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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

「夢」 小説

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  1. 1 : : 2019/11/28(木) 16:11:18
    最後の作品になりそうです(笑)

    自分なりに考えた小説です。



  2. 2 : : 2019/11/28(木) 16:19:26
    「夢」の登場人物


    犬神 蓮

    特になし

    平凡。 この作品の主人公


    夢宮 愛

    蓮の幼馴染。

    金髪だからハーフと思われがちだが小さいころから染めてる。

    結構美人。

    目が緑っぽい


    清華 生太

    生物の先生。

    イケメンで面白く人気。

    だがハイテンションすぎて、蓮はついていけない。

  3. 3 : : 2019/11/28(木) 16:33:33
    雪が降る朝。


    俺は幼馴染の愛と一緒に登校している。


    「ヒーローかぁ」


    ポロっと声が出てしまった。


    「なにその臭いセルフ、フフッ」


    そう愛が言うと俺は


    「うっせぇ」



    そう怒った。


    路面がつるつるしてスケート場に来ているようだった。


    「そういえば、私たちの小学校、開校記念日で休みだって」


    「そういえば、俺らももう高2か」


    「早いわね」


    「小学校いいなぁ」



    そう平凡な会話をしていると子供が道路へ出てった。


    奥に友達がいるのか?


    ここの道路が今たまたま車が来てないだけでもう曲がってくる。


    キキッ


    ほら来た。


    「危ない!!!!」



    そういって俺は飛び出した。




    ピ―――――――!!


    その男の子を突き飛ばしたと同時に俺は轢かれた。



  4. 4 : : 2019/11/28(木) 20:44:44
    気が付いた時には部屋のベッドで寝ていた。



    「はぁはぁ」


    苦しいし、悪夢を見た。




    「夢、、、なのか」



    そう自分に聞いた。



    「何やってんだ俺。」



    こんこんこん



    3回ノックをかけられた。



    母さんか?


    「おっはよーー!!」


    出てきたのは金髪の少女。



    愛だった。



    「うん?どうしたの?」


    「いやな夢見てな。そういや、お前からくるなんて珍しい」



    「あ、なんか気になって」


    「そういや、どんな夢だった」


    「雪が降っていて。開校記念日で休みの子がいて」


    「あ、そうか。それから?」


    「その子が友達のところに行こうと、道路渡ろうとして」


    「その男の子はどうなった?」


    「え、いや、轢かれそうになって、その子を助けて死んだ」


    「確かに今日開校記念日だしね」


    「そうなのか」


    「そそいこ」


    「待てって着替える」



    「えーじゃあ玄関で待ってる」


    愛がダダダッと階段を駆け下りる


    「おい、走んな」




    「ハーイハーイ」


    「忙しいやつだな」



    「これで自分はクールとか言ってんだから笑えるな」


    そう一人で寂しくしゃべる




    「よし、着替えた」


    「いっか」



    俺はゆっくり階段を下りた


    母さんが

    「蓮ー。パン食べながら行きなさい」


    というので、食べながら行くことにした。


    「いこいこ。早く――!」


    「行ってきまーす」


    「はい、行ってらっしゃい。頑張ってきてね」



    二人でガチャっとドアを開けた。
  5. 5 : : 2019/11/30(土) 18:31:58


    歩きながら、おおきなくちでパンを頬張る



    ひらひらと舞う雪が鼻につく



    「鼻に雪がついてるよ」


    「すぐとけるから大丈夫だ」


    「フフフッ」


    っと長い金色の髪をなびかせながら笑う。


    「なんで今日ご機嫌なんだ?」


    気になったので問う


    「なんででしょうか?」


    そう質問に質問で返される。



    「知らねえよ」


    俺は素っ気なく愛に答える



    「秘密」


    そしたら、愛にそうやって返されてしまった



    「フーン」


    「あっもう着くね」


    愛がこっちを見て言う


    「ついたぁーー」


    俺がそういうと愛が



    「旅行に来たみたいな言い方ね」


    そういって口に手を当てながら笑った。
  6. 6 : : 2019/12/04(水) 16:45:39

    授業中眠かった。

    「フわぁ、、ねむッ」

          せいかいくた
    生物の教師の清華 生太 こいつなんだか、マイペースでついていけない。

    しかも、なーんかこいつ見たことあんだよなぁ。

    そう思いながら、椅子をゆらゆらさせてたら、

    フワッ なんだ?

    浮いた?


    バンッと俺は床に背中をぶつけた。

    「いった~!」


    ハハハハハー!


    クラスみんなにバカにしたような笑い方をされる。


    愛はこっち見ながら、アチャーといいたそうに手をおでこに充ててこっちを見る。

    「大丈夫かい。保健室行く?」


    「いや、いいです」


    「でも、普通頭から打つのに、、、頭必死に上げた?」


    「あっはい」


    「よかったね。そのままだと、頭をやっちゃうところだったよ」

    「え、はい」

    やっぱりなんだか、話ずれ~!


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    キーンコーンカーンコーン


    「はいここまで」

    「日直!」

    そう、担任が言うと、


    「気を付け」

    「さようなら」


    「さようなら」


    「帰ろう」

    「いいよ」

    そうクラスがうるさくなる。

    「帰ろ――」

    愛がそういってきた。


    「いいぞ」


    と返事した。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




  7. 7 : : 2019/12/04(水) 18:31:19

    「3時限目めっちゃダサかったよ」


    「やめろぉ」

    そうやって、夢の時みたいにゆっくり茶番を話す


    「面白いことないよね」


    「今日詰まんなかったな」

    「ねっ、ねっ、ちょー詰まんない」


    頭が、、、

    「今日さ、、、」


    俺はゆっくりその場に倒れこんだ。


    はぁぁ、はぁぁ、


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「お前があの時、、」


    「、、ちゃんがこんなことに」


    「僕があの時、、、」


    「すみません。すみません。」

    「そんな」


    「お金ないですよ」



    はぁぁ、はぁぁ。


    ピ-。ピー。ピー。ピ―――――――、、、


    なんだよこれ、、、


    「一生夢だったらいいのにね」



    「おーい。」


    「蓮――!!」


    キキキッ。


    グジャ、


    はぁぁ、はぁぁ。


    あの時。あの時。


    「てめぇのせいで、こんな生活しなくちゃいけねぇんだ」


    ボカッ。



    音しかしない。


    何があった。


    はぁぁ、はぁぁ。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  8. 8 : : 2019/12/04(水) 18:44:23
    「どうしたの?」

    愛が心配そうに俺にそう聞く



    「何でもない」


    心配させまいと俺はそういった。


    真っ暗な世界で音だけ聞こえた。


    何が起こっていたのか。

  9. 9 : : 2019/12/04(水) 18:46:26
    俺は気になっただけど。


    だけど、、、



    知りたくない。


    知ったら、一生この幸せを逃しそうで、、


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ギギギ ゆらゆら


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    怖い。
  10. 10 : : 2019/12/04(水) 18:52:22

    「ムムムッ」

    愛が小難しそうに珍しく、考え事をしてる。


    「どうかしたのか?」


    俺が声をかけてみたが、、


    「ムムムムムムッ」


    だめだった。



    俺は紙にあることを書いた。


    そして、ぐしゃぐしゃにして。



    手に持たせて帰ることにした。



    「ふっふっふっふふー」


  11. 11 : : 2019/12/05(木) 18:46:29
    口笛をしながら帰る。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ギギギ

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    ガチャっとドアを開けると愛が立っていた。


    「おおう!速いな!」


    そう言ってやると、


    「近道使った」


    怒り気味に言われた。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ピー。ピー。ピー。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「あのさぁ、なんで先に帰んの!」


    愛はあの紙を取り出し。




    「「先帰ってから。」」



    「モー。意外と暗かったんだよ。もう五時だよ!!」


    「夏ならいいよ、別に。でも冬無し!暗い~。」


    怒られた。


    俺は、


    「ぶりっ子嫌われるぞ」


    そういうと、愛は



    「ぶち転がすよ」


    にこにこそういってきた。


  12. 12 : : 2019/12/19(木) 16:38:11
    俺は、


    「オー怖い怖い。」


    そういって遠し、靴を脱いだ。


    そして、上がろうとした。


    すると、ガチっと腕をつかまれた。
  13. 13 : : 2019/12/19(木) 16:52:42
    「え、」


    俺は唖然として、後ろを振り返ると、俺の手をぎっしりつかンんだ、銀髪で同じぐらいの年の美少年が立っていた。


    俺はそれを見てさらに唖然としてしまった。


    「おいどこに行く。帰るぞ」


    そう少年が言う。


    「えっ、ここ俺んち」


    俺が人違いだと教えようとすると、


    「その金髪から離れろ。れん」


    そういって、聞いてくれなかった。 


    「金髪って私?」


    愛が自分の顔を指さして、疑問気味に言った。


    「当たり前だ。君以外誰がいる」


    そうガチギレされて愛は困っていた。


    「知り合い?」


    愛がそう聞く。


    「知らない」


    俺がそう高速で首を振った。


    「君、、、」


    「君には深く失望した」


    そういってきたがよくわからなかった。


    「夢はいつまでも続かない。偽物には気をつけろ」


    少年はそういって愛をにらみ去っていった。


    ガチャ。


    「なんなんだ?」


    俺は頭が少しパニック状態になった。


    そういって愛を見るとおかしいなと思った顔で、少年をにらみつけてた。






  14. 14 : : 2019/12/19(木) 16:58:56
    ガチャっとドアが開くと母さんが仕事から帰ってきた。


    母さんが疑問を聞くように


    「さっきかっこいいお兄ちゃんが出て行ったけど誰?」


    愛がちょっとわからないですと説明した。


    愛はそのまま帰るといって去っていった。


  15. 15 : : 2019/12/19(木) 17:02:32
    「なんだ食べていけばいいのに」


    「そう思わない?蓮」


    「何よ。ぼ~っとして」
  16. 16 : : 2019/12/19(木) 17:34:32
    俺は無心で家を出た。


    彼に話が聞きたい。


    田舎の弱弱しい街灯は彼を探す手がかりみたいで、少し雪が積もっているが、車庫から自転車を出して、ほこりを取り、自転車についてるカギを外し、家を出た。


    思いの外走ることができてよかった。


    少し見えてきた。



    急いでだいぶ遠くに行ってしまった彼のところへ向かう。




    キキィとブレーキで止めて、腕をつかむ。


    「待てよ」


    俺はそういって引き留める。



    振り向いた。


    そして、俺を見て、泣き出した。


    「君は変わってしまった。だけど、君は君でいてくれた」


    彼は眼を手で隠して、その場に座り込んだ。


    「やっぱり君はヒーローだ!」


    そういいながらなく。


    「どうしたんだよ」


    「祐介」


    忘れてはいけなかった、絶対だめだって決めてた、なのに。
    いつの間にか。抜けた。何が少年だよ!祐介だろ。俺の親友だろ。こんな存在忘れている屑にずっと付き合ってくれてた。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「おいキモイ銀色しやがって!」


    ボコスカボコスカ殴られる。


    染めたい。


    今すぐ染めたい。


    だけどお金がない。


    母さんも俺をいじめて。


    学校でもいじめられるんだ。


    死にたい。誰かに必要とされたい。


    誰か。誰か。助けて。生きる意味を教えて。


    キキィと自転車が止まる音がする。


    「待てよ」


    「一緒に話そう」


    傷だらけの君が。あざばかりの君が生きがいになってくれた。

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Rinnkou

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@Rinnkou

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