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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

日向「もしもの世界」

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  1. 1 : : 2015/06/17(水) 23:35:01
    最初に

    1 これは本当だったらありえないパラレルワールドみたいなものなので別に深く考えなくて大丈夫です。気楽に見てください。

    2 毎度のように更新は遅く、また途中で消すかもしれませんがそこは大目にみてください。お願いします。

    3 ちなみに今回は学級裁判みたいのをやろうと思っていますが、作者は普通の人間なのでトリックはそこまで凄くないです。むしろトリックになってないと思います。(いやマジで)

    以上の事がOKの方はゆっくりしていってください。後ちなみに作者は1はやっていますが2はミプレイなので色々と間違える所があるかもしれません...(その時は優しく教えてくれると助かります)

    では日向「もしもの世界」スタートです。
  2. 2 : : 2015/06/18(木) 00:09:56
    期待です!!!
  3. 3 : : 2015/06/18(木) 00:23:47
    [もしも]ではなく[もしもし]なんですね!期待です!
  4. 4 : : 2015/06/18(木) 08:46:58
    いや単純に間違っていただけです。教えてくれてありがとうございます。黒子さん。

    日向のコテージ

    狛枝の死からしばらくたったある日。俺はいつものように自分のコテージで横になっていた。いやなっていたというより今の俺にはこれくらいしかやる事がないからだ。理由は簡単。俺達はあの裁判が終わった後

    レストラン

    日向「なぁ。皆。これからはなるべく一人で行動しよう。誰も会わずに」

    左右田「は...ハァ!!?お!お前何言ってんだよ!!そんなんじゃあ俺もソニアさんと一緒に...じゃなくて!一人じゃ何にも出来ねぇーじゃあねぇーか!!それなのに一人でいるとかどうかしてるぜ。全く」


    終里「おう!左右田の言う通りだ!そんなんじゃオレが美味い飯を食えなくなるだろ!特に日向の料理は花村の料理よりは美味くはねぇーけど、一応美味いからな!だけど一人で行動しちまうとその料理も食えなくなっちまう!だからその日向の提案には反対だ!オレは!」

    左右田「おい!おめぇーはこんな時でも飯の事しか考えてねぇーのかよ!おめぇーはよ!」

    終里「別にいいじゃあねぇーか。日向が作った料理は美味いのは事実なんだからよ」


    日向「...」

    ソニア「日向さん...」

    九頭龍「俺は日向の意見には賛成だぜ。お前ら」

    左右田「おいおいおい!お前まで何言ってんだよ!?九頭龍!?いいか!皆で一緒に行動しないと!俺達は」

    九頭龍「それでやってきたからここまで人が死んだんだろう。左右田」

    左右田「そ...それはそうだけど...」

    終里「...」

    ソニア「...」

    九頭龍「だから日向のこの提案は俺もありだと思う。だって今の事ををちゃんと守っていればもうこれ以上人が死ぬ事はねぇーんだからな。だがまあ、ずっと会ってねぇーっても何だから一週間に一度ぐらいは皆で会おうぜ。日曜日ぐらいにはな」

    終里「け!けどよ!それじゃあずっと何もしねぇーでここに住み続けるって事じゃあねぇーかよ!そ!それでいいのかよ!お前らは!」

    ソニア「別にいいんじゃないでしょうか...終里さん...それでも...」

    左右田「ソ...ソニアさん...」

    ソニア「それにこれ以上こちらから行動を起こさなければきっとモノクマさんも何もしてこないハズですし、だからわたくしは賛成です。日向さんの提案に」

    九頭龍「まあどちらにしろ、これで3対2だからまあ決定したな。今回の日向の提案は。じゃあな。皆。また日曜日の正午にここで会おうぜ。皆」

    左右田「お!おい!九頭龍!」

    日向「...」
  5. 5 : : 2015/06/18(木) 09:01:43
    で今にいたるわけだ。そして俺は机の上に置いてあった写真を手に取る。そうこの時の俺達はまだこんな事が起こるなんて思っていなかったんだ。こんな殺人を皆が平気でやってしまうような事が起きるなんて...


    コンコン!

    ソニア「日向さん!もし良かったらわたくしと一緒にお食事でもとりませんか!?」

    日向「...。日曜日以外は皆で会わない約束だろ...ソニア...」

    ソニア「た...確かにそうですけど...でも...わたくしは...」

    日向「...」

    ソニア「...」

    日向「わかったよ...でももし開けた時に少しでも妙な事をしたら俺はお前を...」

    ソニア「そんな事は絶対にしません!!!絶対に!!!」

    俺はソニアのその言葉を多少信じながらも、ポケットには一応リボルバー拳銃をしのばせておいた。ちなみにこれは俺が皆とわかれた後、もう一度ドッキリハウスの中に入り、その中のファイナルデットルームから俺が持ってきたものである。

    日向「開けるぞ。ソニア」ギィー
  6. 6 : : 2015/06/18(木) 18:42:23
    ソニア「日向さん。やっと出てきてくれましたね。では早速レストランで昼食をとりましょう」

    日向「ああ。」

    レストラン

    日向「...」モグモグ

    ソニア「あの日向さん...」

    日向「何か用か...?ソニア...?」

    ソニア「い...いえ...何でも...」

    日向「そうか...」

    ソニア「...」


    ソニア「(最近の日向さんは誰が見てもわかるくらい元気がありません...いえ...その理由はわたくしにもわかっているんです...だって日向さんはわたくしも含め、この島にいる皆さんと凄く友情を深めていましたから。例え殺し合いが起こっていた間でも。ですから尚更今のこの状況は日向さんにはとてつもなく辛いはずです...今のこの状況が...しかも日向さんは多分この島で一番仲良くしていた七海さんまでもあの裁判で失ってしまった...)」

    ソニア「(こんな時...こんな時わたくしはどうすればいいのでしょうか...日向さんの友達として...そして日向さんに好意を抱くものとして...ですが今のわたくしには...何も...)」


    BGM モノクマの授業

    モノクマ「こんにちは。二人とも」
  7. 7 : : 2015/06/18(木) 19:02:14
    日向「うわ!」

    ソニア「きゃ!」

    モノクマ「久々にこっちから出てきてやったのに!何だよその反応は!もう少しマシなリアクションしてよね!!芸人なら!!」

    ソニア「いや!そもそもわたくし達は芸人でも何でもありません!というかどうしていきなりこの場に現れたんですか!モノクマさん!」

    モノクマ「僕が現れた理由!?そんなの決まってるだろ!」


    モノクマ「お前らいい加減に引きこもってないで!!殺し合いしろよ!!皆で!!」

    日向「そんな理由でお前は現れたのかよ!?お前は!?」

    モノクマ「そんな理由って何なのさ!日向君!僕にとってはね!殺し合いが起こらない事は死活問題なんだよ!まるで今から地球の表面が砂漠化するぐらいにね!」

    モノクマ「それに!お前らも!お前らだよ!殺し合いを起こさないようにする為にいつまでもこうしていてさ!とは言ったものの、僕ももう残念ながらお前らに殺し合いをさせるような動機が全然思いつかないんだよね...残念ながら...」

    モノクマ「だからさ!日向君!君に一つお願いがあるんだ!今からソニアさんと付き合って、そのまま一緒に性交でもしちゃってよ!そうすれば左右田君あたりが君を殺しに来ると思うから!」

    日向「そ!そんな事出来るわけないだろ!大体そういう事は本当に好きな人と!」

    モノクマ「でもでも!日向君はこの島にいる女の子から人気者なんだよ!それにソニアさんや終里さんもきっと君に好意を抱いているから全然Noproblemだと思うよ!そういう事は!うぷぷぷ!」

    モノクマ「それか今君が自分のポケットに忍ばせている拳銃で誰かを殺すとかね!」

    日向「ば!馬鹿を言うな!俺はそんな物を!」

    モノクマ「とか何とか言ってちゃんと携帯しているじゃないか!君は!でも中身はゴム弾か...なんだよ!期待して損した!まあとにかくどんな理由でもいいから皆で楽しく殺し合いをしてね!以上!モノクマからでした!」ピューン
  8. 8 : : 2015/06/18(木) 19:36:12
    ソニア「行ってしまわれましたね...モノクマさん...」

    日向「ああ...あいつはいつもあんなんだから困るよ...それよりソニア...ごめん...こんな物を俺は持ってきちまって...」

    ソニア「いえいえ。わたくしは別に気にしてませんよ。日向さんがそんな物騒な物を持っていたとしても。それに誰だって当たり前ですよ。こんな状況に陥れば」

    日向「ありがとう...ソニア...それより今日は何曜日だったけ?あんまり最近カレンダーを見ていないから俺忘れちまって。今日の曜日を」

    ソニア「えーと。確か今日は日曜日だったと思いますよ。日向さん」

    日向「じゃあ皆で今日は集まる日じゃあねぇーか!参ったな!もしソニアが俺を誘いに来てくれなかったら忘れる所だったよ!俺!」ボリボリ

    ソニア「ふふ!」

    日向「何だよ!?ソニア!?いきなり笑ったりなんかして!?何か俺今マズイ事を言ったか!?お前に!?」

    ソニア「いえ!久しぶりに見たなっと思って!日向さんのそういう明るい表情を!だって最近の日向さんはいつも死人のように暗い表情をしていたから!だからわたくしは嬉しいんです!久々に日向さんのそういう明るい表情を見れて!」

    日向「(そういえば確かに最近の俺っていつも暗い事ばかり考えてたっけ...過去の事とかそんな事を...)」

    ソニア「とにかく日向さんの明るい表情も見れた事だし後は九頭龍さん達が来てから考えましょう!これからの事について!」

    日向「そうだな...そうしよう!ソニア!それに賛成だ!」

    ソニア「はい!日向さん!」
  9. 9 : : 2015/06/18(木) 22:27:31
    そして皆で決めた集合時間の15分前

    レストラン

    終里「あーあー。腹減った。何か美味い食い物でもねぇーかな。冷蔵庫に」

    ソニア「あ!終里さん!こんにちは!」

    終里「おう!こんにちは!ソニア!っていうかお前らここに来るの随分はぇーな!まだ集合時間まで15分もあるってのに!もしかしてお前らも腹が減ったからいつもより早く来たんか!?それだったらオレと一緒に今から飯を食おうぜ!オレはいつでも腹ペコだからな!」

    日向「(あはは...相変わらず終里はかわんないな...いくら時が経っても)」

    そしてそれから時間は遡り30分後

    1時15分

    ソニア「あ!やっと来てくれました!九頭龍さん!」

    九頭龍「...」スタスタ

    終里「それにしても随分とくんのが遅かったな!?九頭龍!?一体今まで何処で何をやってたんだ!?時間ぐらいまもれよ!特に皆で決めたな時間なら尚更な!」

    九頭龍「うるせぇーな。何時に来ようが俺の勝手だろ。肉野郎。それにどうせ今日だってまた皆で適当に遊んで解散するだけだろ。だったらいいじゃあねぇーか。遅刻ぐらいしてもよ」

    九頭龍「っというか左右田の奴はどうした?あいつもまだここには来てねぇーみてぇーだが」

    日向「確かにあいつまだ来てないな。いつもだったらもうすでに来ている時間帯なのに」

    ソニア「もしかして左右田さんの身に何か起きたのでしょうか...?大きな怪我をしてしまったりとか、もしかしたら...」

    終里「そんな心配する事なんてねぇーってソニア!どうせあいつの事だからまた馬鹿みたいにメカをいじって周りが見えなくなってるだけだろ!それより日向!飯を作ってくれ!これぐらいじゃ腹の虫が泣き止まねぇーから!」

    日向「はいはい。わかったよ。終里。(でも左右田の奴本当に大丈夫かな...何か大変な事に巻き込まれていなければいいけど...)





  10. 10 : : 2015/06/19(金) 07:16:15
    左右田…
    期待です!頑張ってください。
  11. 11 : : 2015/06/19(金) 18:43:20
    ラッシュさん期待ありがとうございます。面白いかどうかはわかりませんが頑張って最後まで一応書くつもりです。


    しかしそれから俺達が何時間待っても左右田はレストランには現れなかった。そしてレストランの時計の針が4時をさす時に九頭龍が小さく呟いた。

    九頭龍「もしかして...あいつ...もう既に...」

    ソニア「や!やめてください!九頭龍さん!そんな縁起でもない事を言うのは!左右田さんは来ます!必ずこのレストランに!必ず!」

    九頭龍「だ...だがよ...!さすがにあれから3時間近く経つんだぜ...!ソニア...!なのにあいつが一向に来ないって事はよ...!」

    ソニア「聞きたくありません!!そんな話は!!左右田さんは!!左右田さんは絶対に来ます!!!ここに!!!」

    九頭龍「ぅ...」

    重苦しい空気。しかしいつまでもこうしているわけにはいかないのもまた事実。だから俺は皆にこう言葉を投げかけた。

    日向「それだったら皆で左右田のコテージに行ってみようぜ。もしかしたらあいつ寝ているだけかもしれないし」

    終里「そ!それもそうだな!確かにいつまでもこんな所で馬鹿みてぇーに待ってたって何も始まりはしねぇー!ここはいっちょ日向の言う通り左右田のコテージに行ってみようぜ!皆でよ!」

    その終里の言葉を聞いて渋々頷くソニア。「チィ!しょうがねぇーな!」と愚痴を垂れる九頭龍。しかしこの時もう既にここにいる全員ある可能性を頭の中で考えているハズだ。でも俺達は...俺達は最後の思い出それが現実に起こらないように心の中で祈っていた。そう心の中で...



  12. 12 : : 2015/06/19(金) 19:16:50
    左右田のコテージ

    九頭龍「おい!左右田!いんのか!?いんだったら返事をしやがれ!この野郎!」ドンドン!

    シーン

    日向「...」

    ソニア「...」

    九頭龍「出てこねぇーぜ。あいつ。どうする?お前ら?」

    終里「そんなの決まってんだろ!無理やりでもあいつを連れだすんだよ!コテージから!いくぜ!この野郎!」グゥ!

    日向「ち!ちょっと待てよ!終里!さすがにコテージのドアを壊すのは!」

    終里「大丈夫だって!どうせ壊われてもモノクマとかに頼めば後で直してくれんだろ!という事でオレはこのドアを壊す!おらー!」

    ドカーン!

    日向「あちゃー」

    終里「おい!左右田!迎えに来てやったぞ!早く出てこいよ!皆の元に!」

    シーン

    九頭龍「中にもいねぇーみてぇーだな...これはやっぱ...」

    終里「そ!そんなハズはねぇー!どうせ何処かに隠れてんだろ!?あいつは!おーい!左右田!」ガチャガチャ!

    ソニア「...」

    日向「九頭龍...」

    九頭龍「ああ...一つ一つ虱潰しに探していくぞ...義兄弟...」

    俺達はその後も病院やらネズミー城の中とかも一つ一つくまなく探したがやっぱり左右田の姿は見当たらなかった。そしてようやく日が沈みかけてきた所で俺達は最後の場所にたどり着いた。

    旧館

    ソニア「ここは...」

    日向「ああ...俺達が始めてこの島で皆でワイワイ騒いだ場所だ...そしてここから全てが始まった場所でもある...そう殺人事件が...」

    終里「そういやあの時はまだこんな少人数じゃなくてもっと沢山人がいたよな...おっさんとか...花村とか...」

    四人「...」

    九頭龍「とにかく中に入るぞ。お前ら。今はそんな昔の事を思い出している場合じゃあねぇーからな」

    ギィ

    旧館内


    九頭龍「よし。電気もつけたし、じゃあまずは何処から...」

    日向「まずはあそこを調べてみようぜ。皆でパーティーをやった所を」

    扉前

    九頭龍「じゃあ開けるぞ。お前ら」ギィィィ

    九頭龍「さて中は...」

    日向「おいおい?どうしたんだよ?一体中で何が...ってうわあああああ!!!」

    ソニア「左...左右田さん!!!!!」


    確かに大広間に左右田はいたんだ。だけど...だけど...それは勿論生きている左右田なんかじゃなくて、背中から刃物が刺さってうつ伏せになっている左右田だの姿がそこにはあったんだ。

    終里「どうしてこんな...こんなんになっちまったんだよ!!!チクショ!!!」

    モノクマ「そんなの決まってるだろう!お前らの中の誰かが左右田君を殺したんだよ!自分が島から出たいが為にね!」

    日向「モノクマ...モノクマお前!!!」ガシ!

    九頭龍「おい!やめろ!日向!モノクマに手を出すな!もし出しちまったら弐大の時みたいにお前が!」

    日向「くぅ!!」

    モノクマ「そうそう!九頭龍君の言う通りだよ!日向君!あ!そういえば3人以上で死体を見つけたから死体発見アナウンスを流さないといけないんだけど別にいいよね!だってこの島にいる全員が今この場にいるんだから!」

    モノクマ「さてと!じゃあまた一定の捜査時間後に始めようか!そう...」

    モノクマ「学級裁判をね!うぷぷぷ!」


    日常編→非日常編
  13. 13 : : 2015/06/19(金) 21:02:39
    モノクマ「じゃあいつも通り君達にこれをあげるよ!捜査に役立ててね!うぷぷぷ!」

    言霊ゲット ○モノクマファイル6

    モノクマ「というかさ!君達も本当に愚かだよね!今まで殺し合いが起きないようにする為に、人との接触までたって頑張ってここまでやってきたのに!やっぱりお前らの朝知恵なんて所詮そんなもんだよ!そう!お前らが殺し合いを起こさないようにする希望なんてね!」

    ソニア「...」タッタッタ!

    九頭龍「おい!ソニア!何処に!」

    日向「九頭龍!ソニアの事は俺に任せておけ!何とかするから!」

    終里「ち!ちょっと待てよ!日向!」

    モノクマ「うぷぷぷ!ああ!愉快!愉快!」

    旧館の外

    日向「おい!ソニア!一体何処までいくんだよ!?いい加減に...」いきなり身をひるがえして日向に勢いよく抱きつくソニア

    ソニア「日向さんは犯人じゃないですよね...」

    日向「え...?」

    ソニア「犯人じゃないですよね...日向さんは...もし日向さんが犯人だったらわたくし...」ポン

    日向「大丈夫だよ。ソニア。俺は犯人じゃない。それは絶対に誓えるよ。お前に」

    ソニア「そうですか...」

    日向「...」

    ソニア「日向さん...わたくし達は一体どうすればいいのでしょうか...どんなに...どんなに皆で頑張っても必ず殺人が起こってしまいます...そう今回のように人との接触を極力絶ったとしても...」

    日向「...」

    ソニア「わたくしは...わたくしはもう二度こんな光景は見たくなかったんです...!なのにまた...!また...!」ポロポロ

    日向「(俺だって...俺だって...お前と同じでもう二度とこんな光景...)」

    日向「(見たくなかった...もう人が死ぬ所なんて...俺は...俺達は何の為にここまで...)」

    日向「(十神...あいつは自分が死ぬ寸前まで殺人を止めよう頑張った勇敢な男だった...まあ時には終里と同じで飯ばっかり食っていた時もあったけど...)」

    日向「(花村...あいつはあの時狛枝の殺人計画を止める為にあんな事をしたのに間違って十神を殺してしまい、しかも最後まで自分の母親の状況の事までわからないまで死んでいった...あいつとよく島に入る時は結構危ない話をしたのを今でもよく覚えている)」

    日向「(小泉...あいつは俺達男子には厳しい所もあったけど本当は優しい奴で十神が死んだ後も皆の事を良く気にかけてくれていた...だが俺とあいつの間で交わした約束は結局果たされないままで終わってしまった...あいつが死んでしまって)」

    日向「(辺古山...あいつは最後の最後まで九頭龍の道具であり続けようと九頭龍の為に殺人まで犯した女だった...でもあいつは本当は道具でもないし、俺があの時もっとあのゲームの謎に早く気づいていれば九頭龍も辺古山もきっと...)」







  14. 14 : : 2015/06/19(金) 21:21:22
    日向「(澪田...あいつはまるで無邪気な子供のような存在だった...でもその元気さがあったから俺も何とか頑張れたのだと思う所が今でもたたある...だがあいつも...あの時...)」

    日向「(西園寺...あいつは俺と顔さえあえば酷い言葉を何度も言ってくるような奴だった...罪木の事も良くいじめていたし...でも...でもあいつだって本当は優しい所は持っていたんだ...だけど俺がそれを良く知る前に西園寺は...)」

    日向「(罪木...何故あんな優しかったお前が今でもあの二人を殺してしまったのかわからない...やっぱり俺があいつの事を良く見ていなかったからああなってしまったんだろうか...?あんな二人を殺してしまうような殺人鬼に...)」

    日向「(弐大...あいつはいつも腹の調子が悪いと言っていたが、ここぞという時は自分の身を投げ出すようなまさしく男の中の男だった...でもここではそんな奴も...ああなって...)」

    日向「(田中...あいつはよくソニアと左右田とつるんでいて、中二病患者のようにヒーローものの言葉を喋りまくっていた...だけどあいつは俺達の為に自ら殺人に手を汚し俺達をあのハウスから救ってくれた..,俺は...俺は今でも思い出す...あの時のまさしく英雄と言っても過言ではない田中の姿を...)」

    日向「(狛枝...あいつは結局最後まで何を考えているか良くわからない男ですっごく不気味な奴だった...正直言って俺はあいつの事は苦手だ...でもあいつも俺を幾度となく裁判では助けてくれたし、あいつはもしかしたらこの島の事を全てわかっていたのかもしれない...だが今はそういう事すらもあいつには聞く事は出来はしないのだが...)」

    日向「(七海...あいつは...あいつは...この島で俺にとっての一番の希望だった...だがあいつは俺達を狛枝の罠から救う為に自ら身を投げ出しのに...なのに俺は...俺は...七海や皆が俺達に繋いでくれた希望を...)」


    日向「(生かす事が出来なかった...)」

  15. 15 : : 2015/06/20(土) 08:47:34
    日向「(いや...きっと九頭龍だって、終里だって、そしてソニアも...皆きっと他人に言えないだけで心の中で苦しんでいるに違いない...だけど...俺が...俺が今この場でやらなくてはいけない事は...)」

    日向「(左右田を殺した犯人を見つける事...それこそが俺の...)」


    日向「(俺の使命なのだから...そうだよな...皆...)」

    日向「もういいのか...ソニア」

    ソニア「はい...もう大丈夫です...日向さん...だいぶわたくしも落ち着きました...それに今ここで泣き続けてたって」

    ソニア「何も変わりませんから!だから日向さん!わたくしは七海さんほどではありませんが」

    ソニア「日向さんを出来る限り頑張ってサポートします!そして...そしてもしこの事件が終わったらわたくしは貴方に」

    日向「ああ。わかったよ。ソニア(そして左右田...)」

    旧館

    日向「(俺が必ずお前を殺した奴を見つけてやるからな!お前の友達...いやソウルフレンドとしてな!)」
  16. 16 : : 2015/06/20(土) 09:01:35
    捜査開始

    BGM イコロシア


    日向「じゃあまずはモノクマから貰ったモノクマファイルを見てみるか」

    モノクマファイル6

    被害者の左右田和一は背中から左胸を刺されて死亡。またその刺し傷は心臓まで達している。死亡推定時刻は今日の11時から1時の間と思われる。

    日向「11時から1時の間か...そういえばソニア。お前が俺のコテージに来たのって何時ぐらいだったか覚えているか?俺はあの時、時計を見てなかったから覚えていなんだ...ごめん...また迷惑をお前にかけてしまって...」

    ソニア「別にこの程度の事迷惑でも何とも思っていませんよ。日向さん。それよりわたくしが日向さんを迎えに来た時刻ですか...確か10時40分ぐらいだったと思いますよ。わたくしが自分のコテージを出てきたのが10時35分ぐらいだったと思うので」

    日向「10時40分か...教えてくれてありがとう。ソニア」

    ソニア「いえいえ!これくらいの事は王女として夕飯前ですよ!日向さん!」グゥ!

    日向「(という事はソニアと俺には犯行は不可能だな。まあ俺自身が絶対に犯人じゃないのはわかってるけど一応な)」

    言霊ゲット○ソニアの証言

    日向「(じゃあ次は左右田が死んでいたパーティー会場に行くとするか)」

    大広間

    日向「(ここには終里がいるな...さてどうしようか...)」

    ○話す
    →○調べる
  17. 17 : : 2015/06/20(土) 11:36:36
    日向「(まずは先に周りを調べてから終里に話かけるか。)」チラ


    日向「(左右田...すまないがお前の事を調べさせてもらうぞ...)」

    日向「(左右田の背中に刺さってる物...これはドスか...?どうしてこんな物がここに...いや...あいつがそんな事をするハズはないよな...そうあいつがこんな事をするハズが...)」

    言霊ゲット○凶器のドス

    ソニア「日向さん!こちらに何かを見つけましたよ!」

    日向「おう!今行くぞ!ソニア!」

    ...

    日向「で見つけた物ってなんだよ?ソニア?」

    ソニア「これです!日向さん!」

    日向「これは鞘か...?」

    ソニア「はい!しかも短刀のような物の!そして鞘の中にはこんな物が付着していました!」

    日向「髪の毛だな。しかも薄い黄色みがかかった色の」

    ソニア「わたくしこの色の髪をした人を知っています...やっぱり今回の事件の犯人は...」

    日向「いや...それはまだわからないよ...もっとちゃんと調べてから答えをだそう...ソニア」

    ソニア「はい...」

    言霊ゲット○鞘の中についていた髪の毛

    日向「(じゃあもう一度左右田の死体を...って何だ?左右田の奴?何か右手に握りしめてるな。これは」


    今日の午後12時30分に旧館に来てください。貴方に話したい事があります。 
                  ソニアより

    日向「(な...何だこれ!?これは一体どういう事だ!?ソニアが左右田を呼び出す為にこんな物を!?いや...でも...ソニアはこの時間帯には既に俺と一緒にレストランにいたハズだ。という事は誰かがこの手紙を使って左右田を...)」

    ソニア「どうかしたんですか?日向さん?何だか顔色が悪いようですが...」

    日向「い..いや何でもないよ...ソニア...何でもないから」

    ソニア「...」

    言霊ゲット○左右田に充てた手紙


    日向「(後は...ん...?何だかカーペットが濡れているな...?何でだろう...?これは深く考えなくてもいいだろ。じゃあそろそろ終里の奴に話を聞くか)おーい!終里!」バシューン

                        
  18. 18 : : 2015/06/20(土) 11:57:00
    終里「お!日向か!元気になったのか!ソニアは!」

    日向「え...まあ一応元気にはなったよ...な。ソニア」

    ソニア「はい!わたくし日向さんのおかげで元気100倍アンパン野郎な状態ですよ!終里さん!」

    終里「あっはははは!そうか!そうか!それだったらオレも安心だ!で?お前はオレに何を聞きたいんだ?日向?まあオレはオレのわかる範囲で答えるからよ。お前の質問に」

    日向「じゃあ終里は俺達がいたレストランに来るまで何をやってたんだ?それだけでも聞かせてくれ」

    終里「なんだ。そんな事でいいのか。それだったら答えるけどよ。オレはお前らに会うまではずっと自分のコテージで飯を食ってたぜ。腹減ってたから」

    ソニア「え...?それなのに終里さんはわたくし達に会った後もあんなに食べていたんですか...?何と言う大食感...」

    終里「まあそれがオレみてぇーなもんだからいいじゃあねぇーか!ソニア!」

    日向「(まあ終里らしいっていえば終里らしいけど...一応終里には自分のコテージから出てオレ達に会わない間に左右田を殺せる事も可能ってわけだな...)」

    言霊ゲット○終里の証言

    日向「それにしても何だかここちょっと寒くないか...?もしかして終里...お前...暑いからって向こうの奥にあるエアコンをつけたってわけじゃあないだろうな...いやつけてもいいんだけどさ...別に」

    終里「何言ってやがる!オレ達がここに入って来た時なんてもっと寒かったんだぜ!ここは!」

    日向「え...?」

    終里「あれ?日向もしかして気づいてなかったのかよ?お前?最初に入った時なんて冷蔵庫みてぇーに冷たかったんだぞ。ここ。まあ今はそこまで冷たくはないけどな」

    日向「ソニア...お前気づいていたか...?部屋の事を...?」

    ソニア「いえ...わたくしもあの時は気が動転していてとてもそんな事を気づける余裕など...」

    終里「ま!気づかなかったなら気づかないでいいじゃあねぇーか!そんな事!それよりオレは腹が減ったからさっき厨房から持ってきた缶詰をあそこのテーブルで食べてるぜ!」テクテク

    日向「(俺達が入ってきた時にここの部屋は寒かった...何か関係があるのだろうか...事件に...)」

    言霊ゲット○会場の部屋の温度
  19. 19 : : 2015/06/20(土) 16:16:42
    日向「(よし。じゃあここもある程度調べたし、そろそろ他の所に行くとするか)」

    厨房

    日向「(ここには九頭龍がいるみたいだな。さてどうしようか)」

    →○話す
    ○調べる

    日向「(まずは九頭龍に話を聞いてから調べるか。)九頭龍。ちょっといいか?」

    九頭龍「おう。なんだ。義兄弟。何か俺に用でもあるのか?」

    日向「ああ。まあお前が俺達に会う前に何をやっていたのか聞きにきたんだ。俺は」

    九頭龍「チィ!やっぱりその話かよ!まあでも俺も別にやましい事は何一つねぇーしお前に話してやるけど、俺はお前達に会う前は少しロケットパンチマーケットによったりして、島中を散歩してたんだ。だからまああの時少し遅れたんだよ。集合場所にな」

    日向「ちなみにマーケットでは何を買ったんだ?お前は?」

    九頭龍「そ!それは...か...かりんとうを...」

    ソニア「カリン塔!?まさかあの伝説の超神水があるという摩訶不思議な!?」

    九頭龍「そっちじゃあねーよ!!馬鹿野郎!!まあそんなかんじだよ。俺が今日お前らに会う前にやっていた事と言ったら」

    日向「(もし...もし今の九頭龍の話が本当だったとしたら...やっぱりこいつは...)」

    言霊ゲット○九頭龍の証言
  20. 20 : : 2015/06/20(土) 20:30:42
    日向「それより九頭龍...左右田に刺さっていたドスの事なんだけど...」

    九頭龍「ああ。あのドスは俺のじゃあねぇーぜ。だって俺のドスにはちゃんと自分の名前が彫ってあるからな!ほらな!」シャキーン!

    日向「げぇー!お前そんな危ないもんをいつも携帯してんのかよ!(さすが極道...恐ろしい...)」

    九頭龍「あたりめぇーだ。こんな状況じゃあいつ他人から襲われるかわからねぇーからな。護身用だよ。護身用。だがドスなんてもんはここでも簡単には手に入らねぇー代物だ。つう事は...誰かがあのドッキリハウスの中のファイナルデットルームから持って来たとしか考えられねぇー。だが俺らの中であそこの謎を解けるのは日向ぐらいのもだがな」

    日向「おいおい!冗談はやめてくれよ!九頭龍!」

    九頭龍「あはは!そんなにマジになるなよ!日向!冗談だよ!冗談!」

    日向「(という事はあの左右田に刺さっていたドスは九頭龍のじゃあないのか...でもあのドスって...)」

    言霊ゲット○九頭龍のドス


    日向「(さてじゃあひと段落したし、次はこの辺りを調べてみるか)」


    しばらくして

    日向「うーんとここは...」ガラ

    日向「(あれ...?ここの冷蔵庫の中に前までこんな大きな氷があったけ...?しかもどうやら3個ある内の1個がなくなっているな...?何でだろ...?まあとにかく一応ここの言霊も記憶しておくか)」

    言霊ゲット○冷蔵庫の中の氷


    日向「(よし。じゃあここら辺でこの場所の捜査の方はいいだろう。じゃあ次は)」
  21. 21 : : 2015/06/20(土) 20:40:12
    左右田のコテージ

    ゴソゴソ

    日向「(うーんやっぱり事件に関係ありそうな物は何もないな...あるのは左右田が作っていた変なメカばかりだ...どうしよう...これ...)」

    ソニア「あ!日向さん!ちょっとこっちに来てください!」

    日向「何だよ?ソニア?何か事件に関係ありそうな物が見つかったのか?」

    ソニア「いえ。それはわかりませんが、左右田さんが書いていたと思われる日記を見つけました。早速読んでみましょう」


    ○月×日

    今日から皆で極力会わないような生活が始まった。正直言って俺としてはこんな生活はやりたくないけど、でもソニアさんの為なら!


    日向「あはは...!左右田らしいな...!書いてある事が...!」

    ソニア「8割くらいがわたくしの事を左右田さんは書いています...マジで気持ち悪いです...でも今から調度7日前ぐらいからこの日記は書かれていませんね。一体どうしてでしょう?まああの左右田さんの事ですから途中で飽きてしまってやめたのかも...」

    日向「(だがあいつの勤勉さからするとこういう事はあんまりありえないんだよな...もしかしてこの日記は重要な手がかりかもしれない...今回の事件の...)」

    言霊ゲット○左右田の日記


    キンコンカンコーン!
  22. 22 : : 2015/06/21(日) 07:33:43
    ブーブ!

    モノクマ「おし!そろそろ捜査時間はこれで終了だぞ!後は学級裁判でお前達の知恵比べだ!ではいつも通りモノクマロックの中にあるエレベーターに乗ってきてね!ではさいならー!」プツン!


    日向「ゲェ!も!もうかよ!(でも招集がかかっているなら例えどんな理由でも集まるしかない。)ソニア」

    ソニア「はい。いきましょう。日向さん...いや創さん!」


    モノクマロック

    九頭龍「もうここで話す事もとくにねぇーだろ。後は裁判所で話そうぜ。皆」

    日向「ああ」

    終里「おう」

    ソニア「はい」

    そういって皆はエレベーターに次々と乗っていった。そしてエレベーターは下に降りていく。多分これが...これが最後であろう学級裁判所に俺達を運んで...

    チーン

    裁判所

    モノクマ「お前ら良く来たね!じゃあ早速いつも通り自分の席についてね!後ちなみに今回の学級裁判の壁紙は小説だから見えないけど、チャプター2のあの夜の砂浜の壁紙だよ!なんでこれにしたのかって理由を皆は聞きたいよね!?それは作者が2で一番好きな学級裁判の壁紙だからだよ!うぷぷぷ!という事で無駄話で時間が稼げた所で、お前らそろそろ始めるぞ!学級裁判を!」

    日向「(俺は...俺は今日までもうこれ以上人は死なないと思っていた...だけど事件は実際に起こってしまい、この島にいる全員がまた絶望した...だから俺は...)」

    日向「(俺はその犯人を見つけてやる!この裁判で!絶対に!絶対にだ!)」
  23. 23 : : 2015/06/21(日) 08:08:35
    BGM Re: 開廷アンダーグラウンド

    学級裁判弁論準備

    ○言霊一覧
    ○スキルセット
    ○準備を終える

    言霊一覧

    ○モノクマファイル6
    ○ソニアの証言
    ○凶器のドス
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○鞘の中についていた髪の毛
    ○九頭龍の証言
    ○九頭龍のドス
    ○左右田の日記
    ○冷蔵庫の中の氷

    日向「(よし。準備出来たぞ)」

    →○準備を終える


    学級裁判開廷

    ギー

    裁判所

    BGM学級裁判黎明編 巻の二

    モノクマ「では、最初に学級裁判の簡単な説明から始めましょう!学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。 正しいクロを指摘出来れば、クロだけがおしおき。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れてこの島から出る権利を与えられます!」

    モノクマ「とまあ!いつも通りの説明を言った所で思ったけど、君達も随分と人数が減ったねぇ!最初はあんなに沢山いたのに今では4人だけとは!先生は嬉しいよ!君達が殺し合いに積極的で!うぷぷぷ!」

    九頭龍「それを誰がさせたかわかっていってんのか!?お前は!?」

    モノクマ「はて?一体誰がさせたんだろうね?こんな事を?」

    九頭龍「テ、テメェー...!」

    日向「おい...モノクマ....」

    モノクマ「何?日向君?」

    日向「やっぱり今回の事件も俺達の中かに犯人がいるのか...?左右田を殺した犯人は...?」

    モノクマ「ああ!それは間違いないよ!日向君!だってクロがいなきゃそもそもこんな裁判なんてやる必要はないからね!」

    モノクマ「まあ僕は裁判の事については嘘はつかないよ!だからそこだけは僕の事を信じていいよ!日向君!」

    日向「...」

    終里「んじゃいつも通り始めるか!まずは今回の事件の簡単な振り返りからな!」
  24. 24 : : 2015/06/21(日) 17:55:51
    BGM BREAK

    議論開始

    シリンダー内
    ○ソニアの証言
    ○モノクマファイル6
    ○凶器のドス

    言霊
    ○ソニアの証言


    終里「まず今回の事件で殺されたのは左右田だ」

    ソニア「まあそんな事は終里さんに言われなくても全員わかっていますけどね!」

    九頭龍「でその死体があった場所は{旧館の中の大広間}だったな」

    終里「それで、あいつの死因は確か...」

    終里「{撲殺だったよな!}」

    シリンダー内
    ○ソニアの証言
    →○モノクマファイル6
    ○凶器のドス

    言霊
    ○モノクマファイル6

    精神集中

    終里「撲殺だったよな!}」モノクマファイル6で論破

    日向「それは違うぞ!」


    BREAK!!!

  25. 25 : : 2015/06/21(日) 22:17:55
    BGM学級裁判黎明編 巻の二

    日向「おい...終里...左右田の死に方は撲殺じゃなくて...」

    九頭龍「刺殺なんだよ!!馬鹿野郎!!」

    終里「おおー!そうそう!確か左右田は刺されて死んだんだよな!いや!オレてっきり忘れてたぜ!その事を!」

    九頭龍「何でそんな大事な事を忘れんだよ!お前は!ったく無駄な時間をとらせやがって!それにこのさいだから言っておくが、大体ダンガンロンパっていうゲームの議論はな!まず始めに皆の証言を聞いてから、二回目で言霊を打つのが基本なんだよ!わかったか!?おめぇーら!?」

    ソニア「九頭龍さん!そういうメタ発言は控えおろう!ですよ!」

    日向「(あはは...!何だこれ...!)」

    九頭龍「それよりさっきの終里の馬鹿発言で話し合いがストップしちまったから俺が言うが、今回の事件はまず左右田が大広間で何者かに刺されて死亡した。そうだったよな。日向」

    終里「おう!そうだぞ!九頭龍!」

    九頭龍「何でお前がそこで答えるんだよ...とにかく!次は何で左右田があんな所にいたか皆で考えるぞ!」
  26. 26 : : 2015/06/22(月) 13:50:55
    日向「(九頭龍の言う通り、左右田はどうしてあんな所にいたのかを考える必要があるな。そしてそこがまず今回の事件を解く最初の鍵になるだろう。きっと)」

    BGM-HEAT UP-

    議論開始

    シリンダー内
    ○凶器のドス
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○モノクマファイル6

    言霊
    ○凶器のドス

    九頭龍「まずどうして左右田があんな所にいたのかだ」

    ソニア「多分誰かに呼び出されて左右田さんはあんな所にいたのでしょう。それか」

    ソニア「(自分の意思)であんな所に行ったとしか考えられませんね。今回の左右田さんの場合は」

    終里「で、もし{誰かに呼び出された}としたら、左右田を呼び出した奴は一体どんな方法を使ったんだろうな」

    ソニア「わたくし達の目を盗んで(口で左右田さんに直接伝えた)とか...」

    九頭龍「(紙とかを使って呼び出したと)かもありそうだな」

    終里「それか(電話で左右田を犯人が呼び出したとか!)」

    九頭龍「馬鹿野郎!!そんなもんがこの島にあるわけねぇーだろ!!」

    終里「あー!じゃあオレにはわかんねぇーよ!もう!」

    ...

    日向「(犯人が左右田を呼び出した方法...多分左右田が拳の中に握っていた物がそれに関係していると思うんだけど...)」


    Repet

    ソニア「わたくし達の目を盗んで(口で左右田さんに直接伝えた)とか...」


    シリンダー内
    ○凶器のドス
    →○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○モノクマファイル6

    言霊

    ○左右田に充てた手紙

    九頭龍「(紙とかを使って呼び出したと)かもありそうだな」左右田に充てた手紙で賛成



    日向「そうかもしれない」九頭龍の証言に同意


    BREAK!!!
  27. 27 : : 2015/06/22(月) 14:13:47
    BGM学級裁判未来編

    日向「そうだ...犯人は九頭龍の言う通り手紙を使って呼び出したんだよ...左右田を...」

    終里「手紙!?んなもんで左右田を呼び出したのかよ!?」

    九頭龍「確かに日向の言う通り手紙っていう線はありそうだが、だが俺達はこの長い間極力皆で会わないようにしていたんだぞ。だからそんな怪しい手紙を貰ったとしてものこのこいきあしねぇーだろ。あいつもあんな所に」

    日向「ああ。確かに普通に考えれば九頭龍の言う通りだけど...もしそれが自分の好きな人物からの手紙だったらどうだ...?それだったらまたその話も変わってくるだろう...?」

    九頭龍「ああ。なるほど。ようやく俺もわかってきたぜ!んで!その手紙にはなんて書いてあったんだ!?義兄弟!?」

    ソニア「...」

    日向「こういう事が書いてあったぞ。九頭龍」

    終里「えーと。何々...今日の午後12時30分に旧館に来てください。貴方に話したい事があります。ソニアより。ってこりゃあ!」


    九頭龍「なるほど!つまり犯人は自分が好意を左右田から持たれているとわかっていた人物!という事は今回の犯人は...」

    九頭龍「おめぇーだな!!!ソニア!!!」


    ソニア「ち!ちょっと待ってください!九頭龍さん!わたくしは書いていません!そんな手紙を!それにわたくしにはちゃんとアリバイがあります!今日左右田さんを殺す事が出来ないアリバイがちゃんと!」

    九頭龍「あ!?そんなもんあるわけぇーねぇーだろ!!お前に!!」

    日向「(ソニアが左右田を殺せない理由...それは確か...)」


    言霊提示

    ○ソニアの証言


    日向「これで証明できる!」


  28. 28 : : 2015/06/22(月) 18:40:52
    日向「実は九頭龍。ソニアは犯人ではないんだ。いや正確に言うと」

    ソニア「そうです!わたくしは創さんと一緒に11時から皆さんが来るまでずっとレストランで一緒に食事をとっていましたからね!あそこで二人きりで!だからわたくしには不可能なのです!左右田さんを旧館で殺す事は!」

    BGM モノミ先生の教育実習

    九頭龍「え...?創さん...?もしかして日向の事を言ってんのか...?お前は...?」

    ソニア「そうです!日向創さんの事です!それ以外誰がいるというのですか!九頭龍さん!」

    九頭龍「いや...それはわかるんだけどよ...お前がその呼び方で呼ぶと...」

    終里「もしかして日向...!おめぇー...!ソニアと付き合っているとかじゃあねぇーよな...!もしそうだったらオレは...!」

    日向「ち!ちょっと待てよ!終里!俺はソニアとなんか付き合ってないよ!だいたいそんなチャンスいつあったっていうんだよ!?今まで皆それぞれ一人で過ごしてきたのに!?」

    終里「そ...そうか...それだったら別にいいんだけどよ...だったらソニアは前みたいに日向の事を名字で呼べよ!普通によ!」

    ソニア「え?何でですか?終里さん?別にそんなのはわたくしの勝手じゃないですか。創さんの事を名字で呼ぼうか呼ばなかろうと」

    九頭龍「だ!だがよ!もしかしたら日向とソニアがグルって可能性も!」

    終里とソニア「うるせぇーな!静かにしてろ!九頭龍!」「少し黙っていてください!九頭龍さん!」


    九頭龍「...」

    モノクマ「うぷぷ!いやー!やっぱり女って怖いね!好きな男性の事になると周りの事が見えなくちゃうんだから!まあ実を言うと僕も昔はある人の事が好きだった時があるんだけど、その人は日向君みたいにモテモテだったからね!倍率が高くて困ってたよ!僕も!でもまあ結局僕のその恋は実らなかったんだけどね...悲しい色やね...本当...」

    モノクマ「それとこれは裁判に関係ある事だけど、今回の犯人は一人だけだよ!だから九頭龍君のグルっていう考えは全然違うんだ!」

    日向「それにもう一つ九頭龍に言っておくと、俺以外にもソニアが犯行を行っていない事をわかっている証人がいるんだ。だよな。モノクマ」

    モノクマ「うん?あー!そういえばそうだったね!確かに11時ぐらいからソニアさんと日向君はレストランで食事をとっていたよ!でもそれが本当かどうかはわからないよ!だって僕は気まぐれで動くクマだからね!うぷぷぷ!」


    モノクマ「とにかくそろそろここら辺で裁判に関係ない話は終わりにしてね!じゃないと君達はドンドンと横道にずれていってしまうから!」
  29. 29 : : 2015/06/23(火) 08:46:23
    BGM学級裁判黎明編 巻の二

    九頭龍「じ...じゃあモノクマもああ言っている事だし...そろそろまた話し合いに戻ろうぜ...お前ら...」

    終里「ふん!」

    ソニア「む!」

    九頭龍「(クソ...!どうして日向が絡むと毎回毎回女子はこうなるのかねぇ...!俺としてはこのやり取りがすっごくめんどくせぇーんだが...!)」

    九頭龍「まあだけど、今の話し合いでソニアが犯人じゃあねぇー事はわかったから、となると犯人は」

    終里「おい!おめぇーはオレの事を疑ってんのかよ!?九頭龍!?」

    九頭龍「あたりめぇーだろ!!だって俺は犯人じゃあねぇーんだしそうなると普通に考えてお前しかいねぇーだろ!終里!」

    終里「何だと!?」

    ソニア「ち!ちょっとお二人とも落ち着いてください!今ここでお二人方が争っても!」

    日向「なぁ。とりあえず犯人の事は今置いておいて、どうして左右田があんな状態で死んでいたのかをまずは考えてみないか。皆で」

    九頭龍「あ!?どうしてそんな事を考えなきゃいけねぇーんだよ!?大体左右田は後ろから心臓を刺された事に何か違和感でもあるのか!?お前は!?」

    日向「ああ。だってよく考えてみるとあの大広間の扉は一つしかないんだぞ?なのに左右田はあの扉の方を向いて倒れていた...という事は犯人はあの扉を開けた後、わざわざ左右田の背後に回って背中から刺した...それってどう考えても不自然だろ...?普通に考えて...?」

    九頭龍「た...確かに...」

    終里「オレでもわざわざそんなめんどくせぇー方法はとらねぇーぞ...人を殺すのに」

    ソニア「という事は犯人は左右田さんが来る前に何処かに隠れていた...!そういう事になりますね...!この場合...!」

    BGM 絶望トロピカル

    日向「(ソニアの言う通り犯人は左右田が来る前に大広間の何処かに隠れていたのは違いない...!じゃあ一体何処に...)」

    BGM アナグラム. NET

    閃きアナグラム開始


    て い ぶ し く く ぶ

    て  る し  の  る

    い  の  た た け け



    ?-????



    HIT!

    テ-????



    HIT!

    テ-ブ???



    HIT!

    テ-ブル??



    HIT!

    テ-ブルの??



    HIT!

    テ-ブルのし?



    HIT!

    テーブルのした


    日向「よし!わかったぞ!」


    COMPLETE!!!










  30. 30 : : 2015/06/23(火) 20:02:23
    BGM Class Trial - Future Part [With Intro]


    日向「そうか...確かにあそこからなら左右田を前からじゃなくて後ろから左右田の事を刃物で刺せる...」

    終里「あそこって...何処だよ?日向?」

    日向「ほら...あの大広間に置いてあったテーブルだよ...覚えないか...?皆...?」

    ソニア「テーブル...ああ!思い出しました!確か最初の事件で十神さんが死んでいたあのテーブルですね!創さん!」

    九頭龍「なるほど...!つまり犯人は左右田が来るまであのテーブルの下で待機していて、あいつが隙をついた瞬間持っていた刃物であいつをブスリとやったってわけだな!」

    日向「ああ。それにきっと左右田はあの大広間の扉の方を見ていてソニアを待っていたハズだから、多分犯人があのテーブルの下に隠れていて左右田を後ろから刺したのは間違いないと思う」

    九頭龍「じゃあ犯人はもう決まったと当然だ!今回の左右田を殺した犯人は」

    九頭龍「やっぱ終里!てめぇーだ!こら!」

    BGM 学級裁判異形編

    終里「はああああああ!!?おめぇー何言ってんだ!!?このオレが左右田を殺すわけねぇーだろ!!?大体あんなよえー奴殺すならまだ日向やお前を殺した方がマシだっての!オレは!」

    終里「それに今回左右田を殺す時に使った凶器はドスって話らしいじゃねぇーか。だからドスといえば」

    終里「九頭龍!!おめぇーしかいねぇーだろ!!そんなもん持ってる奴は!!」

    九頭龍「確かにドスが凶器に使われたとなりゃあ最初は誰でもこの極道の俺を疑うだろ。だがあのドスは俺のじゃあねぇーんだ!その理由をこの脳筋肉野郎に説明してやってくれ!義兄弟!」

    日向「(あの左右田に刺さっていたドスが九頭龍のじゃないと理由...それは...)」

    ○九頭龍のドスは玩具だから
    ○九頭龍のドスには自分の名前が刻まれているから
    ○九頭龍のドスはかりんとうで出来ているから


    →○九頭龍のドスには自分の名前が刻まれているから

    日向「そうか!」パチン!
  31. 31 : : 2015/06/23(火) 20:43:27
    日向「それって九頭龍が前に言っていた自分のドスには自分の名前が刻まれているから違うって事だよな...あの左右田に刺さっていたドスは...」

    終里「ま!まじかよ!?じゃああれは誰の!?」

    九頭龍「そうそう!よく覚えていてくれたな!義兄弟!そして今からその事を踏まえた上で話してやるよ...終里が左右田を殺した犯人だと言う事をな!」

    BGM-HEAT UP-

    議論開始

    シリンダー内

    ○モノクマファイル6
    ○ソニアの証言
    ○凶器のドス
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○左右田の日記

    言霊
    ○モノクマファイル6

    九頭龍「今回左右田を殺した犯人は終里だ!」

    九頭龍「あいつは今日俺達に会う前に左右田のコテージの横にある郵便ポストに{偽の手紙}をいれて」

    九頭龍「約束の時間より早くパーティー会場に入り...そしてそこで」

    九頭龍「左右田が来るまであの{テーブルの下}で隠れて待っていたんだ!」

    九頭龍「勿論今回の犯行に使ったドスは、事前に{ファイナルデットルーム}などから手に入れておいたんだろ」

    九頭龍「何故ならあのドスは{俺の物じゃあねぇ}-んだからな!」

    九頭龍「そして左右田がパーティー会場に入ってきて、しばらくしてから終里は」

    九頭龍「テーブルの下から出て{背後からあいつの事を刺した}んだ!」

    九頭龍「これが今回の事件の全てだ!どうだ!?俺の説明はわかりやすかっただろ!?お前ら!」

    終里「全然わかりやすくもないし、{的外れ}だっての!お前の推理は!」

    ソニア「うーん...」

    日向「どうしたんだ?ソニア?」

    ソニア「いえ...何と言うか今の説明にはちょっと{気になる所}があったので...」ピピピ!

    ○気になる所を言霊として記憶

    九頭龍「何だよ...?気になる所って...?何か間違っていたか...?俺の説明が...?」


    ...


    日向「(今回の事件の事を九頭龍が説明してくれたけど...俺としては少し今の説明だと引っかかる所があるんだよな...だけど今回は俺が持っている言霊で論破出来ないのは確かだ)」

    Repet

    言霊

    ○気になる事

    九頭龍「勿論今回の犯行に使ったドスは事前に{ファイナルデットルーム}などから手に入れておいたんだろ」

    九頭龍「何故ならあのドスは{俺の物じゃあねぇ}-んだからな!」気になる事で論破

    日向「その矛盾撃ち抜く!」


    BREAK!!!
  32. 32 : : 2015/06/24(水) 19:41:19
    BGM Class Trial - Future Part [With Intro]

    日向「なぁ...九頭龍...あのドスって本当にお前のじゃないのか...?」

    九頭龍「あたりめぇーだろ。さっきから何度同じ事を言わせんだ。お前らは。だから俺のドスには」

    日向「だけど俺としてはどうしても終里があのドッキリハウスの中にあるファイナルデットルームからドスを持ってくるイメージが湧かないんだ...だからそう考えると...」

    日向「やっぱりあのドスの持ち主はお前の物としか俺は考えられないんだよ...九頭龍...」

    九頭龍「な...?」

    日向「だって前にもお前が言った通りドスなんて中々手に入る物じゃないし、それにファイナルデットルームの謎を今まで解いた奴も狛枝や田中とか中々頭がきれる人物ばかりだ。だから」


    九頭龍「ふざけた...」

    九頭龍「ふざけた事を言ってんじゃあねぇぇぇぇよ!!!お前は!!!」

    日向「九頭龍!?」

    九頭龍「あのドスが俺のだ!?そんな証拠が何処にあんだよ!?日向!?」

    日向「でも!」

    九頭龍「うるせー!!こうなったらこの俺が直接お前自身と戦ってやる!!覚悟しろ!!」

    九頭龍「なめられてたまっかよ!!」反論!!



    BGM 学級裁判異形編

    九頭龍「いいか!?このさいだからはっきり言っておくけどな!?あれは俺のドスなんかじゃあねぇーんだ!!その事をお前に今からみっちりとわからせてやるよ!!日向!!」

    日向「わかった...お前がそこまで言うなら俺もお前の義兄弟として...」

    日向「正々堂々と勝負してやるさ!九頭龍!」
  33. 33 : : 2015/06/24(水) 19:55:31
    BGM CROSS SWORD-

    反論ショーダウン開始

    シリンダー内
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○鞘の中についていた髪の毛
    ○九頭龍の証言
    ○九頭龍のドス
    ○左右田の日記
    ○冷蔵庫の中の氷

    言刃

    ○左右田に充てた手紙


    九頭龍「あのドスは  俺のじゃあねぇー!」

    九頭龍「何故なら俺の  ドスには自分名前が!」

    九頭龍「刻んである   からだ!」

    九頭龍「だからあのドスはファイナル  デットルームから!」

    九頭龍「終里が持ってきた  もんなんだよ!」

    発展!

    日向「だけどそうは言ってもファイナルデットルームの謎は」

    日向「誰もが簡単に解けるような謎じゃないんだ。それでもお前は」

    日向「あくまで終里があそこから持ってきたと言い張るんだな」


    九頭龍「当たり前だ!何故ならドス  がある場所なんて!」

    九頭龍「俺の部屋かあの{ドッキリハウスの中にあるファイナルデットルーム}くらいしかねぇーんだからな!」

    九頭龍「それ  とも何か?お前はあのドスが」

    九頭龍「{俺の物だっていう証拠}でもあるのか!?」

    九頭龍「あるんだったら見せてみやがれ!!日向!!」


    ...

    日向「(九頭龍を納得させるにはあのドスが九頭龍自身の物だとわからせる事が必要だけど...確かあの時広間に落ちていた物ってあのドス以外に...)」

    Repet

    九頭龍「当たり前だ!何故ならドス  がある場所なんて!」


    シリンダー内
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    →○鞘の中についていた髪の毛
    ○九頭龍の証言
    ○九頭龍のドス
    ○左右田の日記
    ○冷蔵庫の中の氷

    言刃

    ○鞘の中についていた髪の毛

    九頭龍「俺の部屋かあの{ドッキリハウスの中にあるファイナルデットルーム}くらいしかねぇーんだからな!」

    九頭龍「それ  とも何か?お前はあのドスが」

    精神集中

    九頭龍「{俺の物だっていう証拠}...」○鞘の中についていた髪の毛で論破

    斬!!

    日向「その言葉斬らせてもらう!」


    BREAK!!!


  34. 34 : : 2015/06/24(水) 21:13:12
    BGM 学級裁判未来編

    日向「いやあのドスがお前の物だっていう証拠はあるぞ!九頭龍!皆これを見てくれ!」

    終里「これは...ドスの鞘か?」

    九頭龍「ふん!鞘ぐらいで犯人にされちゃーわけないぜ!こんなの!」

    日向「慌てるなよ!重要なのは鞘じゃなくてその中に入っていた物の方なんだ!」

    終里「中の物?っていうかこの鞘の中に何が...ってあ!?これは!」

    ソニア「そうです!これは九頭龍さんの髪の毛の色と全く同じ色をした髪の毛が入っていたのです!この鞘の中に!」

    九頭龍「え...?何だって...?俺の予備のドスの鞘の中に俺の髪の毛が入っていただと...?」

    終里「おい...!お前今なんて言った...!?九頭龍...!?」

    九頭龍「あ...」

    ソニア「確か俺の予備のドスの鞘の中に俺の髪の毛が入っていた!と今貴方は言いましたね!九頭龍さん!」

    日向「やっぱりあのドスはお前のだったんだな。九頭龍」

    BGM 学級裁判異形編

    終里「おっしゃー!これで今回の犯人は九頭龍で決まりだ!だって今こいつは自供したんだからな!あのドスは俺の予備のドスだって!」

    ソニア「はい!これで今回の事件にいよいよ終焉が訪れましたよ!皆さん!」

    九頭龍「ち!ちょっと待てって!た!確かにあの左右田に刺さっていたドスは俺の予備のドスだよ!でもあのドスは四日前から何者かに盗まれていたんだ!」

    日向「(え...?四日前から何者かに盗まれていたのか...?あのドスは...?)」

    九頭龍「それにそんな都合よくドスの鞘の中に俺の髪の毛が入ってるわけがねぇーだろ!こ!これはきっと犯人が俺をはめる為に仕組んだ罠...」

    終里「四の五の言って男らしくねぇーな!九頭龍!今更そんな嘘を言ったって誰も信じやしねぇーよ!お前の話なんて!」

    ソニア「はい!メタンコ見苦しすぎます!九頭龍さん!そんな演技をずっと続けていたら風間のおやっさんも号泣してしまいますよ!貴方を育ててきた極道の親分として!」

    九頭龍「俺は東城会の人間じゃあねぇーよ!ソニア!っていうかそんな事を言っている場合じゃなくて...!そのドスは...!」

    終里「とにかくオレが今から説明してやるぜ!九頭龍が左右田を殺した順序をな!」
  35. 35 : : 2015/06/25(木) 08:44:24
    BGM -HEAT UP-

    議論開始

    シリンダー内
    ○左右田の日記
    ○ソニアの証言
    ○凶器のドス
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○鞘の中についていた髪の毛
    ○九頭龍のドス
    ○モノクマファイル6
    ○冷蔵庫の中の氷


    言霊
    ○左右田の日記

    終里「んじゃあまず今回の事件を説明していくと、今回の事件の犯人の九頭龍は」

    終里「あらかじめ自分の持っていた{予備のドスで}」

    終里「今回の事件の被害者の左右田を殺す事に決めたんだ!」

    ソニア「そしてその後九頭龍さんは左右田さんのコテージのポストに」

    ソニア「{偽の手紙}を入れたのです!」

    終里「で全ての準備を終えた九頭龍は」

    ソニア「{パーティー会場に左右田さんより先回り}して」

    終里「{テーブルの下}に隠れ」

    ソニア「左右田さんが油断した所で{背中から刺したのです}!」

    終里「これが事件の全てだ!ソニアサポートありがとな!」

    ソニア「はい!こんなの朝飯前の{とっとこハム太郎}ですよ!」

    九頭龍「ち!ちょっと待てって!あのドスは{四日前から誰かに盗まれていた}んだ!だから俺には今回の犯行は...」

    終里「そんな嘘に騙されるかよ!だって今回の一連の犯行は{今日行われたんだ!}だから」

    終里「(お前が左右田を殺した犯人なんだよ!!)九頭龍!!」

    九頭龍「お!俺じゃあない!ぺ...ペコ...!俺はどうしたら...!」

    ...

    日向「(終里が今回の事件の事について話してくれたけど、でも本当に...本当に九頭龍が犯人なのか...?もう...もう一度よく考えてみよう..,!もう一度だけ...!)」

    Repet

    言霊
    ○左右田の日記

    終里「そんな嘘に騙されるかよ!だって今回の一連の犯行は{今日行われたんだ!}だから」左右田の日記で論破


    日向「それは違うぞ!」

    BREAK!!!
  36. 36 : : 2015/06/25(木) 09:00:05
    BGM BGM Class Trial - Future Part [With Intro]

    日向「いや...左右田が今日殺されたというのはもしかしたら違うかもしれない...何故ならそれはこの左右田の日記がものがたっているからだ」

    九頭龍「日...日向」

    終里「何言ってんだよ!?日向!?そんなたかが日記ごときで左右田が今日殺されてないってのがわかるのかよ!?」

    日向「ああ。そうだ。何故ならその日記は今から」

    日向「七日前で止まっているからだ」

    九頭龍「七日前だと!?んじゃあ!?」

    日向「そう裏を返せばここにいる全員が左右田を殺せる事になるんだ。俺達全員が!」

    終里「で!でもよ!もしかしたら左右田の奴がめんどくさくなって、その日記を途中で書くのをやめたのかもしれねぇーじゃあねぇーか!だ!だからよ!」

    日向「(でも左右田...あいつは...)」

    ○メカ馬鹿
    ○変態
    →○勤勉

    ○勤勉

    日向「そうか!」パチン

    日向「あいつはこういったら何だけど、あいつは勉強に関してはちゃんとやる男なんだ。だからいきなり途中で日記をやめるような奴ではないよ。あいつは」

    ソニア「ですが...もし創さんの話が真実だとすると左右田さんの死体は...」

    終里「そうだぜ!あんな所に置いておいたら腐っちまうよ!左右田だって生き物なんだからな!」

    日向「(左右田を腐らせないようにする方法...それは...)」

    言霊提示

    ○会場の部屋の温度

    日向「これで証明できる!」

    日向「だからあの会場は入った時にすっごく寒かったんだよ!なあそうだろ!終里!」

    終里「あ...なるほど...だから寒かったのか...あの会場は」

    九頭龍「んだ!?あの会場は入った時は寒かったのかよ!?終里!?」

    終里「うん。それはもう凄く寒かったぞ。あの会場は冷蔵庫みたいに」


    ソニア「しかしそうなると一つまた新たに疑問が浮かんでしまいます...それは...)」

    BGM 絶望トロピカル

    日向「(そう...ソニアの言う通り今の話が本当になるとあれの存在がはやふやになる...だからそれに関して何かを見つけないと...)」

    BGM DIVE DRIVE

    ロジカルダイブ開始
  37. 37 : : 2015/06/25(木) 19:38:19
    3

    2

    1

    ダイブスタート

    日向「(うーん...やっぱりこれは毎度毎度大変だな...障害物を避けたりしないといけないから...)」

    しばらく進んで

    日向「(お!いつも通り出て来たな!ではまず最初の問題から)」

    question 1

    犯人が九頭龍のドスを盗んだの何の為?

    A 九頭龍を犯人に仕立てる為

    B ただ単にドスを凶器に使いたかった為

    日向「これはAだ!」

    ○!

    question 2

    では犯人は左右田を殺す時に何を使った?

    A ドス

    B ドス以外の凶器

    C 素手

    日向「これはBだ!」

    ○!

    日向「よし!無事ゴールエリアにつけたぞ!」

    DIVE RESULT

    1 犯人が九頭龍のドスを盗んだの何の為? ○九頭龍を犯人に仕立てる為

    2 では犯人は左右田を殺す時に何を使った? ○B ドス以外の凶器

    日向「推理は繋がった!」

    Complete!!







  38. 38 : : 2015/06/25(木) 20:11:59

    日向「なあ九頭龍...」

    九頭龍「何だよ...?日向...?」

    日向「お前のドスは本当に四日前に誰かに盗まれたのか?」

    九頭龍「だからさっきから言ってんだろ!俺の...俺のドスは!」

    日向「本当か?」

    九頭龍「ツゥ...。ああ...本当だ...」

    日向「そうか...なら...」



    日向「俺は九頭龍の話を信じる事にするよ。皆」

    ソニア「え...?ほ...本当なのですか...?創さん...?」

    終里「馬鹿!んなわけあるかよ!確かにお前の言う通り左右田は今日殺されたんじゃなくて7日前に殺されたのは本当かもしれねぇーよ!でも九頭龍のその4日前からドスを盗まれた話はなんの確証も...!」

    日向「そんな事を言うのはやめてくれよ!!!終里!!!」

    終里「日...日向...!?」

    BGM BGM All All Apologies

    日向「俺だって...!俺だってもう本当はわけがわからないんだよ...!何を信じればいいのか...!それにここまで来てどうして仲間をまだ疑いつづけなくちゃいけないんだよ...!俺達は...俺達は...!この島で今まで共に過ごしてきた仲間じゃないか...!なのにどうして...!」

    日向「まだこんな事をつづけなくちゃいけないんだよ!!俺は...俺達は...今まで何の為にここまで...!」

    ソニア「...」

    九頭龍「...」

    終里「...」

    モノクマ「ぷぷ!これは前にも言ったかもしれないけど!お前らが!」

    モノクマ「今のこの状況を作りあげたんだ!そうこの僕の言葉にそそのかされてね!」

    モノクマ「それより大事な大事な裁判の途中だよ!お前ら!さあさっさと裁判を!」

    一同「...」

    モノクマ「何々?もしかして皆さっきの日向君のわけのわからない話で意気消沈してるの?じゃあもう僕もめんどくさいからここにいる全員にお仕置き...!」


    日向「(俺は...俺はどうしたら...)」

    「うーん。こういう時はさ。とりあえずゲームみたいに最後までやってみればいいと思うよ?日向君?」


    日向「(七...七海...!?)」

    モノクマ「じゃあ今からお前ら全員の!」

    日向「ち!ちょっと待て!モノクマ!」

    モノクマ「何?日向君?」

    日向「俺は...俺はまだ続けるよ!この裁判を!だからここで終わりなんてしないでくれ!頼むから!」

    モノクマ「お!?そうなの!?じゃあ日向君がそういうならまだ続けてあげるよ!この裁判を!」

    日向「ありがとう。モノクマ。じゃあ皆もう一度さっきの所から議論を」

    終里「って言ってもな...どうせまた皆で話し合った所で何も...」

    日向「でもこのまま皆で話し合わないと、どのみち全員ここで死ぬ事になるんだぞ!だからどうせやるなら皆でやろうぜ!最後までこの裁判を!」

    ソニア「それもそうですね...ならもう一度皆さんで話し合いましょうか!さっきの所から!」

    九頭龍「そうだな!どうせここで俺達が裁判を放棄しても全員死んじまうんだし!やるだけやってみるか!皆でよ!」

    終里「オレも...皆がそう言うならオレもそうする...それにウジウジと悩んでいるのはオレの性分じゃあねぇーからな!」

    日向「ああ!俺達で左右田を殺した犯人を見つけだそう!皆で力を合わせて!」

    三人「おう!」

    モノクマ「何だよ...!さっきまであんなに全員落ち込んでいたくせに...!それにどうせクロはお前らの中にいるっているのにどうしてそこまで...!まあいいや!どうせ最後にはここにいる全員は絶望するんだから!またさっきのようにね!」
  39. 39 : : 2015/06/26(金) 19:46:26
    BGM学級裁判黎明編 巻の二

    終里「んじゃあもう一回さっきの所から始めるけどよ!確かえーと」

    ソニア「もし九頭龍さんのドスが本当に4日前に盗まれたとすると確か九頭龍さんに犯行は不可能という所で話を中断したんでしたね。さっきまでは」

    終里「おお!そうそう!そこで終わってたんだよな!全くソニアはよく覚えてるよな!そういう事を!」

    日向「普通は誰でも覚えているけどな...ついさっきの事なんだし...」

    日向「だけどその九頭龍の話が本当だと仮定すると問題が一つでてくる...」

    九頭龍「左右田を殺す時に使った凶器...これの事だな...それに今から7日前というと調度日曜日だから俺達は全員顔を合わしている事になる...そして俺の記憶では確か左右田はその時にはまだ生きていたハズだ...多分」

    ソニア「多分って...それじゃあその情報が正確かどうかわかりませんよ...九頭龍さん...」

    九頭龍「仕方ねぇーだろ...俺だってこんな生活を今まで続けててきてたんだ...そんな事をイチイチ覚えていられるかよ...それともお前らは覚えているのか...?左右田が7日前に生きていた事を...?」

    ソニア「それは...」

    日向「いやここは皆信じよう。九頭龍の話を」

    九頭龍「おう。ありがとうな。義兄弟。俺の話を信じてくれて」

    終里「でもよ!それだと少しおかしくねぇーか!?だって手紙の時刻は12時30分のハズだろ?それだったら左右田が七日前に生きていない事になってるハズだぜ!日記の事も考えて!?」

    九頭龍「少しは頭を使え。肉野郎。手紙にはこう書いてあったじゃあねぇーか。今日の午後12時30分に旧館に来てくださいってな。だけどその手紙に曜日と日付までは書いてなかった。つまりそれが今から7日前に左右田が行ったって事は少なくともわからねぇーんだ。この手紙からは」

    日向「だけど左右田の日記の内容から考えて少なくとも7日前より前は左右田は生きていた事になる。そして九頭龍のドスの話を信じる事になると...」

    ソニア「少なくとも左右田さんは6日前か5日前ぐらいには殺されていた事になりますね!犯人に!」

    終里「あ...なるほど...ようやくわかったぜ...オレにもお前らの話が...」

    九頭龍「しかしわかんねぇーな...一体犯人はどんな凶器を使って左右田を殺したんだ...!?そこがどうしてもわからねぇー...」

    日向「じゃあ一旦こうしよう。皆でそれぞれ今回犯人が左右田を殺すのに使ったと思われる凶器を出してみるんだ。適当でもいいから」

    九頭龍「適当って言われてもな...」

    日向「だけどもしかしたらそこから新たにわかるかもしれないぞ。俺もそう言い切れる自信はあんまりないけど」

    ソニア「それもそうですね。このままここで皆で悩んでいても仕方ありませんし、今は創さんの言う通りに犯人が使ったと思われる凶器を出し合っていきましょう!皆で!」

    終里「おっし!適当でいいんだったら、オレも万々言うぜ!この場で!」

    九頭龍「まあしょうがねぇーか...ここは...じゃあ早速今から言っていくぞ。犯人が左右田を殺す時に使った凶器を」
  40. 40 : : 2015/06/26(金) 20:02:31
    BGM -HEAT UP-

    議論開始

    シリンダー内
    ○モノクマファイル6
    ○ソニアの証言
    ○凶器のドス
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○鞘の中についていた髪の毛
    ○九頭龍の証言
    ○九頭龍のドス
    ○左右田の日記
    ○冷蔵庫の中の氷


    言霊
    ○モノクマファイル6

    九頭龍「じゃあ早速何でもいいから言っていくぞ。犯人が今回使ったと思う凶器をな」

    ソニア「犯人が左右田さんを殺すのに使った凶器...それは」

    ソニア「厨房にあった(包丁)です!間違いありません!」

    九頭龍「俺はドスじゃあねぇーなら(刀)だと思うな。あれならあんまり近寄らなくても相手を殺せるから」

    終里「案外(ドライバー)とかじゃあねぇーの?相手を刺すのに使える物って」

    九頭龍「後は軍事施設にあった(サバイバルナイフ)とか」

    ソニア「それか(マタマタ)を犯人は凶器に使ったりとか...」

    終里「もしかして(変形して簡単に処理できる凶器)もありえそうだな。ここまできたら」

    ソニア「えーい!やっぱり(ドス)しかありません!左右田さんを殺すのに使った凶器は!」

    九頭龍「お前らマジ目に考えやがれ!ドンドン話がおかしな方向に言ってるぞ!」

    ...

    日向「(犯人が使った凶器...相手をさせるような物だとは思うんだけど...とにかくもう一度皆の話に耳を傾けよう。そうすればわかるハズだ。きっと犯人が使った凶器が)」

    Repet

    九頭龍「後は軍事施設にあった(サバイバルナイフ)とか」

    シリンダー内
    ○モノクマファイル6
    ○ソニアの証言
    ○凶器のドス
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○鞘の中についていた髪の毛
    ○九頭龍の証言
    →○九頭龍のドス
    ○左右田の日記
    ○冷蔵庫の中の氷

    言霊
    ○九頭龍のドス


    ソニア「それか(マタマタ)を犯人は凶器に使ったりとか...」

    言霊
    ○冷蔵庫の中の氷

    終里「もしかして(変形して簡単に処理できる凶器)もありえそうだな。ここまできたら」冷蔵庫の中の氷で賛成



    日向「それに賛成だ!」終里の意見に同意

    BREAK!!!

  41. 41 : : 2015/06/27(土) 08:38:19
    BGM 学級裁判太陽編

    日向「そうだ。終里の言う通り犯人は変形して簡単に処理できる凶器を使ったんだよ。左右田を殺すのに」

    九頭龍「あ!?お前まで何言ってんだよ!?大体そんな凶器があるのか!?この世に」

    日向「ああ。ある。それは氷だ。九頭龍」

    九頭龍「氷って言われてもな...」

    日向「でも氷だったら時間が経てば勝手に消えてなくなるし、それに氷を上手く削れば」

    日向「ナイフみたいのも出来る。そう今回みたいに左右田を殺す事に使えるぐらいにな」

    終里「そういう事か!つまり犯人はその氷を自分のコテージかなんかに持ってってナイフみたいに鋭い物にして左右田を殺すのに使ったんだな!その氷を!」

    ソニア「で...ですが例え出来たとしてもいるのでしょうか...?氷をそんなナイフのような鋭い物に上手く削れる人が...」

    BGMゼツボウシンドローム

    日向「いや...一人だけいる...」

    九頭龍「え...」

    ソニア「ほ...本当ですか...?創さん...?」

    終里「マジかよ!?じゃあ一体誰なんだ!?そんな事が出来た奴は!?」

    日向「(だけど...これは今までにない例だ...それに...あいつに逆らったらもしかして俺達は...)」

    十神「おい!迷う事など何がある!さっさと犯人を追いつめてやれ!お前自信の力で!」

    日向「十...十神...?」

    BGM All All Apologies


    花村「うん!日向君ならきっと大丈夫!だって僕の友達じゃないか!まあ他の部分の方が僕としても大きいけど!」

    日向「え...?こ...これは...?」

    小泉「あんたね!男なんだからビシッと言ってやりなさいよ!あんな奴に!そ...それにあ...あんたが沈んでるとし...心配なのよ...!あたしとしても...!」

    辺古山「日向...お前しか坊ちゃんや皆を救う事は出来ない...だから頼む!皆や坊ちゃんの事を!」

    澪田「こんにちまむ!創ちゃん!そしていつもみたいにズバッと言っちゃってよ!犯人を!」

    西園寺「うええええん!!ウジウジしてる男とかキモすぎだよぉぉぉ!!だからさっさと元気だせっての!この蛆虫野郎!全く毎度毎度世話がかかる奴隷だな!こいつは!」

    罪木「日...日向さん...!が...頑張ってください...!す...すみません!ありきたりな言葉しか思いつかなくて!」

    弐大「日向よ...漢なら...漢なら何事にも恐れずに立ち向かうんじゃい!例え自分より格上の相手だろうとも!そしてお前さんならきっと出来る!何故ならお前さんはワシが認めた男だからじゃあああ!」

    田中「地獄の門は徐々に開かれつつある...しかしそんな物に飲み込まれる前に自分自身の力で逆に閉じてしまえばいいのよ!そんな物は!だから日向よ!もう一度貴様の力であの時の俺様と同じようにそいつを屈服させてみせろ!でないとこの俺様が浮かばれないからな...」

    狛枝「予備学科の癖に悩むとは生意気だな...!希望でもないくせに...!だけど...今の君は...少なくともここにいる全員の希望にはなっている...だからまあ...いつも通り気楽にやればいいよ!日向クン!いつもの君のようにね!」

    左右田「本当はソウルフレンドとして悩みにとってやりてぇーがそれは出来ねぇー...だから俺を殺したそいつをちゃんとその裁判で裁いてお前は幸せになってくれ...俺が生きている間ずっと好きだった人とさ...」

    七海「日向君」

    日向「七海...」
  42. 42 : : 2015/06/27(土) 08:53:39
    七海「また君に会えたね。まあ私としては本当はこんな形で君とはお話ししたくなかったけど」

    日向「七海...俺は...」

    七海「うーん。そういう事は君自身が決める事だよ。さっきは私も日向君に私自身の意見も言っちゃったけどさ」

    日向「...」

    七海「これはね。日向君。やっぱり君自身が選択していかなくちゃいけない事なんだ。まあ確かにもし日向君がその犯人を問い詰めたらその犯人に何をされるかは私にもわからない。でも」

    七海「ほら!やればなんとかなる!って奴だよ!だから私として日向君が今思っている事を言って欲しいな。その人に」

    七海「じゃあ最後にこれは私や他の皆が思っている事だけど」

    七海「例え私達の体は消えてもずっと心は一緒だよ。君やソニアさん達とずっとね」






    日向「(わかったよ...七海...皆...俺は...俺はもう...迷わない!だから今からそいつを!)」


    クロを指名しろ


    ヒナタハジメ

    コイズミマヒル

    ソウダカズイチ

    ペコヤマペコ

    ハナムラテルテル

    ソニア・ネヴァーマインド

    ニダイネコマル

    ナナミチアキ

    トガミビャクヤ

    モノクマ バーン!

    日向「お前しかいない!」
  43. 43 : : 2015/06/27(土) 13:33:39
    日向「あの厨房の冷蔵庫の中にある氷を凶器になんて変える芸当が出来るのはお前しかいない。そうだよな。モノクマ」

    モノクマ「は?君は何を言っているのかな?日向君?ちょっと君の言っている事がよくわからないんだけど」

    九頭龍「おいおい!ちょっと待て!いくら何でもモノクマが犯人って事はないんじゃあねぇーか!?日向!?」

    終里「そうだぜ!だって今までだってそんな事は一度も」

    日向「だからこそ...だからこそ俺達は今まで騙されていたんだ...あいつに...それにこの事件はどうしてもモノクマじゃないと出来ない所がたたあるんだ。だから俺は」

    モノクマ「ふーん...そんな理由で君はこの僕を疑うのか...まあ別に僕としてはどうでもいいけど...」

    モノクマ「もしそれで犯人が僕じゃないってわかった場合は君をおしおきするからね!日向君!」

    日向「ああ。俺は構わないぞ。モノクマ」

    ソニア「は!創さん!」

    日向「大丈夫だ。ソニア。俺はモノクマになんか負けないから。(そしてこれがきっと今回の裁判で最後の議論になる...そして俺は...お前になんか絶対に負けないぞ!モノクマ!)」
  44. 44 : : 2015/06/27(土) 16:55:43
    BGM HOPE VS DESPAIR-

    議論開始

    シリンダー内
    ○モノクマファイル6
    ○ソニアの証言
    ○凶器のドス
    ○左右田に充てた手紙
    ○終里の証言
    ○会場の部屋の温度
    ○鞘の中についていた髪の毛
    ○九頭龍の証言
    ○九頭龍のドス
    ○左右田の日記
    ○冷蔵庫の中の氷

    言霊
    ○モノクマファイル6

    モノクマ「僕に出来ない事があるって日向君は言っていたけど」

    モノクマ「それって{氷を凶器に変えるって事?}でもそれは僕に限らなくても出来る事だよね?お前らでも?それとも」

    モノクマ「あの{偽の手紙}の事?日向君が僕にしか出来ない事って?」

    モノクマ「それとも{九頭龍君からドスを盗んだ}事?」

    モノクマ「はたまた{あの会場の温度}の事かな?」

    モノクマ「えーと後は{僕が九頭龍君を犯人}に仕立て上げた事かな?」

    モノクマ「{それか僕しかあのテーブルの下}に隠れられないとか?」

    モノクマ「馬鹿馬鹿しい!どれもこれもお前らにだって出来る事だらけじゃないか!だから」

    それは違うぞ! モノクマなら出来るだろ!よくわかんねぇーけど!

    モノクマ「{僕だけが出来る}事なんてないんだよ!!日向君!!」

    うぷぷぷ!ここまできたらお前が犯人だろ!創さんは貴方になんか負けません!

    モノクマ「それでも先生をまだ責め続けるの...?もう勘弁してよ...しくしく...」

    ...

    日向「(モノクマだけが出来る事...それは...)」

    言霊
    ○モノクマファイル6

    モノクマ「僕に出来ない事があるって日向君は言っていたけど」

    モノクマ「それって{氷を凶器に変えるって事?}でもそれは僕に限らなくても出来る事だよね?お前らでも?それとも」

    モノクマ「あの{偽の手紙}の事?日向君が僕にしか出来ない事って?」

    モノクマ「それとも{九頭龍君からドスを盗んだ}事?」

    モノクマ「はたまたあの{会場の温度}の事かな?」ピピピ!

    言霊
    ○会場の温度

    モノクマ「えーと後は{僕が九頭龍君を犯人}に仕立て上げた事かな?」

    モノクマ「{それか僕しかあのテーブルの下}に隠れられないとか?」

    モノクマ「馬鹿馬鹿しい!どれもこれもお前らにだって出来る事だらけじゃないか!だから」

    それは違うぞ! モノクマなら出来るだろ!よくわかんねぇーけど!

    モノクマ「{僕だけが出来る}事なんてないんだよ!!日向君!!」

    うぷぷぷ!ここまできたらお前が犯人だろ!創さんは貴方になんか負けません!

    精神集中

    モノクマ「{僕だけが出来る}事なんてないんだよ!!日向君!!」会場の温度で論破

    日向「それは違うぞ!」

    BREAK!!!
  45. 45 : : 2015/06/27(土) 17:27:56
    日向「いや...お前に出来て俺達に出来ない事がある...それは」

    BGM New World Order

    日向「あの左右田が倒れていた会場の温度の設定だ!モノクマ!」

    モノクマ「だなどぅ!?」

    ソニア「会場の温度の設定ですって!?で...でも!」

    終里「それくらいならオレ達でも出来そうじゃあねぇーか!日向!頑張ればよ!」

    日向「確かに一見今俺が言った事は俺達でも工夫次第では何とか出来そうにみえるかもしれない。でも」

    日向「人の死体を腐らせない状態でそれを維持する事なんて出来やしないんだ!例えあの会場にあったエアコンを使ったとしても!」

    モノクマ「ほなりゃ!?」

    九頭龍「そうか...!確かにそう考えればモノクマが犯人だと言うのも納得がいくな...!何故なら大体生物の体の腐敗を防ぐ温度は-18度ぐらいないといけねぇーし」

    ソニア「それにこの島は常夏の島。だからあの部屋の寒さを防ぐにも相当大変なハズ」

    終里「って事であの部屋の温度を保つ事が出来るのはモノクマしかいないって事か。なるほどな」

    日向「ああ。それに俺達が会場に入った時に部屋の温度を止めるような素振りをするような奴もいなかった。つまり今回左右田を殺した犯人は」

    日向「お前だ!!モノクマ!!」バーン!

    モノクマ「...」

    九頭龍「どうやらさすがのお前も返す言葉がねぇーみてぇーだな!じゃあさっさと投票に!」

    モノクマ「うぷ!」

    ソニア「え...?」

    モノクマ「うぷぷ!」

    BGMモノクマ先生の課外授業

    モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!!!」

    終里「ど!?どうしたんだ!?こいつは!?いきなり笑い始めやがったぞ!?き!気持ち悪」

    モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!!!」

    九頭龍「おい!!!テメェーいつまで笑ってやがるんだ!!!さっさと投票タイムに移りやがれ!!!この野郎!!!」

    モノクマ「はぁ!?へ!?ほぉ!?」

    ソニア「いい加減にしてください!!!モノクマさん!!!ここからどうあがいたって貴方はわたくし達には勝てません!!!だから素直に認めてください!!!貴方が左右田を殺した犯人だと!!!」

    モノクマ「いやいや!!何言ってんの!!お前ら!!僕はまだ負けてないよ!!お前らなんかに!!だってさ!僕には」

    モノクマ「左右田君を殺す動機がないんだもん!」

    BGMゼツボウシンドローム

    終里「ど...動機...?」

    モノクマ「そうそう動機だよ!終里さん!だってそれがなきゃ普通に考えて殺さないでしょ!僕が左右田君をなんかをさ!それに比べてお前らは」

    モノクマ「人を殺せばこの島から脱出できる!という動機を持っている!だから僕が犯人だという話は!」

    モノクマ「まるきりなかった事になるのです!!!今の僕の説明で!!!」

    九頭龍「ふざけんな!!!そんな事あるわけねぇーだろ!!!だって今回の犯行はお前にしか出来ねぇーじゃあねぇーか!!!さっきの事を考えりゃあ!!!」

    モノクマ「まあとにかくその事をちゃんと暴くまで先生は投票タイムになんか移らせませんよ!絶対にね!」




  46. 46 : : 2015/06/27(土) 17:42:05
    日向「(いや...モノクマはああ言ってるけど...あいつが左右田を殺した理由なんて俺にはもうわかっている...だから...)」

    日向「(その動機をあいつにぶつけるまでだ!いくぞ!モノクマ!)」

    パニックトークアクション開始

    BGM P.T.A

    モノクマ「クマァー!」BREAK

    モノクマ「本当かな?」BREAK

    モノクマ「先生悲しいな...」BREAK

    テンポアップ

    BGM HYPER P.T.A

    モノクマ「クマァー!」BREAK

    モノクマ「本当かな?」BREAK

    モノクマ「先生悲しいな...」BREAK

    モノクマ「うぷぷぷ!」BREAK

    モノクマ「いい加減にしなさい!」BREAK

    モノクマ「僕は知らないよ!」BREAK

    フィーバータイム

    BGM HYPER ULTRA P.T.A

    モノクマ「クマァー!」BREAK

    モノクマ「本当かな?」BREAK

    モノクマ「先生悲しいな...」BREAK

    モノクマ「うぷぷぷ!」BREAK

    モノクマ「いい加減にしなさい!」BREAK

    モノクマ「僕は知らないよ!」BREAK

    モノクマ「絶望しちゃえクマ!」BREAK

    モノクマ「日向君が言っている事わからないな」BREAK


    とどめをさせ

    モノクマ「{僕には左右田君を殺す動機なんてないんだよ!?うぷぷぷ!!}」


        学

     級     裁

        判

    ○学級裁判

    日向「これで終わりだ!」

    バーン!

    モノクマ「!!?」


    BREAK!!!
  47. 47 : : 2015/06/27(土) 18:55:34
    日向「お前には...お前には左右田を殺すだけの動機があったハズだ...モノクマ...だってお前としては」

    日向「また俺達に学級裁判をやってほしかったんだろ。今までみたいに」

    モノクマ「...」

    九頭龍「テ...テメェーはそんな理由で...」

    終里「左右田を殺したって言うのかよ!!モノクマ!!」

    ソニア「...」

    日向「皆それぞれ思う事があると思うが、まずは今回の事件を全てはっきりさせてからにしよう。話はそれからだ」


    クライマックス推理開始

    BGM クライマックス推理

    推理を完成させろ


    犯人は厨房で手に入れるた氷をどうしたのかな?→鋭く削った ○

    手紙を貰った左右田はどうした?→旧館に向かった ○

    犯人は左右田が来るまで何処に隠れていた?→テーブルの下 ○

    犯人は九頭龍のコテージで何をしたかな?→九頭龍のドスを盗んだ ○

    会場に戻った犯人はどうした?→九頭龍のドスをもう一度左右田に刺して、九頭龍の髪の毛を鞘の中に入れた ○


    完成

    →○再現を開始する

    日向「これが事件の全てだ!」
  48. 48 : : 2015/06/27(土) 19:18:37
    BGM クライマックス再現 (スーパーダンガンロンパ2)

    ACT1

    日向「じゃあまずは今回の犯人の行動から順々に追っていくぞ」

    日向「まず犯人は最近の俺達の行動を見ていて、かなり苛立っていた。何故ならそれは」

    日向「俺達がそれぞれ決めた日にしか会わないように行動していたからだ。だから当然犯人としてはそういう行動を俺達とって欲しくなかったハズだ。そして犯人は俺達が何か行動を起こさないなら」

    日向「自分から何か起こしてやろう。と思って今回の事件の計画を練り始めていったんだよ」

    ACT2

    日向「まず犯人は誰かを殺す前に、あらかじめ厨房の冷蔵庫の中にあった氷を自分で削って」

    日向「刃物のような尖った物にしておいたんだ。それにこうする事によって凶器の偽装と凶器の処分を簡単にする事が出来るからな」

    ACT3

    日向「こうして犯人は自分で凶器を作った後、左右田に」

    日向「手紙を書いたんだ。勿論ソニアの名前を使った偽の手紙をな」

    日向「そして犯人は調度俺達がレストランで皆で集まった時ぐらいに左右田のコテージに行き、その手紙を」

    日向「ポストに入れておいたんだ。そしてその後は左右田より先に旧館に行き」

    日向「後は左右田が来るまで会場のテーブルの下でその時を待ったんだ。犯人は」

    ACT4

    日向「そして左右田も調度そのころ俺達の集まりが終わって自分のコテージで犯人が作った偽の手紙を見て」

    日向「すぐさま旧館に向かったハズだ。何故なら左右田前々からソニアの事になると周りが見えなくなるからな。だから犯人が書いたその手紙になんの疑問も抱かなかっただろう。あいつは。でもその手紙のせいで左右田は」

    日向「のこのことパーティー会場に行ってしまい、そしてそこで」

    グサ!

    日向「後ろから犯人に油断している所を持っていた氷のナイフで刺されて殺されてしまったんだ...」

    ACT5

    日向「その後左右田を殺した犯人は持ってきた氷のナイフを、多分自分が持ち運び時に使った水筒など氷が溶けないような物にいれた後、パーティー会場の部屋の温度を」

    日向「変えたんだ。勿論左右田の死体を腐らせないようにして、後で俺達がその日に左右田が殺されたんだと錯覚させる為にな。だがそれのおかげで後で俺達は犯人にたどり着ける事になるとはこの時の犯人は絶対に思っていなかっただろうけどな」

    ACT6

    日向「それで最後に左右田を殺した犯人は左右田を殺してから1日後か2日後ぐらい九頭龍のコテージから九頭龍のドスと髪の毛を盗み、そしてそれをパーティー会場に置いておいたりしてあたかも九頭龍が左右田を殺したように予め偽装しておいたんだ。勿論その前に使った氷のナイフとかはちゃんと処分しておいてな」

    日向「後は俺達がいづれ左右田がいない事に気づいてそして」

    ガーン!

    日向「自動的に死体を見つけてくれるという寸法だ。そして犯人は俺達が左右田の死体を見つけた時に会場の部屋の温度を戻しておく。そしてこうして犯人の思惑通りまた」

    日向「学級裁判が行われる。つまり今回の犯人は」


    シューン

    日向「たったそれだけの為に俺の...俺達の仲間を殺したんだ...!俺は...俺は絶対にお前を許さないぞ!!」

    日向「モノクマ!!!」

    犯人のシルエットからモノクマに

    ピキピキピキーン!

    COMPLETE!!!
  49. 49 : : 2015/06/28(日) 10:13:03
    日向「何か反論はあるか?モノクマ?」

    モノクマ「...。ないよ...」

    終里「じゃあやっぱりお前が左右田を!」

    モノクマ「うん。だってさ。僕にとってお前らは」

    モノクマ「僕を楽しむ為の道具に過ぎないんだから別にいいでしょ!!?お前らの中の一人を殺したぐらいで!!!」

    九頭龍「お...俺達はお前の道具だと...?ふざけた...」

    九頭龍「ふざけた事を言ってんじゃあねぇぞ!!!お前!!!俺達は...俺達は!!」

    モノクマ「無知な奴らは何も知らないからそんな事を平気で言える」

    九頭龍「な...?]

    日向「(モノクマの口調が変わった...?)」

    モノクマ「まあでも今となってはもうどうでもいいか。そんな事は。それよりお前らは何だかんだ言って僕に勝ったんだから、この島から出させてあげるよ。お前ら生き残った全員」

    ソニア「え...?じ...じゃあ」

    終里「オレ達全員この島から出られるって事か!?」

    モノクマ「うん。そうだよ。もう僕...いやあたしもお前らを見続けるのも、もう飽きてきた所だし。じゃあ今からあたしがお前らにはこの島から出られるボタンを渡すから、それを四人全員で」

    日向「いや...俺は...俺はいらない...」

    九頭龍「ハァ...?お...お前何言ってんだ...?だってそのスイッチを押せば俺達は」

    終里「この島からおさらば出来るんだぜ!!それにこんなチャンス」

    ソニア「もう一度来るかどうかわかりませんし、ですからここは」

    日向「そうだとしても俺は絶対に押さない...何故ならモノクマは」

    日向「今まで俺達を何回も騙してきたからだ!だから俺はそんな奴の言う事なんて素直に信じる事なんて出来ないんだよ!絶対に!絶対に!」

    モノクマ「...。呆れた...まああたしは日向君がお前らがあたしの事をどう思おうと知ったこっちゃないけど、だけど」

    モノクマ「その選択は少なからず良かったかもしれないね!だってこの島の外の世界は!うぷぷぷ!」

    日向「この島の外の世界...?この島の外の世界が一体どうなっているというんだ!モノ...!」

    モノクマ「じゃあこの島の後の事はお前らに任せるよ!ついでにこの島から出る脱出ボタンもお前らがいつでも使えるようにここに置いておくからさ!そして...そしてあたしは」

    モノクマ「もう一度あの絶望を味わう事が出来るのね!?あああ!!興奮しちゃう!!そして苗木!あたしの事をもう一度見て!あたしがまた死ぬ所を!」

    九頭龍「おい...!こいつはさっきから何を...!」

    モノクマ「じゃあ張り切っていきましょう!!!おしおきタイーム!!!」

    ニューン

    ポチ!

    ピポピポ!!

    モノクマさんがクロに決まりました。これからおしおきを開始します。
  50. 50 : : 2015/06/28(日) 18:21:55
    BGM 超高校級の絶望的おしおき

    ガシャン!ガシャン!

    モノクマ「さてさて!皆さん!もう一度この瞬間が私様にやってきました!ではまずは!」

    とんかつの花村

    モノクマ「あちちち!」じゅう!じゅう!

    暴れん坊少女

    モノクマ「そら!そら!そらぁ!」シャキン!シャキン!

    モノクマ侍「やっぽー!」ザザ!

    モノクマ「あ...これは無理だわ」ブスブス!

    いたいのいたいのとんでいけ!

    モノクマ「3、2、1...発射!」ブーン!

    眼蛇夢大地に堕つ!

    モノクマ「さあ!こい!この私様が受け止めてやる!」バ!

    動物達「モオオオ!」ダッダッダ!

    モノクマ「うぎゃあ!」ドーン!

    PLEASE INSERT COIN

    ドン!ドン!

    モノクマ「もうこれでおしまいか!そして苗木!例えあたしは体やあたし自身のデータが消えても必ずまたあんたに会いにくるよ!そう」


    モノクマ「必ずね!」

    ドン!

  51. 51 : : 2015/06/28(日) 20:45:47
    裁判所

    九頭龍「これでどうやら終わったみてぇーだな。何もかも」

    日向「ああ。でも俺達は結局この島が何の為に存在しているのか、そもそもモノクマがどういう存在なのかも結局わからないまま終わってしまった。本当に...本当にこんな形で終わらせて良かったのかな...?俺達は」

    終里「別にいいだろ。そんなのわかんなくても。だってオレ達全員今はこうして」

    ソニア「まだこの場で生きている事が出来ているんですからね。それより創さんはどうしてモノクマが今回の犯人だとわかったんですか?だって普通に考えれば犯人はわたくし達の中にいるハズなのに一体どうして」

    日向「そんなの簡単な事だよ。だってモノクマはお前と俺が昼食をとっている時に...」

    モノクマ「それに!お前らも!お前らだよ!殺し合いを起こさないようにする為にいつまでもこうしていてさ!とは言ったものの、僕ももう残念ながらお前らに殺し合いをさせるような動機が全然思いつかないんだよね...残念ながら...」

    日向「だから俺は怪しいとこの裁判から始まってからずっと思っていたんだよ。それに俺はここにいる全員」

    日向「左右田を殺してなんかいない。と信じていたから...だから俺は今回の事件の犯人にたどり着けたんだよ。そうモノクマにな」

    ソニア「創さん...」

    終里「日向...」
  52. 52 : : 2015/06/28(日) 21:37:18
    九頭龍「んでこれからどうするよ...?確かモノクマの話じゃ俺達は一応このボタンを押せばこの島から出られるみてぇーだが」

    日向「...。悪いけど九頭龍...俺はやっぱり...」

    九頭龍「だろうと思ったぜ...!まあでも日向が言うなら俺達は...!」

    ソニア「はい!モチのロンです!わたくし達は」

    終里「それに従うまでだ!それにどうせこのスイッチもモノクマの罠かもしれねぇーしな!」

    日向「皆...(皆ありがとう...本当に...本当に...!)」

    ...

    それから数年たったある日

    BGM Beautiful Ruin [Summer Salt]

    チャンドラビーチ

    女の子「わーい!海だ!」

    男の子「今日もいっぱい遊ぶぞ!お父さん!早く!早く!」

    日向「はは!そんな勢いよく手を引っ張るなよ!お前ら!ちゃんと一緒に遊んでやるから!」

    ソニア「うふふ!相変わらず創さんは人気者ですね!子供達から!」

    終里「おう!それが日向だからな!オレ達の夫の!」

    ソニア「あら?その言葉には少し誤りがありますよ。終里さん。だって貴方は九頭龍さんの妻でも」

    終里「そ!それはしょうがねぇーだろ!ここで生きていく為には!それにあれはオレが日向に頼まれたからやってやったんだ!だからオレだってお前と同じで本当は日向の妻なんだよ!ソニア!」

    ギャギャア!

    ペコ「ねぇねぇ。パパ。また私のママと日向おじちゃんのママが喧嘩してるよ?二人とも仲良くすればいいのにね。それに前々から私思っていたけど、私の肌の色ってママの色と違うんだよね。どうしてだろ?うーん」

    九頭龍「それはきっとお前がペコの...」

    ペコ「どうしたの...?パパ...?何処か痛い所でもあるの...?泣いているし」

    九頭龍「いや何でもねぇーよ!ちょっと目にゴミが入っちまっただけだから!じゃあ今日はめーいっぱい俺がお前に教えてやるぜ!剣道をな!ペコ!」

    ペコ「うん!」

  53. 53 : : 2015/06/28(日) 21:52:46
    結論から言うと俺はあの裁判の後、ソニアに告白された。勿論俺は断る理由もなくそのソニアからの告白をOKしたのだが、その次の日に終里からも告白されるとはまさか思っていなかった。しかし、もしここで俺が終里の告白を受けてしまうと九頭龍が一人になってしまうので、俺は終里には悪いと思ったが九頭龍の事も偶には相手をしてやってもらう事を条件に終里からの告白を受ける事にした。勿論その条件を提示した時は終里もブーブ!言っていたが、
    「まあ。九頭龍も可哀想だし仕方ねぇか」と最終的には終里も了承してくれた。でも...

    日向「(こんなの...本当は何の解決にも、もしかしたらなっていないかもしれない...でも今の俺には...)」

    子供達「きゃい!きゃい!」

    日向「(可愛い子供達もいるし...)」

    九頭龍と子供「あははは!」

    日向「(義兄弟と呼べる程の男もいて、そして)」

    ソニア達「ガミガミ!」

    日向「(俺を支えてくれる美人の二人の妻がいる...だから...今この瞬間だけは...)」

    日向「(この光景を楽しんでいてもいいよな...そう...それにこれこそが多分俺の...)」













    日向「希望の形なのだから」



    Happey end?


    日向「もしもの世界」終わり




  54. 54 : : 2015/06/28(日) 22:09:03
    作者から

    ここまでこの作品を読んでくれた皆さん本当にありがとうございました。そしてまあ結論からいえばこのお話しは


    ダンガンロンパの苗木君達が霧切さんが死んで学園に残る事を選んた時のお話しを元にして作りました。僕は。だからまあ日向君達は本来なら遺跡に5人で入って江ノ島さんと戦うんですが、それをしないであの裁判後も皆で島で生活をした感じになっています。(だから苗木達も出てこないしあの世界の真相にも日向君達はたどりつけない形で終わっています)


    で今回始めてお話しに学級裁判を登場させてみましたが、皆さんは読んでいてどう思いましたか?僕としてはまあ少しでも皆さんがこのお話しの中の学級裁判から、あのゲーム中の学級裁判の雰囲気を味わえたら書いて良かったと思ってます。本当はこういう類の物はニコニコ動画にあがっている、ダンガンロンパの学級裁判の動画みたいのであげた方がいいと思うのですが、何分自分は動画の編集など出来ないので、こんな形でしか皆さんに裁判を見せる事が出来ませんでした...すみません...本当に...(少しは自分も頑張ってみたんですが...空間を作る所で挫折しました...)


    最後にこの作品をいつも見てくれて、コメントやお気に入りをしてくださった皆さん本当にありがとうございました。感謝してます。皆さんの応援は本当に嬉しいです。作品を書いていて。そしてまたこんな誤字脱字が多い小説を書くときがもしかしたらあると思いますが、その時はまた今回のようによろしくお願いします。


    By BF


    トリックとかも結構強引ですみませんでした...一応全部の反論ショーダウンや閃きアナグラムを小説に入れたかったので...

    もし良かったらこの作品の感想なども書いてくれると嬉しいです
  55. 55 : : 2015/06/30(火) 16:17:28
    七海ちゃんが出てる所で泣けました…。(´・ω・`)
    こんなに長いss執筆お疲れ様です。
  56. 56 : : 2015/06/30(火) 17:47:28
    この作品の感想を書いてくれてありがとうございます。そして七海はいつでも何処でも日向君を助けてくれる本当にいいキャラですよね。この作品を書いている時もスーパーダンガンロンパ2のチャプター6の時も見ていて思いました。

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