため食べていたそうだ。また、数々のクインケを持っていた

    ・10歳の時に母親を過労で亡くす

    ・母親を亡くしてすぐにアカデミーに入る

    ・アカデミーでの成績は他の子に比べ、郡を抜いていた

    ・12歳の時にまた行方不明になる

    ・約1年後にアカデミーに帰ってきた

    ※その時また、24区にいたそうだ




    有馬(これが金木研という人間か・・・)




    有馬「化け物だな・・・」




  3. 3 : : 2015/12/24(木) 01:01:16



    ガチャ




    「失礼します」




    有馬「・・・来たか、カネキケン」




    カネキ「用とはなんですか?」




    有馬「お前には今日から俺の班に入ってもらう・・・お前は今日を持ってアカデミー卒業だ」




    カネキ「!」




    カネキは有馬の発言に対して、かなり驚いていた




    カネキ「それはホント・・・ですか?」




    有馬「ああ、ホントだ」ゴトッ




    有馬はそう言うと机の上にアタッシュケース2つを取り出した




    カネキはこのアタッシュケースに見覚えがあった・・・




    6歳から9歳にかけて"これ"に毎日のように助けられていた




    そう・・・喰種の赫子を用いて作った『クインケ』だ




    有馬「これが、お前のクインケだ」




    有馬「この2つのクインケはお前が24区にいた頃駆逐した凶悪な喰種で作られている」




    有馬「共にS~レートだ」




    ガチャ




    カネキ「僕の・・・クインケ」




    スッ




    有馬はカネキに向け右手を差し出してきた





    有馬「これからよろしく頼む、カネキケン」





    ギュツ




    カネキ「よろしくお願いします、有馬特等」




    ここに新たな捜査官が誕生した




    ーーーーーーーーーーーーーーーー





    ーーーーーーーー






    ーーーー





    ーー














  4. 4 : : 2015/12/24(木) 01:15:12
    いや強すぎる…人間でありながら喰種喰ってたって


    期待
  5. 5 : : 2015/12/24(木) 22:44:03



    有馬「今日から俺の班に入る、カネキケンだ」




    宇井「?(カネキ、どこが聞いたことが・・・)」




    宇井郡準特等捜査官



    有馬班のホープにして、実力は特等捜査官クラス



    本人曰く怖がりらしい・・・





    カネキ「よろしくお願いします」




    有馬「伊丙」




    伊丙「はい?」




    伊丙入一等捜査官



    若くして有馬班に入った優秀な捜査官



    "白日庭"出身



    幼い頃、若き有馬とどこかで会ったことがあるらしい





    有馬「カネキに色々教えてやれ」




    伊丙「なんで私がですか~郡先輩が適任だと思いま~す」




    有馬「・・・」




    伊丙「うっ・・・わかりましたよ・・・」プクー




    カネキ「よろしくお願いします、伊丙先輩」




    伊丙「あーよろしく、カネキ」




    有馬「なら、今から24区に行くぞ」




    宇井「あれ、今日もですか?」




    有馬「ああ・・・カネキの実力もこの目で見てみたいしな」




    カネキ(24区か・・・)




    宇井「あそこ不気味でこわいんだよな~」




    伊丙「あれ~まさか怖いんですか~」プークスクス




    宇井「こう見えて私は怖がりだからな!」




    有馬「・・・早く行くぞ」




    「・・・はい」




    カネキ「・・・」




    ーーーーーーーーーーーーーー




    ~24区




    「お、獲物が来たぜ」




    「ひーふーみー・・・結構いるな」




    「よし、狩るか」スクッ




    有馬(来たか・・・)




    カネキ(右に2体・・・一方はかなり強いな)カチャ




    宇井「ん、どうしたんだ?カネキクインケなんか出して」




    カネキ「郡先輩・・・右に2体喰種がいますよ」




    伊丙「お?」




    「死ねええええええ!!!」




    宇井「うわっ!!」




    カネキ「・・・(まずは弱い左の喰種を)」スッ




    カネキはかなりのスピードで突進してくる2体の喰種の内弱い喰種目掛けて刀型のクインケで切り裂いた




    「はっ!?」




    トン




    「おまえ・・・」ギリッ




    カネキ「先手必勝」ダッ





    「!?(なんだコイツの速さはッ・・・そこらのカスの喰種よりか速いぞ!!)」




    伊丙「!?」




    宇井「思い出した・・・」




    宇井「24区に3年間も生き抜いた最強の子供がいる・・・とまさかカネキが・・・!」




    有馬(この速さ・・・俺より速いな)




    「なめてもらっちゃ困るぜ、お子様!!」パキキ




    前方にいる喰種の肩甲骨辺りから太く硬い甲赫が出現ひた




    カネキ「・・・」カチャ




    カネキ(思い出せ、死にものぐるいで生きてきたあの3年間を)




    カネキ(殺せ、気配を・・・)スー




    そしてカネキは皆の前から姿を消したかのように見えた・・・




    「!?・・・どこに消えっ・・・」




    ズパッ




    喰種は知らぬ間に背中を切られていた・・・赫包と一緒に




    「ガッ・・・!!」ドパッ




    カネキ「終わり・・・ですね」ヒュン




    「クソがああああッ!!!!」




    ドスッ




    宇井・伊丙「・・・」ゴクリ




    有馬以外の者達がこの光景を見て、思わず息を飲んだ




    わずか、15歳にして2体の喰種を圧倒・・・ましてや、一体は推定からしてS~レート・・・




    数十秒で何事もなく駆逐した・・・




    カネキ「終わりましたよ」ニコッ




    「!」ゾクッ




    有馬「・・・よくやった、流石だな」




    カネキ「いえいえ・・・"ここ"にいた頃に比べれば雑魚ですよ、あいつらは」




    有馬「そうか・・・」




    宇井(やっぱり・・・あの子供か)




    有馬「今日は帰るか・・・カネキの実力を見れたことだし」




    カネキ「はい」




    スタスタ




    伊丙(ここにも"死神"が・・・)




    「すごく、綺麗・・・」ボソッ




    宇井「?・・・伊丙何か言ったか?」




    伊丙「!・・・独り言です」




    宇井「そうか・・・」




  6. 6 : : 2015/12/25(金) 02:50:00
    期待!!
  7. 7 : : 2015/12/27(日) 00:09:38
    カネキ、「黒い死神」と呼ばれているよな
    白カネキが優しさをなくした感じだよな
  8. 8 : : 2015/12/27(日) 09:11:45



    ~CCG本部




    有馬「」スタスタ




    「おや?有馬君じゃないか」




    有馬「真戸上等、お久しぶりです」




    真戸上等・・・




    白髪で痩せこけた外見をしている




    上等捜査官でありながら実力はそれ以上




    隻眼の梟にかなり復讐心を持っている




    真戸「ほら、亜門君も」




    亜門「亜門一等捜査官です!よろしくお願いします有馬特等捜査官!!」




    有馬「君が噂の・・・」




    亜門一等捜査官



    真戸上等とは正反対のゴツイ捜査官



    アカデミーを主席で卒業した優秀な捜査官



    幼い頃、SSレートの『神父』に育てられていた




    真戸「おや?そこの黒いスーツの子は新人かね?」




    有馬「はい、異例で入った金木三等捜査官です」




    カネキ「よろしくお願いします、真戸上等と亜門一等」




    真戸「ふむ・・・」ジロッ




    カネキ「・・・」




    真戸「いやはや・・・雰囲気が有馬君に似ている、親子かと思いましたよ」




    有馬「フッ・・・真戸上等もご冗談を言うのですね」




    真戸「なぁに、歳を重ねていったら誰だってこうなりますよ・・・」




    真戸「それじゃあ、有馬君・・・」スッ




    有馬「ええ・・・」




    スタスタ




    亜門「あのカネキって言うのは・・・」




    真戸「ふむ、実力は有馬特等と同等かそれ以上ぐらいかもしれませんね」





    亜門「!!」





    亜門(あの有馬特等と同等かそれ以上!?)





    真戸「しかし・・・あの年でどれほどの修羅場をくぐり抜けてきたんでしょうねぇ・・・」ニタァ





    亜門「」ゾクッ





    真戸「クックックッ・・・楽しみですねぇ・・・彼の捜査官人生が」




  9. 9 : : 2015/12/27(日) 09:13:08
    カネキ×ハイルになって欲しいな〜・・・


    期待です
  10. 10 : : 2015/12/27(日) 10:51:46
    カネキ×ハイル・ヒナミ・クロナ・ナシロ
    になって欲しいです。無視して構いません
  11. 11 : : 2015/12/27(日) 11:13:14


    カネキ×ハイルにしようと思っています



    期待ありがとですm(_ _)m


  12. 12 : : 2015/12/27(日) 13:13:59
    よっしゃ!!
  13. 13 : : 2015/12/27(日) 13:14:09
    あと期待です
  14. 14 : : 2015/12/27(日) 16:58:34
    期待!
    面白いです
  15. 15 : : 2015/12/27(日) 19:56:44



    言い忘れてましたが、カネキの年が原作より少し幼くなっています



    ハイルやクインクス達のほうが2、3歳年上です



  16. 16 : : 2015/12/27(日) 22:45:51
    ハイル?ハイセ?じゃなくて?
  17. 17 : : 2015/12/28(月) 03:01:01
    期待
  18. 18 : : 2015/12/28(月) 03:22:52
    >>16原作読めば?そうすればわかるよ
  19. 20 : : 2015/12/28(月) 11:49:26



    ~11区




    「償え」




    リゼ「・・・!」




    リゼ・・・通称『大食い』



    S~レートとされているが実力は未知数



    区を点々としている為その足取りはなかなか掴めない



    また喰種の間でも謎だらけの存在である




    「ハッハッハッ!!喰いすぎたな神代ォ!」





    リゼ「ウフフフ面白い事を言うのね」ビキキ




    ズドン




    リゼ「こっちは全っ然喰いたりねぇっの。雑魚が・・・」




    ゴロン




    リゼ「んーっ・・・慌ただしい出発になったけど行こうかしらね」





    リゼ「次は・・・20区にある"例の喫茶店"に行ってみようから」




    「ウフフフフ・・・♡」





    ーーーーーーーーーーーーーーー




    カネキ「えっ?僕が20区にですか?」




    有馬「ああ・・・」




    カネキ「でも捜査官ってコンビがいないと駄目なんじゃ・・・」




    伊丙「!」




    伊丙「じゃあ、私が・・・「おまえは特例だ」




    カネキ「そ、そうなんですか(伊丙先輩の事シカトするんですね)」




    伊丙「」ウルウル




    宇井「頑張れよ、カネキ(伊丙可哀想だな)」




    カネキ「ええ」




    ガシッ




    カネキ「え・・・」




    伊丙「私も連れてってくれるよね?」




    カネキ「いやーそのー有馬さんが・・・」




    伊丙「い・く・よ・ね?」




    有馬「ハァ・・・伊丙いい加減にしろ」





    伊丙「」ガーン




    有馬「早く行け、カネキ」




    カネキ「は、はい」




    スタスタ




    有馬「・・・」




    伊丙「」ムスー




    有馬「・・・上等捜査官になればカネキとコンビを組めるかもな」




    伊丙「!」




    有馬「俺は今から、モグラ叩きに行くがどうする?」




    伊丙「行きます行きます!絶対行きます!!」




    有馬「・・・なら準備をしろ」




    伊丙「はーい!」




    宇井「ハハッ・・・」




    こうして、カネキは20区へ行くのだった・・・




  20. 21 : : 2015/12/28(月) 13:05:38
    ハイル可愛い・・・
  21. 22 : : 2015/12/28(月) 23:45:57




    ~20区




    カネキ(ここが20区か・・・)キョロキョロ




    カネキ「思ったよりかは平和か・・・」




    スタスタ




    「♪~」




    ドン!




    カネキ「あ、すいません」スッ





    「いえ・・・こちらこそ」スッ





    スクッ





    カネキ「・・・(この雰囲気・・・まさか)」





    「どうかしましたか?」




    カネキ「いえ・・・こちらの不注意で当たってしまってすいませんでした」ペコリ




    「いや、こちらこそ・・・あまり前を向いていなかったのでおあいこです」





    カネキ「それでは、気をつけて・・・」




    「はい」




    スタスタ




    カネキ「・・・」




    「(ふふ・・・今の子、白鳩かしら?)」




    「(顔も少し好みだし、此処は退屈はしなさそうね)」




    カネキ(かなり喰っているな・・・『大食い』か?)




    ーーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーー




    ーーー










    ~20区本部




    「そういえば今日本部から捜査官が1人派遣されるらしいわよ、しかもかなりのイケメン!!」




    「1人?捜査官って確か、最低でもコンビを組まないといけないじゃないでしたっけ?」




    「そこがわからないのよね~」




    カネキ「あの~すいません、今日ここに来ることになった金木研ですが・・・」




    「ああ・・・あなたが例の・・・!」




    「(まだ幼いじゃない!でも・・・なかなかのイケメンね)」




    カネキ「あ、あの~」




    「(歳は・・・高校生くらいなのかしら?それにしては顔が幼いわね)」ウーン?




    カネキ「無視・・・ですか?」




    「あ・・・ちょっと待ってて、捜査官の方を呼んでくるから」




    カネキ「あ、よろしくお願いします」




    スタスタ




    「ねぇねぇ、カネキ君は何歳なのかしら?」




    カネキ「えっと・・・14歳ですけど」




    「え・・・14歳!?」




    カネキ「はい」




    「えっ?えっ?えっ!?ホントに!?」




    カネキ「ホントですよ」




    「えええええええ!!!!」




    ペシッ




    「痛っ!」




    「うるさいわよ」




    カネキ「あ、捜査官の方は・・・」




    「会議室の方で待っている。って言ってたわ」




    カネキ「・・・すいません。」




    「ん?」




    カネキ「会議室の方まで案内してくれませんか?」




    「あ、あなたまだここに来たばかりだったわね」




    カネキ「お願いします」ペコリ




    「わかったわ、お姉さん達に任せなさい」ドン




    カネキ「はい」




  22. 23 : : 2015/12/29(火) 00:54:00
    めんどくさい奴らだなww
  23. 24 : : 2015/12/29(火) 03:02:34
    期待
  24. 25 : : 2015/12/29(火) 13:48:59



    スタスタ




    「ここよ」




    カネキ「ありがとうございました」




    「がんばってね、中にいる人・・・少し怖いから」ヒソヒソ




    カネキ「は、はぁ・・・(怖い?どういう事だ?)」




    ガチャ




    カネキ「金木三等捜査官です、失礼します」




    「ん・・・君だったのか、配属される捜査官とは」




    カネキ「あなたは・・・真戸上等捜査官」




    真戸「まぁ、そこに腰掛けたまえ」スッ




    カネキ「はい」




    ポフッ




    真戸「さて、君にだが・・・ある喰種を捕らえてもらいたいんだよ」




    カネキ「ある・・・喰種ですか?」




    真戸「ああ・・・これまたなんとも厄介な喰種でねぇ足取りが掴めないんだよ」




    カネキ「その喰種の名前はなんですか?」




    真戸「君も耳にしたことはあるだろう・・・S~レート『大食い』だ」




    カネキ「!」




    真戸「驚くことも無理はない。なんせ最近20区で現れるようになったからねぇ・・・」




    カネキ「そうなんですか・・・(ということは、アイツは)」




    真戸「君にはその『大食い』の駆逐・・・もしくは捕獲をしてもらいたいんだよ、わかったかね?」




    カネキ「わかりました」




    真戸「・・・そういえば、コンビの上等捜査官以上の者はいないのかね?」




    カネキ「あ・・・有馬特等がおまえは特例で1人だと」




    真戸「ほぉ、有馬くんも粋なことをするねぇ・・・クックックッ」




    真戸「君の働きには期待しているよ、金木くん」




    カネキ「ええ・・・期待には応えますよ」




    真戸「それと寝泊りするところなんだが・・・ここでいいかね?」




    カネキ「寝泊りならどこでも・・・」




    真戸「ふむ・・・わかった」




    カネキ「では、失礼します」




    ガチャ




    カネキ「!(扉が勝手に・・・)」




    ドン




    亜門「うおっ!」ドサッ




    カネキ「あ、すいません。亜門一等殿」スッ




    亜門「ああ・・・俺も済まなかったな」




    グイッ




    亜門「!(俺を右腕一つで引き上げるだと!?なんて腕力をしているんだ!?それに・・・)」




    カネキ「では・・・」




    バタン




    真戸「やっと来たのかね、亜門くん」




    亜門「真戸上等・・・」




    真戸「うん?どうしたのかねそんなに悩んで」




    亜門「カネキに今ぶつかったのですが・・・なんで俺が倒れたのかと」




    真戸「君が倒れた?カネキくんじゃないのかね?」




    亜門「いえ、俺が倒れてカネキは立っていました」




    真戸「君ほどの体がねぇ・・・彼のあの小さい体は君以上だと言うのかね?」




    亜門「そうとしか考えられませんが・・・」




    真戸「クックックッ・・・彼は我々の予想を遥かに超えている、近い日すごいことをするかもしれませんねぇ」




    亜門「すごいこととは?」




    真戸「さぁてね・・・例えば『大食い』いや、かの天災とまで言われた『隻眼の梟』を駆逐するとかねぇ・・・」




  25. 26 : : 2015/12/29(火) 21:43:16
    期待ですっ!٩(ˊᗜˋ*)و
  26. 27 : : 2015/12/30(水) 00:27:51
    カネキくん強っ!


  27. 28 : : 2015/12/30(水) 08:09:18
    亜門も素手で喰種を倒せるのに亜門を倒すからな、カネキの筋肉ヤバイな
  28. 29 : : 2015/12/30(水) 13:25:06
    perfect!! だね! 金木君!!
  29. 30 : : 2015/12/30(水) 15:11:07
    http://www.ssnote.net/archives/41495

    こちらの方も書くのをお願いします。

    期待です!
  30. 31 : : 2015/12/30(水) 23:02:51



    ~20区




    カネキ「う~ん・・・」




    カネキは20区を彷徨い続けていた



    カネキ(真戸上等の前であんなことを言ったけど、手がかり1人もないなんてなー)



    カネキ「悩んでも仕方ないか・・・どこか喫茶店で珈琲でも飲んで・・・!」




    「」スタスタ




    カネキ「あいつは・・・」




    カネキの眼前にはついさっき20区に来た時にぶつかった少女が歩いていた




    しかも、その少女からはとても嫌な匂いと雰囲気を漂わせていたことにカネキは気づいていた




    それは、血の匂いと強者の雰囲気だった。




    「」カッカッ




    カネキ(ついていってみるか・・・)ササッ




    ーーーーーーーーーーーーー




    「」ガチャ




    カネキ「ここは・・・」




    ーーーーーーーー

    あんていく

    ーーーーーーーー




    カネキ「・・・あんていく」




    カネキがついて行った少女は『あんていく』という喫茶店の中に入っていった・・・




    カネキ「ちょうどいい・・・(小腹もすいたし)」




    ガチャ




    カネキはこの時思いもよるぬ出来事が起こるとは思ってもいなかった




    まさか『アイツ』がいるなんて・・・




    カランカラン




    「いらっしゃいませー」




    カネキ(あれ?)




    「こちらのお席へどうぞ」




    カネキ「は、はい・・・」




    ポスッ




    「ご注文は何になさいますか?」




    カネキ「サンドイッチと珈琲のブラックで」




    「かしこまりました」




    カネキ「あいつは・・・」チラッ




    「」ペラッ




    カネキ(本を読んでいるか・・・しかも僕も読んでいる『黒山羊の卵』か)




    「お持ちしました、サンドイッチとコーヒーのブラックです」




    コトッ




    カネキ「ありがとうございま・・・す」ザワッ




    カネキ(なんで『アイツ』がここに)




    カネキの言う『アイツ』とは・・・




    ここ『あんていく』で店長を務めている芳村功善・・・




    通称・・・『不殺の梟』




    カネキは24区の時に1回功善に会っており激しい戦闘を繰り広げ、カネキが唯一駆逐することが出来なかった喰種である




    また、カネキは功善の子が『隻眼の梟』であることを知っている




    芳村「・・・(彼は・・・)」




    カネキ「フッ・・・」ニヤッ




    芳村「・・・」




    カネキ「まさかアンタが喫茶店を営んでいるとはな」




    芳村「なにしにここへ?」




    カネキ「偶然だ、」




    あの少女をつけていたことをカネキは言わなかった




    芳村「それならいいが、今は暴れないでくれ・・・君ならば気づいてはいるのだろう?」




    カネキ「ああ・・・まさか」




    カネキは気づいていた・・・ここの店『あんていく』に入った瞬間




    自分以外の奴らは全員『喰種』だということに




    ざっと、見回してみても10人はいた




    カネキ「"俺"以外が喰種とはな」




    芳村「・・・君は今戦闘態勢に入っていないかい?」




    カネキ「・・・何故だ」




    芳村「君の戦闘の時の一人称は"俺"・・・普段は"僕"・・・まさか気づいていないことはないよね?」




    カネキ「・・・」




    芳村「・・・」




    カチャ




    カネキ「」ニヤア




    芳村「!!」




    パリーン




    「!!」




    芳村「・・・」




    カネキ「今日は辞めておくよ・・・」チャラ




    カネキ「珈琲うまかった、また来るよ」




    芳村「・・・ありがとうございました」




    カランカラン




    芳村「・・・」




    「(今の子は・・・)」






  31. 32 : : 2015/12/31(木) 02:40:57
    期待
  32. 33 : : 2015/12/31(木) 05:53:12
    期待
  33. 34 : : 2015/12/31(木) 20:00:36
    期待
  34. 35 : : 2016/01/01(金) 01:32:14



    カネキ「・・・」スタスタ



    カネキ(あいつらの事は少しの間放置してやるか)



    「あの・・・」



    カネキ「あ?」



    「これ・・・あんていくで落としてましたよ」スッ



    カネキ「ああ・・・」パシッ



    カネキ「ありがとうございます、なにか奢りますけどどうですか?」



    「いえ、そういうつもりで届けたわけじゃ・・・」



    カネキ「なにかしないと落ち着かないんですよ(占めた、『大食い』を今日駆逐する)」



    カネキに落し物を届けた少女は・・・



    カネキが『大食い』と予想していたリゼであった



    「じゃあ、それなら・・・」



    カネキ「!」



    ーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーーー



    ーーー







    カネキ(つ、疲れた・・・)



    「♪」



    カネキ(まさかデートしてだなんて思わなかった)




    「あ、もうこんな時間なんですか・・・」



    気がつけば時計の針は午後8時を指していた



    カネキ「もう暗いので、家まで届けますよ」



    「じゃあお言葉に甘えて・・・」



    カネキ(コイツが『大食い』なら帰り道に僕を襲う筈だ・・・そこを狙って・・・)




    「・・・」




    (ふふ・・・油断している、人気のない路地に入ったらカネキ君を・・・)




    ((狩る!))




    ーーーーーーーーーーーーーー



    カネキ「・・・」スタスタ



    「・・・(よし、人気のない所にきた)」



    カネキ「・・・随分、人気のない所を選びましたね」



    「!」



    カネキ「・・・"俺"を喰うつもりなんだろ?リゼさん・・・いや、『大食い』と言った方がいいかな?」




    リゼ「ふふ・・・アッハハハハッ!!!」




    リゼ「気づいてたのに、何故ついてきたのかしら?カネキさん」




    カネキ「おまえは今日ここで駆逐されるんだよ・・・"俺"に」




    リゼ「あら・・・あなた一人称"俺"だったかしら?」




    カネキ「ある人にも言われたよ・・・一人称が"俺"の時は戦闘モードだってな」




    リゼ「それに・・・口調荒くなっているわね」




    カネキ「ハハッ・・・今更そんなものを気にするのか?死ぬのに?」




    リゼ「ふふッ・・・退屈な日々を送っていたけど、今日はなんだか楽しかったわ」




    カネキ「・・・よかったな、最期の日にできて」




    リゼ「・・・」




    カネキ「それじゃあ、殺すよ?」




    リゼ「どうやって殺すのかしら?クインケもないのに・・・」




    カネキ「おまえなんか『サソリ』一つで十分だ」スッ




    リゼ「随分舐められているわね、私」




    カネキ「当たり前だ・・・たかがS~レートのくせに本気でかかると思った?」




    リゼ「・・・キレたわ、今まで最高潮に」




    カネキ「あっそ・・・」




    リゼ「死ね」




    カネキ「死ぬのはお前だ・・・リゼ」




    ドン!




    そして『大食い』と『黒い死神』が激突した。




  35. 36 : : 2016/01/01(金) 03:12:38
    期待
  36. 37 : : 2016/01/01(金) 04:10:51
    あけおめ~!    期待!
  37. 39 : : 2016/01/02(土) 09:25:31



    ズパッ



    リゼ「ぐっ・・・!」



    カネキ「・・・」



    リゼ(何なのこの子ッ・・・勝てる気がしない)



    カネキ「今・・・勝てる気がしないって思っただろ?」



    リゼ「・・・」



    カネキ「図星か・・・」



    リゼ「黙れええええ!!!」ズズズ



    ヒュン



    カネキ「あ・・・」



    カネキはリゼの強烈な攻撃によってサソリを弾かれてしまった



    リゼ「唯一の武器がなければ勝てるわよ!!」



    カネキ「・・・」



    リゼ「死ねええええええッ!!」ゴォォォ



    バキッ



    リゼ「え・・・」



    カネキ「別に武器なんかなくても勝てるけど・・・」



    リゼ「ッ・・・!(この子なんなのっ!!)」



    カネキ「ていうかさ・・・喰種にも弱点みたいなものはあるんだよ」



    リゼ「あるわけないでしょ・・・人間みたいに脆くないんだから!」



    カネキ「・・・」シュン



    リゼ「消えッ・・・!」



    ドゴン!



    リゼ「カハッ・・・!!」



    カネキは一瞬にしてリゼの前に来てヒザ蹴りをくらわした



    カネキ「・・・黙って聞けよ、話してるだろ」スッ



    リゼ「屈辱・・・何であなたなんかに命令されなきゃ行けないわけ・・・!!」ヒュン



    リゼの不意打ちのような攻撃をカネキは軽々とバク転しながらかわしていく




    そして・・・




    ガシッ




    カネキは落ちていたサソリを拾った



    カネキ「・・・」



    リゼ「・・・(マズイ・・・武器を拾いやがった)」



    カネキ「さてと・・・」



    カネキ「飽きてきたから、終わらせるか・・・」シュン



    リゼ「!?」



    リゼはまたしてもカネキを見失った



    リゼ「どこにッ・・・!!!」



    ズプッ



    リゼ「ああああああッッ!!!?!?!」



    カネキ「・・・言っただろ・・・喰種にも弱点があるって」




    喰種の弱点それは・・・粘膜



    そこだけは人間と同じで弱い



    そのことを知っていたカネキは自分の人差し指と親指でリゼの二つの粘膜を貫いた



    リゼ「目がッ・・・!!」



    カネキ「さてさて」クルクル



    シュパパパパッ



    カネキはサソリを使ってありえない速度でリゼの身体を切り裂いていく



    リゼ「ッ・・・(赫包がやら、れ・・・た)」



    ドサッ



    カネキ「・・・」



    リゼは力尽きて倒れた



    カネキ「今回も弱かったな・・・」



    ギシギシ



    プツン













    カネキ「ん・・・」チラッ



    カネキは不快な音が上からしたので見上げてみると



    カネキ「!」



    ヒモで支えられていたはずの鉄骨が降ってきた



    カネキ「マズッ・・・」ガシッ



    そう言うと、カネキはリゼの身体を持って後方へと回避した



    ドゴォン!!!!















    「何の音だ?」



    「うわっ・・・鉄骨が上から降ってきたのかよ」



    「これ通報してほうがいいんじゃね?」







    カネキ「はぁはぁ・・・危な」



    リゼ「」



    カネキ「・・・」



    スタスタ



    こうして『大食い』と『黒い死神』の対決は『黒い死神』の方に軍配が上がった




  38. 40 : : 2016/01/02(土) 21:38:06
    黒い死神ってあれですよね・・・あれですよね・・・
    あれですよね・・・

    まだ単行本には出てないけど
  39. 41 : : 2016/01/03(日) 02:04:44
    期待!
  40. 42 : : 2016/01/03(日) 09:10:58
    期待しています٩(ˊᗜˋ*)و
  41. 43 : : 2016/01/03(日) 18:13:42
    すごく期待です!!!
    戦闘モードになると俺という一人称になるカネキくんとか最高過ぎてさっきから、床に赤いものが飛び散ってるんですけどこれは……あ、わたしのはなじでした!w
  42. 44 : : 2016/01/04(月) 00:26:24
    期待申し上げます*\(^o^)/*
  43. 45 : : 2016/01/05(火) 14:57:44



    ~カネキ宅




    カネキ「よいしょ・・・」ドサッ




    リゼ「」




    カネキ「一応縛っとくか」




    ーーーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーー




    ーーー









    おい



    ん・・・



    おい、起きろ!



    どこからともなく私のことを呼ぶ声がする



    私すごく眠いの・・・起こさないで



    ピキッ



    何かが切れた音がして私は目が覚めた




    リゼ「ん・・・」




    カネキ「目は覚めたか」




    リゼ「!?」




    最初に見た光景は私を殺しかけたカネキ君だった。




    リゼ「なんであなた、CCGに私を連れていかないの・・・」




    カネキ「んー・・・」




    カネキ「なぁ、おまえってさ何か狙われるようなことをしたのか?」




    リゼ「は?」




    何を言ってるのかしらこの子・・・




    笑える。何かをしたのだからあなたは私を駆逐しようと・・・




    カネキ「あー質問が悪かったな。」




    スタスタ




    そう言うとカネキ君は私の目の前にきた




    カネキ「リゼ」




    リゼ「・・・」




    カネキ「おまえは"ピエロ"に狙われるようなことをしたのか?」




    リゼ「!?」




    カネキ君が質問してきた内容に私はかなり驚いてしまった。"ピエロ"なぜ彼がこの言葉について知っているのか・・・私はそこが一番気になってしょうがない。




    リゼ「なぜあなたが"ピエロ"なんて言葉を知っているのかs」ガシッ




    カネキ「・・・」




    リゼ「!?///」




    カネキはリゼの顔にキスをするのかという距離まで顔を近づけこう言った・・・




    カネキ「俺が質問しているだろが・・・殺されてェのか」




    リゼ「・・・い、いえ」




    カネキ「ならさっさと言え。ピエロに何か殺されるようなことをお前はしたのか?」




    リゼ「わからないわ・・・彼らとは面識があるけれど、殺されるような事をした記憶はないわ」




    カネキ「・・・そうか」スクッ




    リゼ「・・・」ゾクッ




    私は・・・




    彼の戦闘モードになった時の残虐性に『恐怖』を感じた




    今までに感じたことのない深い闇を・・・




    カネキ「・・・なら、お前は一旦ここにいてもらうからな」




    リゼ「え・・・」




    カネキ「お前は大事な情報源だ。まだ殺す訳にはいかない」




    リゼ「・・・」




    カネキ「食事は1週間に1回は与える。それでいいだろ?」




    リゼ「・・・うん」




    カネキ「じゃあ、また・・・1週間後に来る。大人しくしてろよ」ガチャ




    リゼ「・・・」




    バタン




  44. 46 : : 2016/01/06(水) 05:49:22
    期待です!❥❥(∩ω∩*`)
  45. 47 : : 2016/01/06(水) 15:15:39




    ~20区支部



    カネキ「・・・」



    スタスタ



    真戸「カネキ君、調子はどうだね?」



    カネキ「・・・あ、真戸さん」



    真戸「ふむ・・・なにか考え事をしていたのかね?」



    カネキ「少し・・・」



    カネキ「あ、真戸さん・・・お聞きしたいことがあるんですが」



    真戸「なにかね?」



    カネキ「ピエロマスク集団ってどこにいるかわかりますか?もしくは、多く出現している区とかは・・・」



    真戸「ピエロマスク集団・・・私にはわからないねぇそういえば・・・」



    カネキ「?」



    真戸「君の上司有馬君に聞いてみたまえ・・・彼はピエロマスク集団を相手にしたことがあるらしいからね」



    カネキ「・・・わかりました。ありがとうございます」



    真戸「なぁに、礼にはおよばんよ」



    真戸「それでは、私はこれから仕事があるから失礼するよ」



    カネキ「」ペコリ



    カネキ(有馬さんか・・・会いに行ってみるか)



    ーーーーーーーーーーーーーーー



    ~CCG本部



    カネキ「あの、すいません」



    「はい?」



    カネキ「有馬特等は今どちらにおられるか知りませんか?」



    「有馬特等は確か・・・」カタカタ



    「うーん・・・彼は今24区におられますが、なにか用ですか?」



    カネキ「いえ・・・個人的なことなので、いいです」



    「わかりました」



    カネキ(24区か・・・)



    「ん?」



    カネキ「」スタスタ



    「おーカネキじゃねぇか」



    カネキ「!」



    カネキ「富良さん・・・お久しぶりです」



    富良「よっ・・・」



    富良上等捜査官



    高校時代、有馬特等と同級生だった時期がある


    そして、有馬特等と一緒に『ランタン』を狩るなどの実績をもつ




    ワシャワシャ



    富良「相変わらず、かてー面してんな・・・おまえ」



    カネキ「ちょっ・・・やめてくださいよ」



    富良「まぁ、いいや・・・つーかおまえ20区に行ったんじゃないのか?」



    カネキ「有馬さんに用があってこちらに戻って来ただけですよ」



    富良「へー・・・」



    カネキ「あ、富良さんはピエロマスク集団について知っていることってありますか?」



    富良「ピエロマスク集団?」



    カネキ「はい」



    富良「生憎、俺は詳しいことは知らねーな・・・会ったことはあるが」



    ガシッ



    カネキ「どこで会いました!!」



    富良「うおっ!」



    富良「おま・・・大声出すなよ、えーとだなぁ確か4区だったかな?」



    カネキ「ありがとうございます!じゃ、それでは!」



    ダッ



    富良「・・・なんだよ」シュボ



    スパー



    富良「アイツもあんな顔をすんだな」



    富良(つーかピエロマスク集団のことアイツ知ってたんだな・・・)



    「先輩!行きますよ」



    富良「・・・おう」



    「あ、またタバコすってんすか・・・奥さんに禁煙してるって言ったんじゃ」



    ゴン



    「いってぇー!」



    富良「わりーわりー手が滑っちまった」ケラケラ



    「まったく・・・早く行きますよ」



    富良「おお・・・」



    スタスタ



  46. 48 : : 2016/01/06(水) 17:53:10
    期待
  47. 50 : : 2016/01/07(木) 04:41:38




    5時間後・・・



    ~CCG本部




    有馬「・・・ケンがここに来た?」



    伊丙「え?まじですか?」



    「はい」



    カネキがCCG本部を訪ねてちょうど5時間後に有馬達は帰ってきた




    有馬「なにか伝言とかはないかな?」



    「いえ、なにも聞いてないです」



    有馬「そう・・・」



    宇井「カネキがな・・・何の用なんだろ」



    伊丙「もしかして、私に会いに?」



    宇井「有馬さんに用があって、お前には用はないだろ・・・」



    スタスタ



    有馬「・・・」



    「よぉ、有馬じゃねぇか」



    有馬「・・・大志か」



    富良「24区から帰ってきてたのか?」



    有馬「ああ、ついさっきな」



    富良「相変わらず、無愛想だな~おまえは・・・あ」



    富良はついさっき、カネキと会ったことを思い出した



    富良「そういや、カネキに会ったぞ」



    有馬「何か言ってた?」



    富良「う~ん・・・なんかピエロマスク集団について聞いてきたな」



    有馬「ピエロマスク集団?」



    富良「おう」



    有馬「なんで?」



    富良「知らんけど、お前に用があるみたいだったぞ」



    有馬「・・・」



    富良「探すつもりなら・・・カネキは多分4区にいるはずだぞ」



    有馬「4区?」



    富良「おれがピエロマスク集団に会った場所教えたら走って行ったぞ」




    有馬「そうか・・・」



    富良「・・・おまえ、高校時代から変わんねーよな」



    有馬「大志こそ、あまり変わってないと思うよ」



    ズイッ



    富良と有馬の会話に伊丙が割って入ってきた。



    伊丙「え、カネキって4区にいるんですか!」



    富良「おお、そうだと思うが・・・」



    伊丙「なら、少し行ってきますね~」



    スタスタ



    宇井「あ、おい!ハイル!!」



    有馬「はぁ・・・」



    富良「・・・なんつーかお前も苦労はしてんのな、有馬」



    有馬「誰だって苦労はするだろ・・・」



    富良「まぁ、そうだな」



    タッタッタッ



    伊丙「〜♪」



    ーーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーー




    ーー









    その頃カネキは・・・



    〜4区



    カネキ「・・・」



    「強いね〜君・・・」



    カネキ「あんた誰」



    「僕はCCGじゃあ『ノーフェイス』って呼ばれてるよ」



    カネキ「ノーフェイス?」



    「うん」



    カネキ「あんたもコイツらピエロの仲間なのか?」スッ



    カネキがクインケで指す方向には無残にも殺されたピエロのマスクをした喰種が転がっていた



    「まぁ、僕もピエロの一員だよ・・・一応ね」



    カネキ「一応・・・か」



    「・・・」



    カネキ「聞きたいことがあるんだけどいいかな?」



    「度胸あるね〜君・・・いいよ、何が聞きたいの?」



    カネキ「神代利世は知ってる?」



    「・・・知っているよ」



    カネキ「それじゃあ、ピエロの奴らがなんでリゼを殺そうとしたか知っているか?」



    「それは知らない」



    カネキ「そっか・・・」



    「それで?僕達は立場上戦わないといけないけど・・・」



    カネキ「・・・」



    カネキ「辞めるよ・・・あんたは殺さない」



    「なんでかな?」



    カネキ「質問に答えてくれたから」



    「へー」



    カネキ「バイバイ『ノーフェイス』・・・次会うときは殺すから」スッ



    「またね〜・・・肝に銘じておくよ、金木研君♪」



    カネキ「!」クルッ



    カネキが振り返るとそこにはもう『ノーフェイス』の姿はなかった



    カネキ「なんで、僕の名前を知っているんだ?」



    カッ



    カネキ「!(足音)」



    カッ



    「カネキどこ〜?」



    カネキ「ん?」



    カネキはどこかで聞き覚えのある声がしたので顔を見ると・・・



    「いた〜」



    そこには僕の上司である伊丙入が1人でいた。



    カネキ「い、伊丙さん!?」



    伊丙「久しぶりカネキ」



    カネキ「なんでここに・・・」



    伊丙「カネキがここにいるって聞いたから」



    カネキ「へー」



    伊丙「なにしてたの?」



    カネキ「んーちょっとね・・・」



    伊丙「?」



    カネキはついさっきまで『ノーフェイス』がいた場所を見ながら言った



  48. 51 : : 2016/01/08(金) 01:29:44
    キタイ
  49. 52 : : 2016/01/08(金) 20:30:48
    期待
  50. 53 : : 2016/01/08(金) 21:29:40
    期待という名の期待
  51. 54 : : 2016/01/09(土) 13:16:02
    面白い!佐々木準特等のSSは全て面白くて毎日見てます!これからも頑張って下さい!
  52. 55 : : 2016/01/09(土) 13:43:51
    あんていくの皆さんや、月山、ヒナミとはどうゆう関係になるんだろう
  53. 56 : : 2016/01/09(土) 22:59:54
    55 敵対関係なんじゃないの?
  54. 57 : : 2016/01/09(土) 23:30:03
    期待!
  55. 58 : : 2016/01/10(日) 15:09:03
    期待
  56. 59 : : 2016/01/11(月) 00:00:11
    物凄く面白いです٩(ˊᗜˋ*)و

    期待しています!
  57. 60 : : 2016/01/11(月) 09:20:11
    期待
  58. 61 : : 2016/01/11(月) 23:00:47
    続きは、いつからですか?
  59. 62 : : 2016/01/12(火) 10:57:08
    ノーフェイスてウタさん❔
  60. 63 : : 2016/01/12(火) 14:04:11
    AMEN(期待です)
  61. 64 : : 2016/01/13(水) 00:36:37


    続きは今日の夜更新します。


    期待ありがとですm(_ _)m


    ノーフェイスはウタさんです!
  62. 65 : : 2016/01/13(水) 03:17:38
    期待!
  63. 66 : : 2016/01/13(水) 22:21:34


    スタスタ



    「・・・」




    カパッ




    ついさっき『ノーフェイス』と名乗っていた男は素顔を隠す為のマスクを外した




    「あれが金木研君か〜噂通り面白そうな子だなぁ」




    「・・・一応、芳村さんにも伝えておくか」




    ーーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーー




    ーーー









    「あったあった・・・『あんていく』」




    カランカラン




    芳村「いらっしゃいませ」




    「芳村さん、お久しぶりです」ペコリ




    芳村「ウタ君か・・・どうしたんだい?君がここに来るなんて」




    ウタ「芳村さんと蓮司くんにお伝えしたいことがありまして・・・」




    芳村「・・・わかった、2階で話そうか」




    スタスタ




    ーーーーーーーーーーーーー




    四方「俺を呼び出して何の用だ、ウタ」




    ウタ「いや~君たちに関わる情報を伝えにきたんだよ」




    四方「情報?」




    芳村「なんだね?」




    ウタ「・・・かつて24区で有名になってた、金木研が捜査官になってたよ」




    四方「!!」




    芳村「・・・君も彼に会っていたんだね」




    ウタ「・・・芳村さんはご存じだったんですね」




    芳村「うん、つい先日彼がここに来てね・・・」




    四方「・・・それは不味いんでは?」




    芳村「いや、彼はまだここを襲撃するつもりはないみたいだ」




    ウタ「いや~まさか生きてるなんて思ってなかったよ・・・それにリゼの名前も出てきたしね」




    四方「!!・・・奴はリゼまで知っているのか」




    芳村「そういえば、先日から彼女を見らなくなったが・・・まさか」




    ウタ「多分もう・・・」




    四方「ここも荒れそうですね・・・芳村さん」




    芳村「うん、時がくるまで我々は備えておこう」




    芳村「彼が本気で攻めてきたら、一環の終わりだ」




    ウタ「僕らも情報を伝えに来ますよ」




    芳村「ありがとう、ウタくん」




    ウタ「お互い様ですよ、芳村さん」




  64. 67 : : 2016/01/14(木) 02:18:52
    期待!
  65. 68 : : 2016/01/14(木) 11:20:55
    期待です❥❥٩(ˊᗜˋ*)و
  66. 69 : : 2016/01/14(木) 19:46:17
    期待してます‼︎
  67. 70 : : 2016/01/14(木) 23:38:29
    期待!
    面白いです!
  68. 71 : : 2016/01/15(金) 21:25:11
    期待
  69. 72 : : 2016/01/16(土) 00:39:55



    ~カネキ宅




    リゼ「・・・」




    リゼ(退屈だわ・・・)




    ガチャ




    リゼ「!」




    スタスタ




    リゼ(誰・・・カネキ君かしら)




    ポイッ




    リゼ「!(・・・肉!)」




    カネキ「食えよ、腹減ってるんだろ」




    リゼ「・・・どうやって食べろと?」




    リゼは縛られている為、肉に手が届かなかった




    カネキ「・・・チッ」ガシッ




    スッ




    カネキ「ほら、食えよ・・・」




    カネキは舌打ちをしながらも、リゼに肉を食べさせようとした




    リゼ「あ、ありがと・・・」ガッ




    カネキ「俺の手食べたら・・・殺すからな」




    リゼ「わかっているわよ・・・」モグモグ




    カネキ「・・・」




    リゼ「ふぅ・・・」




    カネキ「リゼ」




    リゼ「なに・・・」




    カネキ「お前に頼みたいことがある」




    リゼ「頼み?何かしら」




    カネキ「俺と手を組め」




    リゼ「・・・は?」




    カネキ「俺とお前で手を組むんだよ」




    リゼ「クスッ・・・あっはははは!!」




    リゼ「面白いことを言うのね!!あなた」




    カネキ「・・・」




    リゼ「・・・いいわよ、手助けするわ」




    リゼ「どうせ、そうしないと殺すんでしょ?」




    カネキ「話が早くて助かる・・・」




    リゼ「それで?何をすればいいのかしら?」




    カネキ「ああ・・・そのことなんだが・・・」




    カネキ「」ボソッ




    リゼ「!」




    カネキ「いいな?」




    リゼ「いいけれど、死んでも文句は言わないでね」




    カネキ「死んだら文句も言えないだろ・・・」スッ




    シュルルル




    リゼ「ん~・・・久しぶりに身体を動かすわね」スクッ




    カネキ「それじゃあ、頼んだぞ」




    リゼ「ええ」ガチャ




    バタン




    カネキ「・・・」




    ーーーーーーーーーーーーーーーー




    リゼ「・・・」スタスタ




    リゼ「確かここだったわね」




    リゼが向かった先は11区にある"アオギリの樹"のアジトである廃ビルだった




    リゼ「さてと殺されないようにがんばろうかしら?」




    スタスタ




    「だれだ・・・おまえは」




    リゼ「ちょうどいいわ、あなた達のボスの所に連れてってくれるかしら?」




    「なんだ?アオギリに入るのか?」




    リゼ「ええ、そうよ」




    「なら、付いて来い」クイッ




    リゼ「わかったわ」




    スタスタ




    リゼ「・・・(そこらの雑魚の喰種よりは強いわね)」




    ーーーーーーーーーーーーーーー




    「ここだ」




    リゼ「ありがと」




    「後は自分で行ってくれ」




    リゼ「ええ、わかったわ」




    「それじゃあな」




    リゼ(さて、行こうかしら)




    ガチャ




    「誰だ?おまえは」




    リゼ「私はリゼ、アオギリに入りたくてここに来たのだけれど・・・あなたがボス?」




    「お前がリゼか・・・」




    リゼ(カネキ君の言った通り・・・私を探してたみたいね)




    「俺は幹部のタタラだ」




    タタラ「入る前に眼を見せろ」




    リゼ「目?」




    ピキキッ




    リゼ「これでいいのかしら?」




    タタラ「ああ・・・(本物か)」




    タタラ「お前は幹部になってもらう、それでいいだろう?」




    リゼ「ええ」




    タタラ「・・・なら、歓迎しようリゼ」




    リゼ(これでいいのかしら?カネキ君)




  70. 73 : : 2016/01/16(土) 01:41:23
    期待です!(`・ω・´)ノ
  71. 74 : : 2016/01/16(土) 07:22:30
    期待!
  72. 75 : : 2016/01/16(土) 11:57:40
    いきなり幹部か…さすが
  73. 76 : : 2016/01/16(土) 17:08:56
    期待
  74. 77 : : 2016/01/16(土) 17:35:40


    それから私はアオギリの幹部を紹介された。幹部は私を合わせて、10人だ。



    その中にはあの憎き『13区のジェイソン』と呼ばれているヤモリもいた・・・




    リゼ「はぁ・・・(めんどくさい)」




    カネキ君の頼み?というより脅しで入らされた"アオギリの樹"は思いのほかめんどくさかった。




    これならば、カネキ君の家で縛られた方がマシというくらいに・・・その訳は資金集めや勧誘など、その他もろもろしなくてはならないことがあるからだ。




    リゼ「帰りたい・・・」




    「おい、リゼ」




    不意に後ろから声をかけられた




    そういえばもう一人いた。私がかつていた20区で喰種が経営している喫茶店、"あんていく"にいる霧島董香の弟・・・霧嶋絢都も"アオギリの樹"に入っていたのだ。




    リゼ「なにかしらアヤト君」




    アヤト「タタラから伝言だ、11区の白鳩共を狩ってこいだと」




    はぁ。また仕事か・・・リゼは心の中でため息と愚痴を言い、その場を立ち上がった




    リゼ「わかったわよ」スタスタ




    アヤト「最低でも20人以上殺せよ」




    リゼ「はいはい」




    アヤト「・・・」




    ーーーーーーーーーーーーーーー




    「ぎゃ・・・やめッ!」




    ドスッ




    リゼ「」グチュ




    リゼ「不味ッ・・・」ペッ




    リゼ「こんなことしてて、カネキ君とか出てこないでよね」




    リゼは捜査官をもう10人は狩っていた。というより、目星をつけていた捜査官のコンビを殺しているところで援軍を呼ばれ、合わせて10人の捜査官が来たのだ。




    ようやく、10人の捜査官を殺したところで疲れたので捕食を行っていた。




    リゼ「あと10人も殺らないといけない訳?めんどくさいわねぇ・・・」




    シュン




    リゼ「!」ツー




    リゼがそんなこんな、考えている内に捜査官が再びやってきた。




    リゼ「・・・」




    「リゼ、調子はどうだ?」




    リゼ「あら、あなただったのね」




    再び来た捜査官は私を殺しに来た捜査官ではなく・・・私と手を組んでいて、"アオギリの樹"に入れた張本人、金木研だった。




    カネキ「なにかわかった?」




    リゼ「ええ・・・色々とわかったわ」




    カネキ「そうか・・・なら話せ」




    リゼは幹部は10人やボスは"隻眼の王"という喰種であること。そしてつい最近、18区の"三枚刃のミザ"がアオギリに入ったことや、近い日に23区にある"コクリア"を攻める準備をしていることなど話した。




    カネキ「やっぱり、11区の捜査官を狩っているのはその為の準備なのか」




    リゼ「そうみたいね。11区に捜査官を集中させて、手薄になった所を少数精鋭で攻めるみたい」




    カネキ(まだ、放置しておいていいか・・・どうせその内大規模な作戦で11区を攻めるだろうし)




    カネキ「わかった、引き続き頼んだ」




    リゼ「ええ・・・」




    カネキ「・・・それと、包帯の子には気をつけろよ」




    リゼ「包帯の子ってエトのことかしら?」




    カネキ「うん・・・その子、あの"隻眼の梟"だから」




    リゼ「!」




    カネキ「わかった?」




    リゼ「ええ、わかったわ・・・」




    その後、私はきっちり20人の捜査官を狩った後アジトに戻った。




  75. 78 : : 2016/01/16(土) 18:16:32




    ~CCG本部




    伊丙「ねぇカネキ~」




    カネキ「なんですか?伊丙先輩」




    カネキは伊丙入と話していた。というより、話し相手をさせらていた・・・




    今朝方、有馬特等から突然の電話がかかり約束された場所へ行ってみるとそこには、電話で話をした有馬特等ではなく僕の先輩である伊丙入の姿がそこにあった。




    伊丙「なんで私にそんなに冷たいん?」




    カネキ「そうですか?他の人と同じように接しているつもりですが・・・」




    伊丙「いいやみんなに比べて私には冷たいよ」




    カネキ「・・・」




    なんなんだ?この人は。カネキは表には出さないものの内心かなりキレていた・・・




    伊丙「ねぇどうして?」




    カネキ「・・・ウルセェナ」




    伊丙「え?」




    カネキ「うるせぇんだよ・・・」ギロッ




    伊丙「!」




    カネキ(あ・・・)




    しまった。




    カネキ「す、すいません!」




    カネキは咄嗟に頭を下げた。深々と。つい表に出してしまい言ってしまった・・・




    カネキ(あ、あれ?)




    謝るように顔を下げたカネキだが、伊丙からは何の反応もない。それよりもなにか別の音が聞こえてくる・・・




    ポツ・・・ポツ・・・と水の滴る音だ。




    カネキはバッと深々と下げていた頭を上げると




    カネキ「あ・・・」




    伊丙の顔を見て思わず声が漏れてしまった。




    伊丙「ヒグッ…グスッ」ポロッポロッ




    伊丙入は泣いていた。カネキの目の前で




    カネキ(どうしよう・・・泣いたけど、僕が悪いよね?)




    伊丙「ご・・・ごべんなざぁい」ポロポロ




    カネキ「い、いや俺の方が・・・」ガシッ




    カネキの会話を遮るように伊丙は泣きながら、カネキの肩を掴み、懇願するようにこう言った。




    伊丙「もうじましぇから・・・許して、許してくだざぁい・・・」グスッ




    カネキ「・・・」




    カネキは初めてみる上司の顔に混乱していた。数々見てきた人間の中でトップクラスの強さを誇る伊丙入が自分の目の前で泣いているのだ。しかもかなりの号泣で




    カネキはこういうのに直面したことがないため、何をしていいかわからなかった。




    カネキ「とりあえず、泣き止んでください。話はそれからで・・・」




    伊丙「ゔ・・・うん・・・」グスッ




    ーーーーーーーーーーーーー




    カネキ「落ち着きました?」




    カネキ達は落ち着く為に近場の公園にあるベンチに座っていた




    伊丙「・・・」




    カネキ(やっぱり、キレてるよな・・・)




    伊丙の顔を見れば、一目瞭然だった。目は泣いていたせいで腫れており、頬がどことなく膨れているようにも見える




    伊丙「カネキ・・・」




    カネキ「・・・なんですか」




    伊丙「あれって本心なんでしょ」




    カネキ「・・・」




    伊丙の爆弾発言に思わず、カネキは口を詰まらせた。何を答えてみればいいのかわからない。本心を言った方がいいのか・・・誤魔化せばいいのか。




    伊丙「誤魔化さなくていい・・・本心で言って」




    カネキ「・・・うるさいってのは本心です」




    伊丙「そう・・・」




    カネキ「で、でも・・・嫌いではないですよ!」




    伊丙「・・・」




    伊丙「ホントに?」




    カネキ「ホントです!あの時はつい、うるさいって言いましたけど、伊丙先輩のことは嫌いではないですよ」




    伊丙「そう・・・なんだ」




    カネキ「は、はい・・・」




    伊丙「じゃあさ・・・」




    カネキ「?」




    伊丙「私のこと・・・好き?」





    伊丙入は本日2度目の爆弾発言をした。





  76. 79 : : 2016/01/16(土) 18:48:50
    期待です!(*´∀`)
  77. 80 : : 2016/01/16(土) 23:12:56
    期待!続きが楽しみです!
  78. 81 : : 2016/01/16(土) 23:32:55




    ~カネキ宅




    カネキ「・・・」




    カネキは今日色々なことがあり疲れ果てていた。




    カネキ(伊丙先輩今日はおかしかったな・・・)




    ーーーーーーーーーーーーーーー





    ーーーーーー





    ーー










    カネキ「は・・・?」




    伊丙「・・・」




    常日頃からだらしない伊丙先輩の顔。この時だけは喰種と対峙している時と同じく、真剣だった。




    カネキ「そ、それは・・・」




    伊丙「・・・どうなの」ジー




    カネキ「嫌いでは・・・ない、です」




    伊丙「・・・そっか」ゴシゴシ




    カネキ「あ、あの・・・」




    伊丙「私もう行くね、またねカネキ」




    タッタッタッ




    カネキ「!・・・伊丙先輩」




    この時見た伊丙先輩の背中はとても小さく、そこらにいる女子のように見えた。




    ーーーーーーーーーーーーー




    カネキ「・・・」




    カネキ(なんかすごく眠いな・・・)スー




    ベッドの上に転がっていたカネキはそのままご飯も食べずに寝ついてしまった・・・




    そして伊丙先輩の爆弾発言から1週間の月日が経ったある日・・・事件が起きた。




    カネキ「696番のマスクが見つかって、723番の喰種?」




    亜門「ああ・・・そのためにお前にも手伝ってもらいたい」




    真戸「お願いできるかね?金木君」




    カネキ「いいですよ・・・」




    真戸「それじゃあ、早速行こうじゃないか・・・それに奴が私の"クインケ"を見てどう感じるか楽しみだよ」




    カネキ「?」




    ーーーーーーーーーーーー




    ザァァァァ




    「本当に降り出したわね、傘をお借りしてよかったわ」




    「・・・」




    「ヒナミ?どうかしたの?」




    ヒナミ「・・・お母さん、走ろ?」




    リョーコ「え?」




    バシャ




    カネキ「・・・(喰種の親子か?)」




    カネキ「それにしてもわざと自分の所に誘いこむようにしてくれって真戸上等も人使いが荒いな・・・」




    リョーコ「ヒナミ・・・誰か追ってきているの!?」




    ヒナミ「私と同じくらいの人がいるっ!」




    ザッ




    フエグチ親子の前に2人組の男が現れた。一方は白髪で痩せこけた顔をしている・・・もう一方は黒髪で身長も高くいかにも強そうな雰囲気を出している。




    真戸「」ニヤッ




    ヒナミ「!」ゾクッ




    ヒナミは真戸の持っている箱の臭いに覚えがあった。だが、それが何かなのか思いだそうにも思い出せない・・・




    ヒナミ「なに・・・この臭い」




    真戸「ちょっと、お時間を頂けますかねぇ?笛口リョーコさん・・・いいや、喰種」




    リョーコ「!」




    スッ




    真戸がポケットの内から取り出した物は笛口リョーコの夫であり、笛口ヒナミのお父さんでもある笛口アサギのマスクだった。




    リョーコ「な、なんであなた達がそれを・・・」




    真戸「クックックッ・・・あなたが一番ご存じなのではないでしょうか?」




    ギュッ




    ヒナミ「お母さん・・・」




    リョーコ「・・・」チラッ




    カネキ「・・・」




    リョーコ「ヒナミ・・・」




    「逃げて」ビキキ




    バサァ




    笛口リョーコの肩甲骨辺りから2対の赫子が現れた




    真戸「赫子だ・・・いくぞ」




    亜門「はい・・・」




  79. 82 : : 2016/01/17(日) 00:39:33




    ギャルルル




    カネキ「!」スッ




    ヒナミ「お、お母さん・・・」




    リョーコ「早く逃げてっ!!ヒナミ」




    ヒナミ「・・・」ダッ




    カネキ「あ・・・」




    真戸「カネキ君・・・君は子の方を追ってくれ」




    カネキ「わかりました・・・」




    カネキはヒナミの逃げた方向に向かおうとすると、笛口リョーコ自らがその道を遮るかのように攻撃してきた。




    リョーコ「行かせないわ」




    カネキ「・・・邪魔」




    亜門(カネキの実力はどれほどなんだ)




    バキッ




    リョーコ「え・・・」グルッ




    気付けば笛口リョーコは空を見ていた。なぜなら、カネキが瞬時にリョーコの前に行き、足払いをしたからだ。だがあまりにも早過ぎてリョーコには何が起きたのかわからないでいた。




    リョーコ「な、なにが・・・!!」




    先程まで自分の前にいたカネキと呼ばれる少年が消えていた。




    リョーコ「どこに・・・」




    真戸「金木君を探すのはいいですが、私たちをお忘れではございませんか?」




    亜門「速い・・・」




    真戸「しかし、私でも見えなかった・・・どれほどの速度で動いているんだろうねぇ」




    亜門「それよりも、今は笛口リョーコです」




    真戸「おお・・・そうだったねぇ。子の方は金木君に任せておくとしよう」




    リョーコ「・・・」




    亜門「今すぐ、駆逐してやる・・・クズが」




    真戸「」ニタァ




    リョーコ「!」ギン




    ーーーーーーーーーーーー




    バシャバシャ




    ヒナミ「はぁ・・・はぁ・・・」




    ヒナミ(ここまで来れば大丈夫かな?)




    ヒナミ「お姉ちゃんのとこに行って助けてもらおう、そうしないとお母さんが・・・」




    カネキ「もうお母さんは終わりだろうね」




    ヒナミ「!」




    カネキ「どうする?別に死にたいなら殺してあげるけど・・・」




    ヒナミ「死にたく・・・ない」




    カネキ「っそ・・・なら、ちゃんと抵抗してね」




    ヒナミ(ど、どうしよう・・・私戦えない)




    カネキ「君、よく見たら僕と同じくらいかな?」




    ヒナミ「・・・(逃げよう!この人が追いかけるのを飽きめるまで!))」ダッ




    カネキ「あれ・・・逃げちゃったか」




    ヒナミは逃げ切れる自身があった。喰種の身体能力は人間の7倍くらいある・・・たとえ、喰種を殺すのに長けている捜査官といえど喰種に身体能力で勝てる筈かない。そうヒナミは考えていた




    だけど。





    相手が悪かった。





    ヒナミ「・・・」




    カネキ「もう疲れちゃった?」




    ヒナミ「な、なんで・・・」




    ヒナミの考えは"普通"の捜査官なら可能だ。そう"普通"の捜査官ならば・・・




    でも、今回の相手は普通じゃない"異常"な捜査官だ。




    カネキ「僕をそこらの雑魚と比べない方がいいよ。前ある喰種からこんな事を言われたことあるし・・・」




    「おまえは人間じゃない!」




    カネキ「ってね・・・」




    ヒナミ「」ゾクッ




    確かにその通りだ。私は全力で走って息が上がっているの対し、彼は金木研は全然息が上がっていない。しかもまだ余裕が感じられるように見える・・・





    カネキ「それじゃあ、殺ろうか」カチッ




    カネキは自分の持っていたアタッシュケースのスイッチを押し、クインケを取り出した




    ヒナミ「う・・・」ジリッ




    カネキ「・・・」




    「奪う行為は等しく悪だ」




    カネキ「あなたは・・・」




    カネキとヒナミの間に芳村の方の"梟"が現れた




    芳村「金木君、君がこの子に手を出すなら私も黙ってはいないよ」




    カネキ「・・・それがどうした」




    芳村「ならば仕方ない・・・」バキキッ




    芳村はそう言うと、一つ一つが致命傷にも成りうる羽赫の攻撃をカネキにしてきた。その間に芳村はヒナミを連れ、撤退した。




    カネキ「待て!」ガキィン




    芳村の羽赫の攻撃を受け止めるのに精一杯な為追いかけるのはできなかった。




    カネキ「アイツが出てくるとは思ってなかったな・・・」




    カネキ「こっちにも現れたとなるとあっちにも別の奴が現れたのかな?」




  80. 83 : : 2016/01/17(日) 00:52:19
    期待です!( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
  81. 84 : : 2016/01/17(日) 00:56:56
    期待!!
  82. 85 : : 2016/01/17(日) 01:14:22
    期待!
  83. 86 : : 2016/01/17(日) 12:53:44



    カネキの予想は当たっていた。こちら側にはカラスのマスクをつけた男がリョーコを助けに来ていた。




    真戸「ぬぅ・・・」




    リョーコ「あなたは・・・」




    「・・・逃げますよ」ガシッ




    リョーコ「は、はい」




    亜門「待て!!」




    「」クルッ




    真戸「待てええええ!クズが!」ブン




    「・・・」スッ




    真戸の攻撃を軽々と避け、カラスのマスクをつけた喰種はリョーコを抱え逃げた。




    真戸「チッ・・・仲間がいるとは」




    亜門「す、すいません真戸さん・・・俺が早く奴に止めを刺せば・・・」




    真戸「なぁに、君が謝る必要はないよ」




    カネキ「あれ?駆逐出来ましたか?」




    真戸「いいや、すんでの所で邪魔が入ったよ・・・君の方も失敗したのかね?」




    カネキ「ええ・・・」




    カネキは梟が出たことについては言わなかった。言ってしまったら、"あんていく"の存在がバレてしまい、後々の捜査に邪魔だと思ったからだ。




    カネキ「僕の方も仲間が複数きて、逃げられてしまいました」




    真戸「ふむ・・・」




    亜門「くそっ・・・」




    カネキ(というか、この人達思ったより強くないのか・・・僕の動きも見えてなかったみたいだし)




    真戸、亜門が悔しがっている時にカネキは心の中で亜門達のことを小馬鹿にしていた。




  84. 87 : : 2016/01/17(日) 15:14:46
    期待!
  85. 88 : : 2016/01/17(日) 15:18:20



    ところ変わってあんていく・・・




    芳村「ふぅ・・・」




    ヒナミ「あ、あの・・・ありがとうございました!」




    芳村「うん・・・ヒナミちゃんは怪我はないかい?」




    ヒナミ「はい!」




    芳村「なら、よかった」




    四方「芳村さん、こちらも無事でした」




    リョーコ「四方さん、ありがとうございました」ペコリ




    四方「いえ・・・」




    トーカ「なにかあったんですか?」




    芳村「リョーコさんとヒナミちゃんが白鳩に殺されそうになったんだよ」




    トーカ「なッ・・・!」




    リョーコ「ほんとに助かりました」




    芳村「リョーコさん、とりあえずあんていくに匿っててください」




    リョーコ「わかりました」




    トーカ「・・・(顔が割れたはず、なら私が・・・)」




    芳村「・・・トーカちゃん」




    トーカ「・・・なんですか」




    芳村「無謀なことは辞めたほうがいい・・・"今回"は相手が悪い」




    トーカ「!!」




    芳村「返り討ちにあうよ」




    トーカ「そ、そんなことわからないじゃないですか!!」




    ヒナミ「お姉ちゃん・・・ヒナミも辞めた方がいいと思う」




    トーカ「ヒナミ・・・!」




    トーカはヒナミの予想外の発言に動揺を隠せないでいた。




    芳村「ヒナミちゃんの言う通りだ、やめなさい」




    四方「トーカ・・・俺も同じ意見だ」




    入見「?・・・話が見えないんですが、誰かいたんですか?」




    四方「奴だ・・・金木研がいた」




    入見・古間「!?」




    トーカ「かねきけん・・・?誰ですかそいつは!」




    古間「トーカちゃん、今回はやめたほうがいいよ」




    トーカ「古間さんまで・・・」




    入見「そういえば、最近20区に新人が来たって言ってたけど、彼のことなのね」




    トーカはわからないでいた。ここ、"あんていく"は他の区に比べても強者揃いだ・・・だが、そのメンバーが口を揃えてこう言う「辞めた方がいいと」・・・。一体それほどまでの相手なのか?金木研という白鳩は



    トーカ「一体・・・どんなヤツなんですか、金木研ってヤツは・・・」




    芳村「・・・」チラッ




    四方「・・・」




    芳村「少し前の話だけどいいかな?」




    トーカ「」コクリ




    芳村「私はかつて24区にいったりしていた。そこにはある1人の少年がいたんだ・・・」




    トーカ「まさかソイツが・・・」




    芳村「うん、金木研という人間だよ」





    トーカ「いた・・・ってなんですか?」





    芳村「彼は人間ながら、24区で生活をしていた・・・しかも3年間も」




    ーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーー




    ーーー










    7年前・・・



  86. 89 : : 2016/01/17(日) 17:34:43
    期待です!|ω・)ミテマスヨ
  87. 90 : : 2016/01/17(日) 18:06:03
    リゼが生きているなら嘉納やクロナ、ナシロはどうだろう
  88. 91 : : 2016/01/17(日) 21:59:59
    期待してます!( ´ ▽ ` )ノ
    続きが楽しみです!
  89. 92 : : 2016/01/17(日) 23:16:04



    ~24区




    ギャーギャー




    芳村(なにか騒がしいな・・・誰か争っているのか)




    ここ、24区は喰種同士による争いが日常茶飯事に行われていた。
    だが、1つだけ例外がある・・・喰種同士じゃなくても白鳩と喰種が戦っていることもあるのだ。




    芳村はそう思い、争う音のする方へ向かった。
    この時、まさかあんな光景が待っているとは微塵も感じてはいなかった・・・




    スタスタ




    芳村「ここか・・・!?」




    ガキィン



    キィン



    芳村は目の前の光景に驚いていた。
    喰種同士の争いでもなく、白鳩と喰種の争いでもなく、まさか喰種と人間の子供が今、芳村の目の前で互角に戦っていた。




    「な、なんなんだよお!!ガキ!!」




    「・・・」




    芳村(あの子供は一体・・・)




    「死ねえええええ!!!」ズズズ



    喰種の方は1発で勝負を決めようと自分の持てる全ての力を赫子に込め、名も知らぬ子供に向けて突撃した。




    「」スッ




    「な・・・ッ!!」




    名も知らぬ子供は突撃してくる喰種の攻撃に身をかがめ、避けると同時に・・・




    「死ね」




    ズパン




    右手に持つ"クインケ"で喰種の身体を思い切り切り裂いた。




    「く、・・・そぉがあ・・・っ!」




    ドサッ




    芳村(あの子供が勝った!?)




    「・・・」スッ




    芳村「?(喰種の身体に近づいてなにをするつもりだ?)」




    喰種に見事勝った子供は芳村の前で驚くべき行動にでた。




    グチュ




    ゴクン




    芳村「!?」




    24区の静かな空間で咀嚼音が響いた。なんと、人間の子供が殺した喰種の身体の一部を食ったのだ・・・




    「」モグモグ




    芳村「・・・」




    「ふぅ・・・」




    芳村「」スー




    パキッ




    「!」バッ




    芳村(しまった!)




    ダッ




    芳村は足元にあった骨の残骸を踏んでしまった。
    しかも、その音に気づいた子供はこちらに向かってきていた・・・




    「だれ・・・」カチャ




    芳村「くっ・・・」ズググ




    「?」




    芳村「・・・」




    芳村の目の前で固まって、こちらをジーっと見つめている子供は・・・
    6歳時に、行方不明になり24区で理由は不明だが生活をしていた、名を・・・金木研。この時はまだ7歳であった。





    そしてこれが金木研と芳村の初めての邂逅だった。




  90. 93 : : 2016/01/18(月) 18:23:41


    嘉納とナシロとクロナはそのうち出しますよ


  91. 94 : : 2016/01/18(月) 18:45:43
    期待してます!
  92. 95 : : 2016/01/18(月) 18:49:25
    めっちゃ期待
  93. 96 : : 2016/01/18(月) 20:54:06
    期待です!
  94. 97 : : 2016/01/19(火) 00:20:12
    期待しています!!
  95. 98 : : 2016/01/19(火) 07:51:17



    カネキ「・・・」ダッ




    芳村「!」




    チュン




    カネキの致命傷にも成りうる攻撃を芳村は紙一重で避けていく。




    芳村(こんなに小さい子が・・・これほどまでの力を・・・)




    芳村「なぜ君はここにいるんだい・・・?」




    カネキ「・・・」ピタッ




    芳村の突然の質問にカネキは攻撃をやめ、同時に動きも止まった。




    カネキ「」ボソッ




    芳村「?」




    カネキ「喰種に連れてこられて、捨てられた。」




    芳村「!?」




    カネキ「話はもう・・・いいだろ」




    芳村「・・・ッ」




    だからこんな目をしているのか・・・。芳村は心の中でそう呟いた。
    金木研の目を見ればわかる・・・わずか7歳にしてこの世界に絶望しているのだ。




    芳村「・・・(エト・・・)」




    ズパッ!!




    芳村「ッ・・・!?」




    芳村は考え事をしていると、自分の右腕を切り裂かれた。金木研によって・・・




    カネキ「・・・」




    芳村「ぐ・・・」シュウウ




    カネキ「おじさん、かなり強いみたいだけど・・・考え事してたら死ぬよ?」




    芳村(確かにその通りだ。)




    カネキ「まぁ、どうでいいけど・・・。」カチャ




    芳村「・・・」ズモモ




    カネキ「!」




    ドドドドドドドド!!




    芳村は羽赫による攻撃を全力でカネキに向けた。その余波で周りの壁などが荒く、削られていた・・・




    カネキ「なんだっ・・・!このッ!!」キィン




    一方のカネキは、芳村の攻撃を全て処理はしているように見えるが所々かすり傷を負っていた。




    カネキ「はぁ・・・はぁ」ボロッ




    芳村(なんて強さだ・・・)




    カネキ「クインケが・・・」ポイッ




    芳村「・・・」




    カネキ「・・・」カチャ




    カネキはボロボロになったクインケを捨て、後ろの方にあらかじめ置いていたアタッシュケースの中からクインケを取りだした。




    そして、その一瞬を狙い芳村は次の行動に出た。




    芳村「」バサァ




    カネキ「待てッ!!」ダッ




    タッタッタッ




    タッ




    スタスタ




    カネキ「逃げられた・・・」




    ーーーーーーーーーーーーーー




    芳村「まいたか・・・」




    芳村(まさか人間の子供がいるなんて・・・)




  96. 99 : : 2016/01/19(火) 19:35:36
    期待!
    とっても面白いです!
  97. 100 : : 2016/01/19(火) 22:10:18
    期待!
  98. 101 : : 2016/01/19(火) 23:33:15
    期待!
  99. 102 : : 2016/01/20(水) 04:50:37
    期待
  100. 103 : : 2016/01/20(水) 10:27:34
    期待待機
  101. 104 : : 2016/01/20(水) 23:33:50



    それからというもの私は24区に行くたびに彼と戦っていた。その戦いは中々決着がつかず、長い時には1日の半分を戦っていることもあった・・・




    そして、金木研と出会って2年くらいが経とうしたくらいに彼は姿を消した。
    噂では「死んだ」などが24区の喰種の間では飛び交っていた。




    ーーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーーー




    ーーー









    芳村「そして、6年経った今・・・彼と、金木研と再会したんだよ」




    トーカ「・・・」




    芳村「彼の凄さが分かったかい?トーカちゃん」




    トーカ「・・・はい」




    芳村「よし・・・」




    古間「僕も彼に殺されそうになったからねぇ・・・」




    入見「あー・・・あの時のことね」




    古間「うん」




    ヒナミ「入見さんも戦ったことが?」




    入見「ええ、この猿と殺し合いをしてた時にね颯爽と彼が現れたのよ」




    古間「それで、おまえと共闘したんだよな」




    入見「・・・でも」




    古間「相手にもならなかったけどね・・・」




    芳村「・・・」




    四方「・・・(姉さん)」




    トーカ「・・・」




    リョーコ「・・・」




    ーーーーーーーーーーーーーーー




    リゼ「うっ・・・」ジャラ




    リゼ(あら・・・なんで私拘束されて・・・)




    リゼが目を開けると両腕、両足をガッチリ鎖で固定されていた。




    リゼ「確か・・・誰かに気絶させられて、それで・・・」




    「目は覚めたかい・・・リゼェ」ニタァ




    リゼ「!」




    リゼの前に現れたのは、13区のジェイソンとして名を馳せている喰種・・・ヤモリだった。




    ヤモリ「まさか君がこの組織に入ってくるなんて思ってもいなかったよ」




    リゼ「・・・」




    ヤモリ「・・・なにか目的があったんだろ?吐けよ」




    リゼ「は・・・ほんと」




    ヤモリ「あ?」




    リゼ「つまらない男・・・」




    ヤモリ「は・・・ハハッ、ははははははっ!!!」




    ヤモリ「笑いが止まらないよ!まさかこの状況でそんなセリフが言えるなんてねぇ!」




    リゼ「・・・」




    ヤモリ「まぁ、いいや・・・俺が拷問したいけどアイツがするって言ってるし」




    「クスクス・・・」




    突如、2人の空間に不気味な笑いが響く。





    ヤモリ「エト・・・後は任せるよ」スタスタ




    エト「うん、ヤモリさんは1週間後の準備でもしてて」




    ヤモリ「ああ・・・」




    バタン




    エト「さて」クルッ




    リゼ(こいつがカネキ君の言ってた"隻眼の梟"!)




    エト「始めようか」ニコッ




    不気味に笑みを浮かべたエトの瞳は右眼だけが赫眼だった。




  102. 105 : : 2016/01/21(木) 00:31:21
    期待
  103. 106 : : 2016/01/21(木) 22:27:10
    期待です!( ∩'-'⊂ )シュッ
  104. 107 : : 2016/01/21(木) 23:40:03


    ~CCG本部



    カネキ「用ってなんですか・・・有馬さん」



    有馬「最近、11区が物騒になってきただろ?」



    カネキ「そう・・・みたいですね」



    有馬「どうやら、1週間後に丸手さんが率いて11区のアオギリの樹を叩くみたいなんだけど・・・」



    有馬「ケンはどうする・・・参加したい?」



    カネキ「・・・いや、僕はいいです」



    有馬「・・・」



    ガタッ



    有馬「そうか・・・」



    カネキ「すいません・・・」



    有馬「ケンが気にすることじゃないよ」



    そう言った有馬さんの顔はどことなく怖かった。というより、あまりにも無表情すぎてなにを考えているのかわからないからなのかもしれない...



    有馬「いつでも出撃できるように準備はしててね、それじゃあ・・・」



    カネキ「・・・はい」



    バタン



    カネキ(バレてる?まさか・・・)



    カネキ「とりあえず・・・リゼに」ピッ



    プルプル



    カネキ「・・・」



    ガチャ



    カネキ「あ、リゼ調子はどう?」



    『、・・・』



    カネキ「・・・リゼ?」



    『やっほー金木研君♪』



    カネキ「・・・!?」



    携帯から聞こえてきた声はリゼの声ではなかった・・・。というより、この声の正体を金木は知っている。



    カネキ「おまえは・・・隻眼の梟か?」



    『そうだよ~・・・よくわかったね』



    カネキ「リゼはどうした・・・」



    『・・・か、・・・ネキ君?』



    カネキ「リゼ?」



    『・・・こういう状態だよ、彼女は』



    通話で聞こえてきたリゼの声はいまにも死にそうな声で『カネキ君』と呟いた。



    カネキ「・・・」



    『ねぇねぇ・・・今どんな気持ち?可哀想?』



    カネキ「殺すぞ、おまえ」



    『怖~・・・ま、でも彼女はもう死ぬかなぁ』



    カネキ「・・・っ」



    『君が悪いんだよ?脅しで入れるから・・・』



    カネキ(そうだな・・・俺が悪いか)



    『それじゃあね~彼女を助けたかったら早く来ないと死ぬよ』



    ピッ



    カネキ「・・・」



    バキッ



    カネキは怒りのあまり、握っていた携帯を握りつぶした・・・




    カネキ「行くしか・・・ないのか」



    ガシッ



    カネキ(クインケを二つ持って・・・)



    カネキ「・・・」スタスタ



    ガチャ



    バタン



    カネキは会議室を後にして、11区にあるアオギリのアジトへと向かった。



  105. 108 : : 2016/01/22(金) 00:51:57
    期待
  106. 109 : : 2016/01/22(金) 10:50:08
    期待です
  107. 110 : : 2016/01/23(土) 19:01:22
    佐々木準特等!
    フォローありがとうございます!(*`・ω・)ゞ

    佐々木準特等のお話、とても面白いです!
    期待しています!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

  108. 111 : : 2016/01/23(土) 20:03:04
    期待
  109. 112 : : 2016/01/24(日) 00:17:04


    期待ありがとです!

    雪猫@暇人。さんの作品も面白いです!

  110. 113 : : 2016/01/24(日) 00:56:14



    カネキがアオギリのアジトに突入して5分後・・・



    アヤト「・・・」



    アオギリの幹部、アヤトはただ呆然としていた。



    アヤト(な・・・なんだ、これは・・・)



    部下達が侵入者が来ました。という報告を得て、現場に出向いて見ればそこには。



    カネキ「」ザシュ



    「ぎゃああああッ!!やめ・・・」ズパッ



    「ごめんなさ・・・」ボトッ



    俺の部下達を次々と殺していく白鳩がいた。
    俺はその姿を見て、こう思った。














    黒い死神。・・・と



    クルッ



    アヤト「!」



    黒い死神が俺の存在に気づいたみたいだ。次は俺の番だ。俺が死神に殺される。



    カッ



    この時、奴の靴の足音が妙に俺の耳に響いた・・・



    カッ



    カッ



    どんどん近づいてくる。
    その音が大きくなるにつれ、俺の命が削られていくかのように思えた。



    カネキ「次は・・・君の番だ。」カチャ



    どうする・・・逃げる?いや、それじゃ追いつかれて殺される。戦う?だめだ、返り討ちにされる。
    それじゃあ、どうする。



    アヤトは自分の持てる知識全て活かそうとするが、どう考えても自分が殺られるイメージしか思いつかない。



    アヤト「ッ!」



    カネキ「容赦しないから・・・。」ヒュン



    その言葉を聞いた瞬間。



    アヤトは意識を失った・・・

















    エト「ん・・・」



    そしてここにも異変を感じ取った者がいた。



    エト(なんか騒がしいな、まさか・・・)



    「エト・・・」



    エト「なんだ・・・タタラさんか」



    タタラ「今から逃げるぞ。奴が来た」



    エト「・・・奴って?」



    タタラ「金木研だ。・・・それにもう部下の半分を失った。」



    タタラ「その中には、幹部のアヤトと瓶兄弟もいる。」



    エト「・・・は?」



    エトはタタラの言ってることがあまり理解することができなかった。



    それもそうだろう。金木研とは10分前くらいに話したはずなのに、それが今じゃここに来てアオギリを壊滅寸前までとは言わないが私たちを追い詰めている?



    エト「その話・・・ホント?」



    タタラ「本当だ。今ここで嘘をついたところで何の利益もない、とにかくだ。」



    タタラ「ここから一刻も早く撤退するぞ。そうしないと・・・」



    タタラはそこから先の言葉を紡ぐことが出来なかった。
    その訳は、今ここに金木研が来たからだ。



    カネキ「・・・見つけた。」



    エト「」ゾクッ



    エトはカネキの姿を見て、恐怖を感じた。
    その姿は、返り血を浴びており全身真っ赤だった。



    タタラ「・・・」



    カネキ「そこのお前もアオギリか・・・」



    タタラ「だとしたら・・・どうするんだ、ガキ」



    カネキ「・・・」



    エト「早かったね、でもそれもここまでだよ。」



    タタラ「ノロ」スッ



    シュルルル



    タタラの合図とともに、後方から馬鹿でかい赫子がカネキに向かって突撃した。



    カネキ「」



    ドゴォン!!



  111. 114 : : 2016/01/24(日) 00:58:40
    アヤトぉぉぉぉぉぉ!?!?
  112. 115 : : 2016/01/24(日) 01:36:40
    アヤトくん!? 期待
  113. 116 : : 2016/01/24(日) 02:05:43
    マジで!? 絢都死んじゃったの!?


    期待!
  114. 117 : : 2016/01/24(日) 03:40:48
    続きが気になります!
  115. 118 : : 2016/01/24(日) 10:06:44
    期待ですッ!(*`・ω・)ゞ
  116. 119 : : 2016/01/24(日) 10:08:11
    期待です~
  117. 120 : : 2016/01/24(日) 21:20:57



    タタラ「やったか?」



    エト「・・・」



    ムクリ



    ノロ「」



    土煙の中から立ち上がったのはノロ・・・



    エト「やったみたいだね・・・」



    タタラ「・・・にしては様子が変だな」



    ボトッ



    かと思われていたが、その直後にノロの上半身が力なくして崩れ落ちた。



    エト「!」



    タタラ「奴はどこに行った!」















    トン



    「ここだよ」



    タタラ・エト「!?」クルッ



    カネキの声は2人の後方から聞こえてきた。



    カネキ「この速さについてこれないの?」



    カネキ「とんだ期待はずれだね・・・」



    タタラ「チッ・・・(不味いな)」



    シュルルル



    カネキ「何の音・・・」



    音のがする方を向いてみると、そこには喰種とは思えない、喰種の範疇を超えて再生をするノロがいた。



    カネキ「・・・」



    ノロ「」ムクリ



    エト「タタラさんここは逃げよう・・・」ボソッ



    タタラ「そうだな・・・」



    カネキ「逃がすか!」バッ



    エトとタタラの会話を聞いていたカネキは一瞬にして2人の目の前に移動した。



    タタラ(速い!)



    カネキ「死ね・・・」ヒュン



    ガキィン



    カネキの攻撃が何者かの赫子によって弾かれた。



    エト「危な・・・」バキキッ



    タタラ「助かった・・・」ズズ



    そういうとタタラは自分の赫子の尾赫を発現させカネキに向かって攻撃を仕掛けた。



    カネキ「!」ガキィン



    その攻撃にカネキは反応はするものの、力を込めることができず壁へと吹き飛ばされた。



    ドゴォン!



    エト「今のうちに!」



    タタラ「・・・ああ」



    ノロ「」シュン



    その隙にエト、タタラ、ノロはその場から逃げた。










    パラパラ



    カネキ「チッ・・・」



    カネキ(逃げたか・・・)



    カネキ「久しぶりに痛いな・・・」ムクッ



    ドン



    カネキはその場を立ち上がろうとする際に何かとぶつかった。



    カネキ「なんだ・・・!?」



    リゼ「う・・・」



    カネキ「リゼ!」



    ぶつかった相手はカネキが脅しでアオギリに入らせ、そしてエトの手によって拷問を受けたリゼだった。



    リゼ「助け・・・にきたの?」



    カネキ「ああ・・・大丈・・・」ベタ



    リゼの身体を触ると、両手が真っ赤になった。



    リゼ「ふふ・・・もう視界が見えないわ」



    リゼ「死ぬのね・・・私」



    カネキ「そんな事言うな!」



    リゼ「手遅れ・・・よ、もう意識が朦朧としてきたから・・・」



    カネキ「ッ!」



    カネキはこの時、自分の犯した過ちに気づいた。
    自分がもっと早くここに来ればリゼは助かった、いやそれよりも!



    俺がリゼをここに入れなければこんなことにはならなかった・・・



    カネキ「あ・・・」ツー



    リゼ「ねぇ、カネキ君・・・」



    カネキ「」



    リゼ「私が死んだらクインケにしてくれるかしら?」



    リゼ「カネキ君ともっと一緒にいたいから・・・」ゴホッ



    カネキ「!」



    カネキ「そんな事言うなよ・・・」



    リゼ「」ガクッ



    カネキ「リ・・・ゼ!?」



  118. 121 : : 2016/01/24(日) 21:48:45



    リゼ「」



    カネキ「おい!」



    リゼの身体がみるみる内に冷めていく。



    カネキ「・・・」



    リゼ「」ポタッ



    カネキ「」









    ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!




    カネキの叫び声が11区に響いた。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーーーー



    ーーーー



    ーー







    ~1週間後



    丸手「・・・」



    11区のアオギリのアジトを攻めようとしていた丸手特等は異変を感じた。



    丸手(妙に静かだな・・・)



    丸手「おい!篠原・・・中の様子はどうなってる!」



    『・・・わからない』



    丸手「ハァ!?」



    『中では喰種の死体が無数にある』



    丸手「な、なんだ・・・そりゃ」



    丸手「もっとくまなく探せ!・・・生き残りはいないのか!」



    『まだ見当たらないね・・・』



    丸手「なにがどうなってやがる・・・」



    ーーーーーーーーーーーーー



    篠原「いわっちょ・・・この状況どう思う」



    黒磐「うむ・・・仲間割れか・・・あるいは何者かの襲撃があったかのどれかだろう」



    篠原「・・・一体なにが」



    ーーーーーーーーーーーーー



    スタスタ



    ガチャ



    篠原「ここはなんだ・・・」



    「・・・」



    篠原「誰だッ!!」



    「・・・」



    篠原「!?・・・おまえは」



    「」ドサッ



    篠原「おい!大丈夫か!」ピッ



    篠原「マル!」



    『なにか見つかったのか!!』



    篠原「金木研がいた。」



    『はぁ!?』



    篠原「今からそっちに行く、医療の準備をしといてくれ」



    『・・・わかった』



    ガシッ



    篠原「ん?」



    「」



    篠原「彼女か・・・?」



    カネキは大事そうにリゼを抱えていた。



    篠原「一緒に連れていくか・・・」






    11区アオギリの樹アジト襲撃報告書


    ・本作戦は中止

    ・一週間前に金木研三等捜査官が単独で襲撃

    ・アオギリの喰種200体を討伐

    ・その中には、Sレート瓶兄弟、Sレート大食いの討伐に成功していた。

    ・この作戦で金木研三等捜査官はCCGでは始まって以来異例の三階級特進を遂げ、上等捜査官に任命。





    この作戦で金木研はCCGと喰種側にその存在を知らしめ、恐れられるようなった。



  119. 122 : : 2016/01/24(日) 23:40:27
    あ、アヤトいねえ
    生きて逃げ延びたのか、それとも死体持ち去られたか・・・
  120. 123 : : 2016/01/25(月) 02:05:20
    3階級すか…恐ろしいデスな☆
  121. 124 : : 2016/01/25(月) 02:07:52
    特進は凄い!! 期待
  122. 125 : : 2016/01/25(月) 15:19:46
    期待です!
  123. 126 : : 2016/01/25(月) 19:27:46
    期待!すごく面白いです!
  124. 127 : : 2016/01/26(火) 23:42:46
    期待してます!
  125. 128 : : 2016/01/27(水) 20:58:52
    はっきり言ってアヤトどうでもいいよなw どうせ雑魚だし
  126. 129 : : 2016/01/29(金) 19:38:34
    言ってやるなかわいそうだろwww
  127. 130 : : 2016/01/30(土) 13:08:56
    リゼさん…………期待です!
  128. 131 : : 2016/01/30(土) 14:50:29
    なんか、アオギリが可哀想www
  129. 132 : : 2016/01/30(土) 15:43:03
    期待!
  130. 133 : : 2016/01/30(土) 22:24:03
    頑張っください!期待しています!
  131. 134 : : 2016/01/31(日) 00:07:14


    アオギリ襲撃から1週間後



    ~アオギリアジト



    「連れてきましたよ」



    タタラ「入れ・・・」



    ガチャ



    「・・・君がタタラさんかい?」



    タタラ「・・・そう言うおまえは嘉納でいいんだな?」



    嘉納「うん」



    タタラ「人間は嫌いだが、貴様は別だ。貴様は人間を喰種にする技術を持っているらしいがホントのことだろうな?」



    嘉納「・・・実験はしたことないですが、やれると思います」



    タタラ「ならいい。コイツを使ってやってみろ」スッ



    嘉納「分かりました。この子の名前は?」



    タタラ「元幹部で名はアヤト・・・金木研にやられたが、一応息はまだある。」



    嘉納「・・・」



    タタラ「なんだ?コイツじゃ不満か?」



    嘉納「いえ、それじゃ早速始めますね」



    タタラ「ああ・・・」



    ーーーーーーーーーーーーーー



    ~CCGラボ



    「よく来てくれたね!金木君」



    カネキ「・・・どうも。地行博士」



    地行「早速だけど、君のが完成したんだ!こっちにあるから着いてきて」



    カネキ「・・・」



    スタスタ



    地行「」ガチャ



    地行「よいしょ」



    ズズズ



    地行「これが君の新たなクインケ・・・『大食い』だよ!」



    カネキ「これが・・・」



    地行「僕もRc値を見た時は驚いたよ!流石、Sレートで作っただけことはあるよ!」



    地行「瞬間Rc値6000以上の出るよ!」



    カネキ「・・・それってすごいんですか?」



    地行「すごいなんてものじゃないよ!僕もここまで高いRc値は初めて見たからね」



    カネキ「・・・名前ってどうなるんですか?」



    地行「それは個人の自由だよ」



    カネキ「なら・・・」カチャ



    カネキ「・・・名前は『リゼ』」



    地行「・・・?」



    カネキ(これでアイツらを・・・殺す)



    ーーーーーーーーーーー



    ~CCG本部



    カネキ「」スタスタ



    有馬「やぁ。ケン」



    カネキ「有馬さん・・・」



    有馬「この前のことは報告書で見たよ。昇進おめでとう」



    カネキ「ありがとうございます」ペコリ



    有馬「・・・」



    カネキ「どうかしましたか?」



    有馬「ケン。ハイルには言ったのかい?」



    カネキ「・・・いえ」



    カネキ(この前のやつであまり会いたくないんだよな・・・)



    有馬「なら、ハイルはここに住んでいるから報告したら?」スッ



    そう言って有馬は伊丙の住んでいる場所が書かれている紙を金木に渡した。



    カネキ「・・・」



    有馬「それじゃあね、ケン。」



    カネキ「はい・・・」



    カネキ(しょうがないな・・・この前のことも含めて謝りに行くか)



  132. 135 : : 2016/01/31(日) 00:37:41



    ~ハイル宅前



    カネキ「ここか・・・」



    カネキ「とりあえず」ガチャ



    カネキ「ハイル、いるの?」



    シーン



    カネキ(いないのかな?)



    カネキ「でも、靴はあるみたいだしな・・・」



    ガチャ



    カネキ「あ・・・ハイr・・・」



    ハイル「え・・・」



    部屋から出てきたハイルの格好はバスタオル1枚だった。二人共あまりの衝撃に固まってしまった。



    風呂上がりのハイルはとても色っぽかった。普段の姿から想像もつかないくらいに。



    カネキ「・・・あ、あの~」



    ハイル「ッ!///」



    徐々にハイルの頬が真っ赤に染まっていく。



    ハイル「で・・・」



    カネキ「で?」



    ハイル「出ていけ~!!!///」ガッ



    カネキ「うわっ!」



    ドサッ



    バタン!



    カネキはハイルの手によって玄関から追い出されてしまった。



    カネキ「痛てて・・・」



    10分後・・・



    ガチャ



    カネキ「あ・・・」



    ハイル「///」



    カネキ「ハイル・・・さっきはごめん」ペコリ



    ハイル「・・・入って///」



    カネキ「・・・う、うん」



    ーーーーーーーーーーーーー



    カネキ「・・・」



    ハイル「///」



    カネキ(なんだこの状況・・・)



    それもそのはず、カネキがハイルの家に入って既に1時間は経っているがハイルは真っ赤で黙ったままだ。



    ハイル「・・・そ、その・・・」



    やっとハイルが口を開いた



    カネキ「・・・?」



    ハイル「ど、どうだった?私の体///」



    カネキ「ぶっ!!」



    カネキは予想外の発言に吹いてしまった。



    カネキ「ゲホッ・・・ゴホッ・・・」



    ハイル「だ、大丈夫?」



    カネキ「いきなりなんてこと言うんですか!」



    ハイル「・・・でも私の体見たじゃん!!」



    カネキ「そ、そうですけど・・・」



    ハイル「・・・で、どうだった?興奮・・・した?///」



    カネキ「な、なんで本人に言わないといけないんですか・・・」



    ハイル「私は別に気にしないから、早く」



    カネキ「その~・・・」



    ハイル「」ドキドキ



    カネキ「・・・(なんか急に恥ずかしくなってきたんだけど)」



    ハイル「?」



    カネキ「・・・とても、色っぽかったですよ」



    ハイル「」



    ハイル「ッ///」ドキッ



  133. 136 : : 2016/01/31(日) 00:40:13
    エレンといいカネキといい、ssnoteでのチート物主人公は鈍感なのが多いよな←鈍感モノ書いてる人
  134. 137 : : 2016/01/31(日) 01:15:40
    期待
  135. 138 : : 2016/01/31(日) 01:48:53
    期待しています!
  136. 139 : : 2016/01/31(日) 20:30:18
    期待!
  137. 140 : : 2016/01/31(日) 20:52:52
    ハイル可愛い!
    続き期待してます!
  138. 141 : : 2016/01/31(日) 22:06:20
    いつの間にかに呼び捨てに
  139. 142 : : 2016/01/31(日) 22:18:54
    多分、階級追いついたからじゃない?
  140. 143 : : 2016/01/31(日) 22:47:24
    カネキハイルいいっすねw
  141. 144 : : 2016/01/31(日) 23:12:27
    期待です!!!
  142. 145 : : 2016/01/31(日) 23:25:19
    期待しています!頑張って書いてください!
  143. 146 : : 2016/02/02(火) 23:58:44
    お〜いこっちも書いてくれ〜
  144. 147 : : 2016/02/05(金) 23:53:14



    スタスタ



    カネキ「はぁ・・・」



    カネキ(なんか疲れたな)



    カネキ「ハイルもなんかあの後いきなり倒れるし・・・」



    ーーーーーーーーーーーーー



    ハイル「///」プシュー



    バタッ



    カネキ「!?」



    カネキ「ハイル!?」



    ハイル「」ニヘラ



    カネキ(な、なんか幸せそうな顔してるな)



    ーーーーーーーーーーーー



    カネキ「それよりも明日から部下がつくのかぁ・・・」



    カネキ「誰・・・だろうな」



    スタスタ



    ーーーーーーーーーーー



    ーーーーーー



    ーーー







    ~次の日



    カネキ「こんにちわー」



    真戸「おお、来たかね」



    亜門「・・・」



    カネキ「お久しぶりです。真戸さん、亜門さん」



    真戸「この前のことは噂で度々耳に入ってくるよ」



    カネキ「そう、なんですか?」



    亜門「ああ、単騎であの駆逐数は有馬さんでもないらしいからな」



    カネキ「へー・・・」



    カネキ「それよりも僕にも部下がつくんですか?」



    真戸「ああ・・・それにともなって20区にも新たな人達が配置されるようになった」



    真戸「入りまたえ」



    ガチャ



    カネキ「・・・」



    亜門「!」



    「お、久しぶりだなぁ亜門」



    亜門「篠原さん!」



    篠原「真戸もだな」



    真戸「クックックッ・・・何ヶ月ぶりかねぇ」



    「鋼太郎くん、お久しぶりです」



    亜門「法寺さんも・・・ご無沙汰です」



    篠原「カネキも久しぶりだな」



    カネキ「あの時はお世話になりました」



    篠原「なに、気にすんな」



    法寺「君がカネキ君ですか・・・噂は度々聞いていますよ」



    カネキ「誰だか知りませんけど、よろしくお願いします」



    亜門「?・・・篠原さんはカネキを知ってるんですか?」



    篠原「ん?・・・ああ、11区で俺が見つけたんだよ。放心状態のカネキをよ」



    カネキ「・・・」



    亜門「なるほど」



    「あ、亜門さん・・・」



    亜門「?」



    「本局対策1課・・・滝澤政道二等です!」



    滝澤「亜門一等のご武勇はかねがねお聞きしておりっ・・・その、よろしくお願いします!!」



    亜門「よろしく・・・滝澤二等」



    カネキ「?・・・コイツですか?僕の部下って」



    滝澤「コイツ!?」



    真戸「いや、君の部下は・・・」



    「私が君の部下の真戸暁二等捜査官だ」



    亜門「真戸?・・・もしかして」



    真戸「ああ、私の娘だ」



    カネキ「・・・」



    暁「ふむ・・・」ジロッ



    カネキ「な、なんですか」



    暁「いやなんでもない」



    真戸「まぁ、なにはともあれ・・・今日からこの班で活動する訳なんだが・・・」チラッ



    篠原「あはは、"アイツ"のことは気にせず進めてくれ」



    カネキ(アイツ?)



  145. 148 : : 2016/02/06(土) 01:42:48
    期待
  146. 149 : : 2016/02/06(土) 16:43:59
    滝澤さんをコイツ呼びwwwwww

    期待です!
  147. 150 : : 2016/02/06(土) 18:08:05
    期待です!頑張って書いてください!
  148. 151 : : 2016/02/06(土) 18:39:24
    滝澤www
  149. 152 : : 2016/02/07(日) 22:49:47
    期待です!
  150. 153 : : 2016/02/09(火) 00:53:32
    期待です!頑張って書いてください!
  151. 154 : : 2016/02/09(火) 01:22:52
    滝澤って捜査官だった時は下から二番目の階級なのに喰種になったら上から二番目になって調子に乗ってたらカネキに腹ブッ刺されてやられた奴だろ? そんな奴はコイツ呼ばわりでいいだろ
  152. 155 : : 2016/02/09(火) 01:29:12
    アイツが気になります。   期待
  153. 156 : : 2016/02/10(水) 04:57:57
    >>154 滝澤に厳しすぎだろwww
  154. 157 : : 2016/02/10(水) 18:59:02
    アイツってまさか什造?
  155. 158 : : 2016/02/10(水) 21:05:35
    >>157
    篠原のパートナーだからそーだと思います
  156. 159 : : 2016/02/12(金) 07:18:07
    頑張ってください!期待しています!
  157. 160 : : 2016/02/13(土) 15:07:24
    強すぎて面白くない
  158. 161 : : 2016/02/13(土) 15:08:22
    強すぎて面白味がない
  159. 162 : : 2016/02/13(土) 15:49:16
    161なら読むな
  160. 163 : : 2016/02/13(土) 18:29:42
    162に同意
  161. 164 : : 2016/02/13(土) 18:33:39
    頑張って書いてください!
  162. 165 : : 2016/02/15(月) 04:53:43
    期待してます!
  163. 166 : : 2016/02/15(月) 10:22:29
    だったら人気アニメのワンパンマンは駄作だと言いたいのかテメェ
  164. 167 : : 2016/02/15(月) 11:17:09
    >>166それなww
  165. 168 : : 2016/02/17(水) 13:57:06
    上でなんかいろいろ言ってますが、がんばって下さい
  166. 169 : : 2016/02/17(水) 22:32:42
    期待してます!
  167. 170 : : 2016/02/18(木) 00:02:24
    作者さん生きてますか?
  168. 171 : : 2016/02/18(木) 16:08:07
    作者やる気ないなら誰かに書かせたら?
  169. 172 : : 2016/02/18(木) 20:27:53


    すいません!今テスト期間に入っており、投稿することが出来ませんでした!


    明日で終わりなので明日から投稿していきます!


  170. 173 : : 2016/02/18(木) 22:09:52
    テスト頑張ってください!
  171. 174 : : 2016/02/18(木) 23:11:06
    頑張れ
  172. 175 : : 2016/02/19(金) 10:20:53
    気長に待ってまーす。
  173. 176 : : 2016/02/19(金) 13:53:07
    テスト頑張ってください!投稿されるのを期待して待っています!
  174. 177 : : 2016/02/19(金) 20:42:42
    僕も今日私立入試でしたー
  175. 178 : : 2016/02/19(金) 23:19:52


    テストで疲れたので明日まとめて投稿します!


    待たせてしまってすいませんm(_ _)m
  176. 179 : : 2016/02/20(土) 18:34:51
    頑張ってください!!!
  177. 180 : : 2016/02/20(土) 21:11:57
    頑張
  178. 181 : : 2016/02/21(日) 11:36:52
    頑張れ
  179. 182 : : 2016/02/21(日) 12:02:47
    投稿まだー?
  180. 183 : : 2016/02/21(日) 16:26:57
    やるなら最後までしようや
  181. 184 : : 2016/02/21(日) 17:40:10
    まだですかー?
  182. 185 : : 2016/02/21(日) 19:58:32
    名無しさんシツコイ。黙って待てよ
  183. 186 : : 2016/02/21(日) 21:59:02
    >>185に賛成応援はいいと思うけど
    作者にだって事情があってそれを早く早くと
    急かしていてはダメだと思います。
  184. 187 : : 2016/02/22(月) 21:14:58


    真戸「・・・自己紹介はこれぐらいにして本題といこうか」チラッ



    篠原「じゃあ今日の報告会始めよっか」パサッ



    ーーーーーーーーーーーーーー



    篠原「・・・とまぁ、このように我々が追っている喰種はあと『美食家』だけとなったね」



    篠原「タッキー『美食家』の方お願い」



    滝澤「はい」


    ガタッ


    滝澤「『美食家』は7~8区にて活動していると、各支部の人達から情報を得ています」



    滝澤「最近は、ここ20区にも活動が確認されています」



    篠原「そういえば、7区には明日強行突破をはかる『喰種レストラン』があったね」



    滝澤「はい・・・『美食家』との関連性もゼロではないかと・・・」



    カネキ「・・・」



    真戸「ふむ・・・」



    暁(レストラン・・・)



    篠原「まぁ、今日の報告会はこれぐらいにして解散しようか」



    真戸「・・・我々も"明日"の準備あるからねぇ。行こうか、亜門君」



    亜門「はい!」



    カネキ「今日はどうしますか、真戸さん」



    暁「・・・君が上司だろう」



    カネキ「でも・・・真戸さんのほうが年上なんで・・・」



    ポン



    真戸「カネキ君・・・娘を頼んだよ」



    カネキ「・・・はい」



    カネキ「それじゃあ、今日は各区であった事件の調査をしましょうか」



    暁「ああ」



  185. 188 : : 2016/02/22(月) 21:18:08
    期待
  186. 189 : : 2016/02/22(月) 21:56:34
    偽善者気取りがいるなぁ
  187. 190 : : 2016/02/23(火) 03:01:33
    うるさい蝿がいるなぁ
  188. 191 : : 2016/02/23(火) 22:39:41
    がんばれーちなみに次回投稿日はいつ頃ですか?
  189. 192 : : 2016/02/24(水) 04:19:50
    期待
  190. 193 : : 2016/02/24(水) 10:08:09
    期待です!
    頑張ってください
  191. 194 : : 2016/02/25(木) 06:53:32
    期待
  192. 195 : : 2016/02/25(木) 23:37:28
    面白い!!
    続き気になります!!
  193. 196 : : 2016/02/26(金) 23:52:34
    生きてますか?
  194. 197 : : 2016/02/28(日) 14:48:42
    いきてますか?
  195. 198 : : 2016/02/28(日) 14:52:54
    上の名無しさん黙って待っとけよ
  196. 199 : : 2016/02/28(日) 16:40:46
    期待です!
  197. 200 : : 2016/02/28(日) 21:28:54
    上の人に言うけどコメしなかったら放置されるでしょw
  198. 201 : : 2016/02/28(日) 22:35:04
    確かにw
  199. 202 : : 2016/02/29(月) 16:33:29
    生きてるかーい
  200. 203 : : 2016/02/29(月) 20:03:38
    生っきてま〜すか〜
  201. 204 : : 2016/02/29(月) 21:24:19
    体には気 気をつけてください
  202. 205 : : 2016/02/29(月) 22:35:38
    死んでたらどうすんだ
  203. 206 : : 2016/02/29(月) 23:34:10



    ~コクリア



    カネキ「・・・」



    カネキは暁と別れてコクリアに向かった。ある人物に会うためだ。



    カッ



    「・・・童か」



    カネキ「お久しぶりです。鯱さん」



    鯱「・・・何しにここへ来た」



    カネキ「あなたに少しお聞きしたいことがあるんです」



    鯱「噴!・・・童に教えることはなどはないわ!」



    カネキ「・・・では、リゼはどこの組織から逃げてたか知っていますか?」



    鯱「・・・」



    カネキ「大丈夫です・・・僕以外はいませんよ」



    鯱「・・・"V"」



    カネキ「・・・やっぱり。」



    鯱「・・・貴様はそれをどこで知った」



    カネキ「"ある人"です」



    鯱「・・・功善か?」



    カネキ「どうでしょうね」



    鯱「・・・」



    カネキ「・・・聞きたかったことはこれだけです。それではまた」



    鯱「童」



    カネキ「?」



    鯱「忠告しておく・・・あまり"奴ら"に関わるな、敵は内部にもいる」



    カネキ「・・・大丈夫です。ある程度、目星はついてますから」



    鯱「噴・・・ならいい」



    ーーーーーーーーーーーー



    カッ



    有馬「・・・」



    「グッ・・・」



    有馬「・・・『ヤモリ』を捕捉。駆逐する」



    ヤモリ「チッ・・・なぜ、お前がここに」



    有馬「・・・」



    ヤモリ(どうする。逃げるか?)



    有馬「」カチャ



    バキィ



    有馬「ナルカミ」



    ピシャァァァ



    ヤモリに無数の電撃が飛んでいく



    スッ



    ヤモリ「はぁ・・・はぁ・・・」



    ヤモリはそれを辛うじて避ける・・・



    その刹那。



    ヤモリの右眼が暗闇に包まれた。



    ヤモリ「は・・・」



    有馬「・・・」



    ヤモリ「ガガガガガガガガガギャアアアアイ!!!ッ!!???!??」



    ヤモリ(右眼が焼けるよう、にぃ痛い!!)



    ヤモリの右眼は有馬のIXAによって貫かれていた。



    ヤモリ「このぉぉぉ!!」ズググ



    有馬「・・・半赫者か」



    ヤモリ「オレのぉ・・・視界に入るなああああ!!!」ブン



    ヤモリは自分の右腕に巻きついた赫子を渾身の力で振り回した。



    有馬「」スッ




    ズパァン!!



    だが、紙一重でそれを避けた有馬は瞬時にナルカミをモードチェンジにし、ヤモリの右腕を切り裂いた。



    ヤモリ「ガァア・・・ッ!」バタッ



    カッ



    有馬「駆逐・・・」バチチッ



    ヤモリ「ヤメ・・・」



    ゴキャ



    有馬「・・・完了。」



  204. 207 : : 2016/03/01(火) 00:04:20
    期待
  205. 208 : : 2016/03/01(火) 01:09:36
    期待⤴
  206. 209 : : 2016/03/02(水) 00:34:52
    期待してます!w
  207. 210 : : 2016/03/02(水) 01:42:38
    期待してます
  208. 211 : : 2016/03/04(金) 12:12:35
    きたい
  209. 212 : : 2016/03/04(金) 13:51:06
    期待だよ~
  210. 213 : : 2016/03/05(土) 11:17:03
    期待
  211. 214 : : 2016/03/06(日) 18:12:29
    期待です!
  212. 215 : : 2016/03/06(日) 19:59:51
    連絡くらいしましょうよ…
  213. 216 : : 2016/03/08(火) 09:07:23
    期待
  214. 217 : : 2016/03/08(火) 17:10:01
    なんていうかこのssの名無し>>1に厳しいね
    期待
  215. 218 : : 2016/03/08(火) 21:12:31
    佐々木準特等さん
    ゆっくりでいいので頑張ってください!
    次楽しみにしてます!
  216. 219 : : 2016/03/08(火) 23:38:47


    ~次の日



    7区



    真戸「クククッ・・・」



    亜門「・・・」



    真戸「どうしたのかね?亜門君」



    亜門「いえ・・・」



    『そろそろ準備をしてください。真戸上等』



    真戸『ああ、今行くよ』



    真戸「さぁて、亜門君。人暴れしようじゃないか」



    亜門「・・・はい」



    ーーーーーーーーーーーーー



    「フゥン・・・ハトが」



    「どうなされますか。習様」



    月山「もちろん!迎え撃って返り討ちにしようじゃないか!」



    「わかりました。」



    月山「指揮は君に任せるよ、松前」



    松前「習様はどうなされますか」



    月山「僕は単独で動こうと思う」



    松前「わかりました。お気をつけください」



    月山「」スッ



    スタスタ



    松前「・・・」



    松前「マイロ」



    スタッ



    マイロ「なんだ」



    松前「念のため、習様のお側についててもらえるか?」



    マイロ「・・・承知した。」シュン



    松前「・・・」



    ーーーーーーーーーーーーー



    とある場所にて・・・



    カネキ「・・・」



    篠原「はぁ、すまないね。君たちまで付き合わせちゃって」



    暁「いえ・・・」



    篠原「君たちにも紹介しないといけない奴がいるんだよ」



    「ギャー!!!」



    篠原「!」



    暁「悲鳴!・・・」



    カネキ「いや、これは・・・」



    篠原「あっちの方向は・・・!」



    「ヤメッ・・・ギャッ!!」



    「あなたたちが悪いんですよ~」



    篠原「あの・・・バカッ!」



    暁「あれは・・・」



    カネキ「・・・」



    「・・・あれ~、篠原さんじゃないですかぁ」



    篠原「什造!あれだけ言っただろ、無闇やたらに人を殺すなって!」



    什造「え~でもこいつら、喰種ですよ?」



    篠原「喰種でもだ!」



    什造「うーん・・・」



    カネキ「・・・」



    什造「あなたは、金木君ですか?」



    カネキ「そうですけど、あなたはだれですか?」



    篠原「ちょうどいいか・・・什造、自己紹介しなさい」



    什造「えっと~・・・鈴屋什造三等捜査官です~。よろしくお願いします、金木君と・・・?」



    暁「真戸暁だ。」



    什造「よろしくです~」ペコリ



    カネキ「・・・」



    篠原「こんな奴だけど、よろしくな?」



    カネキ「よろしく、什造君。」



    暁「よろしく頼む。」



    什造「」ニコー



    カネキ(コイツ・・・)



  217. 220 : : 2016/03/08(火) 23:42:39
    お帰りなさいand期待
  218. 221 : : 2016/03/09(水) 01:17:27
    きたい
  219. 222 : : 2016/03/10(木) 02:28:48


    ズパッ



    真戸「死ねぇ、屑どもォ!!」ヒュン



    レストランへと強行突破を図った真戸上等率いる班は、レストラン内にいた喰種を容赦なく切り裂いていく。



    亜門「ふんっ!!」ブン



    真戸「クククッ・・・そろそろ"奴"が出て来てもいい頃だが・・・」



    『真戸上等』



    真戸「なんだね?」ピッ



    『どうやら、館内の喰種達を率いているのは『ロゼヴェルト』通称『ロゼ』のようです。』



    真戸「ほぉ・・・奴らなのか。で、"奴"は・・・『美食家』はいないのかね?」



    『・・・モニターの中ではまだ確認できていません』



    真戸「わかった。まだ奥に進んでみようか」



    『ご武運を』



    ピッ



    真戸「さて、前へ進むぞ」



    亜門「・・・」



    ザッ



    ーーーーーーーーーーーーー



    カッ



    月山「フゥン・・・もうこんな所まで来ていたのか」



    マイロ「松前・・・」ピッ



    「真戸上等。"奴"とその仲間が!!」



    館内の奥地へと足を進めていた真戸達は美食家こと月山習とマイロに遭遇した。



    真戸「ほぉ、"奴"か」



    亜門「俺が奴を・・・真戸さん達は他の喰種を」



    真戸「任せたよ。では私はあそこのボス格を殺ろうか・・・」カチャ



    マイロ「・・・」



    バキキッ



    月山「キミのハードを見せてもらおうか」



    亜門「ほざけ、屑が・・・」カチャ



    真戸「ここで死ねぇ、屑が」ヒュン



    マイロ「!」スッ



    真戸のクインケ『フエグチ壱』がマイロに猛威を振るう。



    真戸「ほぉ・・・これを避けれた喰種は貴様が初めてだ。」



    マイロ「・・・」ズズズ



    真戸「クククッ・・・尾赫か、いいクインケになりそうだ」ニタァ



    ガキィン



    月山「・・・」



    亜門「おおおっ!!」



    月山「人間にしては中々の力ッ!・・・だがね」グッ



    亜門「なッ・・・!」



    ヒューン



    月山「喰種の力には及ばないよ・・・」



    人間の中でもトップクラスの力を誇る亜門だが、喰種はその数倍の力を有している。



    月山とつばぜり合いをした亜門は力及ばず、吹き飛ばされてしまった。



    亜門「グッ・・・」



    月山「まだ立つのかい?ミスター亜門」



    亜門「・・・捜査官は手足をもがれようが立ち向かう、真戸さんからの教えだ。」



    月山「フゥン・・・逃げることも大事だと思うけどね。だけど!」



    月山「その心意気やよし!気に入ったよ!」



    亜門「は?」



    月山「君は僕が咀嚼する。」ドン



    亜門「速っ!!」



    月山「・・・その意思に敬意を示し、本気で君を潰そう」



    亜門「後ろ!」ブン



    亜門は後ろにクインケを振るったが、すでに月山の姿はなかった。



    亜門「どこに・・・」



    月山「上だよ!亜門君!!」



    亜門「!」



    ドシャ



  220. 223 : : 2016/03/10(木) 02:55:20



    月山「んぅ・・・!?」



    亜門「はぁ・・・はぁ・・・」カチャ



    亜門は両手で1つのクインケを先程まで握っていた。だが、今亜門の両手には2つのクインケが握られていた。



    月山「なんだい!?そのクインケは!」



    亜門「・・・『クラ』だ。」



    ーーーーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーー



    ーーー







    真戸「亜門君、少し着いてきたまえ」



    亜門「?・・・はい」



    スタスタ



    ーーーーーーーーーーー



    ~ラボ



    真戸「これを見たまえ」スッ



    亜門「これは・・・」



    真戸「私が所有していたクインケなんだがね・・・あままりにも重すぎて私は扱うことができなかったんだよ」



    亜門「はぁ・・・」



    真戸「亜門君・・・それを君に譲ろう。」



    亜門「自分に・・・ですか?」



    真戸「そうだ。私には扱うことはできないが、君なら使いこなせる筈だ」



    亜門「・・・」



    真戸「そのクインケのギミックを君に今教えよう。そのクインケはーーーーー」



    ーーーーーーーーーーーーー



    亜門「形状変化を組み込んだクインケ・・・『クラ』・・・」



    月山「形状変化・・・それはその二刀のことかい?」ググッ



    亜門「そうだ。」



    月山「中々に効いたよ・・・」シュウウ



    亜門「・・・」カチャ



    月山「まだ楽しもうじゃないか。このショーを」ニヤッ



    亜門「死ぬのは貴様ら喰種だ・・・」



    ーーーーーーーーーーーーーーー



    真戸「ぬぅ・・・」



    マイロ「ふっ!」



    真戸「ええぃ!!小賢しい」ヒュン



    マイロ「そろそろか・・・」



    真戸「なんのことだ、屑」



    マイロ「フッ・・・増援のことだよ」



    真戸「なに・・・」



    カッ



    マイロ「来たか・・・」



    松前「・・・行け」



    「おおおおおっ!!!」



    「なっ!まだこんなにも喰種が・・・!」



    ズパッ



    真戸「落ち着け!・・・冷静さを失っては殺すのも殺せなくなるぞ!」



    「死ねえええ!」



    真戸「ふん!」ズパッ



    「!」



    真戸「死ぬのは貴様らだ!」



    「ヒィィ!」



    松前「マイロ、あなたは習様の元へ・・・」



    マイロ「お前はどうする気だ?」



    松前「・・・私は奴を殺す。」



    マイロ「奴は中々にやるぞ・・・死ぬなよ」



    松前「ああ・・・」



    シュン



    真戸「!・・・待てえええ!」ヒュン



    ガキィン



    真戸「ん・・・」



    松前「お前の相手は私だ。」



    真戸「ふん・・・わざわざ殺されに来たのか。屑が・・・」



    松前「・・・」バキキッ



  221. 224 : : 2016/03/10(木) 03:17:23



    ~局長室



    カネキ「・・・」



    カネキは篠原達と別れた後に有馬に呼び戻され、局長室にいた。



    吉時「私は和修吉時だ。CCGの局長を務めている」



    カネキ「・・・」



    吉時「なに、そんな身構えなくていい。少しばかり話があるだけだ」



    有馬「俺はこの席を離れましょうか?」



    吉時「いや、いい。お前にも話しておきたいことがある」



    有馬「わかりました。」



    カネキ「それで話とは?」



    吉時「・・・担当直入に聞こう。君はこの世界をどう思う?」



    カネキ「・・・よく出来ている世界だなと思いますよ。まるで"操られてる"かのように」



    吉時「・・・」



    有馬「・・・」



    カネキ「どうかされましたか?」



    吉時「流石だ。カネキケン」



    カネキ「・・・は?」



    吉時「君に相応しい仕事があるんだが、どうだ?」



    カネキ「その仕事とは?」



    吉時「・・・君には単独で動いてもらい、ターゲットの喰種や人間を殺して貰いたい」



    カネキ「は?・・・人間もですか?」



    吉時「そうだ。要は"殺し屋"だ」



    カネキ「・・・」



    吉時「嫌なら断ってもいい。だが・・・」



    カネキ「だが?」



    吉時「無事に帰れるとは思わないことだ」



    カネキ「フッ・・・」



    吉時「なぜ笑う?」



    カネキ「滑稽だなと思いましてね。」



    吉時「なんだと?」



    カネキ「だってそうでしょ?僕には"あなた達"が何をしたいのか意味がわからない。」



    吉時「・・・」



    カネキ「まぁ、だけど・・・おもしろそうだからやりますよ」



    吉時「・・・腑に落ちないが、わかった。」



    吉時「有馬」



    有馬「なんですか」



    吉時「真戸暁は君の班に入れろ。金木研はこれから"CCGの死神"をやってもらう」



    有馬「わかりしました。」



    吉時「そして、カネキケン。」



    カネキ「なんですか」



    吉時「君にはターゲットとなるあらゆる者を屠る仕事をやってもらうが、その時にはこの携帯から連絡を入れる」スッ



    カネキ「わかりました。」パシッ



    吉時「では、これからよろしく頼むぞ」



    カネキ「承知しました。」



    カネキ「・・・」



    カネキ(気分が悪いな。)



    ガチャ



    バタン



  222. 225 : : 2016/03/10(木) 06:11:04
    最高きたい!
  223. 226 : : 2016/03/10(木) 10:52:15
    お、スカウトされた

    期待
  224. 227 : : 2016/03/10(木) 14:59:27
    死神は有馬なのに死神2人になっちまうぞ
  225. 228 : : 2016/03/10(木) 15:20:30



    ガキィン!



    亜門「ッ!」



    月山「ハッハッハッ!!・・・嬉しいよ!」



    亜門「はぁ・・・はぁ・・・」



    月山「まさか、ここまで強いとはね・・・心が躍るよ」



    月山「思わぬオードブルに感謝・・・」バキキッ



    亜門「!(赫子の形状が剣みたいに・・・)」



    ドン



    月山「喰べやすくしてあげる!」



    ゴッ



    亜門「おおおおっ!!!」



    ガギァァ!



    月山「ふんっ!」ブン



    亜門「ッ!」



    ドン!!



    亜門は壁に叩きつけられた。



    月山「さぁて、フィナーレと行こうか」スッ



    亜門(まずッ・・・!!)



    月山「さらば!」フォン



    月山は亜門に向け、赫子を振り下ろす・・・








    「・・・」スッ



    ガン!!



    月山「!?」



    ことが出来なかった。



    突如、現れた何者かによって月山の攻撃は阻まれた。



    亜門「だ、れだ」



    「ふん・・・君の実力はこんなものなのか?」




    亜門「・・・お前は」



    「真戸暁!」



    暁「遅れてすまないな、危うく手遅れになるところだった」



    亜門「いや、助けてくれてありがとな」



    暁「礼を言うなら、コイツを倒してからにしてくれ」



    月山「グッ・・・新手かい」



    亜門「・・・これで終わりだ。美食家」



    月山「フフフ・・・それでこそ、倒しがいがあるという!」



    「僕は君を倒し、ゆく!」



    暁「来い・・・」



    ーーーーーーーーーーーー



    キィン



    真戸「ガッ・・・!」



    松前「凄いですね」



    真戸「ほざけ!」ブン



    松前「」スッ



    真戸(しかし、あの盾と剣を厄介だな。どうするべきか)



    松前(なんという、クインケ捌き・・・)



    真戸(裏をついてみるか。フエグチ壱で・・・)カチャ



    松前「!(来る・・・)」



    真戸「死ねえええ!屑が」フォン



    松前「」スッ



    真戸が放った攻撃は松前の盾の赫子によって塞がれるかと思いきや・・・



    真戸(此処だ)クイッ



    グニャリ



    松前「は・・・」



    フエグチ壱の剣先は松前の赫子に当たる直前で曲がり、一直線に松前へと向かっていた。



    真戸「終わりだ!」



    ズバッ



    松前「~~~ッ!?!?」



    ガクッ



    松前「まずッ!(いいのを貰ってしまった)」



    真戸「我ながら良く出来た攻撃だったよ」スッ



    真戸「貴様は私のクインケにしてやろう!」



    真戸「惨めに死ねぇ!屑があ!!」フォン



    松前(無念)



    ズパァン!



    真戸「うむ?」



    ボトッ



    真戸「私の右腕はどこへ?」



    松前「あなた!」



    ドスドスッ



    真戸「ゴハッ・・・!?」




    ドサッ



    「松前、無事か?」



    松前「叶、あなた今までどこへ」



    叶「少しばかり用があってな・・・」



    松前「助かった。ありがとう」チラッ



    真戸「」



    叶「習様はどちらへ?」



    松前「習様なら無事だ。マイロもついてる」



    叶「よかった・・・」ホッ



    ーーーーーーーーーーーーー



    ズバッ



    月山「ぬぅ」



    暁「ふん!」ヒュン



    亜門(あれが噂のキメラクインケか)



    月山「厄介!」シュン



    亜門「逃がすかッ!!」



    月山「~~~ッ!!・・・君もしつこい!」



    暁「・・・」



    シュルル



    月山「ん・・・!?」



    月山は暁の持つキメラクインケの尾赫が足首に巻きついた。そして・・・



    暁「ふん!!」



    月山「ふんっ!」ブン



    暁「今だ!亜門鋼太朗!!」



    壁へと叩きつけられた。



    亜門「おおおっ!!!」ガキィン



    亜門はクラを二つに分けたのを一つに戻し、月山へと振り下ろした。



    だが



    バキキッ



    そう簡単には行かなかった。



    亜門「これは・・・!」



    暁「分離赫子」



    「習様・・・逃げましょう」



    月山「マイロかい・・・助かった」



    マイロ「急ぎましょう、松前達も待っておられます」



    月山「ああ」ムクリ



    ヒュン



    亜門「あと少しだったが・・・」



    暁「・・・」



    まだこの2人は知らなかったのだ




    真戸呉緒の死を。



  226. 229 : : 2016/03/10(木) 15:54:24
    期待
  227. 230 : : 2016/03/10(木) 18:24:15
    気体です!
  228. 231 : : 2016/03/10(木) 19:28:38
    期待
  229. 232 : : 2016/03/10(木) 19:46:49
    液体です!
  230. 233 : : 2016/03/11(金) 00:17:39
    期待⤴
  231. 234 : : 2016/03/11(金) 16:34:11
    期待
  232. 235 : : 2016/03/11(金) 18:13:07
    頑張てください
  233. 236 : : 2016/03/11(金) 21:08:07
    期待です!
  234. 237 : : 2016/03/12(土) 13:46:02
    最近東京喰種re展開凄いですね!
  235. 238 : : 2016/03/12(土) 16:22:28



    ~CCG本部



    レストラン襲撃作戦から1週間が経った。
    今日この日1人の捜査官の告別式が行われていた



    真戸呉緒"准特等捜査官"の告別式だ。



    「真戸呉緒准特等捜査官はレストラン襲撃作戦の際に『ロゼ』の手によって命を落とした」



    「真戸捜査官の勇気に敬意を表し、1分間の黙祷を捧げる。一同・・・黙祷」



    シーン



    亜門「・・・(真戸さん・・・)」ギリッ



    暁「・・・」



    ーーーーーーーーーーーー



    暁「・・・」



    「暁・・・」



    暁「篠原特等・・・なんでしょうか」



    篠原「・・・お前に話しておきたいことがある。少し着いてきてくれないか?」



    暁「・・・わかりました」



    ーーーーーーーーーーーーー



    ~会議室



    篠原「連れてきたぞ。亜門」



    亜門「篠原さん、話とはなんでしょうか」



    篠原「暁、入ってこい」



    暁「はい」



    亜門「暁・・・」



    篠原「よし、お前らにはコンビを組んでもらう」



    亜門・暁「え?」



    篠原「そしてこれが真戸の遺書だ。2人ずつにあるらしいから、ちゃんと読んどけよ」



    亜門「・・・あいつは」



    篠原「ん?」



    亜門「カネキは誰とコンビなんでしょうか・・・」



    篠原「あ~・・・アイツはまた1人になったらしい。上からの指示でな」



    暁「・・・」パサッ



    亜門「そう・・・なんですか」



    ーーーーーーーーーーーーーー



    ~アオギリアジト



    ピピッ



    嘉納「やっとか・・・。」



    「」パチッ



    嘉納「おはよう。クロ、シロ」



    クロ「お父さん、実験は?」



    シロ「成功?」



    嘉納「無事に成功したよ、君らは晴れて半喰種になった。」



    「仕上がったか?」



    嘉納「ええ・・・」



    タタラ「なら、もっと仕上げろ。実験体はこちらから用意する」



    嘉納「わかっていますよ。タタラさん」



    タタラ「・・・」



    ーーーーーーーーーーーー



    pipipi・・・



    ガチャ



    カネキ「もしもし」



    『カネキケン、指令だ。』



    カネキ「・・・」



    『・・・『美食家』その他、部下を殺せ。』



    カネキ「・・・了解」



    『所在地についてはこちらからメールで送る。』



    カネキ「ええ・・・」



    ピッ



    カネキ「・・・」



    ガチャ



  236. 239 : : 2016/03/12(土) 17:15:21
    期待
  237. 241 : : 2016/03/12(土) 18:01:55



    ~月山邸



    月山「ふぅ・・・」



    叶「習様、今お食事をお持ちしますので少々お待ちを!」



    月山「助かるよ、叶」



    タッタッタッ



    月山「ホントに助かったよ、マイロ」



    マイロ「いえ、習様がご無事でなによりです」



    松前「・・・」



    月山「どうしたんだい?松前、元気がないようだが」



    松前「なぜ、レストランの場所がバレたのか考えていまして・・・」



    月山「・・・そう考えるとなぜだろうねぇ」



    松前「・・・(アイツか?)」



    マイロ「内通者がいたか、あるいは・・・」



    「あなた達が『美食家』とその仲間ですか?」



    3人「!?」



    3人の前に現れたのは・・・



    赤黒い禍々しい刀型のクインケを右手に持ち、黒いコートを身につけた青年?いや、顔からして少年にも見えるが紛れもなく捜査官だった。



    名を金木研



    月山「君は・・・」



    松前「・・・『黒い死神』ですか」



    カネキ「・・・あなた達の命を摘ませてもらいます」ニコッ



    3人「!」ゾクッ



    3人のカネキの笑みに寒気を感じた。



    シュン



    月山「どこにッ!」



    松前「!」バキキッ



    バキッ



    松前「ぐふっ・・・!」ドサッ



    カネキは松前の腹を蹴った。
    その威力はとてつもなく、喰種とあまり変わらなかった。ましてや、松前は先の戦いで疲れ果てていたため一撃で沈んでしまった。



    マイロ「貴様ぁぁぁぁあ!!!」ブン



    カネキ「」スッ



    マイロの攻撃をカネキは紙一重で全て躱していく。



    マイロ(なぜ、当たらぬ!)



    月山「マイロ!・・・伏せろ!」



    マイロ「!」



    ブン



    カネキ「!・・・へぇ」カチャ



    バキッ



    カネキはクインケで月山の攻撃を防ごうとしたが、その攻撃に耐えれずクインケは折れてしまった



    月山「クインケがなければこちらのものだ!」



    ヒュン



    マイロ(なんだ、この違和感は・・・)



    月山「終わりだよ!黒い死神の少年!」



    カネキ「」ニヤァ



    マイロ「習様!お止めください!!」



    月山「な、なにを・・・」ドスッ



    カネキ「・・・」



    月山の腹にはクインケが深々と突き刺さっていた。だが、クインケは折れてたはず・・・なぜ?



    月山「なぜ・・・クインケが」



    カネキ「コイツはリゼだ・・・」



    月山「!?・・・彼女の赫子で作ったクインケだと!?」



    カネキ「ああ・・・このクインケは一撃で屠ることができるが、折れやすく脆い・・・だけどな」



    カネキ「再生力もこのクインケは優れているんだよ、だから折れようが、すぐに再生する」



    月山「なんという、クインケだ・・・。」



    マイロ「習様!!」



    カネキ「・・・残念だったな。おまえはここで終わりだ」ズズズ



    クインケから無数の鱗赫が現れる。



    カネキ「・・・『喰え、リゼ』」



    ドスッドスッ!



    グチャゴキュ



    ゴクン



    カネキ「・・・駆逐完了。」



    カネキ「あとは、お前らだけだ」



    マイロ「ッ!」



    「なんですか?・・・この騒ぎは」



    カネキ「・・・」



    マイロ「あ、あなた様は!」



  238. 242 : : 2016/03/12(土) 18:07:21
    期待してます
  239. 243 : : 2016/03/12(土) 20:36:05
    期待
  240. 244 : : 2016/03/12(土) 21:17:34
    きーたい
  241. 245 : : 2016/03/13(日) 01:09:45
    期待
  242. 246 : : 2016/03/13(日) 19:29:49
    期待ー
  243. 247 : : 2016/03/14(月) 02:42:40
    期待だよ!
  244. 248 : : 2016/03/14(月) 14:49:30
    2日経過…
  245. 249 : : 2016/03/14(月) 16:53:30
    期待
  246. 250 : : 2016/03/15(火) 16:46:13
    期待
  247. 251 : : 2016/03/15(火) 20:30:17
    まだ?
  248. 252 : : 2016/03/16(水) 14:55:36
    きたい
  249. 253 : : 2016/03/16(水) 19:40:32
    期待です!
  250. 254 : : 2016/03/16(水) 23:18:09



    ところ変わってあんていく



    ガッーシャーン!!



    トーカ「!・・・テメェ!」



    芳村「トーカちゃん!」



    トーカ「!、て、店長・・・」



    「クックックッ・・・久しぶりだなぁ、功善」ニチャア



    芳村「・・・なにしにここへ来た、芥子」



    芥子「なぁに・・・争いに来たわけじゃないよ、功善」



    芥子「貴様に会いに来ただけだよ」ニチャア



    芳村「・・・」



    トーカ(なんだ、コイツ・・・いきなり来て皿を割やがって・・・)



    芥子「・・・少しばかり奥で話そうじゃないか、旧き友よ」



    芳村「・・・トーカちゃん」



    トーカ「はい・・・」



    芳村「少し、空けるから店番をよろしくお願いするよ」



    トーカ「わかりました」



    芳村「・・・来い、芥子」



    芥子「ああ」



    ガチャ



    バタン



    トーカ「・・・」



    ーーーーーーーーーーーーーーー



    芳村「で、話とはなんだ?芥子」



    芥子「貴様にも知らせておきたいことがあってな。わざわざ私が伝えに来たわけだよ」



    芳村「・・・知らせとはなんだ?」



    芥子「カネキケンを"殺し屋"に任命したんだよ」



    芳村「!」



    芥子「その驚きよう、やはり知っていたかカネキケンのことを」



    芳村「悪いことは言わない・・・今すぐ彼を辞めさせるんだ」



    芥子「ほぉ、なぜだ?」



    芳村「彼を・・・カネキケンを甘く見すぎだ。その内逆に喰われるぞ」



    芥子「・・・」



    芥子「ハッハッハッ!!!」



    芥子「甘く見ているぅ?なにを言っているんだ。貴様は」



    芳村「・・・」



    芥子「ガキ如きに遅れをとるはずがないだろぉ」



    芳村「そうか・・・」



    芥子「それではな、功善。また会おうじゃないか」



    芳村「ああ・・・」



    ーーーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーー



    ーーー







    ~月山邸



    カネキ「お前は・・・確か」



    マイロ「・・・観母様!」



    観母「マイロ君、この状況は一体どういうことなんだい?」



    マイロ「そ、それは・・・」



    カネキ「"俺"が月山習及びその部下達を殺しにきたんだよ。観母さんよォ」



    観母「殺しに・・・ということは君は・・・」



    カネキ「は・・・あんたは何でも知っているんだな」



    観母「それより、マイロ君・・・習君は何処へ?」



    マイロ「そこの者に喰われてしまいました・・・。申し訳ないございません」スッ



    観母「・・・」



    カネキ「はは・・・最期はいい顔で死んでたよ、習君」



    カネキ「あんたにも見せてやりたかったぜ、習君のさい・・・」バキィ!



    ドゴォン



    マイロ「み、観母・・・様」



    観母「マイロ君、少しばかり離れていなさい」



    バキキッ



    観母「後は私が・・・!」スッ



    ヒュン



    カネキが吹き飛ばされた所から一つのクインケが勢いよく観母一直線に飛んできた



    カネキ「いいねぇ!」ニヤァ



    観母「本気は久しぶりですね・・・」コキッ



    カネキ「・・・あんたかなり強ぇな、芳村や鯱と同等ぐらいだ」



    観母「・・・旧き友ですか」



    カネキ「まぁ、そんなことはどうでもいい。殺りあおうぜぇ・・・」カチャ



    観母「習君の仇はとらせてもらいますよ・・・」



    観母「・・・"Vの死神"」



    カネキ「!・・・」ヒュン



    観母「・・・」ヒュン



    ガン!



  251. 255 : : 2016/03/16(水) 23:25:24
    観母冷静だな・・・
    期待
  252. 256 : : 2016/03/16(水) 23:34:37
    期待だよ!
  253. 257 : : 2016/03/16(水) 23:51:43
    期待
  254. 258 : : 2016/03/17(木) 21:20:58
    期待
  255. 259 : : 2016/03/19(土) 09:01:39
    期待です_(*‘ω‘ *)⌒)_
  256. 260 : : 2016/03/19(土) 14:22:53
    今更だけど准特等を準特等にしてるのはわざと?
  257. 261 : : 2016/03/20(日) 08:31:13
    もう准特等の地位も危ういけどね…
  258. 262 : : 2016/03/20(日) 09:17:37
    なんでやねんww
  259. 263 : : 2016/03/20(日) 17:30:57
    期待
  260. 264 : : 2016/03/20(日) 17:40:10
    期待
  261. 265 : : 2016/03/21(月) 15:23:19
    旧田死ねばいいのに
  262. 266 : : 2016/03/21(月) 18:47:49
    ↑分かるけどここで言うなよ笑
  263. 267 : : 2016/03/22(火) 10:34:58
    期待
    >>266
    同意ww
  264. 268 : : 2016/03/22(火) 19:57:49
    >>266すいません本音がw
  265. 269 : : 2016/03/22(火) 21:45:48
    旧田じゃなくて旧多じゃないの?
  266. 270 : : 2016/03/25(金) 03:08:29
    期待だぉー
  267. 271 : : 2016/03/25(金) 20:12:00
    作者書かないの?なんでやねん
  268. 272 : : 2016/03/27(日) 06:17:30
    期待です!! (*´∇`*)
  269. 273 : : 2016/03/27(日) 13:37:20
    激しく期待
  270. 274 : : 2016/03/27(日) 20:35:14



    すいません、ログイン出来なくなったので書くことが出来なかったです。


    これから投稿します。
  271. 275 : : 2016/03/27(日) 22:06:39
    期待!
  272. 276 : : 2016/03/27(日) 22:26:43
    ささきさん
    トリップつけて
  273. 277 : : 2016/03/28(月) 00:24:56
    どうでもいいけど、東京喰種は準特等じゃなくて、准特等だよ
  274. 278 : : 2016/03/28(月) 20:59:53
    どうせなら特等にまでなって欲しかった…
  275. 279 : : 2016/03/28(月) 21:35:03
    >>274がなりすましに見えるの俺だけ?

    本物だったらすいません
  276. 280 : : 2016/03/28(月) 21:44:18
    >>279
    大丈夫だ
    俺も思っている
    佐々木準特等なのに佐々木准特等になっている
    それに今から投稿でも一時間以上経ってるから
    多分偽
  277. 281 : : 2016/03/28(月) 22:14:27
    期待
  278. 282 : : 2016/03/29(火) 11:08:38



    ドゴォン!


    カネキ「ガハッ・・・!」


    観母「ふぅ」


    カネキ「てめぇ・・・」


    マイロ(流石、観母様だ。あの死神を圧倒している)


    カネキ「なんでこんなに強いんですか」


    観母「・・・子を殺されたら誰だってこうなりますよ。カネキケン君」


    カネキ「・・・子を想う親の強さか」


    観母「ええ、その通り。君も親が殺されたら悲しいですよね?」


    カネキ「はッ・・・あんなヤツが殺されようがどうでもよかったよ」


    観母「君は・・・」


    カネキ「わかるか?他愛ないおねだりでぶたれた俺の気持ちが」


    カネキ「下手すれば俺は死んでたよ。4歳の時点でな」


    観母「・・・」


    カネキ「だけどな、喰種が俺を攫った時は凄く嬉しかった!」


    マイロ「・・・は?」


    カネキ「人の役に立って死ぬことが出来る。あの時はホントによかった」


    観母「君という人物は・・・」


    カネキ「まぁ、結局。24区に来てから捨てられたけどな」


    マイロ(コイツ、あの24区で生き延びたというのか!?喰種でも死ぬのに)


    カネキ「そんなことはどうでもいいんだよ。今この場で死ぬならそれでいい」


    「だけど・・・」


    カネキ「簡単には死なねぇぞ。観母」ニヤァ


    マイロ「み、観母様・・・逃げましょう」


    観母「・・・」


    マイロ「奴は、カネキケンは危険です!」


    観母「マイロ君。君は叶君と松前君とでお逃げなさい」


    マイロ「!」


    観母「確かに彼は危険です。下手すればあの有馬貴将よりも」


    マイロ「だったら!」


    観母「でも私は逃げませんよ」


    観母「紳士ですから。どちらかが死ぬまで戦います」


    マイロ「観母様・・・」


    観母「お行きなさい、マイロ君。そして生きてください」


    観母「私と習君の分まで」ニコッ


    マイロ「ッ!!」


    ガシッ


    マイロ「観母様」


    観母「なんだい?」


    マイロ「ご武運を!」


    ダッ


    カネキ「・・・いいのか?逃げるなら今だぞ」カチャ


    観母「君はここで倒さないといけない気がしますからね」


    カネキ「なるほど」


    バキキッ


    観母「行きますよ。カネキケン」


    カネキ「来い。観母」


    ドン!


    ーーーーーーーーーーーーー


    ーーーーーー


    ーーー





  279. 283 : : 2016/03/29(火) 11:38:20


    ドサッ



    カネキ「・・・はぁ、はぁ。ヤバっ」



    観母「・・・」



    カネキ「やっぱ強かったですね。あなたは・・・」



    観母「・・・早く私を殺しなさい。気が変わらないうちに」



    カネキ「そうですが、いきなりなぜ?」



    観母「・・・君は彼らを倒すつもりなんでしょう?」



    カネキ「・・・はい。彼らを殺して僕は死にます」



    観母「だったら早くしなさい」



    カネキ「・・・では」カチャ



    観母「あぁ、それと1つ情報を君にあげますね」



    カネキ「・・・?」



    観母「君の父親は・・・」グシャ



    カネキ「!?」



    「おっと〜・・・それ以上は言わないでくださいねぇ」



    カネキ「ッ!」ブン



    「・・・遅いですよ〜」スッ



    カネキ「てめぇ・・・」



    「はは・・・手負いの死神は弱いなぁ」



    カネキ「おまえは・・・まさか」



    「やっぱり君にはバレちゃうのか〜」



    カネキ「なんでおまえが邪魔をするんだ。旧田」



    旧田「いえいえ!少しばかりおイタが過ぎた君を止めに来ただけですよ!」



    カネキ「はぁ?」



    旧田「クスクス、君はアイツらを甘く見すぎでよ。」



    カネキ「アイツら・・・?」



    旧田「おっと、これ以上は君が調べてくださいね。それじゃあ僕は行きますね!アデュー」シュン



    カネキ「・・・」スタスタ



    観母「」



    カネキ「あなたは一体何を僕に伝えようとしていたんですか・・・」



    ーーーーーーーーーーーーーー



    旧田「ドナ〜ドナ〜」プルプル



    ガチャ



    『もしもし?』



    旧田「あー、嘉納さんですか?」



    嘉納『旧田君かい?』



    旧田「そうですそうです。」



    嘉納『何か用かな?』



    旧田「いえねぇ?カネキケンはどうしようかな〜と・・・あなたならどうするべきか聞こうと思いましてね!?」



    嘉納『ふむ・・・カネキケンか』



    旧田「だって本来なら、彼にリゼの赫包を埋める予定だったのでしょう?」



    嘉納『そうだよ、まさか鉄骨を避けるとは思わなかったんだけどなぁ』



    旧田「流石にアレには僕も驚きましたよぉ」



    嘉納『おっと、話が逸れるところだったね。・・・それでカネキケンについてかな?』



    旧田「うい!」



    嘉納『彼は君が監視していてくれないかな?』



    旧田「ん?実験体として持ってこなくていいんですか〜?」



    嘉納『あぁ、まだいいよ。それより監視しといてね』



    旧田「了解〜!それでは実験頑張ってくださいねぇ」



    嘉納『ああ』



    ピッ



    旧田「・・・♪」



    ーーーーーーーーーーーー



    嘉納「・・・」



    タタラ「実験どうなっている?」



    嘉納「いや、まだクロシロしか成功出来てないです」



    タタラ「そうか・・・」



    嘉納「それでクロシロは役に立っていますか?」



    タタラ「ああ、思っていたよりかは使える」



    嘉納「ならよかったです」



    タタラ「・・・」



    嘉納「?・・・まだなにか?」



    タタラ「いやなんでもない。」



    スタスタ



    嘉納「?」



    タタラ(喰えない男だ。気に入らん)



  280. 284 : : 2016/03/29(火) 11:52:33
    旧多じゃないっすか?
    期待
  281. 285 : : 2016/03/29(火) 11:52:45
    本物だったみたいですね、すいません
  282. 286 : : 2016/03/29(火) 13:34:02
    まじですか...
    すいませんでしたぁぁぁぁぁぉぁ
  283. 287 : : 2016/03/29(火) 15:12:48
    元期待野郎です!
    金木が鉄骨避けちゃったから無理って
    自分的には面白かったw
    期待!
  284. 288 : : 2016/03/29(火) 23:11:59


    〜会議室



    カネキ「僕がですか・・・?」



    篠原「ああ、頼めるか?」



    カネキ「そのくらいであれば・・・」



    篠原「よし、なら頼んだぞ」



    カネキ「はい」



    ーーーーーーーーーーーー



    〜アカデミー



    「ふっ!」ブン



    スタスタ



    カネキ「ねぇ」



    「なんでしょうか?(なんだコイツ)」



    カネキ「君さ、アカデミー生だよね?」



    「ええ、そうですが」



    カネキ「ちょっと共感室まで案内してくれない?」



    「わかりました」



    カネキ「・・・」



    ーーーーーーーーーーー



    「ここですよ」



    カネキ「あ、ありがとうとね」



    「いえ・・・」



    ガチャ



    カネキ「失礼します」



    「ん、アンタは」



    カネキ「篠原特等の頼みでクインケ操術を教えに来た、金木研上等捜査官です」



    「ああ、話は聞いているよ。じゃ、概要を説明するからここに座ってくれないか?」



    カネキ「はい」



    ポフッ



    「えっと・・・それじゃあ、説明するね」ペラッ



    カネキ「はい・・・」



    ーーーーーーーーーー



    「お前らー!」



    「なんですか?」



    「今日クインケ操術を指南してくれる方が来た。挨拶しろ、金木研上等捜査官だ」



    カネキ「よろしく、みんな」ニコッ



    「!(な、上等捜査官だったのか)」



    カネキ「あれ、君はさっきの」



    「ああ、彼はアカデミー特待生の瓜江ですよ」



    カネキ「特待生ってすごいんですか?」



    「へ?し、知らないですか?」



    カネキ「僕、特例で入った者でして・・・」



    「と、特例・・・なるほど」



    カネキ「まぁ、ともかく彼らは多分僕より年上ですよね?」



    「!?」



    瓜江「は・・・(何を言ってるんだこいつ)」



    カネキ「だってそうですよね?僕、16ですし」



    「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」



    ーーーーーーーーーーー



    ブン



    カネキ「・・・」



    瓜江「!」ブン



    カネキ(筋がいいのが、何人かいるな)



    「上等殿」



    カネキ「なにかな?黒巌君」



    黒巌「自分のクインケ操術がどこか悪いか教えてくれますか?」



    カネキ「じゃあ、ここで振ってみてくれない?」



    黒巌「はい」スッ



    カネキ「・・・」



    黒巌「!」ブン



    カネキ(へ〜驚いたな。結構すごい)



    黒巌「どうでしょうか?」



    カネキ「うん、黒巌君はいい振りをしているね。」



    黒巌「・・・何か駄目な点とかはないでしょうか?」



    カネキ「うーん・・・そうだ!」



    カネキ「黒巌君は二刀でクインケを別々に動かせる?」



    黒巌「二刀ですか・・・」



    カネキ「そうそう」



    黒巌「・・・正直わからないです」



    カネキ「そっか。なら試してみて?黒巌君は筋がいいからすぐに出来ると思うよ」



    黒巌「ありがとうございます。上等殿のご指南したとおりにやってみようと思います」



    カネキ「うんうん」



    瓜江「上等」



    カネキ「なんだい?瓜江君」



    瓜江「僕と勝負をしてくれませんか?」



    カネキ「勝負?」



    瓜江「ええ、上等がどのくらいの実力か知りたいので・・・」



    カネキ「いいね、やろっか」



    瓜江「・・・ありがとうございます」



    「なんだなんだ?」



    「瓜江と上等殿が勝負だってよ」



    「どっちが強いんだろうなぁ」



    瓜江「では・・・」カチャ



    カネキ「いつでもいいよ〜」



    「うりぼー負けんなよー!!」



    「瓜江君。勝つのかな?」



    「ア、透か。」



    六月「うん、不知君はどう思う?」



    不知「さぁな、瓜江なんじゃねぇか?俺らあの人の実力知らねーし」



    六月「・・・なんだか、僕あの人怖いんだよね」



    不知「カネキさんか?」



    六月「うん・・・」



    不知「ふーん・・・そんなことより始まった見てーだぞ」


  285. 289 : : 2016/03/30(水) 19:38:46
    期待だぁー
  286. 290 : : 2016/03/31(木) 00:05:42
    きたい
  287. 291 : : 2016/03/31(木) 00:18:54
    気体です
  288. 292 : : 2016/03/31(木) 19:02:03



    カネキ「」ダッ



    瓜江「!」



    瓜江(なんだコイツ、そこまで早くない)



    カネキ「それっ」ブン



    瓜江「ふん!」カチャ



    カネキの攻撃を瓜江は軽々と受け止める



    カネキ「へぇ〜やるね」ググッ



    瓜江「・・・(チッ、コイツ本気を出してないな)」グッ



    瓜江「上等」



    カネキ「ん?」



    瓜江「本気を出してください。見ててイライラします」



    カネキ「・・・じゃあ」



    瓜江「?」



    カネキ「君が僕をその気にさせてみてよ」ニコッ



    黒巌「!」ブルッ



    六月「!」ゾクッ



    瓜江「は・・・」ゾクッ



    瓜江「ッ!」ブン



    カネキ「お・・・」



    瓜江が木刀に力を込めて薙ぎ払うとカネキの手から木刀が離れた



    瓜江「はっ!」シュッ



    瓜江はそのままカネキを追撃する



    カネキ「やるね・・・」



    瓜江「さぁ、どうします。上等」



    カネキ「・・・こうするよ」クルッ



    瓜江「なッ・・・!!」



    スカッ



    カネキは瓜江の追撃に対して、身体を半身にさせ避けそのまま・・・



    ドスン!



    瓜江「ゴッ・・・!?」



    ドサッ



    無防備になった瓜江の腹に拳を繰り出した



    カネキ「・・・君はちょっと格闘も鍛えた方がいいと思うよ」



    瓜江「ガハ・・・ッ!」



    瓜江(なんという・・・ッ!)



    カネキ「まぁ、いまのままじゃ僕に一生かかっても勝てないね」



    瓜江「・・・」



    カネキ「特に君は・・・」



    「上等〜!!」



    カネキ「・・・なんですか?」



    「この近くに喰種が現れたようです!本部からすぐ金木上等に対処させよ、と」



    カネキ「わかりました」



    カネキ「それでは皆さん、さよなら」



    ダッ



    不知「な、なんつーか嵐のような人だったな」



    不知「な、ムツ・・・!」



    六月「」ガクガク



    不知「おい、どうした!?」



    六月「カネキさんが・・・」



    不知「?・・・なんだ?」



    六月「恐怖を感じてちょっと」



    不知「そ、そんな怖かったか?あの人」



    六月「う、うん」



    不知「そうには感じなかったけどな〜」



    瓜江「・・・」



    瓜江(アイツ、最後何を言おうとしたんだ)



    瓜江「クソが・・・」



    黒巌「瓜江、大丈夫か?」



    瓜江「黒巌・・・(おまえか)」



    瓜江「心配かけた、大丈夫だ」



    黒巌「そうか」



    瓜江(俺の心配してんじゃねーよ、クソが・・)



  289. 293 : : 2016/03/31(木) 20:04:12
    金木ぱね〜〜!
  290. 294 : : 2016/04/01(金) 01:34:03
    期待だゼェ〜
  291. 295 : : 2016/04/01(金) 02:21:49


    タッタッタッ



    「チッ・・・見つかったか」



    「どうするの?」



    「タタラさん」



    タタラ「・・・来たか」



    カッ



    カネキ「!・・・おまえは」



    タタラ「よりにもよってコイツか」



    カネキ「タタラと女2人?」



    タタラ「クロ、シロ・・・ソイツの相手をしろ。俺が援護しよう」



    クロ・シロ「「わかった」」



    タタラ「いけ」



    ダッ



    カネキ「無謀だな、タタラ」カチ



    ズズズ



    カネキはアタッシュケースから『リゼ』を取り出す



    シロ「3対1で」



    クロ「勝てると思わないで」



    ズモモ



    カネキ「羽赫か・・・」



    タタラ「・・・」ズズッ



    シュン



    シロ・クロ「「死ね」」



    ドドドドドドド



    カネキに容赦なく羽赫の攻撃が降り注ぐ



    トン



    シロ「やった?」



    クロ「分からないけどやった、かも・・・」



    タタラ「いや・・・まだだ」



    カネキ「ビビった〜・・・」



    シロ「凄いね、お兄ちゃん」



    カネキ「貴方達の赫子はどこかで見たことがありますね」カチャ



    カネキ(確かアオギリの幹部の・・・いや、それにしては)



    タタラ「考え事をしている場合か?」フォン



    カネキ「!」



    スッ



    カネキ「チッ・・・」



    タタラ「やれ、クロ」



    クロ「はい」シュッ



    カネキ「やばっ!」



    バキッ



    カネキ「がっ、!!」



    タタラ「シロ、羽赫で追撃しろ」



    シロ「はい」ズモモ



    ドドド



    タタラ「逃げるぞ」



    シロ「?・・・なぜ?」



    クロ「顔を見られたのに殺さないの?」



    タタラ「黙って従え、殺すぞ」



    シロ「は、はい・・・」



    クロ「・・・」チラッ



    クロはカネキの方に目を見やる、すると



    「ギミックオン」カチッ



    ズオッ



    赤黒い鱗赫が一直線にこちらへ向かって来た



    クロ「タタラさん!後ろから」



    タタラ「五月蝿い。そのまま逃げるぞ」



    タッタッタッ



    赤黒い鱗赫は周りの物を破壊しながら進んでくる



    カネキ「逃がさねーぞ、タタラ!」タッタッタッ



    タタラ「チッ、しつこい奴だ」



    シロ「なんで人間なのに喰種の走りについてくれるの!?」



    クロ「化け物・・・」



    タタラ「そうだな、だが人間だ。赫子さえ当たれば致命傷になる」



    タタラ「クロとシロはカネキに向かって羽赫をできるだけ多く、放て」



    クロ・シロ「はい」



    タタラ「俺は奴に不意打ちをする。注意を引いとけ」シュン



    クロ「行こっか、シロ」



    シロ「うん、クロ」



    カネキ「チッ、どこに行きやがった。タタラ」



    ドドドドドドド



    カネキ「邪魔」キィンキィン



    カネキは羽赫の攻撃に対し、クインケを使い全て処理していく。



    シロ(この人ホントに人間!?)



    クロ「すご・・・」



    カネキ「」シュン



    クロ「消え・・・ッ!」



    シロ「どこに!」



    「後ろ、後ろ」



    クロ・シロ「!!」バッ



    カネキ「死ね」シュッ



    クロ「ッ!」



    シロ「!」



    「死ぬのは貴様だ」



    カネキ「は?」



    ドスッ



    カネキ「ごはっ!!」ビチャ



    タタラの手がカネキの横腹を貫通していた



    カネキ「て、てめぇ・・・っ!!」



    タタラ「ふん」ブン



    ドサッ



    カネキ「くそ・・・があああ!!」ヒュン



    タタラ(まだ動けるのか!?コイツ)



    カネキ「ああああ!!!」



    タタラ「チッ・・・逃げるぞ、クロシロ」



    クロ・シロ「はい」



    タッタッタッ



    カネキ「待て!ぶっ殺してやる!!」ググッ



    タタラ達はカネキの視界からどんどん遠ざかっていく



    カネキ「・・・チッ」ペッ



    カネキ(あ〜痛てぇ・・・)



    ドサッ


  292. 296 : : 2016/04/01(金) 02:28:57
    金木グールじゃないから回復出来ないのか、御愁傷様です。
  293. 297 : : 2016/04/01(金) 13:04:15
    期待
  294. 298 : : 2016/04/01(金) 21:09:47
    期待
  295. 299 : : 2016/04/02(土) 13:37:02
    なんで有馬以上とかいう設定の金木がタタラに怪我させられんのよなんか矛盾してね?
  296. 300 : : 2016/04/02(土) 14:35:44
    >>299さん、確かにそう思いますね。
  297. 301 : : 2016/04/02(土) 23:07:16
    出来れば、カネキとハイルの絡んでいるところが見たいです。
  298. 302 : : 2016/04/03(日) 00:26:16
    >>299タタラより強い有馬以上と言われている金木に怪我をさせるタタラって一体なんだってなりますよね
  299. 303 : : 2016/04/03(日) 10:50:36
    期待!
  300. 304 : : 2016/04/03(日) 10:53:31
    なんかこの頃ハイルでねーなー
  301. 305 : : 2016/04/03(日) 14:17:58
    >>299そんなこと言ったら鯱以下の白カネキが有馬に傷つけられたのだっておかしいじゃん。
    まあ、あれは有馬の右目が義眼だったからだけど
  302. 306 : : 2016/04/03(日) 16:14:03
    >>305火事場の馬鹿力て知ってる?あん時は命の危機だったんだから死にものぐるいで攻撃したから傷つけられたんだよ?
  303. 307 : : 2016/04/03(日) 16:15:02
    >>305↑に付け加えるけど有馬が義眼なんてまだ証明されてないぞ?ちゃんと喰種よんでこいやにわか
  304. 308 : : 2016/04/03(日) 16:20:08
    >>305さらに言わせてもらえば普通の金木は鯱には勝てなかったけどムカデになった金木と鯱はまだ戦ってないだろ?だから簡単に鯱以下なんて決めつけるのは早すぎやろ
  305. 309 : : 2016/04/04(月) 00:50:39
    そもそもタタラが有馬より確実に弱いとは限らないよね、まだ戦ってないし
  306. 310 : : 2016/04/04(月) 08:08:06
    >>309名無しさんホウジといい勝負してた程度だよ?あれじゃあ有馬より強い可能背はひくくないかな?
  307. 311 : : 2016/04/04(月) 09:23:27
    >>307逆にちゃんと読んでるからそういう結論にたどり着くんだけど?にわかはそっちだろ
  308. 312 : : 2016/04/04(月) 12:55:54



    カネキ「うっ・・・」



    カネキ(ここは・・・)



    「やぁ、お目覚めかな?金木君」



    カネキ「誰ですか」



    「僕は嘉納だ」



    嘉納「病院で医師をやっている」



    カネキ「じゃあ、ここは病院ですか?」



    嘉納「・・・うん、そうだよ」



    カネキ(・・・嘘ついたな)



    嘉納「それじゃあ、僕は仕事あるから」



    カネキ「はい」



    ガチャ



    バタン



    カネキ(・・・ホントにここはどこだ?)



    ーーーーーーーーーー



    カネキ「」



    旧多 「おやおや、やられちゃったみたいですね〜」



    旧多「さてさて、どうしましょうかな〜?」



    旧多「まぁ、とりあえず・・・」プルプル



    『なにかね?旧多君』



    旧多「いえーカネキ君がやられたみたいなんですよ〜どうすればいいですか?」



    『じゃあ、僕のところに連れてきてくれないかな?』



    旧多「了解〜」



    ガチャ



    旧多「さて行きましょうか〜、カネキケン」ガシッ



    シュン



    ーーーーーーーーーーーー



    旧多「彼の調子はいかほど?」



    嘉納「ふむ、まだわからないが拒絶反応はでてないみたいだ」



    旧多「やっぱ、あのせいですかね〜?」



    嘉納「そうかもね、あの数値には僕も驚いたよ。」



    旧多「普通の"人間"がRec値2000超えって有り得ますか!?普通」



    嘉納「うーん、有り得ないね」



    旧多「しかもしかも、赫包がないから"喰種"とも言えませんしね〜」



    嘉納「やっぱり、彼の過去に関係しているのかもね」



    旧多「あ〜あれですか?・・・24区で生活中に喰種を捕食してやつですか?」



    嘉納「それだろうね。人間が喰種を喰うとRec値になにか影響があるのかもしれないね」



    旧多「流石に驚きましたよ〜、彼こそが本物の化け物かもしれませんね」



    嘉納「まぁ、そのことは追々調べるとして・・・彼の今現在の状態を調べなきゃね」



    旧多「今の彼のRec値ってなんですか?」



    嘉納「・・・」



    旧多「あれ?嘉納さん?」



    嘉納「彼のRec値は・・・」



    旧多「・・・」



    嘉納「8000以上だ」



    旧多「・・・は?」



    旧多「いやいやそんなバナナ」



    嘉納「・・・」



    旧多「え?マジで?」



    嘉納「ホントだよ」



    旧多「やば〜・・・」



    ーーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーー



    ーーー







    ハイル「はぁ・・・」



    宇井「どうした?ハイル、ため息なんかついて」



    ハイル「いえ〜なんでも〜」



    宇井「カネキのことか?」



    ハイル「・・・」



    宇井「図星か」



    ハイル「うるさいです、郡先輩」



    宇井「・・・」



    「宇井先輩」



    宇井「誰・・・っておまえ」



    宇井「カネキ・・・」



    ハイル「え・・・」



    カネキ「お久しぶりです」ペコリ



    宇井「どうした?」



    カネキ「・・・」



    ハイル「か、カネ・・・」



    「すいません」



    カネキ「僕、CCGを抜けることにしました」



    ハイル「!?」



    宇井「と、唐突だな。なんでだ?」



    カネキ「お答えすることはできません」



    宇井「・・・そうか」



    ハイル「カネキ」



    ギュッ



    カネキ「・・・」



    ハイル「抜けんで・・・」



    カネキ「」スッ



    ハイル「!」



    カネキ「ごめん・・・」ボソッ



    ハイル「ッ!!」ダッ



    宇井「あ!ハイル!!」



    カネキ「宇井先輩、あとはよろしくお願いします」ペコリ



    宇井「・・・なにか知らないけど、頑張れよ」



    カネキ「はい・・・」



    宇井「またな」



    カネキ「はい」シュン



  309. 313 : : 2016/04/04(月) 13:10:08



    カネキ「・・・」



    旧多「あはあは・・君も罪なおとこだねぇ!!」



    カネキ「殺すぞ」ギロッ



    旧多「怖〜」ゾクッ



    カネキ「・・・」



    旧多「さて〜"彼"のところに行きましょう!」



    カネキ「ああ」



    旧多「ついてきてくださいね〜」シュン



    カネキ「・・・」



    カネキ(ハイル、ごめん)



    シュン



    ーーーーーーーーーーーー



    ハイル「」グスッ



    宇井「ハイル・・・」



    ハイル「・・・」



    宇井「・・・」



    ハイル「なんでいきなり・・・」



    宇井「わからないけど、なにか事情があるんだろうな」



    ハイル「・・・」



    「宇井」



    宇井「有馬さん・・・」



    有馬「ケンが抜けたことは知ってる?」



    宇井「ついさっきカネキが伝えにきました」



    有馬「そうか」



    ハイル「有馬さん」



    有馬「なんだ?」



    ハイル「あなたはカネキがなんで抜けたか知っているはずです。教えてください」



    有馬「悪いが、俺からは教えることはできない」



    ハイル「・・・」



    有馬「・・・」



    宇井(こういう空気嫌いなんだよな)



    ハイル「お願いします」ペコリ



    宇井「!(あのハイルが会釈した!?)」



    有馬「言っただろ、"俺"からは教えることは出来ない」



    ハイル「・・・他の人ならいいんですね?」



    有馬「さぁな・・・」



    ハイル「・・・」



    有馬「1つだけ教えといてやる」



    有馬「あまり関わらないほうがいいぞ、死ぬ恐れがある」



    ハイル「そんなもの恐くないです。」



    有馬「そうか・・・」



    ハイル「それでは」



    タッタッタッ



    有馬「・・・」



    宇井「随分と優しいですね、有馬さん」



    有馬「なんのことだ?」



    宇井「あはは、誤魔化しても無駄ですよ」



    有馬「フッ・・・」



    有馬(カネキ、そっちは任せたぞ)



  310. 314 : : 2016/04/04(月) 14:14:13
    期待〜
  311. 315 : : 2016/04/04(月) 14:27:27
    >311お前馬鹿だなwいつ有馬が義眼なんて証明されたんだよ?本誌のどの場面で言われたのか言えるんなら自分がにわかって認めるよ笑
  312. 316 : : 2016/04/04(月) 14:29:17
    >>311早く証拠出して?
  313. 317 : : 2016/04/04(月) 14:36:05
    >>311さん流石に擁護できませんね…確かに有馬の目は悪そうですが別に義眼であるとは書かれていませんし…失礼ですが小説を書く立場であるならもう少し細かい部分まで原作を読んだ方がいいと思います
  314. 318 : : 2016/04/05(火) 01:50:47
    皆さん
    喧嘩は止めて期待しときましょうよ
  315. 319 : : 2016/04/05(火) 04:45:35
    期待
  316. 320 : : 2016/04/05(火) 04:48:31
    期待
  317. 321 : : 2016/04/05(火) 08:17:50
    >>318さんそうですね311みたいなにわかの話はもう置いときましょう
  318. 322 : : 2016/04/05(火) 08:22:48
    はいはいにわかで悪ぅござんした

    つーわけで期待
  319. 323 : : 2016/04/05(火) 10:30:21
    期待!
  320. 324 : : 2016/04/05(火) 16:14:15
    >>322もう小説書くなよ?にわかここにも来んな
  321. 325 : : 2016/04/05(火) 16:20:36
    それと>>311は何してんの?人のことにわかって言っといて
  322. 326 : : 2016/04/05(火) 23:35:24
    >>324いや、にわか発言して迷惑かけたのは認めます。すいませんでした。でも、なんでそんな事命令されなきゃいけないんですか?
  323. 327 : : 2016/04/06(水) 01:41:01
    >>326まずにわかって言ってきたやつに文句言ってたのに急に入ってきて煽るようなこと書くあんたがおかしいだろ?人のこと煽って荒らすような奴の小説なんて読みたくないだろ
  324. 328 : : 2016/04/06(水) 01:41:44
    別に>>326に向けて文句なんて言ってなかったのにさ
  325. 329 : : 2016/04/06(水) 08:56:03
    悪いけど、>>326と俺同一人物ですが?
  326. 330 : : 2016/04/06(水) 09:09:45
    え?何で名前違うの?そうやって人のこと騙そうとしてたのか…にわか指摘されたからってそれはないわ
  327. 331 : : 2016/04/06(水) 09:12:58
    >>329何で名前変えて出てきたんだ?
  328. 332 : : 2016/04/06(水) 09:18:09
    サブ垢と使い分けてるので。
    メインにしたままコメントしちゃいました
  329. 333 : : 2016/04/06(水) 09:20:33
    まあどっちとも俺だと思ってください
  330. 334 : : 2016/04/06(水) 09:32:06
    荒れてるなー……

    期待
  331. 335 : : 2016/04/06(水) 13:14:29
    >>330
    人のこと騙そうとしてたってのはおかしくね?プロフィールにもちゃんと書いてるし・・・よく見ろよ。

    あと期待!!
  332. 336 : : 2016/04/06(水) 14:04:32
    にわかは来んなとか、小説書くなとか言ってるけど何の権限があって命令してんだろうね、そんなに偉いの?いや社会的地位が高いとしても、ここにいる人たちに命令できないよね?
    荒らしは来るなとかならまだわかるけどさ
  333. 337 : : 2016/04/06(水) 14:06:07
    作者さんまだー?
  334. 338 : : 2016/04/06(水) 14:07:35
    ほんとタイトル通りごちゃごちゃうるせぇなw
  335. 339 : : 2016/04/06(水) 14:07:45
    >>336
    それな すごい分かる!
  336. 340 : : 2016/04/06(水) 14:08:43
    有馬の義眼とかそういうのを言い合うのはいいと思うけど、にわかは来んなとかもう小説書くなとかそういうことをできれば言わないで欲しい、あとここは喧嘩するところじゃないから
    以上です
  337. 341 : : 2016/04/06(水) 14:09:12
    >>336その通りだと思います!けどもうあんまり煽ると作者さんの迷惑になるんでやめませんか?
  338. 342 : : 2016/04/06(水) 14:10:01
    >>340
    ですね
  339. 343 : : 2016/04/06(水) 14:11:21
    うん、ここは作者さんのSSを楽しむ場だからね
  340. 344 : : 2016/04/06(水) 14:11:40
    作者さん期待してます
  341. 345 : : 2016/04/06(水) 14:13:33
    期待です!!!
  342. 346 : : 2016/04/06(水) 14:15:19
    正直タタラってどの位強いんですかね?
  343. 347 : : 2016/04/06(水) 14:15:20
    迷惑かけてほんとに申し訳ない

    期待してます
  344. 348 : : 2016/04/06(水) 14:17:15
    >>346
    アニメでは法寺さんと互角でしたよ!
  345. 349 : : 2016/04/06(水) 14:17:39
    ノロより強いのかな?
  346. 350 : : 2016/04/06(水) 14:18:56
    >>348さんありがとうございます!赫者とか期待してます!
  347. 351 : : 2016/04/06(水) 14:21:03
    >>349
    単純に火力だけで言ったらタタラさんの方が強いと僕は思います!ノロは再生能力がおかしいだけだから・・・。
  348. 352 : : 2016/04/06(水) 14:23:54
    >>350
    タタラ赫者化は微妙ですよね・・・。赤舌連が壊滅させられたので、強さを求めて共喰いしたかもしれませんし、単体でもかなり強いですし・・・。
  349. 353 : : 2016/04/06(水) 14:41:30
    >>352その辺もこれから期待ですね…
  350. 354 : : 2016/04/06(水) 14:45:46
    >>353
    ッスね!!
  351. 355 : : 2016/04/06(水) 18:30:28
    >>352
    尾赫の赫者とか居ないからなあ…可能性は高いかも?
    鯱さんの赫者期待したけど…ねえ…
  352. 356 : : 2016/04/06(水) 20:53:38
    >>355
    鯱さん赫者になったらもう終わりですよ・・・。
  353. 357 : : 2016/04/07(木) 00:17:00
    期待です!
  354. 358 : : 2016/04/07(木) 00:17:26
    >>355それこそラージャンみたいになりますよw
  355. 359 : : 2016/04/07(木) 00:47:56



    ???



    旧多「どうも〜芥子さん」



    芥子「言葉遣いが荒いぞ、二福」



    旧多「そんなことより、カネキ君連れてきましたよ(あんたも悪いじゃんか)」



    カネキ「どうも」



    芥子「ほぉ、貴様がカネキケンか」



    旧多「で?用とはなんですか?」



    芥子「私が言った通りCCGは抜けてきたんだろうな?」



    カネキ「・・・抜けましたよ」



    芥子「ならば、次はどこの組織でもいい・・・喰種の監視を頼む」



    カネキ「・・・ピエロとかアオギリのことですか?」



    芥子「ああ、できるなら"あんていく"がいい。あそこには功善がいるからなぁ」ニチャァ



    カネキ「わかりました」



    芥子「では頼んだ。ああ、それと二福は少し残れ」



    旧多「え〜(だる)」



    カネキ「では・・・」



    スタスタ



    旧多「・・・」



    ーーーーーーーーーーー



    〜あんていく



    芳村「よし、これで片付いたね」



    入見「じゃあ、openにしてきますね」



    芳村「うん」



    入見「・・・」スタスタ



    ガチャ



    入見「!!」



    カネキ「どうも・・・」



    芳村「カネキ君、そろそろ来る頃だと思っていたよ」



    入見「なんであなたがここに」



    古間「?(なんだこの匂い)」



    カネキ「僕もお話があってここに来ました。芳村さん」



    芳村「うん、奥で少し話そうか」



    入見「いいんですか!芳村さん、はっきり言って彼は危険では」



    芳村「カヤちゃん、ここは私に任せなさい」



    入見「・・・わかりました」



    芳村「では、行こうか。カネキ君」



    カネキ「・・・はい」



    ガチャ



    バタン



    入見「芳村さん・・・」



    古間「なぁ、カヤ」



    入見「なによ」



    古間「彼の匂い誰かに似てなかったか?」



    入見「匂いなんて嗅いで・・・!」



    古間「な?ここからでもわかるけど彼の匂いはどうも・・・」



    入見「・・・喰種」



    古間「だろ?」



    入見「でもどうして・・・」



    古間「さぁな」



    ーーーーーーーーーーー



    芳村「さて、カネキ君君はここへ監視の役目で来たのだろう?」



    カネキ「ええ」



    芳村「ならここに歓迎しよう。それよりも聞きたいことがある」



    カネキ「・・・喰種化についてですか?」



    芳村「うん、それとその匂いは・・・」



    バタバタ



    「トーカ!!やめなさい!!」



    芳村「うん?」



    ガチャ



    トーカ「アヤト!!」



    カネキ「・・・」



    トーカ「あ・・・れ?」



    芳村「・・・どうやら彼の匂いは」



    トーカ「おい」



    ガシッ



    カネキ「なに」



    トーカ「なんでてめぇからアヤトの匂いがするんだよ」



    カネキ「・・・僕のベースがアヤトくんだからだよ」



    トーカ「は・・・?」



    カネキ「僕は彼の赫包を『ある医者』によって移植されたんだよ」



    トーカ「じゃあ、アヤトは・・・!」



    カネキ「いや、彼は死んでないよ、まだね。でも使い物にならなくなったら捨てられるかもね」



    トーカ「・・・」



    カネキ「・・・」



    芳村「・・・(喰種化か)」



    トーカ「・・・アヤトはどこにいる」



    カネキ「・・・」



    トーカ「どこにいるか聞いてんだよ!!」



    トーカ「答えろ!」



    カネキ「じゃあ、僕からも一ついいかな?」



    トーカ「・・・なんだよ」



    カネキ「教えてはいいけど、はっきり言って君の力じゃ無理だよ」



    トーカ「ッ!!」



    カネキ「それでもいいなら教えてあげるよ」



    トーカ「ごちゃごちゃ言ってないで、教えろ!」



    カネキ「・・・旧安久邸」



    トーカ「は?」



    カネキ「彼はそこにいるよ」



    トーカ「なんだよ、それ・・・わかんねーよ!」



    カネキ「・・・」



    トーカ「案内しろ!そこに」



    カネキ「なんで?」



    トーカ「・・・いいから案内しろ!!」



    カネキ「・・・うるさいなぁ、とっとと黙れよ」



    トーカ「!!」



    カネキ「なんで僕がそんなことをしないといけないわけ?殺すぞ、おまえ」



    トーカ「!」ゾクッ



    芳村「カネキ君、そこまでにしておきなさい」



    カネキ「チッ・・・」



  356. 360 : : 2016/04/07(木) 01:01:19



    トーカ「ッ!!」



    芳村「じゃあ、君の赫子は羽赫なのかい?」



    カネキ「多分。まだだしたことはないですが」



    芳村「ふむ・・・」



    トーカ「・・・」



    カネキ「・・・」



    芳村「カネキ君、君に最初の仕事を与えるね」



    カネキ「・・・は?」



    芳村「君にはアヤトくんの奪還をしてほしい」



    トーカ「!!」



    芳村「できるかな?」



    カネキ「・・・」



    カネキ「ええ、可能です」



    芳村「じゃあ、行ってくれるかな?」



    カネキ「わかりましたよ」スタスタ



    バタン



    トーカ「芳村さん・・・」



    芳村「大丈夫?トーカちゃん」



    トーカ「大丈夫です・・・」



    芳村「彼のことはどう思う?」



    トーカ「怖いです」



    芳村「そうか・・・」



    入見「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」



    芳村「カヤちゃん?」



    古間「ぐほっ!!」



    トーカ「古間さんまでなにを・・・」



    タッタッタッ








    芳村「カヤちゃん、古間君!」



    カネキ「・・・」



    トーカ「あんた、なにして・・・」



    カネキ「いや、この2人がいきなり襲いかかってきたんで」



    入見「・・・」



    古間「」ピクピク



    芳村「返り討ちにしたと・・・」



    カネキ「いや・・・まぁ、そうですね」チラッ



    入見「ッ!!」ダッ



    トーカ「入見さんどこへ!!」



    芳村「?・・・なんで彼女は逃げたのかな?」



    カネキ「さぁ?知りません」



  357. 361 : : 2016/04/07(木) 02:36:13
    入見さんが逃げるほどって金木何をしたんだよ?
  358. 362 : : 2016/04/07(木) 02:38:57
    期待
  359. 363 : : 2016/04/07(木) 17:03:48
    恐ろしい赫子とか…
  360. 364 : : 2016/04/07(木) 17:56:31
    セクハラとかじゃね?
  361. 365 : : 2016/04/07(木) 19:25:32
    入見さんはわかんねぇけど、古間さんは男の勲章やられてるね。笑
  362. 366 : : 2016/04/07(木) 20:02:03
    てか仮に移植されてても8000とかww
    金木君強すぎw
  363. 367 : : 2016/04/07(木) 21:11:37
    金木強ぇw
    期待です!
  364. 368 : : 2016/04/08(金) 16:53:12
    もう終わった話かもしれないけどタタラは赫子使わずに法寺さんと互角だったから赫子使えばもっと強いんじゃね?
  365. 369 : : 2016/04/08(金) 17:13:16
    >>368赫子を使った描写がなかっただけで使わなかったとは言い切れなくない?
  366. 370 : : 2016/04/10(日) 15:45:48
    期待
  367. 371 : : 2016/04/11(月) 17:40:56
    期待×不可説不可説転
  368. 372 : : 2016/04/11(月) 23:46:08
    出来れば、金木と誰かが戦うところお書いて欲しいです。
  369. 373 : : 2016/04/12(火) 17:48:49
    笛口親子と再会したらどうなるんだろ。
    やっぱ逃げるのかな、それともただ嫌われるか怖がられるだけかな
  370. 374 : : 2016/04/12(火) 22:25:44
    期待
  371. 375 : : 2016/04/15(金) 13:06:27
    期待です
  372. 376 : : 2016/04/16(土) 07:32:41
    まだですか?
  373. 377 : : 2016/04/16(土) 19:43:49


    カランカラン


    リョーコ「すいませ・・・!?」



    カネキ「あれ・・・」



    ヒナミ「!!」



    芳村「リョーコさん・・・」



    リョーコ「な、なんで彼がここに・・・」



    ヒナミ「」ブルブル



    カネキ「・・・」スッ



    ポン



    ヒナミ「」ビクッ



    ナデナデ



    ヒナミ「え・・・」



    カネキ「ごめんね、驚かせて・・・"今"は敵じゃないよ」



    トーカ「てめぇ!ヒナミから離れろ!!」ブン



    スッ



    カネキはトーカの不意打ちだったにもかかわらず、難なくそれを避けた



    カネキ「・・・」



    芳村「リョーコさん、ヒナミちゃん、彼は敵ではないです。今は仲間ということになっています」



    リョーコ「で、でも・・・」



    カネキ「まぁ、無理もないでしょうね。この前戦ったんですから」



    リョーコ「ッ・・・」



    カネキ「ですけどね・・・」



    リョーコ「?」



    カネキ「殺そうと思えばいつでもできましたよ?」



    リョーコ「!」ゾクッ



    リョーコはあの日のことを思い出す。
    ヒナミを逃げさせようと前へ立ち塞がったにもかかわらず、彼は私を一瞬で押しのけヒナミを追いかけていった。



    今思えば私は助かったんだ。彼が本気を出していたら、私はおろかヒナミも、今この場にいなかったのかもしれない。



    芳村「カネキ君、あまり怖がせないでね」



    カネキ「わかってますよ」



    カネキは一呼吸おいて



    カネキ「それでは邪魔者は退散しますね」



    そうあんていくの皆に告げ、ここを立ち去っていった。入見を覗いて・・・



    芳村「大丈夫ですか?リョーコさん」



    リョーコ「え、ええ・・・少し驚きましたが」



    ヒナミ「あの人・・・」



    リョーコ「え?」



    ヒナミ「妙な匂いがした・・・この前とは違う」



    芳村「・・・」



    ーーーーーーーーーーーーー



    スタスタ



    古間「お、お帰りかい?」



    カネキ「ええ」



    入見「・・・」



    カネキ「あ、そうだ」



    スッ



    入見「!?///」



    突如、入見の目の前にカネキが近づいてきた



    カネキ「お話があります。少し外へ行ってくれませんか?」ボソッ



    古間「か、カネキ君?なにをやっているのかなぁ?」



    入見「な、なぜ・・・」ガブッ



    入見の右肩に激痛が走った。



    なぜなら、カネキが入見の右肩にかぶりついたからだ



    入見「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」



    古間「い、入見!!・・・カネキ君、少しやりすぎ」



    バキッ



    古間に容赦ない理不尽な暴力が飛んできた。



    古間「ぐほっ!!」



    ーーーーーーーーーーーー



    入見「それで、話ってなにかしら?」



    カネキ「すいませんね、噛み付いてしまって」



    入見「・・・シネ」



    カネキ「まぁまぁ」



    入見(はぁ、なんでこんな男を好きになったのかしらねぇ・・・)



    入見「それで?」



    カネキ「あー、話ですね」



    カネキ「まぁ、なんというか手伝ってほしいんですよ。『ブラックドーベル』のボスとしてね」



    入見「・・・報酬は高くつくわよ」



    カネキ「僕ができることならなんでもやりますよ」



    その時、入見の口角が上がるのをカネキは見逃していた



    入見「わかったわ、ただし約束はちゃんと守ってね?」ニヤッ



    カネキ「」ブルッ



    入見の言葉に寒気を感じた、カネキ



    カネキ「え、えぇ・・・わかりました」



  374. 378 : : 2016/04/17(日) 21:27:48
    出来れば金木は入見ともくっついて欲しい
    最後はハーレムendとか
  375. 379 : : 2016/04/17(日) 22:51:26


    ヒュウウウ



    カネキ「・・・」



    カネキは今、旧安久邸に来ていた。
    『ブラックドーベル』とともに



    入見「ここなの?」



    カネキ「ええ、ここの地下にアヤト君はいます」



    入見「ふーん・・・まぁ、いいわ。行きましょ」



    「ボス、私達はなにをすればいいのですか?」



    入見の背後にはブラックドーベルの配下達、数名がいた。
    もちろん、全員女だ



    入見「あなた達も来なさい」



    「はい」



    カネキ(相変わらず、部下に対して冷たいな)



    入見「なにをしているの?行くわよ」



    カネキ「そうですね」



    スタスタ



    カネキ(なにもなければ、いいんですどね・・・)



    カネキ達は旧安久邸に入っていった。背後から敵が来ているのにも気付かず…



    「ああ、やっと会えましたね・・・」



    「・・・『黒い死神』」



    ーーーーーーーーーーー



    カネキ達は旧安久邸に入って、地下へと続く穴を見つけていた



    カネキ「気をつけてください。ここからは妙な感じがしますので」



    入見「ええ、わかっているわ・・・」



    スタスタ



    カネキ「・・・」



    入見「・・・」



    「・・・」



    (気まずい)



    入見の部下数名は、この空気に耐えられなかった



    カネキ(なんか、侵入者がいるな)



    カネキ(入見は気づいているみたいだが、部下達は気づいていないな・・・)



    入見(さて、どうしたものかしら・・・)



    入見(明らかに背後から敵意を感じるわ、それも複数)



    両名同じことを考えていると背後から"甲赫"による攻撃が飛んできた



    カネキ「!・・・避けろ!」



    入見(・・・いきなりっ!!)



    「え!」



    バッ



    カネキの咄嗟の声により、全員避けることができた



    カッ



    「お久しぶりですね、『黒い死神』」



    カネキ「あなたは・・・月山のところの」



    「松前と申します。では・・・」スッ



    ヒュン



    カネキ「!」バッ



    松前はいきなり、カネキに向かって突進してきた



    松前「遊びましょう」ニコッ



    カネキの目の前には明らかに前見た時とは違う松前がそこにいた



    カネキ(いきなりかッ!!)



    松前「やっぱり止められてしまいますか・・・では」



    松前「手数を増やしてみましょう」バキキッ



    松前の肩甲骨から複数の赫子が出現した。その1つ1つの赫子は禍々しいオーラを放っていた



    カネキ(明らかに『共食い』を繰り返しているな)



    松前「あぁ、あなたに会うのを心待ちにしておりました」スゥ



    カネキ「・・・僕は会いたくなかったですがね」ニヤッ



    入見「カネキ君!」



    カネキ「入見さん!」



    カネキ「アヤト君を任せます!こいつは僕が仕留めます」



    入見「・・・わかったわ」



    「ぼ、ボス・・・いいので?」



    入見「彼がああ言っているもの・・・止めることなんてできないわ、それに」



    「それに?」



    入見「私達じゃ、彼女の相手は務まらないわ。彼しか相手にできない・・・」



    入見「それほど、彼女は強いわ。それこそ一種の化け物よ」



    「・・・」



    入見「さ、彼の言う通りにアヤト君を助けに行くわよ」



    「はい」



    タッタッタッ



    カネキ(行ったか・・・)



    松前「おや、よそみですか?今は私だけを見てくださいよ。・・・嫉妬します」



    カネキ「ッ!・・・なんなんだ?おまえ」シュッ



    トン



    松前「ふふ・・・」



    カネキ(なにを考えてる、俺を殺すんだよな?・・・だけどなんか)



    松前「変、ですか?」



    カネキ「!」



    松前「図星ですか。まぁ、お話をしましょう、なぜ私があなたを好意的に見ているかをじっくりと、ね?」ニコッ



    カネキ「」ゾクッ



    カネキは生まれて初めて恐怖を感じた



    松前「・・・月山邸であなた様を相手にした時、濡れました」



    カネキ「・・・」



    カネキ「は?」



    松前「・・・圧倒的な力で私を退けて、挙句の果てには習様をも屠りました」



    カネキ「だったら・・・「でも・・」



    松前「その姿に、一目惚れしました///」



    カネキ「!?」



    松前「あぁ!!考えるだけで愛おしい!」



    カネキ「」ゾクゾクッ



    カネキ(な、なんだこの女・・・イカれてる)



  376. 380 : : 2016/04/17(日) 23:16:56
    ま、松前ぇ・・・

    期待
  377. 381 : : 2016/04/17(日) 23:32:23
    期待
  378. 382 : : 2016/04/17(日) 23:43:38
    習様ラブから研様ラブになるのかw
  379. 383 : : 2016/04/18(月) 18:39:05
    面白い!期待してます!
  380. 384 : : 2016/04/18(月) 21:29:44
    ま…松前…お前…マイロが見たらなんて思うか…
  381. 385 : : 2016/04/19(火) 00:23:16



    入見「こっちかしら・・・」



    タッタッタッ



    「ボス!こっちに大きな扉がありましたよ!」



    入見「!・・・ビンゴね」



    ガチャ



    入見「ん・・・」



    「こ、これは・・・」



    「人間?・・・いや、喰種なの?」



    入見「そんな奴らより、アヤト君を探すわよ」



    「はい」



    入見「・・・」ピタッ



    ヌッ



    入見「あら、こんなところへ何の用かしら?」



    入見「・・・ミザ」



    ミザ「・・・ふん」



    入見「さしずめ、侵入者の排除かしら?」



    入見の目の前にいる喰種はアオギリの幹部、ミザだった。通称『三枚刃』



    ミザ「そうだ、だから・・・お前を殺す」ピキッ



    入見「できるのかしら?・・・あなた如きに」



    ミザ「黙れ!」ダッ



    入見「せっかちね」ダッ



    ヒュン



    ーーーーーーーーーー



    戻って松前VSカネキ



    キィン



    バキッ



    カネキ「そういえば・・・」ブン



    松前「なんでしょうか?」スッ



    「おまえ以外の月山家の従者はどうした?」



    松前「」ピクッ



    カネキの言葉に攻撃を止めた松前



    カネキ「確か、3人逃げたはずだ。もう2人はいないのか?」



    松前「・・・」



    カネキは松前の反応からしてもう2人はこの世にいないことを悟った。だが、松前から返ってきた答えは予想外だった。



    松前「あぁ、あの2人は殺しましたよ」



    カネキ「は?」



    松前「邪魔、でしたからね」



    ーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーー



    ーーー







    マイロ「松前!どこへゆく!」



    松前「・・・あの人の元へ」



    叶「馬鹿なことはやめろ。なにしにいくんだ!」



    松前「会いに・・・」



    マイロ「観母様は私たちに生きてくださいと言われた!なら、それに従うべきじゃないのか!?」



    松前「・・・」



    叶「それに松前、お前最近様子が変だぞ・・・なにがあった?」



    松前「どけ、私はあの人に会いたいんです。一刻も早く」



    マイロ「何をする気だ。松前、復讐なんて馬鹿なことはやめろ!」



    松前「復讐・・・?なぜ、あの人にそのようなことをせねばならないのですか?」



    マイロ・叶「は?」



    松前「私はあの人に復讐などいたしません。それよりも私は彼を愛しています」



    叶「」ゾクッ



    マイロ「な、なにを言って・・・」



    松前「あぁ、早く会いたい。カネキ様ぁ・・・」



    叶「考え直せ!松前!やつは、奴は!」



    「習様を殺したヤツなんだぞ!」



    マイロ(そうだ、ヤツは習様を殺した張本人)



    マイロ(なのに、なぜ松前はやつを愛しているなんて言っているんだ?)



    松前「・・・だから、なんだというのです。私は彼を愛したい。彼に愛されたい」



    松前「習様もこういうおハズです。君らの好きな様に生きろ。と・・・」



    松前「なのに、なぜ"おまえら"にそれを止められなきゃいけない?」



    マイロ(い、イカレてる)



    叶「・・・ならば、私を倒していけ!」



    マイロ「叶!?」



    叶(松前は仲間思いだ。私を殺せるはずが・・・)ザシュ



    叶は大きな過ちを犯してしまった。松前は目的の為ならば、何でも捨てる。たとえ、かつての仲間だったとしても



    松前「・・・」



    叶「おぉぉぉ・・・」ブシャ



    叶は右肩から先を松前によって、斬られてしまった



    松前「シネ」ヒュン



    マイロ「叶!!」ヒュン



    松前「!」



    バキッ



    松前「ぐっ・・・」ヨロッ



    マイロ「これを喰え、叶」スッ



    叶「た、助かる・・・」



    スクッ



    マイロ「・・・おまえはそれで本当にいいんだな?松前」



    松前「」ペッ



    松前「えぇ、いいですよ」



    マイロ「・・・行くぞ、叶」



    叶「な、なぜ・・・松前は」



    マイロ「やつには何も届かない。松前は変わったんだ」



    叶「くそ・・・ッ!」



    松前「・・・」バキキッ



    ドン!



    マイロ「!?・・・これは」



    松前「やっぱりおまえらはここで殺します、そのほうがカネキ様もお喜びになられるはずた」



    慈悲など与えない、たとえかつての仲間だったろうが、松前は障害になるものをすべて殺す。すべてはカネキ様のために



  382. 386 : : 2016/04/19(火) 01:29:52
    マジか、マジですか・・・

    ヤンデレって怖い、凄く怖い
  383. 387 : : 2016/04/19(火) 19:06:13
    松前たん可愛…い、いいと思うよ?
  384. 388 : : 2016/04/20(水) 00:15:11
    松前は可愛いからヤンデレでもいいと思う
  385. 389 : : 2016/04/20(水) 02:22:40
    怖い女性が増えてるね〜
    エトやヒナミもヤンデレ化するのかな?
  386. 390 : : 2016/04/21(木) 06:58:12
    金木に勝てるやついないんじゃないの?w人間で有馬以上だなんて言われてるのにwそれにグールの力手に入れたら有馬もさえ手出ないんんじゃw
  387. 391 : : 2016/04/21(木) 09:29:32
    >>それなwwww
  388. 392 : : 2016/04/21(木) 16:25:33
    エトと松前はどっちが強いの?
  389. 393 : : 2016/04/23(土) 17:19:18
    エトに決まってるだろ
  390. 394 : : 2016/04/23(土) 23:28:30
    続きは?
  391. 395 : : 2016/04/24(日) 00:46:46
    期待!
  392. 396 : : 2016/04/24(日) 09:19:41
    期待です!!
  393. 397 : : 2016/04/24(日) 15:06:18
    松前は共食い繰り返してるから赫者になれるの?
  394. 398 : : 2016/04/24(日) 16:00:20
    期待!
  395. 399 : : 2016/04/24(日) 20:42:41
    >>赫者自体共食いしてなることができたと思います。多分...
  396. 400 : : 2016/04/24(日) 21:27:23
    この松前は多分、共喰いを初めて余り経っていないから赫子が強化されてる程度じゃない?無印で赫子の数が増えていく金木とか、reのオロチとかみたいに
  397. 401 : : 2016/04/25(月) 19:24:30
    続きは?
  398. 402 : : 2016/04/25(月) 21:04:06
    >>400 自分も勉強になりました
  399. 403 : : 2016/04/25(月) 21:06:20
    >>401 ゆっくり待ってあげましょう
  400. 404 : : 2016/04/26(火) 15:57:31
    期待
  401. 405 : : 2016/04/28(木) 15:48:05
    期待
  402. 406 : : 2016/04/29(金) 08:40:55



    松前「・・・」



    カネキ「へぇ・・・」



    松前「というわけであな・・・!?」



    バキキッ



    カネキ「もうそろそろ"あっち"も終わりそうだから終わらせる」



    松前(・・・あっち?)



    ヒュン



    松前「きえ・・・ッ!!」



    カネキ「・・・後ろ」ポンポン



    松前「!」クルッ



    ドスッ



    松前「カハッ!!」



    カネキ「・・・」



    松前「がっ・・・ぐぅ!」



    ドサッ



    松前「」



    カネキ「・・・」



    タッタッタッ



    ーーーーーーーーーーーーー



    キィン



    ミザ「ちっ!」



    入見「前よりは強くなっているわね」



    ミザ「ほざけ!!」ズズズ



    入見「!」



    ドゴォン!



    ミザ「はぁ・・・はぁ・・・」



    カッ



    ミザ「くそが・・・」



    カッ



    入見「もう終わり?」



    ミザ「・・・」



    入見「彼も終わってこっちに来てるから本気で行くわよ」ピキッ



    ミザ(まずいな・・・)



    入見「・・・死ね」ヒュン



    ガキィン



    入見「は・・・」



    「こんな所で暴れられたら困るんですよ、カネキケン」



    入見「!」スッ



    「そうそう、撤退するなら彼に言っててくださいね」



    「あまり暴れないでください。・・・ってね!」



    入見「あなたは誰よ」



    「詳しいことは言えないんですよ。カネキケンにでも聞いてください」



    入見「・・・」



    「ではでは〜」ガシッ



    ミザ「なっ!・・・離せ!」



    「・・・うるさいなぁ、殺すよ?」



    ミザ「」ゾクッ



    「それでいいんですよ〜では改めて」ヒュン



    入見「・・・」



    カッ



    カネキ「入見さん」



    入見「なにかしら?」



    カネキ「アヤト君はどうなりましたか?」



    入見「彼なら・・・」



    「入見さん〜彼を見つけました!」



    入見「ね?」



    カネキ「・・・」



    入見「さ、帰りましょ」



    入見(あのことは後で・・・)



    カネキ「そうですね」



  403. 407 : : 2016/04/29(金) 09:38:49
    期待
  404. 408 : : 2016/04/29(金) 13:53:54
    松前は生きていてカネキと仲良くなって欲しい
    (松前はカネキが大好き)
    出来ればでいいです
  405. 409 : : 2016/04/29(金) 18:44:48
    松前ぇぇぇぇぇぇぇぇ〜
  406. 410 : : 2016/04/29(金) 22:35:15
    期待ーーーーーーー!!
  407. 411 : : 2016/05/03(火) 13:36:16
    松前が死んだら嫌だー
  408. 412 : : 2016/05/03(火) 17:31:20
    松前死んだな(確信)
  409. 413 : : 2016/05/04(水) 13:14:05
    期待
  410. 414 : : 2016/05/07(土) 23:17:33
    作者さん体調悪いのかな?
  411. 415 : : 2016/05/08(日) 02:04:28
    いまさらだけど

    カネキ(思い出せ、死にものぐるいで生きてきたあの3年間を)

    のセリフが3年間練習を頑張った高校球児みたいでくさ生えた
  412. 416 : : 2016/05/08(日) 07:29:19
    頑張ってください   期待
  413. 417 : : 2016/05/09(月) 18:03:21
    期待
  414. 418 : : 2016/05/09(月) 18:18:33
    大期待です!
  415. 419 : : 2016/05/10(火) 18:58:13
    期待
  416. 420 : : 2016/05/11(水) 22:58:26
    思い出せ、死にものぐるいで生きてきたあの3年間を!

    ...高校最後の試合なのに補欠と言う悲しい結末
  417. 421 : : 2016/05/12(木) 11:31:22
    期待です
  418. 422 : : 2016/05/14(土) 00:38:59
    期待
  419. 423 : : 2016/05/17(火) 17:26:35
    期待
  420. 424 : : 2016/05/17(火) 17:27:07
    期待
  421. 425 : : 2016/05/17(火) 22:46:06
    期待大
  422. 426 : : 2016/05/19(木) 22:45:52
    カネキハーレム(ヤンデレもあるよ)
    逐一拡大中

    スーパー期待
  423. 427 : : 2016/05/27(金) 02:40:44
    きたい
  424. 428 : : 2016/05/27(金) 23:09:50
    期待!続きはいつからですか?
  425. 429 : : 2016/05/30(月) 21:31:25
    最後の投稿から1週間が過ぎましたか、
    作者さん皆さんがお待ちです、
    期待して待っています。
  426. 430 : : 2016/05/31(火) 04:19:06
    投稿おっせぇな!
    俺ら読者は待ってんだよ!
    とっとと書きやがれ!
  427. 431 : : 2016/05/31(火) 14:27:55
    作者さん、もしかして忘れてるんじゃ
  428. 432 : : 2016/06/04(土) 07:19:00
    荒れてるなぁ……
  429. 433 : : 2016/06/07(火) 19:48:13
    最後の投稿から1ヶ月が経ったか、
    作者IDなくしたんじゃね?
  430. 434 : : 2016/06/08(水) 19:38:06
    期待
  431. 435 : : 2016/06/12(日) 10:32:22
    男なら黙って期待!
  432. 436 : : 2016/06/13(月) 21:19:58
    作者さんまだですか…?
    期待して待ってますよ!

    >>435さん
    女ならいいですよね?w
  433. 437 : : 2016/06/14(火) 19:08:24
    期待
  434. 438 : : 2016/06/14(火) 19:10:12
    >>436 仕方ない(´Д` )
  435. 439 : : 2016/06/15(水) 19:43:56
    期待
  436. 440 : : 2016/06/16(木) 18:51:43
    期待
  437. 441 : : 2016/06/17(金) 18:54:54
    最近エトカネのssとか面白くてちゃんと投稿する作品が出てきてとても嬉しい。生存報告もしないssは最悪
  438. 442 : : 2016/06/17(金) 19:05:19
    期待
  439. 443 : : 2016/06/18(土) 10:19:00
    期待
  440. 444 : : 2016/06/18(土) 11:40:27
    <<441
    同意
  441. 445 : : 2016/06/26(日) 13:00:18
    期待
  442. 446 : : 2016/07/02(土) 18:34:05
    放置
  443. 447 : : 2016/07/09(土) 15:16:43
    期待
  444. 448 : : 2016/07/11(月) 11:36:43
    期待!
  445. 449 : : 2016/07/12(火) 20:22:29
    <<441マジでそのとおりな
  446. 450 : : 2016/07/17(日) 15:12:06
    期待
  447. 451 : : 2016/07/19(火) 19:02:34
    面白いから放置だけはしないでくれよ。・゜・(ノД`)・゜・。
  448. 452 : : 2016/07/21(木) 23:53:40
    期待
  449. 453 : : 2016/07/22(金) 13:53:34
    だ、大丈夫ですか?
  450. 454 : : 2016/07/23(土) 11:45:07
    頼むから放置だけはしないで…´д` ;
  451. 455 : : 2016/07/24(日) 10:04:20
    期待
  452. 456 : : 2016/08/02(火) 09:38:51
    煽る人もいるけど皆待ってるから生存報告だけでもお願いします
    期待
  453. 457 : : 2016/08/02(火) 22:11:27


    あんていく



    芳村「お疲れ様」



    入見「はい」



    カネキ「・・・」



    トーカ「・・・アヤト」



    アヤト「」



    古間「うーん、赫包だけ見事にとられてるね」



    芳村「そうだね、目覚めるのは結構長くなりそうだ」



    カネキ「・・・用は済んだので、これで」



    入見「待ちなさい」



    カネキ「・・・なんですか?」



    入見「少し話があるわ、できれば2人で」



    カネキ「・・・」



    入見「いいわね、ついてきて」



    芳村(カヤちゃん?)



    カネキ「わかりました・・・」




    ーーーーーーーーーーーー



    カネキ「で?話ってなんですか?」



    入見「奴は誰?そして・・・」



    「あなたはどこの組織に所属しているの?」



    カネキ「・・・奴ってだれのことですか?」



    入見「・・・しっているはずでしょ?答えて」



    カネキ「・・・はぁ」



    カネキ(旧多、なんで出てきた・・・)



    カネキ「やつの名前は旧多です。まぁ、『ピエロ』に所属していますね」



    入見「あなたはどこ?」



    カネキ「・・・それはお答えできません」



    入見「・・・」



    カネキ「答えたら、あなたの命も危うくなりますので・・・」



    入見「・・・わかったわ、追求はしないわ」



    カネキ「ほっ・・・」



    入見「でも」



    入見「なにかあったら、言いなさい。力になるから」



    カネキ「・・・」



    カネキ(やっぱり敵わないなぁ・・・)



    入見「カネキ君?」



    カネキ「ありがとうございます」



    入見「それじゃあね、あの"約束"忘れないでね」



    カネキ「約束・・・あっ」



    入見「またね、カネキ君♪」



    カネキ「・・・」



    ーーーーーーーーーーーー



    旧多「よいしょ・・・」



    ミザ「ぐッ・・・」



    旧多「全くぅ・・・仕事を増やさないでくださいよぉ!これでも忙しいですからね!?僕ぁ!」



    ミザ「す、すまない」



    旧多「おやおや?上官どのがきたみたいですねぇ?」



    ミザ「じょ、上官?」



    エト「おつかれー、ミザちゃん」



    旧多「あ、あら、あら?あれぇぇぇ?僕にはないんですかぁ!?」



    エト「なんで君にも言わなくちゃいけないんだね?」



    旧多「かぁー!!これが中間管理職ってやつぅ?」



    エト「ごちゃごちゃうるさいなぁ」



    旧多「・・・しくしく、二福ショックで自殺しそう」



    エト「してこい」




    旧多「・・・」ニヤッ




    旧多「いや!!まだ死にたくないですよ!この歳で!」




    エト「どうせ、君の寿命も残り僅かなんじゃないのかね?」



    旧多「・・・」




    エト「図星かい、これだから君と話すのは疲れるんだよ」




    ミザ(寿命?なんのこと・・・)




    旧多「ふふふふ・・・アヘアヘアヘアヘ!!!」




    エト「ついに、頭までおかしくなって・・・」




    旧多「あまり、そういうことを口走らないでくださいよぉ・・・」




    「あなたとそこの彼女を殺さないと行けなくなっちゃうじゃないですかぁぁ!!」



    エト「おやおや、禁句だったのかね?今のも」




    旧多「あったりまえでしょう!!僕らの秘密に関わることなんですから!!!」



    ミザ(話についていけん・・・)




    旧多「まぁ、寛大な僕ちゃんはあなたの言葉にスルーしますよ、後々めんどくさいので?」




    エト「そうかいそうかい、和修」



    ブチッ



    旧多「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねしねシネ」




    エト「こわー・・・」



    ミザ「」ゾクッ




    旧多「あーマジ、おこだわぁ」



    エト「失敬」



    旧多「気分を害したので失礼ーーーーー!!!!」シュン



    エト「・・・」



    ミザ「・・・?」




    エト「さて、始めようか。革命を」




  454. 458 : : 2016/08/02(火) 23:07:47
    久しぶりの更新だ〜
  455. 459 : : 2016/08/14(日) 18:28:14



    旧多「くそが・・・あのアマぁ、マジ殺確定だわぁ」



    「旧多君」




    旧多「」ピクッ




    「大丈夫ですか?顔色悪いですが・・・」




    旧多「カネキケン・・・」



    カネキ「?」



    旧多「いえいえ!ご心配には及びませんよ!」



    カネキ「あ、・・・そう」



    旧多「それではー、くれぐれもバレないようにしてくださいよぉ!」



    カネキ「・・・」



    ーーーーーーーーーーーー



    有馬「・・・」



    カッ



    有馬「来たか、カネキケン」



    カネキ「ええ、いきなり何のようですか?」



    有馬「・・・」



    カネキ「どうしたん・・・」



    有馬「俺は・・・もう長くない。その前におまえに"真実"を話しておこうと思ってな」



    カネキ「・・・"半"人間のことですか?」



    有馬「それは俺に関することだ。おまえに話す事はお前の父親についてだ」



    カネキ「!?」



    有馬「どうする?お前が聞きたくなければ別にいいが・・・」



    カネキ「・・・」



    有馬「・・・」



    カネキ「話してください。父親のことについて」



    有馬「・・・わかった。では、話そう」



    そうだなーーーまずは・・・



    ーーーーーーーーーーーー




    15年前



    「やぁ、有馬くん」



    有馬「!・・・金木さん」



    カネキ(父)「久しぶりだね、元気?」



    有馬「はい」



    カネキ(父)「・・・その眼鏡は」



    有馬「あ・・・これは」



    カネキ(父)「そうか・・・もうすでにきているのか」



    有馬「・・・」



    ポン



    カネキ(父)は有馬の頭の上をポンと手を置いた



    カネキ(父)「なぁに、心配すんな。俺が死なねぇように鍛えてやるよ!」



    有馬「・・・はい!」



    俺はお前の父親に月に1回、白日庭で鍛えてもらっていた。まぁ、主にクインケ操術などだがな



    だが、ある日・・・



    カネキ(父)「なぁ、有馬」



    有馬「?」



    カネキ(父)「お前に頼みたいことがある」



    有馬「なんですか?」



    カネキ(父)「俺は今から危険なことをする・・・死ぬ恐れもあるだから・・・」



    「俺の息子を頼む」



    有馬「息子ってカネキケンのことですか?」



    カネキ(父)「ああ、頼めるか?」



    有馬「・・・任せてください。立派に育てますよ」



    カネキ(父)「・・・ありがとな、貴将」



    有馬「それで・・・危険なことってなんですか?」



    カネキ(父)「それは・・・」



    「見つけたぞぉ、カネキぃ!」



    カネキ(父)「芥子!!」



    芥子「ダメだろぉ、逃げちゃぁ・・・殺せないじゃないか」



    カネキ(父)「俺が黙って殺される・・・とでもおもったか?芥子」



    芥子「クククククッ」ニタァ



    芥子「なら、死ね。カネキ!!!!」ゴォ



    ポン



    カネキ(父)「なら、有馬頼んだからな」



    有馬「・・・はい」



    シュン



    有馬「・・・」



  456. 460 : : 2016/08/14(日) 21:57:55
    おっひさ〜&きったい〜
  457. 461 : : 2016/08/21(日) 15:49:57
    マジ期待です!
  458. 462 : : 2016/08/24(水) 14:04:03
    щ(゚Д゚щ)カモォォォン
  459. 463 : : 2016/09/03(土) 04:13:20
    1ヶ月はたちますねぇ…
    期待してますぅ~頑張ってくださいぃ~…
  460. 464 : : 2016/09/05(月) 05:32:53
    投稿はよ
  461. 465 : : 2016/09/05(月) 06:15:55
    期待です
  462. 466 : : 2016/09/08(木) 07:31:30
    久々に来たら更新されてる...
    期待
  463. 467 : : 2016/09/16(金) 22:56:47



    有馬「これがお前の父親と最期の出会いだった。そして今から話すのが・・・」



    有馬「お前の身体についてだ」



    カネキ「!!」



    僕の身体・・・?



    有馬「お前は思ったことはないか?自分の身体能力があまりにも異常だったことに・・・」



    カネキ「・・・」



    有馬「・・・その理由がーーーーーーーー」



    カネキ「!!」



    ーーーーーーーーーーーー



    エト「やぁやぁ・・・」



    エト「よく来たね。青年」



    カネキ「・・・」



    エト「ふむ・・・その様子だと自分の正体について知ったようだねぇ」



    カネキ「・・・あなたは知ってたんですか?」



    エト「そうだねぇ、知ってたと言えば嘘になるが・・・」



    エト「それよりもどうするんだね?正体を知ったならば死神から聞いたのだろう?」



    カネキ「それは・・・」



    エト「私としては是非ともついてほしい。死神もそれを望んでいるはずだ」



    エト「だが、座すも壊すも君の自由だ・・・どうするかね?カネキケン」



    カネキ「ホントに僕なんかが・・・ついていいもんなんですかね・・・」



    エト「何を今更・・・私と死神を超える"喰種"、それを意味するのは"最強"だ」




    エト「要は"隻眼の王"」




    エト「君はその喰種になりうる存在だ。名乗りたまえ、"王"よ」




    ザッ



    エトがカネキの前で跪くとその後ろにはアオギリの樹の面々も一緒に跪いていた




    エト「私達も力を貸そう。"アオギリの樹"が。過去のことは水に流して」




    カネキ「・・・」



    父さん、あなたの意志僕が・・・



    グッ



    カネキ「僕は・・・」



    ピキッ

















    「『隻眼の王』だ」




    エト「・・・」ニコッ



    タタラ「・・・」



  464. 468 : : 2016/09/16(金) 23:24:48



    CCG本部



    吉時「どういうことだ・・・」



    芥子「ちぃぃぃッ・・・!!あのガキが」



    吉時「・・・有馬、聞こえるか」



    『なんでしょうか』



    吉時「Vとして命じる。カネキケンを殺せ」



    『・・・』



    吉時「有馬?」



    『なぜ、我が王を殺さなければならないんですか?』



    芥子「なッ・・・貴様ぁ!」



    吉時「・・・有馬、おまえも裏切る気か」



    『俺は・・・あなた達とは仲間になった覚えはない。ましてや、道具として扱っていたのだから』



    『それに、俺だけでありませんよ?』



    吉時「なに・・・?」



    『白日庭』



    芥子「まさか!」



    『ええ、お察しの通りです』



    カッ



    有馬「俺達、0番隊はCCGを抜けます」



    吉時「・・・」ギリッ



    有馬「あなた達の管理はおしまいにしましょう。この世界は自由であるべきだ」



    芥子「黙れぇ!!」



    有馬「!」



    芥子「我々、Vが管理するべきなんだ。そうしなければこの世界は崩れる」



    有馬「・・・その必要はありません。共存すればいいのだから」



    芥子「できる・・・とでも思っているのか?そのようなことが」



    有馬「できますよ。我が王ならば・・・カネキケンなら」カチャ



    ピシャァァ!!



    有馬はナルカミを芥子と吉時に向け、全力で電撃を放った



    芥子「ぬぅ!」



    吉時「ッ!」



    ドサッ



    有馬「・・・」



    有馬(頼む、これで死んでくれ)



    吉時「」



    有馬「!!」



    ヌッ



    有馬「・・・」




    吉時「失望したぞ、有馬ぁ」



    ピキッ



    有馬(やっぱり、そうだったのか)



    (父さん)



    吉時「いつまで寝ている。芥子」



    芥子「クックックッ・・・やはりもうすぐ死ぬみたいだなぁ、有馬」



    有馬「ッ・・・!(やはり、外していたか)」



    芥子「急所を外していいるぞぉ」ニタァ



    有馬「ならば、何度でも切るだけだ」カチャ



    吉時「俺も忘れるなよ。有馬」ズズズ



    有馬「・・・」



    あとは任せた。エト、そして



    ーーーーーーー王



    ーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーー



    ーーー







    ドサッ



    有馬「」



    吉時「はぁ・・・はぁ・・・」



    芥子「ちぃぃぃ・・・忌々しいガキだ」



    吉時「ここまで成長していたか、有馬」



    芥子「これからどうする?吉時」



    吉時「とりあえず・・・」



    「行かせませんよ?」



    「「!?」」



    芥子「!・・・カネキケン」




    吉時「なにしにここへ?」



    カネキ「わかっているのに聞くんですね。貴方方は・・・」チラッ



    有馬「」



    カネキの視線の先には既に息絶えた有馬がいた



    カネキ(有馬さん。あなたの敵は僕(俺)が)



    カネキ「さて、殺したますよ。貴方方は」



  465. 469 : : 2016/09/17(土) 00:51:25
    期待
  466. 470 : : 2016/09/20(火) 19:18:39
    超期待(☆。☆)
  467. 471 : : 2016/09/21(水) 07:11:52
    頑張
  468. 472 : : 2016/10/05(水) 02:30:29
    期待せざるを得ない
  469. 473 : : 2016/10/09(日) 18:44:41
    期待

  470. 474 : : 2016/10/10(月) 10:16:07



    場所変わってコクリア



    「な、なんでアオギリが!!」




    コクリアにアオギリが攻めていた




    エト「できるだけ、多く開放しろ!」




    タタラ「エト」



    エト「タタラさん?」



    タタラ「王はどこだ?」



    エト「ふっ・・・」



    タタラ「?」



    エト「王なら、今頃・・・」



    ーーーーーーーーーーーーーー



    吉時「ガハッ・・・!!」



    芥子「ちぃぃぃっ!!!」



    カネキ「こんなものか?」カチャ




    吉時「流石、奴の息子というわけか・・・」



    芥子「カネキぃぃ・・・どこまで我らの邪魔をするきだぁ!!」



    カネキ「・・・」



    カネキ「そろそろ吐いてくださいよ。貴方方の目的を」



    吉時「・・・」



    芥子「貴様は何をする気だ」



    カネキ「僕は貴方方を殺し、そしてこの世界を自由にする」



    カネキ「それがお父さんの意志だから・・・」



    吉時「・・・」



    カネキ「目的を吐かないなら別にいいです。殺しますから」



    芥子「黙ってころされてたまるかぁ!!!」ズズズ



    カネキ「・・・」



    ズググ



    吉時「・・・!?なッ!!」



    ガキィン



    カネキは芥子の赫子の攻撃に自分の羽赫で防いでいた。
    その事実を知らなかった、芥子と吉時は驚いていた。



    芥子「な、なぜ貴様、赫子を・・・」



    吉時「どういうことだ!!」



    吉時「なぜ貴様が・・・"出来損ない"の息子が赫子を出せる!!」



    カネキ「・・・」



    バキィ



    吉時「がっ!!」



    ヨロッ



    カネキ「お父さんを侮辱するな・・・!」



    ーーーーーーーーーーーー



    ーーーーーー




    ーーー







  471. 475 : : 2016/10/11(火) 23:33:57
    これってまだ続きますよね?
    先が気になります!
  472. 476 : : 2016/10/16(日) 11:13:55
    大期待
  473. 477 : : 2016/10/18(火) 15:33:37
    投稿ペース遅スギィ!!
  474. 478 : : 2016/10/18(火) 18:49:56
    <<477 黙れ。ならこのSS見にくんな
  475. 479 : : 2016/10/21(金) 17:12:10
    ほんとよ、帰れ
    期待ですー!
  476. 480 : : 2016/10/22(土) 01:53:03



    オギャー!!



    「おおっ!!生まれたのか」



    「ええ、あなた」



    「名前はなににする?」




    「・・・そうねーーーーー」




    ーーーーーーーーーーー



    芥子「は?」



    「うぅ・・・」



    吉時「普通の人間だと?」



    芥子「チッ・・・出来損ないが、半人間でもなければ、才能もないのか」




    吉時「・・・」




    「あ、あなた・・・」



    バチン!!



    吉時「出ていけ、二度と顔を見せるな」



    「そんな・・・」



    「ああああ!!!」



    芥子「うるさいぞ!ガキが!!!」



    「や、やめ・・・ッ!!」



    吉時「早く出ていけ!!・・・研一と共に!!」



    「・・・ッ」



    研一・・・後のカネキケンの父親になる人間
    彼は幼くして、和修に見捨てられた。




    この時はまだ、誰も彼だけの"体質"に気づいていなかった




    それから20年後・・・



    研一「ぐッ・・・!」



    「あひゃあひゃあひゃ!!!!逃げるなよぉ!」



    研一(これで終わるのか、嫌な人生だったな・・・)



    研一「もし・・・」




    もし・・・願うなら・・・




    俺に力を・・・




    ドクン!




    ドクン!





    研一「!?」



    ズズズ



    研一(な、なんで・・・"人間"の俺から"赫子"が・・・)



    「はぁ!?・・・てめぇ、人間じゃねぇのか!!?」



    研一(そんなことより・・・)クルッ



    「ひっ!・・・」



    研一「死ね!」




    ドスドスッ!




    ーーーーーーーーーーーー




    "V"からの指令


    この世の遺物・・・金木研一を殺せ


    情報については下記に記す。
    逆らえばどうなるか・・・わかるよな?芳村功善

    ーーーーーーーーーーーー

    金木研一
    和修で生まれ、捨てられる
    突如、20歳の時に人間でありながら、赫子を出す
    その力で数多のVの構成員を葬ってきた
    我々は奴を危険因子だと認定し、処理する
    尚、奴と結婚したものに関して一切の関与はしない

    ーーーーーーーーーーーー



    研一「はぁはぁ・・・」



    「逃げても無駄だ、諦めろ!」



    研一「・・・」



    「ここで死ね、カネキ」



    研一「・・・終わってたまるか(息子のために・・・俺は)」




    ドスッ




    研一「え・・・」ゴフッ




    突如、研一は何者かによって腹を貫かれた




    研一「だ、誰だ・・・!!」




    芳村「・・・」




    研一「ガハッ・・・!!(な、何であなたが・・・!!)」




    芳村「すまない、研一君・・・ここで、死んでくれ」




    研一「!!(そ、そうか・・・Vのヤツら・・・芳村さん・・・エトを・・・)」




    芳村「君の息子は私が・・・」




    「よくやったぁ!!功善・・・あとは任せろ」



    芳村「!!・・・まっ!」



    グシャ!!



    芳村「・・・(すまない、君の息子は私が・・・絶対に死なせない)」




    研一(よ、し・・・、むらさ、ん・・・あと、まかせ・・・)




    ドサッ




  477. 481 : : 2016/10/22(土) 06:47:33
    期待です!
  478. 482 : : 2016/10/27(木) 15:13:36
    昨日、東京グールエロで調べて
    とあるサイト選択した、ワンクリック作業
    だった
  479. 483 : : 2016/11/03(木) 00:38:24
    期待♪
  480. 484 : : 2016/11/06(日) 22:53:48
    すごく面白い
  481. 485 : : 2016/11/06(日) 22:54:25
    マジ最高のss
  482. 486 : : 2016/11/23(水) 18:13:58
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    催情剤:http://zzleshirts.com/p74.html
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    超級猛男健力カプセル販売:http://zzleshirts.com/p654.html
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    トラ王 滋養強壮:http://zzleshirts.com/p711.html
    超強 黒倍王:http://zzleshirts.com/p401.html
    興奮剤:http://zzleshirts.com/p684.html
    蒼蝿水:http://zzleshirts.com/p677.html
    SPANISCHE FLIEGE D5:http://zzleshirts.com/p168.html
    花痴:http://zzleshirts.com/p28.html
    同仁堂牛黄清心丸:http://zzleshirts.com/p256.html
    999皮炎平:http://zzleshirts.com/p70.html
    徳国公牛:http://zzleshirts.com/p777.html
    男露888:http://zzleshirts.com/p349.html
    五便宝:http://zzleshirts.com/p238.html
    同仁烏鶏白鳳丸:http://zzleshirts.com/p255.html
  483. 487 : : 2016/11/23(水) 21:41:11
    荒らし消えろ
    邪魔
  484. 488 : : 2016/11/26(土) 19:26:41
    すごい量のURLだな…しかも関係ない…
  485. 491 : : 2016/12/10(土) 14:59:24
    荒らしキモい

  486. 492 : : 2016/12/10(土) 15:10:21
    違うssにいる暇人じゃんこの荒らし
  487. 493 : : 2016/12/21(水) 07:35:04
    期待
  488. 495 : : 2017/01/01(日) 11:26:08
    荒らしは顔や住所、名前を知られて無いからやるんだよ多分
  489. 496 : : 2017/01/03(火) 21:30:01
    筆者もお疲れかな?
    書きたいときに書いて辞めたいときは辞めてもいい。
    筆者の都合も知らずして放置だのと喚く子供を気にかける必要はないから。
  490. 497 : : 2017/01/06(金) 10:20:55


    アカウントを変えてすいません!

    何故かはわかりませんが、ログインできなくなってしまいましてアカウントを作りました。

    なので、こちらのアカウントのほうで投稿していきます。長く待たせてしまいすいませんでした!


    あと、2017年も宜しくお願いします!


  491. 498 : : 2017/01/08(日) 02:29:32


    オギャー!



    「おーよしよし、研」



    コンコン




    「!(あなた?)」




    タッタッタッ




    ガチャ




    そこにいたのは研一ではなく、芳村だった。




    「よ、芳村さん・・・彼は」



    「・・・すまない」



    「ッ!」




    芳村の一言を聞かされた瞬間、彼がどうなったか金木の母は悟ってしまった



    彼が『死んだ』という事実に……




    「あああああ!!」ポロポロ



    芳村「ッ・・・」




    「ッ・・・あ・・・あの」ポロポロ



    芳村「・・・なんですか」



    「研を・・・鍛えてくれませんか?」



    芳村「・・・彼は」




    「研は・・・半人間である彼の血も混じっているので少しだけ喰種の血もあると・・・思います」




    「私は・・・そういうのに乏しいですけど、芳村さんなら・・・」




    芳村「・・・わかりました、彼がもう少し大きくなったら・・・」




    ーーーーーーーーーーーーーー




    ーーーーーーーー





    ーーーー










    そして、その6年後芳村に鍛えてもらえず金木は喰種に攫われ、24区にて置き去りにされる



    そして、24区で初めて芳村と邂逅する。お互いが何者かも知らず……





    カネキ「今思えば・・・あの時24区で芳村に殺されなかったのは俺を鍛えていたからなんだな・・・」




    芥子「・・・」




    吉時「・・・」




    カネキ「さてと、これ以上の話はなしです・・・そろそろ幕切れとしますよ」




    芥子「ふん・・・どうせ私が死んだところでこの世界は変わらんよ」




    カネキ「それはわかりませんよ」




    芥子「なんだとぉ・・・?喰種は人を喰らうことでしか生きられないんだぞ」




    カネキ「やってみなければわかりませんよ、そういうのは・・・例えば喰種でも食べれる食品を作るとか」




    芥子「ふっ・・・ふははははは!!!!」




    吉時「・・・それは我々も試した。だが、無理だった」




    カネキ「・・・今は無理でも、何年、何十年後なら・・・」




    芥子「ハッハッハッハ!!!貴様は研一に似て愚かな考えを持っているなぁ!」




    カネキ「・・・」




    芥子「ありもしない可能性にかけて模索し続ける。愚かだ、貴様のようなヤツらをなんと呼ぶか知っているか?」




    芥子「・・・偽善者だよ」




    カネキ「・・・」




    芥子「理想を追い続けてなにがある?奴と一緒だ。所詮は無意味な死しか待ってないのだよ」




    芥子「貴様は英雄にでもなりたいのか?」




    カネキ「・・・だから言ったでしょう、僕は父の理想を叶えると・・・人と喰種が共存する世界を作ると」




    吉時「・・・やめておけ、無意味だ。人と喰種はわかりあうことはできん。大人しく我々に管理されておけ」




    カネキ「・・・さっきから」





    カネキ「・・・ごちゃごちゃうるせぇんだよ」ズモモ




    芥子・吉時「!!」





    カネキ「死ね」





    ドスッドスッ




  492. 499 : : 2017/01/31(火) 01:32:54
    話思いつかないなら無理に引き延ばさないで話思いつかないから〆ますとか言えばいいのに
    さすがにもう見てられない
  493. 500 : : 2017/01/31(火) 08:50:42
    確かにそうだけど全部作者の自由だし何でも良いじゃん
  494. 501 : : 2017/02/02(木) 19:41:17
    期待です 応援しています
    自分のペースで頑張ってください
  495. 502 : : 2017/02/07(火) 20:25:47
    面白く見させて頂いております

    期待です❗️
  496. 503 : : 2017/02/24(金) 14:04:59
    期待
  497. 504 : : 2017/02/27(月) 22:31:11
    今日初めて見て全部見ましたがすごく面白かったです続きも気になります!w自分のペースで頑張ってください!期待してます!
  498. 505 : : 2017/03/29(水) 01:24:38
    期待しています
  499. 506 : : 2017/04/19(水) 11:35:17
    期待!
  500. 507 : : 2017/04/26(水) 21:53:12
    期待です
  501. 508 : : 2017/05/26(金) 23:46:09
    遅れぎみではないでしょうか

    後荒らしは駄目絶対
  502. 509 : : 2017/05/26(金) 23:48:27
    頑張ってください
  503. 510 : : 2017/06/28(水) 03:47:50
    期待してるから頑張れ。
  504. 511 : : 2017/07/15(土) 01:14:50
    期待
  505. 512 : : 2017/07/29(土) 17:51:11
    期待してます!
    気楽に頑張ってください!
  506. 513 : : 2017/08/23(水) 12:33:03
    期待(^^)
  507. 514 : : 2017/09/02(土) 10:47:23
    ♪───O(≧∇≦)O────♪期待
  508. 515 : : 2017/09/03(日) 12:50:29
    期待
  509. 516 : : 2017/09/17(日) 23:25:40
    頑張ってください!!!応援してます!
  510. 517 : : 2017/10/21(土) 13:54:39
    うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ期待ただだだだだ多々だだだだだただただだただだだただだだ座だだだだだだだだだだだだただだだだだダサだだだだだだ多々だだだだだただだただただにタヂダだだだだ多々だだだだだだだだだだ多々
    期待してるからがんばれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれ流れれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれれ
  511. 518 : : 2018/01/14(日) 18:32:15
    前回の投稿からはや一年、これは放置かもですね...まぁ、期待です
  512. 519 : : 2018/02/12(月) 12:48:43
    僕はただ、とろろご飯が食べたいだけなんだ!それだけなんだ、それなのに、なんで....
  513. 520 : : 2018/02/24(土) 23:28:27
    こんなに良いssならpixivで書いてくれればいいのに…
  514. 521 : : 2018/04/14(土) 01:03:24
    待ってる
    期待
  515. 522 : : 2018/06/02(土) 20:54:18
    待ってます
  516. 523 : : 2018/06/11(月) 04:14:57
    全部読んだけどつまらないな、もう金木の原型ないし東京喰種である必要が無い
  517. 524 : : 2018/11/14(水) 20:16:37
    期待(°∀。)
  518. 525 : : 2018/11/14(水) 20:17:52
    がんば
  519. 526 : : 2018/11/14(水) 20:46:49
         ███▄
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                    ███
                    ███
               ▄▄▄▄████
                ▀█████
                  ▀██▀
  520. 527 : : 2018/12/31(月) 10:05:22
    結果





































    放置
  521. 528 : : 2019/03/08(金) 21:38:12
    もしかしたら…!!
    筆者復活とか…!!








    お願いします(願望)
  522. 529 : : 2019/10/29(火) 00:04:07
    うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ何でだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
    投稿御願いします。

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佐々木準特等

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