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クリスタ「まだクラスに馴染めない」

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  1. 1 : : 2014/03/05(水) 23:21:19


    エレン「高校生になった」の続きです
    http://www.ssnote.net/archives/10631
  2. 4 : : 2014/03/05(水) 23:33:12
    ー登校中ー



    クリスタ「学校始まって一週間たつのにまだ馴染めないよぉ…」トボトボ

    クリスタ「皆最初から友達いるみたいだし…」

    クリスタ「ハァ、どーしょ…」

    クリスタ「…うん!うじうじしてちゃ駄目だね!」

    クリスタ「今日こそ友達作るんだから!」

    クリスタ「私、ファイトー、おー!」小石キッーク!


    ひゅゅゅ………コツン、

    アニ「…痛い……」クルッ

    クリスタ「!(しらない人に当たっちゃった!)あゎゎ…ご、ごめんなさーい!」ダッ

    アニ「……」



    ー数分前ー


    アニ「あぁ、まだ緊張するよ…」ドキドキ

    エレン「考えすぎだって」クスクス

    アニ「他人事だからって!もう!」プンスカ

    エレン「そんな事ないぞ、今俺は凄く嬉しいんだから」

    アニ「……ほんと?」

    エレン「ああ、それに友達くらいすぐ出来るさ。俺の友達も紹介するし」

    アニ「…うん。(自己紹介考えとかないと…)」

    アニ「わ、私はアニ レオンハートです、好きな食べ物はチーハンで、好きな教科は…」ブツブツ

    エレン「……(俺もちょっと心配になってきた…)」

    アニ「チーハンは少し子どもらしいかな…」ブツブツ

    コツン

    アニ「!?」

    アニ「…痛い……」クルッ

    クリスタ「ご、ごめんなさーい!」ダッ

    アニ「…」

    アニ「エレン…どーしょ…いじめだ…」うるうる

    エレン「いや、今のぜってー違うって!不慮の事故だって!」オロオロ

    アニ「…そーかな…」グスッ

    エレン「ほっ、そうだって」

    エレン「(こいつキャラ変わりすぎだろ…)
  3. 8 : : 2014/03/06(木) 23:20:42
    ー教室ー

    クリスタ「(どーしょ…やっぱり朝の人にちゃんと謝らないと…)」

    ガラガラ

    エレン「よぅ、」

    ベルトルト「あっ!おはようエレン!」ニコッ

    エレン「おはよ、」

    ジャン「ん?誰だそいつ?」

    エレン「ああ、こいつは今の俺ん家に居候してる…アニ「アニだよ」じっ

    ジャン「お、おう。そうか(こいつ目つき怖ェェェ!)」たじ

    アニ「(話す時は相手の目をみて話す…よし!できてる!)」

    ライナー「ライナーだ。よろしくな」

    アニ「(あっ!私も自己紹介しなきゃ!)」

    アニ「好きな食べ物はチーハ…もずくだよ」

    アニ「(危ない、危ない。チーハンなんて言ったら子供だと思われてたね)」フゥ

    ライナー「お、おお。そうか…」

    ライナー「(急になんだ!?しかももずくって…)」

    ベルトルト「(だめだよライナー!今のはきっと冗談だよ、笑わなきゃ!)」コソコソ

    ライナー「はっ!わ、わはは…面白いなアニは。」

    アニ「?(なんか知らないけど好感度上がった?よし!よし!)」ガッツポーズ

    エレン「(ああ、駄目だこいつ…)」

    ジャン「てことはエレン。なんだお前一緒に住んでるのか?」ズイッ

    エレン「まぁ、そうなるよな」

    ジャン「はぁ?てめっ!ふざけんなよ!」

    ジャン「俺たちの彼女作らない同盟を破ったのか!」胸ぐら掴み

    エレン「離せよ!服が破れちゃうだろ!」

    アニ「(彼女…///)」

    ベルトルト「そんな同盟初めて聞いたよ…」

    ライナー「ジャンの場合は彼女作れない同盟の方がいいぞ」ハハハ

    エレン「勝手にそんなのに俺を入れるなよな!それにアニは彼女じゃねぇ!」



    エレン「家族だ!!」

    ジャン「」ブチ

    ジャン「てっッめェェェェ!!」胸ぐら掴み

    アニ「(家族…///)」

    エレン「離せよ!ボタンとれちゃうだろ!」

    ワイワイ

    クリスタ「…あの人同じクラスの人だったんだ…」

    クリスタ「…謝らないと、でもあの中入りずらいや……」

    クリスタ「いいなぁ、私もいつかあんな友達欲しいなぁ…」ボソ…
  4. 12 : : 2014/03/07(金) 00:20:35

    ワイワイ

    アニ「…フフッ」

    エレン「なに笑ってんだよ」

    アニ「んーん。ただ嬉しいだけだよ」ニコッ

    エレン「そうか、それは良かった」

    アニ「エレン。私を学校に連れてきてくれて…その…ありがとね//」ニコッ

    エレン「ドキッ!…おう」目そらし

    ジャン「…」

    ジャン「朝から見せつけてんじゃねェェ!」

    ⁇「ちょっと!そこの馬面、静かにしてよ!」

    ジャン「う、馬!?」ガーン

    ⁇「駄目、ミーナ。もう少し言い方を考えなくては」

    ミーナ「だけどミカサぁ、」ブー

    ジャン「馬、馬、うま、ウマ…」ブツブツ

    ミカサ「ごめんなさい。友達が失礼な事を言って」

    ジャン「はっ!そうだ!てめぇ………え?」

    ミカサ「ほんとにごめんなさい。」

    ジャン視点
    天使「ほんとうにゴメンね…グスッ…」キラキラ

    ジャン「天使…」ポカーん

    ミカサ「??」

    ミカサ「大丈夫?」ウワメヅカイ

    ジャン「ぐふっがぁッ!」

    ジャン「」チーン

    ベルトルト「ジャーーン!!」

    ライナー「ジャジャーーン!!」

    ジャン「我…一片の悔いなし…」ゴフッ

    ライナーベルトルト「ジャジャジャーーン!!」www

    エレン「あー…えーと…大丈夫です。」

    ミカサ「なら、良かった」

    ミーナ「この馬気持ち悪い…」

    エレン「(俺も不登校になりそう…)」ハァ

    アニ「…」オイテキボリ

    ミーナ「あれ?あなた誰?」

    アニ「私は…アニだけど…」

    ミカサ「そう、あなたが……風邪もう治ったの?」

    ミカサ「それはなにより」ニコッ

    アニ「う、うん。ありがと」ドキドキ

    ミーナ「ねぇアニはお昼どうするの?」

    アニ「…まだわからない…」

    ミカサ「だったら一緒に食べよう」

    アニ「え…いいのかい?」

    ミカサ「貴方さえ良かったら、ぜひ」

    ミーナ「そうだよ!一緒にたべようよ!」ニコッ

    アニ「それは…ありがたいね」

    ミーナ「フフッ、それじゃあ決まり!」

    ミーナ「じゃあまた!後でお昼ねー!」

    アニ「はいよ」ニコッ

    アニ「(皆優しい…ほんと来て良かったな…)」

    エレン「(良かったな、アニ)」ニコ

    ジャン「アニ」ズイッ

    アニ「ッ!な、なに?」ビクッ

    ジャン「今日ぜひ一緒に俺と昼飯を…」

    エレン「こら。」ズイッ

    ジャン「グヘッ!」

    エレン「俺らは良いからあいつらと昼は弁当食えよ」

    アニ「ああ、そうさしてもらうよ」

    エレン「フフッ」

    アニ「な、なんだい!」

    エレン「頑張れよ」クスッ

    アニ「分かってるさ、もう!からかわないでよ!」

    エレン「そんなんじゃねーって」クス

    アニ「もう!」

    キース「これ!全員席につけ!」

    キース「(ほう、レオンハートが学校に来たか…)」

    キース「(グリシャ…流石おまえの息子だな…それでも…あいつの宿題は増やすが)」ゴゴゴ

    エレン「(ッ!なんだッ!先生怖え!)」

    キース「イェーガー…」ゴゴゴ

    エレン「は、はいっ!」

    キース「後で私のとこまでくるように…」ゴゴゴ

    キース「(私の死んだ毛根の侮辱は決して許さん…)」ゴゴゴ

    エレン「(なんなんだよ~)」イミワカラン
  5. 17 : : 2014/03/08(土) 07:20:24
    コメントありがとうございます!

    ー昼休みー

    ミーナ「アニー!こっちこっち!」

    アニ「いま行くよ」フフッ

    ミカサ「ミーナは少しせっかち」クス

    ミーナ「えー?だってお腹すいたもん」ブー

    アニ「フフッ、かわいい」クス

    ミーナ「えっ!そ、そんな事…ないよぉ//」カァァ

    ミカサ「照れてる」

    アニ「ほんとだ」クスクス

    ミーナ「もう!2人ともやめて///」カァァ 

    ワイワイ


    ジャン「…なぁ、ライナー」

    ライナー「…なんだジャン」

    ジャン「あそこは…天国だったんだよ…」ボー

    ライナー「ジャン…お前はよくやったよ…」

    ライナー「だけどなジャン。俺ら(非リア充)には引けない時がある。それがいまだ!」

    ジャン「ライナー…お前…」ジーン

    ジャン「俺は…決めたぞ…」ガタッ

    ベルトルト「!!ジャン…やるんだな!今ここで!」

    ジャン「ああ、俺は今やらないといけない事が分かる!」ダッ

    ジャン「ミカサ!少し話が…」

    ミカサ「あなたは…誰?」

    ジャン「そ、そん…な…グフッ!み…か………さ…」バタ

    ライナー「www」


    アニ「なんか倒れちゃったよ…」

    ミーナ「見たらダメだよアニ」

    ミーナ「それよりさぁ!今日ねー…」ワイワイ


    ー職員室前ー

    エレン「なんで俺だけ宿題出されんだよ」ブツブツ

    ドン!

    エレン「うおっ!」

    クリスタ「きゃっ!」バサバサ

    エレン「悪りぃ、落ちた教材拾うよ」ヨイショ

    クリスタ「こ、こちらこそゴメンなさい…」

    エレン「こんなに教材持ってたら前も見えなくてあぶねぇぞ?」

    クリスタ「うん、でも委員の仕事だから…」ドキドキ

    クリスタ「(クラスの怖い人だよぉ…)」

    エレン「だからって一人じゃなくても。ライナーと一緒にやれよ」

    クリスタ「でも…友達と楽しそうにしていたから…」オドオド

    エレン「そんなに遠慮すんなよ」

    エレン「ライナーはクリスタに仕事を押し付けるような奴じゃないぞ?」

    クリスタ「えっ?」

    エレン「ん?どーかしたか?」

    クリスタ「えっと…私の名前覚えててくれたんだなぁって」

    エレン「当たり前だろ?クラスメイトなんだし」

    エレン「それよりこれ運ぶの手伝うよ」ヨイショ

    クリスタ「あっ、えっと…ありがとね」ニコッ

    エレン「おう」ニカッ

    クリスタ「(意外と良い人だなぁ…この人と友達になれたらなぁ)」ハァ

    エレン「あっ、そうだ!これ運び終わったら一緒に飯食おうぜ」

    クリスタ「えっ?…いいの?」

    エレン「おう、どーせあいつらはもう飯食っただろうし」

    クリスタ「うん!…へへっ///」ニタニタ
  6. 20 : : 2014/03/08(土) 23:23:00


    ー教室ー


    エレン「あー腹減ったぜ」ギュルル

    エレン「クリスター飯食おうぜ」

    クリスタ「うん、ちょっと待ってお弁当とってくるから!」ウキウキ

    ライナー「…おいエレン」

    エレン「あっ!ライナーてめぇ、お前の仕事俺がやってあげたんだからな!」

    ライナー「そんな事より何故お前がクリスタとあんな仲良さそうにしているんだ?」

    エレン「そりゃーだって一緒に仕事した仲だからな」

    ライナー「仕事…?はっ!先生から言われていたのを忘れていた!」

    エレン「クリスタが一人でやってたんだからな、謝っとけよ」

    クリスタ「エレンお待たせ!」

    クリスタ「あっ…」

    ライナー「クリスタ…すまん!すっかり仕事を忘れてしまっていた!」

    ライナー「あんな力仕事を女子1人にまかせてしまって…この通りだ!」

    クリスタ「ううん、気にしてないよ」ニコッ

    クリスタ「ライナーって優しいんだね」微笑み

    ライナー「…眩しい」ボー

    エレン「ほら、食べようぜ。誰かさんのせいで飯食うの遅くなったんだから」クスクス

    クリスタ「だ、駄目だよエレン…ライナーだって悪気はなかったんだから!ね?ライナー?」

    ライナー「本当にここは天国だったのか…」ブツブツ

    エレン「優しいなクリスタは、でも俺はライナーなんて一言も言ってないぞ?」クスクス

    クリスタ「えっ?…あっ!そうじゃなくて!」

    エレン「じゃなくて?」

    クリスタ「あの…その…あぅぅ」

    エレン「クリスタはおもしろいなぁ」クスクス

    クリスタ「ひどいよ!もう…フフッ」クス

    クリスタ「私ね、いまとっても楽しいよエレン」

    エレン「?どうしたんだよ急に」

    クリスタ「だって誰かとお弁当食べるの入学して初めてだもん」

    クリスタ「私人見知りすごいから…」

    クリスタ「だからエレンが一緒に食べようって言ってくた時、すごい嬉しかったよ」ニコッ

    エレン「なら明日からも一緒に食べるか」

    クリスタ「うん!ありがと♪」ニコッ

    ライナー「(さっきから忘れられてる…)」

    ライナー「(だが!女神の笑顔いただきました!)」鼻血ダラー
  7. 22 : : 2014/03/11(火) 22:27:12



    キーンコーン  カーンコーン

    ー放課後ー

    ベルトルト「いい加減元気だしなよジャン…」

    ジャン「お前にわかるか…名前すら覚えてもらえてない俺の気持ちが!」

    ベルトルト「わかんない」ニコッ

    ジャン「くそぉ!」グスッ

    ライナー「今日ずっとこんな調子か」

    エレン「めんどくさいな」キッパリ

    ベルトルト「そうなんだよ~」キッパリ

    ジャン「お前ら…少しは優しくしてくれ…」

    エレン「帰ろうぜーアニー」

    アニ「そうだね」クス

    ジャン「」orz




    ー帰り道ー

    エレン「どうだった?登校初日は?」

    アニ「知っての通りミカサとミーナと仲良くなれたよ」

    エレン「それはなによりだな」

    アニ「うん//」テレッ

    アニ「あのね…ミーナはとても明るくて元気なの」フフッ

    アニ「ミカサは静かなんだけどとても優しくてね、それで…」ペチャクチャ

    エレン「(楽しそうじゃないか…心配する必要なかったな)」

    エレン「(アニ見てるとこっちまで幸せになりそう)」ホッコリ

    アニ「ねぇ!ちゃんと聞いてる?」

    エレン「聞いてるよ」クス

    アニ「なにがおかしいのさ」ブー

    エレン「(アニ見て和んでたって言ったら蹴られそう)」



    ー家ー


    エレン「ごちそーさま」

    カルラ「エレン、お風呂の前に宿題終わらしちゃいなさい」

    エレン「あいよ」



    エレン「っと、今日の宿題はー」

    アニ「失礼するよ」ガチャ

    エレン「おい、ノックくらいしろよ」ビックリスルダロ

    アニ「なんで?」

    エレン「…なんでもない」ハァ

    エレン「(俺がアニの部屋ノック無しで入ると蹴るくせに…)」

    アニ「なんだい、せっかくお礼いいに来たのに」

    エレン「お礼?」

    アニ「そうだよ」

    アニ「その…私を助けてくれて…ありがと///」モジモジ

    エレン「ハハッ、助けたなんて大袈裟だな」

    アニ「んーん。そんな事ない」

    アニ「私は本当に救われたんだよ」

    アニ「1人だった時はね、毎日がつまらなかった。同じ毎日の繰り返しだった」

    アニ「こっち来ても変わる事なんて何もないって思ってた」

    エレン「アニ…」

    アニ「でも私の予想はエレンのせいで大きく外れちゃった」フフッ

    アニ「あんたが私を閉じ籠ってた殻から引っ張り出してくれた」

    アニ「それは私が二年間どうしても割る事の出来なかった殻だったのに……」

    アニ「あんたが…エレンがいとも簡単に壊してくれて、私を外の世界に連れ出してくれた」

    アニ「今私がこうして笑っていられるのエレンのお陰なんだから!」

    エレン「やめろよ、照れるだろ//」カァァ

    アニ「今日ね、凄く楽しかった」ニコッ

    アニ「そして、あの時じゃ考えられないくらい明日が凄く楽しみなんだ」

    アニ「私にとったらあんたはヒーローなのさ」

    アニ「ありがと、ヒーローさん♪」ニコッ

    エレン「///」カァァ

    アニ「フフッ、赤くなってる」

    エレン「うるせぇ///」マッカ

    ワイワイ


    ードア越しー

    カルラ「お父さん…やっぱりエレンは私たちの息子だよ…」フフッ

    カルラ「さて、洗い物の続きしなくちゃ!」ヨシッ


  8. 23 : : 2014/03/13(木) 05:17:03



    アニ「それとさエレン。クリスタの事のなんだけど…」

    エレン「ん?クリスタがどうかしたか?」

    アニ「まだ少しクラスに馴染めてない感じがするのさ」

    アニ「何だか中学の時の私見てるみたいで気になる」

    エレン「そうか?」

    アニ「あんたはそういうの疎そうだからね」

    エレン「んー…だったら明日皆で昼飯たべるか」

    アニ「皆?」

    エレン「ああ、ミカサ達とも。大丈夫かな?」

    アニ「うん、多分大丈夫だよ」

    エレン「よし!じゃあ明日から皆で飯食おうぜ」

    アニ「そうだね」クス




    ー次の日の昼休みー


    ライナー「エレン兄貴、ぜひ私と昼飯を共にしてください!」ビシッ

    ジャン「おいおいライナーwwエレンなんかに媚び売りやがってwww」

    エレン「うむ、良いだろうライナー」エッヘン

    ジャン「なんだよ急に王様みたいな事言って」

    ライナー「おいジャン!さっきから兄貴の前で見苦しいぞ!」

    エレン「よい、ライナー。きっとこの者は私と昼飯を食いたく無いのじゃ」ウム

    ジャン「さっきからやってるその上から目線ヤメロ」イラッ

    エレン「…せっかく今日からミカサ達と食べるというのに…」ハァ

    ジャン「エレン様」キリッ

    ジャン「今までの数々のご無礼お許しください」頭深々

    ジャン「ぜひこの哀れな馬面と昼食時を共に過ごさせていただき等ございます」

    エレン「ウム、よかろう」ニヤッ

    ジャン「ははっ!ありがたき幸せ」ヒザマズキ

    ベルトルト「(自分で馬面って言っちゃったよ…)」

    ジャン「(ミカサと昼飯…ウヘヘ//)」ニタニタ

    ライナー「(クリスタと一緒に飯=恋人…恋人=結婚…ムフ//)」ニヤニヤ

    ベルトルト「二人とも気持ち悪いなぁ」ドンビキ

    クリスタ「エレーン!ご飯食べよー」ニコニコ

    エレン「おう、こいつ等も一緒に食べていいよな?」

    クリスタ「私は大丈夫だけど…逆に私が一緒で良いのかなぁ…?」

    ライナー「そんな寂しいこと言ってくれるなクリスタ。俺はクリスタと一緒が良いぞ」

    クリスタ「ライナー…うん!ありがと!」

    アニ「エレン皆連れて来たよ」

    エレン「おう、サンキュー」

    ミーナ「クリスター!私たちも一緒に食べていい?」

    ミーナ「馬が居るのは納得し無いけど」ジト

    クリスタ「う、うん…よろしくね」ドキドキ

    ジャン「はぁ?ふざけんなよ!」イラッ

    ミカサ「こら。そんな事言っちゃ、め!」

    ジャン「(ああ、天使…)」

    ミーナ「だってぇ!ミカサが危なくなるんだよ?」

    ミカサ「? 話がよく分からない?」

    ミーナ「もう!ミカサは鈍感なんだから…」

    ミーナ「馬!ミカサに手出したら許さないよ!」

    ジャン「ミカサ、隣いいか?」

    ミカサ「えっと…ジャン?別に構わない」

    ジャン「名前覚えてくれたのか…」

    ミカサ「ええ」ニコッ

    ジャン「(幸せだ…俺もう死んでいーや…)」

    ミーナ「って私が言ってるそばから!」

    アニ「フフッ、ミーナは相変わらずだね」

    ミーナ「もう!アニもなんか言ってやってよ!」

    アニ「私はクリスタと弁当食べとくよ」

    ミーナ「アニ!?まさか浮気!?」

    アニ「なに言ってんのさ」ハァ

    クリスタ「フフッ」

    アニ「あ、やっと笑った」ニコッ

    ミカサ「クリスタは可愛いから笑わないともったいない」

    クリスタ「可愛いなんて…そんな//」カァァ

    ライナー「そ、そうだぞクリスタ!」オドオド

    クリスタ「うん、お世話でも嬉しいよライナー」ニコッ

    ライナー「あ、ああ!(いける。これは結婚いった…)」

    ベルトルト「僕たち完全に空気だね」ヤットシャベレタ

    エレン「言うな。(これ考えたの俺なのに…)」

    ワイワイ

    クリスタ「フフッ」

    エレン「…まぁ、いっか」



    クリスタ「…」

    私は今とても幸せだった

    それと同時に不安だった

    いつかこの幸せが壊れると思うと
  9. 28 : : 2014/03/15(土) 21:21:47
    モブ子「ねぇ、隣のクラスのエレン君かっこ良くない?」

    モブ江「えー誰それ?」

    モブ子「は!?あんた知らないの?全く…ちょっと見に行くよ♪」ウキウキ

    モブ江「それあんたが見たいだけじゃんww」


    ーーー


    エレン「あっ、クリスタの弁当チーハン入ってんじゃん!ずりー」

    クリスタ「クス、よかったらいる?」ドーゾ

    エレン「えっ!いいのか!サンキュー!」ウマイッ


    ワイワイ ガヤガヤ


    モブ子「ちょっと!なんなの!?」

    モブ江「え?もしかしてクリスタの隣の男子?」

    モブ子「そうよ!クリスタ…なんて生意気な奴!」キィー

    モブ江「あんた中学の時からクリスタ嫌いだったねー」

    モブ江「そういえば、ありもしない変な噂流したりしてさぁ」

    モブ子「ほんとあいつ大っ嫌い!皆に良い顔して…そうよ!」

    モブ江「なにが?」

    モブ子「また同じ噂流してやるわ!」

    モブ江「えー、誰もそんなの信じないって。やめなよー」

    モブ子「いやよ、みときなさいよクリスタ!」

    モブ子「あんたが体売ってるって噂流してやる!」
  10. 29 : : 2014/03/15(土) 22:01:03


    昼過ぎから突然雨が降り出していた

    まるでバケツをひっくり返したような雨だ

    不吉な事が起こる前触れみたいに…



    ー放課後、教室ー


    クリスタ「(今日、楽しかったな…)」フフッ


    ヒソヒソ


    クリスタ「(ん?なんだろ?)」キキミミ

    クラスメイトa「クリスタが体売ってるって本当なの?」ヒソヒソ

    クラスメイトb「なんか本当っぽいよ」ヒソヒソ

    クリスタ「ーッッ!」ガタッ

    クリスタ「うそ……そんな…」


    ー幻聴ー


    クリスタだ

    あいつが?

    体売ってるらしいぞ

    まぢかよ、気持ち悪りぃ


    ーー
    ーーー

    クリスタ「…やめて!」ダッ


    クラスメイトa「あっ!」

    クラスメイトb「もしかして今の…聞こえちゃってたかな…」




    エレン「おう、クリスタ。また明日…」

    ダッ

    エレン「お、おい!クリスタ!?」




    ジャン「どうしたエレン?」

    エレン「なんかクリスタが思い詰めた顔で走ってたんだけど…」

    クラスメイトa「あの…」

    クラスメイトb「多分私たちの話が聞こえたんだと思います」

    アニ「話って?」

    クラスメイトa「最近流れてる噂です」

    エレン「噂?」

    クラスメイトa「はい、その…クリスタが体売ってるっていう…」

    ミーナ「ちょと!?なにそれ!?」

    ミカサ「そんな事あるはずない」

    ライナー「ああ!その通りだ!」



    エレン「…」

    ジャン「なにしてんだよ」

    エレン「なにってお前…」

    ジャン「早く行ってやれよ。噂流した奴は俺たちが見つけとく」

    エレン「…だけど」

    ジャン「だけどなんだよ」

    エレン「だってお前…ライナーはクリスタの事…」

    ライナー「…頼むエレン。クリスタを探してくれ」

    エレン「ライナー…」

    ライナー「情けないが俺が行ったところでなにもしてやれん…頼むエレン。」

    ライナー「クリスタを救ってくれ」

    アニ「こっちは任せな」フン

    ミーナ「早く!きっとクリスタ雨で濡れてるよ!」



    エレン「……(俺が行ったところで何かできるのか…)」

    ジャン「お前らしくねぇ、いいか?」

    ジャン「バカは考える前に行動すんだよ」

    エレン「…おう!」ダッ

    ジャン「ったく、世話の焼ける奴…」

    ミカサ「フフッ」

    ミカサ「(ジャン…あなたはとても優しい人)」

    ジャン「さて、こんなバカな噂流した奴を捕まえるか!」
  11. 30 : : 2014/03/15(土) 22:11:55

    しまったベルトルさん忘れてた
  12. 31 : : 2014/03/15(土) 23:26:49


    モブ子「フフッ、予想以上に広まってるわね」

    モブ江「ちょっとヤバくない?」

    モブ子「なにいってんの。まだ生ぬるいわよ」

    モブ江「あんたやり過ぎだって」

    モブ江「いくらクリスタが嫌いだからって限度ってもんが…」


    ライナー「なるほど、そういうことか」ゴゴゴ

    アニ「こいつらね」ゴゴゴ

    モブ子「ちょ、ちょっと!なにこいつら…」

    ジャン「なにって…ただの友達ですが?」

    モブ子「友達ってまさかクリスタの!?嘘よ、あいつに友達なんているはずが…」

    ミーナ「ふざけないで」

    ミカサ「私たちはクリスタの味方」

    モブ子「くっ!」

    モブ江「だからやめようって…」

    モブ子「うるさい!味方?だったらなに、私を殴ったりでもするつもり?」

    ベルトルト「そんな事しないよ」

    ジャン「ああ、ただクリスタに謝って欲しいだけだ」

    アニ「そんだけじゃ私は納得してないけどね」ゴゴゴ

    ライナー「俺もだ」ゴゴゴ

    アニ「あんた達は知らないだろ、どれだけいじめられるのが辛いか」ゴゴゴ


    モブ子「う、うるさいうるさい!誰が謝るものですか!」

    ジャン「だったら先生に報告だな、俺はこんな事したくないが…」

    ミカサ「おそらく停学。最悪退学だろう」

    モブ子「ふ、ふん!どこにそんな証拠が…」

    ベルトルト「はい、ボイスレコーダー」ニコッ

    モブ子「な…ひ、卑怯よ!」

    ミーナ「卑怯者はどっちよ!」

    ジャン「さぁ、どうする?」

    モブ子「わ、わかったわよ…」

    アニ「フン」

    ライナー「これに懲りてもうしない事だな」



    ジャン「あとは…(エレン、お前次第だ)」
  13. 32 : : 2014/03/16(日) 18:30:00
    そういえば、1話の家族を見捨てるような奴が天才っていうなら俺は一生バカでいいってナ○トのセリフだよね?
    もし間違ってたり不快な思いにさせてたらすいません。
  14. 35 : : 2014/03/16(日) 19:48:42



    私は学校近くの公園にあるドーム型のアスレチックスの中に居た


    あの教室には居られなかった


    皆の視線が私を貫くようで


    まただ。


    中学の時も同じ噂が流れて私は一人で抱え込んだ


    両親に迷惑かけたくなかったから


    だから高校生になったら生まれ変わろうって思ってた


    人見知りな私はやっぱり馴染めなかったけど


    彼が声をかけてくれた


    少しずつ、うまくいってると思ってた


    思ってた矢先がこれだ。


    また私の周りから友達が消えていく…


    嫌だ、そんなの嫌だ


    …雨に濡れて体が寒い


    もう私の心は限界だ


    押しつぶされそうで、


    苦しくて、苦しくて、


    どうしようも無くて、


    声に出しても誰も助けてはくれないのに


    それでも口にしないと本当に押しつぶされそうで、


    私は、ただただ


    蚊のなく声でヒーローを求める


    いるはずもないヒーローを。


    「誰が……助けてよ…」


    こんな声は誰にも聞こえる筈がない


    私のこの想いは暗くて冷たい闇の中に消えていくだけだった。
  15. 40 : : 2014/03/17(月) 21:59:23




    私のこの想いは暗くて冷たい闇の中に消えていくだけだった。



    いく、はずだったーー



    突然強い風が私たちの間を走り抜ける





    「当たり前だ」


    そこには彼が立っていた


    一人だった私に声を掛けてくれた彼は


    この雨の中ずぶ濡れになりながら一生懸命に私を探してくれたのだ


    その証拠に肩で息をしていた




    なんで…この人はこういう時ばかり私の前に現れるのだろう


    まるでピンチの時に駆け付けてくれるヒーローみたいに



    彼は息を整えて口を開いた



    「友達なんだから」


    私は目を見開いた


    今聞こえた言葉が信じられなかった


    この人はまだ


    私の事を友達と言ってくれるのだ


    さぞ当然のように


    私の事を信じてくれているのだ


    この人は知らない


    私がこの一言でもうすでに救われている事を


    私は泣き崩れた


    彼は照れているのか、そっぽを向きながら泣きじゃくる私に優しく肩を貸してくれた


    私は彼の肩に重い頭を乗っけて彼のシャツを握り締め、さらに大声で泣いた


    涙と一緒にさっきまで悩んでいたことがすっと抜けていくような気がした


    そこには冷たく重い感情は無く、ただただ暖かく優しい温もりがあるだけだった



    エレン「…アニもさ、つい最近までお前みたいだった」


    エレン「けどあいつは自分としっかり向き合ったんだ」


    エレン「あいつは俺のおかげなんて言うけど、そんな事ない。あいつは自分の力で乗り越えたんだ」


    エレン「だから俺はお前も弱い自分と戦わないといけないと思う」


    エレン「俺も…俺たちも協力するから」ニコッ



    今思うとあの時の私は相当ひどい泣き顔だっただろう


    そのときの顔を想像するとなんだか笑えてくる


    それでも今こうして笑えているのは彼のおかげなのだ
  16. 41 : : 2014/03/17(月) 22:02:40


    ー次の日ー


    クリスタ「(きっと皆の視線が痛いだろうな…)」

    クリスタ「(でも、弱い自分と闘わないと!)」


    ガラガラ


    クリスタ「…」

    クラスメイトa「おはようクリスタ」ニコッ


    クリスタ「えっ…」


    クラスメイトb「昨日はごめんなさい。あんな嘘の噂信じてしまって」

    クラスメイトa「ごめんね!」

    クリスタ「えっ…うん、大丈夫だよ」ニコッ


    ガラガラ


    モブ子「クリスタ…」

    クリスタ「あ…」

    モブ子「その…いままでごめん」

    モブ子「それだけだから」クルッ


    ガラガラ  バタン


    クリスタ「…」ポカーン


    ミーナ「あ、クリスタだー!おはよ!」

    アニ「おはよ」

    ライナー「おはようクリスタ!良い天気だな!」

    ミカサ「おはよう」

    ジャン「よう」

    ベルトルト「おはようクリスタ」ニコッ


    クリスタ「皆…」

    エレン「…おはよう」

    クリスタ「うん!皆、おはよう!」ニコッ



    オハヨークリスタ

    オハヨー  

    オハヨー



    エレン「…良かったな馴染めたみたいで」

    クリスタ「うん!」

    クリスタ「でも、もうちょっとだけ…」

    クリスタ「馴染めなくてもよかったかな///」テレッ

    エレン「はぁ?なんだよそれ、」

    クリスタ「フフッ、なにかな?」クス

    エレン「? 変な奴だな」

    クリスタ「もう!全く…この、鈍感」ぼそ

    エレン「なんか言ったか?」

    クリスタ「んーん、なんでもないよ♪」ニコッ




    鈍感には私の言葉の意味は分からなかったらしい


    これは想いを伝えるには大変そうだ




    昨日の今日とは思えないほど外は晴天で


    心地良い風が


    まだ少し、残っている雨の匂いと


    もう咲き散るのではないかと思える桜の花ビラを


    教室に運んでくる


    まるでーー


    今日から本当に始まった


    わたしの高校生活を祝うように

  17. 42 : : 2014/03/17(月) 22:03:23

    すいません自己満で終わらせました

    小説みたいになってしまい、読みにくかった方ごめんなさい

    次回作もどうかお楽しみ下さい
  18. 43 : : 2014/03/17(月) 23:48:28
    面白かったですよ
    次作に期待!!(ページ作ったらこのページに張って欲しいです)
  19. 44 : : 2014/03/18(火) 14:02:42
    続編期待です
  20. 45 : : 2014/03/18(火) 19:56:54
    めちゃくちゃ面白かったです!
    続編に期待‼︎
  21. 46 : : 2014/03/19(水) 13:57:54
    続編期待
  22. 47 : : 2014/03/20(木) 01:24:49
    続編書かいてください
    おばあちゃんが、おばあちゃんが死にそうなんですお願いします
  23. 51 : : 2016/01/06(水) 19:56:23
    おばあちゃん関係ないだろwww

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