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エレン「驚愕の事実」※超短編

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  1. 1 : : 2014/04/02(水) 19:25:20
    超短編…タイトルのネーミングセンスの無さはいつものこと…私のSSはタイトルが全てw
  2. 2 : : 2014/04/02(水) 19:26:48
    エレンはリヴァイに渡すための書類を手に持って廊下を歩いていた。
    リヴァイの執務室に向かっているのだが、廊下に人の気配はない。

    基本的にリヴァイが執務室にいることは少ない。仕事が立て込んでいる時はエルヴィンの部屋にいるし、そうでないなら訓練で外に出ている。
    そんなわけでリヴァイの執務室へやってくる者は少ないのだ。


    リヴァイの執務室に出入りできるのが自分だけであるというのは、なんだかちょっと嬉しいことだ。
    エレンはウキウキとリヴァイの執務室のドアをノックすると、了承の返事も待たずにその扉を開けた。

    確かにリヴァイの執務室に来るものは少ないが、皆無ではないということは、少人数は存在するということで。
    エレンはその希少な例を忘れていた。
    「兵長失礼しま…………あ?」
    「「「あ」」」
    部屋の中にいた3人は、突然侵入してきたエレンに間抜けな声を上げた。






    部屋の中にいたのは、リヴァイ、エルヴィン、ハンジの3人だった。
    幹部である彼らがリヴァイの執務室にいることは何の不思議もない。
    不思議はないのだが……。
    「皆さん、何なさってるんですか」
    リヴァイの執務室は『執務室』ではなくなっていた。

    部屋の真ん中に置かれた大きなテーブルを3人が囲み、その中心には謎の鉄板が置いてあって、何やらジュージュー音を立てている。しかもその鉄板の上には野菜等がのって美味しそうな匂いがしているではないか。
    若いエレンの目はその中でも一点に集中してしまう。
    「うわぁっ! 肉ぅうっ!」

    「ちっ! 気づかれたか」
    トングを手にしていたリヴァイは面倒な奴に見つかったと眉間に皺を寄せる。
    「いや、リヴァイ、むしろエレンで良かったじゃないか」
    彼ならばリヴァイの言うことを聞くからとフォークを手にしたエルヴィンは言うが、口に肉を詰め込んでいるハンジは、でもエレンって結構自分の意見を押し通すし空気読めないよねーとのんきに言っている。

    どういうことなのかとエレンが困惑していると、ハンジがこの鉄板の下には熱した石が置いてあって、上の鉄板に熱が伝わるからこうやって肉や野菜を焼けるのだと教えてくれる。いや、そういうことを知りたいわけじゃないんですけど。

    「うるせぇな。てめぇ、上官に逆らう気か」
    「そんなわけないじゃないですかっ! じゃなくて、普段の食事が気に入らなかったんですか
    ? やっぱり俺、料理ヘタですかっ!?」
    リヴァイの監視下にあるエレンは当然リヴァイと一緒にいる。家事は班員で分担しているから、エレンが料理を作る機会だってもちろん多い。

    思合わず涙目になっていると、リヴァイはそうじゃないと溜息を吐いて教えてくれた。
    「幹部なんてもんをやってると、豚共の相手をすることも多い。ストレスたまるんだよ」
    「全くだ。何故か無性に肉を食べたくなるときがあるんだ」
    「気持ちが荒んできて、肉食いてぇ~ってなるんだよね~」
    「……はぁ。そうなんですか」
  3. 3 : : 2014/04/02(水) 19:36:05
    いやまあ分かるよ?練大変なのも分かるよ?でもね…兵長って基本少食だよね…でもね…

    「ちょ…おいそれ焦げてる!おいエルヴィン!はよとれ!」
    「リヴァイ?どれ?自分でとろうか…?」
    「チッ…届かねーんだよ!お前それ分かってていいやがっただろ!」
    「あっリヴァイ!その肉取って!」

    とまぁ…積極的に肉を取ろうとしているのだが…

    「ん?これか?」パク
    「あっちょと取ってて言っただけだよ?食べるなよ!」
    「ハッこんなのは取った者勝ちなんだよバーカ」
    「ハハリヴァイに頼むのは間違えだよハンジ」
    「前エルヴィンに頼んでも食べたじゃないか」
  4. 4 : : 2014/04/02(水) 19:47:23
    「ほらエレンも食え」

    とリヴァイはエレンに肉を箸でとりエレンの口へ持っていく(基本行儀悪いから兵長はこんな事しない)

    「えっ?では頂きます…」

    とまぁエレンは食べたのだが…これがぞくに言うあーん状態なわけで…まぁエレンはまだ気づいてないしリヴァイは気にしてないしというか知らないし

    「これでお前も共犯だな!」ニコッ

    有り得ないことにその時のリヴァイは満面の笑みだった

    「ほへ?」

    てか今の兵長にあーんされてた?わあ超嬉しい!憧れだった人に憧れのあーんだ!

    リヴァイは肉に向き直ったエレンを共犯としたことでまた食べ直しだろう…あろうことかリヴァイは肉を三枚一気にほおばったのだ

    ────完────
  5. 5 : : 2014/04/02(水) 21:42:11
    リヴァイが笑ったぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁぁぁぁ
  6. 6 : : 2014/04/05(土) 05:51:12
    なんだと…
  7. 7 : : 2014/04/06(日) 12:41:06
    へーちょ…
  8. 8 : : 2014/04/06(日) 23:03:14
    くそかわぁああああああああ

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