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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

初めて過ごすひととき ※オリキャラあり

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  1. 1 : : 2019/07/08(月) 17:16:16
    どうも皆さんはじめまして。
    アイスボーン参戦に浮かれて小説を書いているティガレックスことトリテと申します。

    初投稿でいきなりR-18とかいう度胸の持ち主です。

    わりと気ままに更新します。あしからず。
    説明等はまた後から追加します。
  2. 2 : : 2019/07/08(月) 17:23:50
    ・キャラ設定(&あらすじ)

    香風零世(かふう れいぜ)
    リゼと同い年で、4歳の時から付き合いがある幼馴染。紆余曲折を経てリゼと恋人同士となるが、ある悩みを抱えていたのだった。
    髪の色は焦げ茶、目は右が碧色、左が灰色。

    天々座理世
    おなじみのリゼさん。このss内ではヘテロ。零世とある事で若干関係に摩擦が生じた事があった。
  3. 3 : : 2019/07/08(月) 18:04:16
    「あぁ…」


    溜め息をつきながら椅子とともに回る。


    「来て早々これ見よがしな溜め息だなんて困るよ?わたし。」


    背もたれのついた椅子に座り、仕事をしながら白髪混じりの男はその様子を軽く流している。


    この人はBOARD所属のドクター、柳生勲。


    50後半か60前半かは忘れたが、どちらにせよ定年間近の男なのは変わらない。


    今二人がいるのはBOARD内の医務室。


    俺は人に言えない悩みができたらこういうところに話に来る。こういうところしかない、という事でもあるが。


    …モカさん?あの人はなんか苦手というか、あの事件以来頭が上がらなくなっている。


    あの人と長時間一緒になったらきっと徹底的に甘やかされて凄い勢いでダメにされる。


    あの人はそういう人だ。近々また来るらしいが。


    「…で、今日は何カナ?虫刺され?貧血?」


    「軒並み大した事ないな…今日は相談ついでに聞きたい事があるんだ。」


    「フム。いつも通りというわけだね。」


    「…そうなるな」


    「で、何かあったのかな?」


    「…リゼとの事で。」
  4. 4 : : 2019/07/08(月) 18:10:25
    「リゼちゃんとねぇ…何かソリでも合わなくなった?」


    「…こういうの、あんた相手だろうと少し言いづらいんだが…」


    「構わないよ。これでも口は堅い。」


    「…ここまで信用できない言葉はないな」
    「今日はいつにも増してひどいネ、君。」


    「で、結局何なのかな。ひょっとして夜の方が上手くいっていないとか?」


    「…8割正解。」


    こういう時はなぜか話が早い。助かるけども。


    「具体的にどこまで進んでるのか気になるから教えてほしいなー…いや別にやましい気持ちはないんだよ?」


    「…」


    絶対嘘だな。顔が物語ってる。にやけた顔に『年下のそういう話聞きたいなー』と書いてある。隠す気ゼロだ。


    「全く信じられないという顔だねぇ。」


    「その顔見て信じろって方が無理だ」


    「…話が逸れたね。で、結局なんだい?」


    「…」


    …こんな目をしているやつに、話してもいいのだろうか。父さんやお爺ちゃんに話した方がいい成果出るのでは?


    いや母さん死んでるし祖母の方は色々あれだから両方聞きたくない。


    何より親のそんな事情知りたくもない。


    結局この男に話すしかないらしい。


    「…未だにそういう行為に及べてない。」


    「フーム…」
  5. 5 : : 2019/07/09(火) 09:04:07
    そう。まだ俺はリゼと恋仲として一線を超えていない。


    「ちなみに付き合ってどれくらい?」


    「半年近く経つな。」


    「半年ね…で、迫った事は?」


    「4ヶ月前に、一度…」


    「フムフム。で、その時は失敗したと。」


    「…色々理由つけられて…そこからの3日間…果てしなく気まずかった。」


    「まぁそうなるよネ。断られたり断ったりしたらネ。」


    一線を超えたカップルが翌日から気まずくなるという話はよく聞く。断られても死ぬほど気まずい空気になると知った。不本意だ。


    「だから恥を忍んで聞きたい。」


    「何をかな?」


    「初夜への上手い運び方と立ち回りを教えてほしい!」


    女子関連のトラブルは多く経験してきたが、そういった踏み込んだ経験は皆無に等しい。


    だから知識を募る為にもここにやってきた。


    「うーん…随分とまた…」


    「どんな些細な事でもいいから教えて欲しい!頼む!」


    「うーむ…うーん…」


    「……」


    「ごめん、忘れた!」


    「・・・」


    あまりにも正直すぎる返答に脱力してしまう。


    「正直初夜なんて何十年前か忘れたし最中の立ち回りやテクニックなんてもう全部使わなくなったから教えられないんだよねぇ…」


    …考えてみればそうだ。この歳でまだ現役だったら引く。


    「頼みの綱が…ちょん切れた…」


    「おいおいまだ万策尽きたってわけじゃないだろうさ。」


    「…って言っても忘れたんだろ?」


    「うん。」


    「否定してほしいんだがそこは…」


    「だがちょっとしたアドバイス程度ならわたしにもできるよ?」


    「…どんな?」


    「つまりは相手…リゼちゃんを『ソノ気』にさせてしまえば良いわけ。」


    「…確かに。」


    「だから『押してダメなら引いてみろ、引いてもダメならもう一度押してみる』んだよ」


    「なんとなくそんな雰囲気を作り出してからもう一度迫ってみたらどうかな?」


    「・・・」


    「どうしたの?」


    「ドクターの言葉がこんなに役に立ちそうって思える時が来るだなんて…」
    「いい加減おじさん泣くよ?」
  6. 6 : : 2019/07/09(火) 09:06:05
    「引いてもダメならもう一度押せ、か…」


    ドクターの言葉を復唱しながら帰路につく。


    「多少は無理やりにでも迫らないとダメか…?いやでも…」


    それでまた拒否されたとして、更に押して嫌がられてしまったらと思うと…という思考が頭を駆け巡って踏み出しを邪魔する。


    「そんな空気にさせたくないな…」


    失敗したら今度こそ永遠にチャンスを失う可能性が高い。そういった方向でうまくいかなくて別れるカップルも多いと聞く。

    更に言ってしまえば10年以上恋い焦がれていた初恋の相手だ。絶対に別れたくない。


    「…リスクを承知の上での行動なんて何度も経験してきてるはずなんだがなぁ…」


    と思っていると、いつの間にやら家に着いていた。


    「部屋でゆっくり考えるか…」


    ドアノブに手をかけてある事に気づく。


    「鍵が空いてる、って事は…」


    …来てるのか、あいつ…よりにもよってこんな時に…


    「なんてこった…」


    …まぁ、だからと言って泊まるのが確定するわけでもない。


    適当なところで送ってあとは寝ながら考えるか…


    「ただいまー…」


    パタパタとスリッパの音がキッチンから玄関に向かってくる。


    「おかえり。遅かったな。」


    「…」


    やっぱりか。出たな。紫髪のツインテ。エプロン。来てたのか…


    「あともうちょっとだから待っててくれ。」


    「…あぁ。」


    お嬢、絵面が完全に若妻です。
  7. 7 : : 2019/07/09(火) 09:14:40
    「はぁ…」


    時刻は10時を回り、寝る準備は全て整った。そういえば…


    「リゼ、まだいるのか…」


    スリッパで歩く音が聞こえてくる。


    「家事やってくれるのはありがたいけどなぁ…」


    正直な話、今いられるのは困る。


    『そういう関係』になるための策を講じようとしているのにその本人がいるというこの状況。落ち着かない。


    しかもしょうがないからって思ってあいつの前でも色々考えたから…


    それが態度に出ていたとしたら、その内容を問いただされる事間違いなしだ。善意で。


    「タイミングが悪い…」


    考えてみれば、さらなる事実が発覚した。


    「キスもしてないのか…俺達…」


    なるほど。それはそうなるわけだ。
    恋人との、踏み込んだ行為の前座とも言えるキスすらしていない。断られるわけだ。


    「本命までが長い…」


    確かに俺は軽めの女性恐怖症だし、普段からココア達に対しての態度は友達といった感じだ。あまり異性として接したことはない。そういう話もシュンとは避けてきた。


    だからその過程で異性への関心や興味が全く無いと判断されてもおかしくはない。


    だが全くもって違うんだ…!


    性知識も性欲も人並み程度にはある。なんなら発散できる機会もなかなか無いからそれ以上になっているかもしれない。


    その上リゼのあのプロポーションと来た。健全な男子ならあれを前にして何も行動を起こさずにいられるだろうか、いやない(断言)。


    「段階は踏むべきなんだろうけどなぁ…」


    いい加減限界が来る予感がする。でも彼女がいるのに一人でこそこそ発散するのも馬鹿馬鹿しい。


    …と思って調べると自己処理している人も大量にいるらしい。俺のあの我慢は何処へ…


    「…あれ、そういえばスキンシップすらない気がする。」


    手を繋ぐ、顔に触れる、抱き締める、etc…


    全然してない…大丈夫だよな、俺の知らないところで別の男とかにナニかされてないよな。いや、今されてなくてもこのままだったら本当にされかねない…


    「…一気に不安になってきた。」


    とか考えていると、


    扉がノックされた。


    「零世、入るぞ。」


    またしてもタイミング悪く、来てしまった。


    「…あぁ」


    …俺はただ、了承するしかなかった。
  8. 8 : : 2019/07/09(火) 11:11:54
    香風零世って元ネタなんや?
  9. 9 : : 2019/07/09(火) 21:32:48
    >>8
    自分のオリキャラ
  10. 10 : : 2019/07/09(火) 21:46:42
    「で、どうしたんだ。帰るのか?」


    「いや、今日は泊まって行こうかと思ってな。」


    「…そうか。」


    悪い予感が案の定当たった。


    この状況を見ている第三者からすれば、悪い予感と言った事がさぞ理解できないだろう。


    だがお前らは知らないからそんな事が言えるんだ。


    俺とリゼはしょっちゅう一緒の布団で寝ている。まぁその時はリゼの匂いにずっと当てられるわけだ。


    弁解しておくと、お互いの匂いは不快どころか心地よく感じるくらいだ。だから、体臭がどうこうという話ではない。


    むしろ良すぎるのが仇になっている。一緒に寝るたびにリゼの匂い、体の柔らかさ、体温…そんなものにずっと当てられている…


    その間ずっと悶々としている。要は生殺し状態というわけだ。


    小さい頃はそんな事なかったのになぁ…


    「…零世?」


    「…ん、なんだ?」


    「やっぱり今日なんかおかしくないか?」


    「え?」


    「帰って来てからずっと何か考え込んでる感じだったけど…何かあったのか?」


    「…」



    やっぱりか。態度に出てたか。なんとなく自覚しはしていたが…


    「…いや、別に。それより、いつまでそこに立ってるつもりだ?座れよ。」


    「…そうか。」


    「…!」


    今しがた閃いた。うまく持ち込める確率は高いだろう。…多分。


    リゼが俺の横に座ろうとしている。ちょうどいい。


    「そっちじゃないだろ。」


    「えっ、でも…」


    「…」トントン


    自らの膝の上を叩く。


    「…っ、しょうがないな…//」


    (わかりやすく照れてるな…)


    若干恥ずかしがるリゼを膝の上に座らせた。
    多分これでいいだろう。
  11. 11 : : 2019/07/09(火) 22:01:19
    >>9
    コメントが悪かった
    ココアならホットココアとか
    シャロならキリマンジャロとか
    そういう元ネタ聞きたかった
  12. 12 : : 2019/07/09(火) 22:17:37
    >>11
    ああそういう

    イタリアンのカプレーゼ(チーズとトマトのサラダ)から取ってる
  13. 13 : : 2019/07/09(火) 22:31:26
    「…」


    「…♪」


    「楽しそうだな…」


    「〜♪?別に?」


    「…まったく…」


    「リゼって素直じゃないよなぁ…実はまんざらでもないのに…」


    「う、うるさい!///」


    「否定はしないのか…じゃ…」ギュッ


    今度は後ろから抱き締めてやる。


    「っ…///な、なぁ。今日なんだかスキンシップが多くないか…?///」


    「んー…まぁ、今までこういう事は全然してこなかったからな。」


    「…ひょっとして、その事をずっと考えてたのか?」


    「あぁ…まぁ、そうだな。」


    「…?」


    「あー…癒される…今ならモカさんの気持ちがわかる…」


    「…なぁ、今日の零世やっぱり少し変じゃないか?」


    「そうか?」


    「いつもならこんな事滅多にしないのに…」


    「…そういう気分だ、とでも思ってくれ。」


    「…そうか。」


    なんだか重い感じで返したが、当然特に何があったわけでもない。


    …今考えてる事。リゼには到底言えるはずもない。というか、リゼだからこそ言いづらい事だ。勘付かれたくなかったが、適当に誤魔化せたようだ。


    「うーん…何か違うような…」


    「…?」


    「あぁ、向きだな。」


    「・・・まさか、お前…」


    「そっちを向けと…?//」


    「…?」


    「当たり前だろ?って顔されても…」


    「むしろそれ以外何かあるか?」


    「でも…流石にそれは…」


    「…」


    微笑んだ顔のままじっと見つめる。


    「ぅ…わかった…///」
  14. 14 : : 2019/07/09(火) 22:36:17
    「っ…///近い…んだが…?///」


    「だろうな」


    リゼをこちらに向かって座らせ、自分より少し高くなった目を見る。


    「〜♪」ギュウ


    「!?///れ、零世!?///」


    「どうした?さっきもやったろ?」


    悪戯っぽく笑う零世の顔が近すぎて調子が狂っている。完全に思うがままにされていた。


    「それとこれとは別の…!///あぅ…///」


    「…」


    (…まずいな、これ。リゼの顔が思ったよりずっと近い。)


    (う…リゼの匂いが…)


    (…変な気分になってきた)


    完全に共倒れだった。


    「…」


    「…」


    お互い見つめ合ったまま何も話せず、動けずの状態が続いていた。


    「…っ。わ、私、家事終わってないから…」


    先に均衡を破ったのはリゼの方だった。この空気に耐えられなくなったのだろう。


    膝の上から立ち上がって離れようとする。


    (まずい…!この機会を逃したらもう…!)


    そんな事はおそらくないだろう。だが焦りからくる早とちりがそう思わせた。


    「リゼ!」ガッ


    部屋から出ようとするリゼの手首を掴む。


    「えっ、ちょっ!?」ボフッ


    「リゼ…っ!」ガバッ


    「っ…!」


    そのままベッドに押し倒して、零世が覆いかぶさる形となった。


    「…」


    (やってしまった...)


    構図が完全に無理矢理する時のそれだ。


    「…」


    「ちょっ、ちょっと待て!」


    だが、多少は強く迫らなければいけないらしい。そうでもしなければ、永遠にこんなことできない気がする。


    「…なんだ、嫌なのか?」


    「嫌…ではない…けど……その…心の準備が…だな…」


    「…」


    あーだめだ。埒があかない。


    心の準備をさせてやりたいのは山々だが、もういい加減こちらの我慢がもたない。


    「…あーその…なんだ。言い方が悪かったな」


    「…?」


    で、当の本人は頭の上に疑問符が浮いてそうな顔で俺の方を向き直っている。


    「…単刀直入に言うぞ。」


    ベッドに横たわるリゼを抱き上げて向き合う形にし、右手首を軽く掴んだ。


    「俺は…お前を抱きたい。…良いか?」


    俺は自分の気持ちをストレートにぶつけた。これでもダメならもう諦める他ない。


    「…」


    下を向き、目をそらしてしばらく考え込んでいる。


    「…その…零世…」


    「…なんだ」


    「やっ…優しく…頼む…////」


    口に手を当てて赤面しながら上目遣いでこちらを見ながら言い放った。


    …正直、その一言と仕草のせいで抑えが効かなくなりそうだ。


    「…あぁ。」


    そんな気持ちを理性で無理やり抑え込み、行為を始める。
  15. 15 : : 2019/07/09(火) 22:51:13
    R-18パートは明日になったらあげるつもり
  16. 16 : : 2019/07/10(水) 00:41:18
    拙者「むっ…」
  17. 17 : : 2019/07/10(水) 11:26:16
    >>16ココアお姉ちゃんは出てこないから帰れ
  18. 18 : : 2019/07/10(水) 22:27:02
    「…」


    「…」


    とは言ったものの…


    「…リゼ。」


    「なっ、なんだ…?」


    「…」


    (…そんなに緊張されるとやりづらいな)


    「…そんなガチガチにならなくても」


    「ぅ…そんな事言われても…」


    「…うーん。じゃあ…」


    流石に肩の力がまったく抜けそうになかったので、軽く抱きしめてやる。体が少し反応してぴくりと動いた。


    「!」


    「これで少しは落ち着けそうか?」


    「…ありがとう」


    「…」


    「…その、零世。」


    「なんだ…」


    「もう、大丈夫だと…思う…から」


    「…」


    そう言ったリゼの顔を見ると、まだ緊張は残っているものの、大分落ち着いていた。


    「わかった。」


    「ぁ…」


    体を離すと、名残惜しそうな声を出した。


    「…悪いようにはしないから、安心しろ」


    「…あぁ」


    落ち着いてはいるが、緊張半分、不安半分といった顔していた。


    「…」


    それをどうにかしたくて、顔にそっと触れた。


    「ん…」


    サラサラな髪の感触を手の甲に感じながら、頬に手を添える。


    突然の感触に目を細め、添えた手を軽く握ってきた。


    「…私、零世の手の感触、好きなんだ…」


    「温かくて、大きくて…」


    と安心した表情で言われて、すごく嬉しい気分になった。俺はリゼなりの気遣いと受け止める。


    「…よかったよ」


    二人の間にあった若干の距離を詰め、


    「…ん」


    そっと唇を重ねる。初めてのキスは、ただ触れるだけの口づけだった。味はよくわからない。温かく、柔らかい唇の感触だけが残り続けた。


    「…しちゃった…のか」


    「あぁ…」


    「…もう一回、するか?」


    「…」


    顎を引いて下を向き、俯いたまま頷く。


    「…ん…ふ……!?」


    「…」


    触れた唇を筋に沿って軽く舐めると、驚いて離れようとしてくる。


    (...離すかよ)


    背中に手を回して引き寄せる。


    「ん…!ふ…ぁ…」


    口の中に舌をねじ込み、舌を探り出して絡ませる。


    「ちゅむ…ふぁ…は…ぁ…ん」


    最初は話そうとしていたが、抵抗をやめてされるがままになっている。


    「んぅ…はっ…ふ…ん…ぁ…」


    お互い夢中になりすぎて時間が経つのも忘れ、ずっと口づけを続けていた。


    「はっ…はぁ…ぁ…ふっ…」


    「はぁっ…ちゅ…」


    酸素を求めて口を離しても、すぐに唇を重ねて舌を絡ませる。


    だんだん情熱的で激しくなり、ただ唾液を交換させるためだけのキスになる。


    「は…はーっ…」


    「ふぁ…はっ…」


    もうどれだけこうしていたかもわからない。何十秒だけにも思えるし、何十分もしていたようにも思えた。


    離れた口からは透明な糸が引いていた。
  19. 19 : : 2019/07/10(水) 22:37:16
    月曜まで更新できないかも
  20. 20 : : 2019/07/13(土) 20:21:13
    月曜まで更新しないと言ったな。
    あれは嘘だ。
  21. 21 : : 2019/07/13(土) 20:21:19
    「…はーっ…はっ…」


    蕩けた頭で必死に考えを巡らせ、無理矢理冷静な思考に戻す。


    思い直し、次のステップへと移る。


    「ひっ、ぁ…!」


    細い首にキスを落とすと、甲高い声を漏らして吐息と体温を感じていた。


    「ひぅっ…!?」


    一際首筋に強く吸い付くと、赤い痕が残った。リゼを自分のものにしているような感覚に背筋に何かが這われたような感触が走る。


    「ほんとに残るんだな…」


    「バカ…!ほかの人に見られたら…!」


    「…俺は一向に構わないけどな」


    「そういう事じゃ…ひゃ…!」


    文句を言うリゼを尻目にキスの位置を首からゆっくり下げていく。

    「ふぅ…っあ…」


    付け根に、その次は鎖骨…というように吸着痕を残していった。

    その度に体が軽く強張るのがわかる。


    「はぁ…はっ…」


    もうすでに顔が紅潮し、息を荒げている。


    「…」


    進めていっても大丈夫だろうか…
    と不安になりながらも次の段階へと移る。
  22. 22 : : 2019/07/13(土) 22:48:00
    (…まずはこれか)


    普段はもちろん、くっついている時も御構い無しに自己主張してくる胸を、痛がらせないよう服の上から優しく触れる。


    「…っ…ふっ…ん…」


    布ごしでも柔らかさが十二分に伝わってくる。少し固い下着の感触が煩わしい。


    「脱がすぞ」


    「あ、ま、待ってくれ!」


    「どうした?」


    「その…えっと…できれば脱がさないで欲しいんだが…」

    「なんで」


    「私…コンプレックスだから…」


    「・・・え?」


    「…この胸が?」


    「…」


    俯いて黙ったまま頷いた。

    …嘘だろ?


    別に形が変なわけでもないし、大きすぎるわけでもない…コンプレックスと感じる要素なんてないだろうに…


    (…もしかすると)


    「…汚れるかもしれないから脱がすぞ」


    「ちょっ」


    御構い無しに淡々とシャツのボタンを外していく。


    「人の話を…!」

    「…」


    いくら制止しても聞く耳持たず、知ったことじゃないと言わんばかりに脱がせる。


    「っ…」


    ボタンが全て外され、紫のチェック柄のブラと色白な肌が外気に触れる。

    思わず見入ってしまうほど綺麗だった。


    そしてブラのフロントホックを外そうとすると、リゼが手首を掴んできた。


    「ほんとに…だめだから…!」


    そういったリゼが必死な顔で訴えかけていたが、可哀想だからやめようと思う気持ちより恋人の胸を生で見たいと言う気持ちが圧倒的に上回っていた。

    「直接見せて欲しいんだよ…」


    「っ…でもだめだ!」

    「なんでだ。」


    「…それは…その…」


    「…」


    埒があかない。(2回目)
    流石にここまで来ておいてそれはないだろ…

    仕方がない。多少無理矢理な形になるが…


    「しょうがないな…実力行使だ」

    「えっ、ま、待て!零世!?」


    掴まれている事など気にせずブラを上にずらした。豊かな双丘が縦に揺れる。


    「っ…//」

    が、腕で隠されてしまった。


    「あまり見るな…恥ずかしい…から…///」


    恥ずかしそうに胸を腕で隠すリゼ。そんな仕草も女の子らしく、可愛いと思ってしまう。


    「腕、どけてくれないか…」

    「だ、だめだ!これだけは譲れない!」


    …なんとなくコンプレックスの正体が掴めてきた。

    そうやって隠そうとするリゼもすごく煽情的で可愛いが、そろそろ腕の下も見せて欲しい。


    「なんでそんなに見せたくないんだよ…」

    「だって…恥ずかしい…から...///」


    耳まで真っ赤になっている。恥ずかしいという感情は分からなくもないけど…


    「いずれは全部見せることになるんだ。だから今のうちに見せてくれた方がいいと思うし、時間が経てば経つほどやりづらくなると思うけどな…」

    「う…それは…そうだけど…」


    「それにもう隠すような仲でもないだろ?」

    「うぅ…//」


    本当に何かを隠す仲じゃないし、何より俺が見たい。その気持ちを遠回しに伝える。


    「わ…わかった…どけるから…」


    やっと折れてくれたが、こう続けた。


    「あんまり期待するなよ…」

    そう言って渋々胸を隠していた腕をどけて、全てを露わにした。

  23. 23 : : 2019/07/13(土) 22:48:54
    豊満に膨らんだ実りが綺麗なラインを創り、
    先端は薄い桜色の乳輪がぷっくりと張っていた。張ってはいた。

    が、何か違和感を感じる。その違和感の正体はすぐにわかった。


    桜色の乳輪の中心に狭く深い凹みがあり、その周辺の肌が体の内側に向かっている…

    つまるところ陥没乳首、というものだった。


    「…あぁ、そういう…」


    「だから見せたくなかったんだ…///」


    文句を垂れながら今度は恥ずかしさからか赤面した顔を腕で隠していた。


    (…なるほど)


    それはコンプレックスと感じても仕方がないだろう。あまり見せたくないのも頷ける。

    「うぅ…//」


    「…リゼ」


    「なんだよ…見せろって言ったのはお前だろ…」


    「悪いけど…凄く興奮する…」


    今まで隠そうとしていた抵抗と恥じらいや、いざ見せた時の反応、そして今の表情…


    俺にそういう性癖があるのかはわからないが、少なくともリゼのそういった仕草は凄まじい興奮を誘った。
    我慢が効かなくなり、綺麗な色をした乳輪にしゃぶりついた。

    「ひっ…!あ……んっ…ぁ…」


    吸い付き、舌を這わせると今までとは異なる、甘い声を上げている。

    「ふっ…ん…ひゃっ、ゃ…んん…」


    声を出すのが恥ずかしいのか、硬く口元を閉ざし、漏れないようにしていたが、それでも口の端から艶やかな吐息と声が漏れ出ている。

    その反応がさらに興奮を掻き立て、さらに責めたいという欲望が自分の奥底から湧き上がる。
    今度はその陥没に唾液を垂らし、匂いを染み込ませるようなイメージで塗り込む。

    「はっ…あ…ぅん…」


    中に尖らせた舌の先端を突っ込んでみる。

    「ぁ…!それ…だめ…、ぇっ…!」


    次は垂れた唾液ごと吸い取るようにあえて音を立てて吸い上げた。

    「ひぁああ!やぁっ、あぁっ!」


    もう抑えきれないのか、それとも抑えるつもりもないのか、悩ましい声を上げている。
    一際甘い匂いのする胸から口を離すと、肩で息をするリゼが息も整えないまま口を開く。

    「バカなのか…?こんなのに興奮するだなんて…」


    「こんなの、ってお前な…」


    自分のコンプレックスだった故か、やや卑屈気味になって言い放つ。

    そんな事はない、というかむしろそれがいいとすら思っている俺からすればただの妄言のようにしか聞こえなかった。

    「俺は好きだし、それにお前がコンプレックスに思ってるのも恥ずかしがってるのも可愛いとしか思えない。」


    「か、可愛い…ってお前な…////」


    「…こういう時にそんな冗談は…///」


    「冗談で言ってるように見えるか?」


    「…見えない…けど…」


    「とにかく、そういう面も含めて俺は好きだよ。」


    「うぅ…///この好き者が…///」


    「…うるせぇな。自覚してるよ…」


    気持ちを伝えると耳まで真っ赤になるリゼも凄く可愛くて、思わず抱きしめていた。

    絹なんて比べ物にならないほど滑らかで柔らかな色白な肌と、密着する時でも主張してくる膨らみを感じる。

    ふとリゼの顔を見やると、まだ緊張は残っていたが、不安はもうなさそうだった。
  24. 24 : : 2019/07/23(火) 00:06:39
    「んっ…ふ…」

    改めて直接胸を揉む。温かく、指が沈んでいくほど柔らかい。もちもちと手に吸い付いてきて、それでいてしっかり弾力もある。

    「っ…あ…!」

    少しだけ力を入れると指の間から乳肉がはみ出てくる。

    触っているこっちが思わず気持ち良く感じて、ずっと触っていたいと思った。

    「零世…っ…ん…はぁ…」

    もう胸への愛撫は十分だろうと思い、指を下へ下へと這わせ、別の箇所への愛撫を始める。

    「ふ……ぅん…」

    触れるか触れないかといった匙加減で引き締まったお腹を指で触れる。

    「ひっ!?」

    脇腹を撫でると驚いたような声を上げ、体が少し跳ねた。
    程よいくびれを両側から指で腰に向かってなぞるとさらに身を捩らせて感じている。

    「そこっ…やめ……!」

    また同じ事をして、今度はへその下あたりを円を描くように指の腹で撫でる。
    くすぐったいのか、感じているのか、閉じた口の端から吐息が漏れていた。

    「…ぁ…!っ…」
  25. 25 : : 2019/10/18(金) 23:47:51
    もう投稿せずに3か月じゃないか…(呆れ)

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Toriteno3562

トリテノン

@Toriteno3562

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