ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

ビッグボス「進撃の巨人?」 進撃の巨人×MGSV

    • Good
    • 3

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/12/27(土) 10:07:50
    普段書いてる進撃の巨人×MGSシリーズ


    今回はその逆をやってみようという感じです。


    ビッグボスとオセロットが進撃の世界に迷い込んでしまったという設定でお送りしたいと思います。


    始めます!
  2. 2 : : 2014/12/27(土) 10:19:00
    ビッグボス「おい、ここはどこだ?」


    オセロット「おかしいな?ミラーを救出するために、アフガニスタンに入ったはずなんだが・・・・・。」


    激しい砂嵐に巻き込まれ、気が付くと俺たちは草原を歩いていた。


    ビッグボス・・・・・・傭兵たちの間で伝説とうたわれた兵士。だが、今は陰謀によってその存在を抹消されていた。9年もの昏睡状態から目覚めた彼は、右腕を失い、義手となっていた。


    オセロット・・・・・・偽りを生きる策略家であるが、ビッグボスの前では素を見せていた。彼にとってビッグボスは永遠のライバルであり、憧れである。だからもう一度、栄光を取り戻してほしい。策略の裏にビッグボスへの忠誠を持った男である。















    ビッグボス「とりあえず一服するか。」


    カチッ シュボ


    フウウウウウウウ・・・・・・













    ビッグボス「!!!」カチャ


    オセロット「・・・・・誰か、来るな?」カチャ
  3. 3 : : 2014/12/27(土) 10:22:39






















  4. 4 : : 2014/12/27(土) 10:28:50
    ビッグボス「あれは・・・・・人だな。」


    オセロット「そのようで・・・・・・どうします?」


    ビッグボス「紛れて行動するとするか・・・・・。」











    馬に乗った集団が動いている。


    出来るだけ目立たないよう、馬に乗ってこっそりと後を付け始めた。
  5. 5 : : 2014/12/27(土) 10:36:24
    エルヴィン「」


    リヴァイ「」


    ペトラ「どうしたんですか、団長、兵長、浮かない顔をして?」


    リヴァイ「・・・・・・人間に付けられている。」


    エルヴィン「そのようだな。」


    ペトラ「!?」


    リヴァイ「トロスト区へ急いで帰還しなければならないこのときを狙ってくるとは、大したクソ野郎どもだ。」


    エルヴィン「複数だったのか?」


    リヴァイ「ああ・・・・やつら、相当戦い慣れしてやがる。」


    エルヴィン「・・・・・・・こうしよう。トロスト区で迎え撃つ。」


    リヴァイ「了解した。」
  6. 6 : : 2014/12/27(土) 11:04:15
    トロスト区



    突如出現した超大型巨人によって扉が破られ、人類は再び巨人の進行を許した。


    そして、まだ15歳の訓練兵たちが、その若い命を散らしていった。


    エレン「アルミン・・・・・お前がいたから・・・・・・俺は・・・・・。」


    アルミン「エレエエエン!!! 早く!!!!」


    バクッ!!! ブチィ!!!


    アルミン「うわあああああああ!!!!!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「僕達・・・・訓練・・・・34班 ミーナ・カロライナ トーマス・ワグナー ナック・ティアス ミリウス・ゼルムスキー エレン・イェーガー 以上5名は自分の使命を全うし・・・・壮絶な戦死を遂げました!!!!!」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「巨人が巨人を、殺してる?」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「巨人の中から、エレンが・・・・・・・切断されたはずの、足と腕が・・・・・・ある・・・・・・・一体、何が?」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「いっけええええええ!!!!エレエエエン!!!!」


    戦え!!!!!!!


    ドゴオオオオオオオオオオン!!!!!!


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    リヴァイ「おいガキども・・・・・・これは一体、どういう状況だ?」


    エルヴィン「その気絶している子供が巨人になって、穴を塞いだらしい。」


    リヴァイ「!?」
















    ビッグボス「にわかには信じられん話だな。」


    オセロット「俺にはこの事態を冷静に受け止めているボスのほうが信じられんがな。」


    エルヴィン「さて、そろそろ出てきてもらおうか?」


    ボスオセロット「!?」


    リヴァイ「テメエら、壁外から俺たちを付けてきやがったな? このガキと同じように、テメエらも巨人か!?」










    スッ


    ビッグボス「いや・・・・・俺たちは人間だ・・・・・ただし、この世界の人間ではない。」


    リヴァイ「ほう、この状況でそんな冗談が言えるとは、大したクソ野郎だな?テメエは何者だ?」


    ビッグボス「ビッグボスとだけ、名乗っておこう。」


    オセロット「俺の名はシャラシャーシカ、またの名を、リボルバー・オセロットだ。」


    リヴァイ「テメエには聞いてねえ、白髪髭。」


    オセロット「ふん、かわいげのあるやつだな?」ニイ


    リヴァイ「チッ、食えない男だ。」


    エルヴィン「・・・・・それで、君たちはなぜつけてきた?」
  7. 7 : : 2014/12/27(土) 11:20:36
    ビッグボス「俺たちは砂嵐に巻き込まれ、気付いたらこの世界にいた。根拠はない。以上だ。」


    エルヴィン「どうやら本気で言っているらしいな。」


    リヴァイ「テメエらはスパイか?」


    オセロット「スパイならばもっとうまい方法があるだろう?それに、俺たちがその気になれば、死ぬのはお前たちのほうだ。」カチャ


    一同「!!!」


    ビッグボス「やめろ、オセロット。俺たちは争いに来たわけじゃない。それに・・・・」


    ズシン


    ズシン


    エルヴィン「巨人が集まってきている。」


    ビッグボス「俺たちも手を貸そう。これだけの巨人の数だ。手助けは欲しいだろう?幸い俺たち二人は手練れだ。戦いには十分に慣れている。」


    オセロット「手を組むか、ここで殺しあうか、貴様らが決めるといい。」


    エルヴィン「・・・・・・・いいだろう。」


    オセロット「取引成立だな。」ニイ
  8. 8 : : 2014/12/27(土) 13:08:34
    ビッグボス「行くぞ、オセロット。手を貸せ!!!」ダッ


    オセロット「了解だ!ボス!」ダッ


    バァン! バァン!


    ブシュウウウウウ!!!!


    巨人「グオオオオオオオオ!!!!!!」


    オセロット「む!心臓を外したか!?」


    ビッグボス「まて、あいつ、傷口が再生しているぞ!?」


    オセロット「だが、痛みを感じていないわけではなさそうだな?」ニィ


    リヴァイ「奴らの弱点はうなじだ!うなじを切り落とすことで絶命する。」


    ビッグボス「ほう?」


    オセロット「ならば、俺のシングル・アクション・アーミーは火力不足だな。」


    ビッグボス「俺の45口径も致命傷にはならないだろう。」


    オセロット「だが足止めには十分だ!!!」


    バババン!!! バババン!!!


    巨人「ぎゃああううううううううう!!!!!!」


    オセロット「目と爪の間を撃ち抜いた・・・・・どうだ?効くだろう?」


    エルド「あの男・・・・・・なんて早撃ちだ。」


    グンタ「俺たちでさえ命がけで戦うってのに・・・・・あの男、巨人相手に遊んでやがる!!!」


    リヴァイ「はああああああ!!!!」


    スパアアアア!!!!


    ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!


    オセロットが行動不能にした巨人を仕留めた。


    ビッグボス「相変わらず見事な早撃ち・・・・・いいセンスだ、オセロット。」


    オセロット「あなたほどじゃあないですよ?ボス。」


    カチャ ポロポロポロ・・・・


    カチャカチャカチャ・・・・


    エルヴィン「その銃は?」


    オセロット「こいつは世界でもっとも高貴な銃、シングル・アクション・アーミーだ。」


    リヴァイ「弾を入れ替えるのに時間がかかる代物なんて、実戦では役に立たねえ。」


    オセロット「お前は分かっていないな。」


    リヴァイ「何!?」


    オセロット「弾のリロードこそ、戦いに命を吹き込んでくれるものだ!このスリル、コルダイトのにおいをかぐと俺は興奮する!!!」


    リヴァイ「いかれてやがる!!!」


    エルヴィン「」


    ビッグボス(俺がシングル・アクション・アーミーを勧めただなんて、言えない・・・・・。)
  9. 9 : : 2014/12/27(土) 13:53:42
    こうして、急所駆けつけた調査兵団と、壁外からの訪問者によって、侵入してきた巨人は掃討された。


    人類史上初めて巨人から領土を奪い返す快挙であったが、それを喜ぶには、犠牲者があまりにも多すぎたのである。
















    エレン「・・・・・はっ!!!」


    エルヴィン「目が覚めたか・・・・・気分はどうだ?」


    エレン(調査兵団の実行部隊のトップ・・・・エルヴィン団長に・・・・リヴァイ兵士長。)


    エレン「あの・・・・・・ここは、どこですか?」


    エルヴィン「とりあえず・・・・地下牢とだけ言っておこう。」


    リヴァイ「テメエらにも聞いてるんだ!?」


    ビッグボス「悪くない・・・・・久しぶりにベットで熟睡させてもらった。俺にはもったいないくらいだ。」


    オセロット「ここんところあまり寝ていなかったからな。40を過ぎると無茶がきかなくて困るわい。」


    エレン「!?」(誰だ!?この人たちは!?)


    リヴァイ「お前たち三人は危険人物だ。特に・・・・・白髪髭野郎、覚悟しておくんだな。」


    オセロット「それはお前たちが・・・・だろう?」


    エルヴィン「リヴァイ・・・・俺たちはここで言い争いをしに来たのではない。エレン、君の話では、イェーガー医師の自宅の地下に巨人化の秘密がある・・・・そうだね?」チャキ


    エレン「!!!」


    エルヴィン「君の持ち物だ・・・・後で返すよ。」


    リヴァイ「お前は記憶喪失で・・・・親父は行方不明・・・・随分と都合のいいことだな?」


    エルヴィン「いい加減にしないか、リヴァイ・・・・君が巨人になる原理、恐らく超大型巨人も鎧の巨人も同じだろう。我々の命運を左右するのは巨人だ。」


    ビッグボス「」 オセロット「」


    エルヴィン「君の意思がカギだ、エレン。」


    エレン「俺の・・・・・意志?」


    リヴァイ「お前の意思は何だ・・・・とっとと決めろ、グズ野郎。」

















    エレン「」ハァ ハァ


    オセロット「!?」(何だ、このガキ!?)


    エレン「調査兵団に入って・・・・・・とにかく巨人を、ぶっ殺したいです!!!」ハァ ハァ


    ビッグボス(尋常じゃない殺気だ・・・・・。)ゾクッ


    リヴァイ「ほう・・・・悪くない。」


    リヴァイ「エルヴィン・・・・こいつの責任は俺が持つ。認めてやるよ、調査兵団の入団を。」
  10. 10 : : 2014/12/27(土) 14:20:57
    その後、エレンが先に審議にかけられ、続いてビッグボスとオセロットが審議にかけられることとなった。


    ハンジ「じゃあエレンは先に出るからさ・・・・・君たち二人はごゆっくり~。」












    ビッグボス「さて、どうしたもんだか?」


    オセロット「監視していた憲兵二人はエレンに付いていきましたね。」


    ビッグボス「・・・・またとないチャンスだな。オセロット・・・・・俺に考えがある、耳を貸せ!」


    そういうとビッグボスは右手の義手からワイヤーを引っ張り出した。




















    エレンの審議は終わり、身柄は調査兵団に引き渡されることになった。



    そして、今度はビッグボスとオセロットの審議をする予定であったのだが・・・・・・。


    憲兵「大変です!!! ビッグボスとオセロットが脱走しました!!!」


    エルヴィン「!?」


    憲兵「ワイヤーで鉄格子が切られていました。」


    ザックレー「ふむ。」


    アルミン「謎の壁外からの訪問者が・・・・・脱走した!?・・・・・一体、何が起ころうとしているんだ?」
  11. 11 : : 2014/12/27(土) 14:36:26
    壁外からの訪問者、脱走!!!


    この一報は、すぐに王政にまで伝わった。


    フリッツ王「」


    貴族1「まさか・・・・・壁外の人類が遂に復讐を決意したのか?」


    貴族2「くっ、座標が不在のこの時を狙って、攻めてきているのか?」


    貴族3「焦るでない・・・・・我々には『らりるれろ』が付いているのだ。」


    ギィィィィ・・・・・


    貴族たち「!!!」


    オセロット「お邪魔させてもらおう!!!諸君!!!」


    貴族1「貴様は!?」


    オセロット「俺の名はシャラシャーシカ、またの名をリボルバー・オセロットだ。」


    貴族4「貴様が壁外からの訪問者か!?」


    オセロット「いかにもそうだ・・・・・そして、俺は『らりるれろ』からの使いだ!」


    貴族たち「!!!」


    貴族2「では?」


    オセロット「その通りだ。いよいよ計画は実行に移される。これはビッグボスでさえ知りえない・・・・・我々だけの計画だ。」


    貴族3「ほっとしたぞ、オセロットよ。」



    オセロット「差しあたって、君たちに頼みがあるのだが、聞いてくれるか?」
  12. 12 : : 2014/12/27(土) 16:03:52























  13. 13 : : 2014/12/27(土) 16:58:56
    数日後、総統執務室



    コンコン


    ザックレー「入りたまえ。」


    エルヴィン「失礼します。」ガチャッ


    オセロット「お邪魔しているよ、エルヴィン団長。」


    エルヴィン「オセロットに・・・・・ビッグボス!!!どうしてここに!?」


    ザックレー「王政からの推薦だ・・・・・・この者たちを調査兵団に入れるよう命令が下った。」


    エルヴィン「!?」


    オセロット「ということだ。これからは仲良くやっていこうじゃないか?同志?」


    ビッグボス「・・・・まあよろしく頼む。」


    エルヴィン「・・・・・分かりました、総統。ただし、彼らはリヴァイ班に配属させます。」


    ザックレー「どこに配属させようと、異存はない。」


    エルヴィン「ありがとうございます。失礼します。」


















    ビッグボス「オセロット・・・・お前、一体どんな手を使ったんだ?」


    オセロット「権力者は自らの権力に堕落する・・・・・そこを利用しただけですよ。」


    ビッグボス「」
  14. 14 : : 2014/12/27(土) 17:28:22
    エルヴィン「・・・・ということになった。」


    リヴァイ「ちっ、気に入らねえ、直接権力者に取り入ったってわけか。」


    ハンジ「本当に狡猾な男だねえ、その二人。」


    ミケ「・・・・・きな臭い。」


    エルヴィン「・・・・・しばらくは様子を見るしかないだろう・・・・・・ところで、第57回壁外調査の準備はどうなっている?ハンジ?」


    ハンジ「すべて順調だよ・・・・・ところで、本当に104期の新兵たちもこの遠征に参加させるのかい?」


    エルヴィン「そうだ・・・・そして、あの二人にも壁外遠征に参加させる。」


    ミケ「・・・・危険だ。」


    エルヴィン「奴らがもし・・・・・巨人だとしたら、エレンのことを調べたいと思うはず。」


    リヴァイ「それに・・・・壁内に残してもし奴らが暴れでもしてみろ。この前の悲劇の二の舞になる。」


    ハンジ「それに・・・・超大型巨人や鎧の巨人が5年前にスパイとしてもぐりこんでるかもしれないんだ。彼らがスパイだとしたら、恐らくエレンを狙うはず。」


    エルヴィン「だからこそ、あの二人はエレンと一緒に行動をさせる。もし、エレンに対して何か不審な動きがあれば、最悪二人を斬っても構わない。」


    リヴァイ「了解した、エルヴィン。」


























    バコッ(段ボールから出る)


    ビッグボス「きな臭くなってきたな・・・・。」
  15. 15 : : 2014/12/27(土) 23:11:24
    神作期待ンゴwww
  16. 16 : : 2014/12/27(土) 23:56:25
    ご期待ありがとうございます!!!


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    勧誘式


    エルヴィン「今日ここに来たのはほかでもない。諸君を勧誘するためだ!」


    「この4年で6割の兵士が死んだ。4年で6割。尋常でない数字だ。」


    「君たちにも今度の壁外遠征に参加してもらう。死亡率は3割といったところか。」


    「調査兵団に入る決意のあるものだけ残ってくれ。他は解散だ。」


    ザワザワ・・・・・・


    「団長! いくらなんでも脅しすぎでは!?」
















    エルヴィン「君たちは死ねと言われたら死ねるのか?」


    「死にたくありません!!!」


    エルヴィン「そうか・・・・皆、いい顔だ。これが本物の敬礼だ!!!心臓をささげよ!!!!」ばっ


    ばっ


    アルミン「・・・・みんな。」


    ジャン「最悪だ・・・・。」


    コニー「・・・もう・・・・どうでもいい・・・・。」


    サシャ「帰りたいです・・・・・・。」
  17. 17 : : 2014/12/28(日) 00:11:00
    エルヴィン「さて、君たちに紹介したい人間が2人いる。」


    ビッグボス「」ばっ(見様見真似)


    オセロット「」ばっ(上に同じ)


    エルヴィン「この二人は特別に調査兵団に入る。まだ立体機動装置の使い方は知らないが、卓越した兵士だ。仲良くしてやってくれ。では、自己紹介を。」


    ビッグボス「ビッグボスだ。」


    オセロット「俺の名はシャラシャーシカ、またの名をリボルバー・オセロットだ。」


    ザワザワ・・・・・・


    アルミン(このひとたち、脱走した囚人じゃないか!?)


    ミカサ(どうして、ここに?)


    ビッグボス「悪いが俺はここに来たばかりでな。ここの様子を詳しくは知らん。どうかお前たちの力を貸してほしい。」


    ジャン「そいつは出来ねえ相談だな。」


    オセロット「む?」


    ジャン「どこの馬の骨とも知れねえ奴に背中を預けられるかよ?」


    (確かに・・・・・。)


    ジャン「大体お前ら歳だろ?立体機動も知らねえ爺さんが壁の外に出ても死ぬだけだぜ?」


    オセロット「なら問題はないだろう。」


    ジャン「はあ?」


    オセロット「少なくとも俺は貴様らよりは強いからな。」


    ジャン「何だと!?」


    ビッグボス「オセロット!落ち着け!」


    アルミン「君もだよ、ジャン!」


    オセロット「」ニィ


    ジャン「くそっ!」イラッ


    エルヴィン(第一印象はお互い最悪といったところか・・・・そのほうがかえって助かる。)


    アルミン(・・・・・てなことを考えているのかな、団長は。)
  18. 18 : : 2014/12/28(日) 00:24:58
    面白くなてきたよwww期待だよwww
  19. 19 : : 2014/12/28(日) 00:26:18
    いいよなメタルギアと進撃って
  20. 20 : : 2014/12/28(日) 19:13:17
    期待ありがとうございます!!!



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    その後、僕たち104期はエレンを除いて、ビッグボスやオセロットと合同訓練をすることになった。


    バシュ! ギュルルルルルルル・・・・


    ビッグボス「意外と難しいもんだな、立体機動ってのは・・・・。」


    アルミン「もうすでに僕より上手にこなすじゃないですか!?」


    ビッグボス「まあ年の功ってやつだ。」


    ライナー「すげえ年寄りがいたもんだ!」


    ビッグボス「まだまだ俺は現役だ。それに、今まで戦場で培ってきた経験がある。」


    コニー「よく分かんねえけど、ボスってすげえな!」


    サシャ「ボス!今度また一緒に狩りに行きましょう!」


    ビッグボス(この子・・・・・セシールに似ている?)「おっ、おう!」


    ベルトルト「何でボスと一緒に行くんだい?」


    サシャ「ボスって動植物に結構詳しいんですよ?」


    ビッグボス「サバイバルは潜入任務の基本だからな!!!」グッ


    アルミン(ボスが親指立ててる・・・・・なんだかこっちまですがすがしくなるような笑顔だよ・・・・・。)


    ユミル「で、その分け前を私たちにもくれるんだろ?」


    ビッグボス「勿論だ、約束したからな!」


    ユミル「まあそのかわり、あとでいいことしてやるよ。」


    ビッグボス「それは夢のある話だな。」


    クリスタ「ダメだよユミル!私たちも手伝わなきゃ!働かざる者、食うべからず・・・・でしょ?」ニコッ


    一同(結婚したい。)
  21. 21 : : 2014/12/28(日) 19:27:55
    ネス(最初は心配したが、ビッグボスは思ったよりも104期生と馴染んでいる・・・・それに引き換え、あのオセロットという男は・・・・・。)


    オセロット「」


    ネス(立体機動の訓練に加わろうともしない・・・・・シングル・アクション・アーミー以外の武器も使おうとしない・・・・・本当に大丈夫なのか?)


    ネス「よし!!!立体機動の訓練はここまでだ!!!」






















    ネス「次に、対人格闘を行う。それぞれペアを作って組み手をやってみろ。格闘センスを見させてもらう。」


    ジャン「」


    アルミン(ここんところ、ジャンがとてもイライラしている・・・・・大丈夫かな?)


    ジャン「」スタスタ


    オセロット「ん?」


    ジャン「おい、対人格闘、俺と組めよ・・・・・手、空いてんだろ?」


    オセロット「・・・・いいだろう。」ニイ
  22. 22 : : 2014/12/28(日) 19:34:59
    ジャンのフラグが立ったァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ‼︎‼︎
  23. 23 : : 2014/12/28(日) 19:38:21
    ユミル「おい見ろよ・・・・・オセロットが訓練に参加したぜ。」


    クリスタ「ダメだよ!見世物じゃないんだから!」


    ライナー「どちらにしても、楽しみではあるな。」


    アルミン「ボス?オセロットは強いんですか?」


    ビッグボス「まあ見てればわかるさ。」ニイ


    ネス「・・・・皆見入っちまってるな。」











    オセロット「さあ来い!馬面!!!」


    ジャン「!!!テメエ!!!」グオッ


    ブン!


    パシッ! ジャン「!?」(止められた!?)


    グイ!


    グルン!


    ドカ! ジャン「ぐあ!!!」


    ジャンの体が華麗に宙を舞った!!!


    オセロット「どうした?もうおしまいか?」


    ザワザワ・・・・・・


    ライナー「何だ今の動き・・・・。」


    ベルトルト「アニのものと少し似てる・・・・・。」


    ユミル「化けもんかよ・・・・この白髪頭。」


    アルミン「ボス・・・・・これは一体?」


    ビッグボス「CQCだ。」
  24. 24 : : 2014/12/28(日) 19:50:13
    アルミン「CQC?」


    ビッグボス「クロース・クォーターズ・コンバット。近接格闘術の一つで、俺と俺の師匠が完成させた格闘術だ。」


    アルミン「それをどうしてオセロットが?」


    ビッグボス「あいつが俺から盗んだ・・・・教えたわけじゃないのに見様見真似であいつは俺の技術をものにした・・・・・・あいつは天性の格闘センスを持っている。」


    コニー「・・・・なんだかよく分かんねえけど、とりあえずすげえのは分かったぜ!」


    ジャン「ってえ!!! くそっ!!!」ダッ


    オセロット「遅い!!!」ダッ


    パシッ!


    グイ!


    ジャン「いでででででででででででででででででで!!!!!」


    後ろに回られ、腕を取られてしまった!!!


    オセロット「どうした?馬面?よく聞こえんな?」


    ジャン「いでででででででででででででででででで!!!!!」


    アルミン「ジャン!!!」


    ビッグボス「やめるんだオセロット。もう十分だろう。」


    オセロット「」パッ


    ドサッ ジャン「くっ・・・・・。」


    オセロット「たわいないものだ。どうだ?ほかに挑む奴はいないか?」















    スッ


    オセロット「ん?」


    ミカサ「私が、相手になろう!」
  25. 25 : : 2014/12/28(日) 20:02:46
    ビッグボス「アルミン、この子は?」


    アルミン「ミカサっていって、僕の幼なじみなんだ。そして、僕ら104期の首席だ。」


    ビッグボス「ほう・・・。」












    オセロット「女だからと言って、手加減はせんぞ!」


    ミカサ「それは、私のセリフ。」ダッ


    ブンッ


    スカッ


    ミカサ「!!!」


    バキ!


    グイ!


    ドカ! ミカサ「ぐあ!!!」


    首をつかみ、地面にたたきつける!!!


    ミカサ「はあ!!!」


    バキベキ!!!


    オセロット「!!!」


    倒れたまま蹴りを繰り出す!


    腕で何とか防いだ。


    ミカサ「まだまだ!!!」ダッ


    オセロット「くっ!!!」ブン


    パシ!!! オセロット「何だと!?」


    グイ!


    ドカ! オセロット「ぐあ!!!」


    今度はオセロットが地面にたたきつけられる!!!


    オセロット「ふん!!!」


    バキッ!! ミカサ「くっ!!!」ドサッ


    足を蹴って転ばせる。その隙にオセロットは体勢を直した。
  26. 26 : : 2014/12/28(日) 20:03:58
    がんばれ俺は見てっから
  27. 27 : : 2014/12/28(日) 22:23:01
    俺神さん、ありがとうございます!!!


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ビッグボス「大した女の子だな。あいつに土を付けるとは。」


    オセロット「・・・・・お前、名前は?」


    ミカサ「!?」


    オセロット「俺の名前はアダムスカ。お前は?」


    ミカサ「ミカサ・アッカーマン。」


    オセロット「そうか、お前の名前を俺は忘れない。」


    ジャン「おいテメエ!!! 何ミカサを口説いてんだ!!!」


    ビッグボス「いや・・・・・あいつはミカサを一人前の戦士として認めたようだ。」


    アルミン「はは、なんだかすごいや。」


    オセロット「・・・・・・構えろ!」スッ


    アルミン(空気が変わった・・・・。)


    ビッグボス「オセロットの奴、本気になったようだ。」


    オセロット「さあ・・・・・・来い! アッカーマン!!!」


    その後のミカサとオセロットの決闘は凄まじいものだった。


    はじめこそ互角だったものの、次第にパターンを見切り始めたオセロットが優勢になり、そして・・・・・


    ドサッ ミカサ「ぐっ」ハァ ハァ


    オセロット「ふふふ・・・・いいセンスだ。」ハァ ハァ


    ネス「そこまでだ・・・・・二人とも、素晴らしい動きだった。」(俺余裕で負けるな。)


    パチパチパチパチ・・・・・


    自然と拍手が沸き起こる。


    相変わらず興味のない訓練には参加しないものの、オセロットも少しづつみんなと打ち解け始めた・・・・。
  28. 28 : : 2014/12/28(日) 22:45:21
    数日後、巨人の実験をしていて合流できなかったエレンも加わり、僕らの士気はいよいよ高まった!


    エレン「お願いします!!! ボス!!!」


    ビッグボス「いいだろう!!! ただ、手加減はしないぞ!?」


    エレン「手加減はいりません!!! 全力でお願いします!!!」


    ビッグボス「分かった!!! 行くぞ!!!」


    スパーン!!!


    エレン「うわあああああああ!!!!!」


















    オセロット「・・・・・ボス、死んじゃいますよ?」


    ビッグボス「なあに、これくらい平気だろう?」ギリギリ


    エレン「いだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!!!!!」


    リヴァイ「おい、その辺にしておけ。」


    ビッグボス「仕方ないな。」パッ


    ドサッ エレン「くっそ~、いつかその技術をものにしてやる!!!」


    ビッグボス「エレン、お前は筋がいい。格闘術の基本がしっかりと出来ている。誰かから教わったのか?」


    エレン「えっ? いや、その・・・・・/////」


    ビッグボス「・・・・・女か?」ニヤッ


    エレン「ちっ、ちが!/////」


    ビッグボス「お前もスミに置けないな? 告白はしたのか?」ニヤニヤ


    エレン「おっ、俺は兵士ですから、そんな余裕は/////」


    ビッグボス「余裕があればするんだな?」ニヤニヤ


    エレン「/////」プシュ~・・・・・・



    ーーー




    ーー




    ーーー




    ーー









    リヴァイ「・・・・・というわけだ。」


    エルヴィン「そうか。」


    リヴァイ「今のところ不審な動きはねえが、油断は出来ねえだろ?」


    エルヴィン「王政とどんな取引があったのか、俺にも想像がつかないからな。」


    コンコン


    エルヴィン「入ってくれ。」


    ガチャ アルミン「失礼します。」


    リヴァイ「お前は、エレンといつもくっついてたガキか。何の用だ?」


    アルミン「・・・・・ビッグボスとオセロットについてお話があります。」


    エルリヴァ「!?」


    エルヴィン「・・・・・・詳しく聞かせてくれ。」
  29. 29 : : 2014/12/29(月) 02:58:18
    支援
  30. 30 : : 2014/12/29(月) 09:55:00
    アルミン「二人がこっそり会話をしているところを聞いたんです。」


    リヴァイ「つまり、盗み聞きか・・・・・。」


    エルヴィン「それで、彼らはどんな会話を?」






    ーー







    ーー



    オセロット「・・・・・また眠れないのですか?ボス?」


    ビッグボス「ここにも・・・・・オオアマナの花は咲いているんだな。」


    オセロット「・・・・・ザ・ボスですか。」


    ビッグボス「俺は師匠殺しの大罪人だ・・・・・・俺はすでに地獄に落ちたが、そこよりもう一つ下に落ちることになる。」


    オセロット「・・・・・愛国者達は気になることを話していました。」


    ビッグボス「・・・・・ゼロ。」ギリ


    オセロット「メタルギアを超える兵器を開発していると。」


    ビッグボス「!!! 既存の核兵器じゃないってことか!?」


    オセロット「そうだとすると合点がいきます。どうやら我々はミラーを餌にここに呼び寄せられたのでしょう。」


    ビッグボス「ここに、その兵器がある可能性が高いと?」


    オセロット「恐らく。」


    ビッグボス「・・・・・まずは壁外調査だ。この調査で敵と味方がはっきりと分かる・・・・・エルヴィンの狙いはそこだろう。」


    オセロット「あの男も相当な策士ですからね。」


    ビッグボス「お前が言うと皮肉にしか聞こえんな。」



    ーー







    ーー







    アルミン「・・・・ということを話していました。」


    エルヴィン「愛国者達に・・・・メタルギアとやらを超える核兵器・・・・・。」


    リヴァイ「王政が重大な秘密を隠してやがることは確かだ。」


    アルミン「あの・・・・。」


    エルヴィン「何だ?」


    アルミン「ビッグボスとオセロットは、必ずしも一枚岩じゃないのではないでしょうか?」


    エルリヴァ「!?」
  31. 31 : : 2014/12/29(月) 10:08:25
    エルヴィン「根拠は?」


    アルミン「ありません。」


    リヴァイ「話にならねえな。」


    アルミン「ただ・・・・・仮定の話ですが、囚人だった彼らが調査兵団に入るためには、何らかの措置があったものと思います。」


    エルリヴァ「!?」


    アルミン「彼らの会話を聞くに、恐らく、王政と。」


    エルヴィン「君の推論のとうりだ。彼らは直接王政と取引をした。」


    アルミン「・・・・・となると、さっきの会話は不自然なんです。」


    リヴァイ「どういうことだ?」


    アルミン「あの王政と取引をしたのなら、二人とも真相を知っていてもおかしくないはずです。でも、少なくともビッグボスはそれを知らなかった。


    オセロットは真相を知ったうえで取引をしているのに対し、ビッグボスは何も知らない。ボスが知らないところで、オセロットが暗躍しているのではないでしょうか?」


    エルリヴァ「」


    エルヴィン(恐ろしい子だ・・・・たったこれだけの状況で、ここまで・・・・。)


    リヴァイ「おいお前、名前は?」


    アルミン「アルミン・アルレルトです。」


    エルヴィン「アルミン・・・・次回の作戦会議、君にも参加してもらう。」


    アルミン「私が・・・・ですか?」


    エルヴィン「そうだ・・・・・普通は幹部のみで行うのだが、今回は特別だ。準備をしっかりと頼む。」


    アルミン「はっ!」ばっ
  32. 32 : : 2014/12/29(月) 11:56:53
    ビッグボス、オセロット、エルヴィン、そして、アルミン・・・・。


    それぞれの思惑が、少しずつ動き出す。


    時は過ぎていき、ついにこの日を迎えた。










    「開門30秒前!!!」



    ガコオオオオオオオン・・・・・・・



    エルヴィン「第57回、壁外調査を開始する!!! 前進せよ!!!」












    パカラ パカラ


    ビッグボス「緊張はしていないか?」


    エレン「はい!」


    オセロット「頼もしいことだ。」


    オルオ「おいお前ら、調子に乗んなよ・・・・ちょっとぐらい強いからってnガブ!!! ブシュウウウウウ!!!!


    エルド「全くお前は・・・・。」


    ペトラ「舌噛み切って死ねばいいのに。」
  33. 33 : : 2014/12/29(月) 12:03:30
    現在公開可能な情報


    ビッグボス・・・・・立体起動装置と超硬質ブレードを使いこなすようになった。ただし、腕前はミカサ以上リヴァイ未満。素手での格闘ならビッグボスに分がある。


    オセロット・・・・・立体起動も超硬質ブレードも使わない。シングル・アクション・アーミー一筋。基本的に敵の足止めなどの戦闘補助役。素手での格闘はリヴァイやビッグボスにはやや劣るものの、一方的にやられるわけではない。
  34. 34 : : 2014/12/29(月) 15:17:43
    エルヴィン「長距離索敵陣形、展開!!!」


    陣形が開いた。


    巨人を避けるためにエルヴィンが立案した陣形。


    巨人を発見次第赤の信煙弾をあげ、それを見た団長が緑の信煙弾で進む方向を決定する。


    敵との接触を極力避けるよう、考え抜かれた陣形である。















    ただし・・・・・奇行種が相手だとそう上手くはいかない。


    シス「奇行種だ!!!」


    右翼から黒い信煙弾が上がる!


    ネス「くそ! あっちにはまだアルミンがいる。こいつを新兵にまだ会わせたくねえな!」


    バシュ! ギュルルルルルルル・・・・


    ネス「はあ!!!」スパアアアア!!!!


    ズシイイイン!!!!


    足の腱を斬り、奇行種を転ばせる!


    シス「おおおおおお!!!!」スパアアアア!!!!


    うなじを斬ってとどめを刺した!


    ネス「よし!」











    ドドドドドド・・・・・


    シス「後ろからも奇行種か・・・・。」


    ネス「仕方ない・・・・やるぞ!」


    ドドドドドドドドド!!!


    ネス「なっ!?」


    シス「速い!!!」




















    ぐああああああああああ!!!!!



  35. 35 : : 2014/12/29(月) 16:24:32
    進撃の世界に雷電来たら無双じゃね?www
  36. 36 : : 2014/12/29(月) 19:09:11
    >>35

    ダメだスネーク! 未来が変わってしまう! タイムパラドックスだ!


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    アルミン「そんな・・・・ネスさんが・・・・・。」


    アルミンが見たのは、ワイヤーを掴まれ、地面にたたきつけられて絶命するネスの姿だった。


    ズシン!


    ズシン!!


    ズシン!!!


    ズドオオオオン!!!!


    アルミン「うわっ!!!」ドカ!


    目の前に足が振り下ろされ、落馬してしまった!!!


    アルミン(殺される!!!)ガクガク






















    パサ・・・・


    アルミン「え?」


    ジロ・・・・


    フイ・・・・


    ズシン


    ズシン


    アルミン「顔を・・・・確認した?」カタカタ
  37. 37 : : 2014/12/29(月) 19:40:35
    パカラ パカラ


    ライナー「アルミン!!!」


    アルミン「!!! ライナー!!! ジャン!!!」













    ライナー「あのいいケツした女型の巨人が知性巨人だってのか?」


    アルミン「うん・・・・巨人は食べる過程で人を殺すけど、あの巨人は殺すためにワイヤーを掴んだ。」


    ジャン「マジかよ、じゃああいつの目的は?」


    アルミン「恐らく、エレンだ。」


    ライナー「じゃあ、エレンはどこにいるってんだ?」


    アルミン「僕の作戦企画書では右翼前方だったはず。」


    ジャン「俺の企画書では左翼後方だったぞ?」


    アルミン「でも、考えてみたらそんな危険なところにエレンを置くはずがない。恐らくエレンは・・・・一番安全な中央後方あたりかな?」


    ジャン「・・・・右翼索敵班は壊滅した。俺たちが・・・・・あいつを足止めするぞ!」


    アルミン「!!! 自殺行為だ!!! ジャン!!!」


    ライナー「お前ホントにジャンなのか? 俺の知るジャンは自分のことしか考えないやつのはずだ!」


    ジャン「失礼だな!」ニヤ


    ジャン「俺は・・・・・どこのどいつとも知れねえ骨片に、バカにされたくねえだけだ!!!」


    アルミン「ジャン・・・・。」


    ジャン「ライナー!!! アルミン!!! 手を貸せ!!!」


    アルミン「・・・・・フードを深くかぶるんだ!!! これで迂闊に女型の巨人は手を出せなくなる!!!」


    ライナー「気休めにしては十分だ!!!」


    ジャン「アルミン・・・・お前、エレンにくっついてばっかで気持ちわりいって思ってたけど、やるときゃやる男だと思っていたぜ!」


    アルミン「はは・・・ひどいな。」
  38. 38 : : 2014/12/29(月) 21:15:12
    ジャン(頼むぞ・・・・・仕留めろとは言わん・・・・・・足止めできればそれだけで十分!!! でも、無茶だけはしてくれるなよ!!!)


    祈りを込めて、ブレードに口づけをする。


    バシュ! ギュルルルルルルル・・・・




    ーーー



    ーー



    ーーー



    ーー



    アルミン「ジャン!!! 仇を取ってくれ!!!」


    女型の巨人「」ピタッ


    アルミン「そいつは右翼側で本当に死に急いでしまった・・・死に急ぎ野郎の仇だ!!!」


    ジャン(まずいぞ!!! 頭打って混乱しちまったのか!?)


    アルミン「僕の親友をこいつが踏みつぶしたんだ!!! 足の裏にこびりついているのを見た!!!」


    バシュ!


    ザクッ!


    ジャン(ライナーの奴、直接うなじを狙うのか?)


    ギュルルルルルルル・・・・


    女型の巨人「」ニイ


    パシッ


    ライナー「ぐっ!!!」


    ブシュウウウウウ!!!!


    ジャン「おい、嘘だろ!? ライナー!?」


    ザシュウウウウウ!!!!


    ライナー「うらああああ!!!」


    ジャン「ライナー!!!」


    ギュルルルルルルル・・・・  スタッ


    ガシ!! アルミン「うわ!!!」


    ライナー「見ろ、女型の巨人がお帰りだ。」


    アルミン(待って・・・・その方角は、中央後方!!! エレンのいる方角に!!!)
  39. 39 : : 2014/12/29(月) 21:15:56
























  40. 40 : : 2014/12/29(月) 21:49:24
    しばらくして、巨大樹の森



    ビッグボス「・・・・・静かすぎる。」


    中央の部隊のみ巨大樹の森に入り、ほかの部隊がその周りを固める・・・・どれも企画書にはなかった行動だ。


    ビッグボス(やはりこの作戦、何か裏があったようだな。)


    オセロットに目をやる。


    彼も何かを感じ取っているらしく、狩りをする山猫のように神経を研ぎ澄ましている。


    ズシン!


    ズシン!!


    ズシン!!!


    ドゴオオオオオオオオオオン!!!!


    うわあああああああ!!!!!


    エレン「うわあ・・・・・あ・・・・。」


    女型の巨人がエレンめがけて突っ込んでくる!!!


    ビッグボス「ようやく巨人のお出ましか?」カチャ


    オセロット「やりますか? ボス?」カチャ


    リヴァイ「このまま突っ込むぞ、戦闘は避けろ!」


    ボスオセロット「!!!」


    エレン「どうしてです!? まだ戦ってるじゃないですか!?」


    ペトラ「兵長の指示に従いなさい!!!」


    エレン「見殺しにしろっていうんですか!?」


    ペトラ「ええ、そうよ!!!」


    ビッグボス「」


    オセロット「」













    エレン(そうだ・・・・俺は、巨人化できるじゃねえか?)スッ


    ペトラ「エレン!!! 何をやっているの!?」


    一瞬のためらい・・・・・。


    リヴァイ「お前は間違ってねえ・・・・。」


    エレン「!?」


    リヴァイ「結果は誰にもわからなかった・・・・・。


    信頼に足る仲間の選択を信じても・・・


    自分の選択を信じても・・・


    だからせいぜい・・・・悔いの残らないほうを選べ!」


    エレン「」


    ペトラ「エレン・・・信じて!」


    エレン「」


    ビッグボス「俺たちを信じろ! 俺たちはお前を・・・・死なせはしない!」


    エレン「・・・・・進みます!!!!」


    オセロット「そうと決まれば、全速力だ!!!」


    ぐああああああああああ!!!!!


    ダン!


    ダン!!


    ダン!!!


    ダン!!!!


    猛スピードで迫る女型!!!!!


    逃げるリヴァイ班!!!!!


    もう少しで・・・・


    もう少しで!!!!!!!


























    ダン!!!!!!!


    女型の巨人「!?」




    エルヴィン「撃てえええええええええええ!!!!!!!!!」


    バババババババババババババババババババババババン!!!!!

    バババババババババババババババババババババババン!!!!!

    バババババババババババババババババババババババン!!!!!


    何百本ものワイヤーが撃ちこまれ、まばゆい光が放たれる!!!!


    数多くの犠牲の末、女型を遂に捕獲した!!!


    ビッグボス「そうか・・・・これは巨人の捕獲作戦だったのか!!!」


    オセロット「全く持って恐ろしい策士ですな。」


    オルオ「見たか!? これが調査兵団の力だ!!!」


    エレン「はい!!!」パアアア
  41. 41 : : 2014/12/29(月) 23:47:21
    リヴァイ「ここからは別行動だ。隊の指揮はエルド、お前に任せる。」


    パシュ ギュルルルルルルル・・・・



















    ビッグボス「・・・・オセロット。」


    オセロット「なんでしょうか?」


    ビッグボス「あの女型の巨人・・・・お前はどう思う?」


    オセロット「あの巨人・・・・何か強い目的があってエレンを狙ったんでしょう。」


    エルド「例えばどんな?」


    オセロット「エレン、お前は巨人としてどんな能力を持っている?」


    エレン「えっ?」


    オセロット「お前ではなく、お前の力が狙われているのかもしれんぞ?」


    ビッグボス「オセロット・・・・お前、この件に関してどれくらい知っている?」


    オセロット「・・・・・少なくとも、愛国者達が絡んでいることは確かだ。」ニィ


    一同「!!!」


    エレン「一体なんですか!? 愛国者達って!?」


    オセロット「いずれわかる・・・・今話すのはふさわしくない。」


    エルド「お前、この状況でよくぬけぬけと!!!」


    オセロット「おっと、いいのか? 俺はここの王政とつながりがある。」


    一同「!!!」


    オセロット「真実に辿り着きたければそこまで来るがいい。もっとも、無事に来れるかは保証できんがな。」


    ビッグボス「オセロット・・・・貴様!!!」


    オセロット「では御機嫌よう!!!」ダッ










    ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!


    一同「!!!」


    ビッグボス「何の声だ?」


    エルド「くそ、オセロットは一旦諦める。立体起動に移れ!!!」
  42. 42 : : 2014/12/31(水) 00:10:43
    エレン「一体どうなってんだよ!? なんでオセロットが!?」


    エルド「落ち着けエレン!!! あいつは最初から裏切り者だったんだ。」


    ビッグボス「くっ、迂闊だった・・・・・。」


    ペトラ「ボス・・・・・気を落とさないで、あなたのせいじゃないです。」


    オルオ「あの野郎をぎゃふんと言わしてやれ!!!」


    グンタ「ボス、大丈夫だ、俺たちもついてます!」


    ビッグボス「すまないな・・・・オセロットの奴は俺がきっちり落とし前をつける!!!」




















    オセロット「計画通りだ・・・・信煙弾をあげるといい。今がチャンスだ・・・・・・分かっているな?」


    「」カチャッ


    バシュウウウウウウ・・・・・
  43. 43 : : 2015/01/01(木) 11:32:46
    明けましておめでとうございます!!

    進撃のMGSさんのようなMGSと進撃をこよなく愛する同志に出会えて無上の喜びです*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

    どの作品もいいセンスしてらっしゃいますので、これからも楽しく読ませて頂きますね

    ではでは、今年もよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ
  44. 44 : : 2015/01/01(木) 14:52:06
    てめーらあけましておめでとう、早速だがお年玉くれ8億くらいwwwそして作者期待
  45. 45 : : 2015/01/01(木) 19:03:10
    Canzoneさん、俺神さん、あけましておめでとうございます!


    進撃とメタルギアがともに好きな同志として、ここまで期待していただいて、これほど嬉しいことはないです‼︎ 無上の歓喜です‼︎‼︎


    お年玉は、いつの間にかあげるほう。


    僕も欲しい‼︎‼︎
  46. 46 : : 2015/01/02(金) 22:28:14
    エルド「信煙弾・・・・・兵長からの合図だ。」


    疑いもせず、兵長のもとへと動きだす・・・・。


    ・・・・・悲劇への、引き金とも知らずして・・・・。



















    グンタ「!!! あれは!?」


    スパアアア!!!!


    エレン「グンタさん!!!」


    ビッグボス「グンタ!!!」


    うなじを斬られ、グンタは絶命した。

















    ピカアアアアアア!!!!!


    ドゴオオオオオオオオオオン!!!!!!


    眩しい光とともに女型の巨人が現れる!!!










    エルド「エレン!!! 行け!!! これが最善策だ!!!」


    エレン「ご武運を!!!」








    エルド「さて・・・・いくぞ!!! オルオ、ペトラ、ビッグボス!!!」








    エルドオルオ「はああああ!!!!」


    ザクザクザク!!!!


    見事な連携で、女型の両目を切り裂く!!!


    ビッグボス(よし、これで一分間は闇の中だ。)







    ザシュ! オルオ「クソ女型に報いを!!!」


    ザシュ! ペトラ「ここでみじめに死ね!!!」


    ザシュ! ビッグボス「悪いが、ここで眠ってもらう!!!」


    ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!


    大木を背もたれに、尻餅をつく。










    ・・・・・おかしい・・・・。ほかの巨人は、斬られても、すぐに回復し始めるはずなのに・・・・・。


    ビッグボス「!!!」


    エルド「これで終わりだあああ!!!!」


    ビッグボス「よせ!!!!! エルド!!!!!!」


    女型の巨人「」パチッ


    ガブ!!! ブシュウウウウウ!!!!


    ペトラ「エルドオオオオオオオ!!!!!」


    ビッグボス「片目だけ・・・・再生しただと!?」


    オルオ「ペトラ!!! 体勢を直せ!!!!」


    グチャ!!!


    オルオ「ペトラアアアアアアア!!!!!」












    遠くから、エレンもこの様子を目撃した・・・・。


    エレン「うわあああああああああああああああああ!!!!!!」






    オルオ「・・・・・・おい!」


    バシュウウウウウウ・・・・・ ザク!!!


    ギュルルルル!!! オルオ「死ね!!!!」


    パキイイイイイン!!!!


    オルオ「なぜ・・・・切れねえ!?」


    グオン!!! グチャ!!!!


    ビッグボス「硬化・・・・・能力・・・・・・。」
















    エレン「あ・・・・・・俺は・・・・テメエを・・・・・・・・殺す!!!!!」


    ピカアアアアアア!!!!!


    ドオオオオオオオオオオオオオン!!!!!















    ビッグボス「!!!」


    エレン巨人体「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」
  47. 47 : : 2015/01/06(火) 00:29:20
    超絶期待です。
  48. 48 : : 2015/01/06(火) 11:14:39
    期待して頂いて、本当にうれしいです!!!


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ビッグボス「巨人化した!? これが・・・・あのエレンか!?」


    危険を察し、ビッグボスは距離をとる。


    ーー


    ーーー


    ーー


    ーーー


    ーー





    ズドオオオオン!!!!!


    ビッグボス「!!! エレンが・・・・・負けた!?」


    ミカサ「!!! エレン!!!!」


    女型の巨人 グパアアアアア・・・・・ バクッ!!!


    女型はエレンを口に含み・・・・逃走を図る!


    ミカサ「エレンを・・・・返せええ!!!!」


    ビッグボス「待て!!! ミカサ!!!」


    ミカサが突っ走っていく!!!


    ガッ ミカサ「!!!」


    リヴァイ「待て、ミカサ。女型から距離をとれ。」


    ビッグボス「リヴァイ・・・・すまない、俺がふがいないばかりに。」


    リヴァイ「見た目と違って繊細な男だな・・・・反省は後だ。今は・・・・エレン奪還にすべてをかける! 俺がやつを削る・・・・・ミカサとビッグボスは注意を引け!!!」


    ビッグボス「了解した!!!」
  49. 49 : : 2015/01/06(火) 11:25:19
    バシュウウウウ・・・・・


    ビッグボスが女型の前方に出る・・・


    リヴァイ「」カチィィン・・・・











    女型の巨人 グオオオオオ!!!!


    リヴァイ「はあああ!!!!」


    ズバババババババババババ!!!!!!!


    ブシュウウウウウ!!!!!


    ビッグボス「なんて速さだ!!!」


    ミカサ「早すぎて・・・・硬化で防ぐ、暇もない!」


    ズバババババババババババ!!!!!!!


    ドオオオオン!!!!!


    ミカサ「!!! うなじが無防備に・・・・今なら、やれる!!!」


    バシュウ!!! ギュルルルルルル!!!!!


    リヴァイ「!!! 止せ!!!」


    グオオオオオ!!!!


    ミカサ「!!! まずい、巨人の右手が!!!」


    リヴァイ「ちっ、どけ!!!」バシッ


    ミカサ「ぐっ!」


    グオオオオ・・・・バキィ!!!


    リヴァイ「う”っ! 右足が・・・。」


    ビッグボス「うおおおおお!!!」ズババ!!!


    口を切り裂き・・・・中からエレンが現れた。


    リヴァイがすかさずエレンをつかむ!!!


    リヴァイ「ずらかるぞ!!!」


    ビッグボス「目標を見失うな!!! ミカサ!!! エレンはお前の大切な男だろ!!!」


    ミカサ「」








    逃走する途中・・・・・女型を見た・・・・。


    涙を・・・・・・流している?








  50. 50 : : 2015/01/06(火) 11:37:05










    今回の壁外調査にかかった費用と損失は、支持母体を失望させるには十分であった。


    後日、調査兵団幹部の王都招集とともに、エレンとビッグボスの引渡しが決まった。












  51. 51 : : 2015/01/06(火) 11:51:32
    壁外調査から数日後・・・・・リヴァイ班を含む兵士の亡骸が火葬されることになった。





    誰一人・・・・・言葉を発しようとしない。


    ただ・・・・・・二人を除いて・・・・。







    エレン「う・・・・・うう・・・・・。」ポロポロ


    エレンの嗚咽が・・・・静寂の中にこだまする。









    一人の男が、整列している兵士の列の前に出る。


    「ぐ・・・・・うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


    意外な人物が叫びをあげる!!!


    アルミン「・・・・・・ビッグボス?」












    やがて炎が燃え尽き・・・・骨が残るばかりになった・・・・。









    ビッグボスがおもむろに骨を集め始める。


    リヴァイ「おい! なんのつもりだ!?」


    ビッグボス「仲間の骨を使って・・・・・アクセサリーを作る。」


    一同「!?」


    リヴァイ「テメエ・・・・何を考えてやがる!?」


    ビッグボス「そいつを抱いて・・・・・俺は戦場に行く。誰もお前たちをひとりにはしない・・・・お前たちは、俺たちとともにある。」


    リヴァイ「!!!・・・・ずいぶん感傷的な野郎だ。気にいらねえ・・・・・。」


    それ以上、声をかける人間はいなかった。


    それほど、ビッグボスの様子は尋常でなかったからだ。


    拾い終えると、ビッグボスは姿を消した。











    エレン「・・・・・・・ボス。」
  52. 52 : : 2015/01/06(火) 12:08:59













    アルミン「・・・・・やっぱりここにいたんですね、ビッグボス。」


    ビッグボス「・・・・・・やっぱりお前達か、エレン、アルミン、ミカサ。」


    エレミカ「」









    ビッグボス「エレン・・・・・・お前は、巨人を駆逐する為に、この調査兵団に入った。」


    エレン「」


    ビッグボス「その志は・・・・今も、変わってはいないのか?」


    エレン「・・・・・俺は・・・・・・とにかく、巨人をぶっ殺したい・・・・今でもな。」ザワッ


    ビッグボス「そうか・・・・・・・・エレン、俺も、あの世から戻ってきた鬼だ。」ザワッ


    ミカアル「」ゾクッ


    ミカサ(二人の憎悪が・・・・尋常じゃない。)


    アルミン(そうか・・・・・二人とも、似たもの同士なんだ・・・。)


    ビッグボス「俺たちは、血の混じった泥をなめる・・・・ただ・・・・・復讐のためだけに!!!」


    エレン「俺は・・・・・巨人を殺す・・・・・一匹残らず!!!」


    アルミン「・・・・・二人とも、後で話があるんだ。」


    エレン「話って何だよ? アルミン?」


    アルミン「女型の・・・・正体についてだ。」


    エレボス「!!!」


    ビッグボス「本当か!?」


    アルミン「うん・・・・でもビッグボス、あなたに条件がある。」


    ビッグボス「条件?」


    エレン「おいアルミン! 条件とかふざけてんのか!?」


    アルミン「エレン!!! これは重要なことなんだ!!! 僕の判断を信じてくれ!!!」


    エレン「」


    アルミン「ボス・・・・あなたの知っていることも教えてください。どうやらボスはこの件について僕達よりも知っています。だから、力を貸してほしいんです。」


    ビッグボス「もとよりそのつもりだ。心配しなくていい。」


    アルミン「・・・ありがとう、ボス。」
  53. 53 : : 2015/01/07(水) 00:13:09
    頑張れ
  54. 54 : : 2015/01/10(土) 15:43:41
    待ってるよーん
  55. 55 : : 2015/01/11(日) 14:40:39
    お待たせしてごめんなさい!


    始めます!!!


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    旧調査兵団本部



    ガチャ エルヴィン「遅れて申し訳ない。」


    アルミン「わざわざ来ていただいて、ありがとうございます。」


    リヴァイ「これで、全員そろったな。」


    エレン「」


    ミカサ「」


    ジャン「」


    アルミン「では・・・・・ビッグボス、まずはあなたに質問があります。」


    ビッグボス「なんだ?」


    エレン「・・・愛国者達ってのは、一体なんなんだ!?」


    ビッグボス「・・・・・簡単に言えば、世界の支配を望む連中だ。」


    一同「!?」


    ビッグボス「元々愛国者達は、俺の師匠だったザ・ボスの遺志を実現させるため、ゼロやオセロットとともに作った組織だった。」


    エルヴィン「つまり、君も創設者の一人だったということだな?」


    ビッグボス「その通りだ・・・・だが、ゼロは世界の統制を望み、俺たちは袂を分かった・・・・・。だが、ゼロはそんな俺を野放しにはしておかなかった。


    俺はゼロに攻撃され、多くの仲間を殺された・・・・。」


    エレン「・・・・ボス。」


    アルミン「」


    ビッグボス「俺は・・・・仲間の無念を抱いて戦場に行く・・・・・俺の生きる場所は、戦場を置いてほかにない・・・・・すべてはただ・・・・復讐のためだ!!!」


    リヴァイ「つまりゼロってやつが愛国者達のリーダーなんだな?」


    ビッグボス「ああ・・・・・この巨人の件に関しても、裏でゼロが糸を引いているとなると厄介だ。」


    アルミン「・・・・・しかも、オセロットにまで裏切られた。」


    ビッグボス「・・・・・・そうだ。あいつは愛国者達に残ってスパイをしていたのだが、いつの間にか二重スパイとなっていたようだ・・・・・。まあもともと奴は19歳のころから三重スパイをこなしていた・・・・・・それくらい朝飯前だったんだろうな。」


    アルミン「!!!」


    エルヴィン「恐ろしい男だな・・・・・恐らく、私たちの誰よりも頭の回る男だろう。さて・・・・・愛国者達と壁外の巨人達とのつながりはどうなっていると思う?」


    アルミン「分かりません・・・・・ただ、オセロットが仲介役を果たしていると思われます。」


    リヴァイ「何故だ?」


    アルミン「あまりにタイミングが良すぎます。それに、壁外で立体起動装置も付けずに離脱するなんて、彼らの手引きがなかったら安全には行えないはずです。」


    ビッグボス「王政と壁外の巨人の二つの対立する勢力と接点を持ち、かつ愛国者達の仲介役を果たしている・・・・か。」


    エルヴィン「この状況・・・・・もはや愛国者達がこの状況を支配していると仮定すべきだろう。」


    アルミン「・・・・・・私から提案があります。」


    一同「!!!」


    エルヴィン「何かな?」


    アルミン「女型の巨人の正体を割り出しました・・・・・彼女に尋問をするというのはどうでしょうか?」
  56. 56 : : 2015/01/16(金) 14:43:21
    どしたーーーー?
  57. 57 : : 2015/01/16(金) 14:43:47
    おーーーーい
  58. 58 : : 2015/01/16(金) 15:03:40
    ごめんなさい。なかなかネタが・・・・・


    何とか思いつきましたので、書いていきたいと思います。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    エレン「ほんとか!? アルミン!?」


    アルミン「うん! これからエレンとビッグボスは中央へ召喚されます。そこで、ジャンにはエレンに変装して、替え玉になってもらいます!」


    ジャン「はあ!? ふざっけんなよ! なんで俺がこいつの替え玉にならなくちゃならねえんだよ!?」


    アルミン「大丈夫だよ・・・・・君たちは目つきが凶悪で、似たような悪人面だから。」


    エレン「俺はこんな馬面じゃねえ!」


    ジャン「誰が馬面だこの死に急ぎ野郎!!!」


    リヴァイ「・・・・・・テメエら、死にたいか?」ゴゴゴゴ・・・・


    エレジャン「・・・・・すいません。」


    アルミン「・・・・・話を戻します。そこから僕とエレンとミカサで、目標を誘き出します。」


    エルヴィン「どのようにしておびき出す?」


    アルミン「エレンの逃亡に手を貸すよう説得して、ストヘス区の地下街へ誘き出します。サイズと強度から考えて、巨大化されても楽に捕獲できるはずです。」


    リヴァイ「なるほど・・・・・そいつはストヘス区にいることは確実なのか?」


    アルミン「・・・・・はい。女型の巨人は僕たち104期の同期で、憲兵団に所属しています。」


    エレン「!!!・・・・・ちょっと待ってくれ、それじゃあ・・・・。」


    アルミン「女型の巨人の正体は・・・・・・・アニ・レオンハートだ。」


    エレミカジャン「!!!」
  59. 59 : : 2015/01/16(金) 15:18:20
    エレン「そんな・・・・・・嘘だろ・・・・・・アニが・・・・・・・。」


    ビッグボス「」


    ジャン「何でお前はアニが女型だと思うんだ?」


    アルミン「一ヶ月前、立体機動の検査が行われた時、アニはマルコの立体機動装置を持っていたんだ。」


    一同「!!!」


    アルミン「つまり・・・・・実験台となっていた2体の巨人を殺したのは、アニだと思われるんだ。」


    エレン「アニを・・・・・・疑うだなんて・・・・・どうかしてる・・・・・・。」


    アルミン「それに・・・・・アニは104期しか知らないエレンのあだ名「死に急ぎ野郎」に反応を見せた。」


    ジャン「!!!」


    リヴァイ「ほかに根拠は?」


    アルミン「・・・・・・ありません。」


    エレン「はあ?・・・・・・どうすんだよ、アニじゃなかったら・・・・・。」


    リヴァイ「つまり証拠がなくてもやるつもりなんだな?・・・・・・どうする、エルヴィン。」


    エルヴィン「・・・・・・・アルミンの案を採用する。」


    アルミン「・・・・・ありがとうございます。」


    エレン「」



    ーーー



    ーー



    ーーー



    ーー








  60. 60 : : 2015/01/16(金) 20:48:34




    ガラガラガラガラ・・・・・


    ガシャアアアアアン!!!









    アルミン「やぁ、気分はどう? アニ?」


    アニ「・・・・・いい気分ではないね。」


    ストヘス区での激しい攻防の結果、アニは捕えられ、地下深くの牢獄に幽閉された。


    アニ「・・・・・エレンは、どうなった?」


    アルミン「君を捕えた後は、すっかり意気消沈してしまっている・・・・・・ところでアニ。」


    アニ「・・・・なに?」


    アルミン「いったい誰に命令されて・・・・・エレンを連れ去ろうとしたの?」


    アニ「」


    アルミン「・・・・黙秘、するんだね。」


    アニ「・・・・・拷問をしても無駄だよ? 私は拷問に耐えるよう訓練されているからね。」


    アルミン「そっか・・・・・随分と可愛がられたことがあるんだね。」


    アニ「・・・・・・訳知り顔だけど、何を考えているの? アルミン?」


    アルミン「・・・・・・どうやら、君から得られる情報はこれ以上はなさそうだね。」


    アニ「・・・・どうするつもり?」


    アルミン「・・・・・・君を処刑する。」


    アニ「・・・・そう。」


    アルミン「それじゃあまた・・・・・次に会うのは・・・・処刑台でだ。」





















    ビッグボス「何か・・・・分かったのか?」


    アルミン「オセロットは・・・・・壁外の巨人とだいぶ前から接触していたことくらいかな?」


    ビッグボス「やはりそう思うか・・・・・アルミン。」


    アルミン「」


    そのままアルミンは無言で立ち去った・・・・。













  61. 61 : : 2015/01/17(土) 16:24:29



    ・・・・・何でだ・・・・・何でだよ・・・・・・





    ・・・アニ・・・・・





    アルミン「やぁ・・・・エレン。」


    エレン「・・・・・アルミン。」


    アルミン「・・・・・アニの、処刑の時期が決まった。」


    エレン「あぁ・・・・分かってる。」


    アルミン「・・・・・ごめん、エレン。」


    エレン「・・・・・・謝るなよ。」


    アルミン「・・・・・・僕は、エレンに何もしてやれない。」


    エレン「・・・・・・お前、何を企んでる?」


    アルミン「えっ?」


    エレン「幼馴染の俺に分からないとでも思うのか?・・・・お前がそんな表情をするのは、昔から何かを企んでいる時だ。」


    アルミン「・・・・・・言えない。」


    エレン「・・・・・そうか。」












    今のアルミンからは・・・・・・聞き出せないか・・・・・






  62. 62 : : 2015/01/17(土) 16:27:01
    アルミンの言った通り、処刑の日時が告知された。


    アニは、トロスト区の前門、彼女の仲間が壊した門の前で、首を切られて処刑される。


    そして・・・・・・・その処刑執行人は・・・・・・











































    ・・・・・エレン・イェーガーと決まった・・・








  63. 63 : : 2015/01/17(土) 17:12:49





    凍てつくような寒空の下・・・・エレンは、刃を手に握る。





    そして、ゆっくりと、死の十三階段を昇っていく・・・・





    俺が死ぬわけではない・・・・・それでもエレンには、自分がこれから死んでいくのだという気持ちがぬぐえなかった・・・・





    アニ「・・・・・・・私を殺すのは、あんたかい。」





    エレン「滑稽だよな?」





    アニ「本当にね・・・・・。」





























    遂にアニの処刑が始まる。





    ここには、同期の104期のメンバーも集められていた。





    ・・・・・・アニを使ってほかの巨人をあぶりだす。





    団長にはそう説明していた。


















    アルミン「・・・・・・・一体どう出るつもりだろう・・・・・オセロットは。」


    ビッグボス「!!! アルミン!? お前!!!」




















    エレンの刃が振り上げられる!

































    バァン!!!


    エレン「がっ!!!」















    寒空の下、鳴り響く・・・・・・・・銃声!!!


    振り上げられた刃は、アニの首を落とすことなく、振り下ろされた!!!





  64. 64 : : 2015/01/17(土) 17:26:35
    ミカサ「!!! エレェェェェェェェェェェェェン!!!!!」


    エルヴィン「総員!!! 至急狙撃犯を捜索せよ!!!」


    処刑場の前は大混乱だ!!!


    敵は・・・・・・見えないところから撃ってきた!!!


    アルミン「エレン!!!!!」


    ミカサとアルミンがエレンに駆け寄った・・・・。



















    エルヴィン「・・・・・アルミン、説明をしてもらおう。」


    リヴァイ「これはいったい・・・・・どういう状況だ?」


    アルミン「・・・・・エレンは、何者かによって狙撃され・・・・・・壮絶な最期を・・・・遂げました。」ポロポロ


    ビッグボス「・・・・・アルミン、お前、何を隠している?」


    ミカサ「!? どういうこと!?」


    ビッグボス「お前はこの処刑が・・・・・ほかの巨人を誘い出す罠だといった。事実・・・・巨人捕獲用の装置を街の至る所に配備していた。だが・・・・お前はさっき、つぶやいていたな?」


    アルミン「」


    ビッグボス「オセロットはどう動くかと。」


    一同「!!!」


    エルヴィン「つまりアルミンは、オセロットを誘き出すために、エレンを処刑台に昇らせた・・・・・・暗殺の危険があることを知りながら・・・・・そうだね?」


    アルミン「」


    ジャン「テメエ、ふざっけんな!!!」


    バキィ! アルミン「うぐっ!」ドサッ!


    ジャン「これが親友に対する態度かよ!!! エレンはテメエのせいで死んだんだぞ!!!」


    アルミン「」


    ハンジ「私たちは、希望を失った。これは簡単に見過ごすことのできる問題じゃない・・・・・わかるね、アルミン。」


    アルミン「はい、承知しています。」
























    アニの処刑は延期され、アルミンはエレンを死なせた罪で投獄された。





  65. 65 : : 2015/01/17(土) 17:33:20













    ライナー「・・・・・どうする?」


    ベルトルト「とりあえず、オセロットのおかげでアニの死は回避された。」


    ライナー「あぁ、アルミンは俺たちを嵌めるつもりで、アニの処刑を準備しているといっていた。そうじゃなかったら嵌められていたな。」


    ベルトルト「でも、結果としてエレンを死なせてしまった。」


    ライナー「・・・・・・俺たちは戦士だ。座標かもしれないやつが死んでしまった以上、やることは一つだろ?」


    ベルトルト「そうだね・・・・僕たちが、悪魔の末裔を滅ぼすんだ。」


    ライナー「そうすれば、俺たちの故郷は自由になる!」


    ベルトルト「全ては・・・・・故郷のためだ。」


  66. 66 : : 2015/01/18(日) 15:09:08




    王都ミットラス



    貴族1「どういうことだ! 座標が死んでしまっただと!?」


    貴族2「くそっ、我々は外の巨人達に対して無力ではないか!?」


    貴族3「むう、まずいことになった・・・・。オセロットめ・・・・・我々を裏切りおったか!?」


    貴族4「我々は『らりるれろ』から見捨てられたとでもいうのか!?」









    オセロット「その通りだ!」


    貴族たち「!!!」


    オセロット「お前たちは最早用済みだ・・・・・・今までご苦労だったな?」


    貴族3「貴様!!! これはいったいどういう・・・バァン!


    ドシャ!


    貴族1「ひっ!!!」


    貴族2「やっ、やめろ!」


    オセロット「」ニィ
















    バババン!!!





  67. 67 : : 2015/01/18(日) 15:17:01





    調査兵団本部




    エルヴィン「・・・・・それで、アルミンの様子は?」


    ハンジ「それがすっかり落ち込んじゃって・・・・・一言もしゃべってくれないんだよね・・・・。」


    エルヴィン「そうか・・・・・。」


    ミケ「・・・・臭うな。」


    ハンジ「まだ何か企んでいるかもしれないってことかい?」









    バタン!!!


    「大変です!!!」


    エルヴィン「何があった?」


    「王政府の側近の貴族たちが・・・・・・殺されました!」


    エルハンミケ「!!!」


    「何やら・・・・・銃のようなもので頭を撃ち抜かれていたとのことです。」


    エルヴィン「・・・・・オセロットの仕業か?」


    ハンジ「だとすると・・・・・オセロットはどうやら壁外の巨人を選んだってことになるね。」













    バタン!!!


    「大変です!!!」


    エルヴィン「!!! 今度はなんだ!?」


    「アルミン・アルレルトが・・・・・・・脱獄しました!!!」


    エルハンミケ「!!!」


    エルヴィン「・・・・・これが偶然とは考えにくいな。」


    ハンジ「決まりだね・・・・・・アルミンは反逆者だ。」








    エルヴィン「至急オセロットとアルミンを追跡しろ! 見つけたらその場で殺すことをためらうな!」




  68. 68 : : 2015/01/18(日) 15:21:45
    ハンジ「それにしても・・・・・アルミンはどうやって脱獄したんだろうね?」


    エルヴィン「・・・・・恐らく外からの手引きだろう。そうでなければ、身体能力が人並みでしかないアルミンは脱獄できない。」


    モブリット「調査の結果が届きました。」


    ハンジ「それで・・・。」


    モブリット「檻を開ける鍵が行方不明になっています。恐らく、盗まれたものだと思われます。」


    エルヴィン「・・・・・オセロットの、仕業なのか?」











  69. 69 : : 2015/01/18(日) 15:32:13




    バシャ・・・・





    バシャ・・・・





    バシャ・・・・











    アルミン「」ハァ ハァ





    何とか地下水道まで逃げおおせた・・・・・


    僕は・・・・・王政に対する反逆の罪で、僕の同期達の追跡を受けた・・・・。








    コニー「なあ嘘だろ、アルミン? どうして俺たちに刃を向けるんだよ!?」


    ミカサ「あなたは・・・・・・エレンを殺した!!! 私は・・・・あなたを斬る!!!!」











    ズキッ! アルミン「うっ!」ポタポタ・・・・


    もう・・・・動けない・・・・・・・・











    「そこまでだ・・・・・・アルミン!」カチャ!


    アルミン「・・・・・・・・・・・オセロット!」ハァ ハァ


    オセロット「お前は賢い男だったな?」


    アルミン「こんな状況で言われちゃ・・・・・皮肉にしか聞こえないな。」ハァ ハァ


    オセロット「女型の巨人を使い、俺を誘き出そうとしたのは見事だった・・・・・だが、お前は俺の腕をなめすぎたな。」カチャ!


    アルミン「くっ・・・・・。」ハァ ハァ


    オセロット「さらばだ・・・・・・アルミン・アルレルト。」


























    バァン!



  70. 70 : : 2015/01/18(日) 15:39:26
    アルミン「うぐっ!」フラ・・・


    ドサッ!








    オセロット「さて・・・・・これですべて終わった。これでアルミンは、壁外の巨人と通じた反逆者として処理される。まぁ、実験は失敗だったということだ。」






















    カチャ!


    ビッグボス「動くな!」


    オセロット「!!! いつの間に!?」


    ビッグボスはオセロットの後頭部に銃を突きつけた!


    ビッグボス「銃を捨てろ!」


    オセロット「ぐっ・・・・。」ポロッ











    「上手く行ったみたいですね。」


    オセロット「貴様!!! なぜ生きている・・・・・・



























    ・・・・・アルミン!!!」
  71. 71 : : 2015/01/18(日) 15:43:37
    アルミン「ふぅ、よかったあ・・・・。」


    雨具を取った・・・・・雨具の下には、防弾チョッキが仕込まれていた。


    ビッグボス「俺の特注品だ。」


    オセロット「貴様!!! 図ったな!!!」


    アルミン「いやだなあ、僕だってあなたを陥れるために命がけだったんですよ?」


    「全く、俺にまで無茶させやがって・・・・・・生きた心地がしなかったぞ!」


    オセロット「!!! 貴様は・・・・・・・
































    ・・・・・・・エレン・イェーガー!?」


    エレン「やったな・・・・アルミン!」


    アルミン「うん。」
  72. 72 : : 2015/01/18(日) 16:20:08
    オセロット「これはいったい・・・・・どういうことだ!?」


    アルミン「答え合わせはしましたよ? 僕でね?」


    オセロット「防弾チョッキか!?」


    アルミン「・・・・最初から僕はあなたを疑っていました。疑惑が確信に変わったのは、あの壁外調査の時からでしたが・・・。


    だから僕は、あなたを捕えるために、罠を用意することにしました。」










    ギュルルルル・・・・・!!!


    エルヴィン「そこまでだ! アルミン!!!」


    リヴァイ「テメエを逮捕する!」


    ミカサ「・・・・・削ぐ!」


    エレン「落ち着いてください。」


    エルリヴァミカ「!!!」


    ミカサ「・・・・・・エレン?」ジワッ


    エルヴィン「どうして君が・・・・・ここにいる?」


    リヴァイ「何で生きてる!? テメエの脈は止まっていたはずだ!」


    ビッグボス「・・・・・・仮死薬だ。」


    リヴァイ「仮死薬?」


    ビッグボス「飲むと人間を一時的に仮死状態にする薬だ・・・・・・エレンに仕込んで、あの処刑台で飲んでもらった。」


    リヴァイ「エレン・・・・・テメエ、お前の死は偽装だったのか?」


    エレン「はい、兵長。」


    エルヴィン「・・・・・すべてはアルミンの作戦か?」


    アルミン「これは・・・・・・オセロットを捕えるため。 すべて僕の独断専行です。」


    ビッグボス「実に見事な作戦だったな・・・・・アルミン。」
  73. 73 : : 2015/01/19(月) 03:25:13
    オッホホホホホホwwwwwwオセロットwwwww
  74. 74 : : 2015/01/19(月) 18:56:49
    俺神さん、いつもありがとう!!!



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    アルミン「さて・・・・・チェックメイトですね? オセロット?」


    オセロット「まだだ・・・・・。」


    エレン「往生際がわりいな。もう終わりだ。」


    オセロット「まだ終わってない。」


















    ドゴオオオオオオオオオオン!!!!


    一同「!!!」


    オセロット「!!!」バッ


    ドカッ! ビッグボス「ぐっ!」ドサッ!


    エレン「なっ、なんだ!?」


    アルミン「!!! 待て!!! オセロット!!!」


    オセロット「邪魔が入った、また会おう!!!」ダッ


    ビッグボス「あの野郎・・・・逃走用にC4を仕掛けていたのか!」


    エルヴィン「総員! オセロットを追跡せよ!!!」














    その後、僕らは必死にオセロットを追跡したものの、結局彼を取り逃してしまった。




  75. 75 : : 2015/01/19(月) 19:13:12
    数日後、調査兵団本部。




    エルヴィン「さて、今回のことについて、報告してもらおう。アルミン。」


    アルミン「はい。私はアニの処刑を利用し、王政と壁外の巨人を利用するオセロットを誘き出すことを計画しました。


    事前に情報が漏れないよう、私、エレン、そしてビッグボスの三人で決行しました。」


    リヴァイ「その目的は何だ?」


    アルミン「オセロットが、結局どっちの側に立って行動しているのか、それを見極める必要がありました。結果としてオセロットは人類の敵であることを選びました。」


    エレン「オセロットの目的は・・・・正直分かりません。何を望んでいるのかも?」


    ビッグボス「むしろ奴は何も望んでないのかもしれないな。」


    アルミン「何も?」


    ビッグボス「・・・・愛国者達の忠実な操り人形になっているということだ。」


    エルヴィン「・・・・・今回の作戦で、君たちはオセロットを取り逃したことは事実だ。」


    エレアルボス「」


    エルヴィン「しかしながら、借りにもオセロットを捕縛寸前まで追い詰めたことは評価する。


    今・・・・・分隊長の席は二つ空いている。


    ビッグボス・・・・・君に、分隊長の座を任せてもいいだろうか?」


    ビッグボス「俺が・・・・分隊長か。」


    エルヴィン「不満か?」


    ビッグボス「・・・・・・条件がある。」


    エルヴィン「なにかな?」


    ビッグボス「・・・・・・エレンとアルミンを、分隊副長に任命することだ。」


    エレアル「!!!」


    エルヴィン「・・・・・・分かった。条件をのもう。」










    こうして、ビッグボスのかつてのコードネームから、スネーク班が誕生した。




































                to be continued......
                



  76. 76 : : 2015/01/19(月) 19:13:53































  77. 77 : : 2015/01/19(月) 19:30:06
    おや? これはこれは・・・・・・。





    私に情報を流していたのはやはり、あなたでしたか・・・・。





    あなたの流した偽の情報で、私たちはこの壁内に呼び寄せられたのですから。





    ええ、エレンは間違いなく座標です。ですが、力を発揮するには、しばらく時間が必要かと。





    アニ・レオンハートの処刑は、延期されました。調査兵団としては、スパイのあぶり出しに利用するつもりのようです。





    ライナーとベルトルトがどう出るか?





    座標の力が開花すれば、そこからは我々の仕事です。





    それまでは、座して待てばいいでしょう。





    壁外の巨人に新たな動きが見られます。威力偵察を仕掛けてくるかと。





    世界の平和を保つのは、愛国者達ではない・・・・・あなたです。





    はい! ありがとうございます!










































    ・・・・・・・レイス卿!





  78. 78 : : 2015/01/19(月) 19:37:25
    はい、ひとまず終了です!


    このお話の黒幕はレイス卿だったということでした。


    次回はエレンがライナーやベルトルトから奪還された後から話を進めていきたいと思います。


    よろしくお願いします。
  79. 79 : : 2015/01/24(土) 20:31:09
    こちらが続編です。


    ビッグボス「進撃の巨人?」 進撃の巨人×MGSV part2


    http://www.ssnote.net/archives/30515

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
hymki8il

進撃のMGS

@hymki8il

「未分類 × 進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「未分類」SSの交流広場
未分類 交流広場
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場