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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

「**しないと出れない部屋」コロイカ※R18要素有り

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  1. 1 : : 2019/11/17(日) 05:38:31
    お久しぶりです。2作目になります。前作はイチャイチャさせてみたを書いてました。そういう系が好きなんです。はい。前作を書いたときは性的な描写は苦手なのと多くの人に読んでいただけたらいいなと思い、書かなかったのですが今回は挑戦してみたいなと思い書いてみます。至らぬ点があると思いますが温かい目で見ていただけたら。



    前置き件挨拶はこの辺でここから注意書きです
    ・この作品は性的な描写があること
    (自己判断でお読み下さい)
    ・2作目とはいえ慣れてないので駄文&誤字脱字
    ・カップリング要素(マスニト)
    ・キャラ崩壊
    ・非公式設定多々あり
    ・短編の予定

    その他諸々あると思いますが明確に注意する点は以上です。自己判断でお読みください。





    ある日、バトルを終えて1人で昼飯を食べていたところ、あのニコニコ女、もといニットキャップちゃんと出くわした。
    人気のロブサンドに食らいつき、口周り、手が汚れることを気にするよりもその美味さに惹かれて食べていたところ、あの女もバトルを終え、丁度昼飯を食べにやって来た。ロブに俺と同じロブサンドを注文し、受け取り、空いてる席を探しているところ俺の姿を見つけ駆け寄ってきた。

    「マスクくーん!マスクくんもお昼?奇遇だね!ここ座ってもいい?他の席空いてなくてさ〜。」

    「あ、ニコニコ女。何の用だよ。ていうかお前もロブサンドかよ〜。」

    「うん!ロブのロブサンド美味しいからさ〜、たまに食べたくなるんだよね。用は特に無いんだけどね、マスクくんとお話したいなって。」

    なんて言いながら俺の返事も聞かず、トレーを机に置き、俺の向かいに座った。まぁ、どうせ断れなかったけどさ。それにしても1人とは珍しい。こいつはいつもニコニコしているのと、誰にでも分け隔てなく接しコミュニケーション能力が高いため友達が多い。だから常に誰かと行動している姿が目に浮かぶ。しかし今日はブルーチームのメンバーおろか、他の友達ともおらず1人で昼食とは珍しかった。

    「おまえさ、今日は1人なんだな。ブルーチームの奴らはどうしたの?一緒に昼食取らないのか?」

    「あ、それはね〜、ゴーグルくんはおばあちゃんがおにぎり作ってくれるから帰るって言ってて、ヘッドホンちゃんは最近健康に気を使わないと〜って栄養考えながら自炊してるんだって。それを聞いたメガネくんもヤバイって思ったらしくて本当は外食の予定だったらしいけど帰っちゃった。」

    「そういうことか。」

    確かにハイカラシティに住み始めてから一人暮らしで大体昼飯はめんどくさくて外食か買い食いだのが多い。ブルーチームの中でも真面目なヘッドホンはその辺人一倍気を使うのだろうな。特に周りがフワフワしてるから、何かとしっかりしなきゃと思っているんだろう。自分も気をつけなきゃな〜だのヘッドホンは災難気質だな〜だな思いながら些細な会話をしつつ昼食を食べ終えた。

    「んじゃ、ニコニコ女、またな〜。」

    「あ、待ってよ〜。どこ行くの?この後暇でさ〜。」

    「どこっていうか散歩的な。新しいブキとか見たいし。おまえも来るか?」

    「行くー!」

    何故か普段はこいつに対して毒を吐くがこの時は素直だった。周りくどい言い方せずに言えた。自分でも理由は分からなかったが悪い気はしなかった。
    程なくして、服屋や武器屋を見て周り、イカッチャで遊ぶことになった。ブキチの店を出て、反対側の建物へ向かう途中、俺たちは突然後ろから声をかけられた。

    「なあ、お主達よ。どうかタコを倒してくれんか?」

    今回はここまで。次回完結するかな。まあ未定です。
  2. 2 : : 2019/11/17(日) 12:43:58
    ふりかえると杖をついたおじいさんがいる。アタリメ司令だ。前にライダーとゴーグルから聞いたことがある。それにしてもタコ…?タコと聞いて周りを見渡す。街中に普通にタコはいる。少し前あたりから『私もシオカラーズ好きです』みたいな感じで増えてきたとか。別に差別はしないけど、アタリメ司令はこいつらを倒せと言うのか?

    「あー、言葉足らずじゃったな。タコと言っても悪さをしとるタコどもじゃ。」

    「じゃあ、その悪ーいタコたちを倒せばいいのね!いいよ!私たちが倒すよ!ね、マスクくん!」

    ニコっと笑いかけながらこちらに振り向く彼女が眩しいと思いつつ、また勝手に返事をして俺の返事は聞かず。まあ断れないけど。

    アタリメ司令に続きマンホールに入る。程なくしてタコツボキャニオンに着いた。そこでカラストンビ部隊の服じゃと言って俺とニコニコ女に服(お古)を貸してくれ、武器もヒーロー用の高性能な武器を貸してくれた。

    「すごーい!!!見て、マスクくーん!このバケツすごいよ!」

    「はぁ。確かにすごいけどさっさと行くぞ〜。」

    「あ、待ってよ〜〜。」

    アタリメ司令によるとタコの残党がコソコソと何か企んでいるようで、倒してくれと。ただ単に前にヒーローが通った道をもう一回通って、途中にいるタコを倒すだけ。ただのボランティアだと思ってたらロブの商品引換券くれるらしい。そんじょそこらのバイトより良いなと思っていた。
    しばらくステージを進んでいると、ワイヤレスヘッドホンで指示を出していたアタリメ司令は寝てしまったらしく、耳元の通信機からスースーと寝息が聞こえてきた。はぁ、あのじいさんは…と思いつつも、基本的に大丈夫だろうと2人で進む。しばらくすると近道出来そうな場所を見つけた。

    「お、なぁ、ここ近道出来そうなんだけど、こっち通るか?」

    「お、ラッキー!近道出来るなんてラッキーだね!そっち行こう行こう!」

    近道を通ることになり、一応慎重に進む。しかし、ニコニコ女は全然気にせず進んでいく。

    「マスクくん早く早くー!」

    「ちょ、もうちょっと慎重に行こうよ。」

    「大丈夫大丈夫!」

    なんて言って進んでいくがその先の床に違和感を感じ、引き止めようとする。

    「ちょっと、そこ危な…」

    「え?うわぁっ!!!」

    俺はニコニコ女の腕を引き、こちらに抱き寄せようとするが、勢いづいた体は落下していく。抱き寄せるどころかこちらも巻き込まれて落下する。せめて、こいつだけでも守れるよう、抱き締めて暗闇へ落ちた。









    どれくらい気を失っていたのだろう。だんだん五感が戻ってきて、痛みを感じる。身体中が痛い。確かニコニコ女を庇って落下したはずと情報を整理する。周りの音は特に聞こえない。目の前から吐息の音がするくらい。ん?と思い目を開けると目の前にニコニコ女が気絶している。顔が近い。その近さに驚きうわっ!と声を出しながら飛び退いてしまった。その衝動でニコニコ女も目を覚ます。

    「んっ、あれ?マスクくん?ここは?」

    そう声をこちらにかけてくるが、俺は壁にあるある文字を見て凍りついていた。

    『ここを出たくば、汝の身を捧げ性行為をせよ。さもなくば、待つのは死のみである。』

    つまり簡単に言えば、セックスをしろ。しなければ死ぬだけだ、と。ふざけるなと思いつつ、これはヒーローのための罠だと気づく。ここに落ちたヒーローは大抵1人だ。そこでタコ側の用意するタコと性行為をさせる。ヒーローは倒す相手に弄ばれる感覚などで精神的にやられていき、やがて無力化するのがタコたちの目的だろう。なんと卑劣な作戦なんだ。なんて考えているとニコニコ女も壁の文字を発見する。

    「……………。」

    最悪だ。こんなところで、お互い好きでもないやつと、しなければならない。あの時近道さえ、発見しなければ。発見したところで正規ルートが安全だからそちらを通ろうと言えば良かった。しかしもう過ぎたことだ。とにかく最悪の事態だ。特にニコニコ女からしてみれば、最初自分に変な因縁をつけてバトルしてきた相手で、その後も話しかければ毒を吐かれたりした相手だ。最悪だろう。きっとゴーグルとかそういう奴が好きだろうに。
    黙り続けてしばらく経った。ニコニコ女は体育座りの体勢で、膝に顔をつっぷしていた。てっきり向こうから声をかけて来るかと思っていたが向こうも黙りきっている。だんだんと日が暮れてきたのか冷えてくる。俺は意を決してニコニコ女に声をかける。

    「…なぁ、冷えてきただろ…これ、上から羽織っとけよ。」

    「えっ、あーありがとう。けどマスクくんも寒いでしょ?いいよ着てて。」

    一瞬ビクッと震え作り笑いの顔でこちらを見る。

    今回はここまで。全然終わらなかったですwまだしばらく続くかもしれません。
  3. 3 : : 2019/11/19(火) 01:04:56
    こいつ…いつも笑ってるけど辛いの全部我慢してんのか…?そんなに強がる必要ないだろう。今まで気づかなかったがいろいろ無理してたこととかあったのだろうか。これ以上こいつに無理させたくない。

    「俺は寒くないし…べつにお前のためじゃないけど着とけよ。」

    「ありがとう。じゃあ、マスクくんの隣に座っててもいい?くっついてる方があったかいだろうし。」

    「デュフッ!?と、隣?!え、あいや別に構わないけど…」

    こいつ正気なのか?セックスしろと言われててその相手の側によるか?普通。ていうか隣に女子が来るとか慣れてなさすぎてやばい。はぁ、もう、こいつのこと考えると思考が乱れる。こいつのこと嫌いなはずなのに、突き放せないし。いつもこいつのペースだ。最悪だ。もう分からない。俺はこいつのことどう思ってるんだ。







    眠いので短いですがここまで。絶賛キャラ迷子中。もう少しキャラ掴んでからやるべきだったか。
  4. 4 : : 2019/12/18(水) 20:54:34
    思考をまとめようと冷静になろうとしても隣から伝わる熱に意識を持っていかれる。普段こんな女子が隣に座ることなどないからだ。あのピンク色のサンバイザーを被ったいけすかない奴ならこういう時場を和ませるようなことを言ったりするのだろうか。そういえばチームメイトやこのニコニコ女の仲間たちは俺たちがいない異変に気付いてるのだろうか。そんな風に変に意識しないよう知り合いたちについて考えていた。そんな現実逃避する俺とは違い、傍にいる彼女は自分の想いがまとまったらしい。

    「…マスクくん。私、マスクくんとなら…………」

    その先は聞き取れないほど小さかったが了承の言葉なのだろう。すると今度ははっきりと話し始めた。

    「マスクくんはさ、もしかしたら私と初めて会った時のこと気にして私に嫌われてるかもしれないって思ってるかもしれないけど、そんなことないよ。確かに最初は変わった人だなって思ったけど、あなたが本当はどうしようもなく他人が幸せそうにしてるのを羨ましくて嫉妬してるだけなんだって思ったら、急にねマスクくんのこと可愛く見えて。あ、別に変な意味じゃないよ!」

    そこまで聞いて今までの自分が恥ずかしくなったのとその先の言葉を予測して俯いた。

    「あ、それで私が言いたいのは……。…マスクくん。私はマスクくんのことが好きだよ。ここに落ちてあの看板を見たときはもう相手に好きにされるだけだって思ってた。けどマスクくんは私の気持ちを尊重して襲わないでくれてる。それに落ちる時に抱きしめて庇ってくれた。それでまた一段と好きになった。そしてあなたが好きって気づいた。私と付き合ってください。」

    そこまではっきり言われて、流石に逃げるのはどうかと思う。それに逃げたところでどうにかなるわけじゃない。彼女の気持ちに正面から向き合う。自分は彼女の言う通り羨ましかった。ただのバトルなのに負けても楽しそうで。いつも笑顔で。そんな彼女が眩しくて、その輝きに向き合えず影を作ろうとした。最初はただの嫉妬。しかしいつからか気づいたら彼女を目で追ったり、恋人の話題になったりすると頭に彼女が思い浮かんだ。それを自覚していたのに向き合わず逃げていた。もう自分の中で答えは出ていたのに。

    「…俺は、お前の言う通り羨ましかった。いつも笑顔なのが。けど俺はお前のその笑顔を消そうとした…それでもいいのか…?」

    答えは分かっていたが確認せずにはいられない。

    「もしマスクくんが私を本気で傷つけようとしたならここに落ちてすぐ私を襲ってここを出てたよ。だからそんな人じゃないって知ってる。平気だよ。」

    今度は作り笑いじゃなく心から笑ってこちらを見る彼女に理性を抑えられなくなる。別に彼女に理性が働かなかったわけじゃないがそれでも抑えられていたが、心から欲しかった言葉をもらえ、それに確信を持てたことで自分を抑えられなくなり、気づくと彼女を抱きしめていた。

    「…もう、理性を抑えられそうにないんだけど、大丈夫?」

    「うん。」

    その返事を聞き終わったところで彼女の背中に当てていた手を顎に持っていき彼女の唇に重ねる。最初は触れるだけだが何回かしたところでだんだんと深いものへと変わっていく。




    ついについにという感じですね☺️自分で書いていて恥ずかしい。もうキャラ崩壊は遠い目で見つめてください…。
  5. 5 : : 2019/12/18(水) 20:56:37
    ☺️
  6. 6 : : 2020/01/24(金) 23:41:47
    ≫5 ニコ顔の絵文字ありがとうございます!

    何度か口づけしたところで彼女が苦しそうにして俺の服を掴んできた。それを合図に口づけをやめる。浅くはあはあと息をする彼女を見て襲いたくなるが焦って彼女を傷つけてしまい自分から離れてしまうかもしれないことを考えると衝動を抑えられる。襲いたくなる気持ちをしまい込み、彼女が落ち着くまでソッと抱きしめる。何か話すわけじゃないけれどお互い無言なのが恥ずかしい。耳につけていたトランシーバーは落ちてきた時に故障したのか何も聞こえなくなっていたので音を立てるものは自分たちしかいない。

    いつまでもこのままじゃダメだと思いもう一度彼女に口づけをする。そして口を合わせたままヒーロー用のベストを脱がし、服の下へ手を入れる。一瞬彼女が震えたが手を止めずに小さな膨らみをゆっくりと触る。口を離し息継ぎの仕方も分からないのでお互い呼吸が荒くなる。

    そろそろいじるかと下に手を伸ばす。「んっ」と彼女が声を漏らした。はぁ、それにしても初めてがこんな形になるなんて。しかも付き合ってすぐだ。タコもよくこんな罠を思いつくなと呆れる。そう考えていると思わず手が止まってしまっていたのか彼女が「マスクくん…?」と様子を伺う。

    考えごとは後回しだ。彼女にはこういう知識が一切とは言い切れないだろうがほとんどないであろうから自分が先導してあげなければならない。クチュクチュと音を立てながら指を入れたりしてじっくりほぐし、そろそろいいかと自分の"ソレ"を出して入り口に擦り付ける。

    ゆっくりと入れ痛みを慣らしていく。入れた瞬間扉の開く音がしたが今はどうでもいい。彼女を抱きしめゆっくり動かす。少し動くたびに声を漏らす彼女がとても愛おしい。首元に優しくキスをし、その後八重歯で少し噛み跡をつける。

    その後しばらく行為を行い自分に限界が来て抜いて外に出して終わりになった。あくまでも脱出することが目的なので続きはまたの機会だ。ベタつくが服を着る。確かショートカットした道の先にあるインクレールの奥にヒーロースーツがあると教えてもらった気がする。

    今の時刻とかアタリメ司令のこととかいろいろ気になることはあるけど、今は隣にいる彼女と手を取り歩いている。

    「そういえばマスクくん。」

    「何?」

    「返事。しっかり聞けてないなって。」

    「返事?」

    「告白の。」

    「んなの分かりきってるだろ。それに今さら恥ずかしい(ボソボソ)」

    「いいから、ね!私と付き合ってくれますか?」

    「もちろん。これからもよろしく。」












    完結です(更新が遅い)後半駆け足気味でしたがこれにて完結とします。ここまで読んでくださった方がいればありがとうございます。ていうか駆け足気味なのは新しいの書きたいなって思ってその前にこちらを書かねばと思い書き上げました。いろいろおかしかったりしましたが投げ出さず書き上げられて良かったです。ではまた別の作品で。

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