カルラ「私は……もうダメ……」　エレン「ダメじゃない！　何でそこで諦めるんだ！　諦めんなよ！！」

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1 : ランスロット大佐 : 2014/11/18(火) 07:13:42

？？？「どうしてそこで諦めちまうんだ！」

？？？「最後までやり抜けろよ！」

？？？「『もうダメだ』だって？　何でだよ！！　ダメダメ言ってたって何も始まらないだろ！！」

？？？「熱くなれよ！！」

ミカサ「エレン……エレン……起きて！」ﾕｻﾕｻ

エレン「ん？　あれミカサなんか熱くねーか？」

ミカサ「どうしてそんなにあせかいてるの？」

エレン「え？……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
3 : ランスロット大佐 : 2014/11/18(火) 16:28:01

エレン「言うなよ……誰にも……俺が泣いてたとか……」ｽﾀｽﾀ

ミカサ「……言わない」

ミカサ「でも……理由もなく涙がでるなんて」

ミカサ「いちどおじさんに見てもらったら？」

エレン「バカ言え！　親父にいえるかこんなこと」

ハンネス「何泣いてんだエレン？」

エレン「！！　ハ……ハンネスさん」

ハンネス「ミカサに何か怒られたのか？」

エレン「は！？　なんでオレが泣くんだよ！……って」

エレン「酒くさ！！」ﾌﾞﾎｯ

エレン「！！」

駐屯兵団A「でさー女房が……」

駐屯兵団B「ぎゃはははは！」

エレン「え……！？　また飲んでる……」

ハンネス「お前らも一緒にどうだ？」
4 : ランスロット大佐 : 2014/11/18(火) 16:36:23

エレン「いや……あの……仕事は？」

ハンネス「おう！　今日は門兵だ！」

ハンネス「一日中ここにいるわけだからやがて腹が減り喉も渇く」ﾌﾗﾌﾗ

ハンネス「飲み物のなかにたまたま酒が混じっていたことは些細な問題にすぎねぇ」ﾌﾗﾌﾗ

エレン「そんなんでイザって時に戦えんの！？」

ハンネス「イザって時って何だ？」

エレン「……！！　何いってんだよ決まってるだろ！」

エレン「やつらが壁を壊して！！」

エレン「街に入って来た時だよ！！」
5 : ランスロット大佐 : 2014/11/18(火) 16:47:33

ハンネス「おいエレン！　急に大声出すんじゃねぇよ……」

駐屯兵団A「ハハハ……元気がいいな医者のせがれ！！」

駐屯兵団A「ヤツラが壁を壊すことがあったらそらしっかりやるさ」

駐屯兵団A「しかしなそんなこと100年間で一度も無いんだぜ」

エレン「で……でも！　そーやって安心している時が危ないって父さんが言ってたんだ！！」

駐屯兵団A「まぁ……確かにそうかもな」

駐屯兵団A「街の恩人のイェーガー先生には頭があがらねぇんだけど……でもなぁ……」

駐屯兵団A「兵士になれば壁の補強作業とかで壁の外をうろつくヤツらを見かける機会があるんだが……」

駐屯兵団A「ヤツらにこの50mの壁を壊すことは無理だぜ」

エレン「『無理』……？」
6 : ランスロット大佐 : 2014/11/18(火) 17:01:23

エレン「『無理』だって……」

駐屯兵団A「ああむr「何でだよ！！！」

エレン「あいつらだって努力してんだよ！！！！」

エレン「何であいつらのことを信じてやれないんだよ！！！！」

駐屯兵団A「え……いや……あの……」

エレン「なんでそこで決めつけちまうんだよ！！！」

ハンネス「始まっちまった」ﾊｱ

ミカサ（エレンに『無理』とかそう言う言葉は禁句なのに……）

ｱｷﾗﾒﾝﾅﾖ！！！　ﾊｲ……ｽｲﾏｾﾝ……

ミカサ「あと十分はあの調子かな……」

駐屯兵団A「助けてええええええええ！！！！！！！」

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カルラ「私は……もうダメ……」 エレン「ダメじゃない！ 何でそこで諦めるんだ！ 諦めんなよ！！」

カルラ「私は……もうダメ……」　エレン「ダメじゃない！　何でそこで諦めるんだ！　諦めんなよ！！」