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エレン「未来からの襲撃者」#01ー第2世代巨人化能力者ー

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  1. 1 : : 2014/07/21(月) 16:28:25



    ートロスト区壁上ー






    「すっごい、ホントに来たんだ。100年前の世界に!」



    「はしゃがないの。壁から落ちて死んじゃうわよ」



    「僕は感動してるんだよセナちゃん」



    セナ「どうでもいいけど、はやく探すわよ。時間がないのは分かってるでしょ」



    「うん。急いで探して連れていこう」
















    「エレン・イェーガーとヒストリア・レイスを」
  2. 2 : : 2014/07/21(月) 16:53:55


    「いたよ、あそこ」




    セナ「エスト、うかつに近づかないでね。怪しまれるから」



    エスト「分かってるよ。とりあえず様子見ってところかな?」



























    クリスタ「エレン、壁の向こうに早く行こう」



    エレン「お前、まだ立たない方がーー」



    クリスタ「私はいいから!!」



    クリスタ「ユミルを取り戻さないと....!エレン強い人でしょ!!巨人の力で何とかしてよ!!」



    エスト「残念だけど、エレン・イェーガーの巨人の力では、どうこうする事は出来ない」



    アルミン「君達は..........?」



    エスト「僕は、エスト・フロスアロー。で、こっちの金髪美少女は..........」



    セナ「セナ・アルヴァーリンよ」



    ジャン「見慣れない服装だな、どこのどなたさんだ?」



    リコ「なぜ兵団関係者ではないものがここにいるのかは知らないが、今は見ての通り、君達と話をしている暇はないんだ」



    エスト「僕はあなたに話があるんじゃないんですよ。僕らが話をしたいのは、エレン・イェーガーとヒストリア・レイスです」



    エレン「お、俺?」



    クリスタ「..........」



    エスト「....と、思ってたけど、今の状態じゃまともに話せないかな。強引にするのは趣味じゃないからね」




    セナ「魔力は有限なのよ、こんなことで時間をつぶしてちゃ..........」



    エスト「セナちゃん、もし僕らが下手うって時間軸に異常が起きたら、セナちゃん責任とれる?」



    セナ「それは..........」



    エスト「過去に干渉し過ぎたら未来が変わってしまう。平和的に解決するのが一番だよ。たとえ魔力を消費してもね」



    アルミン「話を聞くからに、君達は未来から来た、ということ?」



    エスト「察しがはやくて助かるよ。その通り」
  3. 3 : : 2014/07/21(月) 20:02:32




    エスト「僕とセナちゃんは100年後の未来から来たんだ」



    アルミン「そんなことできるの?今の人類じゃとうていできっこないよ。未来から過去に行くなんて」



    セナ「できるの。だから私達はここに来てるの」



    エスト「ってこと。信じがたい話だと思うけど、本当の事なんだ」



    ジャン「じゃあ、人類は巨人に勝ったのか?」




    エスト「いや、まだ戦っている。ようやくシガンシナを奪還できたんだ」



    エレン「そうか..........俺達が生きてる間に人類は勝利出来ないのか..........」
  4. 4 : : 2014/07/21(月) 20:07:18



    リコ「待て、今日はもう遅い。君達も疲れているだろう。調査兵はもう帰ったぞ」



    アルミン「ホントだ、なら明日話そうよ」



    エスト「いや、時間がないんだ。人類の勝利のためにエレンとヒストリアを僕に渡してほしい」



    アルミン「それはつまり、二人を未来に連れて行くって事?」


  5. 5 : : 2014/07/21(月) 22:49:40
    期待♪
  6. 6 : : 2014/07/21(月) 22:50:51
    続きが楽しみ
  7. 7 : : 2014/07/22(火) 01:26:03
    期待です!!
  8. 8 : : 2014/07/22(火) 01:40:15
    期待!!
  9. 9 : : 2014/07/22(火) 13:51:48


    期待ありがとうです。






















    エスト「そうだよ。はやく..........」




    エレン「やだよ。何か嫌な感じがするから行かない」



    セナ「ちょっと、あなたとヒストリアがくれば人類が救われるのよ!?」



    アルミン「知らない人に二人を連れて行かせる訳にはいかない」



    セナ「なら..........」



    エスト「まってセナちゃん。ここは僕に任せて」



    アルミン「何を言っても無駄さ。エレンとヒストリアは渡せない」



    エスト「それじゃあ、こうしよう」















  10. 10 : : 2014/07/22(火) 14:10:58














    エスト「へー、昔の特別作戦班はこんな山奥で活動してたんですか」



    リヴァイ「おいお前ら、何だこの銀髪頭と金髪女は」



    アルミン「100年後の未来から来たそうです..........」



    リヴァイ「そうか」



    ジャン「兵長、疑わないんですか!?」



    リヴァイ「こいつらが嘘をついているようには見えない。かといって100%信じている訳ではない。政府の人間かもしれないからな」



    リヴァイ「未来から来たってことは、この先何が起きるかはだいたいわかるだろ?情報を出せ」



    エスト「僕らが無償で情報を提供する思いますか?」



    リヴァイ「だろうな、要件は何だ?」



    エスト「あなた達が僕たちに全面協力する事。それだけです」



    リヴァイ「つまり、未来に来いと?」



    エスト「はい」



    リヴァイ「....悪いが、今の調査兵団にそんな余裕は.........」



    エスト「あなた達は政府に反抗しようとしてるんですよね?」



    アルミン「兵長、そんなこと聞いてませんが.........」



    リヴァイ「.........続けろ」



    エスト「しかし、それはヒストリア・レイスが殺害される事によって失敗する」



    エスト「さらに、この世界の秘密を公に公開できる者がいなくなり、調査兵団のマリア奪還作戦は60年遅くなる。そこから1年後、戦力を整えて作戦を実行。僕らはその40年後の世界から来た」



    リヴァイ「ほぅ.........」




  11. 11 : : 2014/07/22(火) 14:16:23




    ハンジ「話は聞かせてもらったあぁぁあ!」



    セナ「テンション高い人が来たわね…」



    ジャン「気にすんな。いつもの事だ」



    ハンジ「一つ質問なんだけど、作戦を実行するためにかかった1年、その1年で戦力は整ったの?」



    エスト「そのあたりから、謎の宣教師が魔法具という魔力をエネルギー源としたものを発見したんです」



    エスト「それはすぐさま壁内に普及したんです」
  12. 12 : : 2014/07/22(火) 14:33:10




    ハンジ「その魔力の源って何なの?」



    エスト「その魔法具というものは王政府直属の工場が作ってるので、僕らは分からないです」



    リヴァイ「話は分かった。最後に証拠だ」



    エスト「魔法具を使えと?」



    リヴァイ「ああ」



    エスト「セナちゃん、僕魔法具忘れたからセナちゃんがやって」



    セナ「仕方ないわね.........」



    エレン「なんだ、弓か.........?」



    セナ「ふぅぅぅぅ.........」



    エスト「緊張し過ぎた」



    セナ「頭叩くなバカ!集中してるの!」









    セナ「あそこにある木でいいわね.........」



    狙いを定め、弦を引く。
    弓矢は木に刺さり、刺さった部分から凍りついていき、たちまち崩れる。



    サシャ「すごいです!」



    セナ「ふふ、武器なら何でも使いこなすわよ」



    リヴァイ「氷の魔法か?」



    セナ「そうよ、どう?これで信じてくれた?」



    リヴァイ「そうだな、お前らが未来人ってことは認める。だが、この二人を持って行かせることは出来ない」



    エスト「そんなに僕らが信用できないんですか?なら、仕方ないですね」








    エスト「時間よ、回れ」









    次の瞬間、部屋の中にいた者全員、姿を消した。
  13. 13 : : 2014/07/22(火) 17:15:18





    エレン「っ.........ここは.........」



    クリスタ「なに、これ.........」



    リヴァイ「見慣れない光景だ。まさか本当に.........」



    エスト「調査兵団ご一行様!!」



    セナ「ウォール・メービス南端、グルンブル区へっ!!」



    「「ようこそっ!!!」」



    エレン「ウォール・メービス?聞いたことないぞ」



    エスト「そうだろうね。だってこの壁は4年前にできたものだからね」



    リヴァイ「調査兵団ご一行様と言ってたが、3人しかいない。どういうことだ」



    エスト「恐らく、このグルンブル区にいるでしょう。付いて来てください」











    エレン「にしても、すげーな、なんだあの空中に浮いてるガラスみたいなのは」



    セナ「魔水晶、街に数個あって、あれから魔力を供給してるの」



    エレン「すげぇ.........」



    クリスタ「....」



    エスト「どうしたの?さっきからずっと黙ってるけど」



    クリスタ「あなたには、関係ない」



    セナ「....」



    エレン「?」



    エスト「ユミル、のことかい?」



    クリスタ「っ!!」



    エスト「大丈夫、彼女らもこっち側の人間だから」
  14. 14 : : 2014/07/22(火) 17:22:58





    リヴァイ「こっち側だと?」



    エスト「未来人、といった方がいいですか?」



    エレン「ライナー達の言ってたが戦士ってこういうことか」



    エスト「それに関しては分からない。けど、ユミル、彼女は必ずこの世界に来る」



    エスト「だからヒストリア、安心して」



    クリスタ「.........」



    セナ「エスト!!」



    エスト「な、なにセナちゃん」



    セナ「着いたわよ」



    エスト「あ、うん。さあ、入って入って、ここが調査兵団本部だから」



    リヴァイ「.........掃除も魔法か....掃除とは自分でやるもんだろうが」
  15. 15 : : 2014/07/22(火) 17:31:20


    ー調査兵団本部ー












    エルサ「ご苦労様、どうだ?調査兵団技巧部隊が開発したタイムマシンは」



    エスト「感動したよ、ありがとうエルサ」



    エルサ「ふっ、ところで、ここにいる全員がお前達が連れてきた調査兵団の特別作戦班か?」



    エスト「うん」



    エルサ「まずは自己紹介だな。私はエルサ・カストレア。調査兵団兵士長だ。よろしく」



    コニー「女の兵長か、すげーな」



    エルサ「どうも、坊主君」



    ジャン「こいつ、何も分かってないっすよ」



  16. 16 : : 2014/07/22(火) 17:38:10



    エルサ「クロエ、団長室に連れて行ってあげなさい」



    クロエ「りょーかいです」




















    エルサ「ところでエスト、なぜセナは機嫌が悪いんだ?」



    エスト「さ、さぁ?」



    セナ「別に、悪くないし」



    エスト「セナちゃんオーラ、オーラしまって..........」



    エルサ「たまにはセナも構ってやれよ?寂しがり屋何だから」



    セナ「なっ!違いますよエルサ兵長!!ベベベ、別に構ってくれないとか、そんなんじゃないんですからねっ!」



    エルサ「ツンデレもほどほどに..........」



    セナ「違いますって!!」




    セナ「ほ、ほら行くわよエスト!!」



    エスト「ちょっ、引っ張らないで!伸びる!!伸びちゃう!!」








    エルサ「やれやれ、鈍感な男に惚れると苦労するな。頑張れよセナ」









  17. 17 : : 2014/07/22(火) 17:38:58
    期待
  18. 18 : : 2014/07/22(火) 17:46:15
    期待\(^o^)/
  19. 19 : : 2014/07/22(火) 18:43:58
    期待ありがとうです。





















    ー団長室ー









    グラン「ほう、君らが過去の調査兵団か、俺は第22代団長、グラン・フォートリピア。よろしく」



    リヴァイ「ああ、よろしく」



    ミカサ「エレン無事だったのね」



    エレン「ああ。おまえらはどこに行ってたんだよ」



    ジャン「俺らはここにいたんだよ。他のやつがお前らを連れてくるからここで待ってろって言われてな」



    エレン「そうか、ところでハンジさんは?」



    ジャン「窓の外を見た瞬間、発狂しながら走ってどっかに行った」



    エレン「相変わらずだな..........」
  20. 20 : : 2014/07/22(火) 19:45:43



    グラン「さて、皆揃ったな。では、君らを未来に連れてきた訳を話そう」



    エレン(ハンジさん..........)



    グラン「単刀直入に言う。この世界を救ってくれないか?」



    リヴァイ「救ってくれないかだと?巨人を殺せばいいのか?」



    グラン「巨人..........確かにそうだ。巨人を殺してくれ」



    リヴァイ「調査兵団も落ちぶれたもんだな。自分でどうにもできないから過去の人間に助けを求めるって?バカ言うな。俺はそこまでお人好しじゃねぇ」



    グラン「この未来の世界である敵を打ち取れば、結果的に君らの元いた世界が救われる」



    リヴァイ「..........」



    グラン「そこの、ヒストリア、だったか?彼女が死に、秘密を公に公開出来なくなったせいで我々はこうもおくれている」



    リヴァイ「ヒストリアが必要だと言うのか?」



    グラン「いや、この頃思っているのだが、もうレイス家は需要がない」



    リヴァイ「どういうことだ」



    グラン「秘密を公開する必要がないんだ」
  21. 21 : : 2014/07/22(火) 19:52:18



    グラン「この1年で、巨人は大方駆逐できた。だが、最近、巨人化能力者が急激に増えていってな。正直、そっちの方が厄介なんだ」



    リヴァイ「巨人化能力者が増えた?エレンみたいなのがうじゃうじゃいやがるのか?きもちわりぃ」



    エレン「兵長..........」



    グラン「そして、950年以降に現れた巨人化能力者は、普通の能力者がもっていないものを持っているんだ」



    リヴァイ「つまり、硬質化より厄介なものがあるって訳か?」



    グラン「ああ。俺たちはそいつらのことを」







    グラン「"第2世代巨人化能力者"と呼んでいる」
  22. 22 : : 2014/07/22(火) 20:23:30


    リヴァイ「第2世代巨人化能力者..........」



    グラン「彼らは強敵だ。だが、そいつらを率いるやつを殺せば、人類は100年前に勝利している」



    リヴァイ「なるほど、了解した」



    アルミン「兵長!」



    リヴァイ「俺達の目的はあくまで巨人の討伐、調査だ。それを忘れるな」



    「「「「はっ!!!」」」」



    グラン「ありがとう、この施設は自由に使ってくれて構わない。それと、我々と同じように、過去に人間を送っている奴がいる事を忘れないでくれ」



    リヴァイ「ああ」
  23. 23 : : 2014/07/22(火) 20:44:40




    エスト「遅れましたっ!」




    セナ「ごめんなさい!」



    グラン「おお、君らか、話は終わった。ご苦労だったな」



    サシャ「あれ?エストとセナは兵団の服装が違いますね」



    グラン「彼らは調査兵団ではないからね」



    エレン「え!?そうなのか!?」



    エスト「うん、そだよ」



    アルミン「確かに、兵団のしるしが天馬だ。これは新しくできた兵団?」


    エスト「その通り。僕らは魔騎兵団に所属してるんだ」



    エレン「魔騎兵団?」



    エスト「主に知性のある巨人と戦闘する、魔法具の使用に特化した兵団だよ」



    ミカサ「そんなものまで..........」



    エレン「ああ。いつの時代だってそうだ」






    エレン「戦術の発達を放棄したりしねぇ。必死で足掻こうとしている」
  24. 24 : : 2014/07/22(火) 20:58:32

























    セナ「面白い人達ね」



    エスト「そうだね、僕もそう思う」



    セナ「正直、エレンの能力では到底勝てそうにないけど」



    エスト「今のままでは、ね。彼は強くなるよ、きっと。座標も使いこなせるだろう」



    セナ「他の人達は?」



    エスト「さぁ、きっとやってくれるさ」



    セナ「そう、だといいね」



    エスト「負けられないんだ。絶対」



    セナ「エスト..........」



    エスト「さて、もう本部に戻ろう。あまり長くここにいたら勘違いされちゃう」



    セナ「かかかか、勘違い!?私とエストが、その..........つつ、つきあってるてきなっ!?」



    エスト「まともに喋れないの?早口過ぎて解読不能だよ」



    セナ「もうっ!何でもない!!」



    エスト「まって!おいてかないで!!」
  25. 25 : : 2014/07/22(火) 21:15:04


    ー魔騎兵団本部ー












    エスト「で」



    エレン「おうエスト」



    ジャン「数時間ぶりだな」



    エスト「何で君達がここにいるんだよ」



    アルミン「いや、さっきエルサさんが..........」




    エルサ『君達、調査兵団本部より魔騎兵団にいきなさい、向こうの方が部屋空いてるし』




    アルミン「って」



    エスト「エルサ.........」



    リヴァイ「おい銀髪頭」



    エスト「はい?」



    リヴァイ「俺達はどこで寝ればいい?」



    エスト「えっと、一人一部屋あると思うので、好きな所に、あ、風呂は部屋にあるので」



    リヴァイ「了解した」
  26. 26 : : 2014/07/22(火) 21:28:23


    エレン「おいエストー、一部屋足りねーぞ」



    エスト「ホント?困ったな…相部屋できるほど広くないし..........」



    エスト「仕方ない。明日空き部屋つくるよ。僕の部屋使って」



    セナ「エストどうするの?」



    エスト「僕はどっかで寝るよ」



    エレン「すまねぇ、本当にありがとう!」




    セナ「..........ねぇ」



    エスト「何?」



    セナ「そ、そそそ、その、今日、今日だけ、私の部屋で、その.........」



    エスト「え?何?」



    セナ「だから、その.........うぅ..........」



    エスト「セナちゃん、聞こえないって」



    セナ「もうっ!今日だけ私と寝るかって聞いてるのっっ!!」



    エスト「..........は?」



    セナ「だから、今日だけ仕方なく..........その..........」



    エスト「セナちゃん、お年頃の女の子の部屋で寝るのはさすがに.........」



    セナ「っっ!か、風邪引いたら大変でしょう!!いいから黙って私と寝なさい!!」



    エスト「ちょっと!引っ張らないで!伸びる!」







    ハンジ「大胆だな~、セナ」



    リヴァイ「なんだ、いたのかクソメガネ」
  27. 27 : : 2014/07/22(火) 21:46:54




    セナ「..........」



    エスト「..........」



    セナ&エスト(気まずいっ!非常に気まずいっ!)



    セナ(よく考えればなんて事してるのよ私っ!自分の部屋に強引に連れて行くなんてもう阿呆じゃないっ!)



    エスト(気まずいっ!なんだこの空気..........セナちゃんは顔赤いし..........て言うか、僕何でここにいるんだ..........第一話からヒロインとラッキーイベントてきな主人公じゃないかこれはっ!)



    セナ(話題、話題,......)



    エスト(えっと、何か話す事は..........)



    エスト&セナ「あのっ..........」



    エスト「えっと、そっちからどうぞ..........」



    セナ「え、え!?いや、エストから..........」



    「「..........」」



    エスト「その、えっと.........!!」



    エスト「誰だっ!!!」




    セナ「飛び降りた!?」



    エスト「追うよセナちゃん!今の気配、奴らだ!!」



    セナ「ちょっと、私パジャマ.........」



    セナ「って、もういっちゃった.........邪魔してくれちゃって....許さない......」





    セナ「まってエスト!」























    エスト「くっ........暗い、どこ行った..........」



    セナ「あっち!」



    エスト「セナちゃん、パジャマで来たんだ。勇者だね」



    セナ「わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
  28. 28 : : 2014/07/22(火) 22:01:23



    「こんなところで夫婦漫才?呑気な事ね」



    エスト「君かい?さっき部屋覗いてたの」



    「そう」



    エスト「つまり、僕らと戦うと?」



    「物分かりが良くて助かるわ。始めましょう」



    セナ「いいのかしら、こんな街中で暴れても」



    「構わないわ。さぁ、来なさい」



    エスト「じゃあ、遠慮なく..........」



    セナ(刃、接近戦なら剣術に長けているエストが負けるはずがないけど、やな予感がする..........)



  29. 29 : : 2014/07/23(水) 07:55:37


    エスト「どうしたの?さっきまでの威勢はさっ!」



    「ぐっ、はぁああああ!!!」



    エスト「君の負け。僕がこの刃を振ったら君は.........」



    エスト「分かるよね?何が目的だ」



    「ふっ、ふふふふ、はははははははは!!」



    エスト「.........」



    「何が目的かって?そんなの決まってる。人類を滅ぼすんだよ!!」



    セナ(指を噛もうとしてる..........?まさかっ!!)



    セナ「エスト離れてっっ!!巨人化能力者よっ!!」



    エスト「なにっ..........」



    指を噛み、自傷行為をする。
    すると、辺り一帯に光が広がる。



    エスト「こいつは、セカンドジャイアント..........」



    セナ「第2世代巨人化能力者..........」



  30. 30 : : 2014/07/23(水) 08:11:59
    期待です
  31. 31 : : 2014/07/23(水) 20:57:35

    >>30
    ありがとうです。


















    エスト「ざっと15メートル級かな、しかも全身硬化」



    「踏み潰してやるわ!立体機動装置がない兵士などおそるるに足らず!」



    エスト「立体機動なんていらないさ」



    エスト「テルミヌスト・グロリア」



    「何だ、奴の後ろに剣が..........」



    エスト「何本出そうか、そうだね、じゃあ200本ぐらいいっとく?」



    セナ「テルミヌスト・グロリア、上級魔騎兵しか使えない高等魔法具、数百の剣を相手に向けて放つ上位魔剣術.........」



    「ただの剣が硬化されている皮膚に効くとおもった?無駄よ!」



    エスト「一つ言っておくよ。巨人化した状態で喋らないでくれないかな」



    エスト「きもいからさ」
  32. 32 : : 2014/07/23(水) 21:12:33

    エストの放った剣は、巨人に向かって飛んでいき、硬化された皮膚を刈り取っていく。



    「くっ..........この力、まさかっ、魔騎兵団の兵士長.........."剣聖のエスト"!?」



    エスト「知ってくれていて嬉しいよ」



    硬化が破壊され、むき出しになったうなじに向かって剣を放つ。



    それは見事に貫き、巨人化が解ける。



    「くそっ..........まさかエストがいたなんて.........過去にいったんじゃ............」

















    セナ「何も殺すことないじゃない!」



    エスト「セナちゃん、君は甘過ぎる。コーヒーはいつもミルクたっぷりかい?」



    セナ「ミルクティーは好きよ............って、そんな事どうでもいいの!何で殺したの!?」



    エスト「敵を排除した。ただそれだけさ。他に理由はない」



    セナ「彼女だって帰るべき場所が............」



    エスト「それが甘いっていってるんだ!!」



    セナ「っ!」



    エスト「僕らだって必死なんだよ、一手でもしくじったら人類は巨人に負けるんだよ」



    セナ「....分かってるわよ............そんな事............」



    エスト「敵に同情するのなら、兵団から出ていけ。ずっと言ってきているだろう。だから君は討伐出来ない」




    エスト「敵に同情するから殺せない。トドメがさせない」



    セナ「....でも............」



    エスト「いいからいセナちゃん。僕らは人類全ての命を背負って戦ってる。半端な気持ちじゃ勝てない。覚えておいて」



    セナ「自分が....一番分かってる............そんな、事............」



    エスト「ぁあ、泣かないでよ」
  33. 33 : : 2014/07/23(水) 21:47:58


    セナ「だって............だってぇ............」



    エスト「はぁ.........悪かった、少し、ほんの少し言い過ぎたね」



    セナ「ううん、ごめっ.........」



    エスト「ほら、涙拭いて、せっかくの可愛い顔が台無し.........いや、泣き顔もいいかも............」



    「サディスティックの変態さんですね、エスト兵長」



    エスト「ぐっ....お前いたのか、ユノン」



    ユノン「何を言ってるんですか、エスト班全員いますよ」



    エスト「何でこんな時間に?」



    キリヤ「巨人化の光がしたのでフル装備できました」



    クレア「兵長が終わらせてたんですけどね」



    シャルル「それはそうと兵長!またセナを泣かせたんですか?」



    エスト「なっ............」



    クレア「セナ、こんな人の心を弄ぶようなサディスティック変態ドS男よりいい人いるから。紹介しようか?」



    エスト「待ってみんな、酷くない?僕兵長だよ?少しは尊敬とかないの?」



    キリヤ「俺は兵長を尊敬してます!」



    シャルル「兵長は女の敵ですよ」



    ユノン「ホントそれ、女心が分かってないです」



    エスト「あーもう!!帰ろうセナ、こいつらといたら頭狂う!」



    セナ「ちょっと、皆の前で手を握らないで............」



    クレア「兵長大胆~」



    シャルル「見せつけてくれますね、リア充兵長」



    ユノン「どうせ、無意識だろうけど............」
























    セナ「今日の敵の目的はなんなのかしら............」



    エスト「さぁ、とりあえず明日団長に報告しておくよ」



    セナ「そうね、それがいいわ」



    エスト「僕はもう寝るよ。お休み」



    セナ「あ、そこ私のベッド............」



    エスト「zzz............」



    セナ「....ま、いいや、お休み............」









  34. 34 : : 2014/07/23(水) 22:11:56
    ー現在公開可能な情報ー

    エスト(魔騎兵団対巨人精鋭特別作戦班)



    ~メンバー


    ーエスト・フロスアロー


    男性。特別作戦班の班長。魔騎兵団の兵士長。人類最強と噂されている。実は鈍感。銀髪。17才。
    討伐、討伐補佐は本人曰わく、数えてない。



    ーセナ・アルヴァーリン


    女性。特別作戦班の副班長。兵士長補佐。エストに好意を抱く。本人は隠してるつもりだが、周りからはバレバレ。本人は気づいてないらしい。薄い金髪の腰まで伸びた髪。16才。討伐0、討伐補佐62




    ーキリヤ・ザン


    エストを除いてただ一人の男性。黒髪のセミロング。16歳。
    エストに憧れを抱く。討伐29、討伐補佐31



    ーユノン・シュールフラント


    女性。毒舌が目立つ。水色のボブカット。16歳。討伐12、討伐補佐38



    ークレア・ジュノセリア


    女性。人見知りっぽい。黒髪のロングヘアー。16歳。討伐9、討伐補佐45



    ーシャルル・ファーレンハイト


    女性。自分の恋愛より他人の恋愛が気になるらしい。ピンク色の背中まで伸びた髪。16歳。
    討伐20、討伐補佐25



    このように、現在公開可能な情報として、設定をお伝えしていきます。
    質問やわからない点があれば、できるだけお答えします。
  35. 35 : : 2014/07/24(木) 07:01:04






    エスト「んんぅ.........よく寝た............なんか重い.........ん?」



    エスト「....ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!」













    セナ「うーん.........何よエスト....って!!なにしてるのよ!!」



    エスト「君が僕の上に乗ってたんだろうが!!」



    セナ「し、知らないわよそんなの!!エストがやったんじゃないの!?」



    エスト「バッチリ僕の首に腕回してたじゃないか」



    セナ「うぅ..........」



    エスト「結論、セナちゃんが僕に抱きついて..........」



    セナ「わかった!ごめんなさいもうそれ以上言わないで!!」



    エスト「はぁ、じゃあ僕は部屋の片付けをしてくるよ。ありがとうね」



    セナ「べ、別にお礼なんていらないわよ............」

























    エスト「うーわ、何でこうなったの?」
  36. 36 : : 2014/07/24(木) 20:02:34

    アルミン「ハンジさんが............」



    ハンジ「あ、おはよーエスト、清々しい朝だね」



    エスト「これは書類?うっわ............巨人の写真............」



    ハンジ「セカンドジャイアントだっけ?第2世代巨人化能力者は通常の巨人と大きく異なるからね。調べておかないと」



    エスト「熱心何ですね」



    ハンジ「そりゃあもう!!なんなら私が巨人について話してあげようか。あれは2年前だったかな............」



    エスト「失礼しましたー」










    アルミン「ナイススルーだよ」



    エスト「顔がキモかった..........」











    ハンジ「バッチリ聞こえるんだけど!!」
  37. 37 : : 2014/07/24(木) 20:14:34



    「全く、過去の人間はどいつもこいつも騒がしいな」



    エスト「あ、リンスロット団長」



    アルミン「お、おはようございます!」



    リンスロット「ぁあ、してエスト、昨夜はご苦労だった」



    エスト「あいつですか、弱かったですね。目的が分からない............」



    リンスロット「どちらにせよ、これからも注意しておけ。"死の捕食者"、デスイーターにはな」



    エスト「了解です」



    リンスロット「そういえば、セナが呼んでいたぞ。特別作戦班の会議があるそうだ」



    エスト「また勝手に............」



    リンスロット「では、留守は頼んだ。これから兵団会議があるのでな」
  38. 38 : : 2014/07/24(木) 20:19:41
    期待です!!
  39. 39 : : 2014/07/24(木) 20:21:01

    ーウォール・メービス西端、セインジア区ー












    「ルーク様、ここにおられましたか」



    ルーク「ビショップか............」



    ビショップ「グルンブル区には剣聖と滅剣がいます。どちらから潰しますか?」



    ルーク「決まっているだろう」



    ルーク「剣聖のエスト............俺の手で必ず殺す!」


















    ー#01、完ー













  40. 40 : : 2014/07/24(木) 20:24:09



    第一話終わった!


    ご覧くださった方、どうもありがとうございました!
    オリキャラ主人公で見にくいかもしれませんが、これからもどうぞよろしくお願いします!

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takubaseball121

シュヴィ

@takubaseball121

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