ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

王様「そなたが新たな勇者だ!」商人「陛下、私はただの旅の商人です」

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/09/24(水) 08:19:09
    ~勇者国 王宮 謁見の間~

    王様(元勇者)「わしも勇者になる前はただの一般人だったよ」

    商人(そういえば、王様は先代国王の娘と結婚して王位を継いだ元勇者だったな)

    王様「大神官が新たな勇者として、そなたを見出したのだ」

    商人「25年前に陛下とその仲間が魔王を倒して、世界は平和になったのではないのですか?」

    王様「ふむ、しかし最近あちこちに魔物が現れて被害が出始めておるのだ」

    商人「確かに以前より魔物は増えていますが・・・」

    王様「もしや魔王が復活するのかもしれぬ」

    商人「魔王が復活・・・」

    王様「そなたには勇者として各地の魔物を討伐し、魔王の復活を阻止して欲しいのだ」

    商人「しかし、私は社会人なので仕事がありますし、少ないながらも抱えている従業員の生活の事も・・・」

    王様「仕事と趣味を両立させてこそ真の社会人であろう」

    商人「どちらが仕事でどちらが趣味ですか?」

    王様「旅の商人ならば、なんとか勇者としての冒険の旅と両立が出来るであろう」

    商人「兼業農家じゃないんですから」

    王様「隊商を続けながら旅先で現れた魔物を討伐してくれればいいのだよ」

    商人改め勇者「そういう事ならわかりました、陛下」

    王様「大臣に魔物討伐のための武具と支度金を用意させよう」

    勇者「それとは別に陛下にひとつお願いしたい事が・・・」
  2. 2 : : 2014/09/24(水) 13:05:00
    ~勇者国 城下町 宿屋~

    勇者「番頭さん、営業許可をもらって来ましたよ」 ハイ ショルイ

    番頭「若旦那、早かったですね」ニコニコ

    勇者「王様直々の許可だからお役所の書類仕事も早い早いw」

    番頭「流石ですなぁ、では早速店開きの準備に取りかかります」

    ~勇者国 城下町 広場~

    売り娘A「港町からの海産物だよー、干物も塩漬けも燻製も有るよー」 オイシイヨー

    売り娘B「ドワーフが鍛えた包丁や鋏はいかがですかー、切れ味抜群ですよー」 オカイドクデスヨー

    番頭「若旦那、なかなか売れ行き好調ですね」ホクホク

    勇者「ここは内陸の農業国で海産物は手に入りにくいし、鉱業や鍛冶は発達してないからね」

    番頭「しかし、豊かとは言えない田舎の小国なのに国民は幸せそうですね」

    勇者「この国は税が軽いからだよ」

    番頭「税が軽い?」

    勇者「ここの王室は質実剛健がモットーだし、魔王を倒した勇者が王様の国を攻めるバカはいないから軍隊も小規模でいい」

    番頭「そうか、ここの王様は人類最強の元勇者でしたね」

    勇者「その王様から夕食に招待されているから、また王宮に行ってくる、留守をたのむよ」
  3. 3 : : 2014/09/24(水) 13:15:44
    ~勇者国 王宮 謁見の間~

    王様「大臣、勇者殿に用意した品をお渡しするのだ」

    大臣「はっ、陛下!勇者殿、勇者のつるぎ、勇者のよろい、勇者の盾、勇者のかぶと・・・」

    商人(勇者装備のレプリカのただの鋼のつるぎ、鉄のよろい、鉄の盾、鉄かぶと・・・)

    大臣「そして旅の支度金の500Gです」

    商人(この国の財政状況にしたらだいぶ頑張った方かな・・・)

    大臣「勇者殿?」

    勇者(ハッ!いかん、つい商人に戻ってた!!)

    勇者「陛下、このような立派な武具を用意していただいてありがとうございます」

    勇者(鉄のやり、銅のつるぎ、皮のよろい、皮の盾、皮のぼうしの城の衛兵よりずっと強力な装備だし・・・)

    王様「いや、勇者の旅立ちにこの程度の物くらいしか用意出来なくて申し訳ない」 ビンボーナノダヨ

    ??「陛下」

    王様「おお、王妃か、勇者殿こちらが王妃だ」

    王妃「ようこそ勇者様、ゆっくりしていらしてね」ニコリ

    勇者「はい、王妃殿下ありがとうございます」(王妃は先代国王の一人娘だったな、今もまだスゴい美人だ)

    ??「お父様」(//∇//) モジモジ

    王様「そして勇者殿こちらが娘の王女だ」

    王女「初めまして勇者様///」 (///∇///) ポッ (うあ、勇者様イケメン!!)

    勇者「初めまして姫」ニッコリ (両親が美男美女なだけに王女もかなりの美人だ、貧乳だけど・・・)

    王妃「さあ勇者様、お食事の用意がしてあります、どうぞこちらへ」
  4. 4 : : 2014/09/25(木) 13:12:31
    ~勇者国 王宮~

    王女(勇者様、ステキな方でしたわ・・・) (〃ω〃) ドキドキ

    王様「王妃、王女よ、新しい勇者殿はどうであった、イケメンであったろうが」ワッハッハ

    王妃「商人というよりもどこかの国の騎士とでも言った方が似合う精悍な方でしたわね」 ニコニコ

    王女「やはり神に選ばれた勇者様ですものね///」 ( 〃▽〃) ポッ

    王様「いや、選んだのは王妃だぞ」

    王女「えっ、でもお母様が大神官でしょ、神託であの方こそが勇者と・・・」( ・◇・)? チガウノ?

    王妃兼大神官「武芸に秀でていて、魔法も使えて、お仕事柄旅慣れている方をわたしが選んだのですよ」

    王女「神託じゃなくてお母様が普通に選んだのですか!」(゜ロ゜;ノ)ノ ビックリ

    王妃「神託で選んで、その辺の16才の普通の少年とかが勇者になったら後が大変でしょ?」

    王女「それはそうなのかも知れませんけど・・・」(; ̄ー ̄A

    王妃「勇者様は御国では並ぶ者のいない武芸の達人で、爆炎の魔法使いの異名を持つ高位の魔法使いなのです」

    王女「なぜそのような方が商人をしてらっしゃるの?」(;・ω・)

    王妃「しかも青年実業家だし、学歴も、家柄も・・・親御さんも立派な方なのですよ」ニコニコ

    王女「もしかしてお見合い?」σ( ̄∇ ̄;)

    王様「いや、違うけど・・・」

    王女「でも、勇者様が魔王を倒したら、お父様やお母様のようにわたくしはあの方と結婚するのですね///」(///ω///)♪

    王妃「そうねえ、でもあの勇者様の場合はどうかしらねぇ」クビカシゲ

    王女「えっ、魔王を倒したらご褒美にお姫様をお嫁にあげるのが王道でしょ?」( 〃▽〃) エヘヘ

    王様「あの勇者殿には魔王を倒した褒美に娘を与えると言っても断られるかも知れん」ウーム

    王女「お父様、お母様、なぜでしょうか?」
    Σ( ̄ロ ̄lll) ヒンニューダカラ?

    王妃「若い頃の陛下と違って、勇者様はとてもお金持ちですから・・・」オトーサマハニートダッタケド

    王女「お金持ち?」( ☆∀☆) キラーン

    王様「そうだな、勇者殿は我が王家よりもずっと裕福であろう」ガックシ

    王女「王家よりも・・・」!Σ( ̄□ ̄;)
    (イケメンで金持ちで勇者!それって最強じゃん!!) (゜∇^d)!! オカーサマグッジョブ!

    王様「こんな小国の王座などいらんと言われてしまいそうだ」シクシク

    王妃「というわけで王女、ただ王宮で勇者様の帰りを待っているだけではいけません、わかってますわね!」イケメンゲット!

    王女「わかりました、お父様、お母様、わたくし勇者様と共に旅に出ますわ!」o(*⌒―⌒*)o ワタシガンバル

    王様「おお、王女よ、よくぞ言った!」タマノコシメザセ!
  5. 5 : : 2014/09/30(火) 12:59:03
    ~城下町 宿屋~

    番頭「若旦那、若旦那にお客さんですよ!」コンコン

    勇者「番頭さん、客って?」ダレカナ?

    番頭「なんかスゴい別嬪さんですよ!!」コノコノ

    王女「勇者様」( ・∇・) コニチワー

    勇者「姫!どうしたのですか、その格好は?」タビジタク?

    王女
    よろい E:皮のドレス

    王女「勇者様、わたくしも旅にお供させて下さいまし、勇者様のお手伝いがしたいのです」
    (〃ω〃)

    勇者「しかし姫、恐らくは危険な旅となるでしょう・・・」

    王女「危険は承知しています、それに勇者様、わたくしだって元勇者の娘ですわ!」(* ̄∇ ̄)ノ シャキーン

    勇者「わかりました姫、共に魔物から人々を守りましょう」

    王女「勇者様、宜しくお願いします」(〃∇〃)

    王女が仲間に加わった!
    只今のパーティー 8名(内7名商人)

    勇者「まず姫の装備を整えないといけませんね、姫の職種は?」

    王女「わたくしは賢者ですの、回復系の呪文はあまり得意ではありませんけど」(゜∇^d)!! ホイミクライ

    勇者「フム、女性が装備できる軽量の防具は手持ちが無いな・・・」ゴソゴソ

    勇者は袋から高価そうな指輪を取り出した!

    勇者「姫、守りの指輪です、これを・・・」キラーン

    王女「まあ勇者様、嬉しい!///」 (///ω///)♪

    王女は指輪を受け取った!

    勇者「えっ、嬉しい?」キョトン?

    王女「///」(//∇//) モジモジ

    王女はもじもじしている!

    勇者「いや姫、あの、この魔法の指輪は装備すると守備力が・・・」

    王女は指輪を左手の薬指に装備した!
    婚約が成立した!

    勇者「なにそれこわい」ガクブル

    王女「昨日初めてお会いしたばかりなのに、プロポーズしていただけるなんて///」(///∇///) ポッ

    勇者「」バタッ

    王女は呪文を唱えた!
    会心の一撃!
    勇者を倒した!
  6. 6 : : 2014/10/01(水) 11:56:51
    ~城下町 宿屋~

    勇者「ところで姫の得意な攻撃呪文は何系ですか?」 キヲトリナオシテ

    王女「得意なのはヒャド系ですわ」(* ̄∇ ̄)ノ ツメタイオンナデハアリマセンノヨ

    勇者「では別系統の魔法が使える杖を・・・どれがいいかな」ガサゴソ

    王女「色んな杖をお持ちですのね」( 〃▽〃)

    勇者「姫、これを使って下さい・・・天罰の杖、バギ系の魔法を発動できます」ハイ

    王女「勇者様、これってものすごく高価な武器では!」Σ( ̄ロ ̄lll) アセアセ

    勇者「それほど高価な物ではありませんよ、姫」サラリ

    王女「では、お借りいたします」(〃ω〃) サスガハオカネモチ

    王女 ♀19 賢者
    武器 E:天罰の杖
    よろい E:皮のドレス
    盾 未装備
    かぶと 未装備
    装飾品 E:婚約指輪
    持ち物 王家の短剣

    勇者「い、いや姫、婚約指輪じゃなくて、守りの指輪なんですけど・・・」

    王女「それで勇者様、これからどうなさるのですか?」( ・◇・)?

    勇者「わたしの供の者は商人ばかりなので酒場で冒険者を募ろうと思います」
  7. 7 : : 2014/10/01(水) 12:13:53
    ~ルイーダの酒場 城下町店~

    店員「いらっしゃいませー、お二人ですか?お好きな席にどーぞー!」

    勇者「じゃあ、カウンターで」

    店員「お飲み物は何にされますか?」

    勇者「わたしはエールを、姫は?」

    王女「わたくしはワインをいただきます」
    ( ・∇・)

    店員「エールとワインですねー、かしこまりましたー、こちらお食事のメニューでぇす」

    王女「勇者様は何がお好きなのですか?」
    (〃∇〃)

    勇者「せっかくなので勇者国の名物料理を選んでもらえますか、姫」オマカセー

    王女「何にいたしましょう・・・」(;・ω・) メニュー

    勇者「マスター、冒険者を紹介して欲しいのですが」

    マスター「城下町には仕事が無いからあまり冒険者がいないんだけど・・・あの戦士さんはどうかしら?」

    勇者「奥のテーブル席の若い人ですね」(装備は皮のよろいに銅のつるぎか)

    王女「勇者様ほどではないですけど、ちょっとカッコいい人ですわね」(イケメン2号発見ですわ!)( ・∇・)

    勇者「戦士さん、ちょっといいかな?」

    戦士「商人さんか、隊商の護衛の仕事の依頼かい?」

    勇者「ちょっと違うけど似たようなモンかな」ハハ

    王女「勇者様、お仕事のお話はお食事をしながらにいたしませんか?」(〃∇〃)

    勇者「ごちそうするから戦士さんも好きな物を選んでね」

    戦士が仲間になった!
    只今のパーティー 9名
  8. 8 : : 2014/10/06(月) 12:04:56
    ~城下町 宿屋~

    勇者「戦士くん、よかったらこの武具を使ってよ」ハイ

    戦士「鋼のつるぎに鉄の防具!こ、こんな高価な物を?」

    勇者「王様に貰ったんだけど、わたしは使わないからもったいないし」

    戦士「じゃあ、遠慮なく」ワクワク

    戦士 ♂20 戦士
    武器 E:銅のつるぎ→鋼のつるぎ
    よろい E:皮のよろい→鉄のよろい
    盾 E:皮の盾→鉄の盾
    かぶと E:皮のぼうし→鉄かぶと

    戦士の攻撃力、守備力が上がった!

    王女「まあ?戦士さんなかなか格好いいですわね」( ・∇・) オニアイデスワ

    戦士「勇者さんから使ってくれって言われて」イイデショコレ

    王女「でも勇者様はなぜこの武具を使われないんですの?」( ・◇・)?

    勇者「いや姫、実は今装備している物の方が強力なのですよ」

    王女「えっ、鋼のつるぎの方が鉄の槍よりも・・・」(;・∀・)

    勇者「ああ、この槍の穂先はオリハルコン製なのですよ」サイキョーデス

    王女「ええーっ、オリハルコン!で、では防具は?」( ̄□ ̄;)!!

    勇者「旅人の服の下にミスリルの鎖かたびらを着ています」ピラッ

    王女「魔法金属ってものすごく高価な物だと聞きましたが・・・」(@ ̄□ ̄@;)!!

    勇者「いやあ、運良くオリハルコンを入手したのですが、長剣を作るには量が足りなくて槍の穂先に」ハハッ

    王女「王宮では魔法金属なんて見た事もありませんわ」(やはりうちの王家は貧乏なのですね)
    (´;ω;`)シクシク

    勇者 ♂23 商人
    武器 E:オリハルコンの槍
    よろい E:ミスリルのくさりかたびら
    盾 未装備
    かぶと E:しっぷうのバンダナ
    装飾品 E:ほしふるうでわ
    持ち物 ミスリルのトマホーク
  9. 9 : : 2014/10/06(月) 12:34:05
    ~城下町 宿屋~

    勇者「番頭さん、仕入れの方はどうですか?」

    番頭「勇者国の産物と言えば農産物なんですが、城下町よりも地方の方が安く仕入れ出来そうです」

    勇者「なるほど、そうですね」

    番頭「あと、薬草類が品不足とかで値が上がってます」

    勇者「薬草が?」

    番頭「ええ、薬草の村から入荷して来なくて困っているんだとか・・・」

    勇者「なるほど」

    ~城下町~

    勇者「それでは地方の町を経由して薬草の村を目指します」

    一同「「ハーイ!」」

    王女「勇者様、地方の町や薬草の村に何をしに行くのですか?」(* ̄∇ ̄)ノ

    勇者「地方の町で安くて品質の良い農産物を仕入れて、薬草の村で薬草類を仕入れます」

    王女「勇者様、魔物の討伐は?」( ・◇・)?

    勇者「道中に魔物が現れたらついでに討伐しましょう」

    王女「ついでって・・・」( ;∀;) ユーシャタマ
  10. 10 : : 2014/10/07(火) 12:07:48
    ~地方の町 広場~

    売り娘A「港町からの海産物だよー、干物も塩漬けも燻製もあるよー」オイシイヨー

    売り娘B「ドワーフが鍛えた包丁や鋏はいかがですかー、切れ味抜群ですよー」オカイドクダヨー

    ???「やいやい、いってぃダレの許可を得てここで商売してやがる!」

    番頭「勇者国の王様の許可ですが・・・」

    ???「王様だぁ?そんな許可なんて意味ねえんだよ!」

    王女「お父様、意味ないって言われた・・・」(´;ω;`) シクシク

    勇者「すみません、あの人達まさか役人とかじゃないですよね?」

    町の人「ああ、連中はこの町のゴロツキだよ、乱暴者で困ってるんだ」

    ゴロツキ舎弟「ここで商売するにゃ兄貴の許可が要るんだよ!」

    番頭「だから、ちゃんとお役所にも届けて・・・」

    ゴロツキ兄貴「オメエじゃ話しになんねェ、責任者を出せ!」

    勇者「私が責任者です・・・べギラマ!」ドカーン

    ゴロツキズ「「うぎゃああ!」」

    勇者「ベホマラー」パアア

    ゴロツキズ「「て、てめえいきなり何しやが・・・」」

    勇者「ベギラマ!」ドカーン

    ゴロツキズ「「うぎゃああ!!」」

    勇者「ベホマラー」パアア

    ゴロツキズ「「ヤロウ、ただじゃすまさ・・・」」

    勇者「ベギラマ!」ドカーン

    ゴロツキズ「「うぎゃああ!!!」」

    勇者「ベホマラー」パアア

    ゴロツキズ「「ぐっ!こ、心が折れ・・・」」

    勇者「ベギラマ!」ドカーン

    ゴロツキズ「「うぎゃああ!!」」

    勇者「ベホマラー」パアア

    ゴロツキズ「「お、お願い、もうやめて・・・何でも言うこと聞きますからぁ」」ドゲザ

    勇者「じゃあ、君達には仕入れた商品を運ぶのを手伝ってもらおうかな」ニコニコ

    王女「ゆ、勇者様・・・」(゜ロ゜) ドンビキ

    戦士「鬼だ・・・」ガクブル

    ゴロツキ兄貴と舎弟が仲間になった!
    只今のパーティー 11名
  11. 11 : : 2014/10/08(水) 12:03:51
    ~ルイーダの酒場 地方の町店~

    戦士「エールと日替わり定食のAを下さい」

    王女「わたくしはワインと・・・勇者様は何にします?」( ・◇・)?

    勇者「そうだなエールと・・・おすすめ定食かな」

    王女「では、わたくしも同じおすすめ定食で」
    (〃ω〃)

    店員「かしこまりましたぁ」トテトテ

    戦士「それにしてもお二人は仲が良いですねェ」

    王女「えっ、そうですかぁ」(〃⌒ー⌒〃)ゞ テレテレ

    ???「ねーねー、おにーさん達、あたしにも何か食べさせてー」ヒョコッ

    勇者「君は?」

    ???「あたしー?遊び人っていうのー、ねー何かおごってー」タユン

    王女(何この娘?勇者様に馴れ馴れしく・・・しかも巨乳) (ー_ー;) グヌヌ

    遊び人「おなかペコペコなんだけど、あたし全然お金なくてー」グギュルルル

    勇者「じゃあ好きな物を頼んでいいから、ちょっと話を聞かせてくれるかい?」

    遊び人「やったー!じゃ、おすすめ定食の特盛にエールちょうだーい」ダキツキ

    王女「わたくしの勇者様に抱きつかないで下さい」 Σ( ̄皿 ̄;; キー
  12. 12 : : 2014/10/08(水) 12:14:10
    ~ルイーダの酒場 地方の町店~

    遊び人「ねーねー、おにーさんおかわりしていーい?」アマエ

    勇者「いいよ」ヨククウナ

    遊び人「日替わり定食のAを追加してー、大盛りねー!」ヤッター

    勇者「食べながらでいいから話を聞かせてくれないかい?」

    遊び人「ひーよ」モキュモキュ

    勇者「薬草の村から薬草が入荷してこないそうだけど何か知ってる?」

    遊び人「なんかねー、最近街道に山賊が出るらしいんだよー」

    勇者「なるほど」

    ~地方の町~

    勇者「という訳で山賊を蹴散らして薬草の村に行きます」

    一同「「ハーイ」」

    王女「で、なんでこの娘がここに居るのでしょう?」( ̄~ ̄;)

    遊び人「えー、あたし役に立つよー、たぶん・・・」

    遊び人 ♀18 遊び人
    武器 不明
    よろい E:バニースーツ
    盾 E:なべのふた
    かぶと E:うさ耳バンド
    装飾品 E:網タイツ

    勝手に遊び人が仲間になった!
    只今のパーティー12名
  13. 13 : : 2014/10/08(水) 12:23:36
    ~街道~

    遊び人「ぐー、すぴー」Zzzz

    王女「この娘、荷馬車で寝てばかりですわね・・・」(´・ω・`)

    遊び人「ぐー」ゴロン ポヨン

    王女「ちっ、駄肉が!」(ー。ー#) ケッ!

    勇者「姫」ヒョイ

    王女「ゆ、勇者様、なんですの?」(゜ロ゜; ドキッ

    勇者「ちょっとそこのクロスボウ取って下さい」

    王女「これでしょうか?」( ・∇・) ハイ

    勇者「どうも・・・じゃあ、兄貴と舎弟ちょっと付いて来て」

    兄貴・舎弟「「へい、ダンナ!」」

    ガサガサ

    戦士「あっ、帰ってきた」

    兄貴・舎弟「「えっほ、えっほ!」」

    遊び人「わー、おっきなイノシシ!」

    王女「勇者様、狩りに行ってらしたのですか?」(〃∇〃)

    勇者「姫、今夜は猪のスペアリブでバーベキューをしましょう」
  14. 14 : : 2014/10/08(水) 12:31:17
    ~街道 小川の側~

    商人達は馬の世話、売り娘達は料理の準備、兄貴と舎弟はテント建て、戦士は見張り、勇者と番頭は猪の解体中

    遊び人「あたしはー?」ウロウロ

    王女「やっぱり役に立たない・・・」
    ( ̄~ ̄;)

    遊び人「えー、王女だってー」ブーブー

    王女「わたくしには火起こしの仕事がありますの」(* ̄∇ ̄)ノ メラ! パチパチ ボウッ

    遊び人「じゃあ、あたしはゆーしゃのお手伝いしよー」タタタ

    ???「お頭、隊商ですぜ!」

    ??お頭「護衛の戦士は一人だけであとは商人と女か・・・」

    勇者「ん?来たか・・・戦士くんはまだ気付いてないな、彼には盗賊スキルが無いから無理か・・・」

    勇者「総員戦闘配置ー!」

    戦士「えっ?」キョロキョロ

    番頭と商人ABCは鉄のやりを装備した!

    王女「えっ?」Σ( ̄ロ ̄lll)

    売り娘ABはクロスボウを装備した!

    遊び人「はへ?」

    王女は天罰の杖を装備した!
    王女(そういえばこの辺りは山賊が出るんだった!)

    勇者「はい、兄貴と舎弟はこれを!」

    兄貴と舎弟は木のこんぼうを装備した!

    遊び人はハリセンを装備した!

    山賊お頭「命が惜しかったら荷物と金を全部よこしやがれ!」

    山賊幹部「素直に降伏したら命だけは助けてやる!」

    戦士「囲まれてる!いつの間に・・・」

    王女「20人はいますわ、勇者様どうしますの?」(;・∀・)

    勇者「元々、わたし達は山賊を退治しに来たんですから・・・戦闘開始!」
  15. 15 : : 2014/10/09(木) 12:16:51
    売り娘ABの攻撃!
    ピュン ドスッ ギャア
    山賊を2人倒した!

    番頭の攻撃!
    ミス!
    山賊にダメージをあたえられない!

    兄貴の攻撃!
    ボカッ グエッ
    山賊を倒した!

    山賊幹部の攻撃!
    ブン ガキッ
    戦士は攻撃をかわした!

    山賊親分の攻撃!
    ブン ザクッ グッ
    戦士はダメージを受けた!

    勇者の攻撃!
    勇者は『さみだれ突き』をはなった!
    ドスドスドスドスドス グアアッ!
    山賊を5人倒した!

    王女は天罰の杖をかかげた!
    激しい竜巻が山賊を襲う!
    ギャアー!
    山賊を3人倒した!

    遊び人の攻撃!
    パアーン!
    ハリセンは大きな音をたてた!
    しかし、山賊にダメージはなかった!

    勇者は呪文を唱えた!
    『イオナズン!』
    ズガーン! ギャー!
    山賊を5人倒した!

    王女は呪文を唱えた!
    『ヒャド!』
    パキーン カチカチ
    山賊を倒した!

    遊び人は『ふしぎなおどり』を踊った!
    王女のMPを10奪った!
    王女「コラー!」(#`皿´)

    勇者は呪文を唱えた!
    『ベギラゴン!』
    ドッカーン! グワー!
    山賊親分と幹部を倒した!

    山賊は全滅した!

    王女「勇者様、やりましたわ!」( 〃▽〃)
    (勇者様はものすごく強い!)

    遊び人「すごーい、やったー!」ピョンピョン

    王女「あなたは邪魔しかしてないでしょー!」(#`皿´)

    勇者「姫、戦士くんに回復をしてあげて」

    王女「はい」(* ̄∇ ̄)ノ ホイミ ポワーン

    戦士「ありがとう」

    王女(戦士さん、見た目だけで意外と弱かった・・・)(; ̄ー ̄A

    勇者「みんな、盗賊達を縛り上げてその辺に転がしてといて、それが終わったらBBQですよ」

    一同「「わーい!」」
  16. 16 : : 2014/10/10(金) 12:27:26
    王女「勇者様が山賊の首領も入れて全部で12人倒したんでしょ」d(⌒ー⌒)!

    勇者「それと姫が4人、売り娘達が弓矢で2人、兄貴と舎弟が1人ずつ」

    王女「あと2人は誰が倒したんですの?」
    ( ・◇・)?

    勇者「商人ABCが共同で」

    王女「じゃあ、1人も倒してないのは番頭さんと遊び人と戦士さん・・・」(;・∀・)

    勇者「姫、戦士くん気にするから本人の前で戦力外とか言っちゃダメですよ」

    王女「戦闘の専門職で、みんなの中で一番重装備してますのに・・・」(;・ω・)

    勇者「だから見かけに騙されて、ボス格の手強い相手が戦士くんの方に行くんです」

    王女「なるほど、勇者様の影武者として役にたってるわけですわね!」(゜∇^d)!!

    戦士「戦力外・・・影武者・・・」プルプル

    遊び人「戦士!ドンマイ!!」ポンポン
  17. 17 : : 2014/10/10(金) 12:38:07
    ~翌日~

    勇者「番頭さんと兄貴と舎弟の3人で山賊のお頭と幹部を地方の町の役所に突き出して来て下さい」

    番頭「はい、若旦那まかせて下さい」

    勇者「報償金とかも出ると思うから受け取って来て下さい。行きはキメラのつばさを使って、帰りは大変ですが歩きでなんとか追い付いて下さい」

    番頭「山賊を引き渡したらすぐに合流しますよ」

    勇者「急がなくていいですよ、地方の町で一泊してきて下さい」

    番頭「はい」

    勇者「兄貴と舎弟は番頭さんの護衛だから、この鉄のつるぎと皮の盾を持って行って」

    兄貴「ダンナ、こんなすげえ武器持たせてもらったら百人力ですぜ」

    勇者「兄貴と舎弟の地元だから、山賊退治を手伝ったって自慢話してくればいい」

    兄貴・舎弟「ダンナ、俺たちの男を上げさせてくれるんですか」ジーン

    勇者「さあ、売り娘達が作ってくれたイノシシ汁で朝食を済ませたら出発して下さい」
  18. 18 : : 2014/10/10(金) 12:45:23
    勇者「さて、あとは山賊の下っぱ達だけど」

    王女「勇者様、この人達はどうするんですの?」( ・◇・)?

    勇者「まずは・・・ベホマズン」パアア

    山賊下っぱ達が全回復した!

    王女「サラっとベホマズン・・・なんかわたくしの賢者としての立場が」(´;ω;`) エグッエグッ

    遊び人「王女はホイミしか出来ないもんねー」ケラケラ

    王女「うるさい!」(#`皿´) ガーッ

    山賊ズ「す、スンマセンしたー!」ドゲザッ

    勇者「さて、君達は見たところ根っからの山賊ではなくて、身ぐるみ剥がされた商人や旅人とか、降伏した冒険者とか、やむなく山賊の仲間になったんだと思うんですが」

    山賊ズ「は、ハイ、自分等は無理矢理山賊の仲間に引きずりこまれたり、全てを失って山賊になるしか仕方なかったりとかで・・・」

    勇者「今までの罪をつぐなうには2つ方法があるんだけど」

    山賊ズ「2つですか?」

    勇者「1つ目は、首領達みたいにこのまま役所に付き出されて罪をつぐなう、たぶん山賊には死刑しか刑罰がないと思うけど」

    山賊ズ「し、死刑!」ガクブル

    勇者「2つ目は、我々の仲間になって魔物と戦い、人々を救う事で罪をつぐなう」

    山賊ズ「ま、魔物と戦うんすか?」ウーン

    勇者「今なら、うちの料理自慢の売り娘達が作ったイノシシ汁を食べ放題と言う特典が!」

    山賊ズ「2つ目でお願いします!」グーグーグュルルル
  19. 19 : : 2014/10/11(土) 09:48:07
    山賊ズ「うま、激うま!」ガツガツ ズルズル

    王女「勇者様、この人達をみんな仲間にするのですか?」(;・ω・)

    勇者「ええ、そのつもりです」

    王女「山賊を仲間にしたりして大丈夫なんですの?」(´・ω・`)

    勇者「根っからの悪党は親玉二人だけみたいですから」

    王女「でも、寝首をかかれたりするんじゃないかって怖いですわ、今のうちに皆殺しにしといた方が・・・」(* ̄ー ̄) イッソノコト

    遊び人「おまえの方がこわいわ」ガクブル

    勇者「大丈夫です、姫の事はわたしがちゃんと守ります」キリッ

    王女「まあ勇者様、わたくしの事を『わたしがちゃんと一生守る』だなんて~♪」 (///ω///)♪

    勇者「えっ?なにそれこわい」イッショウッテイッテナイ

    遊び人「王女、あんた耳がちょっとおかしいよー」

    ~野営地~

    勇者「さて、それでは山賊のアジトから回収した武器を支給しまーす」

    山賊ズ「「ういっす!」」

    戦士「ロングボウ使える人!」

    元狩人「ハイ!自分ら元狩人っすから」

    勇者「じゃあ、戦士くん、元狩人の人にはロングボウとナイフを支給して」

    元狩人「あざっす!」ウケトリ

    戦士「クロスボウ使える人!」

    元戦士「うっす!自分ら元戦士なんで」

    勇者「元戦士の人にはクロスボウと銅のつるぎ」

    元戦士「あざっす!」ウケトリ

    戦士「ショートボウ使える人!」

    元盗賊「ういっす!自分ら筋金入りの盗賊っす!」

    王女「山賊と盗賊ってなんだか紛らわしいですわね」(;・ω・)

    勇者「元盗賊の人にはショートボウと短剣」

    元盗賊「あざっす!」

    戦士「残りの人は?」

    元商人「自分らは元商人っす!」

    勇者「彼らには鉄のやりを支給してあげて」

    元商人「あざっす!」

    遊び人「あたしもハリセンとかじゃなくてちゃんとした武器ほしー」ネダリッ

    勇者「じゃあ、遊び人にはコレ」ハイ

    遊び人「やったー!」ピョンピョン

    遊び人はピコピコハンマーを装備した!

    王女「戦力外め・・・」(ー。ー#)

    元山賊達が仲間になった!
    只今のパーティー 32名
  20. 20 : : 2014/10/15(水) 12:43:27
    ~野営地~

    勇者「それでは次は仕事の分担です」

    番頭「馬の世話が出来る人!」

    元商人「自分らがやるっす!」

    番頭「それでは商人ABCを手伝って下さい」

    元商人「ういっす!」

    番頭「料理が出来る人!」

    盗賊「自分が出来るっす!」

    番頭「それでは売り娘ABを手伝って下さい」

    盗賊改め料理番「ういっす!」

    番頭「元戦士の人は戦士さんと見張りを、元狩人さん達は狩りで食料の調達をお願いします」

    元戦士&元狩人「ういっす!」

    元盗賊「自分らは何をすればいいっすか?」

    番頭「残りの人は水汲みと薪拾いをお願いします」

    元盗賊「ええーっ、マジっすか!」

    王女「はいはい、文句を言わない!」(  ̄▽ ̄)

    元盗賊「あの女の人キレイだけどキツいなぁ」ブツブツ

    王女「何か言いましたか?」(#`皿´)

    元盗賊「何も言ってませーん!」

    遊び人「ねーねー、あたしはー?」

    王女「遊び人は水汲みに行ったら溺れるし、薪拾いに行ったら迷子になるし・・・」( ̄~ ̄;)

    遊び人「てへっ」

    王女「てへっじゃないですわよ・・・」
    (ー。ー#)
  21. 21 : : 2014/10/16(木) 12:44:57
    ~街道~

    番頭「もう少しで薬草の村に着けますね」

    勇者「昼前には着けるかな?」

    遊び人「あれー、あれなにー?」

    ブモオオ!

    戦士「魔物だ!」スラーリ ← 抜刀

    ドドドドド

    戦士の攻撃! ブンッ
    ミス! 魔物にダメージをあたえられない!

    魔物は体当りをした! ドーン!
    戦士「うわあぁぁ!」
    痛恨の一撃! 戦士は倒された!

    王女は呪文を唱えた!
    『ヒャド!』 ピシッ
    魔物に20のダメージ!

    ブモー! ドドド

    王女「きゃあぁ!」(/≧◇≦\)

    勇者の攻撃! ヒュン ドスッ! バタリ
    会心の一撃!
    魔物を倒した!

    勇者「姫、大丈夫ですか?」キリリッ

    王女「勇者様、助けて下さったのですね///」
    (//∇//) ポッ

    魔物の額には勇者が投げた銀色のトマホーク(ミスリル銀製)が深々と刺さっている!

    勇者「姫、大型の魔物は攻撃呪文で一撃で倒すのは難しいですよ、次からは魔法で眠らせるか前衛の後ろから呪文を・・・」

    王女「でも前衛がアレですから・・・」
    (´・ω・`)

    戦士「・・・」ピクピク

    遊び人「せんし、ざんねんすぎる・・・」ナムー

    王女「勇者様、この魔物は・・・」(;・ω・)

    勇者「これはあばれ牛鳥というなかなか有用な魔獣です」

    王女「有用な魔獣?」(´・ω・`)?

    勇者「これ一匹でフィレ肉とささみと霜降り肉と魔獣の皮が採れるんです」

    遊び人「霜降り肉・・・」ジュルッ

    王女「こら、よだれが汚ない!」Σ( ̄皿 ̄;;
  22. 22 : : 2014/10/17(金) 12:29:41
    ~薬草の村 入口~

    勇者「着くにはついたが・・・」

    王女「なんだか寂れてますわね」(; ̄ー ̄A

    遊び人「なんかどよーんってしてるー」

    番頭「若旦那、どうしましょう、宿を探しますか?」

    勇者「いや、まず先にあそこの広場で炊き出しをしましょう」

    王女「炊き出し?」( ・◇・)?ナゼ?

    ~薬草の村 広場~

    勇者「料理番と売り娘ABはありったけの大鍋でシチューを作る準備!」

    王女「わたくしも手伝いますわ」( ・∇・)

    勇者「番頭さんと商人ABCはあばれ牛鳥の肉でBBQの準備!」

    遊び人「あたしもBBQ食べるの手伝うー!」

    勇者「他のみんなは手分けして水汲みに火起こし!」

    「「ういっすー!」」

    しばらくして広場に良い匂いがただよい始める・・・

    戦士「村の子供達が集まって来た、なんだかみんな腹を減らしてる」

    勇者「君達、ごちそうしてあげるからお家から食器を持って来なさい」

    子供達「わーい、お肉、お肉!」タタタッ

    遊び人「うんまー、この霜降り肉うんまい!」ムシャムシャ モキュモキュ

    王女「お前が真っ先に食うなー!」
    (*`Д´)ノ!!!

    遊び人「味見してんのよ、味見~♪」パクパク

    王女「みなさーん、いっかくうさぎのシチューをよそいますから並んで下さーい」(* ̄∇ ̄)ノ

    遊び人「あばれ牛鳥のお肉も美味しく焼けてるよー!」

    パクムシャ ンマイ ズズー オカワリー

    王女「子供達いっぱい食べますわね、よっぽどお腹が減ってたみたい」(* ̄ー ̄)

    遊び人「あたしも負けずにいっぱい食べる!」モグモグ

    王女「おまー、天罰の杖を食らいたいのか!」(#`皿´)
  23. 23 : : 2014/10/20(月) 12:36:16
    ~薬草の村 広場~

    村人「あのー、これは?」

    番頭「村の大人の方も良かったら召し上がって下さい、商売じゃないですから」

    村人「それはありがたい、助かります!」

    パクパク ムシャムシャ ガツガツ

    勇者「村の長の方はおられますか?」

    村長「わしが長ですじゃ、あなた方は?」ヨボヨボ

    勇者「薬草を仕入れに来た旅の商人ですが、たいそうお困りの様子なので・・・」

    村長「村の周囲に魔物が出ましてな、村人から怪我人が何人も・・・それで薬草を採りに行く事も、狩りをする事もままならず・・・」

    勇者「なるほど」

    村長「しかも、この村は山間で作物が育たんので、他の町から食糧を買わねばならんのですが、途中で山賊に襲われたりするようになって・・・」ヨボヨボ

    勇者「それで食糧不足に・・・」

    村長「村の中で獲れる少しの芋や野菜で露命をつないでおったのですじゃ」ヨレヨレ

    勇者「村長さん、わたし達は地方の町から小麦や豆を大量に仕入れて来ました」

    村長「せっかく来ていただいたのですが、買い出しに出た者達が山賊に襲われ金品を奪われてしまって、もう村には金が無いのです」ショボショボ

    勇者「山賊に奪われたのはいくらくらいなのですか?」

    村長「3000Gも奪われたのですじゃ、村中から集めた蓄えが・・・」シクシク

    勇者「ここに山賊のアジトから回収したお金があります、そこから3000Gを村にお返ししましょう」ジャラジャラ

    村長「な、なんと!」

    勇者「ここに来る途中、山賊は退治して来ました、このお金でわたし達の持ってきた食糧を買って下さい」キラーン

    村長「しかし、そのお金は・・・」

    勇者「元々あなた方のお金ですから・・・あっ、ちゃんと受け取りは書いて下さいね、役所がうるさいですから」

    王女「勇者様、それを言わなければめっちゃカッコいいのに・・・」ε=( ̄。 ̄ ) ハアア
  24. 24 : : 2014/10/20(月) 12:43:16
    ~薬草の村 広場~

    勇者「全員集合ー!」

    一同「はーい!」「ういっす!」「へい!」

    勇者「薬草の村の食糧問題は無事に解決しましたが、このままでは薬草の仕入れが出来ません!」

    一同「薬草の仕入れ?」

    勇者「ですから、みんなで仕入れの邪魔をしている魔物を退治しようと思います!」

    王女「村人のためじゃなくて、仕入れのためって・・・」( ;∀;) ウウッ

    勇者「しかもあばれ牛鳥はお肉は美味しいし、皮も採れるしで一石二鳥です!」

    王女「魔物を退治する理由が勇者らしくない・・・」 (´;ω;`)

    勇者「剣や槍の前衛、弓矢の後衛の組み合わせで5~6人のパーティーを作って下さい」

    一同「はーい!」

    ワイワイ ガヤガヤ

    売り娘A「パーティー出来ました!」クロスボウ

    勇者「どんなパーティーかな?」

    元狩人「自分らAたん派っす!」長弓

    元商人「Aたん命っす!」槍

    勇者「なるほど」

    ※売り娘A 商人♀ 19 元気っ娘系 可愛い系 茶髪ショート 美乳

    売り娘B「こちらも出来ました」クロスボウ

    勇者「どれどれ」

    元戦士「自分らはBたん派っす!」剣

    元盗賊「Bたんに癒されたいっす!」短弓

    ※売り娘B 商人♀ 20 きれいなお姉さん系 美人系 黒髪ロング 巨乳

    遊び人「あたしのパーティーも出来たー!」ワーイ!

    元狩人「自分ら遊び人たん派っす!」長弓

    元商人「遊び人たんは自分らが守るっす!」槍

    ※遊び人 遊び人♀ 18 不思議系 可愛い系 金髪ロング 巨乳

    王女「ぐぬぬ、遊び人にまで・・・どこかに王女たん派はいないのか?」(`Д´≡`Д´)??

    戦士「俺のパーティーも揃った!」剣

    元戦士「自分ら戦士くん派っす!」剣 ハアハア

    元盗賊「戦士くんのたくましい腕に抱かれたいっす!」短弓 ハアハア

    勇者「なにそれこわい」ガクブル

    遊び人「BLだ・・・」ヒキッ

    ※戦士 戦士♂ 20 体育会系イケメン ワイルド系

    王女「なぜ王女たん派がいない?」(´;ω;`) シクシク

    『王女さんは性格がアレだし・・・』ボソボソ
    『貧乳・・・』ボソボソ
    『顔はキレイだけど中身が・・・』ボソボソ

    王女「漆黒の闇の底の業火よー!」( ̄□ ̄;)!!
    ゴゴゴゴゴ

    元山賊ズ「うあ、何か詠唱始めた!」

    王女「荒れ狂う地獄の雷よー!」( ̄ロ ̄lll)!!
    ガラガラガラガラ

    元山賊ズ「も、ものすごい怖い呪文」ガクブル

    王女「我が剣となりて敵を・・・」( ̄□||||!!
    ズゴゴゴゴ

    元山賊ズ「ひいい!」ブルブル

    勇者「姫はわたしとパーティー組みますよー」

    王女「はーい!」(〃∇〃) キャッキャッ

    元山賊ズ「し、死ぬかと思った・・・」

    ※王女 賢者♀ 19 ほっそり清楚系 正統派美少女系 黒髪ロング 貧乳

    勇者「じゃあ、あと兄貴と舎弟もうちのパーティーに」

    兄貴・舎弟「へい、ダンナ!」

    ※勇者 商人♂ 23 優男系イケメン 知性派 細マッチョ

    勇者「では、出撃!」
  25. 25 : : 2014/10/21(火) 12:38:07
    ~薬草の村 周辺~

    暴れ牛鳥A「ぶももー!」

    元山賊ズ「出たぞー!」 ドドドド

    戦士「ぎゃあー!」ドカッ!

    戦士たん班「また戦士くんがやられたー!」

    Aたん班「弓打てー!」

    暴れ牛鳥B「ぶももー!」

    Bたん班「回り込めー!」

    暴れ牛鳥C「ぶももー!」

    王女「いきなりのカオス状態」!Σ( ̄□ ̄;)

    勇者「よっと!」ドスッ バッタリ

    王女「でも、さすが勇者様だけは魔物を瞬殺///」 (//∇//) ホレボレ

    勇者「兄貴と舎弟で獲物を村に運んで」

    兄貴・舎弟「へい!」

    ~薬草の村 広場~

    番頭「そのササミは燻製にしますから塩水に漬けておいて下さい」

    村の女「この霜降り肉はどうしますか?」

    番頭「そっちは塩漬け肉にしますから厚切りでスライスして下さい」

    村の娘「今日の炊き出しは何にしますか?」

    番頭「お昼はレバー野菜炒め、夜はタンシチューにしましょうか」← ホルモン系は傷みやすいので保存食に向かない

    ~薬草の村 周辺~

    勇者「このまま薬草園までの道を確保、魔物を殲滅するぞ」

    一同「ういっすー!」

    王女「勇者様、カッコいい///」(*≧∀≦*)キャー
  26. 26 : : 2014/10/23(木) 12:40:30
    ~薬草の村~

    勇者「みんなの頑張りで薬草の村周辺の魔物は一掃されました!」

    一同「おおー!」

    勇者「無事に薬草も仕入れたし、大量の塩漬け肉や燻製肉、魔獣の皮も手に入りました!」

    王女「いや、勇者なんだから村人の生活が安全になって良かったとか言って・・・」(。>д<) アウアウ

    村長「わしらにまで肉を分けていただいて、おかげでしばらく食糧には困りません」ホクホク

    勇者「村の人達にも加工を手伝ってもらったのだからお礼をして当然です」

    王女「そーいうところは勇者らしい///」
    (〃∇〃)パアア

    村長「ところで勇者様にお願いが・・・」

    勇者「なんでしょうか?」

    村長「村の若い者で勇者様のところで働きたいというのが居ましてな」

    勇者「ほう」

    村長「男の子が1人と女の子が1人なんですが、見習いとしてでも使ってやってもらえませんかな」

    勇者「そこの子達ですか?」

    村長「そうですじゃ、お前達ご挨拶しなさい」

    少年・少女「よろしくお願いします!」ペコリ

    勇者「見習いという事ならいいでしょう、お預かりします」

    少年・少女「あ、ありがとうございます!」

    王女「パーティーの人数がハンパなく増えていきますわね」(゜m゜;)

    少年と少女が仲間になった!
    只今のパーティー 34名
  27. 27 : : 2014/10/27(月) 12:26:37
    ~地方の町 宿屋~

    番頭「すみません、宿をお願いします」

    主人「団体さんですね、何名さんですか?」

    番頭「34名です」

    主人「うは!うちは貸し切りになりましたよ、今お部屋を用意します」ヨッコイショ

    番頭「みなさん、今夜は宿でゆっくりして下さい、あと明日はお休みで1日自由行動です」

    一同「ワーイ(ういっすー)!」

    勇者「従業員の人は後で番頭さんの部屋に行ってお給料を貰って下さい」

    従業員「ハーイ!」キャッキャッ

    勇者「従業員以外のパーティーメンバーは明日の朝おこづかいをわたしから渡します」

    従業員以外「ういっすー!」

    主人「1階の二人部屋が3つと2階の四人部屋が7つでなんとか足りるね、はい部屋のカギ」ジャラジャラ

    番頭「じゃあ、201は女子部屋で」

    売り娘B「ハイ」トテトテ

    番頭「202は私と商人達で使って、203~207は男部屋で」

    男ども「ういっす!」ドヤドヤ

    番頭「若旦那は101、戦士さんと見習い商人(少年)が102で兄貴と舎弟が103です」

    王女「わたくしは勇者様と同じ部屋で良いのでしょうか?」(〃∇〃) ポツーン

    勇者「いや、姫は女子部屋に・・・」

    王女「でも、あの部屋にはもう4人が・・・」

    勇者・番頭「「あ゛、売り娘見習い(少女)を忘れてた、女子1人増えてる!」」

    王女「わ、わたくしは勇者様と同じ部屋で良いですのよ、婚約もしてますし///」(〃ω〃) ポッ

    勇者「宿屋さん、もう1部屋ないんですか?」アセアセ

    主人「すみません、もう空き室は残ってません」マンシツデス

    勇者「」(゜ロ゜) マジッスカ

    番頭「若旦那、もうあきらめて下さい」ポンポン

    王女「さ、お部屋に行きましょ、勇者様!///」(゜∇^d)!! ズルズル
  28. 28 : : 2014/10/27(月) 12:33:39
    ~宿屋 101号室~

    遊び人「ゆーしゃー、ごはん食べに行こー!」バタン

    王女「こら!勇者様と二人きりの愛の巣に入ってくんな!」(*`Д´)ノ!!! プンスカ

    遊び人「ゆーしゃー、助けにきたよー」

    王女「どういう意味じゃー!」(#`皿´)

    勇者「いや、助かった・・・」

    王女「あなた1人でご飯食べに行ったらいいでしょ」( ̄O ̄)

    遊び人「あたしお金ないから、ゆーしゃーといっしょじゃないとごはん食べれなーい」

    王女「ちっ、ヒモニートめ」(ー。ー#)

    遊び人「戦士くんもお金ないからって宿の玄関でまってるー」

    王女「ヒモニートがもう1人いたか・・・」
    ( ̄~ ̄;)
  29. 29 : : 2014/10/27(月) 12:47:35
    ~食堂~

    王女「勇者様は何にされます?」(〃∇〃)

    勇者「うーん、ミックスグリル定食が良いかな」

    王女「あら、美味しそうですわね、わたくしもそれにしますわ」(〃ω〃)

    遊び人「えーっと、あたしはねー」

    王女「あなたはカレーにしなさい、カレーに、ヒモなんだから」( ̄ヘ ̄メ)

    遊び人「えー、やだよー」

    勇者「まあまあ、何でも好きな物を頼めば良いよ」

    遊び人「やったー、王女と違ってゆーしゃはやさしーなー」

    王女「勇者様はヒモニートを甘やかし過ぎですわ」( ̄0 ̄;)

    遊び人「じゃあ、あたしはステーキセットの大!」

    王女「空気読めよ・・・」((( ̄へ ̄井)

    戦士「あっ、俺もそれと同じで!」

    王女「コイツも空気読めないな・・・」
    ( ̄~ ̄;)

    勇者「姫、何か飲み物は?」

    王女「ワインを少しいただきます」(〃∇〃)

    勇者「じゃあわたしもワインを、戦士くんはエールで良いかな?」

    戦士「はい、いただきます」

    遊び人「あたしもエール!」

    王女「こらヒモニート、ちょっとは遠慮する事を覚えなさい」(*`Д´)ノ!!!

    遊び人「王女だってゆーしゃに奢ってもらってるじゃん!」

    王女「わたしは勇者様と一心同体だから良いのです」(///ω///)♪

    遊び人「あたしもいっしんどーたいがいいー!」

    王女「ダメです、勇者様はわたくしのモノです!」(* ̄ー ̄)

    遊び人「ずるーい、独り占めすんなー!」
  30. 30 : : 2014/10/28(火) 12:14:18
    ~翌朝 宿屋 101号室~

    勇者「ぐー」Zzzz
    王女「すやすや」( ̄ー ̄)

    勇者「ぐー」Zzzz
    王女「勇者様~、むにゃむにゃ」(〃ω〃) ギュー

    遊び人「ゆーしゃ、朝ごはんだよー」バタン

    勇者「うーん、朝か・・・」ムクリ
    王女「勇者様おはようございます///」(〃∇〃) ダキッ

    遊び人・勇者「え゛?」

    勇者「こっ、これは|||||」サーッ

    遊び人「ゆ、ゆうべはお楽しみでしたね・・・」ヒクヒク

    勇者「ち、違う!」アセアセ

    遊び人「うああーん!」ドタドタドター

    勇者「姫、なぜわたしのベッドに・・・」ガクブル
    王女「だって昨晩は寒かったんですもの///」
    (///ω///)♪ ムフフ

    王女(勇者様のベッドにこっそり忍び込むために、ラリホーマの呪文を習得したのですわ!)
    (゜∇^d)!! ムフフ
  31. 31 : : 2014/10/28(火) 12:42:29
    ~地方の町 宿屋~

    勇者「それでは日頃頑張ってくれてるパーティーのみんなにお小遣いを支給します」

    従業員以外「あざっす!」

    勇者「1人20Gしかないから無駄遣いしないようにね」

    ワー20Gモー! ワイワイ サンゾクシテタトキヨリカネモチダー! ワイワイ

    王女「あら、兄貴さんや舎弟さんは?」
    (´・ω・`)?

    勇者「あの二人は商売の仕事を手伝ってくれてるからちゃんと給料を払ってますよ」

    王女「見習いの二人も?」( ・◇・)?

    勇者「まあ、見習いの子達は給料といってもお小遣い程度ですけどね」

    遊び人「わーい、20Gも貰っちゃったー」

    王女「見習いすら給料貰ってるのに、このヒモニートは・・・」( ̄~ ̄;)

    戦士「この20Gで何を買おうかな」ワクワク

    王女「勇者様、戦士さんって給料貰ってないんですの?」(;・∀・)

    勇者「戦士くんは従業員と違って歩合給だから・・・」

    王女「歩合給?」(´・ω・`)?

    勇者「戦士くんの戦果が少ないから、宿代や食事代で給料無くなって・・・かわいそうだからお小遣いを」

    王女「戦士さん、残念すぎる」(´;ω;`)

    勇者「ああそうだ、姫にはこれも渡しておかないと」ジャラッ

    王女「60G?」(´・ω・`)?

    勇者「この前の山賊討伐の報償金です、300Gもあったので」

    王女「なぜわたくしに60Gも?」(〃ω〃)

    勇者「倒した山賊1人当たり15Gずつで分配しました」

    王女「わたくしは四人を魔法で倒したから60Gなのですね」( 〃▽〃)

    姫の所持金 80G

    勇者「なんかかわいそうだから戦士くんと遊び人にも5Gずつ参加賞をあげよう 」

    遊び人・戦士「わーい!」

    王女「ところで勇者様、今日のお休みはどうされるのですか?」(* ̄∇ ̄)ノ

    勇者「ルイーダの酒場で冒険者を募ろうかと」

    王女「まだ人数を増やすのですか?」(;゜∇゜)

    勇者「人数は多いけれど、盗賊や商人に偏り過ぎてるからね」

    王女「確かに魔法を使えるのはわたくしと勇者様の二人だけですわね」(´・ω・`)

    勇者「魔法使いか僧侶をパーティーに加えたいところなんだよ」

    王女「そうですわね・・・ところであなた達なんで付いてくるんですの?」(#`皿´)

    遊び人「だってー、なんかおもしろそーだからー」 テヘペロ

    戦士「俺もヒマなんで」
  32. 32 : : 2014/10/29(水) 12:32:52
    ~ルイーダの酒場 地方の町店~

    王女「あのー、すみません」( ・∇・)

    マスター「何かご用でしょうか?」

    王女「仲間を探しているんですが、魔法使いの方か僧侶の方はおられないでしょうか?」( ・◇・)?

    マスター「魔法使いは今はいらっしゃらないけど、僧侶さんならそこに・・・」

    王女「あの、僧侶さん、わたくし達のパーティーに入りませんか?」(〃ω〃)

    僧侶「もしや、皆様は勇者様のパーティーでしょうか?王様から魔物の討伐を依頼された・・・」

    遊び人「そーだよー、たぶん」

    王女「たぶんじゃないでしょ!」(ノ`△´)ノ

    僧侶「わたし僧侶っていいます、あのっ!こちらが勇者様ですか?」ガバッ

    戦士「えっ、俺?いえ、違います」プルプル

    王女(さすがは影武者・・・)(ー_ー;)

    勇者「勇者はわたしです」

    僧侶「えっ?失礼しました勇者様、よろしくお願いします」

    僧侶が仲間になった!

    只今のパーティー 35名

    勇者「僧侶さんは回復魔法とかは使えますか?」

    僧侶「わたしは魔法はあまり得意ではなくてホイミくらいしか///」モジモジ

    勇者(またホイミ要員か・・・)

    僧侶「その代わり見かけによらず結構力持ちなんですよ!」シャキーン

    勇者(ごっついモーニングスター・・・)

    戦士「なんか破壊力ありそうな武器ですね」タラー

    僧侶「この『もるげん・すてるん』は修行の旅に出る時に神父様からお餞別に貰ったんです」ニッコリ

    遊び人「ねーねー、ゆーしゃお昼ごはん食べよー」

    僧侶「お、お昼ごはん・・・」グギュルルル

    遊び人「あれー、なんかスゴい音したよー」

    僧侶「そ、そのお金なくて、ここ数日パンと水だけで///」カアア

    遊び人「僧侶ちゃん、ゆーしゃが何でも奢ってくれるから大丈夫だよー」

    王女(またヒモが増えたか・・・)( ̄▽ ̄;)

    僧侶 ♀17 僧侶
    武器 E:もるげん・すてるん
    よろい E:僧侶の服
    盾 未装備
    かぶと E:僧侶の帽子
    装飾品 E:銀のロザリオ
  33. 33 : : 2014/10/29(水) 12:45:24
    ~地方の町 宿屋~

    勇者「それでは朝礼を始めます」

    一同「ハーイ(ういっす)!」

    勇者「まず、商業部門ですが」

    王女「商業部門・・・」(;・ω・)

    勇者「今回は卸売りだけで小売りはしませんので手分けして問屋さんを廻って下さい」

    番頭「では薬草問屋を私が廻ります」

    勇者「じゃあ勉強のために売り娘見習いを連れて行って下さい」

    商人A「私は売り娘Aと食品問屋を廻ります」

    商人B「皮問屋は私と売り娘Bが廻ります」

    商人C「私はこの辺りで収穫される農産物の仕入れをして来ます」

    勇者「では、商人Cは仕入れの勉強を兼ねて商人見習いを連れて行って下さい」

    兄貴・舎弟「ダンナ、あっしらはどうすれば?」

    勇者「兄貴と舎弟は番頭さん達から連絡が来たら荷物を運べるように、荷馬車の用意をして宿で待機です」

    兄貴・舎弟「がってんでさぁ!」

    勇者「さて、冒険部門の今日の予定ですが」

    遊び人「ぼーけん部門www」

    勇者「元商人達は旅に必要な物資の調達をして下さい、品目のリストと費用はこれです」

    元商人ズ「ういっす!」

    勇者「元盗賊達は町で魔物による各地の被害の情報の聞き込みをして下さい」

    元盗賊ズ「ういっす!」

    勇者「元戦士や元狩人の戦闘要員の人達には今日は特に仕事がありません」

    戦闘要員ズ「やっしゃー!」

    勇者「ですから戦闘要員の人は今日は戦闘訓練をしてもらいます」

    戦闘要員ズ「え゛!」
  34. 34 : : 2014/10/30(木) 12:30:45
    ~地方の町 空き地~

    勇者「弓やクロスボウ持ってる人はこの紙の的を立木に貼って練習して下さい」ヒラヒラ

    元狩人ズ「ういっす!」

    勇者「剣や短剣の人は二人ずつで組になって立ち会い形式で練習して下さい」

    戦士「真剣のままでですか?」

    勇者「多少ケガしても美人の回復役が二人控えているから安心して練習して下さい」

    元戦士A「自分、僧侶たんに回復して欲しいッス!」

    元戦士B「自分も僧侶たんがいいッス!」

    王女「早くザキが使えるようになりたい」
    ι(`ロ´)ノ ゴゴゴゴゴ

    ブン カキーン ブン ザクッ

    元戦士C「あー、斬られたっすー」ザックリ

    元戦士A「おまー、僧侶たんに回復してもらおうと、わざと斬られたっすね!」ウラヤマ

    元戦士C「僧侶たーん、ケガしたっす、回復をー」ドクドク

    僧侶「あっ、は、はい!ではっ、ホイミ!」スカッ

    元戦士C「へ?」ドクドク

    僧侶「もう一回、ホイミ!」スカッ

    元戦士C「・・・」ドクドク

    僧侶「ふぇーん、ホイミ!」スカー

    元戦士C「」ドクドクドク

    元戦士A「ああっ!元戦士Cがヤバい状態ッス!」

    勇者「ベホマ!」パアアア

    元戦士Cは全回復した!

    僧侶「勇者様すごーい、ベホマが使えるんですね!」キラキラ

    王女「大丈夫ですか?」(; ̄ー ̄A

    元戦士C「死んだじーちゃんとばーちゃんがお花畑から手招きしてたっす・・・」ガクブル

    僧侶「ごめんなさい、きんちょーして三回も失敗しちゃいました」テヘッ

    勇者「さあ、気を取り直して練習再開!」

    僧侶「勇者様、わたしも訓練に参加しても良いですか?」(がんばって挽回しないとクビになっちゃう・・・)

    勇者「じゃあ戦士くん相手してあげて」

    戦士「えっ、俺が?」

    勇者「君みたいに重装備じゃないと・・・他の人だと大ケガするから」

    僧侶のもるげんすてるんは禍々しいトゲの付いた鉄球が柄の先から鎖でぶら下がっている。。。

    元戦士ズ「皮のよろいだと一撃で逝ってしまう・・・」ガクブル

    僧侶「じゃあ戦士さん、行きますよ!」トテトテ
    ブンブン ヨロヨロ

    王女「怖い、怖い・・・」(゜ロ゜;ノ)ノ

    僧侶「もるげんすてるんが重いっ!」
    ブンブン ヨロヨロ

    僧侶「あ゛!」スポッ メキャ!

    遊び人「」ピクピク

    元戦士A「ああっ!遊び人たんの頭が割れてる!!」

    王女「ホイミじゃダメだ、勇者様ー、ベホマお願いしまーす」(* ̄∇ ̄)ノ

    僧侶「ふぇーん、また失敗しちゃったー」メソメソ

    ※僧侶(僧侶♀17) ドジっ娘系 可愛い系 金髪ツインテール 巨乳

    勇者「僧侶ちゃんは、もるげんすてるん禁止!」

    遊び人「ゆーしゃ・・・は・や・・く・・なお・・し・・・」ピクピク

    王女「なーむー」人( ̄ω ̄;) チーン
  35. 35 : : 2014/10/30(木) 12:31:56
    ~地方の町 宿屋~

    勇者「さて、何か情報はあったかな?」

    元盗賊A「街道に山賊が出て旅人に被害が出てるそうです」

    勇者「それは以前の君達の事じゃないかな?」

    元盗賊B「薬草の村に魔物が・・・」

    勇者「それも解決済み!」

    元盗賊C「この町で下着ドロが・・・」

    勇者「他には?」

    元盗賊D「なんか北の搭に大型の魔物が住み着いたらしいっす!」

    勇者「ほう、それいいね」

    元盗賊E「搭の近くの集落や旅人が襲われてるらしいっす」

    元盗賊F「空を飛ぶ魔物で、なんか竜っぽいヤツらしいっす」

    勇者「それに決定!」

    元盗賊ズ「ええっ!ドラゴンっぽいヤツっすよ!」

    ~地方の町~

    勇者「というわけで、北の搭の竜っぽい魔物を討伐に行きます」

    王女「勇者様、不安ですわ、わたくし達でドラゴンっぽい魔物の討伐なんて・・・」(´・ω・`)

    勇者「姫、大丈夫ですよ、レッサー(下位種)や亜種なら何度か倒した事がありますから」

    王女(イケメンで、金持ちで、勇者で、ドラゴンスレイヤー!)「はううつっ!///」(///∇///) ビクッ ビクビクッ

    遊び人「どしたの?」

    王女「勇者様のあまりのイケメンぶりに軽くイッてしまいましたわ///」(///ω///)♪ ハフン

    遊び人「へんたいだ!」

    王女「ドラゴンっぽい魔物の討伐だなんて、とっても勇者的な感じ」(o≧▽゜)o イエイ

    勇者「姫、亜種でもドラゴンの血とか牙とか鱗とかとっても高く売れるんですよー」ホクホク

    王女「だから、勇者っぽくないから高く売れるとか言わないで」( ;∀;) エグッエグッ
  36. 36 : : 2014/10/31(金) 12:37:50
    ~地方の町~

    勇者「先発隊は北の搭に先行して搭の監視とキャンプ設置場所の確保!」

    元盗賊&元狩人ズ「ういっす!」

    勇者「偵察隊は搭の付近の集落で魔物の情報を収集!」

    元盗賊&元商人ズ「ういっす!」

    勇者「残りは本隊の護衛!」

    元盗賊&元戦士ズ「ういっす!」

    遊び人「北の搭に向けてしゅっぱーつ!」イエイ

    王女「おまーが言うな!」(*`Д´)ノ!!!

    ~主要キャラの装備~

    勇者 ♂ 23 商人
    武器 E:オリハルコンの槍
    よろい E:ミスリルの鎖かたびら
    盾 未装備
    かぶと E:しっぷうのバンダナ
    装飾品 E:ほしふる腕輪
    持ち物 ミスリルのトマホーク

    王女 ♀ 19 賢者
    武器 E:天罰の杖
    よろい E:皮のドレス
    盾 未装備
    かぶと 未装備
    装飾品 E:婚約指輪(?)
    持ち物 王家の短剣

    遊び人 ♀ 18 遊び人
    武器 E:ピコピコハンマー
    よろい E:バニースーツ
    盾 E:鍋のふた
    かぶと E:ウサ耳バンド
    装飾品 E:網タイツ

    戦士 ♂ 20 戦士
    武器 E:鋼のつるぎ
    よろい E:鉄のよろい
    盾 E:鉄の盾
    かぶと E:鉄かぶと

    僧侶 ♀ 17 僧侶
    武器 E:もるげん・すてるん
    よろい E:尼僧の服
    盾 未装備
    かぶと E:尼僧の頭巾
  37. 37 : : 2014/11/04(火) 12:33:31
    ~北の搭 3F~

    ???「くっ、トレジャーハンターの女盗賊様ともあろう者がこんな所でしくじっちまうなんて・・・」ボロボロ

    ワー! ワー!

    女盗賊「この搭にワイバーンの他にあんな化け物がいたとは・・・」ブルブル

    ワー! ワー! ワー!

    女盗賊「なんとかこの階まで逃げてきたが、仲間はバラバラになっちまった・・・」ポツーン

    ワー! ワー! モンスターダー! ワー!

    女盗賊「右腕は折れて変な向きに曲がっちまってるし、あばらも何本かイッてるな・・・」ズキズキ

    ワー! ワー! イテー! ヤッチマエー! ウギャー!

    女盗賊「どうやら内臓もヤラれてるし・・・これじゃこの階の雑魚モンスターにも・・・とうとうアタイも年貢の納め時・・・」ゲホゲホ

    ワー! ワー! コノコノ! ゲシゲシ! ボカーン!

    女盗賊「オマエらー!うるさいわー!!」プンスカ

    元盗賊「あっ、こんな所に人が倒れてるっす!」ビックリ

    元戦士「キレイな女の人っす!ひどいケガしてるっす!」チマミレダ

    元狩人「自分、勇者さん呼んで来るっす!」タタタッ

    ~北の搭 3F中央部~

    戦士「勇者さん、この階はだいたい制圧しました!」ケイレイ

    勇者「ご苦労様、残敵に注意してこの階を捜索するようにみんなに伝えて下さい 」

    元狩人「勇者さーん、重傷者っすー!」タタタッ

    王女「重傷ってどなたが?」( ̄□||||!!

    元狩人「王女さん、自分らの仲間じゃないっす、銀髪に小麦色の肌のキレイなお姉さんっす!」

    遊び人「だれそれ?」

    元狩人「他の冒険者みたいっす!早く手当てしないとお姉さんがヤバイっす!」

    勇者「わかりました、案内して下さい」

    ~北の搭 3F~

    元狩人「勇者さん、こっちっす!」

    女盗賊「勇者?」ゲホッ ゲホッ

    勇者「どれどれ、ベホイミ!」パアア

    女盗賊「ふう・・・」チョトカイフク

    僧侶「まだ全回復じゃないですね、わたしが回復をしましょうか?」ウズウズ

    勇者「この人には悪いけれど搭を出るまではMPを温存しておいた方が良い」

    王女「では、ベースキャンプに運んで手当てをいたしましょう」(* ̄∇ ̄)ノ

    元狩人「自分が運ぶっす!」

    元盗賊「いや、自分が!」

    元戦士「運ぶのは自分っす!」

    王女「早よ運べー!」(*`Д´)ノ!!!
  38. 38 : : 2014/11/04(火) 12:44:43
    ~北の搭付近 ベースキャンプ~

    女盗賊「お前らは一体何者だ?」 イッタイ ナンニンイルンダ?

    王女「一応、貴女と同じような冒険者かしらね」(* ̄ー ̄) ニコッ

    女盗賊「こんな大規模な冒険者のパーティーがあるか!まるで軍隊じゃないか!」バシャガナンダイモ

    僧侶「全部で35人もいますもんね・・・」ワタシガ35ニンメ

    王女「さあ、この簡易寝台に横になって、お腹は空いてませんか?」(* ̄∇ ̄)ノ

    女盗賊「いや、別に・・・」グーギュルルルル

    王女「直ぐに何か用意させますね」(〃∇〃) クスッ

    女盗賊「・・・///」マッカー

    売り娘見習い「ワイバーンにキャンプを見つけられないために火が焚けないので、こんな物しかないんですけど」カタパン、ホシニク、チーズ

    女盗賊「いや、ありがとう」モシャ モシャ ウマイ

    ???「そっ、その声は女盗賊か?」ムクリ

    女盗賊「おまっ、女戦士か!なんでこんな所で寝てんだ!?」

    女戦士「オレもコイツら、いや、この人達に助けられたんだ・・・」
  39. 39 : : 2014/11/05(水) 12:22:09
    ~ベースキャンプ~

    勇者「さて、貴女方はなぜ北の搭に来たのですか?」

    女盗賊「アタイらはトレジャーハンターさ、この搭のお宝が目当てだよ」

    女戦士「ワイバーンの目をかすめてお宝をかっぱらうつもりだったけど・・・」

    女盗賊「1Fは大量のスライム、2・3Fは魔獣の群れ、4Fは宝の番人のスケルトンやマミー・・・」

    女戦士「オレ達がヨレヨレになったところでアイツに遭遇したんだ・・・」

    王女「アイツって?」(;・ω・)?

    女戦士「ゴーレムだよ、それも金属製の・・・オレの剣が弾かれちまった」

    女盗賊「そこで1人、武闘家のヤツが殺られて、残りの3人もバラバラに・・・」

    女戦士「オレ達のもう1人の仲間、剣士のヤツは搭の中に居なかったか?」

    勇者「あの搭の4Fまで制圧したが他には誰も居なかったよ」(ズタズタになった血塗れの皮よろいは見つけたが・・・)

    女盗賊「そうか」

    女戦士「ところで、あんた達の目的もあの搭のお宝かい?」

    王女「わたくし達の目的は竜っぽい魔物の討伐・・・」(  ̄▽ ̄)

    勇者「いやぁ、ワイバーンみたいな亜種でも、狩れば血も肉も皮も高く売れるんですよ」ワクテカ

    女戦士「あんたらワイバーンを狩りに来たのかい?」アキレ

    女盗賊「狩ったワイバーンを売り物に?」

    王女「狩りじゃなくて、魔物の討伐に来たんですってば・・・」( ;∀;) エグッ エグッ
  40. 40 : : 2014/11/05(水) 12:45:01
    ~北の搭 5F入口~

    勇者「それでは今日は搭の5Fを制圧します」

    王女「お二人ともお身体の方は大丈夫なのですか?」( ・◇・)?

    女盗賊「ああ、あんたらの治癒呪文と薬草のおかげでもう治った」

    女戦士「あの糞ゴーレムの野郎にリベンジだ、武闘家の仇もあるしな」

    勇者「女盗賊さんと女戦士さんからの情報で作戦をたてました、今から説明します」

    ~北の搭 5F~

    アイアンゴーレム「ガガガガ」ドシン ドシン

    元盗賊「うわー!出たー!!」ドタドタ

    勇者「じゃあ、みんな作戦どおりに・・・ボミオス!」パアッ
    ゆうしゃはじゅもんをとなえた!

    アイアンゴーレム「ガ・・ガ・・」ド・・シ・・ン
    ゴーレムのすばやさが下がった!

    王女「ルカニ!」パアッ
    おうじょはじゅもんをとなえた!
    ゴーレムの守備力が下がった!

    僧侶「ルカニ!」パアッ
    そうりょはじゅもんをとなえた!
    ゴーレムの守備力が下がった!

    女戦士は戦斧を装備した!

    戦士は大かなづちを装備した!

    アイアンゴーレムのこうげき!
    ブウン ヒラリ
    勇者はひらりと身をかわした!

    勇者「ルカニ!」パアッ
    ゴーレムの守備力が下がった!

    王女「ルカニ!」パアッ
    ゴーレムの守備力が下がった!

    僧侶「ルカニ!」パアッ
    ゴーレムの守備力が下がった!

    女盗賊はメイスを装備した!

    僧侶はもるげん・すてるんを装備した!

    遊び人はピコピコハンマーを装備した!

    王女「ごらぁ!」(*`Д´)ノ!!! ピコピコカイ!
  41. 41 : : 2014/11/06(木) 12:13:23
    ~北の搭 5F~

    アイアンゴーレム「」バラバラ

    女戦士「やった、ゴーレムを倒したぞ!」

    女盗賊「魔法ですばやさと守備力を下げて、大人数で袋叩き・・・なんて恐ろしい作戦!」

    僧侶「これって何で出来てるんですかねー」カンカン

    勇者「この硬さはただの鉄とかじゃあなさそうだ、高価な魔法金属かも」ミスリルトカ

    王女「という事は・・・」d(⌒ー⌒)!

    勇者「みんなー、ばらばらになったゴーレムの残骸をベースキャンプに運んで下さい」ホクホク

    王女「やっぱり」( ̄ー ̄)

    遊び人「ぐぬぬ・・・おーもーいー」ヨロヨロ

    勇者「鍛冶の町で高値で売れそうだ」ニコニコ

    女戦士「おいおい、もうキャンプに撤収かい、ワイバーンは?」

    勇者「この階は制圧したし、利益の確保が優先です、ワイバーンはまた明日退治しましょう」

    王女「利益確保優先・・・それ言わなきゃカッコいいのに」( ;∀;)

    僧侶「王女さん、なんで泣いてるんですか?」キョトン
  42. 42 : : 2014/11/06(木) 12:24:08
    ~北の搭 6F~

    勇者「それではいよいよ今日はワイバーンを退治します」

    一同「ハーイ(ういっす!)」

    勇者「下位の亜種とはいえドラゴンの眷族です、十分に気をつけて」

    一同「ハ~イ・・・(うぃ~す・・・)」

    勇者「特にブレス攻撃をまともにくらったら消し炭にされるので注意して下さい」

    一同「消し炭・・・」ガクブル

    ~北の搭 6F~

    元狩人「うーわー、でーたー!」キャー!

    ワイバーン「キシャー!」バサア ズシン

    王女「ゆ、ゆ、ゆ、勇者様!」(((((゜゜;) ガタガタ

    僧侶「さ、さ、さ、作戦は?」ブルブル

    勇者「ザキ!」
    ゆうしゃはじゅもんをとなえた!

    ワイバーン「」パタッ

    王女「あれっ?」!!(゜ロ゜ノ)ノ

    ワイバーンの息の根をとめた!

    ワイバーン「」シーン

    僧侶「ええーっ!」

    勇者「即死呪文が一発で決まるなんて珍しいなぁ」ニコニコ

    遊び人「なにそれこわい」

    女戦士「ワイバーンが即死!」

    女盗賊「搭のラスボスが一撃で!」

    王女「ものスゴいビビって損した気分」(ー_ー;)

    僧侶「激戦になるって覚悟したのに・・・」
  43. 43 : : 2014/11/07(金) 12:28:07
    ~北の搭 外壁~

    ワイバーン「」プラーン

    商人A「この樽はもうすぐ満杯になるぞー」

    商人B「替えの樽は用意出来てるよ」

    王女「塔からワイバーンを吊るして血抜きするなんて」(;゜∀゜) ダイナミック

    番頭「竜の血は貴重なので一滴残らず搾り取って下さい、その後に皮を剥ぎますから準備して下さい」ホクホク

    料理番「番頭さん、肉は塩漬けにするんすか?」

    番頭「いえ、竜の肉は腐敗しないのでそのままで保存出来ます」

    料理番「へえー、そうなんすか」

    王女「ところで勇者様、なぜあの時はザキを使ったんですの?」(  ̄▽ ̄) ユウシャノカン?

    勇者「いや、剣や槍だとムダに血が流れるし、攻撃魔法を使って皮が黒コゲになったらもったいないかなって」

    王女「そんな理由・・・」( ̄□||||!! ズーン

    勇者「竜血は貴重な魔法薬の原料だし、竜皮やうろこを使ったよろいとか盾って超高級品なんですよ」ニコニコ

    王女「」(ノ゜ο゜)ノ アアア

    勇者「牙、爪、目玉、心臓、肉、骨、利用出来ない部位はありません、この一頭分で一財産ですよ」ホクホク

    王女「ひ、一財産!」( ☆∀☆) キラキラ

    遊び人「あっ、おうじょがふっかつしたー」

    兄貴「旦那、荷馬車に積んであった食糧を近隣の村に降ろして来ましたぜ」

    勇者「どうだった?」

    舎弟「ワイバーンに家畜を襲われたり、農作業や狩りが出来なかったりで困ってたようで、スゴい喜んでました」

    王女「勇者様、どうしたんですの?」( ・◇・)?

    勇者「いや、近くの集落に地方の町で仕入れた食糧を配ってきてもらったんですよ」

    王女「さ、さすがは勇者様、困ってる方達を無償で助けるなんてステキ///」( ☆∀☆) キラキラ

    勇者「いや、ゴーレムとワイバーン載せると荷馬車がいっぱいになるので・・・」ジャマダカラ

    王女「え゛、ただ荷物が多すぎて食糧が邪魔だったからなんですかー?」(´;ω;`) ザンネンムネン
  44. 44 : : 2014/11/07(金) 12:45:00
    ~ベースキャンプ~

    勇者「貴女達二人はこれからどうされるのですか?」

    女盗賊「そーだなー、北の搭の財宝も宝石や金銀がちょっぴりあっただけだしなー」チラッ

    女戦士「仲間を亡くして、このままじゃあ前のようには冒険を続けられないし・・・」チラッ

    僧侶「勇者様、北の搭の財宝を全てお二人に差し上げたのですか?」フトッパラ

    勇者「財宝と言っても、ワイバーンが集めてた宝石や金銀が少しでしたから」

    僧侶「さすがです、勇者様」キラキラ

    王女「・・・勇者様、この搭の金銀宝石より竜っぽい魔物の血肉の方が高価ですのね・・・」(゜m゜;) コソコソ

    勇者「・・・強力なガーディアンが居るのに財宝が無いからこの塔は長い事放置されてたなんてかわいそうで二人に言えないよ・・・」コソコソ

    女盗賊「・・・勇者はイケメンだし、金持ちだし、スゲー強いし・・・」チラチラ

    女戦士「・・・こんなイイ男めったにいねえよなー・・・」コクコク

    女盗賊「勇者、もし良かったらアタイ達を仲間に入れてくれないか?」

    女戦士「オレ達きっと役にたつぜ!」

    勇者「そうですね、貴女達が仲間になってくれればかなりの戦力UPです」

    僧侶「お二人とも改めてよろしくお願いしますね」

    女盗賊と女戦士が仲間になった!

    只今のパーティー 37名

    王女「竜っぽい魔物一匹でお金持ち~♪」
    (///ω///)♪ ムフフ

    遊び人「おーじょー」ポンポン

    王女「なんですか?」(〃∇〃) ホクホク

    遊び人「パーティーがまさかのハーレム化してるよー」

    王女「それはいかーん!」(@ ̄□ ̄@;)!!
  45. 45 : : 2014/11/10(月) 12:18:14
    ~武の国 鍛冶の町~

    僧侶「へー、女戦士さんや女盗賊さんはこの国の出身なんですかー」

    王女「わたくし、国外に出るのは初めてですわ」ヘ(≧▽≦ヘ)♪ ワクワク

    女盗賊「せっかくだけどこの町には見るもんとか大してないぜ」

    女戦士「鍛冶や職人の町だからなー」

    戦士「でも、武器屋や防具屋はたくさんありそうだね」ワクワク

    勇者「商業部門がこの町で商売してる間、冒険部門はゆっくり休暇をとってもらいましょう」

    女戦士「商売部門とか冒険部門って何?」

    ~鍛冶の町 宿屋~

    勇者「いやー、ゴーレムの残骸が思ったより高く売れたなー」ホクホク

    王女「武器鍛冶屋さんや防具鍛冶屋さんが取り合いっこしてましたわね」(*≧∀≦*)

    勇者「ただの鋼じゃなくて、貴重な魔法金属を使った合金だったからね」ニコニコ

    王女「剣とか弓矢とか全然効かない硬さでしたし、すごい剣やよろいが出来ますわね」
    (゜∇^d)!!

    勇者「たぶん魔力付与も出来るから、魔剣とか魔法の盾も出来るな」ムフフ

    王女「ワイバーンの方はどうでしたの?」
    (〃ω〃)

    勇者「皮のほとんどを防具職人さん達が高額で買ってくれましたよ」ホクホク

    王女「竜皮のよろいとか竜皮の盾になるんですのね」( 〃▽〃)

    勇者「爪とか骨も武器職人さんがたくさん買ってくれました」ホクホク

    王女「それは何になるのでしょう?」( ・◇・)? ホネ?

    勇者「削って研いで竜爪のナイフとか竜骨の剣とか、鋼より軽いし錆びないし切れ味抜群ですよ」

    王女「でも、わたくしの国ではそんな物見た事がありませんわ」(´・ω・`)

    勇者「この大陸には名の知れたドラゴンスレイヤーが3人しかいませんから、あまり出回ってないんですよ」

    王女「たったの3人!勇者様以外のお二人というのはどのような方ですの?」
    (゜〇゜;)?????

    勇者「残りの二人は姫のお父上とうちの親父です」

    王女「意外と身近な人だった・・・」(;・ω・)

    勇者「でも、二人とも実質引退してるから、ほぼうちの独占事業なんです」ニコニコ

    王女「それはすごい・・・しかも、新規参入とか無理な分野」(;・∀・)
  46. 46 : : 2014/11/10(月) 12:29:23
    ~武の国 宿屋~

    勇者「とりあえずゴーレムの売却益からみんなにボーナスを出しましょうね」ニコニコ

    ゴーレムの売却代-旅の経費=売却益

    売却益×0.3=売却手数料&輸送費→パーティー商業部門の利益

    売却益×0.7=パーティー冒険部門の利益÷冒険部門の人数

    王女「おいくらくらいになるんですの?」
    (〃ω〃)

    勇者「冒険部門一人当り3000Gぐらいですね」

    王女「さんぜんー!」(@ ̄□ ̄@;)!!

    勇者「あのゴーレムの残骸は全部で10万G以上で売れましたからね」ホクホク

    王女「10万G・・・」(○_○).。o○ブクブク

    勇者「姫、泡吹いてますよ!」

    王女「うちの王家の収入の何倍かしら・・・
    」(ノ゜ο゜)ノ アーレー
  47. 47 : : 2014/11/10(月) 12:42:21
    ~武の国 宿屋~

    戦士「俺、こんな大金手にするの初めて・・・」ガクブル

    元盗賊ズ「自分らもっす・・・」ガクブル

    勇者「せっかく鍛冶の町に来てるんだから武器や防具を買ってもいいし、すぐに使わない分は預け屋に預ければ良いよ」

    僧侶「勇者様、わたしこのお金の半分をお世話になっていた教会に寄付したいんですけど・・・」キラキラ

    勇者「僧侶ちゃん偉いね、為替にして送るのに預け屋さんに一緒に行ってあげますよ」

    僧侶「ありがとうございます」

    王女「勇者様、わたくしも貧しい実家に仕送りしたいんですけど・・・」(* ̄∇ ̄)ノ オトータマニ

    勇者「じゃあ、姫も一緒に行きましょう」

    僧侶「王女さんの実家って何のお仕事をされているのですか?」

    王女「え、えーと、公務員的な何かです・・・」(;゜∇゜)

    遊び人「あんたんとこ勇者国の王家やろ!」

    僧侶「ええー!王女さんはお姫様なんですかー!」

    王女「あら?僧侶ちゃん知らなかったんでしたっけ」( ̄∇ ̄*)ゞ プリンセスナノヨ

    僧侶「じゃ、じゃあ、何で実家に仕送りを?」

    王女「それは聞かないで・・・」(。>д<) ビンボナクニナノヨ

    遊び人「ねーねー、あたしのお金はゆーしゃが預かってー、無くしそーだし」テヘヘ

    姫の所持金 80G+3000G-1500G=1580G
  48. 48 : : 2014/11/11(火) 12:31:28
    ~鍛冶の町 お食事処鉄床亭~

    遊び人「今日はぜーたくするぞー」キャッ キャッ

    王女「あなたはいっつも勇者様のお金で贅沢してるでしょ」(#`皿´)

    遊び人「今日は自分のお金だもーん」ベー

    王女「ピコピコハンマーでゴーレムと戦って稼いだお金ですよね 」(ー_ー;)

    遊び人「えへへー」テヘペロ

    僧侶「でも、本当に今日くらいは思い切り贅沢してもいいですわよね」キャッ キャッ

    勇者「すみません、何かオススメの料理とかありますか?」

    店員「少し値は張りますが、ワイバーン肉のドラゴンステーキが今日のオススメです、滅多に入荷しない食材なんですよー」ニコッ

    勇者「番頭さん、ここにも卸してるんだな」アハハ

    遊び人「お買い上げありがとーございス」


    遊び人「んまい!わいばーん肉激うまwww」ムシャムシャ

    王女「野営のBBQで頂くのも美味しいですけど、お店でちゃんとお料理されたお肉も美味しいですわね」Ψ( ̄∇ ̄)Ψ

    勇者「竜肉は美味しいだけじゃなく、HP・MP回復、病気の治癒、老化の防止などの効果があるのですよ」パクパク

    僧侶「へー、それで高額で売れるんですねー」モグモグ

    王女「老化の防止って寿命が延びたりしますの?」( ・◇・)?

    勇者「下位の亜種だから肉にそこまでの効果はないですよ、竜血で作った魔法薬でも飲まないとね」

    王女「竜血の魔法薬なら延びるんですよね、寿命」(゜〇゜;) スゴイ

    遊び人「竜血ごいすー」パクパク
  49. 49 : : 2014/11/11(火) 12:45:15
    ~鍛冶の町 お食事処鉄床亭~

    僧侶「王女さんのお父様って魔王を倒した先代の勇者様なんですよねー」キラキラ

    王女「実はお母様も僧侶として魔王討伐に加わってたんですのよ」( ̄ー ̄) エヘン

    僧侶「じゃあ、じゃあ、お二人は一緒に旅をしていて愛し合うようになったんですのね」ドキドキ

    王女「そう、ちょうど今のわたくしと勇者様のように」( ☆∀☆) キラキラ

    戦士「先代の勇者様のパーティーって四人でしたっけ?」

    王女「勇者のお父様と僧侶のお母様、あとは戦士さんと魔法使いさんだったそうです」(〃ω〃)

    僧侶「王女さんは戦士様や魔法使い様に会われた事はないんですか?」

    王女「ええ、他所の国で暮らしておられるそうなので・・・」( ・∇・)

    勇者「ん!」

    王女「勇者様、どうしましたの?」(´・ω・`)?

    勇者「それ、うちの親父と母さん」

    王女「え゛?」(゜ロ゜;ノ)ノ

    勇者「だから、姫の両親とパーティー組んでた戦士が親父で魔法使いが母さん」

    王女「ええーっ!」(@ ̄□ ̄@;)!!

    勇者「王様から聞いてなかったの?」

    王女「全然知りませんでした」(; ̄ー ̄A

    勇者「てっきり知ってるものだと・・・」

    王女「お母たま、なんで肝心の事を教えてくれないの」(´;ω;`)

    僧侶「軽い憧れの気持ちで、なんか凄い人達のパーティーに入ってしまった・・・」

    遊び人「でもこのパーティー、ふだんは狩った魔物でBBQしてるだけだもんねー」
  50. 50 : : 2014/11/12(水) 12:26:35
    ~鍛冶の町 宿屋~

    王女「勇者様の御両親はどこにおられるのですか?」( ・◇・)?

    勇者「魔王を倒した後、親父は商人に転職して、今は二人とも商人国に居ます」

    王女「あの、勇者様の御両親にはいつ御挨拶に伺えば・・・」(///∇///) モジモジ

    勇者「Zzzz」

    遊び人「ゆーしゃ、ねるなーw」

    王女「勇者様、わたくしの何処が不満なんですの?」(´;ω;`) シクシク

    勇者「姫に不満というより、次期国王の座がめんどい」ハア

    遊び人「それと、ひんにゅーがふまーん!」

    おうじょのこうげき!
    バキッ!
    天罰の杖で天罰を下した!

    遊び人「」ピクピク

    あそびにんをたおした!

    ~鍛冶の町~

    僧侶「えへへー、新しいメイスを買っちゃいました」ニコニコ

    元盗賊「自分は今日から忍者っす!」
    E:くさりがま

    元戦士「自分の事は剣士と呼んで欲しいっす!」
    E:レイピア

    元商人「自分は武闘家になったっす!」
    E:鉄の爪

    元狩人「自分は狂戦士っす!」
    E:地獄の斧
    しかし、武器は呪われていた!
    デロリロ~デロリロ~
    もとかりうどはのろわれた!

    ウォー! ブンブン アブネッ アバレンナ! オサエロ!

    女戦士「へっへー、みんな装備が良くなったな」

    女盗賊「けど勇者、本当に分け前はいらないのか?」

    女戦士「あの財宝3000Gって大金で売れたんだぜ」ドヤッ

    勇者「いや、気持ちだけで十分です(汗)」

    僧侶「・・・一人1500Gなら、わたし達が貰った金額の半分ですね・・・」コソコソ

    遊び人「・・・ドヤ顔が哀れ・・・」コソコソ

    王女「・・・この辺りが普通の冒険者と商人の差なのかしらね・・・」(;・ω・) コソコソ
  51. 51 : : 2014/11/12(水) 12:45:57
    ~鍛冶の町 宿屋~

    Aたん派「自分らはやはりAたんっす!」爽やか元気っ娘好き派

    Bたん派「最近Bたんは料理番のヤツと仲が良い、ぐぬぬ・・・」キレイなお姉さん好き派 ← 崩壊中

    売り娘見習いたん派(元僧侶たん派)「売り娘見習いたんカワユス///」新興ロリ好き派

    僧侶たん派「ロリは犯罪!」可愛い妹系好き派

    女盗賊たん派(元Bたん派)「女盗賊お姉たんに甘えたいっす///」キレイなお姉さん好き分派

    女戦士たん派(元戦士くん派)「女戦士たんのたくましい腕に抱かれたいっす!」筋肉好き分派

    戦士くん派「裏切り者め、自分らはBLを貫くっす!」元祖筋肉好き派

    遊び人たん派「うちの派閥は磐石っす!」どじっ娘好き派

    王女「なんでわたくしだけ派閥が出来ないの」(´;ω;`)

    全派閥「「・・・」」プイッ

    王女「だーかーらー、お姫様好き派は?王女たん派は?」( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)キョロキョロ

    全派閥「「ロリじゃない貧乳にいったいどんな価値があるっちゅーんすか!」」

    王女「・・・」(#`皿´) ゴゴゴゴゴ

    王女はマヒャドの呪文を習得した!

    カチーン

    遊び人「こいつらなんで凍ってんのー?」ツンツン

    僧侶「魔物に襲われたのでしょうか?」

    王女「まあこわい(棒)」(゜m゜;)
  52. 52 : : 2014/11/13(木) 12:45:51
    ~武の国 魔法の町~

    王女「魔法の町?」( ・◇・)?

    女戦士「この町は魔法使いや錬金術師、薬師がたくさん住んでんだよ」

    王女「そーですか」( ̄~ ̄;)ムスッ

    女盗賊「王女は勇者に聞いてんだから邪魔すんなよ」

    王女「!///」 (///∇///)マッカッカー

    女戦士「かーわいいねー」ケラケラ

    王女「」(///ω///) プスプス

    僧侶「魔法薬の材料になる竜血を売るんですよね」

    勇者「あと竜肉の残りとか竜の牙とかね」

    遊び人「キバってなんにつかうのー?」

    勇者「主に装飾品だね、首飾りとかお守りとか・・・」

    僧侶「竜の牙の首飾りなんて魔力がUPしそうですねー」

    勇者「竜の牙で作ったお守りも少々の呪いくらい軽く跳ね返しちゃうんですよ」

    王女「竜血を材料にした魔法薬って、惚れ薬なんかも作れるのかしら・・・」(〃ω〃) ポッ

    勇者「そんな惚れ薬なんか無くてもわたしは美しい姫君にホレてますよ」

    王女「はうう!///」/(///ω///)/ バタッ!!

    遊び人「かいしんのいちげきいただきましたー!」ケラケラ
  53. 53 : : 2014/11/14(金) 12:19:04
    ~魔法の町 宿屋~

    番頭「食品担当は竜肉の販売で食肉店廻りです」

    売り娘A「ハーイ!」

    番頭「雑貨担当は鍛冶の町で仕入れた金物の
    小売り販売をして下さい」

    売り娘B「はい」

    番頭「わたしは竜血を薬材店に卸売りしますから、兄貴と舎弟で手伝って下さい」

    兄貴・舎弟「へい!」

    番頭「竜牙の卸売りは商人Cと商人見習いでお願いします」

    商人C「ハイ」

    売り娘見習い「番頭さん、わたしは何をすれば?」

    番頭「あなたは売り娘Bのお手伝いして下さい」
    ハーイ

    勇者「商業部門が商売している間は冒険部門はお休みです」

    冒険部門「「ういっす!」」

    勇者「ただ、町で次の冒険のネタになりそうな情報の聞き込みはしておいて下さい」

    冒険部門「ういっす!」

    王女「勇者様は今日はどうされるんですの?」( ・◇・)?

    勇者「竜の目玉、心臓、肝などのレアアイテムを怪しい大魔導師に売りに行きます」

    王女「怪しい大魔導師!そ、それはさすがについて行くの怖い」Σ( ̄ロ ̄lll)

    ~怪しい大魔導師の館~

    怪しい大魔導師「大商人の倅か、良く来たな」

    勇者「どうも、お久しぶりです」

    怪しい大魔導師「今日は何を持って来た?」

    勇者「ワイバーンの眼、心臓、肝です」トサッ

    怪しい大魔導師「亜種か・・・」フン

    勇者「要らないのなら、持って帰りますよ」

    怪しい大魔導師「要らないとは言ってない」アセッ

    勇者「毎度あり」

    怪しい大魔導師「ところでお前、商人のくせに最近、勇者の真似事をしているらしいな」

    勇者「地獄耳ですね」

    怪しい大魔導師「しかし、“本物の勇者”よりも強い商人とはな・・・」

    勇者「“本物の勇者”を護るのがわたしの使命ですから・・・」

    怪しい大魔導師「ふむ、どうやら魔王が復活するようだし、世界の平和を守れるかはお前と“本物の勇者”にかかっているぞ」

    勇者「やはり、復活するのですか・・・」ハア
  54. 54 : : 2014/11/17(月) 12:34:53
    ~魔法の町 宿屋~

    勇者「ワイバーン関係も全部売れました」ホクホク

    王女「良かったですわね、勇者様」o(*⌒―⌒*)o

    勇者「鍛冶の町で売れた分と合わせて幾らくらいになったと思います?」

    王女「見当もつきませんわ」(;・ω・)

    勇者「またボーナスを出さないといけませんね」ニコニコ

    王女「みんな喜びますわね」( 〃▽〃)

    勇者「あっ、そうだ、姫、これを」チャラッ

    王女「なんですの?」(〃ω〃)

    勇者「竜牙の御守りです、ワイバーンの牙でわたしが作りました」

    王女「はうう、うれしー///」(///∇///)

    勇者「いや、ちょっと小ぶりな牙が一本あったので・・・」

    王女「ゆ、勇者様、もーわたくしの事どーにでも
    して下さい///」(///ω///)♪ オレイニ

    ~魔法の町~

    女戦士「い、い、い、い・・・」ハアハア

    王女「1万G!」(○_○)!!

    女盗賊「ま、マジかよ!」ゼイゼイ

    勇者「ワイバーンは総額で50万G近くになりましたから」

    女戦士「ね、念願の魔剣が買える!」ハアハア

    女盗賊「そ、そうか、こんだけ金があれば竜皮の防具とか買える・・・」ブルブル

    僧侶「勇者様、このお金を教会が経営している慈善病院に寄付してもよろしいでしょうか?」キラキラ~

    勇者「僧侶ちゃんのお金だから自由にして良いけど、全部寄付してしまうのかい?」

    僧侶「わたしはまだこの前のお金が残っていますから、病気の人にお薬をいっぱい買って差し上げたいのです」ピカー

    遊び人「おおっ、僧侶ちゃんから後光が!」マブシー

    勇者「僧侶ちゃんエライね」アタマワシワシ

    僧侶「えへへ、ほめられちゃった」

    女戦士・女盗賊「・・・///」オハズカシイ

    王女「勇者様、わたくしも王家で経営している孤児院に寄付を・・・」(´;ω;`) シクシク

    遊び人「んで、なんで泣いてんの?」

    王女「親を亡くした子供達に暖かい食事を与えたり、十分な教育が受けれるように・・・」
    ( ;∀;) エグッ エグッ

    遊び人「ゆーしゃにはほめられたいけど、お金も泣くほど惜しいのか・・・」

    勇者「姫、半額だけ寄付して下さい、残り半分はわたしが寄付しますよ」

    王女「勇者様~(泣)」(。>д<) ウレシー

    勇者「姫は聖職者じゃないんですから余り無理し過ぎない方が良いですよ」アタマワシワシ

    王女「も、もうわたくしは身も心も勇者様の虜///」(///ω///)♪

    遊び人「賢者って悟り開いてるんじゃなかったっけー」ヤレヤレ

    姫の所持金 1580G+10000G-5000G=6580G
  55. 55 : : 2014/11/18(火) 12:02:40
    ~魔法の町~

    戦士「勇者さん、パーティーに入りたいって人がいるんですけど」

    ??「ブツブツ・・・」ドヨーン

    勇者「戦士くん、その前髪の長い小柄な女の子の事かな?」

    遊び人「なんかどよーんてしてる・・・」

    戦士「えっと、魔法使いさんって云うそうです」

    魔法使い「・・・」コクコク

    僧侶「とんがり帽子に黒マントに杖って、いかにもって感じですね・・・」

    王女「でも、黒マントの下がなぜかゴスロリ・・・」(;・ω・)

    勇者「えーと、得意な呪文とかあるのかな?」

    魔法使い「クスクス・・・めがんて・・・///」ポッ

    王女・僧侶「・・・」((((;゜Д゜))) ガクブル

    魔法使い「ケラケラ」

    遊び人「今の笑うとこ?」

    勇者「なんか不安だけど魔法使いはパーティーに居ないし良いか・・・」

    魔法使いが仲間になった!

    只今のパーティー 38名

    魔法使い ♀? 魔法使い
    武器 E:いかづちの杖
    よろい E:ゴスロリの服
    盾 未装備
    かぶと E:フード付きマント

    ~武の国 魔法の町~

    勇者「えー、一部のメンバーからの強い要望でまた鍛冶の町に行きます」

    女戦士「魔剣~♪」ワクワク

    女盗賊「竜皮の防具~♪」ワクワク

    王女「勇者様、お商売のお仕事の方はどうされるんですの?」(´・ω・`)? ウルモノナイ

    勇者「この町で魔法薬を少し仕入れたのでそれを鍛冶の町で売りますよ」ハハ
  56. 56 : : 2014/11/19(水) 12:24:22
    ~武の国 鍛冶の町~

    勇者「今日は1日自由行動にします、それからいくら安くても呪われアイテムとかは買わないように」

    一同「はーい」

    元戦士「おまーの事だ!」

    元狂戦士「なにそれ?」

    元盗賊「呪われた武器に取り憑かれて大暴れしたろうが!」

    元狂戦士「覚えてない・・・」キョトン

    女戦士「勇者、魔剣を買うのにおすすめの店とか知ってるかい?」

    勇者「魔剣を買うならやっぱり専門店だね、『頑固親父の魔剣屋』とかがおすすめだね」

    女戦士「店の名前が頼もしいな」ワクワク

    勇者「わたしの槍もそこで鍛えてもらったんですよ、材料のオリハルコンは持ち込みで」

    女戦士「よっしゃ、まずその店に行ってみる」

    王女「勇者様、わたくし達もそのお店を見に行きましょうよ」(゜∇^d)!!

    女盗賊「ゆーしゃ、ゆーしゃ」クイクイ

    勇者「どうしました?」

    女盗賊「アタイは先に竜皮の防具を見に行きたいんだけど・・・」

    勇者「皮よろいなら『ドラゴン&モンスターレザーショップ』ってお店がおすすめですね」

    女盗賊「行ってくる!」ピューー

    遊び人「はやっ!」
  57. 57 : : 2014/11/19(水) 12:41:18
    ~頑固親父の魔剣屋~

    『在庫処分セール中!商品入れ替えのため店内在庫全品2割引き!!』

    僧侶「わあ、在庫処分セール中ですって!」キャッキャ

    勇者「ほら、この店はゴーレムの残骸をたくさん買ってくれたから」

    王女「あれを材料に新製品を製造中という訳ですのね」(* ̄∇ ̄)b

    遊び人「なになにー『はやぶさの剣』?」ヒョイ

    勇者「その剣は魔力付与ですばやさが上がって1ターンに2回攻撃が出来るんだよ」

    遊び人「ふぇー、あっ、めっちゃ高い!」ポイッ

    勇者「魔力付与で攻撃力の上がる武器はかなり高いよ」

    王女「勇者様のオリハルコンの槍なんかはものすごく高価なのでは?」(゜m゜;)

    勇者「これは材料持ち込みでしたからねー、売買するとなると値段がつかないんじゃないかな、高価過ぎて・・・」

    王女「国家予算並みかも・・・」(´・ω・`;)

    女戦士「店員さん、これ見せて貰って良い?」

    『バスタードソード(魔力付与:ダメージUP)』
    『定価20.000G×→特価15.000G×→最終セール価格12.000G◎』

    店員「お客様、これはお値打ち品ですよー」オススメー

    女戦士「これ、もうちょっと安くならないかな?」ジー

    店員「4割も引いてますし、さすがにこれ以上の値引きはちょっと・・・」ムリッス

    女戦士「・・・」ジー

    遊び人「魔剣をガン見してる・・・」

    女戦士「・・・(泣)」ジー ウルウル

    僧侶「お金が足りないんですね・・・」

    女戦士「・・・(泣)」ジー シクシク

    王女「泣き出した」(;・∀・)

    女戦士「ゆーしゃー、2000G貸して~(涙)」ポロポロ

    勇者「そんなに泣かなくても貸してあげますよ」ジャラジャラ

    女戦士「ありがどー(泣)」エグッエグッ

    僧侶「泣くほど欲しかったんですのね」

    女戦士「すぐにお金返すから、なんだったら身体ででも返すから~(泣)」エグッエグッ

    王女「それはわたしがゆるさーん!」(#`皿´) ムキー!
  58. 58 : : 2014/11/19(水) 12:43:49
    ~頑固親父の魔剣屋~

    女盗賊「ゆーしゃ、ゆーしゃ」クイクイ

    勇者「あれっ、こっちに来たんですか?」

    女盗賊「ゆーしゃー、れざーじょっぶにぎでー(涙)」ポロポロ

    王女「女盗賊さんも泣いてる!」(゜ロ゜)

    僧侶「勇者様の財布に用があるんですね・・・」

    ~ドラゴン&モンスターレザーショップ~

    『在庫一掃セール!店内在庫全品2割引き!』

    王女「ここもセールしてますわ」(〃ω〃)

    勇者「このお店、昔からのお得意さんでワイバーンの皮も半分くらい買ってくれたんですよ」ホクホク

    王女「在庫一掃の後はワイバーン皮の防具が並ぶんですのね」( 〃▽〃)

    女盗賊「ゆーしゃ、ゆーしゃ」クイクイ

    勇者「?」

    女盗賊「これが欲ちいんだけど~///」

    『竜皮のよろい&盾セット(ヒドラ皮製) ブレス攻撃耐性最高!』

    女盗賊「これが欲ちいの~///」

    僧侶「姉御肌の女盗賊さんが!」

    王女「なんかスゴい可愛くなってる!」(゜ロ゜;

    遊び人「わー、このよろいかっこいー!」

    僧侶「このヒドラって?」ナニ?

    勇者「ドラゴンの亜種で複数の首を持つ魔獣ですよ」

    僧侶「首が何本もある竜!」ヒェー

    『定価20.000G× → 特価15,000G× → 現品サイズ(女性・少年向け)限り最終処分価格12.000G◎!』

    勇者「4割引かー、安いなー」

    女盗賊「でも、お金足りないの~///」

    遊び人「幼児化?」

    勇者「でも、この赤いヒドラ皮懐かしいなー」ペタペタ

    王女「懐かしい?」(´・ω・`)?

    勇者「このヒドラ、去年倒したヤツなんですよー、こいつは三本首でした」ニコニコ

    王女「そういえば、竜退治は勇者様の独占事業だった!」!Σ( ̄□ ̄;)

    僧侶「やっぱり、このヒドラも勇者様が狩ったんですね!」キラキラ

    勇者「店員さん、これもう少し安く出来ない?」

    店員「いやー、これ他のサイズは全部売り切れちゃったんで処分価格で出してるんですよー」

    勇者「やっぱり無理?」

    店員「いくら勇者さん相手でもこれ以上はちょっと・・・」

    勇者「女盗賊さん、いくら足りないの?」ジャラ

    女盗賊「2000Gなの~、アタシの身体を好きにちてイイから貸ちて///」

    王女「ごらぁ!あたしの勇者様に身体を投げ出すなって!」(*`Д´)ノ!!!
  59. 59 : : 2014/11/20(木) 12:31:19
    ~鍛冶の町 宿屋~

    女戦士「うへ、うへへへ」スリスリ

    王女「女戦士さんが壊れた・・・」(;゜∇゜)

    女戦士「うへ、うへへへ」ペロペロ

    遊び人「魔剣をなめてるー、こわい」ガクブル

    僧侶「まさか、魔剣が呪われてるとか・・・」

    王女「呪われてないけど、取り憑かれてますわね」(;・ω・)

    女盗賊「この着心地といい、肌ざわりといい・・・///」サワサワ ハアハア

    僧侶「女盗賊さんも息が荒いですぅー」

    女盗賊「ああ、裸に直接竜よろいを着けたい///」ハアハア

    遊び人「へんたいさんだ・・・」

    王女「やっぱ、呪われてるっぽい・・・」
    (´・ω・`)

    勇者「姫、こっちの部屋に来て下さい」

    王女「勇者様、何でしょうか?」(〃∇〃) トテトテ

    勇者「ちょっと服を脱いで下さい」

    王女「は、はひ!///」(〃ω〃) ズルズル ポイポイ

    勇者「そ、そんなに脱がないで良いです!」

    王女「えっ、全部脱ぐのでは?///」(///ω///) モジモジ

    勇者「上着だけで良いですよ、これを肌着の上に着けて下さい」ジャラッ

    王女「これは、勇者様のミスリルの鎖かたびらでは?」(´・ω・`)?

    勇者「姫の身体に合うように、防具屋さんに少しサイズを詰めてもらいました、着てみて下さい」ジャラジャラ

    王女「はうう、わたくし勇者様の愛に包まれてますわ~///」(ノ_<。) ウレチイ

    勇者「サイズは大丈夫のようですね」

    王女「ハイ!///」(〃ω〃)

    勇者「じゃあ、上着の上からこのマントを」バサッ

    王女「勇者様、これは?///」(//∇//)

    勇者「竜の翼の皮膜製のマントです、竜皮製より軽いけれど、同じくらい防御力があるんですよ」

    王女「これをわたくしに?///」(///∇///)

    勇者「今まで女性用の良い防具が無かったので、この機会に装備を整えようかと・・・はい、髪飾りに皮の小盾も」

    王女「ゆ、勇者様、お礼にわたくしの身体を自由にして下さい!」(@ ̄□ ̄@;)!!

    王女 賢者♀19
    武器 E:てんばつの杖
    よろい E:ミスリルの鎖かたびら&竜翼のマント
    盾 E:竜皮の盾(小)
    かぶと E:銀の髪飾り
    装飾品 E:婚約指輪(守りの指輪)&竜牙の御守り
    持ち物 王家の短剣
  60. 60 : : 2014/12/09(火) 05:33:43
    ~鍛冶の町 宿屋~

    王女「で、でも、わたくしが鎖かたびらをいただいたら勇者様の防具は?」(´・ω・`)?

    勇者「わたしも少し重装備にしようかと・・・」ガチャリ

    王女「本格的なよろいですのね」( ☆∀☆) キラキラ

    勇者「姫、ちょっと着るのを手伝って下さい」

    王女「もちろんお手伝いしますわ」( ・∇・)

    ガチャガチャ

    遊び人「うわー、カッコいいー!」ピョンピョン

    僧侶「勇者様、ステキ///」ポッ

    魔法使い「・・・///」ポッ

    勇者「久々に重装備してみました」

    王女「勇者様、この青いよろいかぶとは鋼でも、皮でも無いのですね?」(* ̄∇ ̄)ノ コンコン

    勇者「これはドラゴンの甲羅や鱗で作ったプレートと竜皮で出来ているんです」

    王女「ドラゴンの甲羅製のプレートメイル!」(*≧∀≦*)

    勇者「ブレス耐性は勿論、魔法耐性も物理打撃も最高なんですよ」

    王女「勇者様、わたくしの青いマントとお揃いですわね///」(〃ω〃) ペアルック

    勇者「同じドラゴンから作った物ですからね」

    王女「女盗賊さんの竜皮のよろいであれだけ高かったのですから、これはいったい、いくらくらいするのかしら・・・」(´・ω・`)?

    遊び人「お姫さまのクセに、カネの話ばかりすんな!」

    勇者「これは買ったのではなくて元々持ってた物ですから」

    王女「わたくしのマントは?」(〃ω〃)?

    勇者「それも防具屋さんに姫のサイズに合わせて貰っただけで、元々持ってた物です」

    王女「探したら荷馬車の中から他にも色々と出てきそう」( ☆∀☆)

    勇者 商人♂23
    武器 E:オリハルコンの槍
    よろい E:竜甲のよろい
    盾 未装備
    かぶと E:竜甲のかぶと
    装飾品 E:ほしふるうでわ
    持ち物 ミスリルのトマホーク
  61. 61 : : 2014/12/24(水) 12:32:12
    ~フィールド~

    魔法使い「・・・」オドオド

    ガサガサ

    魔法使い「!」ビクゥ!

    ウサギ「」ピョンピョン

    魔法使い「・・・」ホッ

    ガサガサ

    魔法使い「・・・」キョドキョド

    王女「大丈夫なのかしら」(´・ω・`)

    遊び人「きょどーふしんw」

    まもののむれがあらわれた!

    魔法使い「!」ビクゥ!

    スライム×4 スライムベス×2

    魔法使い「め、メガン 」アワアワ

    勇者「取り押さえろ!」

    女戦士「手間のかかる!」バッ

    女盗賊「なんでメガンテなんだよ!」ドサッ

    魔法使い「」モガモガ

    王女「雑魚モンスター相手に自爆しようとするなんて」( ̄□||||!!

    勇者「イオラ!」ピシャーン!

    まもののむれをやっつけた!

    勇者「本当にメガンテを使おうとするなんて・・・」

    王女「スライム相手に自爆してたら命がいくつ有っても足りませんわね」(;・ω・)

    魔法使い「」モガモガ

    女戦士「こいつモンスターと戦闘した事無いんじゃ?」

    女盗賊「なんか引きこもりっぼいしな」

    僧侶「戦士さんの彼女さんなんだから、ちゃんと面倒見てあげて下さいね」

    戦士「えっ、なんで俺の彼女になってんの?」

    王女「だっていつも戦士さんにへばりついてるし」( 〃▽〃)

    遊び人「戦士になついてるじゃん」

    魔法使い「・・・///」ウヘヘ
  62. 62 : : 2014/12/25(木) 06:19:33
    ~フィールド~

    まもののむれがあらわれた!

    ボストロール×1 トロル×3

    女盗賊「こいつらは手強いぞ!」

    勇者「ラリホーマ!」パアア

    ゆうしゃはじゅもんをとなえた!

    ボストロール「Zzzz」

    ボストロールをねむらせた!

    王女「ラリホーマ!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア ← ラリホーマは得意

    おうじょはじゅもんをとなえた!

    トロルA「Zzzz」

    トロルAをねむらせた!

    トロルB「がーっ!」ブンッ

    トロルBのこうげき!

    戦士「うわーっ!」ゴンッ!

    せんしに80のダメージ!

    王女「あっ、またやられた!」( ̄□ ̄;)!!

    魔法使い「!・・・ メガ 」アタフタ

    女戦士「取り押さえろ!」バッ

    女盗賊「だから、自爆すんな!」ドサッ

    魔法使い「」モガモガ

    盗賊A「とうっ!」サクッ

    とうぞくAのこうげき!

    トロルに9のダメージ!

    とうぞくBのこうげき!

    とうぞくCのこうげき!

    中略

    もとしょうにんDのこうげき!

    トロルBをたおした!

    王女「人海戦術!」Σ( ̄ロ ̄lll)

    トロルC「うがーっ!」ブンッ

    トロルCのこうげき!

    僧侶「ぐぬぬ!」ガシッ!

    そうりょはトロルCのこうげきをうけとめた!

    王女「何なのこの娘?」(;・ω・)

    遊び人「ホイミしか使えないのに、馬鹿力ってw」
  63. 63 : : 2014/12/25(木) 06:30:25
    ~フィールド~

    勇者「メラゾーマ!」ゴオオオ!

    ゆうしゃはじゅもんをとなえた!

    ボストロールに180のダメージ!!

    王女「マヒャド!」(* ̄∇ ̄)ノ カチーン ← ヒャド系も得意

    おうじょはじゅもんをとなえた!

    ボストロールに90のダメージ!

    トロルAに100のダメージ!

    トロルCに100のダメージ!

    ボストロールはねむっている!

    トロルAはめをさました!

    戦士「」ピクピク ← 瀕死

    魔法使い「め、メガ 」モガモガ

    女戦士「暴れんな!」ギューッ

    女盗賊「おとなしくしろ!」グイーッ

    トロルC「んがー!」ブンッ

    トロルCのこうげき!

    僧侶「ぬんっ!」ガシッ ← トロルの棍棒をメイスで弾き返した

    そうりょはダメージをうけない!

    王女「この娘こわい・・・」(´・ω・`)

    遊び人「トロルと対等に肉弾戦してるwww」

    元狩人A「えいっ!」ピュン ← 弓矢

    もとかりうどAのこうげき!

    トロルC「」プスッ

    トロルCに10のダメージ!

    もとかりうどBのこうげき!

    もとかりうどCのこうげき!

    中略

    もとせんしDのこうげき!

    トロルCをたおした!

    王女「ちまちました攻撃でトロルを袋叩きにしてる!」!Σ( ̄□ ̄;)

    遊び人「数の暴力には敵わないねー」
  64. 64 : : 2014/12/25(木) 06:47:12
    ~フィールド~

    勇者「イオナズン!」ピシャーン!

    ゆうしゃはじゅもんをとなえた!

    ボストロールに100のダメージ!

    トロルAに120のダメージ!

    ボストロールはめをさました!

    王女「ラリホーマ!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア

    おうじょはじゅもんをとなえた!

    トロルA「Zzzz」

    トロルAをねむらせた!

    戦士「」ピクピク

    僧侶「ホイミ!」スカッ

    そうりょはじゅもんをとなえた!

    戦士「・・・」ピクピク

    せんしのHPが0かいふくした!

    僧侶「あれっ?」オロオロ

    遊び人「ホイミすら失敗w」ケラケラ

    魔法使い「」ジタバタ

    盗賊A「うりゃ!」サクッ

    とうぞくAのこうげき!

    トロルAに6のダメージ!

    とうぞくBの・・・以下略

    王女「また人海戦術だ」(゜m゜;)
  65. 65 : : 2014/12/25(木) 07:06:46
    ~フィールド~

    ボストロール「ぐへへっ!」ブンッ

    ボストロールのこうげき!

    王女「勇者様!」(@ ̄□ ̄@;)!!

    勇者「」ガッ!

    ゆうしゃに3のダメージ!

    王女「え゛、ダメージ3?」(ノ゜ο゜)ノ アレッ?

    勇者「とどめだ!」ザクッ! ← オリハルコンの槍

    ゆうしゃのこうげき!

    ボストロール「げふう!」ドサッ

    ボストロールをたおした!

    まもののむれをやっつけた!

    王女「勇者様、お怪我を!」(゜m゜;)

    勇者「かすり傷ですよ、姫」

    王女「でも、ボストロールの棍棒で」(´・ω・`)

    勇者「重装備の防具で守備力が上がってますから」

    王女「今、治しますわ、ホイミ!」(〃ω〃) ポウッ

    おうじょはじゅもんをとなえた!

    ゆうしゃのHPが3かいふくした!

    遊び人「それより、コレなんとかしてあげなよー」

    戦士「」ピクピク ← コレ

    僧侶「じゃあ、あたしが、ホイミ!」スカッ

    そうりょはじゅもんをとなえ・・・そこねた!

    遊び人「・・・」アキレ

    僧侶「ふぇーん(泣)」
  66. 66 : : 2014/12/25(木) 08:14:31
    後編の重武装商人隊に続きます(* ̄∇ ̄)ノ
  67. 67 : : 2020/09/29(火) 12:54:04
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
yasuo40

さまようよろい

@yasuo40

この作品はシリーズ作品です

商人勇者シリーズ シリーズ

「勇者・魔王」カテゴリの最新記事
「勇者・魔王」SSの交流広場
勇者・魔王 交流広場