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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

エレン「絶対に…護り抜く‼︎」〜密室型サバイバル〜

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  1. 1 : : 2014/07/06(日) 14:36:19
    …ン…レン…エレン‼︎


    エレン「…ん?」ムクリ


    ミカサ「やっと起きた…」


    エレン「…」



    まず、初めに感じたこと。


    それは、この無機質なコンクリートの壁がある。


    そして、次は…


    エレン「ここ…どこだ?」


    ミカサ「…」


    アルミン「なんか…閉じ込められてるみたい…」


    エレン「…えっ?」


    今いてる部屋は、大きくもなければ小さくもな…いや、小さい。


    俺達っていうのは、6人いる。


    まず、アルミン。俺の幼馴染だ。


    次に、ミカサ。家族…かな?カァァ


    あとは、喧嘩友達のジャンに、女神のクリスタに、その守護神(?)のユミルだ。


    そう、あと俺、エレンだ。


    全員テニス部で、確かに卒業ということで、居酒屋で打ち上げをしていた。





  2. 2 : : 2014/07/06(日) 14:38:39
    期待期待♪
  3. 3 : : 2014/07/06(日) 14:52:18
    ーー居酒屋ーー


    アルミン「いよいよ卒業だね…」


    エレン「おう、テニス部での思い出は一生忘れないぜ!」


    ミカサ「エレン、口に汚れが…」フキフキ


    エレン「近づくなよ‼︎お前は俺の母さんか‼︎」


    ミカサ「…あ……」シュン


    ジャン「…」プルプル


    ジャン「羨ましいんだよ‼︎この死に急ぎ野郎がッ‼︎」ガシッ


    エレン「ッ‼︎やめろよ‼︎服が破れるだろ‼︎」


    ジャン「服なんかどうでもいいんだよ‼︎」


    ワァーワァーガヤガヤワァーワァ…


    アルミン「ちょっと二人とも、他のお客さん達だっているんだからやめてよ‼︎」


    エレン「だって、こいつが悪い‼︎」


    ジャン「いや、お前の方が悪りぃだろ‼︎」


    アルミン「はぁ…」


    クリスタ「もう、二人とも仲良くしてくれないと怒るよ‼︎」プンプン


    エレジャン「あっ…」


    クリスタ「静かにする‼︎」プンプン


    ユミル「…」ジー


    エレジャン(ユミルが、言うことを聞かなかったら殺すぞ的な視線を出してる!)


    エレン「…ごめん…」


    ジャン「いや、俺も熱くなりすぎた…」


    クリスタ「わかってくれたらいいんだよ♬」


    ユミル「さすが女神だな‼︎」ニタニタ


    クリスタ「ちょっとユミル‼︎私は女神なんかじゃないって‼︎」アセアセ


    あははははははははははは…

  4. 4 : : 2014/07/06(日) 18:02:15
    ラミエルさんこうゆうの好きなんですね
    おもしろいです、期待
    一応ジャン、エレン、リヴァイ好きです
    よろしくお願いします
  5. 5 : : 2014/07/06(日) 18:23:20
    クリスタ「あっ!もうこんな時間!」つ時計


    エレン「うん?」つ時計


    アルミン「そろそろ解散としようか」


    ミカサ「…」コクッ


    ジャン「だな、俺明日バイトあるし…」


    ユミル「女神が連れて行かれたりしたら大変だもんなw」


    クリスタ「ちょっとユミル‼︎からかわないでよぉ〜」


    エレン「じゃあ、俺帰るわ」


    アルミン「うん‼︎」


    エレン「またな‼︎」ヒョイ


    ガコンッ


    エレン「…えっ」クラッ


    ドサッ


    ……………………。




  6. 6 : : 2014/07/06(日) 18:27:05
    ドアDですか?
  7. 7 : : 2014/07/06(日) 18:27:06
    >>2
    真っ先にありがとうございますッ‼︎

    頑張らせていただきますね‼︎


    >>4
    普段はこんなキャラじゃないんですけどねw

    いつの間にかこんなのになってますw

    バカなんでしょうねw
  8. 8 : : 2014/07/06(日) 18:28:38
    >>6
    そうですッ‼︎

    仲間がいたァ〜w

    昨日見つけて立ち読みしてハマったんですw

    山田悠介さん凄いですよね‼︎
    大ファンなんですw
  9. 9 : : 2014/07/06(日) 18:43:19
    ーー密室ーー


    エレン「で、ここということか…」


    アルミン「だね、僕もそうだよ」


    ミカサ「…」


    クリスタ「みんなぁ〜、こっちに来て‼︎」フリフリ


    アルミン「ん?」タタッ


    クリスタ「ほら、これ‼︎」つボタン


    エレン「壁にボタンがついてるな…」


    ジャン「一回押して見たらどうだ?」


    エレン「ん?おぅ」スー


    クリスタ「待って‼︎」


    エレン「なんだ?」


    ミカサ「もしかしたら、押したらいけないボタンかもしれない…」


    クリスタ「うん…」


    エレン「そう…だな…」


    ユミル「…」


    ユミル「心配性過ぎるんだよ」ポチッ


    ガシャン


    ユミル「ん?扉があいた?」


    エレン「…」


    14mくらい先にある扉が空いていた。


    ユミル「…これででれるんじゃ…」スッ


    ガシャン


    ユミル「…」


    アルミン「ちょっと待ってて、ユミル」タタッ


    ジャン「あぁ、そういうことか…」タタッ


    アルミン「じゃあユミル、ボタンを押して‼︎」


    ユミル「おぅ‼︎」ポチッ


    アルミン「よいしょっ」つくつ


    エレン「なるほど、靴を挟んでおくってことか…」


    アルミン「じゃあ離して‼︎」


    ユミル「おー」ヒョイ


    ガシャン


    アルミン「えっ…」つ扉


    バタン


    アルミン「ひ、人一人吹き飛ばすほどの重さってこと…」ヒリヒリ


    エレン「大丈夫か?」


    アルミン「うん…」


    ブシャァァァァァァァ‼︎


    エレン「⁉︎」




  10. 10 : : 2014/07/06(日) 22:26:03
    面白いです!サバイバル早くみたいです。
    期待してます!頑張ってください!!!
  11. 11 : : 2014/07/07(月) 07:40:14
    ジャン「み、水が流れ込んできてるぞ…それも、凄い勢いで…」アセアセ


    ユミル「くそっ、もう膝まできた…」


    エレン「…」


    アルミン「…やっと、この部屋の事が分かったよ…」


    クリスタ「?」


    アルミン「この部屋には、ずっとボタンを押し続けなければならない、いや、この部屋の中で《死ぬ》しかないんだ、最低というか、絶対に《一人》は…」


    ユミル「…」


    ミカサ「…私が残る。」


    クリスタ「…なんで⁉︎」


    ミカサ「だって…」


    ミカサ「たった一人の家族を死なせたくなんてない。」


    アルミン「…」


    エレン「なら…」


    エレン「俺だってミカサに死んでほしくなんてない。」


    クリスタ「…」


  12. 12 : : 2014/07/07(月) 07:49:31
    ユミル「…ちっ、しゃーねーな…」スタスタ


    クリスタ「ちょっ!ユミル!どうしたの?



    ユミル「わからないか?私が残ってやるよ」プルプル


    クリスタ「残るって…手、震えてるじゃん‼︎」


    ユミル「あぁ?武者震いってやつだよ」ポチッ


    ユミル「エレン、クリスタを連れ出してくれ…」


    エレン「…」スタスタ


    クリスタ「いや、ユミルとなら…一緒に死ぬ‼︎」シクシク


    ユミル「頼む」


    エレン「おう、」ガシッ


    クリスタ「やだ、いやだ、死なせて‼︎」ズリズリ


    エレン「ありがとうな、ユミル。」


    ミカサ「ありがとう。」


    ジャン「すまねぇ…」


    アルミン「僕のためにありがとう。」ニヤリ


    ユミル「?」


    ユミル「さぁ、行け。」


    クリスタ「うぁあ…や、やだ、いやだ、」


    エレン「クリスタ、行くぞ。」


    クリスタ「はぁぁ、や、いや、」ズリズリ


    ズリ…


    ガシャン


    アルミン「みんなが出た瞬間に閉まった、か。」


    クリスタ「うぅ…」


    エレン「にしても、」


    ジャン「通路、か。」


    ミカサ「目の前にまた扉。」


    アルミン「気分がすごいさがる。」

  13. 13 : : 2014/07/07(月) 19:57:35
    ーーユミルサイドーー


    ユミル「…くそっ…」ポロポロ


    ユミル「何やってんだか…私…」


    ブシャァァァァァァァ‼︎


    魔(水)はもうユミルの肩まで来ている。


    ユミル「くそったれが…」


    思い出す思い出はあの楽しかった日々。

    そして…


    ユミル「もっと…一緒にいて馬鹿みたいに遊んで居たかったな…クリスタよぉ…」


    クリスタとの思い出だった。


    ユミル「けどなぁ、後悔なんてしてないからな…」


    ユミル「私は女神を《護る》守護神なんだ。」


    ユミル「頑張ってくれ…女神さん、クリスタ‼︎」ブクブク


    そこまで言って、ユミルは水の波に吸い込まれていった。


    しかし。











    ユミルは最後まで…


    逃げなんてしなかった。
  14. 14 : : 2014/07/11(金) 07:49:24
    ーー通路ーー


    クリスタ「…」ジー


    ジャン「ちっ…扉みてるだけで動かないぞ…」


    アルミン「とりあえず、通路にいとくだけで、誰かが助けにきてくれるんじゃないかな?」


    エレン「それ、名案じゃね?w」


    ミカサ「いや…」スッ


    エレン「…無理か…」上向く


    ジャン「通路の中でも水がでてくるってか…」


    ミカサ「とりあえず…行こう。」


    エレン「だな」


    クリスタ「…」ボー


    アルミン「エレン」


    エレン「りょーかい」つクリスタ


    クリスタ「…」モチアゲラレル


    アルミン「じゃあ、行くよ。」


    ジャン「わかった」ガチャ






  15. 15 : : 2014/07/12(土) 19:09:28
    ーー2の部屋ーー


    ジャン「…またボタン」


    アルミン「からの扉」


    エレン「はぁぁ…」


    ミカサ「…」


    クリスタ「ユミル…ユミル…ユミル…」


    アルミン「で、どうする?また誰か死なないといけないよ…」


    エレン「…」


    ジャン「ここに俺たちを閉じ込めた奴らは全員どうせ殺すつもりなんじゃねぇか?」


    エレン「なっ⁉︎」


    ミカサ「ジャン。そんなことは言わないで。」


    ジャン「いや、だってよぉ…」


    ミカサ「黙って。」ジー


    ジャン「…」


    ジャン「俺が悪かった。どうもすいませんでした…」


    ミカサ「…」



    プシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…




  16. 16 : : 2014/07/12(土) 19:46:19
    アルミン「⁉︎」


    エレン「くそっ‼︎水の次はガスかよ…」


    ジャン「くるし…」


    ミカサ「…みんな‼︎部屋の角によって‼︎」


    アルミン「なるほど…ガスが体内にとりこむのを遅くするってことか…了解だよ‼︎」ササッ


    エレン「おーけー‼︎」ササッ


    クリスタ「ユミル…ユミル…ユミル…」ボー


    ジャン「くそっ、クリスタも早く来いッ‼︎」


    クリスタ「ユミル……ユミル…」


    クリスタ「あうっ…」ドサッ


    アルミン「ガスの充満早すぎだって…」
  17. 17 : : 2014/07/12(土) 19:54:36
    ミカサ「うっ…」コホッコホッ


    エレン「大丈夫か⁉︎ミカサ‼︎」


    ミカサ「なんと…か…」


    アルミン「このままじゃみんな危ない…」コホッコホッ


    クリスタ「ユミル…ごめんね…みんな…ごめんね…」ズリズリ


    ジャン「おまっ…何してんだよ‼︎」


    クリスタ「ふぁう…」ポチッ


    ミカサ「クリスタ…あなたは…」


    クリスタ「私ね、ユミル抜きの生活なんて考えれないよ…だから、だからせめて…」


    クリスタ「ユミルと一番近い場所で死んでやって、ずぅっと上の方で仲良くユミルと暮らすんだ。」ポロポロ


    クリスタ「だから、みんな先に行って。」ポチッ


    エレン「うぅ…」


    ミカサ「そんな…クリスタ…あなたも…」


    クリスタ「そんなこと出来ないって知ってるくせに…」


    アルミン「みんな‼︎クリスタの気持ちを無駄にすんな‼︎早く行くぞ‼︎」ササッ


    エレン「くそぉ…」ササッ


    ジャン「ちっ…すまねぇ…」ササッ


    ミカサ「クリスタ…ありがとう。」ササッ


    クリスタ「ふふっ、いつかまた会えたらいいね♬」


    ガシャン


    ミカサ「…うぁぁ…」ポロポロ


    みんなが出た瞬間にまた、扉が背後でしまった。


  18. 18 : : 2014/07/12(土) 21:18:34
    ーークリスタサイドーー


    クリスタ「ふふっ、ユミル。」ドサぁっ


    クリスタ「もう少し、というかすぐにそっちへいけるよ」


    クリスタ「なんだか、身体がピクピクして動かないなぁ…なんて」ピクピク


    クリスタ「な、でだろ?こなことぉさることしたかあ?」ピクピク


    クリスタ「あが…ゆみゆ…」


    クリスタ「ばかたぁな、あだぢぃ…」フラッ


    クリスタ「ばぁーい、みぃな…」



  19. 19 : : 2014/07/16(水) 21:42:58
    ーー通路ーー


    エレン「…くそっ」


    アルミン「また…僕の為に…」ボソッ


    ミカサ「…?」


    ジャン「で、次の扉があるぞ」


    エレン「…」


    アルミン「行こう」キリッ


    ミカサ「…なんで、そんな事すぐに言えるの…」


    アルミン「…ふふっ……」


    アルミン「なんでって、なんで?w」


    アルミン「今まで僕の為に死んだ奴らに天国でざまぁって言うため…に、決まってんだろw」


    ジャン「ッ⁉︎」


    ジャン「お前…変わった?」


    アルミン「みーんな、僕の為に死んでくれるんだよね?」ニタァ


    ジャン「…」


    エレン「お前は…」プルプル


    アルミン「ん?なぁに?」


    エレン「…」


    エレン「殴る。」グッ


    ミカサ「…やめて、エレン。」


    エレン「…だってよぉ…」


    エレン「こいつを…馬鹿を殴らせろよッ‼︎」


    アルミン「あぁ?」ニタニタ


    ミカサ「そんな事…」


    ミカサ「…アルミン。」


    アルミン「ん?」フリムク


    ミカサ「はっ‼︎」バチンッ


    アルミン「なっ…(殴


    エレン「…」


    ミカサ「これで…いい。」


    ジャン「…」


    ミカサ「はやく、次の扉に行こう。」タッタッ


    ジャン「…だな。」


    エレン「あぁ…」チラッ


    アルミン「チッ…殺してやる…」


    エレン「…」


    エレン「なんでこんな変わったんだよ…」


    ガチャ



  20. 20 : : 2014/07/16(水) 22:02:25
    ーー3の部屋ーー


    エレン「固く閉ざされた扉」


    ジャン「そして、4つの椅子。」


    ミカサ「…」


    アルミン「次は、ボタンなんてないねぇ…」


    アルミン「つまり…」


    ミカサ「運の勝負。」


    エレン「…」


    アルミン「勝手にセリフをとるなよ…」


    ジャン「…」ギリッ


    エレン「助けは…こないな…」


    アルミン「だからもう諦めなって…」ケタケタ


    エレン「お前は黙っとけ」


    ミカサ「…」
  21. 21 : : 2014/07/16(水) 22:25:05
    ーー5分後ーー


    ミカサ「はぁ、はぁ、んんっ…」ゲホッゲホッ


    エレン「んぁ…はぁ…はぁ…」


    ジャン「やべぇぞ…空気が…薄く…」


    アルミン「…」ボー


    ミカサ「…」


    ミカサ「私は椅子に座る…じゃないと…死ぬ…」ズリズリ


    エレン「だ…なぁ…」ズリズリ


    アルミン「ぼ…僕は…自分で席を…決める…」ズリズリ


    ジャン「へっ…勝手に…座っとけ…」ズリズリ


    ミカサ「…」


    エレン「あとは…ジャンが座れば…」


    ジャン「あ…あ…」スッ


    四人が向き合う。


    ガシュッ
  22. 22 : : 2014/07/16(水) 22:28:54
    エレン「⁉︎」


    突然、椅子からベルトが出てき、縛り付けられる。


    ミカサ「見えな…「ぐぁあぁぁぁああぁ‼︎」


    ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥウウ‼︎


    アルミン「かはっ…」


    アルミン「うっ…」ドサッ


    アルミン「。」







  23. 23 : : 2014/07/17(木) 20:58:07
    ミカサ「うっ…」ズリッ


    ゴムが焦げたような匂いが鼻を突く。


    アルミン「。」プスプス


    ジャン「…うぇぇぇ!」ゲロゲロ


    エレン「うぁぁぁあぁあ!」ゲロゲロ


    ミカサ「きもち…わる…」
  24. 24 : : 2014/07/17(木) 21:04:53
    アルミン「……ぁ………」プスプス


    エレン「⁉︎」


    ミカサ「喋った⁉︎」


    アルミン「…ぉま…ら…」プスプス


    アルミン「じぃご…ぐ……ぃ…ぉぢろ…ぉ……(地獄に堕ちろ)」プスプス


    アルミン「…ぁぁ………………………」


    アルミン「。」コトッ





    ジャン「…なんつう……生命力だよ………」


    エレン「俺ッ…親友を……ころし…r「ちがう。」


    ミカサ「そんなこと無い。彼奴が座った席がたまたま、死の席だっただけ。」


    ジャン「だな。お前が悪い訳ではない。」


    エレン「…」


    エレン「そうか…」
  25. 25 : : 2014/07/18(金) 16:58:51
    ジャン「よしっ、行くぞ」


    エレン「あぁ‼︎」


    ミカサ「はやく、行こう。」ガチャ


  26. 26 : : 2014/07/18(金) 23:55:19
    ーー4の扉ーー

    ジャン「やべぇ…」フルフル


    エレン「崖、だな。」


    ミカサ「そして、その上に橋。」


    エレン「…」


    ジャン「一人がここから飛び降りたら、橋が降りてくる、というところか…」


    ミカサ「…最悪」
  27. 27 : : 2014/07/18(金) 23:57:52
    ジャン「…ぅ…でも…やっぱり……」


    エレン「…」ジー


    ミカサ「…私が…飛び降りる」


    ジャン「ダメだッ⁉︎」


    ミカサ「なんで?」


    ミカサ「私は、エレンを護りたい。」


    エレン「…なら」


    エレン「俺だってお前に死んでほしくない‼︎」
  28. 28 : : 2014/07/18(金) 23:59:38
    ジャン「くそぉ……こぇ……」


    エレン「…」


    ミカサ「…」


    エレン「…おれは……」ボソッ


    ジャン「なんだよ?」


    エレン「俺は‼︎」


    エレン「ミカサにはぜってぇ死んでほしくねぇ‼︎」


    エレン「んで‼︎」


    エレン「護り切りたい‼︎」
  29. 29 : : 2014/07/19(土) 00:02:03
    ジャン「…」


    エレン「だから‼︎」ドンッ


    ジャン「…………へっ?」ヒューゥ


    エレン「すまねぇ‼︎」


    ジャン「…」オチル


    ジャン「生きろ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」ヒューゥ


    ミカサ「…うぁ」ポロポロ


    エレン「うっ…」ポロポロ











    ドンッ‼︎

  30. 30 : : 2014/07/19(土) 00:04:30
    辺りに、かなり深くまで落ちたと思われる、ジャンの身体の音がしばらくして伝わる。



    エレン「ごめん…すまない…おれは……」ポロポロ


    ミカサ「なんで…」ポロポロ


    ギィィィィィィ…



    そして、橋が降りてくる音が耳を傾けさした。



  31. 31 : : 2014/07/19(土) 09:15:36
    ミカサ「…なんで……」


    ミカサ「なんで、ジャンを突き落としたの‼︎」ブアッ


    エレン「…ごめん」


    エレン「ミカサを、護りたかった。」


    ミカサ「エレン…なら、ジャンを…」


    エレン「あいつも…」


    エレン「落ちようとしてたんだ」


    エレン「だから、俺が手伝った。」


    ミカサ「そんな…」


    エレン「その証に、」


    エレン「最後に「生きろ‼︎」と言った。」


    ミカサ「…」
  32. 32 : : 2014/07/19(土) 09:16:48
    ミカサ「…」


    エレン「行こう。ジャンの想いを無駄にはできない。」


    ミカサ「…」


    ミカサ「わかった。行こう。」

    ガチャ
  33. 33 : : 2014/07/19(土) 09:24:07
    ーー5の扉ーー


    エレン「…ついに、俺達だけか…」


    ミカサ「…」コクッ


    エレン「んで、目の前にはまた扉と…」


    ミカサ「二つの薬」


    エレン「…どうせ、」


    エレン「どっちかが、毒入りとかだろ…」


    ミカサ「また…運。」


    エレン「…」
  34. 34 : : 2014/07/19(土) 09:28:17
    エレン「俺と、始めてあった時のことを覚えてるか?」


    ミカサ「うん」コクッ


    エレン「寒い中、お前が道端に棄てられてて。」


    ミカサ「そこを、通りかかったあなたが助けてくれた」


    エレン「そう」


    エレン「俺はあの時、命に変えてでもお前を…」


    エレン「護り切るって誓ったんだ」


    ミカサ「…エレン……」


    エレン「だからっ…」
  35. 35 : : 2014/07/19(土) 09:37:20
    エレン「お前はぜってぇに生きて帰れ‼︎」ダダダダダッ


    ミカサ「えっ⁉︎どういう意味?」


    エレン「こういう意味だ‼︎」つ薬×2


    ミカサ「それは、私の分も…」


    エレン「生きていてくれよッ…」ゴクッ


    エレン「うぁっ…」


    エレン「くるじぃぃいぃいぃいいい…」


    エレン「ぁぁあぁぁ…」


    ミカサ「エレンッ‼︎」


    エレン「まだぁ……らいぜぇで………」


    エレン「会えたらいいな………………」


    エレン「………………………。」バタッ


    ミカサ「あ………」


    エレン「。」


    ミカサ「え、エレンーーーーー‼︎‼︎」ブァァッ
  36. 36 : : 2014/07/19(土) 09:55:26
    ミカサ「うっ…ぁぁ…」ポロポロ


    ミカサ「エレ…ン…」ポロポロ


    ミカサ「…」ポロポロ


    ミカサ「よしっ」フキフキ


    ミカサ「もう良い、エレンのために、みんなの為に‼︎」


    ミカサ「私は外に出る‼︎」


    ガチャ
  37. 37 : : 2014/07/19(土) 09:57:24
    ーー外ーー


    ミカサ「外に…出れた…」


    ミカサ「うっ…まぶし…」


    ミカサ「ここは?どこ?」


    ミカサ「…」


    ミカサ「すすもう。何処だっていい、とりあえず、前へ」
  38. 38 : : 2014/07/19(土) 10:01:23
    ーー広場ーー


    ミカサ「ん?広場?」


    目の前に広がるのは、遊具などはない、ただの広場、いや、空き地の方が合う。


    ???「どこだ?ここ」


    ???「えっ?誰?」


    ???「また…か?」


    ???「見たことないな…」


    ???「どこ?だ?」


    ミカサ「あなた達は…だれ?」
  39. 39 : : 2014/07/19(土) 10:04:25
    リヴァイ「あ?俺はリヴァイだ」


    ハンジ「私はハンジだよッ♬」


    ペトラ「ペトラ…です」


    エルヴィン「エルヴィンだ」


    ナイル「俺はナイルだ。黒髮のお前は?」


    ミカサ「ミカサ。」


    ハンジ「もしかして…閉じ込められてた?」


    皆「はい(おぅ)」


    ミカサ「ってことは…」


  40. 40 : : 2014/07/19(土) 10:06:23
    ガコンッ


    ミカサ「なっ…」バタッ


    リヴァイ「く…そ…」バタッ


    ハンジ「また…か?」バタッ


    ペトラ「いっ……」バタッ


    エルヴィン「うっ…」バタッ


    ナイル「だれ…だ……」バタッ
  41. 41 : : 2014/07/19(土) 10:08:41
    ーー部屋ーー


    ミカサ「え?」


    ペトラ「また?」


    リヴァイ「くそが…」


    エルヴィン「はぁ…」


    ナイル「……」


    ハンジ「ってことは…」


    ハンジ「今度はこのメンバー…ってことなのか?」


    リヴァイ「…」


    ペトラ「う……」


    ミカサ「…」
  42. 42 : : 2014/07/19(土) 10:12:45
    全員が全員、殺気を出して辺りを見渡す。


    ミカサ「わた…」


    ミカサ「私は、負けるわけにはいかない。」


    ミカサ「死ぬなんてもってのほか…」


    ミカサ「私の為に死んでくれた人を」


    ミカサ「無駄死になんかにさせないっ‼︎」


    皆「…」


    ミカサ「私は強い…だから、」


    ミカサ「負けないッ‼︎」グッ




    これまでが部屋なら今度は
    【第二ステージ】


    第一とは違って、誰もが自分のためを考える。《戦場》。


    殺気を纏って、また

    幕が落とされる。
  43. 43 : : 2014/07/19(土) 10:13:20



























    end…
  44. 44 : : 2014/07/19(土) 10:13:49
    これまで見ていただいた方ありがとうございます( ̄^ ̄)ゞ

  45. 45 : : 2014/08/02(土) 12:10:54
    次回作あったら期待

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