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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

エレン「笑ってはいけない調査兵団」ヒッチ「…の交流会?」ハンジ「そう!」

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  1. 1 : : 2014/07/10(木) 00:03:43
    前回の作品です>>http://www.ssnote.net/archives/18444


    前回の憲兵団での功績がアダとなり調査兵団へ左遷されたヒッチ!


    ハンジからエレンたちとヒッチに仲を深めるようにと交流会を強要されたのだった……


    キャラ、原作設定崩壊、ネタバレ、進撃の巨人の世界観に準じたオリジナルキャラ登場します


    では、はじめます
  2. 3 : : 2014/07/10(木) 00:14:19
    エレン「いつやるんですか?」


    ハンジ「今から!」


    アルミン「えっ!?」


    エレン「突然過ぎないですか?」


    ヒッチ「というかなんで笑っちゃいけないんですか?交流会なのに…」


    ジャン(嫌な予感しかしねぇ……)
  3. 4 : : 2014/07/10(木) 00:40:13
    ハンジ「その方が滾るだろうっ!笑おうものなら尻をはたかれる緊張感のハンパなさは壁外調査に匹敵するからねっ!訓練も兼ねてるんだ!」


    ヒッチ「いやいや…」(マジないわ)


    ライナー「いくら巷で流行っているとはいえ、ケツをしばかれるのは…」


    ベルトルト「そんな罰ゲームはあんまりだ……」


    コニー「大丈夫だ!笑わなきゃいいんだろ、楽勝だぜ!」 ハハハハハ


    アルミン「確認ですけど、今ここにいるメンバーでやるんですか?」


    ハンジ「そのとおり、ちなみに私は進行役だよ!他の団員は配置済みさ」


    エレン「……ってここにミカサ達がいないということは…」
  4. 5 : : 2014/07/10(木) 21:17:02

    〜物陰〜


    ユミル「そういうこった」 ニシシシシ


    サシャ「わたし達も笑いの刺客なわけですね」


    クリスタ「緊張するね…」


    ミカサ「誰がエレン達のおしりを叩くの……」


    ユミル「調査兵団のだれかさんらが黒子に変装して叩くんだと」


    ミカサ「黒子どもにしかるべき報いをっ……!」


    クリスタ「ミカサ、落ちついて!一度もエレンが笑わなければ大丈夫なんだから!」


    ユミル「フツーに無理だろw」 


    アニ「あいかわらずだね、なんで私も呼ばれたと思ったけど…」


    サシャ「憲兵時代のヒッチと親しかったからですかね」


    ミカサ「それより……」
  5. 6 : : 2014/07/10(木) 21:30:04
    〜エレンサイド〜


    エレン「いまさら交流会やる必要あるのか?」


    ライナー「ヒッチが正式に入団してから日にちは経っていないが…」


    ベルトルト「充分溶けこんでると思うけどね」


    ジャン「特にコニーとサシャとの仲がいいみてぇだな」


    ヒッチ「まぁね~」


    コニー「おう!昨日なんかも新しいh」


    ヒッチ「コニー!」


    コニー「おっと!そうだったなっ…まだ秘密だぜ!」


    ジャン「なんだよ、もったいぶりやがって…だらけた面してるくせによぉ」 チラッ


    ヒッチ「!」 イラッ


    ヒッチ「そのうちわかるから、安心してな馬面!」 


    ジャン「な、テメェ!この銭女がっ!」


    ヒッチ「そのつまんなそうな馬面に模様を描いて、みじめなシマウマにしてやる!」


    アルミン「ちょ、二人とも落ち着いて!」
  6. 7 : : 2014/07/10(木) 21:55:50

    〜物陰〜


    ユミル「なんだありゃ」


    サシャ「ジャンが火種ですかね」


    アニ「根はしっかりしてるいい子なんだけどね…」


    ミカサ「アニがそういうのなら…」


    アニ「ただ、たまにイケメン相手に逆ナンしたりするんだよね」


    ミカサ「…ヒッチこそ、真の女狐!このままではエレンもたぶらかされる!!」


    クリスタ「だから、落ち着いてよ!」


    ユミル「こっちにも火種があったか…」


    サシャ(実際の話、ヒッチはエレンをナンパしかけたんですけど……ミカサの殺気を感じてやめた節があるんですよね…)
  7. 8 : : 2014/07/10(木) 22:32:15

    〜エレンサイド〜


    ハンジ「はいはい、そこまでーっ」 パンッパンッ!


    ハンジ「そんなわけでキミ達同期はもちろん、わたし達先輩方とも交流を深めてほしいわけだ。ぜひ頑張ってくれ!」


    エレン「ヒッチ、そんなわけだ…改めてよろしくなっ!」


    ヒッチ「いいけど…やるなら私も刺客がよかったなー」


    アルミン「時間はどれくらいやるんですか?」


    ハンジ「さすがに24時間はやんないよ…数時間ぐらい…かな?」


    ベルトルト「あいまいですね」


    ハンジ「刺客の中にクセの強い奴がいるからね」
  8. 9 : : 2014/07/10(木) 23:03:23

    〜物陰〜


    アニ「ところで…わたし達はここに隠れてるけど、具体的になにをすればいいんだい?」


    ミカサ「ハンジ分隊長が始めの合図をしたら、この封筒を開けてといわれた」 つ封筒


    アニ「その中に書かれてる指示どうりに動けってこと?」


    ミカサ「そういうこと」


    ユミル「よしっ…男どもをケチョンケチョンにしてやろうぜっ、クリスタ!」


    クリスタ「もう、笑わせるだけだよっ、ユミル!」


    サシャ「ヒッチにも悪いですが…獲物に対して容赦しませんよ!」
  9. 10 : : 2014/07/10(木) 23:35:09

    〜エレンサイド〜


    ハンジ(そろそろかな) チラッ


    ミカサ(懐中時計を見た!) カクレテイル


    隠れている女子一同(いよいよ始まる!!)


    エレン「ハンジさん、どうかしたんですか?」


    ハンジ「なんでもないよ。それより……」






    ハンジ「そこに待機している104期生、出てきてくれ!」


    隠れている女子一同(えっ!!)


    ハンジ「はやくっ!」
  10. 11 : : 2014/07/10(木) 23:36:13

    エレン「…あれ、ミカサ!それに…」


    アルミン「アニ!みんなも!?」


    アニ「……久しぶり」 テクテク


    ミカサ「…?……??」 テクテク


    ユミル(どうなってんだ?) テクテク


    クリスタ「あはは…」 テクテク


    サシャ「予定変更ですか?」 ハテ?


    ジャン「おまえら、隠れていたのか…」


    ミカサ「……ハンジ分隊長、これは一体?」


    ハンジ「その封筒の中身は白紙だよ」 ニコッ


    ミカサ「!?」


    コニー「なぁ、何が起きてるのかわからねぇのは……」


    ライナー「コニー、安心しろ。オレにもさっぱりわからん」


    ヒッチ「……なるほどねー!そういうことかぁ!」 ポンッ


    ユミル「ま、まさか…」


    ハンジ「ふふふ………」








    ハンジ「ミカサ達もエレン達と合流!」


    ハンジ「いっしょに笑わないように耐えてもらおうッ!!」


    一同「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇっ!!?」

  11. 13 : : 2014/07/11(金) 12:21:15

    サシャ「ちょっと待ってくださいよ?聞いてないですって!」


    ミカサ「…やはりエレンと私は運命共同体…」


    ユミル「相変わらずマイペースだよな、ミカサ…」 ハァ…


    ヒッチ「アニ、おひさ♪」


    アニ「あんたも変わってないね」


    ライナー「これは意外な展開だな」


    エレン「でも人数多すぎるんじゃないか?」


    アルミン「…いや、僕たち一人ひとりが互いに笑いの刺客になりうるわけだから、その人数が増えている分やっかいだよ」


    ジャン「つぶし合いかよ…マジでおっかねぇな」


    コニー「なんでつぶし合うんだ?仲間だろ」


    ベルトルト「コニー……いや、そのうちわかるさ…」
  12. 14 : : 2014/07/11(金) 12:45:17

    ハンジ「突然のサプライズに見事驚いたね!まるで巨人に遭遇したような表情だよ!」


    クリスタ「あ、あの…質問があります!」


    ハンジ「なんだい?」


    クリスタ「女子も笑ってしまったら……おしりを叩かれるんですか?」


    ハンジ「そういうことになるね!」


    クリスタ「そ、そんな…いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 サアァァァァ…


    ユミル「お、落ち着けクリスタ!幽体離脱しかけるな!」


    アニヒッチ「そんなの断固拒否する!」


    ミカサ「同感」


    サシャ「私が……獲物になってしまうだなんて!?」


    エレン「おいおい、シャレになんねぇぞ…!」


    ジャン「酷すぎんだろ!」


    ハンジ「ふふふ……なーんてねっ!」


    一同「!?」
  13. 15 : : 2014/07/11(金) 12:46:36
    ハンジ「私は尻しばきでもかまわないと思ったんだけどね、調査兵団内部から批判の声が挙がったんでね、アンケートをとったんだ」


    アルミン(ハンジ分隊長自身は良かったんだ…)


    ハンジ「その結果、電気ピリピリに決定した!」


    そう言うとハンジは棒状の物を取りだし、掲げた


    ハンジ「これを背中に当てて少量の電気を流す!これなら尻しばきほど痛くないし肌に痕も残らないから安心さっ!」


    アルミン「ちなみに…試したんですか?」


    ハンジ「もちろん!ソニーとビーンに試したけどまったく問題なかったよ!」


    一同(参考にならない……)
  14. 16 : : 2014/07/11(金) 23:25:26

    ハンジ「前置きが長くなっちゃったね…。女子の罰も決まったことだし始めるとしよう!」


    ハンジ「ルールはただ1つ。始まりの合図とともに絶対に笑ってはいけない、終わりまでだっ!!」


    ハンジ「進めていく過程で班を編成したり、ゲームに参加してもらったりするけど、絶対に従うこと!」


    ハンジ「さもないと……さらにキツイお仕置きや死の恐怖を味わうことになる!心して臨んでほしい」 ゴゴゴゴ


    クリスタ「ひぃ!」 ビクッ


    ヒッチ「し、死の恐怖って…」 アセアセ


    コニー「これ、交流会だよな…」 ガタガタ


    サシャ「もはや交流会じゃありませんっ!わたし達は家畜以下……カマドウマです!」


    エレン「笑いを…駆逐してやる!」


    ハンジ「それでは……はじめぇっ!!」


    プアァーーンッ!!←開始の音
  15. 17 : : 2014/07/12(土) 06:11:17
    面白いです!!
    訓練中も笑ったら 罰ゲームなど。
    あらゆる場面で罰ゲームしたら面白いと思います!!!
    ぜひ頑張ってください
  16. 19 : : 2014/07/12(土) 23:45:53

    ハンジ「じゃあ会場の旧調査兵団本部はすぐそこだから歩いて移動だっ!」


    ザッザッ……


    エレン「とうとう始まっちまったな…」


    ミカサ「何ごとも精神統一、精神統一…」 ナムナム


    アルミン「目を閉じながら歩いてる!」


    エレン「ミカサ、スゲーな…オレも真似するかな」


    ユミル(どこかに仕掛けが必ずあるはず…クリスタだけは守らねぇとな……あれ?)


    ヒッチ「何これ……?」


    道の真ん中に、ちっこい石が置かれているのだが隣にこんな立て札が…



    立て札『絶対に持ち上げないでください』



    アニ「…」
  17. 20 : : 2014/07/13(日) 00:38:25

    ハンジ「あれ、何みんな立ち止まってるんだい?」 ニコニコ


    サシャ「いえいえ、これは…」


    一同(絶対に持ち上げろってフリだ)


    ジャン「…やめた方がいいな、この状況どう見たって罠だ」


    エレン「オレはやるz」


    ジャン「この死に急ぎ野郎!マジで死に急ぎ過ぎだろ!」


    クリスタ「クスッw……あ」



    デデーン クリスター、アウトー



    ユミル「んなっ!」


    クリスタ「ちょっ…キャッ!」 ビリッ


    アルミン「そんな!クリスタが…」


    クリスタ「大丈夫…ジャンの間髪入れないツッコミが面白くてつい…」


    ユミル「ジャン…」 ギロッ


    ライナー「貴様…」 ユラッ…


    ジャン「ち、違う!オレは死に急ぎ野郎を止めようとして…」


    ミカサ「エレンのせいだと言うの…」 <●><●> ニラミツケ


    ジャン「」


    ヒッチ「ウケるww」



    デデーン ヒッチ、アウトー



    ヒッチ「げっ…ぎゃッ!」 ビリッ


    ライナー「おいおい」


    アニ「あんたも笑っちゃだめでしょ」


    ジャン(助かったぜヒッチ!)
  18. 21 : : 2014/07/13(日) 12:49:03

    コニー「とにかく、石を持ち上げようぜ」


    クリスタ「ダメだよっ怪しすぎるよ!」


    エレン「どうみたってただの石だろ」


    「わしに任せろ」


    そこには、いつの間にかありえない人物が立っていた


    一同「ピクシス司令ッ!!」 (酒くさい…)
  19. 22 : : 2014/07/13(日) 12:54:28
    ピクシス「よい。こんなもの、わしがひとひねりじゃ」 ヒック


    ピクシス「いくぞ!」 グッ


    ピクシス司令は酒の勢いもあって石に力をこめた!













    グキッ


    ピクシス「あじゃーーッ!腰があぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ピクピク…


    エレン「なw」 アルミン「ちょw」 ジャン「ぐww」 ライナー「w」


    コニー「」←口を開けて笑いをごまかす


    サシャ「ふw」 ユミル「ブフォ!ww」 ヒッチ「ぷふw」



    デデーン エレン、アルミン、ジャン、ライナー、コニー、


    サシャ、ユミル、ヒッチ、アウトー



    アウトの野郎ども「うおっ!」 「グァッ!」 バシッ


    アウトの女子「きゃ!」 「あばっ!」 ビリッ
  20. 23 : : 2014/07/13(日) 13:00:04

    アンカ「司令!ご無事ですか?」 タタッ


    ハンジ「すまない、対巨人用の罠として長さ5メートルのつまずき石を埋めていたんだが、司令はそれを引っこ抜こうとして…」


    アンカ「まったく、そんな無茶しないでください!」 グッド!


    アニ(セリフとポーズがかみ合ってない…) ククッw


    デデーン アニ、アウトー


    アニ「う…はぅ!」 ビリッ
  21. 24 : : 2014/07/13(日) 15:46:32
    ww
    期待です♪☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
  22. 25 : : 2014/07/13(日) 21:18:19
    アンカ「じゃあ、私は司令を片づけますので…」


    ピクシス「」 キゼツシテイル?


    ハンジ「お願いね!わたし達は先をいそごう!」


    アルミン「まさかいきなりピクシス司令が出てくるなんて…」 ヒリヒリ


    エレン「あの人達も笑いの刺客なのか…ていうかミカサ達は大丈夫か…?」 ヒリヒリ


    ミカサ「私は平気、エレン達hー」












    スパーーーーーーーンッ!!


    一同「!!??」


    アンカ「オラ起きろ!このハゲ!飲んだくれ!すけべジジイ!!」 つスリッパ


    ピクシス「」 ピクピク


    スパンスパンッスパーーーーーーンッ!!!


    一同「……ブハァ!!!www」



    デデーン 全員、アウトー



    エレン「待てよぉぉっぉ!」 バシッ


    クリスタ「し、司令にそんな……ひっ!」 ビリッ


    アルミン「頭をはたくなんて…!」 バシッ


    ジャン「許されんのかよっ…ガッ!」 バシッ


    アンカ「新品のスリッパだから問題なし!」 フンス


    ユミル「そういうことじゃ…あんッ!」 ビリッ


    「ぐほっ!」 バシッ 「キャッ!」 ビリッ スパーン!


    ハンジ「ありゃりゃ…司令付きの参謀も大変だね。君たちも酔わないでね、次行こう次!」


    ヒッチ「ひどい…」 グスン


    ミカサ「終わったと見せかけての不意打ち……不覚」


    スパーーン…
  23. 26 : : 2014/07/13(日) 21:52:18
    ザッザッ


    ライナー「ある意味訓練より過酷かもしれん…」 ヒリヒリ


    ヒッチ「もうやりたい放題じゃん…」 ビクビク


    ユミル「……なぁ、気づいたか?」


    ジャン「…あん、何が?」


    ユミル「司令のハゲ頭、どんどん真っ赤かになってたろ」


    ジャン「あぁ…」


    ユミル「それほど叩かれても、気絶してるフリしなきゃなんねぇからビクついててやんの」


    ジャン「へへへw……ハッ!?」



    デデーン ジャン、アウトー



    ジャン「ソバカスッ……てめぇわざとだろ!」 バシッ


    ユミル「なんのことだか」


    ジャン「じゃ言わせてもらうがな、てめぇが罰受けてるとき、色っぽい声出てたぞ!」


    ユミル「なっ!?」


    ベルトルト「そういえば……」


    サシャ「私も聞きましたね」


    ユミル「や、やめろよ……///」 カアァ


    クリスタ「ジャン、ダメだよ!」


    ジャン「へへへw、ざまぁねえn」



    デデーン ジャン、アウトー



    ジャン「しまった……グゥッ!」 バシッ


    ユミル「ガキだな」


    コニー「…これが例の言ってたつぶし合いってやつか……」


    ミカサ「不毛」
  24. 27 : : 2014/07/13(日) 23:01:19
    マジっくっっっっっ
    はあはあ。
    笑いこらえた。
    期待です!
  25. 28 : : 2014/07/14(月) 21:59:23

    エレン「尻しばきって痛みが蓄積するのな…」 ヒリヒリ


    アルミン「うん…」 ヒリヒリ


    アニ「電気は痛みは残らないけど…」


    サシャ「へんな感じは残りますね…」


    ミカサ「エレン、アルミン、笑いを事前に防ぐよい方法を思いついた」


    エレン「どうせおまえがオレ達の目と耳をつねに塞ぐってんだろ」


    エレン「オレ達のことはいいから自分の身を第一に考えろよ」


    ミカサ「エレン…」


    ジャン(ちくしょうっ、エレンの奴こんな時に見せつけてくれるじゃねぇか…)
  26. 29 : : 2014/07/14(月) 22:47:24
    ライナー「…ジャンがこの中で一番笑っているな。ミカサ、余裕があればジャンのサポートに回るのはどうだ?」


    ジャン(ライナー!さすがオレ達の兄貴だぜ!!)


    ミカサ「ジャンにはヒッチがいる。ので、心配はいらない」


    ジャン「!?」


    ヒッチ「!?」


    ジャン「ミ、ミカサ!なんでオレがこの銭女なんかと!?」


    ヒッチ「そうよ!どう転んでわたしの名前が出てくるわけ!?」


    ミカサ「ケンカするほど仲がいい、という言葉があるので」


    ライナー「…確かにそうだな」


    クリスタ「恋の予感!いいねっ、応援しちゃうよ♪」 パアァ


    アルミン(地獄にも天使が!)


    ライナー(それを言うなら仏だぞアルミン!) デモイイ
  27. 30 : : 2014/07/14(月) 23:32:54
    ジャン「誰がおまえなんかと…銭ババァ!」


    ヒッチ「言ってくれるじゃない…この馬フンめ!」


    ベルトルト(なんか激化してる…)


    コニー「白熱してんな」


    サシャ「これがどう恋に発展するんですかね?」


    ハンジ「ストォーーーーーーーーーープッ!!」


    一同「!」 ビクッ


    ハンジ「ライナー!早速だけどそこの石を裏返してみてくれ!」


    ライナー「はい」(また石か?)


    ライナーは道ばたに落ちていた大きな石を裏返してみた


    ゴロッ












    石の裏『ジャン、君にはミカサという好きな娘が!ヒッチ、君にはお金という恋人がいるじゃないか!』


    ジャンヒッチ「」


    ユミル「ぷっw」 サシャ「ふふっw」 アルミン「くっw」 アニ「w」←顔を手で隠す
  28. 31 : : 2014/07/14(月) 23:35:51

    デデーン アルミン、ユミル、サシャ、アニ、アウトー



    アルミン「こ、これw…か!」 バシッ


    ユミル「ひw暴露って…あ!」 ビリッ


    サシャ「す、すごい…ですっ!」 ビリッ


    アニ「ひ、ひ…ひゃっ!」 ビリッ


    ジャン「マジでなんだこれえぇぇぇぇ!」


    ヒッチ「ありえないっ、お金が恋人なんて超ありえないから!!」


    ミカサ「ジャン」


    ジャン「ミカサ!これはs」


    ミカサ「ごめんなさい」


    ジャン「」


    コニー「なんてこった!勝手に告白されたあげく問答無用でフラれたー!!」


    ライナー「コニーw、やめろw」



    デデーン ライナー、アウトー



    ライナー「くそ……ごはぁ!」 バシッ
  29. 32 : : 2014/07/14(月) 23:44:10
    アニ「お金が恋人…ヒッチらしくて…つい…」 ガマンガマン


    ヒッチ「確かに!お金は好きだけど!じゃあ逆に聞くけど、お金が嫌いな人っているわけ!?」


    エレン「落ち着けってヒッチ」


    クリスタ「あーあ、カップルが成立してたかもしれないのに……それにしてもなんであのタイミングで、二人がケンカするとわかったんですか?」


    ベルトルト「そうでなければ、あの石もムダだよね」


    ハンジ「それは秘技『ハンジの見えざる手』によるもの!全ては私の手のひらの上で動いているのさ!」


    ヒッチ「悪魔っ!」


    ジャン「寄行種!」


    ハンジ「今のは褒めことばとして受けとめるよ!さぁ、いよいよ本会場だ!!」


    アルミン(こうして僕たちは本会場である旧調査兵団本部前に到着した。苦難の道を経てここまでたどり着くことはできたが、笑いの刺客の牙はここから本領発揮するのだと、この時の僕たちには知るよしもなかった……)
  30. 33 : : 2014/07/15(火) 22:33:26
    ハンジ「見た目通りの古城だけど、現在はエレンとリヴァイ班が住んでてね。今回会場として借りちゃったからエレン達に改めてお礼を言わせてもらうよ」


    一同(お礼はいいから早く終わってほしい…)


    ハンジ「士気を上げるために言っちゃうけど、豪華な昼食を用意しているよ!期待していてくれ!!」


    一同「!!!」


    サシャ「それは本当ですか!?豪華というからにはお肉とか鶏肉とか豚肉とか牛肉とか高級肉とか使ってるんですよね!!?」


    ハンジ「もちろん!肉をふんだんに使った料理も出る!!君たちの努力次第だけどね!」


    マジカッ! ヤッタァァァ イヤッフゥゥゥゥ! ス、スゴクウレシイ ナイチャイソウダヨォ… オークリスタヨシヨシ 
  31. 34 : : 2014/07/15(火) 22:43:39

    ジャン「待って下さい!それはホントーに豪華な料理が出るんですか?」


    アニ(言われてみると、嘘の可能性もある。上げて落とす…誰かさんの策略にそっくりだ)


    ヒッチ「くしゅんっ」


    エレン「やべぇ、不安になってきた…」


    ユミル(この寄行種はそれくらいのことはやりかねねぇ)


    モブリット「そこは大丈夫です。オレが保証します」 ヒョコ


    モブリット「というか分隊長、せっかち過ぎです!なぜ話してしまうんです!?」


    ハンジ「目に見えてみんなの士気が落ちているからさ。」


    ハンジ「まず会場に入るまえに…君たちにはセキュリティチェックを受けてもらうよ!」


    エレン「セキュリティチェックだと?」


    アルミン(悪い予感…うぅ、…胃が……) キリキリ
  32. 35 : : 2014/07/16(水) 23:27:52

    ハンジ「固くならなくていいって。金属探知機で凶器を所持していないか探すだけさ!」


    クリスタ「でも、わたし達はみんな立体機動のベルトを装着してますけど…」


    アニ「ベルトの金具に反応するんじゃ…」


    ハンジ「凶器以外の金属には反応しないから大丈夫」


    コニー「そんな都合のいいのあるのか?」


    モブリット「ベルトルト印のベルト♪」


    ベルトルト「!」


    モブリット「影が薄いだけに♪」


    ハンジ「反応がうーすーい〜♪」


    アルミン「くw」 ジャン「ぐw」 ミカサ「ふw」 



    デデーン アルミン、ジャン、ミカサ、アウトー



    アルミン「ベ、ベルッ!」 バシッ


    ジャン「ま、まじっで!」 バシッ


    ミカサ「ゴメンッ!」 ビリッ


    ベルトルト「……いや、いいよ。キミ達だけじゃないみたいだし」


    押し黙る一同……
  33. 36 : : 2014/07/17(木) 00:06:08

    ハンジ「…さて、百聞は一見にしかずだよ!二ファー!」


    二ファ「みんなーっ、今行くよーっ!」 テヲフリフリ


    二ファが手押し車で大きな箱を運んできた ガラガラ


    二ファ「じゃ一列に並んで、調べるから!」


    コニー「箱の中身は、一体…?」


    サシャ「にくにくー♪」 


    二ファ「開ける人は〜わたしに似てるアルミン、君に決めたっ!」


    アルミン「やっぱり!?」 ビクッ


    エレン「アルミン、落ち着け!」


    ミカサ「昔のトラウマを克服するべき。あなたなら出来る!」
  34. 37 : : 2014/07/17(木) 17:45:58
    モブリットの乗り笑える、でも、がまんんn

    期待です!
  35. 38 : : 2014/07/17(木) 23:35:19

    アニ「…アルミンに何かあったのかい?」


    エレン「昔の話だけどな、壁外調査から帰還した調査兵団の通った道に小さい箱が落ちてたんだ」


    ミカサ「その箱の中身をアルミンが確かめようと開けた。そしたら……」


    エレン「高さ2メートルぐらいの火柱が上がったんだ!」


    アニ「な、なんだって!?」


    アルミン「…」


    ミカサ「そしてアルミンの前髪がコゲてしまった。それがアルミンのトラウマに…」
  36. 39 : : 2014/07/17(木) 23:38:15

    ユミル「火柱とは…びっくり箱的なヤツか?」


    クリスタ「それにしてもひどいよ!びっくりじゃなくて嫌がらせじゃないっ!」


    ライナー「まったくだ!一体どんな奴が作ったんだ?」


    ヒッチ(なんかその犯人が近くにいそうなのは気のせい…かな?)








    ハンジ(…十中八九、わたしの箱だ。たしかリヴァイを驚かせようとして作って、いつの間にか無くしたんだっけ)


    ハンジ(こんな巡り合わせがあるもんなんだなぁ……アルミンにはすまないことしちゃったな)


    ハンジ(よし、これからも手加減せず、どんどん笑いを仕掛けよう!罪を償うためにも!!) キリッ 
  37. 40 : : 2014/07/18(金) 00:41:46

    アルミン「…そうだ、ボクは兵士になったんだ!こんな事で弱音を吐かない!完全に克服してやるんだッ!」


    エレン「その意気だっ!アルミン!!トラウマなんか駆逐してやれっ!!」


    ミカサ「アルミン、ファイトッ!」


    クリスタ「頑張ってー!!」


    サシャ「わたし達も応援しますよ!」


    二ファ「それじゃ、オープンどうぞ!」


    アルミンは意を決して箱のフタを開けた!! カパッ









    アルミン「あれ!?……空っぽだ…」


    一同「!?」
  38. 41 : : 2014/07/18(金) 00:42:40

    二ファ「中に何か入ってるとは言ってないよ」 ニコッ


    二ファ「さ、アルミン。この中に入って♪」


    アルミン「!?」


    エレン「…なんだと?」


    コニー「何が起きるんだ!?」


    アルミン「うぅ……」 (わかっちゃった…)


    二ファ「それでは、フタを閉めまーす」 バタム


    モブリット「ドゥルルルルルルルルルルル……」


    ベルトルト「効果音を言い出したよ…」


    ハンジ「………ハイッ!!」 ドッカーンッ!!


    次の瞬間、箱がバラバラに吹っ飛んだ!!そして煙の中から……











    ミケ「…オレが、金属探知機だ」 ニオウダチッ!


    ジャン(ミケ分隊長じゃねーか!…って、あれ?)


    ミカサ「アルミンが……いない!?」
  39. 42 : : 2014/07/18(金) 10:05:04
    ミケかいww
  40. 43 : : 2014/07/18(金) 21:05:57
    ハンジ「『ハンジイリュージョン』だよ。アルミンとミケが入れ替わったのさ!」


    エレン「アルミーン!どこだーっ!?」 キョロキョロ




      ウワァァァァァァー…  ギュイーン…  



    エレン「っ!……アルミンの声だ!!」


    ライナー「森の中からか…立体機動の音もするぞ!」



                            \
                   ヒィィィィィ−…  バシュッ
                            /                           
    サシャ「今度は反対側から悲鳴がしますっ!」


    ヒッチ「アルミンってあんなに速く立体機動できるの?」


    ミカサ「それほど速くないはず……誰かがアルミンを運んでいるの!?」




      ヒェェェェ−… チッ…ウルセェナ… ビシッ アゥ…



    一同「!!?………むぐっ!www」



    デデーン アルミン、ヒッチ以外、アウトー



    ミカサ「うぅw、あのチビ!」 ビリッ


    エレン「へ、へい…ちょっ!」 バシッ


    ミケ「…フッ」


    コニー「くっくっw…あ!」 バシッ


    クリスタ「も、もう…あば!」 ビリッ


    ヒッチ「…意味がよくわかんないんだけど?」


    ユミル「…リヴァイ兵長のセリフ……だ!」 ビリッ
  41. 45 : : 2014/07/20(日) 22:15:45

    その後森の中からアルミンが歩いて出てきた


    アルミン「箱にフタをされた途端、底が抜けてリヴァイ兵長に連れ出された…そこまでは予想してたけど……」


    エレン「そのまま立体機動で森中引き回されるとは……」


    ミカサ「あのチビ……」 ボソッ


    ハンジ「さ、アルミンも並んで!ミケが物騒なもの持ってないか検査するから!」
  42. 46 : : 2014/07/20(日) 23:03:50
    ミケ「…では検査を始める」


    スンスンスン テクテク… 


    一同(やっぱり、匂いを嗅ぐのか……)


    ヒッチ(マジきもい)


    モブリット「歩きながら金属の匂いを確認するとは…」


    二ファ「前は一人ひとり立ち止まって、嗅いでいたのに…」


    ハンジ「年々技に磨きがかかっているねぇ…」 ニヤニヤ


    ライナー(無視だ…無心になれ……兵士だろう…)
  43. 47 : : 2014/07/20(日) 23:36:34

    スンスンスン テクテク…


    クリスタ(なんかヤダ……)


    スンスンスン ピタッ


    サシャ「!」


    スンスンスンスン…


    ジャン(サシャのところで止まった!)


    ミケ「…ジャケットの内側だ、二ファ」


    二ファ「了解!」 タタッ


    サシャ「ま、待って下さい!わたしは何も……」


    二ファ「調べさせてもらいます!」 ゴソゴソ


    サシャ「あぁ……!」
  44. 48 : : 2014/07/20(日) 23:49:53

    二ファ「報告!ナイフが9本、フォーク、スプーンそれぞれ1本ずつ所持していました!」


    コニー「ナイフ多いな!」


    サシャ「ナイフそんなに持ってませんよ、1本だけですって!」


    クリスタ「サシャって食事の道具一式を常に持ってたんだ」


    サシャ「常ってわけでもないですがね」


    二ファ「正直、ナイフを8本仕込むとき元々持ってるだなんて思わn」


    ハンジ「二ファ!」


    二ファ「…スイマセン」


    ジャン「…んw」 ヒッチ「くw」 ユミル「マジw」



    デデーン ジャン、ヒッチ、ユミル、アウトー



    ジャン「待てや…あ!」 バシッ


    ヒッチ「ちょっ…とぉ!?」 ビリッ


    ユミル「つい…っ!」 ビリッ


    つい二ファの失言に吹いてしまう三人であった
  45. 49 : : 2014/07/21(月) 23:23:36

    クリスタ「…先輩のボロでわかったけど、そもそもなんでナイフを8本も仕込んだんだろう?」


    ライナー「気になるな」


    サシャ「…おや、よく見るとナイフに文字と数字が一文字ずつ刻んでありますね」


    アニ「このナイフには『6』と『ア』が刻んであるね」


    コニー「……わかったぞっ、数字は番号だ!」


    サシャ「なんですと!?」


    コニー「番号順にナイフを並べれば言葉になるんだ!天才のオレが言うんだから間違いない!!」


    サシャ「なるほど、さすがコニーです!天才以外の何者でもないです!」


    ユミル「いや。誰でもわかるだろ、フツーによ…」
  46. 50 : : 2014/07/21(月) 23:25:54

    アルミン(この流れはマズイ。笑いの仕掛け以外の何物でもない!)


    アルミン「ねぇ、あえて無視したh」


    エレン「並べたぞ!」


    アルミン「早すぎるよエレン!」


    番号順にナイフを並べると……












    『ベルトルト アート』の言葉ができた


    一同「……アート?」


    ベルトルト「……僕?」


    ヒッチ「なんなわけ、これ?」


    ジャン(アウトだとばかり思ってたが……)


    ライナー「ベルトルトの寝相のことか?」


    ミカサ「寝相?」


    エレン「男子の間じゃ訓練兵の時から話題になってたんだぞ」


    ベルトルト「え、えっ……?」 オロオロ


    ハンジ「さっ、チェックも済んだことだし新兵は待機部屋でしばらく休んでくれ!」


    ベルトルト「えぇっ!?」


    二ファ「またね〜♪」 テヲフリフリ


    アニ「なんか強引だね……」


    ミケ「…」 フッ
  47. 51 : : 2014/07/23(水) 20:42:24

    〜待機部屋に移動中〜


    サシャ「ベルトルトの寝相ってそんなにすごいんですか?」


    コニー「マジだぜ!なんてたってなー」


    ライナー「それは交流会が終わってから話せ」


    ベルトルト(そんなにすごいの?)


    ミカサ「……これも『ハンジの見えざる手』の伏線?」


    クリスタ「ユ、ユミルゥ……」 ギュッ


    ユミル「おークリスタ、よしよし」 ダキッ


    アルミン「大丈夫、実際は大したことないから。いろんな文章がたくさん用意されていて、ジャンとヒッチの件もたまたま当たっただけさ」


    エレン「!…本当かアルミン!?」


    コニー「それなら安心だな!」


    ミカサ「……アルミン、でも…」 ボソッ


    アルミン「何かしら仕掛けてくるだろうけど、出たとこ勝負だね…」 ボソッ
  48. 52 : : 2014/07/23(水) 23:16:00

    〜待機部屋〜


    ヒッチ「やっと着いたよ!」


    エレン「12人分の机とイスが用意されているな」


    サシャ「やや!棚の上に気になるものが!?」 バッ


    サシャ「…パァンです!うまそうな菓子パンが!!」


    クリスタ「こ、こんなに!」 キラキラッ


    ジャン「マジでか!やけに豪勢だな」


    ライナー「全員分あるな」
  49. 53 : : 2014/07/24(木) 09:37:14
    た、たべたいダラー
  50. 54 : : 2014/07/24(木) 22:52:42

    アルミン「これも笑いの仕掛けじゃ…」


    コニー「あんま難しく考えるなよっ、食べようぜ!」 カタポンッ


    アニ「ずいぶん楽観的だね」


    エレン「アニは食べないのか?」


    アニ「…誰も食べないなんて言ってない」 ムスー


    ミカサ「腹ごしらえになる。エレン、みんなで食べよう」


    エレン「おう!」


    メンバー全員にパンが行きわたった


    ヒッチ「……ねぇユミル、あんたのココア味とわたしのコーヒー味を交換しない?」 


    ユミル「おう、いいぜ」 パンヲコウカン
  51. 55 : : 2014/07/24(木) 22:54:26

    「「いただきまーす!」」


    モグモグ……ウマイッ オイシイ! モットモット…





    ゲップゥー!


    「「!!!???」」


    ジャン「だ、誰だ!?すげぇゲップだったぞ!」 ガマンガマン


    エレン「オレじゃねぇ!」 タエロタエロ


    ライナー「女子の方からしたぞッ!」 オレハヘイシダ


    サシャ「わたしじゃないですっ!」 シツレイナッ


    ベルトルト「じゃあ一体?……」 クウキクウキ


    ヒッチ「…怪しいのが、二人いるよー?」 チラチラ


    クリスタ「えっ?」 クルリ


    ミカサ「…」


    ユミル「…」
  52. 56 : : 2014/07/24(木) 22:57:25
    アニ「さっきから黙りこんでいるね」 ワレカンチセズ


    ミカサ「…わたしは笑いをこらえているだけ」 ナムナム


    アルミン「…ということは…」 コラエルンダ


    ユミル「…」 カタカタカタカタ


    クリスタ「ユミル、苦しいの!?」


    アルミン「ひょっとして、ゲップ誘発剤が入れられていたのかも…」


    コニー「ブス、平気か?」 セナカポンッ


    ユミル「グェップ!!コニィィィィ!このバカタレめぇぇぇぇ!!!」 


    「「ぷぷっwww」」



    デデーン エレン、アルミン、ジャン、ライナー、サシャ、ヒッチ、アウトー
  53. 57 : : 2014/07/24(木) 23:44:12
    こにーのばかぁーw
  54. 58 : : 2014/07/24(木) 23:56:28

    ライナー「コニーのダメ押しw…!」 バシッ


    アルミン「コニー、…い!」 バシッ


    エレン「やっちゃダメ…だろっ」 バシッ


    コニー「出しづらそうだから叩いてやっただけだぞ?」


    ジャン「バカ…が!」 バシッ


    サシャ「うひっ」 ビリッ


    ヒッチ「ユミルw、恥ずかし…い!」 ビリッ


    ユミル「ヒッチ、てめぇ知ってて交換したろ!」


    ヒッチ「わたしが知るわけないジャーン♪」


    アニ(ヒッチのやつ、女の勘を使ったな……)


    ユミル「今に見てろ…」 ギリッ


    ヒッチ「そんな眉間にシワを寄せてると、将来お嫁に行けないぞ♪」


    ユミル「わたしはそんなこと気にしねぇよ…」 スッ


    アルミン(そう言いつつすぐになおした)


    クリスタ「ユミル、その……ガマンしてたにしてもゲップが豪快すぎるよ…」


    ユミル「わたしだってしたくなかったんだ…」 シュン
  55. 59 : : 2014/07/26(土) 13:13:27
    wwwwwww期待d(^_^o)
  56. 60 : : 2014/07/26(土) 23:00:33

    ミカサ「男女どっちが食べるのか定かでないのにゲップ誘発剤を仕掛けるなんて…」


    ライナー「まぁ、なんだ…もう何もしないで過ごすのはどうだ?」


    ベルトルト「それが無難かもしれないね」


    エレン「……」


    ジャン「くつろいでりゃいいんだ、現状維持が一番だ」


    エレン「お前ら、それでいいのかよ…」 ウズウズ


    アルミン「エ、エレン?」 ビクッ


    エレン「そんな壁の中に閉じこもってるみたいで……家畜同然じゃねぇか」 ウズウズ


    ジャン「なにぃ?」


    エレン「自分から行動しないでどうするんだよ!」 ウズウズ


    ミカサ「エレン、それ以上は!」 オロオロ


    エレン「机の引き出しがあるじゃねぇか!開けたくねぇのかよ!?」
  57. 61 : : 2014/07/26(土) 23:02:31
    ジャン「マジで笑い死に急ぎ野郎だな!」


    アルミン「あえて触れないでいたのに…」


    コニー「据え膳食わずは男の恥って言うもんなっ、開けようぜ!」


    ライナー「意味が違うぞコニー!」


    アルミン「ぅぐw」


    ヒッチ「ぷぷっw」



    デデーン アルミン、ヒッチ、アウトー



    アルミン「はグッ!」 バシッ


    ヒッチ「ひゃっ!」 ビリッ


    コニー「違ったのか?」


    サシャ「あのー、わたしの引き出しならすでに開けちゃいましたけど…」


    クリスタ「えっ!?」


    ヒッチ「いつ開けたの?全然わかんなかった!」


    サシャ「食べ物が入ってると思ったのですぐ開けるべきと判断したんです!」


    ユミル「バカが三人揃うとメチャクチャだな」
  58. 62 : : 2014/07/26(土) 23:08:42
    サシャww
  59. 63 : : 2014/07/26(土) 23:52:45

    アルミン「…それで、サシャの机の引き出しには何が入ってた?仕掛けとか無かったかい?」


    サシャ「残念ながら食べ物は入ってなくて……仕掛けも無かったんですけど、代わりにこれが入ってました」


    『M』と書かれた謎のボタン ジャン!


    ライナー「いかにも怪しいボタンだが、『M』は何を表すんだ?」


    エレン「押してみようz」


    ジャン「だからっ!なんでっ、てめぇはそう急かすんだよ!」


    アニ「そうだよ。ちょっとは慎重を覚えな」


    エレン「サシャ、押すとパンが出てくるぞ!」


    サシャ「本当ですか!?」 バッ


    アルミン「ミカサッ!」


    アルミンが言うより早くミカサはボタンを確保すべく飛びこんだ……が、サシャの方が一足早かったのだった


    ポチッとな♪
  60. 64 : : 2014/07/27(日) 21:15:00

    ユミル「こいつ、ためらいもなく…!」


    サシャ「パァンは!?」


    エレン「Mサイズのパンは出てこないのか?」


    アルミン「そんな単純なわけないじゃないか!」


    ビーーーーーー!


    一同「!!?」


    音が鳴ると窓に幕が降ろされ、部屋の中が少し暗くなった…


    そして、室内の壁に動く画らしきものが映し出された…


    エレン『巨人だけじゃねぇ……人類も駆逐してやるッ!』


    エレン「!?」
  61. 65 : : 2014/07/27(日) 21:16:03

    ミカサ『エレンさえ無事なら……他人はどうなってもいい』


    ミカサ「??」


    ゲスミン『人間性を捨てなければ、知識は得られない……お金もね』 ニタァ


    アルミン「えっ!」


    『トドのつまり、自分のため』


    『進撃 THE MOVIE 〜104期生、全員……悪人!〜』 ドオォォォォォン!


    ジャン「な、なんだよこれ…ムービー?」


    アルミン「そうか、"M"ってムービーの頭文字からとってるんだ…」


    ユミル「サブタイトル、明らかにパクリだろ」


    エレン「オレ、あんなことしゃべったことないぞ」


    『絶望!』


    ジャン『ミカサにふられた…いっそ馬になりたい……』 シクシク


    ジャン「」


    ププッw
  62. 66 : : 2014/07/27(日) 21:28:50
    『欲望!』


    サシャ『オレの物はオレの物、他人の物もオレの物……いい言葉ですねぇ』


    サシャ「おぉー」


    『嫉妬!』


    ユミル『さすがクリスタ、わたしの嫁!』


    クリスタ『もうっ、ユミルったら♪』


    物陰|ライナー『おのれぇ……』 ギリッ


    ユミル「なんか実際にありそうでやだな」 ケケケ


    クリスタ「ライナー…」 ヒキッ


    ライナー「いやっ、してないぞ!天使に誓ってもいい!!」


    『背徳!』


    コニー『"ハイトク"ってなんだ?』


    コニー「"ハイトク"って読むのか?」


    ブホッw


    『裏切り!』


    ベルトルト『これであの男が降格、僕たちの待遇が上がるね…』 イヒヒヒ


    ベルトルト「陰湿だなぁ…」


    『能天気!』


    ヒッチ『はーるのー♪』 アニ『うららーのー♪』 クルクルパー


    ヒッチ「なっ」


    アニ「わたしのキャラじゃない」 ムカッ


    クスッw


    『暴力と笑いが交差する中、笑いの刺客の魔の手が一人の兵士に向けられた』


    『果たして…』














    『アニはこの窮地を脱することができるのか!』


    アニ「わたしっ!?」


    『近日公開予定!?乞うご期待!!』


    エレン「アニが……アウトなのか?」


    アニ「…」 スー…ハー…←深呼吸中
  63. 67 : : 2014/07/27(日) 21:32:19

    『おまけ』


    クリスタ「まだ続きがあるんだ…」


    エルヴィン『君がアニか……やっと拘束できたか』


    エレン「エルヴィン団長だ!」


    アニ(どうなるんだろう…) ドキドキ


    エルヴィン『安心したまえ、ただ頼みたいことがあってね』


    エルヴィン『私を裏切ろうとした者がいてね…ベルトルトというんだ』


    ベルトルト「!?」


    エルヴィン『ぜひ彼を蹴落としてほしい…それだけだ。健闘を祈る』


    それを最後に映像は消えたー








    デデーン ベルトルト、アニキックー


    アニ「!」


    ベルトルト「」


    エレン「ぬわにいぃぃぃぃぃぃぃいぃ!?」
  64. 68 : : 2014/07/29(火) 23:58:42

    そして部屋も元の明るさに戻ったー



    デデーン 全員、アウトー



    アニ「…っえぇ!?」


    クリスタ「どうして、いきなりわたし達が!?」


    アルミン「上映中みんな笑ってたからね……まずそれを片付けるんで……しょ!」 バシッ


    コニー「あ、あばっ!」 バシッ


    サシャ「い、いもぉぉぉっぉ!」 ビリッ


    「んんっ!」 バシッ 「ひゃひっ!」 ビリッ


    ミカサ「壁にまた文がうっすら表示されている…」 ハァハァ…



    『ベルトルトのケツを思いっきり蹴れ!さもなくばビリビリ10回だよ!! byハンジww』



    サシャ「ハンジ分隊長は…悪魔です……」 ビクビク
  65. 69 : : 2014/08/02(土) 15:18:26

    アニ「……」 スクッ スー…ハー…←再び深呼吸開始


    ベルトルト「ア、アニ……」


    アニ「安心しな……手加減しないよ!!」


    ビュッ ゲッシィィィィィーーーンッ!!


    ベルトルト「うわがあぁぁっぁぁっァァァァァァッ!!」 ゴロゴロ


    アルミン「何をもって安心なんだ!」


    ジャン「おいっ、アニ!マジで蹴ることねぇだろうが!!」


    ライナー「ジャン、ドアを見ろ」


    ジャン「あ?」 クルッ


    ミケ「…」 フッ… ドアバタンッ


    ジャン「…か、監視がいたのか」


    ヒッチ「いつの間に…」
  66. 70 : : 2014/08/02(土) 15:37:14

    一同「……」


    ベルトルト「」 ピクピク


    「「……フフっww」」


    デデーン エレン、ジャン、ライナー、コニー、ユミル、アウトー


    エレン「ぐぉおっ!」 バシッ ジャン「うッ!」 バシッ ライナー「ググっ!」 バシッ


    コニー「がばっ!」 バシッ ユミル「うっ!」 ビリッ


    アニ「ごめんなさい…」


    ベルトルト「いや、アニ…気にしないで大丈夫だよ…」 シリヲサスリサスリ


    ミカサ「なぜベルトルトがキックをくらうことになったの?」


    ヒッチ「目立って無いからじゃない?」


    サシャ「そんなことないと思いますけどね」


    ユミル「そのためにあんな映像を用意するとは…」


    アルミン「僕なんかもお金とかヒドイこと言ってたよ」
  67. 71 : : 2014/08/02(土) 22:13:55

    ジャン「…というかエレンよ、おまえせっかち過ぎだ。マジでガキだぞ」


    エレン「訓練じゃないから気が楽でいいだろ」


    コニー「交流会だもんな!」


    ライナー「いやいや、その認識が間違ってるだろ。しばかれるんだぞ、勝手な行動せずチームワークを大切にしろ」


    サシャ「コニーも自由過ぎですよ!たまに変なツッコミしないでください!」


    アニ「あんたも自重しなよ、食欲魔」


    ミカサ「エレン、みんなの言う通りだから集団行動を心がけて」


    エレン「…もうわかったよ、オレも身勝手だったな」


    ジャン「あぁ、これで手打ちにしよう」


    エレン「そんじゃ、改めて…誰から引き出しを開ける?」


    ジャン「おいぃ!」


    クリスタ「ま、まだ続けるの?あと11人分も引き出しあるんだよ、もうやめようよ…」
  68. 72 : : 2014/08/03(日) 00:47:32

    アルミン「…いや、ここでハンジ分隊長がみすみすチャンスを見逃すとは思えない」


    アルミン「何か仕掛けてくるはずだ。そのあと引き出しを開けるよりかは今開けたほうが被害も少ないと思う」


    エレン「だよな!オレから開けるぞ、準備はいいか?」


    ベルトルト「エレン、やるんだな…やっちゃうんだな!?」


    ユミル「待て、引き出しを開けるだけだっ!ボタンとか箱とかあっても絶対にいじくるな!!」


    ライナー「それだけは守ってくれ、頼むぞ…」


    エレン「うっし、やってやるぞ…!」
  69. 73 : : 2014/08/05(火) 21:56:18

    〜別室〜


    ハンジ「ここからは簡潔な引き出しネタだよ!」


    リヴァイ「途中グダグダだったがな」


    ハンジ「ネタがクドすぎたと反省してたところなんだ」


    リヴァイ「人数が多いからなおさらだな」


    ハンジ「まぁ、そこは後々班を編成して対処するよ」


    リヴァイ「またクソみてぇな笑いの取り方するんじゃねぇぞ」


    ハンジ「さぁ、イケぇッ!エレンっ!!!」
  70. 74 : : 2014/08/05(火) 22:29:19
    〜待機部屋〜


    エレン「開けるぞ…」


    ガラッ


    一同「…」 ミガマエル


    エレン「……」


    エレンが引き出しから何かを取りだし、みんなに見せた












    顔がリヴァイにそっくりな、てるてる坊主


    「「……くくっww」」


    デデーン エレン、アルミン、ミカサ、クリスタ、ヒッチ、アウトー


    エレン「め、目つきぃ!w」 バシッ


    アルミン「カ、カリアゲ…っ!」 バシッ


    ミカサ「か、簡潔なのにっ!」 ビリッ


    クリスタ「そっくりぃっ!」 ビリッ


    ヒッチ「ぐぐぅ…」 ビリッ


    ライナー「大丈夫かっ!」


    ユミル「おまえがクリスタに近づくな!」 ドゴッ
  71. 75 : : 2014/08/05(火) 22:44:33

    アルミン「……よくみんな笑わなかったね」 ハァハァ…


    アニ「…」 ブルブル


    ベルトルト(アニが必死にこらえている…)


    アルミン「……」 ←てるてる坊主に手を伸ばす


    ミカサ「あ、アルミン…?」


    アルミン「てるてるリヴァイ」 ボソッ


    「「ぶはっww」」


    デデーン エレン、ジャン、ライナー、ミカサ、ユミル、アニ、アウトー


    エレン「あ、アルミン…!」 バシッ


    ジャン「てめぇ……!」 バシッ


    ミカサ「どうしてぇ!」 ビリッ


    「がwっ!」 バシッ  「ぐ…」 ビリッ


    アニ「あ、あんた何考えて……!」 プルプル


    アルミン「…ごめん、つい言いたくなっちゃって」


    ユミル「こんの頭でっかちめ…」
  72. 76 : : 2014/08/06(水) 15:13:19
    てるてるリヴァイwwwwwwwwアルミン面白すぎww期待!
  73. 77 : : 2014/08/07(木) 23:07:35
    クリスタ「と、とりあえずそのテルテル坊主は机の上に置いて!」


    エレン「次はアルミンだぞ」


    アルミン「これで緊張をほぐせたかな…それ!」


    ガラッ


    一同「…」


    アルミン「…ま、また箱だ…」 ヒキッ


    謎の少し大きめの箱 ジャン!


    ライナー「まだ開けるなよ…次はジャンだ」


    ジャン「…しゃあねえ、いくぞ」


    一同「…」


    ガラッ 


    ジャン「…缶詰だ」 コトッ



    『ダズの特製クリームシチュー 〜ゲ○にあらず!〜』 ジャン!



    エレン「…フスッw」 ライナー「ダズのドヤ顔がww」


    デデーン エレン、ライナー、アウトー


    エレン「くっ!」 バシッ ライナー「ぐむッ」 バシッ


    クリスタ「懐かしいなぁ」


    ヒッチ「ダズってそういうキャラなの?」


    アルミン「保留だね」


    アニ「保留って、後で開ける気?」


    アルミン「…」 てるてるリヴァイをアニに見せる


    アニ「…」 ブルブル
  74. 78 : : 2014/08/07(木) 23:25:23
    リヴァイ出たから幹部の名前全員出そうw
  75. 79 : : 2014/08/07(木) 23:39:04

    ユミル「あのてるてるリヴァイ以外にも、てるてる坊主出てくるのか?」 ヒソヒソ


    ヒッチ「余裕があったら『女の勘』で調べてみるよ…」 ヒソヒソ


    ミカサ「次はライナー」


    ライナー「…勢いよくやるぞ」 


    ガラッバンッ


    『m』と書かれた謎のボタン ジャン!


    サシャ「またボタンですか」


    ベルトルト「今度は小文字で『m』って書かれているね」


    ユミル「そんなのほっといて…ほら、ベルトルさん開けな」


    ベルトルト「ぼくのタイミングで開けさせてくれるかい?」


    …ガラッ


    一同「!!??」


    エレン「ま、まじかよ…ついに…」


    サシャ「来ましたね!」


    『ベルトルト アート』と書かれた謎の箱 ジャジャーン!


    コニー「ちなみにオレの引き出しには何も無かったぜ!」


    クリスタ「コニー…」
  76. 80 : : 2014/08/09(土) 21:01:36

    アルミン「男子はこれで全員だね…」


    ジャン「この缶詰はどうする?」 つ『ダズの缶詰』


    サシャ「ぜひ、ぜひ開けましょう!」 ヒョイ


    コニー「おい!」


    ヒッチ「それはゼッッッタイに開けるな!!」


    サシャ「むぅ…ヒッチがそういうのでしたら…」 ス……


    ペキッ


    一同「!」


    サシャ「な~んちゃって♪」 ウフフフ


    エレン「なっ…」


    コニー「食欲最優先か!」
  77. 81 : : 2014/08/09(土) 21:30:36

    ジャン「芋女ぁ!!なんで開けやがるんだ!すげぇ臭かったら…」


    サシャ「……臭いどころか、ほのかに甘い香りがします」 クンクン


    ライナー「本当か!?」


    ミカサ「ヒッチの予想がはずれたの…?」


    サシャがゆっくりと…缶詰のフタを完全にはがした パカッ









    てるてるナナバ ←黄色っぽい


    「「…んぐっww」」


    デデーン 全員、アウトー


    エレン「き、黄色ってww…ぐ!」 バシッ


    アルミン「バナナじゃんww!」 バシッ


    サシャ「そういえばバナナの香りでしたぁ!」 ビリッ


    ユミル「許さねぇぞ!芋女ぁ!」 ビリッ


    クリスタ「いやぁぁ!」 ビリッ


    「げふww」 バシッ  「ひゃぁぁあ!」 ビリッ


    ヒッチ「アニも、意外とくだらないことで笑うよね」 


    アニ「…」 プイッ
  78. 82 : : 2014/08/12(火) 18:53:49

    ライナー「缶詰の中にてるてる坊主を仕込むとはな」


    ジャン「あきらかにバナナを連想させる色だよな、コレ」


    サシャ「バナナみたいなナナバ?…いえ、ナナバみたいなバナナ?」


    ユミル「変なこと言うなっての!」 ペシッ


    ヒッチ「わたしからも!開けるなって言ったのに!!」 ペシッ


    サシャ「うぅ…人間は本能に逆らえないのです」


    アルミン「といか、ヒッチの『女の勘』でこの後の展開予想出来るんじゃないかな」


    コニー「そうだ、笑いのネタを知っちゃえばこっちのもんだな!!」
  79. 83 : : 2014/08/15(金) 18:56:15
    面白いですww

    期待!
  80. 84 : : 2014/08/16(土) 00:47:13

    ヒッチ「それはマジ勘弁。思い出し笑いみたいな感じで吹いちゃうからパスね」


    エレン「なんだよそれ」


    アニ「笑っちゃうんじゃしょうがないね」 ハァ…


    ユミル「い~やヒッチ、お前には何がなんでも予想してもらうぞ」 ス…


    ヒッチ「!?」


    ユミル「一人の犠牲ですむんだ、安いもんだ……」 ジリジリ


    クリスタ「ユ、ユミル?」
  81. 85 : : 2014/08/16(土) 01:01:46
    ユミル「予想しないとくすぐりの刑だ。どっちみち笑っちまうんだ、皆を助ける方を選びな」 ジリジリ


    ヒッチ「…」 ササッ


    ミカサ「残酷」


    アルミン「ユミルにしては子供じみてないかな?」 ボソッ


    コニー「バカになったのか?」


    ライナー(さっきのゲップの恨みをここぞとばかりに晴らす気だな)


    ジャン(ここはしゃべらず静観するぜ。面白いことになりそうだ!)


    ヒッチ(このソバカス女め……ようし、そっちがその気ならやってやろうじゃないの!)


    エレン「おい、やめろよ!仲間だろっ」


    クリスタ「そうだよ!みんなで協力しなくちゃいけないのに!無理矢理やらせるのはよくないよ!!」


    ユミル「おーおー、クリスタは優しいこって」


    クリスタ「ユミル!!」


    ヒッチ「そうだよクリスタ、アンタ優しすぎ〜」


    一同「!!?」
  82. 86 : : 2014/08/18(月) 22:37:25

    アルミン(なぜここでクリスタを?)


    ヒッチ「せっかく可愛いんだから多少の悪ふざけも許されるんじゃない?」


    ヒッチ「あまり気を使わずに、ユミルといっしょにわたしを囲むなりすればいいじゃん!」


    クリスタ「え…そんな、わたしは……」


    ユミル「ヒッチ…何を企んでるか知らねぇが、わたしのクリスタを巻きこんだらくすぐりどころじゃすまねぇぞ?」


    ヒッチ「まさかぁ……あっ、ユミルもクリスタと似たところあるよね!」


    ユミル「?」


    ライナー「なにっ?」


    ジャン「はっ、冗談だろw」


    デデーン ジャン、アウトー


    ジャン「しまっ……くぉ!」 バシッ


    ミカサ(ヒッチの狙いはなんなの?)
  83. 87 : : 2014/08/19(火) 00:01:50

    ヒッチ「ガサツに見えて、クリスタ並みに気を使ってるみたいだしー」


    ヒッチ「本人は気づいてないかもしれないけどチョー優しいよ、マジで」


    ユミル「なにを適当な…」


    ヒッチ「さっきのゲップの我慢だって恥をかかないためと、クリスタやみんなを笑わさないためだったんでしょー♪」


    ユミル「!!」


    ベルトルト「そうかな?」


    ユミル「そうそう、わたしはクリスタのためだけを思って…」


    サシャ「そう言われてみると、クリスタは笑ってなかったのにユミルは申し訳なさそうな顔してましたね」


    ユミル「!?」


    コニー「そうだったのか…ごめんな、ブス」


    ユミル「いーやっ!あれは恥ずかしかっただけだ!断じて違う!!」
  84. 88 : : 2014/08/20(水) 00:21:36

    クリスタ「…ユミルが優しいのは本当じゃない。サシャが外で寝ちゃった時も寮の部屋まで運んでくれたの、覚えてるよ」


    サシャ「そうでした!あのご恩は忘れません!」


    ユミル「いやいや、あれは恩を着せるためで…」


    ミカサ「皆のお姉さん…的な感じがする」


    ヒッチ「おまけにスタイル抜群で顔もきれいじゃん!」


    ユミル「んなっ!?」


    ジャン「ンだと!ソバカス顔だぞ!それできれいだなんて…」


    ヒッチ「それもチャームポイントよ!ジャンはお子ちゃまねー♪」


    ジャン「ぐぐ……」


    ライナー「確かに。出ているところはちゃんと出ているな」 ボソッ


    ベルトルト「軽いセクハラ発言だよ、ライナー…」


    ユミル「お、おい///」
  85. 89 : : 2014/08/20(水) 00:22:45

    ヒッチ「ほんっと、ユミルってきれいさと優しさを兼ねそなえている美人よね~」


    クリスタ「良かったね、ユミル!!」


    ユミル「おぅ…///」 テレテレ


    ジャン「そう言われると認めざるをえねぇじゃねーか」


    コニー「もうブスって言えねぇのか!」


    エレン「らしいぞ、コニー」


    アルミン「これは…ユミルを褒めちぎって怒りを鎮める作戦か!」


    アニ(……違う…間違ってもヒッチはそんなことを考える子じゃない!この流れはー)
  86. 90 : : 2014/08/20(水) 00:29:49
    ヒッチ「あっ、でもぉー……」



















    ヒッチ「男顔負けのおくび(ゲップ)を連発した時点ですべて台無し、美人だったと過去形で言うべきね!」


    ユミル「」


    アニ(やっぱりデターッ!ヒッチの十八番、人を上げに上げて突き落とす!!ユミルの心を徹底的に叩きつぶす気か!?)
  87. 91 : : 2014/08/20(水) 22:05:10

    ミカサ「確かに。あれは同じ女性として恥ずかしい」


    サシャ「言われてみればそうですね!」


    ライナー「大いにマイナスだな」


    ジャン「短けぇ我が世の春だったな、ユミル」


    コニー「良かった!またブスって呼べるな!」


    ユミル「良くねぇよ!!」 バーン


    アルミン(みんな手のひらを返した)


    ユミル「そういうことかよ…。ヒッチ……ずいぶん手のこんだやり口だな…」 ゴゴゴ


    ヒッチ「エレンはミカサとユミル、どっちが女らしいと思う?」


    エレン「断然ミカサだろ。いくらあいつだってあんな馬鹿でかいゲップ出さねぇよ」


    ユミル「おぅふ…」 ダメージ!


    ベルトルト「あのエレンに言われちゃったね」
  88. 92 : : 2014/08/20(水) 23:03:02

    クリスタ(ゲップっておくびに言い換えられるんだ……じゃなくて!)


    クリスタ「みんな、やめなよ!誘発剤飲んじゃってたんだから仕方ないじゃない!ユミルは繊細なんだから傷ついちゃうでしょ!!」


    ユミル「ク、クリスタァ…」 ジーン


    ヒッチ「ガマンしてたにしても豪快すぎるって言ったの、どこの誰だったっけー?」


    クリスタ「あ……」


    ユミル「グハッ」 ダイダメージ!!


    ユミル「ぁぅぅ……」 サアァァァァ… 


    クリスタ「ご、ごめんなさいユミル!!お願いだから幽体離脱しちゃダメェーッ!!!」


    ユミル(第二の人生が…幕を閉じた……)


    ヒッチ(これにて無害化完了!わたしに挑もうなんて百年早かったわねユミル!生き地獄をたっぷり味わいなっ!!)


    アニ(周りもとことん巻きこんで標的を奈落の底に……ヒッチの、相手を突き落とす技術が向上している!!)


    アニ(いくらなんでも流石にやりすぎだ……仕方ないね)


    アニ「安心しなユミル。わたしがアンタの仇をとってやるよ」


    ユミヒチ「!!?」
  89. 93 : : 2014/08/24(日) 18:36:12

    ジャン(あの氷の女が人助け…だとぉ?)


    ヒッチ「アニ…わたしとやる気?」


    アニ「ケンカまがいなことはしないさ。ただ……」


    アニ「あんたも兵士……いや、女としての自覚を持って欲しいだけさ」


    エレン「アニは何を始めるつもりなんだ?」


    アルミン「おそらく…ヒッチと同じことをするつもりだよ」
  90. 94 : : 2014/08/24(日) 18:52:54
    アニ「ヒッチ……あんたうっかり買い物しすぎて金欠になったことあるよね」


    ヒッチ「ん……あぁ、そんなことあったね」


    アニ「あんた、いくら仲間にお金を借りたくないからってさ……」











    アニ「そこらの小さい子供達から借金することないよね」


    ヒッチ「!!」


    コニサシャ「な、なんだってー!!」


    ライナー「待て、それはないだろ。ありえん」


    ベルトルト「でも、アニがいい加減なこと言うとは思えないし…」


    ミカサ「あのヒッチの反応からして本当のことだと思う」


    エレン「マジなのかっ!?」


    ジャンユミ「ブハッ!www」


    デデーン ジャン、ユミル、アウトー


    ジャン「マジかよ!」 バシッ  ユミル「傑作だぜっ!」 ビリッ
  91. 95 : : 2014/08/24(日) 23:23:39

    ヒッチ「た、大した額借りてないし!それにちゃんと返してるからいいじゃん!」


    サシャ「大した金額集まらないような気が……」


    ヒッチ「いや、内地のガキって結構なおこづかいもらってるからすぐ集まるの」


    クリスタ「全然悪びれてない」


    ライナー「兵士…女性……いや、人として恥ずかしくないのか!?」


    ヒッチ「ひもじい思いをするよりマシよ!!」


    エレン「まぁ、わからなくもないな」


    ミカサ「わたしもそう思う」


    ユミル「んなっ!?」


    アニ「まさかの賛同…!?」
  92. 96 : : 2014/08/24(日) 23:58:53

    アルミン「開拓民の時はつらかったからね……」 トオイメ


    エレン「ちゃんと返してるわけだしな、問題ねぇだろ」


    サシャ「かく言うわたしもいざという時はするかもしれません」


    ヒッチ「でしょでしょ!」


    ジャン「だからといってガキから借りるったぁ女のすることじゃねぇな!これからは金の亡者ってあだ名にするか?」


    ユミル「そうだっ!恥を知れ恥を!」


    ヒッチ「ゲップ女に言われたくないもーん!」


    ユミル「あれは不可抗力!お前の場合は自業自得だっ!」
  93. 97 : : 2014/08/25(月) 00:02:40
    ヒッチ「なによっ、ゲップソバカス!!」


    ユミル「やるか、クサレ守銭ヒッチ!!」


    コニー「おい、落ち着けよ!!」


    アニ「そうだよ、さもないと……」


    デデーン ユミル、ヒッチ、アウトー


    ユミヒチ「んがっ!笑ってないのに!?」


    ユミル「だはっ!」 ビリッ  ヒッチ「みゃっ!」 ビリッ


    クリスタ「二人とも、暴走してたから…」


    アルミン「"笑ってはいけない"から痴話喧嘩に脱線したからアウトなんだろうね」
  94. 98 : : 2014/08/29(金) 23:59:51

    ベルトルト「そ、そうだった。箱やボタンをどうにかしないと」 


    ミカサ「ベルトルトの言うとおり。二人とも仲直りするべき」


    ユミル「くすぐろうとした…わたしが悪かったよ」 ハァ


    ヒッチ「…コッチこそ傷をえぐってごめんね」


    ユミル「気にしてねぇっての」


    アルミン「まぁまぁ…ボクから開けるよ」
  95. 99 : : 2014/08/30(土) 00:10:40

    ヒッチ「待って。アルミンの箱はそれほど危なくはない」


    ヒッチ「わたしの『女の勘』からすれば『m』のボタンと『ベルトルアート』が危険ね」


    ジャン「じゃあ『m』ボタン、アルミンの箱、『ベルトルアート』の順で開けるか?」


    ライナー「なるほど。危険と危険の間に安全パイを入れるのか」


    コニー「ひと呼吸入れるってことだな!」


    ライナー「…よし、押すぞ」


    エレン「頼んだぜ、ライナー」


    全員が固唾をのんでライナーを見つめる……
  96. 100 : : 2014/08/30(土) 00:48:55

    ライナー「……うおぉっ…らぁ!!」 ポチットナ


    アニ(一瞬躊躇したな)



    デデーン ミカサ、足つぼマッサージー



    一同「「!!??」」


    ミカサ「わ、わたしが……」 オロオロ


    サシャ「足つぼマッサージですと!?」
  97. 101 : : 2014/08/30(土) 00:51:06

    ガチャ


    フランツ「やあ、みんな!」


    ハンナ「わたし達がマッサージ師よ!」


    エレン「バカ夫婦が出てきやがった!」


    ユミル「ひょっとすると『m』ってマッサージの頭文字か?」


    フランツとハンナは慣れた手つきで床にマットレスとタオルを広げた


    ハンナ「さ、ミカサ。横になって」


    ミカサ「え、遠慮しておく」


    フランツ「大丈夫。最初は痛いかもしれないけど、すぐ気持ちよくなるよ」


    ハンナ「フランツに身をゆだねるの。そうすればありのままの自分を引き出せて、最高の快楽が得られるわ」


    ミカサ「……」


    ハンナ「心配しないで、フランツはかなりのテクニシャンだから」


    フランツ「照れるな、ハンナ///」


    ハンナ「あんまり激しくしちゃダメよ、フランツ///」


    ライナー「な、なんか……」


    ジャン「妙に興奮する会話だな」


    ベルトルト「うわぁ……」
  98. 102 : : 2014/08/30(土) 10:45:40
    ジャンが違うこと考えれてる気が・・・
  99. 103 : : 2014/09/22(月) 23:05:54

    ユミル「野郎どもが鼻の下を伸ばしてやがる」


    クリスタ「特にジャン…」


    アニ「ひどい面だね」


    ヒッチ「発情した馬面」 ボソ


    ジャン「あぁ?聞こえてるぞ銭女」


    ユミル「違うだろヒッチ。種馬といってやれ」


    ヒッチ「フラれた種馬ぁ!」


    ジャン「…」


    アルミン「二人とも急に仲良くなったね」


    ジャン「ヒヒーンッ!」 サオダチスル ウマノマネ!


    一同「「!!?」」
  100. 104 : : 2014/09/22(月) 23:12:22

    ジャン「……」 ウマノマネ


    一同「……」


    ジャン「…ぶふっw」


    エレン「…くw」


    デデーン エレン、ジャン、アウトー


    ライナー(開き直って馬の真似をして笑わそうとしたが自爆したな…)


    エレン「んん!」 バシッ  ジャン「ヒヒーン!!」 バシッ


    ヒッチ「いい気味ね♪」


    エレン「やめろよ!つられて笑っちゃっただろ!」 ヒリヒリ


    ミカサ「あぁ、エレン…」


    ジャン(オレの心配はしてくれないのか…) ガクリ


    コニー(そりゃそうだろ!)
  101. 105 : : 2014/10/05(日) 20:27:45

    クリスタ「ジャンが馬の真似をするなんて…」


    フランツ「よっぽど頭に来たんだね」


    ミカサ「それはそうと…横になればいいの?」 ゴロン…


    ハンナ「そ、これがわたし達のマッサージスタイルね」


    フランツ「それじゃあ力を抜いて……ハイッ!」 グイッグイッ
















    フランツ「……!?」 グリッグリッ


    ハンナ「そんな!?」


    ミカサ「…」 フルフル


    エレン「ミカサが痛みに耐えているだと…」


    アニ「やるね」
  102. 106 : : 2014/10/05(日) 20:34:10

    ミカサ(みんなを笑わすわけにはいかない…!) フルフル


    アルミン(な、なんか)


    ライナー(こらえているミカサの表情が…)


    ベルトルト(悶えているみたいで…)


    ジャン(興奮しちまうな…落ち着け、落ち着け……」


    ユミル「声に出てるぜ」


    クリスタ「やだジャン、キモッ」


    ジャン「」


    アニ「不謹慎にも程があるね」


    ヒッチ「野生に帰りな、種馬」
  103. 107 : : 2014/10/05(日) 20:42:34

    フランツ「グワングワン」 グワングワン


    コニー「なんだ、あの刺激の仕方?」


    アルミン「効果音すごいけど、それでも耐えてるね」


    ミカサ「…」 ブルブル


    エレン「ミカサ、もっと、こう……力を抜け」


    ジャン「さっきは悪かった!ここは乗り切ってくれ!!」


    サシャ「頑張ってください!ヒーッ、ヒーッ、フーッ!」


    ヒッチ「それ、ラマーズ法じゃん」


    クリスタ「リラックス、リラックス!」


    ミカサ(みんなのため…私は負けない!)


    ハンナ「フランツ」


    フランツ「わかった、プランBだね」 グルリングルリン


    ミカサ「!?」
  104. 108 : : 2014/11/01(土) 00:03:18

    アニ「まだあるわけ?」


    ハンナ「特製マッサージマシーンに登場していただくわ」


    フランツ「ボクの攻めに耐えるなんてね…でもここからが正念場だよ。それじゃ取ってくるね」


    フランツはマシーンを取りに部屋の外に出ていった 


    ミカサ「そんな……」


    エレン「何がなんでも笑わせる気か!負けるなミカサ!!」


    ミカサ「エレン…」
  105. 109 : : 2014/11/01(土) 00:25:16

    ガチャ


    フランツ「お待たせー」 ガラガラ


    一同「「!?!?」」


    フランツが台車に載せてきたもの、それはヒッチに似た人型のマシーンだった…


    フランツ「名づけて『魅惑のデビルヒッチ・マークⅡ』だッ!!!」


    ヒッチ「はあぁ!?マジで意味わかんない!」


    アルミン「ひ、額に『肉』って書いてある…」


    「ぶふっw」 「ひw」


    デデーン ジャン、コニー、サシャ、ユミル、アウトー


    ジャン「ずぉ!」 コニー「あバァ!」 バシッ


    サシャ「ひゃあ!」 ユミル「うぇいっ!」 ビリッ
  106. 110 : : 2014/11/01(土) 00:51:20

    ハンナ「これは我らが天才道化師…マルコ博士が開発したマッサージマシーンなの!」


    ジャン「マルコ……なに作ってんだよ…てか肩書きが変だ」


    フランツ「通称ヒッチロボと呼んでいるんだけどね…マッサージ機能のみならず耳掃除もできるんだ」


    ヒッチ「…なんでわたしに似せてるわけ?」


    フランツ「まぁ細かいことは置いといて…どんな耳掃除するか興味ない?」


    コニー「じゃあオレいいかな?どうも耳掃除苦手でな、詰まってるかもしれねぇんだ!」


    ハンナ「試してみる?ヒッチロボの前で横になってね」


    ハンナはヒッチロボの右手に耳かき棒をセットした


    クリスタ「コ、コニーやめたほうが…」


    コニー「なんでだ?」


    ユミル「あのロボ、かなりうさん臭いんだが」


    ヒッチロボ「……」
  107. 111 : : 2014/12/14(日) 00:28:44

    コニー「たかが耳掃除なんだから心配すんなって!」 ゴロン


    ライナー「少しは疑えコニー…」 ハァ…


    フランツ「それじゃ動かすよー。耳かきスイッチオン!」 ポチットナ


    ヒッチロボ「」  ウィーン ギギギ


    エレン「! コニー!よけろっー!!」


    コニー「うぉっ!」 バッ!


    ヒッチロボが狂ったように耳かきを上下に振った!


    ヒッチロボ「」 ザクザクザクザクッ


    ライナー「なっ!?コニーの頭があったところが穴だらけに!!」


    マットレス「」 プシュー


    アルミン「ひぃ…」
  108. 112 : : 2014/12/14(日) 00:31:12

    コニー「マ、マジかよ。もしよけてなかったら…」 ゾクッ


    ジャン「オイッ、なにが耳かきだ!ただ腕を縦に振ってるだけじゃねぇか!!」


    サシャ「そうですよ!これでは鼓膜がいくつあっても足りません!」


    クリスタ「変なツッコミはやめて!!」


    ハンナ「おかしいわね…」


    フランツ「念のため全身くすぐりマッサージも試運転してみるかい?」


    ミカサ「ぜひ…するべき」


    ハンナ「全身マッサージはね、会話機能もついてるのよ」


    ヒッチ「ムダな機能やめてよ!変なことしゃべったらマジ壊すから!」


    アニ(こらえろ、こらえろ…)
  109. 113 : : 2014/12/14(日) 00:51:14

    フランツ「今度こそッ!全身マッサージオン!」 ポチットナ


    ウィーン ウィーン ピカッ


    ベルトルト「目が光った!」














    ヒッチロボ「カネ!オトコ! オトコ!!カネ!!」 ガッチャン ガッチャン


    一同「「!!?」」


    ユミル「プブッww」
  110. 114 : : 2014/12/14(日) 01:02:39

    ミカサ「こ、これはいったい…」


    ヒッチ「」


    フランツ「暴走しているのか…!」


    ヒッチロボ「オトコ!ハッケン!!」 バッ!


    フランツ「うわぁっ!」


    ハンナ「フランツ、あぶな…プギャーッ」 バキィ


    フランツ「ハンナーーーー!」


    ライナー「離れろフランツ!あのロボおかしいぞ!!」


    アルミン「どうやらヒッチの本性まるだしロボみたいだね」


    アニ「なるほど」


    ヒッチ「冷静に納得するなぁ!」
  111. 115 : : 2015/06/01(月) 20:41:29

    デデーン ユミル、アウトー


    ユミル「はぅッ」 ビリッ


    サシャ「こんな非常時でも罰ですか!?」


    ミカサ「となると、この女狐ロボの暴走も想定内ということ?」


    ヒッチロボ「イケメン、ハッケン!ホカクスベシ!」 ガッチャン


    エレン「オレに向かってくる!?」


    ミカサ「エレン!!」
  112. 116 : : 2015/06/01(月) 20:46:22

    ヒッチロボ「ドケッ、ウマヅラ!」 ブンッ


    バキィ


    ジャン「でゅわぁーッ」 ヒュー


    ライナー「オ、オレに向かってジャンがぐわぁあああああ!」 ドッカーン


    ベルトルト「ライナァーー!」


    ミカサ「エレンに手を出すな!」 バッ


    アニ「私も加勢するよ!」 ブォンッ


    ヒッチロボ「イケメンヨコセッ」 ビシッ ドカッ


    ミカアニ(こいつ……やるなッ!!)


    バシッ バスッ ドカッ
  113. 117 : : 2015/06/01(月) 20:48:43

    アルミン「あの二人と渡り合えるなんて…」


    クリスタ「フ、フランツ!あのロボットを止める方法はないの?」


    フランツ「さ、さぁ?一度スイッチを入れたら半永久的に動くって、マルコが言ってたけど…」


    ジャン「マルコ…とんでもねぇヤツを作りやがって…」 ヨロ…


    ベルトルト「ヒッチ本人はどうしたの?」


    ヒッチ「…」


    ユミル「隅っこでたそがれてるぜ。本性ばらされちまったせいかもな」


    コニー「そんなもんなのか?」


    エレン「こうなったらオレもミカサたちと!!」


    アルミン「落ち着くんだエレンッ!この局面…冷静に考えるんだ……!」


    エレン「ぐぅ…」


    コニー「オレたちの…」 ダンッ


    サシャ「出番ですね!」 バンッ
  114. 118 : : 2015/08/01(土) 13:06:27
  115. 119 : : 2015/08/01(土) 13:06:44
  116. 120 : : 2015/08/01(土) 13:06:51
  117. 121 : : 2018/10/25(木) 22:41:03
    ホモの奇妙な冒険
  118. 122 : : 2020/06/29(月) 12:34:40
    もう無いのか?

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kantaro11

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