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やよい「にほんすーぱーばいくせんしゅけん?」

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  1. 1 : : 2014/02/22(土) 14:02:37
    P「そう、伊織のとこの『MHI=水瀬重工』の主催で開かれる日本の4大バイクメーカーが各ジャンルごとに競い合うんだ」

    やよい「へーそうなんですかー!よくわかんないけど伊織ちゃんちすごいです!!」

    P「…」

    P「まぁ、その日本スーパーバイク選手権のレースクイーンの仕事がウチに来たわけだ」

    やよい「へーすごーい!伊織ちゃんのおかげですー!」

    P「そこで、今回のオファーは各メーカーに1人づつ計4人」

    P「もう決めている」

    P「まぁ、それは明日みんながいるとき発表するよ」
  2. 2 : : 2014/02/22(土) 22:13:01
    ー翌日、765プロダクションー

    P「えーと、みんな。伊織のとこのMHIからイベントオファーが新規で来ている。かくかくしかじかで各メーカーに1人ずつ」

    P「今回のオファーには4名!既に決めてある」

    P「ホンダには春香!!」

    春香「あっ!やった!!お仕事!!」

    P「スズキ!亜美!真美!お前らは入れ替わりでな」

    真美「えぇ〜!!また入れ替わんのぉ〜!?」

    亜美「もう別によくな〜い!?」

    P「スケジュールの都合だ、亜美が午前で真美が午後。それぞれ別のオファーがあるからしょうがない」

    P「続いてヤマハ!チハヤ・キサラギぃい!!」

    千早「」

    P「そんな眼で俺を見るな」

    P「千早はヤマハ好きだろ」

    千早「まぁ」

    P「ラスツ!!『漢』カワサキ!!!ことーりさんんん!!!!」

    小鳥「えぇぇええええ!!!????わたし!!???」
  3. 3 : : 2014/02/22(土) 22:28:48
    P「というわけで指名の5人を残して残りは解散!!散れっ!!」

    春香「プロデューサー、私たちはその日本スーパーバイク選手権でなにするんですか?」

    P「そうだなまず改めて日本スーパーバイク選手権について詳しく話しておこう」

    ※日本スーパーバイク選手権(仮)とは
    日本で行われる超過酷レース「鈴鹿サーキット8時間耐久レース、通称=八耐」より注目度を集めるためにMHIが企画し、今年より2年に1回開催されるメーカーのプロモーションを兼ねたレース。

    日本4大バイクメーカーである、ホンダ・スズキ・ヤマハ・カワサキがそれぞれのジャンルごとに新製品で競技する。
    スーパースポーツ・ツアラー・オフロード・モタード・クルーザー・スクーターの部門ごとにスペック開示とメーカースタッフによるプロモーションが行われ、その後該当車両でレースに参加する。

    P「まぁ担当メーカーのレースクイーンというかコンパニオンというかスタッフというか、まさに『専属』という言葉がぴったりな感じ」
  4. 4 : : 2014/02/22(土) 22:43:51
    春香「へぇ〜っていうかまだ(仮)なんですね…」

    P「世界スーパーバイク選手権との間で名称については揉めてるようだ」
  5. 5 : : 2014/02/24(月) 21:31:53
    真美「ねぇねぇ兄ちゃん」

    P「なんだ?」

    亜美「亜美たち、バイクって全然知らないけどいいの?」

    P「大丈夫だ。バイクに詳しいアイドルだったらTV出演全部”バイク芸人”みたいになるぞ」

    春香「へっへ〜私ぃ、バイク先月買っちゃいました!!」

    P「えっ!?マジ!!?」

    P(何買ったんだろ何買ったんだろ何買ったんだろ何買っ)

    P「春香、写真とかないのか」

    春香「ありますよぉ!」

    亜美「はるるんすご〜い!!」

    真美「さすが、はるるんさんともなるとカックイイですなぁ〜」

    春香「あはははは照れちゃうなぁ〜も〜」

    春香「この子です!ジャン!!」
  6. 6 : : 2014/02/24(月) 21:33:08
    アイマスですか!期待です(`・ω・´)キリッ
  7. 7 : : 2014/02/24(月) 21:33:50
    <<6 感謝!!
  8. 8 : : 2014/02/24(月) 21:35:52
    亜美「…これって原付ってやつだよね?」

    真美「兄ちゃんこれってバイクなの?」

    P「原付もバイクだよ」

    P「ジョルノか。可愛いな」

    P(ホンダでよかった)

    P「…いや!!これジョルノじゃねぇ!!」

    春香「えっ!?ジョルノですよぉ!!くれたいとこのお兄さんがジョルノって言ってましたもん!!」
  9. 9 : : 2014/02/24(月) 21:39:27
    P「フットバーが見える」

    春香「この足のとこのペダルですか?」

    P「これはな春香。ジョルノとカブの異種交配、ジョルカブってやつだ」

    春香「えぇぇええええ!!!!ジョルノじゃなかったんですかぁああ!!??」

    P「むしろジョルノより良いと思うけどな」

    春香「友達にこれはジョルノ!!ぜったいジョルノ!!って言って回ってたのにぃ」

    千早「春香…」
  10. 10 : : 2014/02/24(月) 22:13:55
    小鳥「実はぁ私もバイク乗ってるんですよ!」

    P「!!!????」

    P「マジスか!!??」

    小鳥「私のバイクこれですっ♡」

    P(うっ…!!!!)

    P「こっ、これは」
  11. 11 : : 2014/02/24(月) 22:24:36
    P「ぜ…ぜらぺけだえぐ!!」

    ※ぜらぺけだえぐ…
    KAWASAKI製 ZRX1200DAEG
    ZRXシリーズの高出力モデルでDOHC 16バルブエンジンを搭載し、
    110psを実現。
    ZZR1200の6速トランスミッションを使用し、テール回りはZX-6Rと同様のものを使用している。
    DAEG…ダエグとは北ヨーロッパで使われていたルーン文字による「DAY」と同様の意味で「一日」根源にあり、意味合いとしては「着実な一歩」など。
  12. 12 : : 2014/03/03(月) 10:24:02
    P「さすが小鳥さん、そこらのアイドルとはやっぱ違いますねぇ〜」

    P(フロントサスSHOWA製にリアショックはオーリンズ…)

    P(ダークメッキのモリワキ製バックステップ…)

    P(セパハンはDUCATIスーパーバイクからの移植か)


    P「こえぇ」

    小鳥「ん?なにか言いました?」

    P「フルマッドブラックのダーク仕様なんで素敵だなぁって。素敵です!小鳥さん!!結婚してくれぇぇえええええ!!!!!」

    小鳥「ごめんなさい」

    P「失せろぉお!二度と俺の目の前に現れるんじゃねぇ!!!テメェなんて大っ嫌いだぁぁああああ!!!!!」

    P「さて気を取り直して」



  13. 13 : : 2014/03/03(月) 10:28:14
    千早「私も2ヶ月前にバイク買ったんです」

    P「えっマジ?聞いてないよ」

    千早「言ってないです」

    P「…」

    千早「…」

    P(うんこ踏んじゃえ)

    P「で何買ったんだ?」

    千早「WR250XをIYH」

    P(モタードか俺と同類か…そして2chしてやがんな)

    P「千早のイメージカラーは青だからちょうどいいな」

    P(ヤマハでよかった)

  14. 14 : : 2014/03/03(月) 10:31:09
    春香「ねぇねぇ千早ちゃん!写真ないの!?」

    千早「写真はないけど事務所に乗って来てるわ」

    P(出社時間が違うと2ヶ月間通勤手段すらわかんないんだなぁ)

    P「まいったねこりゃ」

    真美「ねぇねぇ見に行こうよ!」

    亜美「真美にさんせ→!!」

    伊織「Hare we go!!」
  15. 15 : : 2014/03/03(月) 22:32:06
    千早「これ」

    千早の指差した先にはまるでコンペンション車があった。

    DIDカラーリムにZETAのハンドルとナックルガード。

    フロント・リアショックはオーリンズ製でエキゾーストはアクラポヴィッチのフルエキ。

    タイヤはピレリ ディアブロ スーパーコルサSP V2Rか。

    P「…」

    P「これやば」

    春香「すっご〜い!!カッコいいですね!プロデューサーさん!!」

    P「あぁ、よく見たらリアスプロ丁数変えてあるし。ドライブ側も当然いじってんだろうなぁ」

  16. 16 : : 2014/03/19(水) 20:37:38
    P「ま、2ヶ月後に開催されるから各メーカー別の資料である程度勉強しといてね」

    伊織「ねぇ」

    P「はいなんでしょう?」

    伊織「企画が変更になって海外メーカーも参戦するって」

    P「はっ?」

    伊織「今、パパから連絡あったのよ。世界スーパーバイク選手権連盟から要請があったんですって」

    P「意味ないじゃっんっ!!」

    P「”日本”スーパーバイク選手権の意味ないっじゃんっ!!」

    伊織「海外からは米ハーレー&ダヴィッドソン”ビューエル”、伊ドゥカティ・コルセ、英トライアンフが参戦予定よ」

    P「ビューエルは生産中止じゃ?」

    伊織「よくわかんないわよ、このオタク!」

    小鳥「ヤマハMT-09の人気ぶりを見て再起したそうですよ」

    P「さすが小鳥さんっ。さっきは取り乱しました。やっぱ好きです」

    小鳥「ごめんなさい」

    P「消えろ!二度と現れんなっつったろぉぉおお!!???オガクズの臭いすんだよバァァァァアカ!!」

  17. 17 : : 2014/03/19(水) 20:58:46
    ーーーーーーーーーー2週間後ーーーーーーーーーー


    DJ<<ラジオネーム”みすずちん”さんからのお手紙です>>

    P「みんな、日本スーパーバイク選手権(以下、NSB)の資料は目通したかー?」

    千早「一応目を通しましたけど、こんな時間があるならレッスンしたいです」

    DJ<<”私のお母さんは毎日飲酒運転のバイクで納屋につっこn…”>>

    P「おい!そーゆーことゆーんじゃない!!」

    P「だいたい千早はバイク好きなんだろ?」

    DJ<<”今年を人生で一番幸せな夏にしたいです”>>

    千早「あれはただの通勤手段です。私に音楽以外に好きなものなどありません」

    DJ<<速報だ!頼りになるやつらが帰って来たぜ!!>>

    P「あんだけフルカスタムしといてか?」

    千早「乗りやすくしようとネットで調べたオススメ部品をつけただけです」

    DJ<<天使とダンスでもしてやがれ>>

    P「マジか…先が思いやられる」

    DJ<<えーここでDJゼットのニュース速報ぅ!!>>

    DJ<<1ヶ月半後に開催を控えている日本スーパーバイク選手権!未定だった海外メーカーのキャンペーンガールが決まったぞ!!>>

    DJ<<ハーレー&ダビットソンは我那覇響!!>>

    P「えっ?響っていった?」

    DJ<<えぇいいましたよ>>

    P「おぉラジオが返事くれた。ありがと」

    DJ<<続いてドゥカティは星井美希ぃ!!>>

    P「えっマジ?961?」

    DJ<<ここまできたら確定。四条貴音がトライアンフに決まったぁ!>>

    DJ<<おっと銃撃音だ、ではまたPEACE!!>>
  18. 18 : : 2014/04/03(木) 20:12:55
    P「961と合間見えるのは…UI賞争奪戦依頼だな」

    伊織「で、どうするの?」

    P「うぉっ!いつからそこに」

    伊織「アンタが1人でブツブツ言ってる時からよ」

    P「全く気づかなかった」

    伊織「ウチの社長に黒井社長から電話あったらしいわよ”今年こそモータースポーツのオファーにありつけたと思ったところ残念だが、無様な姿を見せて終わるのは目に見えている。辞退をオススメするよ”って」

    P「伊織…むかつかね?」

    伊織「ムカつくわよー!!なんで961プロごときにこのスーパーアイドル伊織ちゃんがいる765プロが無様なのよー!!」

    P「伊織…」

    伊織「プロデューサー…」

    P・伊織『やるか!!』
  19. 19 : : 2014/04/03(木) 20:13:23
    ーーーー2日後、深夜2時30分、961プロ本社付近ーーー

    P「点呼、伊織!」

    伊織「はい♪」

    P「雪歩!」

    雪歩「は、はぃぃ」

    P「スネーク!」

    スネーク「あぁ…」

    P「よし、以上4名で961プロ隠密制圧作戦を開始する」

    P「作戦内容の再確認だ、近くに集まってくれ」

    P「961プロ本社ビルは付近では高めの高層ビルで25階床ある」

    P「となりのビルから移ることは難しい」

    P「そこで、雪歩とスネークは地下からビル内部に潜入、地下にある警備室を制圧して警報システムを無力化してくれ」
  20. 20 : : 2014/04/03(木) 20:13:57
    伊織「で、私とアンタが上から行くんでしょ?結局どうするか決めたの?」

    P「本社ビル内部には中央にタワー式立体駐車装置が組み込まれている」

    伊織「なるほど、それで最上階まで行くってわけね?」

    P「ただ問題があって、この立体駐車装置はパレットレス方式だから床がないんだ」

    伊織「アンタそんなんでどうやって上がれってゆうのよ!!」

    P「だが、一応対応策は考えてきた、案ずるな」

    P「以上だ、質問は?」

    スネーク「目標施設内部の敵戦力、警備室までのルートまでに警備システムの有無は?」

    P「ビル内部には38人の人間がいることがわかっている。警備システムは主にドアがカードセキュリティーであることぐらいだ」

    スネーク「オーケーだ」

    P「それでは時計合わせ!0235!!5.4.3.2.1.今!」

    P「社長室の確保まで25分、60分経過までにビルを脱出する」

    P「これより作戦を開始する!GO!」
  21. 21 : : 2014/04/03(木) 20:14:42
    ーーー雪歩&スネーク班ーーー

    スネーク(こんな華奢な身体で大丈夫なのか?)

    スネーク(しかし、俺の後ろを来てはいるが、たまに確認しないといけないほど気配がない。見事だ)

    スネーク「雪歩!下水道からは完全に隔離されているが、どうやって地下に入るんだ?」

    雪歩「あ、あのその、えっと、穴掘って…」

    スネーク「穴掘って⁈正気か⁈」

    雪歩「穴掘りは得意なんで…」

    スネーク「はぁ、やるか…」
  22. 22 : : 2014/04/03(木) 20:15:42
    ーーープロデューサー&伊織班ーーー

    伊織「ギザギザしてるわね」

    P「櫛歯方式って言うんだ、通常のタイプのタワー式立体駐車装置に比べて2倍くらいの値段するんだ」

    伊織「で?どうすんのよ」

    P「この機種には保守点検時の昇降床があるはずだが」

    伊織「ねぇこの天井、右だけおかしくない?」

    P「あれ?右だけトレイがついてる…これだ!」

    P「制御盤の単動盤を出してと…とれた!昇降床とれたぞ!」

    伊織「あんた…よくこんなの動かせるわね」

    P「前職だったんでな」

    伊織「あんた前、SEALsにいたって言ってなかったっけ?」

    P「あぁ、フリーター兼予備自衛官からのSEALsからの立駐工からのマックからの765プロの順だな」

    伊織「ウチにいるのもあと少しってとこね」

    P「失礼だな」
  23. 23 : : 2014/04/03(木) 20:16:01
    ーーー雪歩&スネーク班ーーー

    スネーク(早い!早すぎる!!)

    雪歩「穴掘っていきますぅううう!!!」

    スネーク(こいつ…どこでこんな掘削術を…⁈)

    スネーク(FOXにもここまでできる奴は…いない!!)
  24. 24 : : 2014/04/03(木) 20:16:33
    ーーープロデューサー&伊織班ーーー

    伊織「ここが最上階ね」

    P「あぁ、そこのハシゴから消化設備室へ入れるはずだ」

    伊織「アンタ先に行きなさいよ」

    P「なんで?」

    伊織「アンタねぇ、か弱い女の子を先に登らせる気?」

    P「…へいへい」

    伊織「さっさといきなさい、このグズ」

    P「…はぁ」

    P「鍵は掛かってないな」

    P「伊織いいぞ」

    伊織「カビ臭い…」

    P「さっさとこんなとこ出よう」

    伊織「これはどこに出るの?」

    P「ボンベ横の通路をまっすぐ行くとエレベーターの機械室に繋がってるらしい」

    伊織「そこからビル内に出られるってわけね!アンタにしてはやるじゃない!ニヒヒ♪」

    P「よし行くぞ!ムーブ!!」

    伊織「クリア!!」

    P「クリア!!」

    P「機械室まではオーケーだ」

    P「ここに2機分の制御盤があるのか…」

    P「ブレーカーを落とすと発報するから、非常用電源装置と短絡させてから、ブレーカーを遮断と」

    伊織「アンタ、意外にイロイロできるわね」

    P「伊織んち雇わね?」

    伊織「いらないわ…」
  25. 25 : : 2014/04/03(木) 20:17:03
    P「…さぁ、ビル内に行こうか」

    ≪ゴシックダウンからスイーパーへ、聞こえるか?≫

    P「ゴシックダウン、聞こえている」

    スネーク≪ゴシックダウンは警備室を制圧した、各所のシステムロックは解除した≫

    P「スイーパー了解。ゴシックダウンは警備室のカメラでこちらをサポートしてくれ。現在位置は最上階中央東側廊下付近だ」

    スネーク≪ゴシックダウン了解、目の前の廊下はクリアだ≫

    P「了解」

    P「行くぞ伊織」

    伊織「了解っニヒヒ♪」

    P「クリア」

    伊織「クリア」

    P「よし、このまま突き当たりが社長室だ」

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