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もうひとつの才囚学園

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  1. 1 : : 2020/03/20(金) 00:05:14


    数年前にこのサイトを利用していました。久しぶりに見つけて当時の勢いのままに執筆しようと考えてしまいました。
    懐かしい気持ちの中で書いてしまうので、暖かい目で見てくださるととても嬉しいです。
  2. 2 : : 2020/03/20(金) 00:14:19


    私は真っ暗な虚無にいる。
    ここはどこだろう。
    今何時なんだろう。
    どれくらいの時間が経っているのだろう。

    ______大きな音が鳴った。

    瞬間__目が覚めた。
    私は見たことのある部屋にベッドに仰向けになって天井を見上げていた。

    思い出した。
    私は今この『才囚学園』で殺し合いをさせられているんだ。
    この部屋は自分に与えられた個室なんだ。

    小さなモニターに目を映すと、あのクマ達がいた。『モノクマアナウンス』だ。

    毎朝これで目覚めているんだ。

    それからみんなが朝食を食べに食堂いくんだ。
    私も行くことにするかな。
  3. 3 : : 2020/03/20(金) 00:39:43


    食堂へ向かっていると後ろから声をかけられた。

    ???「おはよう赤松サン…。」

    振り返るとそこには口紅をした真宮寺くんがいた

    「真宮寺くん!?どうしたのその唇…!?」

    彼は焦る様子もなく

    真宮寺「どうしたんだい?僕はいつもこうなんだヨ…。みんなには言っていなかったかな?」

    「なんだか女の人みたいだよ…。」

    真宮寺「さぁ…そんなことより早く食堂へ行こうヨ…。クックック…,東條さんの料理は朝起きるのを待ち遠しくさせるからね。毎朝楽しみで仕方がないのサ。」

    「そうだね!私も東條さんの料理大好きだもん!あっ…でも毎日私たちの分作ってもらってるからいつかは休んでもらわなくちゃね。」

    真宮寺「赤松さんは優しいんだね…。」

    「え?」

    真宮寺「なんだか死んだ姉さんを思い出すヨ…。」

    「真宮寺くんのお姉さん…?」

    真宮寺「クックック…。朝なのに深い話はやめておこうか。ささ、食堂へ行こう。」

    そういって真宮寺くんはスタスタと歩き始めた。

    真宮寺くんのお姉さん…何か気になるな。
  4. 4 : : 2020/03/20(金) 00:57:34

    【食堂】


    真宮寺くんと私が食堂に着いた時にはもうほとんど揃っていて、ちょうど朝ごはんが東條さんによって配膳されたところだった。

    夜長「遅いよかえでにこれきよー!はやくここに座りなー。」

    私たちを見るとすぐにアンジーさんは立ち上がって手招きした。

    「ごめんちょっと遅れちゃったかな?」

    百田「ベストタイミングだぞ!赤松!真宮寺!」

    王馬「いや、遅いよ。全く、どんな神経したら僕より後に来るって考えになるのかなー。」

    白銀「まあまあ、ほら熱いうちにたべないとトーストが冷めちゃうよ?」

    王馬「おれどっちかっていうと冷たいものに惹かれるタイプなんだよねー。」

    キーボ「なら、僕の機能で冷ましてみせますよ!」

    天海「そんなしょぼい機能だけのロボットなんすか?なんだががっかりっす。」

    キーボ「か、家庭的と言ってください!」


    「(あれ…………?)」


    夜長「ほら、これきよはココねー。」

    真宮寺「ありがとうゆっくり座らせてもらうよ。」

    茶柱「ぐぬぬ。私の隣に男死なんかが…。」

    夜長「そんな堅苦しくならずにー。ねー?」

    茶柱「まぁ今日は女の子っぽいからゆるしてあげますよ。ささ、東條さんも座ってたべてください!」

    東條「ええ、そうするわ。星くんももっとこっち来て?」

    星「俺なんか気にしないでくれなくていいのによ…。」

    東條「そんな訳にはいかないわ。はやく。」

    入間「みずくせーぞゴン太もっと近くよれよ!」

    獄原「あ、うん…。ありがとう入間さん。」


    「(なにか……おかしいような…)

    なにかがおかしい。でもその『なにか』が思い出せない…。

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