東京喰種-二律背反のパラドクス-

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1 : あるぱかS2QpOZxBAw : 2015/02/01(日) 14:33:00

僕は山城芳一(やましろほういち)。

歴史と自然を抱する、奈良の山奥にある小さな村に住んでいる。

村の名前は那岐村(なぎむら)。住民は10人程度しか居なくて正式な村認定はされていないけれど、それでも皆で助け合って仲良くやっている。

「おーい、芳一！カゴ持ってこーい！！」

おっと、お呼びが掛かったね。
2 : あるぱかS2QpOZxBAw : 2015/02/01(日) 14:47:52

「今日は結構採れたなあ。ほら、こいつとかデケェしなぁ！」

そう言って満面の笑みを僕に向けるのは森下泰三(もりしたたいぞう)。

傷の多い手には、確かに大きなオオバコが握られていた。

このサイズとなるとさぞかし元気に長生きしたんだろうなぁ、などとくだらない事を考えつつ、それらを藁で出来た籠に入れていく。

「うん、こんなにデカイのは久しぶりに見たよ。今日は良い日だなぁ」

「ははは、コノが見たらはしゃぎ回るやろなぁ！」

目の前の大男はそう言い、屈託のない笑みを浮かべる。

身長190超えでガタイが良いという見た目から誤解されがちだが、この巨人の気性は穏やかなのだ。

「そうだね、じゃあ帰ろうか。日も傾いてきたし」

「おう！」

…ああ、巨人というのはただの比喩で、彼が生物学的な巨人というわけでは勿論ないよ？
3 : あるぱかS2QpOZxBAw : 2015/02/01(日) 14:51:30

だって、彼は喰種だからね！！
4 : 半端野郎 : 2015/02/01(日) 16:39:06

きたい！
5 : 谷津 : 2015/02/02(月) 01:31:31

パラドックス

ではないのですか?

とりあえず頑張れ☆
6 : 名無しさん : 2015/06/28(日) 23:53:29

そんなことはどうでもいい
とにかく続きを！
きたい！！

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