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リヴァイ「ウォール校と」ジーク「レベリオ校は」エレン「仲が良くない」

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  1. 1 : : 2018/12/01(土) 19:31:59
    進撃の現代パロの続きです。
    巨人中学校とスクールカーストを混ぜた感じで書いてます。
    マイペース更新なのでご了承下さい。

    前作
    http://www.ssnote.net/archives/59051#top


  2. 2 : : 2018/12/01(土) 21:56:58
    cpありますか?
  3. 3 : : 2018/12/01(土) 22:50:59

    設定

    ・私立ウォール校
    パラディタウンにある中等部から大学部までの一貫校。場所は田舎だが歴史は古く偏差値も(一部を除き)高い。元々はインテリ色が強かったが近年ではスポーツにも力を入れている。

    ・州立レベリオ校
    パラディタウンの隣のマーレシティにある一貫校。統廃合により新設され、規模は大きい。偏差値は平均だが体育会系が強い。ウォール校への対抗意識が強く、生徒は犬猿の仲。




    登場人物

    ●リヴァイ・アッカーマン

    ウォール校高等部1年
    好きな物:エレンの淹れた紅茶 掃除
    嫌いな物:汚い環境 鬱陶しい人 ジーク

    美化委員会会長。ゴミの他にも色々なモノを除去するウォール校内最強の掃除人。全校の不良達から(不本意に)尊敬を集め、一般の生徒の大半に怖がられる。エレン曰く割と常識的な良い人。実家は警備会社。紅茶派。


    ●ジーク・イェーガー

    レベリオ校高等部1年
    好きな物:エレン 野球
    嫌いな物:エレンをイジメる奴 エレンとの時間を邪魔する奴 目付きの悪いチビ 

    レベリオ校の不良の元締め。野球チームの主将兼ピッチャーで、怒ると殺人的に痛い礫投げをお見舞いする。異母弟が可愛すぎて生きるのが辛い。実家はマーレ市内の大手病院だが現在は母子家庭。
    コーヒー派(弟の前でのみ紅茶派)。


    ●エレン・イェーガー

    ウォール校中等部1年
    好きな物:茶を淹れること 平穏なひととき
    嫌いな物:ジークにベタつかれる事 トラブル

    ジークの腹違いの弟で、喫茶店『フクロウ』で住み込みでバイトしている。彼の淹れた紅茶はリヴァイが気に入るほど美味。両親が海外に出張中のため、フクロウにて店主のクルーガーと同居する。何かとクセの強い人々に好かれる。
    エレンに危害を加えるとリヴァイ・ジーク双方を敵に回すため、ある意味最も危険な人物と言える。


    ●クルーガー

    パラディタウンとマーレシティの境界にある喫茶店『フクロウ』を経営する。エレンとジークの父親のグリシャとは古い友人同士。
    午後の部の開店1時間前は馴染みの客だけ特別に入店させる。

    ・喫茶店『フクロウ』
    店には海外から仕入れた漫画やラノベを置いており、これを巡ってウォール・レベリオ間で縄張り争いが続いていた。現在はリヴァイとジークが協定を結び、店の周囲50m圏内は中立地帯となっている。不良がトラブルを起こしたら所属に拠らず制裁が下される。


    ●アルミン・アルレルト

    ウォール校中等部1年
    好きな物:漫画やアニメ ネットサーフィン
    嫌いな物:スポーツ 暴力 リア充

    フクロウの近くでレベリオ生に絡まれたところをエレンに助けられ、友人認定する。ヒストリアファンクラブに所属していたが、エレンがファンクラブと対立した際にエレン側に付いた。


    ●ミカサ・アッカーマン

    ウォール校中等部1年
    好きな物:ミステリアスなモノ 危険な香り
    嫌いな物:人の多い場所 チャラ男 

    人見知りなリヴァイの従妹。SPの父親と廃業した元巫女の母親を持つオカルトマニア。リヴァイとは趣味を否定されて以来仲が悪い。
    リヴァイとジークを手懐けているエレンに興味を抱き、接触を模索するも上手く行かないため苛つき気味。呪いを信じているがいざという時は専ら身体能力と叔父から貰った工作員7つ道具で切り抜ける。

    ・ケニーズ セキュリティ エージェンシー
    アッカーマン一家が経営する警備会社。警備会社でありながら多様な部門を複数持つ。主な顧客はレイス一家。

    ●ケニー・アッカーマン
    代表取締役でミカサとリヴァイの叔父。元CIAの非合法工作員で、色々知り過ぎて消される予定だったが無事退職した。その後は培った知識と能力と人脈を活かして会社を設立し、街の平和に貢献している。
    揉め事部門担当。

    ●クシェル・アッカーマン
    リヴァイの母親でケニーの妹。収集方法は不明だがどんな情報でも知ってる。しかし何故か夫の消息は語らない。
    情報部門担当。

    ●フォン・アッカーマン
    ミカサの父親でケニー、クシェルの末弟。現在はSPとしてレイス家に出向中。子供の面倒も見てくれる優しい中年。忍者好き。
    警護・尋問・脳内掃除部門担当。

    ●トキワ・アッカーマン
    ミカサの母親の日系1世。とある神社の巫女であったが神社が潰れ失業し、渡米した。驚異的な精度の株価予想で会社の経営に一役買っている。フォンとは娘の教育方針を巡って紛争中。
    占い・お祓い・呪い部門担当。



  4. 4 : : 2018/12/01(土) 22:53:28
    »2
    今のところcpは決めません。
  5. 5 : : 2018/12/02(日) 09:47:06
    エレミカが良いでふ
  6. 6 : : 2018/12/02(日) 10:22:11
    cpないって言ってるじゃん

    期待です
  7. 7 : : 2018/12/02(日) 10:29:27
    cp決めてないといいっても、

    エレヒスかエレフリを期待しています

    お願いします。!!!
  8. 8 : : 2018/12/02(日) 15:18:03
    cpの有無は作者にまかせよ?
  9. 9 : : 2018/12/02(日) 15:39:03
    これエレンハーレムっぽいからcpは無しだろ
  10. 10 : : 2018/12/02(日) 16:25:34
    >>6今のところ決めてないだけで無いとはいってなくね?
  11. 11 : : 2018/12/02(日) 22:56:27


    ●ヒストリア・レイス

    ウォール校中等部1年
    好きな物:ゲーム 動物 刺激的な事
    嫌いな物:姉にベタつかれる事 裏切り 退屈

    ウォール校の理事長の娘。記録上はレイス家の実子となっているが、実際は愛人との間に産まれた。出生の秘密を曝露したと誤解し、エレンに復讐しようとしたが発端はジークだと判明し、一応仲直りする。
    友人に手の平を返された経験からやや人間不信で、学校では高飛車で高慢な態度を取り繕う。


    ●ユミル

    ウォール校中等部1年
    好きな物:ヒストリア 悪だくみ
    嫌いな物:ヒストリアの敵 イェーガー兄弟

    ヒストリアの小学校以来の取巻きで、親愛以上の感情を持ち、彼女に近づく男子を威嚇する。ヒストリアファンクラブの創設者。
    ファンクラブを率いてエレンを闇討ちするも、ジークの介入で失敗し、校内の影響力を大幅に失った。


    ●フリーダ・レイス

    ウォール校中等部3年
    好きな物:ヒストリア 家族
    嫌いな物:キノコ料理 堅苦しい人/空気

    レイス家の長女。表向きは権限の無い1生徒だが、彼女を通し評価が理事長の耳に入る事を恐れ、教員でも彼女の前では大きく出られない。影の支配者と噂される。
    落ち着いた性格だがたまにヒストリアを溺愛するあまり暴走する。昔毒キノコを食ってグリシャに治療してもらった縁でエレンを気に掛ける。


    ●ジャン・キルシュタイン

    ウォール校中等部1年
    好きな物:アジアンビューティー 目立つ事
    嫌いな物:地味な作業 目立つ奴

    ファッション不良。1年早い中二病を発症しており、ちょい悪を演じようとクロ○ズをオマージュしたファッションに身を包む。
    家庭ではゴミ出し当番・皿洗い・休日の洗車を手伝うなど、根は良い奴だったりする。
    色々注目されるエレンに対抗心を燃やすも、身代わりにされたりミカサに八つ当たりされたりと不運が続く。


    ●マルコ・ボット

    ウォール校中等部1年
    好きな物:SF(特にロボット物) 勉強
    嫌いな物:スポーツ 話の通じない人

    オタクなインテリ。アルミンと意気投合しており、その縁でエレンとも交流がある。自宅の机の周りにはモビルスーツや変形する戦闘機、某帝国の宇宙要塞などのプラモがところ狭しと飾られている。成績はアルミンに次いで優秀。


    ●ライナー・ブラウン

    ウォール校中等部1年
    好きな物:ヒストリア スポーツ全般
    嫌いな物:ユミル 勉強 

    スポーツ万能だが勉強や細かい事は苦手。ヒストリアに惚れているが当人からは密かに鬱陶しがられる。マーレシティの産まれでベルトルトやアニとは幼馴染。小学校時代は他の2人と共にジークと同じリトルリーグに所属していたため、エレンとも仲が良い。レベリオ勢との仲は悪くない。


    ベルトルト・フーバー

    ウォール校中等部1年
    好きな物:腕っぷしの強い女子 
    嫌いな物:人の名前を間違える失礼な人

    ライナーといつも一緒にいるため一部でホモ同士ではないかと疑われている。影が薄くライナーのオマケのように思われているが、彼のブレーキ役としてフォローする事も多い。


    アニ・レオンハート

    ウォール校中等部1年
    好きな物:格闘技 音楽 エレンの紅茶
    嫌いな物:心遣いの無い男子 口うるさい親 

    厳格な退役軍人の父親を持つ。人生に口出しする親を疎み、ウォール校の学生寮に住んでいる。風紀委員に推薦されるも、やる気はあまり無い。
    エレンとは小学校のリトルリーグの助っ人として知り合って以来、気に入っている。父親からマーシャルアーツを仕込まれており、キレたイェーガー兄弟を抑え込める数少ない人物。




    ・美化委員会
    ウォール校内の清掃活動を行う奉仕団体。正式な委員は少数だが、リヴァイを慕う不良達が活動に協力しており、事情を知らない生徒からはアウトローの巣窟と恐れられている。

    ●エルヴィン・スミス
    世界史担当教員兼美化委員会顧問。
    リヴァイと結託し、不良達を公正させるため美化委員会に参加させている。生徒が必要な単位を必ず取れるように指導するため人望に厚い。

    ●ミケ・ザカリアス
    高等部1年
    リヴァイに次ぐ実力を持つとされ、不良達も一目置く。

    ●エルド グンタ オルオ ペトラ
    中等部3年
    リヴァイ自ら委員会に誘ったエレンに注目している。後輩の面倒見は良い。






  12. 12 : : 2018/12/02(日) 23:49:12


    夕方 パラディタウン 


    コソコソ

    「………この道で良いんだろな?」

    「ああ、ヤツはこの時間にここを通る。ちゃんと確かめたさ」

    「学校はリヴァイのヤツが目を光らせてて手を出せないからな………殺るならここしか無い!」




    元FC会員「我らの仇敵、エレン・イェーガーに天誅を!」

    元FC「俺達はまんまとヤツに騙されてファンクラブを脱会し、会員ナンバーを失った!」

    元FC「しかも俺達のヒストリアとあんな事やこんな事をッ___ふぅ………赦せん!!」

    元FC「いくらヤツの小銭攻撃が痛くとも、
    こうして3人で囲んでフクロにすりゃあ全員には当てられない!たとえ1人が斃れるとも、残りがヤツを叩けばそれでいい!」

    元FC「あんなヤツはヒストリアに相応しく無い!今日こそ思い知らせてやる!」

    元FC「来た!イェーガーだ!」





    エレン「はぁ………今日も大変だった。
    あと残り71日か…………」トボトボ





    元FC「ククク、さあ行くぞお前ら!
    ジェットストリームアt___」

    __キュルン!


    元FC「うわ!?なんだ!?」グイン


    元FC「足にワイヤーが!?」グイン



    ギュイイイイ!


    元FC「ひ!?う、上に引っ張られ___

    うああああああ!!?」プラーン


    元FC「た、高い!!誰か助けて!!!」プラーン


    元FC「う………頭に血が、のぼるぅぅ…………」







    カツン… カツン…



    ???「あなた達………………から」



    ???「誰に。何を。するつもりだったと……?」




    元FC「だ、誰だよお前!?」




    ???「あなた達に名前を名乗ったところで何か私に得でもあるの?」

    ???「さっさと質問に答えなさい」



    元FC「い、イェーガーのヤツが、俺達のヒストリアに手を出しやがったから、復讐を………」



    ???「…………あなた達は、根本的に間違えているようだ。まずそこを是正しておく」






    ???「エレン・イェーガーとヒストリアの間には何もない!」



    ???「大事な事なのでもう一度。
    エレン・イェーガーとヒストリアの間には何もない。オーケー?」



    元FC「だ、だってよ…………」

    元FC「あいつ傷物にした責任だの父親に詫びるだの、大勢の前でそうほざきやがったんだぜ?」

    元FC「こりゃあもう初体k__」




    ???「違う!!!!」クワ!



    元FC「「「ひゃい!?」」」




  13. 13 : : 2018/12/03(月) 00:13:28


    ???「彼は"傷付けた責任"と言ったのであって処○膜を破ったなどとは一言も言っていない!!

    どこをどう聞いたらそういう結論に至るというのかさっぱり理解できない!!

    あなた達の即頭部に付いてるそれはカミキリムシの穴か何か?」



    元FC(引「お、お前女だろ?よくそんな露骨な表現で話せるな………」



    ???「___ハ!
    (いけないいけない………………これだから見知らぬ人と話すのは苦手だ)」

    ???「コホン__話を戻そう。まずあなた達は重大な事実を見落としている」



    元FC「重大な事実?」

    元FC「そりゃ一体…………」



    ???「何を隠そうヒストリアは___」











    ???「真性のレズなのです」





    元FC「」
    元FC「」
    元FC「」



    ???「ちなみに相手はユミル。これ、すごく大事。覚えておくように」




    元FC「レ、レズ?ヒストリアが……?」


    ???「そう。レズビアン。
    女性における同性愛者の意」


    元FC「う、嘘だ………」


    ???「嘘ではない。あの二人は将来スペインで暮らすと誓い合っている」


    元FC「じゃ、じゃあ…………俺がイェーガーを下しても、ヒストリアとは付き合えねえってのか………?」


    ???「残念ながら。しかし希望もある」



    元FC「何だよ………こんなこと聞かされて今更希望もへったくれもあるか………」












    ???「ヒストリアは永遠に処○だとしても?」



  14. 14 : : 2018/12/03(月) 00:34:13

    元FC「なん……だと……?」
    元FC「ずっと………○女」
    元FC「それって………」



    ???「そう…………ユミルは男ではないのでヒストリアの初めてを貰うことは出来ない」

    ???「ので、男子たるあなた達にはまだ希望は残っている」



    元FC(まだ希望は、失われていない)パァァ

    元FC(そうだ…………俺達の誰かが最初の人になる可能性はあり続ける)パァァ

    元FC(まだ絶望と決まったわけでは………ない!)パァァ



    ???「さて、理解して貰った所で頼みがある。
    今話した事をラインとsnsとツイッターで500件書き込みなさい」


    元FC「ご、ごひゃく……?」


    ???「一人500件なのでよろしく。
    それと、エレン・イェーガーに今後危害を加えようとしたら…………」













    「捩じ切る」ミシィイ…










    元FC「「「  」」」キュッ






    ???「ではさよなら」

    ___シュン!








    キュルキュルキュル


    ドサドサ…ドサ




    元FC「た、助かった………」グデー

    元FC「何なんだあの女………」

    元FC「500件って………すげえ量だぞおい」




  15. 15 : : 2018/12/03(月) 07:02:16


    カツン カツン

    ???(これで255人…………全く、これだから愚かな俗人共は)

    ???(根も葉もないデマに踊らされて私のイェーガー君を傷つけようとするなんて)

    ???(何より許せないのはヒストリア………
    私の知らぬ間に彼をテゴめにしようとしたくせに、ちゃっかり許してもらって。
    その上彼とち、ち………契を交わしたなどとふざけた噂を流すなんてッ!)

    ???(外堀を埋めようとはなんて卑劣な………だがそんな目論見、この私が粉砕してみせる!

    すでに学校の裏サイトには脅し__
    ………説得を受け入れた有志達により、ヒストリアがガチレズという情報が拡散しつつある)



    エレン「__」トボトボ




    ???(安心して欲しい、イェーガー君。
    私はあなたを信じている。馬鹿げたデマに踊らされたりはしない)ジィ…

    ???(私は陰からいつでもあなたを見守っている……………………そう__)






    ???( い つ だ っ て あ な た を
    見 て い る )ジィイイ…








    __ブル



    エレン「また悪寒が…………まだ9月だってのに………」ゾゾ…

    エレン「早くフクロウに帰ろ……」タッタッタッ





    ???(今はこうして陰から助けるしか出来ない……………けど、いつかあなたの傍で__)

    〈prrrrrrrr〉

    pi___


    ???「__もしもし?」


    『あ、ミカサ?学校はもう終わったんでしょ?
    危ないから暗くなる前に帰りなさい』


    「………わかった」プツ






    私の名前はミカサ・アッカーマン

    気になる人に話しかけることが出来ず、遠くから見つめるのが精一杯の、内気で健気な13歳の闇のガーディアンである
  16. 16 : : 2018/12/03(月) 09:52:18



    喫茶店フクロウ


    カランカラン

    エレン「ただいま〜」





    「やあエレン。待ってたよ」

    「お邪魔してるよ、エレン氏」



    エレン「ああ……来てたのかアルミンにマルコ」


    アルミン「学校は今居辛いからね………ここなら漫画もあるから退屈しないし」


    マルコ「いやあ、この店には面白い漫画がたくさんあって最高だよ。
    機動兵士ザックレーロの新刊まで置いてるなんて!」ペラッ ペラッ


    エレン「ちゃんとワンカップくらいは頼めよな」


    クルーガー「二人とも今ので3カップ目だ、心配はいらん」


    エレン「ああそうかい………」












    マルコ「ロボットアニメには萌えなんて要らないんだよ!重厚な人間ドラマに美少女を放り込んだらタダのラブコメになるじゃないか!」

    アルミン「君はラブコメも人間ドラマの一つの発露だと何で気が付かない!?ロボットは世界観を拡げる要素でしかない、主役はいつだって人間なんだよ!」


    ワイワイ


    エレン(何を語ってるのかは知らんがすげえ下らねえ事なのは理解できる)




    カランカラン


    リヴァイ「………騒がしいな」



    エレン「いらっしゃいませ、リヴァイ先輩」


    アルミン「お邪魔してます」

    マルコ「その節は失礼しました!」


    リヴァイ「いつもの」


    エレン「はい、すぐ出しますね」


    リヴァイ「ジークの奴が出禁になって静かになると思ったが、そうはいかなかったか……」


    エレン「先輩のおかげで学校では平和に過せてます。いつものどうぞ」コト


    リヴァイ「俺はゴミをポイ捨てする奴らに躾けを施したまでだ、気にするな」ズ…

    リヴァイ「絡んでくる奴がいねえと茶も一層美味いな……」



    カランカラン


    ピーク「お邪魔するよ」



    エレン「あ、いらっしゃいピークさん」


    ピーク「ラテ、ホットで」


    エレン「少々お待ち下さい」


    ピーク「この店はいつ来ても落ち着けるね……」


    リヴァイ「お前1人とは珍しいな………」


    ピーク「ジークさんが店を出禁にされて不貞腐れちゃって、練習どころじゃないので………」


    エレン「あの馬鹿兄貴が………」





  17. 17 : : 2018/12/03(月) 12:23:42


    球場

    コルト『ほらジークさん、練習始まりますよ?』


    ジーク『あっそ。頑張ってね』グータラ


    マルセル『いや、ジークさんが居ないとバッティングの練習できないんスよ……』


    ジーク『素振りすれば?』ゴロン


    ピーク『いい加減しゃんとして下さい!
    キャップがそんなんじゃ後輩達に悪影響なんですよ!?』


    ジーク『やだ。めんどい』鼻ホジホジ


    ポルコ『はぁ………フクロウを出禁になったくらいで大袈裟な………』


    ジーク『お前なんかに愛する弟から拒絶された俺の気持ちがわかってたまるかよ。タコだか豚だか紛らわしい名前しやがって。イタリア料理になって食われてろよポッコ』ペッ


    ポルコ『』


    ジーク『ああ………コーヒーでも紅茶でも良いからエレンが淹れたの飲みてぇ……』グデー







    ガビ『ジークさん………パラディの悪魔どもにやられてすっかり落ち込んじゃって………』


    ウド『不意討ちされながらも60人を討ち取ったんだよな………さすがだよなぁ』


    ファルコ『………………』(弟さんと喧嘩したんだろな……トカゲの尻尾みたいにすぐ回復するジークさんがあそこまで不貞腐れるなんて)


    ゾフィア『……………極上のコーヒーってさ、ジャコウネコのフンから出た未消化のコーヒー豆で淹れるんだって』


    ガビ『………はぁ?』

    ウド『うぇ……もうカフェオレ飲めねえよ……』

    ファルコ『それ、今言う必要があるか?』









    ピーク「………てな具合でね。
    エレン君さ、出禁を解けとまでは言わないから水筒に少し持ち帰らせてくれない?」


    エレン「わかりました………迷惑掛けてすみません」


    リヴァイ「お前がここまで踏み切るとは珍しいな、エレンよ…………
    アイツは一体何をやらかしたんだ?」


    エレン「あー………」






    ーーーーーーーーーー


    ヒストリア『私みたいな不倫の末に産まれた下賤な人間との約束なんて、守るどころか記憶する価値すら無いって訳ね!?』


    ーーーーーーーーーー



    エレン「ちょっと俺の口からは………」


    リヴァイ「そうか……」






    アルミン(ヒストリアとエレンって、どういう関係なんだろ………)


    マルコ「宇宙戦艦の理想型はスターデストロイヤー1択だよね………」


    アルミン「何を言うんだマルコ氏、あるかであ号こそ至高だよ?」


    マルコ「君とは一度とことん語り合わねばならないようだね」






  18. 18 : : 2018/12/04(火) 15:48:36


    エレン「ピークさん。これ、水筒に詰めときました」


    ピーク「助かるよエレン君。これで少しはジークさんもやる気出すよ。じゃ、また明日」


    リヴァイ「俺もそろそろ帰る。美味かったぞエレン」


    エレン「お二人ともありがとうございました」





    マルコ「僕が間違っていたよアルミン氏………
    SFに何より重要なのはロマンだと言うのを忘れかけていた。
    機能や合理性ばかりではカッコいいメカなんて産まれなかったんだ!」


    アルミン「いいや………君の主張だって正しい。
    ロマンに偏重しすぎて設定が矛盾まみれになったりストーリーグダグダになってつまらなくなった作品の数々………
    いくらSFは自由であってもリアリティの演出は欠かせなかったんだ!」


    マルコ「レイジ・マツモト、良いよね………」


    アルミン「ルージ・ジョーカスも、良い………」




    エレン「……………お前ら、帰らねえのか?」


    アルミン「ああ、僕らは別に他の客が居ても気にしないよ」


    マルコ「エレン氏、カフェラテもう一杯お願いするよ」


    エレン「へーへー」











    ワォーン……ワンワン!


    リヴァイ「………」スタスタ



    スタスタ__


    ピタ



    リヴァイ「おい………………気持ちわりい気配出しながら人の後ろを歩くんじゃねえよ」

    リヴァイ「どういうつもりだ?

    ___ミカサ」





    ミカサ「………………」





    リヴァイ「確かてめえ………俺の事は視界にすら入れねえとか言ってなかったか?
    有言不実行って言葉知らねえのか?」


    ミカサ「お前との取り決めなど一々守るのも馬鹿馬鹿しい。
    長く話すのも不快なので端的に済まそう」




    ミカサ「なぜフクロウに開店前に入れる?」




    リヴァイ「………………」



    ミカサ(私はコミュ障な上にシャイだ。イェーガー君と二人の時ですら、目を合わせるのが精一杯で、ついつい煙幕を使って逃げてしまったほど。しかも間の悪い事に学校では彼は何かと他の生徒に注目されててとても話しかけられない)

    ミカサ(あの店も開店中、うちの高等部やレベリオの連中が大勢居て私にはとても一人で踏み込める雰囲気ではない。かと言って連れと行こうにもこの前みたいにジャ………ジョ、ジョージ?とかいう奴と行ったら何か勘違いさせてしまって面倒だったし)

    ミカサ(しかし!)

    ミカサ(何故かこのチビやレベリオのジークは店が開く前に入店していた!)

    ミカサ(恐らくあの店には、人の来ない開店前の時間、特定の客だけが迎えられるルールか何かがある!)




    ミカサ「答えろ。何故お前はフクロウが準備中にも拘らずあの店に入れる?」


    ミカサ(私の嗜みを愚弄したこの粗暴で無粋で野蛮で目つきも声も不快極まりない胸糞悪いチビの従兄に頼み事をするのも癪だが、背に腹は換えられない)

    ミカサ(イェーガー君と二人きりになるにはなんとしても私も開店前のフクロウに入る権利を得る!それしか無い!)




    リヴァイ「………………………」




    ミカサ「さあ…………教えろ」




    リヴァイ「………………………」



    __ニヤリ









    リヴァイ「さあて………………何の事か分からねえな」

  19. 19 : : 2018/12/08(土) 20:10:34


    ミカサ「な!?」


    リヴァイ「俺はふつぅ〜に茶を飲んでただけだが?
    客として店に入るのに条件も何もねえだろ?」


    ミカサ「嘘つくな!お前は準備中の札が掛かっていて入店したのに苦情も言われなかった!
    私がこの前5分前に入ろうとした時には断られたのに!」


    リヴァイ「知らねえもんは知らねえな……
    例え知ってたとして、そんなデケえ態度で物を尋ねるような奴に教えてやるほど俺は親切じゃねえんだ」


    ミカサ「く…………」


    リヴァイ「トキワさんの故郷じゃ頼み事をするときゃ頭を下げるそうだな?
    実践してみたらどうだ?」ニヤリ


    ミカサ(こいつ!!この私によりにもよってお辞儀させるの!?)


    リヴァイ(ただでさえアルレルトやボットが来て騒がしくなってんだ。
    これ以上面倒なのが増えちまったら俺がゆっくり茶を飲めねえだろが。
    てめえはコミュ障らしく部屋に籠もって占いごっこでもしてろってんだ)


    ミカサ「ぐ………」


    リヴァイ「さあどうした?少しでも誠意を示せりゃ、俺も乗り気になって教えてやるかも知れねえな………」


    ミカサ「………」ギリィ…






    ペコリ


    ミカサ「………………お、ぉ、お、教えて、下さい………どうしたら開店前のあの店に入れるのか………」ヒクヒク

    ミカサ(この、犯罪者ヅラの陰険性悪クソチビがぁッッ!!!!)ギロ…








    リヴァイ「……………………てめえ、何考えてるか顔に出てんぞ?」




    ミカサ「嘘だ!!
    犯罪者ヅラの陰険性悪クソチビだなんて出るわけが____ハッ!?」




    リヴァイ「ほお………」



  20. 20 : : 2018/12/08(土) 21:08:14


    リヴァイ「そうかそうか…………お辞儀しながらそーいう事を考えてるとは……」ピキピキ


    ミカサ(コ、コイツ………クソチビの癖に頭脳プレーで私を嵌めるなんて!!)


    リヴァイ「あばよ。せいぜいお得意の占いごっこで解決策を見つけるんだな」スタスタ


    ミカサ「ま、まて!今のウソ!
    お願いだからさっさとどうか理由を教えやがれ下さい!!」


    リヴァイ「おい混ざってんぞ、せめて表の声と裏の声を分けろ。
    あまり遅えとトキワさんとフォンが心配するぞ。じゃあな」スタスタ


    ミカサ「こここ、この、薄情者!」


    リヴァイ「それがどーした」


    ミカサ「サディスト!!ケチンボ!!!
    制服がずっと中1サイズ!!!!」



    リヴァイ「」イラッ







    リヴァイ「胸無し腹筋シックスパックが」






    ピシィ__




    ミカサ「あ゛あ゛ん゛!!!?」



    ミカサ「言ったな!!?
    今言ってはならないことを言ったなこのクソチビ!!!!」



    リヴァイ「人の身体的特徴を嘲る奴に配慮なんて要らねえだろ腹筋≫≫≫バスト=0」



    ミカサ「ゼロじゃないもん!!ちゃんと腹筋よりも出てきてるもん!!!!」ブワァ!



    リヴァイ「そうか。
    早くそのブラに詰めるモンが要らなくなる日が来ると良いな。
    何十年後か分からねえがな」



    ミカサ「ち゛ゃ゛ん゛と゛成゛長゛し゛て゛る゛も゛お゛お゛お゛お゛ん゛!!!!」ビエーン



  21. 21 : : 2018/12/10(月) 08:57:29
    エレンが罵倒して泣くのかと思ってたw
  22. 22 : : 2018/12/11(火) 00:01:40



    翌日


    ジロ… ジロ…

    「イェーガーめ……」ヒソヒソ
    「俺達の女神の純潔を奪いやがって……」ヒソヒソ
    「リヴァイに気に入られてるからって良い気になりやがって」ヒソヒソ




    エレン(リヴァイさんが目を光らせてくれるおかげで直接仕掛けて来る奴は居なくなったが………)スタスタ





    女子「見て見て、エレンだ」ヒソヒソ
    女子「ヒストリアとデキてるって噂本当かしら?」ヒソヒソ
    女子「皆の前で傷物にした責任取るって言ったんだし、そうなんじゃない?」ヒソヒソ
    女子「でもヒストリアはユミルとレズカップルだって話聞いたよ?」ヒソヒソ
    女子「じゃあ一度目の破局で傷心のヒストリアにユミルが近付いて、復縁を申し出たエレンとヒストリアを巡って三角関係ってこと?」ヒソヒソ
    女子「ちょっと何その美味しい展開!?」
    女子「目が離せないよ!」

    キャーキャー!




    エレン(男子は敵意剥き出し、女子共はニヤニヤしながら変な目で見てくるし…………)

    エレン(ジークの事をヒストリアに謝っただけでなんでこんなに注目されんだ?しかもいつの間にか俺があいつをテゴめにしたとか意味分からん話まで流れるし………)

    エレン(ああ………スゲー居心地悪い)ゲッソリ

    エレン「ん?」











    ライナー「ほ、本当にユミルとはレ、レレレレズ同士じゃないんだな!?」


    ヒストリア「…………だから、何度も言ってるでしょ。
    ユミルとは親友、それ以上でもそれ以下でも無い。大体あんた何なのよ?私が誰とどういう関係かなんてライナーには関係無い」


    ライナー「ああ………良かった。い、いやまだ良くない!
    エレンだ!!あいつと君とはどういう間柄なんだ!?」



    ヒストリア「は、はああ!?
    何でそこでエレンが出て来るのよ!?
    意味分かんないし!!」



    ライナー「エレンに聞いてもあいつははぐらかして教えてくれねーし、君はあの時あいつとやり直すって言っただろ!?恋人なのか!?」



    ヒストリア「え、エレンは別に………
    た、ただの……………トモダチ、で………///」ゴニョゴニョ

    ヒストリア「そ、それこそライナーには関係ないことよ!!あんた私の交友関係に文句つける気!?」キッ



    ライナー「う………」

    ライナー(エレンの話になると急にムキになって………こ、これは……まさか本当に………?)







    エレン(ライナーとクリ___いやヒストリアだった。ライナー………ファンクラブが解散しても一緒に居るとは、相変わらず義理堅い奴だな)

    エレン(ヒストリアのやつも、なんやかんやでちゃんと友達を作れてるな………ライナーも前からガールフレンド欲しいって言ってたし、上手くやれてて何よりだ)ウンウン

    エレン(……………今話しかけたらあいつらにも迷惑掛かりそうだし、スルーして行くか)スタスタ





    ヒストリア「と、とにかくエレンとは別に特別な仲じゃ___あ………」

    ライナー「ん? ___は!?」バッ!

    エレン「あ、やべ……」



    ザワ…

    イェーガーとライナーだ!
    え!マジで!?
    ヒストリアも居るぞ
    エレンとライナーよ!




    エレン(おいおい………せっかく邪魔しないでやってんだから目え合せんなよ……)

    ヒストリア(ちちちち違うのエレン!
    これは、ライナーが勘違いして勝手に話しかけて来てるだけで、私は好きで一緒にいる訳じゃ!!)

    ライナー(く!エレン…………お前は良いやつだから恋敵にはなってくれるなよ!!)

    エレン(………目え合っちまったし、取り敢えず挨拶くらいはしとくか)



    エレン「よ!ライナー、ヒストリア。
    今日もいい天気だな」

    ライナー「あ、ああ………いい天気だな……」

    ライナー(ひ、ヒストリアは___!?!?)チラ








    ヒストリア「あ、あの……エレン……」モジモジ


    エレン「ん?」


    ヒストリア「その…………おはよ…………///」ポ


    エレン「お、おう………おはよう、ヒストリア」


    ヒストリア「こ、この前は迷惑掛けてごめん………」


    エレン「あー……気にすんな、誤解だったんだし、俺も気にしてねーからよ!」



    ヒストリア「う、うん………ありがと」




  23. 23 : : 2018/12/11(火) 02:20:37
    リヴァイに罵倒されて泣くミカサは想像つかないな
    アニとの喧嘩でもしょっちゅう泣いてるのか?
  24. 24 : : 2018/12/11(火) 08:50:58
    >>21
    確かに従兄よりも好きな人に罵倒されて泣いたほうがしっくりくるな
    まあ書き終わった後に修正できたら修正してもらえればそれでいいかな
  25. 25 : : 2018/12/11(火) 12:46:53


    ライナー(ひ、ヒストリアが照れているだと!?)

    ライナー(俺があれだけモーション掛けても眉一つ反応しないのに!!)



    ドキドキ

    ヒストリア(チャ、チャンスよ私!
    あれ以来顔を合わせる機会も無かったんだから、今日こそランチに誘って話し合う機会を作らなきゃ!!)


    ヒストリア「あの……エレンって、cクラス……だよね?
    良かったら今日、ラ、ラ……こほん!ランチ一緒に食べない?」



    ライナー(!?)


    ザワ…

    ヒストリアがイェーガーをランチに誘ったぞ!?
    そんな……じゃあやっぱあの二人デキてるのか…
    う、羨ましい!
    氏ね! くたばれ!

    キャー!ヒストリア大胆!
    エレンさっさとおkしちゃいなよ!
    イッチャエイッチャエ‼







    エレン「あ、俺無理。昼はアルミン達と美化委員会で食う約束だから」



  26. 26 : : 2018/12/11(火) 13:06:13


    ヒストリア「は?」




    エレン(あんまりヒストリアといるとこ見られたら余計騒がれるしな。それにライナーが頑張って気を引こうとしてんのを邪魔したくねえし)

    エレン「んじゃ俺先行くな。邪魔して悪かったな、二人とも!」スタスタ




    ヒストリア「……………はぁ??」



    ライナー(こ、こいつ!
    ヒストリアの誘いを蹴るなんてなんて勿体無い!!バチ当たるぞ!?)

    ライナー(だが……………エレンよ。
    俺のために敢えて退いてくれたその心遣い、ムダにはせんぞ!!)



    ワナワナ

    ヒストリア(こ、この私が!
    勇気を振り絞ってランチに誘ったのに!!)

    ヒストリア(せめて断わるなら申し訳なさそうにしなさいよ!あっさり袖にするなんて!
    エレンのバカ!!……………ん?)


    エレン『邪魔して悪かったな、"二人とも"!』


    ヒストリア(……………………………“二人とも”!?)

    ヒストリア(ちょっとちょっと!?
    何よ二人ともって!?邪魔するって何!?
    エレンの中では私がこのゴリラとくっついてるのが前提なわけ!!?)プルプル



    ライナー「い、いやあ、連れないやつだなあエレンは。どうだヒストリア?」

    ライナー「代わりと言っちゃあなんだが俺と一緒に__」テレテレ



    ヒストリア「___」ス…

    ピィイイイイイイイ!


    ライナー「笛?」





    ドドドドドド





    ユミル「うぉおおおおおらっしゃああああああ!!!!!!」ドゲシ




    ライナー「ひでぶ!?!?」ドゴォ‼




  27. 27 : : 2018/12/11(火) 21:31:21


    ヒソヒソ

    イェーガーとヒストリアが…
    エレンとリヴァイが…
    ジークとエレンが…


    ジャン「…………クソが」イライラ

    ジャン(イェーガーの野郎、リヴァイ先輩の後ろ盾があるからって調子に乗りやがって……)



    女子「cクラスのエレンってさ、ちょっと眼付きが怖いけどよく見たら結構良くない?」

    女子「あ〜わかる!それにぱっと見は普通っぽいけど実は喧嘩に強いとか、そーいうギャップがカッコ良かったりするよね?」

    女子「リヴァイ先輩やヒストリア以外にもフリーダ先輩と仲良さそうだよね……何かミステリアスな交友よね!」

    女子「アブない香りがするよね!」

    キャイキャイ


    ジャン「がぁああ!!
    俺の狙ってたちょいワルの座を掠め盗りやがってあのヤロオおおおおおおおお!!!!」








    美化委員会

    エレン「ふぅ〜……………ようやく一息つけるぜ。
    スミス先生がここを使わせてくれて良かった」


    アルミン「ここなら皆恐がって近づかないしね。はい、エレンの分学食で買っておいたよ」


    エレン「サンキュー」


    マルコ「でも視線だけで良かったじゃないか。正直一月くらいは嫌がらせが続くかと心配したくらいだよ?」


    エレン「そこはリヴァイさ__先輩達が色々とな…………」


    アルミン「それに最近、掲示板でヒストリアが実はユミルとレズ仲だって話題が出て、皆の関心もそっちに流れつつあるしね」


    エレン「まさかお前……………変な作り話とか流してねえよな?」


    アルミン「まさか。僕ならこんなすぐバレるようなデタラメなんかより真実を織り交ぜた精巧なストーリーを流すよ」


    エレン「……………」


    マルコ「ハハハ!
    黒いねアルミン氏。色々と」



  28. 28 : : 2018/12/11(火) 21:41:23
    アルミン怖いw
    期待です
  29. 29 : : 2018/12/12(水) 14:22:17
    滅茶苦茶面白い展開に期待
  30. 30 : : 2018/12/13(木) 07:16:35


    アルミン「それより明日土曜なんだし、良かったら皆で映画観に行かない?荒海誠の新作アニメが来てるんだ!」


    マルコ「う〜ん……僕としてはヱヴァンゲルガー新劇場版が観たいんだよね……」


    アルミン「ああ!そうだ新エヴァ来てたんだ!迷うなぁ………エレンは?」


    エレン「俺か?俺は別に___あ」

    エレン(ジークの事でロッドのおじさんに詫に行くの、忘れてた。明日休みだし、行ってくるか?)


    アルミン「予定でも入ってた?
    だったら別に__」


    エレン「………ワリ、ちょっと用事を済ましてくる」ガタ















    学食

    フリーダ「そっかぁ………誘えなくて残念だったね」


    ヒストリア「そうなのよ!エレンったら酷いのよ!?
    頑張って誘ったのに”俺無理”の一言で断るなんて!!」


    ユミル(私としては出来ればあの野郎には関わらないでいてくれりゃうれしいんだがな)モムモム


    ヒストリア「しかもなんか誤解してライナーと私がくっついてるみたいな事言うし!ほんっとエレンは昔から__」


    フリーダ「そっかそっかぁ。ヒストリアはエレンに他の男の子と付き合ってると思われてそんなにご機嫌斜めなのねぇ」


    ヒストリア「は!?ち、違うもん!!」カァ

    ヒストリア「私はエレンがあのゴリラと私を一緒にしたのに怒ってるだけよ!」

    ヒストリア「別にエレンが私をどう思ってるかなんて関係ないの!!ただ、誤解だろうとなんだろうとゴリラとくっつけられるのが嫌なだけよ!!」


    ユミル(分かりやすい…………イェーガーめ、私のヒストリアをッ)


    フリーダ(必死になっちゃって………可愛い!)

    フリーダ「わかったわかった。そういう事にしておくから、ね?」


    ヒストリア「だ、だから本当にそういう事なんだってば!!」


    フリーダ「はいはい、そういう事ね。
    わかったわ___〈ピロリキーン〉__あら?」

    フリーダ(ライン通話?誰から………)ポチ


    ヒストリア「そうよ…………私はエレンなんて何とも思ってなんか」ブツブツ


    ユミル「ほーらヒストリア、私のプディングやるからあ〜んして__」



    フリーダ「あらエレン!どしたの?」



    ヒストリア「ぶふ!?」


    ユミル「うぉわ!?顔に唾が!?
    ありがとうございます!!」



    フリーダ「父さん?明日なら居るよ?」

    フリーダ「え?いやもう別に気にしなくていいよ、ジークさんも悪気があったわけじゃ………
    え?それは無い?アハハハ」

    フリーダ「…………うん、うん。わかった、エレンがそうしたいなら良いよ。でも私も父さんも気にして無いからね?
    じゃ、明日よろしくね!ばいば〜い!」ピ


    ヒストリア「お、お姉ちゃん…………今の、エレン?」


    フリーダ「そ!ラインで登録しといたんだ」


    ヒストリア「ウソ!?いつの間に!?」


    フリーダ「1週間くらい前にエレンのバイト先に行ったんだけど、その時にね」


    ヒストリア「エレン、バイトしてたんだ………
    どこで働いてるの?」


    フリーダ「喫茶店だよ?一杯ご馳走してもらったけど、アレは美味かったねぇ〜…………メイドさんの紅茶がすっかり霞んじゃうくらいね!」



    ヒストリア「……………ズルい」



    フリーダ「うん?」


    ヒストリア「お姉ちゃんばかりエレンとラインして!」

    ヒストリア「しかもエレンの淹れた紅茶飲むなんて!
    どうして私も誘ってくれなかったの!?ズルいよ!!」


    ユミル「お、落ち着けヒストリア!!さっきと言ってることが__」


    フリーダ「あらあら〜」ニヤニヤ














    エレン「これでよし」ピ


    エレン「後は………面倒くさいけどジークにも連絡を……………」ポチポチ




    コーン… コーン…




    エレン「? 何の音だ?」




  31. 31 : : 2018/12/13(木) 20:11:21


    コーン… コーン…


    エレン「裏庭の林からだな……まだ昼休みだし行ってみるか」












    コーン… コーン コォーン



    エレン「近いな……何か硬い物で木を打ってるような音だな」








    コォーン! コォーン! コォーン!

    シクシク…


    エレン「誰かの泣き声……女か?」

    エレン「こんな人気のないトコで一体何やってんだ?」








    カァーン! カァーン! カァーン!

    グスングスン



    エレン(あの一番デカイ木の裏だな……………確か学内で最も樹齢の古い木だって言ってたな)

    エレン(気付かれないよう茂みに隠れてっと………)コソコソ








    「この!この!」

    カァーン! カァーン! カァーン!





    エレン(やっぱりだ………なんか金槌で木を叩いてる)



    カァーン! カァーン!




    「いくら!なんでも!酷すぎる!」

    カァーン! カァーン!




    「私が!小学校から!気にしている!
    腹筋≧胸を!嘲笑するなんて!」

    カァーン! カァーン!




    「生まれ持った身体の!コンプレックスを!
    馬鹿にするなんて!」

    カァーン! カァーン!





    「ヒトとして! 最低の行為だ!!」

    カァーン! カァーン!





    ミカサ「あのクソチビめ!ヤツに天罰を!!
    雑菌まみれのパンでも食って腹壊せ!!!」

    カァーン! カァーン! カァーン!












    エレン「……………」

    エレン(何やってんだあいつ………なんか怖え)

    エレン(気迫とか泣きながら木をぶっ叩いたりとか色々怖えよ)






    ミカサ「この!クソチビ!! 滅べばいいのに!!!」






    エレン(来るんじゃなかった……………帰ろ。
    帰って美化委員会でお茶でも淹れよ)クル



    サク___パキィ!


    エレン(ヤベ!!枝踏んだ!!)









    コォーン___











    ミカサ「貴様!!見ていたな!!?」クワ!





    エレン「ひ!?」ビックゥ!




    ミカサ「そこ!!墜ちろ!!!!」ヒュン!




    バキバキィ‼


    エレン「ひぃ!? 金槌が飛んで来た!!?」

    ガササ___バッ!




    ミカサ「出たな覗き魔!!
    顔を見せ____!?」ハッ




    エレン「こここ、降参する!!だからどうか命までは!!!!」





    ミカサ「!?!?!?」

    ミカサ(い、イェーガー君!?そんな!!
    なぜここに彼が!?)

    ミカサ(ま、マズイ!!)ジャキ!



    エレン「銃!?
    ま、待て!!俺は何も見てないし聞いてない!!
    だからどうか赦して___」





    ミカサ「__!」ドン!



    ボシュウウウウウウウウ……


    エレン「ぶわ!?また煙!?」



    …モクモクモク



    エレン「えっほ! えっほん! ま、前が見えねえ………」ケホケホ




    ミカサ「__」シュン!





    エレン「げっほ! お、おい待て___おえっほん!!」





  32. 32 : : 2018/12/13(木) 20:55:00


    サァァ……


    エレン「けほ………ようやく煙が散ったか」

    エレン「確かあいつ、リヴァイさんの従妹のミカサだったよな………木の前で一体何を__」ヒョイ




    http://scoby.blog.fc2.com/img/14d9dc82e4.jpg/





    エレン「な、何だこりゃ!?」ゾワワ…

    エレン「わ、藁で作った人形………?
    こんなにたくさん……」


    ポロ__


    エレン「__うわっと!?」


    エレン「マジで何やってたんだ、あいつ?」












    ぜぇ…ぜぇ…

    ミカサ「どうしよう………どうしよう………」オロオロ


    ミカサ「き、聞かれた………間違いなく聞かれた………」オロオロ



    ミカサ「彼の前でクソチビとかはしたない言葉を言ってしまうなんて!!」


    ミカサ「この私が、よりにもよってイェーガー君にあのクソチビみたいな粗暴な女に思われてしまうなんて!!?」


    ミカサ「うぁああああ………なんて、事………」ガク


    ミカサ「いくらあのクソチビが憎ったらしいからって………こんな昼間まで、学校の敷地で、呪いを掛けるなんて………」


    ミカサ「普段誰も居ないからって油断してた……」


    ミカサ(どうしよう………どうすれば私に対する彼のイメージを卍解出来る?どうすれば………)

    ブツブツ









    美化委員会


    アルミン「それはきっと『ウシ=ノ・コクマイーリ』だね」


    エレン「ウシ……何だって?」


    アルミン「日本の伝統的な呪いさ。
    呪いたい相手の髪や爪とか体の一部を藁人形に仕込んで、夜中の2時あたりに神社なんかの神木に打ち付けると、相手が不幸な目に逢うんだって」


    エレン「うわ……気持ち悪りぃ」


    ツンツン

    マルコ「この人形、中に髪の毛入ってる………誰のだろ?」


    エレン「おいマルコ、気持悪いからあんまり触んな」


    マルコ「ハハハ、エレン氏は大げさだなぁ。大体今は昼だし、ここは神社じゃなくて学校だよ?きっと面白半分でやってみただけさ」


    エレン「………面白半分であんだけの人形を打ち付けるヤツが居るのか?」


    アルミン「……………エレン、気を付けて」


    エレン「ん?何をだ?」


    アルミン「ウシ=ノ・コクマイーリは誰かに見られると術者に呪いが跳ね返るから、目撃者は殺してしまうんだ」


    エレン「ははは……脅かすなよアルミン。
    大体あいつは俺の前から逃げ出したんだぜ?
    もしそうならさっき俺はあいつにとっくに殺られてたハズだろ?」


    アルミン「………」ス…


    エレン「……? 何だこの本?」


    アルミン「その呪いについて詳しく書かれた漫画だよ」


    エレン「漫画? おいおいアルミン、どうせ一杯食わすならもっと信憑性のあるもんを……」


    アルミン「まあ試しに読んでみてよ。
    37話だったと思うよ」


    エレン「…………まあ、そこまで言うなら」ペラ…








    10分後




    エレン「」ブルブルガタガタ






    マルコ「何を読ませたんだいアルミン氏?」


    アルミン「ヘル・ティーチャー ヌーベイ」


    マルコ「懐かしいなぁ………初めて読んだときは怖くてトイレに一人で行けなかったよ、ヤミー子さん」


    アルミン「僕はメアリーさんが一番極ったね。
    うぅ〜、今思い出すだけでも鳥肌が……」サスサス





  33. 33 : : 2018/12/13(木) 21:53:49
    原作のスクカーと違ってミカサの代わりにマルコが友達になってるのか
  34. 34 : : 2018/12/14(金) 01:23:07
    エレンはライナーがヒストリアに気があるの知ってるのかw
  35. 35 : : 2018/12/14(金) 20:59:19


    エレン「何だよこれ………ふざけんなよ………夜中眠れなくなっちまうじゃねえか………」ガタガタ



    アルミン「まあ、その人が近づいてきた時は気を付けたほうがいいよ?」

    マルコ「この学校に鬼の手を持った先生なんて居ないだろうし」


    エレン「なんてモン読ませんだよ!トラウマになっちまったじゃねえか!?」


    アルミン「いやぁ、初めて読んだときは衝撃的だったよね。ホラーに関してジャパンの右に出る者は無いね」

    マルコ「あの逃げ場の無い絶望感は忘れられないよ。普通なら則詰みなシチュエーションが一層恐怖を煽るよね」


    エレン「お前らさては面白がってんだろ!?」


    アルミン「さてね」

    マルコ「一体何の事やら」


    エレン「こ、こいつらッ!」












    午後


    エルヴィン「__と言う事で、成長した桃太郎は満州に渡り後のジンギス・カンとなったわけだ。ここ、次の試験に出すのでちゃんと復習するように」



    カリカリ


    エレン「………………」カリ…カリ…







    ミカサ「【◉Ξ◉】」ジ…






    エレン(どうしよう………スッゲー凝視してくる!)ガタガタ





    ミカサ(なんとか彼の誤解を解かねば………普段の私はYAMATOなでしこなのであって、クソチビとか下品な言葉を使うようなはしたない女ではない、と!)ジィイ…




    エレン(きっと呪いを掛けようと俺の髪の毛を抜き取る機会を伺ってるんだ!怖い!)ブルブル




    ミカサ(しかし学校は人が多くて上手く話しかけられない………かと言って二人きりだと私は上がってしまって話せないし)ジィイ…




    エレン(一本でも髪の毛を取られたが最期、きっと夜中に俺の掌から釘で順に呪いを掛けられる!隙を見せるな、俺!)キッ




    ミカサ(はぁ………どうして私はこうも身内以外の人間相手だと上手く行かないんだろう………興味を持てば持つほど緊張してその人に面と向かって話せなくなる……………もっとこう、トークに花を咲かせるだけの度胸があれば………)ジィイ…




    エレン(く………何を考えているのか全く表情が読めない!何だって最近こんなトラブル続きなんだよ!?
    大体いくら人気が無いからって学校で、しかもこんな真っ昼間から変な儀式なんかすんなよな!?俺みたいに知らずに近づいてくる奴が巻き込まれちまうだろが!!TPOくらい弁えてくれよ!?)






    ジャン(イェーガーの野郎、俺のミカサの視線を独占しやがって!
    てめえはあの生意気な女王様とよろしくやってりゃ良いんだよ、クソが!!)








    エルヴィン「よく、ミナモト=ノ・ヨシツネはジンギスカンと混同されがちだが、私は時系列的に彼はクビライだと思うね。落ち延びたヨシツネは兄への復讐と再起を誓い、艱難辛苦を乗り越え宇宙の覇王となり、逆襲のクビライとなって隕石をカマクラに落とすんだ、スゴイだろ?」


  36. 36 : : 2018/12/15(土) 21:50:26


    キーンコーンカーン

    エルヴィン「おや、もうこんな時間か。今日はここまでにしよう」



    ガヤガヤ

    ようやくクラブ行ける!
    終わった終わった
    なーゲーセン行こーぜ!


    エレン(は、早く美化委員会に行こ)ガタ



    ジャン「待てよイェーガー。ちょっとツラ貸しやがr___」




    エレン「忙しいから後にしてくれ」スルー




    ジャン「な!?おいテメエ!待てっつってんだろが!!」


    エレン「ミカサがお前と一緒に帰りたいって言ってたぞ」


    ジャン「邪魔して悪かったな!行ってくれ!」






    ミカサ「__なんの用?」イラ…


    ジャン「いやぁ、すまねえな!この前は俺もちょっと急ぎ過ぎちまった。今日はゆっくり話しながら___」


    ミカサ「当て身」トン


    ジャン「う!?」

    バタ__


    ミカサ(彼はあのクソチビの美化委員会に行ったか………く、喫茶店だけでなく学校でも彼と一緒なあのクソチビが羨ま憎らしい)ギリリ…




    アルミン「ふぅ……ようやく1週間が終わるね」


    マルコ「エレン氏は明日どうするんだろ?映画来るかな?」



    ミカサ(!!………あの二人、確か昨日フクロウに居たイェーガー君の友達!)



    アルミン「とりあえずパソ研に顔出してからフクロウ行こっか。どうせエレンも美化委員会のお茶くみ係だし」

    マルコ「意義なし。そうそうアルミン氏、新しくインストールしたゲームアプリ、一緒にプレイし__〈グニャリ〉__お、おい、今なんか踏んだぞ!異様な弾力のあるこの感触!?」


    アルミン「うんこかい?」







    ジャン「」






    アルミン「ジャンだよぉオーーッ!!」
    顔がニヘラ笑いでとろけたジャンだよおおお!?」


    マルコ「ヒェーーッ!!」


    アルミン「………………どうする?」


    マルコ「とりあえずこれ以上踏んづけられないように壁に持たれ掛けておこう」ヨイショ


    ジャン「」







    ミカサ「あの二人………………試してみるか?」


  37. 37 : : 2018/12/17(月) 16:38:04
    ウーリは出ますか?
  38. 38 : : 2018/12/17(月) 17:54:42
    エレフリ要素もください!!!!!

    お願いします!!!!!
  39. 39 : : 2018/12/17(月) 20:46:08


    美化委員会

    リヴァイ「ミカサだと……?」


    エレン「その…………何か俺、怒らせちゃったみたいで。ただ、その……謝ろうにも何とも言い難い雰囲気のせいで近付けないんです」ゲッソリ


    リヴァイ「ほぉ……………」

    リヴァイ(相変わらず趣味の悪い人形やら紙切れやら携帯してんのか………数年後にこの黒歴史を突付いてやるのが愉しみだな)


    エレン「リヴァイ先輩、従兄だしお兄さんみたいなものですよね………?
    家に帰ったらでも良いので先輩の方から赦して貰えるよう言ってくれませんか?」

    エレン(下手に関わるとウ……ウシノコ・クマイリィ?だとかで呪われそうだし)ブルブル



    オルオ「っち!おいエレン…………ペトラのお茶汲みの稽古つけてくれてんのは感謝するがお前最近図々しくねーか?
    リヴァイ先輩だって暇じゃねえんだ、そんなくだらねーこt__ペトラ「先輩、私からもお願いします」ゲシ!___あが!?」


    ペトラ「ただでさえ変なデマで元気無いんですし、クラスメイトとまでモメたらかわいそうですよ………」



    グンタ「知り合いの身内相手だと気まずいだろうな」ヒソヒソ

    エルド「というか………エレンの奴、心なしか怯えてないか?顔も真っ青だし」




    リヴァイ(やれやれ………昨日珍しく俺にフクロウの事で食い下がってきたのは、エレンが目当てだったって訳か)

    リヴァイ(残念だったなミカサ………俺は二言目にはチビとほざくお前に利する事は一切する気はねえ。俺の方で勝手に解決させて貰うとしよう)ニヤリ


    リヴァイ「エレン。安心しろ、俺の方で上手くやっておく。アイツの事はしばらくシカトでもしてあしらっといてやれ」


    エレン「は?あ、はい………お手数掛けてすみません」


    リヴァイ「いや、お前は何の落ち度も無い。原因は全て奴にある」


    エレン(言われてみりゃ………こんな真っ昼間に学校の敷地で呪いなんかしてたアイツの所為だよな?
    呪い返しを食らっても俺の責任じゃ無……………うん、無い!)


    リヴァイ(相変わらず気になった奴をストーカーしてんのか、悪趣味胸無し腹筋女が。根暗な人見知りに産まれた自身を呪え)

    リヴァイ「さて………………ブリーフィングを始める前に一服するか」


    ペトラ「はーい!お茶とお菓子出しますからねー!」


    エレン「今日のお茶、ペトラ先輩が淹れたんですよ」


    グンタ「お、今日こそリヴァイ先輩に飲んでもらえるか?」

    エルド「エレンが来るまでは自分で用意したお茶しか飲んでなかったからな」


    リヴァイ(前日にフクロウでウォーターピッチャーに詰めてもらってたからな)


    オルオ(俺はペトラが淹れたならお茶の味なんて関係なく飲むがな)



    ペトラ「先輩………どうぞ」ゴク…















    リヴァイ「まだまだ、だな………今ひとつエレンには及ばねえ」


    ペトラ「そう、ですか………」シュン


    リヴァイ「………だがまあ、今までお前が淹れたのよりは格段に進歩していたな」ズ…


    ペトラ「え!?」パァ…


    リヴァイ「明日は期待してる」


    ペトラ「せ、先輩………」ジーン




    エルド「確かに………以前よりも美味いな」ズズ

    グンタ「エレンの教育の賜物だな」ズ…

    エレン「いえ、ペトラ先輩が一生懸命だったからですよ」

    オルオ(美味い……エレンよ、その調子でペトラの花嫁修業を完成させろ。その後は俺に任せ
    s__〈ゴキュ〉__あづぅうう!?)




  40. 40 : : 2018/12/17(月) 21:31:52
    前は誰をストーカーしてたんだろうミカサ
  41. 41 : : 2018/12/17(月) 21:45:54


    ペトラ「やった………初めてリヴァイ先輩に褒められた………………」ウルウル


    エレン「良かったですね、ペトラ先輩」


    ペトラ「ありがとうございます師匠!」ハハァー!


    エレン「いや、何も土下座しなくたって………」




    ガララ

    ミケ「良い香りだな」


    ペトラ「あ、ミケ先輩!今お茶淹れたんです。先輩もどうぞ!」


    リヴァイ「遅かったなミケ。ウチからスコーンも持って来た。てめえ等で食って良いぞ」ズ…


    ミケ(リヴァイが他人の淹れた物を飲むとは………)




    モグモグ

    エルド「お茶も美味いがリヴァイ先輩のこのスコーンも格別だな」


    オルオ「さすが先輩…………強さだけでなく家庭的な1面も併せ持つなんて」


    リヴァイ「いや、こいつは俺じゃなく叔父が作ったヤツだ」


    グンタ「へー、パティシエなんですか?」


    リヴァイ「いや、警備会社だ」


    ????「どれどれ、私にもお一つ下さいな?」


    ミケ「ああ、どうz___!?」




    フリーダ「ん〜♪お茶もいい香りね、さすがエレン直伝!」ズズ




    ペトラ「フリーダ!?」


    エレン「どっから入って来た!?」


    フリーダ「ザカリアス先輩の後ろから着いてきたんだけど?」


    ミケ(匂いが一切感じられなかった!?馬鹿な、どうやって!?)





    リヴァイ「………うちの委員会に何か用かレイス?」


    フリーダ「イヤですねえ、そんなに警戒しなくて良いですよ?ちょっとエレンと相談しようと来てみたら良い香りがしたものでつい………」


    エレン「相談って、ラインじゃ駄目なのか?」


    フリーダ「だって、一々文字打つより会って話すほうが楽なんだもん」


    ペトラ(フリーダがライン!?エレンと!?)

    エルド(風紀委員との1件で知り合いだとは聞いてたが………)

    グンタ(俺達にでさえ敬語で話すエレンが、タメ口を利くとは………)

    オルオ(黒髪ロングも良いもんだな………っと、いかんいかん!俺はペトラの__)



    フリーダ「それにどうせこの後フクロウに行くんでしょ?なら歩きながら色々話せるでしょ?」


    エレン「いや、まだ俺ここで手伝いが__」


    リヴァイ「……………エレン、行っていいぞ」


    エレン「え?」


    リヴァイ「お前のおかげでペトラの茶もまあまあ良くなった。一服が終わったら後は自由にしていい」


    エレン「先輩がそう言うなら………」


    フリーダ「いやあ、ありがとうございますリヴァイ先輩!話が分かるぅ!」


    リヴァイ「後でな、エレン」






  42. 42 : : 2018/12/20(木) 16:38:26
    英語圏で男でエレンとかコニーって変な名前だよな
  43. 43 : : 2018/12/20(木) 21:54:04


    校門


    エレン「………で、わざわざ美化委員会までお仕掛けて何の用なんだ?
    明日の事か?」


    フリーダ「んー………ちょっと歩かない?
    放課後とはいえ学校の近くだと人目につくしさ」


    エレン「? まあ良いけど……」







    パラディタウン


    フリーダ「今更だけどさ。エレン、随分背が伸びたね?私とほとんど同じくらいあるよ?」


    エレン「そりゃ4年前と比べたらな……そういうお前はあんまり変わってねーな」


    フリーダ「失礼ね、ちゃんと発育してるよーだ!」


    エレン「んで?そろそろ何の相談か教えてくれねーか?」


    フリーダ「その前に、あの駐車場まで来てくれない?」


    エレン「何で?」


    フリーダ「いーからいーから!」グイ!


    エレン「おっと!わかったから手ぇ引っ張んなよ!」ドタタ








    駐車場


    フォン「やあエレン君、久しぶりだね」


    エレン「フォンのおっちゃん!?
    久しぶり!牧場に行ったとき以来だっけ!」


    フォン「そうだな………あの後は君と会う機会が無かったからね」


    エレン「でも何でここに?」


    フリーダ「私とヒストリアの送り迎えはフォンがやってくれてるんだよ」


    エレン「ならここまで歩かなくたって校門出たところで乗せてもらえば……」


    フリーダ「エレン今学校中で注目されてるのに、私やこの子と一緒の車に乗ったら目立つでしょ?」


    エレン「あ、確かに………って、この子?」





    ガチャ

    ヒストリア「あ、あの………今朝ぶりね……………」





    エレン「ヒストリア………」


    フリーダ「とりあえず乗ろう?フクロウまで送ってあげるから、話は車の中で、ね?」




  44. 44 : : 2018/12/20(木) 22:36:09


    ブロロ~



    エレン「懐かしいよなぁ、この車に乗せてもらうの」


    ヒストリア「そう、だね…………」


    フリーダ「じゃ、話に入ろうか。
    色々言いたいけどまずは………………」チラ


    ヒストリア「………」コク

    ヒストリア「スー ハー」





    ヒストリア「エレン………ごめんなさい」ペコリ


    エレン「え?いや、何が?」


    ヒストリア「私………闇討ち以外にも風紀委員会に嘘の垂れ込みしたり、悪い噂を流してエレンに色々酷い事しちゃったから……ごめん」ジワァ


    エレン「な、泣くなよヒストリア……………もうその事は許すって言ったろ?」


    ヒストリア「だって、私の所為でエレン、学校の皆に誤解されちゃって………なのに私の事庇って何も言わないで………申し訳なくって!」グスン


    フリーダ「私からも、ごめんなさいエレン……」


    エレン「フリーダ………」


    フリーダ「4年前のスキャンダルの事、もっとちゃんとヒストリアに説明すべきだった」

    フリーダ「ヒストリアがエレンの事で誤解してたなんて気付かずに放置したせいで、こんな事になっちゃって………本当にごめん!」


    ヒストリア「ごめんなさい!」





    エレン「………ああ、分かったよ。許すからそんな目で俺を見るなよ、居た堪れねえ」


    ヒストリア「………」


    エレン「俺からも謝る………兄貴がこんな馬鹿な事をやらかしてたのに気付かずにお前らを苦しめて、すまん………許してくれるか?」


    ヒストリア「うん………許す…………それでね、エレン………………」モジモジ



    ヒストリア「改めて、私と友達からやり直して、くれるかな………?」ス…


    エレン「ああ……もちろんだ」ギュ


    ヒストリア「私の名前、ヒストリア・レイスって言うの………よろしくね」


    エレン「俺はエレンだ………よろしくな、ヒストリア」






    フリーダ(これで良い………エレンがヒストリアの傍に居てくれるなら、私はそれで十分………)

    フリーダ「うんうん!
    同じ学校の生徒同士、仲良くしてね二人共!」


    エレン「お前もな、フリーダ」ス…


    フリーダ「……へ?」


    エレン「お前のおかげで色々助かった。それに俺も学校でフリーダに会えて嬉しかったぜ?」


    フリーダ「………そっか」

    ギュ__



    フリーダ「私もエレンと一緒の学校に通えるなんて嬉しいよ………よろしくね」ニコ…





  45. 45 : : 2018/12/21(金) 02:35:27


    エレン「それにしても………どうしてフリーダはマスコミに垂れ込んだのが俺じゃないと知ってたのに、ヒストリアは誤解したままだったんだ?」


    ヒストリア「え………いや、それは………………」


    フリーダ「私はケニーおじさんに直接聞いたんだけどね………」





    ーーーーーーーー


    ケニー『なんだ、ロッドの娘が俺に何の用だ?』


    フリーダ『………おじさん、父さんとヒストリアの事書いた記者さん達を調べてるのよね?』


    ケニー『ああそうだが?
    安心しなお嬢ちゃん、あの3人ならフォンの奴にこってり脳ミソ絞られて余計な事は忘れちまってるからよ』


    フリーダ『………………一つ確かめたいの。
    あの3人にヒストリアの事を教えた男の子、本当にイェーガー先生の息子さんなの………?』


    ケニー『ああ、その通りだ』


    フリーダ『そんな…………やっぱりエレンが……?』


    ケニー『エレン………?誰だそりゃ?』


    フリーダ『え?』


    ケニー『あー、なるほどな、【そっち】の事か』


    フリーダ『どういう事?そっちって?』


    ケニー『本当はクライアント以外に教えんのはよくねえが、まあ身内なら良いだろ』


    ケニー『あのな嬢ちゃんよぉ…………
    マスコミにロッドのスキャンダルを売ったヤツの名はジーク・イェーガー、グリシャ・イェーガーの前の交際相手が産んだガキだ。オメーさんの言ってるエレンつーのは今の嫁さんとの間に出来たガキの事だろ』


    フリーダ『じゃ、じゃあエレンは関係なかったんだ!良かったぁ………』


    ケニー『話はそれだけか?』


    フリーダ『うん、ありがと!
    ヒストリアに教えてあげなきゃ!』







    グリシャ《息子がした事は謝っても許されることではありませんが___》


    ヒストリア『…………裏切り者』ピコピコ

    ヒストリア(信じてたのに………友達だって、味方だって、信じてたのに!)



    ドンドン

    フリーダ『ヒストリア!入って良い?』


    ヒストリア『………好きにすれば?』ピコピコ

    ガチャ


    フリーダ『ねえヒストリア!エレンの事で話があるの!』


    ヒストリア『__』ピコピ__

    ヒストリア『__エレン?』

    ミシィ…


    フリーダ『うん!あのねあの3人にあなたの秘密をバラしたのは___』


    ヒストリア『知ってるよ』


    フリーダ『ジーk___え?』


    ヒストリア『この前グリシャ先生とお父さんが話してたの、聞いたから………………』ピコピコ

    ヒストリア『"全部"聞いたんだよ、お姉ちゃん………』


    フリーダ『な、なんだ、そうなの………』


    ヒストリア『私はもう平気………だからもうその話はしないで』ピコピコ

    ヒストリア(エレンの事を思い出すだけでも反吐が出そうだから………)


    フリーダ『そう、だね………(ほんのちょっととは言えあんなに信じてたエレンを疑ったりして、きっと辛かったんだね………)』


    ヒストリア『……………』ピコピコ




    ーーーーーーーー





    フリーダ「だからてっきりヒストリアも誤解は解けたと思って、それ以降は話さなかったのよ………」


    ヒストリア「う、嘘………………お姉ちゃん、その時からずっと知ってたの………?」(愕然


    フリーダ「エレンの話題になるとなーんか不機嫌になるなーとは思ってたんだけど………」


    ヒストリア(ば、馬鹿か私は!?)


    エレン「………やれやれ、そういう事か」


    ヒストリア「嘘でしょ………この4年間………隣に真実が居たのに………全然気付けないでいたなんて………情けないにも程があるでしょ私………」ブツブツ


    エレン「その………まあ、どんまい!」ポンポン


    ヒストリア「優しくしないでよ………余計惨めになっちゃうじゃない………………」クスン






  46. 46 : : 2018/12/21(金) 07:40:05


    エレン「フクロウに着いたら何か奢ってやるから元気出せよ?な?」


    ヒストリア「バカ……私のバカ……」ブツブツ


    フリーダ「まあまあ。さっきお互い水に流したばかりでしょ?」


    フォン「お嬢様、もうすぐ着きます」


    フリーダ「うん分かった。ほらヒストリア!
    エレンの紅茶飲まして貰うんでしょう?」


    ヒストリア「………………うん」


    フォン「駐車するスペースが無いので私は車を何処かに停車させてお待ちしています。よろしいですか?」


    エレン「フォンのおっちゃんも上がってけよ」


    フォン「いやいや、お嬢様の時間を邪魔したくはないからね。私は外したほうが水入らずで話せるだろう」


    フリーダ「ごめんねフォン」


    エレン「………………おっちゃん紅茶とコーヒーどっちが好き?」


    フォン「どちらかと言えば紅茶かな?」


    エレン「じゃあ5分くらい待ってろよ。
    水筒に分けてやるから迎えに来るまでそれ飲んでてくれよ」


    フォン「良いのかい?」


    エレン「タクシー代だと思ってくれよ」


    フォン「そうか………じゃあ貰えるかな?」


    エレン「んじゃ、ちょっとだけ店の前で待っててくれよ?」


    フォン「了解、ボス」










    フクロウ


    クルーガー「………」キュ キュ


    カランカラーン


    エレン「ただいま!クルーガー、着替えるからちょっとお湯沸かしててくれるか?」


    クルーガー「それは良いが………今日は早いな?」カチャカチャ シュボ


    エレン「外に馴染みを待たせてんだ、車だから急いで淹れねえとな!」


    クルーガー「そうか………」




    カランカラーン


    フリーダ「おじゃましまーす」


    ヒストリア「ご、ごめんくださ〜い……」オドオド


    クルーガー「この時間に来るということは………エレンの招待か?」


    フリーダ「はい。フリーダ・レイスと申します。
    こっちは妹のヒストリアです」ニコ…


    クルーガー(レイス……?)


    ヒストリア「よ、よろしくお願いします」ペコリ


    クルーガー「………………」


    フリーダ「?」ニコニコ


    ヒストリア「………え、えと」オドオド


    クルーガー「………好きなところへ掛けてくれ」


    フリーダ「ありがとうございます。さ、座ろ、ヒストリア」


    ヒストリア「うん………」

    ヒストリア(マスターの目はちょっと怖いけど………お店の中はお洒落ね………)



    パタパタ

    エレン「ふー、着替え終わった………」


    ヒストリア「!!」


    フリーダ「あら素敵。似合ってるわねエレン」


    エレン(カフェエプロン)「ここではこれが制服だからな」


    ヒストリア「………」ジー


    エレン「……? どうかしたかヒストリア?」


    ヒストリア(かっこいい………」ボソ


    エレン「うん?今なんか言ったか?」


    ヒストリア「__ハ! べ、別に何も!」


    エレン「じゃ、俺フォンの分淹れとくから、メニューでも見ててくれよ」


    パタパタ

    カチャカチャ



    ヒストリア「………………」


    フリーダ「__ふふ!」クス





    カランカラーン

    エレン「お待たせ、フォンのおっちゃん」


    フォン「いやあ、ありがとう。もう9月半ばだからね。それにしても、エレン君もアルバイトをする歳になったなんて、感慨深いな………」


    エレン「アルバイトっつっても手伝いみてえなもんだよ。ここで面倒見てもらってるからな」


    フォン「感心だな、娘にも見習って欲しいくらいだ。じゃ、迎えに行くまでお嬢様がたをよろしくお願いします、マスター」ブロロ


    エレン「マスターじゃねえ、ウェイターだよ」




  47. 47 : : 2018/12/21(金) 13:00:31



    ヒストリア「………」チラチラ




    エレン「♪〜」カチャカチャ

    コポコポ



    ヒストリア(昔遊んでたときはこんな一面見た事なかったな………)

    ヒストリア(あの時はゲームしたり牧場で釣りしたり動物と遊んだりしてたけど、こういうエレンもなんだか新鮮___)




    エレン「お待たせ、ブレンドティー」


    ガタ

    フリーダ「おー来た来た!ん〜、良い香り………」

    フワ…

    ヒストリア(本当だ……………何だか心地よい匂いね………)


    エレン「仲直りのお祝いだ、飲んでくれ」



    フリーダ「頂くね」

    ヒストリア「頂きます……」




    ズ…




    ヒストリア(こ、これは!)


    エレン「美味えか?」


    ヒストリア「美味しい……メイドが淹れたのよりもずっと………」ホワァ


    フリーダ「ん〜♪
    美味しいでしょ、ヒストリア?」


    ヒストリア「エレンどうやったらお茶をこんなに美味しく淹れられるの!?」


    エレン「わりーな、企業秘密だ」


    フリーダ「良いじゃん、ペトラには教えた癖に!」


    エレン「教えた訳じゃねえ、アドバイスをしただけだよ」


    ヒストリア「ズルい………」


    エレン「ハハ!どうしても飲みたけりゃ、俺がいる時に飲みに来な」


    ヒストリア「良いの!?」ガタ


    エレン「うお!?」ビク


    ヒストリア「毎日来ても、良いの?」


    エレン「お、おお?飲みたけりゃな………でも俺土日は基本居ねえからな」


    ヒストリア「そう………平日ね。分かった………」


    フリーダ「ふぅ〜ん?そんなに毎日エレンに会いたいんだ?」ニヤニヤ


    ヒストリア「ち、違うもん! お、お、お茶!
    そう!お茶が飲みたいだけよ!他意は無いんだから!!」


    エレン「気に入って貰えたようで何よりだ」






    ヒストリア「でも良いの?今まだ準備中なのに………」


    フリーダ「そういえば………」


    エレン「ん…………まあ今日は特別だ……」


    フリーダ「ふーん?」

    ヒストリア「………?」




    エレン「それでフリーダ、明日お前らんちに行く話なんだが___」


    ヒストリア「え?何それ?」


    エレン「いやだから、俺の兄貴が迷惑掛けちまったのをロッドのおじさんに改めて詫びに行くんだよ」


    ヒストリア「ちょ、それ私聞いてない!」


    エレン「フリーダには言ったぞ?」


    フリーダ「あーそういやまだ話してなかったっけ。ごめんごめん」


    エレン「で、確かレイス家ってシーナ街にあるんだよな?そっちに行けば良いのか?」


    フリーダ「うん、なんなら迎えに行こうか?
    フォンにお願いしてさ」


    エレン「いやいいよ。明日は土曜日だし、フォンのおっちゃんも家族と過ごしたいだろ?」


    フリーダ「あーそういやそうだった」


    エレン「そうだったってお前忘れてたのかよ………俺は余裕で覚えてたのに」


    フリーダ「あははは……」




  48. 48 : : 2018/12/23(日) 20:23:54
    レズって噂流れたらカトリック社会だからいじめられそうだけど大丈夫か
  49. 49 : : 2018/12/23(日) 20:45:38





    ズ…

    フォン「あ゛あ゛〜………滲みるなぁ、このお茶」




    ーーーーーーーーーーー



    エレン「じゃ、10時くらいに行くからおじさんにも伝えてくれよ?」


    ヒストリア(明日エレンがうちに………何着よう)ソワソワ


    フリーダ「オッケーオッケー!
    お菓子とか用意しとくから楽しみにしててね!」


    エレン「いや、長居はしねえよ。玄関先で謝ったら帰るし」


    ヒストリア「は!?何でよ!?」


    エレン「長居する理由がねーもん」


    ヒストリア「お茶くらい飲んでいったらどうなのよ!?」


    エレン「あのなあ………俺は迷惑を掛けたことを詫びに行くんだぞ?気まずいだろが?
    むしろ俺はさっさと済まして帰りてえんだよ」


    フリーダ「だったら別に謝りに来なくてもいいのに………………何度も言ったけど、父さんも母さんもジークさんの事はとっくに許してるしさぁ、エレンが気にすることなんて無いんだよ?」


    エレン「俺のけじめの問題なんだよ…………これからもお前らとやっていく為にも、な」


    ヒストリア「エレン………」


    エレン「おっと、ジークに明日の予定伝えとかねえと…………」ピポピポ












    レベリオ校


    ジーク「うぁ〜…………だりぃ………………」グデー


    ピーク「早く練習に来てくださいよ………ジークさんのチームでしょう?」


    コルト「またか、ピーク?」


    ピーク「はぁ………またフクロウまで行ってエレン君にお茶貰ってこないと」


    ジーク「くっそー…………今頃リヴァイの野郎はフクロウでエレンを独り占めしてると思うと!」ギリリ


    コルト「その闘志を野球に活かしてくれませんか?」


    ジーク「………………寂しさとやるせなさと空しさで憂鬱になっちまうよちくしょう………」


    コルト「はぁ………」


    ジーク「エレェエエン、兄ちゃんもう限界だよぉ………エレン分欠乏症で死んじまうよぉ………」シクシク


    ピーク(早くエレン君に出禁解いてもらわないと…………面倒なだけじゃなくいい加減鬱陶しい)





  50. 50 : : 2018/12/23(日) 21:33:58
    続ききになるぜ
  51. 51 : : 2018/12/23(日) 22:53:15
    期待です!
  52. 52 : : 2018/12/24(月) 13:28:46
    トムは出ますか?
  53. 53 : : 2018/12/25(火) 01:07:32
    原作ではミカサもプリンセスということがわかったけどもしかして隠れお嬢様だったりするのかな?
  54. 54 : : 2018/12/26(水) 07:37:34




    ウッホ ウホウホ ウッホッホ♪大キナ山ヲ ヒトマタギ♪


    ジーク「エレン!?」ガバ!

    pi___


    ジーク「もしもしエレン!?元気か!?
    俺は元気じゃないです!」ニパァァ…


    ピーク「あら?
    エレン君から電話なんて珍しい………」


    コルト「見ろよジークさんの表情、ラリったジャンキーみたいだ……
    さっきまで萎びたナスビーみたいだったのに」


    ピーク「エレン君はジークさんにとって麻薬みたいなものね」






    『ちゃんと反省してんだろーな?』


    ジーク「もちろんだとも!幼少の過ちといえど、お前の友達のヒストリアちゃんには申し訳なかった!ごめん!!」


    『全くだ!おかげで学校中で絡まれるわ、ヒストリアもファンクラブが解散するわで大変だったんだからな!?』


    ジーク「な、なに!? エレン、お前イジメられたのか!? なんて事だ!!」ギリリ…

    ジーク「あ、ピークちゃんにコルト。俺今からウォール校潰してくるから今日練習パスね」ゴゴゴゴゴ


    『来んなよ!大体発端はジークなの忘れんなよな!?』


    ジーク「だってかわいい弟が机の上に汚え雑巾だの菊の花を置かれたり、頭にガムや唾吐かれたりしてると思うと………俺は………俺はぁ!!」

    ジーク「うん、やっぱりウォール校潰そう」ズズズズズズ


    『そこまでされてねえよ!?やっぱり反省してねーだろ!?出禁延長するぞこら!!』


    ジーク「いやいやいやいや!!反省してるしもう死ぬほど後悔してるよ!実際さっきまで死にそうだったんだぞ!?」


    『ったく………いい加減本題に入るぞ。
    明日の10時くらいにパラディのレイスさんちに謝りに行くけど、ジークの予定は___』


    ジーク「空いてます!!」


    『___ッ! いちいち叫ぶなよ………
    じゃあ9時にフクロウに集合で良いか?』


    ジーク「良い!30分前から待ってるよ!」


    『………茶は出さねえぞ?』


    ジーク「う、イヤだなあ………そこまで俺は図々しく無いって………………」


    『話はこれだけだ、クラブサボってピークさん達を困らせんなよ、じゃあな___プツ』

    z__ z__



    ジーク「よ、良かったぁ………エレンの声聴けて………」フルフル



    ピーク「………」

    コルト「………」



    ジーク「ほらほらピークちゃんにコルト!!
    なにボサっと突っ立ってんの!?
    さっさと着替えてグラウンドに行くぞ!
    練習練習!!」スタスタ







    コルト「なんだろな………俺、ジークさんに一発かましてやりたくなった」

    ピーク「奇遇だね………私もやり場の無い怒りを覚えるよ」



  55. 55 : : 2018/12/26(水) 13:45:13
    期待
  56. 56 : : 2018/12/26(水) 18:20:25


    運動場

    マルセル「よーし、キャッチボールやるから皆ペア作れ」


    「「「「アイ、サー!」」」」


    ポルコ「兄貴、ピークとコルトは?」


    マルセル「まだジークさんの説得中だ」


    ポルコ「堪忍してほしいぜ………こんなんじゃ初等部のジャリ共に示しがつかねえぞ?」


    マルセル「ボヤくなポルコ………俺だって頭が痛えんだ」




    ウド「じゃ、俺とゾフィアはあっちでやってるからなー」


    ゾフィア「…………」スタスタ




    ガビ「………………で?またあんたと組むの?」


    ファルコ「文句あるなら別の奴と組みゃあ良いだろ………」


    ガビ「あんた以外残ってないんだからしょうがないでしょ」


    ファルコ「じゃあ初めから文句言うな。大体お前キャッチボールの意味わかってんのか?
    ピッチングじゃねーんだぞ?
    いつも思いっきり投げやがって……」


    ガビ「あーあーうるさい!はやく向こう行きなさいよ!」


    ファルコ「ったく………」渋々






    ウド「なんだかんだ言いながらガビの相手するあたり、ファルコもバレバレだな」


    ゾフィア「ファルコにしか捕れない球投げるガビもね」


    ブワシィィィン


    ファルコ「ぐ! 
    ったく何ムキになってんだアイツは………」ブン!


    ガビ「あんたもピッチャー志望なら少しは鍛えようとか思わないわけ?」パシ


    ファルコ「俺は練習と本番は別って弁えてんだよ」



    ウォォォォォォォォ‼‼



    ガビ「ん?」


    ファルコ「あの雄叫びは………」




    ドドドドド




    ジーク「よっしゃあああああ!!
    ピッチング始めるぞコルト!」


    コルト「ハァ、ハァ………ジ、ジークさん、学校からここまで全力疾走しといて何でそんなに元気なんすか?」ゼェゼェ



    ガビ「ジークさんだ!」

    ファルコ「兄貴とピークさん、説得出来たのか?」

    ウド「昨日までとは打って変わってハイテンションだな、何か良いことあったのかな?」

    ゾフィア「………」


    ゾフィア「コーヒーってさ………30分以内にカップで100杯飲み干せばカフェイン中毒で死ぬんだって」ボソ


    ウド「100杯って別の意味で死にそうだな」





    ジーク「だぁああああああ!っらぁ!!」ズギシュウ!



    ゴシィィア!


    コルト「ひぃ!?ジークさん、球威下げて下さい死んでしまいます!!」



    ジーク「ウォオオオオオッ!! ほぉおおおおおおおい!!!!」



    マルセル「………………何であんなにテンション高いんだ?」


    ポルコ「さあな………コルトの奴が死ななきゃいいんだが………………」











    エレン「これでよし」ピ_


    ヒストリア「………お兄さん、声凄かったね」


    エレン「全く………俺が電話すりゃいっつもこれだ。いい加減弟離れしやがれってんだ」


    フリーダ「出禁って………もしかして私達の事で?」


    エレン「あー気にすんな。ピークさんが可哀想だし、そろそろ解除してやるよ」


    フリーダ「そう………それにしても、この店いい雰囲気ね。インテリアもお洒落だし、車も少ないから静かで良いわ」


    エレン「今はな。店が開けばうちやレベリオの学生が来て騒がしくなるぞ」


    フリーダ「常連さんとか居るの?」


    エレン「ウォールからだとリヴァイ先輩とアルミン達と、高等部の連中かな。後はレベリオから___」


    ヒストリア「ちょ、レベ校の生徒も来るの!?危ないんじゃない!?」


    エレン「心配ねえよ。最近じゃ近所でも殆ど喧嘩とかねえし。
    何かあればリヴァイ先輩と………まあ、うちの馬鹿兄貴もいるが、あの2人がどうにかしてくれるから」



    カランカラーン



    エレン「っと、噂をすれば………
    いらっしゃいま___」









    ミカサ「………………」バタン…









    エレン「____せ………………」






    ミカサ「………………」







    エレン「………………あ、あれ?何で………?」






    ミカサ「………………」








    ミカサ「………………………ごめんください」

  57. 57 : : 2018/12/29(土) 20:52:50


    ウォール校

    リヴァイ「これはどういう事だ………?」


    生徒1「そ、それが………俺にも何がなんだか……」オロオロ

    生徒2「黒板消しクリーナーの電池を交換しようと集めてたら、いきなりショートしちゃったんですよ!」


    リヴァイ「ほー………」





    廊下(チョークの粉まみれ)





    エルド「こりゃひどい………」

    グンタ「天井から床までチョークの粉塵が……」

    オルオ「っち、余計な仕事増やしやがった」


    生徒1「俺達じゃねえよ!こっちは頭から粉まみれになったんだぞ!?」

    生徒2「本当なんです!いきなり破裂したんですよ!!」



    リヴァイ「………」キョロキョロ


    ペトラ「どうしたんです?先輩」


    リヴァイ「おい、そこの二人」


    生徒1,2「「は、はい!!」」



    リヴァイ「ショートしたと言ったが………そんときに何か妙な物を見なかったか?」


    生徒1「い、いえ………俺は何も……………」

    生徒2「………………そういやぁ」


    リヴァイ「なんだ?」


    生徒2「ショートする直前に何か足元を転がってったな………」


    リヴァイ「大きさは?」


    生徒2「テニスボールとピンポン球の中間くらいだったと思う」


    リヴァイ「………どの方向に転がったか覚えているか?」










    フクロウ


    エレン(な、何でミカサがフクロウに!?)ガタガタ


    ミカサ「………………」


    エレン「あ、あの………うち、まだ営業時間外でして………」ビクビク


    ミカサ「………………で、伝言しに、来た」


    エレン「で、伝言……?」


    ミカサ「………………クs___ゲフンゲフン!
    ………リヴァイ・アッカーマンは今日、ここに来れない」


    エレン「え!?」


    ミカサ「び、美化委員会に急遽、解決すべき事案が生じた………ので、従兄に代わって私が、ここにつつ、伝えに来た」


    エレン「あ……そう……わざわざどうも」


    ミカサ「……………」










    ウォール校

    リヴァイ「ハンドメイドの電磁パルス弾、か…………」コロ…


    間違いねえ………ケニーが以前見せた奴と同じ物だ

    あのヤロー………護身用とか吐かしてミカサの奴に色々物騒なアイテムを渡してやがったが、こんなはた迷惑な代物までアイツに寄こしてたとは


    リヴァイ(………となると、これは昨日の仕返しか?あのアマ………ふざけやがって!)ギリ…





    エルド「先輩、何スかそれ?」


    リヴァイ「何でもねえ…………とにかく廊下を掃除するぞ」


    「「「「「はい!」」」」」



    リヴァイ(この分じゃフクロウによる時間は無えか…………クソが!)




  58. 58 : : 2018/12/30(日) 05:50:51
    アニはフクロウの存在まだ知らないんだっけ?
  59. 59 : : 2019/01/01(火) 02:25:44
    きたい
  60. 60 : : 2019/01/01(火) 02:57:01
    ウホッ
  61. 61 : : 2019/01/01(火) 10:08:38

    »58
    山奥トリオはエレンがフクロウで働いている事を知ってます

  62. 62 : : 2019/01/01(火) 11:10:35


    フクロウ


    ゴゴゴゴゴゴ



    ミカサ「…………」ジ…




    エレン「………えっと」ガタガタ

    エレン(クッ、何なんだ………用件は済んだんだろ!?
    何故帰らない!?何故俺をジッと観察する!?
    ど、どうやってあしらえばいいんだ!?)




    ミカサ「……………」

    狙い通りだった………頑張ってあの二人からクソチビがこの店に来るようになった経緯を聞き出したかいがあった

    奴がこの店に陣取ったレベリオのゴロツキを追い出したお礼に、開店前に静かにお茶を飲めるように、とイェーガー君から誘われた………

    クッ、羨ましい!


    とはいえ、そういう事情なら奴と身内の私が伝言を口実にこの店を訪れる事自体は難しい事でもない………今頃あのクソチビは私の黒魔術(物理)によって学校に足止めされ、ここへは来れない


    ………邪魔者が居たのは少々計算外だったが




    フリーダ(リヴァイ先輩の従妹………て事はフォンかケニーの娘さんかしら?)ニコニコ


    ヒストリア(何よこの娘…………黙ったままエレンの事見つめて。
    格好もなんか、こう………ゴスロリ?悪魔的なファッションして………自分ではイケてるとか思ってるのかしら?)



    レイスシスターズ……………

    まさかこの二人まで居るとは!

    フリーダ先輩はまだよく知らないから無害か否かは保留………問題はヒストリア

    私のイェーガー君を取巻き共を使ってテゴめ(ミカサ主観)にしようとした挙げ句、ちゃっかりお近付きになってお茶まで淹れさせて、
    なんという計算高い女………後で呪っておこう


    いけないいけない

    今はイェーガー君と交友を結ぶのが優先………

    泥棒猫を相手にしてる場合では無かった




    ミカサ「……………紅茶……い、一杯淹れて頂けますか」


    エレン「へ!?あ、こ、紅茶!?」


    ミカサ「………こ、ここ、この二人のと同じ物………頂けますか………?」

    私は一見さんとはいえクソチビの身内………何より彼はわざわざ伝言を伝えに来てくれた私の要望を無下にするような人でもない

    少々打算的で後ろめたい気もするが、ここはきっかけを作るためにはやむを得まい___




    エレン「え、え〜と………
    今の時間は、そのぉ……………」チラ






    クルーガー「………」クイ

    (出してやれ)







    エレン「………………どうぞ、お好きな場所へお掛けください」ガク








    ミカサ「………………失礼、します」ガタ









    ___よし、勝った


  63. 63 : : 2019/01/01(火) 20:57:18


    コポコポ…

    カチャ… カチャ…





    ミカサ「………」ジー


    エレン「………………」カタ…


    ミカサ「………」ジー


    エレン「………………」シューシュー


    ミカサ「………」ジー


    エレン(何だ!?
    何故俺の一挙一動をそこまで監視する!?
    一体何を企んでやがる!?)ビクビク


    ミカサ(良い………やっぱりイェーガー君のウェイター姿、格好いい)カチ…カチ…


    エレン(しかも時折首から下げたペンダントをイジりながらほくそ笑んで………何を___

    ___は!? 
    まさかあれもなんかの呪いか!?
    俺が髪の毛を取らせないのに業を煮やしてウシノ=コ・クマイリィ以外にも呪いを掛けるつもりか!?)サー









    ペンダントに仕込んだスパイカメラ(ジー)




    ミカサ(ミカサのお宝フォルダに永久保存しよ。
    ケニーおじさん、貴方は世界一素晴らしい叔父です………………感謝!!)カチ…カチ…


    エレン(く…………リヴァイさん、お願いだからどうか助けて下さい!!)ブルブル







    ヒストリア「………………」




    気に入らない………

    さっきからエレンを注視してるこのアレなファッションセンスの女がなんか気に入らない

    服装がゴテゴテのゴスロリで、ペンタクルやら逆さ十字やら藁で編んだ変な人形やら、悪趣味なアクセサリーのせい?

    根暗でいかにも底辺のナードですよって雰囲気が?

    いきなり押しかけておいて強引に注文を通したその図々しさが?

    それとも___


    ヒストリア(エレンの真ん前に座って、ずっと熱い視線を送っているから………?)


    ヒストリア(___って、最後のは何よ!?
    まるで私がエレンを独占したがってるみたいじゃない!!)ブンブン

    ヒストリア(そうよ………エレンは私にとって最初の友達で、ただそれだけよ………
    別にエレンに女が言い寄って来たところで私には関係無いもん………)ブツブツ




    フリーダ(ヒストリア、あからさまに不機嫌ね………わかり易いわ。
    それにこの娘もさっきからずっとエレンの事見てるし、いつの間にか罪な男になっちゃったのね、エレン………)




    ミカサ「………」ジー




    フリーダ(………それにしても、女の子で顔立ちが東洋系って事は、やっぱりフォンの娘さんかしら?)


    フリーダ「………………ねえ、貴女」


    ピク__

    ミカサ「………何で、しょうか?」


    フリーダ「リヴァイ先輩の従妹って言ったわよね?」


    ミカサ「………」イラッ

    ミカサ「………………甚だ、果てしなく不本意ですが、そうです」ギリリ…


    フリーダ「そうなんだ!
    じゃあお父さんの名前当ててあげる!
    フォンでしょ?」


    ミカサ「!!?」

    このひと………私の家族構成を!?

    まさか、お母さんと同等の___



    フリーダ「やっぱりー!
    フォンが貴女と奥さんの事をよく話してた!
    貴女のお父さんにはいつも私とヒストリアの送り迎えをして貰って、本当にお世話になってるの!
    ありがとうね!」


    ミカサ「い、いえ……………」タジタジ

    違ったらしい………

    お父さん……気安くクライアントに家族情報を話すなんて軽率な………

    それにしてもこの人、やたら気安い上に次から次へと話を振ってきて___やり辛い!


    フリーダ「そうだ!
    今日フォンが外の駐車場で待っててくれてるから、飲み終えたら一緒に帰りましょうよ!
    いいでしょ、ね?」


    ミカサ「あ、いや………そ、そこまで……お気を遣って、頂く事は……………」タジタジ

    ちょっと待て!

    お父さんに知られたら拙い!

    お父さん、絶対に『飲み終えたなら邪魔にならない様に早く席を開けなさい』とか言ってくるタイプだし!


    フリーダ「遠慮なんていいのよ?
    今日でフォンも勤務終えるし、貴女も一緒ならおしゃべりしながらかえれるしさ!」



    く、なまじ善意の申し出な分、断わり辛い………

    私は貴女達よりもイェーガー君と少しでも長く同じ空間に居たいのに!

    ミカサ(しかも泥棒猫と一緒とか………)ジロ



    ヒストリア「………!」

    ヒストリア(今の………敵意混じりの視線だったわね…………)



  64. 64 : : 2019/01/01(火) 21:46:52


    フリーダ「ねえ良いでしょ?フォンも喜ぶと思うし、私もミカサちゃんとはもっと仲良くなりたいしさ、ね?」


    ミカサ「あうあう………」タジタジ


    フリーダ「そうだ!
    明日土曜日だし、良かったらうちに遊びに来ない?いつもフォンにお世話になってるからそのお礼も兼ねて。どうかしら?」


    ミカサ(た、助け___)タジタジ




    エレン(…………)



    ペシ‼





    フリーダ「あだ!?もう、何よエレン?」


    ミカサ「__!?」




    エレン「お前なあ………サテンで他の客の一服を邪魔すんなよ」

    エレン(あのままフリーダに押し切らせてさっさとお帰り頂くのも良いかと思ったが…………)チラ


    ミカサ「い、イェーガー君………?」


    エレン(客として受け入れた以上は心地良く過ごせる様に尽くすのが筋だしな………)


    フリーダ「むぅ………店員がお客様に手を上げて良いのかしらねえ?」


    エレン「タダで飲ませて貰ってるくせに偉そうにすんな」




    ミカサ(た、助かった…………やっぱり知らない人と話すのは苦手だ)ゼェゼェ

    ミカサ(フリーダ先輩………なまじいい人なだけに厄介なタイプと観た)



  65. 65 : : 2019/01/05(土) 12:19:22


    ミカサ「あ、あの………気遣い、感謝する………
    ありがとう………」///



    エレン「ん………まあ、ゆっくりしてけ。
    これ、注文した紅茶な」カチャン





    ヒストリア「……………」

    ヒストリア(さっきからこの女、エレンの顔見て赤くなって………………これってそういう事よね?)



    ミカサ「いただきます___!?」コク…

    ミカサ(こ、これが、紅茶!?
    今まで飲んでたのが別物かと思うくらいに美味しい!)

    ミカサ「あの………凄く、美味しいです」



    エレン「あーうん………それは何より」キュ キュ



    ミカサ「………………///」ポ

    ミカサ(イェーガー君のウェイター姿を眺めながらこんな美味しいお茶を味わえるなんて………………頑張ってあの二人から聞き出した甲斐があったというもの)ウットリ



    エレン(なんだ、この粘っこい視線は………機嫌がいい事は分かるんだが………く、一体何を考えているんだ………)






    ヒストリア「………」

    ヒストリア(つまんない………)

    せっかくお姉ちゃんに連れて来て貰ったのにエレンはあの女に見つめられっぱなしで忙しないし、
    私が話しかけようにもエレンの前にあの女が陣取ってるせいか声を掛けづらいし

    何より__



    クルーガー「エレン、倉庫から新しい豆出してくれ」


    エレン「あいよ。」パタパタ…





    ミカサ「………………」ギラ



    ヒストリア(さっきからエレンが目を離すたびに私を無表情でみてくるし………何なのよ鬱陶しい!文句あんなら直接言ってみなさいよ!?)


    ミカサ(ヒストリア………彼の人の良さに漬け込んで独り占めするつもりでしょうが………セレブが何でも手に入れられると思ったら大間違い)

    ミカサ(闇のガーディアンたる私がそうはさせない!)


    ヒストリア(根暗なナード女が………さっさとそこ退きなさいよ!)




    フリーダ「………………」ゴクゴク

    フリーダ(あのエレンが女の子二人に取り合いっこされるなんてねえ………あ、アニちゃんもエレンを気に入ってそうだし、3人か。
    罪な男ねえ…………)

    フリーダ(う〜ん、ヒストリアがエレンと話せる場を作ってあげようと連れてきたけど、そんな雰囲気じゃないし…………せっかくだから私の方で楽しませてもらうか!)


  66. 66 : : 2019/01/05(土) 18:22:33


    パタパタ

    エレン「店長、クリスタルマウンテンとコスタリカ無くなりそうだったぞ」


    クルーガー「そうか………仕入れないといかんな。電話してくるから少し頼む」


    エレン「はいよ」




    フリーダ「ところでエレン、今彼女とか居るの?」



    ミカサ「!!」

    ヒストリア「!!」



    エレン「何だよ急に?」


    フリーダ「ん〜ただ何となく。中学に入ったなら恋人くらい出来ててもおかしくないかな〜って思って」


    エレン「いねえよ。周りにいるのは殆ど中等部で知り合った奴らばっかだし、そんなすぐに親しくなれるわけねえだろ」


    フリーダ「あら?じゃあ私達やアニちゃんは可能性大ってことかしら?ねえ、ヒストリア?」


    ヒストリア「へ!?」


    ミカサ「___!?」


    ヒストリア「ななな、何よいきなり!?」///


    フリーダ「だって私達小学校から顔見知りだし、アニちゃんとはずっとお兄さん繋がりで仲良いんでしょ?」

    フリーダ「あ、そういえば!ミカサちゃんもフォンやリヴァイ先輩絡みで縁があるわね?」


    ミカサ「うぇ!? ___ぶふぅ!!」ゲホゲホ


    フリーダ「良かったわね〜エレン?
    彼女候補が4人も居るわよ?」


    ミカサ「かか、か、彼女!?」


    ヒストリア「へ、変な事言わないでよお姉ちゃん!!」


    エレン「そうだぞフリーダ!大体ヒストリアはライナーと___」



    ___ビキッ


    ヒストリア「___」





    エレン「あ………わりい………」


    フリーダ(ヒストリアがブレーカー落としたみたいに一瞬で無表情に!?)


    エレン(誰と付き合ってるとか、普通人前で話すことじゃなかったな…………すまん、ヒストリア)






    ヒストリア「___」ワナワナ

    ヒストリア(そう…………やっぱりエレンの中では私はあのゴリラと付き合ってる設定なのね…………)

    ヒストリア(これはすぐに修正しないと………いけないわよね?)ニヤァ




    フリーダ(あっちゃー、やっちゃった………
    あの顔は心底怒った顔だわ………)




    ミカサ「………………」


    ミカサ「ふ___」クス

    ミカサ(ヒストリア………あなたは確かにセレブでお嬢様で見た目もまあ可愛らしい。のは、認めよう。けど、所詮それだけだ)

    ミカサ(あなたが気を惹けるのは所詮、その見た目とかステータスとかそういうのでしか人を評価出来ない俗人達程度。
    聡明なイェーガー君にそんな物は通用しない。
    まあ、私分かってはいたけど?)

    ミカサ(そう…………真に人を惹きつけるのはいかに魂が清らかであるか。私やレベ校のジーク、それにまあ、あのクソチビがイェーガー君に惹かれたのも、
    彼が目では見えない心を見通せる稀有な人間性の持ち主だからであって___)




    エレン「あとなフリーダ………ちょっと耳かせ」


    フリーダ「何よ?」


    エレン「あのな___ヒソヒソ」




    ミカサ(は!? フリーダ先輩が彼と内緒話してる!!)

    ミカサ(コンパクト型集音マイク!)カパ

    ミカサ「ちょっと前髪に埃が___」イソイソ



    以下、イヤホンからの音声

    エレン『あのな………ミカサの前であまり失礼なこと言うんじゃねえよ。よりによって彼女とかさぁ………』

    フリーダ『あら、どうして?あの娘リヴァイ先輩の従妹さんなんでしょ?』

    エレン『俺はさっきからあいつに呪われそうになってんだよ………』

    フリーダ『………は? 呪い?』

    エレン『さっきあいつが学校でなんか呪いの儀式だかやってたのを見ちまったせいで、口封じされるかどうかの瀬戸際なんだよ………』

    フリーダ『エレン………あなたちょっと疲れてるんじゃないの?』

    エレン『とにかく、あんまりミカサの機嫌を損ねうような事言わないでくれよ、頼むから』

    フリーダ『………むしろ上機嫌になりそうな気がするけど』

    エレン『何言ってんだお前?んな訳ねえだろが』

    フリーダ『………………あの娘もヒストリアも前途多難ね…………』ハァ…








    ミカサ「」

  67. 67 : : 2019/01/06(日) 08:20:05
    ヒストリアと付き合ってほしいなエレン
  68. 68 : : 2019/01/06(日) 08:51:17
    同士がいたか
  69. 69 : : 2019/01/06(日) 16:36:01
    同士が2人も....ヒストリアまじかわゆす
    エレンも少しかわゆす....
  70. 70 : : 2019/01/06(日) 20:50:27
    ジクフリ期待
    ブラコンとシスコンで気が合いそう
  71. 71 : : 2019/01/06(日) 22:33:13
    フリーダも徐々にエレンを好きになっていってほしいです。

    そして期待!!!!!!
  72. 72 : : 2019/01/07(月) 11:44:45
    このミカサもマッチョなら道具使わなくてもジャンのこと振り払えそうだけどな
  73. 73 : : 2019/01/07(月) 20:02:15
    エレライ期待
  74. 74 : : 2019/01/08(火) 18:38:49







    ミカサ「___」プルプル


    馬鹿な………なぜ私が彼を口封じする必要がある?

    さっきから気遣ってくれてたのは、結局私に怯えて機嫌を伺っていただけだったと?

    最悪だ………私が欲しいのは、そんな恐怖に縛られたような愛の無い、渇いた関係ではないのに!


    エレン「あ、あの………おかわりなど、如何でしょうか〜?」ニガワライ


    ミカサ「………………」


    エレン「え〜っと…………」


    ミカサ「お邪魔して、すみません………今日は、帰ります」ズーン



    エレン「あ、どうも………
    その、お代はけっこうですので………」


    ミカサ「いえ、払います………素晴らしい、お手前でした………」チャリン


    エレン「………ありがとうございました」


    ミカサ「………………………………イェーガー君」ボソ


    エレン「な、なんだ__なんでしょうか……?」ビク


    ミカサ「………………」


    エレン「………………」


    ミカサ「………………」


    エレン「…………?」



    ドッ ドッ ドッ

    ミカサ(落ち着きなさいミカサ………………深呼吸、手のひらの人の字を呑み込むの__)


    スーハー スーハー …ゴックン


    ミカサ「ひひひ昼間の事は、どうか忘れて欲しい」


    エレン「へ?」


    ミカサ「わ、私は、貴方の敵ではない……。
    危害を加える気も無い………ので、脅える必要は、あり、ません…………」


    エレン「…………え?」



    ヒストリア(何をいってんのよこの女………?)


    フリーダ(もしかして………さっきの会話、聴こえてたのかしら………………まさかね?)





    ミカサ「………お邪魔、しました」



    ガチャ__カランカラーン…







    エレン「………………あ〜、恐かった」グデー

  75. 75 : : 2019/01/08(火) 22:21:27


    フリーダ「個性的な娘だったわね………」


    エレン「まぁ、なんか知らねえけど許して貰えたみてえで良かったよ………そういやアイツ、フォンのおっちゃんの娘なんだったな。
    全然似てねえから気付かなかったぜ」


    フリーダ「確かに………ミカサちゃんは奥さん似かもね。日系1世だってフォンが言ってたから」


    エレン「アルミンやマルコと気が合いそうだな………あいつら日本のマンガやアニメが好きだし」

    エレン「しかしまぁ、見た目もそうだがまさかあんな無口なミカサがあの気さくなおっちゃんの娘だとはな………遺伝子のイタズラだな。

    ヒストリア、お前もそう思わ___」





    ヒストリア「……………」ジロ



    エレン「」ビク

    エレン(う、な………なんだ?怒ってるのか?)



    ヒストリア(さっきからお姉ちゃんとばっかり
    話して、ようやく私に話を振ったと思ったらあのナード女の事?)

    ヒストリア(ゴリラの事といい、なんか面白くない…………せっかくさっきまで美味しいお茶飲んで良い気分だったのに)


    エレン「なぁ、どうしたヒストリア?
    お代わり欲しいのか?」


    ヒストリア「要らない。ごちそうさま!」ガタ


    フリーダ「あ、あれ………もう帰っちゃうの?」


    エレン「おい、まだゆっくりしてって構わねえんだぞ?」


    ヒストリア「今日はもう帰る。

    ………それとエレン__」


    エレン「ん?」


    ヒストリア「…………私いま、別に誰かと付き合ってる訳じゃないから」


    エレン「え? そうなのか?」


    ヒストリア「そこんとこ誤解しないでよね………
    勝手に誰かとくっつけられたら迷惑だし」


    エレン「お、おう。そうか」

    エレン(ライナー、ご愁傷様………今度一杯奢ってやるからな…………)


    ヒストリア「…………………帰ろ、お姉ちゃん」


    フリーダ「はいはい………わかりましたよっと。
    じゃ、エレンまたね」


    エレン「ん、じゃーな」











    トボ… トボ…


    ミカサ(………交友を結ぶには、まだ道のりは遠い)

    ミカサ(ひとまずバイト先を訪ねてきっかけを作ることには成功したが……まさか儀式を見たせいで怖がられていたなんて………)

    ミカサ(それもこれも、あのクソチビが昨日、素直に私に教えなかったせいだ!)

    ミカサ(あいつがフクロウに入店出来る理由を私に教えてくれていたら、昼まで呪いに没頭することも無く、イェーガー君に見られることも無かった! 許すまじ!!)






    フォン「ふぅ………美味いな、このお茶」

    フォン「エレン君の店、フクロウといったか………俺も今度行ってみるかな。

    ………………………ん?」




    ミカサ(___とはいえ、今回は流石に私にも落ち度がある事は否めない)

    ミカサ(あの、身体のコンプレックスを平然と侮辱する最低最悪の人間失格なクソチビに馬鹿にされたとはいえ、感情に流され公の場で儀式を行ってしまったのはいけなかった)

    ミカサ(そのせいでイェーガー君が私の事で誤解を抱かせてしまった………。
    こればかりは8:2〈クソチビ:8、私:2〉
    で私自身にも非がある…………反省せねば)




  76. 76 : : 2019/01/08(火) 22:43:30


    ミカサ(やむを得まい…………イェーガー君の前では極力呪いや魔術は控えなくては___)





    フォン「おーい、ミカサー!」





    ミカサ「__!」ドキ

    ミカサ「お父さん、町中で名前を大声で呼ばないで!」


    フォン「なんだ、大袈裟だな?
    せっかく愛娘に会えたんだから挨拶くらい良いじゃないか」


    ミカサ「もう………お父さん、道端で車停めて何してるの?」


    フォン「ああ、レイスさんのところのお嬢様方を待っていてな…………あ、このお茶飲むか?
    近くの喫茶店で入れてもらったんだ。
    美味いぞ?」


    ミカサ「私もたった今その喫茶店で飲んだばかりだから。
    というか、飲みかけなんて汚いから渡さないで」


    フォン「そ、そうか………」


    ミカサ「お父さん、まだ居るの?」


    フォン「後5分くらいしたら二人を迎えに行くが?
    これから帰るならミカサも乗せていこうか?
    週末だし、帰る途中で父さんと外食でもどうだ?」


    ミカサ「嫌」キッパリ


    フォン「……………そうか」シュン

    フォン(はぁ〜……………クシェル姉さんが羨ましい。
    ミカサも少しはリヴァイ君を見習って俺を労ってくれたら良いんだがなぁ………娘というのは難しい)


    ミカサ(イェーガー君に誤解されて落ち込んでいる時に、よりにも泥棒猫と同乗など、冗談ではない)


    フォン「ハァ…………じゃ、気をつけて帰るんだぞ?
    まぁ、お前に限ってその辺のチンピラ共に遅れは取らんだろうが___」

    〈prrrr〉

    フォン「___っと、すまん」pi



  77. 77 : : 2019/01/12(土) 19:25:46


    フォン「もしもし、こちらフォン」


    フリーダ『あ、フォン?これから店を出るから来てくれる?』


    フォン「かしこまりました」





    ミカサ(やはりアルレルト君を懐柔して、ここ最近イェーガー君を狙っていた元ファンクラブメンバーを駆除していた事をそれとなく彼に知らせて印象を___)ブツブツ






    フリーダ『それと、エレンが紅茶を多めにピッチャーに入れたからリヴァイ先輩と一緒にどうぞだって』


    フォン「それはありがたい。近々お礼をさせて頂くとエレン君に伝えて頂けますか?」




    ミカサ「!」ピク

    ミカサ(今、イェーガー君をファーストネームで呼んだ!?)




    フリーダ『オッケー。
    じゃ、お迎えよろしくね♪』


    フォン「は。しばしお待ちを……」

    pi



    ミカサ「お、お父さん!!」



    フォン「うん?どうした?」



    ミカサ「今エ………エレン、君///」ポ

    ミカサ「って言ってた人、もしかしてイェーガー君の事!?」



    フォン「ああ、そうだが?

    エレン・イェーガー君だ。ミカサの友達か?」



    ミカサ「ま、まだ………そこまで、は………」テレテレ

    ミカサ「それはそうと!
    ずいぶん親しげに呼んでたけど、お父さんとはどういう仲なの?」



    フォン「4年ほど前に知り合ってな…………これ以上はレイスさんの家の事だから詳しくは言えないが…………まあ、仲は良いと、俺は感じているがね」



    ミカサ「そう…………」

    ミカサ(これは思わぬ助け舟!!)

    ミカサ(まさかお父さんがイェーガー君と親しい関係だったとは…………まさに灯台下暗し!!)



    フォン「じゃ、父さんはこれからレイスさんのお嬢様方を迎えに行くから、ミカサも気を付けて___」



    ミカサ「気が変わった。
    お父さん、一緒に乗せてって」



    フォン「え!? ま、まあ構わんが………どういう風の吹き回しだ?」



    ミカサ「別に…………………たまにはお父さんと話そうかと思っただけ」

    ミカサ(そう、イェーガー君について…………たっぷりと………)



    フォン「み、ミカサ…………………お前と言う娘は…………」ジーン

    フォン(なんて良い娘なんだ…………俺も果報者だな、トキワよ…………)ウルウル



    ミカサ「さ、行こう?」



    フォン「ああ、助手席に乗ってくれ」ガチャ







  78. 78 : : 2019/01/15(火) 20:45:00


    エレン「じゃ、明日ジーク連れてそっち行くからよろしくな」


    フリーダ「ん、父さんに伝えとくね」


    エレン「またな、ヒストリア」


    ヒストリア「うん………ね、ねえエレン」


    エレン「うん?」


    ヒストリア「エレンの事、学校の皆にちゃんと誤解だって伝えるから…………また来てもいい?」


    エレン「なんだ、そんな事かよ…………好きな時に来いよ」


    ヒストリア「__うん。
    紅茶、美味しかったわ…………ありがとね」


    エレン「ああ。じゃーな」


    バタン___カランカラーン




    ヒストリア「はぁ〜…………」


    フリーダ「どうしたのヒストリア?
    溜め息ついちゃって」


    ヒストリア「だって…………エレンお姉ちゃんとあのミカサって娘ばっか相手にしてたから全然言いたいことなかなか言えなかったし。
    まあ…………紅茶は美味しかったけどさ」


    フリーダ「別に気にしないでヒストリアから話し掛ければ良かったのに」


    ヒストリア「だ、だって仕事の邪魔になりそうだったんだもん!」


    フリーダ「まあまあ、また来週来ようよ。
    ね?」


    ヒストリア「ん…………」



    クラクション〈パ、パッ!〉


    フリーダ「あ、フォンが来た。乗ろうヒストリア!」グイ


    ヒストリア「ちょ__自分で歩くから手ぇ引っ張んないでよ」




    フォン「いやぁ、お待たせしました」


    フリーダ「ううん、良いタイミングだったわ。
    ___って、ミカサちゃん?」


    ヒストリア「___ウェ!?」


    ミカサ「___」ジロ


    フォン「ああ、さっき偶然会いまして。
    週末ですしお二人をお届けしたらそのまま一緒に帰ろうと思いまして。
    宜しいでしょうか?」


    フリーダ「イイよイイよ!
    せっかく知り合ったんだしもっとおしゃべりしたかったし。ね、ヒストリア?」


    ヒストリア「…………そーね」ジト


    フォン「では、お乗り下さい」



    バタン___






    フリーダ「へ〜、ミカサちゃんって占いが趣味なんだ…………」


    ミカサ「は、はぁ………まぁ…………」


    フリーダ「運勢とか探し物とか?
    あ、恋占いは?」


    ミカサ「え、ええ………それらも含め色々と………」


    フリーダ「そっかぁ〜。じゃあ今度相性占いお願いしちゃおっかな?ねえヒストリア?」


    ヒストリア「………なんで私に振るの?」


    フリーダ「エレンとの相性とか知りたくないの?」ボソボソ


    ヒストリア「___は!?」///

    ヒストリア「な、何よいきなり!
    別に私は相性なんて興味ないし!!」




    ミカサ「そうですね。
    望んだ結果が出るとは限りませんから………知らないままでいた方がいい事もあるんじゃないですか?」フ__




    ヒストリア「____ッ、私は占いなんかに人生を振り回される気なんて無いわ。
    相性なんて、相手に受け入れてもらえるよう自分を変えれば済むことよ!」


    ミカサ「ああそうですか。
    まあ、運命に抗ってみるのも悪くないかもしれませんね。たとえ徒労に終わろうとも。頑張って下さい」ニコォ…



    フリーダ(あ、あれ?
    ミカサちゃん、ヒストリアにはやけに饒舌ね…………心なしか空気も重いような………)



    ヒストリア「ええ…………あなたも占いに足を掬われないよう注意するのね。予定通りの人生なんてつまらないと思うし」ニコリ


    ミカサ「ご忠告痛み入ります。フフフフフ」


    ヒストリア「フフフフフフフフフ」



    フォン(ミカサ、どうしたんだ?
    普段は家族以外とは恥ずかしがって上手く話せないのに………ヒストリアお嬢様とはずいぶん饒舌だな?)

    フォン(___ハ!?
    まさかお前、ヒストリアお嬢様と…………)



    フォン(こんな早くに気のおけない友達同士になれたのか!!)



    フォン「あの人見知りで上がり症のお前が…………
    良かったなぁミカサ。こんなに仲良くなって…………」ウンウン


    フリーダ(ある意味では、気は合いそうだけど…………)





  79. 79 : : 2019/01/15(火) 22:17:28


    レイス邸前

    フリーダ「いつも送ってくれてありがとね、フォン!」


    ヒストリア「助かったわ…………」ジロ


    ミカサ「___」ジロ


    フォン「いえ、お気になさらず。
    それではお二人とも、
    どうぞ良い週末を…………」ブロロ…


    ブォオ〜ン…



    フリーダ「さ、家に入ろ?」


    ヒストリア「そうね…………」

    ヒストリア(あの女………やっぱりなんかムカつくわ)










    車中


    フォン「でもなあミカサ…………父さんとしてはその類まれなる身体能力をスポーツに活かすのも有りなんじゃないかなぁと___」


    ミカサ「私は占い(と呪い)を極めると誓った。それに私としてはこれ以上身体を鍛える必要は感じられない」キッパリ


    フォン「い、いや別に占いを止めろとか言う訳じゃあない。ただ、身体を動かすのは健康や精神面にも良いし、評価の面でも進学や就職の助けになるんだぞ?」


    ミカサ「私は腹筋をバスト以下に抑え込まねばならない。ので、運動をするつもりは無い」


    フォン「そ、そうか………」





    「いやまあ確かに腹筋凄いけど、単に二次性徴がまだだから腹筋が強調されてるだけで、ちゃんと胸もこれからデカくなるから気にするな」



    フォン(と、言ってやりたいが…………いざ言及すると絶対に不機嫌になるしなぁ。
    セクハラにも敏感な年頃だし)



    ミカサ「それで、どこで外食するの?」



    フォン「そうだな…………この前母さんに美味いスシ・バーを教えて貰ったんだ、そこ行くか?」



    ミカサ「それで構わない」











    フクロウ


    アルミン「それでね、僕らが明日 新エヴァと荒海誠とどっちを観るか話し合ってたら

    『さすらいのプリーステス ミカりん』

    っていう人に声を掛けられたんだ」


    マルコ「それでその人に相談したら、なんと両方の映画のチケットを持ってたんだよ!
    しかも、占いの練習がしたいから話に付き合ってくれたらタダでチケットをくれるって言ったんだよ!」


    アルミン「そんな都合の良い話があるかとも思ったけど、ダメ元で10分くらい話してたら本当にくれたんだ!」


    マルコ「信じられないよ!しかもちゃんと3人分渡してくれたんだよ!」


    エレン「随分気前の良いダフ屋が居たもんだな…………本当に大丈夫なのかそのチケット?」キュッ キュッ


    アルミン「うん!ほら、ちゃんと期限も今月末までだし、映画館に電話したらちゃんとチケットIDで席取れるって!」


    エレン「ほー………で?
    その占い師とどんな話をしたんだ?」ジャー パシャパシャ


    マルコ「他愛無い話だよ。
    ここ最近の出来事とか、友人関係はうまく言ってるかとかそんなのくらいだね」


    アルミン「そういえばフクロウの事が話題に出たら結構質問されたなぁ。
    パワースポットがウンタラとか言って…………
    リヴァイ先輩の話をしたら何故か舌打ちされたけど」


    エレン「うちの店も妙ちきりんなのに興味持たれちまったもんだな…………」カチャン




    時計〈ボーン… ボーン…〉


    エレン「っと、もうこんな時間か………」


    アルミン「で、明日どうする?
    劇場はシーナ街だけどエレンも用事のあとで一緒に観れない?」


    エレン「そうだな…………シーナ街なら10時半からなら行けるかな」


    マルコ「ああ、ならどちらも観れるよ。
    上映の間に昼食とって午前と午後両方行くかい?」


    エレン「あ、いや。ハシゴは止めとく。
    午前のだけ観れりゃいいや」


    アルミン「え〜」


    マルコ「エレン氏もエヴァンゲルガー観るべきだよ!あれを観ずにジャパニメーション語れると思っているのかい!?」


    エレン「いや語れなくても別に良いよ………」






    ガチャ カランカラーン



    リヴァイ(ジャージ)「…………よう」




    エレン「___あれ?

    いらっしゃいませ、リヴァイ先輩」


    アルミン「この時間に来るなんて珍しいですね?」


    マルコ「………なんだかお疲れのようですね?」


    リヴァイ「いつもの………」ガタ


    エレン「はい、少々お待ち下さい。ティー、ブレンドひとつー」


  80. 80 : : 2019/01/15(火) 22:40:12



    コポコポ


    マルコ「黒板消しクリーナーが爆発ですか………そんな事もあるんですね」


    アルミン「それで今日はジャージなんですね」


    リヴァイ「粉が服に付いちまってな………。
    クリーニング屋に持って行ったらこんな遅くなっちまった…………っち!」


    エレン「大変でしたね。はい、出来ましたよ。
    お待たせしてすみません、来ないと聞いて準備してなかったもんで」


    リヴァイ「すまねえなエレン」ズ…


    エレン「でも連絡してくれても良かったんですよ?
    そうして貰えれば前もって淹れておいたのに」


    リヴァイ「………?
    お前、ライン見てねえのか?
    店が開いた後で寄るって送ったはずなんだが」


    エレン「いえ?
    スマホの通知は無かったと___あれ?」ゴソ…


    アルミン「どうしたの?」


    エレン「俺いつの間に機内モードにしてたんだろ?おかしいな…………」




    リヴァイ「…………」

    リヴァイ「おい。さっき俺が来ないと聞いたと言ったな…………誰から聞いた?」



    エレン「ミカサですけど?
    リヴァイ先輩から伝言だ、って……」






    ____ギリィ…



    リヴァイ(やはりか!
    あのクソアマが………ふざけやがって!)


    ミシ… ミシィ…





    エレン「あ、あの………大丈夫ですか?
    あとカップ割れそうですよ」



    リヴァイ「あぁ………悪い」カタン

    リヴァイ(今度あいつの飲んでる牛乳にプロテインを混ぜてやる………覚えてやがれ)


  81. 81 : : 2019/01/15(火) 23:49:54
    女なのにプリースト?
  82. 82 : : 2019/01/16(水) 05:30:33
    »81
    修正しときました
  83. 83 : : 2019/01/17(木) 20:36:30
    ウーリは出ますか?
  84. 84 : : 2019/01/18(金) 09:48:49
    アメリカのチアリーダーみたいな高カーストで処女ってかなりのレア物だろ
  85. 85 : : 2019/01/19(土) 20:42:12
    エレライ期待
  86. 86 : : 2019/01/19(土) 21:48:03
    エレヒスかエレフリだろーーーーー!!!!
  87. 87 : : 2019/01/19(土) 21:53:30
    フリーダはジクフリかな
    ブラコンとシスコンでお似合いじゃん
  88. 88 : : 2019/01/21(月) 13:54:44
    »83
    その内出すかもしれません
    ーーーーーーーーーーー



    アッカーマン家


    ガチャ

    ミカサ「ただいま」


    フォン「ただいまー」




    「おや? あんたとミカサが一緒に帰るなんて珍しいわね?」



    フォン「はははは。ちょっと愛娘とデートしてたのさ、姉さん。

    な、ミカサ?」


    ミカサ「いやデートじゃないから」


    フォン「………」ズーン


    ミカサ「それはそうと。
    叔母さん、情報とチケットありがとう」


    クシェル「良いってことさ。で、首尾良く行ったかい?」


    ミカサ「うん………なんとかきっかけは作れた、と思う」


    クシェル「そりゃよかったねえ。次のステップ
    は近くに居て当たり前な存在となる事だね。
    頑張るんだよ?」


    ミカサ「叔母さんが居てくれてとても心強い。
    私ではどうするべきか分からなかった。
    恩に着ます」ペコリ


    クシェル「良いんだよ。
    可愛い姪の恋だもの、協力は惜しまないよ」


    ミカサ「ありがとう。叔父さんは?」


    クシェル「オフィスだよ。トキワも一緒」


    ミカサ「分かった。ちょっと行ってくる」

    スタスタ…



    フォン「ハァ…………姉さん、年頃の娘というのは難しいな。
    なんで姉さんとはあんな上手くやれるんだ?」


    クシェル「あんたは一々干渉し過ぎなんだよ。
    年頃の娘というのは身内からの独立心が強いんだよ。子供みたいに構ってたら鬱陶しがられるだけだよ」


    フォン「昔はよく俺の膝に抱きついてたのになぁ…」シミジミ





    アッカーマンオフィス

    ミカサ「お母さん、叔父さん。ただいま」


    トキワ「ああミカサ、帰ったの___」





    「うるせえなぁ!
    文句はウチじゃなくテメーんとこの無能な犬共に言え!
    こっちは無償で検挙に協力してやったんだぞオイ!?」





    トキワ「___義兄さんは取り込み中だから居間に行ってなさい」


    ミカサ「うん、分かった」


    電話『しかしだね……州警から君の会社の事を突き上げられてるんだよ。
    民間の警備会社にしては過剰装備だとか、州警の管轄を侵害してるだの、うちの部署と癒着してるなんて言い出す輩も…………』


    ケニー「あのな長官?
    ウチには年頃のか弱い甥と姪が居んだよ。
    ここの地区でギャングやマフィア共が行儀良くしてんのは誰のお陰だ?誰の?」


    電話『あー、うん…………君からの度重なる情報提供のお陰です、はい…………』


    ケニー「分かってんなら文句言うポリス共にもそう言って黙らせとけ。
    連中が無能なせいでウチの大事な家族が何ベン危ねー目にあったと思ってんだ?
    使えねー公僕共が!」


    電話『…………(君の家族の件については昔君が手当たり次第に殴り込みを掛けまくったことへの報復じゃあ……)』


    ケニー「なんだ?言いてえ事があんならはっきり言えよ」


    電話『__い、いや!その件は済まなかった!
    ただ、流石に火炎放射器やナパームグレネードは物騒過ぎだと向こうも譲らなくてな……
    出来れば所有は控えてくれんか?』


    ケニー「っち!分かった分かった、配慮はしといてやるよ!可能な限りな!!」


    電話『そう願うよ………わざわざ済まなかったな』


    ケニー「全くだ…………んじゃな!」ガチャン!
  89. 89 : : 2019/01/21(月) 21:47:53


    ケニー「ったく………おうトキワ、ミカサが帰ったのか?」


    トキワ「居間で待たせてるわ義兄さん。
    もう上がり?」


    ケニー「ああ。そっちは?」


    トキワ「ちょっと暗室で瞑想してるわ」


    ケニー「そうかい。なんか降ってきたらまた頼むわ」










    ケニー「ようミカサ。お帰り」


    ミカサ「ただいま」


    ケニー「どうだ学校は?変な奴らに絡まれたりしてねえか?」


    ミカサ「大丈夫」


    ケニー「いじめられたりしたら直ぐに相談しろよ?」


    ミカサ「ありがとう」


    ケニー「その日の内に俺がバーンしてやっからよ」


    ミカサ「そこまでしなくていい。あと叔父さん、煙幕弾の黒を補充したいのだけど」


    ケニー「ああ良いぜ。他には?」


    ミカサ「マイクロニードルガンの麻酔と筋弛緩剤。それと電磁パルス弾」


    ケニー「あいよ。ところで最近装備の消費が多いようだが、なんか揉め事でもあるのか?」


    ミカサ「叔父さんの手を借りる程のものではない。それに護るのは私でなくて別の……人、だから」ポ


    ケニー「オイオイ…………そいつぁミカサのコレ(小指)か?」


    ミカサ「///」フルフル


    ケニー(当たりか…………ガキの癖して一端の女の顔しやがって)

    ケニー「そうかい…………まあ頑張れよ?
    護る者がいるのは良い事だ」


    ミカサ「うん………ねえ叔父さん」


    ケニー「なんだ?」


    ミカサ「叔父さんは…………どうして結婚しなかったの?」


    ケニー「………………………今日はやけに話したがるな?なんかあったか?」


    ミカサ「……いいえ。
    ただ、人生設計の参考になるかと思って……」


    ケニー「………………モテねえからだよ。
    あんまり中年の寂しいオヤジをイジメねえでくれや」


    ミカサ「それ嘘でしょ?」


    ケニー「嘘言ってどうする?
    大体俺みてえなのの女房になろうなんて物好きはそうそう居やしねえしよ」


    ミカサ「…………この前届いたミロスラーヴァって女の人の手紙」ボソ


    ケニー「ッ、___何のことだ?」


    ミカサ「レオニーダ、エカテリーナ、イヴァンナ、クレメンティーナ………」


    ケニー「うぉわぁあぁああ!

    お、お前まさか…………覗いたのか!?
    引出しの鍵は!?」


    ミカサ「覗いてない。クシェル叔母さんから聞いた。
    …………やっぱりあの引出しの中、そうなのね」


    ケニー「コイツ、カマ掛けやがったな?
    つうかあのアマ………ガキになんて事教えやがんだ!」


    ミカサ「それで、教えてくれる?」


    ケニー「___っち!
    分かった、降参だ。答えられる分だけなら教えてやる」


    ミカサ「ありがとう。
    その女の人達、叔父さんの前の仕事で知り合ったのでしょ?」


    ケニー「ああ…………皆、昔俺の手引きで亡命させてやった。俺がお邪魔してた対立国からな」


    ミカサ「皆叔父さんの事を真剣に好いていたって聞いた。どうして誰とも結婚しなかったの?叔父さんは誰も好きではなかったの?」


    ケニー「………いいや。
    皆好きだったさ……………ただな、
    幸せにしてやる方法が分からなかった」


    ミカサ「…………」


    ケニー「あの頃、俺は銃やナイフしか握ったことの無え若造だった。
    そんな自分が女房やガキの手を優しく握ってやれる筈がねえと思ってな………」


    ミカサ「そう…………」


    ケニー「だからよ、クシェルやフォンには感謝してんだ」


    ミカサ「………どうして?」


    ケニー「あいつらのお陰でこうしてお前達に出会えたからな?
    今や大家族だなぁオイ、クックックッ!」ワシワシ


    ミカサ「お、叔父さんッ、乱暴に撫でないで!」


    ケニー「ハイハイ分かったよ」パ


    ミカサ「もう………でも、叔父さんの話が聴けて良かった」


    ケニー「ミカサ…………頑張れよ?」


    ミカサ「うん………」


    ケニー「電磁パルス弾、ヴァージョンアップしといてやっからよ。応援してるぜ?」


    ミカサ「ありがとう…………」















    リヴァイ「恋路の応援になに物騒なグッズを持たせてんだテメーは?」
  90. 90 : : 2019/01/23(水) 01:24:40
    あ・・・

    やっと追いついたぜ・・・

    期待してるぜ
  91. 91 : : 2019/01/26(土) 16:01:46
    原作でレイス家とアッカーマン家は因縁の関係同士だからな
  92. 92 : : 2019/01/26(土) 19:51:08

    ミカサ「___ッチ」

    ミカサ「お帰りなさい、リヴァイ"兄さん"」ニコォ


    ケニー「おうリヴァイ。帰ってたのか」


    リヴァイ「帰ってたのかじゃねえよ!
    ケニー、あんたガキに何つーモン携帯させてんだ!?」


    ケニー「何だよ大袈裟だな。女の子なんだから護身用の武器くらい普通だろ?」


    リヴァイ「パルス弾やマイクロニードルガンのどこが普通だ!?
    思いっきり犯罪者御用達の道具だろが!
    いい加減昔のスパイツールをこのクソアマに持たせんの止めやがれ!!」


    ミカサ「ひ、ひどい………クソアマだなんて………兄さんのイジワル!」ヨヨヨ…


    ケニー「コラリヴァイ!
    家族になんてこと言いやがる!?
    ああ泣くなミカサ、ヨ〜シヨシ………」ナデクリ


    ミカサ「叔父さぁん………しくしく」ヒシ


    ケニー「うんうんいい娘だ…………オイリヴァイ、前から言おうと思ってたが、オメェミカサにもっと優しくしてやれねえのか?
    お前のが3つも歳くってんだからちったぁ大人の貫禄持てよオイ?」


    ミカサ「ぐすん………叔父さん、兄さんを責めないで………………きっと私、知らない内に兄さんに嫌われるようなことしちゃったんだわ………」ニヤ…


    リヴァイ「白々しいぞクソアマ…………オイケニー、今日学校でこんなモンを拾ったんだが?」ス


    ケニー「あん?使用済みのパルス弾か?
    それがどうした?」


    リヴァイ「このクソアマが学校で作動させたせいでこっちはエラい迷惑したんだぞ!?
    大体あんたは心配性過ぎんだよ!!
    ガキにこんなモン持たせてたら却って危険だろが!?
    その内警察に厄介になっちまうぞ!?」


    ケニー「ああ〜そっか…………
    ミカサ、ダメじゃねえか………」


    ミカサ「でも、叔父さん………」




















    ケニー「こういう足が付きそうなツールはな、使った後はその場で捨てしねえでまめに回収するモンだぞ?
    証拠隠滅は工作員のイロハだからな、次は上手くやるんだぞ?」



    リヴァイ「オイ」


  93. 93 : : 2019/01/26(土) 20:42:04

    ミカサ「分かった、今度から気を付けて使う」


    リヴァイ「気をつける以前に一切使うんじゃねえよ!!」


    ケニー「これくらい良いじゃねえか………昔ミカサとトキワがギャングに攫われそうになったのを忘れたのか?
    女ってのはなぁ、女だってだけで男以上に危ねえ目に遭っちまう宿命なんだよ。なぁ?」


    ミカサ「うん、叔父さん………あの時は助けてくれてありがとう、とってもカッコ良かった」


    ケニー「いやぁ、軽いもんよ!
    大切な家族のためだからなぁガハハハハ!!」


    ミカサ「うふふふふ……」

    アハハハ フフフ…







    アッカーマン家の週末は穏やかに過ぎる__





















    リヴァイ「強引に幕引きさせようったってそうはいかねえぞ。
    ミカサにこれ以上変なモン持たせるなら然るべき場所に通報するぞ?」ギロ…


    ケニー「っち、薄情なガキが………………家族が豚箱にぶち込まれても良いのかオイ?」ジロ


    リヴァイ「身内から犯罪者を出すよかマシだ」


    ケニー「………………」


    リヴァイ「…………………」





    ケニー「…………………ったく!
    ミカサ、悪いがパルス弾はナシだ」


    ミカサ「…………そう」


    ケニー「これで満足か?」


    リヴァイ「正直、他のツールも没収願いたいが…………………ミカサに激甘なあんたには無理だろな」


    ケニー「当たりメーだ。か弱い姪に何かあったらどうすんだ?
    税金泥棒のポリス共なんざ当てになるかよ!」


    リヴァイ「そんなにコイツが心配ならあんたの隠し部屋のコレクションでも持たせてろ。
    そっちのが無闇に使えねえ分よっぽど安心だろ」


    ケニー「バカヤロウ。
    女の子に銃なんざ、暴発したら危ねえだろが」


    リヴァイ「…………あんたの危険の基準はどうなってんだ?」

    リヴァイ「まあいい…………………オイミカサ」ギロ


    ミカサ「何かしら、"兄さん"?」ギロ




    リヴァイ「次はねえぞコラ」ゴゴゴゴゴ



    ミカサ「善処は心掛ける」ゴゴゴゴゴ



    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ





    ケニー(さてと…………パルス弾がダメとくりゃ、敵を無効化する嘔吐ガスか催眠ガスか………小型ガスマスクも持たせねえとな。
    これなら万一火事やテロに遭遇しても生存率が高まる。うん、そうしよう)












    リビング

    フォン「そうだ姉さん。
    知り合いに美味しい紅茶を貰ったんだ。兄さんとリヴァイ君達を呼んでお茶しないか?」


    クシェル「いいねえ。スコーン出しとくよ」


    フォン「じゃ、俺はトキワを呼んでくるから兄さん達を頼むよ」


    クシェル「ハイハイ分かったよ」















    暗室

    トキワ(瞑想中)「_____」



    コンコン



    フォン「おーいトキワ。皆でお茶するからリビングに来なさい」



    トキワ「あら、じゃあ今行くわ___」


    ピーン…


    トキワ「___は!?」


    フォン「おや?トキワ、何か降ってきたのか?」


    トキワ「___あなた、ミツボシエレクトロニクスの株を売った方がいいわ。粉飾がバレて暴落する気がするわ」


    フォン「なんだって?
    危なかったな、じゃあ直ぐに___」


    ピィン__


    トキワ「ちょっと待って!」


    フォン「今度は何だ?」


    トキワ「株価は来週の水曜日の午後2時半までは右肩上がりな気がするから、今は売らないでおいた方がいいと思うわ」


    フォン「そうか、じゃあ怪しまれないよう正午に売り払うか。
    前みたいにピンポイントで売りに出してインサイダー取引と疑われたら面倒だしな」




  94. 94 : : 2019/01/26(土) 21:32:01

    フクロウ


    TV『イブニングニュースの時間です___

    本日午前8時頃、ウォール港湾内にてコデロインを密輸しようとしていた麻薬カルテルが摘発されました』

    TV『当局の調査及び目撃者の証言によると、中型貨物船アイズナー号が入港した直後、船室にて火災が発生し、救命船が接近しようとした際に、突如急反転して逃走しようとしたため、不審に思った職員が保安局に通報しました。

    停船及び消火活動の後、臨検により船室内に大量のコデロインが___』




    エレン「麻薬か…………この手のニュースって今までこの街では聞かなかったな」キュ キュ


    クルーガー「ここいらにいた奴らは軒並み当局に逮捕されたからな。
    いっときギャングやカルテル同士で大規模な抗争があって、州警の捜査網に大量に引っかかっていたな」


    エレン「ふーん……」




    TV『なお、密輸船の乗組員は、入港直前にすれ違った"カニー・フィッシャーマン号"という船名の漁船から投擲物による攻撃を受けたと証言していますが、当時湾内にそのような漁船は寄港しておらず、当局は___』




    クルーガー「それより明日、ジークとレイス邸に行くそうだな」


    エレン「ああ。まあでも玄関先でちょっと挨拶して帰るだけだよ」


    クルーガー「あまり失礼の無いようにな」


    エレン「分かってるよ。
    後、それ済んだらちょっとアルミン達とシーナ街で映画観てくる。昼メシは外で食うから」


    クルーガー「ほう、そうか。
    一緒に映画を観に行くほど仲良くなったのか?」


    エレン「観ろってうるせえから一回付き合ってやるだけだよ………」


    クルーガー「まあいい、せっかく交友が出来たんだ……」














    『_ザザ_楽しんでこい_ヴ_ヴ__』










    ミカサ(イヤホン)「………………」


  95. 95 : : 2019/01/26(土) 22:14:48
    待ち伏せかなにか起こるぞこりゃ
  96. 96 : : 2019/01/26(土) 22:41:14
    ミカサはもうこの時点で警察案件だな
    所持物もアウトだし、ましてや盗聴とはガチ犯罪...
  97. 97 : : 2019/01/27(日) 01:02:52
    >>92
    >>93
    ミカサの口調おかしくね?ミカサというか進撃の女子キャラって女口調は使わないイメージ
  98. 98 : : 2019/01/27(日) 14:22:57
    クルーガーって居候?
  99. 99 : : 2019/01/28(月) 05:33:16
    >>96
    公式設定で趣味:エレン
    だからしょうがないね
  100. 100 : : 2019/01/28(月) 16:35:48
    ジークとフリーダくっついてほしい
  101. 101 : : 2019/01/29(火) 20:38:03


    ミカサ「………」

    ミカサ(___正直言って、認めたくはなかった…………

    ………が、どうやらイェーガー君はレイス家となにやら深い付き合いがあると見なさざるを得ない)


    普段は委員会同士の揉め事に干渉しないフリーダ先輩自が、風紀委員会に目を付けられた彼を弁護した時から可能性は疑っていた

    その後リンチしようとしたヒストリアとは今はまるで旧知の仲の如く接し、更にロッド・レイスやその専属のSPであるお父さんとも親しい

    やはり親密度では向こうに一日の長ありと見るべきか………


    ミカサ(しかし会話の内容を聴いた限りでは彼はヒストリアに対しては友人以上の感情は無い。学校でのヒストリアと彼との接点もほぼ無いだろう)

    学校ではクラスも違うし周りが噂を盛り立てるのを嫌ってヒストリアと関わるのは消極的だ

    おまけに彼女のファンクラブの残党共がやっかみで彼を目の敵にしているし

    ___許すまじ


    まあ泥棒猫の自業自得とはいえ彼が近寄りづらくなったのは僥倖

    入学初日から女王の如く踏ん反り返って他の生徒を見下していた時ははっきり言って嫌悪感しか湧かなかったが、今はむしろそのオウンゴールに感謝したいもの

    しかもヒストリアとライナー・ブラウンが付き合っていると思って応援しようとしていたくらいだし


    ミカサ(泥棒猫とゴリラ…………お似合いね)フ…


    しかし学校での接点が少ないのは私とて同じ

    クラスメイトのアドバンテージを活かそうにも
    上がり症な私にとって、周囲に人の目が多数ある所で男の子と話すなんて考えただけでも恐ろしい………


    ミカサ(と、なると___)


    気に入らない事この上ないが、イェーガー君が心を開いているあのクソチビの従妹という立場を活かすしか無いか………

    それにお父さん繋がりで共通の話題を見つけるのも容易い

    ヒストリアに対抗するにはフクロウを中心に外部での接点を増やす、そのためにもまめに彼の動向をチェックせねば!


    『prrrr』


    ミカサ(!!)


    『電話? うげ、ジークかよ………』


    ミカサ(お義兄さんとの電話!
    これは良い情報源になるかも…………)








    フクロウ

    エレン「なんか用か?」


    ジーク『明日なんだけどさぁ〜
    レイスさんちでの用事って午前中で済む?』


    エレン「ああ、長居すんのも気不味いし、詫び入れたら帰るけど?」


    ジーク『じゃあ_ブ_ぁ、どっかでメシ食わない?
    お前にも苦労かけちまったしさ、そのお詫びってことで。どうだ?奢るよ?』


    エレン「俺アルミン達と映画観て帰るからいいよ」


    ジーク『そんな!
    頼_プツ_から兄ちゃんと一緒にお食事しようよぉ〜
    なんでも食わしてやるからさぁ!』


    エレン「ヤダよ。
    ジークと外食すると食ってるときの一挙一動を気持ち悪い笑顔で観察してくるじゃねえか。
    アレのせいで味が分からねえんだよ」


    ジーク『ば、馬鹿な…………俺のせいで__ザ_レンの楽しい食事が台無しに!?』


    エレン「ああそうだよ台無しだよ!

    ………つーか、さっきからなんか音が切れてるけど、そっちの電波悪いんじゃねえのか?」






    マーレシティ

    ジーク「いやぁ?
    アンテナ4本しっかり立ってるよ?
    エレンの方じゃないのか?」


    エレン『こっちだっ__プツ_通に圏内だけど?
    ジーク今下校途__ゅうなのか?』


    ジーク「…………………」


    エレン『おい、聴こえ___んのか?』


    ジーク「…………ああうん、聴こえてる」



  102. 102 : : 2019/01/29(火) 21:03:52

    フクロウ

    ジーク『所でエレン、今日はリヴァイの他に誰かフクロウに来てザ__か?』


    エレン「ああ、アルミンとマルコにレイスの姉妹と、ミカサっていうリヴァイさんの従妹な。

    あと今日はリヴァイさん、委員会の用事で店が開いてから来てたな」


    ジーク『ふーん……………新顔増えた?』


    エレン「ああ、ヒストリアとその姉貴のフリーダに、ミカサな」







    マーレ

    ジーク「リヴァイの従妹ねぇ………
    じゃあ、その3人はエレンが誘ったのか?」


    エレン『レイスの姉妹はそうザ__けど、ミカサは違うぞ。
    リヴァイさんが来れないって伝言を伝えに来たから、まあ、感謝の気持ち?
    って事で入れたけどよ………何でそんな事聞くんだ?』


    ジーク「ちょっとな……………」


    エレン『……?』


    『___プツ、___ツ__』


    ジーク「…………………まあ良いよ。
    それで明日だけどさ、アルミン君達の分も奢るし俺も食事中邪魔しないって誓うから俺も映画観に行っていい?」


    エレン『え゛…………やっぱ来んのか?』


    ジーク「たまにはアニキらしい事させてくれよ…………入学祝いもまだだしさ。
    良いだろ?」


    エレン『…………ハァ、好きにしろよ』


    ジーク「ありがとうな………。
    いやぁ、明日楽しみだなぁ!」


    エレン『おい…………あくまでレイスさんに謝りに行くのが目的だぞ?分かってんだろな?』


    ジーク「忘れちゃいないよ。仕事中に電話して悪かったよ」


    エレン『あっそ…………じゃな。プ___』


    ジーク「…………」pi


    ジーク「…………………悪い"虫"でも付いたかなぁ?」




  103. 103 : : 2019/01/29(火) 21:32:36
    ジークすげえ!
    どんだけエレンのこと溺愛してんだよ!www
  104. 104 : : 2019/01/29(火) 21:57:11
    >>103
    そりゃブラコン設定だし
  105. 105 : : 2019/01/29(火) 22:39:30
    いや、察しよすぎw
  106. 106 : : 2019/01/29(火) 22:41:05
    >>105
    原作でも頭良い設定だし別におかしくないだろ
  107. 107 : : 2019/01/30(水) 11:32:59
    早くもジークをお義兄さん呼びw
  108. 108 : : 2019/02/02(土) 13:37:01
    ミカサ....あれか、ミカサ(残念な美人)か?

    エレンがもらわないなら俺が貰....ミカサ「は?」....すみません、ならエレンを....ジーク「....」ごめんなさい....
  109. 109 : : 2019/02/02(土) 14:13:03
    >>108
    残念な美少女だな
  110. 110 : : 2019/02/02(土) 14:37:25
    >>108
    それは変態と厨二病どっちの意味で?
  111. 111 : : 2019/02/03(日) 04:18:40
    >>108
    お前バイかよぉ!(歓喜)
  112. 112 : : 2019/02/03(日) 12:29:02
    どうも作者です

    しばらく投稿が週1〜2回程度になります

    待って頂いてる人達には申し訳無いですが、
    遅筆に拍車をかけてすみませんm(_ _;)m
  113. 113 : : 2019/02/03(日) 12:43:32
    >>112
    仕事が忙しいんですか?
  114. 114 : : 2019/02/03(日) 13:22:37

    翌朝



    フクロウ


    エレン「ふぁぁ……よく寝た………」ガチャ


    ジーク「おはようエレン。さっそく寝起きの一枚を」パシャ


    エレン「___」ゴス!


    ジーク「んが!?」


    エレン「朝っぱらからなに人の部屋の前でスタンバイしてんだよ」


    ジーク「ングぅ………見事なアッパーだ。
    強くなったなエレン」


    エレン「待ち合わせは9時だっつただろ。
    まだ7時じゃねえか」


    ジーク「だってさぁ、エレンとお出掛けなんて中学に上がってから初めてだろ?
    楽しみで楽しみで5時には目が覚めちまってさ……」


    エレン「遠足前の小学生かよ、ったく………よくクルーガーが入れたな」


    ジーク「店の掃除と皿洗いを引き換えに入れてくれたけど?」


    エレン「あっそ………着替えるから下で待ってろ」


    ジーク「オッケー」









    ズ…

    ジーク「いやあ、相変わらず店長のコーヒーは美味いなあ。一番はエレンの紅茶だけど」


    クルーガー「それは光栄だな……」


    ジーク「あと、お袋がいつもの豆600gくれってさ。これ代金」


    クルーガー「いつもすまんと伝えてくれ。
    少しサービスしておく」







    トタトタ

    エレン「おはよ、クルーガー」


    クルーガー「ああ、起きたのか」


    ジーク「おっは~エレン」


    エレン「………」


    ジーク「ちょ、視線冷たいって!」


    エレン「そのテンション、レイスさんちでも通すんじゃねえぞ?」


    ジーク「そこまでKYじゃないよ俺は。ホームとアウェーくらい弁えるから心配するなって。
    な?」


    エレン「休日の早朝に他所んちに押し掛けといてそれを言うか!」


    ジーク「まぁホラ、そこはエレンが起きる前に店を綺麗にしてやりたいという親心ならぬ兄心?って事で………な、クルーガー?」


    クルーガー「………まぁ、掃除と皿洗いしてくれた分は助かったしな」


    エレン「ったく………」


    ジーク「ははは」ゴソ…










    エレン「さてと。
    ちょっと早いけどバス停に行くか。えっと菓子折りの箱は……」


    ジーク「あ、俺も一応菓子折り持って来たんだけど大丈夫かな?」


    エレン「中身は?」


    ジーク「バームクーヘンとパウンドケーキとどら焼きの詰め合わせ」


    エレン「なんか最後の違和感あるな…………まあ良いんじゃね?
    ロッドのおじさん甘いの好きだし」


    ジーク「ああ良かった…………煎餅にしようか迷ったけど、こっちで正解だったな」


    エレン(煎餅って…………よくそんなの売ってたな)






  115. 115 : : 2019/02/03(日) 13:48:28


    スマホ

    ーーーーーーーーーーーーーー

    エレン『ジークも映画行くけど良いか?
    ランチ奢らせるから』 既読



    アルミン『あ、察した。
    お兄さんも大歓迎だよ(*´∀`*)』

    マルコ『おk』

    ーーーーーーーーーーーーー



    バス内

    エレン「これで良し」


    ジーク(付け髭)「この辺来るの久しぶりだな〜」


    エレン「………その付け髭外したらどうだ?
    思いっきり不審者だぞ?」


    ジーク「いやさぁ、俺ってこっちの奴らにずいぶん恨み買ってるもんだから、変装しとかないと余計なトラブルになりかねないだろ?
    フクロウと違ってこっちは協定のエリア外だし」


    エレン「………」

    エレン(今更ながら、一緒に来るべきじゃ無かったかも………)










    シーナ街 レイス邸

    エレン「…………ここで良いんだよな?」


    ジーク「…………流石は資産家」


    エレン「まぁ……ウチの学校以外にも牧場とか病院も経営してたから予想はしてたけど…………」



    https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-00-05/pem90g8/folder/966778/58/35721458/img_1?1396075979



    ジーク「なんか秘密の地下室とか格納庫的なの在りそうだよね」


    エレン「………とりあえずベル押すか」


    ジリリリリン


  116. 116 : : 2019/02/03(日) 21:04:42

    屋敷内


    インターホン『ロッド様、イェーガー氏のご子息が門までお見えです』



    ロッド「あわばばばばば、き、ききき来ちゃったよ!
    フリーダ、髭の剃り残しは無いか!?」ドキドキ


    フリーダ「大丈夫よ」


    ロッド「加齢臭とかしてないか!?
    念の為コロンもうちょい付けた方が良くないか!?」オロオロ


    フリーダ「もう十分過ぎるよ。むしろこれ以上付けたらキツイわ」


    ロッド「肩にフケとか着いてないか?
    ああこの服装ちょっと堅すぎないかな?
    やっぱりもうちょっとカジュアルな__」キョドキョド


    フリーダ「ああもう!
    娘の友達が来たくらいでいちいち大袈裟すぎるよ父さん!!」


    ロッド「だ、だって………もし変な格好で出迎えてそれが噂になってしまったら__」



    以下妄想

    ーーーーーーー

    『おい聞いたか?
    ヒストリアの親父ってさ、加齢臭がスゲーキツイらしいぞ』

    『おまけにいつも無精髭生やして肩がフケ塗れなんだと』

    『私服もメッチャダサイんだってさー。
    なんか幻滅よねぇ〜?』


    クスクス ヒソヒソ

    ヒストリア『~~~~~ッ!』





    ヒストリア『お父さんのバカ!』


    ロッド『待ってくれヒストリア、誤解なんだ!』


    ヒストリア『もう知らない!
    こんな家出ていってやる!』


    ロッド『ヒストリアァァアアアア!!!!』



    ーーーーーーーー


    ロッド「なんて事になっちゃったらどうするんだ!?」カッ!


    フリーダ「だ・か・ら!
    それで大丈夫だってば!
    どこも可笑しくないから安心して出迎えに行ってよ!」


    ロッド「ううぅ……あー緊張する。
    第一声はなんて言おう………父親の威厳を強調すべきか、フランクに接するべきか………」ブツブツ



    フリーダ「もう………」

    フリーダ「どうするヒストリア?
    私達で二人を迎えに___」




    ヒストリア「ど、どう!?
    この髪型変じゃない!?」


    メイド「良くお似合いですよ」


    ヒストリア「ねえ!
    このブラウス汚れとか着いてない!?汗臭くない!?」


    メイド「私の名誉に掛けて完璧に洗濯しましたとも」


    ヒストリア「ご、ごめん………あ、あとこのネックレスちょっと派手じゃない?もっと控えめなのに変えたほうが良くない?」


    メイド「お嬢様のお好みで良いかと存じます」


    ヒストリア「うう……そんなこと言ったって……………エレンに変に思われたりしたらぁ!」



    フリーダ「…………ったく、この父娘は!」

    ___pi

    フリーダ「SPさん、もう玄関まで案内しちゃって」




    ヒストリア「え!?」

    ロッド「ちょ、フリーダ!?」




    SP『よろしいのですか?』


    フリーダ「このままじゃ外の二人をいつまで待たせるか分からないわ。通しちゃって」


    SP「かしこまりました」





    ロッド「ああああ!ちょっと待って!
    あとごふ__いやせめて10分!!」


    ヒストリア「ひどいよお姉ちゃん!私まだ心の準備出来てないのに!!」


    フリーダ「いい加減二人とも覚悟決めなさい!
    男の子2人来たくらいでみっともないわね!」









    玄関

    SP「お荷物をお持ちしましょうか?」


    ジーク「あ、いえ。直接ロッドさんに渡したいので、どうぞお構いなく」


    エレン「お気遣いだけ頂きます。どうも」


    SP「かしこまりました。ロッド様、お嬢様方、イェーガー様がお越しです」















    ロッド「やあ、久しぶりだねエレン君、ジーク君。ようこそ我が家へ」


    フリーダ「いらっしゃいエレン。ジークさん」


    ヒストリア「いらっしゃいエレン」


    エレン「ご無沙汰してます、ロッドおじさん。お邪魔するぞヒストリア、フリーダ」


    ジーク「せっかくの休日なのにお時間をお取りしてすみません」


    ロッド「いやいや、こうしてまた会えて嬉しいよ。立ったまま話すのも疲れるし、済まないが続きは客間でどうかな?」


    エレン「あ、いや、そこまでして頂くことは………」


    ジーク「あまりお邪魔するのも………」


    ロッド「ああいや、恥ずかしい事にこの齢になると立ちっぱなしだと億劫でね。
    どうか私のわがままに付き合ってくれないかね?」


    エレン「はぁ……そうおっしゃるなら」


    ジーク「……では、ご厚意に甘えさせて貰います」


    フリーダ「じゃ、二人ともこっち来て。
    案内するわ」


    エレン「ああ。頼む」


    ヒストリア「ね、ねえエレン……」


    エレン「ん?どうしたヒストリア?」


    ヒストリア「その………おはよ」モジモジ


    エレン「あ〜おはよ、ヒストリア」


    フリーダ「マリアからここまで大変だったでしょ?ちょっと寛いでいてね」



  117. 117 : : 2019/02/03(日) 23:30:50
    多分新幹線で3時間・・・
    飛行機で2時間・・・
    車だと12時間ぐらいかなぁ・・・w
  118. 118 : : 2019/02/04(月) 00:06:08
    111、そうだ!俺はバイだ!(`・ω・´)

    110 どっちもだぜ!

    109 確かに....

    最後に

    「お願いします!お兄さん!エレンさんをお嫁にください!」

    ジーク「は?」

    殴られた上にコンクリートに埋められかけた....
  119. 119 : : 2019/02/04(月) 14:59:47


    客間


    チクタク チクタク

    エレン「………」


    ジーク「………」


    エレン(長いな………)


    ジーク(あ、このお茶請けゴディバだわ)


    エレン(玄関先で謝ってさっさと済ますつもりが………やっぱり怒ってるのかな)


    ジーク(ちょっとお袋に持ち帰ってあげよ)


    エレン「………………映画、間に合うかな」








    ツカツカ__


    ロッド「だ、大丈夫だったかフリーダ?
    やっぱり変に引き留めて迷惑に思われてないかな?」


    フリーダ「良いからさっさと行こうよ………待たせるほうが却って迷惑よ?」


    ロッド「ああもう………タダでさえグリシャ君の事でこっちには負い目があるのに、ヒストリアが誤解してエレン君に迷惑掛けてしまってなんと言ったら………」



    ヒストリア「う………」チク


    フリーダ「ああもう、その件は当人同士で解決したんだからほじくり返さないの!」


    ロッド「う、うむ………済まなかった、ヒストリア」








    コンコン

    ロッド「やあ、お待たせしてすまなかったね」


    エレン「あ、いえ。お構いなく」


    ジーク「こちらこそ急がせてしまいすみません」


    ロッド「あ〜そのままで………

    話の前にまずエレン君………ヒストリアが学校で迷惑を掛けてしまったそうだね、ジーク君にも要らぬ心配を掛ける事になって本当に申し訳無い。
    父親としてお詫びをさせてくれ」


    ヒストリア「本当にごめんなさい………」

    フリーダ「私からも謝るわ………ごめんなさいね」


    エレン「い、いえ!
    その事はもう良いんです。
    俺もヒストリアももうお互い水に流しましたから。そうだよな?」


    ヒストリア「う、うん…」


    エレン「むしろ発端は俺とウチのバカ兄貴なんですから!
    俺とジークのせいでヒストリアやおじさん達に迷惑掛けて、今頃になるまで気付かないで、本当にすみませんでした!」


    ジーク「4年前の事は重ね重ね申し訳ありません………
    俺のあまりにも軽率な行動のせいでヒストリアちゃんとご家族を辛い目に遭わせてしまいました………今回の件も、ヒストリアちゃんにも弟にも責任はありません。
    どうか責めるのは俺だけにして下さい、お願いします」


    ロッド「う、うむ………二人とも顔を上げてくれ」


    エレン「はぁ」


    ロッド「私自身はジーク君の事はとっくに許しているよ。あのスキャンダルの後、グリシャ君
    __いや、イェーガー先生と一緒に何度も謝りに来てくれたからね」


  120. 120 : : 2019/02/04(月) 15:57:35


    エレン「__え?」


    ロッド「そうなんだよ。
    君は知らなかった様だが、ジーク君は何度も足を運んで謝りに来てくれたんだ。
    それこそ頭を床に擦り付けながらね。
    私もいきなりDO・ZE・ZAされて驚いたくらいだ」



    エレン「___」チラ


    ジーク(汗)「………」

    ジーク(だ、だってさ………俺だって幼少なりに自分のしでかした事に悩んだんだもん。
    土下座してでも謝らなきゃって思い詰めるくらい………)


    ロッド「まあそういう事で、エレン君も4年前の事は気にする必要は無いし、その事でお兄さんを責める必要も無いんだ。
    今回の件だってむしろアルマとヒストリアの事で君を騙したのが拗れの元だ。
    重ね重ねすまなかった」


    エレン「はあ……」

    ジーク「いえ。その………ヒストリアちゃん?」


    ヒストリア「__ふぇ?
    あ、はい!
    なんでしょう!?」


    ジーク「君の誤解を招いたのも、俺があの時直接君に謝らなかったせいもある。今更ではあるがどうか謝らせてほしい」


    ヒストリア「あ………はい。
    えっと、私はもう気にしてませんから………こっちこそエレンに迷惑掛けてすみませんでした」





    フリーダ「さてと…………お互いに納得出来たようだし、この話はおしまいということで良いかしら?」


    ロッド「うむ、二人ともわざわざ謝りに来てくれてありがとう。もうこの事は水に流そうじゃないか」


    エレン「あ、ああ。
    許してくれてありがとうございます、
    おじさん」


    ジーク「どうもすみません」


    ロッド「そういえばエレン君はウォール校に入学したそうだね?君が私の経営する学校に来てくれて嬉しいよ。どうかヒストリアやフリーダと仲良くやってくれないかな?」


    エレン「ええ、もちろんです」


    ロッド「ありがとう。















    …………………ところでエレン君、君は婿養子についてどう思う?」


  121. 121 : : 2019/02/04(月) 16:11:40


    エレン「…………はい?」


    ヒストリア「__ちょ!?」




    ロッド「い、いや、ものの例えだよ?
    私は別に子供達が誰と交際しようと何の不満も無いんだ。
    ただ世間一般に、結婚して家を出ていきなり二人だけで社会に出るのも色々大変だと思うんだよね私は。
    君もそう思わないかい?」



    エレン「は? まあ………そうでしょうね」




    ロッド「うむ、同意してくれるか!
    私もなにも生活に干渉しようなどと言うつもりはないんだ。
    そりゃあ義両親と上手くやっていけるか不安な気持ちになるのも分かるよ?私も昔妻の実家に行った時はそりゃあ苦労したからね?」



    エレン「はあ………大変ですね」

    エレン(長女のフリーダはまだ中等部だし、上のお兄さんか?
    どっちに籍入れるか揉めてんのかな?)




    ロッド「まあでもウチに入るのは悪い事ばかりじゃないよ?
    親から援助をうけるのは別に恥ずかしい事じゃないし、両親としても出産や育j___」






    ヒストリア「わああああ!?
    何言ってんのよお父さん!!?」///






    ガシッ___ド!!



    ロッド「ぐう!!?」ビキッ






    エレン(背負い投げ!?)

    ジーク(ほほう……アニちゃん程では無いが良い動きだ)

    フリーダ(わお、私が教えた護身術ちゃんと身に付いてたのね!)




    ヒストリア「同級生相手にいきなりなんて事言い出すのよ!?
    私達まだそんなんじゃないし勝手に飛躍しないでよ!?」///



    ロッド「こ、腰が………なんかヤバい事に………」プルプル



    エレン「お、おい………おじさん大丈夫なのか?
    ちょっとやり過ぎじゃあ___」



    ヒストリア「エレン!!」ビシ!



    エレン「___は、はい!!」ビク



    ヒストリア「今お父さんが言ったこと忘れなさい!!誰にも言うんじゃないわよ!?」



    エレン「」コクコク



    ヒストリア「お姉ちゃんもジークさんも他言無用!!
    良い!!?」



    フリーダ「う、うん………」


    ジーク「イエス、マム………」



    ヒストリア「エレン達この後予定あるのよね!?
    話は済んだしもう解散で良い!?
    良いよね!!?」



    イェーガー’s「「」」コクコク



    ヒストリア「菓子折り頂くわ!!
    これお土産、ご家族によろしく!!」バン!



    ジーク「あ、ども……」
    エレン「お、おう……」



    ヒストリア「今日は来てくれてありがと!!
    また学校でね!!
    じゃ、さよなら!!!」





    ___バタン!!














    玄関先

    エレン「………………」



    ジーク「………………」



    エレン「………………アルミン達と合流するか?」



    ジーク「そうだな…………要件は済んだみたいだし」



    エレン「それにしても………………あいつ何慌ててんだ?
    たかが兄弟の結婚話くらいで……」



    ジーク「エレン………お前はまだ若いから焦らなくていいぞ。
    困ったときは兄ちゃんが相談に乗るからな?」



    エレン「は?何に焦るんだよ?」



    ジーク「人生の墓場に入る事だよ」



    エレン「だから何の話だよ?」



    ジーク「うんうん、お前は当分そうやって無垢なまんまでいてくれ。
    じゃ、映画行くぞ〜」



    エレン「おい待てよ!
    無垢ってどういう意味だよ!?」



    スタスタ……








  122. 122 : : 2019/02/04(月) 22:01:33
    俺氏「さぁ」
  123. 123 : : 2019/02/04(月) 23:19:55
    ヒストリア可愛い❤️
  124. 125 : : 2019/02/11(月) 18:13:19

    レイス邸

    ヒストリア「はぁー、はぁー……」


    フリーダ「ヒストリア、どうどう」


    ヒストリア「お父さん……」ジロ


    ___ビク

    ロッド「う………だ、だって…………
    ヒストリアがエレン君の所に行ったら他所様の娘になっちゃうし…………寂しくなっちゃうと思って…………」ヨロヨロ


    ヒストリア「だ・か・ら!!」

    ヒストリア「エレンはただの友達なの!」

    ヒストリア「け、けっ__コホン、結婚とか以前にステディでもなんでも無いのにあんな話振らないでよ!!」

    ヒストリア「せっかく仲直り出来たのに変に思われて避けられたりしたらどうすんのよ!?
    そうなったらお父さんのせいだからね!?」


    ロッド「ご、ごめんよ……………」オロオロ


    フリーダ「まあまあ、これでエレン達とのわだかまりも無くなったんだし、ね?」


    ロッド「すまない…………

    おとといの夜に来月のハロウィンパーティーにエレン君を誘う作戦を頑張って立てるお前を見てたら、何か私も後押ししてあげようと__」


    ヒストリア「___な!?///」カァアア


    フリーダ「あらぁ?
    帰ってすぐお部屋に籠もりっきりで珍しいと思ったら…………そうだったのねぇ?」


    ヒストリア「ち、違うよ!!
    本当は誘わないつもりだったけど迷惑掛けたお詫びに仕方なく誘ってあげようと………」アタフタ


    ロッド「ヒストリアが嬉しそうな顔して机に向かっているのを見て私も___」


    ヒストリア「うぁあああああああ!!!
    それ以上言うなああああああ!!!!!」


    ドゲシ!


    ロッド「ぐふ」


    フリーダ「SPさーん、担架持って来てー」


    SP「は!おい、急げ!」



    カラカラ




    ヒストリア「はぁ、はぁ、あーもう………
    休みなのに疲れっぱなしだわ………………」グッタリ


    フリーダ「でもせっかくおめかししたのにエレンと一緒に出掛けられなくて残念ねぇ………」


    ヒストリア「あ」

    ヒストリア(忘れてた…………エレンとお父さんの話が終わったらランチに誘う名目で一緒に出掛けるつもりだったんだ………………)サァー


    フリーダ「どうする?
    今からライン送って私達も混ぜてもらう?」


    ヒストリア(うぅ〜………今更一緒に連れてけなんて、これじゃあ私がエレンを追いかけ回してるみたいじゃない………この私が男に媚びるなんて、まるで片想いしてるみたいじゃない!)


    ヒストリア「い、いいよ………行かない」プイ


    ヒストリア(そうよ………私はエレンとは普通の友達なのであって別に恋人になりたいとかそんなんじゃないし………)

    ヒストリア(学校で顔合わせるだけで十分だし?
    休日にわざわざ出掛けてまで会いたい訳じゃないし?)




    フリーダ「じゃ、私だけ後で合流するって事で。送信っと………」ポチ


    ヒストリア「え?」


    フリーダ「さぁーて、今から出るならお昼は外で食べよっかな?」チラ


    ヒストリア「あ、なんで………?」


    フリーダ「ヒストリアは来ないのよねぇ………あー残念残念。お土産に何か甘いもの買ってきてあげるね〜」チラ チラ


    ヒストリア「う、うぅ〜」ソワソワ


    フリーダ「………………一緒に行かない?」


    ヒストリア「い…………」


    フリーダ「んん〜?」




    ヒストリア「行かないったら行かない!!
    お姉ちゃんこそ行くならさっさと行けば!?」



    フリーダ「あ、あら………行かなくて本当に良いの?」


    ヒストリア「いいの!
    私はこれから用事あるんだから!」


    フリーダ(う〜ん………煽りすぎちゃったかしら?
    この娘、結構意固地だからなぁ………)


    フリーダ「………」ハァ…

    フリーダ「わかったわ………門限迄には帰るからね?」


    ヒストリア「………行ってらっしゃい」プイ


    フリーダ「ん………行ってきま〜す」



    バタン




    ヒストリア「……………………ふん」



  125. 126 : : 2019/02/11(月) 19:05:06

    シーナ街 中心

    ガヤガヤ

    アルミン「いやぁ、まさかこんな身近にオタク仲間が居たなんて知らなかったなぁ!」


    マルコ「ふふふ、僕とアルミン同志、エレン氏、ジーク氏と、彼女と…………僕らの輪は確実に広まって行くね?
    いずれは我々がマジョリティに成り代わる日も近いよ」


    アルミン「やはりシャコたんのアニメは世界を救うという予言は真実だったんだねマルコ同志!」


    マルコ「違うよアルミン同志、真実ではなく真理さ!」



    アハハハハ




    「…………騒がしい」





    ピロリキーン

    アルミン「おや?エレン氏からだ」




    ーーーーーーーーーー

    エレン『わりぃ、もう一人付いてくることになった。大丈夫か?』

    ーーーーーーーーーー





    マルコ「ははは、見給えアルミン同志。
    言ってる間にまた一人同志が」


    アルミン「ふ………全く君には恐れ入るよ」







    ーーーーーーーーーー

    アルミン『(◇∀◇)b』

    マルコ『ウェルカム』

    ーーーーーーーーーー






    エレン「これで良し………」


    フリーダ「ジークさん、9月にその付け髭暑くない?」


    ジーク(髭)「いやあ、暑くはないけど鬱陶しくはあるかな」


    フリーダ「取っちゃえば?」


    ジーク(髭)「そうすると更に鬱陶しいのが集ってくるんでね」


    フリーダ「大変ねぇ………なんで皆ウォールだのレベリオだの拘るのかしら?仲良くすればいいのに」


    ジーク(髭)「俺も心底そう思うよ」


    エレン「つか、お前は来るのにヒストリアは来ねえのか?」


    フリーダ「あら?ヒストリアが来なくて残念?私だけじゃ物足りない?」


    エレン「そりゃまあ来れねえのは残念だけど、お前らって大抵一緒に居るのに珍しいなって思ってよ」


    フリーダ「アハハハ………今度はエレンから誘ってあげれば?あの娘も喜ぶよ?」


    エレン「そうか?」


    フリーダ「そうだよ。今度二人でお出掛けでも
    したら?」


    エレン「フリーダは来ねえの?」


    フリーダ「ヤダエレンったら………女の子を二人いっぺんに誘う気?」


    エレン「?」

    エレン「どうせ遊ぶならお前も一緒のが楽しいだろ?
    4年前は外で遊べなかったけど、今はこうして普通に過ごせるんだし。
    お前だってのけ者は寂しいだろ?」


    フリーダ「___クス」

    フリーダ「ホントにエレンは変ってないねぇ………
    そういうトコ、嫌いじゃないよ?」


    ジーク(髭)「うぉっほん!」


    エレン「………なんだよジーク?」


    ジーク(髭)「いやぁ?続けてくれ」


    エレン「………お、おう?」


    ジーク(髭)「ときにエレン。
    俺は弟が違う学校に通ってていつも寂しい思いをしてるんだよなぁ」


    エレン「あっそ。頑張って友達増やせよ」


    ジーク(髭)「ちょ__俺の扱い雑じゃね!?」ガーン


    エレン「何を今更」


    アーダ コーダ




    フリーダ(仲いいなぁ………)




  126. 127 : : 2019/02/11(月) 20:14:25


    シーナ街 中心


    マルコ「アレ、エレン氏じゃない?」

    アルミン「おーいエレーン!
    こっちこっちー!!」




    エレン「悪い、待たせた」

    ジーク(髭)「いやあ飛び入りしてすまないねえ」


    アルマル「「………………どちら様?」」


    エレン「これジークだよ………こっちのヤンキー共に絡まれねえように変装してんだって」


    マルコ「なんだ………親戚のおじさんかと思ったよ」


    アルミン「へぇ〜………ジークさん背が高いから全然違和感ないですね」


    エレン「危機感は滲み出てるけどな………」


    ジーク「あっはっはっは、どう見ても高1には見えないだろ?」


    エレン「んで、こっちがもう一人の飛び入り」


    フリーダ「よろしくね?」


    マルコ「___って、フリーダ先輩!?」


    アルミン「え!?つ、連れってまさかフリーダ先輩だったの!?」


    フリーダ「途中で偶然会ったの。迷惑だったかしら?」


    アルミン「いえいえいえいえ!
    メッそうも無いですはい!!」カチカチ

    マルコ「ご一緒出来て至極光栄であります、サー!!」コチコチ


    フリーダ「あーいいよ、休日なんだし先輩後輩とか抜きにしよ?
    私堅苦しいの嫌いだしさ」


    アルミン「わ、わかりました…」

    マルコ「心掛けますハイ…」


    フリーダ「だから堅くしなくていいって!」


    エレン「そういう訳だ、まあジークとフリーダは自分でチケット買うし良いだろ?」


    アルミン「そうだね………あ、そうだエレン。実はこっちも一人来てるんだ」


    エレン「え?そっちもか?」





    ジーク(髭)「…………」






    マルコ「うん、駅で偶然会ってさ。彼女も日本アニメに興味あるらしくて、映画観に行くのに独りじゃ心細いってんで誘ったんだよ」


    エレン「ふーん………………ん?彼女?」


    アルミン「うん。昨日エレンにフクロウに入れてもらったって聞いたから大丈夫だと思ってね」指サシ


    エレン「…………昨日…………フクロウで……………………
    ___って、まさかそいつって」クル











    ミカサ(柱の影)「…………」ジ…


    ___ペコリ













    エレン「…………何やってんだアイツは?」


    アルミン「う、うん………………ちょっと人が多い所は苦手らしくてさ。物陰にいないと立ちくらみしちゃうとか………」


    ジーク「ヤモリみたいだな」


    マルコ「昨日は何やらエレン氏と誤解があったみたいだけど、フクロウに入れたならそれも解消したって事だろうし良いかなって思ってね」


    エレン「いやまあ………誤解してたのは解決したけどよ…………」






    フリーダ「あーやっぱり!
    ミカサちゃんだぁ!!」


    ミカサ「ど、どうも………………」


    フリーダ「昨日振りだね、ミカサちゃんも映画観に来たんだ?」


    ミカサ「は、はぁ………」

    ミカサ(く…………首尾良く合流出来たのは良いが、まさかフリーダ先輩が付いてくるなんて予想外………この人、悪意が無いだけにあしらい難い!)


    フリーダ「ね、ね?ミカサちゃんも同じの観るんでしょ?ドリンクとポップコーン奢ってあげる!あ、チュロスのが良い?」


    ミカサ(く、なんとかイェーガー君の隣の席を確保せねば!)




    エレン「んで?どんな内容なんだ?
    これから観るその荒海誠のアニメって」


    アルミン「まあSFファンタジーって感じかな。
    彗星の落下による滅亡が目前に迫る地球を巡って奮闘する2人の男女の交流を描いた感動作だってさ」



  127. 128 : : 2019/02/11(月) 20:26:54
    やっほー。
  128. 129 : : 2019/02/11(月) 21:27:54

    エレン「ふーん……面白いのかそれ?」


    マルコ「面白いのなんのって、凄い評価だよ!
    興行成績が日本アニメ史上最高と言われ、全世界で大ヒットの超話題作なんだよ!
    楽しみだなあ………」


    ジーク「ほう………そりゃあ凄い」




    ミカサ(恋愛モノ? 見終わった後、余韻に浸りながらイェーガー君と一緒に帰れば…………)




    以下妄想

    【二人だけで帰宅途中】

    エレン『…………中々良かったな、映画』

    ミカサ『うん…………実際にあんな不思議な事があったら、凄くいいのに………』

    エレン『ふーん……なんで?』

    ミカサ『だって………ああいう感じで会ったことない人と繋がりを作れたら、素敵だなって……
    私人見知りだから………』

    エレン『………そんな必要ねえさ』

    ミカサ『イェーガー、君?』

    エレン『もうお前には俺がいるだろ?』ニコ

    ミカサ『イェーガー君!』

    エレン『違うだろミカサ………エレンって呼んでくれよ?』


    妄想終了





    ミカサ(身悶)「~~~~~~~ッ!」ジタバタ


    フリーダ「ど、どうしたのミカサちゃん!?
    どこか苦しいの!?」


    ミカサ「フーッ! フーッ!………なんでもありません」


    フリーダ「そう?なら良いけど………じゃ、入場しよっか」


    ミカサ「はい……」








    映画館


    ジーク「そうだ、俺皆の分のドリンクとスナック買ってあげるよ。代金渡すからアルミン君俺の席取っといてくんない?」


    アルミン「良いですよ。場所の希望ありますか?」


    ジーク「エレンの隣ならどっちでも」


    エレン「一番端っこの席に置いといてくれ。
    俺はその真反対側な。あとあまり前にすんなよ」


    ジーク「ああ、そんな殺生な!!」


    エレン「誰が暑苦しい髭オヤジの隣に好き好んで座るか」


    ジーク「俺ピチピチ爽やかな16歳なんですけど!?」


    アルミン「ハハハ……すみません、そういう事で」


    ジーク「ちょ、アルミン君んんんんん!?」


    エレン「ホラ、行くぞ。兄貴らしく皆の分奢りやがれ」ズルズル



    フリーダ「あ、私とミカサちゃんの分は私が出すわ。ミカサちゃん、私の席取ってくれる?」


    ミカサ「分かりました………」


    フリーダ「エレン待ってー」タタタ


    ミカサ「……………」








    マルコ「自動発券機か…………シーナ街は進んでるね」


    アルミン「僕とマルコ氏とエレンは前売り券あるから、先に席決めていいかな、ミカサ?」


    ミカサ「………ええ」


    アルミン「じゃ、せっかくだし皆同じ列で行こうか」


    マルコ「あ、このh列、一番空いてるよ」


    アルミン「そうだね。ん〜でも、もう1席取られてるから全員一緒には並べないね」

    ピ ピ

    アルミン「ジークさんを端っこに置いて…………
    この順で良いかな?」



    ジーク‖アルミン‖マルコ‖●‖ミカサ‖フリーダ‖エレン


    ミカサ「………!」


    マルコ「良いんじゃない?エレン氏も丁度ジークさんの反対側だし」


    アルミン「じゃ、これで決て___」


    ミカサ(その並びは不味い!)


    ミカサ「させない!」シュン!


    首トン 首トン……


    アルミン「___」


    マルコ「___」





  129. 130 : : 2019/02/11(月) 22:06:09


    ミカサ(ごめんなさい、アルレルト君にボット君………でも、イェーガー君の隣に座る千載一遇のチャンス!
    是が非でもモノにする!!)

    ピピ






    ジーク‖アルミン‖マルコ‖●‖エレン‖ミカサ‖フリーダ







    ミカサ(これで良し………イェーガー君の脇は私と名無しの権兵衛で固めた………この布陣ならイェーガー君は私以外の女と隣り合う事もない)

    ミカサ(万一イェーガー君が映画に飽きて途中退場しようとしても私の前を過ぎるから後を追う事もできる!)

    ミカサ(発券)

    ピピ



    アルミン「___」

    マルコ「___」



    ミカサ(覚醒の当て身!)


    トッ トッ__


    ミカサ(この間僅か2.35s…………自分が恐ろしい)



    アルミン「___定って、あれ?」


    マルコ「___どうしたんだい?」


    アルミン「………あ、ううん。
    何でもないよ……はい、ミカサ。マルコ氏」


    ミカサ「すまない…………」


    アルミン「良いって良いって。エレン達にも渡してくるよ」


    マルコ「あ、ジークさん!自分のドリンク持ちますから無理しないで下さい!」タタタ





    ミカサ(本当にすまない…………あなた達は良い人だ。そんなあなた達に技をかけざるを得なかった私をどうか許して欲しい)

    ミカサ(お詫びに今度幸運を呼ぶおまじないをたっぷり掛けてあげる)

    ミカサ(全ては私のイェーガー君へのディープ・ラヴを成就するため)



    フリーダ「ミカサちゃーん、黒蜜抹茶ラテ買って来たよー」


    ミカサ「ありがとうございます、フリーダ先輩」










    ジーク「……………………」


    エレン「何ぼーっとしてんだよ?」


    ジーク「いやぁ?映画楽しみだなぁ〜って」


    エレン「ったく…………行くぞ」







    劇場

    ドヨドヨ

    エレン「スゲー観客の数だな…………」


    アルミン「なんたって今年のナンバーワンヒット作だからね」


    マルコ「早く座ろうよ」


    ジーク「しくしく………エレぇン、なんでそんなに兄ちゃんを遠ざけるんだよぉ…………」ウルウル


    エレン「そういうとこが嫌なんだよ…………さっさと席つけよ」


    アルミン「まあまあ、お昼はエレンの隣譲りますから…………」








    h列


    フリーダ「じゃ、エレンとミカサちゃん先座ってって」


    エレン「んじゃお先に…………」


    ミカサ「失礼、します…………」

    ミカサ(ついに…ついにこの時が来た…………)


    映画館でラヴロマンス………隣には愛しの彼………観終わったあとは余計なオマケ付きとはいえランチを共にする………これこそ私が夢見た青春


    ミカサ(全てはクシェル叔母さん………貴女のお陰です)

    ミカサ(なぜかどんな事も知っている貴女の情報力のお陰で、今、私はこの場に立っています)

    ミカサ(今ならあのクソチビ陰険野蛮従兄にも笑顔で会釈するくらいは出来そうです)


    ミカサ(ああ……………幸せ…………………………………

    ……………………………………………………………………………………

    ……………………………………………………………………………………





    エレン(こいつ………大丈夫か?
    やたら良い笑顔なのが余計怖い………)



    「あの………画面が見辛いので早く座って欲しいんですけど?」




    エレン「あ、すみません、今座りま………………


    ___え?」












    ヒストリア「え………?」



  130. 131 : : 2019/02/11(月) 23:18:58

    遡る事数刻前__

    ピコピコピコ

    ヒストリア「………………」カチカチ カチ

    ヒストリア(………お姉ちゃんは今頃エレンやジークさんと合流したのかしらね)

    ピコピコピコ

    ヒストリア(何でいつもくだらない意地貼っちゃうんだろ………エレンは友達なんだから、別に一緒に遊びに行ったって良いじゃない)

    ピコピコピコ__デューン……

    game over


    ヒストリア「………あーッ!つまんない!!」

    ヒストリア「もういいや!私も出掛けちゃお!」

    ヒストリア「そうよ…………私は私で出掛けるだけよ………たとえ出掛けた先で誰と偶然会ったって私の意思とは関係ないし。

    そう…………関係、ない……………………?」

    ヒストリア(…………アレ? エレン達って何処へ行ったんだろ?)









    ヒストリア「うぅうぅ………」プルプル

    スマホ()

    ヒストリア(お姉ちゃんにラインで聞けば簡単だけど………それじゃあ見ようによっては私がエレンに会いたくて場所を尋ねるようにも見えるし………でも、エレン達が何処に行ったかなんて検討も付かない………)

    ヒストリア(って、違うし!!)

    ヒストリア(私はエレンが何処に行ったかなんて別に気にしないし!)

    ヒストリア(一緒の場所に行きたいとか全然考えてないし!)

    ヒストリア(ただ休日に暇を潰す場所を探してるだけだもん!)

    ヒストリア(もういい!適当な場所ググってそこ行こ!!)

    ポチポチ





    ヒストリア(………………この近くに暇潰せそうなトコ………ショッピングセンター……映画館……公園……)


    ヒストリア「はぁ……………」


    ヒストリア(どこかに行きたいのにいざ一人で出かけようとするとどこにも行く気無くなっちゃうのよね………)

    ヒストリア(なんかもうメンドイ………やっぱり家でゴロゴロしてよっかな…………………ん?)





    スマホ〈恋占いサイト トキワの森〉





    ヒストリア「…………占い、ね。
    昨日のナード女が嵌ってたわね………くだらない」


    ヒストリア(…………………)


    ヒストリア「ま、まあ………退屈しのぎくらいなら…………別に信じてなんかいないけど?」



    ●アナタのイニシャルは?

    H.R


    ●気になる相手のイニシャルは?



    ヒストリア(…………)

    E.J


    ●アナタと相手の誕生日は?

    アナタ:1/15

    相手:3/30









    ●今日のアナタの運勢は

    『それなり』

    です



    ヒストリア「『それなり』ってどういう意味よ!?
    曖昧過ぎよ!
    どうせならもっと具体的な結果出しなさいよ!!」


    ピコーン


    ヒストリア「ん?」




    ラッキーアイテム:ポップコーン醤油バター味

    ラッキープレイス:映画館

    ラッキータイム:10時45分

    ラッキーポジション:センター

    縁起の良いアルファベット:h

    旅行:思い切って旅に出ましょう。

    待ち人:信じて待つこと。

    金運:折半すべし。厚意に甘えるのは程々に。

    恋愛:不明。とにかく頑張りましょう。





    ヒストリア「今度はイヤに具体的ね………ていうか最後の、おみくじ!?」


    ヒストリア「映画……………………ま、まあどうせ退屈だったし?
    適当なの観てこよっと」






  131. 132 : : 2019/02/11(月) 23:28:49
    英語圏でのイェーガーのイニシャルはYじゃね?
  132. 133 : : 2019/02/11(月) 23:42:48


    現在


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ




    ミカサ「…………」プルプルプルプル





    エレン「えっと………奇遇だな?」


    ヒストリア「ソ、ソウネ!全くの偶然ね!」

    ヒストリア(嘘!?嘘でしょ!?本当にエレン来たあああ!!?)


    ミカサ(馬鹿な…………何故…………何故この女がここに!?)




    アルミン「この列で合ってる…………え!?」


    マルコ「ん?どうかした___って、ヒストリア!?」


    フリーダ「え?ヒストリア?え?」


    ジーク「おやヒスちゃん、さっき振りだね〜」


    エレン「あ〜えっと………隣座るぞ?」


    ヒストリア「あ、うん…………ドーゾ」


    エレン「よっこらせっと………」




    ミカサ「………」ピキピキ

    ポップコーンカップ〈ミキミキ〉


    フリーダ「あー、ミカサ………ちゃん…………?
    とりあえず座りましょ?ね?」


    ミカサ「……………………ハイ」ピキピキ






    マルコ「…………」


    アルミン「…………」


    ジーク「…………俺らも座ろ?」


    アルミン「………そうですね」












    ゴゴゴゴゴゴゴ





    ミカサ(殺意の波動)「…………」


    エレン(ポップコーン美味い)ポリポリ


    ヒストリア(絶対零度の眼)「___」








    ジーク‖アルミン‖マルコ‖ヒストリア‖エレン‖ミカサ‖フリーダ





    ゴゴゴゴゴゴゴ



    アルミン(エレン………何故か君を中心にハリケーンが吹き荒れてる光景が見えるよ)


    マルコ(左から寒気を感じる………)


    フリーダ(わぁ凄い………ミカサちゃんの周りの空気が揺らいでるわ)


    ジーク(ここ映画館だよね?お化け屋敷じゃないよね?)







    アナウンス『間もなく上映が始まります』

    ブー…






    マルコ(うん、きっと空調が効き過ぎなんだ。
    そうだ、そうに違いない!映画に集中するんだマルコ!)

    アルミン(まあ向こう岸の火事を気にしてもしょうが無い。あ、パケットモンスターの新作だ!)

    フリーダ(本編前の予告編って何気に映画館ならではの醍醐味よね)

    ジーク(お、トランスファーマーの新作来るのか。今度エレン誘って観に来よ)

    エレン(アベンジャンズって最近はなんかグダグダだよなぁ………やっぱヒーロー物は単品でのストーリーじゃねえとな)






  133. 134 : : 2019/02/12(火) 00:41:22









    『5,4,3,2,1、点火!!』












    ズドドドド…



    『イトモリ、進入角度良好!』




    『ミツハ大尉!彗星が!イトモリが地球に向けて加速しました!!〈ドゴォン!〉__ぐぁああ!?」


    『テッシー准尉!!くっ、まだ増援………タキか!』






    アルミン(おおおお!)

    マルコ(凄い………)

    ジーク「………」ポリポリ

    フリーダ「………」チュゥゥ…ゴク

    エレン「………」シーン

    ミカサ「………」シーン

    ヒストリア「………」シーン





    『なんでこんな物を地球に落とすの!?
    これじゃあ………地球が寒くなって人が住めなくなるわ!核の冬が来るのよ!?』

    『地球に住む者は自分たちの事しか考えていない。だから抹殺すると宣言した!』ガォン

    『人が人に罰を与えるなどと………!』

    『このタキ・レンザブロが粛清しようというのだ、ミツハ!』

    『エゴよそれは!』






    アルミン(なんて作画………これほどとは!)

    マルコ(あれが新しいMS……カッコいい!)






    『私達と共に一度は地球のためにタイタンズと戦ったあなたが!』

    『地球が保たん時が来ているんだミツハ!』






    エレン(………………そもそもなんで彗星を地球に落とすんだ?タイタンズって何だ?話がさっぱりわからねえ………)





    『貴様こそ、その力を無駄に消耗してると何故気が付かない!?』

    『イトモリが割れます!』

    『彗星が、2つに分断されました!』

    『くくく…はははは!』

    『何を笑っているの!?』

    『俺の勝ちだな。たった今計算したが、彗星の破片は地球の引力に引かれて落ちる!
    お前らは頑張りすぎたのさ!』

    『たかが石ころ一つ!ザックレーロで押し出してやるわ!』

    『彗星の落下は始まっているんだぞ!?』

    『νザックレーロは伊達じゃないわ!』





    ジーク(あ、俺アレのプラモ作ったわ………懐かし〜)




    『結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって地球を押しつぶすんだ。だから俺達は自分の手で自分を裁いて自然に対し、地球に対して贖罪しなければならい……ミツハ、なんでこれがわからない!?』

    『このあたたかさを持った人間が地球さえ破壊するんだ。それをわかるんだよ、ミツハ………』

    『わかってるわよ!だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならない、そうでしょ!?」




    『イトモリが地球から離れていきます!』

    『そんな馬鹿な…………』

    『イトモリ、進路変更確実!地球から離れます!!』








    『劇場版

    機動兵士ザックレーロ 

    君の罠』

                       完











    アルミン「なんて…………なんて衝撃的で感動的な最後なんだ………」ウルウル

    マルコ「グス……素晴らしい………良い意味で全てを裏切られた………」グスグス


    エレン「………」シーン…


    アルミン「どうだいエレン………観て、良かっただろう?


    エレン「ああ……………うん、凄く……良かったな」


    ミカサ「………………」


    ヒストリア「………………」



    マルコ「そうだろう!?TVシリーズを併せて観たらエレン氏もきっとザクオタになること間違い無しだよ!今度BOX貸すね!!」



    ジーク「…………ンジャ、皆で、飯でも……食いに行こっか………?」


    フリーダ「…………ソウネ。
    もう、12:30だし………」


    エレン「アア……………なんか、腹減った………胸はもう、一杯なんだけどな………」




  134. 135 : : 2019/02/18(月) 21:06:38
    >>14
    snsとラインツイッターって一緒じゃね?
    まあツイッターはsnsじゃないってツイッターサイドが主張してるけどラインはsnsの一種だと思う
  135. 136 : : 2019/02/18(月) 21:34:46


    ミカサ「………」イライラ

    ミカサ(イェーガー君と並んでいい雰囲気になるつもりが………こんなヲタク向けの映画を見るハメになるなんて!あの二人のセンスからしてこうなると予想出来たのに!しかも!)




    エレン「………で、お前はどうすんだ?ヒストリア」


    ヒストリア「え! な、何が?」


    エレン「昼メシだよ。俺ら一緒に食うけどお前はこの後どうすんだ?」


    ミカサ(何故か泥棒猫が先に陣取っていたせいでイェーガー君に話し掛ける空気でなくなってしまった………おのれヒストリア!休日までイェーガー君に付き纏うとは図々しい!)


    ヒストリア「えっと………特に決めてないけど?」


    フリーダ「じゃあランチ一緒に食べましょうよ!」


    ヒストリア「あー、………構わないかしら?」チラ


    エレン「俺は良いけど………お前らは?」


    アルミン「あーうん………構わないよ」


    マルコ「ここで会ったのも縁だし、良いんじゃないかな」


    ジーク「もちろん歓迎だよ。ヒストリアちゃんもおいでよ」




    ミカサ「…………」


    フリーダ「ミカサちゃんも良いかな?」


    ミカサ「ええ………もちろん」


    ミカサ(冗談では無い!ただでさえフリーダ先輩が話しかけてくるせいでイェーガー君と会話しづらいというのに、この上泥棒猫まで牽制しなければならなくなるとは!)


    ジーク「じゃーとりあえずショッピングモール行こうか。お代は俺が持つから好きなだけ食っていいぞ〜?」


    アルミン「良いんですか?僕らまでご馳走になっちゃって………」


    ジーク「良いの良いの。俺、ヒスフリちゃん達程じゃ無いけどボンボンだから」


    マルコ「本当に良いのかいエレン氏?」


    エレン「気にすんな。こいつじーちゃん達やダイナさん__ああ、ジークの母さんな。
    からたんまり小遣い貰ってるから」


    ジーク「そうそう。エレンもアルバイトしなくたって欲しいモンがあれば俺におねだりしていいんだよ〜?」


    エレン「要らねえよ。それに俺のバイトは趣味だ」


    ジーク「連れないなあ」


    アルミン「ねぇねぇエレン!君どのモビルスーツが気に入った?あ、モビルアーマーでも良いよ」


    マルコ「僕は断然ナナビーだね!あれこそ総帥の最後の機体に相応しい!」


    アルミン「僕はやっぱり主人公機だね!最初の機体を踏襲しつつ、更に発展させたデザイン!素晴らしいよね〜」


    エレン「うんうん、スゴイスゴイ」






    ジーク「やれやれ…………手がかからな過ぎて逆に困っちゃうよ。ちっとも甘えてくんないんだから………」


    ミカサ「………良く出来た弟さんじゃないですか」


    ジーク「お?ミカサちゃんだっけ?
    君結構わかる娘だね〜」


    ミカサ(イェーガー君だけでなくお義兄さんと接点を増やしておかないと。彼と親しくなればうちのクソチビの伝を借りずとも堂々とフクロウに行ける!幸いイェーガー君はヲタクコンビにホールドされて泥棒猫は近づけない………今は外堀から!)



    ミカサ「うちの眼付きの悪い従兄と取り替えてほしいくらいですよ……」ニコ


    ジーク「ハハハ、君やご家族には悪いけど、そりゃあ無理かな。
    家に居るときまであの野郎と同じ空気を吸いたかないよ」ケラケラ


    ミカサ「残念です………家の空気が良くなると思ったのに………」ウフフ…


    ジーク「ハッハッハ、君も言うねえ」



  136. 137 : : 2019/02/18(月) 22:06:36


    フフフフフフ… ハハハハハ






    エレン「あの二人が馬が合うとは…………意外だな」


    マルコ「それはそうとエレン氏。僕ファースト、ゼータ、ダブルゼータ、MSV,etc…とBOXコンプしてるんだ。入門するならファーストがオススメだけど?」


    エレン「ああ…………その話はまた今度な。
    あとマルコ、俺を呼ぶ時は普通にしろ。
    氏とか付けんの止めてくれ頼むから」


    マルコ「せっかくの親愛の表現なのに………」


    アルミン「ハハハ、焦っちゃダメだよマルコ氏。初心者をこっちに引き込むには時間を掛けてジワジワと染めていかないとね?」


    エレン「染まらねーから諦めろ」




    ワイワイ



    ヒストリア(うぅ………合流したのは良いけど話のネタが思い浮かばない…………お兄さんはあのナード女と意気投合してるし、エレンはオタク共に捕まってるし………)


    ヒストリア「………………残ったポップコーンでも食べよ」ポリポリ


    フリーダ「………」チラ







    フリーダ「ねぇヒストリア、ちょっとそのポップコーン味見して良い?」


    ヒストリア「へ?………良いけど、はい」ス


    フリーダ「ありがと。あ、結構イケるわね、このフレーバー!」


    ヒストリア「良かったわね……」


    フリーダ「ねぇねぇエレン。エレンのポップコーンまだ残ってる?」


    エレン「は?………まあちょっとはな」


    フリーダ「味見させてくれない?」


    エレン「メシ食うまで腹の足しにしてえんだけど………」


    マルコ「あ、僕のチュロス半分あげr__フリーダ「ヒストリアの分食べていいってさ!
    ね、ヒストリア?」


    ヒストリア「へ!?」ビク


    エレン「良いのか?」


    ヒストリア「あ………うん………ど、どうぞ」ス


    エレン「そうか?じゃ、フリーダに俺のやるよ」


    フリーダ「いやーありがとね。このフレーバーも前から味見したかったのよねぇ〜」ポリポリ


    エレン「ったく…………ん?美味いなこれ。
    何味だ?」ポリポリ


    ヒストリア「醤油バター………」


    エレン「俺もこっちにすりゃ良かったな。クセになりそうだなコレ」ポリポリ


    ヒストリア(エ、エレンと並びながら同じバケットのポップコーン摘んで歩いて…………なんかカップルみたい///)ドキドキ


    エレン「ん?お前は食わねえのか?」


    ヒストリア「あ、たっ、食べるわよ!」ポリポリ




    フリーダ「………ふふ!」ニコニコ









    ミカサ(は!いつの間にかイェーガー君があの泥棒猫と一緒になってる!?マズイ!)


    ジーク「わかる、わかるよ!あの野郎人の気にしてるとこを平気でぶっ刺しに来るよね〜全く!口開きゃ汚え言葉ばっかでこのままじゃエレンに悪影響を__」クドクド


    ミカサ(くっ!あちらに回りたいけど今話を切り上げたらお義兄さんの印象が………ヲタクコンビ何をしている!?)








    マルコ「………アルミン氏、君のナチョス摘んでいいかな?」


    アルミン「ん………どうぞ」


    マルコ「美味しいね………」ポリポリ


    アルミン「君のチュロスもね………」サクサク



  137. 138 : : 2019/02/18(月) 23:58:42
    >>135ご名答
    SNSとはsocial networking serviceの略(ラ○ン、ツ○ッターなどを指す場合)なので誰もが使えるネットを使ったアプリケーションなどはすべてSNSの仲間になると思われ
    関係ないけどすまん
    SSは期待してるぜ
  138. 139 : : 2019/02/19(火) 16:39:27
    このSSクオリティ高いな

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