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この作品は執筆を終了しています。

〜序章〜終わりなき悪夢

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  1. 1 : : 2015/11/19(木) 14:01:56
    〜???〜


    少年「か、母さん!!」


    母親「お前だけでも逃げなさい!!」


    少年「で、できないよ!だ、だって








    もうあいつがそこまできてるから」


    青色のロボット「」ガチャッブゥゥゥゥゥン


    母親「早く!私の分も生きなさい!!」


    少年「い、嫌だよ!!母さんと離れたくない」


    母親「こんな時くらい私の言うこと聞きなさi」ドォォォォン!!


    少年「う、うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」


    ーーーーーー

    ーーーー

    ーー




    飛雄馬「うわぁぁぁぁぁ!!!」ガバッ


    飛雄馬「はぁ、はぁ…………夢?」汗だくだく


    優奈「だ、大丈夫?ずいぶんうなされてたけど」ワタワタ


    飛雄馬「あ、ああ優奈、いたのか」


    飛雄馬「大丈夫だよ、僕はなんともない」


    優奈「そっか、もう10年になるんだね、『月が攻めて来た日から』」


    飛雄馬「うん、そうか、もうそんなに経つんだ」


    優奈「あ、ホットミルク入れてくるね」


    飛雄馬「うん、ありがとう、助かるよ」


    ・・・西暦1969年、アポロ計画により、月面着陸に成功。それは、たった一歩という小さな物かもしれないが人類にとっては大きな一歩となる……はずだった。それから人類は急速に月面開発を進めていった。そして、1979年、たった10年で月への移住が決まった。しかし、それがそもそもの間違いだったのだ。月から出る特殊なガスに長時間晒された人類は突然、特殊な進化を遂げた。姿形に変わりはないが、高度な知能を持つ人類へと進化した。彼らは自らを『新人類』と名乗った。


    ・・・2005年、新人類は突然地球の全国に宣戦布告をした。月の高度な科学技術に、地球の民はなすすべもなかった。しかし、そんな不条理な戦況でも諦めない者たちがいた。彼らは月の技術を真似し、自分たち独自の兵器を作り上げた。それが『エルピス』。エルピスは月の兵器と同等の性能を持ち、戦況を瞬く間に互角へと戻した。そして2015年、再び悪夢が始まろうとしていた。
  2. 2 : : 2015/11/19(木) 14:15:54
    〜訓練場〜


    大吾「よーし…次、適当にやるなよー?」


    飛雄馬「油圧、電圧チェック…オールグリーン。エンジンモーターチェック…異常なし」


    飛雄馬「ティーターンmr.ll起動」


    ティーターン「」グィィィィィィン


    飛雄馬「目標を補足…ターゲットロックオン…照準補正完了……ファイア」


    ティーターン「」ダァァァァン!!


    ダミーターゲット「」ヒュゥゥゥゥン↓


    飛雄馬「目標の沈黙を確認、ミッションコンプリート」


    海斗「うはぁ!相変わらずすげえなぁ!」


    飛雄馬「普通だよ、習ったことを実践に活かしてるだけだよ」


    明日菜「海斗は講習の時はいっつも寝てるもんねぇー?」


    海斗「う、うるせぇなあ!」
  3. 3 : : 2015/11/19(木) 14:25:25
    〜と言うわけでキャラクター紹介〜


    鈴川 飛雄馬・・・16歳

    身長176cm 体重56kg 性格:冷静、マイペース

    頭脳・・・SSS

    運動・・・A-

    判断・・・S


    桃井 優奈・・・16歳

    身長157cm 体重47kg 性格:恥ずかしがり屋 飛雄馬の幼馴染


    頭脳・・・B


    運動・・・A-


    判断力・・・A


    橘 海斗・・・16歳 性格:アホの子 力自慢

    身長182cm 体重63kg


    頭脳・・・B

    運動SS

    判断力・・・A


    橘 明日菜・・・17歳 性格:お姉さん的 海斗の双子の姉


    頭脳・・・S

    運動・・・A

    判断力・・・SS
  4. 4 : : 2015/11/19(木) 16:49:04
    海斗「と、とにかく、飛雄馬…おまえほどの腕ならひょっとしたら専用カスタム機体もらえるんじゃねえの?」


    飛雄馬「そんな、僕なんてまだまだだよ。奴らを倒すにはもっと強くならないと……」グッ


    海斗「そんな謙遜するなって!」ポンポン


    大吾「次、橘 海斗!お前は……まぁ…な」


    海斗「そんないかにも期待してないって言う目で見るのやめてくださいよ!」


    大吾「うーっし、そんじゃ適当に終わらせろよー」


    海斗「酷え!!」


    〜昼休み〜


    優奈「飛雄馬ー!お弁当持ってきたよー!」フリフリ


    飛雄馬「ああ、いつも悪いね」


    海斗「よっ!お似合い夫婦!」ヒューヒュー


    明日菜「うるさいバカちん!」ゴチン


    海斗「いってぇぇ!!」ジタバタ


    優奈「どう?美味しい?」


    飛雄馬「うん、すごく美味しいよ」モグモグ


    優奈「良かった!そう言ってもらえると作りがいがあるよ!」パァァ


    海斗「そういえば今日って北欧軍特殊部隊が視察に来てるってみんなが噂してたな」ムグムグ


    飛雄馬「ああ、僕もその話は聞いたよ」


    海斗「きっと視察ってことは成績いい奴を見にきてるってことだよな?ひょっとしたらお前……声かけられるかもしれねえぞ?な!?」


    明日菜「ちょっと海斗、テンション上げすぎ」バシッ


    海斗「姉ちゃん厳しい!」イテテ


    ??? 「君、ちょっといいかな?」


    海斗「ん?俺っすか?」


    ???「いや、君の隣の…」


    飛雄馬「僕ですか?」


    ???「ああ、君はこの訓練場きっての秀才だそうじゃないか、一つ頼まれてくれないか?」


    飛雄馬「そんなまだまだですよ、僕は。それよりあなたは?」


    ???「ああ、そういえば自己紹介がまだだったな、俺は『レオンドル』。欧州軍特殊部隊の副隊長を務めているものだ」


    海明日優「え、ええええええ!?」
  5. 5 : : 2015/11/19(木) 17:05:11
    >>1
    ガチャッブゥゥゥゥゥゥゥンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
  6. 6 : : 2015/11/19(木) 22:19:52
    >>5wwwコメントありがとうございます
  7. 7 : : 2015/11/19(木) 22:31:24
    レオンドル「とにかく、俺についてきてくれ」手招き


    飛雄馬「わかりました」


    〜第2訓練アリーナ〜


    レオンドル「単刀直入に言う。俺と手合わせしてくれ」ビシッ


    飛雄馬「はい?」パードゥン?


    レオンドル「何度も言わせるな。俺と手合わせしろ」ジロッ


    飛雄馬「話はわかりました。ですが何故僕なんですか?」


    レオンドル「色々と噂になってるからな、俺がただ単に興味が湧いただけだ」


    飛雄馬「しかし」


    レオンドル「いいからやるぞ、上官命令だ」


    飛雄馬「う…わかりました、訓練機の使用許可申請をしてきます」


    レオンドル「まて、訓練機を使う必要はない」


    飛雄馬「へ?」


    レオンドル「お前に専用カスタム機体をやる」


    飛雄馬「ん?今なんと?」


    レオンドル「だから何度も言わせるな、専用カスタム機体をやると言っているのだ」


    飛雄馬「え…」ポカーン


    レオンドル「状況が理解できてないようだな、まあ無理もない。それでやるのか?やらないのか?」


    飛雄馬「わかりました…やります!」グッ





  8. 8 : : 2015/11/19(木) 22:43:36
    レオンドル「そうか、良かった」指パチン


    博士「へいへい」


    レオンドル「博士、こいつの専用機体をお願いします」


    博士「御意」スタスタスタ


    飛雄馬「ん?」


    博士「カモカモ」クイクイ


    〜第3ラボ〜


    博士「こいつがお前の専用機体だ」


    飛雄馬「しかし何故俺なんかに専用機体を?」


    レオンドル「お前の腕を見込んでの事だ。先の訓練見てたぞ」


    飛雄馬「見てたんですか?」


    レオンドル「ああ、それにお前の秀才ぶりの噂は欧州の方にも届いている。なんでも訓練大一過生の時点で並の操縦者の操縦技術を大きく上回っているとか」


    飛雄馬「はぁ、実際そうでもないですよ?」


    レオンドル「まぁ、謙遜するな、先程の訓練を見て確信した。お前はすごく強い、普通の兵士を大きく凌ぐほどな」


    レオンドル「まあ、とにかく乗れ」


    飛雄馬「は、はぁ」


    〜操縦席ー


    飛雄馬(はあ、青は嫌いなんだけどなあ)
  9. 9 : : 2015/11/20(金) 00:08:45
    ピピッ


    飛雄馬「ん?」ピッピッ


    博士「聞こえるか?飛雄馬とやら」


    飛雄馬「あ、なんですか?博士」


    博士「その機体は実はまだ未完成でね、この戦いが終わったらお前の好きなカスタマイズを要望してくれ、どんな要望にも答えてやる。だから壊すなよ?」


    飛雄馬「えええっ!?未完成!?」


    博士「まあ、未完成といっても性能はそれなりにある」


    飛雄馬「ま、まぁわかりました」


    ピピッ


    飛雄馬「えっと、兵装は」ピッピッ


    飛雄馬「ん?斬鉄?刀?近接武器があるのか?後はビームユニットが6つほど、これは操縦が難しそうだ。後はグレネードランチャーにアサルトか」ピッピッ


    飛雄馬「揃いすぎでしょ……」


    ピピッ


    レオンドル「飛雄馬、準備いいか」


    飛雄馬「あ、はい」


    レオンドル「いいだろう、アリーナで待ってる」


    〜第2訓練アリーナ〜


    レオンドル「きたか」


  10. 10 : : 2015/11/20(金) 00:35:22
    飛雄馬「ええ、よろしくお願いします」(相手の主兵装は弓か…)


    レオンドル「欧州軍特殊部隊副隊長レオンドル。そして、我が愛機『アルテミス』」


    アルテミス「」ガチャン


    レオンドル「押して参る!!!」


    アルテミス「」ヒュン


    飛雄馬「飛んだ?」


    レオンドル「撃て撃て撃て撃て!!」


    アルテミス「」シュッ!パシュッ!!ドシュッ!!


    飛雄馬「っ!多すぎる避けきれない!」


    飛雄馬の機体「」ヒュン……ドガァァァン!!


    飛雄馬「くっ、、、右腕が」


    飛雄馬「翔べ」


    ビームユニット「」ギュィィィィン


    ビームユニットa「」ヒュン…ギュゥゥゥン!!


    レオンドル「遅い!!」


    アルテミス「」ヒュンヒュン


    ビームユニットb「」ギュゥゥゥン!ギュゥゥゥン!!


    レオンドル「ただ闇雲に撃つだけじゃ、当たらないぞ!!」


    飛雄馬「なるほど…」


    飛雄馬の機体「」ガチャッ


    飛雄馬「兵装を変更、アサルトon」


    飛雄馬の機体「」ババババババッ!!


    レオンドル「どうした!その程度か!!」


    飛雄馬「かかった」


    アルテミス「ッ!!」ドゴォォォォォォン


    レオンドル「ッ!!何ッ!?」


    飛雄馬「武器を一つずつしか使えないなんて誰もいってないですよ。そして僕はあなたの機体の重大な欠点を見つけました」


    レオンドル「欠点だと!?」


    飛雄馬「そうです」


    レオンドル「馬鹿な!!そんなはずは!」


    アルテミス「」グググググ


    飛雄馬「そうです、今弓を構えたその瞬間ですよ。」


    飛雄馬の機体「」ババババババッ


    アルテミス「」ドドドドドン!!


    レオンドル「なんだ!?ただのアサルトでこの威力だと!?」


    飛雄馬「あなたの機体の弱点、それはその巨大な弓の弦を引っ張る時、その重たい弦を引っ張るために多分関


    節部分には物凄いエネルギーが必要です。そのせいでその関節部分には物凄い熱量が生じているはずです。そ


    こを攻撃すればアサルトでも大ダメージを与えることができます」


    レオンドル「っ!!そんな弱点当たらなければ意味ないじゃないか」


    飛雄馬「さっき言った弦を弾くとき、その時は膨大なエネルギー量が必要なため反応速度が遅くなっている


    はずです、だからあなたのアルテミスは攻撃しようとした時が一番の弱点なんです」


    レオンドル「………ふぅ、なんて奴だ…まさかそこまで見抜かれているとはな、うん、流石だ、俺の負けだな」


    飛雄馬「いえ、さすがは特殊部隊、ものすごく苦戦しました」


    レオンドル「ハハッ!どの口が言うか。いや、まさかあんな短時間でアルテミスの弱点を全て見抜いてしまうとはな!」


    ピピッ


    博士「よし、大体の腕はわかった、その専用機をお前に託そう!」


    飛雄馬「いいんですか?」


    レオンドル「ああ、これは俺と博士からの贈り物だ!」


    飛雄馬「ありがとうごさいます」敬礼


    博士「あー、一応それ試作機みたいなものだから後で正式にカスタマイズしてやるよ!」


    飛雄馬「助かります」
  11. 11 : : 2015/11/20(金) 22:21:50
    え、何これ、神作!!
  12. 12 : : 2015/11/20(金) 22:41:42
    >>11ありがとうございます!!自分まだまだですよ(笑)
  13. 13 : : 2015/11/20(金) 23:09:48
    ーーーーーー

    ーーーー

    ーー




    博士「……できたぞこれがお前の専用機『アストライオス』だ」


    飛雄馬「アストライオス…ギリシア神話の星空の神…ですか」


    博士「お、よく知ってるな」


    飛雄馬「神話についての本なら何度か読みましたから」


    博士「ま、とにかく大事にしろよ、これ作るのにすごい費用が必要だったから」


    飛雄馬「塗装までしてくれて……感謝します」敬礼


    飛雄馬(これで奴らを…母さんの仇が打てる)


    博士「うむ」うなずき


    レオンドル「話は済んだか?」


    飛雄馬「ああ、いたのですか?レオンドルさん」


    レオンドル「お前な……」ハァ


    飛雄馬「冗談です」


    レオンドル「実はお前にもう一つ頼みができてな」


    飛雄馬「何ですか?」


    レオンドル「ああ、俺と一緒に欧州に来てくれ」


    飛雄馬「ん?え?あの、今のは僕の聞き間違いでしょうか?」


    レオンドル「今、欧州がどんな状況にあるのか、噂でお前も耳にしたはずだ」


    飛雄馬「ええ、まぁ、確か月の大軍にに攻め込まれて、苦戦を強いられているとか」


    レオンドル「ああ、一部あっている」


    飛雄馬「一部?」


    レオンドル「大軍ではない、敵は一機だ」


    飛雄馬「えっ!?」


    レオンドル「しかしその一機が今までの群を抜いて強くてな、我々特殊部隊からも何人か負傷者が出ている」


    飛雄馬「たった一機ですか?」


    レオンドル「ああ、今までとは違う、強大な力を持ってる」


    飛雄馬「なるほど…」


    レオンドル「もちろん無理にとは言わない、お前はまだ訓練生だからな」


    飛雄馬「……わかりました、行きます」コク


    レオンドル「そうか、まだ訓練生だというのに重荷を背負わせてしまってすまない」お辞儀


    飛雄馬「頭をあげてください」


    レオンドル「すまない」


    飛雄馬「いいんですよ、僕もこれを望んでいましたし」
  14. 14 : : 2015/11/20(金) 23:46:17
    レオンドル「早速だが明後日にはこの国を出ることになる」


    飛雄馬「早くないですか?事が進むの」


    レオンドル「ああ、一刻を争うからな、2日後の朝四時には飛行機に乗る」


    飛雄馬「またずいぶんとお早いようで」


    レオンドル「幸い、今は双方睨み合いってところだから、国を出る前に友達に別れでもしてくるといい」


    飛雄馬「言われなくても」


    ーーーーーー

    ーーーー

    ーー




    三人「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」


    海斗「おい、それマジかよ!!?」


    飛雄馬「うん、マジ」


    優奈「えっ?えっ!?」


    明日菜「あんたは本当にそれでいいの?」


    飛雄馬「うん」


    明日菜「死ぬかもしれないんだよ!?そうなったら誰が優奈を!!」ガシッ


    飛雄馬「……ゴメン、でももう決めたことだから」


    明日菜「そう、だけどこれだけは約束して!絶対に生きて帰ってきて!!」


    飛雄馬「もちろん、死ぬつもりなんてないよ」


    海斗「はぁぁぁぁ、この四人が全員揃うのもこれで最後か……」
  15. 15 : : 2015/11/21(土) 00:44:16
    海斗「よっしゃ!今日は外にでも外食に行くか!!」


    明日菜「お!珍しく良い提案じゃない!」


    海斗「うっせ!一言余計だ!」ぶーぶー


    優奈「え…飛雄馬どっか行っちゃうの?」


    飛雄馬「安心して、僕は死なないから」


    優奈「え…でも欧州って」


    飛雄馬「ああ、そして僕も召集された、それだけだよ」


    優奈「…だ…」


    飛雄馬「ん?」


    優奈「行っちゃいやだ!!飛雄馬がいなくなったら私…私!」ポロポロ


    飛雄馬「大丈夫、必ず帰ってくるから」なでなで


    明日菜「海斗、ちょっといい?」


    海斗「ん?」スタスタスタスタ


    優奈「ちょっとヒックだけ、エッグ泣いてもいい?」ポロポロ


    飛雄馬「もう泣いてるじゃないか」


    優奈「エッグ…ヒッグ…うわぁぁぁぁぁぁん!!!」ガバッ


    飛雄馬「おっと!フフッ、昔からそういう甘えん坊なところ、変わんないな」ナデナデ


    〜30分後〜


    飛雄馬「落ち着いた?」なでなで


    優奈「うん、もう大丈夫だよ」


    海斗「おーい?もう大丈夫かー?」


    飛雄馬「うん、大丈夫そう」


    海斗「でもよーお前向こうで戦えるのか?」


    飛雄馬「なんで?」


    海斗「聞くと敵は物凄い強いそうじゃないか、量産機なんかで対応できるのか?」


    飛雄馬「あー、そのことなんだけど、実は専用機もらってさ」


    三人「はぁぁぁぁ!!!!?」がーん


    海斗「おまっ!!何でそういうことは早く言わない!!」うがーっ


    飛雄馬「いや、必要ないかと思って」


    明日菜「いや、重要なことでしょ!!」ビシッ


    海斗「ちくしょぉぉぉ!なんでお前ばかり!!」地団駄


    優奈「そうなんだ、専用機を…」


    飛雄馬「どうしたの?」


    優奈「うん!専用機があるなら安心だね!頑張ってきてね!」ニコッ


    海斗「おお!眩しい笑顔!」


    飛雄馬「うん、頑張るよ」


    〜夜中〜


    飛雄馬「海斗、ちょっといい?」


    海斗「ん?飛雄馬か、どうした?」


    飛雄馬「実は……今回、死ぬかもしれない」


    海斗「はあああああ!?」


    飛雄馬「実は、欧州に攻めてきている敵は一機だけなんだ、だけど、その一機に欧州軍が結構苦戦を強いられ


    ているみたいで、僕もそいつにやられるかもしれない、だからそうなったら優奈をたのm」


    ドカッ!!


    海斗「目は覚めたか?」ハァッ…ハァッ…


    飛雄馬「……痛いな」


    海斗「お前な!!優奈がどれだけお前のことを心配しているわかっているか!?あいつにはな!!!おまえし


    かいねぇんだよ!!そのお前が優奈を置いて死んでいってどうするんだよ!!」胸ぐら掴み


    飛雄馬「……ああ、そうだね。すまない、目が覚めたよ」


    海斗「いいな!約束だぞ!!ぜってぇ生きて帰ってこい!!!!わかったな!!!」


    飛雄馬「うん、わかった。海斗、ありがとう」


    海斗「おうよ」


    飛雄馬「たまにはいいこと言うんだね」


    海斗「たまにはは余計じゃボケ」ビシッ


    明日菜「……」うつむき


    〜2日後、空港〜


    海斗「じゃあな!死ぬんじゃねえぞ!!」


    飛雄馬「うん」


    明日菜「たまには手紙出しなさいよ?じゃないと優奈が心配するから」


    飛雄馬「ああ、わかってる、イギリス語で出してあげるよ」


    明日菜「フフッ、誰も読めないじゃない?「


    飛雄馬「冗談」


    海斗「結局、優奈は来なかったなぁ」


    飛雄馬「うん、少し寂しいね」


    レオンドル「時間だ、行くぞ」


    飛雄馬「はい。じゃあねみんな、元気で」


    明日菜「あ、当たり前じゃない!ひっぐ」ポロポロ


    海斗「飛雄馬!あの夜に言った言葉、忘れるんじゃねえぞ!!」


    飛雄馬「うん、もちろん」




  16. 16 : : 2015/11/21(土) 00:49:49
    いつも神作の更新楽しみにしています!
  17. 17 : : 2015/11/21(土) 00:54:01
    「飛雄馬!」


    飛雄馬「ん?」


    優奈「また、会えるよね?」


    飛雄馬「うん!絶対会えるから」


    優奈「待ってるから!お弁当作って待ってるから!!」ポロポロ


    飛雄馬「じゃあね!バイバイ」コツコツコツコツ


    優奈「これで…ヒッグ、これでよかったんだよね」ポロポロ


    明日菜「私の胸でよければ貸すよ?」


    優奈「うん、ありがとう」ポロポロ


    明日菜「がまんしなくていいんだよ」


    優奈「っ!!うわぁぁぁぁぁぁん!!飛雄馬と一緒にいたかった!!まだまだ話したい事もたくさんあっ


    た!!なのにっ!!なのにっ!!うわぁぁぁぁぁぁ!!!」ポロポロ


    海斗「ぜってえ…帰ってこいよ」


    〜飛行機〜


    飛雄馬「レオンドルさん、敵の情報は?」


    レオンドル「ああ、それが、俺にもよくわからないんだ」


    飛雄馬「わからない?」


    レオンドル「的に迂闊に近づくと凍らされてしまうんだ、どういう原理で動いているのか全くわからない」


    飛雄馬「なるほど」うーん
  18. 18 : : 2015/11/21(土) 00:54:41
    >>17ありがとうございます!!お互い頑張りましょう!
  19. 19 : : 2015/11/21(土) 20:26:28
    レオンドル「とにかく、奴と戦う時は細心の注意が必要だ」


    飛雄馬「詳しいことは向こうで実際に確かめましょう」


    〜8時間後、英国〜


    ガチャ


    飛雄馬「鈴川飛雄馬訓練生ただいま到着いたしました」敬礼


    アルテシオン「よく来たな、我々欧州連合軍前線基地へ。私は『アルテシオン』、ここの小隊長を務めている」


    アルテシオン「君も知っての通りだが我々は現在月のエスピル一機を迎撃している。しかしたった一機に我々は相当な苦戦を強いられている。聞け


    ば君は訓練生ながらも並みのパイロットを凌ぐ操縦技術だそうじゃないか。期待しているよ」


    飛雄馬「ありがとうございます」敬礼


    ピピピピピッ


    ガチャッ


    アルテシオン「私だ、どうした……何ッ!!?奴が動き出した!!?…了解した。援軍を送ろう」


    アルテシオン「……どうやら話している暇はないようだ。」


    飛雄馬「敵襲……ですか?」


    アルテシオン「ああ…今までずっと同じ場所から動かなかった敵が動き出したらしい」


    アルテシオン「今すぐ向こうへ向かってくれ!」


    飛雄馬「了解」敬礼


    レオンドル「飛雄馬、敵襲だ!!行くぞ!」


    飛雄馬「はい」


    ーーーーーー

    ーーーー

    ーー




    飛雄馬「油圧チェック…オールグリーン」


    飛雄馬「アストライオス、起動」


    アストライオス「ピピッ」ガシャン


    レオンドル「行くぞ!!」


    飛雄馬「了解」


    ゴォォォォォオ!!!


    飛雄馬「そう言えば他の部隊員はどうしたんですか?」


    レオンドル「あー、全員他の任務に当たっている」


    飛雄馬「そうですか」


    ピピッ


    レオンドル「いたな…よし、援護するぞ」


    飛雄馬「了解!!」


    ヒュゥゥウゥウ…


    味方1「こちら第一小隊リーダー、援軍感謝する」


    飛雄馬「敵の情報は?」


    味方1「いや、全くの未知機体だ」


    飛雄馬「なるほど、弾道を計測する」カチッ


    アストライオス「」バン!!


    ヒュゥゥゥゥ…パキィィィン!!


    飛雄馬「砕けた?弾丸が急激に冷やされて原子ごと割れたのか?」


    飛雄馬「なら、レーザー兵器なら…レーザービット1番から8番まで起動」ピッピッ


    飛雄馬「一斉射撃!」


    レーザービット「」ギュゥヴゥゥゥン!!!!!


    シュゥゥゥゥゥゥゥゥ……


    飛雄馬「消えた?」


    飛雄馬「……なるほど…周りの熱を吸収するのか…厄介だな」


    飛雄馬「なら…高速弾ならどうだ」カチッ


    アストライオス「」ダァァァァン!!


    ヒュゥゥ…ヒュン


    味方2「弾丸が避けただと!?」


    飛雄馬「…なるほど、急激に冷やされて超伝導状態に陥った弾丸に敵から発せられる磁気が当たってマイスナー効果で受け流されたのか…」


    レオンドル「なら弓ならどうだ!!?」


    シュッ!!


    ピキピキズシャァッ!!


    レオンドル「チィッ!やっぱりダメか!!?」
  20. 20 : : 2015/11/21(土) 20:38:39
    レオンドル「でもよー、熱を吸収するってことはそのうち吸収しきれなくなってオーバーヒートを起こすんじゃねーのか?」


    味方1「そ、そうか!その手があったか!!」


    味方2「あ、あんた天才だ!!」


    味方3「ああ、なら撃ちまくるか!」


    味方部隊「ラジャー」


    バババババ


    ダンッ!!ダンッ!!


    味方6「いける!これなら!!」


    飛雄馬(おかしい…敵の攻撃がこれだけならだけもここまで苦戦しない…!)


    飛雄馬「みんな下がって!!」


    味方5「へ?」


    敵機「」バチバチバチバチ


    ズドォォォォォォン!!!!!!


    味方4「う、うわぁあぁぁ!!」


    味方5「クッ!!避けきれない!!?」


    ドォォォォォォォォォン!!!


    飛雄馬「そうか…そうやって吸収した熱エネルギーを高収束された光エネルギーに変換して熱を放出していたのか…迂闊だった…」
  21. 21 : : 2015/11/21(土) 20:51:49
    味方3「第二波来ます!!」


    ドォォォォォォォォォン!!!!


    レオンドル「くぅっ!!これでも食らいやがれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


    パシュッ!!!!


    敵機「」ズシャッ!!


    レオンドル「当たった!!?」


    飛雄馬「…なるほど…」


    レオンドル「何かわかったのか?」


    飛雄馬「ええ…まず敵はあの光化学レーザーを発射する時だけ熱の吸収をしていないんです。もし熱を吸収し続けたら敵は自分で撃った超高収束さ


    れた光エネルギーを吸収しきれなくて自爆します。それを避けるため撃つときだけ熱吸収を解除しているんです」


    レオンドル「そうか!そこを狙えば!!」


    飛雄馬「はい。恐らくは、しかし撃つ前だとあのレーザーに打ち返されるかもしれません。ですので撃った直後がいいかと」


    レオンドル「おう!!」


    味方123「了解、援護する」


    敵機「」ビリビリ…


    ズドォォォォォォン!!!!


    飛雄馬「いまです!」


    味方1「撃て撃て撃て撃てぇ!!全弾打ち込めぇ!!」


    バババババババババババババババババババババババババ


    ギュゥヴゥゥゥゥゥゥウン!!ギュゥゥゥゥゥゥン!!


    敵機「ドゴッ!!ガン!!グシャッ


    味方1「いいぞ!そのまま打ち込めぇ!!」
  22. 22 : : 2015/11/21(土) 20:59:04
    敵機「」カァッ!!


    ドォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!


    飛雄馬「終わりました」


    レオンドル「おいおい…まじかよ…あの化け物を一瞬で倒しやがった」


    レオンドル「鈴川飛雄馬…あいつは一体………」


    〜近くの山〜


    ???「へぇ…面白いものが見れそうだ」


    ???「君と話すのが楽しみだ」ヒュン!!


    〜To be continued〜
  23. 23 : : 2015/11/21(土) 21:01:20
    原住民の調査報告書-1-

    『原住民の調査報告書』とは


    機体や人物、用語の説明コーナーのことである。


    これは毎話に2つほど設けるつもりであるby作者
  24. 24 : : 2015/11/21(土) 21:02:42
    原住民の調査報告書-2-


    エスピルとは?


    エスピルは主人公や敵が乗っているようなロボット兵器のことである。ほとんどが人型をしているが中には獣型や戦艦型、飛行機型などもある

    ちなみに語源はギリシア語で「希望」
  25. 25 : : 2015/11/21(土) 23:35:44
    続き→〜第1章〜隣星の宿敵 | http://www.ssnote.net/archives/41176
  26. 26 : : 2015/11/21(土) 23:56:22
    序章すべて読みました!このさきも楽しみにしています!
  27. 27 : : 2015/11/22(日) 00:28:46
    飛雄馬かっこいい///
  28. 30 : : 2016/10/14(金) 18:01:28
    namusyaka「ママー」ビエーン

    ママ「まあまあ、どうしたの坊や」

    namusyaka「おっぱい飲みたいよー」

    ママ「坊やったらもう良い年なんだからおっぱいは卒業よ」

    namusyaka「やだよーおっぱいー、ママー‼」ビエーン

    ママ「まったくこの子ったら…」

    いろはす「ママー」

    ママ「どうしたのいろはすちゃん」

    いろはす「おしっこー」

    ママ「まあまあ、すぐトイレ行きましょうねー」

    いろはす「もう漏らしちゃったよー」ジョバジョバー

    ママ「この子ったら…」

    いろはす「うえーん、ママー」ビエーン
  29. 31 : : 2020/10/03(土) 08:51:42
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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genjumin

原住民

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