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初めての遠距離恋愛 ーAfter story ー

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  1. 1 : : 2014/01/10(金) 16:07:59
    前作 霧切「本当の幸せ」
    http://www.ssnote.net/archives/3175

    After storryです!
    前作を読まないとちょっとわかりにくいかもしれません(>_< )

  2. 2 : : 2014/01/10(金) 18:31:42
    設定。

    苗木がなくなって20年。

    希望ケ峰生は40~50代だと思ってください。

    鬱エンドあるかもしれません(安価次第)

    夜に書きます。
  3. 3 : : 2014/01/10(金) 18:40:42
    前作読んできました。
    期待です。
  4. 4 : : 2014/01/10(金) 19:34:27
    >>3 ありがとうございます。鬱or良エンド、どっち希望ですか??
  5. 5 : : 2014/01/10(金) 20:04:52
    横から失礼しますが良エンドがいいです!期待です!頑張ってください!
  6. 6 : : 2014/01/10(金) 20:35:30
    全作読んで来ました!あんなに良い作品に気づかなかったなんて…楽しみに待ってます!
  7. 7 : : 2014/01/10(金) 20:37:57
    >>4
    良でお願いします!
  8. 8 : : 2014/01/10(金) 21:09:36
    >>5 ありがとうございます。個人的には鬱もありかなと思いました・・・涙
  9. 9 : : 2014/01/10(金) 21:10:14
    >>6 あんなにいい作品だなんてそんな・・・照
    頑張ります!
  10. 10 : : 2014/01/10(金) 21:10:38
    >>7 了解です!やっぱり良のほうがいいですよね!
  11. 11 : : 2014/01/10(金) 21:16:50
    >>6 ああ、あのカップル交換の!!あれこそ名作!!感動しました!
  12. 12 : : 2014/01/11(土) 01:27:10
    >>11
    そんな、いうほどじゃないですよ(笑)
    スレタイ詐欺のようなものですし。(笑)
  13. 13 : : 2014/01/11(土) 09:06:34
    >>12いえいえ、あの作品はよかったですよ!
    ちなみに僕、ダンロン、スーダン2両方ともプレイしてませんwww
    アニメしか見てなかったりしますw
  14. 14 : : 2014/01/11(土) 19:12:15
    では少し書きます。

    霧切side

    「あー、ちょっとまって。」

    電話がなっている。
    知らない番号からだ。

    「はい、こちら霧切です。」

    「君は本当に...... だから....ブツッ」

    「ちょっと?? あら、いたずら電話かしら。」

    いたずら電話に首を傾げる。


    彼の死からもう20年にもなる。
    私は相変わらず探偵の仕事に手を追われている。
    生きていれば当然年をとる。
    ごく普通のこと。
    だけど、年をとりたくてもとれないひともいる。

    そう......


    事件の現場に急ぐ時にやはり体の衰えを感じる。
    でも、こうして元気に仕事に取り組めることを誇りに思う。


    「もう、最近忙しくて困るわ。」

    苗木の写真を見ながら呟く。




    プルルルル

    「あら、今度は誰かしら?」


    「はい、霧切です。」

    「あ、霧切さん?元気??」

    電話の主は不二咲君だった。

    「相変わらずよ?そっちはどう??」

    「うーん、とてもやりがいがあるよ?楽しいし!」

    彼は探偵事務所以外にプログラムの仕事にも携わり始めたのだ。

    「そう。それはよかったわ。」

    「でもね、気になることがあるの。最近知らない番号から電話がかかってくるの。」


    読んでいた雑誌を机に置く。

    「その話詳しく聞かせてもらえるかしら?」

    「うん。実はね??」




    「一緒だわ。」

    「え、霧切さんも?」

    「ええ、さっきかかってきたところ。」

    「イタズラかなぁ??」

    「でも不思議ね、あなたにもかかってきてたなんて。」

    「なにか学園のことで関係があるのかも。僕調べてみるね。」

    「ありがとう。じゃあまた。」

    「うん!じゃあね。」



    「にしてもとても気になるわ。」


    「誰なのかしらね?」

    と彼の写真に話しかけ家を後にする。
  15. 15 : : 2014/01/16(木) 00:27:21
    前作から飛んできました。なんと素晴らしいナエギリ!ゲーム未プレイとは思えないほど丁寧で期待です^^
    良エンド希望。鬱も見たいですが…
  16. 16 : : 2014/01/24(金) 20:54:33
    前作見て泣きました!
    今回もよろしくっす!
  17. 17 : : 2014/01/27(月) 23:32:31
    コメントありがとうございます(*´ω`*)
    二月半ばから再開する予定です......
    単位と戦ってます......w
  18. 18 : : 2014/02/04(火) 06:50:32
    期待
  19. 19 : : 2014/02/10(月) 23:47:28
    大変長らくお待たせいたしました。 明日から書き始めれます。こんなクソすれ支援してくださってる方々、本当に感謝です!!
  20. 20 : : 2014/02/11(火) 00:19:40
    待ってました!期待しています!
  21. 21 : : 2014/02/11(火) 00:25:57
    >>20 ありがとうございます! はやくPSPとカセットかってプレイしたいです!笑
  22. 22 : : 2014/02/11(火) 01:07:48
    待ってました!!(笑)
    続きが楽しみです!!
  23. 23 : : 2014/02/11(火) 01:09:30
    期待してます!
  24. 24 : : 2014/02/13(木) 20:18:03
    「いたずら、なのかしらね。」

    「うーん、僕も電話番号逆探知してみようとしたんだけどこの番号だけは居場所がつかめないんだぁ。」

    「まぁお腹もすいたことだしどこか食べに行きましょうか。」

    「そうだね、僕もおなかペコペコだよぉ。」



    二人は定食屋に入った。

    「「いただきます。」」

    「わぁ、この鮭定食おいしいよぉ!」

    「私の生姜焼き定食と一口交換しない?」

    「いいよぉ!はい!」

    「あら、ほんと。とても美味しいわ。」

    「だよねぇ!」モグモグ


    鮭をほおばりながら学園生活のことを思い出す。

    モノくまが鮭大好きだったわね。

    くまだから好きで当たり前なのだけど。

    何故か鮭がしょっぱく感じた。


    「クスッ」

    「どうしたのぉ??」

    「いや、学園生活のことを思い出したもんで。」

    「あぁ、モノくまのことかな?」

    「あら、なぜわかったの?」

    「僕も鮭を食べた時にモノくまが鮭好きだったなーと思ってね。まぁくまだから当たり前なんだけどねぇ」クスッ

    「そうねえ......」


    エスパーみたい。
    まるで舞園さんみたい。

    「そういえば舞園さん元気かなぁ?」

    「連絡とっていないから分からないけどたまに雑誌に載ってるわ。」

    ......今日の不二咲君、なにか怖いわ。


    「「ごちそうさまでした。」」

    「今回は私がもつわ。」

    「えぇ、悪いよぉ。」

    「電話の件、お世話になったし構わないわ。」

    「じゃあお言葉に甘えて。次は僕が払うからね。」

    「分かったわ。」




    「おぉ!久しぶりだべぇ!!」
    「むむむ、これは霧切殿に不二咲殿ではないか!」

    「あ、久しぶりぃ!元気にしてたー??」

    「元気だべ!」

    「不二咲殿、少し大きくなりましたかね?」

    「なってないよぉ。」

    「おい、お前が言うとなんか変に聞こえるぞ。」

    「ちょっと貴方達。聞きたいことがあるのだけど。」

    「むむむ、どういたしましたかね?」

    「最近、携帯に変わったことなかったかしら?」

    「あぁ、変な番号から電話がかかってきたべ!きっとイタズラ電話だべ!俺の占いは.....」

    「やっぱり。ありがとう。」

    「やっぱりイタズラなのかなぁ?」

    「決めつけは早計よ。でも深く考える必要もなさそうね。」

    「二人ともどうしたんだべ??」

    「いいえ、なんでもないわ。」


    やはり。
    希望が峰学園の生徒にはかかってるみたいね。
    イタズラとは思い難い。

    根拠はないが、なぜか悪戯とは思えない。



    「じゃあ、また連絡するべ〜」

    「また会いましょう!お二人とも!」

    「ばいばーい!」

    「さよなら。」


    少し疑問を持ったまま店を出る。
  25. 25 : : 2014/02/13(木) 20:19:56
    やっぱり、地の文?(会話以外)
    入れた方が見やすかったですね......

    すみません、今回は見逃してください。
    次からは多めに入れます。

    みなさんインフルエンザにはお気を付けて。
  26. 26 : : 2014/02/13(木) 20:38:07
    モノくま→モノクマ
    希望が峰学園→希望ヶ峰学園

    アニメだと分かりづらいですよね

    このままでも充分読めますよ!ただ、セリフの前に名前があったほうが読みやすいかと思われます

    インフルエンザ怖いですよね。かわちさんもお気をつけてくださいませ…
  27. 27 : : 2014/02/13(木) 23:48:54
    誤字指摘ありがとうございます(TдT)

    それだけちゃんと読んでくださってる人がいてとても嬉しいです。

    そうですね「」前にセリフを入れてないのはそっちの方がかっこいい?リアル感が出る?と思ってww

    次投稿からは名前入れます!!

    手洗いうがいはしっかりとしましょう。ほんと。

    ではかきます。
  28. 28 : : 2014/02/13(木) 23:58:28
    ________________
    __________
    _____
    __


    苗木「朝だよ!起きて!」

    霧切「うぅん、あと5分。」

    苗木「早く起きてよ!遅刻しちゃうよ!」

    霧切「うぅん。」


    苗木「最近どう?」

    霧切「普通よ?あなたは?」

    苗木「うん。実はね。」







    霧切「.........!?」


    時計を見ると朝の七時だった。
    夢を見ていたみたいだけど全く思い出せない。

    ふと携帯を見ると着信が一件。

    「誰かしら。もしかしたら......」


    「そ、そんな.......」

    私は言葉を失った。






    着信履歴

    1. 23:37 苗木 誠


    「ど、どうして。」


    思わず持っていた携帯を落とす。

    頭の中がとても混乱している。

    「い、今は会社に行くのが先。」

    だが自分の身に起こってることがまったく理解できない。
  29. 29 : : 2014/02/13(木) 23:59:43
    会話の時は名前を入れるようにしてみました!

    携帯から更新すると電池の減りが早いですぅうう

    家に着いたらまた書きます!
  30. 30 : : 2014/02/14(金) 01:22:45
    楽しみに待ってます(笑)
  31. 31 : : 2014/02/27(木) 23:56:07
    探してやっと見つけました。
    前作読んで泣きまくってたので、続きが気になります
  32. 32 : : 2014/03/06(木) 00:03:19
    霧切「ど、どうしましょう。」

    今朝の出来事が頭から離れない。
    仕事に手をつけられない。

    不二咲「考え事かな?」

    霧切「あら、おはよう。今日はこっちなのね。」

    不二咲「うん。そうだよ。 って、携帯そんなに握ったら壊れちゃうよ!」

    無意識のうちに手に力が入っていたのか、携帯に少し汗がついている。

    霧切「実はね。今朝.....」

    担当者「不二咲君、ちょっとこの書類お願いできるかね?」

    不二咲「あ、はーい。じゃあまた後でね?」

    霧切「ええ。」


    ゴクリ。

    本当にそんな音を出しながらつばを飲み込む。


    プルルルルル

    プルルルルル




    呼び出し音がこれほど長く感じたのは未だかつて無い。



    「もしもし。」


    携帯越しに聞こえたのは確かに彼の声だった。

    「......」

    「久しぶり。20年ぶりぐらいかな?」

    「.......」

    「あれ、聞こえてる??」

    「大丈夫、ちゃんと聞こえてるわ。整理がついてないだけよ。」

    「まぁ、無理もないよね。死んだ人間からの着信なんかありえないもんね。」ハハハ

    「あなた、今どこからかけているの?早く教えなさい。」

    涙をこらえながら必死に話を続ける。


    「ねぇ、響子。人が死んだらどこへ行くか知ってる?」

    「そんなの分からなわよ。それより私の質問に答えて。」

    「そんなことより......」

    「そんなことってなによ!!私が....どれだけあなたのことを......」

    「響子。ごめん。でも僕のことは心配しないで。」

    「心配ってどころじゃないわよ!!あなたは一体どうやって電話をかけているのよ!!」

    声が一層大きくなる。
    無理もない。

    「ねぇ、ボクが最後病院で言った言葉覚えてる?」

    「ええ、覚えてるわ....」

    「.....響子、泣いてるの?」

    「関係ないでしょ、バカ。」

    「バカだなんてひどいなぁ.....」アハハ

    「ッ.....あなたはどうして笑ってられるの!?」

    「じゃあ逆に聞くよ?」



    「どうして君は泣いているの??」


    「そんなの、わからないわよ。なぜだか分からないけどあなたと今こうして話をしてるのが嬉しくて.....もう二度と会えないし。声も聞けないかもしれないのに.....」


    「なるほどね。君はそんなこと考えたたんだ。」

    「どういう意味よ?」

    「それはそのうち分かるよ。あの言葉の意味を思い出してね。そろそろ切るよ。」


    プツッ ........


    ツーツー......




    このあと響子は早退し、家に篭った。
    気持の整理がしたい。

    彼が残した最後の言葉........
















    「もう一度彼に会いたい。」



  33. 33 : : 2014/03/06(木) 00:11:05
    次作品から書き溜めてから投稿します。

    1ヶ月も更新しないなんてクソスレ認定ですわ。本当にすみません。
  34. 34 : : 2014/03/06(木) 00:23:20
    いつまでも待ってます。頑張ってください!
  35. 35 : : 2014/03/06(木) 00:30:42
    そう言っていただけて幸せです。

    よーし、お父さん張り切って書いちゃうぞー!
  36. 36 : : 2014/03/06(木) 00:35:17
    霧切父は仁でよろしかったですかね?
  37. 37 : : 2014/03/06(木) 11:44:11
    この内容でクソスレなんてありえないでしょ。ラストまでちゃんと待ってます。苗木君超期待
  38. 38 : : 2014/03/06(木) 23:39:45
    ピピピピ ピピピピ

    霧切「んっ........」モゾモゾ

    霧切「後五分だけ......」





    「早く起きないと遅刻しちゃうよ?」




    霧切「......!?」バッ

    霧切「ま、また。き、気のせいかしら....」


    電話がかかってきてからこのような事がよく起こる。

    今のようなこと。食事をしている時も時々聞こえる彼の声。

    気のせい、とは思いたくない。

    しかし現実的にありえない。

    霧切「早く行かないと本当に遅刻してしまうわ。」




    霧切探偵事務所


    霧切「おはようございます。」バタン


    不二咲「き、霧切さん!!!」

    普段か弱い彼から想像できないほど大声で呼ばれた。

    霧切「どうしたの?いきなり。」

    不二咲「き、昨日の夜.......」






    「な、苗木君から電話があったよ。」



    霧切「っ........」

    不二咲「なにか心当たりがあるの?」

    霧切「じ、実は。」



    不二咲「なるほど。な、内容は霧切さんとは違ったけどねぇ.....」

    霧切「詳しく教えてもらえないかしら?」グッ

    不二咲「ち、ちょっと痛いよぉ.....」


    不二咲君の肩を強く握ってしまっていた。

    霧切「ご、ごめんなさい。」

    不二咲「ううん、大丈夫だよ。気になるのも無理ないよ。それでね僕が言われたのは」







    「どうか響子を救ってやってくれって」





    霧切「救う?」

    不二咲「うん。僕もよく分からないんだけど、響子に伝えてほしいって。」

    霧切「どういう意味かしら.....」

    不二咲「でね、携帯電話から居場所を逆探知してみようと思うんだ。」

    霧切「そんなことが出来るの?」

    不二咲「うーん。分からないけどやってみようと思うんだ。」

    霧切「不二咲君、私も手伝うわ。」

    不二咲「でもね、電話がかかってきた時に僕がそばにいないと探知出来ないんだ。」

    霧切「.......」

    不二咲「然るべき期間に託す?」

    霧切「........ゃ」

    不二咲「え、今なんて言ったの?」

    霧切「それだけは嫌よ!」

    不二咲「ひいっ.....」

    霧切「ごめんなさい..... でも、できたらあなたの力を借りずに探し当てたいのだけどそれは無理みたい。」

    不二咲「........」

    霧切「お願い不二咲君。私に力を貸してくれないかしら?」

    不二咲「もちろんそのつもりだよ??」

    不二咲「あ、こっちからかけることは出来ないの?」

    霧切「できるわよ。」

    不二咲「じ、じゃあちょっと待って。いま準備するよ?」

    霧切「おねがい。」


    これで、彼の居場所が分かるかもしれない。
    けど、分かったとこで会えないことは分かっている。
    それでも、彼が今どこで何をしているか 知りたい。
    知ってどうする?安心するため?なんのために知りたいの?

    私には分からない。

    ただ彼が.......



    不二咲「準備できたよー??」

    霧切「そ、そう。じゃあかけるわよ?」

    不二咲「うん。」




    プルルルルル プルルルルル












    「もしもし。」


    彼と一番長い時間一緒に過ごした私には分かった。
    受話器越しの彼の声にはどこか元気が無いことを..........
  39. 39 : : 2014/03/07(金) 02:22:21
    ×期間

    〇機関

    出ました。またまたアポ丸出し。

    では書きます。
  40. 40 : : 2014/03/07(金) 22:46:40
    「ん........」


    「はっ.....!?ここはどこ??」


    「あ、そうか。僕はもう死んだんだった。」


    「ってことはここは天国か地獄ってことか......」


    苗木「んー、どっちかなぁ。あ、あれは。金のエンジェルみたいなのがラッパを吹いてる。 ってことは天国ってことなのかな......?」


    ???「その通りだよ。君は確か......」

    苗木「あなたは霧切さんのお父さん!」

    仁「ええ、そうだよ。」

    苗木「以前はお世話になりました。響子を幸せに出来ずに本当にごめんなさい。」ペコッ

    仁「いやいや、彼女は本当に幸せだったと思うよ。父親である私でさえ響子のあんな笑顔は見たことがないよ。」ハハハ

    苗木「そうですか......」

    苗木「それより霧切さんはどうしてここにいるんですか??」

    仁「確かに僕は死んではいない。疑問に思うのも無理はないか......」

    苗木「はい。」

    仁「ここはどこだと思う??」

    苗木「て、天国でしょうか。」

    仁「んー、80点かな。」

    苗木「じゃあここはどこなんですか?」

    仁「苗木君、パラレルワールドという言葉をご存知かな?」

    苗木「パラレルワールド.....ですか。」


    名前だけなら聞いたことがある。
    でもそのことと、この場所、そして霧切さんがここにいる理由となんの関係があるのだろうか......

    仁「あくまで自論なんだが、ここは天国でもなく地獄でもない。」

    苗木「はぁ.....」

    仁「ふふっ、僕も最初はビックリしたんだけどね。ちょっと、まってね??」パチン


    霧切さんは手を叩いた。すると驚くべき光景が目の前に広がった。







    「響子..........」

  41. 41 : : 2014/03/07(金) 23:07:16
    響子「お父さん、この方はどなた??」

    苗木「き、響子.......」

    仁「ああ、響子。この人は苗木誠といって、僕の知り合いなんだ。」

    響子「霧切響子です。よろしく。」


    そこで少し驚いたのは彼女は手袋をしていないということだった。

    以前彼女の手を見たときは手袋をしていて、火傷の痕を隠していた。

    でもいま目の前にいる響子は手袋どころか、火傷の痕すらない。

    それに少し表情がちがう。いつもニコニコしている。


    仁「じゃあ僕たちはこれで。」

    響子「ええ。さようなら。」

    苗木「さよう.....なら....」





    仁「おどかせてしまってしまない。ここは僕の家なんだ。」

    苗木「じ、じゃああの僕が見たエンジェルは!?」

    仁「君を驚かすための演出.....といったところかな?」

    苗木「そうですか......」

    仁「さっきパラレルワールドの話をしたよね?」

    苗木「はい。」

    仁「簡単に言えば君は世界線を移動した。とでも言おうか。」

    苗木「世界線を.....移動.....??」

    仁「そう。前にいた世界線では確かに君は死んでしまった。その瞬間何かのはずみで君は世界線を移動したと考えられる。」

    苗木「.......」

    どういうことだ。全くわからない。

    仁「この世の中には色んな世界線が存在するんだよ。ほら。前にいた世界線の響子と今会った響子とでなにか違ったことはなかったかい?」

    苗木「手袋と.....表情..... あと僕のことを知らなかったって事ですかね.....」

    仁「その通り。僕は朝目が覚めたら世界線を移動出来るようになっていた。なぜだかわからないけどね。」

    仁「でも君にもその力があるらしいんだ。」

    苗木「本当ですか??」

    仁「あぁ、そうだとも。ここにある携帯は君のものかな?」

    苗木「いえ、違います。」

    仁「まぁいいか。これで響子に電話してごらん?」

    苗木「響子に電話.....」

    胸の鼓動が速くなる。


    「今僕が伝えたいこと。」






    プルルルルル プルルルルル


    響子「もしもし。」

    苗木「君は本当にいい人だった。だから幸せになって欲しい。」



    響子はすごい驚いていた。無理もない。
    言いたいことを言えたのですぐに切った。
    涙をこらえれそうになかったからだ。

    仁「これで僕の言ってることを信じてくれるかい?」

    苗木「疑ってなんかいませんよ......」


  42. 42 : : 2014/03/08(土) 23:27:32
    パ、パラレルワールド、だと!?
  43. 43 : : 2014/03/09(日) 00:22:49
    ちょっと話の感じを変えてみました!

    見てる人にシュタゲの要素入れてほしいと言われたもんで・・・・
  44. 44 : : 2014/03/11(火) 18:50:38
    シュタゲいいですね♪
    楽しい(^o^)
  45. 45 : : 2014/03/19(水) 02:31:30
    ここに来てシュタゲが来るとはw
    発想が面白くて好きです!
    続き楽しみにしてますよ!
  46. 46 : : 2015/04/17(金) 20:59:51
    続きに期待
  47. 47 : : 2015/07/16(木) 11:06:41
    お久しぶりです、忙しさあまりSSの存在を忘れていました。

    これから更新していくつもりですがみなさん読んでくれますかね??笑

    最近ニセコイ、俺ガイル、グールなどを見ました!
    のでもし書いてほしいと思う作品などがあれば随時募集しております!

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