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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

事故で歩けなくなったモブリットの話

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  1. 1 : : 2016/01/28(木) 21:15:41
    おはこんにちばんわ。アリンコです。
    事故で歩けなくなってしまったモブリットさんを妄想していたら止まらなくなってしまいました。モブリットさんの事は大好きです。ごめんなさいモブリットさん!。・゜・(ノД`)・゜・。


    ーアテンションー
    ・モブリットさんが歩けなくなっています。
    ・時系列はぐちゃぐちゃです。
    ・誰得俺得です。
    ・ハンジさんがモブリットさんに恋してます。
    ・モブリットさんはハンジさんに恋してません。
    ・シリアスな予定です。
    ・どんなモブリットさんでもバッチコイな人向け
    ・不定期更新です。



    以上の事がダメな方は回れ右です!!!
  2. 6 : : 2016/01/28(木) 21:22:53
    ssを見やすくする為にコメントを制限させてもらいます!申し訳ないです!m(__)m

    http://www.ssnote.net/groups/1453/archives/87
    こちらの感想スレにてコメント、意見、指摘などを受け付けております!
  3. 7 : : 2016/01/28(木) 21:25:44
    いつからだろう。


    俺の足が動かなくなったのは。



    いつからだろう。


    俺が動けなくなったのは。



    いつからだろう。
























    俺が笑わなくなったのは。
  4. 8 : : 2016/01/28(木) 21:40:19
    NOside



    第**回壁外調査でも沢山の死傷者を出した。
    モブリット・バーナーのその1人だった。
    彼は一命は取り留めたが怪我の影響で両足が動かせ無くなっていた。


    それからはモブリットは笑わなくなってしまった。
  5. 9 : : 2016/01/30(土) 12:44:49
    ハンジside



    モブリットが歩けなくなった。その報告を受けた私は会議をすっぽかして病院に直行した。



    今回の壁外調査では私とモブリットは違う班だったからその時の状況は詳しくは知らない。ただ、人から聞いた話によるとモブリットは奇行種の討伐に失敗してしまったらしい。


    ある人は自業自得、と言った
    けれど反対にモブリットはみんなよりも率先して奇行種の討伐にたった1人で挑んだと言う人もいた。

    何方が正しいのかはわからない。だけど私的には後者がいいな。
  6. 10 : : 2016/02/06(土) 22:04:15
    モブリットside



    目を覚ましたらベッドにいた。可笑しいな、俺は壁外調査に行ったはずなんだけどな。
    ていうか下半身から感覚が無いんだけど……何だろ……



    モブリット「んなっ?!」



    可笑しい…何で足に包帯が…しかもグルグル巻きだし…てか動かない…え、え、待って何で?何で足が動かないの?何で俺は怪我してるんだ?何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で



    コンコン



    モブリット「…はい、どーぞ…」



    ガチャ…



    看護師「モブリットさん?!よかった…目が覚めたみたいですね!今すぐに主治医を呼んできます!」






    は?主治医?…俺って足を怪我してるだけじゃないの?……ふざけんなよ………早く治して仕事しなきゃいけないのに…



    コンコン



    モブリット「はい…どーぞ」



    ガチャ…



    主治医「モブリットさんですね、僕は主治医カーイと申します。目が覚めてよかったです」



    いや全然よくねーよ何だよ、足動かせねーよ



    モブリット「まあ、…はい…あと、足…動かせないんですけど…重症なんですか?」



    主治医「…貴方の足は怪我の影響で動かす事が出来ません…」



    嘘だ…



    モブリット「は……あ、あの、リハビリすれば…動かせますよね?…」



    主治医「はい、努力次第では動かせる可能性はありますが、確率は低いです。1週間後からリハビリを開始します。なのでこちらの車椅子で移動して下さいね」



    俺はその車椅子を見た。見た目は普通の車椅子だった。俺には縁がないと思っていたが、まさか此奴のお世話になるとは…正直まだ混乱している



    主治医「前向きに考えていきましょう!笑顔でリハビリしましょうね!」



    笑顔…



    モブリット「はい…」



    笑顔って何だっけ…笑顔を忘れた俺が浮かべた笑顔はきっと…いやかなり不自然な作り笑いだったに違いない

  7. 11 : : 2016/03/07(月) 20:24:27
    モブリットside



    コンコン



    誰だ……



    モブリット「…どうぞ…」



    バンッ‼︎



    ハンジ「モブリット!!大丈夫?!身体は痛くない?!食事はとれてる?!!リハビリはいつから?!!」



    oh…分隊長…



    モブリット「取り敢えず落ち着いてください。身体は痛いですし食事は摂れていますリハビリは一週間後からです。」



    ハンジ「そっか…」



    なんでアンタが悲しそうにするんだ……泣きたいのは俺の方だ…



    ハンジ「モブリット…何事も笑顔だよ!スマイルスマイル!!!」ニコッ



    スマイル……笑顔…わからない…わからないです分隊長……笑顔ってなんですか?



    モブリット「分隊長……笑顔って何ですか?……」



    誰か教えてよ…笑顔を…



    ハンジ「…」



    何で…何で悲しそうにするんだ…



    ハンジ「ごめん…もうすぐ会議だから行くね…また明日来るから!」



    会議があるのに来たのか…



    モブリット「はい、気をつけて帰ってください
    ね…」



    分隊長の嘘はすぐにわかる。けど俺は敢えて言わない。



    ハンジ「うん!」



    分隊長の嘘はすぐにわかるけど。



    バタン



    分隊長が泣きそうな顔をしていた理由はわからない。



    モブリット「…」



    何故かジバザクラが思い浮かんだ。


    何でだろ……。





    ージバザクラの花言葉は ーーーーーー






    ーーー臆病な心 ーーー
  8. 12 : : 2016/03/10(木) 19:43:05
    ハンジside

    モブリットのいる病室に着いた。何時もなら勢いよく入れるけど今は凄く緊張してる。 何時までもここでウロウロしてるわけにもいかないし…よし!!!勇気を出して入れ私!!!!!!行くぞぉぉぉぉぉぉ!!!!



    コンコン



    「…どうぞ」



    バンッ‼︎


    あ、やべ何時もの癖で勢いよく開けちゃったテヘペロりん☆



    ハンジ「モブリット!!大丈夫?!身体は痛くない?!食事はとれてる?!!リハビリはいつから?!!」



    モブリット「取り敢えず落ち着いてください。身体は痛いですし食事は摂れていますリハビリは一週間後からです。」



    嘘だ。モブリットは嘘をついてる。この質問は病室に来る前に主治医に聞いた。食事は殆ど摂れてないって主治医は言ってたな、今ここで説教しても意味はない…なら暫くは様子を見ておこう。



    ハンジ「そっか…」



    ハンジ「モブリット…何事も笑顔だよ!スマイルスマイル!!!」ニコッ



    スマイルって言ったけど私も上手く笑えていないかもしれない…泣きそうだ…取り敢えず早く出ないと…



    モブリット「分隊長……笑顔って何ですか?……」



    …モブリット?何でそんな事言うの? ハンジさん泣いちゃうよ?…



    ハンジ「…」



    ハンジ「ごめん…もうすぐ会議だから行くね…また明日来るから!」



    嘘…会議なんてない……



    モブリット「はい、気をつけて帰ってください
    ね…」



    本気で心配そうな顔しないでよ……



    ハンジ「うん!」



    早く…早く出なきゃ…



    早く出ないと…



    泣いちゃうから…



    バタン



    ハンジ「…」



    ハンジ「…ぅ……ぁぁ…モブリット…何で…どして……忘れたのかなぁ……」ポロポロ



    私は背中を丸め、声を押し殺して泣いた。
  9. 13 : : 2016/03/11(金) 21:35:05
    ハンジside


    あれから暫く泣いた後、私はすぐにエルヴィンの所に戻った。


    バァァァン‼︎


    エルヴィン「ハンジ、ドアを蹴り開けるな」



    ハンジ「いやーいつもの癖で…」



    エルヴィン「それで?モブリットはどうだった?」


    ……モブリットの事を話すのは少し抵抗がある。だって…モブリットは大切な事を忘れたから。でも話さなきゃ何も始まらないよね。



    ハンジ「実はね…ーーーーーーーーーー



    私はありのままの事を話した。



    エルヴィン「…モブリットが笑う事を忘れた?」



    ハンジ「うん…私と話してるときに…多分無理矢理笑顔を作ったんだろうけど…凄く痛々しい笑顔だった」



    エルヴィン「…そうか」



    今のモブリットはモブリットじゃない。モブリットだったモノだ。



    エルヴィン「モブリットのリハビリには俺も付き添う。リハビリの最中に笑顔を取り戻せたらいいな…」



    ハンジ「うん…」



    意地でも笑顔を思い出させてやる。そう私は誓った。
  10. 14 : : 2016/09/13(火) 00:50:25
    ハンジside


    会議や実験でバタバタしていてモブリットの病室に行くのは一週間ぶりになってしまっていた。 ちゃんとご飯は食べているのか、みんなが寂しがっているとか、話したい事はいろいろあった。


    コンコン…


    返事、返ってくるかな。



    モブリット「…どうぞ」


    良かった…。



    ガチャ…



    ハンジ「やあモブリット!ちょっと間が開いちゃってごめんね?体調は変わりない?」




    モブリット「分隊長…俺は平気ですよ」




    嘘だ。モブリットの平気は平気じゃないってことくらい私は知っている。それに、平気そうな顔をしてるけど今にも泣きそうな顔じゃないか。
    ここは意地でも泣かせてスッキリさせよう。



    ハンジ「そんな泣きそうな顔で言われても説得力は無いよ」



    モブリット「ッッ…泣きそうになんかなってないですよ!!俺は泣きそうなんかじゃないです…絶対泣きそうなんかじゃ…」



    ハンジ「落ち着いてモブリット。今はもう泣いてもいいんじゃないかな?モブリットは充分頑張ったしこれからも頑張ってもらう。だから1回泣いてスッキリしようよ」



    モブリット「……なら外に行ってください。泣き顔を分隊長に見られるのはちょっと恥ずかしいです…」



    ハンジ「うん、わかったよ。ちょうど主治医のカーイさんに呼ばれていたんだ。じゃあ行ってくるね!」



    モブリット「…気をつけて」



    ハンジ「うん!」



    ガチャ…



    バタン…



    さて、ちゃんと泣いてくれるかな?私としてはずいぶん頑張って説得したつもりなんだけど。帰ってくる頃には目元を腫らしているモブリットを見たいなぁ…。

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beg

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