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エレン「慢心せずして何が王か」

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  1. 1 : : 2018/10/25(木) 02:01:57








    『慢心せずして何が王か』





    またか。何度も聞いたよ………この夢の始まりはいつもその言葉だ





    『我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ』





    ああ、アンタを染めるには、この世の全てでも無理だろうよ





    『だが許そう。手には入らぬからこそ、美しいものもある』





    アンタが美しいという程のモノがあったんだな





    『人間とは犠牲がなくては生を謳歌できぬ獣の名だ』





    まったく以て同感だ





    『呆れた男よ、最後の最後で己が神話を乗り越えたか』





    アンタが呆れるって、どんな奴なんだよ………





    『おのれ______おのれ、おのれおのれおのれおのれおのれおのれ…………!!!』





    ………そろそろ終わりか





    『たわけ、死ぬつもりなど毛頭ないわ…………!! 踏み留まれ、下郎、我がその場に戻るまでな!!』





    この夢の終わりは、いつもアンタの敗北だ





    『フェイ……カー…』










    ………じゃあな。俺も夢から醒める時間だ、また明日にでもアンタの夢を見させてくれよ


































    ______英雄王、ギルガメッシュ








  2. 2 : : 2018/10/25(木) 02:07:34








    ジリリリリリッ‼







    「んあ?」パチリ








    ジリリリリリッ‼ ジリリリリリッ‼





    「うるせぇよ」カチッ



    「……6時30分、準備しないと」







    よお、俺の名前はエレン、エレン・イェーガーだ。何処にでもいる普通の中学生…………だったら良かったんだけどなぁ。





    エレン「憂鬱だ」ハァ




    端的に言って、俺は先程の『普通』という言葉に酷い嫉妬を覚えるくらいには普通じゃない。
    まぁ、その理由ってのが…………






    ドンドンドン!! 何かを叩く音





    エレン(またかよ)





    俺は歩いて自室のカーテンを開ける。すると見えるのは………














    「出て行けー!」


    「この町に《宝具》の所持者なんて要らなーい!」


    「戦争の火種はさっさと消えろー!」


    「さっさと《魔術師の島》にでも行っちまえー!!」





    軽くデモが起きていた。
    ハハッ、毎度のことながら笑いか漏れるよ。




    ヒュッ 石が飛ぶ音




    バリィン!! ガラスが割れる音




    ピキッ エレンの我慢が限界な音









    エレン「よろしい、ならば戦争だ」スッ



    ブワン 黄金の波紋





    俺が手を翳すと、俺の周りの空中に突如として黄金の波紋が現れる。その数はこれでも抑えめの15ほど。





    「お、おい」


    「あ? ゲッ!?」



    そして波紋から覗くはどれも一級以上の性能を持った武具たち。剣に斧に槍に、正式名称すらわからないような物まで。
    そして俺は言う









    エレン「散れ、雑種ども」










    《王の財宝(ゲート·オブ·バビロン)》!!!





    「「「「逃げろぉ!!!」」」」






    チュドドドドドドッ!!



    俺が叫ぶと同時に波紋から射出される武具たちと逃げ出す雑種ども(町民達)。
    フハハ、愉快愉快。




    エレン「ふん、言われなくても出て行くっての」






  3. 3 : : 2018/10/25(木) 02:45:40






    さて、そういえばこの世界のことを詳しく話してなかったな。
    まぁさっきの雑種どもゲフンゲフン、町民達の言葉や行動を見ればわかるように、この世界には人間は二種類、いや三種類存在する。


    即ち、《宝具所持者と一般人、そして魔術師》


    さっきのでわかるように、宝具所持者は基本的に一般人には嫌われている。まぁ一部に限ってはそうでない人達もいるが……


    まぁその嫌う理由ってのは至極単純で、宝具所持者は個人差はあるが強力な力を持っているからだ。
    人間ってのは異端を排斥したがる生物だからな、だが理由はそれだけじゃない。
    端的に言ってあらゆる組織間での宝具所持者の取り合い合戦があるからだ。
    軽いノリで言ってはいるが、これがモノによっては中々の規模と激しさがある。普通に銃とか持ち出してくるし、同じ宝具所持者が出てくることもある。
    まぁ、これらが俺達が嫌われている主な原因だな。


    次に《宝具所持者の力》についてだ


    名前でわかる通り、俺達は宝具と呼ばれる強力な武器や能力を有している。
    そして、その宝具の基となるもの、それは逸話や神話、英雄譚などが主だ。
    誰しも聞いたことがあるだろう?《アーサー王伝説》とか《聖剣エクスカリバー》とか。
    それらの物語に登場する大きな力を持った武器を《宝具》と呼ぶ。
    世界を滅ぼす魔剣や、当たれば必ず死ぬ槍、強力以外の何ものでもない。
    つまり、連中はこういった力を巡って争っている。


    最後に《魔術師》


    こいつらも名前でわかる通りファンタジーな不思議な力を扱う奴らだ。不思議な力と言っても宝具ほど強力でもないし、そこまで摩訶不思議な訳じゃない…………らしい。理論や原理さえ理解すれば簡単らしいがそこら辺は知らん。
    他に特筆すべき点があるとすれば、一般人にはあまり嫌われていないのと宝具所持者に対して比較的に優しい連中だ。まず嫌われていない主な理由は表だって行動することが少ないからだ。あっても偽装するし。必然的に一般人は魔術師を弾圧できない、何もしていないんだからな。
    宝具所持者に優しいのは、まぁ、優しいというより大体が不干渉なだけだが、優しいと言った理由は宝具所持者の保護を積極的に行う魔術師達がいるからだ。
    それが………


    《自由の翼学園》


    学園と銘打ってはいるが、その実態は一つの国とタメ張れる軍事力を持った魔術師の管理する島だ。
    通称《魔術師の島》。
    この島は所謂「人工島」と呼ばれるもので、大きさで言えばオーストラリアの約半分。そして島にある技術のほとんどが魔術による物なので、独自の法律が多いところも特徴の一つ。
    まぁ、要するに俺達《宝具所持者》にとってこれ以上に理想的な場所はないってことだ。





    エレン「まぁ俺も今日には行くんだけどな」



    そう、何を隠そうこの俺も、ついに《自由の翼学園》に行く日が来たのだ。



    エレン「確か迎えが来るのが9時丁度だったか。ああ~、やっとこの町ともおそらばだ」



    言っておくが、俺はこの町に未練なんて一切ない。
    両親は俺が宝具所持者だと知るやいなや失踪。宝具の扱い方を知るまでは幼稚園、小学校では虐め。ちゃんと止めようとする教師だっていなかった。そして俺が宝具で少し脅して返り討ちにすれば悪者扱い。
    もう、うんざりだ。








    エレン「ああ、待ち遠しいなぁ」




  4. 4 : : 2018/10/25(木) 18:58:58
    王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)


    ふりがな......(´・ω・`)



    某某某!某某!(まあ、つけなくてもいいんだけど)
  5. 5 : : 2018/10/26(金) 03:09:00




    ~9時05分~








    エレン「ん~、そろそろ迎えが来てもいい頃なんだけどな」



    もう迎えの時間から5分も経ってる。
    まがりなりにも一つの組織がこんなに遅れるとは思えないけど。トラブルか何かか?




    キキィィ


    エレン「ん?来たか」



    家の前からブレーキ音が聞こえた。多分迎えの車か何かだろう。




    ピーンポーン



    エレン「へいへい、今行きますよ~っと」スタスタ



    そうやって俺は玄関まで行ってドアを開けた。
    そして目の前に飛び込んできたのは……











    「動くな」カチャリ





    黒光りする拳銃と黒スーツの男。



    エレン「はぁ?」



    思わず俺はそんな声を上げてしまう。
    いや、なに?ちょっと待て、迎えは?




    黒スーツ「ああ、悪いが迎えは来ねぇぞ。車ごとお陀仏だ」



    マジかよ。しっかりしろよ魔術師。



    エレン「へ、へぇ、ならあんたは俺を殺しに来たのか?それとも捕まえに?」



    黒スーツ「どっちと言われたら後者だな。だが、腕の一本や二本くらいは無くても構わないと言われている」銃 カチャ



    構えよ!?それと銃口向けてんじゃねぇよ!?
    クッソが、「動くな」って言ってた時点で大人しくしてれば危害は与えられねぇみたいだが。
    お生憎さま………



























    エレン「こちとらそれなりに修羅場潜って来てんだよ!!」


    波紋 ブワンッ





    叫ぶと同時に黒スーツの四方を囲むように黄金の波紋を5つ展開。前回同様に剣やら槍やらを中から覗かせる。





    黒スーツ「なに!?」





    ドドドドドッ


    そして射出。
    悪いが、こっちは拳銃向けられたことなら何度もある。
    命を掛けた殺し合いも数回ほど。死にかけたことだってある。あの時は痛かった。
    今さらこの程度じゃビビらない。





    黒スーツ「チィッ」ダンッ



    黒スーツは舌打ちすると同時に跳び上がった。
    それも五メートルほど。





    エレン「マジかよ!?」



    黒スーツ「やってくれたな!」ドンッドンッドンッ





    言いながら黒スーツは発砲してくる。が、俺は焦ることなく波紋から盾を取り出して防ぐ。



    キィン カァン

    チュイン





    黒スーツ「チッ(報告通りだな、実戦慣れしてやがる。それに俺の周りを囲むようにした宝具の展開のしかた。宝具の練度もなかなかだ)」スタッ



    エレン(何だ?さっきの身体能力は。人間が軽く踏み込むだけで五メートルも飛ぶのは有り得ねぇ。魔術師か?可能性はあるが、限りなく低いだろうな)





    お互いが膠着状態に入り、周りが静寂に包まれる。……………静寂?
    何だ、違和感がある。とてつもない違和感が。
    まるで俺達以外に誰もいないような………





    ドンッドンッドンッドンッドンッ



    エレン「!?(しまった!!考えに夢中になってて気付かなかった!)」バッ



    黒スーツ「不意討ちもダメか、なら……!!」ダッ





    俺が慌てて避けてよろめいた隙に黒スーツが走ってくる。十メートルもあり、普通ならよろめいたとは言え迎撃は十分に可能だ。
    だが奴の身体能力は普通じゃない。





    黒スーツ「」シャッ



    エレン「消えた!?」



    黒スーツが加速したと思ったら姿が消えた。
    次の瞬間……







    ドゴッ!!





    エレン「~~ッ……がっ…はっ…」ミシミシ メキ



    黒スーツ「吹っ飛べ」ブォン‼





    蹴られた。
    いや、蹴りなんて生易しいモノじゃない。まるで大型トラックにでも衝突したような衝撃だ。






    ヒュンッ


    ドゴォン!!






    そして俺は黒スーツの言葉通りに壁に向かって吹っ飛んで行った。








  6. 6 : : 2018/10/27(土) 03:02:21




    パラパラ









    黒スーツ「………死んだか?」


















    ドォンッッ!!!








    黒スーツ「なわけねぇか」







    スタ スタ スタ



    エレン「当たり前だろ」ペッ



    そう言って俺は口の中の血を吐き出す。
    いや、にしても痛かった。咄嗟に受け身を取れただけマシか。
    それじゃあ……………





    エレン「おかえしだぁ!!!」




    ドドドドドドドッ



    波紋を7つ展開して一気に放つ。この程度で黒スーツがやられるとは思わないが、牽制にほなるだろ。



    黒スーツ「当たらねぇよ」サッ



    黒スーツはやはりというか予想通りというか、全て最小限の動きで回避している。
    相当な場数を踏んで来てるな。明らかに格上だ。



    エレン「もういっちょ!」



    ブワンッ

    ドドドドドドドッ!!!



    もう一度、同じ数で撃ちまくる。ただし速度と勢いは倍にして。



    黒スーツ「馬鹿の一つ覚えだな」タンッ



    すると今度は大きく跳び退いた。
    そこへすかさず…………









    エレン「…」ダッ



    黒スーツ「!?」





    急接近。
    黒スーツも動揺してるな。そりゃそうだ、さっきまで遠くからバカスカ撃ってたやつが、今度は急に近づいてくる。
    戦い慣れていればいるほど、その動揺は大きい。





    エレン「もらったぁ!!」ブンッ



    これでも護身用に相当鍛えてたんだ。
    狙うは顎。どれだけ化け物染みた身体能力を持とうと、脳を揺らされれば動きは止まる。そこを一気に畳み込む!







    黒スーツ「ほう…………悪くない」
























    黒スーツ「ひとまず合格だ」シュッ



    エレン「ぶべらッ!??!」バキィッ






    そうしてやられたのは俺だった。中々に鋭いストレートだったぜ。
    って待てよ、合格?





    黒スーツ「実技試験合格だ、エレン・イェーガー。」



    エレン「いっつう……………合格ぅ?」ヒリヒリ



    上手く状況が飲み込めないんだけど。
    ……………試験?



    黒スーツ「改めて、俺は自由の翼学園の教師を勤めている、リヴァイだ。よろしくな」



    エレン「………………お陀仏になったんじゃないの?」



    リヴァイ「所謂ドッキリだな。楽しかったか?」



    エレン「ぶっ殺すぞ」



    あれのどこが楽しいんだよ。普通に死にかけたわ!!
    まず実弾なんか使ってくるんじゃねぇよ!!



    リヴァイ「まぁ、気付こうと思えば気付けただろうな。途中から違和感があったんだろ?」



    エレン「! そうだ、あまりにも静かすぎるんだ。普通なら町の住民が軽くパニックになるくらいの戦闘だったのに……」



    リヴァイ「人払いの魔術だ。ここら一帯には人間は俺達しかいない」



    そうか、魔術師だもんな。それくらい当たり前か。
    あの異常な身体能力も魔術か何かだろ。



    リヴァイ「ああそれと、念のために俺が学園の関係者だっていう証拠だ」スッ



    そう言って黒スーツ……リヴァイ先生は身分証みたいなのを向けてきた。
    ……………うん、間違いなく本物だ。顔写真も一致してるし。



    リヴァイ「さて、確認も終わった。さっさと場所移して島に行くぞ」



    エレン「え?あ、ちょっと待ってくれ。荷物が…」



    リヴァイ「もう送ってる」



    エレン「仕事速ぇなおい!!」



    マジかよあの戦闘中に!?





    リヴァイ「おい、さっさとしろ。置いてくぞ」スタスタ



    エレン「お、おう」タッ



    リヴァイ「はい、だ。敬語を使え、目上の人間だぞ」



    エレン「え~、めんどくさいからパス」



    リヴァイ「こいつ……」イラッ











  7. 7 : : 2018/10/30(火) 02:22:03



    ~空港~




    場所は変わって、俺達はとある空港に来ていた。



    エレン「つっても、公共のって言うより個人のって言う方がしっくり来るな」



    言った通り、この空港は公共の広くて人が多いような場所ではなく、プライベートの狭くて人も必要最低限の整備士のような人達だけだった。



    リヴァイ「当たり前だ。ここは学園の私有地だからな」



    エレン「へぇ~、魔術師って儲かってんだな」



    リヴァイ「比較的グレーな方でな」



    エレン「へ?」



    それは言ってもいいのか?
    やべぇな、少し心配になってきた。
    俺が内心で戦々恐々としていると、一つの赤いドアの前に来た。中々に凝った作りだな。



    リヴァイ「ああそれと、飛行機には乗らんぞ」



    エレン「? 何でだよ。島に行くんだろ?」



    リヴァイ「はぁ…………忘れたか?」



    溜め息の後に大きな間を開けて呆れたように言う。
    そしてリヴァイはドアノブに手を掛ける。





    リヴァイ「その“島”は…………」





    ガチャッ


    ギィィィ







































    リヴァイ「《魔術師》の、巣窟だ」





    エレン「!?」



    赤いドアの奥の光景を見て、俺は目を見開いた。
    何故ならそこのは…………





    ワイワイ

    ガヤガヤ



    「ねぇねぇ、次の授業どうする?」

    「ん~、私あの先生ちょっと苦手なんだよね」



    「待ちやがれこの野郎!!」

    「待てって言われて待つやつがいるかよ! “ガンド”!!」

    「危ねぇっ!?」



    「そういやぁ、お前んとこの“使い魔”元気か?このまえ風邪ひいたって聞いたけど」

    「今は少し寝込んでるよ、多分その内に良くなると思う」





    飛び込んできた光景は中世を感じさせるレンガの建物の内装、談笑をしている学生と思われる女子や男子。二人の男子生徒は走り周り、追われている側が追っている側に向かって手の先から赤黒い球体を撃ってた。
    ドアのあっち側とこっち側じゃ、まるで別の世界だ。



    エレン「…」ポカン



    リヴァイ「何も《自由の翼学園》は《宝具所持者》の保護と教育のみを目的にしている訳じゃない。次代の魔術師の育成やそれに関する教学なども目的の一つだ」



    俺が絶句している間にもリヴァイは学園についての説明をしている。
    ごめん、あんまり聞こえてない。







    リヴァイ「まぁ取り敢えず、エレン、ようこそ《自由の翼学園》へ」



    エレン「! おう!」





  8. 8 : : 2018/10/30(火) 02:35:19

    短めです。


    ところで、友人から、「こういうクロスオーバーものは自由に動かせるオリキャラかどっかの作品からキャラクター持ってきた方が続くと思う」と言われたので、Fateからヒロインを追加することにしました!
    その際に皆様から出来れば「このキャラがいい!」「ヒロインはこの娘!」という意見を聞きたいです。あわよくばそこからヒロインを決めたいです。



    取り敢えずいくつか意見がくるまでは投稿を一時停止します。



    それでは、よろしくお願いします!

  9. 9 : : 2018/10/30(火) 02:37:11
    じゃんぬぅぅぅぅ!!!
  10. 10 : : 2018/10/30(火) 07:38:39
    アルトリア=ペンドラゴン!!
  11. 11 : : 2018/10/30(火) 20:57:08
    ミカサと清姫のヤンデレ対決で決まり
  12. 12 : : 2018/11/01(木) 06:07:14
    一つ思ったんだけど宝具って武器類しか登場しないの?
    宝具って武器としてある物と(エクスカリバーやゲイ·ボルク)伝承や偉業が昇華した物(十二の試練やベルレフォーン)があるけどそこら辺はどうするの?

    あとサーヴァントによっては複数の宝具を持った人がいるけどその場合は一人に複数の宝具を持たせるか一人一つとして出すのかどうするの?
  13. 13 : : 2018/11/02(金) 02:32:02

    確かに私、気になります!さんの意見はもっともですね。なので、軽い説明をさせて頂きます。

    まずは一つ目の「宝具は武器類しか登場しないのか?」についてですが、ハッキリ言って武器類以外も登場させるつもりです。
    まぁ、これは言わなくても予想はつくのではないでしょうか?もし仮に武器類以外を登場させなかった場合、エレンの《王の財宝》は完全にアウトです。本来、《王の財宝》は武器を射出、ないしは取り出す物ではないのです。《王の財宝》とは厳密には「ほぼ無限とも言える内容量を持った超高性能な蔵」なのです。これは本来の担い手であるギルガメッシュの逸話の「世界で初めてこの世の全てを統べた」ものに由来します。《王の財宝》という宝具はその「この世の全て」を内包させる為だけの宝具。つまりこの《王の財宝》とはこの世の全てを手に入れたギルガメッシュでなくては真価を発揮しないのです。
    では何故、エレンの《王の財宝》の中にはギルガメッシュの至高の財があるのか?

    それは二つ目の質問の「宝具を複数所持させるのか否か」。
    これもぶっちゃけ複数の所持はさせるつもりです。これも上記動揺、これがなくてはエレンはアウトです。
    何故なら《王の財宝》内の物は全てがギルガメッシュの所持する宝具という括りになります(一部例外を除く)。これによりエレンの《王の財宝》内に複数の宝具があるのは合法になります
    これ以降もエレン同様に複数の宝具を所持する人物を登場させるつもりです。

    少しややこしかったですかね?
    出来るだけわかり易くする為に参考資料を自己解釈したので、皆さんの知る情報とは合致しない場合があると思いますがご了承ください
    まぁ、説明は以上です。

    それと来週中には投稿を再開させるつもりです。


  14. 14 : : 2018/11/03(土) 07:16:28
    まぁ王道でアルトリアだよね
  15. 15 : : 2018/11/03(土) 07:17:26
    アストルフォきゅん!
  16. 16 : : 2018/11/04(日) 00:42:19


    まぁ、物語の構成とかかんがえても史実と名前が違うアルトリアが一番じゃない?
  17. 17 : : 2018/11/08(木) 03:45:10



    ~自由の翼学園敷地内~





    リヴァイ「まぁ取り敢えず、この学園には独自のルールや他にはない授業が多々あるんだが、説明は後だ。取り敢えず校長室に挨拶、それからプロフィール作成の為の身体測定を受けてもらう」



    エレン「了解」



    あれから数分ほど。
    俺は無駄にでかく、無駄に長く、無駄に豪華な廊下を歩きながらこれからの説明を受けていた。



    エレン「じゃあ今向かってるのは校長室か」



    リヴァイ「いや、今向かってるのは1-Aの教室だ。そこから一人生徒を借りてお前の案内役にする」



    エレン「? リヴァイがするんじゃないのか?」



    リヴァイ「校長室までは一緒だが、それ以降は付いて行けねぇ。こっちも事務処理とかがあるんだよ」



    エレン「ふーん」



    ということは、学園初の生徒との交流か。
    あ、なんか考えてたらワクワクしてきた。でもここ魔術師の学園でもあるんだよなぁ。上手く話題合わせられるか?
    お、思案している内に1-Aの文字が見えてきた。



    リヴァイ「着いたな。お前は少し待ってろ。すぐ戻る」


    ガララララ



    そう言ってリヴァイはスライド式のドアを開けて中に入る。
    多分そこまで時間は掛からないだろうな。
    せっかくだ盗み聞きでもしよう。





    「あれ?リヴァイじゃないか!どうしたの?」



    リヴァイ「ハンジ、悪いがペンドラゴンを借りるぞ」



    女性の声だ。名前はハンジか。リヴァイにタメ口聞いてることから同じ教員か?
    それと今から同行してもらう生徒はペンドラゴンって名前みたいだな。多分名字だろうけど。



    ハンジ「何で?」



    リヴァイ「転入生だ。案内人が欲しい」



    ハンジ「自分でやればいいんじゃないの?」



    リヴァイ「こっちも仕事がある、それにガキの相手はめんどくせぇ」



    ハンジ「ん~、まぁいっか! じゃあアルトリア、お願いね」



    アルトリア「リヴァイ先生の後半の言葉に多少の文句はありますが、まぁ、わかりました」



    どうやら同行してもらう生徒は女子、そしてアルトリアという名前らしい。
    あとリヴァイ、後半の私情はどういうことだよ!?
    あ、足音が近づいてくる。



    ガララララ


    リヴァイ「おう、待たせたな」



    エレン「取り敢えずあんたって教師だよな?」



    リヴァイ「当たり前だろ」



    エレン「…」ジトッ



    少し信じられずジトッとした目を向ける。



    リヴァイ「? まぁいい。ああ、それと今からお前の案内人になるペンドラゴンだお互い自己紹介しろ」





    アルトリア「では私から。私はアルトリア・ペンドラゴンです。何か困ったことがあれば遠慮なく頼ってください」ペコリ



    エレン「………! よ、よろしくアルトリア。俺はエレン・イェーガーだ。今日からこの学園に通う転入生だ。困ったら遠慮なく頼らせてもらうよ」



    アルトリアの容姿はハッキリ言って美人、この一言に尽きる。
    金髪碧眼。金糸のように綺麗な髪を後頭部で団子状に纏めて頭のてっぺんから特徴的なアホ毛が一本生えている。目付きはキリッとしていて、しかし何処か暖かさを感じさせる瞳。思わず見惚れていた。
    いや、別に一目惚れとかじゃなくてだな!こう、なんて言うか、あまりにも綺麗過ぎて、って誰に言い訳してるんだろう。




    リヴァイ「自己紹介は済んだな。ならとっとと向かうぞ」スタスタ



    アルトリア「はぁ、この先生は本当に…」



    エレン「リヴァイっていつもあんな感じなのか?」



    アルトリア「ええ、少し乱暴というか粗暴というか」



    エレン「(あんまイメージ変わんねぇな)そういえばリヴァイって何の教師なんだ?」



    アルトリア「リヴァイ先生は各地の宝具所持者や魔術師のスカウトなどが仕事です。教師としての仕事をするのは特別授業が主なので稀ですね」



    エレン「あ~」



    アルトリア「あなたもリヴァイ先生からの試験を受けたのですか?」



    エレン「ああ、ってアルトリアもなのか?」



    アルトリア「ええ、私も一応《宝具所持者》なので」




    驚いた。こんなに綺麗な女の子が《宝具所持者》だなんて。世の中見た目だけじゃわからないこともあるんだな。
    それから校長室に向かうまで、俺とアルトリアは会話を続けた。





  18. 18 : : 2018/11/09(金) 04:43:31





    校長室の扉 ズオォォォ





    …………デカイ



    エレン「デカイ」



    おっと、心の長だけじゃなく口にも出てしまった。
    いや、でもマジでデカイ。どれくらいかと言うと、俺の身長が170㎝くらいだったからその三倍はある。単純計算でおよそ5.1mだな。



    リヴァイ「アホみてぇな顔してねぇで、さっさと入るぞ」



    エレン「お、おう」



    アルトリア「はい。あ、少し待ってくださいエレン」スッ



    アルトリアは俺を呼び止めると俺の頭に、より正確に言うなら髪の毛に手を伸ばしてくる。



    アルトリア「はい、もう大丈夫です」



    エレン「」ポー



    アルトリア「エレン?」



    エレン「……! わ、悪い。寝癖か?」



    アルトリア「ええ、一応今から挨拶するのは目上の人間。身だしなみはキチンとしなければいけません」



    エレン「ああ、そうだな。ありがとう」



    少し、いやかなりドキドキした。
    アルトリアは几帳面だ。だから俺の寝癖が気になったんだろう。



    リヴァイ「おい、もう一度言うが、さっさと入るぞ」



    エレン「ん、悪ぃな」



    まぁ、時間を取らせたのは俺だし謝らないとな。



    コンコン


    リヴァイ「入るぞ」ガチャッ



    エレン(返事を待てよ)



    アルトリア(この人は…)ハァ



    まぁ、リヴァイのことは置いといて、校長室の内装はやはり豪華だった。扉に見合うほど広く、天井も高い。
    うわぁ、シャンデリアまである。



    校長「まったく、リヴァイは………せめて返事を待て。」



    リヴァイ「めんどくせぇ。それよりエルヴィン、例の転入生のエレンだ」



    どうやらここの校長はエルヴィンと言うらしい。
    金髪の、中々に笑いを誘う髪型をしている。



    エルヴィン「ああ、ご苦労だったなリヴァイ。さて、転入生のエレン・イェーガー君。私が《自由の翼学園》校長のエルヴィン・スミスだ。よろしく頼むよ」



    エレン「はい、俺のことはもう知ってるでしょうけどエレン・イェーガーです。エルヴィン校長、この度は学園へのお招き、ありがとうございます」ペコ



    よし。事前にシュミレーションしていた自己紹介は成功だ。
    どうだ、この挨拶と社交辞令を同時に兼ね備えた完璧な自己紹介は!………誰に自慢してんだろう。



    エルヴィン「ははは、そう硬くならなくても大丈夫だよ。宝具所持者の保護はこの“学園の義務”だからね。ああそれと、この後の予定はリヴァイから聞いているかな?」



    エレン「………はい、身体測定と学園についての説明ですよね」



    エルヴィン「ああ、まぁ身体測定と言っても魔術的な物ばかりだから馴れないと思うからね、その場合はペンドラゴン君、頼んだよ」



    アルトリア「はい、エレンの面倒は任せてください」



    エレン「面倒って………母親かよ」



    アルトリアはどうも面倒見が良すぎると言うか、なんと言うか。



    それにしても、義務だから、ねぇ。














    《リヴァイside》





    エレンとアルトリアは言ったな。



    エルヴィン「それで、どうだった?」



    リヴァイ「ああ、正直言って他の宝具所持者とはレベルが違う。早々に訓練に参加させても問題ない」



    エルヴィン「それほど、か」



    俺の答えを聞いたエルヴィンは感心と不安が混ざった表情をしている。
    気持ちはわかるがな。



    リヴァイ「あいつは良くも悪くも環境が他とは違い過ぎた」



    エルヴィン「親の失踪、過度な暴力による虐め、助けてくれない大人、他者からの叫弾、日常的な命の危機、か。ここまでのケースが揃うのは稀だ。恐らく相等のストレスを内心に抱え込んでいたのだろう」



    俺も少なくねぇ宝具所持者を見てきたが、ここまで酷いのは初めてだ。
    恐らく相等な人間不信、特に大人。



    リヴァイ「揺さぶってみた結果は?」



    エルヴィン「……警戒と疑惑、信用の“し”の字も無かったよ」



    俺の時もそうだ、警戒は無かったが疑惑の目は消えなかった。
    最初の学園関係者の証明書を注意深く観察していたのも、いい証拠だ。




    リヴァイ「まず、やるべきことは」



    エルヴィン「信用されることだな」




    あいつは孤独の中で生きてきた。それが変わることはそうそう無いが、やるだけやってやるさ。
    さて、後は事務処理も終わらせねぇと。





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