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Lucernas  ~遺志を継ぐ君達へ~ 『第四話・隻影の映る丘の上で』

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  1. 1 : : 2014/04/08(火) 00:30:52
    初陣を終えた「彼ら」。

    しかし、失った物は大きく…

    慟哭さえ許さぬこの残酷な世界で、「彼ら」が次に立ち向かうものとは?

    Lucernas  ~遺志を継ぐ君達へ~ 

    第四話・『隻影の映る丘の上で』

    スタートです!


    http://www.ssnote.net/groups/137
    ⬆︎
    公式グループもよろしくね!!
  2. 2 : : 2014/04/08(火) 09:37:54
    いぇーーーい!!
    今回も期待だよ
  3. 3 : : 2014/04/08(火) 13:41:18
    今回も、期待だZE☆待ってるゾーイ!
  4. 4 : : 2014/04/08(火) 22:05:30
    じゃがさん期待〜!
  5. 5 : : 2014/04/09(水) 22:35:56
    そういえば、シリーズ設定はしないのですか?
  6. 6 : : 2014/04/09(水) 22:50:50
    素で忘れてました←申し訳ありませんm(_ _)m
  7. 7 : : 2014/04/13(日) 20:59:48
    会い方であるじゃがミンが諸事情によりssnoteにしばらく来れないと言った状況になってしまいました
    続きを待っている方、申し訳ないのですが今しばらくお待ちください
    尚、連絡は取り合っていますので今後は2人で内容を考え私が文章を構成、投稿することとなります、スレ立てもそうです
    ご理解のほどよろしくお願いします
  8. 8 : : 2014/04/13(日) 21:00:09
    会い方×
    相方ですね
  9. 9 : : 2014/04/13(日) 21:49:21
    了解(`_´)ゞ
  10. 10 : : 2014/04/19(土) 13:05:26
    俺、復活よね
  11. 11 : : 2014/04/19(土) 13:05:32
    いえーい
  12. 12 : : 2014/04/19(土) 13:42:18
    お久しぶりです!
  13. 13 : : 2014/05/04(日) 22:00:26
    頑張って
  14. 14 : : 2014/05/09(金) 01:12:53
    読んでみたよ。すごく面白い。期待。
  15. 15 : : 2014/05/09(金) 22:35:43
    投稿してないのにpv777って期待度が凄い、って777!?え!?凄い
  16. 16 : : 2014/05/09(金) 22:48:52
    テストとかいう魔物のせいで投稿が遅れております、申し訳ありません。

    それに、期待コメ一つ一つには返事出来ませんので、ここで纏めてお返事させて頂きます。

    期待、ありがとうございます!!!テストを駆逐したら頑張りますよぉ!!!(笑)
  17. 17 : : 2014/05/10(土) 18:03:07
    では、投下始めます。

    お待たせして、誠に申し訳御座いませんでした。

    虫眼鏡ボタンをお使い頂くと、見やすくなるはずで御座います。是非お試し下さい。
  18. 18 : : 2014/05/10(土) 18:03:57





    850年




    トロスト区襲撃




    訓練兵団及び調査兵団の兵士の活躍により、侵入した巨人の掃討に成功した。




    しかし、この襲撃により




    多くの兵士が英霊となり、また、多くの罪無き市民がこの世を去る結果となった。






  19. 19 : : 2014/05/10(土) 18:04:32
    訓練兵団

    百七十六名


    駐屯兵団

    三千二百六十四名


    一般市民

    二万六千八百二十九名


    以上の者は、人類の英霊となった。

    彼等が最期の時まで幸福であった事を祈ると共に、彼等の魂が我等に力を与える事をここに約束する。

    安らかな、眠りを。


    南側領土最高責任者 ドット・ピクシス

    訓練兵団教官長 キース・シャーディス

    トロスト区長 ⚪︎⚪︎・⚪︎⚪︎
  20. 20 : : 2014/05/10(土) 18:08:32



    〜p a r t 1〜




    僕達の初陣は終わった。

    多くの犠牲の元に。







    アルミン「…」

    アルミン「皆…安らかに、眠って…」

    僕達は今、犠牲者を弔っている。

    でも…彼らともう、二度と会えないなんて…

    …正直、想像出来ない。

    アルミン「ナック。トーマス。ミーナ。ミリウス。」

    アルミン「…マルコ。」

    その名を口にするだけで、視界がぼやける。

    感情が…震えだす。

    アルミン「君達の…生ぎだ…証は…!!」グスッ

    アルミン「ぜっだいに…ぜっだいに忘れないがら!!だがら!!!」グズッ

    アルミン「じばらく…そごで…待っでいで…!!!人類が勝づ日を…!君達が…報われる日を!!!!!」





    …!!







    風に乗って…






    彼らの声が、聞こえた…







    そんな気が、した…





  21. 21 : : 2014/05/10(土) 18:09:25




    クリスタ「皆…」

    クリスタ「…」

    クリスタ「ごめんなさい…」

    クリスタ「私の…せいで…っ…!」

    クリスタ「ごめんなさい…っ…」

    クリスタ「私は…悪い子…」

    クリスタ「私は…っ…!!!」


  22. 22 : : 2014/05/10(土) 18:10:33



    ジャン「なあ…」

    灰を手に握りしめ、ジャンは頭を下げる。

    ジャン「マルコ…」

    ジャン「…っ」

    ジャン「なんか色々考えたんだけどよ…全部忘れちまった…」

    ジャン「俺は…正直者…だからよ…!うだうだ考えんのは…性に合わねえ…だがらよ…手短に言うぞ…!」

    ジャン「マルゴ…!ありがどな…!!お前のおがげで…俺は…っ…!!!」

    ジャン「最後まで…自分に正直に生ぎれぞうだ…!!!」

    ジャン「…アンナ…!!」

    ジャン「兄ちゃん…もうずごじ…ごっぢで頑張らねえどいげねえがら…!ずまねえげど、ぢょっどだけ…!そのそばかすの兄ぢゃんと… 遊んででぐれ…っ…!!!!」

    ジャン「…マルゴ…アンナァ…!!!」

    ジャン「本当に…俺みだいな奴に…命と希望を与えでぐれで…!!」

    ジャン「ありがどゔ…っ……!!!!!」

    ジャンの頬を

    光の筋が

    ゆっくりと、伝った。
  23. 23 : : 2014/05/10(土) 18:10:56
    アニ「…」

    目の前に横たわる、仲間達の遺体。

    しかし、その中に『彼女』の姿はなかった。

    口数が少なく、冷たいと思われがちな私に明るく接してくれた太陽の様な少女

    アニ「…ミーナ…」

    聞いた話では、彼女は少女を護ろうとして巨人に殺されたらしい。

    アニ「あんたは…最後まで…お節介焼きだったんだね…」フフッ…

    その目に涙を浮かべながらも、精一杯の笑顔を作る。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    ミーナ「ほらほら!そんな仏頂面してたら、可愛い顔が台無しだよ!?さあ、笑って笑って!!!」


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    それが、今は亡き彼女の最期の言葉だったから。

    アニは耐えた。目に浮かぶ光の粒を、精一杯堪えた。

    …肩を、震わせながら。
  24. 24 : : 2014/05/10(土) 18:11:31
    ベルトルト「アニ…」

    その姿を見て、幼馴染であり彼女の数少ない理解者であるベルトルトの心臓が痛みに襲われる。

    彼女を、護れなかった。

    確かに、『アニという生命体』は護れただろう。彼女の身体には大きな怪我は見られない。

    しかし、彼女の心はボロボロだった。

    『アニという人間』は、護れなかった。

    その不甲斐なさに、心臓が痛んだ。

    ベルトルト「…くそっ…!!」

    何故こうなってしまったのか。何故自分は彼女を護れなかったのか。

    自問自答を繰り返す。

    勿論、答えなど出るはずもなかった。

    ベルトルト「僕は…僕は…!!」

    気付けば、一歩踏み出していた。

    気付けば、彼女の隣に居た。

    気付けば…

    ベルトルト「アニ…!!」グッ

    彼女を、抱き締めていた。

    アニ「っ…!?」

    ベルトルト「アニ…!今は…今は泣いてもいいんだ…!!!泣いてもいいんだよ…!!!!!」ギュッ…!

    アニ「…!!べる…とるとぉ…!!!」

    アニ「うっ…!ごめんなさい…ごめんなさい…!!!うぁぁ…!!!」ポロポロ…

    彼女の目から、光の粒が零れ落ちる。

    ベルトルト「アニ…!!」ポロ…

    ベルトルト(もう…!絶対に君を…こんな目には…っ…!!!!!)ポロポロ…

    2人は、この後もずっと。

    ずっと、泣き続けた。
  25. 25 : : 2014/05/10(土) 18:12:35


    エレン「…」


    数多の命が零れ落ち


    エレン「っ…!!!」


    数多の魂が削られた


    エレン「なんで…俺達は奪われる…!!?」


    残された者が抱くのは


    エレン「家も…食料も…命も…っ…!!!!!」


    絶望か


    エレン「…」


    はたまた


    エレン「駆逐…してやる…!!!」





    エレン「この世から…1匹残らず…!!」




    希望か
  26. 26 : : 2014/05/10(土) 18:13:11















    〜p a r t 1〜 完
















  27. 27 : : 2014/05/10(土) 22:38:29
    超大作
  28. 28 : : 2014/05/11(日) 08:01:02
    マジ神スレ
  29. 29 : : 2014/05/11(日) 17:52:46
    フォロー、ありがとうございます!
  30. 30 : : 2014/05/13(火) 18:56:07
    期待です!
  31. 31 : : 2014/05/14(水) 22:55:51



    A year later
    (1年後)
    We acquired power
    (僕達は力を得た)
    Just next
    (次こそ)
    Can we protect everybody?
    (僕達は皆を護れるのだろうか)
    Can I
    (僕は)
    protect you?
    (君を護れるのだろうか)



    〜p a r t 2〜



    多くの犠牲を超えた俺達は、より一層過酷な訓練にその身を投じてきた。


    そう、SAWの訓練だ。


    それは生半可な物ではない。死にかけた事も、気が狂いそうになった事もあった。


    それでも、俺達は諦めなかった。死んでいった彼等が、俺達の背を押してくれた。


    そうして地獄の1年を乗り越えた俺達は…


    今日、所属兵科を決めた。
  32. 32 : : 2014/05/14(水) 22:56:10











  33. 33 : : 2014/05/14(水) 22:57:13
    キース「…本当に、それで良いんだな…?」

    キースの頬を汗が伝う。

    それもその筈だ。何故なら…

    ミカサ「はい。私達104期訓練兵上位10名」

    ミカサ「ミカサ・アッカーマン」

    ベルトルト「ベルトルト・フーバー」

    ライナー「ライナー・ブラウン!」

    エレン「エレン・イェーガー!」

    ジャン「ジャン・キルシュタイン」

    アニ「アニ・レオンハート」

    クリスタ「クリスタ・レンズ!」

    コニー「コニー・スプリンガー!」

    サシャ「サシャ・ブラウス!」

    アルミン「アルミン・アルレルト!」

    10人「「「以上10名は!!全て!!調査兵団を希望します!!!!!」」」バッ!!

    …普通なら憲兵団に入る上位10名が、全員調査兵団を志望したからである。

    キース「…!」

    キース(確かに驚きはしたが…)

    キース(1年前の惨劇を乗り越えたこいつらを…止めるのは野暮というものだな…)

    キース「よかろう…それで書類を出しておく。」

    ミカサ「…ありがとうございます。」
  34. 34 : : 2014/05/14(水) 22:57:46
    キース「…最後に一つ言っておく。」

    エレン「なんですか?」

    キース「実は、私もSAWが使えてな…」

    ジャン「は!?」

    コニー「マジかよ!!」

    キース「私のSAWは『底知れる力(キャン・ノウ・リミット)』…簡単に言えば、相手の潜在能力、可能性を知ることが出来る力だ。」

    キース「だが…」

    キース「…お前達は、今までの奴等とは違い…底が見えない。」

    アルミン「?それって…」

    キース「…お前らには無限の可能性があるという事だ。これからも励め。…達者でな。」

    キース「…」コツ…コツ…

    そういうと、キースはその場を去って行った。

    ベルトルト「教官なりの、励ましかな。」

    ライナー「ああ。ますます気を抜けないな!!」ハハ

  35. 35 : : 2014/05/14(水) 22:58:06











  36. 36 : : 2014/05/14(水) 22:58:40
    こうして、俺等の所属兵科は決まった。


    明日から俺等は、正式な調査兵となる。


    人類の…俺等の反撃はここからだ!!!!!





    〜p a r t 2〜 完



























    ミカサ「…っ…?」グラッ


    ミカサ「調査…兵団…」


    ミカサ「…ああ…」


    ミカサ『またこれか…』
















  37. 37 : : 2014/05/30(金) 07:29:37

    晴れて調査兵団に入団した俺達。


    今日は全ての始まりとなる大切な対面式の日だ。


    本当なら今頃、壇上で喋るエルヴィン団長の話を聞いている筈なのだが…


    ジャン「」


    サシャ「」コニー「」


    ベルトルト「」


    アニ「」





    …なんだよ、これ!!!!!???






    ~Part3~   







    いやいやいや、ちょっと待て俺。


    一旦状況を整理しよう、うん。


    えっと、初めに…
  38. 38 : : 2014/05/30(金) 07:29:52
    エルヴィン「やあ、君達が噂の104期だね?SAWを使える者が11人も居るという。」


    …そうだ、まず俺達はエルヴィン団長に声を掛けられて…


    エルヴィン「実はSAWが使える者は対面式が違っていてね、少々特別なんだ。というわけで、こっちへ来てくれるかい?」


    そう言われて、俺達は団長に付いて行った。うん、ここまでは問題ない、何も。
  39. 39 : : 2014/05/30(金) 07:30:11
    ガチャッ


    団長が部屋のドアを開け、その中に入っていく。


    その後を付いて俺達が部屋に入った途端…


    ガッシャアアアンッッッ!!!!!!!


    ジャン「ふぁっ!!?」


    『何か』が猛烈な勢いでこちらにぶつかってきた。


    …ジャンを巻き添えにして。


    クリスタ「な、何!?何なの!!?」


    注意深く『何か』を見つめる俺達。


    すると『何か』はおもむろに立ち上がり…


    「ねえねえどうだった!!?熱かった!!?やっぱ熱かったよね!?いや質感とかも気になるな!!!何!?溶けてたりすんの!!?それとも硬かったり!!?あ、ごめんごめん説明してなかったね!!?君ジャン君でしょ!!!??ジャン・キルシュタイン君!!!!!君にはずっと会いたかったんだよ!!?モブリットが貴重な閃熱を殺しちゃったからさぁ!!!!!君から話が聞きたくて堪らなかったんだよ!!!!!閃熱と交戦したのは私達以外は君だけだもんね!!?でねでね!!!??閃熱の外皮についてなんだけど!!!!!そもそも私の見立てでは…!!!!!!!!」ペラペラペラペラペラ…


    気絶寸前のジャンに向かっていきなりマシンガントークを始めた。どうやら人だったみたいだけど…何あの人怖い!!


    エルヴィン「いきなりすまないね、そいつは分隊長のハンジ・ゾエだ。君達の上官の一人だよ。」


    …え?聞き間違いじゃないよな…?


    …え?この人が分隊長…?


    え、何このエキセントリックな分隊長


    イメージと違う!!!180度違う!!!


    そんな俺のツッコミを他所に、事件はまだ起こる。
  40. 40 : : 2014/05/30(金) 07:30:30
    きゃあああああああ!!!!!!!!!


    突然の悲鳴に俺の耳が鳴る。


    何事かと思って急いで振り向くとそこには…


    「…」スンスン


    アニ「」シロメ


    ベルトルト「」


    アニの首筋に顔を近付け匂いを嗅ぐ、大男の姿があった。…て。


    何それ。何この変態。もはやツッコミ出来ねえよ。至って冷静だよ。


    アニ「…ハッ!!!」


    あ、アニが意識を取り戻した…これはあの人死んだな、南無…


    アニ「何を…してんだいっ!!!!!」ビュウッ!!!!!


    パニクってるとは思えない程綺麗なフォーム。正直見惚れる。…ていうか実況してる場合じゃねえ!?これじゃあの人の首が塵に…!!!!!?


    動き出そうとした俺は、一瞬でその動きを止める事となった。


    何故なら…


    「…」スッ


    アニ「な!!?」


    大男はその蹴りを、軽く上体を逸らすだけで避けてしまったのだ。


    あのアニの蹴りを…!!


    「…」


    あの人、一体…!!?


    「…フンッ」


    ………


    鼻で笑うなぁぁぁぁぁ!!!!!せっかく!!!せっかく強者オーラ出てたのに!!?変人の皮被った強者オーラ出てたのに!!!!!


    これじゃただの変人の皮被った変人じゃねえかぁぁぁぁぁ!!!!!!


    エルヴィン「ああ、すまないね。彼はミケ・ザカリアス。分隊長にして実力的にはNo.2だ。人の匂いを嗅ぐ癖があるが許してやってくれ。」


    この人も分隊長ぉぉぉぉぉ!!!??しかもNo.2ぅぅぅぅぅ!!!!???この変人がぁぁぁぁぁ!!!!!!!!????


    …何ここ…帰りたい…


    そんな俺の希望とは裏腹に、現実は更に追い打ちをかけてくる。


    …ご丁寧に、趣向を変えて。
  41. 41 : : 2014/05/30(金) 07:31:39
    「本当に、あなた達は何を考えているの?上官の前で…」


    ふと、声が聞こえた方を見るとそこには…


    サシャ「…」ガクガク


    コニー「」


    震えるサシャと泡を吹くコニーがいた。それに加えて…


    その2人に説教を食らわせる、銀髪の女性の姿があった。


    「本来なら上官の部屋で騒いだら一ヶ月は訓練に戻れないのよ?それにそもそも…」


    …どうやらコニーとサシャが何かやらかしたらしい…


    にしても…


    「…」


    目が怖ぇ!!!何あの目!!冷たいよ!!!温度を感じないよ!!!??


    エルヴィン「…予想はついているかもしれないが…彼女も分隊長だ…」


    エルヴィン「リコ・プレツェンスカ。まあ一見怖いが…規則さえ守れば優しい奴だ、人見知りの気があるから喋ってやってくれ。」ハハ


    リコ「団長…?」ギロッ


    エルヴィン「」


    エルヴィン「な、なんでもないよ、リコ…」ブルブル


    人殺しの目だ…!!!あれは…人殺しの目だよ…!!?


    やばいやばいやばい


    もう帰りたい!!!!!


    俺が心の底からそう思った時だった。


    「…おい」


    唐突に後ろから声を掛けられた。


  42. 42 : : 2014/05/30(金) 07:32:06
    その声は異質だった


    暗く、深く、淀んでいるのに


    明るく、浅く、澄んでいるような…


    そんな、声だった


    エレン「は、はい…?」


    「そこをどけ、入れねえだろうが…」


    …そうだった。俺は驚きの余りまだ部屋の入り口に突っ立ったままだった。


    エレン「す、すいません!!」バッ


    慌ててその場を退く。


    「…チッ、次からは気を付けろ…」


    そう言って部屋に入ってきたその男。


    身体は小さく、子供のようだが…その顔には深く皺が刻まれており、何より目つきが鋭かった。


    エルヴィン「君にしては珍しく遅れたね、リヴァイ。」


    …!?これがリヴァイ兵長!?この小さい人が!!?


    …いや、でもそういえば…ライナーがそんな事を言ってたような気がするな…


    リヴァイ「少し躾に手間取った。で…本題には入ったのか?」


    …躾って何それ怖い


    エルヴィン「いや、すまないがまだだ。ペトラ達も遅れていてね。」


    リヴァイ「そうか…なら都合が良い。」


    リヴァイ「おい、そこのガキ。」


    …え、そこのガキって…


    リヴァイ「お前だ、黒髪の…確か、エレンだったか?」


    嘘だろ…!?よりにもよって…!!


    目ぇ付けられたぁぁぁぁぁ!!!??
  43. 43 : : 2014/05/30(金) 07:32:34
    終わった…俺、終わった…!!!


    絶望する俺。


    リヴァイ「お前にはあいつらがどう映る?」


    しかし飛んできたのは、予想外の質問だった。


    エレン「え…?あの人達って…いや、その…」


    リヴァイ「別に考える必要はねえ。思った事をそのまま言え。」


    エレン「…変わった人達、です…」


    リヴァイ「…まあ、そうだろうな…」


    エレン「…」


    リヴァイ「だがな、エレンよ。あいつらを良く見てみろ。」


    エレン「え…?」


    促されるままに、上官達の姿を一通り見回す。


    エレン「…!!!あ…」


    リヴァイ「どうだ?」


    …ミケ分隊長。良く考えればあのデカさでアニの蹴りを避けるなんてのは不可能に近い、それなのに彼は簡単に避けてみせた。


    ハンジ分隊長。一見ただの変人だが、質問の内容を良く聞いてみると…巨人の急所を聞いたりと、的確にポイントを突いている。


    リコ分隊長。その鋭い目つきに隠れて気付かなかったが立ち振る舞いに隙がない。いつ何処から攻撃しても、恐らく対処されるだろう。


    エレン「な…!!」


    リヴァイ「あいつらは確かに世紀の変人奇人共だ。だが…巨人殺しのプロでもある。」


    リヴァイ「…頼れるという事だけは、保証しておく。それだけだ。」スタスタ…


    …そうだった。


    忘れかけていたがここは調査兵団。


    彼等は皆…巨人との死線を幾度となく潜り抜けた、歴戦の兵士達なのだ。


    エレン「凄え…!!」


    俺が感動のあまり声を出した時、突然ドアが開いた。
  44. 44 : : 2014/05/30(金) 07:34:24
    ペトラ「団長!!すいません遅れました!!」

    エルド「こいつです!!全てこいつが悪いんです!!!」

    オルオ「は、はあ!?俺悪くないんだが!?悪くないんだがぁ!!?」

    グンタ「お前とペトラの夫婦漫才が無ければ30分前には着いてたよ!!!」

    入ってくるなりいきなり口論を始める4人。

    エレン「…あの…」

    リヴァイ「あいつらは俺の部下だ。左から順にペトラ、エルド、オルオ、グンタ。」

    エレン「兵長の部下…ですか…」

    エルヴィン「やっと来たか、少し遅すぎる。…そこの2人、痴話喧嘩も程々にね?」

    ペトラ「すいません…って痴話喧嘩じゃないですから!!!!!ただの喧嘩です!!!!!!!」

    オルオ「やれやれ、お前は本当に照れ」ガリッ

    オルオ「~~~~~~~!!!!!」ブシッ!!

    エレン「…なんていうか…賑やかな人達ですね…?」

    エルヴィン「いつもこうなんだ…」ハァ

    エルヴィン「君達、そろそろ本当に静かにしてくれ。今から彼等と話をするんだ。」

    ペトラ「すいません、団長…」アハハ…

    オルオ「…シタガ…」

    彼らが黙ると同時に、部屋に沈黙が訪れる。

    エルヴィン「すまないね、ゴタゴタしていて。さあ、始めようか。」

    アルミン「あの…私達は何も聞かされていないんですが、今日は何をするのですか?」

    エルヴィン「ああ、まずはそこから説明しようかな。」
  45. 45 : : 2014/05/30(金) 07:34:59
    エルヴィン「君達も知っての通り、我々調査兵団は2つの仕事を王より仰せつかっている。」

    エルヴィン「『壁外の調査・開拓』と『巨人の討伐』だ。」

    エルヴィン「調査兵団では、後者をSAW覚醒者、前者をそれ以外の者に任せているんだ。」

    アルミン「つまり…僕達は巨人の討伐に加わるわけですか?」

    エルヴィン「その通り、ここに集まった者は他でもない、SAW覚醒者のみ。つまり巨人討伐の任に就く者たちだ。」

    アルミン(僕、エレン、ミカサ、ライナー、ベルトルト、アニ、コニー、サシャ、ジャン、クリスタ、ユミル…やっぱりこれだけか…)

    エルヴィン「巨人討伐は5つの分隊に分かれて行う。」

    エルヴィン「司令塔の役割を果たす第1分隊、戦闘に特化した第2分隊、中軸を支える第3分隊、サポートの第4分隊と第5分隊だ。まあ状況によって変わることもあるけどね。」

    エルヴィン「今から、君達の所属分隊を発表しよう。これを見てくれ。」



    第1分隊…アルミン・アルレルト、ユミル

    第2分隊…エレン・イェーガー、ミカサ・アッカーマン、ジャン・キルシュタイン

    第3分隊…ライナー・ブラウン、ベルトルト・フーバー

    第4分隊…コニー・スプリンガー、サシャ・ブラウス

    第5分隊…クリスタ・レンズ、アニ・レオンハート



    エルヴィン「次に、それぞれの分隊の分隊長を紹介しよう。」
  46. 46 : : 2014/05/30(金) 07:35:16
    エルヴィン「まずは第1分隊分隊長兼団長のエルヴィン・スミスだ、よろしく。」

    アルミン「よ、よろしくお願いします!!」

    エルヴィン「次に、第2分隊分隊長兼兵士長のリヴァイだ。」

    リヴァイ「…よろしくな。」

    ミカサ「…よろしくお願いします。」

    エルヴィン「彼は第3分隊分隊長のミケ・ザカリアスだ。」

    ミケ「よろしくな。」

    ベルトルト「よりにもよって…」シロメ

    エルヴィン「そこにいる奴が第4分隊分隊長のハンジ・ゾエだ。」

    ハンジ「やっほー!!私がハンジだよ!!!ところで(ry」

    エルヴィン「…そして最後、彼女が第5分隊分隊長の…」

    リコ「リコ・プレツェンスカだ。よろしく。」

    クリスタ「よろしくお願いします!!」

    エルヴィン「どいつもこいつも変人だが、いざという時は頼れる奴等だ、よろしく頼む。」
  47. 47 : : 2014/05/30(金) 07:35:58
    あ、ミスった



    エルヴィン「後の細かい説明は向こうと合流してから各自で聞いてくれ。」

    エルヴィン「さて…最後に、今から君達に行ってもらう事を伝えるよ。」

    エルヴィン「君達はSAWを使えるとはいえ、まだまだ幼い。実戦経験も少なければ身体も出来ていない、咄嗟の判断能力にも欠ける。」

    エルヴィン「このままでは巨人に殺されるだろう。よって、君達には巨人殺しのプロフェッショナル集団とも言える第2分隊…通称『リヴァイ班』の班長達と訓練をして貰う。」

    ペトラ「私はペトラ・ラル。クリスタちゃんとアニちゃん、ミカサちゃん。貴女達は私とだよ。」

    グンタ「俺はグンタ・シュルツだ。アルミンとユミル、そしてジャン。お前らは俺と訓練する事になる、よろしくな。」

    エルド「俺はエルド・ジン。コニーとサシャの担当だ。よろしく頼む。」

    オルオ「俺はオルオ・ボザドだ。残りのガキ共は俺と訓練だ、覚悟しとけよ!」

    エルヴィン「では、今から各々担当の奴に付いていって…「待て」

    エルヴィン「?どうした、リヴァイ。伝えることでも有るのか?」

    リヴァイ「…エレン・イェーガーとジャン・キルシュタイン。お前らは俺が見る。…付いて来い。」テクテク

    ジャン「!?ちょ、団長!?」

    エルヴィン「まあ規定では「班長以上」だから問題は無いが…君達も災難だな、リヴァイの訓練は死ぬほどキツイぞ。」ハハハ

    ジャン「ぐっ…」

    エレン「…」

    …これはチャンスだ…!!!

    あの人類最強と訓練が出来る…!!!!!

    必ず…!!!物にしてやる…!!!!!!





    ~Part3~   完
  48. 48 : : 2014/05/31(土) 00:00:36
    期待です!
  49. 49 : : 2014/07/15(火) 13:53:55
    ごめんなさいね。

    相方のべるがとても忙しいのです。私も忙しいのです。

    書きたいけど書けない、そんなジレンマ。



    本当すんませーーーん!!!!!m(__)m


    (注・このレスは後ほど消します、読みにくくなるので。)
  50. 50 : : 2014/07/27(日) 18:44:19
    うおおおおおお⁉

    期待!期待!期待しかない〜‼
  51. 51 : : 2014/08/16(土) 01:34:46
    このssは俺のSAWを滾らせてくれるよ
  52. 52 : : 2014/08/16(土) 14:10:18
    すいません、いつごろ投稿できる予定ですか?

    (あと、期待です)




  53. 53 : : 2014/08/16(土) 17:16:15
    基本的にこのssは下書きを書いてから投稿させて頂いてます。

    その下書きが今書いている段階なのですが、色々な都合(主に見栄え)でまだ出せないんですね。申し訳ありません。

    今月中には出させて頂くつもりです。


    (このレスは後ほど消します)
  54. 54 : : 2014/08/16(土) 18:41:49
    そうですか!

    わざわざ教えてくださりありがとうございます!

    楽しみにしていますね^_^
  55. 55 : : 2014/08/16(土) 20:52:45
    ~Part5~



    エルド「えーっと、訓練だ。2人はお互いがいないと戦えないんだっけか?」


    サシャ「いやコニーはある程度いけるんですが私はもうまったくですね」


    コニー「まあ俺もサシャがいないとあんまり・・・」


    エルド「ふむ・・・まあ2人の能力は把握しているが・・・1回見せてもらっていいか?」


    サシャ「はい!じゃあ行きますよ!」


    サシャは目を瞑り精神を統一させる


    サシャ「変身(トランス)・・・弓(アロー)!」カッ
  56. 56 : : 2014/08/16(土) 20:53:07
    コニー「よっと!」パシッ


    エルド「よし。じゃああらかじめあの100メートル位先の木に的をつけておいたからそれを射抜いてくれ」


    コニー「あのちょっと大きい木ですか?」


    エルド「ああ・・・まあ少し遠いかもな。もしアレだったら近づいてもいいz「ふっ!!」バキュンッ


    コニーの放った矢は的を射抜いていた。しかも綺麗にど真ん中に。


    エルド「おお・・・お見事!」


    コニー「へへっ、ありがtサシャ「いやあ簡単ですよぉ!」


    コニー「え、お前なんなの・・・」
  57. 57 : : 2014/08/16(土) 20:53:28
    エルド「ふむ、放たれた矢はある程度サシャがコントロールできるようだな」


    サシャ「そうですね、コントロールは私が補正して威力や飛距離とかはコニーが調整します」


    エルド「・・・なんだか弓が話してるって不思議だな」


    コニー「確かに・・・」


    サシャ「ちょっと聞いてます?」


    エルド「あぁ。ふーむ・・・予想外に高性能過ぎて正直何をすればいいのか」


    ひとしきり唸った後、思いついたようにエルドは口を開いた
  58. 58 : : 2014/08/16(土) 20:53:51
    エルド「よし、じゃあ俺と勝負しよう」


    コニー「勝負?」


    エルド「ああ。ルールは簡単、この森全体を使って動物狩りだ。もちろん多く狩れたほうが勝ち」


    コニー「なるほど、楽しそうっすね!」


    エルド「一応訓練だからな、真面目にやれよ?」


    サシャ「もちろんです!狩りは久しぶりですねえ!」


    エルド「まあハンデとして俺はここを動かない、お前らは自由に走り回れ」


    コニー「え!?いいんすか!?」
  59. 59 : : 2014/08/16(土) 20:54:09
    エルド「ははっ、まあ新兵に遅れを取ったりしたらカッコ悪いからな。本気でやるよ」


    そう言いながらエルドはポケットから小型のギアを取り出した


    エルド「カウント=ギア!」カチッ


    起動したギアはコニーとエルドの腕に時計のように巻き付いた


    エルド「これで自分と相手がどれだけ狩ったかわかる。制限時間は1時間、それもこの時計でわかるからな」


    コニー「よし、やってやろうぜ!」


    サシャ「もちろんですよ!」
  60. 60 : : 2014/08/16(土) 20:55:39
    エルド「じゃ、スタート!」パァンッ!


    コニー「っしゃあ!行くぞ!」ダダッ


    サシャ「はいっ!」


    2人は森へと駆け抜けていきすぐに姿は見えなくなった


    エルド「さて・・・と、いっちょやりますか!」ジャラ


    ポケットからいくつかのギアを取り出す


    エルド「ガンズ=ギア ver.スナイプ」ガシャ


    巨大な長銃を構え、目を閉じる


    エルド「絶対五感(アブソリュート・センス)!」コォォ・・・



    彼の耳のピアスが蒼く淡い光を放つ



    エルド「さて、やってやりますか!」ガシャコン!
  61. 61 : : 2014/08/16(土) 20:56:07
    一方、サシャとコニー


    コニー「おっ!獲物みっけ!」サッ


    サシャ「猪ですね!いきなり大物です!」


    コニー「よしっ!」バキュン!


    ただの動物相手なら普通に弓を射るだけで片付く


    だから2人は完全に油断していた


    ドッパァン!


    射った矢が猪を貫く前に『何か』が猪を吹き飛ばした


    コニー「な、なんだ!?」


    サシャ「ま、まさか・・・!」


    コニーが急いで猪に駆け寄る


    コニー「・・・銃弾だ」


    サシャ「で、でもここはスタート地点から1キロ以上は離れてますよ!?」


    コニー「それだけの実力者ってことだろ、俺たちはリヴァイ班を甘く見てたってことだ・・・」
  62. 62 : : 2014/08/16(土) 20:56:27
    エルド「はは、驚いてるな」パァンッ!


    まるで2人と会話してるかのように独り言をもらす


    エルド「おっと、そこにも居たか!」パァンッ!


    エルドの居る位置からは到底見えないようなとこの生物も正確に撃ち抜いている


    それはカウンターの数字がどんどん更新されていることからもわかる、実際エルドはそれだけで獲物を仕留めているか確認しているのだ



    エルドの能力 『絶対五感(アブソリュート・センス)』

    五感を全力まで開放する、特に聴覚が異常なまでに上がる




    【現在のスコア エルド;7匹  コニサシャ;0匹】
  63. 63 : : 2014/08/16(土) 20:57:03
    コニー「早く追いつかねえとやべえな!」タタッ


    サシャ「頼みますよ!」


    どんどんと森の奥へ入っていくコニー達


    それを見てエルドは1人苦笑を漏らしていた


    エルド「ははは、そう言えばここの森の別名を話すのを忘れてたな」


    エルド「『終わらない迷路』だったか?あんなに奥に行くと帰れねえんじゃねえかなあ?」パァンッ!
  64. 64 : : 2014/08/16(土) 20:57:26
    そしてエルドの言った通りにずぶずぶと彼らは奥へ奥へと進んでいく


    エルド「まったく、探すのは簡単だが迎えに行くのは面倒なんだぞ....」パンッ!


    喋りながらも射撃の手を休めることのない彼は既に三十匹を撃ち抜いていた


    残り時間は45分



    コニー「ここどこだ....?」


    サシャ「この森、広すぎませんかね....?」


    案の定、2人はもう取り返しのつかないレベルで森の奥に進んでいた


    コニー「しかもなんか....」ザワ


    サシャ「えぇ....落ち着きのない気配が....」


    『ガァアアアッアァァ!!!!』


    コニー「!?」


    サシャ「何の声ですか!?」
  65. 65 : : 2014/08/16(土) 20:57:46
    コニー「....!!そこか!?」バキュンッ


    振り向きざまに矢を放った



    ........が、しかし



    「ガァアアガアアアッアァァ!!!!」



    サシャ「く、熊です!!しかもかなりでかい!!」



    矢程度では動きを止めるどころか火に油を注ぐもののようでますます怒らせたようだった
  66. 66 : : 2014/08/16(土) 20:58:04
    コニー「サ、サシャ....!!」


    サシャ「....!!逃げますか!?」


    コニー「あぁ、逃げ....!!」


    逃げようとした瞬間、彼の目に映ったのは腕に巻いた腕時計式のカウンターだった


    そのカウンターはエルドが狩った数値と自分らの数値があった


    その差は歴然、50と0だった



    コニー「(このままで....いいのか!?都合が悪くなったらすぐ逃げて....巨人を相手にしたら逃げることは許されねえのに....熊如きで....)」



    コニー「........情けねぇ!!」
  67. 67 : : 2014/08/16(土) 20:58:34
    サシャ「....?コニー?」


    コニー「ごめんな、サシャ。少しばっかり付き合ってくれよ」


    サシャ「....ふふん!そう来ると思ってましたよ!!」


    コニー「流石だ!!よっしゃ!やってやらぁ!!」



    『....戦ってんのは....』



    『貴方達だけじゃないですよ....』



    コニー「....ん?サシャ何か言ったか?」



    サシャ「コニーこそ....」



    「ガアアア!!!」



    気付くとそこには数匹の熊、さらに周りにはまだ大量の殺気を感じる
  68. 68 : : 2014/08/16(土) 20:59:11
    コニー「話してる暇は無えな....!」



    サシャ「えぇ!........?この感覚....もしかして!」



    コニー「ん?」



    サシャ「....変身(トランス)、天突ノ神弓(アマツキノカンユ)!!」


    サシャは変哲のない弓から2m以上ある巨大な剛弓へ姿を変えた


    コニー「お、お前!別のにも変身出来るように....!」


    サシャ「この弓は集団殲滅特化の弓です!今のコニーの力とこの弓を使えば....!!」


    コニー「あぁ....わかるぞ。今の俺なら出来る!」
  69. 69 : : 2014/08/16(土) 20:59:39
    コニー「行くぜ!」バッ


    コニーは天に弓を向け、思いっきり弦を引く


    コニー「開放....!形態、拡散!!」


    彼の手に大きな光が宿る


    コニー「地割ノ槍雨(ジワリノヤリサメ)ッッ!!」ギュアアアアッッッ



    神々しい光の矢が天へ駆け上り、一気に爆発、豪雨のように光の矢が降り注ぐ





    エルド「いやぁ....まったく驚かせてくれる。獲物がいなくなるんじゃないか?」



    そう言いながら彼は銃から手を離す



    カウンターは50対51



    残り時間は5分を切っていた....
  70. 70 : : 2014/08/16(土) 21:00:01
    コニー「はぁ....はぁ....」ダラッ


    降り続いていた光の矢が止む時に彼ら以外に立っている生物はいなかった



    サシャ「ふぅ....戻りますね」シュンッ


    コニー「おー....」ドサッ


    サシャ「やりましたね!」


    コニー「え?」


    サシャ「カウンター!見てくださいよ!」


    コニー「....おぉ!勝ってる!」


    サシャ「その通りですっ!」


    コニー「へへっ....」スッ


    サシャ「ふふっ!」スッ


    2人は拳を合わせた


    常に共にいる戦友を労う意味とこれからも一緒に....と言う意味を込めて
  71. 71 : : 2014/08/16(土) 21:02:32
    コニー「さ、戻るか」


    サシャ「そうですね!」


    2人が戻ろうとしたその瞬間だった


    ズアアアッ!!!


    何かが這いずり回る音がした



    コニー「な、なんだ!?」



    サシャ「........下です!!!」



    ズドオオオオオオ!!



    『ルァァアアァアアァ!!!』



    コニー「な、なんだ!?地面から....!」



    地面から首だけの蛇ともトカゲとも取れない生物が顔を出していた



    サシャ「 い、1匹じゃありません!何匹も回りに....!!」



    コニー「なんだ、こいつら....!?」
  72. 72 : : 2014/08/16(土) 21:02:54
    『ルガアアアア!!!』



    その謎の生物は一斉に吼えると半球体のエネルギー場を周囲に展開した


    コニー「な、なんだこれ!?」



    サシャ「いったい....!?」



    コニー「ちっ....拉致があかねぇ!サシャ、変身だ!」



    サシャ「............!!」



    コニー「....サシャ!?」



    サシャ「出来ません....」



    コニー「なんだと!?」



    サシャ「出来ないんです!!変身が!何かに邪魔されてるような....」



    コニー「は!?........!?ま、マジだ....!俺も使えねえ....!」
  73. 73 : : 2014/08/16(土) 21:03:14
    『ガァアアアッアァァ!!!!』



    謎の生物は2人を囲むように追い詰めていく



    コニー「な、なんなんだよ!これは!?」



    サシャ「わかんないですよぅ!とりあえずヤバイですっ!」



    『ガルァアアァッッ!!』



    謎の生物の1匹がついに2人に襲いかかる



    コニー「クソっ....!!」



    サシャ「うぅ....!?」
  74. 74 : : 2014/08/16(土) 21:03:34
    ズバァアアアッッッ!!!



    コニーの鼻先を烈風がかすめる



    コニー「........?」



    エルド「大丈夫か2人とも?」ザンッ!



    サシャ「え、エルドさん!?」



    エルドは両手に短剣を逆手持ちにして立っていた



    エルド「少し、待ってな」カチャッ



    その瞬間、彼の姿がブレた
  75. 75 : : 2014/08/16(土) 21:04:00
    そこからは一瞬の出来事だった


    エルド「ふんっ!」ズバッ


    エルド「はっ!」ズバンッ


    エルド「ふっ!」スバァッ!


    エルド「はぁぁぁぁ!!!」ズバァァァンッ!!


    謎の生物が吼える前に全ての喉笛を掻っ切っていた



    エルド「ふぅ....」



    コニー「....マジかよ」



    サシャ「有り得ないです....」
  76. 76 : : 2014/08/16(土) 21:04:22
    彼らの驚いているところは謎の生物を倒すことができたことでもその速さでも無い


    『SAWを使わずに』あの速さで奴らを始末した事だ



    コニー「これが....巨人殺しのエリート、調査兵団....!」



    サシャ「これで幹部じゃないなんて....」



    エルド「悪いな、ここはある人の所有地なんだが生物兵器の研究もここでしてるんだ。事前注意も受けてたんだが....」



    エルド「非常に強いSAW反応に対して危険察知、防衛するって事だったんだ。まあそれだけお前らが凄かったって話だ」
  77. 77 : : 2014/08/16(土) 21:04:41
    コニー「はぁ、なるほど」



    サシャ「あのー....」



    エルド「なんだ?」



    サシャ「奴らの出したあのエネルギーみたいなのはなんですか?」



    エルド「あぁ....あれはまあSAWを強制的に使えなくするっていう....まあそんな感じだよ」



    サシャ「そうですか....」



    エルド「難しことは俺も良くわからん、気にするな」



    エルド「ちなみにさっきの訓練、お前らの勝ちだからな」



    コニー「え?最後のあいつらを倒したんだからエルドさんの勝ち...」



    エルド「動かずに勝つって言ったからな。俺の負けだ」
  78. 78 : : 2014/08/16(土) 21:06:30
    コニー「............なるほど」



    エルド「まあ、焦る事はない。コツは頼り過ぎないこと、だ」



    エルド「今日みたいな場合に備えSAW以外の身体能力も鍛えろよ」



    コニサシャ「「はいっ!!」」



    エルド「よし、今日はここまで!後はゆっくり休めよ」



    調査兵団......巨人殺しのエリートと言われる所以は幹部だけでない



    1人1人が強靭な肉体と鋼の精神を持つ



    彼らは自らの無力を知り、そして強くなっていく



    この組織はそうやって出来てきたのだった...






    『まだ若いな......』



    『時間はまだありますから......』



    サシャ「......?」



    サシャ「誰......?」




    ~Part5~ 完
  79. 79 : : 2014/08/16(土) 21:09:00
    ~ Part 6~


    ペトラ「さて、っと…一応もっかい自己紹介しとくね。私はペトラ・ラル、貴女達の訓練を手伝わせてもらうわ。よろしくね!」ニコッ


    クリスタ「よ、よろしくお願いしますっ!!」ペコッ


    ペトラ「ふふっ、あまり気は使わないで良いわよ。ここの上下関係なんてあってないような物だから!」


    クリスタ「は、はいっ!!」


    ペトラ「あはは、これは結構時間かかりそうね。」


    クリスタ「うっ…す、すいませんっ//あんまり慣れてなくて…!!」


    ペトラ「良いのよ、無理しなくても。少しずつ直してけば良いんだから!」


    キャッキャッ






    ミカサ「…ねえ、アニ」


    アニ「ああ、多分私も同じだよ…」


    ミカアニ「「…」」


    ミカアニ((なんなのあの2人天使かっっっ!!!!!))
  80. 80 : : 2014/08/16(土) 21:09:21
    ミカサ(いやいやいや何あれ!!!何!?あれ!!!??)


    アニ(今から訓練始まると思ってドシリアスに構えてたのに!!!めっちゃキリッとしてたのに!!!!!)


    ミカサ(女子力!?そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…もっと恐ろしいもんの片鱗を味わったぜ…!!!!!)


    アニ(ミカサ!?スタンド!!背後からスタンド出てるよ!!?)


    ミカサ(ハッ!?す、すまない…私はどうかしていた…!!)


    アニ(あのミカサの鋼のメンタルをいとも容易く乱した…!!な、なんていう「可愛さ」!!!いや、「可愛さ」なんてチャチなもんじゃあ断じてねえ…もっと恐ろし)


    ミカサ(アニィィィ!!?戻って!!!自分を思い出してぇぇぇ!!!!!)


    アニ(ハッ!!?わ、私は何をして…あ、あれ?私?私って何そもそもここはどこ私は誰あれおかしいな何も分からないあはははは)


    ミカサ(アニィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!)
  81. 81 : : 2014/08/16(土) 21:09:39
    ミカサ「」


    アニ「」







    ペトラ「…おーい」


    ミカサ「」


    アニ「」


    クリスタ「…し…」


    ペトラ「死んでる…!?」


    ピシャーン!!!ゴロゴロ…!!!


    それは…


    降り注ぐ雨が泥濘を叩き、雷鳴が空を走る…


    暗い昼の事だった…


    『クリスタ・レンズの事件簿』
    『名探偵ペトラ』


    ペトクリ「「スタートッ!!!」」


    ミカアニ「って始まるかぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


    ペトクリ「「!!?い、生き返った!!?」」


    ミカアニ「「そもそも死んでないわ!!!!!」」
  82. 82 : : 2014/08/16(土) 21:10:04
    ミカサ「ていうか何!?この茶番!!」


    アニ「これ訓練だよね!?訓練だよね!!?」


    クリスタ「ちょ、待って2人ともキャラが」


    ミカサ「メタやめなさい!!!」


    アニ「訓練は!!?」


    ペトラ「もー、そんなに訓練したいのー?」


    アニ「いや何しにきたと思ってるの!?」


    ペトラ「もう…仕方ないなあ」ムウ


    ペトラ「それじゃあ…」スッ…


    ミカサ(良かった、やっと真面目になった…)


    アニ(なんか色々捨てた気がするけど、まあ良いだろ…)


    ペトラ「はいっ」ポイッ


    ミカサ「?これは…」パシッ


    ミカサ「小石…?」


    ペトラ「そう!それを出来るだけ遠くまで投げてっ!!SAW使って良いから!!」


    ミカサ「…?分かりました」

  83. 83 : : 2014/08/16(土) 21:10:21
    ミカサ「自由自在の思い出(グラティッタ・メモリー)」


    ミカサ「材質変化、ゴム!!」


    ミカサは、ゴムと化したマフラーで小石を掴み取ると…


    ミカサ「…はぁっ!!!」ブオン!!!


    思いっきり投げ飛ばした。


    ペトラ「おー!すっごい飛ぶねー!!!」


    クリスタ「凄い…もう見えなくなった…!」


    ミカサ「ペトラさん、これは…」


    ペトラ「うん!下手したら500は飛んだかな?じゃあ…」


    ペトラ「アニ!!取ってきて!!」


    アニ「…え?」


    ペトラ「早く早く!!大丈夫、あの石真っ黒だからすぐ見分け付くよ!!」


    アニ「…?わ、分かりました…」タタッ


    ペトラ「全力でねー!!!」


    アニ「…本当に訓練なのこれ…」ダダダ…
  84. 84 : : 2014/08/16(土) 21:10:37
    ~ 2分後 ~


    アニ「はぁ…はぁ…取って…きました…はぁ…」スッ


    ペトラ「OK!はいっ!」ヒュッ


    ミカサ「!?」パシッ


    アニ「…え…?な、なんでミカサに渡して…」


    ペトラ「もう一回☆」


    アニ「」
  85. 85 : : 2014/08/16(土) 21:10:54
    ウワァァァァァァ!!!


    アニ「取って…はぁ…きまし…はぁ…!!」


    ペトラ「行ってみよー♡」


    ミカサ「…」ブオンッ


    アニ「」








    アニ「はぁ…!!取っ…て…ぜぇ…きま…ぜぇ…!!!」


    ペトラ「ワンモアタイム☆」


    アニ「」


    ミカサ「…!!!」ビュオッ!!!


    アニ「ていうかなんでミカサは淡々と投げるの!!?しかも地味に飛距離伸びて…!!!」


    ミカサ「…」ニッコリ


    アニ「」


  86. 86 : : 2014/08/16(土) 21:11:09








    ウワァァァァァァ!!!!!!!








    モーイッカイ♡








    モウヤダァァァァァァァァ!!!!!!!!!!












    トバシチャエミカサー☆











    イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


















  87. 87 : : 2014/08/16(土) 21:11:23
    アニ「」ゼェ…ヒュー…ヒュー…


    クリスタ「アニィィィ!!?」アワワ


    ペトラ「うーん…もう一回…」


    クリスタ「ペトラさん!!!??」


    ペトラ「あはは、冗談冗談!今日のところはこれで良いかなっ。」


    アニ「…ペトラサン…」


    クリスタ「あっアニが生き返ったっ」


    ペトラ「どうしたの?アニ」


    アニ「これ…意味…あるんです…か…」


    ペトラ「うん、ちゃんとあるよ?」


    ペトラ「アニ、走るの速くなったでしょ?」ニコッ


    アニ「えっ」


    ペトラ「えっ」


    アニ「…え…?ま、まさか…それだけじゃないですよね…?」フルフル


    ペトラ「それだけだよ?」


    アニ「」
  88. 88 : : 2014/08/16(土) 21:12:01
    アニ「なんですかそれ!?ふざけてるんですか!!?は、走るのが速くなっただけって!!!!!マラソン選手じゃないんですよ私!!?」


    ペトラ「…アニ、何か勘違いしてない?」


    アニ「え…」


    ペトラ「アニ、貴女のSAWはたった二撃でどんな鉄壁をも打ち破る事が出来る、まさに二撃決殺とでも言うべき力なの。」


    ペトラ「アニに必要なのは絶対に倒れない防御力でも派手な必殺技でもない、確実に二撃を当てる素早さとそれを保つ持久力なのよ。」


    アニ「あ…」


    ペトラ「大丈夫。私は絶対に貴女達に無駄な時間を過ごさせたりしない。…私を信じて?」ニコッ


    アニ「…ペトラさん…」


    ペトラ「さ、今日はもう寝よっか!」


    アニ「…はいっ!!」











    クリスタ「なんか良い感じにまとめてるけど…」


    ミカサ「うん…」


    ミカクリ((ペトラさん絶対ドSだよね!!!??))


    クリスタ「…」




    アニ「♪」




    ミカサ「まあ…アニが良いなら良いとしよう…」


    クリスタ「…そうだね、うん」





    アニ「♪」




















  89. 89 : : 2014/08/16(土) 21:12:22
















    クリスタ「…あれ?そういえば」


    ミカサ「?どうしたの?」


    クリスタ「これじゃ、ミカサが訓練出来ないんじゃないの?私は…まあ能力的に鍛えようがないから仕方ないんだけど…」


    ミカサ「小石を掴んだりするのは実はとてもコントロールが大変。ので、繰り返すうちに自然とマフラーの扱いが身に付いていく。それに…」


    クリスタ「それに?」


    ミカサ「これは定かではないけれど、何度も材質変化をしていると…なんていうか…他の材質への変化の仕方が分かるというか…理解できるというか…」


    クリスタ「へえー…!!凄いんだね、あの訓練!!!」


    ミカサ「ええ。…それよりも」


    クリスタ「ん?」


    ミカサ「クリスタも最低限の体力は付けた方が良い。ので、明日から…ね?」ニッコリ


    クリスタ「」
  90. 90 : : 2014/08/16(土) 21:12:37








    キャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!









    今日も訓練場には、彼女達の悲鳴が響く…










    ~Part 6~ 完
  91. 91 : : 2014/08/23(土) 02:55:54
    面白い
    支援
    期待
  92. 92 : : 2014/08/27(水) 19:20:16
    ありがとー!
  93. 93 : : 2014/09/02(火) 19:53:34
    期待!
  94. 94 : : 2014/09/25(木) 22:43:39
    期待
  95. 95 : : 2014/10/03(金) 00:08:44
    マジ超期待です!

    応援しています!

    更新頑張ってくださいね!
  96. 96 : : 2014/10/03(金) 01:43:23
    ~Part7~




    訓練がある朝、僕は訓練場に向かっていた



    ユミル「おおい、アルミン!」


    アルミン「ユミル、おはよう」


    ユミル「おう。今から訓練場だろ?」


    アルミン「ああ、行こうか」


    ここまではいつもどおり、別段変わることもない日常だった
  97. 97 : : 2014/10/03(金) 01:44:09
    ふと兵舎の窓から外を覗くとミカサ達が見えた


    アルミン「ミカサ達、もう訓練してるんだね。すごいなぁ」


    ユミル「うちらの訓練が遅いのはグンタさんが朝弱いかららしいな。ラッキーだったな」


    アルミン「へぇ....やっぱ巨人殺しのエリートも朝弱かったりするんだね」


    ユミル「そりゃ人間だからな」ファーア


    そんなことを話していると2階からグンタさんがちょうど降りてきた
  98. 98 : : 2014/10/03(金) 01:44:38
    グンタ「おぉ、お前ら。ナイスタイミングだ」


    アルミン「おはようございます!」


    グンタ「おう。で、だな。お前らの訓練を考えまくったんたがどうしてもユミルが俺んとこの配属ってのが腑に落ちない」


    ユミル「確かに私の能力は鍛えようがないからな。それで私はどうするんですか?」


    グンタ「おう、だからちょっとした助っ人を呼んできた」


    ユミル「助っ人?」
  99. 99 : : 2014/10/03(金) 01:45:05
    「おうい、グンタ~」


    グンタ「来た来た」


    「あ、君たちが噂の新兵くん?」


    グンタ「こいつは俺の同期でニファって言うんだ。ユミルはコイツと一緒に行ってくれ」


    ニファ「よろしくね!まあ私はグンタみたいに優秀じゃないけどさ」


    ユミル「よろしく....お願いします」


    グンタ「アルミンは俺とだ。行くぞ」


    アルミン「は、はいっ」


    急に名前呼ばれるとビックリするよね
  100. 100 : : 2014/10/03(金) 01:45:30
    ニファ「さて!兵舎の屋上に来たわけですが!」


    ニファ「まずは私の能力からね!」


    そう言うと彼女は袖の中から糸を取り出して蜘蛛(スパイ○ーマン)のように飛ばしユミルに付着させた


    ユミル「何を....」


    ニファ「私の能力紹介及び訓練内容の説明!まずはやって見せるから!」


    ニファ「発動!大蜘蛛の人形劇団(アラクネ・マリオネーション)」コォォォ....


    ユミル「ん?」


    ニファ「私の能力、糸を付着させた生物の動きを操る....まあおおよそ貴女と同じかなー」


    ユミル「で、何をするんすか....?」
  101. 101 : : 2014/10/03(金) 01:45:47
    ニファ「うふふ........」


    妖しい笑みを浮かべるニファ


    ユミル「........?」タラー


    ニファ「踊るわよ!」ビシッ


    ユミル「えっ....」


    ニファ「えいっ!」クイッ


    ユミル「ぬぉお!?」


    ニファが糸を引っ張るとユミルの身体も連動して動く


    ニファ「行くわよー!」クイックイッ


    ユミル「おおおお!?」
  102. 102 : : 2014/10/03(金) 01:46:10
    その頃、ちょうど訓練も終わりお昼にしようとしていたぺトラ組



    ぺトラ「それでねー....」キャイキャイ


    アニ「........」ゲッソリ


    ミカサ「アニ、大丈夫?」


    アニ「お昼が入りそうにないよ....」


    クリスタ「あはは....」


    ぺトラ「あれ?もう屋上に誰かが........っっ!!」


    クリスタ「えっ?........っっ!?」


    アニミカ「「........?........っっ!!??」」
  103. 103 : : 2014/10/03(金) 01:46:37
    クリスタ「ユ、ユミルが....華麗に踊っている!?」


    ニファ「うふふ~!」


    ユミル「ちょ....もうそろそろ....」


    アニ「完璧なブレイクダンス....!あんな特技がユミルにあったなんて!!」


    ぺトラ「ちょ、ニファ!ユミルが吐きそう!」


    ニファ「あら?」ピタッ


    ユミル「うえっ....」


    ニファ「あらぁー....」


    ぺトラ「まったく....」
  104. 104 : : 2014/10/03(金) 01:47:09
    クリスタ「ユミル大丈夫?」


    ユミル「お、おう....」


    ニファ「ごめんねー、つい熱中してさぁ」スッ


    ユミル「い、いえ....でもまあ大丈夫です」ガシッ


    ユミル「さ、次は私の番ですね」


    ニファ「え?」


    ユミル「さー、頑張ろーっと!」ニヤァ


    ミカサ「....スイッチが入ったみたい」
  105. 105 : : 2014/10/03(金) 01:47:32
    ユミル「ふんっ!」


    ニファ「えっ!?踊らせるんじゃ....」


    ユミル「いやいやいやいや」クッ


    ユミルは手を動かしニファを操る


    ニファ「い、いやーーーっっ!!??」


    クリスタ「うわぁ....」


    アニ「なんとも過激なポーズ....」


    ミカサ「これは表現出来ない....(文章的なアレで)」


    ぺトラ「........いいねっ!」
  106. 106 : : 2014/10/03(金) 01:47:56
    ユミル「まだまだですよ!!」


    ニファ「うわぁーーーーっっ!!??///」


    クリスタ「おおっ!!?」


    アニ「これはやばいっ!!!」


    ユミル「ふっ!!」


    ニファ「きゃあああああ!!??///」


    ミカサ「........はっ!いやいや私にはエレンが....」


    ぺトラ「いいねっ!!いいっ!素晴らしいよっ!」


    ユミル「はっはっはっ!!!」


    ニファ「も、もう許してぇーー!!!!///」




    その叫びは壁上まで届いたという........
  107. 107 : : 2014/10/03(金) 01:48:39
    グンタ「ん?」


    アルミン「どうかしましたか?」


    グンタ「いや今ニファの悲鳴が聞こえたような....」


    アルミン「あら」


    グンタ「まあいいや、始めるぞ」


    アルミン「はいっ!」
  108. 108 : : 2014/10/03(金) 01:49:02
    グンタ「さて、やるか」カッ


    グンタ「発動!!守護せし魂(ガーディアンズ・スピリット)!!」ドガンッ


    アルミン「でかい....!」


    グンタの身の丈よりも巨大か大盾が出現する


    グンタ「訓練内容は至ってシンプル、お前は俺に向かってひたすら攻撃、そして俺の護りを打ち破るのが目標だ」


    アルミン「僕は攻撃するだけで良いんですか?」


    グンタ「おうよ、それ以外は特に無い」


    アルミン「なるほど....」


    グンタ「よし、始めようか」
  109. 109 : : 2014/10/03(金) 01:49:34
    アルミン「はい!詠唱(アリア)!」


    グンタ「ふむ、発動までには時間がかかるのか....」


    アルミン「轟け!雷の雨!雷雨突貫(ライウトッカン)!!」バリバリバリバリバリ!!!!


    グンタ「むっ....!!」ガガガガ



    アルミン「まだっ....終わらないぞ!分散!時雨雷突(シグレライトツ)!!!」


    巨大な雷が拡散、全包囲からの雷がグンタを襲う


    グンタ「....!!展開!球体盾(サークルバリア)!!」カッ!!


    グンタを中心に半透明のバリアが展開した


    アルミン「なに!?」


    グンタ「ふんっ....らぁっ!!!」バァンッ!!


    裂帛の気合と共に雷を跳ね除ける
  110. 110 : : 2014/10/03(金) 01:49:57
    アルミン「流石に硬い....しかもバリアを自在に展開出来るのは計算外だったな....」


    グンタ「中々驚かされたぞ。詠唱の時間は他がカバーする。何だったら俺の後ろでもいい。威力、そしてそのお前の頭で考えた工夫を組み合わせれば一撃必殺だっていけるな」


    アルミン「なるほど....個人戦じゃない、か」


    グンタ「さあ、続きにしよう」
  111. 111 : : 2014/10/03(金) 01:51:36
    アルミン「個人戦じゃない....人と人の組み合わせ....」


    アルミン「........!なるほど、これなら!」


    アルミン「いきますっ!二重詠唱(ドゥ・アリア)!!」


    グンタ「....?なんだ?」


    アルミン「熾れ!焔の山!!焔山憤爆(エンザンフンバク)!!!」ボゴッボゴッボゴッ


    グンタ「下か!?」ババッ


    下からの攻撃はやはり防ぎにくいのか後方に跳躍して回避する


    アルミン「よしっ!!吼えろ!水の龍!大瀑激龍蒼(ダイバクゲキリュウソウ)!!!」


    グンタ「ぐっ!?強烈な勢いだな....!!だが!!」ガンッ


    水の流れに押されはしたがその堅い守りを突破出来てはいなかった


    グンタ「甘いなっ!!さっきと何も変わっていないぞ!」


    アルミン「....今だっ!!吹雪け!氷の風!!氷結風(ヒョウケップウ)!!」


    グンタの頭上を氷点下の風が撫でる



    グンタ「なんだ....?」
  112. 112 : : 2014/10/03(金) 01:52:25
    すると見る見るうちに水の流れは凍り付いていく


    グンタ「凍った....?」


    アルミン「氷炎連携!!凍焔爆蒸撃(トウエンバクジョウゲキ)!!!」ドカァァァァァン!!!!


    グンタ「なっ!?ここはさっき焔が地面から出てきたところかっ!?」


    アルミン「まだ熱を帯びた地面が急速に冷やされその衝撃で爆発するんです....!」


    グンタ「ぐぅぅ....!!」ガガガガ!!!!


    アルミン「工夫だけじゃなくて連携....さっきのアドバイスで気付いたんです。組み合わせれば自由自在っていうことをね」


    グンタ「ぬぉぉ....!!」ドガアアア!!!


    爆風があたりを包んだ....
  113. 113 : : 2014/10/03(金) 01:52:50
    アルミン「これだけやれば....」


    爆風が晴れるとそこには....


    アルミン「........!?」


    グンタ「はぁぁ....!!」シュウウ…


    グンタは盾だけでなく白銀の籠手を装備していた


    アルミン「そ、それは....!?」


    グンタの立っている地面だけが無傷だった
    無論、グンタもだ


    グンタ「....ま、SAWを鍛え上げると思わぬ事もあるって事だ。俺だけに効果は限られるがバリアの強度を底上げするのさ」


    アルミン「なんて防御力....」
  114. 114 : : 2014/10/03(金) 01:53:32
    グンタ「だがお前も凄いな。あそこまでの威力、俺もそうそう喰らわないぞ」


    アルミン「はぁ....」


    グンタ「まだまだお前は発展途上だ。今みたいな工夫を繋げればいつか俺の防御を撃ち抜けるさ」


    アルミン「........!!」


    グンタ「あ、そうだ....今日は訓練だったが実戦では如何に楽に勝つが大事だ。出来うる限りのイカサマをしろよ」


    アルミン「....大丈夫です。そういうのは、得意ですから」


    グンタ「ははっ....頼もしいね」





    『君ならばきっと....』



    アルミン「............」


    アルミン「........早く会いに来なよ」



    彼は何かに語りかけるように独り言を漏らした....



    ~Part7~ 完
  115. 115 : : 2014/10/03(金) 01:53:55
    お待たせしました
  116. 116 : : 2014/10/12(日) 16:26:56
    更新されてた!!!!

    更新ありがとうございます!
  117. 117 : : 2014/10/23(木) 23:50:19
    更新まだ?
  118. 118 : : 2014/11/02(日) 10:57:52
    更新はじゃがみんがあまりにも多忙な生活のため滞っております
    申し訳ない
    更新は致しますので何卒今しばらくお待ちください
  119. 119 : : 2014/11/02(日) 15:26:16
    お待たせしました!!!!!

    てか本当におまたせしました…orz

    続き投下します!!
  120. 120 : : 2014/11/02(日) 15:26:22
    ~Part 8~


    オルオ「~~~~~」ペチャクチャ


    ライナー「…」


    オルオ「~~~!!」ペチャクチャクチャ


    ベルトルト「…」


    オルオ「~~~~!!!~~~~!!!」ペチャペチャクチャクチャ


    ライナー「…」


    ベルトルト「…」


    オルオ「~~~~!!!!!!~~~~~!!!!!」ペチャペチャペチャペチャペチャクチャクチャクチャクチャ…


    ライベル「…」


    ライベル(いつ終わるんだこの話!!!??)
  121. 121 : : 2014/11/02(日) 15:26:40
    ライナー(もうかれこれ2時間は続いてるぞおい…!!?)


    ベルトルト(しかも内容の殆どが自慢話…!!正直何の役にも立たない…!!!)


    オルオ「~~~~というわけだ!!どうだ!?」


    ライナー「スゴイデスネ」


    ベルトルト「スゴイデス」


    オルオ「だろ!!?ふふん、~~~~~~…」ペチャクチャ…


    ライナー(駄目だ…終わる気がせん…)


    ベルトルト(あ…意識が遠のいてきた)


    ライナー(ベルトルトの奴、今にも意識を手放しそうな顔だな…仕方ねえ、どうせこのままじゃ状況は改善しねえんだ…それなら…!!!!!)
  122. 122 : : 2014/11/02(日) 15:26:57
    ライナー「あ、あの、少しよろしいですか」


    オルオ「あー?なんだよ、今から巨人討伐の話だってのに!で?なんだ!?」


    ライナー「訓練はいつから始めるんですか?」


    ベルトルト(!!!ナイスライナー!!!)


    オルオ「あ?訓練?…あー…」


    ライナー「…」ゴクリ


    ベルトルト「…」


    オルオ「…よし」















    オルオ「俺の訓練見て盗め、以上」
  123. 123 : : 2014/11/02(日) 15:28:01
    ライナー「…え?」


    オルオ「見て、盗め。たったそれだけだ。簡単だろ?」


    ベルトルト「いやいやいや無理です無理です無理です無理です無理です」


    オルオ「たったのツーステップだ」


    ライナー「いやいやいやいやいや」


    オルオ「そもそもお前ら新入りのためにわざわざこの俺の訓練時間を減らすなんてのが…」


    ベルトルト(駄目だこの人目が本気だ!!?)


    ライナー(不味い!!とんだハズレを引いちまった!!!…どうすれば…!?)


    ベルトルト(どうすれば良い…!?…考えろ…考えるんだ僕…!!!!!)


    ベルトルト(……!!)


    ベルトルト(そうだ…この人さっきから、しきりにリヴァイ兵長の話を持ち出してる…しかも褒め称える内容ばかりだ…!!!なら…!!!!!)
  124. 124 : : 2014/11/02(日) 15:28:17
    ベルトルト「ら、ライナー?そういえばさっき…」


    ライナー「む、どうしたベルトルト」(この感じ…何か考えたな、ベルトルト!!!)


    オルオ「そもそも今この時間も本当なら俺は訓練に励んでいるはずで…」クドクド


    ベルトルト「リヴァイ兵長が「オルオならお前らを完璧に仕上げてくれるだろう。俺が保証する。あいつの事は信頼しているからな…」って言ってたよね!!!!!」


    オルオ「っ!!!!!?????」


    ライナー(!!!!!そういう事か!!!)「あ、ああ。確かにそう言っていたな」


    オルオ「!!!!!!!!」


    ライナー(どうだ!!!??)


    ベルトルト(いけぇぇぇぇぇぇ!!!)


    オルオ「………お前ら」


    ライナー「…」ゴクッ


    ベルトルト「…」ゴクッ


    オルオ「………」




















    オルオ「さっさと訓練行くぞ!!!!!手取り足取り教えてやるから早く着いてこいっ!!!!!!」ドーーン!!!!!



    ライベル(楽勝ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!)
  125. 125 : : 2014/11/02(日) 15:28:44


    ---訓練場 グラウンド


    オルオ「さて、やるからには徹底的にやるぞ。ビシバシ行くけど泣くなよ?」


    ライナー「あ、はい…(なんか相手すんの面倒になってきた)」


    ベルトルト「お願いしまーす(適当に流そう)」


    オルオ「よーし、じゃあスタート…って言ってもややこしいことは何一つねえ。お前らはただ俺と戦うだけでいい」


    ライナー「…え、でもそれじゃ…」


    オルオ「ちょっと制限は付けるけどな。」


    そう言うとオルオは自らの身体についたタトゥーに手を置いた。


    オルオ「発動…生気減退(バイタリティ・デクライン)!」


    一瞬タトゥーが発光し、消えた。


    オルオ「よーし、じゃあちょっとこっち来い」


    ライナー「?は、はい」


    ベルトルト「…?」


    首を傾げながらも近づいて行く2人。


    そこに…


    オルオ「おらぁ!!」


    ゴッッ!!!


    ライベル「「へぶぅっ!?」」


    オルオの容赦ないパンチが飛んだ。
  126. 126 : : 2014/11/02(日) 15:29:22
    ベルトルト「とっ…突然何するんですか…ってあれ…?」トサッ


    ライナー「身体に力が…?」トサッ


    オルオ「そいつが俺の能力だ。殴りつけた場所に紋章(スペル)を残し、そこから力を吸い出す。」


    オルオ「巨人相手に効くような代物だからな、お前らは立てもしないだろうな」


    ライナー「あ、まさかこの状態から立つのが修行とかそういう奴ですか…?」


    オルオ「あ?内容ならさっき説明しただろ、俺と戦うんだよ」


    ベルトルト「…えっ、それって無理じゃ…」


    オルオ「ビシバシ行くから泣くなとも言ったぞ?」


    ライベル「「…」」サー…


    2人の顔から血の気が引いていく。


    オルオ「さーて、行くぞー?ちゃんと避けないと痛いぞー?」ニヤニヤ


    ライベル「「…」」ガクブル


    この日、2人は思い知った…


    ドゴ、ガッ、バキッ、グシャアッ!!


    オルオ「転がってるだけじゃ勝てねえぞぉ!!?」


    オルオが持つ、天性の後輩いびり癖を…

  127. 127 : : 2014/11/02(日) 15:29:49
    ヒュンッ!!


    ライナーの右頬をオルオの拳が掠める。


    ライナー(躊躇なく顔狙ってきたぁぁぁぁぁ!!!!!???)


    バキィッ!!!


    ベルトルトが避けた拳は地面を砕いた。


    ベルトルト(手加減とか無いの!!?当たったら死ぬ!!!!!死ぬよこれ!!!??)


    オルオ「ほらほら反撃しろよぉ!!?」


    ライベル((無理だろ(でしょ)おおおおおお!!!!!????))
  128. 128 : : 2014/11/02(日) 15:30:13
    ライナー(だ、駄目だ!!死ぬ!!このままじゃ殺される!!!なんとかしねえと!!!!!)


    ライナー「陽光月昂(レイ・コントーラ)!!!!!」


    ピカッ!!


    オルオ「っっ!?」


    光の反射を利用し、オルオの視界を奪った。


    ライナー(っしゃ!!初めてやったけど出来た!!!これで…)


    しかし。


    ドゴォッ!!!!!


    オルオの拳はライナーから僅か数センチズレただけの場所を抉った。


    ライナー(ぎゃあああああ!!!!???)


    オルオ「目が使えなけりゃ他を使えば良いんだよぉ!!!!!」


    ライナー(化け物だぁぁぁぁ!!!!!???)







    一方その頃、ベルトルトは…


    ベルトルト(リヴァイ兵長だ!兵長に化ければあの人は殴れないはず…!!)


    ベルトルト(写真はないけど!!!ないけど頑張れ僕!!!出来なきゃ死ぬんだぞおおおお!!!!!)


    必死でリヴァイに化けようとしていた。
  129. 129 : : 2014/11/02(日) 15:30:32
    ドゴォッ!!グシャアッ!!!


    ライナー(ひいいいいっ!!!)


    ベルトルト(ぎゃああああっ!!!)


    ライナー(こっ…!!)


    ベルトルト(殺されるっ…!!!)


    ゴロゴロと転がりながらオルオの拳を避ける2人の姿は多くの調査兵に見られ、そして笑いのタネとなった。


    これが後に語り継がれる『もぐら叩き事件』である…。










    ~Part 8~ 完
  130. 130 : : 2014/12/14(日) 15:25:35
    期待
  131. 131 : : 2014/12/18(木) 23:22:57
    期待100%
  132. 132 : : 2014/12/31(水) 21:24:58
    とーこーまだですか?
  133. 133 : : 2015/01/18(日) 20:49:53
    期待
  134. 134 : : 2018/02/06(火) 14:17:00
    リヴァイとジャン、エレンの訓練編はいつやるのですか?
    期待です。
  135. 135 : : 2018/05/23(水) 09:13:53
    つづきがきになる,,,!
  136. 136 : : 2020/10/28(水) 13:34:54
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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