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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

苗木「犯人じゃないっていってんだろ!」

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  1. 1 : : 2015/08/18(火) 23:44:50

    推理物のキャラって頭いいよね

    頭悪かったら短編みたいになるんだろうけどね

  2. 2 : : 2015/08/18(火) 23:53:05

    シャワールーム





    舞園「」


    苗木「は?」


    苗木「さやかちゃん何死んでるんだよ!」


    苗木「くそ、誰だよ殺したの」


    苗木「ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


    苗木「はぁ、はぁ、」


    苗木「危ない危ない、だれかに聴かれるところだった」


    苗木「冷静になれ、苗木」


    苗木「とにかく、隠さないと」


    苗木「・・・・・」





    苗木「それにしても、」チラッ

    舞園「」


    苗木「死んでもかわいいなぁ」ハァハァ


    苗木「まずい、ボクの希棒が…」


    苗木「うっ・・・」


  3. 3 : : 2015/08/19(水) 00:06:40

    苗木「ハァ、なんて絶望的なんだ」


    苗木「参ったね、このままだとボクは殺人者だと思われちゃうよ」


    苗木「・・・まてよ?」


    苗木「誰かを殺したら学園から出られるってあのクマ言ってなかったっけ」


    苗木「だったら、このままでいいじゃんか」


    苗木「はは、やっぱりボクはツいてるな」


    苗木「アハハハハハハハハハっ」



    石丸「な、苗木君、これは一体?」


    苗木「あ、バレた?」


    石丸「舞園君!くっ、」


    石丸「殺したのか!」


    苗木「あんまり怒鳴らないでよ、ここは音が響くからさ」


    苗木「それよりも、みんなを呼んできたら?」


    苗木「なんて、ごめんね」



    苗木「超高校級の風紀委員である君に、ボクみたいなクズが口を出しちゃってさ」


    石丸「くっ、キミはここにいたまえ!」ダッ


    苗木「ちょっと・・・行っちゃったか」


    苗木「まぁいいか、今のうちにパンツを替えておこう」


    苗木「そうだ!舞園さんのを貰おうかな!」


    苗木「ここで倒れた彼女のためにも、ボクは前に進まないと行けないしね」


    苗木「舞園さん、ボクを見ていて」


    苗木「ゴミ虫の行進だとでも思ってね」




  4. 4 : : 2015/08/19(水) 00:28:13

    霧切「これは」


    十神「ふん、愚民らしいな」


    腐川「は、破廉恥だわ!」


    霧切達の目の前で、苗木は下半身を露出させ、舞園のパンツをハントしていた


    苗木「恥ずかしいところを見られちゃったな」


    朝日奈「な、苗木!」キッ


    葉隠「苗木っち、さてはそのパンツを転売するつもりだな!」


    山田「ま、舞園さやか殿のぱ、パンツ」ハァハァ


    セレス「最低ですね」


    苗木「はぁ、最低だな、ボクは」


    霧切「苗木君、これはあなたがやったのかしら?」


    桑田「み、みりゃわかんだろ!」


    大神「外道が…」


    不二咲「ひどいよ」


    モノクマ「死体、発見されちゃいましたな」


    モノクマ「それでは、恒例の」


    モノクマ「じゃなかった、初めての学級裁判」


    モノクマ「それに向けた調査を開始してください」


    大和田「調査だぁ?何を調べろってんだよ」


    桑田「そうだ!犯人は苗木どう見てもじゃないか」


    苗木「・・・・・」


    十神「全くだ、さっさとコイツを外に出してやったらどうだ?」


    桑田「え?」


    モノクマ「キミらさ、話きいてないでしょ?」



    モノクマ「殺せば出られるけど、本当に殺した人がでられるんだよ?」


    桑田「!」


    モノクマ「けどボクはそんなアブない奴を外に出すなんてこと、したくないんだ」


    モノクマ「ほら、あんまり社会不適合者を排出したくないもんでしょ?学校ってさ」


    セレス「テストをする・・・ということですか?」


    モノクマ「その通りだよ」


    モノクマ「大学の筆記試験みたいなもんだよ」


    モノクマ「人殺しは願書の提出みたいなものさ」


    モノクマ「けど残念ながら、人を殺すような人間性の低い奴は面接が零点だ」


    モノクマ「だから、筆記試験でいい点をとらないといけないのさ」


    モノクマ「筆記試験が学級裁判みたいなもんさ」


    十神「だったら、筆記試験も零点だな」


    十神「こんなお粗末な犯行が、バレないとでも思ったのか?」


    霧切「・・・・・」


    葉隠「なんかよく分かんねーけど、苗木っちが馬鹿だってことはわかるべ!」


    苗木「・・・・・」ハァハァ


  5. 5 : : 2015/08/19(水) 00:32:41

    苗木「ち、違う!」


    苗木「ボクじゃない!」


    大和田「は?」


    苗木「これは罠だ!」


    苗木「モノクマがボクを陥れる為の罠なんだ!」


    セレス「あらあら」


    十神「はっ」


    苗木「(くそっ、やられた)」


    苗木「(考えてみればわかることだ!)」


    苗木「(学校内は全てモノクマに監視されてるんだ)」


    苗木「(それにゲームの主催者であるこいつが、ゲームの核となる犯人の存在を知らない筈がないんだ)」


  6. 6 : : 2015/08/19(水) 01:06:28

    苗木「(くそ、ボクの心象は最悪だ)」


    山田「あのー、パンツを履かれてはどうですかな?」


    苗木「(いや、いまこの瞬間も下がり続けている!)」


    苗木「(とりあえずパンツを履こう・・・)」スッ


    不二咲「!」


    大和田「!この腐れ外道が!」バキッ


    苗木「いてっ」


    大神「苗木よ、それ以上死者を愚弄するな」


    苗木「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


    苗木「大和田、貴様ぁぁぁぁぁぁ」


    苗木「誰を殴ってるぅぅぅぅう!」


    苗木「ボクじゃないだろぉぉぉぉお!」


    苗木「(くそ、なんなんだコイツ!)」


    苗木「(パンツも履いちゃいかんのか!)」


    苗木「(このホモ野郎が)」


    大和田「テメーのパンツ履きやがれってんだ」


    苗木「あのさ、考えてみなよ?」


    苗木「ここはボクの部屋だ」


    苗木「さやかちゃんはボクのものだ」


    苗木「それにこのパンツはボクがハントした?」


    苗木「どう考えてもこのパンツは、ボクのものなんだ」


    朝日奈「っ!」パシッ


    苗木「いてっ」


    苗木「はは、女性に触ってもらうのなんて久しぶりだなぁ!」


    苗木「最近は妹にすら避けられてるからさ!」


    朝日奈「気持ち悪い」


    苗木「・・・・・」


    苗木「え?」


    苗木「もしかして罵倒された?」


    葉隠「なんなんだべ・・・・・」


    苗木「あのさぁ、罵るならもっと捻りをきかせてよ!」


    朝日奈「え?」


    苗木「もっと具体的にさ、性格とか見た目とか行動とかについてさ」


    苗木「絶望的だよ、そんな罵り方じゃ何も感じないよ」


    苗木「ボクの希望を打ち破ることなんてできないよ!」


    朝日奈「う、うぅ」


  7. 7 : : 2015/08/19(水) 01:16:55

    苗木「さて、と」


    苗木「ボクも犯人を探さないとね」


    大神「待て」


    苗木「どうしたの?大神さん?」


    大神「貴様は犯人候補だ、ここから動くな」


    苗木「待ってよ、言ったでしょ?ボクは犯人なんかじゃないって!」


    大神「確かに、貴様が嘘をついてるようには見えない…」


    苗木「だったら」


    大神「だが、貴様のような異常者を野放しにはできん」


    苗木「・・・・・つれないね」


    苗木「(・・・・・)」


    苗木「(考えろ、ボクの希棒)」


    苗木「(ボクはここを動けない)」


    苗木「(犯人はボクじゃない)」


    苗木「(被害者はさやかちゃん)」


    苗木「(さやかちゃんはかわいい)」


    苗木「(さやかちゃんはエスパー)」


    苗木「(さやかちゃんはボクに気がある)」


    苗木「(さやかちゃんは処女)」


    苗木「(さやかちゃんのアソコは気持ちいい)」


















    裁判所


    苗木「(くそっ、やられた)」


    苗木「(さやかちゃんとのイチャラブセックルを想像してたら裁判が開始されてる)」


    苗木「(始まってる)」


    苗木「(命懸けの学級裁判)」


    苗木「(命懸けの騙しあい)」




    苗木「(ボクの命がかかってるんだ!!)」


  8. 8 : : 2015/08/19(水) 01:31:21

    霧切「まず初めに言っておきたいんだけど」


    霧切「苗木君は犯人じゃないかもしれない」


    桑田「は?じゃあ犯人は誰なんだよ!」


    大和田「とりあえず俺は苗木に投票するぜ!」


    朝日奈「私も!」


    葉隠「じゃあ俺もそうするべ!」


    苗木「き、貴様ら」



    苗木「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


    不二咲「ひっ」


    セレス「・・・・・」


    山田「どうなさいました?セレス殿?」


    セレス「あまりルールを理解しておられない方が多いみたいですので、つい頭を抱えてしまいました」


    不二咲「うぅ」


    石丸「多数決の何がいけないのかね!」


    十神「愚民が」


    霧切「この学級裁判、処刑する人を決めるという点で人狼に似ているところがあるけれど、犯人を当てれなかったらみんな死ぬという点でことなるのよ」


    霧切「投票形式にしてあるけれど、多数決なんかで決められないわ」


    石丸「では阿弥陀くじにしよう!」


    霧切「・・・・・」


    十神「愚民が」


    腐川「そうよ!そんな適当な方法できめられるわけないでしょ!」


    大神「犯人を特定するしかない・・・・・か」


    霧切「そういうことね」


    苗木「・・・・・」


    苗木「(何が何だかわからない・・・・・)」





  9. 9 : : 2015/08/19(水) 01:36:25

    霧切「まずは凶器の確認からね」


    苗木「からねって、随分と手慣れてる感じだね」


    苗木「そういえばさ、霧切さんって自分の才能隠してるよね?」


    苗木「怪しいなぁ・・・・・」


    苗木「ねぇ?みんなもそう思わない?」

















    苗木「・・・・・」


    霧切「・・・・・続けていいかしら?」


    苗木「・・・どうぞ」


    苗木「(こんな屈辱は初めてだ)」


  10. 10 : : 2015/08/19(水) 01:45:53

    十神「お腹にナイフが刺さってた」


    十神「厨房からナイフを持ち出した奴が犯人ってことだ」



    腐川「流石です」



    霧切「そんな安直な考え、チンパンジーでも出来るわ」


    セレス「けれども、それを敢えて口にした」



    セレス「なぜなのか」


    霧切「そうすることでチンパンジー以下の葉隠君や朝日奈さんに考えを共有しようという考えね」


    不二咲「なかなかできることじゃないよ」


    霧切「流石は十神君ね」


    十神「愚民が」

  11. 11 : : 2015/08/19(水) 19:27:50
    苗木クズだなww
  12. 12 : : 2015/08/19(水) 19:32:19
    お?これは数少ないbad end来るか?
  13. 13 : : 2015/08/19(水) 22:49:40

    十神「それで、苗木」


    十神「お前は昨日何をやっていたんだ?」


    苗木「は?」


    葉隠「あるばいを調べるべ!」


    苗木「は?」


    セレス「なるほど、犯人最有力候補である彼のアリバイを確認するわけですね」


    十神「そういうことだ」


    十神「どうなんだ?苗木よ」


    苗木「・・・・・」


    苗木「(マズイな、この集中砲火)」


    苗木「(とりあえず、疑いを晴らさないと・・・)」










    回想










    舞園「・・・・・」


    舞園「あのビデオ・・・・・」


    舞園「ここからでないと・・・」



    コンコン

    舞園「は、はい」


    ガチャ


    苗木「ボクだよ、さやかちゃん」ニヤ


    舞園「・・・」ビク


    苗木「かわいいなぁ、ボクのために怯える演技なんかしちゃって」


    苗木「ペロペロしていい?」


    舞園「ひっ」ガチャ


    苗木「おっと、人が話してるのにしめないでよ」


    苗木「そりゃボクみたいな平凡なクズなんかと話したくないだろうけどさ」


    苗木「流石にボクも傷ついちゃうよ」


    苗木「はぁ〜」


    舞園「・・・・・」


    舞園「あの、苗木君」


    舞園「私ちょっと具合が悪いんですけど・・・」


    苗木「・・・・・は?」


    苗木「もしかして、ボクがそんなこともわからないような人の気持ちもわからないような人間に見えた?」ハァ


    舞園「え?」


    苗木「断言するよ」


    苗木「キミは君が思う以上に参ってるんだ」


    苗木「それこそ誰かを殺してでもここから出ようと思うくらいにね」


  14. 14 : : 2015/08/19(水) 23:03:44

    舞園「そ、そんなことありませんよ?」ニコ


    苗木「・・・・・」


    苗木「あーあ、何だかがっかりだな」


    舞園「え?」


    苗木「ボクはね、キミのファンだったからさ」


    苗木「超高校級のアイドルともいわれた君の限界を、まさかこんな形で見てしまうなんてさ」


    舞園「?どういういみです?」


    舞園「私が参ってるってことですか?」


    苗木「いやそれはいいんだ」


    苗木「キミだってかよわい女子高生」


    苗木「それもついこないだまではjcだったんだよ?」


    苗木「こんな絶望的状況下でも平然としているjcなんて恐怖だよ!」


    舞園「だったら…」


    苗木「キミの演技さ」


    舞園「え?」


    苗木「キミはボクを騙そうとしてさっき演技をした」


    苗木「けど、そんな本気の演技でもボクみたいなパンピーを騙せなかった」


    苗木「ほらさ、ぶりっ子みたいな子がいるでしょ?」


    舞園「・・・・・それがどうしました?」


    苗木「ボクは思うんだ、あれは一つの役なんだって」


    苗木「一つの娯楽なんだって」


    舞園「?」


    苗木「けど、キミがさっきしたのはそういうものじゃない」


    苗木「オレオレ詐欺の時の息子役、とかが近いかな」


    舞園「わ、私は騙そうなんて・・・」


    苗木「騙そうとは思ってなかった、か」


    苗木「まぁ、空元気とかかな?」


    苗木「どっちにしろ、本当の自分を隠しきれてない時点で、何だか冷めちゃったや」


    舞園「!」


    舞園「(やっと解放される!)」ホッ


    苗木「まぁ、それはいいとして」


    舞園「え?」


    苗木「舞園さん、ボクと勝負してくれるよね?」


    舞園「な、なに勝負ですか?」


    苗木「もちろん」


    苗木「セックルに決まってる」


    苗木「当然でしょ?」キッ


    舞園「」











  15. 15 : : 2015/08/19(水) 23:15:39



    回想終わり



    苗木「(そのあとボクの部屋に嫌がる彼女を連れて行って強引にぶち犯したんだっけ?)」


    苗木「(まずい、これはまずすぎる・・・・・)」


    十神「どうした?何とか言ったらどうだ?」


    苗木「・・・・・なんとか」










    大和田「ふ、ふざけやがって」ピキピキ


    苗木「お、落ち着いてよ、ただのジョークでしょ?」



    霧切「・・・・・」


    十神「ふん、くだらんやつだ」


    セレス「そろそろ話されては?」


    セレス「それとも、話を考える時間が必要ですか?」


    苗木「(女を殴りたいと思ったのは生まれて初めてだ)」


    朝日奈「わかるわかる、私も内容整理しないと喋れないんだ」


    桑田「ほんとかー?」


    不二咲「・・・きっと、恥ずかしいんだよ」


    大和田「おめーじゃあるまいし、さっきまでのコイツを見てりゃそんなタマじゃねーことくらいわかるだろ」


    不二咲「ご、ごめんなさい…」


    山田「ちーたんの涙キターーー」


    十神「貴様らは黙って聞いてろ」


    苗木「(ふふ、いい流れだ)」



  16. 16 : : 2015/08/19(水) 23:21:07

    苗木「あー、そろそろ話していいかな?」


    霧切「・・・・・」


    セレス「どうぞ、始めてください」


    苗木「その前に確認したいんだけど」


    苗木「いいかな?」


    十神「なんだ?」


    苗木「ボクと舞園さんが恋愛関係にあることはみんなしってるよね?」


    朝日奈「れ、恋愛!?」


    石丸「確かに、君達は始めの挨拶の時から何だか親密そうだったな」


    大神「・・・我には苗木が一方的に喋ってるように見えたがな」

  17. 17 : : 2015/08/19(水) 23:42:10

    回想


    舞園「え、あ・・・苗木君ですよね?」


    苗木「もちろんだよ」


    苗木「そんなことを確認しなくたってキミとボクを取り巻く世界を考えればわかるよね?」


    舞園「超高校級の幸運・・・・・でしたっけ?」


    苗木「いやぁ、そうなんだよ」


    苗木「どうしてもさ、またキミと同じ学校に通いたくてさ!」


    舞園「(離れるために超高校級のアイドルを目指したのに・・・)」


    苗木「ボクもさ、超高校級の変質者とかストーカーとかメンヘラとかにでもなろうと思ったんだけどさ」



    苗木「ボクみたいな誠実な好青年がなれるわけないんだ」


    苗木「予備学科に入ってもキミとは離れ離れになるからさ」


    苗木「絶望したよ・・・・・」


    舞園「・・・・・」


    苗木「けど、脳裏にはいつもキミがいた、キミが励ましてくれた」


    苗木「だからボクは確信していたんだ」


    苗木「ボクはキミとまた一緒になれるって」


    苗木「ボクは・・・・・幸運なんだってさ」


    苗木「はは、うれしかったなぁ」


    苗木「何だか一生の運を使い切った気分だよ」



    苗木「多分そのうち、両親が拷問の末殺されたり、かわいい妹が絶望的経験をしたり、学校が崩壊したり、世界が荒廃したり・・・・・」


    苗木「キミが死んだり」


    苗木「とか、そんな不運が起きたりなんかするとボクの幸運も才能と呼べるように感じるんだろうね」



    舞園「・・・・・」


    苗木「・・・・・キミのその目、好きだな」


    苗木「アイドルやってる時のキミの目は見てられない」


    苗木「ハイライトが消えたようなその目がいいんだよ!」


    舞園「・・・・・あ、ありがとうございます」


    苗木「つれないね、僕らはもう高校生になったんだ」


    苗木「もっとさ、楽しくやろうよ?」


    苗木「不純異性交遊とかやったりしてさ」


    苗木「あはははははは」


    舞園「」


  18. 18 : : 2015/08/19(水) 23:50:12

    回想終わり


    霧切「あんな会話をするような関係が恋愛関係なんていうなら、ストーカー達は皆ロマンチストとでも言えてしまうわね」


    苗木「あぁん?」


    山田「確かに、苗木殿達の会話からは異常者臭がぷんぷんしましたぞ」


    苗木「黙れよ、殺すぞ」


    桑田「恋愛意識のもつれから殺したんだろ?」


    桑田「やっぱコイツは人殺しの異常者なんだよ!」


    セレス「ありきたりな動機ですが、まぁ、学生らしいといえば学生らしいですわね」


    苗木「ボクらの純愛になんてこというんだ!」


    苗木「最低だ」


    苗木「キミタチは本当に最低だよ!」


    苗木「どこまで絶望的なんだ!」


  19. 19 : : 2015/08/19(水) 23:58:56

    桑田「どう見ても恋愛じゃねーっつーの」


    朝日奈「苗木最低」


    霧切「・・・・・」


    十神「それで、どうやって殺したんだ?」


    不二咲「(・・・・・あれ?なにか忘れたような)」


    不二咲「(さっきまで苗木君のアリバイの話をしてなかったっけ?)」


    苗木「(・・・・・計画通り)」


    苗木「(馬鹿なこいつらのことだからちょっと釣ったらすぐに食いつくと思った)」


    苗木「(こいつらの中で警戒すべきはセレスと大神と霧切だけだ)」


    苗木「(セレスは中立、大神は寡黙な上に他の二人より低能そえだからいいとして)」


    苗木「(何を考えてるかわからない霧切が要注意だな)」


    苗木「(このまま真犯人を見つけるまで黙っててくれよ、コミュ切さん)」


    霧切「・・・・・」


  20. 20 : : 2015/08/20(木) 00:10:07

    霧切「らちがあかないわね」


    苗木「(喋るなよ)」


    十神「なんだと?」


    霧切「凶器の件だけど、厨房からナイフを持ち去ったのは舞園さんよ」


    霧切「そうよね?朝比奈さん、大神さん?」


    朝比奈「そう・・・・・だと思う」


    大神「・・・・・我と朝日奈は昨晩食堂に消灯までいた」


    大神「それまでに来たのは舞園だけだ」


    十神「ふん、消灯した後でとりにきたのかもしれんだろ?」


    霧切「・・・・・」


    霧切「消灯したあとは食堂と厨房は閉鎖されるわ」


    霧切「・・・・・これも確認なのかしら?」


    十神「・・・・・ちっ」


    苗木「・・・・・」


    苗木「聞いたか?ゴミども」


    苗木「舞園はメンヘラだからな、包丁を持ってねーと落ち着かねーんだよ」


    苗木「俺が持ち出した?」


    苗木「俺が刺した?」


    苗木「とんでもねーってんだよ!」


    苗木「アイツは自殺したんだよ!」


    霧切「それは違うわ」





  21. 21 : : 2015/08/20(木) 00:34:01

    苗木「あ?なんだよ!コミュ切」


    霧切「・・・・・」


    霧切「霧切、よ」


    苗木「なんだよ霧切さん?」


    苗木「俺の話を遮りやがって」


    苗木「つまらねーコトだったら、後でぶち犯すぞ!」


    霧切「彼女のお腹に刺さったナイフの向き」


    霧切「そして手を見ると明白だわ」


    苗木「(コイツ、みんながダラダラしてるときなんかしてると思ったら)」


    苗木「(色々と調べてやがったのか)」


    苗木「さしずめ超高校級の名探偵ってとこか?」


    霧切「・・・・・」


    苗木「ごめん、なんだか興奮しちゃってさ」


    霧切「構わないわ」


    苗木「自殺じゃないんならさ、いるんだよね?」


    苗木「犯人」


    苗木「イライラするな」


    苗木「君たちはさ、超高校級なんだよ?」


    苗木「誰かは知らないけどさ、それがこんな人殺しなんてさ」


    苗木「超高校級の殺人鬼とか?」


    腐川「」ビク


    苗木「・・・・・どうしたの?腐川さん?」


    腐川「な、なんでもないわよ!」


    苗木「喚くな、不細工」


    苗木「吐きそうになるだろ」


    腐川「(な、何よ、いきなり)」ドキドキ


    苗木「希望の名を汚すドブネズミ君には早く出てきてもらいたいけど」


    苗木「流石にそこまで愚かなわけないか」


    苗木「・・・・・なら、ここでボクの才能をみせちゃおうかな?」


    桑田「は?」


    苗木「実はさ、葉隠クンじゃないけどボクは犯人を当てることができるんだ」


    葉隠「ど、どういうことだべ?」


    苗木「ここにくじがあるんだけど」スッ


    苗木「回すから一本ずつ引いてくれないかな?」


    石丸「なるほど、やっぱりくじで決めるわけだな!」


    苗木「ボクは幸運なんだよ」


    苗木「希望ヶ峰に選ばれるくらいにね」


    苗木「それがどういうことかわかる?」


    不二咲「た、確かに希望ヶ峰学園には宝くじとかに何回も当選させれるような人がいるってきいたことあるよ」


    苗木「ボクもそんなところさ」


    苗木「ボクのことが信用出来ないならさ、くじを引いたあと犯人を推理すればいいでしょ?」


    苗木「そっちの方が、モノクマも喜ぶだろうし・・・ね」


    モノクマ「いやー、苗木君にそれされるとこっちも面白くなくなっちゃうなー」


    モノクマ「(コイツ、何の才能もないカスの癖に何考えてるんだ)」


    モノクマ「(まぁ、その方が面白いけどね)」


  22. 22 : : 2015/08/20(木) 00:44:00

    苗木「(くくっ、バカどもが)」


    苗木「(そんな都合のいい才能があってたまるか)」


    苗木「(これでくじを引いたやつに狙いをそらすことができる)」


    苗木「(その間に考えよう)」











    苗木「みんな引いてくれたみたいだね」


    苗木「当たりは黒なんだけど」


    苗木「だれかな?」










    苗木「あれ?いなかった?」


    苗木「おかしいなぁ」


    苗木「じゃあ、一人ずつ確認」


    桑田「あー、くそ、オレだよ」


    桑田「オレが黒だよ!」


    朝日奈「え?桑田?」


    石丸「そんなっ」


    桑田「ばっ、ばか、犯人ってことじゃねーよ」


    桑田「黒を引いたってコトだよ」


    朝日奈「な、なんだぁ」


    大和田「ったく、脅かしやがって」


    苗木「何言ってるんだよ、大和田クン」


    苗木「犯人は彼だよ!」


    大和田「テメーのいうことなんざ信用できねーんだよ」


    苗木「ハハッ、信用ないなぁ」


    苗木「(桑田の信頼を少し失わせた、これでよしとしよう)」


  23. 23 : : 2015/08/20(木) 15:01:19

    葉隠「俺の占いによると・・・犯人は苗木っちの息子だべ!」


    朝日奈「え?苗木の息子なんているの?」


    山田「朝日奈葵殿、息子というのはですね…」


    セレス「言ってんじゃねーよ、この豚がぁーー」


    山田「ぶひー」


    苗木「・・・・・」


    苗木「(息子?)」テローン











    回想





    苗木「さてと、さやかちゃんも精神的にまいってそうだから」


    苗木「行って慰めてやらないとね」


    苗木「・・・・・」


    苗木「緊張しちゃうな」


    苗木「まずはさやかちゃんの部屋に行く」


    苗木「彼女を部屋に連れていく」


    苗木「彼女とラブチュチュする」


    苗木「ふふ、楽しみだなぁ」(´¬`)ジュルリ


    苗木「・・・・・」


    苗木「けど、だめだな・・・」


    苗木「もっとこう、興奮するシチュエーションを考えないと・・・・・」


    苗木「そうだ!誰かを呼ぼう」


    苗木「そいつとさやかちゃんを話させつつ、ボクが犯す」


    苗木「ふふ、我ながらカンペキだ」


    苗木「今のボクなら超高校級のエロ漫画家に認定されそうだよ、ふふ」











    回想終わり


    苗木「(そうだ!ボクは手紙を書いたんだ!)」


    苗木「(誰だ?ボクは誰に書いたんだ?)」


    苗木「クソっ」


    山田「おや?どうかなさいましたか?」


    苗木「ふん、なんでもない」


    苗木「(許せん、絶対にな!)」


  24. 24 : : 2015/08/21(金) 00:28:10

    苗木「(手紙を書いた誰か)」


    苗木「(そいつが犯人なんだ)」


    苗木「(誰だ?)」


    苗木「(ボクの性癖を考えると・・・・・)」


    苗木「(さやかちゃんにちょっかい出してた桑田)」


    苗木「(気取ってる霧切)」


    苗木「(童貞くさい葉隠)」


    苗木「(純粋そうな不二咲さん)」


    苗木「軽蔑してきそうなセレスさん」ブツブツ


    苗木「後はウブな朝日奈さんくらいかな?」


    朝日奈「ん?どうかした?苗木?」


    苗木「(いけねっ)」


    苗木「はは、朝日奈さんは可愛いってことさ」


    朝日奈「///////もぉ、な、なにいってるの」


    苗木「ははは」


    セレス「あら?私にはそうは聞こえませんでしたけど?」


    苗木「・・・・・バレた?」


    セレス「さっきから黙って考え事をしてますが」


    セレス「纏まったのでしたら話していただけませんか?」


    セレス「軽蔑してきそうな私がどうかしましたか?」ニコ


    苗木「・・・・・」


    苗木「(どうする?話すか?)」


    苗木「(今は考える材料がない)」


    苗木「(周りの反応を見てみるか)」


    苗木「実はボクは昨日、誰かさんに手紙を出したんだよ」


    霧切「・・・・・手紙?」


    苗木「(彼女は違うな)」


    苗木「そう!手紙だよ!」チラ


    葉隠「?」


    不二咲「?」ニコ


    苗木「(違う)」


    十神「それはなんだ?」


    苗木「まぁまぁ、慌てないでよ」


    苗木「(セレスさんか桑田クンかな?)」


    苗木「ちょっと話がしたくってさ・・・・・」


    苗木「・・・桑田クン、とね」ニヤ



    桑田「アポ?」


  25. 25 : : 2015/08/21(金) 19:57:18

    桑田「な、何言ってんだよ、おおーん?」


    桑田「そんな手紙なんて知らねーよ」


    桑田「て、テメーが今考えたんじゃねーのかよ!」


    苗木「・・・・・」


    苗木「(どっちだ?)」


    苗木「(焦ってはいるが)」


    苗木「(犯人だからか?)」


    苗木「(それとも名前を呼ばれたからか?)」


    苗木「(くそ、わかんねー)」


    苗木「(ええい、ままよ)」


    苗木「何言ってるんだよ、桑田クン」


    苗木「いくら疑われてるボクに関わりたくないからって」


    苗木「それはあんまりだよ」


    苗木「もっとも、キミが手紙を知らなかったってことなら話が通るんだけどね」


    桑田「!」


    桑田「そーだよ、俺は知らなかったんだよ」


    桑田「手紙なんて見てねーよ」


    桑田「読んでねーんだよ」


    苗木「・・・・・」


    苗木「なるほどね」


    苗木「キミは、本当に運が悪いんだね!」


    桑田「・・・・・は?」


    苗木「だってさ、君の部屋にドアの下から入れたんだよ?」


    苗木「ドアを開けるときに気付くと思ったんだけどなぁ」


    桑田「知らねーもんは知らねーんだよ!」


    苗木「いや、別に桑田クンを疑ってるってわけじゃないよ」


    苗木「世の中色々あるからさ」


    苗木「そういうありえなそうなことだって、ありえるんじゃないかな?」


    苗木「皆もそう思わない?」


    苗木「(思う筈がない)」


    大神「・・・・・ふむ」


    石丸「ハッハッハ、桑田くんは不注意だな!」


    朝日奈「おかしいよ!そんなの見落とすわけないじゃん!」


    朝日奈「桑田はうそついてるんだよ!」


    苗木「(イイ、最高だよ朝日奈さん)」


    十神「そう言えば、さっきの占いも桑田を出してたな」


    苗木「!」


    苗木「(十神クン、君らしくもないファインプレーだよ!)」


    十神「そんなに桑田を犯人にしたてあげたいのか?苗木」


    苗木「!そ、そんなわけないじゃないか!」


    桑田「そうだよ!こんな異常者のいうことなんて信用できねーよ」


    苗木「(このメガネヤロー、どこまでも邪魔な真似を・・・・・)」


    霧切「待って」


  26. 26 : : 2015/08/21(金) 22:47:18

    十神「なんだ?」


    霧切「これを見てもらえるかしら?」


    大和田「んだ?その紙がどうかしたのかよ?」


    苗木「(・・・・・やっぱりボクはついてる)」


    朝日奈「何か文字が見える!」


    霧切「これは苗木君のにあったメモ帳の一番上のページを鉛筆で擦ったものよ」


    霧切「さっき苗木君がいっていた誰かを呼び出すためのメモの内容がわかるわ」


    桑田「ん、んなわけねーだろ!」


    苗木「あれ?どうかしたの?」


    苗木「何をそんなに焦ってるのかなぁ?」


    桑田「て、てめー」


    霧切「ここに書かれてる宛先は・・・・・」


    霧切「桑田君、あなたになってるわよ」


    苗木「てことは、桑田クンの部屋には手紙が行ってることは事実なんだね」


    桑田「お、おれはみてねー、」


    苗木「・・・・・あのさ、もっとましな反論してよ?」


    苗木「なんて、こんなことを僕ボクなんかにいわせないでよ」


    桑田「うぅ」


    苗木「それにさ、キミは何をそんなに隠そうとしてるんだい?」


    苗木「別にキミに手紙を出したってだけで、それをキミが読んだ」


    苗木「それでどうしたの?」


    桑田「・・・・・」


    苗木「色々と考えるといいよ、キミのさっきの態度を説明できる都合のいい理由をさ」


    桑田「な、なんだと!」


    苗木「そうじゃなくてもさっきの君を見てると、キミがボクの部屋に行って舞園さんを殺した犯人だと考えちゃうよ?」


    桑田「!」


    苗木「(・・・・・なんだ?)」


    朝日奈「あれ?さやかちゃんは苗木の部屋にいたの?」


    葉隠「そんなの当たり前だべ!苗木の部屋で死んでんだからな!」


    大和田「だから苗木が疑われてんじゃねーかよ」


    不二咲「・・・・・な、苗木君はその時何をやってたの?」


    山田「ま、まさか苗木殿、舞園さやか殿を見殺しに・・・・・」


    苗木「ち、違うよ!見殺しになんか・・・」


    桑田「そ、そうだよな、お前が殺したんだからな!」


    苗木「・・・・・!(コイツ!)」





  27. 27 : : 2015/08/21(金) 23:18:02
    まさかの桑田がまともな反論ww何かbadendも見たい行きもさ
  28. 28 : : 2015/08/21(金) 23:20:28
    見たいきもするでした
  29. 29 : : 2015/08/22(土) 14:35:02

    石丸「桑田君!それはどういうことかね!」


    桑田「嘘ついてわりーが、俺は苗木からの手紙を読んでたんだ」


    桑田「そして、実際に苗木の部屋にいったんだよ!」


    桑田「そしたら舞園ちゃんの死体があって・・・・・」


    桑田「俺は苗木に見つかる前に逃げたんだ!」


    霧切「そのとき苗木君はどこにいたのかしら?」


    桑田「きっと、俺に罪を着せるなめにどこかにかくれてたんだ!」


    苗木「黙ってて」


    苗木「・・・・・」


    苗木「全く、流石は超高校級、一筋縄にはいかないか、」


    葉隠「観念するべ!苗木っち!」


    腐川「や、やっぱりアンタが犯人なんじゃないの!」


    苗木「そうじゃなくてさ」


    苗木「いい加減ボクもイライラしてきたよ」


    苗木「ボクの希望であるさやかちゃんを奪っただけでなく」


    苗木「皆を騙してのうのうと生き残ろうとするキミの図太さにね」


    苗木「そんなの希望らしくないよ・・・・・」


    大和田「希望希望うるせーんだよ」


    霧切「話を戻しましょう」


    霧切「苗木君、あなたは昨晩どこにいたのかしら?」


    苗木「なんだか恥ずかしいな」


    苗木「けど言わないといけないよね?」


    苗木「ボクは、舞園さんの部屋にいたんだよ」


    朝日奈「さ、さやかちゃんの!?」


    山田「ぶ、ぶひー、羨ましいですぞ!」


    十神「そうだろうな」


    十神「お前の異常性を考えたらな」


    不二咲「え?それってどういうこと?」


    十神「こいつは舞園を殺したあと、鍵を奪って舞園の部屋でも荒らしてたんだよ」


    十神「実際、舞園の部屋は・・・・・」


    十神「チッ、腐川、説明してやれ」


    腐川「はい、白夜さま」


    腐川「あの女の部屋はめちゃくちゃな状態な上に精液とかの匂いがしたわ」


    不二咲「せ、せいえき・・・・・」


    石丸「ハレンチだぞ!腐川君!」


    苗木「・・・・・」


    十神「どうした?何か言ったらどうだ?」


    苗木「(つくづくこのメガネは・・・・・)」

  30. 30 : : 2015/08/22(土) 14:53:28

    苗木「舞園さんの部屋がイカ臭いのはボクがオナニーをしても後処理をしないタイプの人間だったからだよ」


    苗木「ボクの異常な性欲は皆も知ってるよね?」


    回想


    霧切「これは」


    十神「ふん、愚民らしいな」


    腐川「は、破廉恥だわ!」


    霧切達の目の前で、苗木は下半身を露出させ、舞園のパンツをハントしていた


    苗木「恥ずかしいところを見られちゃったな」


    回想終わり


    大神「確かに、こやつがいた部屋ならば精液臭くても納得できる」


    苗木「それにさ、みんな十神クンのせいで誤解してるけど、ボクは鍵を奪ったんじゃない」


    苗木「舞園さんと交換してたんだ」


    桑田「そ、そんなわけねーだろが」


    桑田「初対面の相手と部屋を交換・・・」


    苗木「思い出した?」


    苗木「ボクと舞園さんは中学からの知り合いでしかも恋愛関係にあるんだよ?」


    苗木「昨晩舞園さんから相談を受けてさ、変な人に狙われてるって彼女が言ってたんだよ」


    苗木「そのためにボクは彼女と部屋を交換してあげたんだ」


    苗木「まさかそれが裏目に出て、変な桑田クンに襲われてしまうなんてさ」


    苗木「ついてないよね?」


    苗木「絶望的だ…」





  31. 31 : : 2015/08/22(土) 15:02:51

    十神「チッ、これでは犯人が特定できんな」


    モノクマ「二択のまま、投票しちゃいますか?」


    霧切「いえ、二択ではないわ」


    霧切「もう犯人はわかっているもの」


    桑田「・・・・・」


    苗木「へぇー、だったらその根拠を聞かせてもらえるかな?」


    霧切「・・・・・彼女の倒れていた所に、血文字でKLと書かれていたわ」


    十神「!」


    大神「!」


    苗木「KL、か」


    苗木「弱ったね、これは何を意味してるんだろうね?」


    苗木「・・・・・ねぇ?桑田レオンくん?」


    朝日奈「!」


    葉隠「!」


    桑田「お、オレじゃねー!」


    桑田「このアホー!」


    桑田「アホアホアホアホアホアホアホアホアホ!」


    石丸「桑田君・・・・・」


    大和田「くそ、」


    セレス「・・・・・」


    苗木「・・・・・投票しちゃおうか?ねぇ、モノクマ」


    モノクマ「・・・・・」


    モノクマ「まぁ、かなりあやふやな感じだけど、いっか」


    モノクマ「そんじゃ、投票してみよーー!」






  32. 32 : : 2015/08/22(土) 15:19:25

    桑田桑田桑田



    モノクマ「はいはい、正解正解」


    モノクマ「桑田君が犯人だよ」


    モノクマ「締まらないなぁー」


    桑田「あ、アポポ」


    苗木「ちゃっちゃと殺しちゃってよ、こんな奴はさ」


    モノクマ「ん?何も話すことないの?」


    苗木「?なんで?」


    苗木「ほら、ボクらもさっさと帰って寝たいからさ」


    モノクマ「はいはい」ポチー


    千本ノック


    桑田「う、うわぁぁぁぁぁ」ジャラジャラ


    苗木「・・・・・行ったみたいだし、帰ろ」


    霧切「(久々に喋れたわ)」


    十神「おい、さっさとエレベータを動かせ」


    うぁぁぁぁぁあああああああああ


    十神「チッ、耳障りだ、さっさとモニターを切れ」


    モノクマ「え?わ、わかったよ」ポチ

    ああああああああブン


    不二咲「なんだか、疲れちゃったね」


    朝日奈「千尋ちゃん、これくらいでつかれたの?もっと運動した方がいいよー?」


    不二咲「う、うん」


    山田「部屋に帰って苗木殿と舞園殿の同人誌の構想をねりますか」


    セレス「いらねーことしてんじゃねーよ、この豚がぁぉぁぁ」


    山田「ひー、すみませんー」












    こうして、初めの学級裁判は終を迎えたんだ












    シャワールーム


    舞園「」


    苗木「よかった、まだ残ってたか」


    苗木「・・・・・」


    苗木「もう見納めかなぁ」


    モノクマ「苗木クン、もういい?」


    苗木「あぁ、ごめんごめん」


    苗木「片付けるんだっけ?」


    モノクマ「なんか忘れてる気がしたらコイツだったんだよな」


    モノクマ「今日は舞園の部屋を使ってよ」


    苗木「えー、あそこイカ臭いんだけど」


    モノクマ「自分でそうしたんでしょ?我慢しなよ」


    苗木「誰かの部屋に留めてもらうよ」


    苗木「じゃ、頑張ってね」


    苗木「おやすみ、モノクマ」


    モノクマ「おやすみ、苗木クン」




  33. 33 : : 2015/08/22(土) 15:41:48

    前夜談


    桑田「ったく、なんだよあのチビやろう、俺を呼び出しやがって」コンコン


    桑田「・・・・・」


    桑田「おいこら」ガチャ


    桑田「入んぞ、苗木」


    桑田「・・・・・暗いな」


    桑田「(しかも童貞臭い匂いがしやがる)」


    桑田「おい苗木、来てやったぞ」


    桑田「(さてはシャワールームでオナニーでもしてたな・・・・・)」


    桑田「・・・・・ここか?」ガチャ


    舞園「・・・・・」


    桑田「ま、舞園ちゃん」


    桑田「///////ご、ごめ」


    舞園「うああああああああああああああああああ」


    舞園「くるなくるなくるなくるなくるな」ググ


    桑田「(く、首が…)」


    桑田「(ごめん、舞園ちゃん)」ガス


    舞園「ひっ」ガス


    舞園「」


    桑田「はぁ、はぁ、一体なんなんだよ」


    舞園「」


    桑田「舞園ちゃん?」


    舞園「」


    桑田「こ、殺したのか、俺が」


    桑田「ひ、」


    桑田「に、逃げよう」


    桑田「苗木が帰ってくる前に・・・・・」タッタッタ








    舞園の部屋


    苗木「ふぅ、ハードなプレイはやっぱ興奮するな」


    苗木「強いていうなら、普段からもっと信頼されとけば、更にさやかちゃんも絶望したんだろうけどね」


    苗木「今はとりあえず、さやかちゃんのパンツでオナニーでもしよう」


    苗木「ん?何だこれ?」


    苗木「包丁か、さやかちゃんホントに追い詰められてたんだな」


    苗木「まぁ、そんなさやかちゃんを改心させたんだからやっぱりボクはついてるな」


    苗木「あはははははは」ドピュ


    苗木「・・・・・はぁ」





    翌日



    シャワールーム





    舞園「」


    苗木「は?」


    苗木「さやかちゃん何死んでるんだよ!」


    苗木「くそ、誰だよ殺したの」


    苗木「ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


    苗木「はぁ、はぁ、」


    苗木「危ない危ない、だれかに聴かれるところだった」


    苗木「冷静になれ、苗木」


    苗木「とにかく、隠さないと」


    苗木「・・・・・」


    苗木「とりあえず、この包丁を腹部にでも刺しておこう」サクッ


    苗木「ふぅ、シャワーがだしっぱなしだったからかまだ温かいな」


    苗木「死後硬直ってやつはまだ起きてない」


    苗木「追い詰められてるふうの体勢にしてっと」


    苗木「ついでにダイイングメッセージでも書いてみるか」KL


    苗木「キラ参上、みたいなw」


    苗木「これだけすれば捜査も攪乱できるだろう!」










  34. 34 : : 2015/08/22(土) 15:44:19
    苗木じゃね?
  35. 35 : : 2015/08/22(土) 15:44:32

    ノリで初めと全く違うものを書いてしまった

    だが、まだ続けよう

    苗木の運が尽きて丸投げ処刑されるまでは!



    ここ意味不明とか説明求むとかあったらいってくだしあ


    蛇足モードはいります
  36. 36 : : 2015/08/25(火) 23:41:55






    苗木「・・・・・」


    苗木「はぁ、なんだかつかれたな」


    苗木「これを癒してくれるさやかちゃんがもういないなんてさ」


    苗木「絶望的だよ」


    苗木「・・・・・」


    苗木「えっと、こういうときはぱぁーっと自殺しようかな」


    苗木「さてと、練炭を探さないとね」








    倉庫



    苗木「うーん、やっぱりないのかな・・・・・」


    苗木「そりゃそうか、室内でバーベキューもないからね」


    苗木「いやまてよ、七輪焼きをやったりするかもしれないじゃないか!」


    苗木「全く、モノクマも抜けてるなぁ」


    不二咲「な、苗木君?」


    苗木「あれ?不二咲さんじゃないか」


    苗木「こんな時間にどうしたの?」


    苗木「もしかしてキミも練炭を探してた?」


    不二咲「れ、練炭?」


    苗木「まさかね、超高校級のプログラマーであるキミがそんなこと考えるわけないよね」


    不二咲「れ、練炭で何をするの?」


    苗木「・・・・・そんなの決まってるでしょ?」


    不二咲「な、苗木君!やめようよ!」


    苗木「キミ達にはわからないかもしれないけどさ」


    苗木「ボク達は弱いんだよ」


    苗木「少ない希望のようなものを夢想しながら勘違いして生きているんだよ」


    苗木「ボクの希望であるさやかちゃんは本物だと宣言できるけどね!」


    苗木「だからこそ辛いんだよ」


    不二咲「な、苗木君は弱くなんかないよ・・・・・」


    不二咲「僕のほうが…」


    苗木「・・・・・」


    苗木「ボクが弱くないなんてのはとんでもない誤解だけど、少なくとも君にはそう見えたってことだよね」


    苗木「ハハッ、全く絶望的だよ」


    苗木「いつから無意識に強がりをするような奴になったのかな」


    苗木「・・・・・」


    苗木「ところでさ、キミは何をしにこんな時間にここにきたんだい?」


    不二咲「え?」


    苗木「夜時間を決めたことはしでてるはずでしょ?」


    苗木「ボクはすぐにでも死のうと思ったからここに来たんだけど」


    苗木「キミは何をそんなに急いでいるの?」


    苗木「それともいつも夜にはここに来ていたのかな?」


    苗木「どちらにせよ、邪魔してごめんね?」


    苗木「キミに出会えたという幸運に感謝して今日は帰ることにするよ」


    苗木「それじゃ、おやすみ」


    不二咲「おやすみなさい・・・・・」










    苗木「ところで不二咲さん」


    苗木「実はボクの部屋が今日使えないんだけどさ」


    苗木「悪いんだけど、泊めてくれないかな?」


    苗木「勿論、失礼なことだって十分分かってるよ」


    苗木「でも本当に困ってるんだ」


    苗木「ボクは適当に部屋の隅っこにいるからさ」


    苗木「さぁ、ボクの要求を打ち破ることはできるかな?」


    不二咲「・・・・・」









  37. 37 : : 2015/08/27(木) 22:19:44


    数日後


    トレーニングルーム


    不二咲「」


    苗木「あああああああああああああああああ」


    苗木「またかよ、またなのかよ!」


    苗木「なんで静かに暮らすという発想がないのか」


    苗木「絶望的だよ!」


    苗木「くそっ、」


    十神「ふん、また起きたようだな」


    霧切「・・・・・」


    モノクマ「死体が発見されましたな」


    モノクマ「亀甲縛りの上で貼り付けなんて」


    モノクマ「一体ナニをしていたんでしょうかねぇ」


    朝日奈「何って、殺しあってたんでしょ?」


    大神「朝日奈よ、そうではない」


    山田「とんだ変態野郎ですな」ハァハァ


    セレス「お前が言うなびちくそがぁ!」


    十神「こんな変態的なことが出来るのなんて、苗木くらいじゃないのか?」


    苗木「!」


    苗木「(テメーが犯人か!)」


    苗木「アレレー?超高校級の完璧(自称)さんが何か言ってるなー?」


    苗木「ごめんごめん、ボクの記憶力は虫並だからさ」


    苗木「もう一度言ってくれないかな?」


    十神「・・・・・」


    苗木「ねぇねぇ?言ってよ、ねぇ?」


    十神「ふん、お前の低脳さになぜこの俺が合わせないといけないんだ?」


    苗木「そんなこと言わずにさぁ、頼むよぉ」


    十神「ちっ、腐川、言ってやれ」


    腐川「あ、あんたみたいな異常者じゃなければこんなことしないって白夜様は仰ってるのよ!」


    苗木「そ、そんなぁ」


    苗木「そんな理由でボクが犯人だって言うなんて、超高校級の完璧(笑)を自称するキミらしくないよ」


    十神「黙れ、愚民が」


    苗木「でwwwwたw、ぐwwwwみwwwwんwww」


    苗木「wwwwwwwwww」


    霧切「・・・・・」


    モノクマ「おや?どうかしたの?霧切さん?」


    モノクマ「あぁ、モノクマファイル?」


    霧切「・・・・・」コク


    モノクマ「残念だけど、作ってないよ」


    霧切「!」


    モノクマ「だってキミら、せっかくボクが作ってたのにほとんど使わなかったじゃん?」


    モノクマ「謎もクリアしてないしね」


    モノクマ「評価としてはまぁ、吉くらいかな」



    霧切「・・・・・」


    モノクマ「また前回みたいにノリでやるといいよ、うぷぷ」








  38. 38 : : 2015/08/29(土) 00:24:02

    苗木「まぁ、十神クンのことは置いといて」


    苗木「さぁ、操作を開始しようか!」


    葉隠「そうだべそうだべ!」


    苗木「さて、どうしようかな」







    十神「(ふん、愚民が)」


    十神「(俺が真実へと導いてやる)」


    十神「(十神の名にかけて)」





  39. 39 : : 2015/08/29(土) 01:08:13

    十神「まずは」


    ☞ハンコウゲンバ


    十神「ふん、トレーニングルーム…か」


    十神「こいつには1番似合わない場所だな」


    十神「夜中に隠れてトレーニングをするようなやつではないだろうしな」


    十神「プールか?」


    ☞シタイ


    十神「亀甲縛りをされている状態で器具から吊るされてる」


    十神「ちっ、悪趣味な‥‥」


    十神「使われているのは縄跳びのようだな」


    十神「何を考えているんだ・・・」


    ☞アタマ


    十神「頭部への打撃が原因らしいな」


    十神「凶器はバーベルか」


    十神「後頭部を1発で決めたらしいな」





    十神「・・・・・こんなものか」


    十神「何もわからんぞ!」


  40. 40 : : 2015/09/03(木) 01:17:56

    モノクマ「・・・・・もう終わったの?」


    十神「・・・・・それがどうした?」


    十神「そこらへんの低脳どもと一緒にするな」


    十神「俺は選ばれし一族、十神だぞ」


    モノクマ「あぁ、ハイハイ、すごいですねー」


    モノクマ「じゃ、そろそろ裁判始めていい?」


    十神「(まぁ、なんとかなるか)」


    十神「ちっ、さっさとしろ」


    十神「ノロマめ」


    モノクマ「ムカムカー、イラつくなーその言い方」


    モノクマ「けど、この怒りは不二咲クンを・・・・・じゃなかった不二咲さんを殺した犯人に向けることにするよ!」


    霧切「・・・・・!」


    苗木「・・・・・余計なことを」


  41. 41 : : 2015/09/03(木) 01:28:56

    裁判所


    苗木「さぁ、さっさとこんな裁判終わらせちゃおうよ!」


    苗木「皆だったらそれが出来る、ボクはそう確信してるんだ!」


    霧切「・・・・・不二咲クンは」


    苗木「アレレー?霧切さん?ふ•じ•さ•き•く•ん、ていったかな?」


    苗木「彼女は女性なのにおかしいなぁ」


    石丸「霧切君!不二咲君は女性だぞ!」


    朝日奈「なんかややこしくなってきたよ」


    苗木「ねぇ、なんでクンなんてつけたのかな?」


    苗木「根拠を教えてくれないかい?」


    霧切「単純な話よ」


    霧切「彼は男性だからよ」


    苗木「ナ、ナンダッテーー!」





  42. 42 : : 2015/09/04(金) 22:23:55

    苗木「確かに、彼女は一人称はボクだけどさ」


    苗木「スカートはいてるし、どう見ても女の子だよ」


    苗木「それとも、霧切さんはそういう常識はないのかな?」


    霧切「・・・・・」


    霧切「彼にはある物がついていたわ」


    霧切「・・・・・十神君、ここまで言えばわかるわね?」


    十神「ふん、何を偉そうに」


    十神「陰茎のことだろ」


    朝日奈「い、いんけい?」


    大和田「なんだそりゃ?」


    苗木「十神クン、高校に入ったばかりのボクには聞きなれない単語なんだけど」


    苗木「言い換えることはできないかな?」


    十神「ちっ、とにかく奴は男だったことを隠していたってことだ」


    朝日奈「ねぇ、さくらちゃん、いんけいってなに?」ボソボソ


    大神「ぬぅ・・・・・」


    山田「うっ・・・・・ふぅ」


  43. 43 : : 2015/09/04(金) 22:44:06

    石丸「彼女、いや、彼が男性だったとは・・・・・」


    セレス「思えば彼は女子を避けるようにしていたように思えます」


    朝日奈「そういえば洗いっこにも参加しなかったもんねー」


    山田「あ、あらいっこ・・・・・だと」


    苗木「まぁ、性別を偽ったのは本人の性癖によるものだろうけど」


    苗木「多分今回はあまり関わらないだろうからさっさと話を進めようか」












    回想


    不二咲の部屋

    苗木「キミほどボクをがっかりさせた奴はなかなかいないよ」


    不二咲「う、うぅ」


    苗木「おかしいと思ってたんだよ」


    苗木「なんか精液臭かったからさ」


    苗木「あぁ、本当に絶望的だ」


    苗木「これじゃ、今夜どうやって性慾を発散させればいいんだ」


    不二咲「な、苗木君、な、何言ってるの?」


    苗木「?それはこっちのセリフだよ」


    苗木「女性が男性に部屋を貸すってことは体も貸してくれるってことでしょ?」


    苗木「それなのに・・・」


    苗木「いざ始めようとしてみればなんだ!?」


    苗木「汚らわしいモノを見せやがって」


    苗木「キミが超高校級のプログラマーじゃなければ迷わず殺していたよ」


    不二咲「ひっ」


    苗木「・・・・・さやかちゃん程じゃないけど、脅えるキミはかわいいなぁ」


    不二咲「さやかちゃん・・・?もしかして舞園さん?」


    苗木「決まってるでしょ?」


    苗木「彼女はボクの伴侶だったからさ」


    苗木「ボクの苗木をよく元気づけてくれたもんさ」


    苗木「・・・・・そうだ!」


    不二咲「ど、どうしたの?」


    苗木「ねぇ、不二咲クン」


    苗木「さやかちゃんを失ったボクを励ましてくれないかい?」


    不二咲「そ、そういうことだったら・・・」


    苗木「あぁ、ボクとボクの希棒を、ね」


    不二咲「!そ、そんな・・・・」


    苗木「まずは口でやってね・・・といっても、そこしかないんだけどね」


    不二咲「・・・・・」


    苗木「ほら、さっさとしてよ?」


    苗木「ボクの怒りが頂点に達する前にさ・・・・・」ググ




    回想終わり





  44. 44 : : 2015/09/04(金) 23:06:13

    葉隠「凶器はダンベルだべ!」


    葉隠「トレーニングルームにいた不二咲にダンベルのハイドアタックされたんだべ!」


    十神「そうだ、奴は後頭部に打撲傷があった」


    十神「どこかに隠れていた犯人が不意打ちを食らわせたんだろう」


    大神「だが、あの場所には隠れることのできる物は何もなかったはずだ」


    朝日奈「じゃあ、犯人は不二咲・・・ちゃんが入って行った後に突然入って襲ったんじゃない?」


    大和田「あぁ、そうやってアイツをぶち殺したんじゃないのか」


    セレス「あの場所に入るためには生徒手帳の認証が必要です」


    セレス「認証時には確か電子音がなったはずですわ」


    セレス「そうなれば不二咲君には気付かれるはず」


    大和田「気付かれてもやれるだろうがよ」


    セレス「わざわざ後ろからですか?」


    大和田「くっ、確かにな」


    苗木「・・・・・ねぇ」


    苗木「犯人は確かに卑劣な奴だよ?」


    苗木「そんな最低な奴をみたら逃げ出して後頭部を晒したくもなるよね」


    セレス「それが何か?」


    苗木「けどその犯人はさ、この中にいるんでしょ?」


    セレス「・・・・・」


    苗木「一緒にいて、信頼しているから後ろを見せる」


    苗木「きっと犯人とは死の直前までトレーニングでも一緒にしていたんじゃないかな?」


    苗木「犯人は、夜時間に不二咲クンと一緒にトレーニングするほど親しい間柄ってわけだ」


    苗木「これである程度絞れるよね?」


    苗木「犯人は十神クン、大和田クン、葉隠クン、山田クン、石丸クン、ボクの中にいるわけだ」


  45. 45 : : 2015/09/04(金) 23:16:12

    苗木「まぁ、アリバイを聞こうかな」


    苗木「ボクはセレスさんとポーカーをしていたよ」


    苗木「ね、セレスさん」


    セレス「え、ええ・・・・・」カァー/////


    十神「俺は図書館にずっと居た」


    十神「そこの腐川も見ていたはずだ」


    腐川「はい!白夜様!」


    大和田「・・・・・・・俺は自分の部屋で寝てたぜ」


    石丸「流石だ兄弟!皆も夜時間は部屋に居るように!」


    石丸「当然、僕も寝ていた!」


    山田「拙者も寝ていましたぞ」


    葉隠「俺もだべ!」


    朝日奈「あれ?犯人いないじゃん」





  46. 46 : : 2015/09/04(金) 23:46:49

    苗木「うーん、弱ったな」


    苗木「取っておきの情報を使うしかないみたいだね」


    霧切「取っておきの情報?」


    苗木「まぁ、それは置いといて、亀甲縛りの謎を先に解こうか」


    苗木「ねぇ、みんなはこれを殺した後でやったと思うかい?」


    霧切「ロープへの血の付着具合から、死の前に縛られたと思われるわ」


    苗木「うん、ボクもそれに賛成だ」


    苗木「犯人とは深い関係にあったってことさ」


    苗木「実はボクも不二咲クンとは深い関係にあったんだけどさ」


    石丸「なんだと!」


    大和田「ちっ」


    山田「腐女子大歓喜キタコレ!」


    葉隠「苗木っち・・・・・」


    苗木「はは、葉隠クンに引かれるとは思わなかったな」


    苗木「山田君に誤解のないように言っておくけど、穴兄妹じゃないよ、口でして貰ってただけだからさ」


    朝日奈「・・・・・」


    苗木「もちろん、舞園さんが死んだ後からだからね?」


    苗木「それはいいんだけど、実はボクはその時にある性病にかかったんだ」


    セレス「え」


    十神「2度と近寄るなよ」


    苗木「ほら、ここの口の横に皮膚病ができてるでしょ?」


    苗木「不二咲クンのが移ったんだよ!」


    苗木「因みに彼のはチンコにできてたんだけどね」


    苗木「ねぇ、大和田クン」


    大和田「・・・・・んだよ」


    苗木「キミのチンコを見せてくれるよね?」


    大和田「ふざけんな!なんだってんだよ!」


    大和田「性病だと!あるよ!あるに決まってんだろ!」


    大和田「俺が超高校級の暴走族だぜ?性病なんていくつも抱えてんだよ!」


    山田「自慢になってませんぞ・・・・・」


    大和田「黙ってろ、豚」


    山田「はい」


    苗木「性病だけじゃないよ」


    大和田「あ?」


    苗木「匂いだよ」


    苗木「キミの下半身からは血と糞便の混じったような匂いがする」


    苗木「そして数日前まで綺麗だった不二咲クンのアナルへ起きた異変」


    苗木「キミはトレーニングルームで変態プレイをしていたんじゃないのかい?」


    大和田「あ?俺がんなことするわけが」


    苗木「否定するのはいいけど、とりあえず鼻のきく人にボクらの下半身を臭ってもらおうかな」


    苗木「霧切さんはなんだか鼻がききそうだし、頼んでいいかな」ボロン


    石丸「は、破廉恥だぞ!君たち!」


    石丸「とはいえ裁判のためか」ポロン


    山田「仕方あるまい」スッ


    十神「ちっ」


    十神「おい大和田、さっさと白状しろ」


    苗木「ほら、十神クンも脱ぎなよ」


    苗木「あ、霧切さん、頼んだよ!」


    霧切「うぅ」


    苗木「ほらほら、こっち来てさ」


    霧切「そ、そんな」


    苗木「おらぁ、さっさしろやぁ!」


    霧切「ひっ」












  47. 47 : : 2015/09/06(日) 17:19:36

    大和田「やめろ、やる意味はねぇ」


    朝日奈「え?」


    腐川「は、白状したわね!」


    苗木「あはは、良かった」


    苗木「こんなことさせるのはボクの良心が傷んだからさ」


    大和田「良心だと!?」


    大和田「テメーが不二咲に…」


    苗木「あぁっと、その前に投票しようよ」


    苗木「ねぇ、モノクマ」


    モノクマ「相変わらずだね、苗木クン」


    モノクマ「締まらないけど、投票しちゃいますか」


  48. 48 : : 2015/09/06(日) 17:26:01


    大和田 大和田 大和田






    モノクマ「大正解、犯人は大和田クンだったんだ!」


    石丸「・・・・・兄弟」


    大和田「・・・・・すまねぇ」


    苗木「はいはい、さっさと解散しようねー」


    朝日奈「ちょっと!苗木!」


    苗木「ちょっと、何?」


    苗木「彼から不二咲クンを殺した状況とか理由とかでも聞きたいの?」


    苗木「今までのボクの話からわからないかな?」


    苗木「彼がどんなことをやっていたのか」


    苗木「それを詳細に知りたいなんて」


    苗木「絶望的だよ」


    苗木「ま、聞いてもいいけど、大和田クンは喋りたい?」


    大和田「・・・・・」


    苗木「・・・・だそうだから、帰ろうよ」


    苗木「疲れたし」


    苗木「処刑よろ~」


    大神「・・・・・」


    石丸「・・・・・」


    モノクマ「やれやれ」





  49. 49 : : 2015/09/06(日) 17:29:15

    その後、苗木は共犯者だと疑われたり、霧切やセレスを殺して裁判を操ったり、モブになったり、永住したり、超高校級の希望になったりしたとか





    fin
  50. 50 : : 2015/09/06(日) 17:31:29

    絶望的丸投げ

    無計画って怖いね

    ここまで読んだ貴方はよっぽどの暇人か、私のファンだな
  51. 51 : : 2015/09/15(火) 17:51:12
    乙でーす あと俺は暇人でーす

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著者情報
2011309522

クズル

@2011309522

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