この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
ファンタスティックビースト✖️ポケモン
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- 1 : 2024/03/24(日) 22:14:16 :
- ファンタスティックビースト✖️ポケモンを書き直します。ポケモン×進撃の巨人と一緒に楽しんでください。
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- 3 : 2024/03/25(月) 19:14:15 :
- ーイギリス・ホグワーツポケモンスクール・校長室ー
?「わかりました、兄に伝えておきます」
?「すまんの、ワシではどうする事もできんからな」
コンコンッ
?「おはいり」
ガチャ
?「ダンブルドア先生おはなしが・・・あ、お取り込み中でしたか」
校長室に黒髪短髪の青年と赤髪長髪の女性が入って来た。
ダンブルドア「大丈夫じゃよハリーにレリー、今終わった所じゃ。ではニュート、テセウスによろしく伝えておくれ」
ニュート「はい、失礼します」ペコッ
ハリー・レリー「こ、こんにちは」
ニュート「こんにちは、じゃあね」
パタンッ
ニュートはハリーとレリーにあいさつをしたあと、校長室を出て正門に向かった。
ハリー「先生今の人は誰ですか?」
レリー「どこかで見た事あるんだよね」
ダンブルドア「彼はこのホグワーツポケモンスクールの卒業生でハッフルパフ寮出身の“ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー"ワシらは“ニュート"と呼んでおる」
ハリー「ニュートさんって・・・人気のポケモン研究家じゃないですか!」
レリー「やっぱりそうだったんだ!お兄ちゃん!挨拶しに行こう!」グイッ
ハリー「うわっ!ちょっ、引っぱらないで!先生!お話はあとで!」
ダンブルドア「うむ」ヒラヒラ
レリーはハリーを引っ張り校長室を出て、正門に向かったニュートを追いかける。
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- 4 : 2024/03/25(月) 20:41:47 :
- ーポケモンスクール正門ー
ニュート「ニースおまたせ」
ニース「ニュト兄さんお疲れ様、今テセ兄さんから会議が終わったって連絡が来たよ」
ニュート「いいタイミングだね、じゃあいこ「スミマセーーーーン!ニュートセンパーーーイ!」え?先輩?・・・あ、さっきの子達」
ニュートがニースと話し、名前を呼ばれて振り返ると、先ほど校長室ですれ違ったハリーとレリーが走って来ていた。
レリー「あの、ニュート先輩がこのスクールの卒業生って聞きました!」
ハリー「レリー挨拶が先だよ。初めまして、ボクはグリフィンドール生の7年生“ハリー・ポッター"で、この子は双子の妹の“レリー・ポッター"です」
レリー「よろしくお願いします!」
ニュート「よろしく、やっぱり兄妹だったんだ。雰囲気が似てるからそうじゃないかなって思ったんだ」
レリー「すごい!見ただけで私達が兄妹ってわかるなんて!」
ニース「ニュト兄さんは観察力がすごいから」
ハリー「え?“兄さん"って、お2人はご兄妹なんですか?」
ニュート「うん、もう1人兄がいるんだ。ボクらは3兄妹なんだ」
レリー「へ〜〜〜そうなんですか」
ニース「ニュト兄さんそろそろ行こう、テセ兄さんがまってる」
ニュート「そうだね、じゃあまたね」
ハリー・レリー「はい!さようなら!」
ニュートとニースはポッター兄妹に別れの挨拶をしてアーマーガータクシーに乗り、イギリスの町に帰って行った。
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- 5 : 2024/03/25(月) 23:26:47 :
- ーイギリス国際警察本部・エントランスー
テセウス「ニーーースちゃーーーん!!久しぶりぃーーー!!」ギュウ!
ニース「テセ兄さん!うれしいけどみんなの前でやめてよ!」
イギリス国際警察本部に着いたニュートとニースはテセウス達に会い、ニースはデレデレ顔の兄・テセウスに抱きしめられる。
テセウス「ハァ〜〜〜ニースちゃんカワイイ〜〜〜癒されるぅ〜〜〜」スリスリ
ニュート「兄さん!本当に恥ずかしいからやめて!」ベリッ
ニュートはテセウスに抱きしめられているニースを引きはがす。
テセウス「何だよ〜〜〜疲れをとる癒しなの[ドカッ]ってーーー!!何するんだ!!“ヘルムート"!!」
ヘルムート「今の気持ち悪い顔を見たらイライラしたからな」
テセウス「だからって蹴る事ないだろ!!」
ヘルムート「お前のキミ悪い笑顔を見てみんな苦笑いしていたぞ、ああゆうのは家でやれ」
テセウス「キミ悪いって・・・ひどい言い方だな」
?「ニュート、ダンブルドアからの依頼を報告してくれないかな」
ニュート「はい、これです」
ニュートは声をかけてきた男性にトランクから資料を出して渡す。
?「ふむ・・・こちらで密猟された“ポニータ"とギャロップ"を保護するため、アメリカに行ってほしいと」
ヘルムート「ん?姿が違くないか?」
テセウス「ああ、イギリス以外のポニータとギャロップはほのおタイプだが、こちらのポニータは“エスパー"、ギャロップは“エスパーとフェアリー"なんだ」
?「なるほど、かんきょうが違うと姿が変わるのか」
ニュート「はい、いろいろ調べた結果“リージョンフォームポケモン"というみたいです」
ヘルムート「普段と違う姿を見て珍しいと判断し、捕まえて売りさばこうとしているのか」
ニュート「あの、それで・・・兄さん、グレイブスさん、ヘルムートさん、ボクで保護しに行きたいんですけど・・・」
ニュートはオドオドしながらポニータとギャロップを救出するメンバーを決める。
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- 7 : 2024/03/27(水) 22:34:11 :
- ニース「あの、私も行きたい」
ニュート「ダメ、危ないから」
テセウス「ニースは家でバンティーとポケモン達とお留守番だ」
ニース「でも・・・」
ニュート「ダメなものはダメ」
テセウス「大切な妹を危険な所に連れて行きたくないんだ」
ニース「・・・うん、わかった」
テセウス「いい子だ」ナデナデ
ニュート「保護したらすぐ帰るから」ナデナデ
テセウスとニュートはニースを優しくなでる。
パーシバル「そろそろ行くぞ」
ヘルムート「さっさと終わらせて帰るぞ」
テセウス「じゃあみんな、ニースをよろしく」
イギリス警察刑事達「はっ!」
ニュート「いってくるね」
ニース「いってらっしゃい」
テセウス達はアメリカ行きの船に乗るためイギリスの船着場に向かい、ニースは兄達を見送った。
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- 8 : 2024/03/28(木) 19:47:08 :
- ー数週間後・アメリカ船着場ーー
ニュート「グレイブスさん、ありがとうございました」
テセウス「思ったより早く片付いたな」
ヘルムート「密猟した奴らがあんなにザコだったなんてな」
パーシバル「捕まえた密猟者はこちらではいりょする。帰ったらゆっくり休めよ」
ポニータとギャロップを保護して何日かアメリカで過ごしたニュート、テセウス、ヘルムートは自分達の国に帰るため、船着場に来ていた。
テセウス「帰ったらニースで癒されるか」
ヘルムート「キモッ」ボソッ
テセウス「今キモッて言ったか?」
ヘルムート「さあな」
ニュート(完全にキモッて言った)
テセウス「じゃあ行くよ、またな」
ヘルムート「次の合同会議で」
ニュート「失礼します」ペコッ
パーシバル「ああ」
グレイブスに別れをつげたニュート、テセウスはイギリス行き、ヘルムートはドイツ行きの船に乗って帰った。
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- 9 : 2024/03/30(土) 21:13:26 :
- ー数ヶ月後・ドイツ国際警察本部・総監室ー
ニース「ここ、だよね?」
ニュート「うん・・・ハァ、何でボク達が必要な資料を“あの人"に届けなきゃならないんだろ。正直、苦手な「誰が苦手だって?ニュート・スキャマンダー」うわぁ!中にいなかったんですか!?」
ニュートとニースのうしろからヘルムートと部下達が現れ、ニュートは驚いて叫んだ。
ヘルムート「会議があったからな・・・ん?ニース姫も一緒だったのか、何かようか?」
ニース「あ、あの、テセ兄さんが、この資料を貴方に渡してほしいと、お願いされたんです」
ニースはてさげカバンに入れていた資料をヘルムートに渡す。
ヘルムート「ああ、頼んでいた事件の資料かありがとう。中で確認するから入れ、茶を入れてやる」ガチャ
ニース「はい、行こうニュト兄さん」
ニュート「うん」
ニュートとニースはヘルムートのあとに続いて総監室に入った。
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- 11 : 2024/03/31(日) 20:41:02 :
- ヘルムート「・・・うまいな、このクッキー」
ニュート「ニースは小さい頃からお菓子作りが得意なんです」
ニース「あの、甘いものがお好きだとテセ兄さんから聞きました」
ヘルムート「テセウスの奴、よけいな事言いやがって」ガブッ バリバリッ
ニュート(あ、これ怒ってるな)
ヘルムート「まあいい、ちょうど甘いものがほしかった所だ、感謝する」
ニース「良かった、また来るときがあったら作って持って来ますね」ニコッ
ヘルムート[ドキッ]「あ、ああ、頼む(何だ?この感じ)ギュッ
ニュート(どうしたんだろう胸をおさえて)
ニュートはヘルムートが胸をにぎりしめた行動に不思議がる。
ヘルムート「そういえば、ニース姫はポケモンをもってないのか?」
ニース「あの、トレーナーになる自信が、なくて」
ニュート「ボクと兄さんもニースにピッタリなポケモンを選ぶって言ったんですけど」
ヘルムート「そうか・・・実は“きのみの森"で捨てられていた“イーブイ"を保護したんだが、引き取ってくれるか?」
ニュート「どんなふうに捨てられていたんですか?」パラッ
ヘルムート「保護したのは5ヶ月前・・・とにかくひどい状態だった」
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- 12 : 2024/04/01(月) 18:53:01 :
- ー5ヶ月前・ドイツのきのみの森ー
ドイツ国際警察男刑事「総監、こちらの密猟者達を捕らえました」
ドイツ国際警察女刑事「こちらも捕らえました」
ヘルムート「よし、本部に戻ってじじょうちょうしゅだ。保護したポケモン達を“ポケモン保護センター"に「ブイ・・・」ん?今ポケモンの鳴き声がしなかったか?」
ドイツ国際警察男刑事「いえ、聞こえませんでした」
ヘルムート「いや、確かに聞こ「ブイ・・・」!やはり聞こえた、何人かオレに着いて来てくれ。ほかのものは本部に戻ってポケモン達を保護センターに引き渡してくれ」
ドイツ国際警察刑事達「はっ!」
ー数分後ー
ザッザッザッ
ドイツ国際警察男刑事「総監、本当にポケモンの声がしたんですか?」
ヘルムート「ああ確かに聞こえた、このあたり・・・!?いたぞ!!」ダッ
ヘルムート達が駆け付けたのは大きな木で、幹の穴にボロボロの状態でクサリに繋がれているイーブイが倒れていた。
ヘルムート「ひどいな、心ないトレーナーに捨てられたのか・・・早くポケモンセンターに連れて行かなければ“キリキザン"!イーブイをつなげているクサリを切れ!」ボムッ
キリキザン「キィーーーッザ!」スパンッ
パラパラ
ヘルムート「良くやったキリキザン、急いで戻るぞ!」
ドイツ国際警察刑事達「はっ!」
ヘルムートはボロボロのイーブイをかかえ、部下達とドイツの町に帰った。
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- 13 : 2024/04/03(水) 19:41:27 :
- ヘルムート「って事だ」
ニース「ひどい・・・」
ニュート「そのイーブイは今どこに」
ヘルムート「保護センターにいるんだか、人をおそれているため健康診断が出来ないんだ」
ニース「あの・・・両手に手当てのあとが、イーブイにひっかかれたんですか?」
ニースはヘルムートの包帯に気づいた。
ヘルムート「ん?ああ、落ち着かせるためふれようとしたときにな」
ニース「血がにじんでいるので取り替えますね」ゴソゴソ トンッ
ヘルムート「?」
ニュート「ニースはお医者さんを目指しているので、いつも救急セットを持ち歩いているんです」
ニース「ヘルムートさんの手当てをするから、ニュト兄さんはイーブイの所に行っていいよ。手当てが終わったら行くから」
ニュート「わかった。ヘルムートさん、妹をお願いします」
ヘルムート「ああ、イーブイを頼む」
ニュート「はい」
ガチャ バタンッ
ニュートはイーブイがいるポケモン保護センターに向かった。
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- 14 : 2024/04/03(水) 22:41:00 :
- カタッ ピトッ
ヘルムート「ッ!」
ニース「かなり深くひっかかれましたね」
ヘルムート「元のトレーナーにひどいあつかいを受けてすてられたからな、人間を怖がり凶暴になるのは当然だ」
シュルシュル キュッ
ニース「終わりました」ニコッ
ヘルムート[ドキッ]「ああ、ありがとう(まただ、何なんだいったい)
ニース「・・・ケホッケホッ、ハァ」
ヘルムート「風邪か?」
ニース「大丈夫です、いつもの、事・・・」フラッ
ヘルムート「おい!」ガシッ
フラついて倒れそうになったニースをヘルムートはあわててつかむ。
ヘルムート「おい!しっかり・・・・・・暑いな、まさか[ピトッ]・・・熱がある、かなり高いな・・・誰かいるか!?」
ガチャ
ドイツ国際警察男刑事「どうされました!?」
ヘルムート「スキャマンダーの姫が熱で倒れた!すぐにテセウスにこっちに来るよう連絡をしろ!ニュートはポケモン保護センターにいるから連れてこい!急げ!」
ドイツ国際警察刑事達「はっ!」
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- 16 : 2024/04/06(土) 19:15:52 :
- ー数週間後・ドイツ警察病院・特別室ー
ニース「・・・ん・・・あれ?ここ、どこ?[ガラッ] ?」
ニュート「!ニース!やっと起きた!」ギュウッ
病室に入ってきたニュートは、ニースをいきおいよくだきしめる。
ニース「ニュト兄さん、苦しい」
ニュート「あ!ごめん、うれしくて」
コンコンッ
ニュート「どうぞ」
ガラッ
テセウス「!ニース?」
ニース「テセ兄さん・・・また、心配かけちゃってごめんなさい」
テセウス「〜〜〜〜っニ〜〜〜〜スちゃ〜〜〜〜ん!!」バッ
ニース「キャッ!!」
ニュート「ちょっ!兄さんストップ!!」
テセウスが涙を流しながら両手を広げてニースに飛びつこうとした時・・・。
ドゴオッ
テセウス「グハッ!!」ガクッ
ヘルムート「病み上がりの妹にだきつこうとするな、気持ち悪い」
ニュート「に、兄さん、大丈夫?」
テセウス「うぅ、何も本気で、けらなくても・・・」
ヘルムート「病院でシスコンバカを発動させるな、お前のデレデレ顔を見ると吐き気がする」
ニュート「どれだけ毒舌はいてるんですか?」
ニース「あの・・・テセ兄さんが怪我をしたら嫌なので、暴力はやめてください」
ヘルムート「・・・・・・わかった」
テセウス・ニュート(ニースの言うことを聞いた!?)
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- 17 : 2024/04/07(日) 20:23:56 :
- ファンタビ×ポケモンの読まれた回数が100超えました!みなさん、ありがとうございます♪
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- 18 : 2024/04/08(月) 19:54:15 :
- テセウス「ん?ヘルムート、新しい包帯がまいてあるが・・・」
ヘルムート「ああニース姫にやってもらったんだ、なかなかうまいな」
テセウス「え?ニースがやったのか?すごいぞ!」ギュウッ
ニース「キャッ!」
ニュート「兄さん!やめてってば!」
ヘルムート:ブチッ!
ガシッ グイッ グググッ
テセウス「いてててて!やめろ!死ぬ死ぬ!」バシバシッ
ヘルムートはテセウスを強く引っ張り首をしめ、テセウスはヘルムートの腕をたたく。
ニース「ヘルムートさん!テセ兄さんが死んじゃいます!」
ヘルムート「!・・・ハァ」パッ
テセウス「ゲホッゲホッ!あ〜〜〜〜〜〜!死ぬかと思った!」
ヘルムート「あまりニース姫にだきつくな・・・オレを怒らせたいのか?」
ニュート「もう!兄さんが調子にのるから!」
ニース「テセ兄さん大丈夫?」
テセウス「ああ・・・ごめんなニース」
ニース「大丈夫だよ」ニコッ
テセウス・ニュート(カワイイ)
ヘルムート[ドキッ](またか・・・ニース姫の笑顔を見ると胸がドキドキする・・・何でだ)ギュッ
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- 19 : 2024/04/10(水) 18:56:13 :
- ニュート「あの、ヘルムートさん・・・さっきも胸をにぎりしめていたんですけど・・・ぐあいでも悪いんですか?」
ニース「ほかに怪我をされたんですか?見ますけど」スッ
ヘルムート「〜〜〜〜〜〜!?」ボンッ
頬に手をそえて顔を近づけたニースにヘルムートは顔を真っ赤にする。
ニース「顔が赤いですよ?熱があるんですか?」ピトッ
ヘルムート「〜〜〜〜っ!大丈夫だ!何ともない!この部屋が暑いから赤くなってるだけだ!」カアァ
テセウス「いや、全然暑くないぞ?熱があるとしか・・・・・・ふ〜〜〜〜ん、そうゆう事か」
ニュート「何がそうゆう事なの?」
テセウス「う〜〜〜んニースに聞かれるとあれだから・・・病院の外で話そう。ニース、お大事に」
ニース「うん」
テセウス「行くぞ」ガシッ
ヘルムート「おい!自分で歩ける!」ズルズル
ニュート「えと、じゃあ」
ニース「バイバイ」
テセウスはヘルムートの首根っこをつかんで引っ張って病室を出ていき、ニュートはニースと手をふりあってテセウスとヘルムートのあとを追った。
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- 20 : 2024/04/10(水) 21:24:26 :
- ー病院の外ー
テセウス「さてと、へ・ル・ムー・ト」ニヤニヤ
ヘルムート「何だ、ニヤニヤして気持ち悪い」
テセウス「まさかとは思うが・・・ニースを好きになったのか?」
ニュート「・・・え?」
ヘルムート「・・・・・・ハァ!?何言ってんだ!そんなわけないだろ!!」カアァ
テセウスに言われた事にヘルムートは顔を真っ赤にする。
テセウス「興奮して赤くなったのか?それか・・・ニースの笑顔を思い出して赤くなったのか?」
ニュート「そういえば、さっきとその前もニースがほほえんだあと、ヘルムートさんが胸をにぎりしめていたような・・・え?ウソでしょ?そんな事ってある?」
ヘルムート「だから!違う!誰がお前らの妹の笑顔を3回見て胸がドキドキしたって・・・・・・あ」
興奮して自分が言った事にヘルムートは驚いた。
ニュート「3回!?」
テセウス「やっぱり、だと思った」ニヤニヤ
ヘルムート「・・・っ」カアァ
ニュート「あのヘルムートさんがニースを好きになるなんて・・・以外」
テセウス「確かに以外だな」クスクス
ヘルムート(言わせやがったな!このシスコン兄弟!)
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- 21 : 2024/04/12(金) 22:56:58 :
- テセウス「・・・で、正直どうなんだ?ニースの事」
ヘルムート「どうって・・・好きなのかはまだわからないが、気にはなってる」
ニュート「そのうち好きになりますよ」
ヘルムート「そんなものなのか?人を好きになるのが」
テセウス「ヘルムートは恋愛に興味なさそうだったからな」
ニュート「あ、ニースが見てる」ヒラヒラ
テセウス「本当だ、ニース」ヒラヒラ
ヘルムート「!!」ポッ
スキャマンダー兄弟は3階の病室から手をふっている妹に笑顔で振り返し、ヘルムートはニースのほほえみを見て頬をそめる。
ニース「何の話をしてたの?」
テセウス「秘密だ」ニコッ
ニュート「また熱があがるから横になってなきゃダメだよ」
ニース「はーい。あ!ヘルムートさん、お仕事頑張ってください」ニコッ
ヘルムート「あ、ああ・・・ニース姫も、お大事に」カアァ
ニース「はい、じゃあおやすみ」ヒラヒラ
テセウス・ニュート「おやすみ」
ニースは兄達におやすみのあいさつをしたあと窓を閉めて病室のベッドに戻った。
テセウス「顔が真っ赤だぞ、ヘルムート総監」ニヤニヤ
ニュート「やっぱり好きなんですね」ニコニコ
ヘルムート「だまれ!兄弟そろってキミ悪い笑顔をするな!帰るぞ!泊めてやる!」ザッザッザッ
ヘルムートは怒鳴ったあと早歩きで帰った。
テセウス「やれやれ・・・行くか」
ニュート「うん」
テセウスとニュートはヘルムートのうしろを追って歩き出す。
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- 22 : 2024/04/17(水) 18:54:36 :
- ー数ヶ月後・ドイツ国際警察本部前ー
ヘルムート(遅いな・・・準備に時間がかかってるのか?それとも、何かトラブ「ヘルムートさーーーん!」!来た・・・な!?)
ドイツ国際警察本部の前にいるヘルムートの所に、水色のワンピースと白いカーディガンを着たニースがテセウスと一緒にフライゴンに乗って降りてきた。
バサッバサッ ズザァ
テセウス「やあ、ヘルムート」
ニース「お待たせしました」ニコッ
ヘルムート「・・・・・・あ、ああ」
テセウス「どうした?ニースを見つめて・・・!フ〜〜〜ン、ニースの衣装に見とれたのか」ニヤニヤ
ヘルムート「な!?ち、違う!そんなんじゃない!」カアァ
ニース「この衣装、ティナさんとクイニーさんが選んでくれたんです♪」クルッ
ニースは笑顔で軽く回る。
ヘルムート「・・・に、似合ってる」カアァ
ニース「ありがとうございます♪」ニコッ
ヘルムート「〜〜〜〜っ」ボンッ
テセウス(完全にニースにほれてるな)じゃあボクはイギリスに帰るから、ちゃんとヘルムートの言うことを聞いて離れるなよ」
ニース「うん」
テセウス「ドイツデートを楽しめよ」ボソッ
ヘルムート「な!?」ボンッ
バサッバサッ
ニース「またね〜〜〜!」
ヘルムート「〜〜〜〜っ、テセウース!!」怒
テセウスはフライゴンに乗ってイギリスに向かい、ニースは兄を笑顔で見送り、ヘルムートは顔を真っ赤にしながらテセウスに怒鳴った。
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- 23 : 2024/04/20(土) 19:32:05 :
- ーデパートー
ニース「カワイイ〜〜〜!迷っちゃう!」
ヘルムートにデパート内を案内されたニースは、アクセサリーに夢中になっていた。
ヘルムート(やっぱり女はこうゆうのが好きなんだな・・・そういえば、もうすぐニース姫の誕生日だとテセウスが言ってたな。確か・・・クリスマスだったな、当日に届くよう手配しとくか)
ニース「あ!これカワイイ!ティナさんとクイニーさんにも買おっと!レジに行きますね!」タタッ
ニースは色違いのアクセサリーを3つ持ってレジに向かった。
ヘルムート(・・・!これでいっか)これをプレゼント用につつんで、12月24日にイギリスのスキャマンダー家に届くようにしてくれ」
女性店員「かしこまりました」
ー数分後ー
ニース「お待たせしました」
ヘルムート「楽しめたか?」
ニース「はい!いい買い物が出来ました♪」ニコッ
ヘルムート[ドキッ]「そうか」カアァ
ニース「顔が真っ赤ですけど、大丈夫ですか?」
ヘルムート「大丈夫だ・・・そろそろ昼ごはんにするか。行きつけのレストランがあるが、そこでいいか?」
ニース「はい!」ギュッ
ヘルムート「!?」ボンッ
ニースがヘルムートの左腕に抱きつき、ヘルムートは顔を耳まで真っ赤にした。
ヘルムート(クソッ!恋人でもないのに抱きつかれるなんて・・・まぁ、悪くないが)行くか」
ニース「はい!」ニコッ
ヘルムートとニースは人気のレストランに向かった。
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- 24 : 2024/04/21(日) 14:59:27 :
- ー数時間後・夕方5時頃・ドイツ国際警察本部前ー
ニース「今日はありがとうございました♪」ニコッ
ヘルムート「ああ」ドキドキ
テセウス「おーーーい!二〜〜〜ス〜〜〜!」
バサッバサッ
ニース「あ!テセ兄さん!」
バサッバサッ ズザァ
テセウス「お迎えに来たぞ、カワイイニースちゃん」ギュッ
ヘルムート「キモッ」ボソッ
テセウス「何か言ったか?ヘルムート」
ヘルムート「いや、何も言ってない」
テセウス「そうか、帰ろうニース」
ニース「うん!あ!ヘルムートさん、連絡先をこうかんしてくれますか?」
ヘルムート「・・・は?」
ニース「えと、メールや電話でお話ししたい時に、連絡先がないとこまるって言うか、あの・・・」
テセウス「つまり、何かあった時にヘルムートに連絡したいのか?」
ニース「うん・・・そんな感じ」
ヘルムート「・・・わかった、こんかんしよう」スッピッピッピッ ピコンッ
ニース「ヘルムートさんの連絡先・・・ありがとうございます♪」パアア
ヘルムート[ズキュン]「あ、ああ・・・」ボンッ
テセウス「めっちゃ真っ赤っかだな・・・じゃあ帰ろっか」
ニース「うん、さようなら」
ヘルムート「・・・」ヒラヒラ
テセウスとニースはフライゴンに乗り、イギリスに帰って行った。
ヘルムート「・・・マジでニース姫を好きになったみたいだ・・・これが恋か・・・帰るか」
ヘルムートはテセウスとニースを見送ったあと、自分のアパートに帰った。
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- 25 : 2024/04/22(月) 16:21:30 :
- ー数週間後・ニースの誕生日・スキャマンダー家ー
ニース以外「ニース!誕生日おめでとう!」パチパチパチ
ニース「ありがとう!」
グレイブス「まずはプレゼントだな」
テセウス「そうだな。ティナ、クイニー、リタからあげてくれ」
ティナ「はい。ニースちゃんおめでとう、私達からのプレゼントよ」ガサッ
ニース「おっきい、なんだろう[ガサガサ]・・・あ!ほしかったリージョンフォームキュウコンのぬいぐるみだ!ありがとうございます♪」
リタ「リージョンフォームロコンの進化系だから、あちこちのオモチャ屋さんを探し回り続けたの」
クイニー「やっと見つけて買ったの♪」
テセウス「よかったな」
ニース「うん!」
グレイブス「次は私だな、はいニースちゃん」
ニース「たて長の箱?[ガサガサ]・・・うわぁ、キレイ」
グレイブスが渡したプレゼントは、青い宝石のペンダントだった。
クイニー「素敵!どこに売ってたの?」
グレイブス「ニースちゃんにアクセサリーのネックレスかペンダントで迷っていたんだが、そのペンダントに見とれてしまってね、最後の1つだったんだ」
ニュート「うん、ニースにピッタリだね」
ニース「ありがとうございます♪」
テセウス「次はジェイコブだな」
ジェイコブ「おう!ほい!ニースちゃん」
ニース「素敵!リージョンフォームロコンとキュウコンのスノードームだ!ありがとうございます♪」
クイニー「さすがダーリン!」ギュッ
ジェイコブ「喜んでくれてよかったよ!」
そしていよいよ、テセウスとニュートがニースにプレゼントを渡す時だったが・・・。
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- 26 : 2024/04/22(月) 16:56:38 :
- ピンポーーン
ニュート「誰だろう?行ってくるね」
呼び鈴がなり、ニュートは玄関に向かった。
ガチャ
ニュート「はい」
宅配男性「こんばんは、ニース・スキャマンダーさんにお届け物です、サインをお願いします」
ニュート「あ、はい」カリカリッ
ニュートはサインを書いたあと荷物を受け取る。
宅配男性「失礼しました」ペコッ
バタンッ
ニュート「誰からだろう・・・・・・え!?ウソでしょ!?兄さん!ニース!」ドタドタッ
テセウス「どうした?大声で叫んで」
ニュート「ニースあての荷物なんだけど・・・送り主が、えと・・・これ」コトッ
テセウス「送り主?・・・・・・は!?へ、へ、ヘルムート!?」
グレイブス「何!?」
ティナ「ドイツ国際警察本部の総監からのプレゼントなんて・・・」
クイニー「あのクールなヘルムートさんが・・・」
ジェイコブ「ドイツ国際警察本部の総監って、テレビや新聞に時々出てる奴か?」
ニース「開けていい?」
テセウス「いいよ」
ビリビリッ ガサゴソ
ニース「あ!カワイイ!ハートのブレスレットだ!」
箱の中にはピンクのハートのブレスレットが入っていた。
クイニー「ニースちゃんにピッタリ!」
テセウス「ヘルムートの奴、こっちに来て渡せばよかったのに」
グレイブス「クリスマスは仕事がやまづみだと言っていたな」
ニュート「忙しくてちょくせつ渡せなかったんですね」
ニース「うれしい!メールでお礼しよっと!」ピッピッピッ
ニースはヘルムートにメールを送った。
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- 27 : 2024/04/26(金) 10:52:09 :
- 読まれた回数が200になりました。ありがとうございます♪
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- 28 : 2024/04/26(金) 11:22:35 :
- クイニー「そういえば、ニースちゃんはヘルムートさんと初めて会ったのはいつ?」
ニース「えと・・・兄さん達と初めてドイツに来た時、誘拐されそうになった所を助けてくれたんです」
ジェイコブ「誘拐!?」
テセウス「ちょっと目を離したすきにニースがいなくなって、あちこち探し回ったんだ」
ニュート「そしたら、ヘルムートさん達ドイツ国際警察本部の方達が、ニースと誘拐犯を連れて来たんだ」
ティナ「ヘルムートさん達のおかげでニースちゃんは助かったのね」
テセウス「ヘルムートに怒られたよ、大切な妹を見てないで何やってたんだって」
ニュート「あんなに怒ったヘルムートさんは初めて見たよ」
リタ「2人は正座させられてヘルムートさんに長時間怒られてたわね」クスクス
ニュート「笑わないでよ〜〜〜」
テセウス「説教が終わって立とうとしたら足がめっちゃしびれてしりもちをついたんだ」
クイニー「あらら」クスクス
ニース「あ!ヘルムートさんからメールだ♪“気に入ってくれて良かった、happy birthday &Merry Xmasだって」
テセウス「また会えたらもう1回お礼を言うんだぞ」
ニース「うん♪」
ニースにとってすてきな誕生日とクリスマスになった。
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- 29 : 2024/04/26(金) 21:08:44 :
- ーよく年・ドイツ・ヘルムートの家ー
ニース「ヘルムートさん!明けましておめでとうございます♪」ニコッ
ヘルムート「あ、ああ、おめでとう・・・って、何故オレの家で年明けパーティをする事になったんだ?」
テセウス「ニースがどうしてもヘルムートの家でやりたいって言うからさ、いいだろ」
ニュート「誕生日プレゼントのお礼もしたいって言ってたので」
ニース「これ、ありがとうございます♪気に入りました♪」ニコッ
ヘルムート「ああ、似合ってる・・・」ポポポッ
グレイブス「熱でもあるのか?顔が赤いぞ?」
ヘルムート「いや・・・これは・・・」カアァ
テセウス「パーシー、ちょっと」ガシッ グイッ
グレイブス「何だ?」ズルズル
ヘルムート「おい、パーシバルにも言うのか?」
テセウスはグレイブスをろうかに引っ張った。
テセウス「実は、ヘルムートはニースに恋をしてるんだ」
グレイブス「・・・は?本当か?」
テセウス「ああ、ニースは気付いてないけど」
グレイブス「そうか・・・私もヘルムートの恋を応援しよう」
テセウス「ありがとう」
ーリビングー
テセウス「お待たせ」
ヘルムート「言ったのか?」
グレイブス「ヘルムート、頑張れよ」ポンッ
ヘルムート「・・・っテセウス」怒
テセウス「ハハッ」
ニース「ヘルムートさん!今から一緒にお参りに行きませんか?」ギュッ
ヘルムート「〜〜〜〜!?」ボンッ
笑顔で左腕に抱きついて来たニースに、ヘルムートは顔を真っ赤にそめる。
テセウス「それはいいな、2人で行ってこい」
ヘルムート「は!?何言ってんだ!?」カアァ
ニース「いいの?ヤッタ!ヘルムートさん!行きましょう!」パアア
ヘルムート[ズキュン]「あ、ああ・・・必要な物を持ってからな」カアァ
ニース「はい♪」ニコッ
グレイブス「どれだけ赤くなってるんだ」
ニュート「ですね」
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