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キツネっ娘「ふっふっふ…よく来たな勇者よ!!とりあえず助けてくれ!!」

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  1. 1 : : 2014/09/02(火) 20:07:28
    こんにちは。下手の横好きでまた立ててしまいました…

    精いっぱい頑張りますので温かく見守っていただけると嬉しいです。




    キツネっ娘「ふっふっふ…よく来たな勇者よ!!とりあえず助けてくれ!!」

    勇者「…………」クルッ…スタスタスタ
  2. 2 : : 2014/09/02(火) 20:11:06
    キツネっ娘「ま、待て!!話くらい聞け!!」

    勇者「はぁぁぁあああ…」

    キツネっ娘「な、なんじゃその溜息は!!」

    勇者「いや、めんどくさい奴にあったなと思って」

    キツネっ娘「な、なんじゃと!!」

    勇者「俺勇者だからわかっるけどお前魔王だろ」

    魔王「むっふっふ…何を隠そうそうなのじゃ!!」フンス

    勇者「…で…俺助ける必要なくね?」
  3. 3 : : 2014/09/02(火) 20:16:00
    勇者「というか出会ったその時から気になってるんだが、なんで魔王が縄に縛られてるんだ?立った状態で…」

    魔王「うむ、よくぞ聞いてくれた。これは対勇者用捕縛罠なのじゃ!!」

    勇者「…とりあえず話進まないから続けてくれ」

    魔王「数日前、ここに勇者が来たという報告を受け、ここに来たのじゃが…」

    勇者「自分で引っかかったのか?」

    魔王「そうじゃ」

    勇者「…恥ずかしくないの?」
  4. 4 : : 2014/09/02(火) 20:19:08
    期待ですw
  5. 5 : : 2014/09/02(火) 20:21:46
    魔王「というか切実に助けてくれ…この縄には魔力を外に出させない仕掛けがしてあってどうにもならんのじゃ…」

    勇者「ふむ…………」

    魔王「…………」ウルウルウル

    勇者「というか冷静に考えたらこれ物凄いチャンスじゃね?」

    魔王「!!!」ビクッ

    魔王「ま…待て、お前は体の自由のきかぬ美しい女性に手をあげるのか??」

    勇者「いや、俺巨乳無理なんで」

    魔王「なんと!!」
  6. 6 : : 2014/09/02(火) 20:28:47
    が、ガンバリマス
  7. 7 : : 2014/09/02(火) 20:32:42
    魔王「よ、よく考えてみよ…わしは聖剣か魔族でしか殺すことはできぬぞ!」

    魔王「このダンジョンは確かに終盤じゃがまだ聖剣のある場所にはまだたどり着いてないじゃろ?」

    勇者「いや、俺来るの二回目だから」スチャッ セイケンッ

    魔王「…………」

    勇者「…殺生は好きじゃないけど、命令だから許せ」ブンッ

    魔王「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」サッ

    勇者「おぉ~~なかなか器用だな」スパッ
  8. 8 : : 2014/09/02(火) 20:39:36
    ボンッ!!!

    勇者「!!!」

    魔王「!!!」

    勇者「………えっと」

    魔王「…………」

    勇者「どういう事だ…なんか子供になったけど…おもに胸が……」

    魔王「…やはりこれ(胸)の存在感は魔王にとって必要かと思って…」

    勇者「変身魔法で大きくしてた…と?」

    魔王「わっ…悪いかっ!!」

    勇者「お、落ちつけって、誰も悪いなんて…むしろ…」

    魔王「だいたい差別を無くすとか言ったって個体差がある時点でそれは差別じゃ!!わしだって好きでこんな…」
  9. 9 : : 2014/09/02(火) 20:43:53
    魔王「ハァ…ハァ…」

    勇者「…落ち着いたか?」

    魔王「…うむ…」

    勇者「所で、何で急に解けたんだ?」

    魔王「さっき縄が一本切られたせいで魔力が外に流出したのじゃろう」

    勇者「…なら切れば更に…」ゴクリ

    魔王「いや、これが本来のわしの姿じゃ…そう…本来の…」

    勇者「……今、それ言わなければ助けてもらえたかも、という考えはなかったのか?」

    魔王「しまった!!」
  10. 10 : : 2014/09/02(火) 20:51:21
    勇者「だが事情が変わった…こんな子(ロリ)を俺は切れない…くっ…」

    魔王「ならもう良いじゃろ!!助けろ!!」

    勇者「いや…俺には使命が…」

    魔王「…ならば助けてくれたならこの尻尾と耳を好きなだけ触らせてやるぞ!!」

    勇者「助けます」キリッ

    魔王「ふぅ………」

    勇者「あれ?」

    魔王「?」
  11. 11 : : 2014/09/02(火) 20:55:46
    勇者「これ、別に許可取らなくても触れるじゃん」モフモフモフ

    魔王「こらぁっ!!何勝手に触っておる!!」

    勇者「いや、いい毛並だと思って」

    魔王「むっふっふ…当然じゃわしを誰だとおもっとる」

    勇者(……この子随分と扱いやすいな)

    魔王「んっ…そろそろ良いじゃろ?」

    勇者「うむ、堪能した」

    魔王「で、やはり助けてはくれぬのか?」

    勇者「堪能したからな」

    魔王「むぅ…解せん」

    勇者「じゃあ」
  12. 12 : : 2014/09/02(火) 20:58:35
    勇者「ちょっと魔族滅ぼしてくるわ」

    魔王「ちょっと待て―――なぜそうなるのじゃ!!」

    勇者「魔族滅ぼせば、お前を助けようとするやつはいなくなる。そして俺は国王に魔王倒した、と報告する、そして家にお前を連れて帰る。」

    勇者「完璧だな!!」

    魔王「待て…わかった、助けてくれたのならわしの体をどうにでもしてよいから、助けてくれ」

    勇者「いや、それはいい」

    魔王「なん…じゃと?」

    勇者「YesロリコンNoタッチだ、皆も心がけとけよ、じゃないと犯罪者になるぞ」
  13. 13 : : 2014/09/02(火) 21:02:45
    魔王「…どうしてもだめか?」

    勇者「どうしてもだめだな」

    魔王「なぜじゃ!?」

    勇者「俺が勇者でお前が魔王だからだ」

    魔王「家にテイクアウトは駄目じゃないのにか?」

    勇者「いかがわしい言葉を使うな!!俺はただお前を丹精込めて育てたいだけだ!!!」

    魔王(マズイ…こやつ変態か!!)
  14. 14 : : 2014/09/02(火) 21:17:16
    勇者「それに、助けたらまた人を殺すだろ?」

    勇者「ということで滅ぼしてくる」

    魔王「ま…待て、それはお主らとて同じではないか!!」

    魔王「わしらはお主らがわしらを殺しに来るから、その仕返しや威嚇の意味合いで殺しておるだけじゃ!!」

    魔王「…もし魔族を滅ぼすというのならわしを倒してからにしろ!!」

    勇者「…よくこの状況でそんなこと言えたな」

    魔王「うるさい!!」

    勇者「……はぁ」スタスタスタスタ

    魔王「ま…待て貴様ぁ!!!」




    「マテ~~~~」

    勇者「……予想外だな」
  15. 15 : : 2014/09/02(火) 21:25:54
    期待!w
  16. 16 : : 2014/09/02(火) 21:38:56
    国王「……なんとそんな事が…」

    勇者「…はい。この情報は確かだと思います」

    国王「…真実を見抜く力を持つお主がそういうのなら間違いはないのだろう」

    勇者「…どう、いたしますか?」

    国王「…どうやらわしらは互いを知らなさ過ぎるようだ…それ故に血が流れるというのならば、取るべきことは一つ」

    国王「やはり、魔族を知ることだろう」

    勇者「…私もそう思います。」

    国王「では、早速準備をせねばな、側近!!」

    側近「…良いのですか?」

    国王「うむ」

    側近「…わかりました」

    国王「…その前に勇者よ」

    勇者「は、?」

    国王「その魔王とやらに会わせてくれ」
  17. 17 : : 2014/09/02(火) 23:08:51
    魔王「グスッ…」

    タッタッタッタ

    魔王「…!!」

    勇者「やぁ」

    魔王「そんな…じゃあ私たち(魔族)は…」ポロポロ

    勇者「待て、まだ魔族は滅ぼしてない」

    魔王「ほんとか?」グスッ

    勇者「あぁ、今回は国王がお前に会いたいそうだから迎えに来たんだ」

    魔王「人間の国王が…?」

    勇者「あぁ、和平交渉がしたいって」

    魔王「!!!!」

    魔王「本当か??」

    勇者「あぁ」

    魔王「こうしてはおれん、皆に報告じゃぁぁぁっ!!」ズテン

    勇者「おい、縄忘れてるぞ」スパッスパッスパッ

    魔王「~~~~っ!!」ノビ~~

    魔王「久しぶりに自由なのじゃが、お主、随分と簡単に信じたのう」
  18. 18 : : 2014/09/03(水) 22:33:41
    勇者「…まぁな」

    魔王「まぁ、何はともあれ助かった、礼を言おう」

    勇者「早速来てもらえるか?」

    魔王「…その前に皆に報告してよいか?」

    勇者「俺がついて行っていいならな」

    魔王「うむ、わかった」

    勇者「じゃ、案内頼む」

    魔王「うむ、着いてくるのじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」グルグル

    魔王「ゆ…勇者よ」

    勇者「……………」

    魔王「えっと…とりあえず助けてくれ」

    勇者「…それ、お前が仕掛けた罠か?」

    魔王「う、うむ…」

    勇者「……………」

    魔王「な、なんか言ってくれ!!」
  19. 19 : : 2014/09/04(木) 19:31:00
    勇者「お前本当に魔王か?」

    魔王「うむ…(ここに仕掛けた覚えはないのじゃが…)」

    勇者「…………」

    ?「魔王様!!ご無事でしたか!!」

    魔王「将軍!!」

    将軍「貴様は…(ちっ…どうやら作戦は失敗のようだな)」

    勇者「っ!魔王そいつから離れろ!!」

    魔王「何を言って…?」

    将軍「ちっ!!」ブゥンッ

    魔王「おぉっ!!??」サッ

    勇者「はぁっ!!」ガキンッ

    魔王「なっ…なぜわしに刃を向ける将軍!!」

    将軍「さぁ、何ででしょうかね!!」グンッ

    勇者「っ!!」サッ

    将軍「こい!!」

    ダダダダダダダダダダダダダ

    勇者「まずい、逃げるぞ!!」ヒョイ

    魔王「こ、こらっ!!持ち上げるな!!」

    将軍「逃がすな、追え!!」
  20. 20 : : 2014/09/04(木) 20:16:05
    勇者「…ここまでくれば大丈夫か」

    魔王「むぅ…何故将軍が…」

    勇者「まぁ、こいつが魔王なら不満はあるわな」

    魔王「なっ…なんじゃと!!」

    勇者「今回の罠はお前を陥れようとして張ったやつらしいが、」

    魔王「当然だ、そうでなければこのわしが引っ掛かるわけなかろう!!」

    勇者「でもそれ以前になんかこう…ちっちゃい?」

    魔王「マオウ・コリツォー・ボーフ・スミェールチ!!!」※打撃技の後に逆エビに持ってく技

    勇者「なっ、なんだそのわかりずらい技のチョイスはっ!!」

    魔王「フハハハハ!!魔王の力思い知ったか!!」

    勇者「それ以前に魔王なら魔法使えよぉぉぉ!!!」ギブギブ

    魔王「その手があったか!」
  21. 21 : : 2014/09/04(木) 22:21:04
    勇者「で、どうするんだ?」

    魔王「城へ行って、このことを公にせねば」

    勇者「全員裏切ったって可能性はないのか?」

    魔王「さっき見た限り敵は将軍の私兵だけじゃったからの」

    勇者「…大丈夫なのか?」

    魔王「当然じゃ」

    勇者「見たところお前力落ちてる上にあの数と殺り合って勝てるのか?」

    魔王「と、当然じゃわしはま、魔王じゃぞ」アセアセ

    勇者(わかりやすいなこいつ…大丈夫か?まぁ、)

    勇者「そこが可愛いんだがな」ナデナデ

    魔王「なっ…可愛いとはなんじゃ可愛いとは!!」

    勇者「可愛いのだからしょうがないだろ」

    魔王「だいたい、たとえお前が勇者として長年生きているとしても、わしの方が年上じゃぞ!!」

    勇者「ごっ…合法ロリだとっ…!!」

    魔王「ごうほうろり?」
  22. 22 : : 2014/09/04(木) 22:29:22
    勇者「勇者になって早160年、孤児院を建て成長していく少女たち……(少年達もいたっけ)を温かく見守り、心を鎮めてきたというのに…まさかこんな…俺の、いや、世界の救世主が現れるとはぁっ!!」ガバァッ

    魔王「なっ…抱きつくな!!というかわしは今かなり引いておるぞ!!」

    ?『勇者よ…』

    勇者『お、お師匠様(意味深)!!』

    師匠『よくぞ私のたどり着けなかった真理にたどり着いてくれた』

    勇者『これが…真理…』

    師匠『あぁ、私たちが探し求めてきたすべて…』

    勇者『師匠!!』

    師匠『勇者よ…』

    勇者・師匠『『合法ロリ万歳!!!!!』』

    魔王「おちつけ勇者!!頼むから戻ってきてくれ!!」
  23. 23 : : 2014/09/04(木) 22:44:13
    勇者「はっ」

    魔王「おぉ、戻ってきたか!」

    勇者「すまない、今師匠にあった気がしたのだが…」

    魔王「とりあえず、この事態を終わらせたらそちらへ行く、その時にきちんとお礼をしよう」

    勇者「いや、俺も一緒に行くぞ」

    魔王「しかし、これ以上迷惑は…」

    勇者「迷惑じゃないから安心しろ」

    魔王「むぅ、まぁ素直に助かるが、本当に良いのか?」

    勇者「あぁ、当然だ」

    魔王「そうか!!ま、まぁわし一人でもどうにかなるが仕方ないのう」バッサバッサ

    勇者(…癒されるなぁ…あの尻尾またモフモフしたいな…)
  24. 24 : : 2014/09/06(土) 23:13:39
    魔王「着いてくるとなると状況を説明せねばのう」

    勇者「状況?」

    魔王「あぁ、まずわし達は二つに割れてしまっておるのじゃ」

    勇者「二つ?…共存派と否定派か?」

    魔王「そのとうりじゃ。わしは共存派の魔王じゃ」

    勇者「…俺に罠仕掛けてか??」

    魔王「あれはあくまで捕縛用じゃ、殺ろうと思ったら殺す罠じゃ」

    勇者「なるほど、それで会話しようよしたのか」

    魔王「…まぁ、流石に人を殺したことないとは言えぬがな」

    勇者「で、将軍は共存派だったのか」

    魔王「うむ…じゃが…」

    勇者「裏切ったか」

    魔王「うむ」

    勇者「こんな子を裏切るとは…許せんな」

    魔王「…最初はまともだと思ったがお主は変態じゃな」
  25. 25 : : 2014/09/07(日) 00:58:06
    勇者「んじゃ、今度こそ魔王城へ案内してくれ」

    魔王「…そうじゃな(将軍がいるとなると遠回りするしか)」

    勇者「できるだけ近い道にしてくれ」

    魔王「おぉ?そうか、わかった」

    勇者「お前に早く家を紹介したいしな」

    魔王「もしかしなくてもわしを連れて帰る気満々じゃな」

    勇者「お礼してくれるんだろ?」

    魔王「お礼って、お主の家に行くことがか!?」

    勇者「あぁ」

    魔王「じゃがわしは育ってゆかんぞ?」

    勇者「むしろ好印象」

    魔王「…はぁ…命のお礼じゃ、仕方ないの」

    勇者「……………」

    魔王「なんじゃ?」

    勇者「いや、案外すんなり行ったからちょっと」

    魔王「お主が言いだしたことじゃろ」

    勇者「断られる前提で7個のパターンを用意していたのに…」

    魔王「どれだけわしを連れて帰りたいんじゃお主は…」

    勇者「なんとしても!」キリッ

    魔王「手が付けられんのう、お主は…」
  26. 26 : : 2014/09/07(日) 09:55:43
    期待期待
  27. 27 : : 2014/09/07(日) 19:36:27
    魔王「…(歩き始めてずいぶん経つが少し腹が減ったのう)」

    勇者「…………」

    魔王「…………」

    勇者「…飯にするか」

    魔王「むっ?そうじゃの」

    勇者「ここら辺、見たところ食えそうな奴が結構あるからな」

    魔王「そうなのか?」

    勇者「…そうだな…お前は薪でも拾ってきてくれないか?」

    魔王「うむ。承知した」

    魔王(しかし、こ奴はなかなかにタイミングが良いのう)

    勇者(…………………)
  28. 28 : : 2014/09/07(日) 20:51:08
    勇者「…こんなもんか」

    魔王「なんじゃこれは!!!」

    勇者「ん?どうした?」

    魔王「いや、わしは始め魚を焼いたりとかそのような物を考えておったのじゃ」

    勇者「ふむ」

    魔王「じゃが、こんなドロドロしたものを出して…どう見ても生き物の食すものではないじゃないか!!」

    勇者「ならお前は食わないのか?」

    魔王「と、当然じゃ!」

    魔王「本当に食べ物ならば主が食べてみよ」

    勇者「わかった」ヒョイッパクッ

    魔王「…本当に食べ物なのか?」

    勇者「俺はお前には嘘はつかん、命に代えてもな!!」

    魔王「お、おぉ…(やけに説得力があるのう)」グゥゥゥゥゥ~

    勇者「な?」

    魔王「……そうじゃの///」パクッ

    魔王「なっ…なんじゃこれは…」

    勇者「うまいのか?」

    魔王「うまいのじゃ!!」

    魔王「予想以上じゃなこれは!!」パクパクパクパク

    勇者(あぁ…幸せだな…)
  29. 29 : : 2014/09/07(日) 21:04:43
    セットのA(魔王、魔王専用ドレス×5)下さい&期待です
  30. 30 : : 2014/09/07(日) 21:50:47
    勇者「うまかったか?」

    魔王「うむ、にしてもこれが人間の料理なのか?」

    勇者「あぁ、そうなるな」

    魔王「こんなにうまいのか…」

    勇者「…魔界ではどんなの食べてたんだ?」

    魔王「肉じゃな」

    勇者「…ちなみにどんな?」

    魔王「肉じゃ」

    勇者「ナルホド…まぁ一応魔王なんだよなお前は」

    魔王「一応とはなんじゃ!!一応とは!!」

    勇者「いやだって…ねぇ」

    魔王「ちぃさいだと!!!」

    勇者「待て!まだ言ってない!!」

    魔王「マオウ・トライアングル・スコーピオン!!」(足の関節技)

    勇者「コマンドサンボからプロレスにした心意気には感謝するけども!!」

    魔王「感謝するがよい!!」

    勇者「なんで魔法じゃないんだ~~~~!!」ギブギブ

    魔王「コマンドサンボとよくわかったの、あれはこの前読んだ史上最強の…師匠?…何とかという漫画に出てたのじゃ」

    勇者「確かに史上最強っぽいけども弟子の方だ~~!!」

    魔王「おぉ、それじゃそれじゃ」
  31. 31 : : 2014/09/07(日) 23:25:10
    勇者「…だが、もう遅い、そろそろ寝よう」

    魔王「む?確かにもう遅いのう」

    勇者「ということで、はい」ポフッ

    魔王「なんじゃ…これは?A,B,C?」

    勇者「はい」

    魔王「む、?」

    勇者「……Aか。はい」

    魔王「……なっ…なんじゃこのふりふりした服は!!」

    勇者「Aコース」

    魔王「そうでは…A?」

    勇者「Aは可愛らしさを、Bは美しさを、Cは…俺の好みだ」

    魔王「…それで、この動きずらそうな…」

    勇者「ネグリジェだ」

    魔王「こんなの着ると思っておるのか?」

    勇者「命の恩人でもダメか??」

    魔王「それはお主の家に行くことになったのではないのか?」

    勇者「お願いします」ドゲザ

    魔王「そこまでするか!!」

    勇者「この服達を着てくれれば何でもする!!」

    魔王「む、むぅ…とっ、とりあえず旅の途中はこんな動きずらいかっこはできん!!」

    勇者「じゃぁ家に来たら!?」

    魔王「ま、まぁ考えてやらんことは…なくもないぞ」

    勇者「」チ~ン

    魔王「ゆっ、勇者!!??」

    勇者「はっ…すまん、あまりの嬉しさに天使と会話してしまっていた」

    魔王「断ったら断ったらで死神と対話してそうじゃなお主は…」
  32. 32 : : 2014/09/08(月) 16:08:45
    勇者「今なら寝間着1着に着替えが4着ついてくるからな」

    魔王「おい、わしは商品じゃないぞ!!」
  33. 33 : : 2014/09/08(月) 16:15:09
    魔王「さてと、勇者、ここを超えればいよいよ敵の陣地じゃ」

    勇者「将軍が待ち伏せしてるってことか?」

    魔王「うむ」

    勇者「ま、俺はいつでも準備は万端だ。それよりお前は大丈夫なのか?」

    魔王「当然じゃ、今回は誰にでもわかる技を用意してあるからな」

    勇者(俺は魔力について聞いたんだが…)

    魔王「何をしておる、さっさと行くぞ」
  34. 34 : : 2014/09/08(月) 17:16:38
    将軍「…来ましたか、全員戦闘配備に着きなさい!!」

    ---------------------------------------------------------

    勇者「来たな」

    魔王「…やはりそうとうな数じゃな」

    勇者「ちょっと待ってろ」

    魔王「な、何をする気じゃ?」

    勇者「魔王、お前の最初のセリフ覚えてるな?」

    魔王「助けてくれ…か?」

    勇者「その答えだ」ダッ

    勇者「はぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」

    兵士「この軍勢に一人で!?」

    勇者「斬神」ズバァッ

    魔王「………………」

    魔王(こ奴…ここまで強かったのか!!)
  35. 35 : : 2014/09/08(月) 17:38:10
    勇者「安心しろ、全員峰打ちだ」

    魔王「…主は

    ガシン!!

    将軍「今の一撃を受けるとは…あなたは相当な使い手ですね」

    魔王「将軍!!」

    勇者「そういうあんたもな」

    将軍「さて、二人同時ですか?」

    勇者「いや、俺が」

    魔王「勇者、わしがやってもよいか?」

    勇者「だが…」

    魔王「大丈夫じゃ」

    勇者「…わかった」

    将軍「………本当にそれでいいのですか?後悔しますよ」

    魔王「それはどうかのう…」

    魔王「では、行くぞ!!」

    将軍「はぁぁっ!!」ビュンッ

    魔王「遅いわ!!魔王拳・極光貫手!!」グゥンッ

    将軍「くっ!!」サッ…ズシャァッ

    将軍(魔王様は魔法が得意だったはず…かすっただけでこの威力の突きを出せるなんて!!)

    魔王(とか思っておる顔じゃな、当然わしは魔法が得意じゃが、それを封じられた場合の鍛錬を欠かしておるわけなかろう)

    将軍「紅蓮斬!!」ゴォォォォォ

    魔王「魔王拳・柳流し!!」スゥゥゥゥ

    将軍「くっ…」

    魔王「終わりじゃ…魔王拳・極光貫手!!」

    将軍「おぉぉぉぉぉっ!!!」ガシンッ

    将軍(防いだ!!)
  36. 36 : : 2014/09/08(月) 17:51:22
    魔王「残念じゃが、それでは防いだことにはならぬ」

    将軍「っ!!??」

    魔王「魔王拳・無影秘拳突きっ!!!!!」ドスッ

    将軍「がはぁっ!!」

    将軍「ち、ぃぃ!!」

    魔王「まだ立てるのか…流石我が軍の総司令じゃの」

    ?「何をしているのですか情けない」

    勇者「!!誰だ」

    ?「さ、逃げますよ」<転移>

    勇者「お前は側近!!??」

    --シュン

    魔王「知り合いか??」

    勇者「…人間の王の側近だ…どうなってる?」

    魔王「…どうするのじゃ?」

    勇者「…ひとまずお前の用事を済ませよう」
  37. 37 : : 2014/09/08(月) 17:57:27
    --------------------------------------------------------

    魔王「…ふぅ、こういう演説みたいのはいつになっても慣れんのう」

    勇者「お疲れ、しかし驚いた、本当に魔王だったんだな」

    魔王「はっ倒すぞお主」

    勇者「感覚的にはわかったが、やっぱり実感わかなかったからなぁ」

    魔王「マオウ・ヘッドロック!」

    勇者「おっそれだ!!」ギブギブ
  38. 38 : : 2014/09/08(月) 21:36:22
    勇者「まぁ、冗談はさておき皆あっさり受け入れてたな」

    魔王「ここに残っておるのは共存派だけじゃからのう」

    勇者「そうなのか」

    魔王「否定派はわしらが魔界の奥に押しやってやったからのう」

    勇者「そんな事出来たのか」

    魔王「まぁ向こうにはそんな大した奴がいなかったからのう」

    勇者「じゃ、さっそく家に行こうか」

    魔王「あくまでお前の家なんじゃな」
  39. 39 : : 2014/09/08(月) 23:00:08
    魔王「というか人間の方は大丈夫なのか?」

    勇者「あぁ、国王が前々からなんかやってたからな」

    魔王「そうか」

    勇者「それに俺が守ってやるからな」

    魔王「それは頼もしいのう」

    勇者「さて、早速行こう」

    魔王「少し待っておってくれ、服の替えを用意してくるのじゃ」

    勇者「わかった」
    ------------------------------------------------------
    魔王「準備完了じゃ」

    勇者「ちょっと失礼」

    魔王「な、なんじゃ??」

    勇者「チェンジで」

    魔王「何の話じゃ!?」

    勇者「なんだこの服は!!全然かわいくない!!」

    魔王「当然じゃ、旅になるじゃろう?」

    勇者「ダメ、チェンジで」

    魔王「お主の町に着いたら服を買えばよかろう」

    勇者「いいの?」

    魔王「この服だけでは流石にずっとは暮らせん」

    勇者「じゃ、行こうか、すぐに」

  40. 40 : : 2014/09/08(月) 23:34:20
    魔王「…………」タタタタタタタ

    勇者「…………」スタスタスタスタ

    魔王(少々疲れてきたのう…)

    勇者「…ここら辺で今日は休むか」

    魔王「…うむ、承知した」

    勇者「…………」

    魔王「…………」

    勇者(あの時側近は魔族に対する憎悪と俺に対する敵意があった…作戦…とかも考えてたな…)

    魔王(ここの所勇者が静かになっておるのう…前はあんなに付きまとってきたのに…)

    勇者(…魔王に心配されてる…もうちょっと静かにしてよう)

    魔王(確かあの側近とかいうのと会ってからずっとあの調子じゃ…別にさみしい訳ではないのじゃ…ただ、あまり隠し事をされると…やはり寂しいのう…)

    勇者「………」

    魔王(む…少し眠くなってきおった…明日考えれば…よいか…)ス~ス~

    勇者「……そうか…寂しい…か」
  41. 41 : : 2014/09/09(火) 03:02:10
    勇者「俺は人の心が聞こえるんだ」

    魔王「………………」

    勇者「表面上だけから奥底まで程度を変えられる。でも聞こえない様にはできないんだ…。いつもは表面上だけを聞き取りよう調整している」

    魔王「……………」

    勇者「信じられないなら今ここでお前の思っていることを言い当ててみようか?」

    魔王「…………そうか」

    勇者「っ!!!」ビクッ

    魔王「お主もそう思うか…」ス~ス~

    勇者「…寝言か」ドキドキドキドキ

    勇者「…やっぱり、こんなこと言わない方がいいか」
  42. 42 : : 2014/09/09(火) 04:01:54
    ~数日後~

    魔王「…どうしたのじゃ勇者、最近ずっと変な顔しおって」

    勇者「いや、気にするな」

    魔王「…主がそういうのならば詮索はせんが、主はもう少しわしを頼ってくれてもよいのじゃぞ?」

    勇者「ありがとな」ナデナデ

    魔王「むぅ…頼る気はゼロじゃな」

    勇者「ほら、そろそろつくぞ」

    魔王「おぉ!!あれが人間の国か!?」

    勇者「あぁ、そうだぞ!!」

    魔王「楽しみじゃのう…!!」

    勇者「んじゃ、行くぞ!」

    魔王「うむ!!」
  43. 43 : : 2014/09/09(火) 04:23:30
    魔王「なんじゃこれは!!」

    勇者「さぁ、ちょっとわからないけど、やばいってことはわかる」

    魔王「とりあえずは…」

    勇者「逃げるに限るのじゃ!!」

    魔王「これっ!!真似をするでない!!」

    兵士「逃げるぞ!!追え!!」

    ---------------------------------------------------------

    勇者「よし、ここまでくれば大丈夫だな」

    魔王「前々から思っっておったが、逃げるのがうまいのう」

    勇者「まぁ、面倒な戦闘は避ける主義だからな。いつもいつもフレンドリーショップでゴールドスプレーを」

    魔王「これ、もうそれは通用せん世代じゃ」

    勇者「全部センターに統合されたっけ」
  44. 44 : : 2014/09/09(火) 15:31:04
    ?「おぉ、来てくれたか」

    勇者「国王様、やはりいましたか」

    魔王「こ奴が人間の国王なのか?」

    国王「おぉ、貴殿が魔王…申し訳ない、全ては私の落ち度だ」

    勇者「緊急脱出手段であるこんなとこを使うなんて…」

    国王「側近が…裏切りおった…奴は魔族との戦争を始める気だ」

    魔王「なんじゃと!!」

    勇者「…お前には話しておかないとな。まず俺は魔王になるためにお前を殺す旅に出たんだ」

    魔王「…????」

    勇者「魔族ってのは実力主義だろ?」

    魔王「そうじゃ、最も強いものが魔王となる」

    勇者「その魔王を倒して俺が魔王になって人間と共存する方針にしようとしてたんだ」

    国王「そして、来るべき日のためわしは魔族への抵抗を薄めていた」

    国王「まぁ、魔王が友好的と聞いて呼び出したのだが…」

    魔王「…なるほどのう、そうしたら裏切られてしまったのか」

    勇者「そうなるな」

    魔王「ならばちゃっちゃと側近と将軍を懲らしめねばのう」

    国王「将軍?」

    勇者「魔王」

    魔王「うむ、次はわしの番じゃな」
  45. 45 : : 2014/09/09(火) 22:01:17
    国王「…魔王も苦労しておる…」

    魔王「本当じゃ」

    勇者「しかし、これからどうするか…」

    国王「こちらも、魔族側と同じで側近が私兵を動かしている段階だ」

    魔王「やはりその手勢を使って魔族、人間に危害を加え戦争にするつもりじゃろうな」

    勇者「んじゃ、潰しに行くか」

    魔王「待て待て待て、戦いとは情報が重要じゃ。しっかり集めておかねば」

    勇者「俺と魔王との暮らしを妨害するとは許せん」

    魔王「どんだけ楽しみなんじゃ全く」

    魔王(ちょっといつもの感じになったのう…結構じゃ)

    勇者(…まだ、何かある気はしてるがな…しっかしこいつ本当に真っ直ぐだな)

    勇者「ということで俺は行ってくる」スタスタスタ

    勇者(なにかある…側近はまだ何か隠していた)

    魔王「ちょっとっ待つのじゃ!!わしも行く!!」

    国王「…何かわかればすぐに報告するぞ!!」

    魔王「うむ!!」

    勇者「行ってくる!!」
  46. 46 : : 2014/09/10(水) 16:48:39
    魔王「所で飛び出すように出てきてしまったが、場所はわかっておるのか?」

    勇者「…目処はついてる」

    魔王「…わしはさっぱりじゃぞ?」

    勇者「ま、俺じゃなきゃわからなかっただろうな」

    魔王「どこじゃ?」

    勇者「東の森だ」

    魔王「そんな危険なとこにか!?」

    勇者「あぁ」

    魔王「…確証はあるのか?」

    勇者「俺はお前に嘘はつかん」

    魔王「…うむ、ならば行くかの」

    勇者「……」

    魔王「な、なんじゃ?」

    勇者「いや、結構俺のこと信用してるんだな」

    魔王「お主とは多分一番長く一緒にいるからのう」

    勇者「え……俺が?」
  47. 47 : : 2014/09/10(水) 17:26:30
    魔王「わしは一人で城におったからのう」

    勇者「でも、魔王を倒さなきゃ魔王になれないだろ?」

    魔王「わしの父上は魔王じゃった」

    勇者「…男にきつ耳か…」

    魔王「いや、父上は妖狐ではなく魔神じゃ」

    勇者「…よかった」ボソッ

    魔王「なんじゃ?」

    勇者「いやなんでもない」

    魔王「とにかく魔王の子であるわしは父上が死んだ瞬間からわしが魔王になったのじゃ」

    勇者「え……(それって俺が…)」

    魔王「気にするでない。わしは父上が大嫌いじゃった。」

    魔王「わしが言ったように父上よりお主といた時間の方が長いのじゃ。好きになる訳がなかろう」

    勇者「………そうか」

    魔王「…お主は孤児院を建てたのじゃろう?少々楽しみじゃ」

    勇者「……………」

    魔王「どうしたのじゃ勇者?」

    勇者「魔王!」ダキッ

    魔王「これっ!!何をするのじゃ!!」ジタバタ

    勇者(…すまない)
  48. 48 : : 2014/09/10(水) 17:45:28
    勇者「ほら、出来たぞ」

    魔王「うむ!!待っておったのじゃ!!」

    勇者「熱いからふ~ってしてからな」

    魔王「子ども扱いするな!!」

    勇者「って言うと子供っぽいよな」

    魔王「ふるはい!!(うるさい!!)」ムグムグ

    勇者「はいはい」

    ------------------------------------------------------

    魔王「…にしても人間界の飯はうまいのう」

    勇者「だろ?」

    魔王「うむ、始めはどうなることかと思ったが、お主に出会えてよかった」

    勇者「光栄だ!!!」ササッ

    魔王「ひっつくな!!」
  49. 49 : : 2014/09/10(水) 21:03:36
    側近「…もうここがばれたか」

    将軍「間に合いますか?」

    側近「間に合わせますよ」

    将軍「では、私は戦闘配備していましょう」
  50. 50 : : 2014/09/10(水) 22:27:54
    勇者「お…こんなとこに復活の泉が」

    魔王「復活の泉??」

    勇者「あれ?知らないのか?…そうだ、ちょっと触ってみろ」

    魔王「ん?」ソッ

    魔王「なんじゃ…魔力が回復して…」

    勇者「そういう効力を持った泉だ」

    魔王「それは凄いのう」

    勇者「ま、流石に死人は復活しないけどな」

    魔王「…これはどこから湧いておるのかのう…」

    勇者「探してきます」ガキンガキン

    魔王「これっ!!聖剣で掘り出すな!!罰が当たるぞ!!」
  51. 51 : : 2014/09/10(水) 23:59:33
    魔王「しかし、ここで魔力が戻ったのは幸いじゃった」

    勇者「あぁ、確かに本来の力が出せるだろ?」

    魔王「うむ、そうじゃのう」

    勇者「……小っちゃいなお前」

    魔王「ふっふっふ…そんな見え見えの挑発には乗らん」

    勇者「胸が」

    魔王「炎狐牢っ!!!!!」

    勇者「それを待ってた~~~!!!!!」ゴォォォォォォォ

    魔王「よくも断崖絶壁な上将来性すらかけらも存在しないなどど言ってくれおったの!!!!!!!!」

    勇者「そんなに言ったか!!!???」
  52. 52 : : 2014/09/11(木) 00:12:36
    魔王「っ!!!!お主………」

    勇者「どうした?」

    魔王(この感じは…心写し……古代の力…)

    勇者「……魔王っていうのはそんなこともわかるのか」

    魔王「勇者…お主は…」

    勇者「魔王…隠しててすまなかった…」

    魔王「…変にタイミングが良かったり急に静かになったりはそのせいじゃったのか?」

    勇者「…あぁ」

    魔王「…むぅ」

    勇者(…まさかこんな形で別れることになるとはな……)

    勇者(もう少しいられると思ったんだけどな…)

    勇者「隠してって悪かった…」
  53. 53 : : 2014/09/11(木) 00:26:49
    勇者(やっぱりこんなのと一緒にいたくないよな…)

    勇者(なんでこいつが魔王だったんだ…何でおれがこの力を持ってるって気付ける奴だったんだ…)

    勇者(他の奴らは心が腐ってて論外、金を貰っても仲良くなりたくない…例え友達になれた奴がいても…俺とは時間が違う…)

    勇者(こいつとなら、生きていけると思ったんだけどな…)
  54. 54 : : 2014/09/11(木) 00:32:48
    魔王「…一緒に住むとなると隠し事ができんのか…これは困るのう」

    勇者「は?」

    魔王「ん?なにを素っ頓狂な声を上げておる?」

    勇者「だって、俺はあれだぞ?考えを読めるんだぞ?」

    魔王「お、おぉ、じゃから困るなと言っておるのじゃが…」

    勇者「怖くないのか?嫌じゃないのか?」

    魔王「だからなんじゃ、お主とはずっと一緒におる。知った瞬間気持ち悪いなど言う訳なかろう。それにわしには嘘をつかんのじゃろう?ならば同じ条件じゃ」

    勇者「…お前…ほんと馬鹿だな…」

    魔王「なんじゃ…主?」

    勇者「ほんとに馬鹿だな」ポロポロ
  55. 55 : : 2014/09/11(木) 00:33:35
    師匠『心が清らか?当然だ、私は心が清きものしか愛さない…そう、少○達しか私の世界にはいないのだ』

    師匠『子がなせない?そんな事は些細な問題。私が愛しているのはどう曲げても変えられない』


    師匠『…私は…もう駄目だろう…。ふっ…この私ともあろうものが最後の最後に…子が見てみたいなどと思っている…お前はまだ生き続けるのだろう?ならば…』

    師匠『ならば…見つけてくれ…この世の…私のいや、私とお前の世界の真理を!!!』

    師匠『その子こそが私たちを…いや、お前を救ってやれる…!!』ガクッ

    勇者(師匠…俺の救世主、見つけました…)
  56. 56 : : 2014/09/11(木) 01:11:05
    勇者「……」

    魔王「おちついたか?」

    勇者「あぁ、すまないな」

    魔王「じゃが、わしは少々怒っておるぞ。まさかそんなことでわしがお主から離れていくと思われた事に、じゃがのう」

    勇者「…いや、もう一つお前に怒られなければならない事がある」

    魔王「?」

    勇者「…孤児院は…」

  57. 57 : : 2014/09/11(木) 01:11:33
    勇者「っ!!!」サッ

    側近「ふ……流石ですね…」ガシッ

    勇者「ぐぅっ!!」ズドーン

    魔王「勇者!?」

    将軍「貴方の相手はこの私ですよ」

    魔王「…将軍…」

    将軍「さて、はじめましょうか」

    魔王「…お主を裁く!!」

    将軍「フフ…それはどうでしょうね!!」ブンッ

    魔王「炎孤牢!!」ゴォォ

    将軍「水震剣」シュゥゥゥ

    魔王「水の剣…」

    将軍「あまり舐めない方がいいですよ…水震剣!!」

    魔王「魔王拳・柳流し」

    魔王「魔王拳・極光炎帝貫手!!」

    将軍「ぐぁぁっ」グシャァ

    将軍「…貫手に魔法を…重ねるとは…」

    魔王「無駄じゃ。わしは最強じゃから魔王でい続けておる。主では勝てぬ」
  58. 58 : : 2014/09/11(木) 21:48:03
    将軍「確かに私では無理でしょう、しかし、ここではあなたは私を倒せない」スゥゥゥゥゥ

    魔王「…傷が塞がっていくじゃと!?」

    将軍「ふ~…治りましたか」

    魔王(どうなっておるのじゃ?)

    ---------------------------------------------------------

    勇者「はぁっ!!」スパッ

    側近「ぐ………」スゥゥゥゥゥ

    勇者(どうなってんだ…傷が簡単に塞いでく…)

    側近「ふふふ…どうしましたか?」

    勇者「どうもしてないさ…斬神…!!」ビュンッ

    側近「くぅっ!!」<障壁>ガキンッ

    勇者「俊光!!」スッ

    側近「かはっ…!!」スゥゥゥゥゥ

    勇者「ちっ…(本気でどうなってんだ!!)」

    勇者(だが、そんなに強くないおかげで俺にはダメージはない……ん…?)

    側近「ふふふ…どうしました?」

    勇者「どうもしてないから安心しろ」

    勇者(それどころか攻撃してきてない……俺は居合タイプの技を使う。いわば必殺の一撃、それでも殺せないのだから隙は生じる。だが、奴は攻撃する気配すらない)

    勇者(…仕方ないか)

    勇者「………」スッ

    側近「?」

    勇者「っ!!!」ギンッ

    勇者「お前…何て事を!!」

    側近「なんだ急に…」
  59. 59 : : 2014/09/11(木) 22:27:10
    勇者「…斬神!!」ズバァッ

    側近「ぐぅっ…!!」

    勇者「っと」グルグル

    側近「なっ…」

    勇者「魔王直伝、対勇者用捕縛罠だ」

    側近「なんだこれは!!」

    勇者「魔王をも捕える超強力な罠だ、お前じゃ解くのは無理だな」

    側近「くっ…」

    勇者「さて、急がないとな」

    ------------------------------------------------------

    魔王「八炎尾!!」ゴォォォォォ

    将軍「水震剣!!」シュゥゥゥゥゥ

    魔王「無駄じゃ!!」ゴォォォォォォォォォ

    将軍「ぐぉぉぉぉぉおおお!!」

    魔王「何度でもよみがえるのならば永遠に焼き殺してくれる!!」ゴォォォォォォォ

    将軍「うあぁぁぁぁぁ!!」

    勇者「ほっ」グルグル

    魔王「勇者!!」

    勇者「えげつないなお前」

    魔王「魔王じゃからの」

    ------------------------------------------------------
  60. 60 : : 2014/09/11(木) 23:08:48
    勇者「だが、どうもこいつらの策は大当たりだったらしい」

    魔王「何の話じゃ?」

    勇者「ここは、復活の泉の源泉らしい。効力が強すぎて近くにいるだけで回復し続けているんだ」

    魔王「凄いのう、よくそんな事が」

    勇者「心を読んだからな」

    魔王「なるほどな」

    勇者「そして、どうもこいつらは足止めをしてたらしい。」

    魔王「まさか!!(自分の兵をもう魔族と人間の村に…!!)」

    勇者「あぁ、表面上の心しか聞こえてなかったから気付けなかった。」

    魔王「くっ…こうしてはおれん!!」

    側近「…ふふ…手遅れですよ」

    キィィィィィィィィィィ

    魔王「な、なんじゃ!?」

    勇者「まずい!!」ヒョイッ

    魔王「うわわわわ」

    勇者「俺のことは心配するな、止めに行け!!」

    勇者「はぁぁっ!!」ブンッ

    魔王「ギャァァァァァァァァアアアア」ビューン

    キィィィィィィィィィィィィィ!!!

    勇者「初めからこれが狙いか?」

    側近「えぇ、貴方たちがいなければ止められるものはいない。ですが、どうやら失敗してしまったようですね」

    勇者「…そうか」

    側近「この魔法は泉の力を借りて作られている。この泉は効力を無くし、貴方を殺すのに十分な火力が出る。…さようなら」

    ドカーーーーーーーン!!!!!!
  61. 61 : : 2014/09/12(金) 00:07:24
    魔王「ぐわ~~!!」ドシンッ

    魔王「なんじゃ…な…森が…勇者!!」

    勇者『止めに行け!!』

    魔王「…くっ!!!」ダッ

    魔王(生きておれよ、勇者!!)

    国王部下「ま、魔王様!!」

    魔王「む、主は?」

    部下「国王様からの伝言です、‘現在例の敵と交戦中’」

    魔王「くっ…」

    部下「‘しかし、案ずることはない、奴らが来る少し前に魔族と提携を結び、共に立ち向かっている、もう一度言う、案ずることはない’とのことです!!では、私はこれにて!!」サッ

    魔王「なんと、あの国王やりおったか!!こうしてはおれぬな!!」

    ------------------------------------------------------

    勇者「ちっ…………」

    勇者(何とか生き残ったみたいだが、こりゃ死んだな…)

    勇者(ま、最初はそれが目当てだったんだからしょうがないか…)

    勇者(…魔王…すまないな、助けてやる、なんて言っておいてこんなざまで…)

    魔王「ユウシャーーー!!」

    勇者(いけないな、どうも幻聴まで聞こえてきやがった…)
  62. 62 : : 2014/09/12(金) 00:17:09
    魔王「勇者!!」

    勇者「…ま…おう…なにしてる…早く…」

    魔王「大丈夫じゃ、国王がしっかりと対応してくれておる」

    魔王「今、回復魔法をかけるからの」

    勇者「…いや…俺は、こういう運命だ…」

    魔王「何を言っておる、孤児院の子たちも主の帰りを待っとるんじゃろ?」

    勇者「…孤児院は…1年前に魔物の急襲によって…亡くなった」

    魔王「…何を言っておる…?」

    勇者「俺は…お前を殺し…俺も旅立とうと思っていた…」

    勇者「ま、出会った魔王はこんなんだったんだがな…」

    魔王「じゃが…お主は魔王になってってあの時言ってたではないか!!」

    勇者「そんなのは…口実だ…そうでもしないと、お前を殺しに行けなかったからな」

    勇者「くっ…ぅぅ…」

    魔王「とにかく回復はする、よいな!!」

    勇者「駄目だ…俺は…お前に助けられる資格はない…」

    魔王「主はわしの命を2度3度助けてくれた、それで十分じゃ」

    勇者「…まおう…悪いな…」

    魔王「な、なんじゃ?」

    勇者「側近の見て、練習してたんだ…」<転移>

    魔王「なっ!!!」

    ------------------------------------------------------

    魔王「この分からず屋が~~!!!!!!!!!」
  63. 63 : : 2014/09/12(金) 00:22:23
    魔王「八炎尾ぃ!!!!!!!!!!!」ゴォォォォォォォォ

    兵士「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」

    魔王(馬鹿者!!!!)

    魔王「炎孤牢!!!!!」ゴォォォォォォォォ

    魔王(意気地なし!!!)

    魔王「勇者のすっとこどっこ~~~い!!!!」ゴォォォォォォォォォ

    味方「魔王パネェ!!」
  64. 64 : : 2014/09/12(金) 00:22:50
    面白いです期待
  65. 65 : : 2014/09/12(金) 00:33:37
    国王「そうか…勇者…」

    魔王「あんの馬鹿者ぉ!!!!」ポロポロ

    国王「…一人にしておいた方がよいか?」

    魔王「…そう…してくれ…」

    国王「…ここに飯を持って来させておくぞ」

    魔王「う…む……」

    バタン

    魔王「…………」

    魔王「…………」

    魔王「…………」

    コトン

    魔王「…………」グゥゥゥゥゥゥ

    魔王「…こんな時でも腹は減ってしまうのじゃな」
  66. 66 : : 2014/09/12(金) 00:40:17
    魔王「」パクッ

    魔王「……あ奴、嘘をつきおったな…」

    魔王「…旨くないぞ……お主が作ったほうが…ずっとぉ…!!」

    ---------------------------------------------------------

    魔王「…………墓、じゃな…」

    魔王「…魔物に襲われて皆…死んでしまったのじゃな…」

    魔王「わしは、あ奴の事を…何も…知らなかったのじゃな!!勇者ぁ!!!!」ポロポロ

    勇者「」
  67. 67 : : 2014/09/12(金) 00:49:04
    魔王「勇者ぁぁぁぁ!!!!!」

    勇者「ま、魔王さん…」

    魔王「…………」

    勇者「…………えと…スマン?」

    魔王「」ドスッドスッ

    勇者「いたっ、いたっ!!無言で殴るのやめい!!」

    魔王「本物か?」

    勇者「あぁ」

    ------------------------------------------------------

    勇者(あれは……?)

    師匠『勇者…』

    勇者『師匠!!』

    師匠『何をしているのですか全く…』

    勇者『え…?』

    師匠『全て見ていました、あなたの愚かな行為も…』

    勇者『…しかし、私は』

    師匠『…辛かったのはわかります、しかし、その辛さを勇者は彼女にも与えてしまっているのですよ』

    勇者『…それは…』

    師匠『お戻りなさい』

    勇者『…………』

    少女『勇者!!』

    少年『勇者さん!!』

    勇者『…………皆…』

    少女『私の分まで生きるって、約束してくれたじゃないですか!!』

    少年『勇者さんは僕たちには嘘つかないんでしょ!!』

    勇者「…………」

    幼女『ゆうしゃ、女の子泣かせちゃ、めっ、なんだよ?』

    勇者「……でも」

    師匠『…この子たちも、そして彼女も、悲しませるように教えた覚えはありません』

    師匠「戻りなさい、勇者」スゥゥゥゥ

    皆「「「戻って、勇者」」」スゥゥゥゥゥゥゥ

    勇者「…皆…」

    全員「「「幸せになって」」」

    勇者「…あぁ…あぁ!!」

  68. 68 : : 2014/09/12(金) 00:56:53
    勇者「という奇跡的なやり取りをして生還したんだ」

    魔王「それならそうと早く言わんか!!」

    勇者「そういわれましても…」

    魔王「そして今見たことはしっかり忘れるのじゃ!!」

    勇者「無理です」キリッ

    魔王「そこは嘘でも忘れると言うのじゃ!!」

    勇者「俺はお前に嘘はつかない」キリッ

    魔王「最悪じゃぁ…」
  69. 69 : : 2014/09/12(金) 01:00:35
    魔王「それに…なんじゃこのご都合エンドは…」

    勇者「いいじゃないか、バッドエンドよりは」

    魔王「まぁ、登場人物的にもご都合ハッピーの方が嬉しいからのう」

    勇者「鬱物語バットエンドとか最悪だろ?」

    魔王「…こんな最初ギャグっぽく書いてたのに書いてるうちにシリアスになっちゃったからご都合ハッピーとかいう作品もあれじゃがのう」

    筆者「おい、それ以上はNGな」

    勇者・魔王「「はい」」
  70. 70 : : 2014/09/12(金) 01:05:36
    勇者「ま、何はともあれ、これから楽しく暮らそうな!」

    魔王「うむ…じゃが、主とならどんな風に転んでも楽しく暮らして行けそうじゃ」

    勇者「なんなら結婚するか?」

    魔王「…わしは構わんぞ?///」

    勇者「おいおい、そこでそう来るなよ、返しに困る///」

    魔王「ならばこう返せばよいのではないか?」メヲツブル

    勇者「……なるほどな、勉強になる」ダキッ

    ……チュッ……♡
  71. 71 : : 2014/09/12(金) 19:30:48
    勇者「……」パチッ

    勇者「…あれ…魔王」

    魔王「勇者、おはようじゃな」チュッ

    勇者「…あぁ…」

    魔王「なんかニヤニヤしたり急にうなされたりして、どんな夢を見たんじゃ?」

    勇者「いや、お前と出会った頃のことを夢に見たんだ」

    魔王「なんと」

    勇者「あの頃から本当に変わらないなお前は」ナデ

    魔王「そういうお主こそ、変わっておらんぞ」

    勇者「そういうもんだからな」

    魔王「…主に出会えてよかった…」

    勇者「…なんだ急に」

    魔王「いや、少々思い出に浸ってみたのじゃ」

    勇者「…そうか」

    魔王「…………」

    勇者「…………」

    子供「勇者~~魔王~~!!」ダキッ

    勇者「おっと」

    魔王「これ、急に抱き着くでない」

    子供「えへへへへ~~」

    少女「勇者さん、魔王さん、夕食の準備出来ましたよ」

    勇者「…もうそんな時間か」

    魔王「…まったく、昼寝なぞするから…」

    子供「魔王も寝てたよ~」

    勇者「だ、そうだが?」

    魔王「…な、何の話じゃ?」

    少年「はやく~~!!」

    少女「ほら、早く行きますよ!」

    勇者「あぁ」

    魔王「うむ」
  72. 72 : : 2014/09/12(金) 22:23:18
    少年「いっただき~~!!」

    少年A「あっ!!卑怯だぞ!!」

    魔王「これこれ、喧嘩するでない」

    勇者「そうだぞ」

    少年達「「はーい」」

    ---------------------------------------------------------

    少年「おやすみ~~」

    少女「おやすみなさい」

    魔王「おぉ、また明日、じゃな」

    勇者「しっかり寝ろよ~」

    バタン

    勇者「ふ~、今日も終わりか」

    魔王「…ここにおると、わしが魔王じゃったことなど嘘のようじゃ」

    勇者「…それはわかるな…俺もなんだかお前が普通の女の子に見えるな」
  73. 73 : : 2014/09/12(金) 22:28:55
    魔王「…そうか」

    勇者「…どうした?」

    魔王「…主はわしを魔王から女の子にしてしまったのじゃな」

    勇者「…駄目だったか?」

    魔王「その逆じゃ。」

    魔王「主は一人じゃったわしを助けてくれた。流石は自称嘘をつかない男じゃ」

    勇者「まぁな」

    魔王「…主よ…愛しておるぞ」

    勇者「…俺だって…いつまでも…」



    魔王「ふっふっふ…よく来たな勇者よ!!とりあえず助けてくれ!!」 END
  74. 74 : : 2014/09/12(金) 22:33:08
    ということで終わりにしたいと思います。

    こんなssを読んでくれた人には感謝でしてますm(__)m

    また書いていこうと思いますので、気が向いたら「あ、こいつまた立ててる」
    みたいな感じで見てくれるとうれしいです。

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