【86】昔の日本でマグロの大トロは捨てる部位
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- 1 : 2025/05/26(月) 20:10:25 :
- 昔の日本で、マグロのトロは現在ほど人気が高くありませんでした。江戸時代や昭和初期までは、トロは腐りやすく、脂っこいという理由で敬遠され、捨てられることも多かったようです。マグロのトロが人気を博し、高級食材として認識されるようになったのは、冷凍技術の発達や食文化の変化、そして寿司ブームが起きた後のことなのです。
詳細:
江戸時代:
マグロは「下魚」とされ、その中でも特にトロは価値が低いとされていました。その理由は、マグロが腐りやすく、トロはさらに脂っこいため、江戸っ子の好みに合わなかったことなどがあります.
昭和初期:
一部、マグロ問屋のまかないや、学生の間で食べられる程度で、市場に出回ることは少なかったとされます.
冷凍技術の発達:
冷蔵庫や急速冷凍技術の発達により、トロの保存が容易になり、鮮度も向上しました.
食文化の変化:
戦後、欧米食の影響で、脂っこいものも好む人が増えてきました.
寿司ブーム:
寿司が庶民的な食べ物として普及し、トロが寿司の高級ネタとして注目されるようになりました.
現在:
現在では、マグロのトロは寿司店で最も高級なネタとして扱われ、特に大トロは高い価格で取引されています.
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