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1. 1 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/17(火) 03:05:19

   はいBLです始めてです
   あるグルに紹介で載せようと思い始めました
   生温かい目で見て下さい
   尚、閲覧は自己責任です吐き気や目眩等の症状が表れた場合、即刻このSSを閉じて下さい
   
   では自分も吐き気を堪えて頑張ります

2. 3 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/18(水) 21:30:32

   　亜門鋼太郎は悩んでいた。喰種の事ではない。
   　では彼は何に、何故、悩んでいるのか。
   　意外にも、彼は彼を取り巻く環境と自分自身に悩んでいるのである。
   　彼が今しがた出てきた場所は、彼のイメージと遠くかけ離れていた。
   
   
   ーソウ、今ノ彼ヲ象徴スルカノヨウニ。
   
   
   　彼は今しがた風俗店から出てきたのだ。
   　彼はその様な低俗な場所とは縁のない人間だった。
   　なら何のために、何をしにそこへと足を運んだのか。
   　確認するためである。
   　自分にあるかも知れない…特種な性癖を。
   
   　ありていに言ってしまえば、ホモであるか否かを。

3. 4 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/18(水) 21:35:20

   　彼は生まれついてのホモではない。
   　なら何が、誰が彼を変えたのか。
   　決定的な出来事は無いにせよ、色々な事が積み重なって今に至っている、と彼は感じている。
   　事の始まりは、孤児だった亜門がポルポラという神父の元にいた時であった。
   
   
   

4. 5 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/18(水) 21:41:21

   ～数年前～
   
   
   　亜門はあまり不自由せずに幼少期を過ごす…筈だった。
   　彼は幼子ににして死体を見た。つい先日、別れたはずの友の死体を。
   　そして神父ポルポラは言った。
   
   『家族ごっこはもう終わりだ』
   
   　無愛想ではあったが亜門には良き親代わりであったその神父は、その日を境に亜門への態度が急変した。

5. 6 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/18(水) 21:52:19

   ポルポラ「さぁ鋼太郎…服を脱げ」
   
   亜門「な…なんで？恥ずかしいよ……」
   
   ポルポラ「鋼太郎…私の言う事が聞けないのか？」
   
   亜門「ぅ……分かりました」ﾇｷﾞﾇｷ
   
   ポルポラ「ほぅ…良い体だ……」
   
   ポルポラ「アナルの方はどうだ…？」ｽﾞﾁｭ
   
   亜門「えっ？……何を！？」ｽﾞﾁｭｩ~
   
   ポルポラ「感度は良いが…まだ私のが入る程広がりはしないか……」ｽﾞｯﾁｭｽﾞｯﾁｭ
   
   亜門「アッーーーーーーーーー♂！！！！」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
   
   ポルポラ「まぁ…時間は多くあることだ……気長に成長を待つとしよう」
   
   亜門「アッ～～～～～～♂♂♂…」

6. 7 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/18(水) 21:56:48

   　それからほぼ毎日、ポルポラは亜門の穴をいじっていた。
   　
   　しかし、そんな日も唐突に終わりを告げる。
   　突如駆け付けたCCGにより、ポルポラが捕まってしまったのだ。
   　亜門はその後、CCGに引きとられたが、まだポルポラとの日々が忘れられずにいた。
   
   
   
   

7. 8 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/18(水) 22:09:58

   　さて話は冒頭に戻る。正確に言えば、冒頭の少し前に遡る事になる。
   
   
   
   ～風俗街～
   
   
   
   亜門「(俺はこんな事をしていていいのだろうか…風俗のような低俗な物に…)」
   
   『ご指名に預かりましたレンレンで～す』
   
   亜門「(とりあえず店で一番上手いと聞いた彼女を選んでみたが…本当に大丈夫なのだろうか…)」
   
   『アレ～？お兄さん意外とイケメン～』
   
   亜門「俺は経験が無いが大丈夫なのか？」
   
   『え～！お兄さんドーテーなの～？まぁ～堅物っぽいし～何か納得かも～』
   
   亜門「俺の話はどうでもいいから早く始めよう」
   
   『ちょい待ち～今さ～店でキャンペーンやってるんだよね～先にイッた方が金払うってやつ～』
   
   亜門「だから何だ…俺は君ではイカないと思うがな」
   
   『へ…へぇ～言うじゃん……まぁドーテー君をヒィヒィ言わせてあげるのも悪くないかもじゃん？』
   
   

8. 9 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/19(木) 01:15:32

   　結論から言えば、勝負にならなかった。
   　圧勝…という意味ではない。
   　男、亜門鋼太郎は女性では欲情できなかった。とどのつまり、女の裸体を見ても彼のクインケは作動しなかったのである。更に言えば、女体に嫌悪感さえまでも彼は感じていた。
   
   
   　コレラカラ導キ出サレル答エハ一ツ。
   
   
   　亜門鋼太郎は同性愛者…つまりはホモである。
   
   
   
   

9. 10 : 暇春学生@ホンワカしますの : 2015/03/19(木) 01:28:07

   ～数年前:アカデミー～
   
   
   
   　亜門鋼太郎はよく学んだ。
   　[CCG]引き取られてから数日、亜門は首席になっていた。
   　元々筋の良かった重いクインケの扱いも、もはやこの年とは思えないほど軽々と扱っていた。
   
   　そんなある日、事は起きる。
   　教官である篠原が彼の部屋を訪ねてきたのだ。
   　篠原は言う。
   
   『亜門…お前には見込みがあるぞ！クインケ特別訓練をしてやろう！』
   
   　特に断る理由も無く、頷く亜門を、篠原はベッドに押し倒した。

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