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東京喰種:re マダム殲滅戦
- 東京喰種トーキョーグール
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                  - 1 : : 2015/12/24(木) 15:43:53
- 亀更新です!よろしくお願いします!
 
 あと、楽しく書いていきたいので、コメントどんどん書いてください!
 
- 
                  - 2 : : 2015/12/24(木) 16:48:54
- アキラ「ハイセ」
 
 名を呼ばれた青年が振り返る。
 
 ハイセ「アキラさん、何か?」
 
 アキラ「QS班に仕事を頼みたい。」
 
 ハイセ「仕事とは?」
 
 アキラ「2カ月前に討伐された、ビッグマダムと縁があった喰種の駆逐作戦。名付けて、マダム殲滅作戦、だ。」
 
- 
                  - 3 : : 2015/12/24(木) 16:54:49
- 読みにくくてすいません!もう分からないんで、続けて書いていきます。何か、ご意見があったら、言ってください!
 
- 
                  - 4 : : 2015/12/24(木) 18:19:15
- ハイセ「指揮はどなたが?」
 
 アキラ「宇井特等だ。」ハイセは質問を続けた。
 
 ハイセ「どのぐらいの規模なのですか?」
 
 アキラ「ビッグマダムの自宅にあった資料から見て、約500体だ。」
 
 ハイセ「他にはどの班が参加するのですか?」
 
 アキラ「我々真戸班、平子班、下口班、宇井班、そしてキジマ班。決定している班はそのぐらいか。」
 
 ハイセ「キジマさんか・・・。」
 
 削ぎ師キジマ。その異名は、彼が行った数々の非人道的な拷問が由来だ。宇井特等曰く、イカれているそうだ。
 
 アキラ「QS班にこの事を伝えておいてくれ。」
 
- 
                  - 5 : : 2015/12/24(木) 18:39:02
- ハイセ「・・・というわけで、僕らは、マダム殲滅作戦に参加することになった。」
 
 瓜江「・・・質問よろしいですか。」
 
 ハイセ「何?」
 
 瓜江「駆逐対象は、どのぐらいの数なのでしょうか?」
 
 ハイセ「ざっと500体らしいよ。・・・皆、いける?」
 
 才子「死にますな。」
 
 六月「・・・難しい作戦ですね・・・。」
 
 不知「キッツいな・・・。まあ、いけんだろ。」
 
 瓜江「・・・問題無いです。(自信が無いなら、参加するなクズ共が。お前らの分は、俺が駆逐してやる。しかし、500体か・・・。功績を挙げるには絶好の機会だな・・・。)
 
 ハイセ「よし・・・頑張ろうね、皆!」
 
- 
                  - 6 : : 2015/12/24(木) 21:45:11
- ___翌日___ マダム殲滅作戦会議が開かれた。
 
 宇井「本作戦を指揮します、S1班班長 宇井郡です。では、全員揃っているようなので、会議を始めます。本作戦には、追加で鈴屋班にも参加してもらうことになりました。」
 
 ハイセ「宇井先p・・・じゃなくて特等、鈴屋准特等がおられませんが?」
 
 半兵衛「先輩は寝坊のようです。」
 
 瓜江「(実力があるからといって調子に乗りやがって)」
 
 宇井「・・・それでは会議を続けm」
 
 才子「ンングゥゥゥォォ・・・舞姫ぇ・・・お前もそうおもーかーーー・・・ンゴォォ・・・」
 
 宇井「」
 
 瓜江「(馬鹿が)」
 
- 
                  - 7 : : 2015/12/24(木) 23:36:17
- ______________________________才子「ンゴッ・・・ここは・・・まだ会議中かぇ?」
 
 六月「才子ちゃん、特等の前であんまり寝ちゃ駄目だよ?」コソコソ
 
 才子「むぅ・・・すまんなむっちゃんこ。舞姫に呼ばれてな・・・。」
 
 宇井「では、本作戦の会議を終わります。」
 
 「「お疲れさまでした」」
 
 ハイセ「さ、帰ろっか」
 
 才子「舞姫が呼んでいる!ママン!ダッシュ!」
 
 宇井「タケさん、今日一杯どうですか?」
 
 平子「・・・ああ。いいぞ・・・。」
 
 宇井「じゃあ、9時に。」スタスタ
 
 平子「・・・ハア・・・。」
 
 平子「倉元、お前も一緒にどうd」
 
 倉元「遠慮しときまッス」
 
- 
                  - 8 : : 2015/12/25(金) 09:18:58
- ハイセ「皆、晩ご飯何がいい?」
 
 不知「そーだなー・・・あ、林村サン ちわッス」
 
 林村「おー不知か。ナッツはどうだ?」
 
 ___________キレイに・・・なりだい・・・_________
 
 不知「ヴッ・・・」
 
 林村「・・・?どうした、不知?」
 
 不知「ッあ、いや その・・・キメラクインケともなると地行博士でも、ムズいみたいッスわ。なんで今度の殲滅作戦ではツナギを使うしかないッスわ」
 
 林村「そうか・・・。まあ、もし使わないことがあったらくれ」
 
 不知「やらねッスよ」
 
 林村「ハハ・・・じゃあな、お前ら」
 
 ハイセ「失礼します」
 
 ハイセ「・・・それで、皆晩ご飯何がいい?」
 
 不知「・・・サッサン・・・俺今日晩飯いいわ」
 
- 
                  - 9 : : 2015/12/25(金) 09:25:40
- キャラ名「○○○○○○○○○○○○○○」
 キャラ名「○○○○○○○○○○○○○○」
 っていう感じの方が読みやすいよ。
 編集機能で編集してね。
 
- 
                  - 10 : : 2015/12/25(金) 09:39:23
- アドバイスありがとうございます! しかし、もう僕には、分かりません!
 
- 
                  - 11 : : 2015/12/25(金) 09:42:31
- ↑のコメントで試しましたが、無理です!書いている時と投稿された時の横の文字数違うようにかんじます。気のせいでしょうか?
 
- 
                  - 12 : : 2015/12/25(金) 16:41:42
- ハイセ「不知君、何かあったのかな・・・?」
 
 晩ご飯中、ハイセが呟いた。
 
 才子「さては・・・」
 
 ハイセ「さては・・・?」
 
 才子「・・・惚れたな」
 
 ハイセ「・・・え?」
 
 六月「・・・誰に?」
 
 才子「ケイ子っしょ」
 
 その時、不知の部屋のドアが荒々しく開いた。
 
 不知「オイコラデブ才子!テキトーな事言ってんじゃねーぞ!」
 
 不知は、地獄耳だ。
 
 才子「何をッ!?レディに対して失礼だぞチョンマゲボーイ!」
 
 不知「黙れデブ」
 
 才子「ブヒャ------ッ!」
 
 ハイセ「(良かった・・・問題無さそうだ・・・)」
 
- 
                  - 13 : : 2015/12/25(金) 17:02:21
- 次の日
 
 ハイセ「あー疲れた…」
 
- 
                  - 14 : : 2015/12/25(金) 18:09:02
- 六月「もう3日後は、殲滅作戦ですか。緊張しますね」
 
 ハイセ「よーし、明後日は思い切って奮発して、豪華な食事にしよう!」
 
 不知「マジかッ!?例えばなんだ!?」
 
 ハイセ「そうだねえ・・・ローストビーフとか」
 
 不知「おお!さすがサッサンだぜ!」
 
 ハイセ「ただし、食べるからには、生きて帰還するんだよ!」
 
 不知「おお!」
 
 六月「はい!」
 
 才子「傷一つ負わず帰還してみせよう」
 
 瓜江「・・・了解しました。(くだらん条件だ)」
 
- 
                  - 15 : : 2015/12/25(金) 19:49:12
- 今更ですが、直方正典さん、アドバイス本当にありがとうございました!こんなssを読んでくださり、光栄です!応援してます!
 
- 
                  - 16 : : 2015/12/26(土) 17:56:28
- 恐らくですが、スペースキー連打で改行しているのでしょうか。
 違ったらすみませんが、もしそうなら改行はエンターキーでしてみてください。
 では頑張って書き上げてくださいね
 
- 
                  - 17 : : 2015/12/26(土) 18:58:13
- アドバイスありがとうございます!仰る通りです!こんなssを読んでくださって、光栄です!次でちょっと試してみます!
 
- 
                  - 18 : : 2015/12/26(土) 19:06:18
- A「ああああああああああ」
 B「いやあああああああああ」
 
- 
                  - 19 : : 2015/12/26(土) 19:06:44
- A[あああああああああ」
 B「ううううああああああ」
 
- 
                  - 20 : : 2015/12/26(土) 19:14:27
- Sleep Catさん!アドバイスマジでありがとうございました!スペースキー連打してた自分が、馬鹿みたいに感じてきました。今日サボり気味だったんで、そろそろ書きます!あ、それと、上の2つのあれは、本編と全く関係ありません。しかし、自分の馬鹿さ加減を忘れないためにも、あえて残しておきます!改めて、本当にありがとうございました!
 
- 
                  - 21 : : 2015/12/26(土) 19:38:10
- 3日後、ハイセ達はホールの前にいた。ここでオークションが行われるらしい。
 六月「でも、2カ月前にオークション中にCCGに襲撃されたのに、なんでまたオークションなんてやるんでしょう?」
 ハイセ「お腹が空いてるけど、リスクを危惧して人間を狩れない喰種だっているでしょ。それに、2カ月前あんなことがあったからこそ、暫くは手をだしてこないだろう、って考えの喰種もいるかもしれないし」
 その時、無線機から、雑音が混じりながらも、宇井特等の声がはっきりと聞こえた。
 宇井「作戦を開始する!突入!!」
 
- 
                  - 22 : : 2015/12/26(土) 20:17:40
-  作戦はこうだ。まず、ホール入口から突入し、会場で殲滅を開始する。が、会場には、避難用の退路がある。突然の事に焦った喰種は、そこから逃げようとするだろう。しかし、その道の出口には、突入班以外の全班が待機していて、喰種達を迎え撃つ。要するに、挟み撃ちだ。しかも、そのホール入口と避難用の退路以外に逃げ道は無い。単純かつ欠点の無い作戦だ、と宇井特等は思っていた。
 本作戦には、他にも目的があった。ハンターマダム、と呼ばれる喰種の討伐。これが、本作戦の最優先事項である。
 ハンターマダム。彼女はSSレートである。しかし、ビッグマダム宅を捜索するまで、その存在はCCGには知られていなかった。マダムであるにもかかわらず、時には自分で人間を狩って、オークションに出品する事もあるらしい。赫子は羽赫。判明しているのは、このぐらいだ。
 
- 
                  - 23 : : 2015/12/26(土) 22:13:05
- ハイセ「宇井特等、会場の扉前に着きました。」
 宇井「よし・・・突入しろ!」
 ハイセ「突入!」
 
- 
                  - 24 : : 2015/12/26(土) 22:44:10
- マダムB「ねえ、あそこにいらっしゃるの、ハンターマダムさんじゃない?」
 
 彼女が指を向けた先には、真っ赤なドレスを着た色白な肌の美人が座っていた。
 
 マダムC「ホントだわ!それにしてもホントにお綺麗ねえ。あこがれちゃうわねえ」
 
 すると、この2人の会話が聞こえたのか、ハンターマダムは2人の方へ向いた。
 
 マダムB,C(ひッ・・・)
 
 しかしハンターマダムは口に微笑を浮かべ、一礼し、何か言った。声こそ聞こえなかったが、その口は明らかに「ありがとうございます」といっていた。
 
 マダムB「ホントに良いお方ねえ・・・」
 
 マダムC「ええ・・・。それにしてもオークションはいつ始まるんd・・・」
 
 マダムB「どうしたの?」
 
 マダムBがマダムCの方をみると・・・そこにあると思っていたモノが無かった。マダムCの、頭が無かった。そしてその肩に肘を乗せて寄りかかっている「人間」がいた。
 
 什造「見た顔が何人かいますねぇ。名前は知りませんけど」
 
 そして、マダムBの頭が、床に落ちた。
 
- 
                  - 25 : : 2015/12/27(日) 01:17:00
- 喰種A「は・・・白鳩だーーーーーーッ!!」
 
 マダムや男喰種は皆パニックだ。・・・1人を除いて。そして、QS班、平子班、鈴屋班が次々と喰種を絶命させていく。
 
 瓜江「フンッ!!(俺の功績のために貴様らは俺に殺されろ!)」
 
 ハンター「皆さん、落ち着いて非常口から逃げてください!」
 
 その声を聞くや否や、皆非常口に疾走する。
 
 喰種B「どけッ!!私が先だッ!」
 
 喰種C「何を言う!?私が先だッ!」
 
 喰種D「ハンター!ここは私がくいとめます!その間に皆を!」
 
 ハンター「すみません!さあ、みなさん!いきましょう!」
 
 喰種D「1人・・・穴があけば・・・!」
 
 喰種Dは肩付近から赫子を出現させた。羽赫だ。そして四方八方に撃ちまくった。
 
 ハイセ「ぐッ・・・」
 
 皆、防ぐので精一杯だ。そして、喰種Dは六月へ飛躍した。
 
 ハイセ「六月君ッ!!」
 
 しかし六月はギリギリで右に跳んだ。そして、すぐさまアブクソルとイフラクトを喰種Dに向けて投げる。2本は喰種Dの横腹に刺さり、血飛沫が飛んだ。
 
 喰種D「がッ・・・貴様ッ!!」
 
 逆上した喰種Dは六月を殴ろうと正面に向いた。その瞬間を逃さず、六月は尾赫を出現させ、喰種Dの胸を貫いた。
 
 喰種D「は・・・?なん・・・で・・・赫子が・・・。ハンターマダム・・・すみま・・・せん・・・全然・・・持たなかった・・・です・・・」
 
 そう言って、喰種Dは倒れた。
 
- 
                  - 26 : : 2015/12/27(日) 11:18:20
- 皆さん、コメントくれると嬉しいです。いや、お願いですから、コメントください!
 
- 
                  - 27 : : 2015/12/27(日) 11:19:39
- 期待している
 
- 
                  - 28 : : 2015/12/28(月) 08:57:38
- こんな厚かましいお願いを聞いてくださり、ありがとうございます!
 
- 
                  - 29 : : 2015/12/28(月) 09:55:56
- ハイセ「さて・・・残りの喰種は全員逃げたから・・・宇井特等の合図を待とう」
 
 瓜江「・・・(ふざけるな・・・俺は5体程度しか倒せていないのだぞ・・・宇井・・・さっさと合図を出せ・・・)」ギリッ・・・
 
- 
                  - 30 : : 2015/12/28(月) 10:33:50
- ___________マダム達
 マダムD「!やったわ!出口だわ!」
 希望の光を見つけたマダム達は皆、扉へ疾走する。、が
 ハンター「お待ちなさいッ!!」
 その一喝で大半のマダムは立ち止まる。
 ハンター「いい・・・?今、白鳩が攻め込んでいるならばわざわざ出口を放置する?これでは逃げてくださいと言っているようなものでしょう?」
 その声を聞き、まだ疾走していたマダムも急いでこちらにやってきた。・・・ただ1人を除いて。
 マダムD「ねえ、皆逃げないの!?じゃあ、先に逃げるわよ!」
 まずい。ハンターマダムの声が聞こえていなかったのだろう、マダムDは扉を開けようとしている。そんな事をすると・・・白鳩が即座に攻め込み、全員死ぬ。
 ハンター「お待ちなさいッ!!」
 しかしマダムDはドアノブに手をかけ、・・・開けた。
 瞬間、マダムDの頭が宙に舞った。マダムDを絶命させた薄紅色の髪の女性が、殺した相手の安堵しきっているその表情を見て、微笑み、呟いた。
 ハイル「お馬鹿さん」
 
- 
                  - 31 : : 2015/12/28(月) 20:28:33
- ハンター「半円になって!甲赫は一番前で盾を、その後ろに羽赫、適当に乱射して!鱗赫、尾赫は半円の中心で待機!接近してきた奴を倒して!」
 
 さすがハンターマダム。彼女の指示通りに全員が動く。
 
 宇井「攻勢!」
 
 宇井特等の合図で、捜査官が、そしてマダム達が攻撃を開始する。
 
 捜査官A「うぐあッ!!」
 
 捜査官B「ごはッ!!」
 
 今の状況だと、マダム達が優勢である。しかし、マダム達にとって、要である、羽赫は持久力に欠け、長期戦になると最悪だ。よってマダム達にとっては、短期決戦が望ましい。逆に白鳩側は、羽赫がスタミナ切れを起こすまで耐えれば、勝利は目前に迫る。
 
 宇井「鈴屋班達を呼ぶ必要はないか・・・。」
 
 そして10分もたった頃、さすがに羽赫のマダム達もスタミナ切れを起こし始めた。それに見かねたハンターマダムが、
 
 ハンター「皆、そこで休んでいてください。その間、持ちこたえてみせます。」
 
 と言い、羽赫を出現させた。いや、それは見た目は赫子というより、翼に近かった。片翼が2・5メートル程もある黒い羽赫を生やした彼女に、マダム達は女神を、白鳩達は死神を彷彿した。
 
 ハンター「いつでもどうぞ」ニタッ・・・
 
 捜査官達 「ひッ・・・」ゾッ・・・
 
- 
                  - 32 : : 2016/01/07(木) 13:24:33
- 近頃書いていなくてすいません!そろそろ書きます。
 
- 
                  - 33 : : 2016/01/07(木) 14:51:05
- 捜査官C「うあああああーーーーっ!!」
 間抜けな声をあげて捜査官Cは、ハンターマダムに突っ込んで行く。
 ハンター「ふッ!!」ドドド
 捜査官C「ぐはッ・・・!」
 弾丸は見事に全て捜査官Cに直撃し、捜査官Cは絶命した。
 その様子を見た宇井特等は、ある捜査官の名を呼んだ。
 宇井「井出本、やれ」
 井出本「・・・」
 その捜査官は平凡な体格をしていた。しかし、目が死んでいる。失明しているわけではない。ただ、その目には一切の光が無い。彼がメガネでも掛けたら、完全に変質者に見えるだろう。ハンターマダムもこの男には、好印象を持てなかったらしい。
 ハンター「不味そうですね・・・正直気持ち悪いです」
 井出本「・・・」
 
- 
                  - 34 : : 2016/01/08(金) 16:25:30
- 捜査官E「しかし、あの井出本一等とはいえ、奴を倒せるのか?」
 
 捜査官F「・・・彼は二等の時にSレートを駆逐したんだぞ。その実力は本物だ」
 
 井出本「・・・今かッ!」タタタッ
 
 井出本一等が走り出したのと同時にハンターマダムが羽赫での攻撃を開始した。が、井出本一等は刀状の甲赫のクインケでそれらを全て斬り、防ぐ。
 
 ハンター「・・・やりますね」
 
 ハンターマダムの目の前に来た井出本一等は斬りかかるが、ハンターマダムは後方に飛びのき、回避する。
 
 ハンター「危ないですねえ」ニコッ
 
 井出本「・・・(なんだこいつ・・・妙に余裕がある・・・)」
 
 またもや井出本一等は走り出し、飛んできた弾丸を全て防ぎ、ハンターマダムの目前に到達する。
 
 井出本「・・・死ね!」
 
 井出本一等が突く。そしてそのクインケはハンターマダムの体に一直線に進み・・・・・・・・弾かれた。見ると、ハンターマダムの肩甲骨の辺りから、右腕を媒体にして、何かが生えていた。それは、井出本一等のクインケを止めていた。
 
 井出本「なにッ・・・!?甲赫だと・・・!?」
 
 ハンター「そちらこそ、死んでください」ドドド
 
 ハンターマダムの撃った弾丸は、全て井出本一等に命中した。そして、蜂の巣となった井出本一等の亡骸は、ハンターマダムの前に崩れ落ちた。
 
- 
                  - 35 : : 2016/01/09(土) 09:42:48
- 宇井「・・・甲赫だと・・・奴が赫胞を2つも持っていたとは・・・」ピッ
 宇井「鈴屋班、平子班、QS班はすぐにこちらへ来てください!ハンターマダムは羽赫の他に、甲赫を持っていることが判明!繰り返す!鈴屋班、平子班、QS班はすぐにこちらへ来るように!」
 ハイル「郡先輩、他の班が来るまで、わたしが戦います。・・・殺っちゃうかもしれませんが」
 キジマ「では私はそこらのマダム共の相手にでもなりましょうかねぇ」ニィ・・・
 宇井「・・・」
 
- 
                  - 36 : : 2016/01/09(土) 09:59:54
- ハイセ「皆、宇井特等の指示どおり、出口に向かうよ!」
 瓜江「了解しました(うまく・・・ハンターマダムを駆逐する事が出来たら・・・ククッ・・・見ていろ黒磐・・・!)」
 不知「ッし!行くぞてめーらァ!!」
 六月「・・・あ、うん」
 才子「へいへーい」
 瓜江「・・・(・・・見ていろ黒磐・・・!)」
 什造「重いですねー・・・半兵衛ー、ジェイソン持ってくださいー」
 半兵衛「・・・かしこまり」
 
- 
                  - 37 : : 2016/01/09(土) 23:26:47
- 期待してます
 
- 
                  - 38 : : 2016/01/13(水) 15:57:23
- ありがとうございます!頑張ります!
 
- 
                  - 39 : : 2016/01/13(水) 16:31:23
- キジマ「そーれッ」ジャキッ
 
 マダムE「ヴッ・・・」
 
 キジマはロッテンフォロウでマダム達を斬りつけていく。
 
 宇井「総員!キジマ班を援護してください!」
 
 ハンター「くッ!」
 
 ハイル「よそ見してる場合ですか?」ブンッ
 
 ハンター「ちィッ!」
 
 ハンターマダムは飛びのき、ハイルの攻撃をかわす。
 
 ハイル「他人のことより自分のことを心配したらいかがですか?不意打ちで殺したって有馬さんに褒めてもらえませんよー」
 
 話している間にも一人、また一人とマダム達は死んでいく。
 
 ハンター「~~~ッ!!(皆さん!この女を殺すまで持ちこたえてください!)」
 
- 
                  - 40 : : 2016/01/16(土) 16:25:28
- ハイル「よッと」ブンッ
 ハンター「ふッ!!」ドドド
 激しい攻防は10分程続いた。そして、その時が訪れる。
 ハイル「ッ!」ブンッ
 ハンター「くッ!」
 ハンターマダムは甲赫でハイルの攻撃を防ぐ。
 ハイル「おわっ」
 弾かれたハイルは、体勢を崩した。
 ハンター「!!(今ッ!!)」
 ハンターマダムは全体重を左足に乗せて踏ん張ると、右足でハイルの腹を力強く蹴った。
 ハイル「がッ!」ドンッ
 ハイルは壁に全身を打ちつけ、気絶した。
 ハンター「ふう・・・」クルッ
 ハンター「皆さん、大丈夫で・・・す・・・か・・・?」
 ハンターマダムが絶句するのも無理はない。そこには、ただの肉塊と化したマダム達の死体が山のようにあった。
 
- 
                  - 41 : : 2016/01/22(金) 00:34:13
- きたい
 
- 
                  - 42 : : 2016/01/22(金) 15:57:16
- すいません!しばらく放置してました!いろいろと忙しい身なんで時間があまりありませんのでそこの所なにとぞご了承ください!あとパンドラさん、コメントありがとうございます!
 
- 
                  - 43 : : 2016/01/23(土) 00:27:21
- 楽しみに待ってます!!
 
- 
                  - 44 : : 2016/01/23(土) 14:26:16
- ハンター「う・・・嘘でしょ・・・?」
 その時、声がした。それはあまりにも細く、今にも消えてしまいそうな声だった。
 マダムF「マダム・・・あなた・・・だけでも・・・逃げ・・・て・・・」ザシュッ
 キジマ「これであとはあなた1人だけ・・・」ヴルン
 キジマはすぐにロッテンフォロウを構える。と、その時初めてハイルが気絶していることに気付いたようだ。
 キジマ「ホ?ハイル嬢?」
 ハンターマダムはその隙を逃さなかった。一瞬でキジマの目前に移動し、その勢いを殺さずに腹に拳をめり込ませた。
 キジマ「あびゃッ・・・」
 そして、キジマもその場に崩れ落ちた。
 宇井「どいつもこいつも・・・全員でかかれ!」
 だが、ハンターマダムは既にその場から走り去っていた。
 
- 
                  - 45 : : 2016/01/25(月) 19:56:22
- 期待です!
 
- 
                  - 46 : : 2016/01/27(水) 15:47:19
- 応援のコメントありがとうございます!いやーマジで時間が欲しい・・・。
 
- 
                  - 47 : : 2016/01/27(水) 15:51:56
- 宇井「くそッ!」ピッ
 宇井「鈴屋班、平子班、QS班!そちらにハンターマダムが向かった!討伐しろ!」
 
- 
                  - 48 : : 2016/01/27(水) 16:00:05
- 什造「りょーかいですー」
 ハイセ「・・・!?」
 見ると、廊下の右側に階段がある。
 ハイセ「不知君、ちょっと耳澄まして」
 不知「オ、オウ・・・」シーン・・・・・・・・・・・・・・・コツ・・・コツ
 不知「サッサン!上に誰かいるぞッ!」
 ハイセ「やっぱり・・・2階にいるようです!」
 倉元「さっすがクインクス・・・パネェ・・・」
 平子「・・・2階に行くぞ」
 
- 
                  - 49 : : 2016/01/27(水) 16:19:28
- そして10分後・・・
 
 不知「サッサン!この角の奥にいる!」ヒソヒソ
 
 ハイセ「よし・・・行くよ!」ヒソヒソ
 
 ハイセは慎重に顔を出し始める。
 
 ハイセ「・・・」ソーッ
 
 ハイセ「ッ!!」ドドドドド
 
 ハイセが顔を出した瞬間、ハンターマダムは羽赫での攻撃をしたのだ。
 
 不知「サッサン!ダイジョブか!?」
 
 奇跡的にもハイセは頬を掠っただけのようだ。
 
 ハンター「チィッ・・・死にませんでしたか」
 
 什造「おやー?あなたですかー」
 
 ハンター「!?什造ちゃん!?」
 
 什造が出てくるのに続け、他の捜査官達も姿を見せる。そして増援も来た。
 
 ハンター「かなり分が悪いですね・・・」
 
 次の瞬間、ハンターマダムは甲赫で天井を破壊し、5メートル程上の屋上へと飛んだ。
 
- 
                  - 50 : : 2016/01/30(土) 09:53:40
- 瓜江「ッ!!(くそッ!!この高さじゃ上に上がれねえ・・・!)」
 ハイセ「ふッ!」
 ハイセは力の限りジャンプし、限界が来たところで鱗赫を出し、床に叩きつけた。その反動でさらに上昇し、破壊された天井の穴へと跳んだ。
 什造「どいてくださーい」ブルン ブロロロ
 見ると、什造が階段の下でバイクに跨っている。なんと、後部座席には武臣までいる。
 瓜江「!(黒磐・・・!!)」
 宇井「鈴屋君・・・そのバイク・・・どこから?」
 什造「んー?喰種のだれかのものだとおもいます」
 宇井「・・・それで・・・何を・・・?まさか・・・」
 そのまさかであった。什造は唐突にバイクを発進させた。そして階段の手摺に乗り、それを登ってくる。そして飛んだ。さらに、限界まで上った時、什造と武臣は同時に跳んだ。そして2人同時に屋上へ到達した。
 
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                  - 51 : : 2016/01/30(土) 16:03:37
- 超超期待ですー!
 
- 
                  - 52 : : 2016/02/01(月) 14:58:00
- コメントありがとうございます!
 
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                  - 53 : : 2016/02/01(月) 15:09:04
- ハイセ「!什造君と黒磐君!」
 什造「もうにげられませんよー」
 ハンター「それはどうでしょうか。たった3人から逃げるなんて朝飯ま・・・ん?」
 突然ハンターマダムが怪訝そうな顔をする。そして、視線の先にはハイセがいる。
 ハイセ「・・・?」
 ハンター「あなた・・・どこかで見た顔ねえ・・・まあいいわ」
 そう言うと、唐突にハンターマダムは屋上から飛び降りた。
 ハイセ「!?」
 と思えば羽赫を羽ばたかせ、上昇してきた。
 ハンター「それでは皆さん、ごきげんよう」
 
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                  - 54 : : 2016/02/02(火) 23:22:03
- このストーリーがしっかりしてる感じが好きですな。
 
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                  - 55 : : 2016/02/03(水) 17:03:18
- あ、ども
 
- 
                  - 56 : : 2016/02/03(水) 17:04:02
- 時間がほしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 
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                  - 57 : : 2016/02/07(日) 11:46:52
- 什造「おやあ?にがしませんよー」
 そう言うと什造は背を向けたハンターマダムに13’sジェイソンの刃を向ける。
 什造「ギミックオ~~ン」
 そう言うと什造はジェイソンのスイッチを押す。するとその瞬間、ジェイソンの刃から赫子が出現し、ハンターマダムへと直進する。
 ハンター「くッ!」
 それを見たハンターマダムは甲赫を出現させ、防ぐ。
 什造「あ、しくじりました」
 ハイセ(やるしかないか・・・)
 そう決意したハイセは、左目を紅く染めた。そして、ハイセの体から4本の鱗赫が出現する。
 ハイセ「・・・よし!」
 ハイセは走り出す。そして、その勢いに乗ったまま、屋上から飛び降りた。
 
- 
                  - 58 : : 2016/02/12(金) 16:41:17
- 不知「サッサン!!」
 窓から様子を見ていた不知が叫ぶ。だがしかし、ハイセは鱗赫を1本、近くのビルの壁に突き刺し、そこを支点としてさらに進む。その進みが限界まで来た所で、勢いを殺さぬようにもう1本の鱗赫を奥のビルへ突き刺す。その繰り返しでハイセはビル街を渡っていく。
 不知「宇井特等・・・あれいいんスか?」
 宇井「・・・既にここ周辺、つまり17区には避難警告を出している。問題無い。」
 そしてどうやらハンターマダムもハイセが追って来ていることに気付いたようだ。しかし、もう既にハイセは背後にいたのだ。甲赫を出す暇も無いだろう。
 ハイセ(終わりだ!)
 ハイセはハンターマダムの心臓に狙いを定め、空いていた1本の鱗赫を突き出す。そこでようやく、ハンターマダムは思い出す。ハイセの顔は、MM氏の協力のもと、喰種レストランを潰した、そうあの___________
 ハンター「眼帯・・・!!」
 
- 
                  - 59 : : 2016/02/12(金) 19:01:47
- ハイセ「ッ!?」ズキッ!
 ハイセ「がああッ!!!」
 ハンターマダムが発したその言葉をきくなり、ハイセは激しい頭痛に襲われた。そして、ハンターマダムの心臓を狙っていた鱗赫は、軌道がずれ、ハンターマダムの脇腹を貫通した。
 ハンター「うぐッ!!」
 そしてハンターマダムは落下していく。
 ハイセ「ちがう・・・僕は・・・ぼくはぁあア・・・ッ!!」
 不知「サッサンッ!!」
 不知の声で、頭痛は始まった時と同様に唐突に治まり、ハイセは我に返った。が、目の前はもう道路だった。
 ハイセ「ッ!」
 咄嗟の機転でハイセは、4本の赫子全てを道路に突き刺した。何とか叩き付けられることは避けた。
 宇井「佐々木君、近くにハンターマダムは倒れていないか?」
 ハイセ「・・・いえ?」
 
- 
                  - 60 : : 2016/02/12(金) 19:18:36
- 宇井「そうか・・・そこに捜索隊を向かわせる。そこで待機していてくれ」
 ___________30分後
 捜査官G「宇井特等」
 宇井「どうだ?見つかったか?」
 捜査官G「いえ・・・」
 宇井「そうか・・・まああの高さから落下したんだ。無事ではあるまい」
 捜査官G「それが・・・叩き付けられた跡すら無いんです」
 宇井「・・・何だと?」
 
- 
                  - 61 : : 2016/02/12(金) 19:31:22
- ??「だ、大丈夫ですか?」
 ハンター「うッ・・・」
 そう。この者がハンターマダムが叩き付けられる直前に抱きかかえ、救ったのだ。
 この、黄色い悪魔のようなマスクを付けた者が。
 そしてハンターマダムは深い闇へと落ちていった。
 to be continued
 
- 
                  - 62 : : 2016/02/12(金) 19:38:10
- 次回作です!
 次回作→http://www.ssnote.net/archives/43381
 
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                  - 63 : : 2016/02/12(金) 23:16:45
- お疲れ様です
 
- 
                  - 64 : : 2016/02/12(金) 23:24:25
- いえいえ、もう楽しいッスわ
 
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