エルヴィン「夢を追うと‥孤独になるものだ」

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1 : 名無しさん : 2020/04/03(金) 22:40:18

エルヴィン「ん？‥ここはどこだ？」

エルヴィン「真っ暗だ‥何も見えない‥そして身体がやけに軽いな」

エルヴィン「まるで浮いているような‥奇妙な感覚だ」

エルヴィン「何故だ‥ここはどこだ？私はどうしてこんな所に‥」

エルヴィン「確かウォールマリア奪還作戦を‥その後に‥」

エルヴィン「そうか‥私は‥獣の巨人の投石で死んでしまったのか」

エルヴィン「ではここは天国か？‥いや‥私が天国に行けるわけないな」

エルヴィン「誰もいない‥暗黒‥ここは地獄なのだろうか？それともまだ天国でも地獄でもない‥別の世界にいるのだろうか？」

エルヴィン「こんな事は教科書にも書いてないし、聞いたこともない。ましてや経験もない‥」

エルヴィン「どこに向かって歩けば良いのだろうか？そもそもここに出口はあるのか？」

エルヴィン「‥」

エルヴィン「やはり‥人の気配は感じられない‥それどころか‥物音一つしない‥」

エルヴィン「やはり私は死んだ‥そして今孤独になってしまった」

エルヴィン「いや‥今だけじゃない‥思えばずっと私は孤独だったかもしれないな」
2 : 筋力@賢者タイム( ^ω^ ) : 2020/04/03(金) 22:52:30

エルヴィン「私は‥父との仮説を証明するべく‥調査兵団に入団した」

エルヴィン「子供の頃から変人と周りから言われていた私は、変人の巣窟と言われている調査兵団には合っていたと思っていた」

エルヴィン「しかし‥変人の種類が違ったのだ。調査兵団は普通の人間から見れば‥狂人の集まりだ。それは自分の命を賭けて戦う覚悟があるからだ。」

エルヴィン「常人には考えられないほど精神が強い人間の集まりこそ調査兵団だ。変人と言うのはある意味敬意の表れなのかもしれない」

エルヴィン「私は‥ずっも夢を追いかけてきた。他の者は人類のために心臓を捧げたと言うのに‥私はずっと仲間を騙して自分の夢のために利用してきた」

エルヴィン「人は大人になるにつれて段々と夢を語らなくなる。それは叶わないと分かってくるからだ。そうだ‥大抵の人間は夢を叶えることが出来ない。叶えられるのはごく一部の人間だ」

エルヴィン「私は‥ずっと子供の頃の幻想に囚われていたのか？夢と言っても‥良かったのか？結局私も何も成すことが出来なかった」

エルヴィン「ここに来たのは‥当然の報いなのだろう」
3 : 筋力@賢者タイム( ^ω^ ) : 2020/04/03(金) 22:54:10

エルヴィン「私は‥父との仮説を証明するべく‥調査兵団に入団した」

エルヴィン「子供の頃から変人と周りから言われていた私は、変人の巣窟と言われている調査兵団には合っていたと思っていた」

エルヴィン「しかし‥変人の種類が違ったのだ。調査兵団は普通の人間から見れば‥狂人の集まりだ。それは自分の命を賭けて戦う覚悟があるからだ。」

エルヴィン「常人には考えられないほど精神が強い人間の集まりこそ調査兵団だ。変人と言うのはある意味敬意の表れなのかもしれない」

エルヴィン「私は‥ずっも夢を追いかけてきた。他の者は人類のために心臓を捧げたと言うのに‥私はずっと仲間を騙して自分の夢のために利用してきた」

エルヴィン「人は大人になるにつれて段々と夢を語らなくなる。それは叶わないと分かってくるからだ。そうだ‥大抵の人間は夢を叶えることが出来ない。叶えられるのはごく一部の人間だ」

エルヴィン「私は‥ずっと子供の頃の幻想に囚われていたのか？夢と言っても‥良かったのか？結局私も何も成すことが出来なかった」

エルヴィン「ここに来たのは‥当然の報いなのだろう」

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