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魔法少女まどか☆マギカ~大事な贈り物~

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  1. 1 : : 2014/09/09(火) 23:42:59
    戦闘シーン少なめ、マミほむ、シリアス、それでも平気な方、見ていってください(笑)
  2. 2 : : 2014/09/10(水) 00:30:18
    早乙女先生「皆さんは目玉焼きは…」

    まただ。早乙女先生は毎日こうして同じ話を繰り返している。

    さやか「ま~た駄目だったか~」

    まどか「あはは…」

    そうだ。まただ。

    ほむら「また…ですか…」

    私がそう呟いた時、回りは少し冷たい目で私を睨めつけた。もう慣れた。そしていつもそこで美樹さんが場の空気を変えて、まるで私の発言は無かったかのようになる。ただでさえ今まで寂しい思いをしてきた。あんな思いを…またしたくない…

    休み時間。私はいつも保健室に行く。薬を飲む為だ。でも回りは…

    「あの子ま~た保健室に逃げ込むつもりじゃない?」

    などと聞こえるように言われる。
    そしていつも…

    まどか「みんなそんな言い方酷いよ…暁美さんはまだ学校に慣れてないんだよ?」

    まどかにまた…助けられた。



    帰り道の事だ。

    ???「貴方一人なの?」

    誰だろう…?聞いたことのない声だ。

    マミ「あっ、いきなりごめんね…貴方、暁美さんよね?」

    ほむら「は、はい…そうですけど…」

    マミ「よかった~…ちゃんと会えて。…あっ、私は巴マミ。見滝原中の3年よ」

    それにしても…凄く綺麗だ。オマケにスタイルもいい…

    マミ「いきなりだけど…うちによって行かない?美樹さん達も来るけど…」

    …?美樹さんとはどういう関係なのだろうか…

    ほむら「…行きます」

    マミ「お菓子もたくさん有るのよ?」

    ほむら「お、お菓子ですか?」

    私はずっと病院にいたせいか、お菓子なんて食べたことがない。

    マミ(そう言えば暁美さんは…ずっと心臓の病気で…それじゃあ…お菓子なんて食べた事ないだろういし…)

    ???「お、おーい!マミさーん!!」

    マミ「…?」
  3. 3 : : 2014/09/11(木) 20:33:16
    さやか「ま、魔女が…」

    マミ「!?急がないと…」

    ほむら「え…?え?」

    魔女?何?魔女って…何?

    マミ「暁美さんも…ついてきてくれる?」

    ほむら「は、はい…」

    マミ「美樹さん…場所を教えて」






    ~~~~~~~

     ~~~~

    マミ「今日の魔女も手ごわかったわね…そろそろ私一人じゃ限界なのかしら…」

    ほむら「・・・」

    マミ「佐倉さん…今どうしてるんだろう…」

    佐倉…?聞いたことのない名前だ。その人もマミさんと同じ魔法少女なのだろうか…?

    さやか「マミさん…やっぱり私も魔法少女に…」

    マミ「…美樹さん…あなたにはまだ時間がたくさんあるのよ?…ちゃんと…考えて欲しいの」

    さやか「で、でも…」

    マミ「大きな奇跡にはそれに見合った代償がいるの…だから…ちゃんと考えてほしいの」

    さやか「…わかったよ…マミさん…」

    マミ(佐倉さん…本当にどこに行ってしまったの…?)

    ほむら「魔法…少女…」

    マミ「暁美さん…?」

    ほむら「なんでも…本当に叶うんですか…?」

    マミ「だ、ダメよ暁美さん…」

    ほむら「でも…一人で戦ってるマミさんをただ見てるだけなんて…」

    さやか「そうだよ!マミさん!」

    マミ「…そこまで言うなら…2週間よ」

    さやか「…?」

    マミ「2週間…それまでにきちんと自分のやり残した事とかを全てできる…?」

    さやか「そ、それは…」

    ほむら「できます!」

    さやか「て、転校生!?」

    マミ「魔法少女になってしまったらもう…2度と元の生活には戻れなくなるわ…だから…2週間できちんと気持ちの整理を終わらせて」

    ほむら「…」
  4. 4 : : 2014/09/16(火) 23:27:26
    マミ「……」

    ほむら「マミさん……」

    マミ「暁美さん……貴方には私みたいになってほしくない……」

    ほむら「……」
  5. 5 : : 2014/09/16(火) 23:42:36
    まどか「あっ……マミさん……」

    マミ「…?」

    まどか「ソウルジェムが……」

    マミ「!いけない!急ぎましょう!」

    それにしてもやはり彼女一人では3人も守るのはギリギリだろう……




    さやか(願い…事……か……)

    ガラッ

    上条「さやか…?」

    さやか「あっ……ごめん……何でもない」

    上条「……ねえ……さやか…?」

    さやか「?」

    上条「あ、あのさ……もし、もしもだよ……」

    さやか「う、うん……」

    上条「さやかが良ければなんだけどさ……」



    ガラッ

    ほむら「み、美樹さん!!」

    さやか「ほむら!?」

    ほむら「大変なんです!」




    さやか「恭介ごめん……後でもう一回来るね…」

    上条「う、うん……」(で、でも助かったかも……)







    マミ「何!?なんで!?何でなの!?」

    まどか「マ、マミさん……」

    マミ「………」



    さやか「マミさん!」

    マミ「………何でよ………」

    さやか「こ、これは…?」

    まどか「マミさん…魔女に男の子が取り込まれるのを助けられなくて……」

    さやか「……」



    ???「子供一人くらい諦めなよ」

    マミ「…左倉さん…!」
  6. 6 : : 2014/09/22(月) 15:42:33
    杏子「子供一人くらい魔女に食わせとけって」

    マミ「…」

    杏子「グリーフシードを落とさない使い魔を倒したって魔力の無駄だろ?」

    マミ「…」

    杏子「…なにさ…黙り込んじゃってさ…?」

    マミ「あなたと私はどうやらもう仲良くできないみたいね」

    杏子「もともと仲良くする気もないだろ?」

    マミ「!?」

    さやか「あんた…なんなのよ…」

    杏子「誰さあんた…そもそもなんで魔法少女でもない奴がこんなところにいるのさ?」

    さやか「…」

    杏子「魔法少女でもない一般人が同じ結界に居るだけで戦いにくいっていうのに…3人もいんのかよ…」

    さやか「…」

    杏子「マミ…あんたこの子たちも殺すつもりかい?」

    マミ「!?そんなわけないでしょう…?」

    杏子「何が違うのさ…こんな一般人が結界に入れば食われるだけだろ?」

    さやか「あんた…マミさんは街のために戦ってるんだ…!魔女にしか興味ないあんたとは違う…!」

    杏子「まあいいや…でも…次また一般人を連れてるようならその子ら…魔女のエサにでもしてやるよ」











    さやか「なんなのあいつ…」

    マミ「佐倉さん…どうしてあんな風に…」

    さやか「マミさん…?」

    マミ「昔ね…あの子とコンビを組んでたことがあるの…」










    ~~~~~~~~~

    ~~~~~


    杏子「なあキュウべえ…なんなのさ、あの一般人は」

    キュウべぇ「彼女たちかい?彼女たちも魔法少女になる資格のある者たちさ」

    杏子「へえ…」

    キュウべぇ「特に鹿目まどか…彼女はとんでもない素質がある…」

    杏子「…?」

    キュウべぇ「彼女はあのマミですら超える魔法少女になるだろうね」

    杏子「!?おい…それって…もしそいつが絶望でもしたら…」

    キュウべぇ「おそらく…10日ほどで地球は滅ぶだろう」

    杏子「・・・」
  7. 7 : : 2014/09/26(金) 14:59:58


    さやか「…うそ…」

    マミ「本当よ…」

    ほむら「じゃあなんで佐倉さんはあんな風に…」

    マミ「…あなたたちも…願いを決めるなら話しておいたほうがいいわね…」
  8. 8 : : 2014/09/27(土) 22:02:07






    さやか「そんなことが…」

    マミ「…」






    ~次の日~

    さやか「恭介おはよーっ!」

    恭介「さ、さやか!?」

    さやか「…?」

    恭介「い、いや…いつも以上に元気だったから…」

    さやか「…」

    恭介「…さやか…?」

    さやか「ねえ…恭介…」

    恭介「…?」

    さやか「腕が…もし…もしだよ?治ったらさ…」

    恭介「…」

    さやか「バイオリン…再開するの…?」

    恭介「…多分…」

    さやか「やっぱり…そうかぁ~…」

    恭介「ね、ねえ…さやか…」

    さやか「…?」

    恭介「僕はさやかのことが…」

    さやか「恭介…まって…」

    恭介「…」

    さやか「1日だけ…まって…」
  9. 9 : : 2014/09/30(火) 21:45:55
    さやか(ごめん恭介…もう…ダメだ…)



    ~数時間前~

    キュゥべえ「本当にいいのかい?」

    さやか「…うん…」

    キュゥべえ「…美樹さやか…君はどんな願いでそのソウルジェムを輝かすんだい…?」

    さやか「あたしの願いは…」







    杏子「…あいつも魔法少女になったっていうのかい?」

    キュゥべえ「そうだよ」

    杏子「…あの馬鹿…」

    キュゥべえ「君は彼女をどうしたいんだい?」

    杏子「…」

    キュゥべえ「君が魔法少女の成れの果てがどうなるのか知ってるから止めたかったのかい?」

    杏子「…」

    キュゥべえ「まあ、いいや…」

    杏子「…インキュベーター…外道が…!」







    まどか「…?ほむらちゃん…?」

    ほむら「あ…」

    まどか「…?何してたの…?」

    ほむら「私に何か出来ることがないかなって思って…」

    まどか「そっか…私も一緒に…いい?」

    ほむら「はい」







    ~土曜日~

    まどか「あ!ほむらちゃ~ん!」

    ほむら「あ…」

    まどか「おまたせ…まった?」

    ほむら「いえ…私もさっき来たから…」

    まどか「そっか…じゃあ…行こっか」

    ほむら「はい」
  10. 10 : : 2014/09/30(火) 23:36:20




    まどか「ほむらちゃん!こっちこっち!」

    ほむら「ま、まってください…」

    まどかと私の…最初で最後の…買い物に…なるだろう…

    ほむら「どれがいいんでしょうか…」

    まどか「う~ん…マミさんの好み聞くの忘れちゃった…」

    ほむら「ど、どうしましょう…」

    ??「あれ?何してんの?」

    まどか「さ、さやかちゃん?!」
  11. 11 : : 2014/10/02(木) 19:58:29
    ほむら「あ、い、いえ…その…」

    さやか「隠し事は良くないぞぉ~」

    ほむら「じ、実は…」









    さやか「へえ~…それで…マミさんに何か贈ろうってこと?」

    ほむら「は、はい…」

    さやか「マミさんのお守り代わり…か…」

    まどか「…?さやかちゃん…?」

    さやか「あ…い、いやぁ、な、なんでもない」

    まどか「…?そう…?」

    ほむら「あれ…?美樹さん…?」

    さやか「ん?どうしたの?」

    ほむら「その指輪…」

    さやか「え?!あ、こ、これ?!…こ、これは…あれだよあれ…」

    まどか「…?上条君からの贈り物…?」

    さやか「そ、そう!恭介からの贈り物だよ!」

    ほむら「本当ですか…?」

    さやか「ほ、本当だってば…」

    ほむら「そうですか…」

    さやか「…あ、あたしも手伝おうか?」

    まどか「本当!?手伝ってくれる!?」

    さやか「う、うん」








    その後…私とまどか…そして美樹さやかは巴マミに贈るものを選んだ…その時、美樹さやかはずっと何か隠しているかの様子で一緒にいた…
  12. 12 : : 2014/10/03(金) 21:01:18
    …そして…1週間後…

    マミ「美樹さん…佐倉さん…もう少しで…おそらく…」

    杏子「…来るんだな…?いよいよ…」

    さやか「…ワルプルギスの夜…!」

    マミ「そうよ…敵の実力が未知数…ましてや最強の魔女…油断したらその瞬間死ぬって思ったほうがいいわ」

    杏子「言われなくってもわかってるよ」

    さやか「大丈夫ですよマミさん…あたし達なら絶対に勝てますって」

    マミ「…」









    マミ「…」

    ピンポーン

    マミ「…?こんな時間に…?」



    マミ「はーい…って…明美さんと鹿目さん!?」

    ほむら「こんな時間にすいません…」

    まどか「その…渡したいものがあって…」

    マミ「渡したい…もの…?」

    ほむら「…これです」

    マミ「これは…」




    マミ「ペンダント…?」

    ほむら「はい…」

    まどか「せめてものお守りって…ほむらちゃんと二人で…」

    マミ「これを…私に…?」

    ほむら「あの…迷惑だったでしょうか…?」

    マミ「違うの…嬉しいの…でも…プレゼントなんて初めてだから…」

    まどか「マミさん…」

    マミ「ありがとう…大切にさせてもらうわね」ニコッ

    ほむら&まどか「はい!」








    おそらく…これが最後の会話だっただろう…
    その後、上条恭介によって、美樹さやかは魔法少女になっていたということが知らされた…
    あの時のまどかの顔は…今でも…忘れられない
  13. 13 : : 2014/10/04(土) 07:39:31
    まどか「…」

    ほむら「マミさん…?」

    まどか「…」

    ほむら「…」

    まどか「ほむらちゃん…?」

    ほむら「何…?鹿目さん…?」

    まどか「やり直したいよ…」

    ほむら「…」

    まどか「でもね…私じゃそんなのとても耐えられない…」

    ほむら「…」

    まどか「私の代わりに…ほむらちゃんに頼めないかな…?」

    ほむら「…鹿目さん…」

    まどか「私…最低だね…自分が嫌だからって…ほかの人に押し付けるなんて」

    ほむら「…」









    そして…私とまどかは…魔法少女になった…

    私は時間を移動する魔法を…そしてまどかは…







    まどか「キュゥべえ…ほむらちゃんの…魔法少女としての記憶…消せないかな…?」

    キュゥべえ「不可能じゃないよ」

    ほむら「まど…か…?」


    まどか「名前で…呼んでくれたね」ニコッ




    無理に笑っている。すぐにそう分かる笑顔だった…



    そして私は…まどかの願いで魔法少女関係の記憶…そして一部の記憶が消され…魔法少女を救う…ただそれだけの道しるべを辿りに…幸せな世界を望んだ
  14. 14 : : 2014/10/05(日) 19:43:10
    ほむら「……?」

    ポケットになにか入っているのに気づいた…


    ほむら「…いつのだったっけ…?」



    魔法少女全員で撮った…プリクラだ




    ほむら「…何としてでも…全員を救わなきゃ…!」




    そう…また…5人で………幸せな毎日を送るために
  15. 15 : : 2014/10/13(月) 20:10:40
    ほむら「今回…何かがおかしい…」

    まどか「ほむらちゃん…?」

    ほむら「ねえまどか…巴マミは?」

    まどか「…?ほむらちゃん…?誰のこと言ってるの?」

    ほむら「!?」

    まどか「どうしたの…?」

    ほむら「い、いえ…何でもないわ…」







    ほむら「美樹さやか…」

    さやか「…?何?ほむら」

    ほむら「巴マミは…?」

    さやか「誰のこと?巴マミ…?誰…?まさか先輩…?」

    ほむら「そう…」

    さやか「…?あんた…なんか企んでる?」

    ほむら「いえ…じゃあまた明日学校で会いましょう」








    ほむら「佐倉杏子」

    杏子「…?…なんだ…ほむらか」

    ほむら「あなた…巴マミを知らない?」

    杏子「…まあ…知らないことはないよ」

    ほむら「!」

    杏子「見滝原の3年だろ?」

    ほむら「…よかった…」

    杏子「でもあいつがどうしたんだ?魔法少女でもないやつのはなしして…」

    ほむら「…え?」

    杏子「…?あんたが何考えてるか知らないけどさ…魔法少女でもない一般人を巻き込むのだけはやめろよ?」







    ほむら「…どういうこと…?全員が彼女のことを知らない…?正確には佐倉杏子は少なくとも存在自体は知っていた…」



    キュゥべえ「やあ、暁美ほむら」


    ほむら「…キュゥべえ…」

    キュゥべえ「巴マミ…君がどうして彼女の存在を知っているんだい?」

    ほむら「…あなたに教えると思う?」

    キュゥべえ「…まあいいや…」

    キュゥべえ「君は僕にもよくわからないイレギュラーな存在だしね」

    ほむら「キュゥべえ…一つ聞いていい?」

    キュゥべえ「なんだい?」

    ほむら「巴マミは…魔法少女になり得るの?」

    キュゥべえ「もちろんさ、ただ…きっかけがないけどね」

    ほむら「…そう…」
  16. 16 : : 2014/10/14(火) 20:48:32
    私が時間を繰り返した中で…いつしか巴マミという魔法少女は姿を消し、普通の少女になったようだ…

    これでよかった…はずなのに…

    ほむら「…まだ…やるべきことは残ってる」

    それでも繰り返す…

    再び…魔法少女である巴マミに会うために…




    まどか「ほむらちゃん…?何書いてるの?」

    ほむら「…ただの…日記よ」
  17. 17 : : 2014/10/15(水) 20:16:45
    まどか「へえ…ほむらちゃん…日記なんてつけてるんだ」

    ほむら「…ダメ?」

    まどか「ううん…意外だなって」

    ほむら「…そう…」

    ほむら(まどか…必ずあなたも救ってみせる)

    まどか「ねえほむらちゃん」

    ほむら「…何?」

    まどか「どうして…泣いてるの?」

    ほむら「…何でもないの…何でもないのに…」

    まどか「ほむらちゃん…何か隠してない?」

    ほむら「…教えるわけ無いでしょう…?あなたをこの戦いに巻き込むわけにはいかないんだから…」

    まどか「…そっか…」

    ほむら「まどか…決して魔法少女になっちゃだめよ」

    まどか「うん…でも…ほむらちゃんも約束して?」

    ほむら「…?」
  18. 18 : : 2014/10/16(木) 21:53:34
    まどか「一人で不安になったら…私を頼ってね?」

    ほむら「ええ…わかったわ」

    この会話を最後に…私はこの時間軸から姿を消した。
    次こそ…次こそ絶対に…




    ほむら「…どうして…?どうしていつもこうなの?やっと…やっと会えたと思ったのに…巴マミ…ねえ…どうしてよ…」

    まどか「ほむらちゃん…」


    キュゥべえ「その発言からすると…君はこの時間軸の人間じゃないってことだね?」

    ほむら「あなたには関係ないわ…!」

    キュゥべえ「そうか…まあいい、そのうち君もその愚かさに気づくだろうしね」

    インキュベーター…ここまできて…後一歩のところで…
    やつは邪魔する…私の目的を。

    ほむら「…まどか…気をつけて、これから…ワルプルギスの夜が来る。それまでに…何としてでも…佐倉杏子と…美樹さやかを脱落させてはダメ…」

    そう言い残し…また…

    ほむら「…何度やっても…何度やっても…同じ結末にしかならないなら…私は一体何をしてるって言うの…?」

    キュゥべえ「暁美ほむら、そろそろ気づいたかい?」

    ほむら「インキュベーター…!!」

    キュゥべえ「君のしてきたことは………」






    ほむら「…」

    キュゥべえ「君はそれでも続けるのかい?」

    ほむら「…もちろよ」

    キュゥべえ「やれやれ…やっぱり人間という生き物は理解しがたいね」

    ほむら「そう…だったら…この星から出ていけばいいんじゃないかしら?」

    キュゥべえ「それは困るね」

    ほむら「…そう……」

    キュゥべえ「もう行くっていうのかい?」

    ほむら「ええ…どうせまたあなたは邪魔するんでしょけどね」

    キュゥべえ「もちろんさ、僕はまどかを魔法少女にできるまで続けるからね」

    ほむら「……じゃあね、インキュベーター」




    時間移動と同時に、私はインキュベーターに対して引き金を引いた。
  19. 19 : : 2014/10/19(日) 22:47:48
    ほむら「まどか…あなたは…」

    まどか「ほむらちゃん…ごめんね…でもね、こうするしかほむらちゃんやみんなを助けられないの」

    ほむら「あなたは…自分の存在が消えても平気なの?」

    まどか「平気じゃないよ…でも…ほむらちゃんがまた、助けてくれるって信じてるから…」

    ほむら「約束するわ…絶対にあなたを救ってみせる!」

    まどか「うん…じゃあ…行くね?ほむらちゃん」

    ほむら「…」




    そして、まどかは全ての時間軸からすがたを消した。

    ほむら「…」






    マミ「暁美さん?」

    ほむら「マミ…さん…?」

    マミ「暁美さん…?どうしたの?」

    ほむら「…いえ…なんでもないです」

    マミ「そう…じゃあ行きましょうか」

    ほむら「はい!」




    まどかを救ってみせる。この新しい世界で

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著者情報
jeanmaru

ジャンマルα

@jeanmaru

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魔女少女まどか☆マギカ 〜神様の記憶〜 シリーズ

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