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【ロンパ&ドラゴンズ】一章:絶望の執行人
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                  - 1 : : 2014/01/06(月) 14:36:36
- 序章:http://www.ssnote.net/archives/6840
 
 やっとこさ本文ですいやあ長い長い(遠い目)
 
 というかSSをマンガのネームにしてる時点でどうかとは思いますが、今のところ反省はしてません←
 
 …すいません始めます↓
 
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                  - 2 : : 2014/01/06(月) 14:59:18
- 漫画家の方なんですか?
 支援です。
 
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                  - 3 : : 2014/01/06(月) 15:46:37
- >>2
 趣味で描いてるだけで漫画家ではないです(汗)引き続き支援ありがとうございます^^
 
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                  - 4 : : 2014/01/06(月) 15:47:11
- =希望ヶ峰の里=
 左右田「ほらよ。修理終わったぜ」
 ◆左右田 和一…純血
 誓約竜:なし
 *希望ヶ峰の里の技師で、武器を扱うハンターたちにとっては欠かせない鍛冶屋でもある。誓約竜を探さないのはあくまでソニア一筋だから。
 桑田「お、サンキュー。助かったわ」
 ◆桑田 怜恩…純血
 誓約竜:なし
 *バットを振るって戦う新米のハンター。舞園に気があるが全く相手にされていない。似たもの同士気が合うのか、左右田の鍛冶屋によくいる。
 左右田「なあ、知ってるか?…ここ最近、不死山を歩いてると古い竜の声が聞こえるらしいぜ」
 桑田「そんなんネタだよネタ!古い竜なんているわk葉隠「たたられるべ~~~!!!」
 左右田「ぎにゃあああああ!!!」
 桑田「うおおおおおおっ!!!…脅かすんじゃねーよインチキ占い師が!!」
 葉隠「古い竜は存在するべ。不死山で今日も人間を監視してるんだべ…俺の占いは三割当たる!!」
 左右田「ほぼインチキじゃねーか!!」
 ???『それ、インチキじゃないよ』
 桑田・左右田「「!?」」
 声がしたほうを見やると、1頭の黒い竜が言い争う3人を見つめていた。
 ???『古い竜を敬うのを忘れちゃダメ。じゃないと、文明なんて簡単に滅びちゃう』
 それだけ言って、黒い竜はどこかへと行ってしまった。
 
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                  - 5 : : 2014/01/06(月) 17:57:07
- =罪木診療所=
 田中「ダメだ、奴は一種の興奮状態に陥っている。俺様の声もソニアの芳香も風の前の塵に同じだ」
 ◆田中眼蛇夢…純血
 誓約竜:ソニア・ネヴァーマインド
 *純血の人間でありながら、最も優れた竜のブリーダー。竜に限らず様々な生き物の声を聞くことが出来る。彼の飼育する4匹のハムスターは竜にも勝ると言われるほど。
 ソニア『わたくしの力不足で…申し訳ございません』
 罪木「そ、そんなぁ!ソニアさんたちのせいじゃないですよぅ!」
 罪木「うゆぅ…。けどこのままじゃあ、せっかくふさいだ傷口がまた開いちゃいますぅ……」
 ◆罪木 蜜柑…竜人
 誓約竜:なし
 *人や竜の傷を癒やす《治癒》の力を操る竜人で、里で唯一の診療所を開いている。オドオドした性格だが、献身的な姿勢に心を開いてくれる竜も多い。
 
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                  - 6 : : 2014/01/06(月) 17:58:42
- =罪木診療所:隔離ケージ=
 霧切「グオオオオオオオォォォ!!」
 苗木『霧切さん……』
 治療を終えてすぐ目覚めた霧切は、手を付けられないほどに暴れていた。
 狛枝『苗木クン、あの竜が気になるのかい?』
 苗木『霧切さんは、もっと穏やかで冷静な竜なんだ。きっと彼女には、なにか問題があるんだよ』
 狛枝『…ねえ、苗木クン。彼女から何を聞いたの?』
 苗木『別に…特別変わったことは聞いてないよ』
 苗木『でも、彼女は助けてくれた人にありがとうを言える竜なんだよ』
 苗木『ボクは…彼女を信じたいんだ』
 狛枝『……ふぅん』
 
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                  - 7 : : 2014/01/06(月) 18:40:13
- 楽しみです!
 支援です!
 
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                  - 8 : : 2014/01/07(火) 00:30:16
- >>7
 支援ありがとうございます!頑張ります!
 
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                  - 9 : : 2014/01/07(火) 00:30:37
- 七海「あ、苗木くんに狛枝くん」
 日向『…霧切の調子はどうだ?』
 そんな会話を交わす間にも、隣のケージからは断末魔のような声が聞こえていた。
 罪木「ご、ごめんなさぁい…。私がもっと、ちゃんとしていれば七海さんが危ないことしなくても良かったんですよねぇ……」
 七海「大丈夫だよ。だって竜守りの娘だもん」
 七海「じゃ、行ってきます」
 七海はそう言うなり、ケージの鍵を開けて中に滑り込んだ。
 苗木『こうなったら、やっぱり七海さんに任せるしかないのか……』
 狛枝『彼女、大丈夫なの?』
 日向『まあ見とけよ。あいつの凄いところをさ』
 
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                  - 10 : : 2014/01/07(火) 00:32:13
- 七海「ねえ、霧切さん落ち着いて。ね?」
 霧切「グルルルル……」
 七海は優しく話しかけるが、霧切は警戒心むき出しで唸り続ける。
 狛枝『竜人相手でも話してくれないのか…何をそんなに隠してるんだろうね』
 狛枝が落胆したようにため息をついたとき、七海が口を開いた。
 七海「絶望が、来る…?それってどういうことなのかな」
 霧切「!?」
 「絶望が来る」
 その言葉で、霧切は動きを止める。
 狛枝『…驚いた。どうして七海さんは滅びの竜の言葉が分かったの?』
 日向『…分かったんじゃない。感じたんだ』
 狛枝『感じた…?』
 狛枝の言葉に日向は頷く。
 日向『七海は…竜守りの娘は、竜と会話するんじゃなくて竜の心を感じ取る。だからその間に言葉がなくても、あいつには関係ないんだ』
 日向『な、凄いだろ!!』
 日向は、まるで自分のことのように自慢して笑った。
 
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                  - 11 : : 2014/01/07(火) 00:34:25
- 狛枝『日向クンは七海さんが大好きなんだね』
 日向『好きっていうか…恩人なんだよ、七海は』
 日向『俺は元々、生まれたときから親竜がいなかったんだ』
 日向『生き方を知らない俺を他の竜や人間は当然狙う。そのうち、近付いて来る奴は全員敵だと思い込むようになってた』
 日向『逃げて逃げて逃げて…疲れきっていた俺を、襲わずに優しく介抱してくれたのが七海だったんだよ』
 しみじみと思い出を語る日向。
 七海の隣こそ、日向が初めて得た安らげる居場所だったのだ。
 日向『…俺だって一歩間違えてたら霧切みたいに、竜も人も嫌いになってたかもしれない』
 日向『だから霧切も七海に触れて、そんな気持ちがが変わってくれれば嬉しいな』
 苗木『………………』
 
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                  - 12 : : 2014/01/07(火) 00:36:49
- 苗木『それは違うよ……』
 苗木は日向を見上げると、訴えるように言葉を紡ぐ。
 苗木『霧切さんは別に、竜や人が嫌いなワケじゃない』
 苗木『もっと何か…そんな気持ちを妨げる何かを抱えてるんだよ』
 そうでなければ、彼女とはあんな風に言葉を交わせていない。
 口には出さなくても、苗木はそう思っていた。
 日向『苗木……』
 日向が何か言葉をかけようとして苗木を呼んだとき
 霧切『私に関わらないで!!』ヒュッ
 七海「わっ!」サッ
 日向『七海っ!!』
 突如、襲いかかった霧切から七海を守るように、日向は間に割って入った。
 
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                  - 13 : : 2014/01/07(火) 00:38:36
- 日向『やめろ!!』
 霧切『なによ。そっちから手を出してきたんじゃない……』
 日向『七海はお前と話がしたかっただけだろ!?』
 七海「日向くん……」
 七海が呼びかけるが、日向は鋭いウロコを逆立て、霧切を睨みつける。
 霧切『それが…野暮だって言ってるのよ!!』
 シュワアアアアア……
 霧切を中心に、薄紫のもやが広がる。
 苗木(これは、霧切さんの猛毒…!!)
 苗木『みんな、大丈夫!?』
 罪木「はいぃっ!大丈夫ですっ!」
 狛枝『ボクも…。毒に耐性はあるほうだから』
 霧切「クオオオオオオオン!!」
 全員が怯んだ隙に、鍵の開いた出口から霧切が飛び出す。
 苗木『待って!!』
 必死の呼び止めも虚しく、紫の体躯は大空へ飛び立ってしまった。
 
- 
                  - 14 : : 2014/01/07(火) 00:40:03
- 罪木「日向さぁん!七海さぁん!」
 罪木が慌てて1人と1頭に駆け寄る。
 猛毒の霧をゼロ距離でモロに食らった日向と七海は、その場で呻きながら崩れ落ちていた。
 日向「ウ…グルルルル……」
 七海「はっ…はっ……」
 罪木「す、すぐに処置しないと危険ですぅ!苗木さん、狛枝さん、運ぶのを手伝ってくださいぃ!!」
 苗木『う、うん』
 狛枝『分かったよ』
 
- 
                  - 15 : : 2014/01/07(火) 10:28:01
- メッチャおもろいです!!
 頑張ってください~
 
- 
                  - 16 : : 2014/01/07(火) 13:39:29
- >>15
 ありがとうございます頑張ります!!
 
- 
                  - 17 : : 2014/01/07(火) 13:40:02
- =不死山:中腹=
 ???「あっはっはっは!全く派手にやらかしたわね霧切ィ!!」
 霧切『………………』
 ???「うぷぷ、どーすんの?…竜守りの娘とそのお付きの竜までぶっ倒しちゃってさ!!自分から首絞めたようなモンだぜ!!」
 座り込む霧切の前には、明るい笑顔の少女が立っていた。
 ???「もう悪いことは言わないから諦めて絶望しろよ」
 霧切『江ノ島盾子…』
 江ノ島「はいはーい。盾子ちゃんですけどなんですか~?」
 ◆江ノ島盾子…竜人
 誓約竜:なし
 *???
 霧切『私は諦めないわ。何があっても、絶対によ』
 江ノ島「ご苦労なことで。今にも里の奴ら、あんたを八つ裂きにしにくるわよ」
 霧切『………………』
 江ノ島「ま、好きにしな。それぐらいなら古い竜も何も言わないでしょ」
 
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                  - 18 : : 2014/01/07(火) 14:08:18
- 不穏な展開に胸がドキドキだよ!
 頑張ってね!!
 
- 
                  - 19 : : 2014/01/07(火) 16:20:07
- 頑張って!
 見てるからな‼︎
 
- 
                  - 21 : : 2014/01/08(水) 00:21:59
- =竜狩りギルド=
 ザワ…ザワ……
 澪田「創ちゃんと千秋ちゃんがやられたんすか!?」
 豚神『竜守りの娘に手を出すとは…血迷ったか』
 ◆十神 白夜(豚神)…飛竜・岩鱗種
 誓約者:澪田 唯吹
 *特別な能力はないが脚力が発達しており、巨体に似合わない瞬足での突進が脅威。擬態能力もあり、(体型以外は)十神そっくりの姿をしている。
 大神「何にせよ対処せねばなるまい。このままでは被害も広まるだろう」
 ◆大神 さくら…純血
 誓約竜:朝日奈 葵
 *女性にして最強のハンター。普段は不死山内で修行に明け暮れていて、時折里に現れる。その拳はウロコの中で最も固い岩鱗をも砕く威力。
 朝日奈『でも、本当になんでそんなことするんだろうね……』
 ◆朝日奈 葵…泳竜・毛鱗種
 誓約者:大神 さくら
 *この地に暮らす唯一の泳竜。流れ渦巻く《水流》とすべてを凍らせる《凍結》の力を操る。大神と共に山で暮らしているが、ドーナツ目当てで降りてくるときも。
 セレス「とにかく、これ以上は容赦出来ません。今度は確実に討伐しましょう」
 九頭龍「今度は捕獲なんざ狙わなくていい。テメェら気合い出して仕留めていくぞ!!」
 一同「「「オオオオーーーッ!!!」」」
 
- 
                  - 22 : : 2014/01/08(水) 00:22:10
- =竜狩りギルド=
 ザワ…ザワ……
 澪田「創ちゃんと千秋ちゃんがやられたんすか!?」
 豚神『竜守りの娘に手を出すとは…血迷ったか』
 ◆十神 白夜(豚神)…飛竜・岩鱗種
 誓約者:澪田 唯吹
 *特別な能力はないが脚力が発達しており、巨体に似合わない瞬足での突進が脅威。擬態能力もあり、(体型以外は)十神そっくりの姿をしている。
 大神「何にせよ対処せねばなるまい。このままでは被害も広まるだろう」
 ◆大神 さくら…純血
 誓約竜:朝日奈 葵
 *女性にして最強のハンター。普段は不死山内で修行に明け暮れていて、時折里に現れる。その拳はウロコの中で最も固い岩鱗をも砕く威力。
 朝日奈『でも、本当になんでそんなことするんだろうね……』
 ◆朝日奈 葵…泳竜・毛鱗種
 誓約者:大神 さくら
 *この地に暮らす唯一の泳竜。流れ渦巻く《水流》とすべてを凍らせる《凍結》の力を操る。大神と共に山で暮らしているが、ドーナツ目当てで降りてくるときも。
 セレス「とにかく、これ以上は容赦出来ません。今度は確実に討伐しましょう」
 九頭龍「今度は捕獲なんざ狙わなくていい。テメェら気合い出して仕留めていくぞ!!」
 一同「「「オオオオーーーッ!!!」」」
 
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                  - 23 : : 2014/01/08(水) 00:23:07
- うわあ重複して恐ろしいことに…すいません
 
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                  - 24 : : 2014/01/08(水) 23:32:52
- 頑張ってください!
 
- 
                  - 25 : : 2014/01/08(水) 23:33:22
- 頑張ってください
 
- 
                  - 27 : : 2014/01/09(木) 00:52:51
- =不死山:古竜の遺跡=
 苗木『霧切さんっ!』
 苗木は罪木の治療もろくに受けないで、ここまで全力疾走してきた。
 人も竜も手の出せない神域───自分がかつて教えたこの場所に、彼女がいると信じて。
 苗木『!?』
 ???「苗木くん、君を待ってた」
 しかし、そこにいたのは短い黒髪に軍服をまとった少女だった。
 苗木『キミは…?』
 ???「…戦刃むくろ。古い竜の使い、です」
 そう言って戦刃はぺこりとおじぎをする。
 苗木『戦刃さん…。古い竜の使いってどういうこと?』
 戦刃「…信仰心の薄れ。竜までもが竜を傷つける時代。滅びの雨が降る日は…近い」
 苗木『え…?』
 戦刃「古い竜はとっても怒ってる。このままじゃ、里が滅びるのも時間の問題」
 苗木『里が滅びる…?』
 戦刃「だから苗木くん。と、里の人や竜のみんなにお願いがある」
 戦刃「私と一緒に、【絶望の執行人】…滅びの竜を倒してほしいの」
 ーto be connectedー
 
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                  - 28 : : 2014/01/09(木) 01:03:59
- 二章:http://www.ssnote.net/archives/7385
 
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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