コナン「遊戯王?」

アガサ「一度くらい聞いたことあるじゃろ?」

コナン「ああ、あの大人気カードゲームだよな」

アガサ「そうじゃ。その遊戯王のカードの中に光彦君を閉じ込めることができるスイッチがこれじゃ」

コナン「これを押せばいいんだな.....分かった!ありがとよ博士!」

アガサ「ちなみにスイッチを押す前に、種族、攻守、カードに閉じ込めていける時間を言うと設定もできるんじゃ。くれぐれも悪用はするんじゃないぞ〜!」


翌朝 学校にて


コナン「おーっす」

歩美「おはよーコナン君」

元太「うな重」

光彦「おはようございまーす」

コナン「あれ、灰原は?」

光彦「風邪で休みだそうですよー」

コナン「そうか。後で見舞いにでも行くか」


一時間目 道徳


コナン「はぁ〜ぁ....(やっべ〜つまんね〜)

コナン「そうだ.......」ガサゴソ

コナン「(すっかり忘れてたぜ.....こいつで暇つぶしさせてもらうか)」

コナン「(確か設定も出来るんだよな......小声で言うか)」

コナン「爬虫類族、攻守45、時間は....えーと....五分でいいや...」ボソッ

コナン「(それっ!)」ポチッ

光彦「はい、この物語からはやる夫の心情が....」シュンッ

歩美「消えた⁉︎」

うな重「元太」

コナン「消えた⁉︎......ってか俺がやったんだったっけw」

コナン「ちょっと待ってみるか」


4分50秒後


コナン「そろそろだろ?」チラッ


5

4

3

2

1

コナン「(来るぞっ!)」

光彦「くぁwせdrftgyふじこlp」シュンッ

光彦「」バタッ

歩美「キャァアアアアアッ!」ビクッ


その後、光彦は早退した。
俺は少し物足りないなと思いながらも博士の家へと帰った。


コナン「博士ー」

コナン「ん?誰もいないのか。でも声は聞こえるんだよな」

?「ここよ」

コナン「誰だっ!」

灰原?「私よ私」

コナン「なんだ....灰原かよ」ホッ

アガサ「実はワシじゃよ」ヌギッ

コナン「お前は蛇かよ」

アガサ「ほっほっほ。実は"変装できるスイッチ"の実験をしておったんじゃ」

コナン「へーそうかよ。ところで博士」

コナン「光彦をカードに変えたはいいがどうやって見るんだよ」

アガサ「それならこれを使えばいいぞい」

アガサが手渡してきたのは遊戯王のカードであった。

コナン「これってカードじゃ...あれ?これおかしいぞ」

アガサ「そうじゃその通り。そいつには基本的なデザイン以外何も書かれていない。」

コナン「これをどうしろっていうんだよ」

アガサ「お前に渡したスイッチを押すとそこに光彦君が出てくるんじゃ。」

コナン「なるほどな〜.....んじゃ早速やってみっか」

コナン「植物族、攻守2、時間は8時間」ポチッ

アガサ「これまた長い時間を設定したのう」

シュンッ

コナン「おっ、出てきた出てきた!」

アガサ「こいつは無様な姿じゃわいwww」

コナン「なんだコイツwwつぼみが光彦じゃねえかwwww」

アガサ「効果はっと....."7999ライフポイントを消費し、デッキの上から60枚のカードを除外する。".............じゃと?」

アガサ「馬鹿にしとんのか!こんなカードは始末せんといかんのう!」

コナン「全くだぜ。こんな物はクソの役にも立ちはしない」


博士は研究室のシュレッダーを使い光彦のカードを破壊した。
博士によるとカードを破壊してしまうと永遠に出られないらしい。だがあいつがもうでてこないならそれでもいいかもしれない。俺は灰原で一発ヌいた後、暖かなベッドで夜を迎えた。