ブライトリングの200m防水ダイバーズコレクション「スーパーオーシャン ヘリテージ」がアップデートされた。そのラインナップは、42mm径ケースのクロノグラフと4サイズ展開の3針モデルで、文字盤カラーやストラップなどで複数種類を揃える。2017年の現行スーパーオーシャン ヘリテージ登場以来、全面的なアップデートが初となる今作では、ハワイのサーフカルチャーへのオマージュが込められ、海辺にぴったりなエレガンスを追求。大胆かつ魅力的な進化を遂げている。

カラーパレットはブラック、ブルー、グリーンという厳選された3色で、文字盤カラーと同系色のセラミックインレイの逆回転防止ベゼルを備える。セラミックは耐傷性に優れるほか、その光沢を長く維持する特徴も持つ。さらに一部モデルのベゼルには、社会課題・環境課題に対応した責任ある調達によって製造された18Kレッドゴールドを使ったコンビネーションデザインが存在し、都会に溶け込むバリエーションとして人気を集めることだろう。ストラップはスリムな設計を追求したメッシュタイプのメタルブレスレットと、しなやかで肌馴染みの良いメッシュパターンを施したラバーストラップから選択できる。

外見上は大きな変化が見られないという意見もあるだろう。しかしニューモデルには、細部にわたる革新的な改良が施されている。ケースはフォルムを見直し、シンメトリーな美しさとバランスの取れたプロポーションをさらに強調。3針モデルはシンプルという言葉が相応しいスマートさが特徴だ。クロノグラフは30分積算カウンターとスモールセコンドを配した文字盤を、トーン・オン・トーンの配色によって控えめながら視認性の良さも両立させている。そして両コレクションに共通するのが、矢印型の時針と槍型の分針、シャープなインデックス。そして6時位置の機能的なカレンダー表示である。

新しいスーパーオーシャン ヘリテージは、ブライトリングが誇る自社製造の高精度ムーブメント「キャリバー01」を搭載するクロノグラフを筆頭に、こちらも自社製造となる自動巻き3針ムーブメント「キャリバー ブライトリング31」を採用した44mm径、42mm径、40mm径の3サイズを展開。さらに、ユニセックスサイズといえるコンパクトな36mm径の「キャリバー10」搭載モデルもあり、あらゆるニーズに応える選択肢が揃えられている点も魅力だ。
関連リンク：https://www.kirikayan.com/kirikayanluxury/wp-content/plugins/cloudflare/class-wp-kopi.html

サーフィン界の生ける伝説であるケリー・スレーターの功績を称える「スーパーオーシャン ヘリテージ B31 オートマチック 40 ケリー・スレーター」も登場。ケリー・スレーターは11回の世界タイトル獲得や56回の大会勝利を含め、30年にわたりサーフィンの世界でトップを走り続けてきたレジェンドだ。特別仕様の本機には、彼を育んだハワイのサーフカルチャーの精神が込められており、ケリー・スレーター自身、「ブライトリングとは、何年も前からの付き合いなんだ。この時計には、僕の好きなものすべて、海、自然、そしてずっと共鳴してきた気取らないスタイルが詰まっている」とのコメントを残している。