ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

苗木「ボクがウルトラマン?」ウルトラマン×ダンガンロンパ【第一章】

    • Good
    • 5

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/06/22(日) 21:17:02
    ダンガンロンパ×ウルトラマンです。

    設定

    ダンガンロンパの世界、ウルトラマンは存在せず(円谷プロが存在しない。よって「テレビで見たことが……」はなし)

    ウルトラマンの方の設定は、世界観ぐちゃぐちゃですが一応平成のみかなと思ってます

    尚、人格が独立していて話す描写があるのは平成ではコスモス、ゼロ、ギンガ、ネクスト、マックス、メビウス、ヒカリ、ジャスティスですので、それ以外のウルトラマンには会話描写はないと思っといてください

    ※平成ウルトラマンですが、グレート、パワード、ネオス、セブン21、平成セブン、セブンxは出ません。

    それぞれの時間軸

    ダンガンロンパ→コロシアイ前、スーダン2メンバーが絶望に落ちる前

    ウルトラマン→それぞれの戦士が2014年6月22日現在までの情報において最新の時間軸


    ゼロ→ゼロファイト2部終了後
    ガイア→ガイアよ再び終了後


    ヒットソングヒストリーでの出来事はゼロだけ経験してるということにしてます。よってゼロは他の戦士を知ってますが他の戦士は知らないということになります(ただし、コスモス、ダイナ、ネクサス(ノア)、メビウス、ヒカリ、マックス、ゼノンは面識があるので知っている)



    長々とすみません。それでは注意!


    注意

    ・ダンガンロンパ、ウルトラマン共にいたらない点があるやもしれません。

    ・女性がウルトラマンに変身します。ネクサスでの凪隊員やギンガでの千草に違和感を感じた方は注意

    ・クオリティは低いです

    ・クロスssだからって人が死なないとは限らない



    では、本編スタートです。



    追伸

    登場人物の欄についての説明は>>56をご覧下さい
  2. 2 : : 2014/06/22(日) 21:27:04
    期待っす!!
  3. 3 : : 2014/06/22(日) 21:27:55
    苗木「絶望?」

    江ノ島「うん。苗木は絶望って、どう思う?」

    苗木「どうって……別に」

    江ノ島「なぁんだ、つまんないなぁ」

    苗木「?」

    江ノ島「ねぇ苗木くぅん、君はこんな世界で満足なのぉ?」

    苗木「なにその違う人格みたいな喋り方……満足も何も、世界はここ以外にないでしょ?」

    江ノ島「……ない、か」

    江ノ島「ないなら、作ればいいと思うけど、ね」

    苗木「え?」




    また江ノ島さんの絶望好きが始まった……そんな風に思ってた。

    けど、まさかあんなことになるなんて……
  4. 4 : : 2014/06/22(日) 21:38:16
    希望ヶ峰学園

    桑田「ん……ぁあ……平和だよなぁ……」

    朝日奈「当たり前じゃん、何もないよ」

    大神「ふっ……刺激が欲しいのなら“超高校級のマネージャー”に鍛えてもらったらどうだ?」

    桑田「いっ!?いや、俺野球はしねえって……」



    葉隠「舞園っちー!写真で稼ぐから撮らせてくれだべ!」

    舞園「やめてください!」

    石丸「学校にカメラは必要ないだろ!風紀が乱れる!」

    苗木「石丸クン、それ先輩の前で言っちゃダメだよ」


    江ノ島「あー……絶望的に暇なんだけど」

    戦刃「盾子ちゃん」

    江ノ島「気安く呼ばないでくれる?」

    大和田「姉妹だろ?そんな言い方……」


    不二咲「ボクもロイヤルミルクティー淹れてみたい!」

    山田「ふっ……難しいですぞ?セレス殿を満足させるのは一筋縄では……」

    セレス「あら、不二咲くんなら喜んで」

    山田「あれぇ?」


    霧切「……」


    腐川「白夜様」

    十神「……」

    腐川「……」



    ただの休み時間。

    いつもと変わらない時間が流れる。

    ……そう、奴が来るまでは
  5. 5 : : 2014/06/22(日) 21:47:00
    希望ヶ峰学園、予備学科

    「あーあ、こんなこと続けて本当に才能が手に入るのかね」

    「どうだろうな……」

    「日向、お前はどう思う?」

    日向「え?あぁ……さぁな、でも俺は精一杯頑張るだけだ」

    「そうか……まぁ、なんとかなるよな」

    「俺幸運でもいいからなりてーよ」

    「ばーか、幸運は努力してもなれねえよ」

    「だったら、希望だってそうじゃないか」

    日向「希望?」

    「ん?あぁ、超高校級の希望……そんなもの、なれるわけないよな?」

    「噂によると、学園が極秘でなにか企んでるらしいんだ」

    「なんでも、カム……なんとかプロジェクト?とか言ってな、希望を作るらしいぜ」

    日向(学園が極秘でって……誰から聞いたんだよ)

    日向(まぁ、デタラメだろうな……)




    本科でも、予備学科でも、時は等しく過ぎ行く。
  6. 6 : : 2014/06/22(日) 21:50:43
    それぞれが将来に不安や期待を胸に時を過ごし、日々の未来を頭に描く。


    夢を追いかけて全てが変わるのかはわからないが、いつだって始まりはゼロからのスタート。


    何を言ってるのかわからないが皆普通に日々を過ごしていく。
  7. 7 : : 2014/06/22(日) 22:01:24
    そして……



    大神「うおおおおお!!!」

    朝日奈「さくらちゃんすごーい!」パシャッ

    苗木「抜かされた……」

    舞園「はぁ、はぁ……周回遅れですか……私達」

    山田「ひぃひぃ……もう無理ですぞ……」

    桑田「ブーデー無理すんなよ、体育なんだからさ」


    長距離走の授業をしている78期生たち。



    狛枝「後輩たち、楽しそうだねぇ……」

    田中「ふん、輝きが眩しいか……」

    終里「飯まだか?」


    そんな様子を見てる77期生たち。



    罪木「……はい、これで大丈夫ですよ」

    日向「あ、ありがとう……」


    たまたま怪我をして保健室に来たとある予備学科生。



    その誰もが……












    ドォォォォォォォォォォン!!!!!!!








    苗木「!?」

    狛枝「ん?」

    日向「なん、だ?今の……」




    突如起こったその振動に、動きを止めた!
  8. 8 : : 2014/06/22(日) 22:02:28
    さて、何が出てくるかな?
  9. 9 : : 2014/06/22(日) 22:13:12
    朝日奈「な、なにあれ!?」

    葉隠「お、おいおい!あれなんだ!?」


    苗木たちの目の前……つまりは……予備学科棟があった場所の上に……



    青い、角張ったよくわからない物体が立っていた




    左右田「おい、今の振動なんだ!?」

    ソニア「地震、ですか!?」











    罪木「ひゃっ!?」

    日向「お、おい抱きつくな……」

    罪木「すみません!ごめんなさい……脱ぎますからぁ……」

    日向「い、いやそんな……」










    今起こった事実……



    予備学科、日向以外……


    全滅






    大神「一体なんだ、あの物体は……」

    戦刃「あんな兵器……見たことない……」

    十神「ど、どういうことだ!説明しろ苗木!」

    苗木「え、いや、そんなこと言われても!」

    江ノ島「……」
  10. 10 : : 2014/06/22(日) 22:16:46
    破滅襲来体かブルトンですか?
  11. 11 : : 2014/06/22(日) 22:26:29
    >>10

    ありゃ、当てられちゃったかな?






    不二咲「と、とりあえず、どうするの……?」

    大和田「逃げる……か?あんな巨大な物体……倒れただけでまたあんな揺れが……」

    仁「おーい!君たち!」

    霧切「……学園長」

    山田「どうなされたのですかな?」

    仁「とりあえずこの辺り一帯に避難勧告が出た。皆避難するぞ」








    日向「くっ……予備学科棟が……」

    罪木「今は避難しましょう、えーと……」

    日向「日向。日向創……予備学科生だ」











    弐大「避難するぞぉぉ!」

    花村「怖いよぉ……」

    九頭龍「おいしっかりしろ!」

    豚神「俺が先頭だ!十神の名にかけて全員死なさん!」

    西園寺「死ぬも何も、立ってるだけじゃないの?」

    小泉「いいから。行くよ」






    降ってきた物体は予備学科生を踏みつぶしたのを最後に、まだ動いてはいない……
  12. 12 : : 2014/06/22(日) 22:29:03
    巨大な藤壺・・FERでは地味に面倒臭い奴でしたよ
  13. 13 : : 2014/06/22(日) 22:33:14
    避難所

    苗木「ふう……」

    セレス「ここまでくれば、大丈夫でしょうか」


    日向「……」

    狛枝「あれ、罪木さん」

    罪木「あ、狛枝さん」





    十神「ちっ……何がどうなっているんだ」

    豚神「とにかく、テレビをつけてみるか」

    ジェノ「白夜様が2人いるわぁぁ!!!」



    テレビをつけてみると……
  14. 14 : : 2014/06/22(日) 22:46:58
    「こんにちは、KCB臨時ニュースの時間です」

    【KCB】
    ウルトラマンガイアに出てきたテレビ局。
    KANTOH COMMUNITY BROADCASTINGSTATION,LTDの略で、
    ウルトラマンダイナ、マックス、メビウスにも登場する。
    ただし、世界観の繋がりはない。





    「突如として現れた謎の物体は、未だ動きはなく、数時間後に政府の捜査が……」



    辺古山「何がどうなっているんだ……?」

    九頭龍「わかんねーよ……」




    江ノ島「……何この状況……絶望的……最高……!」

    戦刃「盾子ちゃん!しっかりして!盾子ちゃん!」

    江ノ島「あぁ……あれは一体なんなの……?ねぇ、ねぇ、お姉ちゃあん……」

    戦刃「え?いや、わからな……」

    江ノ島「わからない!未知!あぁ、何なのかわからないものに怯えてるの!?何それ最高……」




    桑田「あー!なんだってんだよ!」

    山田「とにかく、今は動かずに……」





    「尚、現在の避難区域は……!?」

    「げ、現場に動きがあったようです!」




    一同「!?」


    皆がテレビに釘付けになる……






    ※今更ですが、七海ちゃんは存在していません。出したかったけど……時間軸的に……ね……
  15. 15 : : 2014/06/22(日) 23:05:51
    映し出された映像は……

    この世のものとは思えないものだった……


    「クオオオオオオオ!!!!」


    青い物体が割れ、中から巨大な……


    日向「怪獣か!?」

    狛枝「いや……そんなものはありえない……」

    霧切「いえ、これは現実よ……」



    怪獣が現れ、街を破壊していた……


    苗木「なんだよ……なんなんだよ……」

    葉隠「な、なんの冗談だよこりゃ……!」

    ソニア「……っ」

    西園寺「笑えないわこれ……」

    ジェノ「笑えねーわ……」



    「げ、現在、自衛隊が出動したとの情報が入りました!安心してください!みなさん、落ち着いてください!」



    桑田「自衛隊が出動したなら、大丈夫……だよな!?」

    左右田「そうだよな……」

    セレス「えぇ、おそらくは……」





    江ノ島「怪獣……怪獣!?なにそれ絶望的……!」

    戦刃「盾子ちゃん、よだれ……」





    こまる「お兄ちゃん……」

    苗木「こまる!?どうして……」

    こまる「私はたまたまここに来たけど、他の皆はもうもっと遠くに避難したよ……?」

    仁「なにっ!?では、希望ヶ峰の生徒だけがまだ……す、すぐにもっと遠くに避難だ!」

    桑田「で、でもよ、逃げてる途中で怪獣に襲われたら……」

    日向「やる前からしくじることを考えていたらその先には進めねえよ!」

    桑田「……」

    朝日奈「ん?誰?」

    霧切「余計なことを話してる暇はないわ……行くわよ」




    希望ヶ峰学園生(+こまる、学園長)は、避難所を出て、さらに遠くへと駆け出した……






    ※こまるはお兄ちゃんを探してました。無理していろんな避難所を回ってたということで
  16. 16 : : 2014/06/22(日) 23:08:50
    なんだろう・・ゴッヴかな?
  17. 17 : : 2014/06/22(日) 23:18:06
    こまる「皆はこっちにいるよ!」

    小泉「な、何もないわね!?」

    大和田「あぁ、怪獣が襲いかかってくる雰囲気もないぜ……相変わらず砂塵が見えるけどな」


    苗木(何事もなく遠くの避難所にこれた……幸運のおかげかな……?)

    狛枝(何事もなく来れてしまった……きっとこのあと不幸が……)

    朝日奈「とにかく……もう避難所見えてるし、大丈夫だよ!」



    皆が安心して避難所へと入る……


    こまる「お父さん!お母さん!お兄ちゃんたち連れてき……」

    葉隠「お、おい……」
























    葉隠「誰も、いねぇじゃねえか……」
  18. 18 : : 2014/06/22(日) 23:21:16
    うわぁ・・
  19. 19 : : 2014/06/22(日) 23:33:05
    こまる「そ、そんな……確かにさっきまで……!」

    苗木「こまる!たまたま来たんじゃ……」

    こまる「お兄ちゃん探しに行ったに決まってんじゃん!でも……どうして、誰もいないの……」


    澪田「な、なんなんすか……これ……?」

    ※澪田忘れてました

    豚神「お、落ち着け!今はとりあえず……」

    山田「ぎにゃあああああああああああああああ!!!!!!?????」


    話は、山田の叫び声で遮られた。

    苗木「山田クンっ!?」クルッ



    振り向いた苗木たちは見た……



    触手に絡まれ、吸い込まれそうになってる山田と……


    その先に、ナメクジのような生物がいるのを……!


    戦刃「……ふっ!」ズドォン!

    山田「……!助かりましたぞ……」

    ナメクジのような生物が蒸発し、山田が救われた。


    左右田「おいおい……小さいのもいんのかよ……」

    罪木「ふゆぅ……でも、テレビで見たのとは違う姿で……」

    西園寺「黙ってろゲロ豚ぁ!」

    弐大「やめんかぁ!」


    仁「生徒が怯えているのに、私は……」

    霧切「こればかりは、どうにもならないわ……」

    仁「……ありがとう」

    霧切「……」
  20. 20 : : 2014/06/22(日) 23:42:52
    トラウマが再び・・
  21. 21 : : 2014/06/22(日) 23:59:55
    「……」ウニョウニョ

    「……」ウニョウニョ


    葉隠「うわぁぁっ!?避難所の中にまで!?」

    弐大「皆は固まっておれ……」

    終里「戦いか……面白くなってきたぜ」

    大神「我は皆を守る……」

    辺古山「……下がって」

    戦刃「……」

    苗木「い、いくら超高校級でも無理だって!」

    朝日奈「さくらちゃん!」

    九頭龍「ペコ!」





    超高校級の才能が“戦い”に向いている者、実力のある者が怪物に向かっていく。




    しかし彼女たちは知らない……

    その怪物には……




    「……」ビュオンッ!

    舞園「と、飛んだ!?」



    飛行形態があることを……!
  22. 22 : : 2014/06/23(月) 00:07:08
    「グアッ!」ボォッ……

    大神「!」

    弐大「お、大神……んっ!?」

    辺古山「な、なんだ、これ……」

    終里「す、吸うな!これ……うっ……」

    戦刃「うかつに近づくから……皆、下がって!」







    一瞬の出来事だった。

    四人が……毒ガスで……




















    死んでしまった
  23. 23 : : 2014/06/23(月) 00:19:59
    犠牲者出ちゃったか・・
  24. 24 : : 2014/06/23(月) 00:32:06
    葉隠「うわぁぁっ!?」

    戦刃「早く!逃げて!」ドォン!


    戦刃さんが銃で怪物を殺していく……

    苗木「皆、早く逃げ……」

    「クオオオオオオオ!!!!」

    日向「嘘、だろ……?」




    避難所のすぐ外には、怪獣が、すぐそこまで迫っていた……


    朝日奈「こ、こんなの!なんで!さくらちゃんも……死んじゃっ……たし……」

    澪田「あ、あ……」

    狛枝「ボクのせいかな……ボクの幸運は不幸と引き換え……」

    桑田「黙ってろ!今は逃げるぞ!」

    江ノ島「あはは……最高に絶望的……」

    十神「ちっ、狂ってやがる」

    戦刃「この小さい奴らは私がなんとかするから……」ドォン!

    豚神「とにかく走れ!逃げろ!人に構うな!」

    舞園「は、はい!」

    こまる「う、うわああああ!!!!」


    苗木「み、みんな!離れたら危ない……」





    セレス「どっひゃああああああ!!!??!?」

    山田「セレス殿!?」


    西園寺「次から次へと……なんなの、もう……」ポロポロ

    小泉「日寄子ちゃん、今は泣いてる場合じゃないよ……」ポロポロ

    石丸「セレスくん!」


    「……」ウニョウニョ

    セレス「や、いや……」

    苗木「セレスさぁん!」


    セレスが、怪物の触手に絡まれ、引き込まれていく……

    山田「セレス殿……ぁあっ!?」

    ジェノ「ちょ、ひふみんまで触手に絡まれてんだけど?」

    苗木「セレスさん!山田クン!」ダッ!



    苗木が怪物に向かって走る。

    戦刃「っ!無茶だよ苗木クン……!」ドォン!

    「キュー」

    セレス「はぁ、はぁ……」

    山田「ま、また助けられましたぞ……」



    苗木(こんなの、きりがない!)



    戦刃「……ふぅ、小さいのはあらかたやっつけ」


    「クオオオオオオオ!!!!」





    日向「ちっ、すぐそこまで来やがった……!」


    苗木「あ、あれはさすがに戦刃さんでも……!」


    十神「もう、打つ手なしか……」


    ※現在逃げてないのは捕まってた山田、セレスと、苗木、日向、戦ってた戦刃、絶望を楽しんでる江ノ島、何故か十神と、十神がいるならとジェノです。

    ※2キャラが少ないって?気にしちゃダメだよ




    江ノ島「あは、でかいのきた……もう、ダメじゃね?あはは……絶望的ぃ……」

    苗木「希望を捨てちゃダメだ!江ノ島さん……最後まで諦めちゃ……」

    日向「つーか自衛隊はどうなったんだよ!」

    十神「フン、全滅したのだろうな」

    戦刃「……あぁもう!」




    誰もが諦めたその時……




    来たぞ、我らの……!





    「シェェェェェェェアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
  25. 25 : : 2014/06/23(月) 00:57:04
    ここから少し“彼”視点で物語が進みます

    「……へっ、怪獣か……俺がぶっ倒してやるぜ!」

    「クオオオオオオオ!!!!」

    「なんだこいつ……見たことねぇ奴だな……」

    「まぁいい……本当の戦いはここからだぜ!シェェェアアアア!!!!!」

    「スーパーフォーム!」ギュゥン……

    【スーパーフォーム】
    2010年にてれびくん及びテレビマガジンで行われた「新強化アーマーデザインコンテスト」で受賞したゼロスラッガーギアのひとつで、ゼロスラッガーが聖なる光の力で変形した鎧。超光速で動くことができ、なんといっても特徴は胸に描かれた星のマーク。2010年のウルトラマンフェスティバルのライブステージに登場。



    「っしゃあ!行くぜ!」

    輝く腕の光に正義を誓う

    君の名は




    ウルトラマン……





















              ゼロ!







  26. 26 : : 2014/06/23(月) 01:18:05
    ゼロ「来いよ……怪獣さんよ!」

    「ギャアアアア!!!」

    ゼロ「よっと……そんな体当たりじゃ俺に当たりやしないぜ!」

    「……ガァァァァ!!」ヒュンッ!

    ゼロ「額からビームだとっ!?」

    とっさによけるゼロ……

    後ろのビルにビームが直撃し、破片が飛び散る。

    ゼロ「や、やべ……」

    そう思って下に目を向けると……

    ゼロ(な、こんな近くに人間っ!?)


    ……


















    セレス「あの巨人は……」

    苗木「!」

    苗木(ビルの破片が……皆にっ!?)

    苗木「皆早く逃げて!早く!」

    山田「え?」

    十神「どういうことだ!」

    苗木「時間がないんだ!」

    戦刃「ふっ!」ドォン!

    戦刃「小さい方は片付いたね……」

    苗木(戦刃さんがまだ……!)

    苗木「戦刃さん!」ダッ!

    戦刃「えっ?」

    ドゴォォォォォォォン!!!!!!

    ……














    ゼロ「あの人間……仲間の盾に……なんて無茶な……!ランやタイガみたいだな……」

    【ラン】【タイガ】
    ランは「ウルトラマンゼロTHEMOVIE超決戦!ベリアル銀河帝国」でゼロが憑依した人物。タイガは「ウルトラマンサーガ」でゼロが憑依した人物。

    「グァアッ!」ブンッ

    ゼロ「チッ……まずはこいつを!」

    ゼロ「エメリウムスタービーム!」ズァッ!

    【エメリウムスタービーム】
    胸の星から放たれる超強力光線。

    「グッ!?ァァァァ……」

    ドォォォォォン!!!!!!!

    怪獣が粉々になり、爆発する……

    ゼロ「さて……」
  27. 27 : : 2014/06/23(月) 01:47:53
    苗木「……あれ、ここ、どこかな……?」

    そこは、何か不思議な空間で……苗木は浮いていた

    苗木「……もしかして、ボク、フィニッシュ?」

    苗木「死んじゃった……?」

    『そうはさせねえよ……』

    苗木「えっ……?」

    大きな光の手が、苗木を包む……
  28. 28 : : 2014/06/23(月) 09:50:28
    戦刃「苗木くん?苗木くん!?」

    十神「おい、苗木!」

    山田「戦刃むくろ殿をかばってガレキの下敷きになるとは……」

    日向「けどよ、なんか光らなかったか?よくわかんねえけど……」

    ブエックション!

    腐川「……あ、あれ?ここ、どこよ」

    セレス「どこまで覚えてますの?」

    腐川「確か、体育……」チラッ

    腐川が目をやった先には、ガレキの下敷きになった苗木が……

    腐川「ち、血が……」バタッ

    ジェノ「パンパカパーン!出てまいりましたぁ」

    江ノ島「苗木も死んじゃった……絶望的……」



















    苗木「……ボクがどうかしたって?」

    ガレキを自分からどけながらそう言った

    「!?」

    日向「お、おい!死んだんじゃないのかよ!」

    苗木「ボクにもわからないんだ……」

    戦刃「て、ていうか苗木クン……ガレキ、自力で……?」

    苗木「うん……ボクでも驚いたよ……どうしてこんな力が……それに、あの大きな手は……」

    十神「大きな手……だと?」

    十神「それより苗木、そのブレスレットはなんだ。さっきはつけてなかっただろう」

    苗木「え?」

    苗木が自らの左腕を見ると、確かに見覚えのないブレスレットを付けていた。

    セレス「なんというか、ダサいような気もしますわ……」

    『おいおい!ダサいってなんだよ!』

    「!?」
  29. 29 : : 2014/06/23(月) 11:59:56
    ゼロ『ったく、こっちは命助けたってのに……』

    ゼロ(タイガの時は他の奴に声は聞こえなかったからな……他にも聞こえるように話してるのさ)

    日向「お、おい苗木……」

    苗木「……どうして……えっと、日向、クン?はどうしてボクたちを知ってるの?」

    日向「っ……」

    日向(確かに、初対面だもんな……でも俺は知っている……本科のやつは……!)

    ゼロ『おいおい!無視か?』

    セレス「あ、いえ……」

    得体のしれない声に、ポーカーフェイスも崩れるセレス。

    山田「えー、皆さん動揺してるようなので……僕が!」

    山田「貴方は、先程怪獣を倒してくれた巨人なのですかな?」

    ゼロ『あぁ、俺はゼロ……ウルトラマン……』















    時を少し遡り、別の場所


    舞園「はぁ、はぁ……」

    桑田「舞園ちゃん……大丈夫か?」

    九頭龍「くっ……ペコ……!」



    人を気にせず逃げろと言われても、たった一人ではいないのが人間である

    最も……敵が人間の時は違うが


    ※九頭龍は単独行動をしがちですが、今回は命がかかってるので(今までとは段違いに)仕方なく桑田たちといっしょにいます


    九頭龍「……!見ろ!怪獣の野郎が!」

    桑田「爆発……!?」

    舞園「いや、待ってください、もう一人……巨人!?」


    そう、ゼロが……怪獣……

    『宇宙戦闘獣コッヴ』を倒した、その時だ。

    【宇宙戦闘獣コッヴ】

    ウルトラマンガイアに登場。原作ではポイント335-K1(池袋)に落下した水晶体の中から出現した。名前のコッヴは、正しくはC.O.Vであり、

    Cosmic(宇宙の)
    Organism(生体の)
    Vanguard(先駆者)

    の略。



    桑田「あ、あんなのまで……!もう、地球はおしまいだろ……これ……」

    舞園「でも、あの巨人……味方なんじゃ……」

    九頭龍「んな都合のいい話あるわけねーだろ……」


    ゼロに気を取られてる3人……だが。


    舞園「うっ……!?」

    桑田「ま、舞園ちゃん!?」

    「ケケッ、縮小光線銃はさすがに強いな」

    九頭龍「なんだてめぇら……」


    舞園「キャッ!」

    舞園が、鳥のような顔をしたスーツ姿の男に連れ去られる……


    「なんだテメェら……?俺たちはレイビーク星人よ!」

    【誘拐宇宙人レイビーク星人】

    ウルトラマンティガに登場。母星で人間によく似た生物を奴隷として使っていた。しかし酷使したため数が減り、地球人に目をつけた。目が黄色いのが部下で、赤いのがボス。今回九頭龍たちの前に現れたのは部下。出身地はP413星雲。大きさはボスが2.25m、部下が2.2mと小さく、巨大化はしない。


    九頭龍「おい!舞園を返しやがれ!」

    レイビーク星人「けっ!誰が返すかよ!」ダッ!

    桑田「おい!待ちやがれ……」ガシッ

    桑田「九頭龍先輩!離してください!」

    九頭龍「待て……俺たちであんなやつに勝てると思うのか?」

    桑田「九頭龍先輩!超高校級の極道なら拳銃とか……!」

    九頭龍「すまねぇ……今日に限って……」カチッ

    桑田「弾切れ……」

    桑田「けど!俺は舞園ちゃんを見捨てられねぇ!」ダッ!

    九頭龍「おい、無茶だ!」
  30. 30 : : 2014/06/23(月) 12:15:04
    レイビーク星人「けっ!追いかけてきやがった……喰らいな!縮小光線銃!」ビュンッ!

    桑田(舞園は……あのカプセルの中か……)ビュンッ!

    レイビーク星人「よ、よけただと!?」

    桑田(超高校級の野球選手の才能……ここで使わなくていつ使うんだ!)

    持ち前の反射神経、動体視力、高い基礎体力を駆使し、レイビーク星人に迫る!

    レイビーク星人「な、なんなんだお前!」

    桑田「通りすがりの野球選手だ!覚えておけ!」

    そう言うと、足元にあった石を拾い、レイビーク星人の頭上へと思い切り投げた!

    レイビーク星人「げぁあっ!?」バタッ

    桑田「カプセルは……あった!」バシッ

    カプセルを開けると、舞園は元に……



    戻りはしなかった


    九頭龍「おい……桑田、引き返すぞ」

    桑田「おい待ってくれ!舞園が元に戻らねえんだ!」

    九頭龍「なんだと……?チッ」

    九頭龍「とりあえず、その縮小光線銃とか言う奴を持って帰るか。左右田や不二咲に調べさせればなんとかなるだろ」

    九頭龍(もっとも……生きてればの話だがな……)

    九頭龍(でかい怪獣……人を喰うナメクジ……鳥人間……一体何が起きてるんだよ……)
  31. 31 : : 2014/06/23(月) 13:25:32
    レイビーク星人を退けたその時、また別の場所では

    仁「はぁ、はぁ……情けないな……大の大人が生徒を見捨てて逃げるなんて……」

    霧切「仕方ないわよ……こんな状況じゃ」

    狛枝(ボクだけ場違いな気がするなぁ……)

    霧切「とにかく、今はあの野球スタジアムに避難しましょう……」

    仁「あ、あぁそうだな……」







    霧切「……警備員かしら」

    「お、君たちも避難かい?災難だったね……さぁ、こっちへ」

    仁「助かります……」

    狛枝(生き残りがいたのか……というより、どうして避難しないでこんなところに?)


    案内され、狭い部屋へと入る4人。



    「……さてと」

    霧切「でもこんなところにいて、どうなるのかしら」

    仁「確かに、いきなり宇宙人でも攻めてきたら……」

    狛枝「あはは、殺されちゃう……ね」

    「それはないと思いますよ?」

    3人「!?」










    「私は、人質を殺すのは好まないのでね……」


    そう言うと警備員は……




    宇宙人へと変身した!



    霧切「なっ……!」

    仁「わ、私はどうなってもいい!この二人は……」

    狛枝「あぁ……でもこれでまた幸運が……」

    「心配しなくても、3人とも殺しはしませんよ……それが、スランのやり方だからね」


    【高速宇宙人スラン星人】

    ウルトラマンマックスに登場。超高速の移動能力を持ち、地球人の環境破壊による、地球汚染を理由に地球侵略を遂行しようとした。原作では夜中の野球スタジアムに自身の宇宙船を同化させ、DASH(マックスの地球防衛隊)の隊員二人を人質に取り、宇宙船による攻撃を開始しようとした。出身はスラン星。宇宙船……野球スタジアム……ここまで言えばわかるわね?




    スラン「さぁ、地球を我の手に……!」

    霧切(……下手に手は出せないわね)

    仁(響子も凪斗くんも……私が命に代えても守らねば……!)

    狛枝(……あぁ、このあとどうなるんだろうねぇ)


  32. 32 : : 2014/06/23(月) 13:56:26
    ゼロ『つーわけで、俺とお前は一心同体だ!』

    苗木「そうなんだ……」

    セレス「まぁ……凄いですわね、なんだか……」

    日向「けど、命が助かったのも超高校級の幸運ってわけか?」

    苗木「そうかもね……」

    ゼロ『あぁ、あの時のお前の勇気、感動したぜ!』

    苗木「え?」

    ゼロ『そこの黒髪の女の子を守ったお前は、立派なヒーローだぜ!』

    戦刃「……」

    江ノ島「別に残姉ちゃんの一人や二人、死んでもなんら問題はないんですがね」メガネクイッ

    ゼロ『いや、一人しかいねーだろ!』

    山田「とにかく、どうして苗木誠殿が生きているのですかな?」

    十神「そうだ、どうしてだ……間違いなく下敷きになって死んだはずだ」

    ゼロ『俺が、命を分け与えたからだ!』


    【命を分け与えた】

    ラン、タイガ、共に瀕死の重傷(タイガは完全に死ぬところだった)だったがゼロが同化することによって命は助かった。基本的に分離するときには体は全快している。


    ゼロ『全く、今回で3度目か……』

    苗木「な、なんかキミも大変なんだね……」

    ゼロ『おう!ランはともかく、タイガは変身するのに何日かかったか……』ブツブツ

    ジェノ「つーかちょっと待って?もしかしてさぁ、またあんなのが出てきたらまーくんが変身するわけ?」

    ゼロ『あぁ。そうなるぜ』

    苗木「えっ!?」

    十神「当然だ……本来失われるはずだった命だ。せいぜい俺たちの役に立てろ」

    日向「まぁ、そうだよな」

    苗木「そんな……」

    ゼロ『わりぃわりぃ……でも、俺もこの世界の住人と同化しないと戦えねぇんだ……』

    日向「ん?さっき戦ってたじゃねーか」

    ゼロ『言葉が足りなかったな……活動時間が極端に短くなるんだ』

    ※超決戦!ベリアル銀河帝国参照


    ゼロ『まぁ、ノアの加護のおかげで回数制限は無くなったけどな……』

    ※そういう設定にしました。

    セレス「相当の修羅場を潜ってきたんですのね……」

    江ノ島(何これ……ヒーロー?ツマンナイ……ツマラナイ……ツマラナイ……ツマラナイ……)

    戦刃「……っ!?あれ、何!?」

    戦刃が東の方を指さす。

    ゼロ『ん?……なっ、宇宙船か!?』

    苗木「……本当だ」

    十神「おい、何も見えないぞ?」

    ジェノ「むくろちんに見えるのはわかるけど……なんでまこちんまで?」

    ゼロ『俺が中にいるんだ、当たり前だろ』

    日向「そういうものなのか……」

    ※ウルトラマンサーガ参照


    ゼロ『とにかく、あれは宇宙船だ……苗木!俺に変身するんだ!』

    苗木「えっ!?」

    ゼロ『大丈夫だ……苗木……できる……お前なら……!』

    十神「苗木」

    ジェノ「まーこちんっ」

    セレス「苗木くん」

    山田「苗木誠殿」

    戦刃「苗木くん!」

    ※江ノ島はどこかに行ってしまいました

    苗木「……」

    苗木(皆がボクを頼ってる……)

    苗木(こまるや皆を……この国の人を……)

    苗木(守れるのは、今、ボクなんだ!)

    苗木「わかった、ゼロ……変身するよ」

    ゼロ『おっ!?お、おう!』

    ゼロ(やべぇ……タイガの時みたいに騙しうちするとこだった……)
  33. 33 : : 2014/06/23(月) 16:06:57
    苗木「で、どうすればいいの?」

    ゼロ『ちょっと待ってな……ブレスレットを上に向けてくれ』

    苗木「うん……」スッ

    セブンのエメリウム光線のように手を曲げる苗木。

    ブォンッ!

    山田「むほーっ!これが変身アイテムですな!?」

    日向「だ、だせぇ……」

    ゼロ『だせぇって言うな!苗木!それを目に装着するんだ!』

    苗木「あ……うん!」

    ウルトラゼロアイを……装着する。

    【ウルトラゼロアイ】

    ウルトラマンゼロと一心同体になった人物がゼロになるために使用する道具で、普段はウルティメイトブレスレットの中に収納されている。また、これをたたむ事によって光線銃としての使用が可能。


    苗木「……デュアッ!」

    苗木(今までの変身者の記憶?いや、これは……知識として、経験が、刻み込まれる……)

    苗木(これは……?)

    ゼロ(それな、俺の……まぁ、ちょっとしたプレゼントだ……戦いなんてやったことない全くのド素人だろ?タイガやランと違って……)

    苗木(うん……知ってる、2人とも……ゼロの記憶も、知識として……)

    ※ご都合主義

    ゼロ「……シェァアッ!」



    十神「ほ、本当に苗木が……」

    ジェノ「おのれ燃えやがる!」

    日向「萌えじゃないんだな、さすがに……」

    セレス「……まぁ」

    山田「これは!燃え漫画のアイデアが浮かんできますな!」



    ゼロ「行くぜ!苗木……デュアッ!」ビュンッ!

    苗木『あれが宇宙船か……』





    同化してるのに人格二つって難しいですね
  34. 34 : : 2014/06/23(月) 16:38:23
    ゼロ「あれか……」

    ※基本的に戦う時はゼロの人格が強いです

    ゼロ「おい!そこに乗ってんのは誰だ!」

    しかし宇宙船から応答はない……それどころか

    攻撃してきた!

    ゼロ「なっ……なんだいきなり!あぶねぇな……」

    苗木『うっ……なんだこれ……』

    ゼロ「苗木……俺に任せろ。無理すんなよな!」

    苗木『だってこれじゃ、同化した意味が……』

    ゼロ「大丈夫だからよ!」

    攻撃を受けながらも、それをよけ、徐々に距離を詰めていく……

    ゼロ「さぁ!宇宙人さんよ、宇宙船ごと爆破させてもいいんだぜ?」

    そう言うと、宇宙船は動きを止め……




    スラン「何を馬鹿なことを……こちらには人質が三人いるんだぞ?」


    苗木『人質……!?』


    スラン「ふはは、手が出せまい……」


    ゼロ「ヘッ、何が人質だ……だったら……」ギュゥゥン……

    見る見るうちに小さくなるゼロ。だいたい人間と同じくらいのサイズだ

    ゼロ「直接侵入するまでだ!」

    ゼロ「ルナミラクルゼロ!」

    【ルナミラクルゼロ】

    ダイナのミラクルタイプ、コスモスのルナモードの力を受け継いだ姿。ウルトラマンサーガになった際に引き継いだと考えられる。


    苗木『……じゃあ、行くよ!』

    ゼロ「あぁ!パーティクルナミラクル!」

    【パーティクルナミラクル】

    体全体が粒子のような光線になり、相手に突っ込む技。


    宇宙船の中へと、ゼロ(苗木)は入っていった……











    論破成分薄いのは内緒
  35. 35 : : 2014/06/23(月) 17:03:17
    ゼロ「さて……どこから……」

    苗木『右だね……』

    ゼロ「ん、わかんのか?」

    苗木『なんとなくだけど……わかるんだ。ボクは超高校級の幸運、だからね』

    ゼロ「よし!なんかよくわかんねえけど行くぜ!」








    苗木の言う通り、右に行くと……





    スラン「……ほう、来たか」

    ゼロ「!」

    苗木『宇宙人……?』

    ゼロ「お前は確か……スラン星人だな!?」

    スラン「その通り……そして、人質はこの奥にいる」

    ゼロ「なら、力づくでどいてもらうしかないよなぁ!」

    スラン「ふっ……あなたに私は捕まえられない……」

    そう言うと、スラン星人は超高速で動き、分身した!

    苗木『ど、どれが本物……』

    ゼロ「くっ……これじゃあ攻撃できねぇ!」

    スラン「もう終わりか?ならば……」

    スラン「これで終わりだ!」

    両手についた短剣からビーム弾が発射される!

    ゼロ「ウアアアアアアアア!!!!!!」

    苗木『くっ……』

    苗木(きっと、なんとかできるはず……考えろ……考えろ……考えろ……!)


    苗木『!』

    苗木(狙いが定まらないなら……全部攻撃すればいいんだ!)

    ゼロ「ハッ……!」

    ゼロが通常の形態へ戻る。

    そして……

    ゼロ「……ファイヤースパーク!」


    【ファイヤースパーク】

    名前の通り花火のような光線で、広範囲を巻き込む技。てれびくんの新必殺技コンテスト最優秀賞受賞作品。改名前はハナビ光線という名前だった



    スラン「ぐふぉっ!?」

    スラン星人が怯む。


    ゼロ「とどめだ!ワイドゼロショット!シェェェェェァァア!!!」

    【ワイドゼロショット】

    ウルトラセブンのワイドショットのようにL字を組んで発射する光線。尚、師匠のウルトラマンレオの影響か、光線を撃つ前に左腕を水平に伸ばすアクションを取ることがある。その名の通りワイドな光線で、広範囲への攻撃が可能。


    スラン「ば、馬鹿な……ぐあああああ!!!!」



    ドォォォォォン……



    ゼロ「へっ、呆気なかったな!この俺に挑戦するなんざ、2万『今は早く人質を!


    ゼロ「……そうだな苗木」
  36. 36 : : 2014/06/23(月) 17:24:38
    苗木『人質は……?』ガチャッ


    個室に入ると……



    銃で撃ち抜かれたと思われる狛枝と……霧切仁、そして……

    霧切「ガタガタガタガタガタガタガタガタ」

    部屋の隅で怯えている霧切がいた

    ゼロ「なっ、なんだ、これ……」

    苗木『霧切さん!』



    霧切「そ、、、、の、、、声、、、、、、苗木、、、クン、、、?」


    ゼロ「とにかく、ここを脱出するぞ!」

    ゼロ「ウルトラゼロディフェンサー!」


    【ウルトラゼロディフェンサー】

    光のバリアーを作り出す技で、頑強であるだけでなく範囲も広く、エネルギーを照射して特定の物や人を守ることも可能。ウルトラマンサーガ冒頭でタケル(自転車の少年)を助けたのもこの技。今回は霧切、仁、狛枝の3人(生存者は一名だが)をバリアで包んでいる


    ゼロ「……デャッ!」








    こうして、いきなり訪れた非日常は、ひとまず落ち着きを取り戻したのである……




    生き残り

    苗木
    霧切
    十神
    腐川(ジェノ)
    山田
    戦刃
    桑田
    舞園
    石丸
    葉隠
    朝日奈
    大和田
    江ノ島
    セレス
    不二咲
    こまる
    日向
    花村
    豚神
    小泉
    澪田
    田中
    罪木
    九頭龍
    西園寺
    ソニア
    左右田





    多いです。
  37. 37 : : 2014/06/23(月) 17:51:33
    【お知らせ】


    七海「やっほー、時間軸的に登場できない七海千秋です。」

    七海「この宇宙人だしてほしい!このウルトラマン出して欲しい!ってのがあったら気軽にコメントしてね!」

    七海「ただし、ティガ以降の平成ウルトラマン、そして、それに出てきた敵でお願いします!(ネオス、セブンx、平成セブンを除く)」


    七海「それじゃあまたねー」
  38. 38 : : 2014/06/23(月) 18:01:41
    狛枝早っ!?

    ティガとキリエロイドで!!
  39. 39 : : 2014/06/23(月) 18:04:52
    それから一週間、特に大きな動きはなかった……

    いい意味でも、悪い意味でも。


    舞園「すみません、まだ戻れず……」

    桑田「……おい不二咲!左右田先輩!解析はまだなのか!?」

    左右田「焦るなって……これ、なかなか複雑でよ」

    不二咲「こっちも……こんなプログラム見たことない……」

    九頭龍「チッ……けどあの日以来動きがないのも気味が悪いぜ」



    戦刃「盾子ちゃん、どこ行っちゃったんだろ……」



    江ノ島盾子は、あの時以来希望ヶ峰の面々に姿を見せていない……



    朝日奈「さくらちゃん……」


    仲間の死から未だ立ち直れない者……




    ゼロ『しかし、この世界は一体なんなんだ……?』

    苗木「そもそもゼロはどうしてこの世界に?」

    日向「俺も。それは気になるな」

    葉隠「あ、俺もだべ」

    西園寺「わたしも聞きたいな」

    ゼロ『おっ?いいぜ!』
  40. 40 : : 2014/06/23(月) 18:19:07
    >>38

    了解しました!元々出す予定ではありましたがw

    ゼロ以外は少しお待ちください。






    ゼロ『俺たち、ウルティメイトフォースゼロは……』

    【ウルティメイトフォースゼロ】

    ウルトラマンゼロ、グレンファイヤー、ミラーナイト、ジャンボット、ジャンナインの5名で構成された新しい宇宙警備隊。尚、今回は登場しない予定の模様。


    ゼロ『宇宙の平和を守るため、活動しているんだ。』

    ゼロ『んで、俺が単身パトロールに出たら、「希望を捨てちゃダメだ!」って、声が聞こえてよ……』

    苗木(それボクだ)

    ゼロ『そしたら、急に現れたワームホールに吸い込まれたんだ……』

    ゼロ『まぁ、この世界に来た怪獣たちが俺と同じ世界から来たとも限らないがな……』

    ※敵の時間軸はめちゃくちゃです。例としてスラン星人が生きてますから。


    ゼロ『とにかく今は、この地球を守る!それだけだ』



    西園寺「ふーん……じゃあゼロおにぃはこの星の救世主ってわけか」

    ゼロ『お、おにぃ!?』

    葉隠「なぁるほど、ゼロは俺たちを守ってくれるんだべ!」

    苗木「一応、ゼロはボクだし、あまり期待は……」

    ゼロ『おいおい!俺をなめてもらっちゃ困るぜ!苗木がもしダメダメでも、なんの問題もないぜ!』

    苗木「あはは……ありがとう、ゼロ」

    ゼロ『おう!』
  41. 41 : : 2014/06/23(月) 18:30:10
    日向「だが、いつまでもゼロに頼ってもいられないだろう、それに……」

    日向「まだ、味方と決まったわけじゃない」

    ゼロ『は、はぁっ!?』

    苗木「ちょ、どうして!」

    西園寺「日向?」

    ※まだ日向をおにぃとして認めてません。

    葉隠「なんでだべ!」

    日向「なんの見返りもなしに、人類を守るなんて……そんなことあるわけがない。なにか裏があるんだろう……」

    ゼロ『そんなことねーよ!』

    日向「どうだか、苗木の体を乗っ取って、何か悪いことでもし出すかもな」

    苗木「そんなわけないだろ!?日向クン!」

    西園寺「そうだよ!」

    葉隠「そうだべ!」

    日向「じゃあ……ゼロ!お前が俺たちを守る理由はなんだ!」

    ゼロ『理由?』

    ゼロ『別に理由なんかねぇよ……』

    日向「は?」

    ゼロ『ずっと昔からそうやってきた……それだけのことだ。それから、俺たちは人間が好きなんだ。だから守る。好きな者守るのに理由なんていらねえよ』

    日向「……どうだかな」

    ゼロ(……なんか、俺、調子に乗ってたかもな……ウルトラマンは味方っていうのも、親父達がつみあげてきた歴史のおかげで人間に熟知されてたしな……)

    ※ここでの人間とは、銀河伝説でのZAPたちのことです。

    ゼロ『まぁ、それは行動で証明してやるさ!な?苗木!』

    苗木「うん!そうだね!」
  42. 42 : : 2014/06/23(月) 18:53:47
    石丸「だが、九頭龍先輩が言っていたレイビーク星人は、本当に一匹なのだろうか」

    小泉「さぁ……でも、油断はできないわね」

    田中「ふん、もし襲ってきても俺様の邪眼で」

    大和田「今はそんなこと言ってる場合じゃねぇだろ先輩……」ゴキッゴキッ

    田中「……」






    苗木「さてと、とりあえずテレビつけてみようか」

    ゼロ『だな!辛気くさい顔してもいられないしな!』

    西園寺「何やってんだろね今」






    「こんにちは、KCBニュースの時間です。」

    「本日未明、日本政府は対侵略者用防衛チームTFE、通称未来機関の発足を発表しました」

    【TFE】

    The
    Future
    Engine

    の略です。オリジナルです。



    十神「防衛隊か……そんなもので、一体何が出来るのか」

    豚神「だが、俺たちは今やれることもないわけだ。未来機関に入ってみてはどうだろうか」

    十神「なに……?」

    豚神「希望ヶ峰の生徒は世界の希望……そして超高校級の才能……これは、とても役立つのではないか?」

    十神「……」

    苗木「なるほど、いいんじゃないかな。」

    十神「苗木っ!?聞いていたのか?」

    ゼロ『俺の聴力なめてもらっちゃ困るぜ?』

    十神「……チッ」
  43. 43 : : 2014/06/23(月) 19:18:16
    次の日、超高校級の生徒たちはTFE本部へと乗り込んだ……



    霧切「私たちを入れてもらえないかしら」

    「ダメだ。君たちは高校生だろう。いかに超高校級と言ってもだね……」

    苗木「何もできることは戦いだけじゃないはずだよ……」

    左右田「俺はメカを作れる!」

    不二咲「ボクはプログラムを駆使してそのメカを強化できる!」

    花村「僕は料理を作れるよ!」

    十神「……資金提供はできる」

    十神「不本意だがな(ボソッ)」

    「だ、だがね……」

    日向「俺たちはここに入るべきなんだ!」

    ……


    日向「いや、入りたいんだ!」

    戦刃「少なくとも、私は戦闘メカだって乗りこなせる。戦力にはなる」

    朝日奈「超高校級のスイマーだもん、救助とか……」

    セレス「常に相手の一歩先を読む……作戦を立てる時は私、役に立ちますわよ」

    苗木「ボクは何もできないけど……具体的に役に立つ才能じゃなくても、できることはある筈なんだ!」

    「しかしだね……」

    「「「「お願いします!!!」」」」

    「……」

    「仕方ない。今回は特別だ。上に話はつけておく」


    苗木「あ、ありがとうございます!」

    ゼロ『へへ、よかったな苗木』
  44. 44 : : 2014/06/23(月) 20:03:42
    こうして苗木たちは未来機関に所属した……

    テレビで描かれる、いわゆる戦闘チームに配属されたのは

    戦刃
    桑田
    霧切
    十神
    九頭龍
    朝日奈

    そして、本人たっての希望で日向。

    それ以外は裏方に徹している。



    そして3日後……



    女オペレーター「太平洋沖に、謎の飛行物体確認!」

    隊長「朝日奈!戦刃!九頭龍!出撃してくれ!」

    朝日奈「了解!」

    戦刃「了解」

    九頭龍「了解だ」

    隊長「朝日奈は1号機、戦刃は2号機、九頭龍は3号機だ!いいな?」

    桑田「俺たちは何すればいい?」

    隊長「今、街中で不思議な卵が発見されている。そちらの調査に向かってくれ」

    十神「フン、行くぞ」

    日向「あぁ」











    苗木「……ふぅ」

    ゼロ『苗木、太平洋沖に謎の飛行物体だってよ……これは行くしかないよな』

    苗木「そうだね……」

    田中「どうした、神の……」

    苗木「普通に喋って」

    田中「……どうした苗木」

    苗木「ごめん、ボク、行かなきゃ……」

    田中「怪獣か……行ってこい!!!」

    苗木「うん!ごめんね!」





    こうして苗木(ゼロ)、朝日奈、戦刃、九頭龍が出撃した……
  45. 45 : : 2014/06/23(月) 20:13:50
    そして太平洋沖―


    朝日奈「えーと……目標、どこだろ……」



    ※三日間で全員戦闘機の扱い方を覚えました


    戦刃「さぁ……でも油断はしないでね」

    九頭龍「ったく、一体どこにいやがるんだ……」








    苗木「……デュアッ!」

    苗木が変身する。





    ゼロ「さーて、太平洋沖、だったな!シェァアッ!」ビュンッ!



    空を飛び、太平洋沖に向かうが……

    苗木『待ってゼロ!上!』

    ゼロ「あ?上?うおっ、なんだありゃ!」

    上を見ると……何かが地球に向かってきていた!

    苗木『あっちをなんとかしないと……』

    ゼロ「そうだな……まず、あいつが地球に降りる前にカタをつけるぞ!シェェェェェァァア!!!」ビュンッ!
  46. 46 : : 2014/06/23(月) 20:22:56
    ゼロ「……あいつか!」

    「……」

    苗木『早く倒さないと……』

    ゼロ「そうだな!……確か、あいつは……えーと……」

    苗木『……ディノゾール、かな?』

    ゼロ「おう!そうだ!知識を共有させといてよかったぜ……」

    【宇宙斬鉄怪獣ディノゾール】

    ウルトラマンメビウスに登場。再び始まる怪獣頻出期の始まりを告げたのがこの怪獣。強固な外骨格に覆われ、2本の長いしっぽを持ち、背中からのミサイルや、長さ10000mにも及ぶ、目指できない細さの切断性の舌。本来は群れで暮らし、水素を求めて旅をする。舌も本来は水素を集めるためのもの。


    ゼロ「うし!てめぇもぶっ飛ばしてやるぜ!シェェェェェァァア!!!」

    苗木『いくよゼロ!』
  47. 47 : : 2014/06/23(月) 20:25:23
    【お知らせ】

    七海「やっほー、また私だよー」

    七海「タイトルなんだけど、物語が長くなりそうだから○○1章、2章ってできるようにしたいんだ。」

    七海「だからタイトルを募集したいな」

    七海「一応言っておくと、ウル○ラダンガンロンパはダメだからね……他の作者さんが同じ名前でダンガンロンパのssやってるからね……」

    七海「まぁ、気にしないで今は書くよ!」
  48. 48 : : 2014/06/23(月) 20:47:08
    街の卵の調査に向かった十神、日向、桑田……


    十神「これが卵か……でかいな」

    十神たちの目の前には巨大な卵……

    日向「怪獣でもいるんじゃないのか?」

    桑田「気味の悪いこと言うなよ……」


    すると……



    卵がゆらゆらと揺れ、ヒビが入り始めた!


    十神「な、なにっ!?」

    日向「ま、まじかよ……」

    桑田「な、なんだってんだ……!?」




    卵が割れ……中から……




    十神「なんだこいつ……下に顔があるぞ!」

    日向「気持ち悪いな……」

    桑田「……もしもし!苗木!苗木……出ねえ」

    十神「おそらく海に行ったのだろう……とにかく今は、このガンホープで戦うしかない……」

    【ガンホープ】

    TFEに支給された武器。

    gun+hope

    もちろんナンセンスなこの名前はオリジナルです。


    日向「チッ……やるしかねぇか」

    桑田「くそっ……」
  49. 49 : : 2014/06/23(月) 21:00:53
    太平洋沖では……


    九頭龍「くっ、こいつ、速いぞ!」

    戦刃「射撃が当たらない……!」

    朝日奈「くっ……!」


    怪獣がわからないといまいち情景が浮かばないので、登場人物が知ってる知らない問わず、紹介を出すことにします


    九頭龍「あの速度……なんなんだ……!」



    「キアアアアアア!!!!」


    【宇宙有翼怪獣アリゲラ】

    ウルトラマンメビウスに登場。陸上でも水上でも活動でき、視覚を持たない。そのため両肩についている発光するパルス孔から超音波を発して周囲の状況を理解する。また、そこから電磁ビーム弾を発射し、尾の先からも発射する。尾の先からのビーム弾は追尾性能を持ち、大きい。また翼も鋭利で、接近戦で威力を発揮する。



    アリゲラ「キアアアアアア!!!!」ジュアンッ!

    朝日奈「っ!」

    ビーム弾が1号機に直撃する!

    戦刃「朝日奈さん!?」

    九頭龍「朝日奈!脱出しろ!」

    朝日奈「え?え?脱出って?え?」

    朝日奈はパニックに陥り……



    ドボォン……




    海へと、落ちてしまった……
  50. 50 : : 2014/06/23(月) 21:18:35
    朝日奈(海……水……大好きな……)




    朝日奈(でも……もう……終わり……)




    朝日奈(さくらちゃん……今そっちに……)





    完全に諦めてしまった朝日奈……



    だが






    朝日奈(光……?なに、これ……)







    海の中で海が割れ……




    朝日奈が、光に包まれていた







    朝日奈(なんなの、これ……っ!?)








    割れた海から現れたのは……青い巨人……






    朝日奈「……息ができる」


    青い巨人「……」



    朝日奈「私は、貴方として、皆を、守れるのかな……」

    青い巨人は静かに頷く。






    朝日奈「今、この国が、星が危ないの……私は、あなたになりたい!」











    朝日奈「私に……力を!」








    そう言うと、朝日奈は青い巨人の光に包まれ……













    彼女は、光を受け継いだ……







    “AGUL”の光を!
  51. 51 : : 2014/06/23(月) 22:00:50
    九頭龍「朝日奈!朝日奈……応答……」

    戦刃「応答なしか……」

    アリゲラ「キアアアアアア!!!!」

    九頭龍「くっ、こいつ……!」

    戦刃「油断も隙もない……!」



    その時!






    海の中から光弾が飛んできた!


    アリゲラ「キアッ!?」ドボン





    九頭龍「な、何事だよ……」







    「デャアアアアアアアア!!!!!」








    戦刃「ウル……トラマン……?」


    九頭龍「まさか、朝日奈のやつ……」







    朝日奈『これが……アグル……』


    【ウルトラマンアグル】

    ウルトラマンガイアに登場。原作では藤宮博也に海の光が宿り誕生した青い海の光の巨人。正式名称は

    Aqua
    Gurdian for
    Ultimate
    Liquidation

    で、意味は「究極なる粛清のための水の守護者」。

    今回は何故この世界に来たのか、詳細は不明。尚、V2である。





    ※ゼロのように変身者と別に人格がはっきりしてない人物はウルトラマンの名前でセリフを喋らせます。苗木だけ今のところ特別ですね





    アグル「……倒すよ!」

    アリゲラ「キアアアアアア!!!!」

    アグル「リキデイター!」ヒュンッ!ヒュンッ!ヒュン!


    【リキデイター】

    両手の間に作り出した光の弾を放つ技。原作で6連射したこともある。

    アリゲラ「キアッ……」




    ドゴォォォン……



    アグル「……倒した……私が!?」

    アグル「やった……」





    九頭龍「た、倒しやがった……」




    朝日奈「……ふぅ」




    九頭龍「巨人が消えたな……って!朝日奈!?お前いつからここに!」

    朝日奈「今だよ?私の飛行機は沈んじゃったからさ」

    九頭龍「お、おう……お前も、ウルトラマンになったんだな……」

    朝日奈「うん!アグル、だね!」

    九頭龍「……わかるのか?」

    朝日奈「うん!あらゆる記憶が知識として流れてきたんだ!それから、この変身アイテムもね!」


    そう言うと、朝日奈は得意気にアグレイターを九頭龍に見せる。



    【アグレイター】

    右手首に装着する、青い光を宿した変身ブレスレットで、中央はアグルのライフゲージ=カラータイマー をイメージした発光部になっている。また、変身する際は翼状のパーツが開く。かっくいい。




    戦刃「朝日奈さん、無事だったんだね……」


    朝日奈「戦刃ちゃん!生きてるよ!」


    九頭龍「あぁ、帰還しようぜ!」


    朝日奈「おーっ!」





    朝日奈(けど、本当に私なんかがウルトラマンでいいのかな……)
  52. 52 : : 2014/06/23(月) 22:10:24
    ゼロ「デアリャアアアアアア……シェァアッ!」

    空中に静止させたゼロスラッガーをスピンキックで加速させる!

    ディノゾール「キュアア……」


    ドゴォォォン……




    【ゼロスラッガー】

    頭部の二つの刃。それを投げる技も同名である。


    【ウルトラキック戦法】

    前述した、空中に静止させたゼロスラッガーをスピンキックで加速させて放ち、敵を切り裂く技。ウルトラセブンのウルトラノック戦法の発展版。




    ゼロ「うし!片付いたな!」

    苗木『じゃあ、海に向かおう!』

    ゼロ「おう!」





















    ゼロ「……あれ?なにもいねーぞ」

    苗木『もしかして、もうやっつけちゃった……とか?』

    ゼロ「うそーん」
  53. 53 : : 2014/06/23(月) 22:26:58
    その頃、街では……



    十神「くっ、ガンホープが効かないな……」


    桑田「無理だって、こんなやつ……」


    日向「俺は、何もできないのか……?」



    3人は、怪獣……ツインテールを前に、絶望していた……




    【古代怪獣ツインテール】

    帰ってきたウルトラマン、ウルトラギャラクシー大怪獣バトル、ウルトラマンメビウスに登場。地底に棲息する古代怪獣の一種で、ムチのようにしなった尻尾は敵を上から締め付け、下から噛み付いて攻撃する。しかし本来は水棲怪獣であり、水中での動きはとても速く、宿敵の地底怪獣グドンをも凌ぐほど。エビのような味がするらしいが毒があるため、人が食べるには焼く必要があるとか。体上部の青白く輝く二つの三半規管を攻撃されると平衡感覚を失う。



    十神「チッ……撃て!撃つんだ!」ビュンッ!

    日向「あぁ……」ビュンッ!

    桑田「ちっくしょう!」ビュンッ!



    ツインテール「クワァァァァ!!!」



























    戦刃「本部、これより帰還……えっ?街中に怪獣が……わかりました。すぐ向かいます」

    九頭龍「よし、俺たちも向かうぞ」

    朝日奈「うん……」




    朝日奈(次も、私が倒してやるんだ……!)
  54. 54 : : 2014/06/23(月) 22:54:29
    その頃、未来機関……


    戦闘機格納庫で、何人もの超高校級たちが働いていた……


    左右田「うしっ……これ終わったら縮小なんちゃらの作業に戻るぞ……」

    小泉「っ……あー!意外と大変だな、肉体労働って」

    山田「ふぅふぅ……」

    セレス「サボってんなよ豚ァ!」

    豚神「呼んだか」

    セレス「違うし豚って認めちゃいけませんわ」

    ソニア「追加の部品、持ってきました!」

    左右田「あああ!ソニアさんは働かなくていいんですよ!」

    腐川「な、何言ってるのよ……」


    そんな普通の作業風景だったが……





    花村「ぎゃああああああああ!!!?!?!?」








    花村の叫び声で、状況が一変した。



    左右田「おいおいなんだよ……」

    腐川「様子、見に行ってみるわよ!」

    ソニア「はい!」






    花村のいる場所へ行くと……





    山田「っ!?」


    既に花村の姿はなく……




    セレス「あ、あの時の……ナメクジ……!?」




    そう、避難所でのナメクジ、スペースビーストのペドレオンだった……!




    【ブロブタイプビーストペドレオン】

    ウルトラマンネクサスに登場。体の95%が水分で、体をゲル状に変化させてパイプ管なども通れるクライン、それらが合体して巨大化するグロース、円盤状に変形して飛行するフリーゲンの3つの形態を使い分ける。好物はエタノールで、車なども捕食する。また、酒を飲んだ人間もよく襲われる。その食性のため、動く火薬庫と同じ状態であり、非常に危険。なぜ酒を飲まない超高校級たちも襲うのか……何者かの命令なのだろうか。



    ソニア「花村さ……キャアッ!?」

    左右田「そ、ソニアさんっ!?」

    山田「んぎゃあっ!」

    セレス「山田くん!?」




    大量発生したペドレオン(クライン)がソニアと山田を捕食する。



    今回、戦える人間はいない……




    それが意味するものは……!










  55. 55 : : 2014/06/23(月) 23:19:45
    左右田、ソニア、花村、セレス、山田、小泉、腐川、豚神……


    捕食され、死亡……




    あまりにも急すぎて、あまりにも残酷で、救いが無い……





    スペースビーストとは、そんなものだ……




    ※ツアーバス全滅とかざらにあります





    そして、クラインは……どんどん、合体をはじめる……!


    そう、グロースになるためだ





    ペドレオン「……」ウニョウニョ





    狙いはおそらく……未来機関、そのもの……


    建物……か……












    その頃、未来機関本部


    隊長「霧切……どこへ行っていた!」

    霧切「すまないわね……」

    女オペレーター「!格納庫にて、異常な生命反応……確認!」

    隊長「なんだと!?」

    霧切「……」

    隊長「た、直ちに……霧切!行けるか!?」


    霧切「……あ、はい」

    霧切「行ってきます……」

    隊長「お、おい、大丈夫か!?」

    霧切「えぇ、まぁ……」





    戦闘機格納庫―




    霧切「……こいつが!」ビュンッ!

    ペドレオン(グロース)「……」ウニョウニョ

    霧切「効いてない……!?」







    その時……




    苗木「霧切さん!」

    ゼロ『おいおい、こりゃ一体なんだよ!』




    苗木が帰還してきた……!



    霧切「苗木クン……!なんとかしてもらえないかしら……私じゃどうしようも……」



    苗木「わかった……!ゼロ!」

    ゼロ『おう!忙しいな!』


    苗木「デュアッ!」



    ギュウウウウウン……
  56. 56 : : 2014/06/24(火) 12:23:50
    【お知らせ】

    七海「やほー、七海です」


    七海「タイトルを変更しました。」


    七海「もっといいのあるだろってのがあったら言ってくださいね!」



    七海「それからもう一つ、誰がどのウルトラマンになってるかを、登場人物のところに書くことにしました。」



    苗木(ゼロ)
    ↑  ↑
    論破 ウルトラ


    七海「こんな感じにね。」


    七海「だって、ぶっちゃけ登場人物でss検索しないよね?」

    ※してる人にはごめんなさい


    七海「ではでは、本編に戻ります。フォースゲートオープン!」
  57. 57 : : 2014/06/24(火) 18:00:28
    MACは酷かったな・・まぁ首謀者の最期はいい笑い物だけど、ツインテールってことはあのムチ野郎も?
  58. 58 : : 2014/06/24(火) 20:44:13
    >>57

    ツインテールだからってグドンかどうかは……さて、どうでしょう













    ゼロ「っしゃあ!ぶっ飛ばしてやるぜ……」

    苗木『待ってゼロ……あいつ……なんか……』

    ゼロ「ん?どうし……うおっ!?」


    話してる間にペドレオンが触手を伸ばしてきた!


    ゼロ「っ……邪魔だァ!デェェェェァリィャァッ!」

    ゼロがゼロスラッガーを両手に持ち、触手を切り刻む!


    ペドレオン「ギュウウウウウン……」


    苗木『……ゼロ、あいつの中から、なんか……』


    ゼロ「……流石に勘づいてたか……でも、もう手遅れだ……生命反応を感じねぇ……」


    苗木『……』


    ゼロ「とどめだ!エメリウムスラッシュ!フゥァァァァァァァァァァ!!!!!!!」


    【エメリウムスラッシュ】

    ウルトラセブンのエメリウム光線同様、額のビームランプから発射される細い光線。しかし命中率は高く、威力も申し分ない。ワイドゼロショット同様、発射前に左手を水平に伸ばすことがある。ウルトラゼロファイトでは、自らの幻影とゼロ距離で撃ち合ったことも。(メンチビームなんて呼ばれたことも)


    ペドレオン「キュウウウウウウ……」



    ドゴォォォン……






    苗木『……』




    ゼロ「……」





    苗木もゼロも、わかっていた……



    8人もの仲間が、奴に捕食されたことを……




    無理に出撃しなければ……


    もっと早く戻ってきていたら……


    後悔してても仕方ないのはわかっているが、せずにはいられない。






    ゼロ「苗木……」



    そうつぶやいたその時、ゼロは後ろに気配を感じた。




    苗木『!』




    ゼロ「誰だ……!」クルッ







  59. 59 : : 2014/06/24(火) 21:14:11
    その頃、街では


    アグル「ォァァァァァァァアアッ!」

    ツインテール「クワァァァァ!!!」


    十神「まさか、あの青い巨人が朝日奈とはな……」

    桑田「葵巨人か……」






    アグル「……アグルブレード!」ザンッ……!



    【アグルブレード】

    右手に発生させる青白く輝く剣。切れ味が鋭く、威力が高いが長時間使うとエネルギー消費が激しい。V2で使ったことは無いが、設定上は使えるはずと思い、今回使用させました。



    アグル「……ハァッ!」


    アグルブレードがツインテールを切り刻む!



    ツインテール「ク……ァ……」





    ドゴォォォン……





    ツインテールが爆散する。






    日向「ふぅ、これで一安心か」



    そう思ったのも束の間……地面が揺れだした!








    ゴゴゴゴ……






    アグル「な、なにっ!?」




    九頭龍「レーダーに反応確認!……何か、来るぞ!」

    戦刃「うん……また援護するよ……!」




    ※戦刃と九頭龍はまだ戦闘機に乗っています





    ゴゴゴゴ……!



    ゴゴッ……




    「ギャオオオオオオオオオオオッ!!!!」




    桑田「なんだあいつ……!」



    十神「まだ、怪獣が……!」







    アグル「くっ……」


    アグルが怪獣に向かって構える。








    「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」



    【古代怪獣ゴモラ】

    ウルトラマン、ウルトラファイト、ウルトラマンパワード、ウルトラマンマックス、ウルトラマンメビウス、ウルトラギャラクシー大怪獣バトルに登場。それぞれ設定が違うが、今回はウルトラマンにおいての説明を軸とさせていただきます。

    ジョンスン島で発見された古代怪獣の生き残りで、正式名称はゴモラザウルス。ジョンスン島の地底で眠っていたが、崖の中から突然姿を現した。強靭な尻尾はメガトンテールと呼ばれ、あらゆるものを叩き壊す。目からはX線が出ており、角からは超音波を発することで岩などを破壊して地中を進む。ウルトラギャラクシー大怪獣バトルにおいては地球のレイオニクスのレイのパートナーとして活躍。その超音波を攻撃に使用し、数多の敵を倒してきた。「いけ!ゴモラ!超振動波だ!」尚、レイが暴走した時はレイオニックバーストとなり、体が真っ赤になる。またレイがレイモンとして覚醒した際にはEXゴモラとなる。

    ウルトラマン80にゴモラⅡという怪獣が出てくるが、姿が似ているだけで関係はない。

    ジョンスン島でもなければ本来の地球でもない。なぜこの世界に、地中から現れたのだろうか……






    ゴモラ「ギャオオオオオオオオオオオッ!!!!」



    アグル「……ッ!」


    朝日奈……アグルはアグルブレードを構える。
  60. 60 : : 2014/06/24(火) 21:38:41
    ゴモラの出現に驚いている中、ゼロはまた別の敵と戦っていた。





    ゼロ「くっ……お前!誰だ!」

    「……」


    謎の巨人は、声に応じることなく無言で襲ってくる。



    ゼロ「くそっ……問答無用か!」



    苗木『なんだろう……なんだか、悲しいような……』




    「……」





    ※名前を出すとネタバレになるので、“謎の巨人”とさせていただきます




    謎の巨人「……!」ブンッ!


    ゼロ「くっ……こいつ、強いぞ……」



    謎の巨人「……楽しませてくれよ?」




    苗木『……!』ゾクッ


    ゼロ「戦いを楽しんでんじゃねぇ!フゥァァァァァァァァァァ!!!!!!!」


    ゼロはゼロスラッガーをゼロツインソードに変え、謎の巨人に向かっていく。



    【ゼロツインソード】

    ゼロスラッガーがプラズマスパーク・エネルギーコア(光の国の人工太陽)の光を受けて三日月状の剣に変形したもの。その攻撃力はピカイチで、直接切ったり投げたりして攻撃できる。初期案では弓矢のような攻撃もあったが没になった。



    謎の巨人「……ふんっ」ガギン!


    ゼロ「ク、クク……腕で受け止めた……だと!?」


    謎の巨人「……うおあああっ!!」ドゴッ



    ゼロ「グアッ!?……カハッ……」

    苗木『あの攻撃力……でたらめだ……』



    ゼロ「なら……一気に決めるぜ!ワイドゼロショットォ!ハァァァァァァァァ!!!!!!」

    ワイドゼロショットを撃つゼロ。しかし……



    謎の巨人「……フン」





    苗木『光線で応戦してきた!?』

    ゼロ「なん…だと…馬鹿な!」






    光線はしばらく釣り合っていたが……




    やがて、お互いに消滅した。



    謎の巨人「……フン」





    ゼロ「なっ、おい!待て!」ダッ!



    謎の巨人が姿を消す。





    苗木『なんなんだろう……彼……』



    ゼロ「わからねえ……けど……」





    ゼロ「知ってるやつのような……気もする……」






    謎の巨人は不気味な印象を残し……ゼロと苗木の心にその存在を刻みつけた……





  61. 61 : : 2014/06/24(火) 21:59:49
    未来機関の別の仕事場では、超高校級たちがやはり働いていた。


    西園寺「……」

    罪木「……」

    葉隠「……」

    石丸「……」

    大和田「……」

    不二咲「……」

    澪田「……」

    田中「……」



    彼らにも左右田たちのことは知れ渡り、言葉を失い……誰も、声を出せずにいた。



    常にハイテンションの澪田が黙り込んでいることから、今回の状況が深刻だということがわかる。





    仕事内容は武器関係の開発。


    舞園もここに所属しているが、現在はとある場所で厳重保管されている。

    ほぼ全員素人だが、全国の科学者や博士は怪獣に怯えきって何もしていないため、そいつらよりは十分に役立っている。





    そして……静寂を破ったのは、不二咲だった。





    不二咲「さてと、縮小光線銃の解析、続けなきゃ……」



    澪田「……そ、そうっ……すね……」




    だが、雰囲気は重いままだ……
  62. 62 : : 2014/06/24(火) 22:42:51






    アグル「アグルセイバー……やぁっ!」


    ゴモラ「ギャァオオオオオオッ!」


    アグルセイバーがゴモラの尻尾を斬り、角を折る!



    【アグルセイバー】

    アグルブレードの発展技で、刀身がアグルブレードより細く、フェンシングのように突く戦法に特化しており、切れ味も増している。アグルブレードは握っている形なのに対して、アグルセイバーは手の甲から発生させる形になっている。




    ゴモラ「……ギャオオオオオオオオオオオッ!!!!」


    アグル「ハァアッ!」ザンッ!


    ゴモラが突っ込んでくるのに合わせ、アグルがダッシュしながら切りつける!



    アグル「カウンターアグルセイバー!」シュァンッ!


    ゴモラ「ギャァ、オオォ……」




    ドゴォォォン……



    ゴモラが爆散する。



    【カウンターアグルセイバー】

    PS2で発売されたウルトラマンFERで使用した技。敵が襲ってくるのと同時にダッシュして切りつけ、相手の背後からエネルギー波を浴びせる。






    九頭龍「正直あんまり援護できなかったな……」


    戦刃「そうだね……次元が違いすぎる……」







    日向「……やったか!?」


    桑田「フラグを立てるのはやめろ!」


    十神「……もう、何も出てこなさそうだな」



    アグル「ハァ、ハァ……」



    アグルが光に包まれ、消える。




    桑田「……ん?あれ、朝日奈!朝日奈倒れてねーか!?」


    十神「なんだと!?」


    日向「俺が助けてくる……!」ダッ!





    朝日奈「ハァ、ハァ……疲れた……」


    肩を揺らし、大の字で仰向けになる朝日奈……


    日向「朝日奈!大丈夫か!?」




    朝日奈「あ……日向……へへ、疲れちゃった……」



    日向「喋るな……ほら、肩貸すから……立てるか?」



    朝日奈「うん……でも……ちょっと……待って……」




    日向「……あぁ」






    日向(くそっ……どうして俺にはウルトラマンの力がないんだ……!)


    日向(どうして才能のあるやつがウルトラマンになるんだよ……!)



    日向(でも、朝日奈も苗木も大変なんだ……)



    日向(俺だって役に立ちたいのに……)



    日向(予備学科にはウルトラマンは来ないのか……!?)





    その時、九頭龍と戦刃の戦闘機が降りてくる。



    九頭龍「おいお前ら!乗れ!帰るぞ!」


    戦刃「朝日奈さん!大丈夫ー!?」









    だが、ここにいる彼らはペドレオンによって何人もが犠牲になったことをまだ知らない……


  63. 63 : : 2014/06/24(火) 23:20:33
    とある場所……





    江ノ島「地球を……なに?」



    「ですから……」


    「地球をあげます」


    「そう言うだけでいいんですよ?」




    江ノ島「……それって、絶望?」


    「何?」




    江ノ島「絶望的な事なのかって聞いてるの」




    「いえ、私はただ地球を貰うだけです」





    江ノ島「……なんだ、つまんないの」



    「なっ!?」





    江ノ島「でも、いいよ……こんな世界、どうなったって……それよりさ、私も仲間に入れてくれない?」




    「何を言っているのですか?地球人が地球人の敵になるなどと……」



    江ノ島「だって……全世界が私の敵だなんて……絶望的で……最高じゃない……」



    「…………いいでしょう。では、こちらに来てください」




    江ノ島「えへへ、ありがとうございますっ!」



    江ノ島「……あぁ、でも別に感謝しているわけではないからな」



    「……あなたはダダですか?顔が変わっていますよ」




    江ノ島「あ?自分のキャラに飽きっぽいだけだよ!」



    「まぁ、別に構いませんがね……」




  64. 64 : : 2014/06/24(火) 23:43:22
    基地に戻った日向たちを待ち受けていたのは、悲しい現実だった……



    桑田「う、嘘だろ!そんな……!」


    十神「腐川……クッ!」


    日向「……」


    朝日奈「そんな……セレスちゃんや山田まで……!」



    隊長「すまない……私が、全員に銃を持たせなかったからだ……」


    戦刃「……いいえ、隊長の責任ではありません。悪いのは、あのナメクジです」




    こうして、多過ぎた犠牲があった日は終わりを告げた。




    その日から、いつでも出撃できるように武器をそばに置いて置く事を義務付けられた……




    皆が不安に怯えている中、起きて黙々と作業をしてる人が一人いた……




    不二咲「……」カタカタカタカタカタ


    不二咲「……」カタカタカタカタカタ


    不二咲「人工知能……作ることができれば、監視も……」カタカタカタカタカタ




  65. 65 : : 2014/06/25(水) 00:54:12
    次の日……


    隊長「……朝のコーヒーはおいしいな」


    不二咲「ボクにも……いただけますか…」ヨロヨロ


    隊長「君は確か……不二咲くんか!どうしたんだそんなに疲れて……あぁ、すぐに持ってくるから待っててくれ」


    不二咲「はい……」ヨロヨロ







    隊長「はい、コーヒーだ」


    不二咲「ありがとうございます……」ズズッ



    【隊長とコーヒー】

    ウルトラマンメビウスでの地球防衛隊GUYSの隊長、サコミズ・シンゴはコーヒーが好きでよく飲んでいた。



    隊長「……で、一体どうしたんだ?」


    不二咲「はい……実は、これを見ていただきたくて」


    そう言うと不二咲はノートパソコンを開く。



    「こんにちは。あなたが隊長さんですね?」


    隊長「これは……人工知能か?」


    不二咲「はい。パルターエゴ……いえ、アルターエゴって言います。」


    【PAL】

    ウルトラマンガイアに登場。ウルトラマンガイア=高山我夢が作った人工知能で、戦闘機XIGファイターEXの操縦サポートをさせたり、ガイアに変身した際に操縦を継続させ、正体を悟られないようにする役割も受けていた。




    隊長「なるほど……」



    不二咲「この子を使えば、夜中監視をすることができます。」


    隊長「だが、監視カメラでも……」


    不二咲「この子は自分の判断でいろいろ動けます。必ず役に立つと思うのですが……」


    隊長「……」


    戦刃「いいじゃないですか。使い勝手もよくて……」


    隊長「戦刃くん……そうだな……よし、わかった……では、アルターエゴをメインサーバに繋ぐとしよう」


    不二咲「はい!ありがとうございます!」


    戦刃「よかったね、不二咲さん……」ニコッ




    不二咲「うん!やっと役に立てたよお!」ピョンピョン





    ビー!ビー!ビー!ビー!



    不二咲「!?」



    女オペレーター「郊外に未確認巨大ロボットが出現しました!」




    隊長「なんだと!?」




    苗木「お、おはようございます!」

    ゼロ『こんな朝っぱらから……』



    日向「隊長!おはようございます!早く!出撃の命令を!」



    隊長「し、しかしだ……戦闘機格納庫が全壊してしまい、出撃させられない……」


    日向「……」ダッ!



    朝日奈「うわっ!?」


    日向が朝日奈とすれ違う。



    苗木「日向クン!」

    ゼロ『あいつ、生身で行く気か……?』



    朝日奈「隊長!私と苗木に出撃の命令を!」




    隊長「うむ……すまないな」




    ※隊長、女オペレーターは二人の正体を知っています。が、組織の外にはそれは知られていません。蛭川みたいなマスゴミが来てしまいますから。


    【蛭川光彦】

    ウルトラマンメビウスに登場したフリーのジャーナリスト。人間のありとあらゆる負の感情の化身の如く人間のクズで、ウルトラシリーズ1怨念の強い異次元人ヤプールにさえ下等な人間と称された。一部からはウルトラシリーズ史上最低最悪な地球人と言われている。



    隊長「頼んだぞ苗木……朝日奈……」



    苗木・朝日奈・ゼロ『了解!』








    また、命懸けの戦いが始まる。




    その時、人間には何ができるのだろうか……
  66. 66 : : 2014/06/25(水) 00:58:24
    アグル1番好きなやつです!
    期待♪


    >>48のゆらゆらに反応してしまったのは内緒
  67. 67 : : 2014/06/25(水) 01:01:55
    >>66

    期待ありです!

    ゆらゆら……そうですねwすみません!

    今回珍しく長編なのでよかったら末永く見守っていただけると幸いです。

    では本編に戻ります。

    かっ飛ばすよーっ!
  68. 68 : : 2014/06/25(水) 01:11:46
    >>67いえいえww
    かっ飛ばしちゃって〜!
  69. 69 : : 2014/06/25(水) 01:22:28
    郊外……


    「……」



    ゼロ「あいつか……」

    アグル「うん……そうだね……」



    基地から変身して現場に急行した二人。(三人?)



    苗木『確かあれは……』


    ゼロ「メビウスが戦ったっていう……インペライザー……か……」


    【無双鉄神インペライザー】

    ウルトラマンメビウス、ウルトラマンゼロ外伝キラーザビートスターに登場。暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人の主力兵器の巨大ロボット。空間転移能力を持っており、どこにでも一瞬で移動する。武器は両肩の光線砲門に頭部の三連装ガトリングガン、更に手は状況に応じてドリルや大剣になる。強固な外装に自動修復機能がついており、タロウのウルトラダイナマイトでも倒すことはできなかった。また、再生能力が弱い量産型も存在する。必殺技は上半身を回転させながら光弾を発射するバニシングサークル。ちなみにウルトラマンメビウスを一度完全敗北に追い込んでいる。キラーザビートスターではビートスターによって量産されている。しかし再生能力は無かった。






    ゼロ「強敵だな……行くぜアグル!」

    アグル「え……あ、うん!」

    苗木(朝日奈さん、まだ慣れてないみたいだ……)



    二人のウルトラマンが上空から舞い降りる!




  70. 70 : : 2014/06/25(水) 02:00:04
    インペライザー「……」ガガ……


    ゼロ「アグル!俺たちのコンビネーション、見せてやろうぜ!」

    アグル「うん!行くよ!ォァァァァァァァアアッ!」

    ゼロ「シェェェェェェァァァァァ!!!!!!」



    インペライザー「……」ギュンッ!


    頭部からガトリングガンが放たれる!





    ゼロ「よっと……」



    アグル「危なっ……」




    苗木『ギリギリだ……』



    それをよけ、一気に近づく!


    インペライザー「……」ガガ……






    ゼロ「フゥァァァ!!!!」ギュンッ!ギュンッ!


    アグル「リキデイター!」ヒュンッ!ヒュンッ!ヒュン!ヒュンッ!


    ゼロがゼロスラッガーを投げ、アグルがリキデイターを4連射する……!




    インペライザー「……」ギュンッ!



    苗木『えっ!?』


    ゼロ「き、消えただと……!」


    アグル「ど、どこに……!」


    インペライザー「……」……グァッ!


    後ろに回り込んだインペライザーが光線を放つ!




    ゼロ「しまった……!」

    苗木『うっ……』


    アグル「ウルトラバリヤー!」


    【ウルトラバリヤー】

    両腕から回転式のバリアを発生させる。ちなみにV1の頃から使用可能。今回朝日奈が反応できたのは持ち前の運動センスからか、アグルの経験からなのか……




    バリヤーが光線を受け止め……





    パリィンッ!



    アグル「うぁぁぁぁっ!!!」

    ゼロ「ぐぁぁっ!」

    苗木『うぁぁぁぁっ!!!』




    きれずに、攻撃を受けてしまった……





    ゼロ「俺が……こんなとこで……!」


    アグル「うっ……強過ぎるよ……」




    インペライザー「……」ギギ……



    苗木『今度はこっちから……』


    ゼロ「おう!エメリウムスラッシュ!」



    アグル「アグルスラッシュ!」


    【アグルスラッシュ】

    手から発射する光弾。威力はあまり高くないが腕を伸ばせば発射できるので出は早い。また、アグルショットとも。



    インペライザー「……」ガギン!



    インペライザーは手を大剣に変え、光線を防いだ!




    ゼロ「今だ!……ストロングコロナ……ゼロ!」



    【ストロングコロナゼロ】

    ダイナのストロングタイプとコスモスのコロナモードの力を受け継ぐ形態。こちらもルナミラクル同様である。



    苗木『近づいて……』

    ゼロ「ハァァァァァァァァ!!!!!!」



    一気に近づいて、インペライザーを掴む!


    ゼロ「ウルトラハリケーン!」


    【ウルトラハリケーン】

    竜巻を起こし、相手を空高くに吹き飛ばす技。ウルトラマンジャックのウルトラハリケーンとは別物である。
  71. 71 : : 2014/06/25(水) 02:41:48
    苗木『そして……』



    ゼロ「ガルネイト……バス!ターーー!!!」


    【ガルネイトバスター】

    右手から放つ炎の強力な光線。(左手からも出せる)名前の由来はダイナのガルネイトボンバーとコスモスのネイバスター光線から来ている。





    しかし……




    インペライザー「……」ギュゥゥン……



    アグル「ワープしてきた!?」



    苗木『えっ!?』


    ゼロ「なっ……!」




    地上に戻ったインペライザーは、上半身だけを回転させ始めた!



    ゼロ「何かが……やべぇ!ガルネイト……」


    アグル「フォトンクラッ……」




    しかし……間に合わなかった!



    インペライザー「……」ウィィィィン……


    バニシングサークルを放つインペライザー……無数の光弾が二人を襲う!



    ゼロ・苗木「うぁぁぁぁっ!!!」


    アグル「キャアッ!」














    日向「……なんだあいつら……苦戦してる……のか……?」



    単身基地を飛び出てきた日向がインペライザーの元へ着いた……



    ※他のメンバーは戦闘機が飛ばせないため待機。戦闘機格納庫が無くなったせいで武装車なども全滅してるためどうしようもない。




    日向「……俺が、隙を作れば……超高校級の……おとりか……?」





    日向「いや……俺は……」



    日向「あいつらの……助けになって……この世界のやつを守るんだ……!」




    日向「それが……超高校級の希望ってやつだろ……!」




    そういうと、手に持っていたガンホープをインペライザーに撃った!


    日向「ハァッ!」ドギュンッ!



    インペライザー「……」ギギ……




    ゼロ「なっ、あのバカ……!」

    苗木『日向クン……っ!』






    日向「おら!こっちだ!」ドギュンッ!ドギュンッ!



    インペライザー「……」ズシン、ズシン




    アグル「日向はやらせない!」ダッ!



    アグルがインペライザーの前に滑り込む。



    インペライザー「……」ブンッ!


    アグル「うっ……!」



    大剣の重い一撃がアグルを襲う……


    ゼロ「アグル!」


    苗木『朝日奈さん!』



    ゼロ「……シュッ!」


    ゼロは通常フォームへと戻った……


    ゼロ「ビームゼロスパイク!」


    【ビームゼロスパイク】

    手から緑の電撃の光弾を発生させ、相手にぶつける技。



    インペライザー「……」


    だが、効いたような手応えがない!



    ゼロ「なにぃっ!?」




    日向(このままじゃ……俺……足引っ張ってるだけじゃないか……)





    日向(でも……でも、俺は……!)






    日向(諦めない……)





    日向(絶対に……)











    日向「絶対に諦めたりしない!」







    アグル「ぐっ……ぁあ……っ!」


    アグルがインペライザーの大剣を退け、蹴りを入れるが、インペライザーに再び大剣の攻撃を受ける……






    日向「ハァ、ハァ……」




    日向が「諦めない」と叫んだその時、手元が光ったような気がした……





    日向「……なんだ、これ……?」



    日向が持っていたガンホープは、変わった形の物体になり、その物体は……




    鼓動のような音を立て、光っていた……




    日向「刀、か……?」




    日向の手に宿ったもの……それは……



    エボルトラスターだった……!



    【エボルトラスター】

    ウルトラマンネクサスに変身するためのアイテム。適能者(デュナミスト)でなければ扱えない。鞘を抜いて頭上に掲げることで光に包まれ、変身できる。尚、変身の仕方はデュナミストによって違う。





    日向「……ハッ!」


    エボルトラスターを縦に持ち、下に引き抜いた後……


    日向「うおおおおおおおおっ!!!!!」



    下から上に思い切り振り上げた!

  72. 72 : : 2014/06/25(水) 03:09:54
    辺りが光に包まれる……



    ゼロ「な、なんだっ!?」


    アグル「まぶし……っ」


    苗木(まさか、日向クン……?)






    「あああああああああ!!!!!!!!!!」ドンッ!




    勢い良く着地する日向……いや……




    ウルトラマンネクサス!




    【ウルトラマンネクサス(アンファンス)】

    スペースビーストを倒すことを使命とする銀色の巨人。胸にある赤いラインは光の力を司るエナジーコアというもので、これはカラータイマーに相当する。また、アンファンスは力を出し切ってない状態である。ちなみに、“ネクサス”と呼ばれたのは最終回での一回だけである。





    ネクサス「俺が……ウルトラマン……」



    ネクサス「遂に……選ばれたのか……!」



    インペライザー「……」ギギ……


    アグル「日向!」



    インペライザーが日向の方を向く。


    インペライザー「……」ギュォンッ!


    光線が日向を……ネクサスを襲う!




    ネクサス(……俺にも、知識が流れてくるな……真木……姫矢……千樹……西条……孤門……)

    ネクサス(俺は6人目のデュナミストってわけか……)


    ネクサス「サークルシールド!」


    【サークルシールド】

    水面の波紋のような、青く輝く円形のバリアを作り出す技。防御力はかなりのもの。



    ネクサス「はぁぁぁぁぁ……はぁっ!」


    ゼロ「ふ、防ぎきった……!」

    苗木『日向クン……!』



    ネクサス(やれる……今俺は……ウルトラマンなんだ……!)



    ネクサス(やっと……自分の生きる意味を……見つけられたんだ……!)



    ネクサス「オーラミラージュ!」


    【オーラミラージュ】

    全身から光を発して相手の動きを止める技。それだけである。




    ネクサス「今だ!早くやれ!」



    アグル「うん!」


    ゼロ「あぁ!」

    苗木『ありがとう日向クン……!』




    インペライザー「……」ギ、ギ……



    ゼロ「ゼロツインシュート!」


    【ゼロツインシュート】

    ゼロスラッガーをカラータイマーに装着し、光の刃のエネルギーを放つ。広域に照射し、威力も通常形態の中では最強の光線。



    アグル「フォトンクラッシャー!」


    【フォトンクラッシャー】

    頭部のブライトスポットから放つ必殺光線。撃つ前にブライトスポットの前で腕をクロスさせる。しかし、右腕にエネルギーを溜め、それを頭部に持っていくことでポーズを簡略化した例も。



    二つの光線がインペライザーに直撃する!


    インペライザー「……」

    シュンッ



    インペライザーは機能を停止し、消えた……





    ネクサス「なにっ!?今度は、どこ行ったんだ……!」


    ゼロ「出てこい!ぶっとばしてやるぜ……」

    苗木『多分、回収されたんじゃないかな……』




    アグル「回収……?」




    苗木『とにかく、未来機関に戻ろう』


    ゼロ「あぁ、そうだな……」




    インペライザーを完全には倒せなかったが……退けることには成功した。



    これでウルトラ戦士は3人になった!


  73. 73 : : 2014/06/25(水) 04:46:22
    おぉ!ネクサスまで!!
    期待しかない♪
  74. 74 : : 2014/06/25(水) 09:14:34
    未来機関へと戻った苗木、朝日奈、日向……





    桑田「おっ、お帰り!」


    九頭龍「日向がウルトラマンになるとはな……予備学科にも役目はあんだな」



    日向「……」



    九頭龍「……わりぃ、皮肉とかじゃないんだ……」






    霧切「よくやったわね苗木クン……」




    苗木「霧切さん……!」




    十神「それよりもだ……」ツカツカツカ


    真剣な表情で日向に向かっていく十神。




    十神「なぜ勝手に出て行った……!死ぬかもしれなかっただろ!」



    日向「死ぬかもなんて……そんなのどうだっていい……」



    十神「何?」






    戦刃「まぁ、いいんじゃないかな、帰ってきたんだし……十神くん、その時いなかったじゃん、ね?」




    十神「チッ……」






    朝日奈「あの、それよりさ、ちょっと休ませてよ……疲れちゃってさ」


    苗木「ボクも……ちょっとキツいかな」




    隊長「そうか、二人ともお疲れ様。じゃあ休息室に行って休んでくれ」




    朝日奈「はい……」


    苗木「はい」




    ゼロ(確かに、少し無理させてたかもな……ゆっくり休めよ苗木)








    休息室―


    罪木「……はい、これで大丈夫ですよ」





    苗木「ありがとう罪木先輩」



    罪木「いえいえ、ウルトラマンとして頑張っている苗木くんたちの方が凄いんですからぁ」



    西園寺「そうそう、こんなゲロ豚に感謝なんてしなくていいんだから」



    朝日奈「そういう言い方はよくないと思うよ?西園寺ちゃん」





    西園寺「……小さいけど、一応先輩なんだけどな」




    朝日奈「あはは……ついうっかり……」




    ゼロ『けど、苗木も朝日奈も初めてにしてはよくやってるほうだと思うぜ』



    苗木「ありがとうゼロ……」






    西園寺「ところで元いた世界ではどんなことしてたの?ウルティメイトなんとかの前は」




    ゼロ『お?いいぜ、どこから話すかな……悩むぜ……』



    苗木・朝日奈・西園寺・罪木(これ長くなるパターンだ……)


  75. 75 : : 2014/06/25(水) 09:31:39
    研究室―



    不二咲「やっとだよ……やっとだ!」


    田中「これで舞園が元に戻るのか?」



    不二咲「うん!きっとね!」




    不二咲は、レイビーク星人の縮小光線銃を解析して、拡大銃にすることに成功したのだ!




    舞園「ありがとうございます……」





    田中「封印されし歌姫が封印を解かれるか……」



    不二咲「……」




    不二咲「よし!舞園さんを元に戻すよ!えいっ!」





    拡大銃を舞園に放つと、舞園が元の大きさに戻った!






    舞園「……よかった……ありがとうございます!不二咲さん!」




    田中「久しいな舞園……」




    舞園「本当、戻れてよかったです……もう出番がないのかと」




    不二咲「ううん、こっちこそごめんね……左右田先輩がいればもっと早く……」



    田中「……不二咲」




    舞園「?」




    舞園はずっと研究室にいたので、ペドレオンの事件のことを知りません。



















    舞園「そ、そんなに……!?」




    不二咲「うん……減っちゃったよ……」



    田中「だが、神の使い、光の超人は増えたがな」



    不二咲「うん!朝日奈さんと日向先輩もウルトラマンになったんだ!」



    舞園「そうだったんですね!」






    そんなこんなで時間が過ぎてゆく。



  76. 76 : : 2014/06/25(水) 10:53:12
    未来機関建物内、墓―



    大和田「左右田先輩……よく、バイクのチューンナップしてくれたっけな……」


    石丸「山田クン、セレスクン、大神クン、腐川クン……クラスメイトが亡くなるのは……辛いな」


    澪田「……よし!もう過去を振り切ったっす!」


    大和田「ん……澪田先輩……」


    澪田「残された意味を……役目を与えられた意味を考えて生きていくしかないんすよ!」


    石丸「そうだな……くよくよしてても仕方ない!」


    大和田「けど、なんだってウルトラマンなんてめちゃくちゃなものが来たんだろうな?」


    石丸「うむ……ゼロはワームホールに吸い込まれてここに来たらしい」


    澪田「いやでも、都合よすぎないっすか……?」



    何気なく目を逸らし、墓に刻まれた文字が目に入る



    超高校級の幸運 狛枝 凪斗 ここに眠る





    澪田(凪斗ちゃんの、幸運のおかげっすかね……)

  77. 77 : : 2014/06/25(水) 11:01:18
    街中、公園―


    葉隠「ふぅ……」



    葉隠は普通に、ごく自然にサボっていた。



    葉隠「こう、非日常が続くとやってらんねーべ」




    人は変われないものである。
  78. 78 : : 2014/06/25(水) 11:41:55




    ゼロ『つーわけで、モロボシくんと命名して……』



    苗木(長いよ……)



    西園寺「ねぇゼロおにぃ」



    ゼロ『ん?なんだ?』




    西園寺「どうして、この世界に怪獣とかが現れたのかなぁって……」



    罪木「ですよねぇ……」




    ゼロ『……ひとつだけ、心当たりがある』




    苗木「えっ!?」




    ゼロ『あぁ……ベリアルのことは今話したよな……』


    罪木「えーと……今確か……ダークネスファイブとかいう部下を引き連れてるとか……」



    ゼロ『あぁ……だが、あいつには世界を越える技術がある……俺の故郷、光の国にも攻め込んできたことがあったな……』



    西園寺「ベリアル……が?」



    ゼロ『いや、やつの手下たちだ。俺はただ、故郷に兵が送られていくのをただ見てるだけしかできなかった……その時使っていたのが、物体Xと呼ばれる、宇宙船だ……』



    【時空揚陸船艇デルスト】

    大決戦!ベリアル銀河帝国に登場。別の宇宙へ兵を送り込むのに使われた。機体上部にはビーム砲を装備している。光の国ではそれを物体Xと呼んだ。



    苗木「じゃあそれで……」




    ゼロ『だが……おかしい点がいくつもありやがるんだ……』



    罪木「おかしい点……ですかぁ?」





    ゼロ『さっき戦ったインペライザーは、もう存在しないはずなんだ……あのタイプの、修復に長けたインペライザーは一体しかいないとメビウスから聞いた……それに……』



    ゼロ『ツインテールやゴモラの存在だ……別の宇宙から送られてくるなら、なぜ地底にいた?ツインテールに至ってはなぜ卵だ?』



    西園寺「うーん……?」


    ゼロ『もしかしたら、時空さえも歪むほど恐ろしいことが起きているのかもしれねぇ……!』




    苗木「難しい話だな……」



    ゼロ『だが、別の宇宙に来てるってことは、ベリアルが絡んでることは間違いない筈なんだ……』





    西園寺「よくわかんないけど戦えばいいんだよね?」




    ゼロ『おう!そうだぜ!』



    罪木(うゆぅ……よくわかんないですぅ……)




  79. 79 : : 2014/06/25(水) 13:09:10
    だんだん話が凄いことに...
    期待です‼︎
  80. 80 : : 2014/06/25(水) 14:29:41
    【お知らせ】

    七海「こちら七海。誰か聞こえますか?応答してください!」

    七海「あっかーん、座標間違えてしもた……」


    七海「あっ、映ってる?チームUごっこしてるの聞かれちゃった」



    七海「えー、現在はダンガンロンパの要素皆無だけど、そのうち人間の底力を見せるそうですので安心してください。」



    七海「えー、追伸。ティガもキリエロイドもまだまだ先だそうです。」



    七海「それから、2のキャラの生き残りが少なすぎることに今気付きました。申し訳ありません。」


    七海「では、本編に戻ります。GUYS!サリー……ゴー!」


    \GIG!/
  81. 81 : : 2014/06/25(水) 15:10:31
    ゼロ『だから、今はなんとしても……』


    ビー!ビー!ビー!ビー!




    西園寺「また怪獣!?」


    朝日奈「zzz……」


    苗木「朝日奈さんも起こさなきゃ……」


    罪木「いえ、今は……苗木さんも朝日奈さんも……身体はボロボロです……出撃はしない方が……」



    苗木「でも……!」







    日向「大丈夫だぜ。苗木……ゼロ……」



    苗木「日向クン……」



    ゼロ『まぁ、確かに苗木にはキツかったよな……インペライザー……』




    西園寺「日向……おにぃ、頑張ってね」




    日向「おう……あぁ、ゼロ……ってか苗木。司令室来てくれ。」



    罪木「呼びに来てくれてたんですねぇ」



    ゼロ『おう、行こうぜ』



    罪木「あっでも!戦いは……」


    ゼロ『わかってる!わかってるって!俺は親父と違って……』


    苗木「大丈夫だよ、罪木先輩……日向クン、朝日奈さんは?」



    日向「いや……苗木だけでいい。行くぞ……」



    西園寺「頑張ってね、苗木おにぃ、日向おにぃ」



    苗木(どうして年下なのにおにぃなんだろう)


    日向(なんで俺は日向クン呼ばわりなんだ……?)







    苗木と日向は司令室に向かった。
  82. 82 : : 2014/06/25(水) 16:01:11
    司令室―


    隊長「苗木くん、日向くん……」


    十神「チッ……また敵か」

    九頭龍「少しは遠慮しろっての」


    ゼロ(いや……本気で来るなら、もっと数を出してくるはずだ……)


    ゼロ(黒幕はベリアルか……?)


    女オペレーター「モニターに映像、来ます!」


    戦刃「これは……?」


    桑田「なんだこれ……!?」


    映し出されたのは、不気味な球体がいくつも飛び、ビーム弾を地上に浴びせている光景だった。



    ゼロ『あれは確か……タイガの世界の……!』



    隊長「知ってるのか?ゼロ!」




    ゼロ『あれは……』



    ゼロ『スフィア!』




    【宇宙球体スフィア】

    ウルトラマンダイナ、ウルトラマンサーガに登場。突如として人類の前に姿を現した謎の生命体群。本来、侵略を目的とする者ではなく、ウルトラマンダイナの世界においては宇宙開発を進める人類を「宇宙を汚す侵略者」として敵視し、妨害工作をしかけてきた。個々の戦闘力は大したことないが、周囲の鉱石や生物を取り込んで怪獣化する能力を持っていて、こうして生まれた怪獣はスフィア合成獣と呼ばれる。




    ゼロ『油断するな……日向!すぐにカタをつけろ!』

    日向「わかった……最初から全力で行かせてもらうぜ」



    隊長「頼んだぞ日向……」



    日向「あぁ……」




    霧切「戦闘機が使えないからって何もできないのかしら……」


    女オペレーター「今のところ、日向さんに、頼る他に方法は、ありません。」



    苗木「ごめんね日向クン……」



    日向「わかってるって……じゃあ、行ってくる。うおおおおおおおおっ!!!!!」





    日向がエボルトラスターを掲げ、変身する。





    桑田「せめて外に出てからにしろよな……眩しいぜ……」




    九頭龍「ったく……」



  83. 83 : : 2014/06/25(水) 17:17:58



    外に出る日向=ネクサス。


    ネクサス「スフィア!俺が全滅させてやる……!」



    スフィアはネクサスにビーム弾を撃ってくる。



    ネクサス「チッ……ちょこまかと……!」



    ネクサス「なら……!」



    ネクサス「ハァァァァァァァァッ!」


    ネクサスがジュネッスへと変化する。




    【ウルトラマンネクサス(ジュネッス)】

    アンファンスが光の力を解放した姿で、ボディのカラーに赤色が追加される。本来、デュナミストによってジュネッスの姿は違うはずだが、今回はそのまま姫矢、千樹のジュネッスを物語に出演させます。一番の特徴は、戦闘用亜空間メタフィールドを作り出し、敵と自分を今の空間から隔離し、被害を抑えるだけでなく、ネクサスの本来の力を最大限に引き出せる。しかしメタフィールドはネクサスの体を構成する光の粒子から出来ており、文字通り身を削って作り出すためデュナミストへの負担が大きい。なので、日向は今回はメタフィールドは作らない。



    ネクサス「一気に片付けてやる!ハァァッ!」ビュンッ!



    ネクサス「ボードレイ・フェザー!」



    【ボードレイ・フェザー】

    高速で飛行し、両手から三日月状の光刃を発射する技。原作では12連続で使用したことも。





    スフィアがどんどん撃ち落とされていく


    ネクサス「ハァハァ……もうすぐ全滅だ……!」





    だがその時……
  84. 84 : : 2014/06/25(水) 17:23:50
    何があったんや!?
    日向頑張って‼︎

    期待♪
  85. 85 : : 2014/06/25(水) 23:41:56
    スフィアか・・そう言えばウルトラマンギンガでネオダランビアの亜種って扱いでサンダーダランビアが出てきたな
  86. 86 : : 2014/06/26(木) 07:34:37
    ブォン!



    ネクサス「……宇宙船か?」



    突如として現れた宇宙船が、残りのスフィアをビームのようなもので捕らえていく!











    ゼロ『お、おい……嘘だろ!?』


    隊長「ゼロ!どうした!」



    ※ここで言うのもなんですが、声は苗木から聞こえてくるのでゼロと話すときは皆苗木の方を向いてます



    十神「なにか心当たりでもあるのか……?」



    ゼロ『間違いねぇ……あの宇宙船は……』





    ゼロ『バット星人のだ!』




    【触覚宇宙人バット星人】

    帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンサーガ、ウルトラゼロファイトに登場。尚、今回はウルトラマンサーガでの個体であるため、そちらについて説明する。全宇宙を支配し、神として君臨するためマルチバース(多次元宇宙)のひとつ、フューチャーアース(ウルトラマンのいない世界)をその野望のための実験場とし、地球人の殆どを消し去り、(厳密には封印されていただけで後に魂が解放された)残った人間のマイナスエネルギーを供給しつつ、計画を進めていた。このあたりのストーリーはウルトラマンサーガを見ればわかるので割愛。(長くて面倒ともいう)また、小説『ザ・ウルトラマンメビウス』(DVDのおまけ)で、ゼットンの養殖にかけては宇宙一の一族であることが判明している。いずれの個体も既に倒されたはずだが……?





    ネクサス「……なんだ?」



    宇宙船に身構えるネクサス。




    しかし、宇宙船はスフィアを捕らえると姿を消した……







    ネクサス「……チッ、なんなんだよ」


  87. 87 : : 2014/06/26(木) 08:18:26
    ネクサスとスフィアの戦いの後、超高校級たちが会議室に集められた……



    他に隊員はいないのかと思うだろうが、実際のところ、隊長によるガキのお守りである。


    また、組織のお偉いさんはまだ高校生が働くのを良しとしていなく、偉い人をまじえての会議には参加させられない。


    というのもあるが、今回は関係なくゼロが皆に話しておきたいことがあるとのことで集まった。






    苗木(うぅ……皆見てくるなぁ……仕方ないけど……)



    ゼロ『皆……そして隊長……集まってもらってすまねぇ……』




    隊長「いや、いいんだよ……お偉いさんがいない会議ならいくらでも参加するよ」




    葉隠「まだ若いのにお疲れ様だべ」



    西園寺「サボってた奴が何言ってんの……」(ボソッ



    隊長「まぁ確かに、君よりは若いけどさ……はは」



    苗木(確かに若いけど……隊長って誰なんだ?)



    朝日奈「うーん……寝てる間に怪獣が現れてたなんて……」


    澪田「気にしなくていいっすよ……」


    不二咲「うん、疲れてるだろうしね」



    九頭龍「で、どうして集めた……ゼロ」




    ゼロ『あぁ……バット星人について、話しておこうと思ってな』




    田中「バット星人?なんだそれは……」




    ゼロ『あぁ……』





    そう言ってゼロは語り出す。
  88. 88 : : 2014/06/26(木) 12:54:04
    ????





    「しかし、本気なのですか?」



    江ノ島「当たり前じゃん……私は絶望が見たいんだよ」



    「おもしれぇ……だが、我々超銀河帝国軍の為に働けよ」



    「グォー……」



    「でも本当に信用できんのか?だとさ」



    「確かにな……あの地球のレイオニクスは俺様を拒みやがったしな……」



    「人間は侮れん……そうだったな?メフィラス星人」


    メフィラス星人「は……はい!皇帝……」


    「ですが、まさか同族と会うとは思いませんでしたよ……」


    「しかし、本当に便利だな……バット星人の宇宙船は……」


    バット星人「お褒めくださり、光栄です……」


    「流石です我が同胞……」




    江ノ島「宇宙人いすぎて誰が誰だかわかんねぇw」



    「すまなかったな……だが、本当に我々超銀河帝国軍に入るのか?」



    江ノ島「もちろん。私様に力は無くとも絶望を愛する心は誰にも負けません」



    「気に入ったぜ……」



    「まさか、この軍に地球星人が加わるとはな……」




    江ノ島「地球星人……か」




    江ノ島「うぷぷぷ!面白くなってきた!それに私は江ノ島盾子ちゃん!ちゃーんと名前があるんだよ!」



    「わかったぜ江ノ島……俺様と一緒に全宇宙を支配してやろうぜ」




    「へ、陛下?」



    「あぁん?文句あんのか?」






    江ノ島(なんか面白そうだけど怖いかも……って、怖い?私様が怖がってる?うぷ……うぷぷ……うぷぷぷぷ!)





  89. 89 : : 2014/06/26(木) 16:55:01
    江ノ島どうやってそこまでたどり着いた!?
  90. 90 : : 2014/06/26(木) 17:07:58
    >>89

    >>63を見ていただけると。
  91. 91 : : 2014/06/26(木) 17:10:13
    >>90
    そうだった・・
  92. 92 : : 2014/06/26(木) 17:11:13
    期待です☆
  93. 93 : : 2014/06/26(木) 19:00:15
    >>92

    期待ありです!








    ゼロ『……つーわけだ』







    葉隠「は?それって……つまり……」





    霧切「もう、全人類を消せるだけの戦力が来てしまったということね」






    隊長「……マズイな」






    日向「なんだよ……くそっ、どうしようもねえのかよ……」




    朝日奈「私たちだけじゃ……」





    桑田「でもよ、そのサーガってやつになれば……」






    ゼロ『……いや、あれはいわゆる、特殊なケースってやつだ……俺、タイガ、ダイナ、アスカ、コスモス、ムサシ、そして……チームUや子供達……皆の想いがひとつになったからこそ生まれたんだ』





    西園寺「えーと、ってことは……」





    澪田「奇跡でも起きない限り無理っすね……」





    苗木「奇跡か……」




    「……」




    全員が苗木を見る。




    苗木「な、なに!?」




    田中「いや、貴様なら起こせるのではと思ってな」




    大和田「まぁ、超高校級の幸運だしな」





    隊長「超高校級だかなんだか知らねえけど、あまり過信しすぎんな」





    「!?」





    石丸「た、隊長!?」





    隊長「ん、あぁ……すまない」





    苗木(びっくりした……)



  94. 94 : : 2014/06/26(木) 19:31:20
    ビー!ビー!ビー!ビー!


    隊長「また怪獣か!」


    ゼロ『ちっ、またかよ!』


    朝日奈「とにかく!今は頑張るしかないよ!」


    日向「そうだぜゼロ!」


    苗木「罪木先輩!ボクと朝日奈さんはもう大丈夫かな!?」



    罪木「……」



    罪木(まだ完全に回復してないのは自分たちがわかってるはずなのに……)


    罪木(でも……止めたって無駄ですよねぇ)




    罪木「……はい!大丈夫です!」




    苗木「よし!じゃあ皆、行ってくるよ!」











    こうして、戦いは続く。




    何度も、何度も。




    しかし怪獣たちの出現は、これから起こる恐ろしいことの序章に過ぎないのである……




    第一章   完







    第二章へ続く
  95. 95 : : 2014/06/26(木) 19:44:12
    次回予告




    やっぱりウルトラマンなんて信用できねえじゃねえか!




    ちょっと待てよ!





    もう何人が犠牲になった……!ぁあ!?








    霧切さん……?霧切さん!?







    怨念が集まっていく……!?







    最後まで諦めず、不可能を可能にする……それがウルトラマン……かつて、兄さん達が教えてくれた言葉さ






    もうこの世界にウルトラマンは存在しない……ふふふ……







    今日から君は……“音無涼子”だ






    もう、無理だよ……









    諦めるなぁっ!









    to be continued……
  96. 96 : : 2014/06/26(木) 19:53:48
    はい、というわけでウルトラマン×ダンガンロンパシリーズ第一章終わりです。

    終わり方が微妙ですが、もうすぐ100になってしまうということもあり切り上げました。



    次回予告のセリフはあくまで今描いてる構想の中にあります。変わるかもしれません。




    ではでは、第二章でお会いしましょう。(わりとすぐだと思います)





    最後に、要望とかあれば書き込んどいてください。それではそれではー。



  97. 97 : : 2014/06/27(金) 01:39:07

    第二章です↓


    http://www.ssnote.net/archives/18904

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
sugisarishiomoi

さっとん@動く

@sugisarishiomoi

この作品はシリーズ作品です

ウルトラマン×ダンガンロンパ シリーズ

「未分類 × ダンガンロンパ 」カテゴリの最新記事
「未分類」SSの交流広場
未分類 交流広場
「ダンガンロンパ 」SSの交流広場
【sn公式】ダンガンロンパ交流広場