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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

喰種が進撃の世界にトリップしました!

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  1. 1 : : 2015/11/01(日) 16:08:10


    名前 ・奏多

    年齢 17(トリップ直後→20歳

    身長 158→165

    体重 47→56
    ※筋肉です


    隻眼 sssレート 羽赫と鱗赫
    呼び名→孔雀
    孔雀のような赫子をもち、赫者とされる。

    羽赫 →緑

    人の肉をこのまず、喰種の肉を好む変人。


    黒髪で肩までのショート。
    童顔ぽい→まぁ。大人っぽくなります
    進撃的に言うと東洋人


    とある日の話である。
    私にとって忘れられることの出来ない出来事が起こった。

    私「あ~お腹すいた」

    金木「奏多さん…食べてこないんですか」

    in屋上(なぜ

    進撃の巨人にはまった私はこの二ヶ月ロクに食事もせず漫画を読みふけっていた為、空腹の限界が訪れる。

    私「わかってるけどさ~…
    続きが気になって食欲が…ね」

    そのせいで空腹に拍車がかかる

    金木「はぁ…。」

    私「あっ、金木たそ酷い
    にしてもさ、巨人って食べられると思う?
    美味しそうだよね、あの体」

    どんな味がするのだろうか?
    なんて妄想する

    金木「奏多さんは喰種とも味覚が違うから食べられるんじゃないんですかね?笑」

    私「あっ、また馬鹿にして、美味しいんだよ?喰種の肉。

    やばい。ほんとに巨人喰べたい。リヴァイ兵長に会いたい…」

    金木は笑う。そして少し考えた後

    金木「…奏多さん、知ってますか?
    お腹を極限まで空かせて屋上から落ちた喰種は望んだ世界にいけるって言う噂。」

    私「え"、マジで?!」

    なんてこんなに都合がいいのだろうか
    私はもう空腹だし、ここ23階立てのビルの屋上!そして喰種!いや半分だけだけどさ。

    条件は全て当てはまっている

    私「行く…私は行くよ、金木。
    見事調査兵団に入団して兵長と会ってくるから待っとけ。」

    金木(…トリップ出来なかったら殺されそうだなぁ…)

    思い立ったらすぐ行動。

    トリップ出来ると信じて疑わなかった私はそのまま屋上から落ちる。

    …が、

    私「…怖い」

    今更ビビる。

    地面まであと約5メートル。
    4、3、2、1…

    0になるとともに、体に衝撃が走る。
    私「え、いった…覚えとけよ…金…木」

    そこで私は意識を手放した

    あれからどれくらい時間がかかっただろうか…

    ふと、
    私は目を覚ました。
    気だるさは残るものの、目立った外傷はない。


    金木め、デマ流したな。

    張本人を睨むため、上を向くとー

    ビルも何もない、自由な空が広がっていた

    「こんな綺麗な空、初めて見た…」

    東京とは思えない、広い広い空。
    と、その時私は気づく。

    「トリップ…したんだ…!」

    と同時に、

    「なんで壁外なの…」

    まわりは何もない草原。
    遠くには壁らしきもの。お、ラッキーだ。

    壁の近くにトリップできたのは不幸中の幸いだ。

    …が、目の前には巨人。
    その眼は私を捉えている


    最悪な状況ってやつか…

    「とりあえず、喰ってみるか」
    夢の第一歩…だ

    巨人には攻撃されるけどあんま痛くない
    赫子も出すことが出来る

    しかし、体はこの世界に慣れていないのか、ふらふらする。

    まず手を切り、一口食べてみる

    「っ?!これはっ…」

    そして巨人に目をやる。
    漫画の世界と同じ見た目。重量。
    ならばうなじを削がないと死なないはずだ


    巨人に赫子を突き刺し、うなじを喰べる

    「やっぱ、こいつ…
    めっちゃ美味えぇぇぇ!!」

    ※キャラ崩壊

    「うっま!喰種の肉よりちょっと油っぽいけどなに?!なんか噛むとすぐ口の中でとろけてなにこ(((」

    私がうなじを食べ終えると同時に巨人は蒸発し始める

    お腹いっぱいになったのはいいけどさっきの衝動が今さら効いてきて…

    意識飛びそう…


    ???「君…今のはなんだ?」

    そして、今の今まで巨人しか見ていなかった私は、最大のヘマをやらかしたようだ


    私「調査…兵団…エルヴィン団長…」

    どうしよう
    その一言に限る

    壁の近くにトリップできたのはいいが、これじゃ最悪の出会い方だ。
    いくら頭の切れる団長はエレンとか仲間にしても私は…
    彼らにとって得体の知れない…赫子を…

    程なくして私は気絶してしまった

    _こんなに弱かったっけ
  2. 2 : : 2015/11/01(日) 16:28:17
    モブ調査兵sideー

    今、俺ら調査兵団の前では巨人と少女が戦って…いや、少女が巨人を喰らっていた。
    その少女はかなり不思議なものがはえていた。
    腰から出てるうねうねを使ってあっという間に巨人の手足を切り落とす
    その障子は巨人の切り落とした手を手にとり、巨人の方を見ると

    次の瞬間、巨人のうなじを喰べはじめた。

    エルヴィン
    「皆、戦闘準備。彼女を保護する。

    ざわりとあたりが騒つく

    ???「団長!正気ですか?!彼女は(うめぇぇ!…は?」

    私たちの言葉は彼女の喜びの声によって遮られた
    エルヴィン
    「今は"巨人ではない"彼女を保護するのが最優先だ。」

    「更に、うまく行けば調査兵団の新たな戦力になるかもしれない…」


    ざわつきは最大限までうるさくなった。

    エルヴィン団長は信頼のできるかただが、今回はみんなありえないと言った顔をしていた。

    ???
    「彼女が仲間になる保証はありません!
    今すぐに彼女を駆逐すべきです!」

    これが、みんなの意見だった。

    しかし、

    エルヴィン
    「団長命令だ。彼女を保護せよ。」

    リヴァイ
    「…了解だ。エルヴィン。行くぞ。お前ら。」

    ???
    「リヴァイ兵長まで…」


    多くの兵が納得が行かない、といった顔をしたが、彼女に近づき、包囲する。


    よく見るとここら辺ではあまり見ない顔立ちだった。

    黒い髪がたなびいて…

    いや、そんな場合じゃない。


    彼女はとても具合が悪そうな顔をしていた。

    (信じられない…こんな幼い少女が…)


    エルヴィン
    「君…今のはなんだ?」

    団長が少女に向かって問うと、

    ???
    「調査…兵団…エルヴィン団長…」


    まるで助かった、と言うような口調だった。


    すると彼女は間もなくして気絶してしまった。



    彼女を保護すると、
    エルヴィン団長はすぐ撤退命令を出した。

    団長は、彼女を保護することが今後の巨人討伐に関わると感じ、
    ルートを考えることより、少女について調べることの方が最優先だと考えた、といっところだろう。


    ((ありえない…あんな…自ら危険な状況を作っているようなもんじゃないか…))


    今回の壁外調査は今までに類がないほど短く、
    兵に不安、不満といった負の感情を植えつけた。

    しかし、それと同時に、人類にとって巨人に勝てる可能性への大きな一歩となるであろう収穫があった。

  3. 3 : : 2015/11/01(日) 16:36:20
    (奏多)side

    ぼんやりと意識を呼び戻す。

    そうだ、私は確か調査兵団と遭遇して気絶して…

    最悪な状態だったんだよ!
    うんどうしよう。

    頭が回らない。


    ???
    「目覚めたか。それ以上動くんじゃねぇぞ。」

    この声…


    「リヴァイ兵長…」

    やっと会えたはずなんだけどなんか嬉しくないのはなんでだろう。

    ブレードのせいだろう。
    刃の部分に光が反射し、鈍い光を放っている。


    リヴァイ
    「…ペトラ、エルヴィンを連れてこい。」

    ペトラ
    「はっ!」

    リヴァイ
    「お前は一体何者だ?なぜ巨人を喰べた?」

    やっぱり聞かれた。


    「何者もなにも…あ、お腹すいてたので喰べました。」

    は?って顔された…
    辛い。

    すると、エルヴィン団長+奇行種…もといハンジがはいってきた。

    みんな漫画と同じ顔だ(当たり前

    ハンジ
    「やぁ、気分はどうだい?」

    貴「良くもなく悪くもなくと言った感じです。
    保護していただいたこと、ありがとうございます。
    あの、これから私どうなります?」

    殺される?一生地下牢?
    壁外に出される?

    トリップしてすぐ死ぬなんて悲しすぎる。
    まず、元の世界に帰れるのだろうか?
    やすやすとトリップをするんじゃなかった。
    ああ…今更後悔だよ…


    エルヴィン
    「どうなる…か。それは君の返答次第だ。」
    聞きたいことはたくさんあるがね、と続く。


    エルヴィン
    「まず、名前を教えてくれないか。」

    えっと、名前と苗字逆だから…

    私「奏多・黒江です。」

    リヴァイ
    「奏多…
    おい、ペトラ達は戻ってろ。」

    そういうとみんな武器をしまい戻っていった。

    そんなに大切な話なのだろうか。
    危険性は計り知れないというのに。

    エルヴィン
    「単刀直入に聞こう。
    君はどこから来た?」

    私「ええっと…巨人のいない…平和ってほど平和じゃない世界から来ました…
    言っちゃえば別世界から来ました。」

    エルヴィン
    「別世界か…それで
    君は巨人の味方か?それとも我ら人類の味方か?」

    あ、別世界の事については後回しなのね…

    でもまぁ…答えはもちろん、

    「人類の味方です」

    リヴァイ
    「なら改めて聞こう。お前は何者だ」


    すぐ殺される雰囲気でもないし伝えられることは今伝えておこう。



    「皆さんは…喰種というのをご存知ですか?」
  4. 4 : : 2015/11/01(日) 16:41:06

    「私のいた世界では、喰種と呼ばれていました。
    喰種というのは…」

    人の肉しか喰べられないこと、赫子という武器を持っていることなど簡単に話した


    ハンジ
    「え…じゃあ君も喰種ってことかい?」


    「一応ハーフですが…そっちに分類されてました。」

    ハーフ?みたいな顔された。

    リヴァイ
    「あの気持ちわりぃのは赫子っつーのか。」


    「はい。」

    エルヴィン
    「人間しか喰べられないというのは?」


    「Rc細胞がなんたらで…
    とりあえず人の食べ物はまずいし栄養摂れないんです」

    わぁ、顔が険しくなった…

    エルヴィン
    「では我らの味方とは言いがたい…な。
    リヴァイ。頼むよ」

    リヴァイ「…チッ仕方ねぇ。」

    するとリヴァイがきりかかってきた。

    いまいち理由がわからないんですが?!

    でも攻撃するのもアレだし…

    仕方なく手でブレードを受ける、と同時にブレードが折れる

    リヴァイ
    「何…」


    私「皮膚は頑丈で武器とかは効きません。赫子やそれ関係の武器は効きますけど」

    そして、と続ける

    私「私喰種の中でも変わってて人間、喰べらなかったので共食いしてました。

    案外巨人も美味しかったです。」


    頼む…!これを理解してくれれば味方になるのは可能だって信じてくれるはず…


    その時、エルヴィンがふっとわらう。


    エルヴィン
    「…すまないね、今のはちょっと実力を試そうと思ったんだがね…
    まさかブレードが効かないとは…」

    室内で何させようとしてるの…

    ハンジ
    「にしても、それなら人を喰べなきゃいけないというわけでもなさそうだ。」


    あ、これはもしかして…


    エルヴィン
    「君を調査兵団として迎えよう。」


    やっばい…嬉しい…


    「私なんかがはいってもよろしいのでしょうか。」

    地味に素直じゃない私
    でもツンデレではないんだ。←

    エルヴィン
    「あぁ。君が入ることでこの調査兵団はより強固なものになるだろう。」

    喜びのあまりありがとうございますとしか言えなかった。

    ハ「ねぇねぇ!奏多!ぜひその赫子とらやを見せてくれないかな?!!」

    きゃー、ハンジさん…
    そのキラキラした眼がこわいです…


    「えぇどうぞ~」

    羽赫と鱗赫をだす。

    ハンジ
    「これは驚いたよ…自由自在なんだね」

    私「はい。」

    ハンジ
    「そしてとても綺麗だ…
    ぜひ研究してもいいかな?!?!」

    綺麗だなんて照れる…じゃない。
    なんか雰囲気が月山と似てるってゆーか…

    私「私に出来る限りの事なら…」

  5. 5 : : 2015/11/01(日) 16:45:50
    そういうと、ハンジさんはにっこりと笑う

    ハンジ
    「ありがとう!めっちゃ嬉しいよ~!
    あ!私はね、ハンジって言うんだ!よろしくね!奏多!」

    マシンガントークってやつかな…


    「よろしくお願いします。ハンジさん。」


    そういって笑みを返す。
    すると、リヴァイ兵長はむすっとしてた。
    かわいい…


    なんて見ていると、目があった


    リヴァイ
    「…リヴァイだ。」


    無愛想だけど素敵!!!←


    「よろしくお願いします!リヴァイ兵長!」

    へへっと笑うと目を逸らされた。
    地味にショック。


    エルヴィン
    「エルヴィン・スミス 調査兵団団長だ。これからよろしく。」



    「よろしくお願いします、ヅラウィ………エルヴィン団長!」


    なんか今口からよくわからない言葉が…


    エルヴィン
    「君は一体、どこまで知っている?」


    「い、いえ!何も存じておりません!」

    そうなのだ。ちょっと記憶障害が発生してます。
    今一番大きな悩みが、女型の巨人の正体。
    すっかり忘れてしまった。
    他にも所々忘れてしまったが…

    にしても…


    「あの…もう104期の人々って入団しているんですか?」

    リヴァイ達がいることから、漫画の世界の年代と近いのはわかった。それにペトラ達が生きていることからもし104期勢が入団していてもまだ1ヶ月もたっていない、はず。


    リヴァイ
    「104期?今年訓練兵となったやつらだ」

    わぉ…まだまだ先だった。


    「てことは…まだ…
    ありがとうございます。」

    それからは私への質問攻めだった。
    こっちに来た理由や経緯、まぁ大体は私の、いや喰種の生態などだった。

    まぁ途中でリヴァイ兵長たちはいなくなり、ほぼ1日近くハンジさんに質問攻めにされた。

    そして、わかったの事といえば、明日から104期訓練兵として訓練を受けさせるそうだ。
    それでも所属は調査兵団だとか

    なんでも、それが上との交換条件らしい。
    私は一応巨人から逃げ延びた奇跡の少女、ということにされた

    けど、まだ来て時間も経ってないのにありがたい…


    なんやかんやで質問も終わり、私はベットに横たわった。


    するとどっと疲れが押し寄せ、すぐに寝てしまった←



    「これから、どうなるのかなぁ…」

    期待と不安を胸に、私は眠りについた
  6. 6 : : 2015/11/01(日) 16:50:29
    次の日ー

    キース教官と104期訓練兵の前に立った私は自己紹介をすることとなった。


    「調査兵団所属、奏多・黒江です!
    みなさんより早く入団していますがこれから同じ訓練兵としてよろしくお願いします!」

    キース
    「これで歓迎式は終わりだ!各自夕食の用意をせよ!」

    そこから私は調査兵団ということからエレン達と話し、エレン繋がりでほかのみんなとも話しなじむことが出来た

    エレン
    「奏多って童顔なのな。」



    「言うな…」

    俺らと変わんねぇじゃんとかからかわれた。
    正直悲しい。


    そんな私は今、最大のピンチに直面している。


    …そう、夕食だ。

    いくら雑種でも人間の食べ物を美味しいと思ったことは一度もない。

    しかし、エレン達と話していたら夕食の準備が終わっていた。
    今帰るのも失礼だろう

    キース教官には話も付いているし、一ヶ月に一度、あと壁外調査の時は訓練を休んでもいいことになっていた。

    まぁあのキース教官なら許してくれると思っていたよ…


    でも、今この状況はあまりにも苦しいものだった。

    エレン
    「食べねぇのか?」

    ミカサニクチニツッコマレルマエニナントカカワサネバ…


    「うーん、今日は来る前にご飯食べ過ぎちゃってお腹すいてないんだよね~笑

    だから、いいかなぁ…なんっうは!」


    あ ぁ ぁ!

    ミカサに口にパンを詰め込まれた!

    どうする?
    ▷出す

    ▷キレる

    食べる

    奏多は食べるを選択した。

    ミカサ
    「ちゃんと食べなきゃダメ。」


    「は、はひ…すびばせん」

    このパン…味がしない。


    なぜか私にとって人間の食事は味がしなかった。
    というか、人間の方がよっぽどまずかった。

    アルミン
    「奏多、大丈夫?…顔怖くなってるけど…」

    …どうやら、顔が険しかったらしい。


    ミカサ
    「ごめん。パンは嫌いだった?」

    あ…ミカサに何か勘違いをさせてしまった。
    うおぉ私のために心配してくれるだなんてなんてかわいいんd(((


    「そんなことないよ、全然!
    むしろパンは食べやすいからさ」


    フォローになったかなってないのか。
    そんな微妙な顔をされたけど気づかないふりしておこう。

    エレン
    「…まぁ奏多も腹減ってねぇって言うしご飯もらってもいいか?」

    これはラッキーだ。
    エレンって気を使ってくれる人だったのか…←


    「どうぞどうぞ。」


    そしてなんとか夕食を食べ終えた私達は別々のところへと帰っていった。
  7. 7 : : 2015/11/01(日) 16:53:34
    私はそそくさとトイレに行き、パンを吐き出す。

    この時代、食料なんて珍しいのに最低だよな…と思いつつ流す。

    そして、トイレから出ると、わぉ。

    ライナーとベルトルトがいた。


    ライナー
    「あんた、奇跡の少女だっけ?
    俺はライナー。んでこっちはベルトルトだ。これからよろしくな。」

    話すタイミングなくてよ…なんて言われた

    同期だし接触してくるとは思ったけど…
    この二人接触してくるのが早いな。


    私「ライナーとベルトルトね。
    私は奏多。よろしく~」

    すごい、興味と不安の混ざった顔してる。
    他の子が聞いてきた時とは全然違う顔つきだ

    私は、二人の正体を覚えている。
    この二人を少しからかってみよう…かな。

    ライナー
    「あぁ。
    ところで、あんな巨人がいっぱいいるところでどうやって生き延びたんだ…?」

    ※ここでハンジさんとの会話のおさらい。

    ハ「いいかい、奏多。君は壁が壊されてから次の壁外調査で保護したということにするよ。でも、君はショックで2年間私達に心を開いてくれなかった。私たちも心を開いてくれるまでは報告しなかった。そしてその時のショックでなんか色々忘れた(雑
    これが君の今までの君の歴sh(((長くないですか。…でもこれが君のためなんだ!覚えてくれ!」

    その後何回これを言わされたことか…

    本当に洗脳させられかけた…



    「まぁ…その時のことはよく覚えてないんだよね~
    とりあえず必死だったんだ
    でも一つだけ覚えてることがあるんだよね

    …どう思う?私、巨人喰べちゃったんだよ笑」

    みんなには言わないでね、とかわいこぶって見る(((

    わぁ、二人の顔が面白すぎる。
    他の人だったら多分もっと違う顔するんだろうけど、二人はなんていうのかな…
    とりあえず怖い顔してる

    ベルトルト
    「それって…どういう…」

    でも、その怖い顔に似合わない内心の焦りが面白い


    「そのまんまだよ、うん。
    でも巨人って美味しいね!あんなに美味しいのは初めて食べたよ。

    大型巨人と鋼の巨人も美味しいのかな?ねぇ
    ベルトルトとライナー」

    二人の顔がこわばる


    まだまだ教えてあげない…
    たとえ私の記憶が曖昧になっても…


    「あ、なんかごめんね。私帰るよ」

    ライナー
    「いや、俺らこそすまん…
    ……またな」

    やらかした。
    いじるつもりが、2人に悪いことをしてしまった。

    明日から仲良くできるんだろうか?
  8. 8 : : 2015/11/01(日) 16:56:42
    次の日

    2人には謝った。
    2人も許してくれた…けど昨日の話は内緒ということになった。

    これからは気をつけないと…

    と思いつつ訓練場に向かう。


    今日は立体起動装置?だったかな…
    それの基礎バランス?

    …なんだったっけな。

    思い出せないでいると訓練場についてしまった。

    なんでも今日はその訓練の二日目で、今日バランスを取れなかった者は…

    あ!思い出した!エレンの金具が壊れてる日だ


    …しかし不思議なものだ。

    こんなに安定したものなのに一部でも破損してるとあんなにバランス保てないんだ…


    不良品、というのは恐ろしい。


    エレンの感動のシーンを横目に私は立体起動装置でのんきに遊んでいた。

    ???
    「随分手慣れたもんだな。」

    …後ろから声をかけるのは何故だろうか。


    「来てたんですか~兵長~
    こんなとこで油売ってていいんですか~?」

    そう、私の横にはリヴァイ兵長がいた。
    足音ダダ漏れだから怖がんないよ。

    女子っぽくなくてすいません。

    リヴァイ
    「…ここら辺の近くに用があったから来ただけだ。
    この資料に目を通しとけ。俺は騒がしくなる前に帰る。」


    パサ、と手紙を手渡される。
    幸い今は皆エレンに注目し過ぎているのでばれていないがリヴァイ兵長とのこのタイミングを見られていい気はしない。


    「…ありがとうございます」

    …なんでこんなタイミングなんだよ!

    リヴァイ
    「顔に出てるぞ豚野郎」


    「豚はスリムで美味しいらしいので褒め言葉として受け取っておきます」


    ちょっとした口喧嘩だけど楽しい

    リヴァイ兵長が去り際に私の頭を撫でて帰った。

    …随分背伸びしてたなぁ


    訓練も終わり、部屋に戻り手紙を見る。

    ーやあ奏多。元気かな。
    さて、本題だがー

    本題に行くまでが適当だがエルヴィンからだ。次の壁外調査についてかかれている。


    ー危険ではあるが武運を祈る。
    エルヴィンー


    壁外に行くのだから危険だろう。

    少なからず、誰かが命を落とすだろう。


    喰種と人間。
    巨人と人間。
    な ら
    喰種と巨人は?

    どっちが優位に立ち、追われる身になるか。


    …負ける気なんてさらさらない。

    『奏多は強い子だね。
    …さぁご飯にでも行こうか』

    あぁ、何故今………

    私は、過去を振り切るように布団に潜った。
  9. 9 : : 2015/11/01(日) 17:00:18
    一方その頃の調査兵団ー
    (リヴァイが夢主のとこに来た日ではないです)

    コツ、コツ
    廊下を歩く音。

    ヒソヒソ…
    「おい…あれ、憲兵団のナイル・ドークだよな」

    『あんなお偉いさんが…やっぱこの前の奏多・黒江の事だろうな』

    「え、俺やなんすけど。奏多すっげー俺のタイプなんすよ。いなくならないでほしいっす。」

    『バカ、それは皆一緒よ。
    …でもよく団長直々に口止めしたのに憲兵団にもらす馬鹿もいたものね』

    おや?調査兵団には命知らずの変態が多いようだ。


    いつしか廊下を歩く音は止まり、歩いていた張本人ーナイル・ドークは団長室の扉をノックした。

    ナイル
    「私だ。入るぞ、エルヴィン。」

    中に入るとエルヴィン、ハンジを始めとした分隊長、そしてリヴァイがいた。

    ハンジ
    「これはこれは。ナイル、わざわざこんな所まで来てくれて嬉しいよ。

    それで、何の用?」

    ははっと笑うナイル

    ナイル
    「わかっているくせに。


    今期の訓練兵の奏多・黒江を憲兵団に渡してほしい。」


    一瞬の沈黙
    そして

    エルヴィン
    「残念だが、それはできない。」

    意見の違いを伝える声が響く

    ナイル
    「なぜだ?エルヴィン。
    私は彼女の処分を変わってやると言っているのだが。」

    冷たい声が響く

    エルヴィン
    「処分?なぜ彼女を処分しなければならない?」

    ナイル
    「おかしいとは思わないか?エルヴィン
    何故今期訓練兵になった彼女が調査兵団所属なのか。

    …それと彼女が壁外で確認された時、得体の知れない武器を使って巨人を駆逐、捕食したというじゃないか。」

    だからよこせ、と言わんばかりのナイル・ドークの説明が繰り広げられる

    エルヴィン
    「その情報が憲兵に知られるのは予想していたが、こんな早くだとはな…

    ナイル、君は本当に処分出来るのか?

    彼女は自由自在にその武器を操れる。彼女の身に危険が及べば戦いは避けられないだろう。」

    ぐっ、と言葉に詰まるナイル。

    ナイル
    「…それはお前らも一緒だろう。

    我等の武器は聞かないと聞いた。
    攻撃が聞かなきゃ調査兵団でも勝てるわけがない」

    待っていました、と笑うエルヴィン。


    エルヴィン
    「我等は壁外調査という名目で彼女の食事の確保…もとい、監視をしている
    彼女の強さも十分に把握している。

    だが我等にはそんな彼女を倒すための武器はある。」


    ナイルの表情が変わる。
  10. 10 : : 2015/11/01(日) 17:04:23

    ナイル
    「奴を倒せる武器があると…?
    そのような武器は聞いた覚えがないぞ、エルヴィン。」

    エルヴィン
    「彼女が別世界から来たのは知っているだろう?
    その時、彼女の周りに私たちが見たことない武器が落ちていてね

    なんでも彼女の世界での武器だそうだ。
    その武器なら彼女を倒すのはたやすい。

    それにこちらには人類最強もいるさ。勝てないことはない。」


    勝ち誇ったように笑うエルヴィン。
    何も言い返せないナイル。


    エルヴィン
    「……まぁ彼女について知らないことは私にも多くある。
    頭の整理をしてからもう一度来い。ナイル。


    あぁ、それと一応言っておくが武器を渡すことは出来ない。その武器の管理には巨人を利用ししないといけないからな」

    その後、ナイルは悔しそうに憲兵達を引き連れ、また必ず来ようと言い残し帰っていった。

    彼女のことは内密にするという約束をして。


    ナイル・ドークが帰った後の団長室は穏やかな雰囲気が戻った。
    ハンジを除く分隊長達は各自仕事に戻っていった。

    ハンジ
    「いやぁ~にしてもさっきは私とリヴァイ素晴らしいほど空気だったねぇ」

    リヴァイ
    「てめぇの言いたいことはそれだけか。
    …エルヴィン、あんな嘘付いちまって大丈夫なのか?」

    エルヴィン
    「あぁ、クインケのことか?」

    ハンジ
    「あ、それは大丈夫!

    そこまでたいそうなものではないけどそろそろ彼女の赫子を使った武器が出来上がるよ。」

    エルヴィン
    「正確に言うと奏多の赫子を混ぜたブレードだがな。」

    だが彼らの会話は穏やかではなかったようだ。


    リヴァイ
    「そうか。そしてそれをリヴァイ班とハンジが持って、あいつが暴走したら使うってことか。」

    言葉こそは使う、とオブラートには包まれているが使うことの意味は明白だった。

    エルヴィン
    「そうだ。その時は頼んだ」


    しばし沈黙が流れる




    リヴァイ
    「あぁ…

    そんな時がこねぇといいんだがな。」


    二人は頷いた。
    しかし二人は内心驚いていた

    ((どうしたリヴァイ))

    エルヴィン
    「…そこで二人に聞いてほしいことなんだが…」



    エルヴィンが話す。


    ハンジ
    「…いや、まじ?どこまで用心深いの?」

    リヴァイ
    「俺も同感だ。そこまでする必要があるのか?」


    エルヴィン
    「一応だよ

    それにこれは調査兵団のほかの部下からの信頼を得るために必要なんだ。頼むよ。」


    二人は渋々といった顔で頷き、部屋を後にした


    リヴァイ
    「次の壁外調査で…か。」

    二人の心には重いものがのしかかっていた。
  11. 11 : : 2015/11/01(日) 17:08:48
    私が訓練兵になって数十日ー

    今日は初の壁外調査だ。

    どこかしらから罵倒の声もちらほらと聞こえる。
    そんな私は目立たないようにギャラリーから遠い真ん中に配置されていた。

    私はリヴァイ班と行動を共にしていた。

    「開門までー!」

    と、そこである重要なことを思い出した。



    「ハンジさん、大事なこと言うの忘れてました」

    ハンジ
    「どうしたんだい?」


    「喰種の生態についてですが、私たち興奮したり空腹だと眼が赫眼ってのになるんです。
    こんな風に。
    大体は両目が変わるんですが」

    私は赫眼を見せた。
    基礎中の基礎すぎて忘れていたよ。


    ハンジ
    「…!そうか…ありがとう」

    ん?

    なにか違和感を覚える。


    「ハンジさん、どうしたんですか?
    いつもと違うけど…緊張ですか?」

    ハンジ
    「あ、ばれた?新しい巨人に会えると思うとついさぁ~!」


    「ハンジさんでも緊張するんですか~」

    ハ「ひどいな~」

    奏多「お互い様では…
    それより、頑張ってください」

    ハンジは、何も言わなかった

    「開門!」


    みんな一斉に馬を走らせる


    馬を走らせながら思う。

    どうして、どうしてあらかさまな嘘をつくのだろうかと。

    絶対ハンジは今回の壁外調査で明らかに私に言えないことを隠しているー

    何だ?

    …考えられることは一つ。


    私を使ってなにかする気だ。

    何を?何の理由で?

    まぁ、まだ信頼されていないから当然だろう…


    リヴァイ
    「奏多、てめぇはエルヴィンのところへ行け。命令だ」


    「へい兵長」

    いきなりすぎて変な返しになってしまった。
    リヴァイ班のみんなは笑うしリヴァイは睨むし最悪だ…



    「エルヴィン団長。奏多です。合流しました。」


    エルヴィン
    「よく来た、奏多。
    来てくれて悪いが、もう少ししたら休憩ポイントだ。そこで少し話をしてもいいか?」

    話とは一体なんだろうか。


    「わかりました。」


    そして休憩ポイントにつく


    エルヴィン
    「さて、話というのは(((団長!人影を発見しました!……ついてきてくれるか、奏多」

    ざわり、血が湧くのが感じられた。

    …そうだ、なにもトリップしてくるのは私だけではない。
    恐らく私が向かう先にいるのは……


    ??
    ?「あーくそっ、ここはどこだ!」

    やはり…
    そういうことか。

    周りにはリヴァイとリヴァイ班、ハンジ、ハンジ班そして、エルヴィン。

    目の前には…赫眼の喰種がいる
  12. 12 : : 2015/11/01(日) 17:16:35
    喰種 肉 ニク
    目の前の喰種に食欲がそそられる


    エルヴィン
    「ハンジから教えてもらったが…
    彼の眼は赫眼というやつなのだろう?」


    「ええ、間違いなく彼は喰種です」

    エルヴィン
    「そうか…
    彼もまた君と同じように別世界から来たのだろう。」

    リヴァイ
    「こんなことが二回も連続して起こるとはな」

    落ち着いているハンジたちを見ていると、
    緑色のブレードを装着していた。

    私の赫子と同じ緑。


    「…いつの間に"対私用"のブレードなんて…」

    エルヴィン
    「ハンジのおかげだ。
    ところで、彼の処置は君に頼みたいのだが。」


    「私があいつを?新兵の私がですか?」


    ハンジ
    「悪いけど監視も兼ねて、ね?
    君が本当に私達の仲間か確かめないといけないんだ。ごめん」

    やはり、出発前のハンジと言い…


    「そんなに私を信頼したいんですね、わかります」

    エルヴィン
    「」

    なんてぼけては見たがこれで信頼してもらえるならいいか。

    私は"狩り"用のマスク(赫子)をつける。

    言われた通りやってやろうじゃないですか。

    リヴァイ
    「…」

    ???
    「…共食いの孔雀か?
    なんでこんなとこに…
    アオギリに殺されたんじゃねぇのか?」

    私がアオギリに殺される?
    ないない。

    私「アオギリに殺されるわけないだろ

    ところでssレートの…タイガーだったっけ?今からあなたを駆逐します。

    それより…
    美味しそ~な匂いしますね…
    あ、東京で起こってることについてお伺いしてもいいでしょうか?」

    さっきまで何十mもあった距離を一瞬で縮める。


    「抵抗しないのが身のためだ。
    まぁ…賢いお前のことだ。言わなくともわかるだろうけど。」

    彼の顔は恐怖そのものだった。

    言い終わると同時に私は彼の身体中に赫子を刺して、一口ずつ喰べ始める

    タイガー
    「…っ!(ぐちょ…お前が居なくなって1年経って喰種達の治安はすっかりっっ!(パキッ…悪くなっちまったんだ…
    アオギリや今まで狙われてたsレート以上も暴れだすしよぉ…っ(パキッ
    何より"肉"が足りねんだ!喰種達が争いまくって…!(ぶチッ…白鳩も手がつけらんねぇ状態になるし…よぉ…!(ブチィ

    しかもアオギリは____ 」

    ザシュッ


    「モグモグ…大体理解したよ…ゴクンっ

    エルヴィン団長。駆逐完了です。」

    彼女が戻ってきた頃には彼の姿はほぼなく…
    しばらく誰一人として喋らなかった。


    …彼女は知らない。
    彼が「アオギリはお前とよく一緒にいた隻眼をさらったんだ!」と言おうとしたことを。
  13. 13 : : 2015/11/01(日) 17:20:38
    ハンジ
    「すごいねぇ…
    人喰い種族の物語みたいだよ!」

    研究のしがいがあるね!と1人興奮している。

    周りにいた人+喰種は感じた
    (((へ、変態だ…)))

    エルヴィン
    「…にしても、(名前)。
    喰べてしまって良かったのか?」

    奏多は驚いた。
    「喰べろっていう意味じゃなかったんですか?!」

    リヴァイ
    「俺らはお前があいつと組んで何をするかって考えてたんだがな…

    エルヴィン、こいつはお前が思ってるほど馬鹿ではねぇだろ。」

    エルヴィン
    「あぁ…。だな。
    奏多、酷いことをしてしまったな。

    すまない」


    「いえ、それは別にいいんですが

    後ろ、かなり危ないですよ」

    そういって奏多は姿を消した!


    エルヴィン達は驚いて後ろを向く。

    そこには10体ほどの10m越えと思われる巨人…

    が蒸発していた。



    「…やっと信じて貰えたのに巨人の餌になられたら困ります。

    早く戻りましょう。
    兵たちが心配してる声がここまでチラホラと聞こえてきます。」



    そういって奏多はスキップで兵たちのいるところへと戻っていった…



    リヴァイside-

    俺らが後ろを向いた時ー
    巨人の上に立っていた奏多は

    とても、綺麗だった。


    背中辺りから生える緑の翼ーー

    まるで何にも縛られない"自由"の象徴だった。
    それと同時に、どれほど強くいなくてはいけなかったのだろうか。という思いになる。

    …壁外にいると強く感じる。
    ーやはり俺達と奏多は違うということを。


    リヴァイ
    「…呆気なさすぎねぇか?
    エルヴィン。」

    俺はふと、横にいるやつ、もといこの作戦の立案者を見る。
    なんとも情けない顔をしていた。

    エルヴィン
    「あぁ…戦ったのなら言葉で攻めることも可能だったろうが…
    本当に喰べるとは思わなかったよ。


    おかげで作戦が台無しだよ」


    ハンジ
    「でも、それで良かったんだろ?エルヴィン」


    リヴァイ
    「あいつが訓練兵を卒業するまでは俺が奴を管理しよう。

    いいだろ?エルヴィン」

    そう言うとハンジはニヤニヤした。

    ハンジ
    「リヴァイ…!…頑張れ!」

    リヴァイ
    「で、どうなんだエルヴィン」

    無視して続ける

    エルヴィン
    「その方がこちらとしても都合が良い。
    よろしく頼んだよ。リヴァイ」

    …今、心にあるこの感情。
    この感情が恋でないことを祈る。
    …いついなくなるかわかんねぇやつは好きじゃねぇ。

    だが、せめていなくなるまでは一緒にいたい…


    そんなことを思いながら、さっき(名前)が向かった方向へと馬を走らせた



    この願いは何年もつだろうか…
    そしてその思いは届くのだろうか
  14. 14 : : 2015/11/01(日) 17:24:03
    あれから3年が経ち、私達104期はそれぞれの道を歩み始める。

    「以上を以って訓練兵を卒業する諸君らには3つの選択肢があるー」

    この世界に3年いて、学んだことはたくさんある

    まず、体重の表記だけは変わらないが、東京より重力が軽い。
    そのため、筋肉をつけていても前と同じような動きができた。

    そして、二つ目は、
    どうやら、私は巨人に狙われやすい。
    …おかげで討伐数も半端じゃないことになったが。

    さいごは…
    私の赫子切れが早まってしまった。
    巨人は喰種より栄養分が少ないらしい。

    そんな考え事をしているうちに解散式も終わり、皆食堂に向かった。

    コニー
    「珍しいな。お前が食堂に来るなんて。
    てかよかったのかよ?壁外調査行かなくて」

    エレンの演説をよそに、ヒソヒソと話す

    来た時は皆と変わらない童顔と馬鹿にされたが今ではそんなことはない。
    むしろ大人っぽくなったと褒められた。


    「まぁ、今日くらいはいいかな…って思ってさ。」

    サシャ
    「お肉が出てこない…」


    「教官の食糧庫にはあるんじゃない」

    サシャ
    「はっ…それですよ、それ!」
    急にサシャの顔が明るくなった…

    こんな会話をするのも今日で最後か…と思う。


    「二人とも、10番以内おめでとう。
    やっぱり憲兵団に入るの?」

    そう。二人は10番以内に見事入った。
    しかし、私は"入っていない"

    コニー
    「あ、あぁ。

    …俺は調査兵団に入るよ。」

    最後の言葉に耳を疑う。


    「え?コニー憲兵団希望じゃないの?いや仲間が増えて嬉しいけどさ、どうしちゃったの。」

    動揺して饒舌になった。

    コニー
    「べ、別に…
    さっきのエレンの話聞いて調査兵団もいいかもなって思っただけだ!」

    そうだ。彼は巨人の恐ろしさを見たことがないのだ。

    お開きのベルが鳴り、みんな立ち上がる。


    「そっか…なら私は一足先に調査兵団で待ってるよ。
    じゃあまた明日、コニー。サシャ。」

    サシャが悪い顔をしていたのは…見ないふりをした

    自室に戻り、明日壁外に行く仲間たちを思う



    エルヴィン
    「今度の壁外調査は休みたい?なぜだ奏多」

    私の言葉にエルヴィンは驚く。

    奏多
    「…まだ、未来を覚えていた時の私からの手紙に、解散式近くの壁外調査には行かないで壁内にいろ、と書いてあったんです」

    エルヴィンは考え込んだ

    エルヴィン
    「…まぁいいだろう。君も最後くらい同期といなさい。」

    こうして欠席の許可をもらった。


    みんな元気にしてるといいな
  15. 15 : : 2015/11/01(日) 17:26:49
    その日、私はエレン達と行動を共にしていた。

    そんな私たちが今居るところ…それは、調査兵団の一行の端のギャラリーだった。


    「へぇ…私たちが外に行く時ってこんな感じなんだ…」

    ミカサ
    「奏多、どうして今日休んだの?
    どこか具合でも…」

    ミカサはこの3年間、年上であるはずの私を何かと心配してくれた…


    「ミカサ、具合は悪くないよ。
    心配してくれてありがとう」

    まぁ今更気にすることではないが、恥ずかしい。
    食堂にいない事も心配されたり、でもそんな気遣いも嬉しかったりした。

    そんなことを考えていると、エルヴィン達が目の前を通った。

    エレン達が見惚れ、バカ夫婦たちと言い合いをする中、私は1人、心臓を捧げていた。

    すると、ハンジと目があった。
    ハンジは凄く嬉しそうな顔をしてくれた。

    その後はハンネスさんと言う人が来て雑談をした後、私たちは固定砲整備4班と合流した。


    エレ「なぁ奏多…。
    今日調査兵団見てて思ったんだが、お前は壁外についてどう思ってんだ?」

    私の壁外への想いか。
    トーマスやコニーも興味津々、といった顔で見ている。


    「私の想いは…
    全ての始まりで今の私の"存在意義"かな」

    トーマス
    「存在意義?…なんか凄いなぁ。」

    コニー
    「そんな言うならそろそろ討伐体数おしえてくんねぇか?」

    そんなことを言われても…
    教える気にはさらさらなれなかった。

    教えた後は、静まるか質問攻めになるだけだ。


    「いや~私あんま喋るなって言われてんだけどね。今回だけは特別に教えてあげようじゃないか。

    まぁ、その前にサシャを見てみなよ…」

    そこには、いつかの私の言葉に影響されたサシャがいた…

    そこから私はみんなが語っている間に1人、壁外を見ていた。

    もう調査兵団は誰一人として見えない…


    しかし、何故過去の私は残れと行ったのだろう
    このままではお腹が空くのは目に見えている。


    ー壁外に行かなくてもいい理由があった…?
    漫画の中でそんな展開だったのか?

    漫画で取り上げられるほど大きなこと。そして、私の空腹が満たされること。
    …となると。


    私の予想が当たっていれば。



    「良からぬことが起きる…」

    次の瞬間



    私達の目の前に現れたのは


    超大型巨人だった
  16. 16 : : 2015/11/01(日) 17:30:42
    昔の私はあえてこの事を言わなかったのね…

    "壁が再び壊される"ということを。

    目の前の巨人を見ながら思う。
    超大型巨人の凄まじい熱気と蒸気につつまれて私の鼻はほぼ役立たずになっていた。

    一人、壁の上に立ちながら思ったのは、なぜか嗅ぎ覚えのある匂いがしたということだった。

    ???
    「固定砲整備4班!戦闘用意‼」

    その声で我に戻る。

    こんなことはしていられない。

    エレンが壁の上に立つ。

    エレ「…‼……よう

    5年ぶりだな…」

    どうやら私のことは眼中にないらしい。


    「エレン‼私がこいつの注意を引く!

    その間に仕留めろ!」

    エレン
    「!わかった!」

    とは言ったものの、何をするべきか。
    固定砲は壊されてしまった。

    目の前で眺めているだけでも注意はひけているが…


    エレンはうなじに狙いを定めている。


    「とりあえず目でも潰すか。」

    パシュッと目に狙いを定め、斬りかかろうとした瞬間ー

    今までとは比べ物にならない量の蒸気が噴出されたと同時に、

    超大型巨人は消えてしまった。


    「ごめんエレン…

    対応が遅れてしまった。」

    エレン
    「気にすんなよ、そんなこと。
    ただ、巨人どもが入って来ちまった。


    …壁内唯一の調査兵団の実力、見せてくれよな」

    それが、本部に向かうまでの私とエレンの最初で最後の会話だった。

    「今回の作戦でも活躍を期待する!」

    駐屯兵団の言葉も、誰一人として耳に入っていないようだった。

    ???
    「奏多!奏多はいるか!」

    どこからか呼ぶ声が聞こえる。


    「私です!」

    すると、駐屯兵が数人、私の方へやってきた。

    イアン
    「奏多、貴様に死なれては調査兵団から何言われるかわからないんだが…

    貴様はどこに所属したい?」

    私の中で超大型巨人が扉を破壊したことの出来事が蘇るー

    何も、出来なかった。

    悔しさがこみ上げる。
    …空腹も限界に近い…


    「…私は、巨人を討伐するのが仕事です。
    それに、多くの訓練兵と一緒に戦いたい…

    中衛へ配属していただけますか」

    相手の目を見て、はっきりと伝える

    イアン
    「やはりな。
    貴様ならそう言うと思ってすでに中衛へ配属している。

    コニー達と行動を共にしろ」


    「はっ!」

    試されていたのか…とは思ったものの、
    すでに皆の準備も整い始めていたため、考える事を一旦止めてコニー達の班へと向かった。



    たくさんのご飯が私を待っている…
    そう思うと、胸が高鳴った
  17. 17 : : 2015/11/01(日) 17:33:53

    一歩踏み出すとそこは血の匂い、叫び声、泣き声で溢れかえっていた。

    鼻はまだ全開ではないがだんだんと治ってきていた。耳も絶好調だ。

    ユミル
    「おい、目の前に三体巨人がいるんだが。
    調査兵団さんよ、どうする」

    ユミルはこちらに向かってくる12メートル級の巨人を見て呟く。


    「…うん、私が相手しよう」

    すると、コニーが叫ぶ。

    コニー
    「何言ってんだ!いくら調査兵団のお前でも三体同時は無理だ!

    ここは協力して一体ずつ…」

    この戦場でまともな意見、一般的と言うのだろうか、いわゆるいい子ちゃんの考えだ。

    だが、私としても調査兵団としてプライドがある。ユミルにも力量を計られている。

    …今引き下がるのはお腹も私も耐えられない。



    「コニー、ここは私に任せて。

    協力して無駄死にだけは避けたいんだ。協力プレーは心強い反面デメリットも沢山ある…と思う」

    まぁ見とけ、とにっこり笑いながら巨人のいる所へ歩き、巨人達の目の前で足を止める。

    巨人の顔との距離は3メートルもないだろう

    にらめっこをするわけでもなく、当然のように巨人の手が私に向けて振りかざされる。


    クリスタ・コニー「「!奏多!」」

    ふと思う。

    _この世界の人は、運動神経がいい。
    身のこなしも喰種に引けは取らないだろう。

    しかし、この世界でも喰種は人より優れた存在として君臨するのだと、改めて思い知らされる

    なぜなら、私の動きは格段にあがったからだ。
    筋肉がついたおかげでもある。が、
    3メートルなら立体起動を使わずとも巨人の後ろまで飛ぶのは余裕だ。


    数秒の出来事だった。

    私に手を振りかざさした巨人は蒸発し、もう一体も体から蒸気を出していた。


    「あと一体…は、奇行種か」

    型にはまらない自由な奇行種は、コニー達の方へ一直線に走っていく。

    どんどんと距離ができる。

    この距離は立体起動の出番だ。

    うなじに狙いを定め、引っ張られる方向へと体を任せる。

    シュッ

    巨人は倒れ、
    ブレードに蒸発しかけの血がつく。

    ユミル
    「…さすがは調査兵団と言ったところだな」

    クリスタ
    「す、すごい…」

    放心状態とも言える仲間をよそに

    「どーも」

    と言いつつブレードの血を舐める。

    空腹にはかなわなかった。

    彼らの目が、恐怖に染まる

    コニー
    「なぁ…お前…なんだよその…眼は…」

    …私は油断していた。

    赫眼 だ。

    血に興奮してすっかり忘れてしまっていた



    「…生きて帰れたら教えてあげる」


    その後の私達は少し気まずい空気の中、巨人へと向かっていった
  18. 18 : : 2015/11/01(日) 17:36:45
    蒸気に隠れて巨人を喰べながら、思う。

    視線の先には、必死に戦うコニー達がいた。


    …独りは嫌いだ。

    …嫌われるのも…嫌い、だ。



    「ねぇ、ユミル」

    ユミル
    「あ?なんだよ」

    なぜこの時ユミルに声をかけたのかはわからない
    でも、何か自分と似通ったものを感じたんだ。


    「ユミルはさ、こんな得体の知れない私を受け入れてくれる?」

    だから、聞けたんだと思う

    ユミル
    「私にそんなこと聞くなよ。

    …もっとも得体の知れないのはあんただけじゃねーよ

    だから、気にすんな」

    得体の知れないものはたくさんある。
    自分だけだと思ってんなクソ

    そう言われた気がした。

    痛いところをつかれたが、この一言にどれだけ救われただろうか…


    「そうだよね、よし。

    ありがとう、ユミル。」

    ユミル
    「…

    にしてもだ。なんでお前みたいなのが調査兵団にいるんだ?

    憲兵が黙ってねぇんじゃねーのか?」

    …ユミルは本当に痛いところを突いてくる。


    「…さぁ?そこら辺は私は教えてもらってないからわからない。

    …けど何かはあったと思うよ。」

    その後は二人、話すことも減り本来の仕事に集中し始めた。

    …少なくとも、ユミルは。

    私は、物思いにとらわれ、暗い、暗い本来の思考がゆっくり、ゆっくりと私を支配していった

    …私は、私が嫌いだ。
    嫌われるのが嫌いと言っておきながら自分を嫌ってしまっている。

    人と話した後などはよく、奥の奥まで考えていく。

    人を信じているのか、信じていないのかわからない。


    もし、嘘だったら?

    なんて

    ありもしない被害妄想が私を蝕む。

    考えても無駄と割り切ることも出来ず、

    不安と共に過ごしてはいたずらに疲れて1日を終える。

    これは、東京にいた時からずっと変わらない

    だが、この性格に助けられたことも多々ある


    場所を選ばず考える癖がなければの話だが。

    危険な場所でも考え事をしてしまう癖は治らないようで。

    危険な場所で他の事に意識をそらすのはタブーだと知っているはずなのに。


    ユ「奏多!!!」

    グシャリ、と思わず耳を塞ぎたくなるような音が自分の体から聞こえた。


    そう、巨人に気付けなくなっていた私は


    いつの間にか巨人の手の中にスッポリと収まっていた。



    「あぁ、ついてない…」


    …そろそろ考えるのをやめたほうがよさそうだ

    さすがに巨人の手の中でも考えることは出来ない。

    逃げようと思う

    が、

    逃げるのに必要な立体起動装置は


    もう使い物にならなかった。


    「本当についてねぇーな‼︎!!辛い!!」
  19. 19 : : 2015/11/12(木) 18:47:00
    エレ葵がいいなー
  20. 20 : : 2020/10/01(木) 13:46:17
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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