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  1. 1 : : 2014/04/15(火) 23:29:15
    初ssです。
    変なところや拙いところしかありませんがよろしくお願いします
  2. 5 : : 2014/04/16(水) 00:20:46
    月がとても綺麗だったのでミカサはふらっと外に出た
    軽く散歩をしていると人影が見えた
    こんな時間に誰だろう
    ミカサはそう思い近づいてみた

    一人でぼんやりと立っていたのはジャンだった
    訓練兵時代はエレンと何かしらぶつかっていたのでミカサはあまりジャンのことが好きでは無かった
    寧ろ嫌いだった
    でも調査兵団に入ってから彼は変わったように思える
    そう思い始めてからは別に嫌いでも好きでも無い普通の同期として関わってきた

    ミカサ「ジャン、こんばんは。今日は月がとても綺麗。あなたも月を見に来たの?」

    話しかけるとジャンは驚いたようにこちらを向いた

    ジャン「なんだ、ミカサか。なんか寝付けなくてな、ちょっと散歩してたんだ」

    ミカサ「明日は休みだから少しぐらい夜更かししていても大丈夫だけどなるべく早く寝た方がいい」

    ジャン「そうだな。じゃ帰って寝るわ。明日な」

    そう言ったが少し違和感を感じた
    いつもより元気が無い?
    なんとなく気になってこう言っていた

    ミカサ「ジャン。何か悩み事があるの?」

    するとビクッとしたようにこちらを向いた

    ミカサ「いつもより元気がないように見えた。私でよければ相談に乗る」

    ジャンはその言葉を聞くと少し悲しそうな顔をした

    ジャン「なら少し相談っていうか、話聞いてもらっていいか?」

    もちろんと頷くとジャンは隣に座って話し始めた


    えと。今日はここまでで終了です
    すごく微妙なところで止めましたね………すいません!

    設定(?)ですミカサはエレンが大好きでエレンもミカサが好きですが二人は付き合っていません
    ミカサはジャンの気持ちに全く気付いて無いです

    変なお話になって行くとは思いますが最後まで楽しんでいただけたら幸いです♪
  3. 9 : : 2014/04/16(水) 17:45:09
    ジャン「俺さ、好きな人がいるんだ
    訓練兵になりたての時に一目惚れしちまって…
    でもその人には好きな人がいるんだ
    その二人は両想いなのは分かってたんだ
    でも始めの方は頑張ったら振り向いてくれると思ってたんだ
    だからずっと頑張ってアピールとかしてたんだ
    でもさ、きっと心の中では分かってたんだ
    どんなに頑張っても振り向くことは無いって
    しかもそいつさ、好きな人の前だとすごく幸せそうなんだ
    そいつのさ好きな人といる時の笑顔を見ているとなんかアピールとかしても無駄だなってふと思ったんだ
    俺はそいつが幸せならそれでいいと思ってんだ
    でも急に嫌いになんてなれねえしどうしようかって思うと寝付けなくてさ
    散歩してたんだ」

    ジャンは言っている間ミカサのことは一度も見なかった

    ミカサ「その人の名前教えてもらってもいい?」

    ジャン「……流石に言えねえよ」

    ミカサは驚いていた
    ジャンはそういうことには興味が無いものだと思っていたからだ
    ジャンがそこまで思っている人は誰なのだろう
    純粋にそう思っていた

    ジャン「なんか話に付き合わせちまって悪かったな
    もうこんな時間だ。いくら明日休みだからって言ったってそろそろ寝なきゃな
    話聞いてくれてありがとなミカサ」

    ミカサ「いや、私の方こそ何も力になれなかった。ごめんなさい」

    ジャン「いいよ別に。話聞いてくれるだけでよかったからさ。
    これでようやく諦めがつきそうだ。
    ミカサ、お前エレンのことが好きなんだろ、頑張れよ。あいつ鈍感だけどお前のこと大事に思ってる……だからさ
    幸せになってくれよ、ミカサ」

    ミカサ「……ジャン?」

    そう言ったジャンの目はすごく悲しそうだった、でもすごく優しい目だった

    ジャン「じゃあなミカサ、また明日
    あっ、それとこのことは二人だけの秘密だからな」

    ミカサ「うんわかった。また明日」

    最後にそう挨拶を交わし宿舎へ帰って行った


    また変な風に終わりましたね……
    こんな変な話見てくれている方いるのでしょうか……

    えと、一応注釈しておきますがこれだけジャンが言ってもミカサは気づいていない設定です(^^;;
    流石にここまで言ったら気づくと思いますが……そこはスルーでお願いします!笑
    どこまで続くかわかりませんが完結はさせたいです





  4. 12 : : 2014/04/18(金) 00:14:53
    あの夜から数日たったある日
    104期の調査兵団たちは訓練に勤しんでいた
    その日の訓練は立体機動だった

    サシャ「なんか今日天気悪いですけど大丈夫ですかねー」

    ミカサ「本当、風が強めだし雨雲も出ている
    訓練が終わるまで何も起こらなければいいけど……」

    そんなことを話しながら訓練場所まで歩いていった

    訓練場所に着きいよいよ訓練開始
    風が強くワイヤーがよれそうになるが集中力を切らさないようして訓練を続ける
    ミカサがあと少しでゴールだと思った時
    ブツン、と嫌な音がした
    と思ったら体が急降下を始めていた
    ワイヤーが切れたのだ
    慌てて体制を立て直そうとするが間に合わない
    ぎゅっと目をつぶり来るであろう衝撃に耐えようとしていた
    がいつまで経っても衝撃が来ない
    閉じていた目を開けると

    ジャン「おい、ミカサ大丈夫か。いきなり落ちたから驚いたぞ」

    下から声がしたのでそちらを見るとジャンが下敷きになっていた

    ミカサ「あっ、ジャン。ごめんなさい
    今すぐ退くから」

    どうやら落下地点付近で捕まえてくれたらしい

    アルミン「ジャン、ミカサ、大丈夫!?」

    アルミンが慌てて降りてくる

    ミカサ「私は大丈夫。ジャンは?」

    ジャン「大丈夫だと思うぞ」

    アルミン「でも、二人とも一応医務室に行った方がいいと思うよ
    あとで痛くなってくるかもしれないし」

    ミカサ「確かにそうかもしれない
    アルミン、私とジャンは医務室に行ってくる、皆に伝えておいて」

    アルミン「うん、わかった」

    アルミンはそう言うとゴールへと飛び立っていった

    〜医務室〜
    ジャン「つっ…足少し捻ったな……」

    ミカサ「ごめんなさい。私の不注意で怪我をさせてしまった……」

    ジャン「大丈夫だ、すごい捻ったくらいだから
    それよりミカサは怪我無いか?」

    ミカサ「私は特に何も……ねえジャン、どうしてここまでして助けてくれたの?」

    ミカサは自分の責任でジャンに怪我をさせてしまったことをひどく悔いていた

    ジャン「そりゃ自分が好きだった人が大怪我しそうになってたら助けるだろ」

    ああ、そうかと納得しかけてミカサは驚いてジャンを見つめた

    ミカサ「ジャン、い、今なんて……」

    ジャンは苦笑しつつ言った

    ジャン「まあ、やっぱり気付いて無いとは思ってたけどその反応は少し傷付くぞ
    ミカサ、俺はお前の事が好きだった、いや……今も好きだわ、すぐに諦め切れそうにない」

    ミカサ「じゃ、じゃああの時言ってた好きな人って……」

    ジャン「お前だよ、ミカサ」

    ミカサは混乱していた
    あの時の話を聞いた時心からジャンの恋を応援していた
    しかしまさかその相手が自分だったとは……

    ジャン「すまん、いきなりこんな変なこと言って
    返事聞かせてくんねぇかな、俺のことどう思っているのか」


    ミカサ「…………私は、エレンが好き。それは変えられないしエレン以外の人と付き合うつもりも無い
    あなたの気持ちはとても嬉しい。でも私はエレンが、好きだからあなたの気持ちに応えることは出来ない。本当にごめんなさい」

    そう言って頭を下げる

    ジャン「……あーあフられちまった」

    その声は想像していたよりずっと明るくて
    少しホッとして顔をあげたてジャンの顔を見た
    その頬には涙が伝っていた

    ジャン「泣くつもり、無かったんだけどな、ダサいよなこんなに泣いて。
    こうなることわかってたんだけどなぁ……
    心の整理も済んでるつもりだったけどまだダメだったみたいだな、弱いな、俺
    ミカサ、俺はあの夜言ったようにお前の幸せを祈ってる、だから幸せに、なってくれよな」

    涙を拭いながらジャンは言った
    気が付けばミカサはこう言っていた

    ミカサ「ジャン、あなたはいつか私じゃない人に恋をする。その時はきっと幸せになれる。あなたはいい人だからきっとその良さに気付いてくれる人ができると思う」

    ジャンはその言葉を聞くととても嬉しそうに笑った

    ジャン「ありがとな、ミカサ
    これで本当に諦め切れる」

    そういったジャンの顔はとても晴れやかだった


    その夜、ジャンは一人考えた
    ミカサのこと、これからの恋のこと
    ミカサがいったような幸せな恋ができるかはわからない
    でもできるような気がする
    そんなことをつらつらと考えながらジャンは眠りについた







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