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エルディア帝国の復活

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  1. 1 : : 2019/07/20(土) 12:10:58
    ドォォォン
    その音が響いたとき僕は終わりを悟った。










    エレン「とりあえずシガンシナに攻めてきたマーレは蹴散らしたぞ!」

    フロック「おそらく上陸部隊が来るからそれまでに壁上を用意できるだけの武器で武装しろ!」

    アルミン「敵の最高指揮官...車力の上に乗ってた男は飛行船で逃げた!おそらく今から来るのが本命だ!」

    エレン「どれくらいで敵は着くと思う?」

    アルミン「2時間あれば全軍到着するだろうね。」

    ミカサ「私は調査兵団の新兵を率いて前戦で戦う。駐屯兵団はピクシス指令が亡くなったから...」

    フロック「俺が駐屯兵団に行って説明してくる。ハンジとリヴァイを捜索してる部隊にここにこいと伝えろ新兵!」

    新兵1「はいっ」

    エレン(マーレがこんな特攻作戦を仕掛けたのは巨人の力が健在だったからだ。今ライナーは瀕死の状態で急激な攻撃は考えにくい、新兵器でもあれば別だが...)

    ジャン「難しい顔してどうした?死に急ぎ野郎」

    エレン「なんでもない」

    ジャン「ボーッとすんなよ。今から俺たちの存続が危ぶまれる戦いが始まるんだぞ!」

    エレン「お前に言われなくてもわかってる!」

    エレン(しかし大丈夫か」

    アルミン (何か隠してるな)「僕でよかったら教えてほしい」小声

    エレン「...あとで指揮所にこい」

    アルミン「わかった」


  2. 2 : : 2019/07/20(土) 20:35:41
    指揮所

    アルミン「エレンさっき何を考えてたの?」

    エレン「いや、ライナーが瀕死の状態でマーレがすぐに攻めてくると思うか?」

    アルミン「車力は残ってるし、こっちだってジークがまだ回復できてない。今がチャンスだと思って攻めてくると思うよ」

    エレン「あのライナーが瀕死だぞ⁉︎今じゃマーレの主力兵器だ!」

    アルミン「だから今すぐ攻めてこないと?」

    エレン「いや、そうじゃなくてな」

    アルミン「?」

    エレン「マーレに潜伏してるとき軍の噂でな...陸軍と空軍の拡張計画を耳にしてな」

    アルミン「え?」

    エレン「パラディを征服するために飛行船を30隻、エンジンで動く大砲..戦車というものが1000輌建造されてて一か月前に完成したらしい」

    アルミン「そんな...じゃあ!」

    エレン「この島は新兵器の実験台になる!」

    アルミン「飛行船はこの前沈めたのが5機だからあと25は無傷...」

    エレン「あくまで噂だがな。」

    アルミン「なんでそんな大事なこt「言えるわけないだろ!」ビクッ

    エレン「士気が下がるとどうなるか知ってるだろ!トロスト区で見ただろ、あの時はピクシス指令がいたから良かったが...」

    アルミン「とりあえずジャンとミカサとフロックには言うからね。作戦を立てなきゃこの国は滅亡する」

    エレン「わかった。マリア内の調査兵団本部で会議をする。伝令を飛ばしといてくれ」

    アルミン「ああ」

    アルミン「エレン、この前のことは一旦水に流す。忘れたわけじゃないからね」

    エレン「ああ」
  3. 3 : : 2019/07/21(日) 14:32:08
    マガト「くそっ!ライナーとピークの回復はまだか⁉︎」

    副官1「しかし、車力は治癒能力が高くなく鎧は粉々にされたので...」

    マガト「そんなことはわかっている!しかしこの間に敵に攻撃されると困ると言っているんだ!」

    副官2「元帥!今全軍の上陸が完了したそうです。15個師団と飛行船、戦車800輌が用意できています!」

    マガト「15個師団?援軍の到着はまだか?」

    副官2「今台風が来ているので到着は明後日かと...」

    副官1「今この時に大敗は許されない!明後日の到着まで軍は動かさないぞ」

    副官3「とりあえず一個目の壁くらいはとったほうが...」

    副官1「その考えで攻めて負けたんだろ!」

    副官2「でもいつでも攻撃できる準備くらいはした方が」

    マガト「いや、全軍船に戻せ」

    副官1「戻すんですか?」

    副官2「それこそ船を沈められたら大損害です!」

    副官3「兵力も単純計算で20倍あります。わざわざ戻さなくても...」

    副官2「新たな兵器でも使うんですか?」

    副官3「新兵器は全部島に持ってきましたが?」

    マガト「あの巨大飛行船をここに来させろ命令した」

    副官2「あれを使うんですか⁉︎」

    副官1「確かに実戦に使用してませんが...」

    副官3「一度中東連合に非難されたから倉庫に置いてるやつですよね?」

    マガト「この前対巨人法を装備させた。これで地ならしも怖くない。」

    副官2「しかし...」

    副官1「あんなものを使えば世界中から猛烈な批判が来ます!いくらエルディア人相手だからって...」

    マガト「私は兵士の人命を尊重する、彼らはマーレの財産だからな。」

    副官1「最近ではヒィズル国がパラディ島に接近しているそうですが...」

    マガト「それがどうした?」

    副官2「ヒィズルはマーレより技術があります。しかし資源がない。」

    マガト「だからなんだ!」

    副官2「パラディ島には資源がありますので鬼に金棒の状態になるかもしれません。しかも100年前同盟国だった国同士です。甘くみてはいけません。」

    マガト「確かにそうだな」(2ヶ国相手か)
  4. 4 : : 2019/07/21(日) 23:11:26
    調査兵団本部

    エレン「壁の武装はどうなった?」

    ミカサ「新兵のみんなが頑張ってくれたからあと30分もすれば完了すると思う」

    エレン「そうか。フロック、駐屯兵団はどれくらい集められそうだ?」

    フロック「ピクシス指令の訃報をつたえたらみんな殺る気まんまんだったぞ」

    アルミン「憲兵団は上官が死んで混乱してる」

    エレン「そうか。確か海軍はこの前戦艦を作ったらしいな?」

    アルミン「進水式をしたばっかりだからまだ東の造船所に停泊してあるよ」

    フロック「2隻の戦艦が燃料満タンの状態である。しかもマーレが島に攻めてきたときの駆逐艦32隻もだ」

    ジャン「これだけあればマーレ海軍に一矢報いることができるぞ」

    エレン「飛行船は2機だけか」

    アルミン「キヨミ様の持ってきた飛行機もあるよ。爆撃用の爆弾も積んでるし」

    ミカサ「コニーはそういえばどこ?」

    ジャン「今はそうっとしといてやれ。サシャが死んでからあいつはちょっと変わった」

    アルミン「うん。エレンをずっと恨んでる。あいつの命令さえ聞かなければって言ってるよ」

    ミカサ「エレンは悪くない!エレンのおかげでみんな勝利することができた」

    ジャン「確かにそうだがあいつからしたら大事な人を亡くしたんだ。お前だってわかるだろ?」

    ミカサ「わかる。痛いほど」

    エレン「話を戻す。フロック、集められる兵力は今日だけでどのくらいだ?」

    フロック「憲兵団は上官が死んで混乱してるがまあ10万人くらいかな?」

    エレン「ジャン、お前は海軍司令官だ。5000人の兵と軍艦は全てお前の命令で動く」

    フロック「異論はない。絶対に降伏するな!」

    ジャン「お前に言われなくても!」

    エレン「上で待機させてる。さっさと行け」

    ジャン「じゃあな、みんな」

    みんな「頑張れよ‼︎」

    ジャン「またなミカサ!」

    ミカサ「?うん」

    エレン「次は空軍だ。誰がいいと思う?」

    アルミン「ミカサは?」

    フロック「いいんじゃないか?」

    エレン「じゃあそうしよう」

    ミカサ「わかった。引き受ける!」

    エレン「敵の飛行船と出くわした時にはすぐに連絡しろよ」

    ミカサ「もちろん!ところで兵士はどれくらい?」

    アルミン「1000人くらいかな?飛行船はそんなに乗れないしね」

    エレン「そうだな1000人くらいがちょうどいいな。この建物の裏に置いてある。1000人用意して飛び立て!」

    アルミン「駐屯兵団より調査兵団を中心にとってね。オニァンコポンはシガンシナ区にいるよ」

    ミカサ「了解した。みんなの武運を祈る。」

    アルミン「ありがとう。ミカサもね」

    ミカサ「じゃあ行ってくる」

    フロック「じゃあな」

    エレン「頑張れよ、ミカサ」
  5. 5 : : 2019/07/22(月) 00:27:28
    期待!
  6. 6 : : 2019/07/22(月) 07:48:31
    アルミン「イェレナはどこにいるの?」

    エレン「まだシガンシナ区だ」

    アルミン「彼女を放置しておくのは危険だ。ジークが復活する前にどこかに幽閉しておこう」

    フロック「そんなことをしたらジークは何をするかわからない」

    アルミン「安楽死計画が発動されるよりマシだ!実現してしまったらもう変えられない」

    エレン「イェレナは確かに危険だ。だが従うふりをしたら地ならしという史上最強の兵器が使える」

    アルミン「エレンは本当に地ならしを使う気なの?」

    エレン「どういうことだ?」

    アルミン「そのままの意味だよ。本当に世界を滅ぼす気なの?」

    エレン「ほかに方法があるか?もちろん最初は小規模だ。脅しとしてな。だが、2回目は全てを動かす」

    アルミン「世界は脅し程度では動かないよ」

    エレン「シガンシナ区の巨人数百体だけでも奴らの技術じゃ一年はかかる」

    フロック「その間に和平を結び平和にするんだ」

    エレン「一つの国として認めてもらえばこっちのものだ」

    フロック「これでエルディアが真の勝利を勝ち取ることができる」

    アルミン「それは地ならしに頼った場合だけだよね?発動できなかったら挑発して負けるよ。今度こそ」

    エレン「勝利のためには鬼にならないといけないときもある。しかしみんなのためを思ってのことだ」

    フロック「ところで陸軍の最高司令官は誰だ?」

    エレン「ピクシスやその配下の人たちもみんな死んだからな」

    アルミン「この壁の中はもうイェーガー派が仕切ってる」

    エレン「フロック、やってくれるか?」

    フロック「わかった。いいぞ」

    エレン「アルミンお前は総参謀長だ。お前のアイデアに期待してるぞ!」

    アルミン「わかった。じゃあフロック、いきなりだけど命令だ。一時間以内に敵が来ない場合偵察に行って」

    フロック「わかった」

    アルミン「敵が船の中にいたらジャンに連絡して撃破してもらって」

    フロック「ミカサは呼ばないのか?」

    アルミン「ミカサは敵が陸に上がってた時に呼んで爆撃してもらって」

    フロック「了解した」

    エレン「フロック、今すぐ軍のところまで行。」

    フロック「わかった。人員分けは立体起動部隊2万、歩兵5万、砲兵1万、壁上警備1万4000でいいか?」

    アルミン「うん完璧だよ。今敵が攻めて来るかもしれないから向こうで迅速に行動してね!」

    フロック「わかってる!」

    エレン「絶対に負けるなよ」

    フロック「ああ!」
  7. 7 : : 2019/07/22(月) 20:46:56
    一時間後

    フロック(攻撃どころか偵察部隊さえこない。変だがいちよう見に行くか)

    新兵1「フロックさん。アルミンさんから電話がきています!」

    フロック「わかった、変われ」

    アルミン「どう?せめてきた?」

    フロック「ネズミ一匹通らないぞ」

    アルミン「じゃあ偵察してきて。無線は忘れないように」

    フロック「わかった」

    フロック「おい、新兵1!今すぐ偵察に行く。調査兵団と駐屯兵団合わせて1000人呼んでこい」

    新兵1「了解しました!」

    〜10分後〜

    新兵1「集めました!」

    フロック「ご苦労。お前ら100人ごとの班になれ。

    全員「了解!」

    ガヤガヤ

    フロック「組めたか?」

    全員「はいっ!」

    フロック「敵を見つけたら信煙弾で連絡せずに伝令をよこせ!」

    全員「はっ!」

    フロック「行くぞ!心臓を捧げよ!」

    全員「おおー!」

    フロック(20キロは進んだがなんの連絡もないし遭遇もしない。変だな)

    兵士1「フロックさん!」

    フロック「どうした⁉︎」

    兵士1「敵の艦隊を発見しました!」

    フロック「どこから見える⁉︎」

    兵士1「そこの土手です。」

    フロック「今行く!」

    パカラッパカラッ

    フロック「なんだこれは...」

    兵士2「全部で67隻あります。おそらくマーレ海軍が集結しています」

    兵士3「上陸してくるそぶりはありません」

    フロック「ジャンに連絡しろ!敵を横から攻撃するんだ!」

    兵士2「了解しました!」

    フロック(しかしなぜ上陸してこないのか...)

    兵士1「フロックさん!敵の主砲が動いています!」

    フロック「なにっ⁉︎」

    ドドドドドドォ

    フロック「くそっ、バレたか。おいっ、射程圏内から離脱するぞ!」

    兵士「了解!」

    ドドドドドド

    フロック「荷物は全部置いて行け!全速で逃げろ!」

    兵士「はいっ」

    ゼエゼエ

    フロック「おい!これで全員か?」

    兵士1「イルザ班は全滅、グラス班は全員負傷!」

    フロック「点呼とるぞ!」

    1、2.........498.......653

    兵士2「全員です!」

    フロック「347人も失ったのか...」

    兵士1「ジャンさんから電報が来ました。タダイマ敵ト遭遇。コレヨリ交戦二ハイル。だそうです」

    フロック「俺たちは逃げて上陸してきた部隊を迎え撃つ!増援を呼べ!歩兵2万人だ!」

    新兵2「了解!」

    フロック「新兵1と兵士2、3は敵の偵察に行け!何かあったら知らせろ!」

    兵士2、3新兵1「はっ」






    戦艦

    ジャン(マーレ海軍の軍艦が67隻、こっちが34隻、戦艦は12隻対2隻か、分が悪いな)

    兵士1「ジャン司令官、攻撃準備整いました。」

    ジャン「敵は気づいてるか?」

    兵士2「陸への攻撃でこちらに気づいた気配はありません。今がチャンスです!」

    ジャン「ミカサに上空攻撃をしてほしいと連絡しといてくれ。敵戦艦を一つでも多く沈めるんだ!」

    兵士1「了解しました。」

    ジャン「よしっ、全艦砲撃開始ッ!」

    ドオン ドオン ドドドォ
  8. 8 : : 2019/07/23(火) 14:43:28
    マガト「なにっ、戦艦が奇襲攻撃を受けただと⁉︎」

    海軍長官「申し訳ございません。」

    マガト「被害は⁉︎」

    海軍長官「戦艦3隻と駆逐艦4隻で...沈んではいないのですが」

    マガト「どうした?」

    海軍長官「火災が広がり消火できなくなってしまいました...」

    マガト「7隻全部か⁉︎」

    海軍長官「はい。誠に申し訳ございません!」

    マガト「副官1ちょっとこい」

    副官1「はい」

    マガト「こいつをここから突き落とせ」

    海軍長官「げ、元帥...」

    副官1「了解しました。兵士1、扉を開けろ!」

    兵士1「わかりました」

    海軍長官「よせっ!やめろ!」

    マガト「死をもって償ってもらう。やれ!」

    海軍長官「貴様!私より下のくせに!」

    副官1「知るか。落ちろっ!」
    ドンッ

    海軍長官「助けてくれぇぇ!頼m」

    副官1「すみました」

    マガト「ありがとう。今日から君が海軍長官だ。頑張ってくれたまえ」

    副官1「はっ!」

    マガト「副官2、艦隊まであとどれくらいだ?」

    副官2「30分もあれば」

    マガト「そうか。」

    兵士1「元帥!」

    マガト「なんだ?」

    兵士1「我が軍の飛行船ではないものが2機こちらに来ます!」

    マガト「なんだと!おい!もう一度確認しろ!」

    兵士1「了解!」

    兵士1「やっぱり敵のです!」

    マガト「何機だ?」

    兵士2「飛行船2機に...羽のついたものが1機です!」

    マガト「ヒィズルがこの前開発した飛行機か!」

    副官1「ヒィズルに宣戦布告されてはいませんが?」

    マガト「100年前同盟国どうしだ。きっとヒィズルとは国交があったんだろう」

    副官2「まずいですね、今我が軍の飛行船はこれ1機です。」

    マガト「全速力で艦隊までむかえ!」

    兵士1「了解!」








    ミカサ「見えた。あれがマーレ軍の..」

    ルイーゼ「攻撃準備!」

    ミカサ「オニャンコポン、敵を上から攻撃できる?」

    オニャンコポン「やってみます!」

    ミカサ「ルイーゼ、上につけた瞬間に攻撃命令を出して!」

    ルイーゼ「わかりました」

    オニャンコポン「上につけました!」

    ルイーゼ「攻撃!」

    ドンッドンッ ドドドド

    兵士A「直撃しました!敵は火を吹いてます!」

    ミカサ「次弾装填でき次第撃って!」

    ルイーゼ「次弾装填!」

    兵士B「装填完了!」

    ルイーゼ「砲撃!」

    ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ

    兵士A「全弾命中!」

    オニャンコポン「敵が沈んでいきます!」

    ミカサ「次はエンジンを狙って!」

    ルイーゼ「了解!」

    ドカァーン

    ミカサ「今のは⁉︎」

    オニャンコポン「プロペラを一つやられました!」

    ミカサ「飛べるの?」

    オニャンコポン「全然大丈夫です!」

    ルイーゼ「さっさと狙え!」

    兵士A、B、C、DD「はっ!」

    ドォン

    兵士A「外した!」

    兵士B「俺もだ!C 、Dはどうだ?」

    兵士C、D「俺らもだ!」

    ルイーゼ「さっさと装填急げ!」

    兵士A、B 、C 、D「了解!」

    ミカサ「艦隊に着くまでに沈めないと」

    ルイーゼ「砲撃!」

    ドォン ドォン

    兵士A「当たりました!」

    兵士B「外した!」

    兵士C「外した!くそっ!」

    兵士D「当てました!」

    ルイーゼ「ミカサさん!墜落しています!」

    ミカサ「ルイーゼ、よく見て」

    ルイーゼ「え?」


    パラシュート


    ミカサ「逃げ出した奴がいる。しかも4人」

    ルイーゼ「機銃掃射で撃ち殺せ!」
    ダダダダダダダ







    マガト「敵にやられるとは...迂闊だったな」

    新海軍長官「全くです。しかしこの下には艦隊がありますからね」

    副官2「そうです!敵の飛行船なんて艦砲射撃で打ちをとしますよ!」ハハハ

    マガト「笑い事か!我々には今飛行船がないんだぞ!」

    副官2「我々に比べれば敵なんて足元にも及びません」

    新海軍長官「気をつけてください!銃で撃ってきます!」

    マガト「くそっ!」

    ダダダダダダダ










    マガト「見えたぞ!あの船に降りるぞ!」

    副官2「了解」

    新海軍長官「味方だぞー!」



    兵士達「マガト元帥だ!」「マットを用意しろ!」




    バサッ


    兵士「お怪我は?」

    マガト「大丈夫だ!」

    新海軍長官「今から俺が海軍長官だ。空から敵が攻めてくる。攻撃準備!」

    兵士「了解!」
  9. 9 : : 2019/07/24(水) 08:13:49
    兵士1「ジャン司令官、やりました!敵の軍艦7隻を航行不能にしました!」

    兵士2「しかもミカサさんの飛行船まで到着しました!」

    兵士3「陸軍2万人も到着したようです!」

    兵士2「敵に飛行船はありません!今です。攻撃命令を!」

    ジャン「ああ、手前の戦艦を沈めるぞ!攻撃開始!」

    ドォォォォン

    兵士2「直撃しました!」

    ジャン「ミカサに連絡しろ、持っている爆弾を全て落とせと!」

    兵士4「了解!」


    兵士4「すいません、今から持っている爆弾を全て落としてください。」


    ルイーゼ「了解した」

    ルイーゼ「ミカサさん、今から爆弾を落とします。」

    ミカサ「だれの命令で?」

    ルイーゼ「海軍です」

    ミカサ「わかった」

    ルイーゼ「兵士A、B、C、D動け!爆弾落とすぞ!」

    兵士「了解!」

    ルイーゼ「戦艦が見えたぞ、さっさと扉を開けて!」

    兵士「やってますって」

    ルイーゼ「開いたね...今だ!落とせ!」

    兵士「はいっ!」

    ヒュー ドゴァォォン

    兵士A「直撃しました、戦艦2隻と巡洋艦3隻に当たってます!」

    ルイーゼ「空になるまで落とし続けて!」

    兵士「はっ!」


    兵士1「当たってます!空軍の爆撃が!」

    ジャン「こっちも続けて艦砲射撃だ!」

    兵士3「了解!」

    兵士5「司令官!向こうのt」
    ズガァァァン ドォォォ

    ジャン「どうした⁉︎」

    兵士3「敵の弾に当たりました!そこまでの被害はありません!」

    ジャン「くそっ、お前ら!総攻撃だ!」

    ダダダダダ

    兵士2「司令官、敵が全艦でこちらに向かってきます。」

    兵士1「駆逐艦が左舷から突っ込んできます!」

    ジャン「うろたえるな、銃塔を出して焼き払え」
    ドォン ドォン

    兵士2「流石に沈めれません!」

    ジャン「逃げるぞ!反転しろ!」

    兵士6「前方から戦艦も突っ込んできます!」

    ジャン「なんだと⁉︎」

    ドゴァォォン

    兵士2「第2艦橋が吹っ飛びました!」

    ジャン「俺たちも撃て!」

    兵士1「やってます!」

    ゴガゴゴォォ

    ジャン「今度はなんだ⁉︎」

    兵士1「駆逐艦に体当たりされました!」

    ジャン「はぁぁ?」

    兵士3「側面に大穴が空きました!」

    ジャン「沈めろ!何としてもだ!」

    兵士5「戦艦が横に来ました!」

    ジャン「嘘だろ⁉︎」



    ドォン!



    ミカサ「我が軍が劣勢になってる...オニャンコポンあとどれくらい飛べる?」

    オニャンコポン「5時間くらいですね」

    ミカサ「わかった、ありがとう」

    ルイーゼ「敵には空軍が今ありません、劣勢になることはないかと、」

    ミカサ「だといいけど...」

    ルイーゼ「ところでミカサさん」

    ミカサ「なに?」

    ルイーゼ「5キロくらいのところにある雲、飛行船みたいな形ですね」

    ミカサ「そうね」

    オニャンコポン「あんなサイズの飛行船なんかあったら怖いよ笑」

    ルイーゼ「ですよね」



    空軍長官「マガト元帥!」

    マガト「なんだ」

    空軍長官「明日から台風なので増援が遅れます!」

    マガト「聞いている」

    空軍長官「その代わり巨大飛行船だけこっちに送りました!」

    マガト「本当か!」

    空軍長官「はい、敵はまだ気づいていません!」

    マガト「よしっ!今すぐそれに乗せろ!」

    空軍長官「了解です、ハシゴを用意します!」
  10. 10 : : 2019/07/24(水) 12:11:56
    マガト「私も乗るのは初めてだがこのサイズとは...」

    空軍長官「全長約2000メートル、幅約230メートルの飛行船です。」

    副官2「まさに空飛ぶ城だ...」

    空軍長官「対空法が20門、対巨人砲が18門あり機関銃は70機装備しています」

    副官2「そんなに⁉︎」

    空軍長官「さらに一撃で敵飛行船を撃ち落とせる長距離砲を装備しています」

    マガト「沈みはしないのか?」

    空軍長官「体当たりなどされない限り沈むことはないかと」

    マガト「そうか、何人乗れるんだ?」

    空軍長官「800人から900人です」

    マガト「30分後に出撃だ。敵飛行船2機と飛行機を撃墜する!」

    空軍長官「出撃用意!」




    ミカサ「あの雲ずっとあそこで止まってる」

    ルイーゼ「なんででしょうね」

    オニァンコポン「あれ飛行船じゃないですか?」

    ルイーゼ「2キロ近い飛行船なんてあるわけが」

    オニャンコポン「マーレだったらありえますよ」

    ミカサ「とりあえず今は爆撃を続けて」

    ルイーゼ「はい」




    30分後



    空軍長官「準備できました!」

    マガト「よし、出撃!」

    ゴゴゴゴゴ

    ルイーゼ「あの雲飛行船です!」

    ミカサ「やはり!」

    ルイーゼ「オニャンコポン逃げて!」

    オニャンコポン「はいっ」

    長距離砲 ウィーン
    ドォーン

    ドガァァァァン


    ゴォォォ



    兵士A「まさか一撃で...」

    ルイーゼ「二番艦直撃弾受け爆発!」

    兵士E「こっちに砲が旋回してます!」

    ミカサ「オニァンコポン、上に!」

    シュッ

    ドガァァン

    兵士D「危なっ!」

    兵士B「くそっ、あの飛行船には俺の親友が...」

    ミカサ「ルイーゼ、後尾にいるスルマ訓練兵を呼んできて」

    ルイーゼ「了解」


    スルマ「何ですか?」

    ミカサ「あなた立体起動の技術はあるらしいわね」

    スルマ「いちようトップでした。」

    ミカサ「この船の対空兵装だとあれには手も足も出ない」

    スルマ「そうですね」

    ミカサ「だから立体起動で飛び移って内側から破壊する」

    スルマ「本気ですか⁉︎」

    ルイーゼ「死にますよ⁉︎」

    ミカサ「あれが浮いてたら何千人もが命を落とす」

    スルマ「やりましょう!」

    ルイーゼ「しかし、あなたはエルディアに必要な人です!」

    ミカサ「あれを落とさないとエルディアに未来はない、怖いのならついてこなくていい」

    ルイーゼ「...行きます!」

    ミカサ「オニァンコポン、近くまでつけて」

    オニャンコポン「対空砲火が激しいですがやってみます」

    ヒュン ヒュン ヒュン ダダダダ

    オニャンコポン「これが限界です!」

    ミカサ「十分近い、行くわよ」

    スルルイ「はっ!」

    パシュッ

    シュッ

    ルイーゼ「あそこにハッチがあります!」

    ミカサ「行くわよ!」



    マガト「なにッ、飛び移られた!?」

    副官2「すいません!」

    マガト「銃塔を出して撃ち殺せ!」



    ダダダダダダ

    ミカサ「撃ってきた!」

    ルイーゼ「ミカサさん!向こうに大砲が!」

    スルマ「対空砲です!取りましょう!」

    ダダダダ

    ミカサ「行くわよ!」

    ガチャ

    兵士1「エルディア人!」

    バンッ

    ミカサ「こいつを外に!」

    スルマ「はいっ!」
    ズルズル

    ミカサ「これどうやるの?」

    ルイーゼ「わかりません」

    スルマ「叩けば動きます!」
    ダンッ

    ウィーン バシュッ

    ドォーン

    ルイーゼ「火を吹きました!」


    マガト「なにをてこづってるんだ!」

    兵士2「銃じゃ敵いません」

    マガト「貸せっ!」

    ダダダダ


    ウィーンドォォォン

    マガト「くそっ!」

    副官2「マガト体調!お怪我は⁉︎」

    マガト「ないッ行くぞ!」

    副官2「どこへ?」

    マガト「対巨人砲だ!」

    副官2「強力すぎます!」

    マガト「知るかッ!」


    ガシャ

    マガト「あそこか!」
    ウィーン ドォーン



    ミカサ「装甲がっ!」


    マガト「敵も丸裸だ。もう一発!」

    パシュッ














    その音が聞こえた瞬間副官の首が飛んだ

    マガト「なんだ!?」

    スルマ「どうも」

    マガト「エルディア人が!」ダダダダ

    スルマ「うおっ!」

    ミカサ「今のうちに逃げよう!」

    ルイーゼ「はい!」

    マガト「くそっ!一旦逃げる」

    兵士2「敵は23番砲塔に逃げました!」

    マガト「袋の鼠だ、青酸ガスを使え!」

    兵士2「了解!」
  11. 11 : : 2019/07/25(木) 01:43:25
    シュー



    ミカサ「何の音?」

    ルイーゼ「この匂い...ガスです!早く上に」

    ミカサ「入口が閉められてる」

    ルイーゼ「何で...スルマ!助けて!」

    ミカサ「スルマー!助けて!」

    スルマ「どこだ?」

    ルイーゼ「スルマー!スルマ!」

    ミカサ「スルマー!」

    スルマ「あそこか!」パシュッ

    ルイーゼ「スルマ!」

    スルマ「もう大丈夫です!」ガチャ

    ミカサ「助かった、ありがとう」

    ルイーゼ「ありがとう」

    スルマ「いえ、エンジンに行きましょう!」

    ミカサ「一番後ろに大きいのがある、そこが多分メインエンジン」

    ルイーゼ「あそこから入れそうです!」

    ミカサ「1、2、の!」

    全員「3!」

    タタタタ

    マガト「奴らも死んだだろ」

    副官3「さっきの砲撃で後ろが火を吹いてます!」

    マガト「お前と兵士2で消しに行け!」

    副官3「了解!兵士2行くぞ!」

    兵士2「はっ!」

    空軍長官「愚かな奴らだ、たかが少しの傷でこの船は沈まんよ」ハハハ


    スルマ「すごいでかい」

    ミカサ「このタービンを回して動いているのね」

    ルイーゼ「そこの鉄パイプで片っ端から破壊しましょう!」

    ミカサ「ええ!」

    スルマ「オラァァ!」

    バキッ ドゴッ ボコッ バキバキ


    舵手「元帥!来てください」

    マガト「うろたえるな!」

    舵手「出力が落ちてます。これではこれまでの速度で動けません!」

    マガト「整備班を送れ!」

    舵手「了解!おい!兵士3、整備班を後尾に!」

    兵士3「はい!」


    ミカサ「爆弾はある?」

    ルイーゼ「4つなら」

    ミカサ「2つここに投げ込んで!」

    ルイーゼ「そこタービンですよ⁉︎」

    ミカサ「いいから!」

    ルイーゼ「わかりました!」ポイッ

    ドゴォォォンズゴォォ

    兵士5「メインエンジンが火を吹いてます!」

    マガト「なにっ⁉︎」

    兵士3「他に燃え移ったら危険だ!」

    マガト「さっさと整備班を向かわせろ!」

    舵手「今向かわせてます!」


    タタタタ

    整備班「ここの扉を出たらすぐだ!」
    ガチャ

    スルマ「敵が来たぞ!」

    整備班「エルディア!行きてたのか」

    ミカサ「死んで」ジャキン

    整備班「逃げろ!」

    スルマ「逃すか!」パンッバンッ

    整備兵1、2「うっ!」

    整備兵3「うわぁ!」

    整備兵4「走れ!」

    ミカサ「不毛」ジャキ

    整備兵4「うおっ」グサっ

    整備兵3「助けてくれ!」

    兵士「どうした?」

    整備兵3「飛び移ってきた奴らがまだ生きてやがった!」

    兵士「なんだと!?お前はこの部屋にいろ!増援を呼んでくる」

    整備兵3「わかりました!」

    スルマ「敵にバレたぞ!」

    ルイーゼ「この廊下を真っ直ぐ行っても敵に見つかる、上に行こう!」

    ミカサ「ええ、3階層まで登ったらヘリウムタンクを破壊しよう」

    ルイーゼ「了解!」

    スルマ「このハシゴです!」

    ミカサ「早く登ろう、火が来ている」


    マガト「敵がまだ生きていただと⁉︎」

    兵士「はい!エンジンも奴らの仕業です!」

    マガト「エンジンは直りそうか?」

    兵士「あれは修復不可能かと...」

    マガト「おい舵手!メインエンジンを切り離せ!」

    舵手「す、捨てるんですか⁉︎」

    マガト「騒ぐな、九つのエンジンの一つくらいなんだ!100人を後尾に向かわせろ!」

    兵士「生け捕りですか?」

    マガト「歯向かう者は容赦なく射殺しろ!」

    兵士「了解!」

    タッタッタ

    砲撃手「元帥!」

    マガト「なんだ!」

    砲撃手「敵飛行船から続々と兵士が飛び移ってきます!」

    マガト「なんだと⁉︎」

    砲撃手「敵は50人くらいです!」

    マガト「銃塔で撃ち殺せ!」


    ヒュンヒュンヒュンヒュン

    コニー「シガンシナの仇だ!こいつらを殺せ!」

    兵士「おおー!」

    マーレ兵「くそっ、敵が多いぞ」

    マーレ兵「兵を総動員しろ!なんとしてもくいとめろ!」

    コニー「後ろがガラ空きだ!」バンッ

    マーレ兵「うっ」チーン

    コニー「この砲台を制圧しろ!」

    兵士「了解!」

    マーレ兵「対空砲が!おい、なにをしてる。早く動け!」
    バンッ

    マーレ兵「うっ」

    兵士「ここも制圧しました!」

    ダダダダダダ

    コニー「うおっ」パシュッ

    兵士「うわっ!」バタッ

    空軍長官「この虫ケラどもが!」ダダダ


    コニー「向こうに隠れろ!」

    兵士 チーン

    コニー「50人全員、俺以外...死んだのか?」

    空軍長官「最後の一人だ!絶対逃すな!」

    マーレ兵「はい!」ダダダダダ
  12. 12 : : 2019/07/25(木) 07:39:28
    エレン「体は大丈夫か?ジーク」

    ジーク「あと背骨を修復すれば大丈夫だ」

    エレン「そうか...なあ」

    ジーク「なんだ?」

    エレン「安楽死計画はやめないか?」

    ジーク「...なにを言ってる?」

    エレン「安楽死計画なんかしても俺たちは幸せじゃない」

    ジーク「この前は賛同してただろ⁉︎」

    エレン「お前をこの島に連れてくる為にな」

    ジーク「じゃあ他に策があるのか?ないだろ⁉︎」

    エレン「なあジーク、お前は見失ってるが過去と同じ事をやればいいんだ」

    ジーク「は?」

    エレン「もう一度、世界の覇者になるんだ」

    ジーク「できるわけが...」

    エレン「あいにく話す時間は充分にある。じっくり話そう」




    ジャン「うっうう...!生きてるのか...?」

    兵士5「司令...官!」

    ジャン「主砲の直撃を食らったよな?」

    兵士5「ええ、主砲の弾薬庫と...艦橋の一つ下の部屋に直撃しました...その影響で副砲が吹き飛びました」

    ジャン「そのあとは?」

    兵士5「2番艦が敵に同じことをし敵を沈めました」

    ジャン「この船は沈まないのか?」

    兵士6「司令官!ご無事で!」

    ジャン「ああ」

    兵士5「沈みはしませんが...修復しない限り主砲と副砲は使えません」

    ジャン「敵海軍はどこだ?」

    兵士5「一旦引いていきました!」

    ジャン「俺たちも造船所まで動かすぞ」

    兵士5「了解」
  13. 13 : : 2019/07/27(土) 00:00:02
    ミカサ「ここからタンクが全部見える」

    ルイーゼ「大きいですね」

    ミカサ「一番大きいタンクに爆弾を落としてきて」

    ルイーゼ「了解」

    ミカサ「スルマは私たちの援護を!」

    スルマ「任せてください!」

    ミカサ「片っ端から切り裂く」ジャキン
    パシュッ


    コニー「くそっ、あいつらずっと撃ってきやがる」

    空軍長官「打ち方やめー!」

    兵士「は!」

    コニー「打つのをやめたか、どうせ出てきたら打つつもりだろ」

    空軍長官「出てきた瞬間に打て!」

    兵士「了解!」

    コニー「足元が蜂の巣だ」
    メキ...メキメキ...メキメキメキ

    コニー「え?」
    バキッ

    コニー「うおっ!」ガッシャーン

    スルマ「マーレが!」

    ミカサ「待って!」

    スルマ「え?」

    ミカサ「味方よ」

    コニー「味方に銃を向けるな」

    スルマ「あの時の...失礼しました!」

    ミカサ「どうしてここに?」

    コニー「お前らの援護に来たんだが...俺以外全滅した」

    ミカサ「コニー、その手に持ってるのは?」

    コニー「雷槍だが?」

    ミカサ「コニー、あなたのことを始めて尊敬した」

    コニー「褒めてんのか?それ」

    ミカサ「ええ」

    ルイーゼ「コニー、そこのタンクに雷槍を打って!」

    コニー「おう!」パシュッ パキン

    ドォォォン


    マガト「なんだ⁉︎どうした!」

    舵手「浮力が落ちています。これでは墜落する危険が!」

    マガト「なに⁉︎早く敵を捕らえろ!」

    舵手「兵士5!アナウンスで伝えろ!もし敵を捕らえたら2階級特進だと!」

    兵士5「了解!」

    マガト「奴らめ!この船を沈める気だな」

    兵士4「空軍長官から電報が!飛び移ってきた兵士を全員殺したそうです!」

    マガト「そうか」

    舵手「元帥!このままだと敵飛行船に特攻されたら確実に落ちます!」

    マガト「敵飛行船はどこにいる?」

    舵手「雲に入ったとき見失いました」

    兵士6「発見しました!」

    マガト「どこだ⁉︎」

    兵士6「5キロ先から側面に全速で突っ込んできます!」

    マガト「撃墜しろ!なんとしても!」


    ミカサ「これって...」

    ルイーゼ「飛行船の中に飛行船の格納庫があるなんて...」

    スルマ「これを破壊している時間はありません。早く燃料タンクを!」

    マーレ兵1「いたぞ!あそこだ!」

    ダダダダ

    コニー「走るぞ!」

    スルマ「燃料タンクはすぐそこだ!俺が囮になる早く行け!」

    ルイーゼ「私も応戦する!ミカサさん!あとはお願いします。」

    ミカサ「ええ、絶対生きて帰ってね」

    ルイーゼ「もちろんです!」

    スルマ「こっちだ!マーレのウスノロ!」

    マーレ兵2「3階だ!梯子を登れ!」

    ルイーゼ「そんなんじゃ追い付けないわよ!」


  14. 14 : : 2019/07/28(日) 10:29:22
    これからちょっと忙しくなるので投稿ができなくなります。すいません
  15. 15 : : 2019/07/30(火) 23:24:14
    ルイーゼ「ここが飛行船のてっぺんね」

    スルマ「狭いですね」

    ルイーゼ「大砲と機関銃があるわ」

    スルマ「この砲は動かしやすいですね、機関銃は...弾が入ってる!」

    ルイーゼ「わたしは下から登ってくる敵を殺すから!」

    スルマ「頼みます!俺はこの船を沈めます!」

    マーレ兵「敵は上だぞ!」「登って殺してこい!」「打て!」

    スルマ「うるせえな...あのエンジンを狙うか」

    ドォン! ドガァァン

    マーレ兵「うおっ!」「傾いてるぞ!」
    「ヘリウムのバルプをいじってこい!」
    「マガト元帥に連絡を!」

    ルイーゼ「死ね!マーレ!」ダダダダ

    マーレ兵「なにっ!」

    スルマ「傾いてる!今度はさっきヘリウムタンクがあったところを」

    ドォン! プシューーーーー

    スルマ「ヘリウムが抜けてる!」

    マーレ兵「急になんだ⁉︎」「落ちるー助けて!」「くそなんだこれは!?」



    ガタン
    ミカサ「スルマ達がやったのね」

    コニー「10分後にオニャンコポンがこの船に体当たりする。それまでに破壊するぞ」

    ミカサ「体当たりした後は?」

    コニー「4人で飛び移って帰還だ」

    ミカサ「できるといいけど」

    コニー「見えたぞ、タンク...だ...」

    ミカサ「大きい、これがこの船の心臓」

    コニー「燃料タンクに通じてるパイプから爆弾を流す、そのまま投げ入れたら死んじまう」

    ミカサ「そうしよう」

    コニー「この管か、ミカサ爆弾は?」

    ミカサ「用意できてる」

    コニー1、2の3で入れるぞ!」

    ミカサ「1」

    コニー「2の!」

    ミカコニー「3!」

    コニー「走れ!」

    ミカサ「立体起動でいく!」パシュッ

    コニー「待ってくれ!」パシュッ

    コチコチ



    ドカァァァン‼︎‼︎

    コニー「うおっ!」

    ミカサ「ううっ!」


    コニー「いてて、大丈夫か?」

    ミカサ「ええ、背中を打ったけど大丈夫。それより火が来るから」

    コニー「ハシゴで上に行くぞ!」


    マガト「なんなんだ、さっきから!」

    舵手「エンジンと燃料タンクを爆破されました!」

    マガト「なんだと⁉︎」

    兵士4「高度がどんどん落ちています!」

    空軍長官「ほかのエンジンを全力で回転させろ!」

    兵士5「ダメです!どのエンジンも使い物になりません!」

    兵士6「敵飛行船とあと1分ほどでぶつかります!」

    マガト「脱出!いますぐ格納庫の天井を開けろ!」

    舵手「逃げるんですか⁉︎」

    マガト「そうだ!ここにいてももう助からない!」

    舵手「了解!」

    空軍長官「ここにいるものは全員格納庫まで走れ!」

    全員「了解!」



    スルマ「ミカサさん達が上手くやったのか!」

    ルイーゼ「下の敵は全員殺したわよ!」

    スルマ「どうやって⁉︎」

    ルイーゼ「みんな勝手に落ちていった」

    スルマ「そうなんだ」

    ミカサ「ルイーゼ!いますぐ降りてきて!」

    ルイーゼ「了解です!」

    コニー「急で悪いが今から突っ込んでくる飛行船に飛び移るぞ!」

    スルマ「ええっ!」

    ミカサ「チャンスを逃したら死ぬわよ」

    ルイーゼ「了解!」

    コニー「後10秒!」

    飛行船「」ゴゴゴ

    コニー「5秒!」

    ミカサ「4」

    ルイーゼ「3」

    スルマ「2」

    全員「1!」

    パシュッ!

    ドゴォォン

    マーレ兵「なんだ⁉︎」「体当たりしてきたぞ」「もうダメだ...」

    ミカサ「飛び移れた」

    コニー「船内に入るぞ」

    ガチャ

    オニャンコポン「大丈夫ですか⁉︎」

    ミカサ「ええ、心配ない」

    ルイーゼ「元気ですよ」

    スルマ「あの飛行船が沈むのも時間の問題ですね」

    オニャンコポン「ああ、これでマーレの戦意喪失に繋がればいいが..」

    コニー「今日は祝いだ!」
  16. 16 : : 2019/08/02(金) 23:02:35
    ドガォォォン




    マガト「くそっ!奴らもう突っ込んだか」

    空軍長官「元帥、あそこの梯子を登ればすぐです!」

    兵士5「味方の兵士が格納庫めがけて走ってきます!」

    舵手「こっちに来る兵士は皆殺しにしろ!」

    兵士5、6「了解!」

    ダダダダ

    マーレ兵「ううっ!」バタッバタッ

    空軍長官「早く登ってください!」

    マガト「わかってる!」

    ドガァァン!

    舵手「燃料の予備に引火したか」

    空軍長官「うわっ!落ちる!」

    兵士4「離してください!」

    空軍長官「落ちそうなんだ!」

    兵士4「離せ、ウスノロ!」

    空軍長官「貴様上官に向かって!お、落ちる!」

    兵士4「離せ!」バンッ

    空軍長官「なっ」

    ヒューー

    グチャッ

    マガト「早くしろ!墜落するぞ!」
  17. 17 : : 2019/08/06(火) 09:05:52
    舵手「元帥!全員乗り込みました!」

    マガト「よしっ!離脱しろ!」

    舵手「了解!」

    マーレ兵「おい、乗せてくれ!」

    空軍長官「機関銃で撃ち殺せ!」
    ダダダダダ

    マーレ兵「あいつら打ってきやがった!」「死ね!」「くそー!くたばれ!」

    マガト「早く飛び立て!」

    ゴゴゴ

    舵手「完全に離脱できました!」

    マガト「よし。そのまま艦隊の方へ」

    舵手「了解」


    コニー「そういえばジャンたちはどうなった?」

    ミカサ「敵の戦艦7隻を沈めたらしい」

    コニー「そうか!空でも海でも勝ってるぞ!」

    兵士達「おおー!」「エルディア帝国は不滅だ。」「新生エルディア帝国万歳!」

    ルイーゼ「ミカサさん!電話が」

    ミカサ「わかった、変わろう」

    ルイーゼ「フロック司令官からです」

    ミカサ「フロック?」

    フロック「助けてくれ!敵が上陸してきた。小規模の軍だが俺たちより多い。頼む!」

    ミカサ「オニャンコポン、援軍に行ける?」

    オニャンコポン「これ以上飛んだら燃料切れになります!」

    ミカサ「フロックごめん。わたし達はいけない」

    フロック「わかった。ジャンに頼んでみるか」

    ミカサ「ごめん」

    フロック「いや、いいんだ」

    フロック「敵の数はどれくらいだ?」

    兵士1「5万人くらいです」

    フロック「高台を取れ!大砲を上に配置して仮設の要塞を作れ!」

    兵士1「了解!」

    フロック「兵士2!騎馬隊を集めておけ!」

    兵士2「はっ!」

    兵士3「敵との距離は5キロです!」

    フロック「まだ打つな。要塞の準備ができたら攻撃を開始しろ!」

    兵士3「了解!」
  18. 18 : : 2019/08/10(土) 10:46:13
    マガト「全軍上陸させろ!急げ」

    参謀1「了解」

    マガト「援軍が到着するまで軍は動かすな!明後日30万人の増援が来る」

    参謀2「重戦車なども下ろしますか?」

    マガト「ああ、全兵力で島を攻める準備をしとけ!」

    参謀2「了解」

    マガト「同盟国に援護を呼びかけろ!なんとしてもあの島を潰す!」

    兵士1「はっ!」

    兵士2「元帥!」

    マガト「なんだ?」

    兵士2「ヒィズル国が...我が国に、宣戦布告を!」

    マガト「くそ、あの東洋の豚め!」

    兵士3「スラバ要塞のある半島にヒィズル28個師団が上陸してきました!」

    マガト「援軍をよこすな!向こうを全兵力で防衛しろ!」

    兵士3「はっ!」

    マガト「飛行船を10機こっちに回せ!
    敵陸軍を3日で壊滅させる!」

    参謀2「台風が来ています!ここで飛行船を飛ばすのは!」

    マガト「台風の上を通れば風の影響は受けない!」

    参謀1「それなら3時間で到着しますが」

    参謀2「無茶です!墜落したら戦力を失います!」

    マガト「ここで負ければ国を失う!」

    参謀2「...わかりました、国に伝えます」

    マガト「ヒィズルは海軍が強かったな?」

    参謀3「現時点で世界第2位の海軍を持っています。航空機も我らより優れた物を持っており実戦投入されたとの噂も」

    マガト「対空砲で対処するしかない。とりあえず今はパラディ島を制圧することを考えろ」

    参謀3「はっ!」

  19. 19 : : 2019/08/15(木) 00:58:21
    ゴゴゴ



    ジャン「お、ミカサの飛行船か」

    兵士6「司令官!港に着港しました。」

    ジャン「そうか。船の修理を急げ」

    兵士6「了解!」

    兵士5「司令官!戦死者および戦傷者の人数がわかりました」

    ジャン「そうか...何人だった?」

    兵士5「戦死560名、戦傷1350名です。」

    ジャン「そうか。葬式の準備を港の近くにいる兵にやらせろ」

    兵士5「はっ!」

    ジャン「俺はミカサ達に会ってくる。多分発着場に降りるはずだ」

    兵士5「わかりました」

    ジャン「誰か馬車を呼んでくれ」

    新兵1「はい!」

    ジャン「ありがとう」

    〜5分後〜

    新兵1「馬車が来ました!」

    ジャン「ありがとう。新兵」

    ジャン「発着場まで急いでくれ」

    運転手「わかりました」

    パカラッパカラッ

    運転手「着きましたよ、お客さん」

    ジャン「釣りはいらん!持ってけ」

    運転手「!ありがとうございます」

    ジャン「いいんだ、ただ今からまた使わせてもらうぞ」



    ミカサ「ルイーゼ、立体起動の手入れをして」

    ルイーゼ「はい」

    ミカサ「オニャンコポン、燃料を入れといて」

    オニァンコポン「了解です!」

    ミカサ「スルマ、船内の弾薬補給を」

    スルマ「了解」

    ジャン「ミカサ!」

    ミカサ「なんでここに?」

    ジャン「船が着いたから会いに来た」

    ミカサ「あなたはそんなことのために仕事を放棄しない」

    ジャン「よくわかったな」

    ミカサ「本当の理由は?」

    ジャン「エレンの真意を確かめに行く」

    ミカサ「エレンがどこにいるかわかるの?」

    ジャン「多分ジークの病室だ」

    ミカサ「行こう!」

    ジャン「焦るな、馬車がある」

    ジャン「おーい、シガンシナ区まで!」

    運転手「わかったよ」

    ミカサ「ジャン、エレンの真意はなんだと思う?」

    ジャン「多分安楽死計画じゃなくて多分...なんでもない」

    ミカサ「?なに」

    ジャン「アルミンの言ったとうり自分で聞いた方がいい、全てを」

    ミカサ「わかった」

    〜30分後〜

    ジャン「あと一時間くらいか」

    ミカサ「暇ね」

    ジャン「俺たちは本当にいつ死ぬかわからない。だから...」

    ミカサ「だから?」

    ジャン「今ここで言う!ミカサ!好きだ、俺と付き合ってくれ!」

    ミカサ「唐突で雰囲気もなにもないわね」クスッ

    ジャン「いいか?」

    ミカサ「ごめんなさい」

    ジャン「そうか、やっぱり...エレンか?」

    ミカサ「ええ、なにがあっても」

    ジャン「羨ましいぜ」

    ミカサ「あなたも友達としては好きだから」

    ジャン「ありがとう」

    運転手「兄ちゃん、失恋は辛いだろうが頑張っていいとこ見せてもう一回アッタクしろ」ボソッ

    ジャン「わかりました。」
  20. 20 : : 2019/08/30(金) 10:31:25
    運転手「ついたぜ、ダンナ!」

    ジャン「ああ、ありがとう」

    ミカサ「ありがとう」

    運転手「じゃあ元気でな!」

    ジャン「あそこにいると思うぞ」

    スタスタ

    兵士「ここはイェーガー派の占拠してる建物だ!勝手に入るな」

    ジャン「お前らの上官で海軍司令だが?」

    兵士「失礼ながら身分証は?」

    ジャン「この勲章を見てから言え」

    兵士「失礼しました!どうぞお入りください!」

    ミカサ「すんなり入れたわね」

    ジャン「多分3階の特別病室だ。行くぞ」

    ミカサ「こっちに階段が」

    ジャン「ああ、ここから「久しぶりですね」

    ジャン「誰だ!」

    イェレナ「シガンシナの英雄の皆さん、ここから先にお入れすることはできません」

    ジャン「イェレナ!」

    ミカサ「エレンに会いに来た。あなたに用はない」

    イェレナ「あと1時間もすればジークの体は完全に回復し始祖の力を使えます」

    ジャン「安楽死計画なんかやめろ!そんなことをしてなんになる!」

    イェレナ「ジークも昔同じことを言っていました。ですが私の叔父クサヴァーと話して考えが変わったのです。」

    ミカサ「...誰?」

    イェレナ「叔父の偉大なる思想をジークは引き継いだのです。そしてその夢がもうすぐ実現します。...私たちの...」

    ジャン「お前たちが洗脳したのか⁉︎ジークとエレンを!」

    イェレナ「洗脳ではなく説得ですよ。彼らは他と違いすぐに聞きました。」

    ジャン「お前!エルディア人を根絶させてなにが望みだ⁉︎」

    イェレナ「根絶ではなく救いです。みんな害虫や化け物は駆除しますよね?それと同じです」

    ジャン「俺たちが害虫だと⁉︎」

    イェレナ「違いますか?注射で化け物になる人種です。世界からしたら脅威ですよ」

    ミカサ「どきなさい。さもなくば首をはねる」

    イェレナ「そこには氷瀑石のガラスが貼ってあります。その剣では傷もつきません」

    ミカサ「このアマ!」

    ジャキン バシュッ


    キーン

    イェレナ「ね?さてと歴史的瞬間に立ち会うので私はこれで」






    ミカサ「どうすれば⁉︎」

    ジャン「方法があるぞ」

    ミカサ「なに?」

    ジャン「これだ」

    ミカサ「雷槍でも多分あれは破壊できない」

    ジャン「天井は出来るだろ?」

    ミカサ「そうゆうこと」

    ジャン「打ったら全力で走るぞ!」

    ミカサ「ええ」

    ガシャ

    ジャンミカ「せーの」

    ドンッ

    どおぉぉおおぉん

    イェレナ「なんだ⁉︎」

    兵士「なにかが爆発したのかもしれません!」

    イェレナ「すぐ消せ!」

    兵士「了解!」




    エレン「ジーク、体は治ったか?」

    ジーク「もうすぐだ、エレン。治ったら俺に手を当てろ」

    エレン「ああ兄さん」

    バタンッ

    イェレナ「間に合った!」

    ジーク「イェレナか、もうすぐだぞ」

    イェレナ「はい!この歴史的瞬間をどれほど待ちわびたことか」

    ドォォォン

    ジャン「どうも」

    イェレナ「貴様!」

    ミカサ「イェレナ!」ジャキン パシュッ

    イェレナ「くっ!」バンッ

    ミカサ「遅い!」バキッ

    ミカサ「切れない⁉︎」

    イェレナ「防刃チョッキだ!」バンッバンッ

    ミカサ「くっ!」ビシッ

    イェレナ「死んでもらう!」

    エレン「待て」

    イェレナ「?」

    エレン「俺にやらせろ」

    イェレナ「どうぞ」

    エレン「ジャン、雷槍を」

    ジャン「お前!」

    バゴッ

    エレン「貸せ」

    ジャン「ううッ」ガチャリ

    エレン「ずっとお前が嫌いだった、ミカサ」

    ミカサ「ううう...エレン...どうして」

    エレン「じゃあな!.............イェレナ」

    イェレナ「え?」

    バシィ!

    イェレナ「グフッ!」

    カチャン

    イェレナ「寄せ!」

    ドゴォォォォン
  21. 21 : : 2019/08/30(金) 23:26:28
    ジャン「3階から吹っ飛んで落ちたから即死だろ」

    ジーク「...なにをしてる?エレン!」

    エレン「悪いな、兄さん」

    ジーク「安楽死計画は⁉︎」

    エレン「あんたらの計画に付き合わされてたまるか」

    ジーク「エルディア人を根絶しないとこの悪夢は終わらないんだぞ!」

    エレン「だから何百万もの人間を殺すのか?小さな子から年寄りまでみんなが巻き込まれるんだぞ!」

    ジーク「だがそれで数千万もの人間が助かるかもしれない。過去の過ちを正すのはこの方法しかないんだぞ」

    ジャン「ジークさん。イェレナはエルディア人のことを害虫と呼びました。そんな人間の言う事を聞くんですか?」

    ジーク「そう思われてるから消える必要があるんだ!」

    ミカサ「あなたは洗脳されている。イェレナはクサヴァーとかいう人の姪よ」

    ジーク「バカな!クサヴァーさんとイェレナが...」

    エレン「8世代経ったエルディア人の混血には始祖の力は効かないと聞いたことがある。クサヴァーは7世代目だったのかもな」

    ジーク「じゃあ、イェレナは助かるのか?」

    エレン「もしかしたらな」

    ジーク「嘘だ!俺たちに未来はないと...クサヴァーさんが.....」

    ジャン「目を覚ませ。お前は洗脳されてるんだ!」

    エレン「兄さん。俺を救ってくれるという気持ちは伝わった。だから俺も助けてやる」

    ジーク「寄せ!今触れるな!」

    エレン「地ならしで世界を」スッ

    ピタッ

    ジーク「寄せ!」




    バンッ

    エレン「くっ!」

    ジャン「なんだ⁉︎」

    イェレナ「3階から落ちたが...間に合った。」

    ミカサ「雷槍で死んだはず!」

    イェレナ「爆発の時に少しずれてくれて左肩で済んだよ」

    ジャン「貴様!」

    イェレナ「さあジーク!今すぐ手を!」

    ジーク「...正直に言え。なにが望みだ?」

    イェレナ「もちろんエルディア人の安楽死による解放です!」

    ジーク「...わかった」

    ジーク「エレン」

    エレン「寄せ!」

    ピタッ



    ビリビリビリ

    ジャン「なんだ?痺れたぞ」

    ミカサ「私も」

    ジーク「ありがとなエレン」

    エレン「ジーク!お前!」

    イェレナ「ザマアミロエルディア人!この汚れた人種が!wwwこれでお前らは絶滅だ。害虫どもがwww」

    ジーク「...なん...だと?」

    イェレナ「お前らは見てるだけで虫唾が走るんだよwww!お前らを救う?バカか!な訳ねえだろ‼︎あー面白!www」

    ジャン「このアマァ!」

    イェレナ「なんといってもお前らはおしまいだ!www」

    ジーク「よかったよ。なあエレン」

    エレン「ああ、よかった」

    イェレナ「なにがよかったんだよ?お前らは終わりだぞ!」

    ジーク「座標でエレンと話したんだ」

    イェレナ「は?」

    ジーク「最初は洗脳されてたが話してるうちに自分はおかしいことに気づいたんだ」

    エレン「洗脳を解いたんだ。まあ楽ではなかったがな」

    イェレナ「でも電流が流れたって...」

    エレン「一時的に身体を痺れさせただけだ。始祖の力でな」

    イェレナ「私たちの夢を!」

    ジーク「地獄行きだ」

    ジャキッ

    ミカサ「そろそろ黙って」

    イェレナ「足が!助けて...」

    ジャン「助けてだ?まだ殺しはしないぞ拷問が残ってるからな」

    ジーク「バケモノに拷問されるんだ。耐えがたい屈辱だろ?イェレナ」

    イェレナ「くそっ!」

    エレン「運ばせよう」


    エレン「おーい新兵!ちょっと上に来い!」

    新兵「はい」


    新兵「なんでしょ、イェ 、イェレナさん!大丈夫ですか⁉︎」

    エレン「裏切り者を拷問部屋へ」

    ミカサ「止血しといて。死なれたら困る」

    新兵ゾッ「は、はい!」

    ジャン「あとはマーレだけだな」

    ジーク「戦場に行くぞ」

    エレン「ああ兄さん」
  22. 22 : : 2019/09/05(木) 18:22:20
    アルミン「ミカサ達が飛行船を沈めたって⁉︎」

    兵士1「確かな報告はありませんが墜落する敵飛行船を確認したとの報告が」

    アルミン「こっちの損害も今すぐ確認させて!」

    兵士1「はっ!」

    アルミン「ジャン達は⁉︎」

    兵士2「奇襲により敵戦艦7隻を沈めました」

    アルミン「こっちの損害を紙に書いといて!」

    兵士2「了解!」

    アルミン「フロックは2万人導入してるって?」

    兵士3「まだ交戦していませんが増援は?」

    アルミン「とりあえず壁側に後退させて!増援は6万人で」

    兵士3「了解!」

    兵士1「確認しました!飛行船1機と2機目の銃塔部分の破損です。」

    アルミン「修復作業を明日中に終わらせて!」

    兵士1「明日中はちょっと難しいですね」

    アルミン「明後日は?」

    兵士1「やってみます」

    アルミン「頼んだよ」

    兵士4「エレンさんらがお越しです!」

    アルミン「すぐ行く!」

    兵士2「まとめた書類は机の上に置いておきます」

    アルミン「わかった」


    アルミン「エレン何の用?」

    エレン「イェレナを殺してジークを洗脳からといた」

    アルミン「ちょっとまって。殺した?」

    エレン「ああ、あいつは悪魔だ。俺たちを皆殺しのする気だった」

    ジーク「今から地ならしでマーレ軍を壊滅させる。すぐに陸軍を引いてくれ」

    アルミン「わかった。僕の行く必要は?」

    エレン「お前は敵艦隊を壊滅させろ。あとミカサがイェレナに撃たれた。どこか病院を探してくれ」

    アルミン「どこを撃たれたの⁉︎」

    エレン「肩に当たったんだ。貫通はしてないが簡単な処置しかしてない」

    アルミン「馬車を用意させる。大広間のテーブルの引き出しに消毒液が入ってるから」

    エレン「助かる!」

    ミカサ「ありがとう」

    兵士5「アルミン!来てください!」

    アルミン「今行く!ジークもちょっと来て」

    ジーク「わかった」

    ジャン「エレン、なんでミカサを傷つけたんだ?」

    エレン「救いたかったんだ」

    ジャ「は?」

    エレン「ミカサは俺と言う存在に依存してる。俺はあと4年も任期がねえ。その前に離れさせたかった」

    ジャン「ちげえだろ!」

    エレン「何がだ」

    ジャン「ミカサを大切に思うなら今この瞬間をミカサと大事にしろよ!お前はただミカサを傷つけただけじゃねえか!」

    エレン「違う!俺なりに思って行動したんだ!」

    ジャン「じゃあそれでミカサはどうなった?変わってねえ、むしろ前より暗くなった」

    エレン「お前に何がわかる!俺の計画も知らないくせに!」

    ジャン「計画?」

    エレン「なんでもない。とにかく俺から離れてくれないと俺が死んだ時に!」

    ジャン「その態度の方が傷つけてるだろ!」

    ミカサ「落ち着いて」


    アルミン「兵士4病院までの馬車を用意しといて。兵士5なんかあったの?」

    兵士5「大変です!マーレが全軍で上陸してきました!6万人で防いでいますが後退しています。」

    アルミン「予備兵力2万人を導入して壁側に撤退させて」

    兵士3「壁側に我々の5倍以上の兵を近づけるんですか⁉︎」

    アルミン「囲まれたらそれこそ負けだよ。兵士がすぐに入れるように壁門を開けといて」

    兵士5「危険です!侵入されたら防ぎきれません」

    アルミン「その時は外に仲間が残ってても門を閉めて」

    兵士2「指揮が下がり危険です!しかも飛行船10機も向かってるとの報告があります。中から開けられたりされたら」

    アルミン「なんとしても撤退させて。ジーク、飛行船を落とせる?」

    ジーク「大丈夫だ。まあすぐに奴らも攻撃する余裕もなくなるからな」

    アルミン「シガンシナ区だけだよ!」

    ジーク「わかってる。でかい声出すな」

    アルミン「兵士5、ここの憲兵団第1歩兵師団を救援に行かせて」

    兵士5「了解しました」

    ジーク(さっきの話の続きは話さないでおこう)

  23. 23 : : 2019/10/29(火) 16:26:52
    兵士1「馬車が到着しました!」


    ミカサ「ありがとう。ちょっと急いでもらいたいのだけど」


    運転手「病院まで飛ばしていきます!」


    エレン「安全に頼むぞ」


    運転手「もちろんです!」


    エレン「ミカサ、元気でな」


    ミカサ「...ありがとう、エレン」




    兵士5「アルミン!マーレがまた攻めてきました!」


    アルミン「嘘だ!まだあれから2日しか経ってないのに!」


    ジーク「行くぞ!」


    ジーク「エレン!攻めてきたぞ」


    エレン「知ってる、上を見ろ」


    飛行船 ゴゴゴ


    ジーク「俺に撃墜されないように分散してやがる」


    ウィーン


    アルミン「!なんか出てきた」


    ドンッ



    ドガァァン


    ジーク「シガンシナの人間を撃ち殺す気だ!」


    ドンッ


    ドガァァン


    兵士2「地下壕へ!急いでください!」


    エレン「とりあえず入るぞ」


    ジーク「いや大丈夫だ」


    エレン「なんで?」


    ジーク「飛行船は全部叩き潰す」


    ピカッ


    ズズズゥゥン




    マガト「ジークだ。対巨人砲装填用意!」


    兵士「了解」


    マガト「次こそは仕留めてやる。裏切り者」

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アンチ嫌い

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