エレン様は生まれたときから特別な力を持っていた。俗に超能力と言う物だ。エレン様は僅か1歳にして日本語をマスターして2歳になる頃には掛け算も習得した。4歳になる頃には算数を完璧にして難解なパズルも完成させた。6歳になってからは数学を覚えて方程式を深く理解して中学生レベルの数学は完璧にした。7歳になってからは高校までに習う学問を全て極めて全国模試では全教科一位に輝いた。
8歳になると東大に合格したが年齢が理由で入学できなかった。本来は8歳では試験を受けることは出来ないがエレン様の場合は特定で受験できた。
9歳になってからは日本中の難関大学を受験して全て合格して見せた。勿論この時も特例で受験をさせてもらっていた。
10歳になると「日本の学力はレベルが低いと」言って海外の国の大学入試を受験するため、英語、中国語、フランス語、ロシア語、ハングル等々実に5ヵ国以上の言語を習得して見せた。
11歳になってから総理大臣を巧みな話術で説得して成人男性として認めてもらうように特別身分証明書を作ってもらった。
ちなみにこの当時のエレン様の身長は180㎝体重65㎏であり成人男性を上回る体格であった。
13歳で全世界の難関大学を全て合格して日本に帰国した。
15歳になると日本の高校に入学した。
ちなみにこの時入学したのは偏差値40未満の底辺高校であった。
この高校に入学した理由は「底辺のこともある程度知っておきたい」と感じたからである。しかしこのあとのエレン様の悲劇は誰も予想出来なかった。