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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

クリリン「こ、この気は…!」ターレス「サイヤ人の力を思い知れ!!」

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  1. 1 : : 2015/02/15(日) 05:01:42
    さあ、DON☆DON近づけ、投稿頻度よ…

    親父ぃ…さすがに無理だYO☆

    パラガスざまぁwwwwうわへへwww

    ...許してください。ほんと。

    全宇宙から集められた注意事項たち
    ・亀更新
    ・キャラ崩壊
    ・カップリングは書いてるときりが無いので廃止(`・ω・´)
    ・コメント停止中
    ・流血表現あり!…かも?
    ・注意事項が増える可能性アリ

    新しくできた<<前の記事次の記事>>制度のおかげで、前回のURL貼らなくて良くなったぜ!いえい!

    http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/groups/738/archives/1
    ↑グループです。なんなりとお使いくださ い。あ〜う☆(^qメ)

    今回はシリアス多くなるかもなぁ…たぶん。
    それにしても、タイトルで話の内容が把握できてしまうこのセンスの無さ…考えたけど浮かばなかったんだ。許してくれさい。
  2. 2 : : 2015/02/16(月) 01:17:14
    ──第五十三回壁外調査。

    今回の壁外調査は歴史に残る偉業となるのは火を見るより明らかだった。

    そう…この壁外調査は人類が初めて、巨人に勝利を遂げた日となったのだ。

    …しかし、この出来事が民衆に知られるのはまだ先のことになる…もちろん、僕たち訓練兵団に知らされるのもまた、先の話となる──
  3. 3 : : 2015/02/16(月) 01:18:25
    クリリン「──んでさ、俺がデカい岩持って壁の穴塞いだんだ。」

    アルミン「ゴルァア!クリリィイン!!」

    クリリン「ん?なんだよアルミン、今いいところだったのに…」

    アルミン「ナレーションを無視するなぁ!!!」

    クリリン「あぁ…すまん。でもさ、もう手遅れだと思うぜ?ほら、あいつらの目を見てみろよ。」

    エレン達「キラキラ〜☆」(☆∀☆)

    ~壁外調査帰還の翌々日、訓練兵団食堂~

    アルミン「あぁもう…ナレーションやり直しじゃないか!!」

    クリリン「心配するな、街には言いふらさないから。」( 'ω')b

    アルミン「そういう問題じゃない!」
  4. 4 : : 2015/02/18(水) 22:19:00
    クリリン「仕方ないな、じゃあちょっとだけ俺が手伝ってやるよ。」

    アルミン「どうして上から目線なの?」

    クリリン「気にすんなwというわけで簡単にダイジェストだ!」

    アルミン「はぁ…もういいや、君に任せる…」

    クリリン「ナレーションはアルミンの仕事だけどな。」

    アルミン「……」
  5. 5 : : 2015/02/18(水) 22:19:47
    ──調査兵団が第五十三回壁外調査に出てから二日後、いつもよりずっと早い調査兵団の帰還に、誰もが胸騒ぎを覚えた…

    …しかし、それは杞憂に終わった。

    帰還した調査兵団はいつもの人数と変わりないが、どの団員もどこか満ち足りた雰囲気を醸し出していた。

    …翌日、調査兵団の遠征が成功した、という噂が壁の中を駆け巡った。

    エルヴィン団長はこの噂に尾ひれがつくのを避けるために、民衆に対してある報告をした。それが…
  6. 6 : : 2015/02/18(水) 22:21:11
    クリリン「全兵士無傷の帰還、ってことだ。」

    アルミン「初めは誰もが疑ってたけど、確かに誰も身内の訃報を聞いた人がいなかったから今の調査兵団の信用はまさにピカイチだろうね。」

    ジャン「でもよ、誰も怪我してないのは調査兵団がサボってたからとも考えられるぞ。」

    クリリン「それなら大丈夫だ。そんなこともあろうかと巨人を18匹捕まえたから。」

    ライナー「じゅ、18匹!!?マジで!?」

    クリリン「おう、もちろんだ。街じゅうが人類の初勝利だ!って騒いでるぞ!」ヘヘッ

    ライナー(すげぇ…俺でも18匹殺すのは骨だ…しかも、それを捕まえたなんて…)
  7. 7 : : 2015/02/21(土) 23:32:21
    エレン「でも、それならシガンシナ区の穴を塞いだことを伝えれば良かったんじゃないのか?どうして隠してるんだ?」

    クリリン「確かに穴は塞いだけど、まだ巨人はわんさか壁の中にいるからな。うかつにそんなこと言うと家に帰りたいって暴動起こす奴も出てきかねないし。これからは壁外調査に行く、というより壁内の巨人の駆除が仕事になるってさ。」

    ライナー「ふーん…ところで、こんなこと俺たちに教えていいのか?そろそろ休日もあるし、誰かが漏らさないとは言えないんじゃ…」

    クリリン「……あ。」

    皆さん(コイツ、バカだ…)
  8. 8 : : 2015/02/24(火) 00:53:23
    クリリン「だ、大丈夫だ!俺は訓練兵団を信頼してる!」

    ジャン「いや、そんなこと言ったって信頼だけじゃ生きてけないぜ?」

    クリリン「うるせぇ!お前らが言わなきゃいいだけだよォ!」

    皆さん(うわぁ…自分が漏らしたうえに逆ギレって…)

    クリリン「…とまぁ、冗談はおいといてだ。周りに漏らすなよ?これは機密事項だ。」

    ミカサ「あなたがその機密事項を漏らしたんだけど。」

    ベルトルト「あ、それは…」

    クリリン「」グサッ
  9. 9 : : 2015/02/27(金) 00:29:07
    エレン「お、ミカサ。なんか用か?」

    ミカサ「別に。エレンの様子を見に来たら面白そうな話が耳に入っただけ。」

    アルミン「面白そうな、ねぇ…」ハハハ…

    クリリン「これはまずいことになったな。どうしようか。」

    ジャン「それ本気で言ってんのか?てか、立ち直り早いな。」

    クリリン「いやぁ、どうしたもんかな!アハハハ!」

    アルミン(うわ、壊れた。)
  10. 10 : : 2015/02/27(金) 00:29:23
    クリリン「よし、今度こそ冗談は止めにしよう。俺がお前達に話したのはしっかり訳があるんだ。」

    エレン「え、そーなの」

    クリリン「…もちろんだ。簡単に説明しよう。まず、俺からお前たちに伝える。」

    一同「おう、」

    クリリン「次に、お前たちから他の訓練兵に伝えられる。」

    一同「うんうん、」

    クリリン「訓練兵団にはこの話が蔓延する。するとどうなるか…」
  11. 11 : : 2015/03/05(木) 23:50:17
    コニー「ど、どうなるんだ?」

    クリリン「それはだな…」

    一同「……」ゴクリ…

    クリリン「実hミカサ「調査兵団の勧誘。」

    エレン「いやいや、こんだけタメておいてそんな訳…」

    クリリン「………」

    一同(……図星か。)
  12. 12 : : 2015/03/13(金) 03:44:46
    アルミン「…クリリン、冗談はやめたんじゃなかったの?」

    クリリン「冗談じゃないんだな、これが。一応上からの命令なんだ。」

    ライナー「上…っていうと、調査兵団の団長か?たしか、エルヴィンとか言ったな…」

    クリリン「いや、エルヴィン団長じゃなくて…ハンジ分隊長って人だ。」

    エレン「おお!この前の調査で一躍有名になった先輩方の一人だな!」

    クリリン「ああそうだ。実はちょっぴし…いや、かなりの変人でな。」

    ベルトルト(上司をそんな風に言っていいんだろうか…?)
  13. 13 : : 2015/03/23(月) 01:19:36
    クリリン「ま、そんな感じで勧誘頼むぞ。」

    ジャン「調査兵団の勧誘だろ?それなら調査兵団がやれよ。」

    クリリン「それは俺に言われてもなぁ…(言い出したのはハンジさんだし。)」

    ライナー「ま、せいぜい期待せずに期待してな。」

    クリリン「おう!頼んだぞ!…ん、どういうことだ?」

    エレン「…で、ここに来たのはそれだけのためか?」

    クリリン「…ああ、忘れるところだった。」

    一同(おい。)
  14. 14 : : 2015/03/23(月) 01:19:57
    クリリン「実はまた今度壁外に行って来るんだ。」

    アルミン「え?そんなに頻繁に行って大丈夫なの?」

    エレン「…確かに、今までは2ヶ月か3ヶ月に一回って感じだったな。」

    クリリン「ああ、今回のはそんなに大規模なのじゃないんだ。」

    ライナー「?どういうことだ?」

    クリリン「さっきも言っとおり、シガンシナの穴はもう塞いじまった。つまり、壁外調査の必要がなくなったんだ。」

    エレン「それもそうだな。じゃあ、壁外に行く意味は?」
  15. 15 : : 2015/03/27(金) 01:20:56
    クリリン「もちろん、ウォール・マリア内の巨人の殲滅だ。」

    エレライコニ「なるほどぅ…」(゚д゚)

    ミカサ(ぅ…?)「それは、随分と大規模な作戦ではない?さすがにばれるんじゃ?」

    クリリン「まあ、そうだろうな。でもそうならないようにしっかり手は打つぞ。」

    エレン「どうやって?」

    クリリン「少人数の部隊数組で行くんだ。急に調査兵団の出入りが激しくなると、何かがおかしいってなるかもしれないしな。」

    アルミン「そうだろうね。少人数で行くのは自殺行為みたいなものだから。」

    クリリン「一般的にはな。だから、言ってみれば“お忍び”で壁外に行くみたいなもんだ。」

    ベルトルト(なんて世界観の話なんだろう…)
  16. 16 : : 2015/03/27(金) 01:23:17
    クリリン「さて、そろそろ情報漏洩はこれくらいにして、本部に戻ろうかな。」

    ライナー「自覚ありかよ…」

    クリリン「ったりまえだ!こんなこと自覚なしに言ってたら、俺ただのスパイじゃないか!」

    ライナー「お、おう、もうわかったから。さっさといけ。」シッシッ

    クリリン「ちぇ~、冷たいなぁ。んじゃ、また今度な。」

    エレン「おう、無事に戻ってこいよ。」

    クリリン「もちろんだ!お前らも元気でな。」

    ガチャ、バタンッ

    エレン「…本当に、あれじゃスパイだよな。」

    一同「……」コクッ
  17. 17 : : 2015/03/31(火) 03:32:50
    ~調査兵団本部2F、エルヴィンの部屋~

    リヴァイ「…邪魔するぞ。」ギィッ

    エルヴィン「邪魔するんなら帰ってや~。」

    リヴァイ「………」ギィッ

    エルヴィン「わかったすまなかった俺が悪かった許してくれだから要件を伝えてくれ頼む」

    リヴァイ「チッ…全く、お前はとことんおかしなやつだ。」ドサッ

    エルヴィン「よく言われるな。ほら、コーヒーだ。」

    リヴァイ「…やけに早いな。まるで俺が来ることを知ってたみたいだ。」

    エルヴィン「……」
  18. 18 : : 2015/06/04(木) 23:55:21
    エルヴィン「…リヴァイ、それで要件はなんだ?」

    リヴァイ「クリリンのことなんだが…」

    エルヴィン「アイツがどうかしたか?」

    リヴァイ「実は最近、クリリンがどこにいるかわかるようになった。」

    エルヴィン「…愛、か。」

    リヴァイ「……」ジャキン

    エルヴィン「おい無言で構えるのはやめろ怖すぎる」
  19. 20 : : 2015/06/05(金) 00:04:26
    リヴァイ「お前なら心当たりがあると思ったが、どうやら検討違いだったようだ。忘れろ。」

    エルヴィン「いや、そんなことはない。実は俺も似たような状況にある。」

    リヴァイ「…なに?」

    エルヴィン「ただし、俺の場合はお前や他の者まで位置が特定できてしまう。少なくとも恋の病ではないという事だ。」

    リヴァイ「…なら、なんだと思う。」

    エルヴィン「 こればっかりはクリリンに尋ねるしか…いや、近くに知っていそうなやつがいた。」

    リヴァイ「?…誰のことだ。」
  20. 21 : : 2015/06/07(日) 09:57:34
    ~調査兵団、食堂~

    金ブロ「………」

    エルヴィン「………」

    リヴァイ「…とっとと答えろ。俺たちもそんなに暇じゃないんだ。」

    ブロリー「…そいつは気だろう。」

    エルヴィン「気?舞空術の気のことか?」

    ブロリー「そうだ。クリリンや俺、おそらく悟空も気を探ることくらい容易い。」

    リヴァイ「気を探る、か…」(ずいぶんとクリリンの勘が鋭いと思っていたが、そう言う事だったのか…)
  21. 22 : : 2015/06/14(日) 00:43:30
    エルヴィン「しかし…誰もが気を探れるようになったら、プライバシーなんて無いも同然だな。」

    ブロリー「それを防ぐために今の俺みたいな訓練が必要なんだ。」

    エルヴィン「…それなら俺は既に完成してるな。常に金髪だ。」

    リヴァイ「気を操れるようになるという事か?」

    ブロリー「そのとおりだ。俺には出来ないが、クリリンなら気を消すくらいならたぶん出来るだろう。」

    エルヴィン(…今の俺は気を消せてるんじゃないか?)
  22. 23 : : 2015/09/27(日) 18:09:58
    ブロリー「訓練すれば、兵士だけでなく小さな気…例えば民間人や巨人共の気まで探れるようになるだろう。俺から言えるのはここまでだ。細かいところはクリリンに聞け。」

    リヴァイ「分かった、そうしよう。あいつも戻っているところらしい。」

    エルヴィン「…最後にもう一つ尋ねてもいいか?何故俺達が突然その能力に目覚めたのかは分からないが、その能力は他の兵士にも会得出来るものなのか?」

    ブロリー「俺は物心ついた時には既に気を探れたからよく分からんが、少なくとも3人、気を探れる様になった奴を知っている。質問は以上か?」

    エルヴィン「ああ、十分な収穫だった。ありがとう。」

    ブロリー「そうか…ひとつ頼んでもいいか?」

    エルヴィン「何でもいいなさい。」
  23. 24 : : 2015/09/30(水) 00:52:25
    ───10分後

    クリリン「団長に俺を呼ばせるなんて…上官を使う奴があるか…」

    ブロリー「上下関係ってなんだぁ?」

    クリリン(知ってるじゃないか…)「…んで、何の用だ。」

    ブロリー「ターレス…という名前に憶えはあるか?」

    クリリン「ターレスだって?サイヤ人の?そりゃ憶えてるけど、そいつがどうかしたのか?」

    ブロリー「そいつが今この地球に来ている。」

    クリリン「……それはないぜ。何年か前に来た時にごk…カカロットが倒したからな。今頃地獄だろ。」

    ブロリー「…この世界に俺が来ている以上、ここに何が来てもおかしくない。悟空も俺達より過去の人間だ。倒したはずの敵が来るのも有り得る話だ。」

    クリリン「た、たしかに…」
  24. 25 : : 2015/10/03(土) 06:26:11

    ブロリー「それから、奴の仲間の手下からこんな物を手に入れたんだ。」スッ

    クリリン「これって…サイヤ人が付けてたやつか。」

    ブロリー「スカウターだ。親父に教わったものと若干形が違っているから、恐らく最新型だろう。」

    クリリン「…それって確か通信出来るんだよな。この会話聞かれてたりしないのか?」

    ブロリー「もちろん通信は切ってある。今は向こうからの接触は不可能だろう。」

    クリリン「今はって事は、ターレスと話したのか?なにか言ってたか?」

    ブロリー「サイヤ人同士ってこともあるのか、俺には友好的な口ぶりだったな。」

    クリリン「…何を考えてるんだ?」

    ブロリー「さあな。あとは仲間にならないかとか、ご馳走したいモノがあるとか…それくらいだ。」

    クリリン「ご馳走?それって…」

    ブロリー「何かの実らしいな。名前は確か……」

    ────神精樹…
  25. 26 : : 2015/10/06(火) 22:31:57
    ハンジ「お?やあやあブロリー君!訓練の調子はどうだい?」

    ブロリー「…まあまあだ。机を壊さずに食事を摂れるようにはなった。」

    ハンジ「うんうん、いい調子みたいだね!これからも頑張ってくれ!ところで話があるんだけど…」

    ブロリー「誰かがここから慌てて飛んで行ったのが分かった、か?」

    ハンジ「そうそう!よくわかったね、もしかしてエスパーだったり?」

    ブロリー「しないな。」

    ハンジ「ムッ、なんだかいつもより更に冷たいね。まあそんな事より、飛んで行ったのって誰かな?どうやら壁を飛び越えちゃったみたいだけど。」

    ブロリー「…気にするな。いざとなれば俺も向かうつもりだ。」

    ハンジ「…へえ、君がそこまで言うなんてよっぽどの事なんだね。それなら私からエルヴィンに伝えておくよ、誰にもクリリン君の後を追わせないようにってね。それじゃ、訓練頑張ってね〜。」トットッ…

    ブロリー「……なぜバレている?」
  26. 27 : : 2015/10/11(日) 00:40:41

    ~ウォールマリアから10km地点~

    クリリン「油断してたぜ…確かに1つ、小さいけど邪悪な気を感じる…」

    クリリン「しかもその手下が壁内に侵入してたなんて…あいつら、気を操れる様になったのか…?」

    クリリン「…考えても無駄だな。とにかくすぐに神精樹を切り倒さないと、取り返しがつかなくなる…いや、もしかしたらもう……」

    クリリン「…!後ろから誰か来る!敵…いや、違う。これは…!」キキィッ

    \やっほー!/

    クリリン「ご……悟空!!?おまっ、な、なんで…」

    悟空「お前が突然外に出たから、何かあったのかと思って飯もまだだったけど飛んできたんだ!」キキィッ

    クリリン(そ、そうだった…悟空はピッコロ大魔王を倒す頃には気を探れる様になってたんだ…!うっかりしてた…)
  27. 28 : : 2015/10/12(月) 00:19:48
    クリリン「なあ悟空…これから俺が行こうとしてる所は、本当に危険なんだ…今ならまだ引き返せる。頼むから戻ってくれ。」

    悟空「そんな事言って、強え奴がいるとこに行こうとしてんだろ!」

    クリリン「なっ、なんでその事を…」

    悟空「やっぱな!そんな気がしたんだ!おめぇがなんて言ってもオラはぜってぇついてくからな!」

    クリリン「だから…今のお前じゃ…」

    悟空「それによ、クリリンに1人で行かせるのが怖いんだ。また死なせちまうような気がして…」

    クリリン「!」

    悟空「だから、今度はオラもついてって、クリリンと一緒に闘うんだ!ぜってぇ誰にも殺させねえ!」


    クリリン「…分かった。でも、まずは俺が1人で戦う。それまでは近くに隠れててくれ。もし、俺が負けそうになったら、一緒に戦ってくれると助かるな。」

    悟空「ああ分かった!約束だ!」

    クリリン「よしっ、じゃあ行くぞ!」バシュン

    悟空「おーっ!!」バシュン

    ギューーーン!!!
  28. 29 : : 2015/10/17(土) 23:50:10
    クリリン(…ターレスか……地球に来た時と同じ強さなら、俺1人でも十分に勝てるはずだ。でも、少なくとも奴は気を操れる程に成長してる…ある程度の苦戦は覚悟しておこう…)

    悟空「…なあ、クリリン。このニンム?が終わったら、オラと組み手の稽古してくれ!この前へーにょに負けたから、勝つ為に特訓すんだ!」

    クリリン「…ああ、分かった。へーにょじゃなくて、兵長、だけどな。」

    悟空「そうなんか?まあ、そんなことどうでもいいさ。もうオラ腹減っちまって!」

    クリリン「ははっ、悟空はいつも通りだな。安心したぜ。」

    悟空「ああ!オラはいつも、いつも通りだ!」

    クリリン「なんだそりゃ、はははっ!」

    何も起きない…そう信じて俺達は神精樹に…ターレスとの決戦へ向かった…
  29. 30 : : 2015/10/20(火) 22:04:50
    ~バビディの宇宙船、幹部の部屋~

    ……ピピッ!

    ターレス「ククク…ようやく来たか…」

    セル未完成「うるさいメガネだ。電源切るかマナーモードにでもしておけ。」

    ターレス「メガネじゃねぇ、スカウターだ。てめぇはフリーザの血を継いでんだから名前くらい知ってんだろうが。」

    セル「喚くなサルが。貴様の様な騒音は消しても誰も文句は言わないよな?」

    フリーザ第一形態「お二人共、何故すぐにケンカになるのですか。少し落ち着きなさい。ターレスさん、ようやく来たとは?」

    ターレス「…俺が撒いた餌にやっと食いついてきたんだよ。あと数十分でここに来る。」
  30. 31 : : 2015/10/25(日) 20:55:20
    セル「まったく、だから気を消せるくらいの鍛錬をつめと言ったんだ。もしもこの隠し場所がバレたらバビディ様がお怒りになるぞ。」

    ターレス「分かってる。もちろん、別のところで遊んでやるのさ。」ガタッ

    フリーザ「どこへ行くんです?」

    ターレス「決まってるだろう、神精樹だ。そういう訳で、俺は少し出かけるぞ。」

    フリーザ「そうですか。では、バビディ様には私の方から伝えておきましょう。」

    ターレス「おう、頼んだ。」ウィ-ン…ガシャン
  31. 32 : : 2015/10/25(日) 20:58:20

    セル「…奴はどうにも好きになれんな。あれでもサイヤ人のはずだが…あの男の様に純粋に強さを求める精神が感じられない。」

    フリーザ「おや、貴方が孫悟空をその様に評価しているとは…驚きですねぇ。」

    セル「…フリーザ、お前もそうだろう。私の中のお前は孫悟空の事を嫌ってはいないようだが?」

    フリーザ「恨んではいますよ。私の身体を機械仕掛けにさせたのは彼ですから。まあ、今では生身に戻れたし、仇は貴方が取って下さった様なので、今となっては何を恨んでいいのやら。」

    セル「…言われてみれば確かにその通りだ。今度酒でもおごってくれ。」

    フリーザ「そうですねぇ…売っていただけるお店があれば、そのうち。」

    セル「……そうか、そいつは盲点だった…」
  32. 33 : : 2015/10/28(水) 00:30:58
    ───数十分後…

    クリリン「…悟空!み、見えてきたぞ!あれだ!」

    ~神精樹から離れた岩場~

    シュタタッ

    悟空「たまげたなぁ!ほんっとにでっけぇや!あんな山みてぇな木、オラ初めてみたぞ。」

    クリリン「…悟空、とりあえずお前と来れるのはここまでだ。俺の合図まで出てこないでくれよ。」

    悟空「合図は太陽拳だったよな。」

    クリリン「その調子だ。気は完全に消しててくれよ。それじゃあ、行ってくる。」

    悟空「誰だか知らねぇけど、悪いヤツなんかぶっ飛ばしてこい!」

    クリリン「…ああ!任せとけ!!」バシュン

    ギューーーン!!
  33. 34 : : 2015/11/06(金) 01:26:33
    クリリン(神精樹の中に邪悪な気、多分ターレスだ…どうにかしてアイツを倒して、神精樹をぶった切らないと地球が…! )

    シュタッ

    クリリン「ターレス!!出てこい!!」

    「…俺を知っているのか?」トットットッ…

    ターレス「俺の名を知って生きて帰ったのはあのカカロットくらいだが……そのマヌケ面と言い、貴様はあの時の地球人か。」

    クリリン「そうだ!悟空に倒されたのにまた地球に来るなんて、また悟空にぶっ飛ばされに来たのか!?」

    ターレス「俺をぶっ飛ばすだと?ククク…面白い冗談だ。そもそも、カカロットはとっくに死んでいるのだろう?」

    クリリン「!」(悟空が死んだことを知ってる?どうなってるんだ…コイツは何時のターレスなんだ?)
  34. 35 : : 2015/11/11(水) 00:21:35
    クリリン「…い、今の俺はあの時の俺とはひと味違うぜ。まだ今なら地球から出ていけば許してやるから、とっとと身支度して来るんだな。」

    ターレス「そいつは無理だな。俺にも任務ってやつがあるんだ。手始めに貴様を片付けて、その次はあそこにいるチビだ…」

    クリリン「!!」(ば、バレてる!?気は完全に消してるのに…!)

    ターレス「さて、わざわざこんな所まで来てやったんだ。もちろんこの俺を楽しませてくれるんだろうなぁ?」

    クリリン「…そいつは無理だな…楽しむまもなく地獄に帰る事になるからな!」

    ターレス「ほう、そうか……」ググッ

    クリリン(気が大きくなった!来る!)

    ターレス「やってみろ!!」ギューン!

    クリリン「はぁあああ!!!」ゴゴゴ!!

    ピピッ!ボンッ!

    ターレス(なっ!?スカウターがッ!)

    クリリン「おりゃあああ!!!」ブンッ!

    ガキーーン!!
  35. 36 : : 2015/11/14(土) 06:53:52

    クリリン「くっ…」ギリギリ…

    ターレス「…俺と正面からぶつかって互角とは…確かに、多少はマシになった様だな…」ギリギリ…

    クリリン(や、やっぱりあの時より強くなってる!本気でいかないと負けてもおかしくないな…)

    ターレス「……だが、やはり俺の方が強い…まだ俺は実力の半分程度しか出してないぞ?」ギリギリ…

    クリリン「気が合うな。実は俺も半分も力を入れてないんだ。」ギリギリ…

    ターレス「ほう、この俺を相手にして手加減をしているというのか…ならば次は全力でこい!!圧倒的な差というやつを見せてやる!」バッ!

    クリリン「望むところだ!はぁあああ!!!」バシュン!ゴゴゴ…!

    ターレス「…いいぞ…スカウターがなくてもビリビリと感じる…なかなかのパワーだ…」

    クリリン「いくぞ!!」ググッ

    ターレス「来いッ!返り討ちにしてやろう!!」バッ!

    シュンッ、ズガーン!ドゴーン!
  36. 37 : : 2015/11/17(火) 19:20:53

    ~神精樹からすこし離れて…~

    悟空「…く、クリリンのやつ、あんなに強くなってたんか…オラも負けてらんねぇな…」

    ズンッ…ズンッ……

    悟空「ん?なんだ?」クルッ

    10m級巨人「……………」

    悟空「…………あっ!そういやぁここって外だったな。うっかりしてた!」ポムッ

    悟空「悪りぃけど、いま忙しいんだ!戦うんなら後にしてくれ!」

    巨人「……………」コクッ

    ズンッ…ズンッ…ズンッ……

    悟空「…およ?今うなずいてたような…ま、いいか。クリリンがいつ危なくなっても大丈夫なように準備運動しておこっと!」オイッチニ、サッンシ、オイッチニ、サッンシ
  37. 38 : : 2015/12/05(土) 23:06:24
    ズガガガガッ!!!ガキーン!ガキーン!

    ターレス「なかなかやるな!だが、そんなものではこの俺を倒すことは出来ない!」ググッ

    クリリン(!何か仕掛けてくるな!)

    ターレス「さあ、避け切ってみろ!!」ズダダダッ!

    クリリン(気功波か!)
    「よっ、はっ、ほっ!」バッ、バッ、

    ターレス「スピードもなかなかだな……」ピタッ

    クリリン「……? どうした!もう疲れたのか!? 」

    ターレス「いいや、いい事を思いついたんだ…お前ほどに力があれば十分だからな…どうだチビ、オレと一緒に来る気はないか?」
  38. 39 : : 2015/12/11(金) 07:04:57
    ターレス「宇宙を気ままにさすらって、好きな星をぶっ壊し、旨いものを食い旨い酒に酔う!こんな愉しい生活はないぜぇ…」

    クリリン「好き勝手言いやがって…誰がお前なんかの仲間になるか!俺は地球人だ!!この星を守る戦士だ!!死んでもこの星を壊させるような事はさせない!!」

    ターレス「ほう、そうか……ならば死ねぇ!!!!」カッ!!

    ズガガガガガガッ!!ドカーーン!!!

    ターレス「直撃か……跡形も無く消し飛んだな。下等種族とは言え、惜しい人材を無くしたもんだ。さて、次はあそこのガキの番……」

    … ブ ゥ ゥ ゥ ゥ ン ………

    ターレス「……何だ、この音は…?」
  39. 40 : : 2015/12/16(水) 09:29:13
    少し時間は遡って…
    ~調査兵団本部2F、団長室~

    ハンジ「──それでさ──やっぱり───」ピ-チクパ-チク

    エルヴィン「…………」ピクッ

    ハンジ「…ちょっとエルヴィン、話聞いてる?」

    リヴァイ「誰もてめえのクソみてえな話なんか聞いてねえよ。」

    ハンジ「ゑゑゑゑ!!?」

    リヴァイ「うるせぇ…ちょっと黙ってろ。」
  40. 41 : : 2015/12/19(土) 01:38:56
    エルヴィン「…リヴァイ、感じるか? 」

    リヴァイ「ああ、壁の向こうにでかい気が1つ…そいつはおそらくクリリンの気だろうが、その更に先に…」

    ハンジ「お、ホントだ!向こうにいるねぇ。とびっきり邪悪そうなのが!」

    エルヴィン「……リヴァイ。」

    リヴァイ「ああ…行ってくる。」スクッ

    ハンジ「え?クリリン君の伝言は無視していいの?」

    リヴァイ「部下の頼みより上司の命令を選ぶだけだ。」

    ハンジ「でも、クリリンが来るなって言うのは私たちじゃ敵わない敵が居るって事なんじゃないのかな?」

    リヴァイ「…関係ない。俺でも何かの役に立てるかもしれない。」

    ハンジ(人類最強と呼ばれる男が俺でも、かぁ…)クスッ

    リヴァイ「………」
  41. 42 : : 2015/12/19(土) 01:40:36
    エルヴィン「俺はブロリーを探して連れていくから、先に向かっていてくれ。」

    ハンジ「…そんじゃ、私もついて行こうかな!」ガタッ

    リヴァイ「ダメだ!てめぇはここで待機してろ!」

    ハンジ「なんでさ!面白そうじゃないか!!」

    リヴァイ「俺とエルヴィンがここを離れているあいだに何か起きたらどうするつもりだ!指揮の取れる人間がひとりでも残るべきだ。」

    ハンジ「で、でも…」

    リヴァイ「でもも糞もねぇ。なんと言おうとお前を外に出させるつもりはない。」

    ハンジ「り、リヴァイ…私のことをそんなに…」ウルッ

    リヴァイ「…勘違いするな。どこの誰がてめえの事なんて考える。現実を見ろ。」

    ハンジ「…しょうがないなぁ。リヴァイの頼みなら聞くしかないねっ☆」

    リヴァイ「………」イラッ
  42. 43 : : 2015/12/25(金) 13:08:50
    ~神精樹前~
    … ブゥ ゥ ゥ ゥ ン ………

    ターレス「……何だ、この音は…?」

    ターレス「チッ、スカウターがないと不便でならねぇ。もう少し煙が晴れれば──」

    「ターレスッ!!!」

    ターレス「!! あのチビ生きてやがったか… 何処だ!出てきやがれぇ!!」

    ターレス「くそったれが!煙が邪魔だぁーーっ!」ゴゴゴゴゴ!!

    ──ターレスが気を開放して煙を吹き飛ばし、視界がひらけた
  43. 44 : : 2015/12/25(金) 13:09:59

    ターレス「見つけたぞ!俺を倒せるだけのパワーでもためていたのか?」

    クリリン「まあ、そんなところだ。こんなにでかいのを出したのは久しぶりだからな。」ブウゥゥン…

    ターレス「なんだその円盤は…貴様、何を企んでいる?」

    クリリン「…いくぞ!避ければ神精樹が真っ二つだ!!」

    ターレス「なんだとッ!!?」

    クリリン「気円斬!!!!」

    ギュイイイイン!!!
  44. 45 : : 2015/12/30(水) 21:38:35

    ターレス「そんなもの!相殺してくれる!!」バババッ!!

    バシュ!バシュシュ!

    ターレス「チィッ、ダメか!ならば!!」ゴゴゴ…

    クリリン(さらに気がでかく…何をする気だ?)

    ターレス「はあぁぁぁ!!!」グググ……

    クリリン「…!もしかして気円斬を!?」

    ターレス「だりゃああああ!!!!」
  45. 46 : : 2016/01/09(土) 03:02:59

    ガキィィイイイン!!

    クリリン「あ、あの野郎…!神精樹のために…!」

    ─ターレスはクリリンの放った大玉気円斬を渾身の一撃で弾き、軌道を逸らす事で神精樹を守った。自分の右腕を犠牲にして…

    ターレス「はぁ…はぁ…はっ、ははははは……ざ、残念だったな…」

    クリリン「そんなにその樹が大切なのか?う、腕と引き換えにする程に?」

    ターレス「はぁ…と、当然だ…こいつさえ守りきれば俺はどんな相手にも負けないのだ…」ハァ…ハァ…
  46. 47 : : 2016/01/15(金) 18:26:01
    クリリン「…………」

    ターレス「…どうした、絶好のチャンスだぞ…?」ハァ…ハァ…

    クリリン「こんなに弱ったお前を倒しても何の意味もない。トドメは刺さないから、おとなしくこの星から出ていけ!」

    ターレス「…ククク、貴様など腕の一本が無くても問題はない。さあかかってこい!」

    クリリン「強がりはよせ。勝負はここまでだ。」クルッ

    ターレス「この俺に背中を見せるとは…」シュンッ

    ターレス「ずいぶんと余裕だなぁ!!」ブゥンッ

    バキッ!
  47. 48 : : 2016/01/20(水) 23:49:32

    ターレス「俺の蹴りをまともに受けるとは…戦う気力も失せたか?」

    クリリン「……腕だけじゃなくて力のほとんども使い切ったみたいだな。」

    ターレス「なにっ!?」バッ

    クリリン「言っただろ。今のお前を倒す意味は無い。とっとと消えろ!」

    ターレス「…ククク……」

    クリリン(…笑ってる…のか?)
  48. 49 : : 2016/01/23(土) 17:57:14
    ターレス「…フフフ……ハハッ…ハーッハッハッハッハッ!!」

    クリリン「…気味が悪いな…痛みで頭がどうかしたか!」

    ターレス「クククッ……こうなっては貴様に手加減する必要はない…本当はこの姿は好かんのだが…」グッ…ブォンッ

    クリリン「あの野郎…なにをする気だ…?」

    ターレス「これが何だか分かるか…?貴様も一度は見ているはずだ…」

    クリリン「…ん?言われてみればどこかで見たような……」
  49. 50 : : 2016/01/27(水) 22:37:08
    ターレス「そうだ…こいつはお月様さ!!」ブンッ!!ヒュルルルル……

    クリリン「な、なんだって!!?」

    ターレス「はじけて、混ざれッ!!!」

    ……ピカッッ!!!!

    クリリン「や、やられた!!」
  50. 51 : : 2016/01/29(金) 07:21:51
    ターレス「あいにく俺は下級戦士の血族だ!一度大猿になってしまえば、全てを破壊するまで暴れ続けるぞ!!」ドクンッ、ドクンッ、

    クリリン「くそっ、どうすれば…そ、そうだ!しっぽ!」ブゥン

    クリリン「気円斬!!」ピシュ--ン!

    ターレス「ッ!!」バシッ!

    クリリン「は、弾かれた!!?」

    ターレス「ハハハハッ!!貴様の負けだ!!」ドッドッドッドッ
  51. 52 : : 2016/02/02(火) 22:27:07
    バッ!バッ!バッ!

    ─リヴァイは走っていた…壁外遠征専用に改良を重ねた駿馬を使うより、未成熟の舞空術で飛ぶより、圧倒的に速く移動できる方法を編み出していた…そう、今のリヴァイはクリリンに引けをとらない程に、速かった…

    模式図
    ・舞空術のみ   ・舞空術+ダッシュ
     リ←推進力    リ←推進力+走る力
     ↑           +揚力の分
     揚力が必要   速い!\テ-レッテレ-/

    リヴァイ「………チッ、あの野郎こっちに来やがるな…」

    10m級「がおー」(「・ω・)「

    リヴァイ「邪魔だッ!」バシュッ!

    ギュィィイイイン!!ザンッ!!

    10m級「あいえー」(º﹃º )シュウウウ………

    リヴァイ「チッ、汚ねえな…」

    リヴァイ「…ッ!この気は……」

    リヴァイ「………クリリン、生き延びていろよ…」ギュンッ!!
  52. 53 : : 2016/02/07(日) 02:19:09
    クリリン「はあ…はあ……」

    大猿ターレス「ウオオオーーンッ!!!!」

    クリリン「ちくしょう、あんなでかいヤツに勝てっこないぜ…さっきまで瀕死だったのに大猿になるだけでここまで強くなるなんて……」

    大猿ターレス「……グルルルル…」

    クリリン「げっ!こ、こっち見た!また来るぞ!」

    大猿ターレス「ウオオオーーンッ!!!」ブンッ!

    クリリン「うわっ!」シュンッ

    大猿ターレス「オオオオ!!!」ブンッ!

    クリリン「うぎゃっ!!」ドガッ!

    キーーン…ドガーーン!!
  53. 54 : : 2016/02/11(木) 21:49:02
    ガララッ…ズシーン……
    クリリン「いってえ…なんであのデカさであんなに速く動けるんだ…」サスリサスリ

    大猿ターレス「ウオオォーーン!!!」ズゥン…!

    クリリン「!?しまっ──」

    ガシッ!

    大猿ターレス「グルルルル……ッ!!」ギリギリ…

    クリリン「あ…がっ……!」メキメキ……
  54. 55 : : 2016/03/05(土) 01:30:31
    クリリン「くっ……食らえ…!太陽拳!!!」カッ!!

    大猿ターレス「ガアッ!!?」フラッ

    クリリン「い、今のうちに…!」

    ガシッ!

    大猿ターレス「ガアアアア!!!」

    クリリン「は、ははっ…そう簡単には逃がしてくれねぇか…」ミシミシ…

    大猿ターレス「グググ……!」メキメキ…

    「波ぁあああーーー!!!!」ドギューーン!!!
  55. 56 : : 2016/03/05(土) 01:31:04
    ──放たれた青い光が大猿ターレスの傷ついた右腕を直撃する!

    大猿ターレス「ガァアアア!!?」グラッ…

    クリリン「! よし、手が緩んだぞ!!」バッ!

    クリリン「ついでに喰らえ!!」バババババ!!!

    大猿ターレス「!!!?」ドガガガガーーンッ!!!
  56. 57 : : 2016/03/05(土) 01:32:09

    モクモクモク………
    クリリン「はぁ、はぁ…あ、ありがとよ悟空。やられちまうところだったぜ…」シュタッ

    悟空「ヘヘッ、太陽拳が合図だったろ?」

    クリリン「………(忘れてたなんて言えない……)」

    悟空「…!あのバケモン、まだ生きてやがんな。なかなかしぶてぇ奴だなぁ。」

    クリリン「ああ、でも今のでだいぶ消耗したはずだ。あともうひと押しだな。」

    大猿ターレス「グルル……」ズゥン…

    クリリン「…おっし、行くか!!」バシュン!

    悟空「おう!!」バシュン!ギューーン!!
  57. 58 : : 2016/03/08(火) 22:18:57
    大猿ターレス「グオオオオ!!!」ブンッ!!

    クリリン「よっ!」悟空「ほっ!」シュシュンッ

    大猿ターレス「グオオ!!」ブンッ!

    クリリン(動きにキレが無くなってきたな…これならどうにかなりそうだ!)シュンッ!シュンッ!

    クリリン「それっ!!」バババッ!

    大猿ターレス「!!」バッ
    ──ターレスが左腕で連続エネルギー弾を防ごうとする!

    クリリン「悟空!今だ!!」

    悟空「はぁああああ!!!!」ズギューン!!!
    ──ターレスめがけて悟空が勢いよく突進する!
  58. 59 : : 2016/03/12(土) 01:29:56
    悟空「貫けぇぇえええ!!!」ズギューーン!!!!





    大猿ターレス「!!!!」







    スバンッ!!!
  59. 60 : : 2016/03/12(土) 01:36:53
    ──言葉にならないターレスの叫び声が辺りに響き渡った…


    ボトッ…!!


    ──悟空の渾身の一撃は、傷ついたターレスの右腕を地に落とすには十分だった……



    大猿ターレス「があああああああああああああ!!!!!!!!!!」


  60. 61 : : 2016/03/12(土) 01:52:23
    クリリン「や、やったあ!!これでアイツも虫の息だ!」


    悟空「ぺっぺっ!口ん中に入っちまった!」´3`)⌒゜ベッペッ

    大猿ターレス「……ウガアッ!!!!!」ビュンッッ!!!



    クリリン「ッ?!!悟空!!危n


    ド ガ ァ ー ー ン!!!
  61. 62 : : 2016/03/16(水) 02:15:15
    クリリン「悟空~~〜〜ッ!!!!」


    悟空「」


    大猿ターレス「グォオオオオオオオオ!!!!!!」


    クリリン「く、狂ってる…!殴った勢いで拳がグチャグチャじゃないか!」


    大猿ターレス「ガァアアアアアア!!!!」キュイ-ン!!ボゥンッ!!!ボゥンッ!!!


    クリリン「くそっ!!」バッ!


    クリリン(こんなにバンバン撃たれてちゃ悟空に近づけない!)シュンッシュンッ
  62. 63 : : 2016/03/23(水) 00:24:02
    クリリン(でも冷静さを欠いてる今なら…!!)


    クリリン「それっ!」バババッ!

    大猿ターレス「!!!」

    クリリン(残った片腕もまともに使えないターレスには気弾を防げないはず!)

    大猿ターレス「ギィッ!!ガッ!!」ズダダーン!!!

    クリリン(その隙に後ろに回って…!)ギュ--ン!
  63. 64 : : 2016/03/26(土) 02:18:16
    クリリン「もらったァ!!気円──」ブゥウウン…



    バシィン!!!


    クリリン「ふぎゃっ!?!」


    キィイインッ、ズドォーン…
  64. 65 : : 2016/03/26(土) 02:18:48
    パラパラ……

    クリリン(な、なんだ今の……尻尾に叩かれたのか?まったく見えなかった……)

    ガシッ!


    大猿ターレス「グルルルル……」ギリギリギリ…

    クリリン「へ、へへっ……こりゃあ参ったな…」ミシッ…メキメキ……
  65. 66 : : 2016/03/31(木) 01:00:38
    メキッ!ミシミシッ…!


    クリリン(こ、今度は流石に、打つ手がな、いな…… )


    ググググ……バキッ!


    クリリン「うあぁ!!!!!」

    クリリン(み、右腕が… !!)


    大猿ターレス「…………!」ガパッ…


    クリリン(口を開けた…!自分の手ごと俺を消し飛ばすつもりか…!!)
  66. 67 : : 2016/04/03(日) 01:43:03
    大猿ターレス「グググ……!!」ズズズズ…!!


    クリリン「くっ…万事休すか……」


    大猿ターレス「………ッッ!!」カッ!!!!



    クリリン「うわあああ!!!!」





    クリリン(…!!何か来る……!?)


    ザクッ!

    大猿ターレス「ィギッ!!?」
  67. 68 : : 2016/04/06(水) 19:23:16

    ──銀色に輝く何かがクリリンの頬をかすめ、ターレスの肩に突き刺さる!


    クリリン「い、今の───」


    ギュルルルルル!!!





    ズバンッ!!!ザザザザザザンッ!!!!
  68. 69 : : 2016/04/09(土) 01:04:06
    ── “ 銀色に輝く何か ” ……それは紛れもなく立体機動装置のアンカーだった…


    ──何故?誰にも後を追わせないよう伝えたはず……解放され、地面に落下しながらふと浮かんだ疑問は、その次の瞬間に諦めに変わっていた…


    クリリン「り、リヴァイ兵長……!!?」



    ─至って単純な話だ……この男が…………





    ──ハンジさんの話に耳を傾けるはずがなかった…………


  69. 70 : : 2016/04/13(水) 19:02:45

    リヴァイ「…ッ!!」ギュルルル!!!!


    ザシュッ!!ザザザザンッ!!!


    ──指に始まり、腕、肩、首、背、脚、腱……


    ──叫び声をあげる隙すら与えられず身体中を削がれ続け、ターレスは地面に崩れ落ちる以外なかった…



    クリリン「す、すげぇ…俺でも目で追うのがやっとだ……っと、こんな事してる場合じゃない!はやく悟空を…!」キョロキョロ
  70. 71 : : 2016/04/16(土) 07:27:01
    クリリン「悟空!大丈夫か!?」ペチッペチッ

    悟空「……んっ………くかー……すびー……」

    クリリン「…よかった、生きてるな。」


    リヴァイ「おい、クリリン。コイツは一体どういう状況だ…」シュタッ

    クリリン「それはこっちのセリフだ!ハンジさんから追いかけないように言われなかったのか?」

    リヴァイ「……………」

    リヴァイ「……知らんな。」

    クリリン(うわー、わかりやすーい)
  71. 72 : : 2016/04/19(火) 22:50:56
    リヴァイ「いいから俺の質問に答えろ。あの化け物はなんだ?」

    クリリン「アイツは…カクカクシカジカだ。」

    リヴァイ「…と言うことは、あのデカブツはお前の世界からの客人か。」

    クリリン「まあ、そうなるな。」

    リヴァイ「…それで、あの馬鹿デカい木はなんだ…あれじゃあ巨大樹の森が鼻クソみてぇだ。」
  72. 73 : : 2016/04/19(火) 22:53:31
    クリリン「神精樹っていってな。根をつけた星を…じゃなかった。大地をあっという間にカラッカラにしちまうらしい。早くぶっ壊さないといけないけど、こんなボロボロじゃあ無理かな…」

    リヴァイ「…要は斬り倒せばいいんだな?」ジャキッ

    クリリン「いや、その通りだけど流石のリヴァイでもそれは…」

    リヴァイ「ちょっと待ってろ。」タッタッタッ……



    ───ズバンッ!!!


    クリリン「」
  73. 74 : : 2016/04/22(金) 00:19:50
    パキパキッ!バキッ!!
    メキャメキャメキャ…… ズドォーン ! ! ! ! !


    リヴァイ「……案外いけたな。」

    クリリン(…なんであんな剣であの木の幹が半分以上えぐられるんだ……)

    リヴァイ「ついでに美味そうな実がなってたから幾つか採ってきた。食うか?」スッ

    クリリン「お、俺はいい…」

    リヴァイ「…そうか。」ガリッ、モグモグ…

    クリリン「…よくそんな得体の知れないもん食うよなぁ……」ボソッ

    「…グッ………」

    クリリン「!? あ、アイツ…!」

    リヴァイ「……ゴクンッ.まだ息があったか…」フキフキ
  74. 75 : : 2016/04/26(火) 20:00:31
    大猿ターレス 「ゥグッ……ギギッ…!」

    リヴァイ「うなじを削いでも死ななかったな…今度は頭を切り落とす…」ジャキッ

    クリリン「いや、尻尾を切り放してくれ!尻尾はサイヤ人の弱点なんだ!」

    リヴァイ「…サイヤ人?あれでも人間なのか…」

    大猿ターレス「グッ……ガアッ…!」

    クリリン「何も出来なくてすまないけど早くしてくれ!いつ起き上がってもおかしくないんだ!」

    リヴァイ「喚くな…もう切った。」

    クリリン「急がないと取り返しがつかなく…へっ?」

    リヴァイ「これでいいんだろ。」ポイッ、ズンッ!

    大猿ターレス「ギィッ…グゥッ……」

    クリリン(………なんか、前にも増して化け物じみてきたな…)
  75. 76 : : 2016/04/30(土) 23:27:45
    大猿ターレス「アァ…!ガぁ……くっ…」シュ〜…

    リヴァイ「…ナメクジに塩をかけたみたいだな。」

    クリリン「…………」(どうしてそんなに愉快な表現が出来るんだ…)

    リヴァイ「…………」(…あまりウケなかったな)

    ターレス「……っ!はぁっ…はぁっ……」
  76. 77 : : 2016/05/04(水) 08:20:48
    クリリン「よ、ようやく元に戻ったみたいだ…」

    ターレス「はぁ…はぁ……ど…どうなってやがる…?」ハァハァ…

    リヴァイ「…おい、化け物。面を上げて名を名乗れ。」

    ターレス「…ヘッ……またチビじゃねえか…はぁ…」ハァハァ…

    リヴァイ「……この顔…」

    クリリン「あ、ああ。中身は正反対だけど、顔はそっくりなんだ…」
  77. 78 : : 2016/05/06(金) 19:31:00
    クリリン「……ターレス。ひとつ聞いておきたいことがあってな…お前はどうやってこの世界に来たんだ?」

    ターレス「…………」

    リヴァイ「…どういうことだ?」

    クリリン「俺は気がついたらこの世界に居た…他のヤツらもそうだった。でも、コイツは状況が違う気がするんだ。」

    ターレス「…なぜ…そう思う…」
  78. 79 : : 2016/05/06(金) 19:33:21
    クリリン「まずターレスは俺を知ってた…それに地球に来た時に連れてた仲間が1人もいない…」

    クリリン「つまり、ターレスは俺と出会った後…地球で一度死んでからここに来ている!」

    リヴァイ「なん…だと…?(便乗)」

    ターレス「なるほどな…そのマヌケ面にしてはなかなか頭の切れるやつだ…」
  79. 80 : : 2016/05/08(日) 08:44:27
    ターレス「その通りだ。俺は一度死んだ。そして生き返ったんだよ…ある御方の力でな…」

    クリリン「な、なんだって!?そんなことを出来るヤツがいるのか!?」

    ターレス「ククク……知りたければこの俺を倒してみろ…」

    リヴァイ「…とっくにくたばっている様にしか見えんが…」

    ターレス「知っているか?サイヤ人は生死の境をさまよい、復活すると、戦闘力が爆発的に膨れ上がるんだ…」ガサガサ…

    クリリン「な、何をする気だ…?」
  80. 81 : : 2016/05/08(日) 08:49:48
    ──そう言い放つと、ターレスは戦闘服の中から何か、小さなものを取り出した…

    ターレス「お前らがよ〜く知っている代物だ。数に限りがあるようだが、念のためひとつだけくすねておいた…」

    ──ターレスが取り出したソレをクリリンに掲げてみせる…

    クリリン「なっ!!?」

    リヴァイ「あれは…」
  81. 82 : : 2016/05/10(火) 22:55:05
    ターレス「そうさ…!こいつは仙豆だ!!」

    クリリン「くそっ!!させるかぁ!」バッ!

    ターレス「クックックッ…!」ガリッ!


    ガリッ…ゴリッ……ゴクンッ…


    クリリン「あ、あああ……ま、まずいぞ…!!」

    リヴァイ(…あの豆はそんなにまずいのか…)
  82. 83 : : 2016/05/13(金) 17:53:48
    ターレス「…フッ……フフッ…フハハッ!ハーッハッハッ!!」

    ターレスが気が狂ったように笑い出す…
    つい先ほどまで立ち上がることすら出来なかったはずの男の傷が瞬く間に癒えていくのは、あまりに奇妙な…異様な光景であった…

    ターレス「ククッ… なるほどな…コイツはイイもんだ……」グッ…グッ…

    クリリン「も、もうダメだ…おしまいだぁ…」

    リヴァイ(トカゲみてぇな野郎だな…)
  83. 84 : : 2016/05/13(金) 18:24:26
    ターレス「さぁて、そっちはハゲとチビが1匹ずつ…こっちはこの俺たった1人だ……ふたりがかりなら勝てるかもしれないな…」

    クリリン「言われなくてもお前なんか…!!」

    リヴァイ「いや、待て。」

    クリリン「なんだよ…!今いいところだったのに!」

    ゴスッ!

    クリリン「スミマセン…」

    リヴァイ「…俺に任せろ。悟空を頼む。」
  84. 85 : : 2016/05/17(火) 16:33:24
    クリリン「な、なんで…1人で勝てる訳がないだろ…!」

    リヴァイ「2人でなら勝てると思うか?」

    クリリン「っ…………」


    リヴァイ「…心配するな。俺はこんなところで死ぬつもりはない。今は耐え忍ぶときだ。」


    クリリン「……?」
  85. 86 : : 2016/06/01(水) 00:20:56
    ターレス「…ムダな作戦会議は済んだか?」

    リヴァイ「まあな…てめぇみてぇな下衆野郎1人、俺だけで十分だ。」ジャキッ

    ターレス「ほう…威勢がいいな。ならばお望み通り、貴様からズタズタに引き裂いてやろう…」

    リヴァイ「こっちのセリフだ。この毛むくじゃらの化け物野郎が…」

    ターレス「…………」

    クリリン(あ、あいつ…! 顔色ひとつ変えないけど、相当頭にきてるぞ… )
  86. 87 : : 2016/06/03(金) 18:26:21
    ターレス「最後のチャンスだ… 俺に跪いて詫びれば命だけは助けてやる。」

    リヴァイ「ほざけ。人間様がケダモノに頭を下げる義理はない。」

    ターレス「……そんなに地獄が見たいか…」ブチッ

    リヴァイ「見せてみろ。そんなものが、本当にあるのならな。」

    ターレス「このオレと貴様との実力には天と地ほどの差があることを!!存分に思い知らせてやる!!!」ドドド…!!

    リヴァイ「…………ゴクッ…」ジャキッ
  87. 88 : : 2016/06/03(金) 18:36:08

    ターレス「行くぞ!!! 」ドォン!ギューーーン!!!

    リヴァイ「!!」


    ガッ!!

    ターレス「!」

    ギャギャギャギャギャギィィィィイイン!!!


    クルッ、シュタッ!


    ターレス「なるほど…なかなか丈夫な剣だ…このオレの拳を受け流し火花を散らしながらも、折れはしないとはな。」

    リヴァイ「当然だ。その程度の生ぬるいパンチじゃあ傷ひとつつかない…」


    リヴァイ(……だが…恐らく次が限界だ。あの化け物を切り崩した後とはいえ、この消耗は馬鹿にならない…切り傷どころか、受け流すことすらままならないとはな…)
  88. 89 : : 2016/06/08(水) 07:03:48
    ターレス「心配するな、この程度はただ
    の準備運動だ …すぐに楽にしてやる…」


    リヴァイ「フッ、上等だ……やってみろ。」


    ターレス「…!! 消しとべぇーーッ!!!!」ズダダダダッ!!




    リヴァイ(気弾!…これなら!)ジャキッ !!



    リヴァイ「斬り落とす!!」


    ザンッ!ザザザンッ!!
  89. 90 : : 2016/06/15(水) 06:51:52

    ターレス「見切ったぞ!!」グォンッ!

    リヴァイ「!! 」


    ターレス「っだァ!!!」ブゥン!!



    ス カ ァ ッ…


    ターレス「な、何ッ!?」
  90. 91 : : 2016/06/15(水) 06:53:07

    ターレス「残像か…!?どこに行った!!」


    リヴァイ「はぁああああ!!!」バッ!!


    ターレス「上か!!」ブンッ!!



    ス カ ァ ッ …



    ターレス「また…ッ!!」


    リヴァイ「こっちだ!!」ジャキッ!!


    ターレス「!!?」




    キィィイ イ イ イ イィ ン ……
  91. 92 : : 2016/06/17(金) 21:52:51

    研ぎ澄まされた刃は雷のように鋭く振り下ろされた…


    甲高い金属音が辺りに鳴り響く…




    そして…





    「……ガフッ…」




    ボタッ…ボタタッ……
  92. 93 : : 2016/06/17(金) 21:53:26



    砕け散ったのはブレード……








    流れたのはリヴァイの血だった………

  93. 94 : : 2016/06/22(水) 07:31:51

    ターレス「なかなかいい動きだ…あの距離からのカウンターで致命傷を避けるとは…少々驚きだ。」


    ターレス「しかし、オレの体にはキズ一つついていない。これでハッキリしたはずだ。貴様に勝ち目など、もはや万に一つもありはしないのだ。」



    リヴァイ「グッ……そ、うでも…ない…みたいだ……」フラッ


    「強がるのはよせ」そう言いかけたターレスの視界が、突如赤く染まった…
  94. 95 : : 2016/06/22(水) 07:33:03

    リヴァイ「い、い加減 に気づけ…ハァ……この、鈍 感野郎が…」



    ターレスの右目から5cm上、真赤な血が滴っている…




    リヴァイ「…てめぇにタダで反撃されているようでは、兵士長の名が廃る…」


    リヴァイ「…動物が痛みに鈍感ってのは本当らしいな…フッ…」
  95. 96 : : 2016/06/22(水) 16:52:36

    ターレス「………………」


    リヴァイ(…反応が薄い……それどころか身動きひとつしないな…気味が悪ぃ……)




    ターレス「……たな…」


    リヴァイ(…!!様子がおかしい…!)



    ターレス「こ…この…オレの顔にぃ……!!キズをつけたなああああ!!!!」ゴォオオオ!!!



    リヴァイ「ッ! ! ? 」ブオォッ !!
  96. 97 : : 2016/06/22(水) 23:26:44
    突風!!リヴァイの身体を吹き抜ける凄まじい風!!
    それは目と鼻の先で大型ジェット機のエンジンがフル稼働しているような激しい暴風!!!


    ターレス「ぐああああああああ!!!!」ド ド ド ド ド ド ド



    リヴァイ(な、なんて馬鹿でかい気だ…!!大地そのものが震えている…!しかも、どんどん膨れ上がっている!!)



    ターレス「グッ!!ああああ!!!くそっ!!!」
  97. 98 : : 2016/06/22(水) 23:33:17

    ターレス「ッ!! …はぁっ…はぁっ…はぁっ………」


    リヴァイ(…やっと治まったか……あの野郎、復活してから確かにケタ違いに強くなりやがった…さて、どう稼ぐ…?)



    ターレス「ぐっ…わ、わかってる…そっちはやらねぇよ……」
  98. 99 : : 2016/06/22(水) 23:34:06
    リヴァイ「…理性がぶっ飛んだかと思ったら、次は独り言か…やはり、いかれちまったみてぇだな…」


    ターレス「……フッ…強がっていられるのも今のうちだ。俺は次の次元へ進むぞ…」


    リヴァイ「次の次元…?何を言っている。」



    ターレス「この俺の尻尾を切り落とし、パワーアップした俺の額に傷をつけたお前だけに、特別に見せてやろうというのだ……」
  99. 100 : : 2016/06/22(水) 23:35:19
    リヴァイ「チッ、だから何を言ってると聞いているんだ。また化け物にでもなるつもりか?」


    ターレス「今度はそんなもんじゃないぞ…俺は遂に達したのだ…サイヤ人の壁を超えたサイヤ人に…!」



    リヴァイ「サイヤ人の壁を越えた…サイヤ人だと?」



    ターレス「いくぞ!!これが超サイヤ人だ!!存分に思い知れ!!!」バッ!!



    リヴァイ「超サイヤ人…!」
    (確かクリリンもそんな事を…!)
  100. 101 : : 2016/06/22(水) 23:52:47
    キリがいいので以上で第5話終了です。

    話としてはあまりキリはよくないですが。


    次回はvsターレス完結編ですね。

    実は私、ターレスさん結構好きなんですね。
    その結果超サイヤ人になりそうな気配です。
    原作通りの設定が好きな人、申し訳ありません┏○ペコッ

    …そもそもそんな人はあんまりクロスオーバーモノは読まないのかしら?


    とにかく第5話終了です。
    次回更新は少し間を置いて…7月中旬になりますかね。もう少し早いかな。

    はたしてリヴァイの作戦とは?
    超サイヤ人ターレスの実力は?
    そして何より、いつになったら作者の文章力はマトモになるのか!?

    あんまりぐだぐだしててもアレなのでここらで切ります。
    それでは、また
  101. 102 : : 2016/06/23(木) 00:10:49
    …改めて前の方を見ると、普通に三ヶ月放っておいたりしてますね…


    今もめげずに読んで下さってる方、本当にありがとうございます

    これからも是非ともよろしくお願いします_|\○_ズシャアアアア
  102. 103 : : 2020/10/02(金) 09:20:49
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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