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合コンに行ったら、魔王がいました

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  1. 1 : : 2014/11/25(火) 21:48:24






    ~オシャレ居酒屋 デヴォン~





    教師「えー、今日は私が幹事をやらせてもらいます。よろしくお願いします」




    教師「ではまず、男性陣の職業と年齢紹介から。私は中学校の教師やってます。26歳です」




    営業「ちーっす。結構な上場企業で営業やってます。27歳っす、シクヨロ~」



    大工「押忍。大工やってます。24歳です」





    教師「男性陣は以上3名です。では次、女性陣の紹介お願いします。」





    OL「はあーい。二流会社でOLやってまーす。ピチピチの23歳でーーす、チッス」



    事務員「病院の医療事務やってます。25歳です。よろしくお願いします。」




    魔王「魔王です。よろしくお願いします!」




    教師「ちょっと待って」





  2. 2 : : 2014/11/25(火) 21:52:03




    魔王「・・・・・・」




    教師「え?・・・君今なんて言った?」




    魔王「魔王です!よろしくお願いします!」




    教師「・・・マオウ?」




    魔王「はい!魔王です!」




    教師「・・・・・・ああ」



    教師「そうか。名前言ってくれたんですね。ごめんなさい気がつかなくて。今は職業を言ってもらっていたんです」




    教師「名前がマオさん、でいいんですかね?」




    魔王「いえ、職業、魔王です!」




    教師「いやいやいや」




  3. 3 : : 2014/11/25(火) 21:56:18




    魔王「何か・・・・・・?」




    教師「えーっと」




    教師「職業が、魔王なんですか?」




    魔王「はい!魔王です!」




    教師「名前じゃなくて?」




    魔王「はい!」




    教師「ちなみに名前はなんて言うんですか?」




    魔王「魔王です!!」




    教師「どうしよう」




  4. 4 : : 2014/11/25(火) 22:02:10




    魔王「えっと・・・な、何か変ですかね・・・?」




    教師「いや、変というかその」




    教師「確かに君は今、日本人とは思えない真っ赤な髪の毛のショートヘアで、見事なまでの青目をしていて肌も白く、真っ黒だけれども威厳のあるかっこいいローブを着ていて、更に君の後ろには髑髏のついた杖が置いてあって、いかにも魔王様のような容姿ではあるんだけれども」




    教師「えっと・・・今このコスプレが流行ってるんですか?」



    魔王「コス・・・?」



    教師「結構設定がややこしいな。話ができねえ」



    魔王「えっと・・・・・・」



    教師「まあいいや、魔王さんはここに何しに来たんですか?」



    魔王「出会いを求めに来ました!」



    教師「そこはストレートなんですね」



  5. 5 : : 2014/11/25(火) 22:05:16
    なんだこれwwwwww



    続きに期待!



    というか……この間に魔王城勇者に攻められたら元も子もないwww
  6. 6 : : 2014/11/25(火) 22:06:57
    コメントありがとうございます!
    ふと思いついたので書きたくなりましたw
    どうぞよろしくお願い致します。
  7. 7 : : 2014/11/25(火) 22:12:24






    教師「んーと・・・・・・この人は一体・・・」チラ




    OL「あー、その子ぉ。予定してた子の代役なんですう」




    教師「代役?」




    事務員「もう一人来る予定だったモデルの子が、急に熱が出ちゃったらしくて・・・」



    OL「なんかァ、居酒屋の前で代役が待ってるって言ってたからー、その子だと思って連れてきたんですぅーー」




    教師「・・・・・・はあ」




    魔王「・・・・・・」




    営業「まあまあいんじゃねえの?教師ちゃんよお。さっさと始めよーぜえ」



    大工「ウス!ちょうど教師さんの目の前は魔王さんですので、どんどん話しかけていってほしいっす!」




    教師「え、いや、ちょ」




    一同「「「「とりあえず、かんぱーーーい!」」」」




    カン カン カン





    教師(くそ・・・!完全にやられた・・・!)



    教師(営業の前には美人なOL。大工の前には優しそうな事務員・・・!2カップルは気も合いそうだ)



    教師(それに比べオレは・・・)



    魔王「・・・か、乾杯?・・・ってこうやるのかな・・・」



    教師(よりによって痛いコスプレイヤーかよ・・・いや、まあそれなりにかわいいけど)



  8. 8 : : 2014/11/25(火) 22:26:16




    魔王「よ、よろしくお願いします!」



    教師「・・・・・・」



    魔王「えっと、な、何をすればいいんですかね?」



    教師「・・・あー、魔王さんは合コン初めてなんですか?」



    魔王「はいっ!魔王ですから!」



    教師「答えになってないんですが・・・」



    魔王「すいません・・・に、人間界のこと、よく分かってないもので・・・」



    教師「でも、出会いを求めてきたんですよね?」



    魔王「は、はいっ!そうです!男の人を探しにきました!」



    教師「やけに勇ましいなそこ」




    教師(・・・しかしオドオドしたり、はっきりものを言ったり変な子だなー。まあいいや。せっかくだし色々からかってやるか)




    教師「・・・ちなみに魔王さんは、どこから来たんですか?」



    魔王「え?えーっと・・・魔王の城です!」



    教師「あ、いや、世界です。世界の名前」



    魔王「あ、異世界ヒンジャクゥです!」



    教師「嫌に弱そうな名前の国ですね」



    魔王「う・・・そ、そうなんです。私の率いる魔族もすごく弱い人ばかりで・・・」



    教師(・・・どこのアニメだろう。最近アニメとか見ないからな)



  9. 9 : : 2014/11/25(火) 22:34:22
    魔王可愛いですねwww

    期待です
  10. 10 : : 2014/11/25(火) 22:35:24
    コメントありがとうございます!頑張ります(^_^)
  11. 11 : : 2014/11/25(火) 22:37:51




    教師「ていうか、魔王様が合コンに参加しても大丈夫なんですか?」




    魔王「え」




    教師「いや・・・部下とかに文句言われません?」




    魔王「あ・・・いや・・・言われたんですが・・・無理を言って城を飛び出してきました」




    教師「男との出会いを求めて?」




    魔王「はい!!」




    教師「だから本当勇ましいなオイ」




    魔王「その・・・私、人間界の人とお話するのが初めてなので・・・へ、変なことを言ってましたらすいません」




    教師「いや、別に君は特段変なことはしていないし、変なことも喋ってはいないのだけれど、とりあえずおかしいのは、一人だけ完全コスプレ衣裳で来ているから、そこが変な点だろうか」




    魔王「は、はあ・・・」




    教師「・・・しかし、あんた何歳なの?そんな衣裳着て・・・親になんか言われない?」



    魔王「う・・・と、父様にはいつも甘やかされていますので・・・いつもかわいい、かわいいと・・・」




    教師「ちょっと親父呼んで来い。説教したるわ」



  12. 12 : : 2014/11/25(火) 22:42:04
    (魔王に萌えたとか言えない)

    助さん期待です
  13. 13 : : 2014/11/25(火) 22:47:03
    ありがとうございます!
    コメントとても嬉しいですー(^_^)
    暇な時間にささっと書いていきますのでよろしくです!
  14. 14 : : 2014/11/25(火) 22:51:23


    魔王「す・・・すいません・・・」




    教師(・・・普通にしてればかわいいのになあ)




    教師「・・・とりあえずアンタ、その猫耳外したら?」




    魔王「え・・・」




    教師「その・・・店暖房効いてるし、暑くないですか?耳」



    魔王「あ、これ・・・すいません。魔族なので猫のような耳なんです。気にしないでください」



    教師「そ、そうですか。まあ、いいですけど」




    魔王「・・・そ、そうだ、一つお聞きしたいんですが・・・」



    教師「はいはい、なんですか?」



    魔王「あなた様は、童貞でしょうか?」



    教師「えらいもんぶっこんできたなオイ」




  15. 15 : : 2014/11/25(火) 22:55:41
    超期待してます!
    魔王可愛いw
  16. 16 : : 2014/11/25(火) 22:56:42
    腹筋さん、いつもありがとうございます☆
    今回はコメントを頂きながら、頑張っていこうと思います!よろしくです!
  17. 17 : : 2014/11/25(火) 23:00:40




    魔王「あっ!いえっ!ち、違うんです!私、その!ど、童貞の人しかダメ・・・っていうか、童貞の人を探してて!」



    教師「いや、最初に違うって否定してから肯定されても」



    魔王「うう・・・その・・・私の異世界には、童貞の方しか入れないもので・・・ああ!恥ずかしいッ!」



    教師「君はシャイなのかビッチなのかよう分からんな」



    魔王「で・・・童貞なんですか?」



    教師「もうどうでもいいわちくしょう。童貞ですが何か」



    魔王「はああぁ・・・良かったですぅ・・・」



    教師「26年生きてきて童貞発言して喜んでくれたのはあなたが初めてですよ」



    魔王「では、あなたがやはり、救世主様なのですね!?」



    教師「・・・は?」



    魔王「私たちの世界を救ってくれる、救世主様です」



    教師「あ、ああ。そういう設定なんですか。」



    魔王「設定・・・?」



    教師「そういうアニメなんでしょ?」



    魔王「アニ・・・?私には兄はいませんが・・・」



    教師「ああ、もう、こういうの面倒くさいな」



    魔王「でも良かったです・・・救世主様と会うことができて・・・」



    教師「・・・いや、だからオレはそんなの」



    魔王「デヴォンに集合って言ってたので、こちらの場所で合っていたのですね」



    教師「・・・・・・はあ」



  18. 18 : : 2014/11/25(火) 23:14:34




    魔王「異世界メッチャツオイから来られる、超級最大の悪魔様とお聞きしていたもので、私すごくガチガチだったのです」




    教師「異世界メッチャツオイてww」




    魔王「あなた様のような、とても優しそうな殿方で、私すごく安心しました」ニコ




    教師「は、はあ・・・ちなみに、なんで救世主が必要なんですか?」




    魔王「・・・・・・」




    魔王「実は・・・私たち魔族が、伝説の勇者御一行に追い詰められ、大ピンチなのです。」



    教師「あー、ありがちなパターンですね」



    教師「でも、魔王ってくらいだからあなたも強いんじゃないんですか?それなのに追い詰められてるの?」



    魔王「・・・・・・はい」



    魔王「私の父は世界の破壊王と言われた大魔王、そして母は最上級悪魔を使役する大魔女として、異世界ヒンジャクゥで全ての魔物を統一する王と妃でした。」



    魔王「私も、父と母の血を継ぎ、両親をも超える地獄の魔王が誕生したと世界に恐れられていたものです」



    教師「末恐ろしいな」



    魔王「・・・ですが・・・2年程前に、私の世界で革命が起きたのです。」



    魔王「暴力、反対と」




    教師「すごく正論な意見だが、よくその革命許したなお父さんとお母さん。いやアンタもだけど」



  19. 19 : : 2014/11/25(火) 23:22:37



    魔王「・・・元々、争いが嫌いなんです。うちの家族」



    教師「もう魔王とかやめちまえよ」



    魔王「まあ、それで勇者達が提案してきたのが、【問題対決システム】でした」



    教師「え、なにこれ、アニメの設定全部話してる感じ?」



    魔王「暴力や破壊等をすることなく、お互いになぞなぞのような問題をだし、その勝負に勝った者が相手を従えることができる」



    魔王「そのような世界にしようと、革命を起こしました」



    教師「・・・それは素晴らしいですね。いいことです、平和サイコー」



    魔王「・・・確かに、暴力や破壊はなくなりました。」



    魔王「でも・・・今までなぞなぞや、勉強等をしなかった魔族は、どんどん勇者達の侵攻を受けました」



    魔王「そしてついに・・・先日、父と母までもが勇者に打ち負けたのです・・・」



    教師「・・・・・・」



    魔王「・・・・・・勇者が出してきた問題は、とても卑怯な数学問題でした」



    魔王「8×8なんて・・・!分かるわけないのに・・・ッ!」



    教師「いや分かるだろ」



  20. 20 : : 2014/11/25(火) 23:43:48




    魔王「ええっ!?わ、わかるのですか・・・!?」




    教師「64じゃねえか。教師なめんな」




    魔王「す、すごい・・・!さすが救世主ハデス様・・・!」




    教師「いや、私の名前ハデスじゃないんですけど」




    魔王「え?」




    教師「え?」







    《緊急ニュース、緊急ニュースです》




    《先程、世界で一番大きい無人島と言われる、カナダのクイーンエリザベス諸島であるデヴォン島が突如として爆発しました》




    魔王「・・・な、なんですか!あの板のような機械は!人が喋っています!」




    教師「あれはテレビって言うんです魔王さん。ちょっと黙っててもらえますか」






    《爆発の後には、なぜか、【どこおんねん魔王は】という文字が浮かんでいるらしく、政府はこれを・・・・・・・》






    教師「・・・・・・」



    魔王「ひゃあ、物騒ですね。爆発が起きたんですかね」



    教師「・・・えっと・・・」



    魔王「あ、この場所と同じ名前ですね。デヴォンって」



    教師「ああ。うん。」



  21. 21 : : 2014/11/25(火) 23:49:59




    魔王「しかし、あの爆発、まるで悪魔の力のようですね」



    教師「・・・・・・」



    魔王「あ、それで、あなたハデス様じゃないんですか?」



    教師「・・・あ、うん。ハデスさんではないです」



    魔王「そうですか・・・でも、大丈夫です。あなた様が先程の問題を説いて頂いたことで、救世主になり得る可能性は十分にあるのですから」




    教師「ああ。うん。えーっと・・・」



    教師「ちなみに、ハデスさんって、すごい力を持った人なの?」



    魔王「はい!ひとつの島を消し飛ばすなんて、いとも簡単だとおっしゃっていたそうです!」



    教師「それはいいけれど、いくら破壊力を持っても、君の世界ではなんの意味がないんじゃなかったっけ?」




    魔王「・・・・・・」




    魔王「はっ!!確かに!!」




    教師「・・・」




    魔王「さすが救世主様ですね!!尊敬します!」




    教師「いや、それ魔族誰も気がつかなかったのかよ」



  22. 22 : : 2014/11/26(水) 07:27:03




    魔王「魔王、不器用ですから」テヘ



    教師「いやあんただけに言ってるんじゃなくて魔族全体に言ってるんです。ほんで不器用関係ねえ!」




    魔王「で、ですから!とりあえず、魔族を救ってくれる殿方を探しにきたのです!」




    教師「・・・はあ・・・」




    教師(ダメだ。この子完全にもうアニメの世界入ってるわ)




    教師(いい加減、席替えをしないとオレにチャンスが回ってこない)




    教師(せっかく上司が取り持ってもらったコンパなんだ、せめてそれなりにかわいいOLさんとお知り合いにならねば)チラ






    OL「ええ~?やだー、営業さん面白い~」



    営業「でしょでしょ?ナイスなボケ連発しちゃうよ?営業だけにエイ・エイ・ギョー!ってね」



    OL「超ウケる~」





    教師(どこが今の面白いんだよ!!)



    教師(おやじギャグもいいとこじゃねーか!ウケる要素ひとつもねえよ!普通そんな会話したら場が凍りつく場面だよ!)



    教師(くそ、しかし営業はなんといってもイケメンだ。OLの掴みはだいぶいいみたいだな。大工と事務員の方はどうだ・・・!)





    大工「お、押忍!オレ事務員さんのこと、超タイプっす!」



    事務員「ええ?やだあ。嬉しいな。わ、私も大工くん、好みかも・・・」



    大工「マジっすか!」




    教師(・・・・・・)



    教師(ダメだ、つけいる隙がねえ・・・)



  23. 23 : : 2014/11/26(水) 07:32:11
    魔王マジ可愛い

    期待です
  24. 24 : : 2014/11/26(水) 07:33:20
    ラクラさん
    いつもありがとうございます!
    かわいい魔王を描きたくて今回このお話を書きましたw
    どうぞ以後もよろしくお願い致します!
  25. 25 : : 2014/11/26(水) 07:37:55




    魔王「ど・・・どうしたのですか・・・?」




    教師「・・・・・・はあ」




    魔王「ご気分でも悪いのです?」




    教師「はい。他はいい雰囲気なのに、僕の目の前には本気メガマックスの魔王さんがいるもので、少々落ち込んでました」




    魔王「・・・ごめんなさい・・・」シュン




    魔王「あ、じゃ、じゃあお酒をお注ぎします!」




    教師「僕お酒ダメなんです」




    魔王「そ、そうですか・・・あ、ではこちらのお肉をどうぞ!」




    教師「オレベジタリアンなので」




    魔王「なんと・・・ご、ごめんなさい」




    教師「あのー・・・では少し説教していいですか?」




    魔王「え?」




    教師「あんたねえ、今何歳?いつまで二次元と戦ってるつもり?」




    魔王「え・・・えと・・・えと・・・に、21歳です」




    教師「成人してんじゃねーか!!」




    魔王「あう・・・す、すみません・・・」




    教師「私もね、教師の卵として言わせてもらいます。あなたの歳で働いている人は世の中にたくさんいるんですよ?」




    教師「なのにあなたときたら、いつまでも漫画とかアニメとかにハマってそんな格好して。恥ずかしいと思わないんですか」




    魔王「あ・・・いえ・・・その・・・すいません・・・」


  26. 26 : : 2014/11/26(水) 07:46:29



    教師「さっきから何度も謝ってますが、世の中謝ればすむ問題じゃないこともあるんです」




    魔王「はい・・・・・・」




    教師「大体、あなたまだ実家でしょう?一人暮らしなんかしたことありますか?」




    魔王「いえ・・・ありません」




    教師「ほら。いつまでも親のスネをかじって生活できるものと思ったら大間違いですよ。料理とかできるんですか?」




    魔王「うう・・・できません・・・城では召使いが作ってくれるので・・・」




    教師「ほらみろ。あなた一人じゃあ何もできないんですよ。」




    魔王「はい・・・」




    教師「・・・ま、まあオレも色々言いすぎましたけど、そろそろ現実を見ないといけません。社会人としてちゃんとしなさい」




    魔王「・・・分かりました。救世主様がそう言われるのでしたら・・・」




    教師「だからオレは救世主とかじゃ・・・・・・って、まあそれでいいや」




    教師「とにかく、ちゃんと自立しなさい。いつまでも甘えは通用しませんよ。とりあえずあなた、今何か仕事してるの?」




    魔王「仕事・・・・・・」



    魔王「あ、魔王です!」




    教師「ああもう!!」


  27. 27 : : 2014/11/26(水) 16:44:28




    魔王「それにしても、この飲み物、美味しいですね」グビリ



    教師「え?えーっと、何頼んだんでしたっけ」



    魔王「レッドアイ、という飲み物のようですが」



    教師「ああ、ビールとトマトジュースを割ったやつですか」



    魔王「血の味に似ていて、とても喉が潤います」



    教師「普段から血飲んでんのかてめえ」



    魔王「え・・・ふ、普通じゃないんですか!」



    教師「まあ生き物の体内に流れているものですから普通じゃないですね」



    魔王「そんな・・・血を飲むことは私たちにとって必要不可欠なのに・・・」



    教師「あなたの設定に口出しするつもりはありませんが、頼むから変な事件とか起こさないでください」




    魔王「でもぉ・・・私ぃ・・・本当ダメなんですぅ・・・」グビリ



    教師「え、ちょっと待って、もう酔ってる展開発動ですか?」



    魔王「今日も救世主様に説教されるし・・・」



    魔王「いつも・・・側近のメデューサちゃんに説教されてるし・・・」



    教師「側近におぞましい存在おるな。目見られたら石化すんのか」



    魔王「そうなんです・・・メデュちゃん厳しいから、いつも私を石化してくるんですよぉ・・・」



    教師「なんであんたそれで普通に生きてるんだよ」



    魔王「え?だって魔王ですから」



    教師「魔王なんでもありかい」



  28. 28 : : 2014/11/26(水) 16:54:54




    魔王「でも・・・私ぃ・・・魔王ちゃんと務まってるんですかねえ・・・」



    教師「・・・・・・」



    教師「とりあえず、社会に出ることをオススメします」



    魔王「社会ですか・・・はぁ・・・」



    魔王「でも、王国を救わないといけないし・・・このままじゃ勇者の好き放題にされてしまいます・・・」



    教師「・・・いや、勇者さんって普通みんなの味方でしょ?勇者さんが世界を支配してくれた方がいいんじゃないの?」



    魔王「・・・やっぱりそうなんでしょうか・・・」



    教師「まあそらそうでしょうね」



    魔王「でもその勇者は、私の父や母を打ち負かした後、どうやら魔族の女性達を毎晩周りに囲んで、盛大な酒盛りをしているみたいなんです」



    魔王「それに、裏で麻薬の売買もしてて、かわいい魔族の子はみんな奴隷として人間に売り払ってお金を儲けているらしくて」



    教師「そんな大人向けのアニメ流行ってんのか今」



    魔王「・・・ついに、私も今度、勇者さんとの直接対決なんです」



    教師「はあ、それは大変ですね。応援してますので頑張ってください」



    魔王「うう・・・今でさえ2連敗してるのに・・・絶対勝てっこない・・・」グビリ



    教師「・・・はあ」



  29. 29 : : 2014/11/26(水) 17:06:46




    スタ




    魔王「あ・・・!きゅ、救世主様!どちらへ?」




    教師「トイレです」




    魔王「き、気をつけていってらっしゃいませ!」




    教師「あー、その、はい」







    営業「ははー、でさー上司がそう言ってくるからめんどいのなんのって・・・」



    OL「ええー?でも私もそれよくあるぅー、大変だよねぇ~」





    事務員「あ、ほらぁ、口にタレがついてるぞ☆」



    大工「あ、あざっす!事務員さん、優しいっすね・・・」






    教師「・・・・・・」




    教師「はあ・・・・・・」




    魔王「あの・・・!不安でしたら私がお供致しますが!」




    教師「あ、やめてください。コスプレイヤーと友達と思われたくないです」



    魔王「あ・・・ご、ごめんなさい。」




    教師「・・・・・・はあ」




  30. 30 : : 2014/11/26(水) 18:34:02




    ~トイレ~




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・・・・オレも今年で26」




    教師「せっかく上司が紹介してきてくれたコンパにいたのは」




    教師「魔王」




    教師「・・・・・・」




    教師「魔王て!!」




    教師「・・・・・・はあ」




    ピリリリリリ




    教師「ん、臨時ニュース?」





    【突如爆発したデヴォイ島から、人の叫び声。もうハデスお家に帰る!!】




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・・・・はあ」




  31. 31 : : 2014/11/26(水) 18:37:36






    ~コンパ会場~




    ガラ




    教師「戻りましたー」




    魔王「あ!おひゃえりなさい!救世主様!」




    ガラン




    教師「・・・・・・あれ?」




    魔王「どうかひましたか?」




    教師「・・・他のみんな、どこいきました?」




    魔王「ああ、なんかおひゃましたくないと言いまして、先に出ていかれました」




    教師「・・・・・・」




    魔王「ああ!わたふしは、救世主様を待っておひました!」




    教師「あー、その、ありがとうございます」




    魔王「ひえひえ!」ヒック




    教師「えーっと・・・どのくらい飲みました?」




    魔王「たくさん、飲みまひたー!」




    教師「・・・・・・はあ」




  32. 32 : : 2014/11/26(水) 18:45:22




    魔王「救世主様!ため息は、よくないでふよ!」




    教師「よくないでふが、出てしまうのでふ」




    魔王「うふふっ!でふ!でふって面白いでふ!」




    教師「そりゃよかったです」




    魔王「さあ、次は、何を飲みまふか?」




    教師「あ、いえ。飲みません。オレも帰ります」




    魔王「ええー?」




    教師「・・・ったく、金払ってないじゃないか。あいつら。くそ」




    教師「またオレが全額支払いかよ・・・」




    魔王「そんな時は、飲みまひょう!飲みまひょう救世主様!」




    教師「・・・いや、だからオレ酒飲めないんですって」




    魔王「ああ!そうでひた!すいませんッです!」




    教師「・・・・・・」




    教師「じゃ、お金払っておくんで、お疲れ様です」




    魔王「ええ!?ほ、本当に帰るんですか!?」




    教師「・・・帰りますけど」




    魔王「一緒に、一緒に来てくれないんでふか!?」




    教師「・・・無職ニートのコスプレイヤーに付き合っている暇ないので」




    魔王「ええー!」




  33. 33 : : 2014/11/26(水) 18:52:29




    魔王「嫌です!魔王と一緒にいてください!」




    教師「とうとう自分のことを魔王と自称するまでになりましたか」




    魔王「私、あなたがいないと、帰れないんです・・・」




    教師「オレがいた方が、家のお父様がびっくりすると思いますが」




    魔王「・・・お父様は、もう奴隷となって勇者に連れて行かれていまふ・・・」




    教師「また勇者のお話ですか」




    魔王「だから・・・わたし、あなたを・・・救世主を国に連れて行かないと、帰れないんです!」




    教師「・・・・・・あー」




    教師「もしかして君、家出少女?」




    魔王「はい?」




    教師「家がないの?」




    魔王「あ・・・まあ・・・この世界には・・・・・・ありません」




    教師「・・・・・・それならそうと、はっきり言えばいいのに」




    教師「でもオレの家も妹と2人暮らしなんで、泊めてあげれません。ごめんなさい」




    魔王「・・・そ、そうじゃなくて・・・」




    魔王「あ、あなたと一緒にいたいんですっ!!」




    教師「・・・・・・」



  34. 34 : : 2014/11/26(水) 18:56:23



    教師(・・・本当、なんなのこの子。金目当てかな)




    教師(まあ、どっちにしろすぐには解放してくれそうにないし)




    教師(コンパ紹介してくれた上司の顔もあるし、しょうがない、カラオケでも連れていって、その後帰ってもらうか)




    教師「分かりました。ではとりあえず、ここをでましょう」




    魔王「っ!一緒に来てくれるのですか?」




    教師「あー、はいはい、後少しだけ付き合いますよ」




    魔王「やったあ!ありがとうございますー!」ニコ





    教師(・・・・・・本当)




    教師(真面目にしてりゃあ、ちったあかわいいのにな)























  35. 35 : : 2014/11/26(水) 19:06:07







    ~カラオケ店~





    教師「えーっと・・・」ピッピッ




    魔王「うわぁああぁああーーーっ!なんですか!?ここ!?」




    教師「・・・カラオケ店です」




    魔王「ファラオケ?」




    教師「古代エジプトの君主の称号みたいなお店じゃありません」




    教師「ていうか、あなたよく来るでしょ?好きなアニソンとか歌っていいですよ」




    魔王「アニ、ソン?」




    教師「まだ設定引きずってんですか」




    魔王「えーっと・・・ここで何をするのですか?」




    教師「歌うんですよ。歌」




    魔王「わあぁ!救世主様が歌って頂けるのですか?嬉しいです!」




    教師「えーっと・・・あなたが過ごしやすい環境に移動してきたつもりなんですが」




    魔王「??」




    教師「・・・ああもういいです」



  36. 36 : : 2014/11/26(水) 19:59:25



    教師(アニソンは苦手なんだけど)ピッ




    ジャジャーーーーン♪




    魔王「おおっ!何か奇っ怪な音が流れていますね!」




    教師「これ有名なアニソンですけど・・・歌えます?」




    魔王「・・・わくわく・・・」




    教師「それでも参加しませんか。じゃあ失礼して」




    教師「リィーーーーーンゴーーーにぃーーーーー♪」




    教師「いぃーーなずまはっしりーーーッ♪」







    ____________


    _________


    ______


    ___











    教師「アップーールーーマーーーン、ゴーファーーーイ!」




    魔王「わぁーーーーーっ!!」パチパチ




    教師「・・・・・・」




    魔王「すごい!!歌がとてもお上手なのですね!!」




    教師「あー、ありがとうございます」




    魔王「魔族にも歌はあるのですが、このような素晴らしい曲を聴いたのは初めてです!」




    教師「アニメの主題歌でそこまで持ち上げてくれるとさすがに嬉しいですね」

  37. 37 : : 2014/11/26(水) 20:06:27




    教師「じゃあ、次魔王さんで」



    魔王「あははは・・・・・・はい?」



    教師「えと、順番に歌うのが一応決まりなんで」



    魔王「え、えええーーーーー!!!??」




    魔王「む、むむむむむむむ無理ですっ!」




    教師「・・・いや、遠慮せず」



    魔王「だって、私すごく音痴なんです!!きっと救世主様にご迷惑をおかけ致します!」



    教師「気にしなくていいですよ。オレも音痴ですから」



    魔王「そんなことないです!!感動しましたもの!」



    教師「・・・・・・まあいいから、どうぞ歌ってください」



    魔王「でも・・・その・・・」



    教師「ん?」



    魔王「私が歌うと・・・100人単位が血を吐き出して苦しみだし、死んでしまう魔の歌になってしまいますので・・・」



    教師「そんな設定の魔王本当に存在すんのか。一般で放送できるレベルじゃねえよ」




    魔王「・・・ですから、私、歌えないのです・・・」




    教師「・・・・・・まあ、そういうならもういいですよ」




    教師「じゃあ私が歌いますので、すいませんが見ていてください」



    魔王「あ、はいっ!応援します!」




    教師「・・・・・・」




  38. 38 : : 2014/11/26(水) 20:08:08









    んで








  39. 39 : : 2014/11/26(水) 20:12:34





    ~午後10時30分 大通り~





    魔王「カラオケ楽しかったですね!救世主様!」




    教師「・・・あー、はい。オレだけしか歌っていませんでしたが」




    魔王「とっても楽しかったです!」




    教師「そう言ってくれるならいいんですけど」






    キャハッ ミテアレー コスプレ?


    ママー アノヒトナンナノー シッ ミチャイケマセン!


    カレシカナ? ドウセカレシモイタイヒトナンダロナ






    教師「・・・・・・」




    教師「んじゃ、オレ帰りますんで」




    魔王「えっ!?か、帰っちゃうんですか!?」




    教師「いやあ、これ以上あなたと一緒にいれないですよ。一応私教師だし。変な噂がたったら困りますので」




    魔王「そんな・・・!」




    教師「まあ私もあなたのようなコスプレイヤーさんとお話できるいい機会でした。ではこれで」




    魔王「ま、待ってください!」




    教師「・・・・・・まだ、何か?」



  40. 40 : : 2014/11/26(水) 20:17:30




    魔王「い、一緒に来てくれるって言ったじゃないですか!」



    教師「・・・後少しだけ、お付き合いするとは言いましたが」



    魔王「じゃあ、一緒に来てください!」



    教師「・・・いや、後少しは終わったじゃないですか」



    魔王「うう・・・・・・お願いします!私、このままじゃ帰れないんです!」



    教師「・・・・・・」



    魔王「お願いですぅ・・・・・・グス・・・・・・」



    教師「・・・・・・」



    教師「無理です」



    魔王「・・・・・・ガク・・・・・・」



    魔王「・・・・・・グス・・・・・・分かりました。」



    教師「・・・分かってくれましたか」



    魔王「では、致し方ありません。」




    魔王「私の初めてをあなたに捧げることと致します」




    教師「いや、君何言ってんの?」





  41. 41 : : 2014/11/26(水) 20:24:01




    魔王「わ、私の・・・私の全てを、あなたに捧げましょう!」




    教師「いや、違う、話の意味が分からないんじゃなくて」




    魔王「私の家も、地位も、夜のお供も、全て捧げます!!」




    教師「いや、結局変わってないから。夜のお供とか言っても変わってませんから」




    魔王「私のおっぱい揉み放題です!!」




    教師「おっぱい言うな。ていうか君胸の膨らみほとんどないでしょ」




    魔王「うううぅ~~~・・・・・・!」




    魔王「じゃあどうすればいいんですかっ!!」




    教師「いや、どうするもなにも、帰るって言ってるんですオレは」




    魔王「いやですぅ~~・・・グス・・・・・・!」




    魔王「一緒に来てぐだざい~~、救世主さまあーーー・・・・・・」




    教師「ちょ」




    魔王「うわあああああぁぁぁん!!ああぁぁああああん!」




    教師「こ、こんなとこで泣くなって・・・!」





    ママー アノヒトナカシテルー ダカラミチャイケマセンッテ!



    ウワー コスプレイヤーナカセテルゼ オトコヒドーーイ



    アレッテモシカシテ・・・センセイジャナイ? アア?チガウッショ





    教師(うっ・・・!)



    魔王「うわぁぁああぁあぁあああん!」


  42. 42 : : 2014/11/26(水) 20:52:17




    教師「ちょっ、ちょっと・・・!」




    魔王「ああああぁぁあああん!!!」




    教師「な、泣くな!叫ぶなよ!」




    魔王「わあああああぁぁああぁぁああぁあああぁああ!!」




    教師「・・・・・・」




    教師「分かった!分かったから!一緒にいるから!」




    魔王「あああぁぁぁあ・・・・・・あ?」




    教師「一緒にいるって!だから泣くなって!」




    魔王「本当ですか!!?」




    教師「もう泣き止んだんかい」




    魔王「心変わりは乙女の得意技です。あ、でも私は救世主様一筋です」




    教師「そこどうでもいいわ」




    魔王「それより!本当に一緒に来て頂けるのですか!?」




    教師「・・・まあ、明日土曜日だし・・・今日くらいはいいですよ」




    魔王「わぁああああぁいっ!やったああっ!」ピョンピョン




    教師「・・・・・・い、いいから、移動しましょう。ここは人目が多すぎる!」




    魔王「わ・・・!救世主様が手を握ってくださるなんて・・・!さすが私の運命の方・・・」




    教師「ええから走らんかい!」





  43. 43 : : 2014/11/26(水) 20:58:51






    ___________


    ________


    _____


    ___








    教師「はぁ・・・はぁ・・・」




    魔王「救世主様ったら・・・」




    魔王「こんな暗がりに連れてきて、私をどうするつもりですか?キャ///」




    教師「い、いや、別に・・・人ごみを避けただけで」




    魔王「・・・でも、ちょうどいいところに、私の家があります」




    教師「は?」




    魔王「・・・ここが、私の家に繋がる場所です」




    教師「えっと・・・目の前にはなにもないんですけど」




    魔王「あ、まだ見えてないのかな?ここです、ここ」




    教師「・・・あれ。こんなところにマンションなんてあったっけ」




    教師「あ、もしかしてここが君の家?」




    魔王「家・・・まあ、そうですね」




    教師「・・・・・・30階建てくらいか。でかいな」




    教師「もしかして君、本当はどっかのお嬢様?」




    魔王「お嬢様というか・・・魔王です!」




    教師「もうそのくだりいいわ」



  44. 44 : : 2014/11/26(水) 21:08:05




    魔王「ではこちらへ、救世主様」




    教師「・・・はぁ・・・」




    教師「って、いやいやいや。家についたならオレはもういいでしょ」




    魔王「ええ?でも一緒にいてくれるって・・・」




    教師「親御さんとかびっくりしますよ」




    魔王「あ、大丈夫です!父様と母様は、勇者に連れていかれて家にいません!」




    教師「ここにきてまだ設定を通すの!?」




    魔王「ほらあ、早く早くー!」




    教師「・・・・・・これ、もしかしてマンションにはいった瞬間、怪しいお兄さんが出てきて、お金をせびってくるパターンじゃないですよね」




    魔王「・・・??怪しいお兄さん・・・・・・あ、怖い顔の魔族ならたくさんいます」




    教師「帰ります」




    魔王「ダメですうううううう!」




    教師「そんなこと言って!オレから金巻き上げようとしてるんでしょ!!オレ金なんて持ってないです!!」




    魔王「何言ってるんですか!もう!」



  45. 45 : : 2014/11/26(水) 21:17:28




    教師「大体、こんなうまい話があってたまるか!オレは別にイケメンでもないし!教師とか地味職だし!」




    魔王「どういうことですか!意味がわかりません!」




    教師「君はそう言って、何人もの男から金を巻き上げてきたんだな!?」




    魔王「魔王はそんなことしません!」




    教師「信じられるかぁ~!だって魔王なんだろ!?」




    魔王「いや、魔王ですけど・・・!魔王ですけどそんな弱いものいじめみたいなことしませんよお!」




    教師「ちくしょう・・・オレはいつだってこうなんだ・・・合コンをやれば可愛い子は絶対オレに興味を持たないし・・・根暗そうとか言われるし・・・挙句の果てに毎回料金をオレが全額払うし・・・」




    魔王「い、いや・・・それは知りませんけど・・・!」




    教師「好きな人に告白するときには絶対大事なところで噛むし、人生の10回中10回振られるし・・・教師になったら生徒と危ない関係になれると思ったら、キモセンとか呼ばれるし・・・」




    魔王「もう!いいから入ってください!」




    教師「うう・・・・・・ちきしょう・・・どうせオレなんか・・・」




    魔王「だ、大丈夫ですよ・・・魔王がついてます!」




    教師「貧乏神に憑かれるよりタチわりいじゃねえか・・・」




    魔王「ほら、エレベーターで行きますよ!」




  46. 46 : : 2014/11/26(水) 21:24:53





    ガチャン




    教師「・・・・・・はあ・・・」




    魔王「そ、そんな落ち込まないでください」




    教師「分かってるよ。分かってる」




    魔王「え?」




    教師「今から君の部屋に行って、どうせ金むしり取られるんだろ?」




    魔王「いやだから・・・そんなことしませんってw」ピッ





    グオオオオオオ・・・




    エレベーターは降下していく





    教師「・・・・・・あれ?」




    魔王「ん?なんですか?」




    教師「・・・上に上がるんじゃないの?」




    魔王「あ、異世界への入口は、地下なんですよ」




    教師「・・・へー・・・」




    魔王「もう少し、待っててくださいね」




    教師「はあ・・・」




    教師(お金だけ置いて、さっさと帰ろう)




  47. 47 : : 2014/11/26(水) 21:31:47





    チン





    魔王「着きましたーー」




    教師「・・・・・・」




    魔王「さ、救世主様!行きましょう!」




    教師「・・・行きましょう、って・・・」




    教師「どこなのここ。B1とかの点灯もなにもしてないけど」




    魔王「え・・・だから、私の住む国です」




    教師「・・・・・・は?」




    魔王「あ、異世界ヒンジャクゥです」




    教師「・・・どういうこと、って・・・」




    ガーーーーッ




    エレベーターが開くと、そこには一面




    紫色に染まった空があり、常に雷が発生して、コウモリかと思ったらコウモリのような男や、ドラゴンが飛んでいる世界が見えた



    そして、目の前にはこれまた不気味そうな城が広がっている






    教師「・・・・・・」




    魔王「救世主様?」




    教師「・・・・・・」




    魔王「救世主様!」




    教師「あ、はい」




    魔王「ようこそ!!我が王国へ!!」




    教師「・・・どうも」



  48. 48 : : 2014/11/26(水) 21:43:12





    魔王「さあ!我が城へ案内します!」




    教師「・・・・・・はあ」




    魔王「うふふ、まずは召使いに豪勢な料理を作らせますねっ!」




    教師「・・・・・・あ、お腹いっぱいなんで、いいです」




    魔王「そ、そうでした、てへ☆」




    教師「・・・・・・あのー・・・・・・」




    魔王「はい?」




    教師「どこですか?ここ」




    魔王「え・・・私の家ですけど」




    教師「・・・この城?」




    魔王「はい!あ、この城の名前は、魔王城っていいます!」




    教師「そのままじゃねえか」




    魔王「はい!だって私、魔王ですから!」




    教師「・・・・・・」




    魔王「・・・救世主様・・・?どうしたんですか?ほっぺをおつねりになって」




    教師「あ、夢じゃないんだ」




    魔王「あはは・・・はい、夢じゃありません!」




    教師「・・・えーっと・・・君誰だっけ?」




    魔王「魔王です!」




    教師「ですよね」



  49. 49 : : 2014/11/26(水) 21:51:25





    マオウサマーーーーーーーーーーッ






    魔王「あっ!!」




    教師「え」




    魔王「メ、メデュちゃん・・・!」




    教師「メデュって・・・確かメデューサとかいう・・・」





    メデュ「はあ・・・はあ・・・!」




    メデュ「やっとお戻りになられましたかっ!!あれほど勝手に城を出ないように言っておりましたのにっ!!」




    魔王「ご・・・ごめーーん・・・」




    メデュ「異世界はとても危険なのです!!魔王様がキズモノになったら私がどれだけ大魔王様に怒鳴られることか!!」




    魔王「だ、大丈夫だよぉ・・・魔王そんな弱くないもん!」




    メデュ「それは、あなたが一瞬でこの城を破壊できる程のとんでもない魔法を使えることは知っておりますが・・・それでもですね!!・・・・・・って、ん?」





    教師「・・・・・・」




    メデュ「・・・なんですかこの男は」




    魔王「あ、救世主様だよー」




    メデュ「はい?」




    教師「あ、違いますので」




    メデュ「違うって言ってますが」




    魔王「な、なんでそんなこと言うんですか救世主様!」



  50. 50 : : 2014/11/26(水) 22:01:09




    教師「・・・いや、実際違うよな。オレハデスとかいう人じゃないので」




    魔王「え、いや、そ、そうですけど!」




    メデュ「・・・・・・どういうことですか?」ギロ




    教師「・・・あの、そんな強い目で睨まないでもらえますか。確かに貴方は伝説のような蛇の髪を持っておらず、美しい青髪でスタイルも抜群、さらになぜか目がおでこにも1つついていて、果して女性と言えるのかどうかは分かりませんが、メデューサとは本来、目で見たものを石化すると聞いているので」




    魔王「さ、さすが救世主様・・・!見事な説明文です!」




    教師「伊達に国語の教師やっていません」




    メデュ「・・・そんなことはどうでもいいのです。魔王様。ハデス様はどちらに?」




    魔王「え?えーーーーっと・・・さ、さあ?」




    メデュ「さあ!?」




    魔王「だ、だって、いなかったんだもん!しょうがないじゃん!」



    メデュ「・・・だから・・・あれだけ私が行くといいましたのに・・・」




    魔王「・・・うー・・・で、でも、この人もすっごく頭がいいんだよ!?」




    メデュ「ほう・・・」




    教師「・・・いや、だからそんなに見つめないでください」




    メデュ「では・・・私のこの問題を解くことができるでしょうか・・・・・・?」




    魔王「で、出たッ!魔王城の中で一番頭の良い、メデュちゃんのなぞなぞ攻撃ですッ!」




    教師「・・・・・・はい?」



  51. 51 : : 2014/11/26(水) 22:07:07




    メデュ「・・・ふふ、後悔しても知りませんよ」




    メデュ「問題ですッ!!」




    魔王「が、頑張ってください!!救世主様!」




    教師「・・・・・・」




    メデュ「・・・・・・パンはパンでも食べれないパンは?」




    教師「フライパンです」











    メデュ「なにぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!」




    メデュ「正解だとおおおおおおォォォォーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!???」




    魔王「すっ、すげええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」





    教師「・・・・・・」




    メデュ「バ・・・バカな・・・・・・!私はこの問題を解くのに3日3晩かかったというのに・・・・・・!」



    魔王「すごいっ!!やっぱりすごいですよ救世主様は!!」




    教師「ちょっと待って、こんな人ばっかりなの?」



  52. 52 : : 2014/11/26(水) 22:16:52




    魔王「こんな人ばかりというか・・・メデュちゃんは魔王城の中で一番頭が偉い人ですっ!」




    教師「・・・・・・」




    メデュ「バ・・・バカな・・・しかも、あんな一瞬で答えを・・・!」




    メデュ「し、しかし!ハデス様の爆発の破壊力に比べれば、あなたなんぞなんの役にも立ちませんわ!」




    教師「・・・それ、さっきから気になってたんだけど・・・」




    メデュ「・・・え?」




    教師「ハデスさんって人の破壊の力、この世界じゃ今使えないんですよね?」




    メデュ「・・・・・・」




    メデュ「はっ!!確かに!!」




    教師「もうなんなのあんたら」




    魔王「ほら!すごいでしょ!?メデュちゃん!」




    メデュ「・・・認めるしかありませんね・・・あなたが救世主ということを・・・!」




    教師「いや別に認めてもらわなくてもいいんですが」




    魔王「うふふ、良かったですね!救世主様!」




    教師「前のセリフ聞いてなかった?別に認められなくてもいいんですけど」




  53. 53 : : 2014/11/26(水) 22:46:09
    おもしろいなw
    期待
  54. 54 : : 2014/11/27(木) 12:53:28
    名無しさんコメントありがとうございます!
    では続きます
  55. 55 : : 2014/11/27(木) 13:02:13





    魔王「まあまあ!ではとりあえず、お城へ案内致します!」




    教師「えー・・・あの、はあ」




    メデュ「・・・しかし、どうしてあなた様のような方がこちらに・・・」




    教師「・・・・・・えーっと・・・合コンでたまたま知り合いまして」




    メデュ「・・・・・・は?」




    魔王「ほら、とりあえず行くよーー!」

























  56. 56 : : 2014/11/27(木) 13:09:00





    ~魔王城~





    魔王「救世主様!こちらが我が城です!!」




    教師「・・・・・・あ、はい」




    メデュ「ふふ、驚かれるのも無理はありませんわ。魔王様はこの世界の魔族全てを統べる存在」




    メデュ「さぞ、この城の大きさにびっくりしていることでしょう」




    教師「・・・んーと・・・確かに大きいんですが・・・」




    教師「なんか、周りがすごく寂しいですね。玉座の他にはなにもないんですか」




    メデュ「っ・・・!そ、それは・・・・・・」




    教師「?」




    魔王「・・・・・・全部、勇者達に持っていかれたのです」




    魔王「昔はこの城も、数々の財宝や召使い、そして魔物が住み着いており、毎日がパーティのような状態でした」




    教師「・・・・・・そりゃおめでたいことです」




    メデュ「な・・・!貴様!馬鹿にしているのか!」




    教師「・・・いや、毎日パーティするような余裕があったんでしょ。罰が当たったってことですわ」




    魔王「・・・・・・」




    メデュ「ち、違う!魔王様はわざわざ、人間に両親を殺された魔物の孤児や、ホームレスになった魔物を皆受け入れていたんだ!」




    教師「・・・・・・はあ」




  57. 57 : : 2014/11/27(木) 13:29:33




    魔王「メデュ、いいのです」




    メデュ「ですが・・・!」




    魔王「・・・父様にも反対されていました・・・これ以上城に余計な者たちを住まわせるな。いずれその者達とも別れが来る。それだけ悲しみは大きいのだ、と」




    教師「・・・・・・」




    魔王「あはは・・・それに元々、私には皆を守る力等なかったのです」




    魔王「それが証拠に・・・私は他の魔族がみんな、勇者に連れて行かれるのを止められなかった」




    メデュ「そ・・・それは・・・皆、魔王様をお守りする気持ちが強かったからです!」




    メデュ「皆、自分から志願して勇者と戦ったのですよ!魔王様をお守りするために!」




    魔王「・・・・・・でも・・・初めから私が代表として勇者と戦っていれば、みんなは見逃してもらえたかもしれない」




    メデュ「そ・・・そんなことは・・・!」




    教師「・・・・・・」




    「おーおー、魔王様はどうやら、まーたネガティブになっておるようですな」





    魔王「え・・・」




    教師「ん?」





    その時、別の部屋から何やら高齢の老人が出てきた





    メデュ「・・・ボケ爺様」




    ボケ「ほっほっほっ」




    教師「ちょっと待って」



  58. 58 : : 2014/11/27(木) 13:40:21




    メデュ「・・・はい?」




    教師「今なんて言った?」




    メデュ「ボケ爺様と言いました」




    教師「そこの・・・いかにも人間の老人男性のような方ですか?」




    ボケ「はあ、わしのことです」




    教師「お願いですから今すぐ改名できませんか。いじめに遭いますよ」




    魔王「ボケ爺、お城開けてごめんね。さっき帰ってきたよ」




    ボケ「いえいえ、お疲れ様ですじゃ。魔王様」




    教師「・・・・・・誰ですかこの人」




    魔王「あ、私の教育係のボケ爺さんです」




    魔王「本来はお父様である大魔王様の側近なのですが、お父様の命もあり、城に残っていてくれたんです」




    教師「真面目なこと言ってるのに名前のせいで全然真面目に聞こえねえ」




    ボケ「・・・私の名前が変ですかの?」




    教師「いや・・・あなたが気にしなければ別にいいんですが・・・」




    魔王「あ・・・それで、勇者の様子はどう?」




    ボケ「・・・・・・それが、ちとまずいことに」




    魔王「え?」


  59. 59 : : 2014/11/27(木) 13:51:36




    ボケ「現在、勇者殿から命を受けた【大戦士アーノルド・シュワルツエネッガー】が魔王城へ向け侵攻しておりますじゃ」




    魔王「なんですって!シュワちゃんが・・・!」




    教師「だからー!!」




    メデュ「・・・なんですか、救世主殿」




    教師「アーノルドシュワルツエネッガーって俳優!!カリフォルニア州知事!!アメ●カの有名人!!」




    メデュ「・・・何を言っておられるのですか?」




    魔王「あ、もしかして救世主様の世界でも、シュワちゃんがいるってことですか!」




    教師「シュワちゃんとかあだ名も一緒ってどうなんだよ!しかも大戦士とか結構当てはまるよ!もしかしてマッチョじゃねえだろうな!」




    魔王「あー。シュワちゃんはとてもマッチョですね。それに【コマンドー】という変わった武術を身につけています」




    教師「映画の名前まで出しちゃったよ!!」




    ボケ「まあまあ・・・ていうかあなた誰ですか?」




    教師「こっちのセリフだよ!ボケさん!」




    メデュ「とりあえずボケ爺様、大戦士シュワちゃんは今どこまで来ているのです?」




    ボケ「おお、それはですな・・・」




  60. 60 : : 2014/11/27(木) 14:13:03




    ボケ「実は、もうすでに城に・・・」




    魔王「えっ?」








    「はああーーーーーーーーーーっ、はっ、はっ!!」






    メデュ「こ、この声は・・・!」




    シュワ「・・・久しぶりだな、魔王」




    魔王「シュ・・・シュワちゃん・・・!」




    シュワ「今日こそ、私の問題で貴様を我が奴隷にしてくれる!!エクスペーーーンダブルズ!!」




    教師「おかしいおかしい、叫び声おかしい」




    シュワ「む、なんだこの小僧は・・・」




    教師「・・・はっきりいってアーノルドシュワルツネッガーさんにそっくりで、赤い鎧を着ているあなたには、答える義務はありません」




    シュワ「なんだとお!?それはトゥルー・ライズか!」




    教師「意味わかんねえよ」




    魔王「きゅ、救世主様・・・!こやつは伝説の勇者パーティの一人、大戦士アーノルド・シュワルツエネッガーです!」




    教師「あ、うん、それは聞いた」




    メデュ「こやつの問題で・・・魔王城から何百人もの仲間が犠牲に・・・・・・!くっ!」




    教師「いや、彼頭も筋肉っぽいんですけど」




    ボケ「見た目に騙されてはなりませぬ!こやつの筋肉は全て作り物・・・!戦闘はからっきし弱いくせに、本来はなぞなぞや問題の方が得意なのですじゃ!」




    教師「戦士とかいう称号なくしてやれ」



  61. 61 : : 2014/11/27(木) 14:31:29




    シュワ「ふふ・・・まあいい。今日こそ勝負だ!魔王よ!」




    魔王「・・・!!」




    シュワ「貴様、もうすでに、2連敗中だったなあ・・・?今日オレが討ち取れば、お前はオレの奴隷となるのだ!」




    魔王「うっ・・・・・・!」





    ボケ「確かに・・・すでに魔王様はシュワちゃんに2連敗をしており、この【問題対決】の世界となった世の中で、相手に従わなければいけないのは3連敗した時・・・!」




    メデュ「同じ相手には、一日2回しか戦いを挑むことはできない!なのに今日、連続2日でこの魔王城に乗り込んで、魔王様を従わせるつもりだとは・・・!」




    教師「・・・・・・」




    ボケ「ああ!ワシも魔王様をお助けしたいが、すでにワシも2連敗中じゃ!それに、魔王様に【ボケは大事な城の守り神だから、絶対勇者達と戦わせない】と言われているので、魔王様をかばうこともできんッ」




    メデュ「それは私も同じ・・・!すでに私は2連敗中であり魔王様からも【いつもお世話になっているメデュを、勇者達に渡してなるもんですか!】と言われ、魔王様に加勢することもできない!!」




    ボケメデュ「ど、どこかに救世主はいないのであろうかーーーっ!!」




    教師「・・・わかりやすい説明、ご苦労様です」




    魔王「・・・・・・いいの。ボケ、メデュ」




    魔王「ここは、私が行く!」




    ボケ「な、なんですとッ!」




    メデュ「魔王様!何を言い出すのです!」




    教師「・・・・・・」


  62. 62 : : 2014/11/27(木) 14:40:47





    メデュ(・・・ほら、救世主様!ここですよ!ここでかっこよく発言してください)




    教師「えぇー・・・」




    魔王「・・・メデュ。大丈夫。私が行く」




    メデュ「え・・・」




    魔王「元々救世主様は、この世界の人間ではない」




    教師「・・・・・・」




    魔王「・・・私が無理やり、連れてきてしまったのです」




    魔王「そんな彼に、奴隷になる危険を犯してまで、問題対決はしてほしくありません・・・」




    メデュ「魔王様・・・!」




    教師「・・・・・・」




    魔王「それに、まだ私が負けると決まった訳じゃあないしねっ!」




    ボケ「そんな・・・!何を言われますか魔王様!相手が悪すぎます!奴がいくら魔族を打ち負かしてきたか・・・!」




    魔王「・・・ボケ。それに加えて、これは、敵うちでもあるの」




    ボケ「敵うち・・・で、ですが!」




    魔王「・・・たくさんの両親を亡くした子供たち・・・そして、家もないホームレス魔族や、忠実な下僕達」




    魔王「奴隷にされたり、薬を注入したり・・・!彼らをおもちゃのように弄んでいるそうね、シュワちゃん」




    シュワ「ああ?いやー、どうだったかなあ。数が多すぎて忘れちまったよ」




    教師「・・・・・・」



  63. 63 : : 2014/11/27(木) 14:56:50




    魔王「許せない・・・・・・!」




    魔王「それが、勇者と呼ばれるあなた達がするべきことなの!?」




    シュワ「あ~あ。もうそんなのいいから、さっさと始めようぜプレデター」




    魔王「く・・・!」




    シュワ「早くあんたをベッドの隣でかわいがってあげたいぜ・・・ターミネータアアーン」




    メデュ「ま、魔王様!やはりここは私がッ!」




    魔王「いえ、メデュちゃんは下がってて」




    魔王「・・・この城を・・・お願いね☆」




    メデュ「ま・・・魔王・・・様・・・!」





    魔王「さあ、勝負よシュワちゃん!!」




    シュワ「おおう、いいねえ!萌えてきたぜ!魔王ちゃん!」




    シュワ「では、運命コインを投げるぜ。オレはナイトだ」




    魔王「・・・悪魔で」





    チャリーーーン




    床に落ちたコインは、悪魔の図柄が書かれた面が上に見えた




    魔王「よしっ!私が先行ね!」




    シュワ「なんと・・・運だけは持っているようだな。魔王トータルリコール」




    教師「もういい加減語尾に映画の名前つけるのやめろ、ややこしい」



  64. 64 : : 2014/11/27(木) 15:08:37




    ボケ「よしッ!こちらが先行であれば、勝機はありますぞい!」




    メデュ「ええ!この問題勝負は、とにかく相手が問題を答えられなかったら負け!制限時間は30秒!ということは、魔王様の出題したお題を、シュワちゃんが答えられなかったらそれで勝負は決定ですから!」




    教師「さっきからなんなんですかあんたらのその説明は」




    ボケ「さあ、掛け声の後に、なぞなぞ問題対決が始まりますぞいっ!」






    魔王「では・・・」




    シュワ「うむ」




    魔王&シュワ《 問題誓約戦闘!!(クエバト) 》





    教師「お、おお、なんか二人が光ってる」




    メデュ「これは、バトルに対する誓いの光です!」




    ボケ「この世界の創設者である 神々の審判(ジャッジメントゴッド )の誓いを受けるということですじゃ!」




    教師「・・・横文字多いな・・・」




    メデュ「作者がrubyシステムを未だによく分かっていないそうですわ」




    教師「なんなんだよコレマジで」


  65. 65 : : 2014/11/27(木) 16:34:21




    魔王「・・・よぉーーーしっ!」




    シュワ「ふふ、カモン!!ハスタラヒスタベイビー!!」




    魔王「とっておきで行くわ・・・!」




    魔王「数学問題ッ!!」




    魔王「23+182は!?」




    シュワ「なにっ!さ、三桁の足し算だとッ!」




    教師「・・・・・・」




    ボケ「な、なんと!魔王様があんな高等問題をッ!?」




    メデュ「でも、大丈夫かしら・・・!こんな問題を出されては、自分が答えが分からない可能性があるッ!」




    魔王「・・・・・・!」




    魔王の周りに、青い光が舞う




    ボケ「おお!こ、これは!!」




    教師「え・・・・・・なんなんですか、あの青い光」




    メデュ「あの青い光は、魔王様自身が今出題した問題の答えが分かっているという証です!自分が答えられない問題は、出せない決まりとなっています!」




    教師「へえ、なるほど」




    ボケ「ふふふ・・・!3桁の数学問題とは御見逸れしたぞい!さすが魔王様じゃっ!」




    シュワ「グヌヌヌヌ・・・・・・!」




    メデュ「はは・・・!大戦士アーノルド・シュワルツエネッガーが苦しんでいるわ!これはもしかすると・・・!」


  66. 66 : : 2014/11/27(木) 16:45:29




    魔王「・・・ふふ、どうかしら、シュワちゃん!」




    シュワ「くそ・・・!よりによって、このような高等問題を出してくるとは・・・!」




    魔王「いざというときに備え、昨日必死に徹夜で勉強したのです!あなたに負けないために!」




    シュワ「なんだと・・・!くそ・・・こんなはずでは・・・!」




    魔王「さあ!後20秒よ!シュワちゃん!!」




    シュワ「・・・・・・くそー!このままでは・・・このままでは魔王の悪の手に負けてしまう・・・!せめて応援でもあれば・・・!」





    「ファイトッ!!アーノルド様ッ!」





    ボケ「ん?」




    魔王「・・・な、なに!?」




    「頑張ってください!アーノルド様!」



    「フレー!フレー!大戦士様ッ!!」



    「キャーーー!アーノルド様あああーーーっ!負けないでええーーーーっ!!」




    いつの間にか、アーノルドの後ろに、100人以上の応援団が揃っていた






    教師「ど、どっから来たんだこいつら」




    シュワ「ぬううう・・・!なんということだ・・・!力が湧き上がってくるではないか!」



  67. 67 : : 2014/11/27(木) 16:53:17




    魔王「こ、この人たちは・・・!」




    ボケ「なんと・・・!彼らはまさか・・・!」




    メデュ「ま、魔王様に仕えていた・・・メイド達じゃないか!!」





    「ファイトッ!ファイトッ!!アーノルドッ!」



    「魔王なんか、倒しちゃえーーーっ!!」



    「キモイー、魔王とかキモイー」



    「今はアーノルド様のところでメイドをやらせてもらってるわ!二度とアンタのとこなんか戻るかー!」





    魔王「み・・・・・・みんな・・・・・・!」




    教師「・・・お、おい。魔王ってこんなに元部下に嫌われてんのか?」



    メデュ「何をいうか!!魔王様に従える者は、魔王様に命の忠誠を誓ったものばかりだ!」



    教師「いや、だってあんなに罵倒されて・・・」



    ボケ「これが、相手を【従わせる】という意味なのじゃよ・・・」



    教師「は?」



    ボケ「この問題バトルに負けてしまえば、その勝者の意のままに、敗者を操ることができる」




    教師「・・・・・・」




    ボケ「あの者たちは・・・シュワが全て打ち負かした者の慣れの果てじゃ。全て操られておる・・・かわいそうに」




  68. 68 : : 2014/11/27(木) 16:59:17




    魔王「みんな!私だよ!分からないの!?」




    「やー、キモイキモイ、喋ってるよお」



    「うぜえよ、早く負けろよ」



    「お前に拾ってもらったばっかりに、毎日地獄の毎日だったぜ」




    魔王「う・・・・・・!」




    シュワ「なんという、ことだーーーーーッ!!」




    シュワ「魔王というのは、こんなに悪いやつだったのかーーーーーーッ!!」




    魔王「・・・・・・うう・・・・・・」




    シュワ「おっと!残り時間が後10秒もない!!ぐぬぬぬ!」




    シュワ「だが、オレは負けん!!正義の味方として!魔王を討伐してやる!!」




    教師「・・・・・・」




    メデュ「も・・・もうやめて・・・!」




    ボケ「こんなもの・・・部下を皆愛してくださる魔王様にとっては、屈辱中の屈辱じゃ!」




    シュワ「うむむむ・・・時間がなくなってきたぞ!くそお!みんな!もっと応援をしてくれ!!」




    「はああーーーいっ!!」



    「頑張って!!頑張ってシュワ様ッ!!」



    「憎き魔王を、打ち倒してええーーーーっ!!」





    教師「・・・・・・泣きながら応援してる」



  69. 69 : : 2014/11/27(木) 17:04:32




    メデュ「みんな言いたくないことを無理やり言わされてるのよ!!」




    ボケ「あの者達も、本心ではないのじゃ・・・心中悔しくて悔しくてたまらんのじゃ・・・!」




    教師「・・・・・・」






    魔王「うう・・・!」




    シュワ「ああー、残り3秒!」




    魔王「さ、さあ!このままじゃあなたの負けよ!どうするのシュワ




    シュワ「答えは、205だね」




    魔王「・・・・・・な・・・・・・!」





    ピンポンピンポン ピンポーーーーン




    シュワ「おおー!!正解であったか!やったぞみんな!!」




    「さすがシュワ様だぜ!!」



    「素敵ーー!!アーノルド様あーーーーッ!」



    「やはり、アーノルド様が魔王なんかに負けるはずがないわ!!」




    魔王「そ・・・・・・んな・・・・・・!」




    シュワ「あーーーー・・・いい顔、いい顔だねえ、魔王ちゃん」




    シュワ「その絶望する顔、オレ好きなんだよー」




    教師「・・・・・・」



  70. 70 : : 2014/11/27(木) 17:12:43




    魔王「う・・・・・で、でもまだです!!あなたの問題に、私が答えられればいいだけッ!!」




    シュワ「ほおー、今までオレの問題に、一度も答えられなかった君が?」




    魔王「・・・きょ、今日は大丈夫です!!この日のために徹夜して勉強したんだから!!」




    シュワ「・・・それは楽しみ、だなあ~」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「じゃあ、私からの問題だッ!!」




    魔王「こ・・・来いッ!!」






    シュワ「・・・・・・」




    シュワ「・・・この子は、魔王のことを、好きでしょうか。嫌いでしょうか?」




    シュワは、応援団の中で暗い顔をしていた、小さな可愛らしい魔族の子を自分の目の前に持ってくる




    魔王「な・・・・・・!」




    メデュ「お、おい!シュワ!なんだその馬鹿げた問題はッ!!」



    ボケ「そうじゃ!!人・・・魔族の感情論を問題とするなど、聞いたことがないッ!!」




    シュワ「ええー?」




    その時、シュワの周りに青い光が舞う




    シュワ「そんなこという割に、オレ様の周りには青い光が舞ってるぜェ~?」




    魔王「ば、バカな・・・!」


  71. 71 : : 2014/11/27(木) 17:18:00




    教師「・・・おい、あれはどういうことだ?」




    メデュ「青い光は、シュワが答えを知っているということ・・・」




    ボケ「・・・・・・つまり、あの問題は不正問題ではないと認められた証拠じゃ・・・!」




    教師「・・・・・・」







    魔王「・・・・・・ビビ・・・・・・」




    シュワ「おろ、この子の名前覚えてるのかあー。良かったな、お嬢ちゃん」




    ビビ「・・・・・・」




    魔王「当たり前です!!私は家族のことを、一人たりとも忘れるようなことありません!!」




    魔王「ビビは・・・ビビはとても笑顔が素敵な子だった・・・だけど・・・勇者が起こした雷の魔法の影響で・・・耳が聞こえなくなっていた!」




    シュワ「ほお~?そうなのか?お嬢ちゃん」




    ビビ「・・・・・・」




    魔王「貴様・・・!彼女が耳が聞こえないことは知っているだろう!!」




    シュワ「あー、はいはい。分かった分かったから」




    シュワ「んで?もう問題始まって10秒は立ちますけど?」




    魔王「っ!」




    シュワ「・・・・・・答えは・・・・・・?」




  72. 72 : : 2014/11/27(木) 17:23:19





    魔王「答え・・・・・・は・・・・・・!」





    メデュ「魔王様!ダメです!これは罠です!」




    ボケ「そうですじゃ!魔王様が下僕を大事にすることは存じておる!じゃが、答えはあなたが思っているものと違うのじゃ!」




    魔王「・・・・・・」




    教師「・・・そんなもん、今シュワって奴に操られてるから、あの子は魔王を嫌いって答えるに決まってるだろ」




    メデュ「そ、そんなこと分かっています!!ですが・・・ですが魔王様は・・・・・・!」




    ボケ「それでも・・・答えを間違うおつもりじゃ!」




    魔王「・・・・・・」




    メデュ「どうして・・・どうしてそんなに優しい心でお生まれになったのですか・・・!」




    ボケ「魔王様は、例えビビが相手に操られていようと・・・信じたいのじゃ・・・!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「さあ、時間だぜえ?魔王ちゃん」




    魔王「・・・・・・」




    魔王「ビビは・・・・・・」




    ビビ「・・・・・・」




  73. 73 : : 2014/11/27(木) 17:27:31




    魔王「私のことを・・・・・・好き」




    シュワ「・・・・・・」





    ブブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ






    シュワ「あっははははははッ!!ざああーーーーーーんねェェェーーーーーーんッ!!」




    シュワ「残念残念残念残念残念でしたああああああーーーーーーーーーーーッ!!!」




    魔王「っ・・・!」




    シュワ「正解はああああーーーーー??」




    シュワ「ほら、お前の口から言え」




    ビビ「・・・私は」




    ビビ「魔王のこと、嫌い」




    魔王「・・・・・・!!」




    シュワ「がっはははははははーーーーーーーッ!!ほら、ほらみろ!!お前は信頼のない魔王だなぁーーーーーッ!!」




    メデュ「・・・・・・魔王・・・・・・様・・・・・・!」




    ボケ「・・・・・・もう・・・・・・終わりじゃ・・・・・・」




    教師「・・・・・・」




  74. 74 : : 2014/11/27(木) 18:04:45




    魔王「・・・・・・私は・・・・・・」




    シュワ「お前は負け!!負けなんだよおおおーーーーーッ!!」




    シュワ「ほら、みんなも言ってやれっ!!」





    「ブーブー!下がれ魔王ーーーッ!!」



    「お前のせいで、人間と仲良く暮らせないんだー」



    「早くアーノルド様の下につけーーーっ!!」





    ビビ「・・・・・・魔王、嫌い」





    魔王「・・・・・・」




    シュワ「あははははあーーーーっ!!とうとう喋れなくなったか魔王!!」




    シュワ「では、そろそろ私の下僕にしてやろうっ!!」




    シュワ《神々の裁き!!》






    バチッ、という音とともに、空の上から魔王に少量の電撃が落ちる





    魔王「・・・・・・」




    メデュ「ま・・・・・・魔王・・・・・・様・・・・・・!」




    教師「・・・どうしたんだ、あいつ、虚ろな目をして」




    ボケ「・・・神からの審判が下ったのじゃ・・・魔王様は勝負に負け、その意識を全てシュワに委ねなければならん・・・」




    ボケ「魔王様なき今・・・もう・・・魔族の歴史はここで終わりじゃ・・・」




    教師「・・・・・・」


  75. 75 : : 2014/11/27(木) 18:09:20





    シュワ「・・・ふふ、いつ見てもこの雷は美しい・・・」




    魔王「・・・・・・」




    シュワ「さあ!私の胸に来い!魔王よ!」




    魔王「・・・・・・はい」




    魔王「シュワ・・・様・・・」




    魔王はフラフラとしながら、シュワの胸に抱きつく




    シュワ「あああーーーーーーはっはっ!!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「なんと滑稽な姿よ魔王!!貴様が私の胸にしがみつくとは!!」




    魔王「・・・・・・」




    シュワ「今まで暴力と破壊で世を納めてきた、大悪党め!!これが天罰であるわ!!」




    メデュ「く・・・・・・!」




    ボケ「なんと汚らわしい男よ・・・」




    シュワ「ほら、忠誠の誓いだ!私の頬に口づけをしてみろ!」




    魔王「・・・はい。シュワ様」




  76. 76 : : 2014/11/27(木) 18:22:27




    メデュ「ま、待てッ!!」




    シュワ「・・・・・・なんだ、魔王の側近」




    メデュ「貴様を・・・!貴様を石にしてくれる!!」




    シュワ「おーおー、怖い怖い、やれるものならやってみろ。その瞬間、貴様には神の雷が落ちるであろうがな!」




    メデュ「・・・そんなもの・・・この命くらい、惜しくもなんともないわ!」



    シュワ「ああ、自分の命を犠牲にしてまで、私を殺そうとするか。いいだろう。やってみろ」




    シュワ「その瞬間、私の下僕の魔王達には、みな自殺をしてもらうがな」




    メデュ「なっ・・・!」




    シュワ「・・・・・・残念だったなあ。この世界から破壊や暴力がなくなって・・・全く大正解だぜ」




    ボケ「よすんじゃ・・・メデュ・・・」




    ボケ「魔王様は・・・そんなことを望まんはずじゃ・・・」




    メデュ「しかし・・・!しかし!」




    ボケ「・・・残念ながら・・・わしらは負けたのじゃ・・・」




    メデュ「・・・・・・っ」



  77. 77 : : 2014/11/27(木) 18:28:55




    教師「・・・・・・」




    シュワ「・・・なんか、興ざめしちまったな・・・誓いの儀式は家に帰ってからさせてもらうか」




    シュワ「おおそうだ、疲れたし、お風呂場でゆっくり魔王に背中を流してもらおうかな!」




    魔王「・・・・・・」




    シュワ「そしてその後は・・・ぐふふふ・・・」




    メデュ「・・・このケダモノがあああッ!!」




    メデュ「私と勝負だ!!このクソヤロウおおおおおッ!!」




    ボケ「や、やめいッ!メデュ!お主も見たじゃろう!!奴はまだ本気すら出しておらんッ!!」




    ボケ「作戦もなにもなしに行くのでは、無駄に敗北を期すだけじゃ!!」




    メデュ「止めるなボケ爺様!!私は魔王様の敵を必ず・・・!」










    教師「・・・・・・あのー」






    シュワ「・・・・・・ん?」





  78. 78 : : 2014/11/27(木) 18:39:01





    メデュ「きゅ・・・」




    ボケ「救世主・・・様・・・?」








    シュワ「・・・・・・なんだ、ちっこい人間」




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・私あんまり、人の人生とか、周りに流されない方なんですけど・・・」




    教師「さすがに腹が立ったので、あなたに勝負を挑みたいんですが」




    シュワ「・・・・・・はあ?」




    魔王「・・・・・・」





    教師「んーとね。私も一応教師でして」




    教師「人・・・いや魔族も含めなんですけど・・・」




    教師「ここまでひん曲がった、腐ったミカンは嫌いなんです」





    シュワ「・・・・・・何様のつもりだ」




    シュワ「しかも、貴様人間族ではないか。何故魔族の味方をする」




    教師「はあ・・・人間に、魔族・・・ですか」




    教師「生憎、教師という身なので、人種差別はしてはいけないと生徒に教えるもので」




    教師「その意見は、間違った意見と言えます」




  79. 79 : : 2014/11/27(木) 18:47:54





    シュワ「ほう・・・この私が間違っていると・・・?」




    教師「はあ、間違ってますね」





    メデュ「きゅ、救世主様!」




    ボケ「な、何を言っておるんじゃ!さっきの戦いを見てわからなかったのか!こやつは卑怯な技を使ってくるのじゃぞ!!」




    ボケ「それに、数学の問題も、あのスピードで解いてきおる!」





    教師「・・・・・・んー・・・まだうちの生徒の方が、卑怯な技持ってますよ。それに数学ってww」




    教師「・・・あんなもん、算数とも言えないくらいです」




    メデュ「しかし・・・!魔王様は、救世主様に迷惑をかけたくないと言った・・・!」




    メデュ「私たちは、あなたを止める義務があります!!」




    魔王「・・・・・・」




    ボケ「そうですじゃ!魔王様が望むことは、皆の幸せ・・・!あなた様はなにも干渉せず、自分の世界にお戻りくだされ!」




    教師「・・・・・・あのねえ」




    教師「私も一応生き物なんです。そりゃ喜ぶこともあれば、腹が立つことも毎日ある」




    教師「今日、先程私の目の前で起きた出来事は、人生で間違いなく一番腹が立った瞬間なんですよ」




    メデュ「は・・・はあ・・・」




    教師「それに、なんて言うんですかね」





    魔王(すごい!!歌がとてもお上手なのですね!!)




    魔王(とっても楽しかったです!」)




  80. 80 : : 2014/11/27(木) 18:52:29





    教師「・・・・・・なんか」




    教師「魔王が、あいつの胸にいると、すごく腹立つんです」




    シュワ「・・・・・・ほーう・・・」




    メデュ「で・・・ですが・・・!」




    教師「ああ!もう、面倒くさいなあ!」




    教師「魔王、取り戻したいんでしょ!?」




    メデュ「そ・・・それは・・・!」




    ボケ「そう・・・じゃが・・・!」




    教師「ならいいじゃないですか。勝負挑みます」




    メデュ「でも・・・負けてしまえば、あなたは奴隷に・・・!」




    教師「オレは負けません」




    シュワ「・・・・・・なかなか、言ってくれるじゃないか。ちっこいの」




    シュワ「ふふ、いいだろう!勝負を受けてやろうではないか!!」





    教師「・・・・・・どうも」




    教師「あ、そうだ、メデュさん。ボケさん」




    メデュ「え?」




    ボケ「な、なんじゃ?」



  81. 81 : : 2014/11/27(木) 18:58:20




    教師「この勝負って、1日に2回しかできないんですよね?」




    メデュ「え・・・ええ。そうですが・・・」




    教師「ふむ」




    教師「すまないが、君らの命もオレに預けてくれないだろうか」




    ボケ「はえ?」








    教師「なあ、贅肉シュワルツネッガーさん」




    シュワ「い、今、なんと言った小僧!?」




    教師「3回勝負でいいから、今日この場で、オレと問題勝負してください」




    シュワ「なんだと・・・?」




    教師「オレが賭けるのは、オレ、メデュさん、ボケ爺さんの3人分の支配化」




    メデュ・ボケ「ええっ!?」




    教師「その代わり、オレ達は魔王を返してもらうだけでいいです」




    教師「あー、できればビビちゃんもつけてほしい」




    ビビ「・・・・・・」




    シュワ「・・・・・・どういうことだ」



  82. 82 : : 2014/11/27(木) 19:06:12




    教師「ああ、頭も贅肉だから、意味わかんないんですね。本当残念な人だ」




    シュワ「なッ!」




    教師「こっちは3人分の命賭けるから、魔王とビビ返せって言ってんだよ」




    シュワ「・・・・・・ーーーーーーッ!!!!」




    シュワ「小僧・・・言わせておけば・・・!」




    教師「あー、まさか、この条件を受けない訳はないよなあ。こっちは3人なのに、そっちは2人分でいいんだ」




    教師「なあ?勇者の御一行の、大戦士さん」




    シュワ「な、なめるなあああああーーーーーッ!!!」




    シュワ「このガキぃイイイイイ!!目にもの食らわせてやるわ!!!」




    教師「・・・・・・あ、そう。はいはい。見せてください」




    教師「では、その条件でいいですね?こっちは3、そっちは2と、貴方の方が条件がいいですし」




    シュワ「馬鹿にするな!!貴様のようなもやしの指示は受けん!!こちらは私の支配化も賭けてやる!!」




    教師「・・・・・・そりゃどーも」




    メデュ(え・・・・・・まさか・・・これ・・・!)




    ボケ(シュワを・・・誘導したのか!?)



  83. 83 : : 2014/11/27(木) 19:12:10




    教師「ちなみに、オレが勝ってもアンタを別に支配したくないんだけど」




    シュワ「な・・・なんだと・・・!?」




    教師「他のアンタが従えてる魔族の人とかって、支配化を変えれないの?」




    シュワ「ふん!お前が万にひとつも勝つ可能性はないが、私がお前に負ければ、自動的に従えている魔族は私の支配化から離れるわ!」




    教師「あっそう。安心したわ」










    教師「・・・・・・んじゃ、早速」




    教師「メデュさん。このコインで先攻後攻を決めるんですよね?」




    メデュ「え、ええ。そうよ」




    教師「はい。じゃあ贅肉オバカさん。あなたがコインを投げていいですよ」




    シュワ「・・・この・・・その減らず口を切り捨てて・・・!」




    教師「あ、暴力禁止なんですよね?この世界」




    シュワ「く・・・・・・!」




    教師「さっさと投げろ、ウスノロ」




  84. 84 : : 2014/11/27(木) 20:29:33





    シュワ「ふ、ふん、すぐその偉そうな態度をへし折ってやるわ!」




    シュワ「私はナイトだ!」




    教師「・・・・・・悪魔で」




    チャリーーーン




    シュワ「・・・ふ、ナイトだな。私が先攻だ」




    教師「はあ、どうぞどうぞ」




    シュワ「・・・確認だが、この勝負は3回勝負ということでいいんだな?」




    教師「そうですね」




    シュワ「ふ・・・他の支配化を賭ける等、馬鹿げたことをしおって」




    シュワ「3問連続で難しい問題をだし、お前を絶望の淵に追い込んでやろう!」




    教師「はいはい、分かりましたって」




    シュワ「では・・・勝負だ。掛け声はわかるか?」




    教師「・・・あれ、やっぱ言わなきゃダメなの?」




    シュワ「当たり前だ。それがこの世界のルールなのだからな」




    教師「はいはい。分かりました」





    シュワ「ふ・・・では、行くぞ!」





    教師&シュワ《 問題誓約戦闘!!(クエバト) 》




  85. 85 : : 2014/11/27(木) 20:35:14





    メデュ「は・・・始まったッ」




    ボケ「ああ・・・わ、わしの支配が・・・あのどこぞも分からん救世主とやらに・・・」




    メデュ「・・・ああ。そうか、ボケ爺様はまだあの方の実力を知らないのですね」




    ボケ「ん?」




    メデュ「あの方は、私が3日3晩考えた問題を、一瞬で解きましたわ」




    ボケ「・・・・・・それがどうしたと言うんじゃ」




    ボケ「魔族の考える問題など・・・人間の知能に比べれば、大したことはないわい・・・」




    メデュ「・・・・・・私も最初はそう思っていたのですが・・・・・・」




    メデュ「実は、あの問題を出してきたのは、何を隠そうこのシュワなのです」




    ボケ「・・・・・・なんじゃと?」




    メデュ「つまり・・・救世主様は、シュワ・・・やつの問題に強い!」




    メデュ「はずです・・・」




    ボケ「そこは自信持っておくれい」



  86. 86 : : 2014/11/27(木) 20:42:16





    教師「・・・・・・」




    シュワ「ふふ・・・!冷静な顔を浮かべやがって・・・」




    シュワ「後悔してもしらんぞ!」




    教師「・・・分かったから。早く問題出せよ」




    シュワ「ククク・・・何を出してやろうかなあ・・・」




    シュワ「そうだ!貴様には、まず数学の問題を出してやろう!」





    教師「・・・はいはい」




    シュワ「この問題を解けた者は、今まで人間族以外にはおらんッ!!」




    シュワ「1578×37だ!!!」




    教師「58386」





    シュワ「ふははは!どうだ!!分かるまい!!」




    メデュ「嘘・・・!4桁の掛け算なんて・・・分かるわけ・・・!」




    ボケ「なんて卑怯な手を使うんじゃこいつは・・・!って・・・」





    一同「・・・・・・え?」





  87. 87 : : 2014/11/27(木) 20:46:12





    教師「聞こえなかった?」





    教師「答えは、58386」





    シュワ「は・・・・・・?」




    メデュ「へ・・・・・・?」




    ボケ「はえ・・・・・・?」





    ピンポンピンポン ピンポーーーーン





    教師「・・・・・・」




    シュワ「・・・・・・ちょ」




    シュワ「ちょっと・・・・・・」





    教師「??、なんだよ」




    シュワ「えっ、えっ?え、何が・・・?」




    教師「問題答えて、それが正解だったんだろ」




    シュワ「はあ!?」




    シュワ「あ、あの・・・あの一瞬で!?」




    教師「・・・暗算使えばなんてこたないですが」



  88. 88 : : 2014/11/27(木) 20:53:55




    シュワ「・・・・・・!!」




    メデュ「す・・・・・・」




    ボケ「すごい・・・・・・!」




    教師「いや、言っときますけどオレがすごいんじゃなくて、これくらい普通ですからね」




    シュワ「バ・・・バカ・・・・・・な・・・!」




    教師「はい、じゃあ次オレの番ですね」




    教師「行きますよ」




    シュワ「ちょ、ちょっと待って・・・」




    教師「待ちません」




    教師「お返しに、数学問題です」




    教師「(12x+6y)×(−2)は?」




    シュワ「へ・・・・・・!?」




    メデュ「・・・・・・な、なんですか、エックスと言ったのですか?」




    ボケ「い、いや、ワシにもよくわからん・・・!」



  89. 89 : : 2014/11/27(木) 21:01:13





    シュワ「な、なんなんだその問題は!おかしいだろう!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「エックスとか、ワイとか、なんなんだそれは!聞いたことがない!」




    シュワ「そのような問題、認められるハズがないッ!それに貴様は答えも分からんだろう!」




    教師「・・・・・・」




    教師(・・・・・・賭けだったが・・・・・・やはり、この世界で流通している数学技術じゃないと認められないのか・・・・・・?)





    その時、教師の周りに青色の光が舞った




    シュワ「・・・・・・な・・・・・・!」




    教師「・・・・・・なるほど、これくらいなら認めてくれるんだな」




    教師「ま、考えてみれば当然か。足し算、掛け算がある世界の中で、文字式数列がないとは考えられないし」




    教師「それに、感情論が通るくらいの出題レベルだ。全うな問題を出しているだけ、オレはマシってことか」




    メデュ「う・・・嘘・・・!こんなことが・・・!」




    ボケ「なんなんじゃ・・・あの男は・・・!」



  90. 90 : : 2014/11/27(木) 22:20:43




    シュワ「そ、そんな問題、聞いたことも・・・!」




    教師「はあ、聞いたこともないんですか」




    シュワ「あ、当たり前だっ!大体数学なのに、文字が入るなんておかしいだろう!!」




    教師「・・・いえいえ、これ多分あなたが知らないだけですよね」




    シュワ「な、なんだとお・・・!」




    教師「・・・さあ、答えてください」




    教師「問題の、答えを、どおうぞ!言ってください!」




    シュワ「く・・・・・・!」




    教師「あ、残り10秒です」





    「そんな・・・アーノルド様が・・・!」



    「頑張ってください!アーノルド様!」



    魔王「シュワちゃん、頑張ってください」





    シュワ「ぬ、ぬううう・・・!」




    教師「・・・・・・はは、問題がわからないのに、応援されるのも辛いでしょうね」




    シュワ「や、やかましいいいいーーーーっ!!!」



  91. 91 : : 2014/11/27(木) 22:27:56




    シュワ(考えるのだ、シュワ!奴はなんと言った!)




    シュワ(そう・・・(12x+6y)×(−2)・・・だ)




    シュワ(ということは、そうだ、考えてみれば単純なこと・・・!ここには数字と文字と、足し算、掛け算しかない!)




    シュワ(普通に考えれば・・・・・・)




    教師「・・・4・・・3・・・2・・・」




    シュワ「・・・わ、分かったぞ!!」




    教師「・・・・・・答えてください」




    シュワ「これは・・・・・・36XYということだろう!!」




    教師「・・・・・・」




    教師「は?」




    シュワ「え・・・・・・」




    教師「あーあー!なるほどなるほど!36xyってことね!」




    シュワ「お・・・・・・おうよ!」




    教師「考えられましたねー、一応、合格点を差し上げましょうかね」




    シュワ「そ・・・・・・そうだろうそうだろう!」




    シュワ「では、これが正解だな!?」




    教師「・・・・・・」



  92. 92 : : 2014/11/27(木) 22:32:08





    教師「違います」





    シュワ「え」





    ブブーーーーーーーーーーーーーーーーーッ





    教師「・・・・・・正解は、−24x−12yです」




    シュワ「な、な、な、な・・・・・・!」




    シュワ「なんでそうなるんだ!お、おかしいだろう!」




    教師「そんなこと言われても、これが答えなんだからしょうがないでしょう」




    シュワ「オ、オレの計算に、貴様も合格点を出すといったじゃないか!」




    教師「・・・合格点でしょ?答えは間違ってます」




    教師「やー、30秒でよくそこまで考えたなあと思ってですね。ない頭で」




    シュワ「こ・・・この~・・・!!」




    教師「大体、数学には他の答えなんて存在しないんです。答えはひとつです」




    シュワ「わ、分かりきったことをヌケヌケと・・・!」




    教師「いや、あなたが分かってなかったからわざわざ説明してあげたんでしょう。その時間返してもらえますか」




    シュワ「ぐぬ・・・・・・!」




  93. 93 : : 2014/11/27(木) 22:38:56




    メデュ「・・・全然分からなかった・・・!」




    ボケ「こいつは・・・こいつは間違いなく・・・!」





    教師「はい、じゃあとりあえず、オレの一勝ですね」




    シュワ「く・・・・・・そ・・・・・・!」





    ボケ「きゅ、救世主様じゃ・・・!」




    ボケ「魔族の、救世主様じゃあっ!!」












    教師「・・・・・・さあ」ドドドドドドドド




    シュワ「・・・っ・・・・・・!」




    教師「次の問題に行きましょう」ドドドドドドド





    シュワ(なんだ・・・なんなんだこの男の圧迫感は・・・ッ!)





    シュワ(私が・・・勇者達一行の一員である私が・・・・・・!)




    シュワ「こんなことで、コケにされてたまるかああああーーーーーーーーッ!!」




    教師「・・・・・・」



  94. 94 : : 2014/11/27(木) 22:46:51




    シュワ「次の問題だッ!!!」




    教師「・・・・・・どうぞ」




    シュワ(・・・どうする・・・どうする・・・!)




    シュワ(言ってもこやつは、人間族・・・!この世界にも詳しいかもしれんし、歴史の問題はきついか・・・!)




    シュワ(そうだ!奴は数学が得意だと分かった!では・・・なぞなぞはどうだ!)




    シュワ(なぞなぞは私の得意問題のひとつ!これならば答えられまい・・・・・・!)





    教師「・・・・・・」




    シュワ「くく・・・・・・これが貴様に分かるかな・・・?」




    教師「いいから早くしてくれませんか」




    シュワ「ふふ、貴様の慌てる姿が目に浮かぶぜ・・・!」




    シュワ「問題だッ!!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「・・・・・・とあるところにいたおじさんが、【あるモノ】を貸して商売をしていました。」




    シュワ「ある日たくさんの人に【あるモノ】を貸したら、みんな暴れだしました。さて何を貸したでしょう?」




    教師「・・・・・・」



  95. 95 : : 2014/11/27(木) 22:53:12




    シュワ「ふふ、どうだ!!分かるまい!!」




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・・・・やけに、ある、とかが多い問題ですね」




    シュワ「え・・・?」




    教師「もしかして、どこかに必要な文字を【あえて】無くしてませんか?」




    シュワ「そ・・・そんなことはないッ!」




    シュワ(こ・・・こいつ・・・何故それを・・・・・・!)




    教師「・・・いや、だって」




    教師「あなたの周りに、真っ赤な光が飛んでるんですけど・・・」




    シュワ「ナヌッ!!?」




    シュワの周りは、赤い光が照らされていた




    シュワ「な・・・なんだと・・・・・・!」




    教師「・・・メデュさん、これってどういうこと?」




    メデュ「あ・・・えっと・・・これは・・・・・・恐らく、シュワ自身も問題の答えが分かっていないのかと・・・」




    教師「・・・こいつがそんなヘマをするとは思えない。何か他に可能性は?」




    メデュ「え?えーっと・・・えっと・・・」




    ボケ「・・・もしかすると、その問題では複数の答えが存在する可能性があるかもしれませぬ」




    教師「・・・なるほどね」



  96. 96 : : 2014/11/27(木) 23:01:26




    シュワ「ぐっ・・・・・・!」




    教師「てわけで、問題をやり直してくれませんか?」




    教師「今の問題では、オレも本当の答えを言えない」




    シュワ「何故・・・・・・だ・・・くそ・・・・・・」




    教師「・・・・・・今までも、ギリギリ相手が分からないように、そんな卑怯な手を使ってきたんでしょうね」




    教師「まああえていいますけど、オレもうこの答え分かってますよ」




    シュワ「な・・・なん・・・だと・・・!?」




    教師「・・・ボート、ですよね?」




    シュワ「ギクッ!!」




    教師「・・・ボート・・・イコール、暴徒。暴れだしたってことです。」




    教師「そして、あなたが隠している言葉は」




    教師「【とあるところにいたおじさんが】の中の、場所のことだ」




    シュワ「・・・・・・!」




    教師「公園の、湖の前にいた、おじさんが、とでも言わない限り、これは全く別の答えになる可能性がある」




    教師「そんなもん、場所も分からなかったら答えは、【薬物】【暴れる薬】とか、【争いが発生するものは全て該当すること】になる」




    シュワ「・・・何故・・・それを・・・!」




    教師「・・・・・・一応、教師なので」



  97. 97 : : 2014/11/27(木) 23:06:51






    ピンポンピンポン ピンポーーーーン





    教師「お」





    シュワ「な、なにっ!!」




    教師「ありゃりゃ、問題が違ってても、確信をつけば正解になるってことなんだな」




    教師「・・・ふむ、なんとなくこの問題対決のルールが分かってきたぞ」





    シュワ「ぐ・・・ぬうううッ・・・・・・!!」




    メデュ「す、すごい!これで連続正解をしていますよ!救世主様がッ!」




    ボケ「う・・・うむ・・・わしも目の前の光景が信じられんわい・・・・・・!」





    教師「さて」




    教師「次は、オレの番ですね」




    シュワ「・・・・・・くっ、致し方ない・・・・・・!来い!」




    シュワ「あ、ああーーー!!」




    教師「・・・・・・なんですかうるさいな」




    シュワ「お前・・・ま、また数学の問題出すつもりだろう!!」




    教師「・・・・・・は?」



  98. 98 : : 2014/11/28(金) 00:08:25




    シュワ「ひ、卑怯だぞっ!そんなのお前が有利に決まっているだろう!」




    教師「・・・・・・魔王に卑怯な問題を出したあなたに、言われたくないんですけど」




    シュワ「そ、そんなことはないっ!あれは答えが分かっているような、ラッキー問題ではないか!」




    教師「・・・・・・ふーん、そんなこと言うんですか。分かりました」




    教師「いいでしょ、あんたにはもう、オレは数学問題は出さない」




    シュワ「・・・お、おお!それでこそ、人間族の戦士だ!」




    教師「・・・・・・では、問題です」




    シュワ(ふふ・・・わざわざ引っかかったな、バカめ・・・!)




    シュワ(あの訳の分からない数学の問題さえなければ・・・オレにはなんでも答えられるはずだッ!)





    教師「・・・・・・・なぞなぞ問題です」




    シュワ「ふはは!バカめ!私になぞなぞなど・・・!」




    教師「成長期をむかえると、毛が生えて、皮がズルむけちゃう「アレ」といったら何でしょう」




    シュワ「なっ・・・・・・!////」




    メデュ「ちょ・・・///」




    ボケ「な、なんということを・・・!///」



  99. 99 : : 2014/11/28(金) 00:13:44





    教師「・・・・・・さあ、答えてください」




    シュワ「お、おいおい、君ィ・・・そんな破廉恥なことを問題にするなんて、何を考えているんだ」




    メデュ「そ、そうですわっ!救世主様ったら・・・!もう!///」




    ボケ「み、見損ないましたぞーーーッ!救世主殿!」




    教師「・・・・・・」




    教師「いいから、答えられるもんなら答えてください」




    教師の周りに、青い光が舞う




    シュワ「いやいやいや、ここには女性もたくさんいるのだぞ?そ、そのような問題は・・・///」




    教師「・・・答えが分かるんですか?」




    シュワ「と、当然だっ!そ、そんなもの・・・あ、あれしかなかろう!」




    教師「へー・・・」




    教師「じゃあ、答えてくださいよ」




    シュワ「そ、そうか!これが貴様の作戦だな!こんなエッチィ言葉を私が言わなくさせるためなんだろう!」




    教師「・・・・・・さあ」




    メデュ「・・・わ、私、耳をふさがせて頂きます・・・///」




    ボケ「お、おお!お主は女子じゃ!そうしなされ!」



  100. 100 : : 2014/11/28(金) 00:23:42



    ボケ「ま、全く・・・何を考えておるのじゃ、救世主様は・・・・・・!」




    教師「・・・後、10秒ほどですね」




    シュワ「ぐぬ・・・・・・!」




    シュワ(は・・・恥ずかしいが・・・言うしかあるまい・・・!こちらが劣勢なのだ・・・!)




    教師「・・・まあ、こんなサービス問題、答えは【アレ】しかないですよねえ~」




    シュワ「く・・・!」




    教師「ほら、女の子の応援団も、期待した目であなたを見てますよ?」




    「が、頑張ってください!アーノルド様!キャッ///」



    「まさかシュワ様から、あのような卑猥な言葉が聞けるとは・・・///」





    シュワ「ぐぬぬ・・・ぬ・・・・・・!」




    教師「さあ!言ってくださいよ!大戦士アーノルド様!!」




    教師「あなたの評価は、女性の中でだだ下がりでしょうね!!」




    教師「なんといったって、下ネタを言うような大戦士様ですからね!!!」




    シュワ「ぐうううう・・・・・・!」




    シュワ(いや、これは奴の誘いだ!!オレに答えを言わせないための、ただの誘いなだけだ!!)




    シュワ(ここまでコケにされて・・・コケにされて黙っていられるか!)




    シュワ「言ってやろうではないかああーーーーッ!!!」




    教師「・・・・・・どうぞ」



  101. 101 : : 2014/11/28(金) 00:28:50





    シュワ「その・・・・・・こ、答えは・・・・・・!」




    教師「答えは?」




    シュワ「お、男・・・の・・・」




    教師「男の?」




    シュワ「男の・・・・・・!イ・・・イチ●ツに決まっておろう!!!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「ぐ・・・うう・・・・・・!」




    教師「うわあ、やっぱりだ」




    シュワ「な、なんだ!正解なのであろう!これで気がすんだか!早く次の問題に・・・




    教師「・・・あんたの頭、年柄年中、エロいことしか考えてないと思ってたよ」




    シュワ「・・・・・・は?」






    ブブーーーーーーーーーーーッ





    シュワ「な・・・・・・に・・・・・・!」




    教師「・・・男の・・・なんだって?」




    教師「聞こえなかったなあ」




    教師「まあとりあえず、答えは違います」




    シュワ「な、なななななな・・・・・・!」




  102. 102 : : 2014/11/28(金) 00:35:49




    メデュ「あああああーーー、ああああーーーー!」ミミフサギ




    ボケ「な・・・なんじゃと・・・!?」




    メデュ「お、終わった?ボケ爺様」




    ボケ「う、うむ!もう耳から手を放しても大丈夫じゃ!」





    シュワ「どういうことだ!!小僧!!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「そ、その・・・さっきの答え以外に、何があるというのだ!!」




    教師「・・・・・・ろこし」




    シュワ「はあ!?」




    教師「とうもろこし、だよ」




    シュワ「な・・・・・・!!」




    教師「成長期をむかえると、毛が生えて、皮がズルむけちゃいますよね?とうもろこし」




    シュワ「そ・・・そんな・・・もの・・・!」




    教師「この世界にもあるか不安だったんだけど、とうもろこしがあって良かったです」




    教師「ま、なければないで、オレが赤色に染まるだけだから、いろんな別の問題もあったんですがね」




    教師「とりあえず、アンタに恥ずかしみを覚えてほしかったんで、ひっかけ問題にさせてもらいましたよ」




    シュワ「そんな・・・そんなことがまかり通ると・・・!」




    教師「え?ブブーーって音がしたんで、まかり通ったんでしょ?」




    シュワ「く・・・・・・!」



  103. 103 : : 2014/11/28(金) 01:08:01




    教師「このド変態ヤロウが」




    シュワ「・・・・・・~~~ーーーーーッ!」




    メデュ(・・・・・・私、ド変態なのかしら・・・)




    ボケ(ワシ・・・・・・分かってはいたが変態だったのだな・・・)




    魔王「・・・・・・頑張ってください!変態大戦士様!」




    シュワ「じゃ、じゃかましいわッ!!」




    教師「あはは、魔王よく分かってるじゃないか」




    シュワ「き・・・きィさぁまあああああーーーーッ!!」





    メデュ「し・・・しかし、これは・・・!」




    ボケ「うむ・・・!今の問題で・・・!こっちは2勝しておるッ!」




    メデュ「・・・・・・勝てる!!」





    教師「・・・・・・さ、早く問題出せよ。変態」




    シュワ「も、もう怒ったぞおおおおおッ!!見てろおお!」




    シュワ「問題だああッ!!」




    教師「・・・・・・どうぞ」




  104. 104 : : 2014/11/28(金) 01:15:07





    シュワ「オレの、ほくろの数は、21個である!!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「どうだ!わ、分かるまい!」




    教師「なんなのそれ・・・そんな問題ありかよ」




    シュワ「ふはは!アリだ!アリに決まっておる!なんといっても【2択】という限定がなされているのだからな!」




    教師「・・・・・・ふーん。ま、いいけど」




    シュワの周りに、青い光が舞う




    メデュ「・・・最後の最後まで、卑怯な手を使いますね、あの男は・・・!」




    ボケ「ふふ、しかしこれは、きゃつが追い詰められている証拠でもあるわい!」




    ボケ「どちらにしても、救世主様の有利には変わりはない!間違えたとしても、次の問題で終いじゃ!」






    教師「・・・でも、なんで21個なの?」




    シュワ「は、はあっ?」




    教師「いや、中途半端な数を問題にするなーと思ってさ」




    シュワ「そ、それはなんでもいいだろう!私のほくろの数に文句をつけるでない!」




    教師「・・・・・・ま、いいや」




    教師「じゃあ答えは、21個でいいです」




    シュワ「へ・・・?」



  105. 105 : : 2014/11/28(金) 01:19:22




    教師「21個で、合っているという答えでいいです」




    シュワ「ちょ、ちょっと・・・本当にそれでいいのか?」




    教師「うん。だって分かりませんもん」




    シュワ「いや・・・でも、オレの体に、そんなにほくろがあると思うか?」




    教師「さあ」




    シュワ「は、はは!本当にその答えでいいのだな!小僧!」




    教師「いいです」




    シュワ「後で変えて良ければとか言って後悔してもしらんぞ!?」




    教師「だからー、いいって言ってるじゃないですか」




    教師「それともなんですか?これが正解なんですか?」




    シュワ「・・・・・・い、いや、そういう訳では・・・!」




    教師「じゃあ、21個じゃないのが正解なんですか?」




    シュワ「な、何故貴様にそのようなことを言わないといけないのだ!それは答えだろう!」




    教師「めんどくさいな。じゃあほくろ21個でいいです」




    シュワ「う・・・・・・!」



  106. 106 : : 2014/11/28(金) 01:24:42






    ピンポンピンポン ピンポーーーーン






    シュワ「!!」




    教師「・・・どうやら、正解だったみたいですね」




    シュワ「・・・・・・何故・・・分かった・・・・・・!」




    教師「勘です」




    教師「っていうか、会話の中で、あんたが色々ヒント出してたんでしょ」




    教師「それにしても分かりやすい人だな。あんたに負けた魔族ってのは、あんたよりとってもピュアだったんだな」




    シュワ「・・・・・・くっ!」




    ボケ「ふふ・・・ふふふ!」




    ボケ「どうじゃ!シュワ!追い詰められた気分は!」




    メデュ「うふふ・・・そうですわ!後1問であなたは終わりです!」




    シュワ「ぐ・・・ぐぬぬ・・・ッ・・・!」




    教師「さ、それでは最後の問題に行きましょうか」




    シュワ「ちょっと、ちょっと待ってくれっ!」




    教師「・・・・・・まだ、何か?」



  107. 107 : : 2014/11/28(金) 01:38:13




    シュワ「分かった、分かったよ!そちらの要求は飲む!」




    教師「・・・は?」




    シュワ「魔王と、ビビを返せばいいんだろう!ほら、くれてやる!」




    教師「・・・・・・なんでだよ」




    教師「誓約しただろう。お前の支配化も含むと」




    シュワ「オ、オレは最初、そのことは含めていなかったッ!」




    シュワ「だ、だから・・・それは無効だ!」




    教師「・・・・・・はあ」




    教師「救いようがねえな」




    シュワ「な、なんと言われようと構わんッ!これがオレの正義なのだッ!」




    教師「・・・・・・とんだ正義を持ったもんだ」




    教師「オレが知ってる勇者というのは、弱い人間を襲っているにっくき魔族に立ち向かい、どんな時も優しさを忘れない、とても勇ましい人のことをいうと思っていたが」




    シュワ「そ、そのとおりだッ!この魔族共は、今まで人間を傷つけ!殺し!そして理不尽な悪行をいつも行っていたのだぞ!」




    教師「・・・・・・そうなのか?メデュ」




    メデュ「そ・・・それは・・・一部の魔族だけであって・・・!」



  108. 108 : : 2014/11/28(金) 01:55:53




    ボケ「・・・救世主様・・・言い訳をするつもりはありませぬ」




    教師「ん?」




    ボケ「魔族というのは、生まれながらにして人間への憎しみの心を持つ。これは変えることのできぬ運命ですじゃ」




    ボケ「・・・だが、これだけは信じて欲しい。」




    ボケ「魔王様は、その運命を断ち切るため、自らの青春の日々を全て費やし、聖なる湖に10年間潜り続けておった」




    ボケ「人間と、仲良く手を取り合って暮らしたい・・・それが魔王様の口癖じゃった」




    教師「・・・・・・」




    ボケ「ずっと、我ら魔族と人間族は争い続けておった。魔王様のお父上の大魔王様も、魔王様の苦行には強く反対なされた」




    ボケ「それでも、魔王様は、人間と手を取り合うことを望まれたのじゃ」




    魔王「・・・・・・」




    教師「・・・・・・魔王は・・・・・・」




    教師「どうしてそこまでして・・・・・・平和を望むんだ」




    ボケ「・・・・・・これは、魔王様が6歳の誕生日のこと」




    ボケ「大魔王様が、誕生日祝いに、魔王様を異世界への旅行へ案内し・・・なんとそこで魔王様は迷子になられたのじゃ」




    ボケ「しかし、そこで魔王様を助けたのは、優しい優しい人間の青年だったらしくての」




    ボケ「魔王様の異形な姿を見ても、その青年は一生懸命大魔王様を一緒に探してくれたそうじゃ」




    教師「・・・・・・」




    ボケ「さすがに、その人間の記憶は大魔王様が消したらしいが・・・魔王様はそれから、人間のことが大好きになられた」


  109. 109 : : 2014/11/28(金) 09:57:50




    メデュ「・・・元々、魔王様には、生まれながらにして人間を全滅させる程の大魔力が備わっていたのです」




    メデュ「我々も、魔王様が誕生した瞬間、これで憎き人間どもを全て抹殺できると歓喜したものです」




    メデュ「しかし、あの方はその力を一度も使うことはなかった」




    メデュ「それどころか・・・ついには自分の体さえ傷つけ始めました」




    教師「え・・・」




    メデュ「どうして私の体には、こんなおぞましい力が備わっているのか。どうして人間を傷つける能力しか持っていないのか」




    メデュ「どうして私は、魔王として生まれてしまったのか、と」




    教師「・・・・・・」




    メデュ「・・・父親である大魔王様、そして母親である大魔女様も、それを止めることはできませんでした。力であれば、魔王様の方が上なのです」




    メデュ「それで・・・渋々大魔王様たちも納得され、魔王様はまず人間と対等に話ができるよう、聖なる湖で時を過ごされたのです」





    ボケ「魔王様は・・・あの子は、ただ優しかっただけなのじゃ・・・」




    ボケ「それなのに、生まれながらにして、自分には人間を殺す力しか携わっていなかった・・・彼女にとってはそれはとても辛いこと」




    ボケ「・・・・・・わしらは人間を殺したことはない、とまでは言えん。魔王様がいくら改心したといえ、魔族はこの世界に何万と存在するんじゃからの」




    ボケ「じゃが、魔王様が聖なる湖から戻られて以後は、だんだんと皆魔王様のお心に感化されていった」




    教師「・・・・・・」



  110. 110 : : 2014/11/28(金) 10:11:16





    メデュ「そして・・・2年前のある日、魔王様は魔族の代表として人間に会いにいったの」




    メデュ「お互い、晴らしたい恨みはあるだろうが、争うことは今後禁止にしましょう。このまま争いを続けても、また憎しみが増えるだけだと」




    メデュ「・・・人間側は、それに納得しました」




    シュワ「ふ・・・ふん。詭弁だな。それは魔族側の意見を良いように言っているだけではないか!」




    教師「・・・ちょっとあんたは黙ってて。オレあんたのことすでに信用してないから」




    シュワ「ぐ・・・!」




    メデュ「でも・・・そうかもしれません」




    メデュ「2年前のその誓約まで、人間、魔族ともお互いを殺し合っていたのは事実」




    メデュ「自分の肉親を殺された両者にとっては、納得できないこともあったでしょう」




    教師「・・・・・・」




    メデュ「・・・でも、人間はそれを受け入れるしかありませんでした。逆らえば魔王様に殺されてしまうと分かっているのですから」




    シュワ「そうだそうだ!あんなもの横暴だッ!我々にはそれを断る権利などなかったのだ!」




    シュワ「だから勇者が【問題対決バトル】を提案したのだよ!」




    メデュ「・・・・・・そんなもの・・・・・・!」




    ボケ「ま、魔族が人間の知能に叶うはずがあるまい!それこそキサマらの横暴じゃッ!」




    教師「・・・・・・それを分かっていても・・・魔王はその条件を飲んだのか」




    メデュ「・・・・・・そうです」




    メデュ「それで、お互いが血を流さないなら・・・いいと」



  111. 111 : : 2014/11/28(金) 10:35:38





    教師「・・・・・・」




    メデュ「・・・・・・優しすぎたのです。魔王様は」




    メデュ「まんまと人間の提案に騙され・・・・・・」




    教師「・・・・・・分かった。もういいよ」




    シュワ「・・・お、おお!わかってくれたか!小僧!」




    教師「ああ。色々分かった」




    シュワ「ふふ・・・そうか!ならば我々の味方になってくれるな?」




    教師「は?なんで」




    シュワ「な、なんでって・・・」




    教師「・・・確かにオレは、あんたらの話は分かったけど、だからといってあんたにつく義理はない」




    教師「それに、魔族がいいことをした、人間が悪いことをした、そんなことも思っちゃいない」




    教師「オレは、中立だよ」




    シュワ「ああん・・・?」




    教師「・・・お互いの殺し合いの果てにたどり着いた答えだ、それに正解も不正解もない。まあ、殺し合いがなくなったことは良いことだと思うけどな」




    教師「・・・・・・ただ。ひとつだけ解せない点があるんだ」




    教師「なぜ、お前ら勇者達は、【相手を支配する誓約】を持ち込んだ」




    シュワ「え・・・」




    教師「問題バトルは、【殺し合いをさせないため】に導入したシステムなんだろう。だから相手を従わせてしまえば、また憎しみを生んでしまうことになる」




    教師「・・・特に、てめえみたいな腐った野郎が、おもちゃのように奴隷を従えるようなことをすれば、尚更だ」


  112. 112 : : 2014/11/28(金) 10:45:12



    シュワ「そ・・・それは・・・」




    教師「・・・言ってみろよ」




    シュワ「あ、相手を負かして、なにもないというのは。お、おかしいだろう?」




    シュワ「だから、相手を支配できるという誓約を持ち込んだのだ!」




    教師「・・・・・・違うね」




    教師「恐らく、てめえらは自分の立場が危うくなったから、その地位の保守に回ったのさ」




    教師「魔王や魔族を倒せなくなると、他に自分はなにもできないからだ」




    教師「お前らはただ、勇者や戦士といった称号をなくしたくなかっただけ!」




    教師「自分が正義を行っていることを、周りに見せる偽善のため!!」




    教師「そして、あわよくば自分の身の回りをお世話する、奴隷という人材が欲しかっただけ!!!」





    教師「それはただのエゴだ!!!!」




    教師「苦行を耐えてでも、自分の運命を呪ってでも、それでも自分の信念を貫き通した魔王の方が、よっぽど人間らしい!!!」




    シュワ「ぐ・・・ッ・・・!」




    メデュ「・・・・・・救世主様・・・・・・!」




    魔王「・・・・・・」




    教師「・・・・・・オレらしくないな。生徒にもこんなに説教したことなんかないのに」




    教師「・・・・・・まあいいや」




    教師「最後の問題、行くぞ」




    シュワ「!!」



  113. 113 : : 2014/11/28(金) 14:06:28




    教師「お前ら人間族や、魔族が、どっちが悪いなんで、別世界のオレには関係ない」




    教師「・・・ただ、オレは・・・」




    教師「汚らしいお前に、魔王を渡したくないだけだ」




    シュワ「ッ・・・!」




    教師「じゃあ、最後の問題だ!」




    メデュ「・・・・・・お願い・・・・・・!」




    ボケ「救世主様・・・・・・!」








    教師「・・・・・・あんたの周りにいる、取り巻きの応援団は」




    教師「皆本当は、あんたのことが、嫌いである」





    シュワ「なにぃ・・・・・・!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「貴様ぁ・・・この私をどこまで愚弄するつもりだ・・・!」




    教師「別に・・・出したい問題を出しただけですけど」




    シュワ「・・・ふ・・・」




    シュワ「・・・貴様のやりたいことは、分かっているぞ・・・」




    シュワ「どうせ、私はこの取り巻きの魔族全員に嫌われていると思っているのだろう・・・?」




    教師「・・・・・・」




  114. 114 : : 2014/11/28(金) 14:14:20




    シュワ「ふふ・・・確かに、確かにそうかもしれんな」




    シュワ「だが、貴様はひとつ、間違いを犯したのだ!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「私の取り巻きにいる応援団は・・・魔族だけではないぞ・・・?」




    教師「あ?」




    シュワ「ふふふ・・・元々、私の親衛隊の人間族の5人もいるのだ!!」




    教師「・・・・・・」




    シュワ「ふははは、驚いたか!貴様の勢いもこれまでよ!この問題は私がもらっ



    教師「だからなに?」





    シュワ「は・・・・・・?」




    教師「あんたの性格なら、人間族にも嫌われてると思うけど」




    シュワ「な・・・何をいうか・・・!」




    教師「じゃあ、見てみろよ。人間族の応援団の目を」




    教師「おっと、応援団の人はこれ以上喋っちゃダメですよ。カンニングする不正ですからね」




    「っ・・・・・・!」



    「・・・・・・」




    シュワの取り巻きの人間の女性達は、黙っている




    シュワ「・・・・・・何を・・・・・・そんなことをいっても無駄だ」




    教師「無駄っていうか。事実を言ってるんですけどね」


  115. 115 : : 2014/11/28(金) 14:28:41




    シュワ「く・・・!」




    シュワ(そんなハズはない・・・人間族の奴らは、自分から懇願して私の親衛隊となったのだ・・・!)




    シュワ(それに、魔族の奴ら一部には暴力を振るった者もいるが・・・私を好いている者も、少なからずいるはず・・・)




    シュワ(大体、100人程の人数がいるんだ・・・私が全ての者に嫌われているはずがないのだ!!)





    教師「あと、20秒ですね」




    シュワ「くっくっくっ。これは全くイレイザーだぜ」




    教師「久しぶりに映画の名前いれましたね。何がおかしいんですか?」




    シュワ「ふふ、愚かな貴様の頭脳によ!」




    シュワ「100人だぞ!100人!それが、皆私を嫌っている訳がない!」




    教師「はあ」




    教師「本当にそう思うなら、どうぞ答えを言ってください」




    シュワ「ぬ・・・?」




    教師「本っっ当に!!あなたが!!全員に好かれているなら、どおおおおおおぞ、【私はみんなに好かれている】と答えてください!!」




    シュワ「な・・・・・・!」




    シュワ(なんだ・・・なんなんだ、こいつの自信は・・・!)



  116. 116 : : 2014/11/28(金) 15:41:57





    シュワ(いや・・・待て・・・さっきの問題を思い出せ・・・!)




    シュワ(こやつは、さっきもこのように自信満々にその問題を出した・・・!)



    シュワ(そして、今回もそのような態度を出していて、尚且つ私に【皆が私を好きである】と言わせたい態度を出している)




    シュワ(いや、しかしそれもプラフかもしれん、待て、時間はまだある、考えをまとめ・・・)






    教師「あー、それと」




    シュワ「・・・・・・ん?」




    教師「この問題を正解したら、あんたの逆転勝ちでいいですよ」




    シュワ「な、なんだとッ!?」




    メデュ「ちょ・・・!しょ、正気ですか救世主様!!」




    ボケ「何を言いますじゃ!血迷われたか!!」




    教師「・・・大丈夫だよ。安心してくれ」




    教師「・・・こいつは・・・・・・絶っっっ対に、この問題を正解できない」





    シュワ「なん・・・だと・・・・・・ッ!?」





    教師「・・・・・・」




  117. 117 : : 2014/11/28(金) 17:16:57




    シュワ「くく・・・そこまで言うのか・・・いいだろう!言ってやろうではないか!」




    教師「ああ、言ってみろよ。後10秒だな」




    シュワ(・・・何が・・・何がこいつをここまで自信を持たせる・・・!)




    シュワ(考えろ、考えろ・・・!そうだ、100人もいるし、人間の親衛隊もいるのだ!)




    シュワ(普通に考えて、私が負けるハズはないッ!!)





    教師「二人共、それに魔王。安心しろ」




    教師「こいつは必ず【全員が自分のことを好きでいる】と言う」




    メデュ「そ・・・それは、そうかもしれませんが・・・!」




    ボケ「本当に、その答えで合っているのか・・・!?」




    教師「ああ。【間違いない】」




    シュワ「この・・・・・・!」




    シュワ「ど、どの口がその言葉を言うかッ・・・・・・!」




    教師「いいや、間違いないね。あんたは、そこの皆全員に好かれていると言うはずだ!」




    シュワ「よ、よおし・・・!言ってやろうではないか!!」




    シュワ「言ってやろうではないかッ!!」




    教師「残り、3秒」



  118. 118 : : 2014/11/28(金) 17:21:50





    シュワ「こ・・・この応援団は・・・!」




    教師「さああ!!アーノルド・シュワルツなんとかさん!」




    シュワ「ぜッ、全員、私を・・・」




    教師「言ってみろ!自信を持って!!彼らの眼をしかと見て!!」




    シュワ「私を・・・!私をォォおお・・・・・・!」




    教師「間違いなく、お前のことを!!好きなんだろうからな!!」




    教師「なんの迷いもなく!!あんたのことを!!好きなんだろうなあ!?」




    教師「あんたにはやましいこと、何ひとつないんだろうからなあ!!!」




    シュワ「ぐ・・・!わ、私を全員・・・!!」




    シュワ「好・・・・・・すぅーーーーー・・・・・・!」




    教師「ほら、あと一文字!一文字だよ!!言ってみろ!!」




    シュワ「うううううう・・・・・・!」




    教師「おい!!早くしろって言ってんだ!!」




    教師「これでお前は、確実に負ける!!!!」




    シュワ「~~~ーーーーーーッッ!!」




  119. 119 : : 2014/11/28(金) 17:30:57






    シュワ「ちょっと!!黙っててくれないかッ!!!」







    ブブーーーーーーーーーーッ





    シュワ「・・・へ・・・・・・!?」




    教師「・・・・・・残念」




    教師「30秒の制限時間が、過ぎたようですね」




    シュワ「ちょ、ちょっと待て・・・!それは貴様が、私の答えを邪魔したから・・・!」




    教師「・・・・・・邪魔?」




    教師「邪魔なんてしていませんが」




    教師「逆に感謝してほしいですね。問題の答えを【早く】答えろと言っていたのですから」




    シュワ「そ、そんなもの言い訳だ!!私は問題を間違えてはおらん!!」




    教師「・・・でも、実際あなたは制限時間を過ぎてしまった」




    教師「確認するまでもないですが、メデュさん。時間制限でも問題を答えられなければ、不正解ですよね?」




    メデュ「え、ええ・・・それは、多分そうですけど・・・」




    メデュ「今まで、私がそのような状況をまだ見たことがないので・・・確定とは言えませんが・・・」




    教師「・・・・・・見なくても分かりますよ」




    教師「この贅肉男が、一番最初に魔王に取った戦法です」




    教師「あんた、時間ギリギリになって、魔王の問題に答えたよな?」




    シュワ「だ・・・だから、なんだというんだ!」




    教師「あの瞬間、この問題対決のルールは把握した。」




    教師「時間制限でも不正解になる。だって答えられる権利が時間が過ぎてもあるのならば、あんたはもっとジワジワと魔王をいじめていたはずだ」



  120. 120 : : 2014/11/28(金) 17:38:30




    シュワ「う・・・・・・!」




    教師「だから、おかしいですよね?」




    教師「あなたが文句を言っている【まだ答えられる権利がある】という主張は」




    シュワ「い・・・いや・・・それは・・・!」




    ボケ「なんと・・・!救世主様は、そこまでお見通しだったのか・・・!」




    メデュ「ずっとシュワに話しかけていたのは・・・全て、時間を引き伸ばすためだったってこと・・・?」




    シュワ「・・・し、しかし!それは貴様がオレを騙そうとしたからだろう!」




    教師「・・・・・・はあ?そりゃ問題出してるんだから当然だろ。答えてほしくないんだから」




    シュワ「なんだと・・・・・・ッ!」




    教師「・・・まあ、オレがあのセリフを言ったら、あんたの言うことが通るかどうか分かるさ」




    教師「よくわかんないけど、この審判は、神々によってされるんだろ?」




    メデュ「え、ええ、そうです!あなたが【神々の裁き】と言えば、シュワに天からの雷が降り注ぐはず・・・!」




    教師「・・・んじゃ、ちょっと試してみるか」




    シュワ「・・・嘘だ・・・!そんなバカな・・・!わ、私が負けるなんて・・・!あ、ありえないッ!!」



  121. 121 : : 2014/11/28(金) 17:43:17





    教師「ああ、もう、うっさいなあ」




    教師「どんな面にしても、もうアンタ、詰んでんだよ」




    シュワ「な・・・にい・・・!」




    教師「言ってみろ。私は、この応援団に、好かれていますって」




    シュワ「う・・・・・・」




    シュワ「わ・・・私は・・・!」




    シュワ「私はッ!!この応援団の皆に、嫌われていない!!」




    シュワ「全員から!好かれているッ!!」










    ブブーーーーーーーーーーーッ








    シュワ「な・・・・・・!!」





    教師「・・・・・・ほらな」





    シュワ「お前ら・・・なんで・・・・・・!」





    「・・・ええー?だって・・・ねえ」




    「う、うん・・・近くに来たら分かったけど・・・アーノルド様、ワキガ臭いし・・・」




    「なんか・・・いつも高慢だよね・・・好きか嫌いかって言われると・・・」




    「き、嫌い・・・かな・・・あでも、好きなところはありますよ?た、多分・・・」






    シュワ「・・・・・・!!!」




  122. 122 : : 2014/11/28(金) 17:49:01




    教師「・・・・・・はい、分かったでしょ」




    シュワ「そんな・・・そんなバカな・・・!」




    教師「残念でしたね」




    シュワ「ウソだ・・・嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッ!!!」




    教師「事実です」




    シュワ「そんな訳はない!!だって・・・だってオレは、大戦士アーノルド様だぞおおおおおーーーーッ!!」




    シュワ「こ、殺してやるうううあああああ!!小僧ーーーーーーーーーーッッ!!!」





    シュワは、背中に持っていた剣を教師に振りかざした





    教師「っ!」




    が、その瞬間




    振りかざした剣は、空中で止まった





    メデュ「・・・・・・救世主様に・・・・・・」




    メデュ「剣を振るとは・・・何事か・・・・・・!」




    メデュの美しいその青髪は、蛇へと変わり、シュワの剣を受け止めていた




    ボケ「・・・あんまり、魔族をなめるんでないぞい」




    ボケはその仕込み杖の剣先を、シュワの喉の直前に突き刺していた




    シュワ「う・・・・・・ッ!」


  123. 123 : : 2014/11/28(金) 17:52:10




    教師「あ・・・・・・ありがとう・・・・・・」




    メデュ「・・・・・・さ、救世主様」




    ボケ「奴に、裁きを」




    教師「あ・・・うん」




    シュワ「や・・・・・・やめて・・・・・・!」




    シュワ「嫌だあああああーーーーーッ!!」




    教師《神々の裁き!!》




    バリッ、という音とともに、シュワの脳天には天からの雷が降り注ぎ




    シュワ「・・・・・・ぴょっ・・・・・・」




    彼は奇声を放つとともに、その目が虚ろとなった









  124. 124 : : 2014/11/28(金) 18:13:03





    教師「お、おお、気持ちいい・・・」




    メデュ「・・・・・・見たか・・・・・・!このクズ人間めッ!」




    ボケ「・・・いい気味じゃわい」






    シュワ「・・・ぁ・・・ぁ・・・」




    シュワはその場で、フラフラとしている




    その横で、同時に




    バタバタバタッ、と魔王やビビ、その他魔族の奴隷達は、シュワからの支配化を逃れたのか、その場に倒れ込んだ






    「ひっ!」



    「シュ・・・シュワ様が負けた・・・・・・!」



    「う、うわあああーーーーーーッ!!」




    人間の親衛隊も、魔王城からスタコラサッサと去っていく








    教師「・・・・・・」





    ボケ「・・・完全、勝利ですな・・・!救世主殿!」




    メデュ「ええ!素晴らしい戦いでした・・・!」




    教師「いえ・・・」




    教師「実は、最後の問題は、オレもひやひやでした」




  125. 125 : : 2014/11/28(金) 18:21:26




    メデュ「・・・えっ?」




    ボケ「どういうこと、ですかな?」




    教師「・・・・・・こいつは・・・・・・シュワは人間族からは、恐らく嫌われてなかったはずです」




    メデュ「ええ?」




    教師「その証拠にほら。オレはその問題を出した時、体が青色に光らなかったでしょう?」




    ボケ「あ・・・・・・ああ!確かに!」




    メデュ「そういえば・・・そうだったかも・・・」




    教師「考えてみれば簡単なことです。オレは答えを知らなかった」




    教師「それに、人間族の人たちの気持ちなんて、正直分かりません」




    教師「だけど、シュワ自身は焦っていたのかそのことに何も抗議しなかったし、実際時間制限も発動した」




    教師「僕がシュワに教えていた時間の秒数がありましたよね。あれ実は、時間をかなり遅く言った時間でした」




    ボケ「なんと・・・!」




    教師「本当に、これで問題が通るのか、心配だったので」




    メデュ「・・・・・・しかし、そんなことが可能なのでしょうか。出題者自身が答えを知らないのに、相手に問題を出せるなど・・・」




    教師「・・・そこはある意味賭けでしたね。もちろん、通らなければ違う問題を出すつもりでしたが・・・」




    教師「・・・魔王の気持ちを、こいつにも味あわせてやりたかった」




    シュワ「・・・・・・ぁ・・・・・・あー・・・・・・」



  126. 126 : : 2014/11/28(金) 18:30:51




    教師「・・・・・・今回の戦いで、この問題システムのことも色々分かりました。どんな問題なら認められ、どんな問題なら却下されるのか」




    教師「今回は恐らく、シュワが特殊な問題を出してきたことが多かったので、オレの問題も認められたんじゃないかと思ってます。まあ、まだ謎は多いですが」




    メデュ「・・・・・・そ、そこまで考えていたとは・・・・・・」




    ボケ「御見逸れしましたぞい。救世主様」




    教師「・・・でも実は、その他にも【あるイカサマ】を使ったんですw」




    メデュ「へ・・・?」




    教師「・・・・・・シュワが時間制限で負けた後、改めて問題を答えましたよね?」




    ボケ「あ、ああ・・・きゃつは【自分は100人に好かれておる】と言ったが・・・」




    教師「あの時、間違った【ブブー】という音がしましたけど」スッ




    教師「・・・オレが鳴らしたんです」スマホ




    メデュ「・・・・・・な、なんですか?それは」




    教師「携帯電話という、音が鳴る機械です」




    ボケ「なんと」




    教師「・・・・・・すでにシュワは、時間制限で負けていました。それに、恐らく何人かはシュワのことは好きだったはず」




    教師「はは、まあ、勝負は決まっていたので、なんの意味もないですが」




    教師「今まで正義ぶった顔で悪事を働いてきたこいつを・・・許せなかったんです」




    メデュ「え、ちょっと待って、あなた神ですか?」




    教師「いえ、ただの教師です」



  127. 127 : : 2014/11/28(金) 19:18:26





    魔王「・・・・・・スー・・・・・・スー・・・・・・」




    ビビ「・・・・・・スー・・・・・・スー・・・・・・」





    教師「・・・とりあえず、みんなをどこかで寝かせましょうか」




    メデュ「あ!そ、そうですわね!」




    ボケ「いやあ、めでたいことじゃ!魔族が一気に100人近くも帰ってきたぞい!」




    教師「・・・後、こいつはどうしましょうか」




    シュワ「・・・・・・む・・・・・・ぁ・・・・・・」




    メデュ「・・・八つ裂きにしてやろうかしら」




    ボケ「いんや、丸焼きがええのう」




    教師「暴力禁止なんでしょwダメでしょw」




    メデュ「というのは冗談です。救世主様はどのようにされたいですか?」




    ボケ「うむ。主導権は救世主様が持っておる。こやつを操れるのは救世主様だけじゃ」




    教師「・・・・・・うーん・・・・・・」




    教師「それじゃあ」





  128. 128 : : 2014/11/28(金) 19:24:44



















    ________________



    _____________



    _________



    ______









    ~魔王城 魔王の部屋~





    魔王「はっ!!」




    魔王「あ・・・あれ・・・ここは・・・!」




    メデュ「魔王様!!」




    ボケ「魔王様!お気づきになりましたか!!」




    魔王「あ・・・・・・メデュちゃん、ボケ爺」




    魔王「あれ?私・・・・・・」




    メデュは魔王を抱きしめる




    メデュ「・・・良かった・・・・・・!良かったです・・・!魔王様・・・!」




    メデュ「あなたが・・・あなたがいないと私は・・・!」




    魔王「う・・・く、苦しいよ、メデュちゃん・・・!」




    ボケ「うむ・・・このボケ・・・久しく目に熱いものがこみ上げてきておりますわい・・・!」




  129. 129 : : 2014/11/28(金) 19:30:02





    魔王「あれえ?私、どうしたんだっけ・・・?」




    メデュ「・・・魔王様は、勇敢にも大戦士アーノルドへ向け戦いを挑んだのです」




    ボケ「・・・・・・魔王様・・・二度と、あのような軽率な行動はとってはなりませんぞ・・・」





    魔王「・・・・・・あー・・・そっか・・・私・・・・・・」




    魔王「ごめんねえ・・・負けちゃったんだねえ・・・」




    魔王「・・・・・・って!」




    魔王「そうだ!救世主・・・救世主様は・・・!?」




    メデュ「・・・・・・」




    ボケ「救世主様は・・・アーノルドと果敢に戦い、魔王様を取り戻しました」




    魔王「ええ!?本当!?」




    魔王「すっごい!!さすが救世主様だね!!うんうん!」




    魔王「・・・で?救世主様はどこに?」




    メデュ「・・・・・・その・・・・・・」




    ボケ「・・・魔王様、救世主様は、救世主様の生活があるのです」




    魔王「え?」




    メデュ「・・・・・・すでに、ご自分の世界へ、お帰りになられました・・・」




    魔王「っ!!」



  130. 130 : : 2014/11/28(金) 19:37:38





    魔王は寝ていたベッドから飛び降りた





    魔王「ダメ・・・!私まだ、お礼も言ってないのに・・・!」




    ボケ「ダメですぞっ!!魔王様!!」




    魔王「っ・・・」




    ボケ「・・・・・・ご存知でしょう。異世界への過剰な出入りは、神々によって禁止されていることを」




    ボケ「それに、お互いの世界を干渉しすぎれば、時空の歪みが発生し、魔王様とてこちらの世界に戻れない可能性もある」




    メデュ「・・・・・・それに、これは、救世主様がお望みになったことなのです」




    魔王「え・・・・・・」




    メデュ「本来、自分のような異世界の人間が、この世界の問題に口を出すべきではないと」




    ボケ「・・・・・・魔王様が目覚めるまで、と引き止めたのじゃが・・・彼は元の世界に戻られたのです」




    魔王「・・・・・・」




    魔王「そっか・・・・・・」




    ボケ「・・・・・・それに、彼にいつまでも甘える訳にはいきません」




    ボケ「我々の問題は、我々で解決するのが筋ですからの!」




    魔王「・・・・・・うん・・・・・・」




    メデュ「それに・・・魔王様にはまた、頼りがいのある仲間がたくさん戻ってきました」




    魔王「え・・・」



  131. 131 : : 2014/11/28(金) 19:45:24





    ガチャリ、と音をたて、魔王の部屋のドアが開く




    「魔王様!!」



    「魔王様ッ!!」



    「魔王さまあああああッ!!」





    そこには、教師によって救われた、約100名の魔族が立っていた





    魔王「み・・・・・・」




    魔王「みんな・・・・・・!」





    「魔王様!まずは謝らさせてください!!」



    「すいません!!オレ達・・・アーノルドに操られていたとは言え・・・魔王様にひどいことを・・・!」



    「私たちみんな、魔王様のこと、大好きです!」



    「大好きに決まってるじゃないですか!」



    「ええ!!魔王様にお仕えするのは、私たち魔族の誇りだ!!」






    魔王「うう・・・・・・!」





    「・・・ほら、ビビ」




    ビビ「・・・・・・うあ・・・・あー・・・・・・」




    「ま・お・う・さ・ま・だ・い・す・き・と言うの」




    ビビ「ま、ほ、う、だ、だ、だ、い、う、き」




    魔王「・・・ビビ・・・・・・・・・グス・・・・・・!」




    メデュ「・・・・・・グス・・・・・・」




    「すいません魔王様・・・ビビはまだ喋ることが・・・」




    ボケ「・・・あの時ビビは、シュワに操られて、強制的に言わされておったからの・・・」



  132. 132 : : 2014/11/28(金) 19:48:24




    魔王「・・・う・・・・・・グス・・・へへ・・・・・・いいの・・・!」




    魔王「・・・ありがとうね・・・ビビ・・・・・」




    ビビ「あっ・・・だー・・・」




    魔王「嬉しいな・・・!嬉しいな・・・・・・っ!」





    メデュ「・・・・・・魔王様、ハンカチを」




    ボケ「ほっほっ・・・グス・・・このボケ爺、魔王様が誕生した時ほどの感動をしておるわい・・・」




    魔王「・・・・・・ありがとう・・・・・・」




    魔王「救世主様・・・・・・!」





























  133. 133 : : 2014/11/28(金) 19:55:58









    ~勇者の城~








    「で?アンタは支配から離れて、おめおめと帰ってきたのか?」





    シュワ「う・・・・・・す、すまねえ」




    シュワ「いや・・・だって、だってよ!その救世主とかいう奴、訳の分からん数学問題なんかを出してきて・・・!」





    「・・・・・・言い訳なんか聞きたくないわ」




    「・・・情けない」




    「・・・・・・」




    シュワ「・・・わ、悪かったよ・・・オレも単独で行動したのは悪かったし・・・」




    シュワ「だが・・・だが、あいつらの最大のミスは、このオレを逃がしたことだぜ!へへ・・・!」




    「・・・・・・バカか、お前」




    シュワ「は、はあっ!?」




    「・・・またリベンジに行って、それこそ対策を練られた上で、また失態を重ねる気か」




    「ていうか元々、脳みそも贅肉のアンタなんかに期待してないし。むしろよく魔王を支配下におけたわね」




    「それに、今回の失態で、住民がまた不安がっているだろう【勇者達は戦いがなければ、魔王には勝てない】と」




    「・・・主は、この城の地下に幽閉させてもらうぞ」




    シュワ「そ・・・・・・そんなッ!」



  134. 134 : : 2014/11/28(金) 20:02:47




    「・・・・・・黙れ」




    シュワ「う・・・・・・!」




    「おい、連れていけ」




    シュワ「そんな・・・待ってくれ・・・!」




    シュワ「許してくれよおおお!!」




    シュワ「僧侶!!賢者!!」




    シュワ「勇者ぁあああああーーーーっ!!」








    僧侶「・・・・・・キモ。早く連れていって」






    シュワ「わあああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・」






    賢者「・・・・・・どうする?勇者殿」




    勇者「・・・・・・」




    僧侶「いいわ、私が行く」




    僧侶「魔王ごとき、勇者の手を煩わせることはないわ」




    勇者「・・・大丈夫か?僧侶アンジェリーナ・ジョリコ」




    僧侶「・・・・・・ええ。任せて」




    僧侶「魔王含め、その救世主とやらも、私のトゥーム・レイダーで一発で仕留めてやる」




    賢者(・・・・・・トゥームレイダーて)




    勇者(・・・・・・やべえ、相変わらずいい足してるな。ジョリコ)




    僧侶「ウフン♡」



  135. 135 : : 2014/11/28(金) 20:02:59














































  136. 136 : : 2014/11/28(金) 20:13:04










    ・・・・・・・・・・・現実世界、午前2時






    ~教師のアパート~






    ガチャ






    教師「・・・・・・ただいま」




    妹「・・・おー、おかえりー」




    教師「・・・・・・2時だぞ今、まだ起きてたのか」




    妹「まあ、花の大学生ですから」




    教師「へーへー」




    妹「・・・お兄ちゃんこそ、今日コンパだったんでしょ?」




    教師「・・・・・・ああ」




    妹「こんな遅くに帰ってきたってことは、何かいい人でもできたのかい?ウチの冴えない兄貴が!」




    教師「・・・一言多いんだよ。何もないよ」




    妹「へー・・・」




    妹「ああ、それじゃあ得意の一人カラオケ?」




    教師「・・・ま、そんなとこだ」




    妹「・・・ふーーん・・・」



  137. 137 : : 2014/11/28(金) 20:16:01





    妹「・・・かわいい人いたー?」




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・魔王がいた」




    妹「あははっ、何それ?」




    教師「・・・・・・」




    教師「まあいいや。疲れた。風呂入って寝る」




    妹「・・・おー、おやすみー」




    教師「おやすみ」













    妹「・・・・・・」




    妹「・・・・・・魔王ねえ」




    妹「確か、子供のころもそんなこと言ってたなあ」






  138. 138 : : 2014/11/28(金) 20:22:35












    ~寝室~






    教師「あー・・・」




    教師「・・・・・・眠れん」




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・夢・・・だったのかなあ」




    教師「・・・・・・」




    教師「いや、夢じゃねえな」




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・・・・いい奴だったな・・・・・・」




    教師「魔王・・・・・・」




    教師「・・・・・・つーか」




    教師「普通に・・・・・・可愛かったし・・・・・・」




    教師「・・・・・・」




    教師「・・・・・・馬鹿馬鹿しい」




    教師「・・・寝よ」













  139. 139 : : 2014/11/28(金) 20:26:28

















    ________________



    _____________



    _________



    _____
















    ピリリリリリリリリ・・・









    教師「・・・・・・ん・・・・・」




    教師「あー、しまった・・・休みなのにアラームにしてたの忘れてた・・・・・・」




    教師「・・・・・・まだ8時じゃねえか」





    教師「・・・寝よ」





    フニ





    教師「・・・・・・ふに?」





    魔王「・・・・・・スー・・・・・・スー・・・・・・」





    教師「・・・・・・」




    魔王「・・・ムニャ・・・・・・救世・・・・・・様・・・・・・」




    教師「・・・・・・」




  140. 140 : : 2014/11/28(金) 20:32:04





    教師「・・・・・・おい」




    魔王「・・・・・・スピー・・・・・・」




    教師「おいっ!!」





    魔王「ひゃあああッ!!」




    教師「・・・・・・なんで、起きたら、隣に魔王がいるんですか?」




    魔王「あ、きゅうへいしゅさふぁ・・・・・・」




    魔王「おやすみなふぁい・・・・・・」




    教師「寝るな!起きろって!!」




    魔王「・・・・・・ええー・・・眠いです・・・・・・」




    教師「わがまま言わないの」




    魔王「・・・ううー・・・救世主様はひどいです・・・」




    教師「ちょっと待て、お前いつからいた?」




    魔王「ええ?ちゃんと玄関から入りましたよぉ・・・」




    教師「・・・・・・妹いなかったか?」




    魔王「へえ?ああ、どうぞどうぞって言ってくれました」




    教師「よし、二人共説教だ」




    魔王「ええええーーーっ!」



  141. 141 : : 2014/11/28(金) 20:35:58





    教師「・・・・・・お前な・・・・・・」




    教師「聞いたぞ、ボケ爺さんから。あんまりこっちに来ると帰れなくなるんだろ?」




    魔王「はあ・・・・・でも・・・・・・」




    教師「でもじゃない」




    魔王「だって」




    教師「だってでもない!」




    魔王「会いたかったんですもん!!」




    教師「な・・・・・・!///」




    魔王「えいっ!!」ギュ




    魔王は教師を抱きしめる




    教師「ちょ・・・ちょっ・・・は、離せって!///」




    魔王「嫌ですぅ~~~///」




    教師「馬鹿やろ!オ、オ、オレは教師なんだっつの!」




    魔王「ええ?だからなんですかあ?」




    教師「いや・・・その・・・だから・・・!」




    魔王「ありがとう、救世主様っ!」




    魔王は教師の頬にキスをする




    教師「ちょ・・・・・・/////」




    魔王「うふふふ・・・/////」




  142. 142 : : 2014/11/28(金) 20:39:23





    バタン





    妹「お兄ちゃん、そういえば昨日さー・・・」








    教師「あ・・・!」




    魔王「あ、おはようございます!」




    妹「・・・・・・ああ」




    妹「もうそんな関係ですか。失礼しました」




    教師「ちょっ、ちょっと待て!!た、助けてくれ!」




    妹「え?なんで?幸せそうじゃん」




    魔王「はい!幸せです!」




    教師「違う!ちょ、コラ、離せって!」




    妹「えっとー、そいつ売れ残りですから、好きに使ってくださいね」




    魔王「わああ!やりましたよ救世主様!妹様公認です!」




    教師「おまえええええーーー!!」




  143. 143 : : 2014/11/28(金) 20:41:53




    妹「やー、こいつ童貞なんで、最初は優しくお願いします」




    魔王「はい!知っております!」




    教師「ちくしょう!!お前どんだけ力持ってんだ!全然身体が動かん!!」




    妹「・・・・・・何かと情けない奴ですが、兄をよろしくお願いします・・・えっと・・・」




    魔王「ん?」




    妹「あ、お名前なんていうんでしたっけ?」




    魔王「私ですか?」










    魔王「魔王ですっ!!」




























  144. 144 : : 2014/11/28(金) 20:42:29























    合コンに行ったら、魔王がいました
















    (多分)続く















  145. 145 : : 2014/11/28(金) 20:45:14
    皆様、ご愛読やお気に入り、ありがとうございましたー☆彡

    序盤で書きましたけど、本当今回は、ただ私が書きたいものを書いただけです。


    いやー、今回はほぼギャグのつもりだったので、こんなに長くする予定はなかったのですが・・・w

    書いてる内にとても楽しくなってきたので、またお話の続きは今度書きます(^_^)

    また良かったら、ご意見・感想など教えて頂けると喜びます。

    ありがとうございましたー☆


  146. 146 : : 2014/11/28(金) 22:13:56
    乙。

    昨日からリアルタイムで追ってたレベルには面白かった。
  147. 147 : : 2014/11/28(金) 22:21:01
    ムーブさん!
    いつもありがとうございます(^_^)
    嬉しいですー☆
    リアルタイムとは・・・wそんな時間に見ていただき、光栄です!
  148. 148 : : 2014/11/29(土) 15:17:58
    乙。
  149. 149 : : 2014/11/30(日) 04:36:12
    面白かった!


    乙!


    にしても異世界の者たちは馬鹿しかいないんだな……w
  150. 150 : : 2014/12/03(水) 21:24:13
    面白かった!
    続き期待(ワクワク)
  151. 151 : : 2014/12/12(金) 09:20:48
    とてもとても面白かったです!
    お疲れ様でした!
  152. 152 : : 2014/12/20(土) 15:13:27
    乙でした
  153. 153 : : 2014/12/20(土) 15:16:32
  154. 154 : : 2015/01/02(金) 23:13:52
    魔王さんと教師さんはカップルになれたのかなw
    面白かったです!!

    乙!
  155. 155 : : 2015/01/17(土) 01:05:59
    とても面白かったです!
    乙!
  156. 156 : : 2015/01/18(日) 12:15:12
    面白かった!!!
    乙!
  157. 157 : : 2015/01/18(日) 12:16:41
    続き見たくなりました

    お疲れ様でした

    続きがあるのでしたら期待しております
  158. 158 : : 2015/03/26(木) 21:25:54
    歌の歌詞は規約違反ですよ
  159. 159 : : 2015/03/27(金) 18:07:52
    すいませんではなくすみませんですよ
  160. 160 : : 2015/03/27(金) 18:09:12
    問題対決のルールを物語とは別に読者に分かりやすく書いてもらえたら助かります。
  161. 161 : : 2015/05/03(日) 15:16:07
    >>158
    あら本当だ!ご指摘ありがとうございますー(^_^;)
    直しました!

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