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ペトラ「思い出話をしようか。」 コラボVer.

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  1. 1 : : 2014/02/07(金) 20:46:17

    なんとなんとぉおお!!

    私の大好きなBaby Pinkちゃんとの
    コラボSSですぞ!

    Pinkちゃんの
    このSSがキッカケでコラボ!

    リヴァイ「少女の娼婦」 http://www.ssnote.net/archives/9341

    みなさん!
    maaの作品に飽き飽きしたそこのみなさん!笑
    今回は違うぜ!!!

    スタートはmaaからです☻!
  2. 2 : : 2014/02/07(金) 20:51:39
    maa


    このような話をするのは
    どうかと思ったけど

    彼の純粋な瞳があまりにも私の心を覗くからほんの少し教えてあげた。

    ********

    ひっそりと聳え立つ古城での

    何気ない日常。

    エレンは彼女の行動をみてふと思った。

    エレン「ペトラさんって…

    この前の訪問でもそうですけど、
    憲兵団の方に顔見知り多いですよね?」

    ペトラ「んー?そう?

    まぁ…あんまり話すのは好まないけどエレンには教えてあげる!」

    彼女はニコリと笑った。
    少しドキっとした。

    ペトラ「私ね、実は昔
    憲兵団に所属してたの。それも結構上官だったんだー。」

    エレン「え?!憲兵団に??

    あの…その……なんで調査兵に?
    憲兵団から調査兵なんて聞いたことないです…」

    ペトラ「兵長。

    兵長のせいよっ!」

    兵長を責めるような言い方をしているけど、顔は笑っている。

    ペトラ「兵長とね…

    ********



  3. 3 : : 2014/02/07(金) 21:22:49
    Baby pink



    ーーーーー


    合同兵団幹部会議



    ペトラ「今日は会議でしょ、
    資料出来上がってるの?」

    兵士「はい!こちらです、」

    ペトラ「ありがと。
    じゃあ行ってくるわね。」


    ペトラ「調査兵団のこの前の案件…
    通るとは思えないけどね。」



    会議時間ギリギリ、
    ペトラは会議室の扉を開けた。


    ペトラ「(よかった。まだ始まってなかった…)」

    ナイル「ペトラ•ラル!ギリギリだぞ!
    憲兵の幹部だろう。」

    ペトラ「申し訳ありません!
    別の用件が立て込んでおりました。」

    ナイル「もう始まるぞ。
    さっさと席に付け!」

    ペトラ「はい!えっと…」

    ペトラ「(あ!あそこ空いてる!)」


    ペトラ「ここいいですか?」

    リヴァイ「構わんが…」

    ペトラ「失礼します。」


    リヴァイの右に座ったペトラ。

    ペトラ「(調査兵団にこんな人いたっけ?)」



    ナイル「〜〜についてだが…」


    リヴァイ「それは俺が話そう。」


    ガタッと立ち上がりとても威圧感を
    与えるリヴァイの眼と話し方は、
    私に記憶に残る印象を与えた。



    リヴァイ「…以上だ。」


    ペトラ「(ナイルさんにタメ口…
    信じられない。)」


    リヴァイの方を見ると、
    袖の隙間から肌の色が違っているのが見えた。




    ペトラ「火傷…の跡…?」

    リヴァイ「…」

    リヴァイがこちらを見て口に出してしまっていた事に気付いた。

    ペトラ「…っ、ごめんなさい。」

    ペトラは視線を落とした。




    自分の袖を引っ張りながら。
  4. 4 : : 2014/02/07(金) 21:37:48
    そのあとの会議は頭に入ってこなかった。
    ただ気になるのは…

    リヴァイ「い…おい!」

    ペトラ「え?!!」

    しまった。声が裏返ってしまった。

    リヴァイ「会議…終わったぞ。」

    ペトラ「え?!うそ!

    あ、すいません。」

    しまった…遅刻した上に何も聞いていなかった…

    リヴァイは無表情のままその場を立ち去ろうとした。

    ペトラ「まっ待って下さい!!」

    リヴァイ「なんだ」

    ペトラ「その…火傷…

    5年前の大火災で負ったものですか?」

    無表情だったリヴァイの顔つきが変わった。

    リヴァイ「何故それを…」

    ペトラ「これ…」


    制服で隠れて見えない傷跡。

    誰にも見せてこなかった傷跡。

    だけど…

    ペトラ「あの時、私を助けてくれたのは貴方ですか?」

    ペトラ「貴方は右腕に火傷。
    私は左腕に火傷。

    2人で手を繋いで守りあって抜け出した。
    あの日の青年は…。」


    彼には聞くべきだ。

    私達の過去を。
  5. 5 : : 2014/02/07(金) 22:00:29
    Baby pink


    ーーーーー


    町人「火事だ!逃げろ!!
    おい、水を持ってこい!!」


    あたしが幼かった頃…
    あたしが住んでた町に
    大災害が起こった。


    ペトラ「ケホッ ゴホッ」

    どうしよう。
    煙吸い込んじゃった…

    意識が、朦朧とする…

    お父さん…





    青年「おい!」



    確かにその声をあたしは聞いた。

    ペトラ「誰…?

    ここ!ここよ!!」


    あたしは必死に助けを求めた。

    助けて。


    生きたい。


    苦しい。


    助けて。


    それしか頭に無かった。



    黒髪の青年は突然現れ、
    あたしを抱え、
    炎の地獄から救い出してくれた。

    その時に家の柱が倒れてきて腕で受け止めてくれた。
    なんて勇敢な人なの…


    町人「子供がいたのか!
    大丈夫か?親は?」



    ペトラ「ケホッ…
    お父さんは、出かけてて…」


    ペトラ「あっ…あの子は?」



    振り向くとその青年は

    いなかった。
  6. 6 : : 2014/02/08(土) 19:17:57
    maa

    それから何度もその少年を探した。

    だけどずっと会うことのないまま
    訓練兵となった。

    リヴァイ「腕の傷。残っちまったんだな。」

    ペトラ「え?あ…はい。」

    リヴァイ「女なのにな…。
    大丈夫か?」

    ペトラ「え?!」

    大丈夫なんて言う見た目に見えないけど…

    ペトラ「どうせ制服を着たら隠れるので…。

    それより貴方は」

    リヴァイ「俺は男だからな。別に。」

    ペトラ「今度…お礼をさせて下さい。」

    リヴァイ「あ?別にんなこと。。」

    ペトラ「いえ。あの時、父は私をおいて出かけてしまった事を酷く悔いていました。確かにあのままでは私は死んでいました。
    だけど私は生きてる。

    この恩は計り知れません。」

    リヴァイ「そうか…」

    ペトラ「次の壁外はいつですか?」

    リヴァイ「二週間後だ。」

    ペトラ「憲兵は暇なので

    リヴァイさんのご都合の良い時に。」

    リヴァイ「明日だ。」

    ペトラ「あら、急ですね。」

    リヴァイ「珍しく休日だ。」

    ペトラ「そうですか…では明日。

    本部前までお伺いします。」

    リヴァイ「ああ。」

    こうして私達は再会を果たし
    再び関係を築いた。
  7. 7 : : 2014/02/08(土) 19:37:47
    Baby Pink

    ーーーーー


    ペトラ「お礼って言っても
    何すればいいんだろう?」

    ペトラ「考えてたら余り寝れなかった。」

    ペトラ「う〜ん。。
    あっそれより何着て行こう?」

    一人で服を選び
    あーでもないこーでもない
    と焦っている自分が
    ふと恥ずかしくなった。

    ペトラ「べ…別に、命の恩人にお礼するだけでっっ。デートとか、そんなんじゃ…」

    きっと向こうもそんな事思ってない。

    でも…

    カッコよかったな。
    なんて。


    ペトラ「もう行かないと。」

    服選びに時間を費やし走って行くと
    彼はすでに待っていた。

    ペトラ「嘘…」

    リヴァイ「お前は人を待たせるのが趣味か?」

    ペトラ「違います!でも遅れちゃってごめんなさい。」

    リヴァイ「おい。行くぞ。」

    ペトラ「あ、はい!」


    あたしがお礼するって言ったのに
    何緊張してんのよ。
    リヴァイ兵士長だっけ?
    本当に来てくれたんだ。
    あたしより先に待っててくれた。

    リヴァイ「腹減ったな…」

    ペトラ「あ!いい店知ってます!
    それで、あの…」

    リヴァイ「なんだ。」

    ペトラ「貴方の事もっと知りたいんです。」

    ふわっと太陽みたいな笑顔に
    リヴァイが惹かれてる事を
    あたしは知らなかった。

  8. 8 : : 2014/02/09(日) 00:20:08
    maa

    久しく再会したペトラという女。


    こんな風に笑えたら…

    と思う時がある。


    一度きり礼に付き合うつもりが
    結局何度も会っている。

    ペトラ「リヴァイさん
    壁外お疲れ様ですー。」

    リヴァイ「気楽なもんだな。憲兵は。」

    ペトラ「えへへ!
    まぁ、怠け者の集まりだしね。」

    リヴァイ「…憲兵の奴は
    金もあるし地位もある。世帯を持つ奴も多い。

    その…お前はどうなんだ。」

    ペトラ「へ?

    あー…うーん。
    私は全然結婚するつもりないんだけどね…
    そのお父さんが…はぁ。お見合いだのなんだのって…。婚約者まで勝手に決めてるのよ。」

    リヴァイ「そうか…。」

    ペトラ「ねぇ、リヴァイさんは
    結婚しないの?」

    この質問をした瞬間リヴァイの顔色が変わったことに気がついた。
    そしてこれは聞いてはいけなかった事だったのもわかった。

    しばらくすると空を見つめ彼は口を開いた。

    リヴァイ「…かつて愛した女が1人。
    たった1人。

    あいつは初陣で死んだ。
    それも俺の部下を庇ってな。
    俺は愛した女1人守れないような奴だ。結婚もくそもねぇ。」

    ペトラ「え…

    ごめんなさい。」

    そのあとリヴァイは何も言わずに
    私に背中を向けた。

    その3日後の事だった。

    *******

    「壁が…壁が破られたぞ!!!!」

    この情報は全ての兵団に伝えられた。

    ペトラ「待って……この地域は……


    お父さん!!!!!!!!!」

    ナイル「待て!ペトラ!
    独断行動は……!!」


    ペトラ(ハァハァハァハァハァハァ

    お父さん!!無事でいて!!)

    そんな期待は虚しく
    街は血と悲鳴で埋め尽くされた。

    ペトラ「お父さん…お父さん…お父さん!!!!!!!!!」

    リヴァイ「ペトラ!!!!!!!!!!!!」

    ペトラ「リヴァイさん!!」

    リヴァイ「ここは一線で調査兵の持ち場だ。
    憲兵は1番安全な持ち場のはずだ。」

    ペトラ「お……お父さんが…っ

    ヒックヒック。」

    リヴァイ「まさか…この街に」

    ペトラ(コクリ)

    リヴァイ「必ず探し出す。
    生きているはずだ。」

    リヴァイ「泣くな。」

    握りしめた自分の拳をこれほど小さく感じた日はない。

    そして彼がこれほど大きく見えた日もない。

    ペトラ ボソ

    「ああ……

    これが

    調査兵団なんだ……」


    私は…私は…


    ******

    リヴァイ「ペトラの父親……」

    リヴァイ(!!!!)

    「助けてくれ!!来るな!!!」

    1人の男性が今にも巨人のてに落ちそうだった。

    無我夢中で走りうなじを削いでからだ。

    この男性がペトラの父親だと気がついたのは。

    リヴァイ「この周辺に他に人はいるか?」

    「いない!私だけだ!

    それより憲兵はここに来ているのか?!」

    リヴァイ「なぜ憲兵の話をする。」

    「娘が…娘が憲兵なんだ!!!
    ペトラという…あんた、ペトラを知らないか?!
    こんな危険な場所はあんたらだけだろ?!」

    リヴァイ「ペトラ…。

    まさか…。立て。話している暇はない。結論から伝える。
    ペトラはあんたを探しに今はこの一線にいる。

    早く戻って逃げるんだ。」

    「あんた…ペトラのなんだ。」

    リヴァイ「あ?

    …….。さぁな。」

    「娘はやらんぞ。

    調査兵のやつなんて…
    死ぬだろう。」

    リヴァイ「正しい判断だ。」


  9. 9 : : 2014/02/09(日) 11:53:02
    Baby Pink


    それから俺はペトラの父親を
    安全な所まで連れて行き、
    引き続き巨人の掃討を行った。


    "あんた、ペトラのなんだ。"


    リヴァイ「…」


    なぜ、"さぁな"など言ったのか。
    ただの顔見知りだの、
    会議が同じだの言い訳は
    いくらでもあったはずだ。


    俺があの時ペトラを助け、
    ペトラがずっと俺を探してたなど
    言える訳も無いのにな。



    リヴァイ「おい!もういいだろ。」

    兵士「掃討完了しました!」

    リヴァイ「全軍撤退しろ。」

    兵士「兵長!」


    俺は先にペトラの安全を
    確認しに行った。

    父親に無事会えたようだ。
    見つかる前に去ろうとしたが

    ペトラ「リヴァイ兵士長!」

    リヴァイ「…」

    ペトラ「また、助けていただきましたね。」

    リヴァイ「市民を守るのが俺達の役目だ。
    気にするな。」

    ペトラ「でも…ありがとうございます。」


    俺もこんな風に笑えたら…

    いや、俺が笑うなど、
    誰が許してくれると言うんだ。

    リヴァイ「じゃあな。」

    笑顔で見送るペトラを尻目に、
    リヴァイの眼は何かを悟っていた。


    ーーーーー

    あたしはまた、あの人に助けられた。

    これが、調査兵団…
    あたしは壁の奥で会議ばかりで
    巨人が現れても一番安全な位置で
    何の役にも立たない。
    憲兵団なんて名前だけの地位。
    犠牲を覚悟なんてしたことも無い。

    あの人の背中を追いかけたい…

    あの人の背中の翼が
    とても大きくて
    市民を守る"天使"の様に見えた。


    お父さん…あたし結婚なんて
    やっぱりまだ無理だよ。

    あたしもやるべき事が
    他にあるんじゃないかな。


    ペトラが憲兵団の脱退を志願したのは
    次の日の事だった。
  10. 10 : : 2014/02/11(火) 18:26:47
    ナイル「憲兵から調査兵だと??
    お前、死にたいのか?
    考え直せ。」

    ペトラ「お願いします。」

    ナイル「なぜだ。」

    ペトラ「行かなければならないからです。」

    ナイル「どこへ。」

    ペトラ「………っ」

    ナイル「掃討作戦完了の際、聞いた話だが…

    お前、調査兵の持ち場にいたらしいな。」

    ペトラ「はい。」

    ナイル「……。そうか。

    もう帰って来れないぞ。」

    ペトラ「構いません。」

    ********

    ペトラ「辞めちゃった。」

    でも後悔はしてない。

    失ったものは……

    父からの信頼。

    「ペトラ!!!!!

    今からでも考え直せ!!
    何故だ!?!!!
    お前は…お前だけは…
    死なないでくれ…調査兵団なんて……」

    「お父さん。私ねあの時…お父さんを守る事すら出来なかった。
    ただ泣いて混乱してた。
    だけどね、リヴァイ兵士長は違ったの。
    誰よりも早く立ち上がった。

    この人に全てを捧げよう。
    ついて行こう。そう思ったの。

    だからお父さん。

    ごめんなさい。」

    「認めないぞ。」

    「もう決めたことなの。」

    ********

    エンヴィン「まさか…憲兵からこちらに来るとは…

    しかも君は主席で卒業してるじゃないか。あちらでの待遇も手厚かったはずだろう?」

    ペトラ「はは。まぁ確かに生活に困らない程度には…。」

    エルヴィン「君のような人間を初めてみるよ。

    よろしくな。ペトラ。」

    ペトラ「はい。団長。」

    すると向こうから見覚えのある兵士がこちらへやってきた。

    リヴァイ「…

    憲兵から入団するなんざありえねぇと思って見に来て見たら…

    お前……。」

    ペトラ「リヴァイ兵士長…。」



  11. 11 : : 2014/02/11(火) 21:50:28
    Baby Pink

    ーーーーー

    リヴァイ「何のつもりだ?」

    ペトラ「私、兵士としての本質を
    忘れていたのかも知れません。」

    ペトラ「…大事な事に、気付いたんです。」

    リヴァイ「調査兵団を甘く見るな。
    ましてや元憲兵など…」

    ペトラ「私は!!
    心臓を捧げると誓った兵士!!
    甘ったれた事はいいません。
    リヴァイ兵士長、私は愚かでした。
    貴方に着いて行きたいんです。」

    リヴァイ「…エルヴィン。」

    エルヴィン「いいだろう。
    君が面倒を見たまえ、リヴァイ。」

    リヴァイ「…もちろんだ。」

    リヴァイ「ペトラ…悪くない。」

    ペトラ「…よろしくお願いします。
    リヴァイ、兵長。」

    エルヴィン「憲兵団より送られし若き兵士、
    ペトラ•ラル。貴女の調査兵団入団を認める!心臓を捧げよ!!」

    ペトラ「はっ!心より感謝します。」


    リヴァイ「…行くぞ。」



    リヴァイ「(まさか俺に…?)」

    ペトラ「(もしかして私…)」


    「「(そんな訳無いか。)」」


    ナイルはしぶしぶペトラの調査兵団志願を
    許可し、父親は入団したもののしばらく反対していた。

    私は元憲兵と言えど、
    調査兵団では普通の兵士とした。

    だが、リヴァイ兵長の側近係に
    させてもらえた。

    リヴァイ「おい」

    ペトラ「はい、兵長。」


    ペトラとリヴァイは
    しばらく共に暮らす事になった。
  12. 12 : : 2014/02/11(火) 21:57:43
    自己紹介まだでした。
    Baby Pinkです。初心者です。
    良かったらSSいくつか書いてるので
    読んで下さいね♡
    最新作→リヴァイ「俺がいる」※現パロ
    http://www.ssnote.net/archives/9769

    maaちゃんとコラボやっほい♡
  13. 13 : : 2014/02/14(金) 19:54:26
    maa

    ペトラ「あのー…
    どうして私が男子寮でしかも兵士長と暮らすんですか?」

    リヴァイ「お前、調査兵団がどれだけ予算ギリギリでやってるかわかるか?
    急に新兵が増えて、ここに住め。みてぇな余裕はない。」

    リヴァイ(本当はハンジの部屋で良かったが、なぜか引き受けてしまった。)

    ペトラ(だからって何で男子寮…
    完全に意識されてない。)

    リヴァイ「俺の部屋には何もないから
    ベッド一つ増えても問題はない。

    しかしだ、女子寮で個室といえばハンジぐらいだ。あいつの部屋はもはや人間の住む領域ではない。」

    ペトラ「すいません…ではお世話になります。」

  14. 14 : : 2014/02/15(土) 08:32:13
    Baby Pink


    ペトラ「荷物ここでいいですか?」

    リヴァイ「どうせ俺は制服しか無い。
    好きに使え。」

    リヴァイ「着替えたい時などは出て行ってやるから安心しろ。見張りも必要だしな。」

    ペトラ「すいません…」

    ペトラ「(出て行ってなんて言いにくいし…気を使わせちゃうなぁ…)」


    ペトラ「あっ、へいちょ…」

    バターン!!

    ハンジ「やっほーリヴァイ!元気かい?」

    リヴァイ「出て行け」

    ハンジ「冷たいなぁ〜
    親友が来たって言うのに。」

    リヴァイ「何が親友だクソが。何の用だ。」

    ハンジ「エルヴィンから聞いたよ〜
    憲兵から来た女兵士を部屋に連れ込んだんだって?」

    ペトラ「あっ、私です。初めまして…」

    ハンジ「ペトラちゃんよねぇ。私はハンジ。これでも分隊長なんだ。
    ねぇ、こんな辛気臭いとこ居ないでさ、
    うちに来て巨人の話でもしないかい?!」

    ペトラ「巨人の話、ですか?」

    リヴァイ「おい。連れ込んだ訳じゃねぇ。
    部屋が余って無いのと、俺が面倒見るだけだ。」

    リヴァイ「それとペトラ。こいつの話は聞くな。朝までかかっても終わらないぞ。」

    ハンジ「そんなにこの子がお気に入りかい?
    はっはっはっ。リヴァイ不機嫌だからまた明日にでも来るね。気を付けなよ。」

    ペトラ「えっ?あ、お疲れ様です。」
    (お気に入り?)


    キィ…バタン。


    リヴァイ「チッ…」

    ペトラ「あの、兵長…」

    リヴァイ「気にするな。ただの冷やかしだ。」


    リヴァイ「さて。」

    ペトラ「?」

    リヴァイ「この火傷の話だが。」

  15. 15 : : 2014/02/15(土) 23:18:07
    ペトラ「はい…」

    リヴァイ「あの日からお前の安否は気にかけたいた。

    身体に傷は残っちまったみてぇだが、
    何か大きな病気でも抱えてねぇならそれで良い。」

    ペトラ「リヴァイさんも傷、残っちゃいましたね。」

    リヴァイ「お前…俺のこと、兵士長と呼んだりリヴァイさんなんつー呼び方だったり、なんだ。統一出来ないのか?」

    ペトラ「あ…すいません。
    その…まだリヴァイさんが兵士長っていうのに慣れてなくて。」

    リヴァイ「リヴァイでも兵長でもなんでもいいから統一しろ。」

    ペトラ「兵長?」

    リヴァイ「部下達がそう呼ぶからな。」

    ペトラ「リヴァイ…兵長。」

    リヴァイ「それでいい。」

    ペトラ(!!!!!)

    その時、たった一瞬だったけど…

    リヴァイ兵長は笑った。

    ペトラ(ん…なんだ。これ。)

    リヴァイ(……)

    ペトラ「ああ。やっちゃった。」

    リヴァイ「あ?」

    ペトラ「いえ。少しミスっちゃいました。」

    リヴァイ「…俺も…かもしれないな。」

    ペトラ 彼を

    リヴァイ 彼女を

    愛してしまったかも知れない。

    リヴァイ「少しのミスだ。」

    ペトラ「ええ。」
  16. 16 : : 2014/02/17(月) 07:27:41
    Baby Pink


    どうしたのこの気持ちは。

    もしかしたらあたしはあの日から、

    ずっとこの人を運命の人と
    思ってたのかもしれない。

    やっと会えて傍にいることができて

    でも、あたしには…。

    ううん。だめ。
    だって、まず上官だし…。

    エルヴィン団長にも怒られる。

    こんなつもりでリヴァイ兵長に
    君の世話を任せたんじゃないって。
    きっと、怒られる。

    この火傷の傷が運命を証明してくれる。
    それ以上の関係を、
    あたしは望んでいるとでも
    言うのだろうか。


    ーー


    チッ…なにが世話だ。
    これじゃあ上官として
    示しがつかないだろう。

    俺が女に笑うなんて
    いつしか振りだろうか。
    そういえば一昔愛した女も
    どこか、こいつに似ていた気がする。

    何が無事か心配だったんだ。
    気になって仕方なかったんだ。

    俺が世話をすると言ったんだ。
    自覚と責任を持たなければならない。


    リヴァイ「おい。」

    ペトラ「はい?」

    リヴァイ「灯りを消せ。」

    ペトラ「?!」

    リヴァイ「もう寝るぞ。明日は早い。」

    ペトラ「あっはい、おやすみなさい。」

    リヴァイ「あぁ。」




    ペトラ「(寝れるわけ…)」

    リヴァイ「(ねぇだろ。)」
  17. 17 : : 2014/02/23(日) 00:56:52
    ペトラ「あのー…。」

    リヴァイ「なんだ。」

    ペトラ「わ、わたし…寝相悪いので
    あちらのソファーで寝ます!!」

    リヴァイ「こんなクソでかいベッドで蹴られたらそれはそれでいい。
    寝ろ。」

    ペトラ「でも…、、、」

    リヴァイ「なんだ。」

    ペトラ「あなたはその…あれでも…

    私が…ねぇ。」

    リヴァイ「心配するな。」

    ペトラ「え?」

    リヴァイ(ボソ)
    「俺も同じだ。」

    ペトラ「なんて…」

    リヴァイ「とりあえず寝ろ。」


    ******

    コンコン

    ペトラ「んん?
    あれ?!!?!もう朝?!大変!!」

    ガチャ

    ペトラ「はい!

    おはようございます!」

    ハンジ「ああ。ペトラ。おはよう。」

    ペトラ「すいません!!こんな時間に起きてしまうなんて…」

    ハンジ「え?そんなことないよ?
    早い方。

    私が寝てないだけだよー。
    それより!
    これ女子寮に来てたよ。手紙。

    用はそれだけ!じゃあね。」

    ペトラ「え?
    ああ。お父さんだ。

    ありがとうございます!」

    ペトラ(分隊長寝てないんだ…)

    リヴァイ「なんだ。騒がしい。」

    ペトラ「あ!すいません!!
    ハンジさんが…」

    リヴァイ「あの奇行種がなんだ。」

    ペトラ「私宛ての手紙、わざわざ届けて下さって。」

    リヴァイ「手紙?

    そうか…」


    ペトラ(それよりなんだろう…
    手紙って。)



    ペトラへ

    調査兵団はどうですか?
    憲兵に今なら戻れるとナイルさんも言ってます。
    戻る気はないですか?

    ペトラ(ごめんね…お父さん)

    ペトラ。お前はまだ若いんだ。

    普通の女としての幸せを歩んでほしい。
    何も言わず勝手に決めてつけてしまったが、縁談話がある。

    とても好印象の青年だ。
    ××日は必ず帰ってくるように。


    ペトラ「ええ?!!!」

    リヴァイ「どうした。」

    ペトラ「あ…その、、

    なんでもないです。」

    ペトラ(縁談…
    っていくらなんでも勝手過ぎるよ。

    私は…
    リヴァイ兵長の事が…)

    ペトラ「はぁ…。」


    リヴァイ(縁談…だろうな。)

    リヴァイ(幸せになるならそれでいい。
    俺のような男は不釣り合いだ。)

  18. 18 : : 2014/02/23(日) 10:10:21
    リヴァペトですか?!私も大好きです♡申し遅れましたね、初めまして!えりです(`_´)ゞ続きすっごく期待です‼‼
  19. 19 : : 2014/02/23(日) 11:33:48
    >>18
    ピンクちゃんと私はリヴァペト大好きなのです(´・Д・)❤︎
    元々お互いの作品が好きでコラボしましたー^_^
    えりさんありがとう!
  20. 20 : : 2014/02/23(日) 20:21:26
    期待です!!私もリヴァペト大好きです!!読みにくいけど 名前はカピバラって言います!お友達募集中です!どなたか おねがいします(>_<)
  21. 21 : : 2014/02/23(日) 20:59:31
    >>18>>20
    ありがとうございます(*´꒳`*)
    リヴァペト大好きだよー☆
    コラボ中です˚*(ृ ॑꒳ ॑ ृ )ु˒˒˒
  22. 22 : : 2014/02/25(火) 21:01:30
    Baby Pink


    ペトラ「何なの…本当…何これ…
    何考えてんのよ…バカ…」ブツブツ

    リヴァイ「おい」

    ペトラ「はっ?!!
    はい!ペトラ•ラルです!」ガタッ

    しーーーーーん


    リヴァイ「おい。座れ。」グイ

    ペトラ「…あ。」


    ペトラ「すいません兵長。
    会議中でした、ね…」ストン

    リヴァイ「悩みなら休憩中にするか、
    誰かにでも相談しろ。」

    ペトラ「し、失礼しました…」

    リヴァイ「(さっきの手紙だろうな。)」

    リヴァイ「なんなら…」

    ペトラ「え?」

    リヴァイ「相談なら、聞いてやらん事もねぇって言ってるんだ。上官だしな。」

    ペトラ「あ…はい…その…」

    リヴァイ「嫌なら構わなねぇが…
    とにかく今は会議中だ。忘れろ。」

    ペトラ「はい…」


    ーーーーー


    リヴァイ「で?」

    ペトラ「はい?!」

    リヴァイ「吐け。」

    ペトラ「あ…」


    ペトラ(縁談の話で悩んでるだなんて
    言えるわけない。私情だし…。
    それに、まず相談する相手が…)


    リヴァイ「…もういい。下がれ。」

    ペトラ「…っ!
    すいません。失礼します。」ガチャ



    リヴァイ「…何やってんだ俺は。」



    ガチャ



    ハンジ「何ー?ペトラ泣かせたの?」

    リヴァイ「黙れ。」

    ハンジ「ふーん?
    いくら部下とはいえリヴァイが

    プライベートの相談受けるなんて、
    初めて聞いたよ。」

    リヴァイ「てめぇ。
    聞き耳立ててやがったな。」

    ハンジ「あなたが知りたい事、

    教えてあげよっか?」


    リヴァイ「…」
  23. 23 : : 2014/02/25(火) 21:06:46
    すっげーおもしろいです!!!
    続き気になる〜〜〜
  24. 24 : : 2014/02/25(火) 22:50:06
    >>23 ありがとうございます( ◞´•௰•`)◞
  25. 25 : : 2014/02/26(水) 22:45:23
    めっちゃ続きが気になるぅ〜> <
    更新待ってます☆ (私もリヴァペト大好きです!)
  26. 26 : : 2014/02/26(水) 23:05:01

    ハンジ「気になるならなるって言いなよねー。ほんと素直じゃない。

    ペトラねー結婚するかもしれないんだってー!」

    リヴァイ「知っている。」

    ハンジ「へえー。

    いつもより目が細いから不機嫌なのはんかった。」

    リヴァイ「いつもだろうが。」

    ハンジ「いいの?」

    リヴァイ「何がだ。」

    ハンジ「好きなくせに。」

    リヴァイ「は?」

    ハンジ「まーこれ以上は言わないでおくね!おじさん虐めたら可哀想!」

    *******



    ペトラ「結婚って…

    調査兵辞めさせる口実でしかないでしょ。。。。」


    でも……

    今までの日々がフラッシュバックする。


    迷いは…ない。


    ガチャ

    ペトラ「!」

    ペトラ「あ…

    兵長!
    おかえりなさい!」

    リヴァイ「ああ。」

    ペトラ(今だ…今だ…)

    ペトラ「あ…あの!兵長!」

    リヴァイ「何だ。」

    ペトラ「わ…私…

    結婚します!!」

    リヴァイ「!!!


    …そうか。」

    ペトラ「だから…

    兵長…

    今日だけ…

    私だけの兵長になって頂けないでしょうか?」

    リヴァイ「なんだ。結婚前、最後の遊びか?」

    ペトラ「違います!!

    兵長の事…覚えておきたいんです。

    これから先誰に抱かれて

    リヴァイ「チッ」

    気づけばペトラを抱きしめてキスをしていた。


    リヴァイ「最初で最後だ。」

    ペトラ「はい。」

    嬉しいはずなのに

    悲しみにくれた。


    本当に好きな人に触れられるのが
    こんなにも幸せだと知ってしまった。


    リヴァイ(最初で最後だ…

    堪えろ。愛しいなんざ気の迷いだ)

    ペトラ(そうだよね。気の迷い。)


    ………

    リヴァイ(愛してる)

    ペトラ(愛してる)


    絶対に口に出してはいけない。

    悲しくも温かい夜だった。

  27. 27 : : 2014/02/27(木) 09:32:33

    ーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ペトラ「兵長、起きて下さい。
    朝ですよ。コーヒー淹れましたよ。」

    リヴァイ「ん…あぁ。」

    ペトラ「よく眠れましたか?」

    先に起きていたペトラは制服を整え
    書類の整理までしてくれていた。

    リヴァイ「ペトラ。
    その、痛くはなか…」

    ペトラ(…っ。ダメ。)
    「…何の事でしょう?」

    リヴァイ(あぁ、そうか。
    …気の迷い、だったな。)

    リヴァイ「すまない、忘れてくれ。」

    ペトラ「ええ、兵長。」


    一時の迷い、一時の感情…
    引きずる事なんて、許されない。
    男と女の関係を続けるなんて。
    規律を乱す為に調査兵団に
    入った訳でもない。

    ごめんね、お父さん。
    ちゃんと仕事するから…。
    ちゃんと、帰るから…。




    リヴァイはコーヒーを啜り、
    資料に目を落とした。
    だが、内容が頭に入る事もなく
    チラチラとペトラの顔を盗み見みていた。


    リヴァイ(そうだ…こいつは、
    もう人の物で、俺の物ではない。
    抱いてくれと頼まれたから、
    抱いただけだ。)

    だがこの気持ちは何だろうか。
    一度だけでは気が収まらないと、
    男の俺が一番理解しているだろうに。

    自分の物にしたい、など

    もう叶うはずも無いのにーー。

    逃げてしまう女を
    目の色変えて追いかける男の性。


    どこかイラついてしまう自分に
    嫌気がさした。
  28. 28 : : 2014/03/02(日) 13:39:03
    後日

    私は父親に言われた通り一度家に帰った。

    部屋を出る時、兵長は何も言わなかったけど少し怒っているように見えた。

    コンコン

    ペトラ「お父さーん!」

    「ん?ペトラさんですか?」

    ペトラ「え?あの…どちら様ですか?
    何故うちに…」

    「ああ。申し遅れました。

    シャディー コンプレラと言います。
    シャディーと呼んで下さい。」

    ペトラ「…全く…話が読めない。」

    ペトラ父「ああ!ペトラ!

    シャディーともう会ったか!
    婚約者だ!」

    ペトラ「…?!?!!!」

    シャディー「どうも。」

    *******

    ペトラ「まさかもう会うことになるなんて…」

    シャディー「ハハ。驚きましたか?」

    ペトラ「しかもなんでこんな川沿いで2人で話したいなんて言い出したんですか?
    家ではダメでしたか?」

    シャディー「僕もこんなつもりではなかったのですが…

    あなたを見て確信しました。


    あなた、好きな人いますね?」


    ペトラ「>$€€%%~~~\|~>*€$
    ぶぇへへ!!え!?!」

    シャディー「図星だ。」

    ペトラ「いません!!そんな人。」

    シャディー「

    クスクス

    安心してください。

    実は……


    僕も好きな人いるんです。」




    ペトラ「え?そうなんですか?」

    シャディー「ええ。だからそれでいいと思いますよ。そのままで。」

    ペトラ「そ…そうですか。

    でも…シャディーさんは純粋に好きでも
    私は好きになってはいけない人なんです。」

    シャディー「好きになってはダメな人なんていますか?」

    ペトラ「わかりませんけど…
    私はダメだと思ってます。

    一度触れてしまえば…辛いだけですね。」

    シャディー「上司か何かですか?」

    ペトラ「ふふ。勘が良い人ですね。」

    シャディー「でもこれで決まりましたね。」

    シャディー「僕たちは互いに愛する人がいる。

    ならここで止まるわけにはいかない。
    戦いますか。
    パパとマミーと。」

    ペトラ「そうですねぇ…。
    パパとマミーと。」


    *******


    ハンジ「リーヴァイ。」

    リヴァイ「なんだ。」

    ハンジ「いつもより眉間にシワ多いよ?」

    リヴァイ「あ?」

    ハンジ「イライラし過ぎでしょ。

    そんなに好きなら行くなって言えば良かったのにー。」

    リヴァイ「さっきからなんだ。クソメガネ。」

    ハンジ「ったく素直じゃないリヴァイは可愛くないなぁー。」

    リヴァイ「チッ。場所を変える。着いてくるなよ。」

    ハンジ「へいへーい。」

    リヴァイ(いま、なにしてんだ。あいつ。)



  29. 29 : : 2014/03/02(日) 15:33:06
    はぁ、めっちゃ続きが気になるぅ…!
    ペトラ幸せになって欲しいなぁ(o^^o)
  30. 30 : : 2014/03/02(日) 18:52:10
    がんばっ!!!!!!!!!!
    面白いのでむっちゃくちゃ期待っ!!!!!!!
  31. 31 : : 2014/03/02(日) 20:11:02

    ペトラ「あ、あのねパパ…」

    父「おや、ペトラがパパと呼んでくれるなんていつ振りだろうなぁ。」

    ペトラ「シャディーとさっき2人で話してたでしょ。それで決めたんだけど。」

    父「早速結婚式でも挙げるのかい?」

    ペトラ「そうじゃなくて!!

    実は…私…」

    シャディー「…お父様。申し訳ありませんが今回の縁談は無かった事にしてもらえませんか。」

    父「な?!ど、どうして?!」

    シャディー「決して、ペトラさんに
    不満などがある訳ではないんです。
    実は僕にも、ペトラさんにも…
    最愛の人がいるんです。」

    シャディー「どうしても…

    愛する人の隣に居たいです。」

    父「…愛する人、か。」

    ペトラ「お父さん…」

    父「ペトラ。私は忘れていたのかもしれないな。ただ、結婚するのが女性の幸せといつからか思ってしまっていた。
    若い頃を思いだしたよ…
    この世で一番美しいのは、愛だ。」

    シャディー「お父様。
    御許し、いただけますね。」

    父「あぁ、シャディー君。
    君にも悪い事をしたね。申し訳ない。」

    シャディー「いえ。父には僕から説明しておきます。…恋人が心配しているので
    帰りますね。」

    父「あぁ、気をつけて…」

    ペトラ「シャディー…ありがとう。」

    シャディー「ペトラ。また会おうね。」


    キィ



    バタン




    父「ペトラ。」

    ペトラ「何?お父さん。」

    父「ペトラの好きな人は、
    まさか…調査兵団の兵士長…
    じゃないだろうな?」

    ペトラ「…そうよ。」

    父「?!!
    ペトラ!何でだ!何でよりによって!!」

    ペトラ「違うの!兵長だから好きなんじゃないの!好きな人がたまたま…
    兵長だっただけなの!!」

    父「愛は確かに美しい…
    だが!!もし、もし…!!」

    ペトラ「お父さんそれ以上言わないで。」

    父「…他に、方法は無いのか…」

    ペトラ「ごめんねお父さん…許して…。」

    父「ペトラ!!!!!!!」



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ペトラ「…………」

    (飛び出してきちゃった…
    親孝行もまともにできないなぁ…私。)


    ガチャ


    ペトラ「あ…」

    リヴァイ「!!

    …なんだ。もう帰ってたのか。」

    ペトラ「はい…
    お暇をありがとうございました…。」

    リヴァイ「…………」

    ペトラ「…………」

    リヴァイ「で?」

    ペトラ「はい?」

    リヴァイ「縁談はどうだったんだ。」

    ペトラ「あぁ。良い人でしたよ。
    でも、その…後のことは
    よくわかりません。」

    リヴァイ「……そうか。」

    (……チッ!!) イラ


    バンッ!!!


    ペトラ「?!!」ビクッ

    リヴァイ「お前…わかんねぇとか
    ほざいてるけど…自分の意思はねぇのかよ?お前それでも兵士か?あ?」

    ペトラ「へ、兵長……どうして…」

    リヴァイ「中途半端で終わらすなら
    憲兵に返ってもいいぞ。」

    ペトラ「そんな…何で…」

    リヴァイ「出て行け!!!!!!」

    ペトラ「……………」


    ガチャ

    バタン!!




    ……



    コンコン


    ハンジ「はいはい。誰だ〜っと。
    ペトラじゃないか。って、え?」

    ペトラ「ハン、ジ…さぁ…ん…
    グスッ…ヒック……うあぁぁ…っ」

    ハンジ「どうしたの?
    とりあえず、部屋に入って。」





    ハンジ「……そう。」

    ペトラ「私…どうすれば…っ!!」

    ハンジ「まぁ〜アイツも不器用だからさ。
    素直に言えないんだよ。
    私からやんわり言っておくよ。
    今日はここに泊まりなよ。ね?」

    ペトラ「はい……。」

    ハンジ「顔洗ってきな。」

    ハンジ(やれやれ。リヴァイがペトラを
    泣かすなんてねぇ。ん〜〜…。
    あ……!そうだっ。ムフフフフ。)
  32. 32 : : 2014/03/02(日) 21:43:28
    ハンジ「ここ、あったかいのおいとくね。」

    ペトラ「ハンジざぁん。ぐす」

    ハンジ(んーほんとリヴァイも不器用だなぁ…)

    ハンジ「怒られたの?」

    ペトラ「はい…
    お前の意思はどこにあるんだと…
    そんなのなら憲兵に戻れ。と…」

    ハンジ「あーそうか…。
    まぁ、確かにハッキリしないペトラも悪いけどどんな状況であれ女の子に乱暴な言葉使いはよくないねぇ。リヴァイくん。」

    ペトラ「ハンジさんみたいな人好きになりたいです。」

    ハンジ「ハハ!!私は一応女だよ!
    ハハハハハ!」

    ペトラ(ハンジさん…素敵だなぁ…)

    ハンジ「まぁ、リヴァイはペトラがいなくなってからずっとイライラしてたからね。」

    ペトラ「兵長が??」

    ハンジ「うん。本当は気になって仕方ないんだよ。」

    ペトラ「なんで…ですか?」

    ハンジ「聞きたい?」

    ペトラ「はい!!!!!!!」

    ハンジ「それは…

    自分で聞くべきだよ。でも…少しだけ手助けはしてあげよう。」

    ペトラ「手助け…?」

    ハンジ「ペトラ!」

    ペトラ「はい!」

    ハンジ「今夜だけと言ったけど、あと2日間は兵団も自由だからここにいなよ!

    それで明後日は教会に行くよー。」

    ペトラ「教会…ですか?
    わかりました。ありがとうございます。」


    *******

    ハンジ「ふぅ。やれやれ。」

    コンコン

    リヴァイ「ペトラか!!」

    ハンジ「残念。ハンジさんです。」

    リヴァイ「あ?んだ。」

    ハンジ「ペトラはいまうちの部屋にいるから安心して。って事と…


    2日後の午後かららしいよ。結婚式。」

    リヴァイ「…俺には関係ない。」

    ハンジ「メルス教会。」

    リヴァイ「俺には関係ないと言っただろう。」

    ハンジ「何ムキになってるの?
    上司なんだから一応伝えただけでしょ。」

    リヴァイ「そうか。」

    ハンジ「あーイライラするわ。
    あんたもあんたでいつまでガキみたいなことしてるの?はー。

    ま、それだけね。じゃあねー。」

    *******

    リヴァイ(あのクソメガネ…)

    リヴァイ「2日後…か。メルス教会…。」

    *******


    ペトラ「おはようございます!ハンジ分隊長!」

    ハンジ「んーハンジでいいよー。」

    ペトラ「ハンジさん。」

    ハンジ「今日はねー
    メルス教会まで行ってきて?」

    ペトラ「え?私1人でですか?」

    ハンジ「うん。1人じゃないと意味ないからさー。午後にはメルス教会の中にいること!」

    ペトラ「りょ…了解しました!!」




    ペトラ「メルス教会…ってここか。」

    ペトラ「なんだか結婚式でも挙げれそうな教会だな…。」


    中に入ると一台のピアノが置いてあった。

    少しだけ笑顔がこぼれた。

    *******

    リヴァイ「午後から…。」

    リヴァイ「チッ。

    少し出てくる。」

    ミケ「リヴァイどこへ行く?」

    リヴァイ「メルス教会だ。」

    そのあとは必死に走った。

    ただ間に合え間に合えと。

    最悪だ。


    ペトラを愛していることなんて
    とうの昔に気がついていた。

    こんなタイミングで

    最悪の態度をとったあとで…

    良い奴だと言われている婚約者差し置いて俺と一緒にいろ…なんて言ったらお前はどんな顔にする?ペトラ。


    それでも構わない。

    もう迷いはない。


    リヴァイ「ここか…。」

    ギィィ

    リヴァイ「ペトラ!!!!!!待て!!」

    ペトラ ビク

    「へ…兵長?!!?!
    ここで何してるんですか?」

    リヴァイ「結婚するな!

    って…婚約者はどこだ。」

    ペトラ「はい?婚約者?」

    リヴァイ「…!

    クソメガネ…。」

    ペトラ「兵長?!あの…」

    リヴァイ「はぁ…」

    リヴァイはその場に座り込む。
    ハメられた…とすぐに気がついた。

    ペトラ「あの…走ってこられたんですか?」

    リヴァイ「ああ。ハンジがお前が今日結婚式だと言うからな。

    ペトラ「ハンジさん…。

    あの違いますよ。

    あの時…言えなかったけど…」

    リヴァイ「続きは言おう。

    愛している。ペトラ。」

    ペトラ「!!

    兵長?!!?!兵長!?!熱ありますか?」

    リヴァイ「ねぇ。」

    リヴァイ「ペトラ…その…
    すまなかったな。あんな言い方をして。」

    ペトラ「いいえ…
    私こそ…

    兵長…本当は私…婚約者の方とは結婚しません。
    お互い好きな人がいるからって…

    その…好きな人は兵長だと気がついて?いや、前から好きでしたけど…」

    リヴァイ「…大体わかった。

    なら…」

    ペトラ「でも父が認めてくれなくて…。
    父は兵長のこと何も知らずに仕事柄で判断してばかり…」

    リヴァイ「行こう。お父様の所へ。」

    ペトラ「え?それって…」

    リヴァイ「結婚…してほしい。」

    ペトラ「!!!

    はい!」
  33. 33 : : 2014/03/03(月) 16:19:14


    ペトラ「あの、兵長、本当に……」

    リヴァイ「ここまで来たんだ。
    腹をくくれ。」

    ペトラ「でもぉ……」

    コンコン


    ペトラ「あっ!兵長!」


    父「ペトラかっ?!」

    ペトラ「お、お父さん…ハハ…」

    リヴァイ「お父様失礼します。」

    父「な!!ペトラ!」

    ペトラ「お父さん!!お願い!聞いて!」

    父「……入りたまえ。」

    リヴァイ「お邪魔します。」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    リヴァイ「調査兵団兵士長のリヴァイです。ペトラ…さん。から縁談のお話はお聞きしました。」

    父「なら、何故……。」

    リヴァイ「……それは」

    ペトラ「待って。」

    リヴァイ「ペトラ?」

    ペトラ「……あのね、お父さん。
    5年くらい前に大災害あったでしょ。
    あの時、奇跡的に小さな火傷だけで
    済んだって……」

    父「あぁ、あの時か…
    あの時は家に置いて行って悪かった…
    が、それが…?」

    ペトラ「あの時助けてくれたの、
    リヴァイ兵長なのよ!!」

    父「……え?」

    ペトラ「私もこの前気付いたばっかりで…
    見て!兵長もあるの!」

    グイ、とリヴァイの袖を引っ張ると
    ペトラと同じような火傷の傷。

    父「ハハ…まさか…あの時の
    私の娘を助けてくれたのが
    あなただったとは…!」

    ペトラ「ね。お父さんお願い。
    あの時からずっと、探してた人なの。」

    父「………。」

    ペトラ「お父さん!!!」

    リヴァイ「俺からも…お願いします。
    ペトラさんを……下さい!!」

    父「……行きなさい。」

    ペトラ「お父さん?」

    父「お前達はこんなところで
    時間を潰していてはいけないだろう?」

    ペトラ「じゃあ、許してくれるのね!」

    リヴァイ「お父様。」

    父「ペトラを…任せたよ、兵士長殿。」

    リヴァイ「…ありがとうございます。」


    リヴァイは深くお辞儀をすると
    ペトラと共に父の元を去った。



    リヴァイ「あー…」

    ペトラ「兵長?」

    リヴァイ「緊張した。」

    ペトラ「え!兵長、緊張なんてされるんですか?」

    リヴァイ「バカ言え、俺は結構…」

    ペトラ「何ですか?」

    リヴァイ「いや…そんな事より、

    ペトラ。

    俺は必ず!!

    巨人を絶滅させ、お前を幸せにする。」

    ペトラ「ふふ、はい!!」

    リヴァイ「新しい目標だな。」

    ペトラ「ええ。」

    リヴァイ「ところでだ。」

    ペトラ「はい?」

    リヴァイ「今日は、帰ってくるんだろ?」

    ペトラ「…もちろんですっ!!」

  34. 34 : : 2014/03/04(火) 23:18:42
    リヴァイ「ペトラ、お前は…

    何色のドレスが着たい?」

    ペトラ「えーでも無難に白ですかね?」

    リヴァイ「お前は小柄だし顔立ちも整っているからそれは正しい選択かもな。」

    ペトラ「兵長ーもっとぎゅーってして下さい。」

    リヴァイ「ここベッドの上だぞ。」

    ペトラ「ちぇっ。」

    リヴァイ「っ。

    話続けるぞ。たく。」

    ペトラ「兵長は
    白のタキシードですか?」

    リヴァイ「…白か…似合わんだろう。
    歳くってるし黒だろ。ここは。」

    ペトラ「歳くってるってはははは!」

    **********

    エレン「え?つまりペトラさんって

    兵長の奥さんなんですか?!?!?!!!?!?!?!!」

    ペトラ「ええ。そうよ。

    ってゆーか憲兵時代だった話から
    なんでこんな…」

    エレン「で?で!
    結婚式はどうなったんですか?」


    ペトラ「あっ、そうえば…
    今日は結婚して籍入れて1年目だなー。」

    エレン(そうなんだ…

    あ、いい事思いついた。)

    ペトラ「えーとね、
    結婚式はね、面白かったよ。」

    **********

    ペトラ「わードレスドレス♪」

    ハンジ「嬉しそうだねー。ペトラ」

    ペトラ「うふふー!

    早く兵長のタキシード姿も見たいなー!」



    コンコン

    リヴァイ「入れ。」

    エルヴィン「準備はどうだ?リヴァイ。」

    リヴァイ「んな正装久々だ。」

    エルヴィン「だが悪くないぞ?
    元々顔つきは上品な方だ。
    そのクマさえなければな。」

    リヴァイ「ジジイなんだよ。」

    エルヴィン「おっと、そろそろ式だな。

    幸せにしてやるんだぞ、リヴァイ。」

    リヴァイ「ああ。」
  35. 35 : : 2014/03/09(日) 17:10:54
    ペトラが幸せになっていることを考えると嬉しいですよね❤Baby Pinkさん、 maaさん、続きも応援しています!
  36. 36 : : 2014/03/09(日) 19:34:42
    >>35ありがとうございます(^^)
    ペトラの幸せが1番ですよね☆
  37. 37 : : 2014/03/18(火) 06:53:54
    お待たせしました、更新します(^^)
  38. 38 : : 2014/03/18(火) 07:14:38


    ハンジ「それでは、リヴァイとペトラの
    結婚式を始めるよぉっ!!」

    リヴァイ「チッ…

    何でお前が司会なんだ。」

    ハンジ「いーじゃぁん!!
    私の可愛いペトラがさぁ〜」ペラペラ

    リヴァイ「チッ!ちゃんとやれよ。」

    エルヴィン「まぁまぁリヴァイ。

    こんな時くらい気を抜いて。」

    リヴァイ「……そうだな。」



    ハンジ「続いて!新婦入場!!

    あぁ〜っ!ペトラァァァ!!」

    モブリット「分隊長!
    落ち着きという言葉は知っていますか?!」

    ペトラ「ハンジさん!

    あ…でも、こうなると思った!」


    ペトラ父「……娘を、

    よろしくお願いします。」

    リヴァイ「えぇ。…永遠に。」


    ハンジ「永遠に。キリッ

    だってぇ〜!!あのリヴァイが!ププッ」

    モブリット「分隊長!
    退出と言う言葉はご存じですか?!」


    牧師「誓いのキスをー。」


    ペトラ (ねぇ兵長。
    リヴァイ (なぁペトラ。


    ペトラ (私は今、貴方と共に


    チュ。


    リヴァイ (楽園にいる。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ゴーーーン……ゴーーン……
    ゴーーーーン……


    ハンジ「ペトラぁぁ!!

    今からでも遅くないよ!!
    私の嫁においで!!」

    モブリット「分隊長!!
    レッドカードをご存じですか!!」

    リヴァイ「おい……クソメガネ。」

    ハンジ「やだなぁリヴァイ!!
    冗談だよ〜。」

    リヴァイ「……今日だけは許してやる。

    それと……」チラ

    モブリット「?」

    リヴァイ「はぁ……モブリット。

    こいつの面倒、頼んだぞ。」

    モブリット「は、はいっ!!」///


    ハンジ「ねぇエルヴィン!
    そんなとこいないでさぁ!!」

    エルヴィン「まぁ、私ははしゃぐのは…

    あえて言うならリヴァイの父親役…かな?」

    ペトラ父「ならば、
    よろしくお願いしますな。」

    エルヴィン「はは…うちのドラ息子は…

    不器用ですが一途で真面目で

    誰よりも、愛を持っています。」

    ペトラ父「そうですか。

    娘の面倒も一つよろしくお願いしますぞ。」




    ペトラ「兵長!」

    リヴァイ「おい…今日くらい
    その呼び方はやめろ。」

    ペトラ「えっと、じゃあ…

    リヴァイ、さん…?」///

    リヴァイ「!!」

    ハンジ「あぁっっ!!リヴァイ!!」


    リヴァイ「ペトラ!!」

    ペトラ「?!!」ギュッ


    ハンジ「顔真っ赤だよ!!!」


    リヴァイ「やっぱり、

    2人きりの時にしてくれ!」

    ペトラ「……!

    はい!兵長!!」


    ハンジ「イチャイチャしやがって!!」

    モブリット「分隊長!!

    …僕と、結婚して下さい!!」

    ハンジ「エ……

    えええぇェェェッッッ?!!!!」

    リヴァイ「よかったなクソメガネ。

    仲人と司会は俺とペトラが

    し っ か り してやろう。」

    ペトラ「よかったですね、ハンジさん!」

    ハンジ「モブリット何言ってんの?!!」

    モブリット「貴女が、ずっと好きでした!」

    ハンジ「いやっでもさぁ、急だよ!!」

    リヴァイ「嫁が欲しかったんだろう?

    いい嫁になりそうじゃねぇか、モブリット。」

    ペトラ「やだ、ハンジさん。

    顔、真っ赤ですよ!!!」


    ***



    ペトラ「………って感じかなぁ。」

    ペトラ「あまり盛大にはしてないけど
    ハンジさんが大はしゃぎで…」

    ペトラ「そういえば、モブリットと
    ハンジさんも……

    って、あれ?


    ……エレン?」キョロ
  39. 39 : : 2014/03/20(木) 18:17:22
    ペトラ「あっれ…エレン逃げちゃったかな?」

    ペトラ「ん??
    なんか声聞こえる…」




    コンコン

    ペトラ「エレンー??戻ったの?」


    リヴァイ「…。」

    ペトラ「兵長!!
    もうお休みになったんじゃ…」

    リヴァイ「起こされた。エレンに。」

    ペトラ「え…エレン。何やってるの。」

    グンタ「兵長だけじゃないぜ…。」

    エルド「俺とオルオは起きてたけどな。」

    オルオ「おい、エレンどーゆー事だよ。」

    エレン「今日って何の日かわかりますか?!?」

    グンタ「オルオが兵長のモノマネし始めた記念日。」

    エルド「そうなのか?」

    エレン「………

    一周年です。ペトラさんと兵長の。」

    ペトラ「…そ…そうだね。」

    兵長「ああ。」

    エレン「だからお祝いしようと思って!ね!皆さん!」

    リヴァイ「あとで2人きりでする予定が…」

    エレン「……Oh…」

    そのあとエレンは兵長にどつかれて
    オルオにもどつかれたけど
    兵長は少し笑っていた。

    ねぇお父さん。

    私、あのまま憲兵だったらこんなに幸せにはなれなかった。
    ずっと仕事に流されて外の世界への関心もなくなって希望も持てなかったかもしれない。

    あの日の火災でおった傷は
    また私達を再会させた。

    あの日からそう
    兵長は私の中で英雄だった

    けど

    今では1番大切な人。

    お父さん。

    私、幸せです。
  40. 40 : : 2014/03/20(木) 18:17:37
    おわり
  41. 41 : : 2014/03/20(木) 18:18:40
    ひゃわわわー☻
    お疲れ様でした!
    もういつから書いてるのかわからんです。笑
    何度もLINEであーでもないこーでもない。と連絡取り合って当初の話よりだいぶ変わったねwww

    お疲れっした!
  42. 42 : : 2014/03/20(木) 18:23:53
    お疲れ様でした!
    コラボ楽しかったね。
    いややっぱこうしようぜ。っていう
    謎の言い合い。最終リア友だしねwwww

    読んでくれた皆様、応援してくれた方、
    ありがとうございました(^^)
  43. 43 : : 2014/03/20(木) 21:30:13
    ハッピーエンド❤良かったですぅ!
    ペトラは天使ですね☆ お疲れ様です!
  44. 44 : : 2014/03/20(木) 21:44:55
    乙!リヴァペトのハッピーエンド!最高でした!!また書いて下さい!
  45. 45 : : 2014/03/20(木) 21:50:25
    えりさん
    ペトラは天使です。正論です。

    名無しさん
    今、新しいリヴァペト書いてます☻!良かったら読んでください。

    相方もアニちゃん書いてます☻
  46. 46 : : 2014/03/21(金) 19:11:40
    ハッピーエンド!ペトラ!リヴァイ兵長!押 お幸せに!、
  47. 47 : : 2014/03/21(金) 19:12:31
    まちがった(笑)ハッピーエンド!ペトラ!リヴァイ兵長!お幸せに!!
  48. 48 : : 2014/03/22(土) 01:05:44
    ハンジとモブリットってどうなったの?!気になる〜!
  49. 49 : : 2014/03/22(土) 19:29:01
    ペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラペトラ






































    お幸せに。泣
  50. 50 : : 2014/03/23(日) 10:41:21
    神様!
  51. 51 : : 2014/03/23(日) 12:07:34
    神SSだ!あ、私は46と47の名無しです(笑)
    乙です(=゚ω゚)ノ
  52. 52 : : 2014/03/23(日) 23:30:13
    うおおおー!!!
    皆様コメントありがとうございます(^ν^)
  53. 53 : : 2014/09/18(木) 21:28:12
    最高だな

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