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また独りぼっちだ

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  1. 1 : : 2014/07/20(日) 22:51:33
    独りはやだ。

    いやなんだ。

    だれかと一緒にいたい。



    書きだめしてあります。
    短編を書いていきます。
    忙しくても1週間に1本は完成させるつもりです。

    それでは、どうぞ。
  2. 2 : : 2014/07/20(日) 22:52:59
    男「よお、女ー!」

    女「…ん、男。」

    男「テンション低くね?」

    女「…んなことない」

    男「そーか。ならいいんだけど」

    女「…」

    男「おーい、友!!」

    友「よお!男ー!!」

    男「相変わらずうっせーな」ニカッ

    友「お前もな」ニカッ

    女「…あははっ!」

    男「んだよーそんな笑うことないだろー?」

    女「…おもしろいんだから仕方ないじゃーん」ニコニコ

    友「あ、俺今日、日直だったわ!!ごめ、先行ってんな!!」

    男「おーう」

    女「またあとでね!」

    男「…」トコトコ
    おかしい。なにかが。
    いつもと同じ光景。いつもと同じ仲間。
    なのに何かが…違う。
    性格?いや、性格は同じだ。
    ああ、わからない

    女「…またあとで…か」ボソッ

    男「ん?なんか言ったか?」

    女「ううん、なんでもない。」

    男「そっか」
    おかしい。やっぱりおかしい。
    女なのに女じゃ…ない。
    だれなんだこいつは。
    胸騒ぎがする。

    女「…まだ時間あるよね?公園で話したい」

    男「おう?いいけど」
    なに、なんなんだ。いったい。

    女「ねえ男」

    男「ん?」

    女「…ごめんね。」

    男「いきなりどした」

    女「こんなやつで、ごめん。迷惑かけてるよね」

    男「…お前またやったんじゃないだろうな?」

    女「…やってないよ。頑張ってるもん」

    男「そか…」

    女「うん。でもそろそろキツいかも。」

    男「そんときは俺にやれ」

    女「そんなんできないよ!」

    男「なんで」

    女「男は大事な友達じゃん!!」

    男「ははっだよな」
    やっぱり違う。もうやだ。なんなんだこの世界は!?
    戻してくれ。戻せ戻せ戻せ戻せ戻せ。
  3. 3 : : 2014/07/20(日) 22:53:34

    女「…あの、男…?」

    男「…なんだ」

    女「なんで…そんな怖い顔してんの…?」
    え?

    女「やっぱり怒ってる?気持ち悪いって思ってる?」
    なにいってるんだ。そんなわけない。
    言おうとしたけど、でてこなかった。

    女「そっかあ…やっぱりそうだよね」ニコッ

    女「ま…で…うね…」グサッ

    ピピピと目覚まし時計の音が耳障りだ。
    俺、女に刺された…よな?
    なんで傷ないんだ?なんで痛くないんだ?

    女「…男!」

    男「おっ女!?な、な、なんで…!」

    女「?なにが?」

    男「…寝ぼけてんのかな、俺。」

    女「じゃね?」クスクス

    女「ほら、学校行こ?」

    男「お、おう…」
    夢なわけ、ない。
    しっかり覚えてる。あの感覚。
    そして、女が最後に言ってた言葉…よく聞き取れなかった。

    男「お、おい!女!」

    女「なに?」グサッ

    男「…えっ?」ドサッ

    女「また…で…ね」
  4. 4 : : 2014/07/20(日) 22:54:04

    ピピピピ
    …なんで。俺なんもしてない…のに?
    俺が死ぬ度に戻るのか…
    じゃあ…説得。

    女「おはよ。男。」

    男「おはよう。」

    女「いい朝だね」ニコッ

    男「なぁ…なんかあるなら相談してくれよ」

    女「…え?」

    男「お前、辛いんだろ?知ってるよ」

    女「う…うるさい!」グサッ

    男「な…んで…?」

    女「また次の世界でね」ニコッ

    ピピピピ
    はあ!!!???
    なんでなんでなんでなんで
    こうなったらやっぱりオレガコロスシカナイノカナ?

    女「おっはよ!男」

    男「よお。いい朝だな」グサッ

    女「…はあ?」バタッ
    あ、はは…やったよ。俺。戻らないし!!
    やった!!!勝ったんだ!!!!

    男「…学校行かねえとな」

    友「あれ、男?女は??」

    男「しらねぇよ!!」

    友「…なんかあった?」

    男「うるせえ!」グサッ

    友「…え?」ガタン
    邪魔者はケス

    モブ「よお男!」

    男「うっせえ」グサッ

    女子「キャアアアア」

    男「うっせえんだよ!!」グサッ
    邪魔者はすべてコロシタ
    これで自由だ。

    …あれ?



    また独りぼっちだ。


  5. 5 : : 2014/07/21(月) 09:46:16
    俺じゃない



    俺はいつから俺なんだっけ?
    …考えててもわかんねえか
    とりあえずメシ食おう
    さて、今日は…これかな
    …うん、うめえ
    やべえ巨人だ。逃げないと

    巨人「…!…く…!!」
    やばいやばい
    …ふう逃げられた
    あの巨人は本当になんなんだ…
    もう…やだよ

    巨人「いたぞ!!…す!」
    やだやだやだやだやめてくれ。
    でも…もういいよな?
    俺がんばったよ。
    終わりにしよう。

    巨人「…いつ…かねえぞ?まあ…だな」ブゥン
    ぐしゃ
  6. 6 : : 2014/07/21(月) 09:46:43



    ん…俺は?
    あれ、体…重い

    ?「たかしー?おきたのー?」
    たかし?

    母「たかし!…ん?どしたのあんた」

    たかし?「え、いや…なんでもねえよ」

    母「そう?早く下来なさいよ」

    たかし?「うん」
    俺…もしかして巨人に…?
    って、うわ!
    なんだ、あれ。きもちわりぃ。
    殺さないと…

    たかし「早く殺す!」
    っち。逃げやがった。

    たかし「いたぞ!殺す!!」
    くっそ。また逃げた。
    …あれ?動かない??

    たかし「こいつ動かないぞ?まあ好都合だ」ブゥン


    …俺じゃない
    この体で生きていくのかな…

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