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アニ「アルミンの友達100人プロジェクト」
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- 1 : : 2013/11/10(日) 15:24:12
- どうもアニマックスハートと申します。
今回はシリーズに挑戦です。
アルアニ、アニアルどっちかわかりませんけど書きます。
少しでも多くの人にアルアニもいいな~と思っていただければ嬉しいです。
↓も良ければ見てください
処女作
アルミン「泣いている理由を30文字以内で答えろ」
http://www.ssnote.net/archives/672
↑のアニ視点 アニ「未回答」
http://www.ssnote.net/archives/1458
エレン「って事があってよー」アルミン「www エレンアホすぎワロタ」
http://www.ssnote.net/archives/1021
アルミン「駄目な首席と鈍感男をくっつける」
http://www.ssnote.net/archives/1103
アルミン「座学トップのイケメンと女型の巨人の暇潰し」
http://www.ssnote.net/archives/1339
パート2
http://www.ssnote.net/archives/2253
コニー「天才オシャレ頭の誕生日」
http://www.ssnote.net/archives/1376
エレン「罰ゲーム」
http://www.ssnote.net/archives/1971
一応雑談スレ
http://www.ssnote.net/archives/2347
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- 2 : : 2013/11/10(日) 15:25:36
- 応援!
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- 3 : : 2013/11/10(日) 15:25:40
- 時間があるときに書きますが更新が遅いです。
ネタバレ、キャラ崩壊も多分あると思います。
ギャグに向かいそうになったら止めてください。
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- 4 : : 2013/11/10(日) 15:25:56
- >>2ありがとうございます
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- 5 : : 2013/11/10(日) 15:26:11
- アニアル、アルアニは大好物じゃ!
ギャグでもいいんじゃない?w
期待!
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- 6 : : 2013/11/10(日) 15:27:05
- >>5おお!!貴方はいい人だ!
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- 7 : : 2013/11/10(日) 16:00:49
- アルアニはせつない系が多いからたまにはギャグでも良いんじゃないですか?
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- 8 : : 2013/11/10(日) 16:01:42
- ギャグに期待!
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- 9 : : 2013/11/10(日) 16:02:42
- アルアニ大好きだ!!
ギャグになってもアニハーワールドが見れるから楽しみだ
期待です
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- 10 : : 2013/11/10(日) 16:28:21
- アニハーさん、期待してます!!
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- 11 : : 2013/11/10(日) 16:30:18
- ギャグになってくれwww
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- 12 : : 2013/11/10(日) 16:32:24
- 皆さんありがとうございます
ギャグもいいんですが今回は恋愛をメインにしていきたいです!(ギャグのネタがないから)
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- 13 : : 2013/11/10(日) 16:32:56
- >>12
アニハーさん・・・(泣)
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- 14 : : 2013/11/10(日) 16:44:28
- アルアニ大好きです!!
期待!!
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- 15 : : 2013/11/10(日) 23:33:51
- アニハーさんのは
どんな内容でも面白いです!
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- 16 : : 2013/11/10(日) 23:37:24
- アニハーさんの作品は本当に神です!
支援&超期待!
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- 17 : : 2013/11/11(月) 00:09:08
- なんですか皆さんそんなこと言われても一万円しかあげませんよ!?
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- 18 : : 2013/11/11(月) 00:10:11
- >>17
なんで今ギャグに走ったよwwwww
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- 19 : : 2013/11/11(月) 00:14:24
- >>18ギャラ払わないとw
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- 20 : : 2013/11/11(月) 00:15:26
- >>19
応援してる人を仕掛け人扱いするなやwww
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- 21 : : 2013/11/11(月) 00:22:08
- すいませんでしたwうれしくてついw
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- 22 : : 2013/11/11(月) 13:13:05
- お昼食べたら更新していきます!
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- 23 : : 2013/11/11(月) 13:28:26
- ヒソヒソ
声がきこえる。
「見ろよ、アニだ」
そうだよ、悪いかい?
「相変わらず恐い顔してるよな」
生まれつきこんな顔なんだ....
「もうちょっと愛想よくしてもいいのにね」
チラリと声の主に目をやると、彼らは直ぐ様目をそらしその場から立ち去った。
ふう....
確かに自分でも愛想がいいとは言えないが....
だからってそんなヒソヒソと話さなくてもいいじゃないか....
私だって話し掛けられたら無視なんてしないし、それなりの反応はするんだよ?
そんなことを思いつつ、私は訓練所に足を進めた。
今日は近接格闘術の訓練が午前に行われる。
私は、あの訓練が好きじゃない。
勿論面倒なのもあるが....
まあ....バレないようにサボればいいか....
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- 24 : : 2013/11/11(月) 13:30:05
- 支援と期待!!
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- 25 : : 2013/11/11(月) 13:30:32
- ....
....
教官「訓練開始!」
教官の合図とともに訓練兵たちがペアを探し始める。
エレン「アニ!一緒にやろうぜ!」
エレンという変な顔をした男が私に歩み寄る。
アニ「またあんたかい?」
今の私の言葉で分かると思うが、彼はよくこの訓練で私を誘う。
私もとくに断る理由も無いからその誘いに以前は応じていた....
ミカサ「エレン、その必要は無い。貴方は私とペアを組む、アニは別の人と組むといい」
この女はミカサ。
最近、エレンが私を誘おうとすると決まって間に入り、私と組む事を阻止しようとする。
彼女が[以前は応じていた]という理由だ。
アニ「私は別の人と組む予定があるからあんたはミカサと組みなよ」
エレン「そうなのか?じゃあまた今度たのむぜ!」
あのままエレンと組んでたらミカサに何されるか分からない。
面倒なことになるのはいやだからね....
とは言っても、他に私と組んでくれる人なんていないだろうな....
キョロキョロと辺りを見渡してみた。
殆どの兵士が既に訓練を開始して汗を流している。
中には訓練そのものを流してる者もいるが....
「アニの奴またサボってるぜ?」
「キョロキョロ相手探すフリなんかしちゃってさ」
ふと耳に入る声。
私に聞こえるように言ったのかい?
腹が立つ....
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- 26 : : 2013/11/11(月) 13:31:25
- アニ優しいな
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- 27 : : 2013/11/11(月) 13:31:47
- てか可哀想・・・
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- 28 : : 2013/11/11(月) 13:33:42
- 「やあアニ!一人かい?」
別の声が耳に入り声の方を向く。
アルミン「一人みたいだね」
アニ「あんた誰?」
アルミン「アルミンだよ!あんまり喋った事は無いけど....」
思い出した。アルミン・アルレルト....座学トップの優等生で他になーんの取り柄もない内気な子。
アニ「冗談だよ、一人だけど何か用かい?」
アルミン「うん、僕も一人なんだ」
ニコリと私に笑みを向けるアルミン
アニ「だから何?」
アルミン「だからさ....僕と組まない?」
変な顔して変なこと言うね、この人。
と言っても断る理由は今回もない。
アニ「別にいいけど....あんた、泣くんじゃないよ?」
アルミン「ハハハ、僕だって男だ、泣きたくは無いけど....よければ手加減してよ」
私が言うと、苦笑いしながらアルミンが答える。
しかし、私はそんな弱者の極ミンみたいなあんたであろうと、手を抜くつもりはないよ....
アニ「どっちが先にならず者をやるんだい?」
目にかかる前髪を横によけ、アルミンに問いかけた。
アルミン「ん~今のアニ、凄い悪そうな顔してるから、君からならず者をやってもらおうかな」
そう言いながら持っていた凶器を私に渡す。
アニ「乙女に対して悪い顔って失礼だね、腕の1本や2本持っていくから覚悟しなよ?」
凶器の刃先をアルミンに向けた。
アルミン「本当に悪人ぽいね、乙女かどうかは知らないけど....あとね、悪い顔と言っても、顔が悪いと言った訳じゃないよ?アニも多分笑顔になればきっと可愛いとおm うわあ!!」
私は凶器をアルミンの首めがけて振り、彼の言葉を止める。
勿論当てるつもりはなく、威嚇のようなものだ。
アルミン「ぎゃふん!」
変な悲鳴とともに情けなくしりもちをつくアルミン。
アルミン「突然危ないじゃないか!!人の話は最後まで聞こうよ」
変な顔してる....面白い奴だね。
アニ「座ったままじゃ、ならず者は倒せないよ....ほら」
そう言いながら私は手を差し出した。
アルミン「....そうだね、大丈夫、自分で立てるよ」
一瞬私の手をジッと見つめ、視線を私に戻すと、私の手を掴まずに自分の足で立ち上がった。
アルミン「じゃあ、始めようか」
尻に付いた砂を払いながらアルミンが言う。
先程の笑顔は消え、真剣な表情で私を見つめる。
アニ「はいはい、今度は転ばないようにね」
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- 29 : : 2013/11/11(月) 13:33:58
- とりあえずここまで
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- 30 : : 2013/11/11(月) 13:34:38
- >>26ありがとうございます。
アニは本当は優しい子なんです
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- 31 : : 2013/11/11(月) 13:35:34
- アルアニですか?
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- 33 : : 2013/11/11(月) 13:43:22
- >>32
すみません・・・
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- 34 : : 2013/11/11(月) 13:50:24
- >>33いやwww気にしないでくださいw
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- 35 : : 2013/11/11(月) 13:50:47
- >>34
はい・・
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- 36 : : 2013/11/11(月) 16:04:51
- 期待してます!
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- 37 : : 2013/11/11(月) 17:25:28
- アニは優しすぎるんだよ
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- 38 : : 2013/11/11(月) 17:46:40
- 続き気になります!!
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- 39 : : 2013/11/11(月) 19:08:22
- ありがとうございます!更新は出来る限り早めに頑張ります
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- 40 : : 2013/11/11(月) 20:01:54
- アニハーさんが描く一人称視点のアニ…ホント好きだ。
なんか安心します。
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- 41 : : 2013/11/11(月) 22:23:09
- >>40わあ!すごく嬉しいです!やる気がわいてきた
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- 42 : : 2013/11/11(月) 22:32:10
- アニハーさんが書く一人称のアルミン…ホント好きだ。
なんか嫉妬します。
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- 43 : : 2013/11/11(月) 22:35:52
- アニハーさんが書く一人称のアルミン…ホント好きだ。
なんかムラムラします。
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- 44 : : 2013/11/11(月) 22:48:20
- 煽んなw
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- 45 : : 2013/11/11(月) 23:20:50
- 吹いたww
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- 46 : : 2013/11/12(火) 01:13:19
- 少し更新しようかな
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- 47 : : 2013/11/12(火) 01:16:30
- 数分後
アルミン「ぎゃふん!」
彼は、いったい何度尻餅をついているのだろうか....
アルミン「イテテ....アニはやっぱり強いね....」
アニ「あんたが弱いんだよ」
既に砂を払うのを諦め、服を泥だらけにしたアルミンに言う。
息を切らすアルミンに対して、私は殆ど動いていないため、汗もかいていない。
彼が勝手に転んでいると言ってもおかしくない....
やれやれ....これじゃあ訓練と言うより稽古だね....
アルミン「ハハハ....厳しいな....よっこいしょ..」
ただ彼は、何度やられても私に立ち向かってくる。勝ち目はないとわかっていても、まるで、だるまのように起き上がる。
その辺は評価してもいい。
アルミン「アニってこの訓練好きなの?」
突然なんだい?
アニ「別に好きじゃないけど....面倒だし....」
アルミン「本当?」
なぜこんな質問をするのか理解ができない。
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- 48 : : 2013/11/12(火) 01:19:43
- アニ「なんだい?何が言いたいのさ」
理解するより先に口が動く。
アルミン「アニって訓練中は、凄く楽しそうな顔をしてるんだ」
私が?
アニ「気のせいだよ」
アルミンから目をそらした。
そらした理由は私にもわからない。
アルミン「エレンと訓練してるときだってそうだし....僕みたいな奴相手のときでも楽しそうだった」
さらにアルミンは続ける
アルミン「でも相手がいないときのアニは、凄く寂しそうに見えるんだ」
寂しそう?私は....寂しいの?
アニ「だって....私、友達いないし、一緒に組んでくれる人なんかいない....」
この訓練が嫌いな理由は面倒だからってだけじゃない....寂しいからなのかい?
アルミン「アニは友達がほしいの?」
アルミンが首を傾げる。
アニ「わからない」
本当にわからない。
友達とは何なのか、私にはわからない。
アルミン「じゃあ僕が友達作りに強力するよ!」
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- 49 : : 2013/11/12(火) 01:22:36
- アニ「は?」
思わずアルミンを見る。
満面の笑みだ。
アニ「なんであんたが?」
アルミン「アニが寂しがる顔は見たくない」
訳がわからないよ....
アニ「なんなのさ....あんた」
アルミン「アルミンだよ」
それはわかってるよ!
アニ「どうして私の顔を見る必要があるの?」
アルミン「そりゃあアニは可愛いし、気になる子は自然に目が行くでしょ?」
は?
アニ「何?からかってるのかい?」
再びアルミンから目をそらす。
アルミン「からかってないよ、本当のことさ。アニは」
アニ「わかったからそれ以上言わないで!」
アルミンの言葉を遮る。
顔が熱い....なんなのこいつ....
可愛いなんて初めて言われた。
....
アニ「それで?友達作りってどうやって作るの?」
一応聞くことにする。
アルミン「簡単さ、アニが素直になればいいんだ」
アニ「私は素直だよ?」
アルミン「そお?」
アルミンが私の肩にぽんと手をのせた。
チラリと彼を見る。
アルミン「アニって近くで見ると可愛いよね」
!!
アニ「うるさい!!」
思わずドンっとアルミンを突き飛ばした。
アルミン「ぎゃふん!」
変な悲鳴とともに尻餅をつくアルミン。
アルミン「こういうときは、素直にありがとうって言うんだよ?よっと」
立ち上がる速度が少しずつ早まっている気がする。
そんなところだけ成長されても困るんだけど....
ん?
何?
アルミンが私を見つめる。
アルミン「アニ?」
ああ....めんどくさいな....
私はため息をついて口を開いた。
アニ「えっと..ありがとう?」
アルミン「よろしい!では友達100人できるかな?作戦を開始する」
ニッコリと私に笑みを向けるアルミン。
こいつ、笑ってばっかりだよ....
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- 50 : : 2013/11/12(火) 01:23:02
- とりあえずここまで。おやすみなさい
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- 51 : : 2013/11/12(火) 03:35:07
- こ、これは!?
ほとんど原作準拠(クール、無口、無愛想)なキャラ設定の中に適度なデレ!
まさしく…僕の理想のアニだ!
支援
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- 52 : : 2013/11/12(火) 07:16:47
- うわぁあ面白いwww
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- 53 : : 2013/11/12(火) 07:44:35
- これはいいぞ。和む感だ
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- 54 : : 2013/11/12(火) 07:45:35
- 煽られる作品ふ名作なんじゃ^ 〜
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- 55 : : 2013/11/12(火) 08:14:38
- コメントありがとうございます!
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- 56 : : 2013/11/12(火) 14:48:12
- 19時近くでまた更新します
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- 57 : : 2013/11/12(火) 15:47:46
- 期待!
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- 58 : : 2013/11/12(火) 17:47:52
- アルアニ、現実味があっていいね
接点多いし
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- 60 : : 2013/11/12(火) 19:13:42
- 昼休みになった。
私は、アルミンの後に続き、食堂にたどり着いた。
アルミン「まずは、難易度が低い人からいこう」
キョロキョロとまわりを見渡すアルミン。
アルミン「とりあえずサシャとかが無難だね」
ああ、あのいつも食い意地張ってる子か....
彼女を見つけるのには、苦労しなかった。
ガヤガヤと賑わう食堂で、一際目立つテーブル。そこに彼女がいる。
サシャ「ダズ!このパンが私の胃に入りたいそうなので貰っておきます!」
ダズ「嘘だ!」
いつも何かと理由を付けて他の者から食べ物を奪う。
アルミン「ちょっとサシャを呼んでくるから待ってて」
そう言うとアルミンは、食糧強奪戦争跡地へと向かった。
アルミン大丈夫かな?
少しして、笑顔のアルミン、その後ろに笑顔でパンをくわえるサシャのキモ顔コンビの二人が私の元にたどり着いた。
アルミン「連れてきたよ?さあ言うんだ」
ひそひそと私の近くで囁くアルミン。
アルミンに目をやる。
ん?私に言ってるんだよね?
こっち見てるし....
アニ「何を?」
アルミン「友達になってもらえるように、自分の意思を伝えるんだ」
え?私が言うの?作戦とか言ってたからてっきりアルミンがうまく仲をとってくれると思ったのに....
アニ「言えるなら私は、とっくに友達パラダイスだよ」
アルミン「パラ....なんて?」
アニ「何でもない」
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- 61 : : 2013/11/12(火) 19:15:37
- アルミン「素直になればきっと言えるよ」
話を戻すアルミン。
アニ「えー」
アルミン「えーじゃない」
チラリとサシャに視線を向ける。
私たちのやり取りを不思議そうに見つめるサシャ。しかしパンを食べるのは止めない。
果たしてこの子は、私と友達になってくれるのだろうか....
う....なんか緊張してきた....
アルミン「アニ....目が泳いでるよ、頑張れ」
そんなこと言われても....
サシャ「どうしたんですか?」
首を傾げるサシャ、まだ食べてる。
もういい、なるようになれ!
アニ「サシャ」
サシャ「ふぁい?」
返事をしたせいで口からパン屑がこぼれる。
汚い....
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- 62 : : 2013/11/12(火) 19:17:15
- でもそのおかげで緊張が少し取れた気がする。
よし!今なら言える!
私は目を閉じて拳を握った。
アニ「わ....私と、友達になってください!」
言った後に恥ずかしさが込み上げてきた。
目を開けられない。
アルミン「ぶはっ」
隣でアルミンが吹き出したのがわかり、思わず睨み付けた。
あ、目が開いた。
アルミンは、私の視線に気がつくと手で口を押さえて体を震わせている。
何がおかしいんだい!
サシャ「パンくれるならいいですよ?」
アニ「ほ..本当?じゃあ、あげるよ!」
何かおかしい気がするけど....
嬉しい。
アルミンに対する怒りすら忘れてしまうほどに....
サシャ「それじゃあ交渉成立ですね。よろしくお願いしますアニ」
アニ「よ....よろしく。サシャ」
突然サシャが私の頬をつついた。
サシャ「アニのこと誤解してました。フフッ、意外と可愛いところがあるんですね」
アニ「うるさい!」
ドンっと笑顔のサシャを突き飛ばした。
サシャ「キャビア!!」
変な悲鳴とともに尻餅をつくサシャ。
しかし握りしめた食べかけのパンは離さない。
しまった!
友達になんてことを....
どうしたらいいのか分からず、私はその場から走り去った。
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- 63 : : 2013/11/12(火) 19:17:29
- とりあえずここまで
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- 64 : : 2013/11/12(火) 19:23:43
- 待ってる 末永く
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- 65 : : 2013/11/12(火) 19:26:55
- >>64ありがとう!
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- 66 : : 2013/11/12(火) 21:33:08
- 次いつ更新します?
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- 67 : : 2013/11/13(水) 00:45:07
- >>66多分明日になりそうです
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- 68 : : 2013/11/13(水) 00:48:32
- >>67
その明日とは11/14日?それとも11/13日?
(00:45てのがまた微妙なラインで)
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- 69 : : 2013/11/13(水) 00:51:19
- すいませんwww正確に言えば13日の今日ですねw
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- 70 : : 2013/11/13(水) 11:27:18
- >>69 楽しみにしてます^^
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- 71 : : 2013/11/13(水) 12:47:34
- >>70ありがとうございます!多分晩御飯食べた後に更新するとおもいます
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- 72 : : 2013/11/13(水) 19:05:19
- 更新します!
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- 73 : : 2013/11/13(水) 19:10:18
- アルミン「いいかい?アニ、素直にならないと友達なんて出来ないよ?」
アニ「もう友達なんていらない」
石の階段に、膝を抱えて座る私。
アルミン「またそんなこと言ってー」
後ろから、ため息混じりで私を励ますアルミン。
アニ「だって....」
アルミン「まあでもとりあえずは、成功したじゃないか。次のステップに行くよ」
まだやるの?
アニ「次は誰?」
アルミン「今度は優しいと評判なクリスタとかはどうだろう?」
真面目な顔をして考えるアルミン。
なんでこいつは、こんなに私に優しくしてくれるんだろう。
[気になる子は自然に目が行くでしょ?]
ふと、アルミンの言葉が頭を過る。
ボンっと顔が爆発したかのように熱くなった。
うう....変なこと思い出しちゃったよ。
アルミン「アニ?聞いてる?」
アルミンの声で我に帰る。
アニ「うるさい!聞いてるよ」
なに意識してんのさ、私らしくない。
アルミン「ならいいんだけど、アニはクリスタで問題ないかな?」
クリスタ....
えっと....ちっちゃくて可愛い子だ。
男女関係なく人気者な彼女が私なんかと仲良くしてくれるんだろうか....
だめだよ!こんな弱気になっちゃ....
アルミンは、私の為に一生懸命になってくれてるんじゃないか!
自分の顔をパンと叩いた。
驚いた表情を私に見せるアルミン。
変な顔....
アルミン「アニ大丈夫?というかやっぱり聞いてないよね?」
うるさいよ....
アニ「クリスタで問題ない」
私は頷きながら答える。
言い終わるとアルミンが笑顔を私に見せ、口を開く。
アルミン「よし!じゃあ行こうか」
アルミンが足を進めるのを見て、私は立ち上がりアルミンの後を追った。
-
- 74 : : 2013/11/13(水) 19:12:28
- 午後からは、馬術の訓練が始まる。
偶然クリスタが得意とする訓練だが....アルミンがそれを見越して、クリスタを選んだのかはわからない。
アルミン「さて、運良く馬術の訓練だ」
アニ「うん」
私が頷くとさらにアルミンは続けた。
アルミン「クリスタにコツを聞いたりすれば自然に話もはずむはず」
つまりクリスタに指導をしてもらえるように頼まないといけないのか。
アニ「素直に言えるかな....」
思わず口に出る。
アルミン「サシャのときは、素直に言えたと思うんだけどな~」
そうかい?
私には良くわからなくなってきたよ....素直になるってことが。
アルミン「あ、クリスタだ」
クリスタの名を聞き、ドキッと大きく鼓動をうつ。
恋する乙女か....私は。
アルミンの視線を追うと、そこには馬と楽しそうに話す小柄な金髪の天使がいた。
因みに、私も小柄な金髪だよ。
アルミン「さあアニ、行っておいで」
アニ「えー」
アルミン「えーじゃない」
アニ「どう話しかけたらいいのさ」
私はクリスタから視線を外し、アルミンを横目で見た。
アルミン「馬術を教えてくれないか?とかでいいとおもうけど」
アルミンと目が合い慌てて視線をクリスタに戻す。
アニ「そんな偉そうな言い方でいいのかい?敬語とかいらない?」
アルミン「友達に敬語は必要ないと思うよ」
その後に、サシャは例外だねと付け加えた。
ふーん、そういうもんなのかい?
アニ「よく分からないけど....とりあえず行ってくるよ」
背中越しに手を振り、クリスタの所に歩みを進める。
うう~緊張する....
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- 75 : : 2013/11/13(水) 19:15:31
- アニ「クリスタ」
馬を撫でるクリスタを呼んだ。
クリスタ「んん?」
クリスタがこちらを振り向き、私と目を合わせる。
クリスタ「こんにちは、アニ。今私の事呼んだ?」
私に笑顔を見せるクリスタ。
可愛い。
何て言うか人形みたい....男子が目をハートにするわけだ。
アニ「そうだよ、私が呼んだ」
話すのに調度いい距離で立ち止まる。
クリスタ「珍しいね?アニが私に話しかけるなんて」
アニ「悪いかい?」
クリスタ「いや....悪くはないよ?....ごめんなさい」
笑顔が消滅し眉を八の字にして不安そうに謝るクリスタ。
ダメだダメだ!なにしてんだよ私は!
アニ「謝る必要はないよ。ちょっと頼みがあってね」
クリスタ「頼み?」
首を傾げるクリスタ。
可愛い。
アニ「えっと....」
近くに誰かいないかを頼む前に確認する。
よし、誰もいないね....
アニ「よかったら....その、私に馬術を教えてくれないかい?」
うまくクリスタを見ることができない。
私は今、どんな顔をしているのだろうか....
クリスタ「もちろんだよ!私達は友達でしょ?」
!!
今....何て言った?
アニ「もう一回言って!!」
声を張り上げる。
クリスタ「え?も....もちろんだよ、私達は友達でしょ」
アニ「恥ずかしいから何度も言わないで!!」
クリスタ「ええ!?」
思わず手で顔を覆う。
クリスタ「アニ?大丈夫?」
アニ「大丈夫!なんでもないよ!」
顔を隠したまま話す。
アニ「早く教えてよ」
クリスタ「うん、とりあえず、そのままじゃ馬に乗れないよ??」
クリスタに言われて、渋々顔を覆ったてをどかす。
クリスタ「顔真っ赤だよ?熱でもあるんじゃ....」
アニ「気にしなくていいから」
クリスタ「そお?無理しないでね?」
なんていい子なんだ....
アルミン、私、この子と結婚したい。
クリスタ「じゃあ何から教えればいい?」
ハッと我に戻る。
アニ「えっと....」
-
- 76 : : 2013/11/13(水) 19:15:47
- とりあえずここまで
-
- 77 : : 2013/11/13(水) 19:18:31
- 優しいアルミンだなぁ~
-
- 78 : : 2013/11/13(水) 19:23:14
- >>77わーい!コメントありがとう!アルミンは優しいんだよ
-
- 79 : : 2013/11/13(水) 19:23:51
- 結婚したいだと… アニがすごぉぉぉおく可愛いだと…… おい…
そのアニください。 一日レンタルでいいんで
-
- 80 : : 2013/11/13(水) 19:25:04
- >>79金貨10枚です
-
- 81 : : 2013/11/13(水) 19:31:15
- アニ僕とも友達になって下さい(土下座)
-
- 82 : : 2013/11/13(水) 19:35:09
- >>81アニ「声が大きいよ!恥ずかしいからやめて」
-
- 83 : : 2013/11/13(水) 19:54:01
- アニ「えー」
アルミン「えーじゃない」
可愛いwwww
-
- 84 : : 2013/11/13(水) 21:50:08
- >>83このやり取り自分も気に入ってるんですw
-
- 85 : : 2013/11/14(木) 02:05:24
- 寝る前に少し更新します
-
- 86 : : 2013/11/14(木) 02:11:52
- 訓練が終了して、私は真っ先にアルミンの元に向かう。
アニ「アルミン!」
アルミン「やあアニ、どうだった?」
手を振りながら呼びかけに答えるアルミン。
アニ「クリスタ凄くいい子だった」
アルミン「じゃあ友達になれたんだね!」
言い終わると、ホッと息をつくアルミン。
あんたもいい奴だよ....
意外とそんな言葉は口から出ない。
こいつが調子に乗るといけないからね。
アルミン「それじゃあ次いこうか!」
アニ「まだあるのかい?」
クリスタとサシャだけで満足なのに....
アルミン「今度は難易度を上げるよ」
誰だろ....コニー?ライナー?
アニ「それで?誰なんだい?」
アルミン「ミカサ」
アニ「え?」
耳が悪くなったかな?
アルミン「ミカサ」
ラスボスじゃないか....
アニ「アルミン、正直ミカサとは仲良くなれる気がしないよ」
首を横に振りながら言う。
アルミン「そうかな?ミカサって意外といい子だよ?」
あんたは幼馴染みだからそう感じるかもしれないけど....
アニ「ミカサは私のこと、エレンを唆す女狐だと思い込んでるんだよ?」
私は目線を下に落とした。
やっぱり悪者みたいな扱いは辛いよ....
アルミン「じゃあその誤解を解けばいいだけじゃないか」
簡単に言ってくれるね....
アニ「どうやって?」
アルミン「アニは他に好きな人がいることにすればいい」
アニ「嘘をつけってのかい?」
直ぐに言い返す。
アルミン「....それもそうだねやめよう」
アニ「じゃあどうすれば?」
んん~と唸り、考えるそぶりを見せる。
アルミン「じゃあ....」
思いつくまで時間が、かからなかったようだ。
アルミン「ミカサの恋路を応援するってのは?」
....私が?
アニ「まあ、嘘をつくよりはいいか」
自分が人の恋を応援する姿が全く想像できない。
しかし、問題はミカサとどう会話するかだ。
私が話しかけた途端、縄張りを荒らされた野獣のように飛びかかってくるかもしれない。
それなら....
-
- 87 : : 2013/11/14(木) 02:14:03
- アニ「アルミン、一緒にいてほしい」
アルミン「え!?」
急に顔を赤く染めるアルミン。
ちょっと言い方を間違えたみたいだね。
私も恥ずかしくなってきたじゃないか....
こっち見るな。
バカ
アニ「ミカサと話すとき、一緒にいてほしいってこと」
アルミン「いや、言い直さなくてもわかってるから....」
ハハハと笑うアルミン。
変な顔
アルミン「ミカサが暴走しないように、うまく間に入ればいいんでしょ?」
私は無言で頷く。
アルミン「できる限りのことはする。君は挑発的な発言は控えてね」
アニ「はいはい」
アルミン「[はい]は1回!」
アニ「はーい」
フフ
こんなやり取りが馬鹿らしくてつい笑ってしまった。
なんだい?
こっち見るなって言ってるじゃないか。
アニ「何?」
私を見続けるアルミンに言う。
アルミン「いや....なんでもないよ」
気になるじゃないか
アニ「言いなよ」
アルミン「だってアニ怒るもん」
アニ「怒らない」
アルミン「絶対?」
こくりと頷く。
アルミン「....アニって笑うとやっぱり可愛いなーって....」
アニ「うるさい!」
ドンと顔を赤く染めるアルミンを突き飛ばした。
アルミン「ぎゃふん!」
変な悲鳴とともに尻餅をつくアルミン。
その後、アルミンに嘘つき呼ばわりされたことは、言うまでもない。
-
- 88 : : 2013/11/14(木) 02:14:14
- ここまで!
-
- 89 : : 2013/11/14(木) 06:39:44
- 可愛すぎるこの2人ィイ!!
-
- 90 : : 2013/11/14(木) 06:49:52
- 相変わらずのぎゃふんww
頑張ってください!可愛いよ!!
-
- 92 : : 2013/11/14(木) 17:04:03
- かわいくていいですね^^
-
- 93 : : 2013/11/14(木) 18:11:32
- アニ&アルミンきゃわわ
-
- 95 : : 2013/11/15(金) 00:53:56
- 更新します。よければ見てください
-
- 96 : : 2013/11/15(金) 00:56:37
- >>95 待ってたです!
-
- 97 : : 2013/11/15(金) 00:57:17
- 夕食の時間がやってきた。
食堂の入り口で私を待つアルミンを見つける。
アニ「アルミン」
私の声に気がつくと、こちらを向いて笑顔を作る。
汚らわしい。
アルミン「ミカサはまだ来てないみたいなんだ」
背伸びをして食堂の奥を確認するアルミン。
アニ「じゃあ....ここで待つかい?」
来た道を振り返り見つめる。
ミカサはまだ来ない。
クリスタ「アニー」
食堂から私を呼ぶ声が聞こえた。
再び食堂に体の向きをもどす。
あ!天使ちゃん!
手を振りながらクリスタが私の元に駆け寄ってきた。
クリスタ「あ、アルミンも一緒だったの?」
アルミン「そうだよ、えへへ」
何さ、ニヤニヤしちゃって....気持ち悪い。
アニ「どうかした?てん....クリスタ」
あぶないあぶない。
クリスタ「たまたま、入り口に立ってるアニを見つけたから、お昼食べないのかなーって....」
私に笑顔を見せるクリスタ。
可愛い。
アニ「ちょっとこいつと話があってね」
アルミンに指をさす。
クリスタ「そうなんだ?じゃあ邪魔したら悪いから行くね」
アニ「別に邪魔じゃないさ。ね?アルミン」
アルミン「うんうん」
物凄い早さで頷くアルミン。
クリスタ「ありがとう。でも私もまだ食事の途中だから....」
残念。
アニ「そうかい....またね」
小さくクリスタに手を振る。
クリスタ「うん!今度一緒に食べようね!」
そう言うとクリスタは、食堂の中に戻っていった。
アルミン「良かったね、アニ」
アニ「そうだね」
本当に優しい子だよ....気を抜くと涙が出そうだね。
アルミン「いつかミカサともあんな風になれるさ」
アニ「ミカサとねぇ....」
ミカサ「私が何?」
-
- 98 : : 2013/11/15(金) 01:00:37
- 背後から声がして、私は反射的にその場から飛び退いた。
ー大魔王のミカサが現れたー
アニ「いきなり後ろで喋るんじゃないよ!」
ミカサ「私の名前が聞こえた」
無表情のまま答えるミカサ。
さてどうしようか....
チラリとアルミンを見ると、彼と目があった。
あんたに任せるよ....
そう思いながらアルミンを見つめると、まるでその思いが伝わったかのように彼は、コクリと一度だけ頷いてミカサを見た。
アルミン「ミカサ、君はエレンの事、どう思ってる?」
ミカサの目がアルミンに移る。
ミカサ「エレンは家族であり、私の大切な人。これは前にもアルミンに言ったはず」
アルミン「そうだよね....ちょっと確認したかったんだ」
アルミンが再び私を見る。
それをミカサは見逃さなかった。
ミカサ「アルミン?まさかその女狐に加勢するつもりなの?」
眉間にシワを作るミカサ。
うわ....凄い威圧感だよ....
アルミン「違うんだミカサ、アニは君の恋を応援したいんだ」
ミカサの顔が少しゆるむ。
ミカサ「本当??」
私を見るミカサ。
アニ「そうだよ」
-
- 99 : : 2013/11/15(金) 01:04:44
- ミカサ「気持ちは受けとる。しかし、貴方の応援がなくても私はエレンとうまくやれる。余計なことしないで」
やっぱり駄目だよアルミン....私、これだけこの子に嫌われてるんだから。
アルミン「どうしてそんな酷い事を言うんだ!!アニは、君とただ仲良くなりたいだけなんだよ!?」
ミカサに怒鳴るアルミン。
一瞬ミカサが怯む。
ミカサ「彼女はエレンを狙う女狐。そんなやつと仲良くなんてできない」
言ってくれるじゃないか....
アニ「私はエレンのことなんか好きじゃない!あんたと友達になりたいだけなんだよ!」
キョトンとした顔をするミカサ。
ミカサ「エレンのこと好きじゃないの?」
アニ「好きじゃないよ」
我ながら恥ずかしい台詞をはく。
これくらいなら言っても大丈夫だったかい?
アルミンと目を合わせた。
ミカサ「ああ、なるほど....」
ん?
なるほど?
ちょっと待ちなよ、もしかして....
ミカサ「アニ、さっきは、すまなかった」
アニ「い....いいよ別に」
私が言うと突然ミカサが私の手を掴む。
ミカサ「貴方は私の味方なの?」
アニ「そうさ」
ミカサ「じゃあ....私でよければ友達になってほしい」
心が晴れた気がした。
アニ「私こそ!よろしく」
ミカサの手を握り返す。
アルミン「良かったね!アニ」
アニ「うん」
アルミン「さあ、早く食べよう....僕おなかペコペコだよ....」
そう言うとアルミンは、先に食堂へと入っていった。
私もそれに続こうとしたとき、ミカサに肩を捕まれる。
アニ「何?行かないのかい?」
ミカサ「アニ、私もアルミンと貴方のこと応援してる」
やっぱりかー!!
もう....めんどくさいことになっちゃったよ。
全部アルミン....あんたが悪い。
-
- 100 : : 2013/11/15(金) 01:05:37
- 今日はここまで
-
- 101 : : 2013/11/15(金) 01:09:22
- 待ってるよ
-
- 103 : : 2013/11/15(金) 01:20:57
- ほのぼのとしていて…イイ!(´∀` )
-
- 104 : : 2013/11/15(金) 01:23:15
- >>103めげずに書けるのは、あにきちさんのおかげです!
-
- 105 : : 2013/11/15(金) 01:44:19
- >>104 そんな事言っていただけると嬉しいじゃないですかw
でも無理はせずに、アニハーさんが書きたい時に書いてくだされば私は充分です!
-
- 106 : : 2013/11/15(金) 01:57:22
- >>105あにきちさんはいい人だなー!高い高いしてあげる!
-
- 107 : : 2013/11/15(金) 02:51:20
- >>106 あ…あざーすw
-
- 108 : : 2013/11/15(金) 08:18:08
- 今日中に1話終わらせたい
-
- 109 : : 2013/11/15(金) 08:34:16
- シリアスムードの中で突然弱者の極ミンとかやめてwwww
面白いよ支援&期待
-
- 110 : : 2013/11/15(金) 08:46:39
- >>109ありがとう!嬉しい
-
- 111 : : 2013/11/15(金) 10:29:08
- 凄く面白い!!
-
- 112 : : 2013/11/15(金) 10:38:23
- >>111ひかりんありがとう!
-
- 113 : : 2013/11/15(金) 13:41:10
- 仮でタイトル変えてみました!更新します
-
- 114 : : 2013/11/15(金) 13:47:19
- 夕食後の自由時間、私はアルミンに声をかけられた。
アルミン「良かったね、ミカサと仲良くなれて」
アニ「うん」
あんたのおかげだよ。
そんな言葉は、口から出てこなかった。
アルミン「アニも結構、素直になってきたんじゃないかな?」
笑顔を私に向けて言う。
そうかい?自分じゃよくわかんないよ。
アルミン「次は誰にする?」
アニ「まだやるのかい?」
アルミン「ジャンやマルコはどうだろう」
独り言なのか、私に言っているのか分からないくらい、ゴニョゴニョと話すアルミン。
......アホミン
....決めたよ、私ね、できるだけ、あんたにも素直になってみる。
アニ「アルミン」
アルミン「ん?」
彼の呟きが止まる。
アニ「もういいよ、ありがとう」
アルミン「何いってるんだ、まだまだこれからじゃないか」
アニ「友達の数が多ければ良いってわけじゃないよ....」
ため息をついてからアルミンは口を開いた。
アルミン「アニがそれでいいなら」
アルミンがまた笑顔をつくる。
アニ「えっと....それでね」
アルミンにも言うんだ。
アルミン「どうしたの?」
アルミンが私の顔を覗きこむ。
アニ「アルミンも私の....私の友達になってくれないかい?」
ちゃんと言えた!
その喜びと同時に、恥ずかしさが込み上げてくる。
何度言ってもこの台詞は馴れないよ。
アルミン「面白い事を言うね、僕らはもう友達じゃないか!」
!!
良かった....
アルミン「と、言いたいところだけど....」
アニ「え?」
アルミンの笑顔が消える。
アルミン「僕、アニの友達には、なりたくない」
グサリと心に何かが刺さる。
そんな....酷い。
必死に涙をこらえる私。
-
- 115 : : 2013/11/15(金) 13:49:50
- アルミン「あのね、アニ、僕は君の恋人になりたい!」
アニ「は?」
??
意味が分からない。
アニ「ふざけないで!」
アルミンを睨む。
アルミン「多分僕は、アニのことが好きなんだ!」
へ?
なにこれ?告白ってやつかい?
アニ「そ....そんな事、急に言われても!!それに多分ってのはおかしいと思います!!」
声が裏返ってしまった....
アルミン「ハハハ、ごめんね。でも僕は本気だから....君の返事を聞かせてほしい」
返事ってなに?
蹴ればいいのかい?
どうしてこうなったの?
アニ「か..か..考えといてあげるよ」
声が震える。
動揺してるのが、まるわかりじゃないか!
アルミン「そっか、いい返事を期待してるよ」
微笑むアルミン。
アルミンのくせに......
バーカバーカバーカ!
アルミンのバーカ!!
アニ「期待なんかしないで!!」
アルミンに言い放つが、彼は怯まない。
アルミン「照れてるアニも....やっぱり可愛い」
アルミン「好きだよアニ」
頭が真っ白になる。
アニ「うるさああああい!!」
ドン
アルミン「ぎゃふん!」
この後の事は、よく覚えてない....
アルミンの笑顔なんて覚えてない......
1話おわり
-
- 116 : : 2013/11/15(金) 13:52:41
- おわりです。
感想などいただければありがたいです。
連続でシリーズ書くのもなーって感じなんで間に完全にネタSS挟んでいきます。
そちらもよければ見てください。
-
- 117 : : 2013/11/15(金) 14:02:14
- お疲れ様でした!
既に続きが楽しみだぁ〜(´Д` )
-
- 118 : : 2013/11/15(金) 14:03:07
- >>117ありがとう!がんばって書くよー
-
- 119 : : 2013/11/15(金) 16:02:31
- お疲れ様~
アニ惚れてまうやろ~(惚れてます)
続き楽しみです!!
-
- 120 : : 2013/11/15(金) 16:22:18
- うぬ。待ってる
-
- 121 : : 2013/11/15(金) 16:27:17
- お疲れ様です!
このアニに惚れもうした。
エレアニも好きだけど、それだとアニがミカサと仲良くなれないのでこういうミカサと仲良くなれる話、好きです。
続編待ってるよ!
-
- 122 : : 2013/11/15(金) 17:20:26
- アルミンとアニのこの先に期待♪
-
- 123 : : 2013/11/15(金) 18:39:57
- アルアニっていいよね
続編を期待
-
- 125 : : 2013/11/16(土) 00:02:07
- バーカバーカ!2人とも可愛すぎんだよバーカ!
仲のいいミカサとアニいいね!
つづき期待してます!
-
- 126 : : 2013/11/16(土) 00:07:10
- >>125ありがとう!!続きもがんばります!
-
- 127 : : 2013/11/16(土) 12:56:40
- アニめっちゃ可愛いわ〜(笑)
-
- 128 : : 2013/11/16(土) 13:57:15
- アニを実物で見れるなら死んでもいい
-
- 130 : : 2013/11/17(日) 03:01:46
- 続き
アルミン「アニの絵画プロジェクト」
http://www.ssnote.net/archives/2789
-
- 131 : : 2015/01/24(土) 15:58:04
- あーもうアニの可愛さに倒れそ・・・・バタッ き、期待・・・チーン
-
- 132 : : 2019/04/03(水) 18:47:32
- 僕がアニと恋人同士に…。惚れた~。
-
- 133 : : 2020/10/06(火) 13:23:32
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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