5年前、「京都アニメーション」のスタジオに放火し、社員36人を殺害した罪などに問われた青葉真司被告(45)に京都地方裁判所は死刑を言い渡しました。殺人事件としては、記録が残る平成以降、最も多くの犠牲者を出したこの事件の判決で、裁判長は冒頭で結論にあたる主文を述べず理由を先に読み上げ、被告の責任能力について、「犯行当時、心神喪失でも耗弱でもなかった」と述べ物事の善悪を判断する責任能力があったと認めました