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フェリ「最原探偵事務所の日常です。」

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  1. 1 : : 2017/03/31(金) 19:03:10
    ・勝手ながら消さして頂いた作品のグループ版です。

    ・皆さん達自身でキャラ達の日常を書いてください。要するに合作みたいな物です。

    ・登場キャラに制限はありません。皆んな生きていて悪さもしていない平和な世界です。

    ・注意点等も特にございませんので皆さん勝手に書いていってください。
  2. 2 : : 2017/04/02(日) 20:30:22
    星竜馬の罪が許された裁判〜過去〜

    ※イタリア語を日本語にしてます

    フェリ「………配下のファミリーが1つ、潰されましたね」

    ヴァネ「ええ、潰したのは星竜馬というテニスプレイヤー…」

    フェリ「彼に何があったのでしょうか…」

    ヴァネ「わからないけどよ、潰されたあのファミリーは極悪非道だったわよね
        そいつらが、彼の大切なモノに手を出していたら…?」

    フェリ「………復讐というわけですか
        …試合の時と変わっていない、まっすぐな人なんですね」

    ディーノ「フェリシア様、ヴァネッサ様、何かご決断は出ましたか?」

    フェリ「ディーノ、確か貴方の弟のリーノはテニスのファン、でしたわね」

    ディーノ「そう…ですが」

    フェリ「そして星竜馬は現在、死刑囚でしたわね」

    ディーノ「はい」

    フェリ「リーノ始め、彼のファンのみなさんのために!
        私は…裁判をやり直させます」

    ヴァネ「………成る程ね
        あんたはマフィアらしくない心優しい性格の女ボス、フェリシア・メルカダンテ
        そんなあんただから…そんな考えを…ね」

    ディーノ「……!そういえば!」

    フェリ「どうしました、ディーノ」

    ディーノ「フェリシア様!
         あのファミリーから救出した奴隷の中に、日本人の少女が!
         名は、オトメ・ホシ」

    フェリ「…!ありがとう、ディーノ!
        今すぐ彼女に会わせて」

    数分後
    ※ここから日本語を話してます

    フェリ「あなたがオトメね」

    オトメ「…!えっと…マフィアの…ボスさん?」

    フェリ「フェリシア…又はフェリでいいです
        怖がらなくてもいいですよ、あなたを…あなたのお兄さんを助けようとしているのですが…」
  3. 3 : : 2017/04/03(月) 20:30:34
    フェリ「あなたのお兄さんのことについて、あなたの未来について話しましょう
        言っておきますが、あなたに酷いことをしたのは別のマフィアですよ」

    オトメ「…この……チョコレートは…?」

    フェリ「そのチョコレートは姉が作ったものです
        姉は超一流のショコラティエなんです
        それでは、本題に入りましょうか」

    オトメ「………」

    フェリ「驚くかもしれませんが、お兄さんは現在、死刑囚です」

    オトメ「!」

    フェリ「マフィアにあなたを含む大切な人達を殺されてしまった為、彼は復讐に走ってしまいました」

    オトメ「………お兄ちゃん…」

    フェリ「そこで、私は裁判をやり直させます!
        あなたも、お兄さんが死刑囚のままだったら、生きづらいし、嫌でしょう?」

    オトメ「うん…死刑囚のままだったら嫌!」

    フェリ「だったら、協力してくれますか?」

    オトメ「うん!怖いけど、やってみる!」

    フェリ「それでは、あなたは今から星乙女です!
        日本への入国手続きは…私のお姉様が手伝ってくれますからね」

    オトメ「じゃあ…戦うんだね…私達、法廷で」

    フェリ「そうです
        でも、まだやる事が山ほど残ってます
        ですから、早くても1ヶ月後です……時間は…ありません
        なるべく、早く行いましょう!」

    一方、屋敷のコンピュータールーム(またイタリア語)
    ヴァネ「………霞ヶ丘高校の…テニス部…
        お、裏社会に少し踏み込んでるじゃん
        他のテニス部の奴に…コンタクトをとってみるか

        何々…霞ヶ丘全校特別授業【スイーツの種類と歴史】………
        …講師のショコラティエ枠が空いてるから、これは…都合がいいわ!
        日時も近いし、ヘヘッ…ラッキー!」
  4. 4 : : 2017/04/04(火) 21:04:23
    3日後、日本の空港の出口付近にて

    フェリ「今日から私は留学生という表向きで霞ヶ丘高校の近くの学校に編入します
        乙女は、それとは違う学校に編入しますよ」

    乙女「……手続きとかは大丈夫なの!?」

    フェリ「全て、お姉様がしてくれましたから」

    乙女「…っていうか、なんで霞ヶ丘高校に編入しないの?」

    フェリ「…私はまだ14歳ですよ
        日本で言う………中学3年生くらいでしょうか
        そう、残念ながら…今は高校に通える年齢ではありません」

    乙女「マジで!?私より一個上なだけじゃん!」

    フェリ「ですから、怖がらなくてもいいと言ったのですよ
        あ、ちょっと日本の本を買ってきますね!」

    乙女「へ?ちょっと…」

    フェリ「すぐ戻って来ますから!」

    空港の近くの本屋に走るフェリシア
    驚きの表情のまま固まる乙女に声をかけるヴァネッサ

    ヴァネ「乙女、フェリは日本のものが大好きでな…日本に来ると必ず本を買うんだよ…
        てか、あいつは本読んで日本語覚えるんだよな…」

    乙女「そうなんですか?」

    ヴァネ「ああ、だからあいつの日本語は敬語なんだよ
        アタシは日本語吹き替えのハードボイルド映画を見ててこうなった」

    乙女「………はぁ」

    ヴァネ「さて、編入は次の月曜…二学期の頭だよ
        準備しときなよ」

    乙女「はい!」

    ヴァネ「…しかし
        あんた、いくつでイタリアに行った?」

    乙女「12…小学六年生の時です!」

    ヴァネ「そっか…じゃ、少し教育するよ
        いなかったときの勉強の遅れを取り戻すよ」

    乙女「…はい」

    フェリ「あ!お姉様!乙女!今戻りました!」

    ヴァネ「フェリ、もう一回本屋に行ってくれないか?
        中1のドリルと小学校まとめドリル買って来て欲しいんだけど…」

    フェリ「それでは、一緒に行きましょうか!」

    乙女「…この人たち……おもしろいかも……」
  5. 5 : : 2017/04/05(水) 20:45:16
    編入の日〜side Otome〜

    乙女「…ここが……今日から私が通う中学校かぁ…
       …大きいなぁ…」

    教室

    乙女「……失礼…しまーす…」

    女子「ねぇ、君!もしかして編入生?」

    乙女「はい…そうですけど…」

    女子「はいはーい!皆さーん!ここに新入生ちゃんがいまーす!」

    乙女「え…ちょっと…」

    女子「あ、自己紹介しなきゃね!私は…」

    乙女「………(こういう人…苦手かも…)」

    チャラ男「お?なんの話?
         ってこんなブスが編入生か?」

    取り巻き「そうみたいっすね」

    チャラ男「イタリアから来たって話だからてっきり、お嬢さんタイプを想像してたけど…
         なんだよ、このちんちくりんなほっぺwww」

    乙女「………」

    チャラ男「ま、このクールな俺がトーキングしてんだから、お前は俺にサンクスしろよ」

    取り巻き「そうっすよ!ありがたみを知るっすよ、ブサイク編入生!」

    乙女「………(何この中1…イタイし何様なの?)」

    チャラ男「てか、名前なんなの?」

    乙女「………」

    先生「はい、終了よ
       この子の自己紹介は今日の学活の時間にね!」

    みんな「はーい」

    乙女「………(本来の私…出せないかも…)」

    白衣の女子「あんた、大丈夫か?」

    乙女「え?えっと…」

    白衣の女子「あんたに何があったかは私にはわからないけどな、
          話なら聞くだけ聞いてやるから…元気出すんだぜ」

    乙女「…うん」

    学活の時間
    自己紹介のトップバッターは乙女だ

    先生「じゃあ、自己紹介お願いできる?」

    乙女「はい」

    『元の私でいるんだ
     お兄ちゃんの前で見せた笑顔で言うんだ…!』

    乙女「ほ…星乙女です
       イタリアの親戚に預けられていて、その親戚が日本に転勤となったのでここに来ました
       趣味はバトミントンで、向こうでもやっていました…
       よろしく…です…」

    先生「星さんは1年間イタリアにいたのですが…その親戚が日本語を話せるので、
       イタリア語は話せないようです
       イタリア語の無茶振りはやめてくださいよね」

    みんな「はーい」

    先生「じゃ、出席番号順に改めて自己紹介をしましょう
       一学期の時よりももっと知れるかもしれませんからね」

    白衣の女子「私が1番か」

    チャラ男「ブスの次は変人か!このクラスエンドしてるな!」

    「私は飯田橋桃花だぜ
     ロボットと研究が好きなロボット博士を目指す女子…ってことでよろしくだぜ、乙女」
  6. 6 : : 2017/04/06(木) 20:44:10
    編入の日〜side Felicia〜

    フェリ「あえて別々の学校に編入させたものの…ちょっと心配です…」

    廊下

    フェリ『…マフィアのボスということがバレずに自己紹介を終えましたが……
        まさかほとんどの授業が自習でしたか…
        でも…1人だけ自己紹介ができませんでした…
        獄原えりかさん…とありましたが…一体、どんな方なんでしょう…』

    先生「おい、メルカダンテ」

    フェリ「はい、なんでしょうか?」

    先生「獄原のことなんだが…」

    フェリ「はい(ここで彼女についてわかるかもしれない…!)」

    先生「あいつは今、中庭にいるらしい
       先生が呼びに行ってもいいんだが…残念ながら先生は会議があるんだ
       悪いが、メルカダンテ自身で行ってくれないか?」

    フェリ「あ、はい!」

    中庭

    フェリ『獄原えりかさん…どこにいるのでしょうか…』

    フェリ「あれ?」

    ウサギ小屋の前に立つ大柄な女性
    一見すると教師のようだが…

    フェリ「貴女、少しいいですか」

    大柄な女性「え?

         ありがとうございます!!!」

    フェリ「…え?えっと…」

    大柄な女性「ふぁ!驚かせちゃったね!
          えりか…見た目がこんなのだからいつも怖がられてて…
           話しかけてくれて、どうもありがとう!!」

    フェリ「えりかってことはもしかして、貴女が獄原えりかさん!?」

    「うん!そうだよ!えりかが獄原えりかで…動物さんが大好きなんだ!よろしくね!」
  7. 7 : : 2017/04/08(土) 20:37:40
    交流〜side Otome〜

    放課後

    乙女「…飯田橋さん、ここは?」

    飯田橋「ここ?私の叔父のロボット研究所だぜ」

    乙女「えっ!飯田橋さんの叔父さんって、ロボット博士なの!?」

    飯田橋「そうだぜ……あと、呼び名は桃花でいいぜ」

    乙女「あ…うん」

    飯田橋「私の叔父はロボット工学の第一人者でな、
        私が小5の時だっけ?
        成長するAIを搭載したロボットを世界で初めて作り出したんだぜ!
        そいつは今、叔父が理事長をしてる高校に通わせてる
        私もいつか…そんなロボットを作ってみたいんだぜ!
        な、ロマンだろ?」
  8. 8 : : 2017/04/08(土) 21:04:22
    乙女「へ、へぇ…ロマン…ねぇ……」

    飯田橋「だろ?
        そのロボットなんだけどな、子供がいなかった叔父にとってはまぁ…息子のみたいな存在なんだぜ
        空気が読めないバカロボットだけど…いいやつ…だぜ」

    乙女「…すごいね、その叔父さんって」

    飯田橋「…最初からそうじゃなかったんだけどな」

    乙女「えっ?」

    飯田橋「…叔父は、あいつを作る為に何度も失敗したんだぜ
        パワー調整ミスって病院送りになったこともある!
        何日も食事を食べなかったこともある!」

    乙女「桃花…」

    飯田橋「…乙女、あんたは挫折したことはあるか?」

    乙女「あるわよ…」

    飯田橋「それは何回?」

    乙女「…わからないわよ!」

    飯田橋「ああ、そりゃそうだ
        人間、誰だってそうだぜ
        で、諦めなかったやつが喜ぶんだぜ」

    乙女「………」

    飯田橋「今のあんたは迷ってんじゃねえの?
        挫折してんじゃねえの?
        私、力になるからさ、頼っていいぜ」

    乙女「…ありがとう、桃花!」
  9. 9 : : 2017/04/10(月) 20:23:28
    交流〜side Felicia〜

    放課後

    フェリ「…ここが……獄原さんの家…ですか?」

    えりか「そうだよ!えりかの家は、いい家なんだよ!」

    フェリ『そういえばあの学校はお嬢様校…
        そういう家があって当然ですよ…ね』

    えりか「この前ね!お兄ちゃんが帰ってきたんだよ!
        えりかがとってもちっちゃい時にいなくなったらしくってね、それでね!」

    フェリ『この子…声が大きいです…
        お兄さんは…一体、どんな方なんでしょうか…?』

    大柄な男性「あ!えりか!」

    えりか「お兄ちゃん!
        フェリシアさん、あのね、この人がね、えりかのお兄ちゃん!」

    「えっと…名前は獄原ゴン太で、来年…希望ヶ峰学園?に入るんだよ!」
  10. 10 : : 2017/04/11(火) 20:58:17
    フェリ「希望ヶ峰学園に入るのですか!?
        驚きですよ!」

    えりか「えっと…お兄ちゃんは超高校級の昆虫博士として入るんだよね?」

    ゴン太「うん!そうだよ!
        ゴン太は紳士になりたいんだ!」

    フェリ「唐突だし…話が繋がっていませんね…
        紳士ですか…というより、何故今言ったのですか?」

    ゴン太「えっと…フェリシアさんって、ヨーロッパから来たんでしょ?
        だから…紳士っぽいかなーって
        あと、フェリシアさんはレディみたいな人もだから…」

    フェリ「…ゴン太さん、私の出身地はイタリアですが…
        紳士の国といったら、イギリスではないでしょうか?」

    ゴン太「えっ!?そうなの!?」

    フェリ「それにしても…超高校級ですか…」

    えりか「フェリシアさん、どうかしたの?」

    フェリ「ううん、何でもないです
        あと、えりかさん」

    えりか「なぁに?」

    フェリ「私のことはできれば、フェリと呼んで欲しいのですけど…」

    えりか「うん!わかったよ、フェリちゃん!」

    ゴン太「ところで…フェリシアさんの家族ってどんな人なの?
        ゴン太、気になるんだけど…」

    フェリ「………」

    えりか「フェリ…ちゃん?」

    フェリ「わ…悪いのですが…それは聞かないでください
        簡単に言うなら、姉がいます」

    ゴン太「うん…わかった…よ…(なんか恐いな…この人)」

    フェリ『私がマフィアだってことは…先生ですら知らないことですし…
        それに…明かすのはもう少し後です!

        そう…あの裁判で……』
  11. 11 : : 2017/04/12(水) 21:06:35
    出会い〜Vanessa〜

    特別授業の日の放課後

    ヴァネ「なんとか…特別授業は無事終了したな
        この後は…ちょっと時間があるし、テニス部に行ってみるか
        ま、これでも一応、テニスやってたしな」

    テニスコート

    ヴァネ「それにしても、熱いプレーだね
        久しぶりにしたくなったなぁ…テニス…」

    タレ目の男性「あれ?確か貴女はヴァネッサ・メルカダンテさん?
           どうしてここに来たんですか?」

    ヴァネ「アタシはテニスを昔してたんだよ
        このコート見てたら、ちょっと昔を思い出してね」

    タレ目の男性「そうですか…」

    ヴァネ「どうしたんだ?」

    タレ目の男性「いや、もうここにはいない…うちのエースを思わせる口調だと思ってしまって…」

    ヴァネ「エース?それって…

        星竜馬のこと…でしょ」

    テニス部全員「!?」
  12. 12 : : 2017/04/13(木) 20:11:41
    ヴァネ「ん?ビンゴ?」

    メガネの男性「何故、彼と似たような口調に!?」

    ヴァネ「あぁ、日本語吹き替えのハードボイルド映画を見て覚えたからな
        …まぁ、アタシはあいつのことが気になってたんだ
        で、テレビとかで見てたよあんたらの試合」

    テニス部全員「………」

    ヴァネ「どうしたんだ?」

    タレ目の男性「その…なんであなたが、その話題を?」

    ヴァネ「…テニスが好きなだけだよ、それと…ちょっと危ない系のコト…だ」

    タレ目の男性「………」

    ヴァネ「ところで、あんたら…少し人が少なくないか?
        確か…千田とかいう、糸目の女の子みたいな子」

    タレ目の男性「…そのこと……ですか
           部長が知っているはずですから、彼と話してみては?」

    ヴァネ「ありがとな」
  13. 13 : : 2017/04/14(金) 20:53:39
    特別個室

    ヴァネ『…まさかこんな個室で話すことになるとは…思っていなかったな
        そういやここはテニスの強豪校…まぁ、部長命令とかだろうな…』

    金髪の男「失礼する
         貴女が俺に話がある、ヴァネッサ・メルカダンテさんだな」

    ヴァネ「あぁ、そうだよ」

    「俺はテニス部部長の塚本怜人だ
     確か要件は、千田についてだったな………もしや、」

    ヴァネ「どうしたんだ?」

    塚本「星のことを探ろうとしてるな?」

    ヴァネ「…当たり
        アタシは星のことを調べてるんだよ
        でも、千田と関わりがあるとは…知らなかったな…」

    塚本「星竜馬と千田龍馬…まぁ、"霞ヶ丘のWリョウマ"って聞いたことがあるか?」

    ヴァネ「まぁ…少しだけ……」

    塚本「あの2人は幼馴染みでな…星は普通の家庭、千田は茶道の名家の坊っちゃん…全然違う家庭だ
       家が隣なことと、小学生時代に2人とも同じテニスプレイヤーに憧れてテニスを始めたということだ
       それで、2人は仲良くなったんだ
       それと千田は星の妹とも仲が良かったな
       しかしそれが、あの大会に出てしまったことで…壊れてしまうとはな…」

    ヴァネ「…あの大会って、闇テニスのやつだろ?
        アタシ、裏に興味があってね…知ってんだよ」

    塚本「…それで、星がどうなったかは知っているな
       じゃあ、それで千田はどうなったかだな

       あいつは、家に閉じこもったらしい」

    ヴァネ「!!」

    塚本「あれだけ仲の良かったやつを失ったんだ、それで相当ショックを受けたのだろうな」

    ヴァネ「…教えてくれねぇか?」

    塚本「…え?」

    ヴァネ「千田の家の場所を、教えてくれねぇか?」

    塚本「…………貴女が何を考えているかは俺にはわからん
       しかし、星と千田を救おうとしているのならば、教えてやるよ」

    ヴァネ「ありがとう…塚本部長」
  14. 14 : : 2017/04/15(土) 19:54:15
    テニスコート前

    ヴァネ「千田の住所…山が近くって住宅街にも近い場所なのか…」

    タレ目の男性「ヴァネッサさん!」

    ヴァネ「…あんたは……」

    「テニス部副部長、桜井修也です
     千田のことについてですが…」

    ヴァネ「…何か情報をくれるのか?」

    桜井「はい
       千田は、星と同じようにテニスが強かったのですが…
       星がいなくなってから、千田は…千田は…

       ラケットを持つと中身が別人のように変わるんです……!」

    ヴァネ「なんだって…!?」

    桜井「千田は、試合となると熱い性格になるんです…そこは、いつも通りでした
       でも、あの時は…何かがおかしかったんです…!
       攻撃的な球を打つし、目つきもおかしい
       そして何より、声がおかしすぎるんです!」

    ヴァネ「…どんな声なんだ?」

    桜井「…いつもの千田の声に混ざって、星の声と知らない女の子の声がエコーで聞こえるんですよ
       多分、妹さんの声だと…
       それで、顔に水をつけさせたら…もとに戻ったんです」

    ヴァネ「…わかったわ
        ありがとうね、桜井君」

    桜井「どういたしまして、ヴァネッサさん」

    ヴァネ『千田龍馬は何か事情があるみたい
        原因は、テニス部の人の言う通りに星竜馬だな…
        …早く行かないと……時間がない…!』
  15. 15 : : 2017/04/17(月) 20:19:09
    千田家前

    ヴァネ『ここが千田の家…やっぱり、大きいな…』

    ピンポーン

    千田の祖母「はーい……って、あらまぁ西洋人が何の用?」

    ヴァネ「(何だこいつ…!)私、霞ヶ丘高校の高校の校長に呼ばれましたカウンセラーですが…
        お宅のお孫さんに話がありまして…」

    千田の祖母「あらまぁ、あの学校もついに西洋人頼り…
          第一…西洋の球技をやり始めてから、あの子はおかしくなったのよねぇ
          そのせいで雅な和の心がわからなくなるわ、あの罪人と仲良くなるわ、野蛮な人になるわで…
          本当に、嫌ねぇ…」

    ヴァネ「でもお祖母様、貴女のお孫さんを立ち直らせるのが私の仕事です
        日本も西洋から学んだことはありますから、もちろん西洋が日本から学んだこともですが
        とにかく、強引にでも入りますよ!!」

    千田の祖母「あら!…まぁ、彼女に頼んでみます…か」
  16. 16 : : 2017/04/17(月) 20:52:56
    千田の部屋

    バタン

    ヴァネ「入るよ!あんたが千田だね!」

    千田「うわぁ!いきなり誰なんだ!」

    ヴァネ「アタシはヴァネッサ・メルカダンテ
        あんたを立ち直らせに来たんだ、千田ry「その名前を呼ぶな!!!」おや…?」

    千田「私は〈リョウマ〉ではない!今は〈タツマ〉だ!
       どうせ貴女は、りょうちゃんのことで話がしたいのだろ!」

    ヴァネ『りょうちゃん…星竜馬のことか…』

    千田「今はもう無理なんだ…りょうちゃんは死刑囚…妹のおとちゃんは死んじゃった…
       そのショックで私は…私は…私…は……」


    近くにあったラケットを握る千田
    すると目を見開き、エコーがかかった声でヴァネッサに言葉の続きを言った…


    「まともにテニスができなくなった…俺という人格が生まれたために……
     俺はリュウ…
     千田リョウマ…いや、タツマの絶望から生まれた存在…」
  17. 17 : : 2017/04/17(月) 21:03:50
    ヴァネ「………成る程…あんたは感情からできた人格なんだな…
        只者じゃねぇオーラがプンプンしてるぜ……」

    リュウ「俺は…テニスで人を傷つける…
        りょうちゃんと同じで…
        そのせいで…マネージャーの子が…病院送りになったんだ…」

    ヴァネ『そういや…骨折してた子がいたな…
        こいつがやったのか…』

    リュウ「………貴様にはわからないだろうな!
        俺の想いの何もかも!
        俺は…テニスを捨てた!あの2人との過去も!何もかも捨てた!


        貴様には、何もわからないんだ!俺には生きる希望もない!」

    ヴァネ『一筋縄ではいかないな…これは…
        生きる希望…あいつの存在を教えてやれば…!』
  18. 18 : : 2017/04/18(火) 20:20:09
    理論武装

    俺は
     大切なものを
      失った

    絶対に
     失いたくない
      ものだった

    貴様に
     今の俺の気持ちが
      わかるのか?

    考えるだけ
     無駄だと
      思うのだがな

    本当に
     馬鹿だとしか
      思えないぜ

    ー発展ー

    貴様は
     何が
      言いたいんだ!

    俺に
     何を
      与えようとしているんだ!

    いや
     与えるものなんて
      ないんだな…

    貴様という名の
     醜い醜い
      悪魔か…?

    早々に
     お引き取り
      願いたいところだ!

    ー発展ー

    どうして
     俺なんかに
      構おうとするんだ!

    りょうちゃんは…
     おとちゃんは…
      もう戻ってこない…!

         何をしても無駄なんだよォ!!

    そうか…
     そうか…
      貴様は…悪魔だな!

    戻ってこないものは
     何をやっても
      戻ってこないんだよ!

         取り戻すことなんて不可能なんだよォ!!

    ートドメー
    「何をやっても無駄だ!
     可能だったら生きる希望を見せてくれ!」

    星 乙女 の 生存

    ヴァネ「これで決まりだよ!」

          BREAK
  19. 19 : : 2017/04/18(火) 20:42:48
    ヴァネ「星乙女…あんたが言っているおとちゃんって子はな…

        生きているんだよ」

    リュウ「え?う…嘘だ!マフィアに殺されたハズだ!」

    ヴァネ「証拠は…これだね」

    スマホの画面を見せるヴァネッサ
    その画面には、フェリシアと乙女が笑顔で写っている

    ヴァネ「こっちに来るときに撮ったものだ
        …日時を見てみろ、4日前だ」

    リュウ「おとちゃんは…生きていた…
        だが、りょうちゃんは…死刑囚のりょうちゃんはどうなるんだよ!」

    ヴァネッサに詰め寄るリュウ
    しかしヴァネッサは、涼しい顔で言う

    ヴァネ「裁判を起こして、死刑をやめさせるんだよ」

    リュウ「なっ…」

    ヴァネ「千田、リュウ…あんたらも協力するか?
        まぁその判断は…あんたらに任せる…」

    リュウ「…俺のこの手でりょうちゃんを……
        ………………
        わかった、やるよ、俺ら」

    ヴァネ「ありがとな
        あ、でも…どうやって千田に戻るんだ…?」

    リュウ「待ってろ、ちょっと顔を洗って来る」

    ガチャ           バタン

    ヴァネ「さて、お次は弁護士だな…」


    洗面所

    リュウ「…おいタツマ……俺さ、
        消えたいって思ってたろ?
        でもな、このままも悪くねーと思ってさ
        お前が嫌なら消えるけどな」

    バシャッ

    千田「…消えないで……私…寂しくなるから
       リュウは私で私はリュウ
       2人で1つだ…
       それでもやはり、〈リョウマ〉をもう名乗りたくはないんだ…」

    リュウ『お前らしいな…』

    千田「そっちこそ…でも
       テニスの時に毎回来られると……
       少し…面倒だな…」

    キー  ガチャン
  20. 20 : : 2017/04/19(水) 20:18:18
    捜査〜side Otome〜

    乙女『…あの後ヴァネッサさんが言うに、何か証拠を集めだしたらしい……
       もちろん…私もいろいろ質問されたけど…
       ……でも、私がやらなくってどうするのよ!
       私は当事者なのよ!
       お兄ちゃんの命がかかってるのよ!

       私も…頑張らなきゃ!あの2人にばっか任せてられないもん!』

    乙女「確か…このリストに反論とかに使える証拠が書かれているのよね…
       …どんなのかしら」

    そのリストにはこんなことが書かれていた
  21. 21 : : 2017/04/19(水) 20:26:29
    ・生きていた星乙女
    マフィアに殺されたハズの彼女だが、
    一家を誘拐したマフィアのボスが「働く力が欲しい」と願ったために生き残って奴隷となっていた

    ・千田龍馬
    星兄妹と親しかった男性
    2人を失ったショックで二重人格となった(ラケットで変身し、水で元に戻る)

    ・星竜馬の年齢
    まだ未成年(仕方ないよな、高校生だから)

    ・テニス部部長 塚本の証言
    千田龍馬を裏付ける証言

    まだ増えるからな!byヴァネッサ
  22. 22 : : 2017/04/19(水) 21:04:48
    乙女『…成る程、千田って人もキーマンなのね
       私は…何を捜査しようかしらね?』

    飯田橋「乙女っち〜?どうしたんだぜ〜?」

    乙女「ふぁっ!?と…桃花!?」

    飯田橋「なんか難しい顔してたぜ
        本当にどうかしたのか?」

    乙女「…なんでもないわよ」

    飯田橋「なんでもないって顔はしてないぜ、乙女
        私は口がダイヤ並みに硬いから、言ってみろよ」

    乙女「実は…私には兄がいてね…」

    その後乙女は
    自分が星竜馬の妹であること
    自分は一度殺されかけたこと
    一緒に暮らしていたイタリア人が親戚ではないこと
    その人が裁判を起こそうとしていることを話した

    …そのイタリア人がマフィアであることは話していない
    むしろ、普通のキャリアウーマンと主夫と高校生の女の子がいる…と、偽証した
    ヴァネッサは結婚していないし、結婚の予定もない
    フェリシアは中学三年生だ

    それを聞いた飯田橋は、まるで親分のように微笑んで言った

    飯田橋「そっか…そのイタリア人の一家は、あんたが大好きなんだな
        だからあんな裁判を起こすっていう無茶を……
        そういえば乙女」

    乙女「………何?」

    乙女は怖がっていた
    嘘が混じっているものの星乙女という少女を知った飯田橋がこの後自分に、なんと言うか
    もしかしたら、自分の言ったことがバラされるかもしれない
    そんなことに怯えていた

    飯田橋「星竜馬に関係してるのこと…私、知ってるよ」

    乙女「え…」

    乙女は驚いた
    飯田橋が自分を裏切るどころか、協力してくれることに

    飯田橋「まぁここは学校だし、後で私の家な!」

    そうだ、ここ学校だ
    乙女は思い出した

    昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った
  23. 23 : : 2017/04/20(木) 21:00:31
    飯田橋ロボット研究所

    飯田橋「ただいまー!」

    乙女「…お邪魔…しまーす」

    ロボットの少年「あ!桃花さん、お帰りなさい!
            …隣にいるのは、桃花さんのお友達ですか?」

    飯田橋「あぁ、そうだぜ!
        紹介するぜ、乙女
        こいつは叔父の自信作、キーボだぜ!
        んでキーボ
        こいつは乙女って言って、私のクラスメイトだぜ!」

    乙女「は…初めまして、星乙女です…よろしく…」

    「さっき桃花さんから紹介されたキーボです
     超高校級のロボットなんですよ!」

    乙女「超高校級…?」

    キーボ「はい!希望ヶ峰学園というところにスカウトされた、才能を持つ高校生のことなんですよ
        ボクは今度、そこに入学するんです!」

    乙女『…なんか引っかかるわね……
       そういえば、フェリのクラスメイトの獄原って女の子のお兄さんも…そこに入るって言ってたわね…
       …まさか!
       そっか…お兄ちゃんならあり得る話…これ、使えるかも!』
  24. 24 : : 2017/04/22(土) 20:37:37
    乙女「ねぇねぇキーボ、ちょっと聞きたいんだけど…」

    キーボ「何ですか?」

    乙女「スカウトされた他の人のこと…キーボはわかる?」

    キーボ「すみません、ボクはその学園から手紙を貰ったんですよ
        他の生徒のことは、書かれていませんでした」

    乙女は証拠として、キーボにその手紙を見せてもらった
    確かにそこにはキーボのことしか書かれていなかった

    乙女「…わかったわ」

    飯田橋「なになに?どしたん?希望ヶ峰のやつ?」

    乙女「うわっ!!」

    飯田橋「あ、驚かれたか…
        とりま、他の新入生について、何か調べたいのか?」

    乙女「う…うん…」

    飯田橋「OK、じゃそれは私に任せるんだぜ!」

    乙女「え、いいの!?」

    キーボ「桃花さんは機械いじりとインターネットが趣味ですから、
        とても楽しんでやってくれると思いますよ」

    乙女「へぇ〜」

    飯田橋「さーってと、まずは賑わってる掲示板にログインしてな…
        確か、新入生全員分のスレとか立ってるハズだしな」

    乙女「じゃあ任せるよ、桃花!」

    飯田橋「よっしゃいくぜー!」

    カタカタカタカタカタカタカタカタ

    キーボ『星さんは何故、このようなことをするのでしょうか…?』
  25. 25 : : 2017/04/26(水) 20:58:31
    数分後

    飯田橋「乙女、見つけたぜ!」

    乙女「本当!?」

    飯田橋「これを見てみるんだぜ!」

    そこには…大量のスレッドがあった
    人気なのは探偵やピアニスト、宇宙飛行士などだ
    もちろん、キーボのロボットのやつもあった

    そして…

    乙女「…あった」

    飯田橋「キーボのか?」

    乙女「違うよ、お兄ちゃんのやつ」

    飯田橋「ま、そっか
        今はキーボ目当てじゃねぇもんな
        んじゃ早速!」

    キーボ「…桃花さん、今のはロボット差別ですか?」

    飯田橋「違うぜキーボ
        乙女は今な、自分の兄を救おうとしてるんだぜ」

    キーボ「まさか、こんなことをしている理由って…!」

    飯田橋「あぁ、今のことを、今の状態を知ろうとしてるんだ
        この世界のな!

        ポチッとな!」

    カチッ
  26. 26 : : 2017/04/29(土) 20:17:54
    3人はそのスレッドを見た
    最初のあたりは誰が超高校級のテニス選手かが知らされていなかった為か、いろいろと予想がされていた
    乙女は兄の試合を見たことがあるのか、全員の名前がわかった

    すると、とある書き込みに注目する

    飯田橋「…!これ見ろよ乙女!」

    乙女「これって…!」

    その書き込みは…

    超高校級のテニス選手が星竜馬に決まったことを告げるものだった…

    飯田橋「…乙女…これ、あんたの兄ちゃんの名前か?」

    乙女「…そう…ね…(やっぱり、私の推測は当たってたみたいね…あれ?だとしたら…)」

    飯田橋「どうした?」

    乙女「な、なんでもないよ!…本当に……なんでもないよ…」

    飯田橋「…そっか……
        じゃ、私はコーヒーを淹れてくるぜ
        乙女は何が欲しいんだ?」

    乙女「あ…あぁ、じゃあ炭酸のグレープで」

    飯田橋「…あぁ、わかったぜ
        …ミルクとシュガーも切れてたし、買い出しに行ってくるぜ!」

    キーボ「あ、桃花さん!」

    ガチャ   バタン

    キーボ「行ってしまいました…
        あれ?乙女さん?」

    乙女『…キーボみたいに全員に手紙が送られているとしたら…
       お兄ちゃんのはどうなってるの?
       …よし!それを解明しよう!』
  27. 27 : : 2017/04/29(土) 20:54:08
    乙女「………」

    キーボ「乙女さん、顔が怖いですよ…」

    乙女「あ、ごめん
       考え事をしてたから…」

    キーボ「桃花さん…あなたが兄を救おうとしていると言っていましたが…
        何をするつもりなんですか?
        危険なことだったらやめてくださいよね」

    乙女「…ねぇ、キーボ」

    キーボ「何ですか?」

    乙女「私ね、別に炭酸のグレープなんて、飲みたくはないんだよ」

    キーボ「え!?だったら、何故あの時に炭酸のグレープを桃花さんに頼んだのですか!?」

    乙女「…お兄ちゃんの……好きなものなんだ…炭酸のグレープ…
       本当は私、オレンジの方が好きなの
       でも、今は…私としては…お兄ちゃんに…お兄ちゃんの気持ちにならなきゃって…」

    キーボ「…乙女さん……
        ボクは、このスレッドを見てこう…思ったんです
        こういう人も…ボクのクラスメイトになる
        でも、その人は囚われている…ロボットのボクにも、わかるんです」

    乙女「キーボ…それ普通にわかるよ
       お兄ちゃん死刑囚だし、思考力が足りないんじゃないの?」

    キーボ「な!ロボット差別ですよ、それ!」

    乙女「えぇ!?」
  28. 28 : : 2017/05/12(金) 16:57:16
    キーボ「乙女さんもボクに厳しいですよね!
        ロボット差別で訴えますよ!」

    乙女「はぁ?ちょ、ちょっとキーボ!」

    ガチャ
    飯田橋「たっだいまー!
        これでよかったんだろ、乙女
        炭酸のグレープで」

    乙女「あ、ありがとう…」

    キーボ「桃花さん!聞いてくださいよ!
        乙女さんがロボット差別を…」

    飯田橋「キーボにはこれだぜ」

    キーボ「これは!桃花さん特製の電子グミ!
        ボクが人間らしくなれるアイテムをありがとうございます、桃花さん!」

    乙女「電子…グミ?」

    飯田橋「そうだぜ
        キーボに食事…ってものを学ばせたくてなぁ、たまに作ってやるんだぜ」

    乙女「そうなんだ…」

    飯田橋「ところで、帰らないのか?
        もうすぐ暗くなるぜ?」

    乙女「あ!いけない!」

    飯田橋「乙女、明日もここに来て」

    乙女「え?いいの?」

    飯田橋「あぁ、あんたがこんなことしてるのは、あんたの兄ちゃんの為だろ?
        …少しだけ、夢を語ってもいいか」

    乙女「うん」

    飯田橋「私は、人々を助けるロボットを作りたいんだ
        でも、人助けってのがわかってないと、人助けロボットって言えない
        だったら、私自身が知ればいい…って考えたんだ
        だから、今のうちに困っているやつを助けるんだぜ
        今は乙女、あんたが困っている
        …私は、困っているあんたを助けたいんだぜ」

    乙女「…ありがとう!桃花ちゃん」

    飯田橋「乙女…」

    乙女「じゃあ、また明日も…」

    飯田橋「うん!あ、明日は、私の友達も一緒だからな!」

    乙女「わかったよ!」
  29. 29 : : 2017/05/12(金) 17:04:57
    入手した証拠

    ・超高校級のテニス選手
    希望ヶ峰学園に入学する予定の生徒
    星竜馬であることがわかっている

    ・希望ヶ峰学園からの手紙
    希望ヶ峰学園への入学を許可する手紙
    星竜馬と同期生となる予定のキーボには届いていた
    星竜馬宛の手紙は不明である

    side Otome________pause
    Next________side Felicia
  30. 30 : : 2017/06/16(金) 17:09:37
    side Felicia

    フェリ『お姉様との相談でフェリはあのファミリーのことになりました…
        確かに、フェリでさえも何をしていたのかがわかりませんね…
        兎に角、調べないといけませんよね!
        でも…どうしましょう…』

    えりか「あ、フェリちゃん、今日午後学校休みだよね?フェリちゃんは予定あるの?」

    フェリ「ふぇっ!?えっと…まだ…なくって…」

    えりか「だったら、えりかと一緒にどっか行こうよ!
        どこがいいかな?
        ショッピングモール?それともスイーツショップ?でもね…う~ん…」

    フェリ『…第一に、この子を巻き込まないようにしないと!
        フェリの世界は危険な世界…ですから!』

    えりか「あ、そうだ!
        フェリちゃん、公園行こ!えりか、行きたいところがあるんだ!」

    フェリ「こ…公園?」

    えりか「うん!
        その公園はね、緑がいっぱいでね、それでね、この学校から近くって…
        あ!」

    フェリ「どうしたのですか?」

    えりか「フェリちゃん、その公園に最近図書館ができたんだよ!」

    フェリ『図書館…!』ピクッ

    えりか「いろんな本や貴重な資料があるんだって!
        フェリちゃん、行く?」

    フェリ「(フェリの答えは…!)もちろんです!」

    えりか「本当!えりか嬉しいよ!!」

    フェリ「あ、次の授業が始まるので、私、その用意をしてきますね」

    えりか「わかった!」

    フェリ『…きっと…あのファミリーについての資料もあるはずです!
        少なくてもいい…量より質です!
        必ず、重要なのを見つけます!』
  31. 31 : : 2021/09/24(金) 01:13:15
    99 : 名無しさん : 2021/09/23(木) 18:51:26
    一連の流れを通じて、皆が最も納得するであろう
    バラストがすべき最善のこと。




    携帯やインターネットを辞めろ

    いや、マジでこれだよな


    100 : Mk-Ⅱ : 2021/09/23(木) 18:53:25
    お前黙れや。言い過ぎだわ
    そこまでいくとただの誹謗中傷だろ


    101 : Mk-Ⅱ : 2021/09/23(木) 18:54:15
    ゴミとか言われる方の身になってちったー考えて発言しろや。

    パラストも別に迷惑なんてかかってないから書け、上手くなりたいなら書くしかないやろ。


    102 : さとりいぬ@チームダンガンロンパ宣伝部長 : 2021/09/23(木) 19:49:42 このユーザーのレスのみ表示する
    一連の流れ見て、短絡的すぎませんかとは思った


    103 : Mk-Ⅱ : 2021/09/23(木) 19:57:12
    毎度毎度こういう流れになってる度に思うんだが、なんか勘違いしてる奴いないか。
    noteがこんなに過疎ったのは下手ながらに頑張ろうとしてる奴をゴミだのネットやめろだの好き勝手言う誹謗中傷と助言とかの区別もつかない奴にも原因はあるんやぞ


    104 : Mk-Ⅱ : 2021/09/23(木) 19:58:14
    誰が「皆」だ。
    まるで総意みたいに言ってる奴もいるが俺はパラストに教えることそのものを迷惑だなんて思ったことは一度もねえ。
    勝手に決めつけて勝手に相手を追い込むようなこと言うのも大概にしろってんだ。


    113 : 名無しさん : 2021/09/24(金) 00:59:32
    だからって言って良い事と悪いことあるよな?
    お前ら極端すぎなんだよな

    パラストに群がってるゴミ共に一言


    お前らって人にそこまで偉そうに言えるほどすげぇ奴なのか?

    現実は他人と目も合わせられない言いたいこと言えないクソ野郎なんじゃないのか?(^ω^)

  32. 32 : : 2022/02/21(月) 20:12:22
    うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこう

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